JP2016023597A - 可変容量型ピストンポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減することができる可変容量型ピストンポンプを提供する。【解決手段】可変容量型ピストンポンプ1は、ポンプハウジング2に第1軸受部3及び第2軸受部4を介して回転可能に支持された回転軸5を備えている。第2軸受部4は、第1軸受部3よりも小さい。ポンプハウジング2内には、シリンダブロック10と斜板11とが収容されている。シリンダブロック10におけるバルブプレート16に近い側の領域には、シリンダブロック10を回転軸5に一体回転可能に結合する回転軸結合部12が設けられている。シリンダブロック10の各シリンダボア13内に収容されたピストン14は、斜板11と密接するシュー19と嵌合している。各シュー19は、リテーナ21を介してピボット22と固定されている。シリンダブロック10とピボット22との間には、ピボット22を斜板11側に付勢するバネ36が配置されている。【選択図】図1
Description
本発明は、斜板を備えた可変容量型ピストンポンプに関する。
従来の可変容量型ピストンポンプとしては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の可変容量型ピストンポンプは、ハウジングにベアリングを介して回転自在に軸支されたシャフトと、このシャフトと共に回転可能なシリンダブロックと、このシリンダブロックに設けられた複数のシリンダ室のそれぞれに摺動自在に配された複数のピストンと、これら複数のピストンのそれぞれの一端部に回動自在に取り付けられた複数のシューと、シューを介して複数のピストンを摺接自在に支持すると共にシャフトに対する傾斜角を変更可能な斜板と、複数のシューを一括固定するリテーナプレートと、リテーナプレートに接触して配置されるピボットと、シリンダブロックに介装され、ピボット及びリテーナプレートを介してシューを斜板に押し付けるためのスプリングと、を備えている。
上記従来技術においては、シリンダブロックにおける斜板に近い側の領域において、シリンダブロックとシャフトとが一体回転可能となるようにスプライン結合により連結されている。つまり、ピボットとスプリングとがスプライン結合部を挟んで離間して配置されている。従って、スプリングの付勢力によりシューを斜板に摺接させるためには、スプライン結合部を貫通してスプリングの付勢力をピボットに伝えるための複数のピン、スプリングの斜板側端部と反対側の端部を支持するためのサークリップ等、多くの構成部品が必要となり、ポンプの組み付けが煩雑になっていた。
本発明の目的は、部品点数を削減することができる可変容量型ピストンポンプを提供することである。
本発明は、回転軸と一体的に回転するシリンダブロックに設けられた複数のシリンダボアにそれぞれ収容されたピストンが斜板の傾角に応じたストロークで往復動することで、作動流体の吸入及び吐出を行う可変容量型ピストンポンプにおいて、シリンダブロック及び斜板を収容すると共に、回転軸を第1軸受部及び第2軸受部を介して回転可能に支持するハウジングと、シリンダブロックにおける斜板と反対側の端面に摺接して、複数のシリンダボアに間欠的に連通する吸入孔及び吐出孔を有するバルブプレートと、複数のピストンをそれぞれシューを介して斜板に押し付ける押付部材と、押付部材を斜板側に付勢するバネと、を備え、シリンダブロックにおける回転軸の軸線方向に対してバルブプレートに近い側の領域には、シリンダブロックを回転軸に一体回転可能に結合する回転軸結合部が設けられており、バネの一端は、押付部材と当接しており、ハウジングには、バルブプレートの吸入孔に連通する吸入通路と、バルブプレートの吐出孔に連通する吐出通路とが形成されており、第1軸受部は、斜板に対してシリンダブロックの反対側に配置されており、第2軸受部は、シリンダブロックに対してバルブプレート側に配置されていると共に、第1軸受部よりも小さいことを特徴とする。
このような本発明の可変容量型ピストンポンプにおいては、シリンダブロックにおける回転軸の軸線方向に対してバルブプレートに近い側の領域に、シリンダブロックを回転軸に一体回転可能に結合する回転軸結合部を設け、押付部材を斜板側に付勢するバネの一端を押付部材に当接させることにより、バネにより直接的に押付部材が斜板側に押され、これに伴って複数のシューが斜板に押し付けられる。このため、バネの付勢力を押付部材に伝えるためのピン等が不要となる。これにより、可変容量型ピストンポンプの部品点数を削減することができる。
また、シリンダブロックにおける回転軸の軸線方向に対してバルブプレートに近い側の領域に上記の回転軸結合部に設けると共に、第2軸受部をシリンダブロックに対してバルブプレート側に配置することにより、シリンダブロックから回転軸に加わる荷重の中心位置から第2軸受部までの距離が短くなるため、第2軸受部に作用するモーメントが小さくなる。このため、斜板に対してシリンダブロックの反対側に配置された第1軸受部に比べて第2軸受部を小さくしても、第2軸受部の寿命を第1軸受部の寿命と同程度とすることが可能となる。第2軸受部を第1軸受部よりも小さくすることにより、ハウジングにおける第2軸受部の周辺の肉厚が確保されるため、作動流体を吸入するための吸入通路及び作動流体を吐出するための吐出通路を大きくすることができる。
シリンダブロックにおける回転軸結合部よりも斜板側の領域には、バネを収容するバネ収容凹部が形成されており、バネの他端は、回転軸結合部と当接していてもよい。この場合には、バネ収容凹部にバネが収容されるため、バネをシリンダブロックと押付部材との間にスペース効率良く配置することができる。
押付部材は、回転軸の周囲に配置されたピボットと、ピボットと複数のシューとを連結するリテーナとを有し、バネの一端は、ピボットと当接していてもよい。この場合には、押付部材を必要最小限の部品で構成することができる。これにより、可変容量型ピストンポンプの部品点数を一層削減することができる。
本発明によれば、可変容量型ピストンポンプの部品点数を削減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る可変容量型ピストンポンプの一実施形態を示す概略断面図である。同図において、本実施形態の可変容量型ピストンポンプ1は、例えばエンジン式のフォークリフトに搭載される油圧ポンプとして使用される。
可変容量型ピストンポンプ1は、ポンプハウジング2と、このポンプハウジング2に第1軸受部3及び第2軸受部4を介して回転可能に支持された回転軸5とを備えている。回転軸5は、エンジン(図示せず)により回転駆動される。
ポンプハウジング2は、メインハウジング6及びリアハウジング7からなっている。メインハウジング6及びリアハウジング7同士は、ボルト(図示せず)により連結されている。リアハウジング7には、作動油を吸入するための吸入通路8と、作動油を吐出するための吐出通路9とが形成されている。なお、本実施形態では、回転軸5の軸心方向を可変容量型ピストンポンプ1の前後方向と規定する。そして、メインハウジング6側を可変容量型ピストンポンプ1の前側とし、リアハウジング7側を可変容量型ピストンポンプ1の後側とする。回転軸5の前端側部分は、ポンプハウジング2から突出している。
ポンプハウジング2内には、シリンダブロック10と斜板11とが収容されている。斜板11は、シリンダブロック10よりも前側(リアハウジング7の反対側)に配置されている。
シリンダブロック10の後端側部分(斜板11の反対側領域)には、シリンダブロック10を回転軸5に一体回転可能に結合する回転軸結合部12が設けられている。回転軸結合部12は、例えばスプライン嵌合部である。回転軸結合部12は、シリンダブロック10の内側(回転軸5側)に張り出しており、回転軸5とスプライン嵌合する部分である。なお、回転軸結合部12においてシリンダブロック10と回転軸5とを結合する手段としては、特にスプライン嵌合には限られず、例えば溶接または接着等であってもよい。
シリンダブロック10における回転軸5の周囲には、複数のシリンダボア13が形成されている。シリンダボア13は、図2に示されるように、同心円上に等間隔で配置されている。各シリンダボア13内には、ピストン14が摺動自在に収容されている。
シリンダブロック10における回転軸結合部12よりも前側(斜板11側)領域には、図2にも示されるように、シリンダブロック10の前端面に開口した断面円形状のバネ収容凹部15が形成されている。回転軸5は、バネ収容凹部15を挿通している。バネ収容凹部15には、後述するバネ36が回転軸5を取り囲むように配置されている。
回転軸5は、上述したように、ポンプハウジング2に第1軸受部3及び第2軸受部4を介して回転可能に支持されている。第1軸受部3は、斜板11の前側(斜板11に対してシリンダブロック10の反対側)に配置されている。第1軸受部3は、回転軸5をメインハウジング6の前壁部(メインハウジング6におけるリアハウジング7の反対側の壁部)6aに回転可能に支持する。第2軸受部4は、シリンダブロック10の後側(シリンダブロック10に対して斜板11の反対側)に配置されている。第2軸受部4は、回転軸5をリアハウジング7に回転可能に支持する。
シリンダブロック10とリアハウジング7との間には、バルブプレート16が配置されている。バルブプレート16は、リアハウジング7に固定されていると共に、シリンダブロック10の後端面(斜板11に対向しない側の端面)に摺接している。バルブプレート16には、吸入通路8とシリンダボア13とを連通させる吸入孔17と、吐出通路9とシリンダボア13とを連通させる吐出孔18とが形成されている。吸入孔17及び吐出孔18は、各シリンダボア13に間欠的に連通する。これにより、作動油が吸入孔17からシリンダボア13内に吸入されると共に、シリンダボア13内の作動油が吐出孔18から吐出される。
シリンダブロック10を回転軸5に一体回転可能に結合する回転軸結合部12は、上述したように、シリンダブロック10の後端側部分に設けられている。つまり、回転軸結合部12は、シリンダブロック10における回転軸5の軸線方向に対してバルブプレート16に近い側の領域に設けられている。このため、シリンダブロック10から回転軸5に加わる荷重の中心Gは、シリンダブロック10の後端側部分(バルブプレート16に近い側の領域)に位置する。また、第2軸受部4は、シリンダブロック10の後側、つまりシリンダブロック10に対してバルブプレート16側に配置されている。従って、荷重の中心Gから第2軸受部4までの距離は、荷重の中心Gから第1軸受部3までの距離に比べて十分に短くなる。その結果、第2軸受部4に作用するモーメントは、第1軸受部3に作用するモーメントよりも小さくなる。このようなモーメントの違いにより、第2軸受部4を第1軸受部3よりも小型化しても、第1軸受部3及び第2軸受部4の寿命を同程度とすることが可能となる。
そこで、第2軸受部4は、第1軸受部3よりも小さくなっている。第1軸受部3としては、例えば負荷容量が大きい円すいコロ軸受が用いられる。第2軸受部4としては、例えば円すいコロ軸受に比べて負荷容量が小さく且つ安価なニードルベアリングが用いられる。ニードルベアリングは、転動体にニードル(針)状の細いローラを組み込んだ軸受である。第2軸受部4としては、ニードルベアリング以外にも、玉軸受を用いてもよい。
シリンダブロック10よりも前側に配置された斜板11は、ポンプハウジング2のメインハウジング6に弓状(湾曲状)の軸受部11aを介して摺動可能に支持されている。これにより、斜板11の傾角を変化させることが可能となる。斜板11には、回転軸5を貫通させる貫通孔11bが形成されている。斜板11の後端面(シリンダブロック10側の端面)は平面状となっている。
斜板11の後端面には、複数のシュー19が密接している。各シュー19には、ピストン14の先端部が嵌合している。
各シュー19は、1枚の円環状のリテーナ21に取り付けられている。シリンダブロック10よりも前側における回転軸5の周囲には、リテーナ21に固定されたピボット22が配置されている。つまり、リテーナ21は、各シュー19とピボット22とを連結する部材である。リテーナ21及びピボット22は、各シュー19を斜板11に押し付ける押付部材23を構成している。押付部材23は、複数のピストン14をシュー19を介して斜板11に押し付ける。押付部材23は、リテーナ21及びピボット22という必要最小限の部品で構成される。
シリンダブロック10のバネ収容凹部15には、押付部材23のピボット22を斜板11側に付勢するバネ36(前述)が収容されている。バネ36がバネ収容凹部15に収容されることにより、バネ36が回転軸5の軸心に対して垂直な方向にずれにくくなる。バネ36は、シリンダブロック10と押付部材23との間に配置されている。バネ36の一端は、押付部材23のピボット22に当接している。バネ36の他端は、シリンダブロック10の回転軸結合部12に当接している。
バネ36によりピボット22が斜板11側に直接押されることで、リテーナ21が斜板11側に押され、これに伴って各シュー19が斜板11の後端面に十分に密着するようになる。各ピストン14は、シリンダブロック10の回転に伴って各シュー19を斜板11に対して摺接させながら、斜板11の傾角に応じたストロークで往復動される。これにより、作動油の吸入及び吐出によるポンプ作用が行われる。
斜板11の縁部の所定位置には、斜板11の後側に開口した凹部11cが形成されている。凹部11cには、コロ30が収容されている。メインハウジング6内における斜板11の凹部11c側の部分とメインハウジング6の前壁部6aとの間には、斜板11の凹部11c側の部分をシリンダブロック10側に付勢するバネ24が配置されている。
また、可変容量型ピストンポンプ1は、斜板11の傾角を制御することで、可変容量型ピストンポンプ1の吐出量を制御するコントロールピストンユニット25を備えている。コントロールピストンユニット25は、シリンダブロック10に対してコロ30の配置側に隣接して設けられている。コントロールピストンユニット25は、メインハウジング6の一部を構成する略円筒状のユニット壁部26を有している。ユニット壁部26は、回転軸5に対して傾いた方向に延びている。
ユニット壁部26の後端部(リアハウジング7側の端部)には、ユニット壁部26の開口を塞ぐネジ部27が設けられている。ユニット壁部26内には、斜板11を押圧するコントロールピストン28が配置されている。ユニット壁部26内におけるコントロールピストン28とネジ部27との間には、作動油が流入される。コントロールピストン28の先端は、コロ30と当接している。
バネ24の付勢力によって斜板11がコントロールピストン28を押圧すると、斜板11が最大傾角となり、可変容量型ピストンポンプ1の吐出量が最大となる。ユニット壁部26内におけるコントロールピストン28とネジ部27との間に作動油が流入されると、バネ24の付勢力に抗してコントロールピストン28が斜板11を押圧する。これにより、斜板11の傾角が小さくなり、可変容量型ピストンポンプ1の吐出量が減少する。なお、荷役要求が無いエンジンのアイドリング状態では、斜板11が最小傾角となり、可変容量型ピストンポンプ1の吐出量が最小となる。
以上のように本実施形態にあっては、シリンダブロック10の後端側部分(バルブプレート16に近い側の領域)に、シリンダブロック10を回転軸5に一体回転可能に結合する回転軸結合部12を設け、バネ36の一端を押付部材23のピボット22に当接させる構成としたので、バネ36により直接ピボット22が斜板11側に押される。このため、バネ36の付勢力をピボット22に伝えるための複数のピンが不要となる。これにより、可変容量型ピストンポンプ1の部品点数を削減することができる。また、可変容量型ピストンポンプ1の組み立てを容易に行うことができる。
また、シリンダブロック10における回転軸結合部12よりも斜板11側の領域にバネ収容凹部15を形成し、そのバネ収容凹部15にバネ36を収容したので、バネ36をシリンダブロック10とピボット22との間にスペース効率良く配置することができる。また、バネ36の他端をシリンダブロック10に当接させたので、バネ36の他端がバルブプレート16側の第2軸受部4に干渉しないようにバネ36を止めるためのサークリップも不要となる。
さらに、第2軸受部4を第1軸受部3よりも小型にしたので、リアハウジング7における第2軸受部4の周辺の肉厚に余裕がでる。これにより、吸入通路8及び吐出通路9を大きくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、シリンダブロック10における回転軸結合部12よりも斜板11側の領域にバネ収容凹部15を形成し、そのバネ収容凹部15にバネ36を収容する構成としたが、特にそのようなバネ収容凹部15を形成せずに、シリンダブロック10の前端面(斜板11側の端面)とピボット22との間にバネ36を配置してもよい。また、回転軸5の一部を縮径させて、バネ36を収容するバネ収容凹部を形成してもよい。
また、上記実施形態では、シリンダブロック10の回転軸結合部12は回転軸5側に張り出して回転軸5と結合しているが、シリンダブロック10における回転軸5の軸線方向に対してバルブプレート16に近い側の領域においてシリンダブロック10と回転軸5とが一体回転可能に結合されるのであれば、特にその構成には限られない。例えば、回転軸5におけるバルブプレート16に近い側の領域を外側(シリンダブロック10側)に張り出してシリンダブロック10と結合してもよいし、或いはシリンダブロック10におけるバルブプレート16に近い側の領域を内側(回転軸5側)に張り出すと共に回転軸5におけるバルブプレート16に近い側の領域を外側(シリンダブロック10側)に張り出して、両者を結合してもよい。
さらに、上記実施形態は、作動油の吸入及び吐出を行う可変容量型ピストンポンプ1であるが、本発明は、作動流体として油以外の液体を使用する可変容量型ピストンポンプにも適用可能である。
1…可変容量型ピストンポンプ、2…ポンプハウジング、3…第1軸受部、4…第2軸受部、5…回転軸、6…メインハウジング、7…リアハウジング、10…シリンダブロック、11…斜板、12…回転軸結合部、13…シリンダボア、14…ピストン、15…バネ収容凹部、19…シュー、21…リテーナ、22…ピボット、23…押付部材、36…バネ。
Claims (3)
- 回転軸と一体的に回転するシリンダブロックに設けられた複数のシリンダボアにそれぞれ収容されたピストンが斜板の傾角に応じたストロークで往復動することで、作動流体の吸入及び吐出を行う可変容量型ピストンポンプにおいて、
前記シリンダブロック及び前記斜板を収容すると共に、前記回転軸を第1軸受部及び第2軸受部を介して回転可能に支持するハウジングと、
前記シリンダブロックにおける前記斜板と反対側の端面に摺接して、前記複数のシリンダボアに間欠的に連通する吸入孔及び吐出孔を有するバルブプレートと、
複数の前記ピストンをそれぞれシューを介して前記斜板に押し付ける押付部材と、
前記押付部材を前記斜板側に付勢するバネと、を備え、
前記シリンダブロックにおける前記回転軸の軸線方向に対して前記バルブプレートに近い側の領域には、前記シリンダブロックを前記回転軸に一体回転可能に結合する回転軸結合部が設けられており、
前記バネの一端は、前記押付部材と当接しており、
前記ハウジングには、前記バルブプレートの前記吸入孔に連通する吸入通路と、前記バルブプレートの前記吐出孔に連通する吐出通路とが形成されており、
前記第1軸受部は、前記斜板に対して前記シリンダブロックの反対側に配置されており、
前記第2軸受部は、前記シリンダブロックに対して前記バルブプレート側に配置されていると共に、前記第1軸受部よりも小さいことを特徴とする可変容量型ピストンポンプ。 - 前記シリンダブロックにおける前記回転軸結合部よりも前記斜板側の領域には、前記バネを収容するバネ収容凹部が形成されており、
前記バネの他端は、前記回転軸結合部と当接していることを特徴とする請求項1記載の可変容量型ピストンポンプ。 - 前記押付部材は、前記回転軸の周囲に配置されたピボットと、前記ピボットと複数の前記シューとを連結するリテーナとを有し、
前記バネの一端は、前記ピボットと当接していることを特徴とする請求項1または2記載の可変容量型ピストンポンプ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2016023597A true JP2016023597A (ja) | 2016-02-08 |
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Family Applications (1)
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JP2014149032A Pending JP2016023597A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | 可変容量型ピストンポンプ |
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2014
- 2014-07-22 JP JP2014149032A patent/JP2016023597A/ja active Pending
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