JP2016024180A - 放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法及び装置 - Google Patents

放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放射性物質によって汚染された土壌や汚泥中の土粒を、亜臨界水処理により、少ないエネルギー消費量で、分解して、後過程で、洗浄により容易に放射性物質を分離、除去できる放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法を提供する。
【解決手段】圧力容器内に高温、高圧の水蒸気を供給して、圧力容器内の放射能汚染土壌及び汚泥の少なくとも一方である処理対象物を攪拌しつつ加温、加圧し、圧力容器内の温度が150℃を越える範囲で、圧力容器内の温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇を検出し、この検出の後、圧力容器内の温度を、急上昇開始時の温度以上に5〜10分間維持するように、水蒸気の供給量を調整し、その後、水蒸気の供給を停止する亜臨界水処理過程と、亜臨界水処理過程を経た処理対象物から、含有される放射性物質を分離除去する除去過程と、を有する放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
【選択図】図7

Description

本発明は、放射性物質により汚染された土壌、汚泥から放射性セシウム(以下Cs)、ストロンチウム(以下Sr)等を分離しやすくしてから、これらCsやSr等を分離除去する放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法及び装置に関する。
放射性物質により汚染された土壌、汚泥を水で洗浄することにより、付着したCs、Sr等を分離できることが知られている。また、土壌や汚泥に含まれるCs、Sr等が、土粒の内部に入り込んでいる場合には、容易に分離できないことも知られている。
このような土粒を粉砕すれば、Cs、Sr等を容易に分離できることになるが、粉砕の手段として、土壌、汚泥を亜臨界水処理することが考えられる。
従来の亜臨界水処理装置としては、例えば特許文献1に開示されるように、耐圧容器内において有機系廃棄物を攪拌しながら、高温、高圧の飽和水蒸気を用いて水分解するとともに熱分解する処理装置がある。
このような亜臨界水処理装置を利用して、上記のような放射性物質により汚染された土壌、汚泥を処理する場合、含まれる土粒を粉砕するまでには長時間、高温、高圧状態を維持しなければならず、水蒸気のための熱エネルギー及び攪拌のための回転エネルギーが非常に大きくなってしまうという問題点がある。
これに対して、耐圧容器内で、高温、高圧状態の土粒にパルス状の衝撃波を与えて、短時間で粉砕することが考えられるが、この場合は、衝撃波に耐えるために耐圧容器の強度を大きくする必要があり、結果として耐圧容器の容量が小さくなり、時間当たりの処理量が少なくなってしまうという問題点がある。
特許第4751977号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、放射性物質により汚染された土壌や汚泥の時間当たりの処理量を低減させることなく、且つ、処理のためのエネルギー消費量を大幅に低減して、土壌や汚泥中の土粒を分解する過程と、亜臨界水処理を経た土壌や汚泥から放射性物質を分離・除去する除去過程からなる亜臨界水処理方法及び亜臨界水処理装置と除去装置からなる放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意研究の結果、有機系廃棄物や汚泥からなる処理対象物を、亜臨界水処理する過程において、処理対象物の一部の分解が始まるタイミングを検出し、この分解開始のタイミングで、高温、高圧の飽和水蒸気の供給制御により、分解開始のタイミングにおける温度を短時間維持すれば、処理対象物の他の部分も、順次分解できることを見出した。
又、土粒が分解された状態の土壌や汚泥に含まれるCs、Sr等は、ナノバブル水を
用いて土壌や汚泥から容易に分離除去できることを見出した。
即ち、本発明は以下のような実施例により上記課題を解決するものである。
(1)圧力容器内に、高温、高圧の水蒸気を供給して、該圧力容器内の放射能汚染土壌及び汚泥の少なくとも一方である処理対象物を攪拌しつつ加温、加圧し、前記圧力容器内の温度が150℃以上の範囲で、前記圧力容器内の温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇を検出し、前記の検出の後、前記圧力容器内の温度を、前記急上昇開始時の温度以上に5〜10分間維持するように、前記水蒸気の供給量を調整し、その後、水蒸気の供給を停止する亜臨界水処理過程と、前記亜臨界水処理過程を経た処理対象物から、含有される放射性物質を分離除去する除去過程と、を有することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
(2)圧力容器内に高温、高圧の水蒸気を注入して、該圧力容器内の、放射能汚染土壌及び汚泥の少なくとも一方を含む処理対象物を、亜臨界状態として、前記土壌又は汚泥に含まれる土粒を分解する亜臨界水処理装置と、前記亜臨界水処理装置により処理された土壌又は汚泥から放射性物質を分離・除去する除去装置と、を有してなる放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置であって、前記亜臨界水処理装置は、前記圧力容器内に高温、高圧の水蒸気を供給する水蒸気供給装置と、前記圧力容器内で、前記処理対象物を攪拌する複数の攪拌翼、及び、この攪拌翼を駆動する回転シャフトを含む攪拌装置と、前記水蒸気供給装置を制御して、前記圧力容器への水蒸気供給量を制御する水蒸気制御装置と、前記圧力容器に設けられた、前記処理対象物の投入口、処理済の前記処理対象物を取出すための取出口、及び、前記高温、高圧の水蒸気を注入するための水蒸注入口と、を有してなり、前記水蒸気制御装置は、圧力容器内の1以上の個所の温度を測定する温度センサーと、圧力容器内の1以上の個所の圧力を測定する圧力センサーと、これらのセンサー出力信号が入力される制御装置本体と、この制御装置本体からの指令信号に基づいて、前記水蒸気供給装置による水蒸気供給量を調節する蒸気開閉弁を駆動する開閉弁駆動装置と、を有し、前記制御装置本体は、前記圧力容器内の温度が150℃を越えた範囲で、前記温度センサーによる検出温度及び前記圧力センサーにおける検出圧力の少なくとも一方が、急上昇したとき、前記開閉弁駆動装置に対して、前記圧力容器内における前記急上昇開始時乃至急上昇終了時の温度を5〜10分間維持するように、前記蒸気開閉弁を制御する指令信号を出力し、且つ、前記5〜10分間の経過後に、前記蒸気開閉弁を閉じる指令信号を出力するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
本発明によれば、放射性物質によって汚染された土壌や汚泥中の土粒を、亜臨界水処理装置により、従来比で約50%のエネルギー消費量で、亜臨界水処理により土粒を分解して、後過程で、洗浄により容易に放射性物質を分離、除去することができるという効果を有する。
本発明の実施例に係る放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置を示すブロック図 同除染装置における亜臨界水処理装置を示す正面図 同側面図 同平面図 亜臨界水処理装置の制御系統を示す回路図 同実施例における加圧浮上処理装置の概略を模式的に示す断面図 同実施例に係る除染装置による、放射能汚染土壌又は汚泥の除染過程を示すフローチャート
以下本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1に示されるように、実施例1に係る除染装置10は、亜臨界水処理装置20と除去装置60とから構成されている。
亜臨界水処理装置20は、圧力容器22内に高温、高圧の水蒸気を注入して、該圧力容器22内の、放射能汚染土壌及び汚泥の少なくとも一方を含む処理対象物を、亜臨界水により分解するものである。
除去装置60は、ナノバブル水洗浄装置70と、加圧浮上処理装置80とから構成されている。
図1〜図3、図5に示されるように、亜臨界水処理装置20は、圧力容器22と、水蒸気供給装置24と、攪拌装置26と、水蒸気制御装置30と、回転シャフト制御装置50とを備えて構成されている。
圧力容器22は、処理対象物を投入するための投入口22Aと、亜臨界処理を終えた処理対象物を排出するための取出口22Bと、圧力容器22内に高温、高圧の水蒸気を注入するための水蒸気注入口22C(2ヶ所)とを備えている。
投入口22Aは、圧力容器22の上部に筒状に突出して形成され、上端のクラッチドア23Aによって開閉されるようになっている。
図1〜3の符号22Dは蒸気排出口であり、この蒸気排出口22Dは、圧力容器22の上端から上方に立設された筒状に形成されていて、過剰な蒸気を外部に排出するようにされている。筒状体の更に上端にも蒸気排出口22Eがある。
取出口22Bは、圧力容器22の、図1において右端に下向きに傾斜して取付けられ、ハンドル22Fにより開口されて、亜臨界水処理の終った処理対象物を外部に排出できるようにされている。このとき、攪拌装置26の回転シャフト26Aは、内部の処理対象物を、取出口22B方向に押出すように回転される。
水蒸気供給装置24は、ボイラー24Aによって生産された高温、高圧の水蒸気を、圧力調整弁24B及び蒸気開閉弁36(説明後述)を介して、水蒸気注入口22Cから圧力容器22内に供給するようにされている。
攪拌装置26は、圧力容器22内の、ほぼ中心を水平に貫通して配置された回転シャフト26A、及び、この回転シャフト26Aの、長手方向複数箇所に半径方向に延在して取付けられた複数の攪拌翼26Bとを備えて構成されている。回転シャフト26Aは、図1、図2において左端下側に設けられたモーター27から減速機28を介して駆動され、圧力容器22内の処理対象物を攪拌するようにされている。
ここで、回転シャフト26Aは、通常運転時は、一定間隔で時計方向又は反時計方向に回転方向が切替られて、攪拌翼26Bが処理対象物を取出口22B側からモーター27方向へ、また、その反対方向に送るようにされている。
図5に示されるように、水蒸気制御装置30は、圧力容器22の外側の2箇所に取付けられた温度センサー32A、32Bと、同様に、圧力容器22の上部外側に取付けられた圧力センサー34A、34Bと、水蒸気注入口22Cへの水蒸気の供給量を調整する蒸気開閉弁36と、圧力容器22内の蒸気を排出するための蒸気排出弁37と、制御装置本体40と、を備えて構成されている。
温度センサー32A、32Bは、圧力容器22の内側の温度を検出するようにされ、又、圧力センサー34A、34Bは、圧力容器22の内側の圧力を検出するようにされている。
これら温度センサー32A、32Bと圧力センサー34A、34Bの検出出力信号は、制御装置本体40に出力するようにされている。
制御装置本体40は、CPUからなり、温度センサー32A、32B、圧力センサー34A、34Bからの検出温度信号及び検出圧力信号に基づいて、開閉弁駆動装置38を介して、蒸気開閉弁36を駆動し、圧力容器22内への蒸気供給量を調整できるようにされている。
回転シャフト制御装置50は、回転シャフト26Aに取付けられて、その回転速度を
検出する回転速度センサー52Aと、回転トルクを検出する回転トルクセンサー52Bとからのセンサー出力信号に基づいて、モーター27の回転速度を制御するようにされている。
具体的には、回転シャフト制御装置50は、回転速度センサー52Aから出力信号に基づく回転シャフト26Aの回転速度と、回転トルクセンサー52Bからの出力信号に基づく回転シャフト26Aの回転トルクとの積が一定値となるように、モーター27の回転速度を制御するように構成されている。
除去装置60におけるナノバブル水洗浄装置70は、図1に示されるように、放射性物質を含む亜臨界処理済の土壌、汚泥を投入する洗浄槽71と、この洗浄槽71内で前記の固形物を洗浄水に浸した状態で、洗浄槽71の底面から、微細気泡(ナノバブル)を吹込む洗浄用ナノバブル吹込装置72と、を有してなり、微細気泡の吹込み後に沈殿した土及び泥の上澄み水を原水として、加圧浮上処理装置80に供給するように構成されている。
図6に示されるように、加圧浮上処理装置80は、加圧浮上槽本体81と、微細気泡含有加圧水形成装置(以下加圧水装置)84と、凝集剤反応槽装置(以下凝集装置)90と、固形化装置96とを備えている。
凝集装置90は、原水に凝集剤を添加してから、吐出管90Bから加圧浮上槽本体81の原水流入管口82Aに供給するように構成されている。詳細には、凝集装置90は、凝集反応槽91と、放射性物質吸着剤自動溶解装置92Aと、有機系凝集剤自動溶解装置92Bと、無機系凝集剤自動溶解装置92Cとを有し、これら凝集剤を溶解して凝集反応槽91内の原水中に添加するようにされている。
加圧浮上槽本体81は、図6において左端に原水流入管口82Aを、右端に処理水排出口82Bを有し、更に、処理水排出口82Bの上方位置に、浮上した綿状沈殿物(以下フロス)を取出す浮上物取出装置82Cを備えていて、原水流入管口82Aから旋回しながら流入した微小気泡を含む加圧された原水中に微細気泡を発生させて、原水中の浮遊物や溶解している成分を微細気泡の界面に吸着させて液面に浮上させ、浮上物取出装置82Cにより浮上物を取り出し、残りを処理水として処理水排出口82Bから排出するように構成されている。
この浮上物取出装置82Cは、浮上物を加圧浮上槽本体81内の液面上から掻き出すような構成、例えば、機械式の掻き寄せスキマーやスクリューポンプ、ボルテックスポンプなど異物通過径の大きなポンプを用いた輸送手段であればよい。また、固形化装置96は、浮上物取出装置82Cにより取出された浮上物を脱水し、且つ、圧縮して、容積を1/10程度にするものであり、例えばスクリュープレス、フィルタプレスあるいはフィルタプレスとシリンダプレス、多重円板式脱水機を単体あるいは組合せて構成する。
加圧水装置84は、加圧浮上槽本体81の処理水排出口82Bから排出された処理水の一部を、原水流入管口82Aの前の、加圧水と原水が混合される位置にまで循環可能な循環管路85と、この循環管路85の途中に配置され、処理水の一部を注入し、且つ、加圧水として圧送する循環ポンプ(加圧ポンプ)86と、この循環ポンプ86の吐出側に配置され、圧送されてくる処理水中に、外から吸引した空気を押込んで微細気泡を形成するエジェクター87と、微細気泡を含む加圧水を旋回させながら空気を溶解して滞溜時間を持つ蓄積型加圧水タンク88とを備えて構成されている。
加圧浮上槽本体81内には、微細気泡を含む原水を旋回しながら流入させる原水流入管口82Aと、この原水が衝突して、上向旋回流となるようにするガイド板83Aとからなる上向旋回流形成装置83が設けられている。
詳細には、ガイド板83Aは、図6に示されるように、加圧浮上槽本体81内で、下端が原水流入管口82A近くで、且つ、槽底面から隙間83Bをもって配置され、図6において右上が原水流入管口82Aから離れるように傾斜して設けられ、原水流入管口82Aから旋回しながら流入した加圧水を含む原水がガイド板83Aに衝突して、斜め上向きの旋回流が形成されるようにしたものである。原水流入管口82Aから吐出された原水は旋回しながらガイド板83Aに衝突して、斜め上向きの旋回流が形成されると同時に、矢印Fで示されるように、隙間83Bを通り、加圧浮上槽底部の掃流となる循環流を形成して、底部の沈殿物を巻き込みながら再び浮上させる。
次に、本実施例1にかかる除染装置10によって、放射能汚染土壌又は汚泥を除染する過程について、図7を参照して詳細に説明する。
まず、亜臨界水処理装置20における水蒸気制御装置30の、制御装置本体40及び回転シャフト制御装置50を次のように設定しておく。
制御装置本体40は、上昇しつつある圧力容器22内の温度及び圧力を測定して、温度センサー32A、32Bのいずれかのセンサー出力信号による温度が150℃以上で、温度及び圧力の急上昇の検出が可能なように設定され、また、前記の急上昇の急上昇を検知した後、圧力容器22内の温度を、前記検出した急上昇の開始時の温度以上に、5〜10分間維持するように、水蒸気の圧力容器22内への供給量を調整し、且つ、その時間経過後に水蒸気の供給を停止するように設定されている。
回転シャフト制御装置50は、除染処理対象物を攪拌する攪拌装置26における、回転シャフト26Aの回転トルクと回転速度との積が一定となるように、モーター27の回転速度を制御するように設定しておく。具体的には、回転速度センサー52Aにより検出される回転速度と、回転トルクセンサー52Bにより検出される回転トルクの積が一定値となるようにしておく。
次に、図7のステップ101に示されるように、投入口22Aを開いて放射能汚染土壌及び/又は汚泥を圧力容器22内に投入する。
次のステップ102においては、水蒸気供給装置24のボイラー24Aで製造された高温、高圧蒸気を、水蒸気注入口22Cから圧力容器22内に注入する。
ステップ103に進み、モーター27により攪拌装置26の回転シャフト26Aを回転させて、圧力容器22内で処理対象物の攪拌を開始する。このとき、処理対象物は、土粒などの塊が多いので、攪拌翼26Bには比較的大きな抵抗がかかる。従って、回転シャフト26Aの回転トルクの抵抗は大きくなり、それに対応して回転速度は遅くなる。
次のステップ104では、圧力容器22内の温度が150℃に到達したことを、温度センサー32A、32Bの少なくとも1つによって検出する。
このとき、圧力容器22内の処理対象物は、大きな土塊が減少して、攪拌抵抗がより小さくなるので、すなわち、回転シャフト26Aの回転トルクが小さくなるので、回転速度は自動的に増大する(ステップ105)。従って、土壌又は汚泥は、更に頻繁に攪拌翼26Bにより衝撃を受けて多くの土塊や土粒が粉砕される。
更に、高温、高圧の水蒸気を圧力容器22内に注入していくと、ステップ106において、温度センサー32A、32B、又は、圧力センサー34A、34Bの少なくとも1つが、圧力容器22内の温度及び/又は圧力の急上昇を検知する。
ここで、急上昇とは、それまでほぼ時間に比例して温度及び圧力が穏やかな傾きの直綿状に上昇していたのが、前記傾きに対して20%以上の傾きの曲線又は直線に沿って上昇する場合は、急上昇と定義する。
本発明者は、実験の結果、上記のように、圧力容器22内の温度及び/又は圧力の急上昇は、圧力容器22内で処理対象物の一部の分解が始まるときに、高温、高圧の水蒸気による温度及び/又は圧力の上昇に加えて、処理対象物の一部の結合が分解して発生した分解熱によるものと考えている。
本発明者は、上記分解熱は、処理対処物に含まれる材料の種類によって相違することを見出し、更に、一部でも分解が始まると、その分解熱によって、更に異なる種類の材料も順次分解が始まり、追加の高温、高圧の水蒸気による加熱、加圧が不要となることを見出した。
又、このときの条件として、圧力容器内の温度を、急上昇の開始時点の温度以上に5〜10分間維持すれば、分解が順次自動的に進行していくことを確実にできることがわかった。
即ち、次のステップ107では、水蒸気制御装置30、温度センサー32A、32B及び圧力センサー34A、34Bによる、温度又は圧力の急上昇を検出する信号の入力により、開閉弁駆動装置38を介して、蒸気開閉弁36が、前記急上昇の開始時点の温度以上に、圧力容器22内の温度を5〜10分間維持するように制御する(ステップ108参照)。
次のステップ109では、蒸気供給を停止して、且つ、蒸気排出口22D、22Eから蒸気を排出して圧力容器22内の温度及び圧力を低減させ、処理対象物の亜臨界処理を終了する。
次に、ステップ110に進み、圧力容器22の取出口22Bを開いて、処理対象物を取出して、これを放熱する。
ステップ111において、ナノバブル水洗浄装置70の洗浄槽71内の洗浄水に、放熱した処理対象物を投入して、洗浄用ナノバブル吹込装置72からナノバブルを吹込んで、処理対象物を攪拌、洗浄する。
洗浄終了後は、ステップ112に進み、土壌や汚泥を沈殿させ、ステップ113では、上澄水を加圧浮上処理装置80に送る。洗浄槽71の底部に沈殿した土壌などは、これを取出して、大地に戻す(ステップ114参照)。
加圧浮上処理装置80に送られた上澄水には、ステップ115において、凝集剤反応槽装置90で凝集剤が投入される。
詳細には、凝集剤反応槽装置90における凝集反応槽91には放射性物質吸着剤自動溶解装置92A、有機系凝集剤自動溶解装置92B、無機系凝集剤自動溶解装置92Cにおいて、それぞれ、放射性物質吸着剤、有機系凝集剤、無機系凝集剤が順次投入、攪拌されて上澄水に溶解される。
凝集剤等が溶解された上澄水は、加圧浮上処理装置80において、原水流入管口82Aから加圧浮上槽本体81内に流入するが、微細気泡含有加圧水形成装置84において、ナノバブルが加えられた加圧水と合流して、これが、加圧浮上槽本体81内に流入するとき、上向旋回流形成装置83によって微細気泡流を含む旋回流となって、凝集剤が溶解された上澄水と加圧水とが強く攪拌される(ステップ116)。
凝集剤は、放射性物質、有機物質、無機物質を取込んで、凝集し綿状沈殿物となって沈殿しようとするが、ナノバブルを含む旋回流によって攪拌される間に、ナノバブルが付着して浮力が増し、液面に浮上フロスとして浮上する。
次のステップ117において、浮上物取出装置82Cにより、加圧浮上槽本体81の液面から浮上フロスが除去され、次に、ステップ118において、取出された浮上フロスは、固形化装置96によって脱水、固形化され、次のステップ119において、容器に入れて排出される。
ステップ117において浮上フロスが除去された処理水は、ほとんどの放射性物質が除去されて、放流可能となり、一部がステップ120において、図1に示されるように、循環ポンプ86により洗浄槽71における洗浄水として還流される。また、一部が加圧水装置84において、ナノバブルを含む加圧水とされ、凝集反応槽91の吐出管90Bに送られ、凝集剤等が溶解された上澄水に加えられる。余剰処理水は、次のステップ121において放流され、処理を終了する。
10…除染装置
20…亜臨界水処理装置
22…圧力容器
22A…投入口
22B…取出口
22C…水蒸気注入口
22D、22E…蒸気排出口
23A…クラッチドア
24…水蒸気供給装置
24A…ボイラー
24B…圧力調整弁
26…攪拌装置
26A…回転シャフト
26B…攪拌翼
27…モーター
28…減速機
30…水蒸気制御装置
32A、32B…温度センサー
34A、34B…圧力センサー
36…蒸気開閉弁
37…蒸気排出弁
38…開閉弁駆動装置
40…制御装置本体
50…回転シャフト制御装置
52A…回転速度センサー
52B…回転トルクセンサー
60…除去装置
70…ナノバブル水洗浄装置
71…洗浄槽
72…洗浄用ナノバブル吹込装置
80…加圧浮上処理装置
81…加圧浮上槽本体
82A…原水流入管口
82B…処理水排出口
82C…浮上物取出装置
83…上向旋回流形成装置
84…微細気泡含有加圧水形成装置(加圧水装置)
85…循環管路
86…循環ポンプ
87…エジェクター
88…蓄積型加圧水タンク
90…凝集剤反応槽装置(凝集装置)
90B…吐出管
91…凝集反応槽
92A…放射性物質吸着剤自動溶解装置
92B…有機系凝集剤自動溶解装置
92C…無機系凝集剤自動溶解装置
96…固形化装置

Claims (17)

  1. 圧力容器内に、高温、高圧の水蒸気を供給して、該圧力容器内の放射能汚染土壌及び汚泥の少なくとも一方である処理対象物を攪拌しつつ加温、加圧し、
    前記圧力容器内の温度が150℃以上の範囲で、前記圧力容器内の温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇を検出し、
    前記の検出の後、前記圧力容器内の温度を、前記急上昇開始時の温度以上に5〜10分間維持するように、前記水蒸気の供給量を調整し、
    その後、水蒸気の供給を停止する亜臨界水処理過程と、
    前記亜臨界水処理過程を経た処理対象物から、含有される放射性物質を分離除去する除去過程と、
    を有することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  2. 請求項1において、
    前記圧力容器内への高温、高圧の水蒸気の注入により、温度及び圧力が一定の割合で上昇していく上昇曲線の傾きに対して20%以上大きい傾きの上昇曲線に沿って上昇するときを、前記温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇のときとすることを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  3. 請求項1において、
    前記圧力容器内への蒸気供給量と、前記圧力容器内からの蒸気排出量の差が急減するときを、前記温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇のときとすることを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  4. 請求項3において、
    前記蒸気供給量と蒸気排出量との差が、10〜60分間で20%以上減少したときを、前記温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇のときとすることを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記処理対象物を攪拌する攪拌装置の回転シャフトの回転トルクと回転速度との積が一定となるように、前記回転シャフトの回転速度を制御することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  6. 請求項5において、
    前記圧力容器内の温度が150℃を越えること、及び、前記回転シャフトの回転トルクの変動幅が一定値以下となることの一方の条件が充足されたときから、前記圧力容器内の温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇開始時の検知を開始することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記処理対象物に、シリコン樹脂を除く合成樹脂、稲わら、樹木の枝、枯草、枯葉、材木のうち少なくとも一つからなる放射能汚染有機物を加えて処理することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記処理対象物における含有物の種類毎に予め、前記圧力容器内における前記急上昇の開始時の温度及び急上昇終了の温度を測定しておき、前記圧力容器内の温度が、前記予め測定された急上昇開始時の温度から急上昇終了時の温度の間に到達したとき、前記水蒸気の供給量の調整を開始することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  9. 請求項8において、
    前記予め測定された温度のうち、前記急上昇開始時の温度が最も高い種類の前記含有物についての前記急上昇開始時の温度が測定されたとき、前記水蒸気の供給量の調整を開始することを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記除去過程は、
    前記亜臨界水処理過程を経た処理対象物を、ナノバブルを含む加圧水により攪拌洗浄してから、土及び泥を沈殿させる過程と、
    土及び泥が沈殿してから、上澄水中に凝集剤を混合する過程と、
    凝集剤が混合された上澄液を、ナノバブルを含む加圧水の渦流により攪拌し、放射性物質を含む綿状沈殿物を浮上させる過程と、
    該浮上した綿状沈殿物を除去する過程と、を含むことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染方法。
  11. 圧力容器内に高温、高圧の水蒸気を注入して、該圧力容器内の、放射能汚染土壌及び汚泥の少なくとも一方を含む処理対象物を、亜臨界状態として、前記土壌又は汚泥に含まれる土粒を分解する亜臨界水処理装置と、
    前記亜臨界水処理装置により処理された土壌又は汚泥から放射性物質を分離・除去する除去装置と、
    を有してなる放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置であって、
    前記亜臨界水処理装置は、
    前記圧力容器内に高温、高圧の水蒸気を供給する水蒸気供給装置と、
    前記圧力容器内で、前記処理対象物を攪拌する複数の攪拌翼、及び、この攪拌翼を駆動する回転シャフトを含む攪拌装置と、
    前記水蒸気供給装置を制御して、前記圧力容器への水蒸気供給量を制御する水蒸気制御装置と、
    前記圧力容器に設けられた、前記処理対象物の投入口、処理済の前記処理対象物を取出すための取出口、及び、前記高温、高圧の水蒸気を注入するための水蒸注入口と、
    を有してなり、
    前記水蒸気制御装置は、圧力容器内の1以上の個所の温度を測定する温度センサーと、圧力容器内の1以上の個所の圧力を測定する圧力センサーと、これらのセンサー出力信号が入力される制御装置本体と、この制御装置本体からの指令信号に基づいて、前記水蒸気供給装置による水蒸気供給量を調節する蒸気開閉弁を駆動する開閉弁駆動装置と、を有し、
    前記制御装置本体は、前記圧力容器内の温度が150℃を越えた範囲で、前記温度センサーによる検出温度及び前記圧力センサーにおける検出圧力の少なくとも一方が、急上昇したとき、前記開閉弁駆動装置に対して、前記圧力容器内における前記急上昇開始時乃至急上昇終了時の温度を5〜10分間維持するように、前記蒸気開閉弁を制御する指令信号を出力し、且つ、前記5〜10分間の経過後に、前記蒸気開閉弁を閉じる指令信号を出力するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
  12. 請求項11において、
    前記制御装置本体は、前記圧力容器内への高温、高圧の水蒸気の注入により、温度及び圧力が一定の割合で上昇していく上昇曲線の傾きに対して20%以上大きい傾きの上昇曲線に沿って上昇するときを、前記温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇のときと判断するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
  13. 請求項11において、
    前記水蒸気制御装置は、前記圧力容器内への水蒸気供給量と、前記圧力容器内からの水蒸気排出量を測定する蒸気量測定装置と、前記測定された水蒸気供給量と水蒸気排出量との差を検出する蒸気給は排量差検出装置と、を有してなり、
    前記制御装置本体は、前記圧力容器内への蒸気供給量と、前記圧力容器内からの蒸気排出量の差が急減するときを、前記温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇のときと判断するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
  14. 請求項13において、
    前記制御装置本体は、前記蒸気供給量と蒸気排出量との差が、10〜60分間で20%以上減少したときを、前記温度及び圧力の少なくとも一方の急上昇のときと判断するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
  15. 請求項11乃至14のいずれかにおいて、
    前記回転シャフトの回転速度センサー及び回転トルクを検出する回転トルクセンサーと、
    この回転速度センサー及び回転トルクセンサーの出力信号が入力される回転シャフト制御装置と、を更に有し、
    この回転シャフト制御装置は、前記回転シャフトの回転速度と回転トルクとの積が一定値となるように、前記回転シャフトを駆動するモータの回転速度を制御するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
  16. 請求項11乃至15のいずれかにおいて、
    前記制御装置本体は、前記処理対象物における含有物の種類毎に予め測定された前記急上昇開始時の温度が記憶されている記憶部を有し、且つ、温度が、前記処理対象物における含有物の種類に対応する前記記憶された温度に到達したときの前記温度センサーの出力信号に基づき、前記水蒸気の供給量の調節を開始する指令信号を前記水蒸気制御装置に出力するように構成されたことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
  17. 請求項11乃至16のいずれかにおいて、
    前記除去装置は、
    前記亜臨界水処理装置により亜臨界水処理過程を経た処理対象物を、ナノバブルを含む加圧水により攪拌洗浄するナノバブル水洗浄装置と、洗浄後に土及び泥を沈殿させた後の上澄水中に、凝集剤を混合する凝集剤反応槽装置と、
    凝集剤が混合された上澄液を、ナノバブルを含む加圧水の渦流により攪拌し、放射性物質を含む綿状沈殿物を浮上させるとともに、浮上した綿状沈殿物を除去する加圧浮上槽装置と、を含むことを特徴とする放射能汚染土壌又は汚泥の除染装置。
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