JP2016018428A - 電子機器、方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016018428A
JP2016018428A JP2014141356A JP2014141356A JP2016018428A JP 2016018428 A JP2016018428 A JP 2016018428A JP 2014141356 A JP2014141356 A JP 2014141356A JP 2014141356 A JP2014141356 A JP 2014141356A JP 2016018428 A JP2016018428 A JP 2016018428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled lines
handwritten characters
ruled
lines
handwritten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014141356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6373664B2 (ja
JP2016018428A5 (ja
Inventor
千加志 杉浦
Chikashi Sugiura
千加志 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2014141356A priority Critical patent/JP6373664B2/ja
Priority to US14/633,853 priority patent/US20160012286A1/en
Publication of JP2016018428A publication Critical patent/JP2016018428A/ja
Publication of JP2016018428A5 publication Critical patent/JP2016018428A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6373664B2 publication Critical patent/JP6373664B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/32Digital ink
    • G06V30/36Matching; Classification
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/32Digital ink
    • G06V30/333Preprocessing; Feature extraction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Character Input (AREA)

Abstract

【課題】手書き文字を含む画像から文字行部分を高精度に切り出すこと。
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、第1間隔の複数の罫線と、複数の罫線に沿って記載された複数の手書き文字とを含む画像のデータを入力する入力手段と、画像に含まれる複数の手書き文字が、複数の罫線のうち、基準となる罫線である2本の基準罫線の間に収まっている場合に、同一の基準罫線間に収まっている複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する処理手段とを備え、処理手段は、画像に含まれる複数の手書き文字が基準罫線間に収まっていない場合には、複数の手書き文字の形状に基づいて、複数の手書き文字がどの基準罫線間に記載されたものかを特定して、同一の基準罫線間に記載された複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、電子機器、方法及びプログラムに関する。
一般的な手法では、手書き文字を含む画像から文字行部分を高精度に切り出すことができないという不都合がある。このため、手書き文字を含む画像から文字行部分を高精度に切り出すことができる新たな技術の実現が望まれている。
特開2005−135041号公報
本発明の一形態の目的は、手書き文字を含む画像から文字行部分を高精度に切り出すことができる電子機器、方法及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、第1間隔の複数の罫線と、前記複数の罫線に沿って記載された複数の手書き文字とを含む画像のデータを入力する入力手段と、前記画像に含まれる複数の手書き文字が、前記複数の罫線のうち、基準となる罫線である2本の基準罫線の間に収まっている場合に、同一の基準罫線間に収まっている複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する処理手段とを備え、前記処理手段は、前記画像に含まれる複数の手書き文字が前記基準罫線間に収まっていない場合には、前記複数の手書き文字の形状に基づいて、前記複数の手書き文字がどの基準罫線間に記載されたものかを特定して、同一の基準罫線間に記載された複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する。
一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図。 タブレットコンピュータのシステム構成を示す図。 手書き文字画像から行構造を検出する一般的な処理を説明するための図。 手書き文字画像から行構造を検出する一般的な処理を説明するための図。 同実施形態に係る行構造検出アプリケーションプログラムの機能構成例を示すブロック図。 同実施形態に係る罫線検出部による罫線の検出方法を説明するための図。 同実施形態に係る罫線検出部による罫線の検出方法を説明するための図。 同実施形態に係る重心検出部による重心の検出方法を説明するための図。 同実施形態に係る文字記載位置判定部による基準罫線の決定方法を説明するための図。 同実施形態に係る文字記載位置判定部による基準罫線の決定方法を説明するための図。 同実施形態に係る行構造検出アプリケーションプログラムによる画像の補正について説明するための図。 同実施形態に係る行構造検出アプリケーションプログラムによって実行される処理の手順の一例を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレート(Slate)コンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。タッチスクリーンディスプレイ17は、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。
図2は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種ソフトウェアを実行する。これらソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)201、および各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、行構造検出アプリケーションプログラム202が含まれている。この行構造検出アプリケーションプログラム202は、手書き文字を含む画像のデータから1以上の行構造を検出する機能を有している。具体的には、行構造検出アプリケーションプログラム202は、第1間隔の複数の罫線と、複数の罫線に沿って記載された複数の手書き文字とを含む画像のデータ(以下、「手書き文字画像」と表記)から1以上の行構造を検出する機能を有する。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバス等を介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、本タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。タッチパネル17B、LCD17A及びデジタイザ17Cは互いに重ね合わされている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン(デジタイザペン)100が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本タブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
ここで、図3及び図4を参照して、手書き文字画像から行構造を検出する一般的な処理について説明する。
図3及び図4は、手書き文字画像から行構造を検出する一般的な処理を説明するための図である。図3(a)に示すように手書き文字画像G1には行間を示すための罫線等は含まれていない(記載されていない)ものの、手書き文字「good day」と手書き文字「done,moon,son.」との間には大きな隙間が存在する。このような場合、白色の画素が一定数以上連続してなる擬似的な線を上記した2つの手書き文字を分断する線とみなすことで、図3(b)に示すように、手書き文字「good day」を含む行構造L1と、手書き文字「done,moon,son.」を含む行構造L2とを容易に検出することができる。
しかしながら、図4(a)に示すように2つの手書き文字間の隙間が狭い場合、一般的な行構造を検出する処理では、図4(b)に示すように、2つの手書き文字を1つの行構造L3として検出してしまう(すなわち、1行目と2行目とが繋がって検出されてしまう)等、誤検出が生じる可能性がある。このため、本実施形態に係る行構造検出アプリケーションプログラム202は、上記した誤検出が生じる可能性を低減するための機能を有している。以下、図5を参照しながら、行構造検出アプリケーションプログラム202の機能構成について説明する。
図5は、行構造検出アプリケーションプログラム202の機能構成例を示すブロック図である。行構造検出アプリケーションプログラム202は、図5に示すように、画像入力部301、罫線検出部302、文字記載位置判定部303、重心検出部304、行構造検出部305及び文字認識部306等を備えている。
画像入力部301は手書き文字画像の入力を受け付ける機能を有する。本実施形態では、手書き文字画像は、上記したように、第1間隔の罫線と、複数の罫線に沿って記載された手書き文字とを含む画像のデータであるとしたが、手書き文字画像には罫線の代わりに、例えばグリッド線や五線譜等が含まれるとしてもよい。手書き文字画像は、本コンピュータ10のカメラ機能によって撮影された画像であってもよいし、本コンピュータ10とは別の撮影機器によって撮影された画像であってもよい。入力された手書き文字画像は罫線検出部302に送出される。
罫線検出部302は、画像入力部301から送出された手書き文字画像に含まれる複数の罫線を検出する機能を有する。罫線の検出方法としては、例えばハフ変換を用いた検出方法がある。この検出方法は、手書き文字画像を二値化し、二値化された手書き文字画像にラドン変換を施すことで、手書き文字画像中の罫線(直線)を検出する。また、罫線の別の検出方法としては、例えば、予め罫線の色が判明していれば、この罫線の色の画素数をカウントして、当該罫線の色の画素数が一定数以上連続している場合に、これを罫線として検出する方法がある。この検出方法を用いる場合、図6に示すように、罫線上に手書き文字が記載され、罫線の一部が分断されてしまう場合を考慮して、分断部分の前後に罫線として検出された直線が存在すれば、当該分断部分にも罫線が存在するものとして罫線を検出する必要がある。これにより、図6の直線S1を1本の罫線として検出することができる。また、罫線の色の画素数をカウントすることで罫線を検出する検出方法を用いる場合、図7に示すように、罫線の大部分に手書き文字が記載されてしまう場合を考慮して、直線S3と直線S4の間隔と、他の直線間(S2−S3、S4−S5)の間隔とが大きく異なっていれば、直線S3と直線S4との間に手書き文字に隠された罫線が存在するものとして罫線を検出する必要がある。これにより、図7の直線S6を罫線として検出することができる。
手書き文字記載位置判定部303は、手書き文字画像中の手書き文字が罫線検出部302によって検出された複数の罫線のうち、基準となる罫線である2本の基準罫線の間(行間)に収まっているかどうかを判定する機能を有する。具体的には、手書き文字記載位置判定部303は、手書き文字画像中の手書き文字を構成する各画素の座標が、検出された基準罫線の座標を含んでいるかどうかを判定することで、手書き文字が基準罫線間に収まっているかどうかを判定する。なお、手書き文字が基準罫線間に収まっていると判定された場合には、後述する行構造検出処理が実行される。一方で、手書き文字が基準罫線間に収まっていないと判定された場合には、後述する重心検出処理が実行される。
重心検出部304は、手書き文字記載位置判定部303により基準罫線間に収まっていないと判定された手書き文字の形状に基づいて、当該手書き文字がどの基準罫線間に記載されたものかを特定する処理を実行する。具体的には、まず重心検出部304は、基準罫線間に収まっていないと判定された手書き文字の重心を検出する重心検出処理を実行する。重心の検出方法としては、例えば図8に示すように、基準罫線間に収まっていないと判定された手書き文字「y」及び「d」(換言すると、重心検出処理対象の手書き文字)を矩形の枠F1,F2で囲み、当該矩形の枠F1,F2の重心を算出することで、重心検出処理対象の手書き文字の重心を検出する方法がある。また、重心の別の検出方法としては、重心検出処理対象の手書き文字を構成する各画素の平均座標を算出することで、重心検出処理対象の手書き文字の重心を検出する方法がある。重心検出部304は、重心検出処理対象の手書き文字の重心を検出すると、当該手書き文字を、当該検出された重心が位置する基準罫線間に収まっている(属している)ものとみなす。
行構造検出部305は、手書き文字画像から1以上の行構造を検出する行構造検出処理を実行する。具体的には、行構造検出部305は、同一の基準罫線間に収まっている1以上の手書き文字を1つの行構造として検出する。
文字認識部306は、行構造検出部305によって検出された1以上の行構造に含まれる手書き文字に対して、光学文字認識(OCR: Optical Character Recognition)を行う機能を有する。つまり、文字認識部306は、検出された1以上の行構造に含まれる1以上の手書き文字に対する文字認識結果を取得するための処理を実行する。OCRとは、手書き文字画像をコンピュータ10で編集できる形式(文字コードの列)に変換することである。
なお、文字認識部306による光学文字認識の結果は、記憶媒体401に適宜記憶される。記憶媒体401には、例えば光学文字認識の結果として、光学文字認識の対象となった行構造を識別するための識別情報と、当該行構造に含まれる手書き文字の文字コードの列とが対応付けて記憶されている。
ここで、図9を参照して、基準罫線の決定方法について説明する。
基準罫線は文字記載位置判定部303によって決定される。具体的には、まず文字記載位置判定部303は、罫線検出部302によって検出された罫線毎に、手書きによる線がどの程度密集しているかを示す密集度を算出する。密集度を算出すると、文字記載位置判定部303は、図9に示すように、算出された密集度に関するヒストグラムを生成する。その後、文字記載位置判定部303は、図9のヒストグラムにおいて密集度の値の低い罫線S7,S10,S13を基準罫線とする。なお、基準罫線を決定する方法は上記した方法にだけ限定するものではない。
例えば、文字記載位置判定部303は、手書き文字画像中の手書き文字の言語にしたがって基準罫線を決定してもよい。例えば図10に示すように、アルファベットは罫線を文字の中心にすえて記載されることがある。この場合に、上記した基準罫線の決定方法により決定された基準罫線を用いて上記した行構造を検出する処理を実行すると、行構造を正確に検出することができない可能性がある。このため、文字記載位置判定部303は、手書き文字画像に含まれる手書き文字がアルファベットである場合、罫線検出部302によって検出された複数の罫線のいずれかを基準罫線とするのではなく、図10に示すように、罫線検出部302によって検出された複数の罫線の間に擬似的な罫線S17,S18を引き、この擬似的な罫線S17,S18を基準罫線とした上で、上記した行構造を検出する処理を実行してもよい。このように手書き文字画像中の手書き文字の言語に応じた基準罫線に関する調整項目(例えば、上記したようにアルファベットであれば、擬似的な罫線を引き、これを基準罫線とする等)を設けることにより、多種多様な言語に応じた処理を実行することができる。
さらに、行構造検出アプリケーションプログラム202は、入力された手書き文字画像を罫線の方向に応じて補正してから上記した行構造を検出する処理を実行してもよい。例えば図11(a)に示すように、入力された手書き文字画像中の手書き文字が斜め方向に傾いてしまっている場合、行構造検出アプリケーションプログラム202は、図11(b)に示すように、入力された手書き文字画像中の手書き文字が横方向に一直線に並ぶよう当該手書き文字画像を補正してから、上記した行構造を検出する処理を実行してもよい。
次に、図12のフローチャートを参照して、行構造検出アプリケーションプログラム202によって実行される処理の手順の一例について説明する。
始めに、画像入力部301は手書き文字画像の入力を受け付ける(ブロック1001)。次に、罫線検出部302は、入力された手書き文字画像に含まれる複数の罫線を検出する(ブロック1002)。
続いて、文字記載位置判定部303は、入力された手書き文字画像中の手書き文字が、罫線検出部302によって検出された複数の罫線のうちの基準罫線の間に収まっているかどうかを判定する(ブロック1003)。
手書き文字が基準罫線間に収まっていないと判定された場合(ブロック1003のNO)、重心検出部304は、基準罫線間に収まっていない手書き文字の重心を検出し、当該検出された重心がどの基準罫線間に収まっているか(属しているか)を特定する(ブロック1004)。ブロック1004の処理が終了すると、後述するブロック1005の処理に進む。
手書き文字が基準罫線間に収まっていると判定された場合(ブロック1003のYES)、行構造検出部305は、同一の罫線間に収まっている手書き文字を1つの行構造として検出する(ブロック1005)。
しかる後、文字認識部306は、行構造検出部305によって検出された行構造に含まれる手書き文字に対して光学文字認識を行い(ブロック1006)、処理を終了させる。
以上説明した一実施形態によれば、手書き文字画像中の罫線等、背景画像を利用して手書き文字画像から行構造を検出可能な構成を備えているので、手書き文字画像中の文字行部分を高精度に切り出すことができる。これにより、例えば、タブレットコンピュータ10のユーザが手書き文字画像中の所定の手書き文字をタッチしただけで、当該所定の手書き文字を含む文字行部分を選択することができるようになる等、利便性を大きく向上させることができる。
なお、本実施形態の処理は、コンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
202…行構造検出アプリケーションプログラム、301…画像入力部、302…罫線検出部、303…文字記載位置判定部、304…重心検出部、305…行構造検出部、306…文字認識部。

Claims (15)

  1. 第1間隔の複数の罫線と、前記複数の罫線に沿って記載された複数の手書き文字とを含む画像のデータを入力する入力手段と、
    前記画像に含まれる複数の手書き文字が、前記複数の罫線のうち、基準となる罫線である2本の基準罫線の間に収まっている場合に、同一の基準罫線間に収まっている複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する処理手段とを備え、
    前記処理手段は、前記画像に含まれる複数の手書き文字が前記基準罫線間に収まっていない場合には、前記複数の手書き文字の形状に基づいて、前記複数の手書き文字がどの基準罫線間に記載されたものかを特定して、同一の基準罫線間に記載された複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する、電子機器。
  2. 前記処理手段は、前記構造に含まれる複数の手書き文字に対する文字認識結果を取得するための処理を実行する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記処理手段は、
    前記複数の罫線に含まれる第1罫線と第2罫線のうち、手書きによる線が前記第1罫線の付近にどの程度密集しているかと、手書きによる線が前記第2罫線の付近にどの程度密集しているかとに応じて、前記第1罫線と前記第2罫線の一方を前記基準罫線とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記基準罫線は、前記1以上の手書き文字の言語に応じたものである請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記処理手段は、
    前記画像に含まれる1以上の罫線の方向に応じて前記画像を補正して入力する請求項1に記載の電子機器。
  6. 第1間隔の複数の罫線と、前記複数の罫線に沿って記載された複数の手書き文字とを含む画像のデータを入力することと、
    前記画像に含まれる複数の手書き文字が、前記複数の罫線のうち、基準となる罫線である2本の基準罫線の間に収まっている場合に、同一の基準罫線間に収まっている複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行することとを備え、
    前記処理を実行することは、前記画像に含まれる複数の手書き文字が前記基準罫線間に収まっていない場合には、前記複数の手書き文字の形状に基づいて、前記複数の手書き文字がどの基準罫線間に記載されたものかを特定して、同一の基準罫線間に記載された複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する、方法。
  7. 前記処理を実行することは、前記構造に含まれる複数の手書き文字に対する文字認識結果を取得するための処理を実行する請求項6に記載の方法。
  8. 前記処理を実行することは、
    前記複数の罫線に含まれる第1罫線と第2罫線のうち、手書きによる線が前記第1罫線の付近にどの程度密集しているかと、手書きによる線が前記第2罫線の付近にどの程度密集しているかとに応じて、前記第1罫線と前記第2罫線の一方を前記基準罫線とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記基準罫線は、前記1以上の手書き文字の言語に応じたものである請求項6に記載の方法。
  10. 前記処理を実行することは、
    前記画像に含まれる1以上の罫線の方向に応じて前記画像を補正して入力する請求項6に記載の方法。
  11. コンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータを、
    第1間隔の複数の罫線と、前記複数の罫線に沿って記載された複数の手書き文字とを含む画像のデータを入力する入力手段と、
    前記画像に含まれる複数の手書き文字が、前記複数の罫線のうち、基準となる罫線である2本の基準罫線の間に収まっている場合に、同一の基準罫線間に収まっている複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する処理手段として動作させ、
    前記処理手段は、前記画像に含まれる複数の手書き文字が前記基準罫線間に収まっていない場合には、前記複数の手書き文字の形状に基づいて、前記複数の手書き文字がどの基準罫線間に記載されたものかを特定して、同一の基準罫線間に記載された複数の手書き文字を1つの構造とするための処理を実行する、プログラム。
  12. 前記処理手段は、前記構造に含まれる複数の手書き文字に対する文字認識結果を取得するための処理を実行する請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記処理手段は、
    前記複数の罫線に含まれる第1罫線と第2罫線のうち、手書きによる線が前記第1罫線の付近にどの程度密集しているかと、手書きによる線が前記第2罫線の付近にどの程度密集しているかとに応じて、前記第1罫線と前記第2罫線の一方を前記基準罫線とする請求項11に記載のプログラム。
  14. 前記基準罫線は、前記1以上の手書き文字の言語に応じたものである請求項11に記載のプログラム。
  15. 前記処理手段は、
    前記画像に含まれる1以上の罫線の方向に応じて前記画像を補正して入力する請求項11に記載のプログラム。
JP2014141356A 2014-07-09 2014-07-09 電子機器、方法及びプログラム Active JP6373664B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141356A JP6373664B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 電子機器、方法及びプログラム
US14/633,853 US20160012286A1 (en) 2014-07-09 2015-02-27 Electronic apparatus, method and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141356A JP6373664B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 電子機器、方法及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016018428A true JP2016018428A (ja) 2016-02-01
JP2016018428A5 JP2016018428A5 (ja) 2017-08-10
JP6373664B2 JP6373664B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=55067810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141356A Active JP6373664B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 電子機器、方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20160012286A1 (ja)
JP (1) JP6373664B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102245706B1 (ko) * 2013-09-17 2021-04-28 삼성전자주식회사 데이터 처리 방법 및 그 전자 장치
JP7262993B2 (ja) * 2018-12-19 2023-04-24 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62192883A (ja) * 1986-02-20 1987-08-24 Hitachi Ltd 文字列抽出方式
JPH05242294A (ja) * 1992-02-27 1993-09-21 Meidensha Corp 図面読取装置
JP2005309771A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Omron Corp 文字列領域抽出装置
JP2008021068A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 帳票認識装置及び帳票認識プログラム
WO2009008174A1 (ja) * 2007-07-12 2009-01-15 Panasonic Corporation 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録した記録媒体、および、画像処理プロセッサ
JP2014106881A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Toshiba Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4998285A (en) * 1988-03-11 1991-03-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Character recognition apparatus
IL112420A (en) * 1995-01-23 1999-05-09 Advanced Recognition Tech Handwriting recognition with reference line estimation
US6226402B1 (en) * 1996-12-20 2001-05-01 Fujitsu Limited Ruled line extracting apparatus for extracting ruled line from normal document image and method thereof

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62192883A (ja) * 1986-02-20 1987-08-24 Hitachi Ltd 文字列抽出方式
JPH05242294A (ja) * 1992-02-27 1993-09-21 Meidensha Corp 図面読取装置
JP2005309771A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Omron Corp 文字列領域抽出装置
JP2008021068A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 帳票認識装置及び帳票認識プログラム
WO2009008174A1 (ja) * 2007-07-12 2009-01-15 Panasonic Corporation 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録した記録媒体、および、画像処理プロセッサ
JP2014106881A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Toshiba Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6373664B2 (ja) 2018-08-15
US20160012286A1 (en) 2016-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5458161B1 (ja) 電子機器および方法
KR102482850B1 (ko) 전자 장치 및 전자 장치의 필체 교정 기능 제공 방법
JP5422724B1 (ja) 電子機器および描画方法
US20150242114A1 (en) Electronic device, method and computer program product
JP5389241B1 (ja) 電子機器および手書き文書処理方法
US9984335B2 (en) Data processing device
JP2015179329A (ja) 電子機器および方法
JP2015114976A (ja) 電子機器及び方法
US9030500B2 (en) Object sharing system and non-transitory computer readable medium storing object input assistance program
CN105700727B (zh) 与透明层以下的应用层的交互方法及信息处理系统
US20140104201A1 (en) Electronic apparatus and handwritten document processing method
EP2767897B1 (en) Method for generating writing data and an electronic device thereof
US9436291B2 (en) Method, system and computer program product for operating a keyboard
JP6202874B2 (ja) 電子機器、キャリブレーション方法およびプログラム
US10162501B2 (en) Terminal device, display control method, and non-transitory computer-readable recording medium
US8948514B2 (en) Electronic device and method for processing handwritten document
JP6290003B2 (ja) 電子機器及び方法
US9727145B2 (en) Detecting device and detecting method
JP6373664B2 (ja) 電子機器、方法及びプログラム
JP2011242900A (ja) 手書き文字入力装置
JP6659210B2 (ja) 手書入力装置及び手書入力方法
JP2013077180A (ja) 認識装置およびその制御方法
WO2016031016A1 (ja) 電子機器、方法及びプログラム
WO2016067417A1 (ja) 電子機器、方法及びプログラム
US10474886B2 (en) Motion input system, motion input method and program

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180718

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6373664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350