JP2016015719A - センサベース検出システムのためのグラフィックユーザインターフェース及びビデオフレーム - Google Patents

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エル ガロ ジョーゼフ
L Gallo Joseph
エル ガロ ジョーゼフ
イーケー デ アントニー ファーディナンド
E K De Antoni Ferdinand
イーケー デ アントニー ファーディナンド
ジル スコット
Gill Scott
ジル スコット
ステリック ダニエル
Stellick Daniel
ステリック ダニエル
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Abstract

【課題】センサの測定値に関連する再生機能を容易化して過去のイベントおよびリアルタイムなイベントを分析する方法を提供する。【解決手段】システムは、センサ、ビジュアルキャプチャ装置及びコントローラを含む。センサは、入力に関連する値を測定する。ビジュアルキャプチャ装置は、ビジュアルデータを捕捉する。コントローラは、測定された値及び捕捉されたビジュアルデータを表示装置上に同時にレンダリングさせる。【選択図】図6

Description

本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システム”なる名称の米国特許出願第14/281,896号(代理人整理番号:13-012-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出管理プラットフォーム”なる名称の米国特許出願第14/281,901号(代理人整理番号:13-013-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出センサの記録管理”なる名称の米国特許出願第14/315,286号(代理人整理番号:13-014-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出メッセージングシステム”なる名称の米国特許出願第14/315,289号(代理人整理番号:13-015-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムのための警報システム”なる名称の米国特許出願第14/604,472号(代理人整理番号:13-015-10-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムの経路決定”なる名称の米国特許出願第14/315,317号(代理人整理番号:13-016-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムのグラフィックユーザインターフェース”なる名称の米国特許出願第14/315,320号(代理人整理番号:13-017-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムの経路決定のためのグラフィックユーザインターフェース”なる名称の米国特許出願第14/315,322号(代理人整理番号:13-018-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムのためのイベント管理システム”なる名称の米国特許出願第14/281,904号(代理人整理番号:13-020-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムのためのセンサグループ化”なる名称の米国特許出願第14/336,994号(代理人整理番号:13-021-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサベース検出システムのためのデータ構造”なる名称の米国特許出願第14/337,012号(代理人整理番号:13-022-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Joseph L. Gallo他による“センサに関連するデータ処理のカスタマイゼーション”なる名称の米国特許出願第14/488,229号(代理人整理番号:13-023-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
本出願は、Ferdinand E.K. de Antoni他による“ユーザ質問及び計器の測定値の関係”なる名称の米国特許出願第14/284,009号(代理人整理番号:13-027-00-US)の一部継続出願であって該米国特許出願の利益及び優先権を主張するものであり、該米国特許出願は参照により全体として本明細書に組み込まれるものとする。
技術が進歩するにつれ、計算(コンピュータ)技術は価格を低下させながら益々増加する数の分野にまで拡大した。結果として、スマートフォン、ラップトップ、GPS等の装置は我々の社会に広く普及するようになり、これにより、益々増加する数の場所において収集されるデータの量を益々増加させている。残念ながら、収集された情報の殆どはマーケティング及びユーザに対する宣伝のために使用されている(例えば、スマートフォンのユーザが最寄りのコーヒーショップへのクーポン券を受信する等)が、我々の社会のセキュリティは無防備のままであり、ボストンマラソン爆弾犯等のテロリスト攻撃の危険に曝さている。更に、監視装置(あったとしても)は、通常、攻撃者を罰するためのツールであって、予防的ツールとして使用されるというより、懲罰的な性質のものである。
特開2009−219034号公報
従って、例えば可能性のあるテロリスト活動、可能性のある放射性又は生物学的有害物質等の可能性のあるイベントの発生を検出するためにセンサベース(センサに基づく)検出システムを用いると共に、該センサベース検出システムを監視映像により補足する必要性が生じている。また、センサ(又は複数のセンサ)の測定値に関連する再生機能を容易化して過去のイベント及びリアルタイムなイベントを分析することができるようにする必要性も存在する。結果として、監視システムを備えた該センサベース検出システムは、むしろ予防的システムになると同時に懲罰的なものにもなる。
幾つかの実施態様によれば、システムは、1以上のセンサ及びコントローラを含むことができる。上記センサ、例えば、温度センサ、電磁センサ、ガイガーカウンタ、機械式センサ、動きセンサ、生物学的/化学的センサ等は、幾つかの実施態様によれば、入力に関連した値、例えば放射線値、温度値、電磁的値等を測定するように構成することができる。幾つかの実施態様において、上記コントローラは、測定された値(測定値)又は斯かる測定値から導出された値が表示装置上にレンダリングされるよう構成することができる。表示された測定値は各センサに関する全測定値のうちの一部(部分集合)とすることもできることが理解される。
幾つかの実施態様によれば、上記測定値は履歴(過去の)値、リアルタイム値、又はこれらの組み合わせを含むことができる。前記コントローラは、再生制御グラフィックユーザインターフェースを表示するように構成することができ、ユーザが時間及び測定値をスクロールすることを可能にする。
幾つかの実施態様によれば、前記コントローラは、更に、前記センサに関連する情報、例えば、位置情報的(geo-locational)位置、センサタイプ等を表示するように構成される。該コントローラは、センサ及びセンサの測定値の表現をマップ上に表示するように構成することができ、該地図において上記センサは互いの位置情報的位置に対して表示される。該コントローラは、測定された値から生物学的有害物質により辿られた経路を表示するように構成することもできる。
幾つかの実施態様によれば、システムはセンサ、ビジュアルキャプチャ装置及びコントローラを含むことができる。上記センサ、例えば温度センサ、電磁センサ、機械的センサ、動きセンサ、生物学的/化学的センサ等は、幾つかの実施態様によれば、入力に関連する値、例えば放射線値、温度値、電磁的値等を測定するよう構成することができる。上記ビジュアルキャプチャ装置、例えばビデオカメラ、デジタルカメラ等は、ビジュアルデータ、例えばビデオフレーム、写真等を捕捉するように構成することができる。幾つかの実施態様において、前記コントローラは、測定された値及び捕捉されたビジュアルデータが表示装置上に同時にレンダリングされるように構成することができる。
幾つかの実施態様によれば、上記コントローラは、更に、測定された値がタイムスタンプを付され、後の取り出しのために記憶媒体に記憶されるように構成することができる。幾つかの実施態様において、該コントローラは、更に、測定された値が特定の条件を満たすかを(例えば、該測定された値が特定の閾値を超えるか、該測定された値が許容可能な範囲から外れるか、該測定された値が特定の範囲内であるか等を)判定するように構成することができる。
幾つかの実施態様において、上記コントローラは、測定された値が特定の条件を満たすと判定することに応答して、捕捉されたビジュアルデータがタイムスタンプを付されると共に後の取り出しのために記憶媒体に記憶されるようにすることができる。しかしながら、幾つかの実施態様では、捕捉されたビジュアルデータは、測定された値が特定の条件を満たすかには無関係に自動的にタイムスタンプが付され得ることも分かる。
幾つかの実施態様において、前記センサ及びビジュアルキャプチャ装置は同じ物理的近傍内にあり、捕捉されたビジュアルデータは測定された値に関連付けられ、前記コントローラは該測定された値及び捕捉されたビジュアルデータが前記表示装置上に同時にレンダリングするよう構成される。幾つかの実施態様によれば、前記センサは入力に関連する複数の値を測定するように構成され、前記ビジュアルキャプチャ装置は該複数の値に関連する一連のビジュアルデータを捕捉するように構成され、前記コントローラは上記複数の値及び一連のビジュアルデータが上記表示装置上に同時に表示されると共にユーザ操作に応答して時間的にスクロールするよう構成することができる。
一実施態様によれば、種々の他のフィーチャ及び利点は上述する詳細な説明を精読すれば明らかになるであろう。
尚、実施態様は添付図面の各図に限定としてではなく例示として図示されており、これら図において同様の符号は同様の構成要素を示す。
図1は、幾つかの実施態様による動作環境を示す。 図2は、幾つかの実施態様によるセンサベース検出システムの構成要素を示す。 図3Aは、幾つかの実施態様による再生装置を備えたセンサベースシステムを示す。 図3Bは、幾つかの実施態様による再生装置を備えたセンサベースのシステムを示す。 図3Cは、幾つかの実施態様による再生装置を備えたセンサベースのシステムを示す。 図4Aは、幾つかの実施態様による再生グラフィックユーザインターフェースを備えたセンサベースのシステムを示す。 図4Bは、幾つかの実施態様による再生グラフィックユーザインターフェースを備えたセンサベースのシステムを示す。 図4Cは、幾つかの実施態様による再生グラフィックユーザインターフェースを備えたセンサベースのシステムを示す。 図5Aは、幾つかの実施態様による、他のセンサベースの再生グラフィックユーザインターフェースを示す。 図5Bは、幾つかの実施態様による、他のセンサベースの再生グラフィックユーザインターフェースを示す。 図6は、幾つかの実施態様によるセンサベースの再生システム及び表示捕捉を示す。 図7Aは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図7Bは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図7Cは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図7Dは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図8Aは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおける他のセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図8Bは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおける他のセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図8Cは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおける他のセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングを示す。 図9Aは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサ及び該センサに関連するビジュアルキャプチャ装置の選択及び表示を示す。 図9Bは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサ及び該センサに関連するビジュアルキャプチャ装置の選択及び表示を示す。 図9Cは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサ及び該センサに関連するビジュアルキャプチャ装置の選択及び表示を示す。 図9Dは、幾つかの実施態様によるセンサベースのシステムにおけるセンサ及び該センサに関連するビジュアルキャプチャ装置の選択及び表示を示す。 図10Aは幾つかの実施態様によるデータ通信の流れを示す。 図10Bは幾つかの実施態様によるデータ通信の流れを示す。 図11Aは、幾つかの実施態様によるフローチャートを示す。 図11Bは、幾つかの実施態様による他のフローチャートを示す。 図12は、幾つかの実施態様によるコンピュータシステムを示す。 図13は、幾つかの実施態様による他のコンピュータシステムのブロック図を示す。
以下、種々の実施態様を詳細に参照するが、これら実施態様の幾つかの例は添付図面に示されている。請求項に記載された実施態様を種々の実施態様に関連して説明するが、これらの種々の実施態様は当該範囲を限定しようとするものではないことが理解される。反対に、請求項に記載された実施態様は、添付請求項の範囲内に含まれ得る代替例、変形例及び均等例をカバーしようとするものである。更に、以下の詳細な説明においては、請求項に記載された実施態様の完全な理解を得るために多数の特定の細部が記載されている。しかしながら、当業者によれば、請求項に記載された実施態様は、これらの特定の細部なしでも実施することができることは明らかであろう。他の事例においては、請求項に記載された実施態様の特徴が不明瞭にならないように、良く知られた方法、手順、部品及び回路は詳細には説明されていない。
以下の詳細な説明における幾つかの部分は、手順、論理ブロック、処理及びコンピュータメモリ内のデータビットに対する演算の他の記号的表現に関して提示される。これらの記載及び表現は、データ処理分野の当業者により自身の作業の実体を他の当業者に対して最も効果的に伝達するために使用される手段である。本出願において、手順、論理ブロック又は処理等は、所望の結果につながる演算若しくはステップ又は命令の首尾一貫した系列であると考えられる。上記演算又はステップは、物理量の物理的操作を利用するものである。通常、これらの量は、必ずしもということではないが、コンピュータシステム又は計算装置において記憶され、伝送され、結合され、比較され又はそれ以外で操作されることが可能な電気的又は磁気的信号の形態である。主に慣用という理由で、これら信号は、時には、トランザクション(相互作用)、ビット、値、エレメント、シンボル、文字、サンプル又はピクセル等として参照することが便利であることが分かっている。
しかしながら、これら及び類似の用語の全ては、適切な物理量に関連付けられるべきであって、これら量に適用される便利なラベルに過ぎないことを心に留めるべきである。下記の説明から明らかなように、そうでないと特別に言及しない限り、本開示の全体を通して“受信する”、“変換する”、“送信する”、“記憶する”、“決定(判定)する”、“送る”、“質問する”、“供給する”、“アクセスする”、“関連付ける”、“構成する”、“開始する”、“カスタマイズする”、“マッピングする”、“変更(修正)する”、“分析する”又は“表示する”等の用語を使用した説明は、コンピュータシステム又は同様の電子計算装置若しくはプロセッサの動作及び処理を指すことが理解される。コンピュータシステム又は同様の電子計算装置は、コンピュータシステムメモリ、レジスタ又は他の斯様な情報記憶、伝送若しくは表示装置内で物理的(電子的)量として表されたデータを操作及び変換する。
本システム及び方法は、種々のアーキテクチャ及び構成で実施化することができる。例えば、本システム及び方法は、分散型計算環境、クラウド計算環境、クライアントサーバ環境等の一部として実施化することができる。本明細書に記載される実施態様は、1以上のコンピュータ、計算装置又は他の装置により実行されるプログラムモジュール等の、何らかの形態のコンピュータ読取可能な記憶媒体上に存在するコンピュータ実行可能な命令という一般的前後関係で説明され得る。限定ではなく、例示として、コンピュータ読取可能な媒体はコンピュータ記憶媒体及び通信媒体を有することができる。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データ型を実施化するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。プログラムモジュールの機能は、種々の実施態様において所望に応じて組み合わせ又は分散させることができる。
コンピュータ記憶媒体は、非一時的な、コンピュータ読取可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータ等の情報の記憶のための何らかの方法及び技術で実施化された揮発性及び不揮発性、取外し可能な及び取外し不能な媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、限定するものではないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、コンパクトディスクROM(CD-ROM)、デジタル汎用ディスク(DVD)若しくは他の光記憶、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶若しくは他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶するために使用することができると共に該情報を取り出すためにアクセスすることが可能な如何なる他の媒体をも含むことができる。
通信媒体は、コンピュータ実行可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータを搬送波等の変調されたデータ信号で若しくは他の伝送メカニズムで具現化することができ、如何なる情報伝達媒体をも含む。“変調されたデータ信号”なる用語は、自身の特性の1以上を、当該信号に情報をエンコードするように設定又は変化させる信号を意味する。限定としてではなく例示として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接配線接続等の有線媒体、並びに音響、ラジオ周波数(RF)、赤外線及び他の無線媒体等の無線媒体を含むことができる。上記における如何なるものの組み合わせも、コンピュータ読取可能な記憶媒体の範囲内に含まれ得る。
複数のセンサからのデータの監視及び収集並びに該複数のセンサの管理を可能にして、例えば放射線を検出すること等により我々の地域社会のセキュリティを改善するための解決策に対する要求が生じている。更に、セキュリティを向上させるために斯かるセンサに基づく関連する情報を効率的な態様で供給する必要性が存在する。幾つかの実施態様によれば、1以上のセンサの読み(測定値)及び関連する導出データは、ユーザ操作のためにグラフィックユーザインターフェース(GUI)に表示することができる。例えば、操作者は、例えばセンサの測定値、センサ(又は複数のセンサ)の状態の変化、1以上のセンサにより条件が満たされること等の情報を、例えば巻き戻し、早送り、再生、一時停止等により関心期間にわたってスクロールすることができる。上記関心期間は、例えばリアルタイムデータを含み1週間前から現時点まで等の様に、ユーザが選択可能であることが理解される。そのようであるので、例えば可能性のあるテロリスト行為、生物学的危険物質からの可能性のある放射線等の可能性のあるイベント(事件)の発生を、上記GUIの再生機能を用いて検出し、これにより、悲惨なイベントを回避することができる。
更に、上記センサベース検出システムを監視映像(footage:生映像)により補足(補完)する必要性が生じている。幾つかの実施態様によれば、監視映像は同じ物理的近傍内(例えば、視線内、同じ部屋内、同じ建物内、建物の入口を監視する該建物の外側)にあるセンサ(又は複数のセンサ)に関する追加情報を提供することができる。結果として、監視システムを備える該センサベース検出システムは、予防的システム及び懲罰的システムとなる。
幾つかの実施態様によれば、システムはセンサ、ビジュアルキャプチャ装置及びコントローラを含むことができる。上記センサ、例えば、温度センサ、電磁センサ、機械式センサ、動きセンサ、生物学的/化学的センサ、ガイガーカウンタ等は、幾つかの実施態様によれば、入力に関連する値、例えば温度値、電磁的値、放射線値等を測定するように構成することができる。上記ビジュアルキャプチャ装置、例えばビデオカメラ、デジタルカメラ等は、例えばビデオフレーム、写真等のビジュアルデータを捕捉(キャプチャ)するように構成することができる。幾つかの実施態様において、上記コントローラは、上記の測定された値及び捕捉されたビジュアルデータが表示装置上で同時にレンダリングされるように構成することができる。
実施態様は、種々のネットワーク(例えば、インターネットプロトコル(IP))接続されたセンサを監視及び管理するための方法及びシステムを提供する。実施態様は、センサ及び関連するセンサの測定値又はデータ(例えば、周辺センサの測定値)の監視(例えば、連続したリアルタイム監視、散発的監視、計画的監視等)を可能にするよう構成される。例えば、ガンマ放射線レベルを背景放射線レベルの前後状況で監視することができる。従って、背景ガンマ放射線レベルの著しい変化は、有害な放射線物質(例えば、爆弾等)の存在を示し得る。結果として、可能性のあるセキュリティ侵害、テロリスト活動等を回避するために適切な行動をとることができる。実施態様は、如何なる数のセンサもサポートすることができ、所望に応じて拡大又は縮小することができる。このように、実施態様は汎用的センサ監視、管理及び警報プラットフォームを提供する。
実施態様は、時間にわたりセンサ(又は複数のセンサ)の測定値及び/又は捕捉された監視映像をスクロールすることができるように、分析、記録保管、状態(例えば、リアルタイム状態、散発的監視、計画監視等)のGUIベースの監視及び管理を提供する。幾つかの実施態様において、当該システムは地域社会に特定の危険性に関して警報するためのメッセージングシステムを含むことができる。実施態様は、例えば、ガンマ放射線検出、空気品質の検出、水及びレベルの品質検出、火事検出、洪水検出、生物学的及び化学的検出、気圧検出、粒子計数検出、移動及び振動の検出等の特定のセンサ検出に関して監視し、管理し、警報し及びメッセージングを行うための解決策を提供することができる。例えば、当該実施態様は有害な物質又は条件の移動を監視及び追跡し、これにより、公衆の対応及び防御メカニズムの開始を可能にするための解決策を提供することができる。実施態様は、以前に設置された装置(例えば、監視カメラ、スマートフォン、振動検出センサ、一酸化炭素検出センサ、粒子検出センサ、気圧検出センサ、赤外線検出センサ等)が、危険な条件(例えば、放射性の、生物学的、化学的等)を検出するためのセンサとして使用されることを可能にすることができる。
実施態様は、公共の空間又は場(例えば、空港、バスターミナル、競技場、コンサートホール、旅行者アトラクション、公共輸送システム等)、組織(例えば、ビジネス、病院、貨物置場、政府のオフィス、防衛施設、核施設、研究所等)等を含む多様な環境で使用することができる。例えば、実施態様は、公衆に放出されることがないことを保証すると共に当該材料の公共地域へ持ち込まれることを防止すべく機微な物質(例えば、核の、生物学的、化学的等)を追跡するために使用することができる。このように、実施態様は、更に、テロリストの脅威(例えば、ダーティ爆弾)に対する迅速な対応を容易にすることができる。本明細書に記載される実施態様は、単なる解説目的で放射線検出及びガンマ線検出の筋書き内のものとなっているが、当該範囲を限定することを意図するものではないことが理解される。
図1は、幾つかの実施態様による動作環境を示す。動作環境100は、センサベース検出システム102、ネットワーク104、ネットワーク106、メッセージングシステム108、センサ110〜120及びビジュアルキャプチャ装置(又は複数の装置)130を含んでいる。センサベース検出システム102及びメッセージングシステム108はネットワーク104に結合されている。センサベース検出システム102及びメッセージングシステム108はネットワーク104を介して通信可能に結合されている。センサベース検出システム102、センサ110〜120及びビジュアルキャプチャ装置130は、ネットワーク106に結合されている。センサベース検出システム102、センサ110〜120及びビジュアルキャプチャ装置130は、ネットワーク106を介して通信可能に結合されている。ネットワーク104、106は、2以上のネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット。ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WiFi)等)を含むことができ、インターネットを含む1以上のネットワークの組み合わせであり得る。幾つかの実施態様において、ネットワーク104及びネットワーク106は単一のネットワークであり得る。
センサ110〜120は、関連する読み(測定値)、例えばガンマ放射線、振動、熱、動き等を検出し、該情報を分析のためにセンサベース検出システム102に送信する。センサベース検出システム102は、受信された情報を使用すると共に、該情報を閾値、例えば履歴値、ユーザ選択値等と比較して潜在的に危険なイベントが発生したかを判定することができる。上記判定に応答して、センサベース検出システム102は該情報を適切な行動(例えば、適切な人員にEメールする、アラームを鳴らす、警報を発する、警察部署に警告する、本土保安部署に注意喚起する等)のためにメッセージングシステム108に送信することができる。それに従って、当該危険性に対処するために適切な行動がとられ得る。
センサベース検出システム102はGUI内でセンサの測定値又は該測定値から導出された何らかの情報を提供することができる。例えば、種々のセンサからの測定値を、例えば、これらセンサの過去の測定値を現在の測定値と比較することができるように、時間にわたって表示することができる。幾つかの実施態様において、センサの測定値から導出された情報はGUI上にレンダリングすることができる。例えば、センサの状態、例えば該センサが通常モードにあるか、高められた状態にあるか、高度に高められた状態にあるか等、を時間にわたって表示することができる。言い換えると、GUIはユーザがセンサの測定値又は該測定値から導出された情報を時間にわたってスクロールすることを可能にすることができる(例えば、上記時間はユーザにより選択されたものとすることができる)。
幾つかの実施態様によれば、センサベース検出システム102はビジュアルキャプチャ装置130からビジュアルデータ及び手掛かり(ヒント)を受信することができる。幾つかの実施態様において、ビジュアルキャプチャ装置130はセンサ110〜120のうちの幾つかに関係付けられる。ビジュアルキャプチャ装置130からの捕捉されたデータ、例えば静止化映像、ビデオフレーム、赤外線情報等は、センサ110〜120から受信された情報を補足することができる。例えば、センサの測定値又はセンサからの導出情報は、捕捉されたビジュアルデータと同様にGUI上に表示することができ、これにより、可能性のある危険な状況を検出することを容易にする。例示として、1以上のセンサ110〜120からの高められた測定値は、人にビデオキャプチャ装置130からの映像を調べさせるようになり得、これにより、配管内の漏れを識別し、可能性のあるテロリストによる爆弾の設置を識別する、等を行う。
センサ110〜120は、温度センサ(温度、熱等)、電磁センサ(例えば、金属検出器、光センサ、粒子センサ、ガイガーカウンタ、電荷結合装置(CCD)等)、機械式センサ(例えば、タコメータ、オドメータ等)、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、生物学的/化学的センサ(例えば、毒素、栄養素等)等を含む種々のセンサの何れかとすることができる。更に、センサ110〜120は、これらに限定されるものではないが、音響、音、振動、自動車/輸送、化学(薬品)、電気、磁気、無線電波、環境、気候、水分、湿度、流れ、流体速度、イオン化、原子、亜原子、航法、位置、角度、変位、距離、速度、加速、光学、光、画像、光子、圧力、力、密度、レベル、熱的、熱、温度、近接、存在、放射線、ガイガーカウンタ、結晶型ゲートセンサ(crystal based portal sensors)、生物学的、圧力、空気品質、水質、火事、洪水、侵入検知、動き検出、粒子計測、水位、監視カメラ等を含む種々のセンサの何れか又はこれらの組み合わせとすることができる。センサ110〜120はビデオカメラ(例えば、IPビデオカメラ)又は特設のセンサとすることもできる。
センサ110〜120及びビジュアルキャプチャ装置130は、定位置に固定し(例えば、監視カメラ又はセンサ)、半固定にし(例えば、自動車のセルタワー上のセンサ又は他の準携帯物体に取り付けられたセンサ)、又はこれらの組み合わせとすることができる。センサ110〜120は、データをセンサベース検出システム102に斯かるセンサ110〜120のタイプに従って供給することができる。例えば、センサ110〜120は、ガンマ放射線を検出するように構成されたCMOSセンサであり得る。このように、ガンマ放射線はピクセルを照射することができ、該放射線は電気信号に変換されて、センサベース検出システム102に送信される。
センサベース検出システム102はセンサ110〜120からデータを受信し、これらセンサを管理するように構成される。センサベース検出システム102は、ユーザが1以上の場所におけるセンサの測定値及びレベルを監視し及び追跡することを補助するよう構成される。センサベース検出システム102は、ある場所内の新たなセンサの容易な配備を可能にすると共に、これらセンサの、ユーザの優先度(好み)、経験則に基づいたイベントの検出ための監視を可能にする種々の構成要素を有している。上記イベントは、メッセージングシステム108により使用されて、センサに基づく警報(例えば、1つのセンサに関する閾値を超えたセンサの測定値に基づく、特定の近傍内の2つのセンサの測定値が閾値を超えることに基づく、等)を発生することができ、適切な人員が行動をとるようにする。センサベース検出システム102は、地理的に異なる場所に配置され得る如何なる数のセンサからもデータを受信し、これらセンサを管理することができる。幾つかの実施態様において、センサ110〜120及びセンサベース検出システム102の構成要素は、複数のシステム(例えば、更に仮想化された)及び大きな地理的領域にわたって分散させることができる。
1以上のセンサ(例えば、センサ110〜120)から受信された情報は、ビジュアルキャプチャ装置130を用いて捕捉されたデータにより補足することができることが分かる。例えば、1以上のビデオカメラ、スチルカメラ、赤外線カメラ等からの視覚的に捕捉されたデータは、処理のために、収集されると共にセンサベース検出システム102に送信することができる。従って、例えば配管からの漏れ、可能性のあるテロリストの生物学的有害物質の輸送等の可能性のある危険な状況の検出が一層容易になる。かくして、可能性のある危険な状況を回避することが一層容易になり、当該情報を例えばテロリスト攻撃の裁定に使用することができる。幾つかの実施態様において、データの視覚的捕捉は、1以上のセンサが特定の条件(例えば、センサの測定値が特定の閾値を超える)を満たすことに応答して開始される。幾つかの実施態様において、視覚的に捕捉されたデータは、後の取り出しのためにタイムスタンプを付して記憶することができる。
センサベース検出システム102は、各センサ又はセンサの群に関して及びビジュアルキャプチャ装置130に関して、位置情報(例えば、ボードルームB、フロア2、ターミナルA等)及び全地球測位システム(GPS)座標(例えば、緯度、経度等)を追跡及び記憶することができる。センサベース検出システム102は、定められたイベントが発生したか(例えば、検出された放射線レベルが特定の閾値より高いか、等)を判定するために、センサを監視し、センサ値を追跡するように構成することができる。センサベース検出システム102はビジュアルキャプチャ装置130に関連するデータを監視、追跡及び記憶するように構成することもできることが分かる。幾つかの実施態様においては、前記センサ(又は複数のセンサ)が特定の条件を満たす(例えば、センサの測定値が特定の閾値である又は特定の閾値より高い等)場合に、データをビジュアルキャプチャ装置130により捕捉することができる。しかしながら、他の実施態様において、ビジュアルキャプチャ装置130からのデータは、センサにより特定の条件が満たされない場合にも生じ得る。
センサベース検出システム102は、危険又は禁制物質がセンサの周囲又は範囲内で持ち運ばれる進行ルート又は経路を決定することができる。例えば、固定されたセンサに対する放射性物質の進行経路を決定しGUIを介して表示することができる。移動するセンサ(例えば、スマートフォン等)に対する、又は固定された及び移動するセンサの混合に対する放射性物質の進行経路も同様に決定しGUIを介して表示することができることが分かる。分析値及び/又は感知された値は、リアルタイムに表示することができるか、又は後の取り出しのために記憶することができることが理解される。GUIはユーザがイベントを再生、早送り、巻き戻し、一時停止等により順にスクロールすることを可能にする。
ビジュアルキャプチャ装置130は、センサベース検出システム102により制御することができる。例えば、センサベース検出システム102が進行のルート又は経路を決定した後、当該ビジュアルキャプチャ装置(又は複数の装置)は該進行経路をリアルタイムで捕捉するために向き直され及び/又は再焦点合わせされ得る。言い換えると、ビジュアルキャプチャ装置は、センサによる測定情報に基づいて、センサベース検出システム102により決定されたように移動し、スイープし、又は向けられる。ビジュアルキャプチャ装置は、センサが値を測定するにつれて、及びセンサが活性化及び非活性化されるにつれて応答することができる。進行のルート又は予測経路の範囲を最大にするために、複数群のビジュアルキャプチャ装置を使用することもできる。例えば、活性化されたセンサに最も近いビジュアルキャプチャ装置は、該センサの正確な位置に焦点を合わせることができる一方、当該領域内の他のビジュアルキャプチャ装置は可能範囲を増加させるために当該部屋/領域にまたがってパン(パンニング)を行うことができる。
センサベース検出システム102は、センサ110〜120及びビジュアルキャプチャ装置130を監視及び管理するためにGUIを表示することができる。該GUIは、センサの測定値、センサの状態及びマップ上のセンサの位置を表示すると共に、ビジュアルキャプチャ装置130による捕捉データ及びマップ上の各キャプチャ装置の位置をレンダリングするように構成することができる。センサベース検出システム102は、過去のセンサの測定値及びセンサにより検出された物質又は状況の移動の見直しを、記憶されたセンサ値及びビジュアルキャプチャ装置130により捕捉されたビジュアルデータの停止、再生、一時停止、早送り及び巻き戻し機能に基づいて可能にすることができる。従って、センサベース検出システム102は、閾値(例えば、所定の値に基づく又は周囲センサの測定値に基づく)を越えるセンサの測定値を有したセンサに対応する画像又はビデオ映像の見直しを可能にする。例えば、センサをGUIにおいて選択することができると共に、センサの検出範囲内の領域に関連するビデオ映像を表示することができ、これにより、ユーザが危険物質を運んでいる個人を見ることを可能にする。一実施態様において、上記映像はユーザの選択に応答して表示され、又は該映像は特定のイベント(例えば、特定のセンサ又はセンサ群に関連するセンサの測定値が特定の閾値より高い)に応答して自動的に表示され得る。
幾つかの実施態様において、1以上のセンサの読み(センサ測定値)は、見易いようにグラフ又はチャート上に表示することができる。センサを描く視覚的なマップ型表示を、これらセンサが該センサの測定値及び特定のイベントに従ってカラーコード化された状態で表示することができる。例えば、灰色は校正センサに関連付けることができ、緑色は当該センサからの正常な測定値に関連付けることができ、黄色は高められたセンサの測定値に関連付けることができ、橙色は潜在的に危険なセンサの測定値に関連付けることができ、赤は危険な警告のセンサの測定値に関連付けることができる。ビジュアルキャプチャ装置130の表現も当該GUIに上記センサ(上述した様に提示される)と同様に表示することができると理解される。ビジュアルキャプチャ装置130による捕捉データも、GUI上にレンダリングすることができる。
センサベース検出システム102は、警報又は特定の閾値(例えば、所定の、動的な又は周囲に基づく)より高い若しくは経験則に基づくセンサの測定値を決定し、斯かる警報をGUIに表示することができる。センサベース検出システム102は、ユーザ(例えば、操作者)が、複数のセンサからの複数の警報に関連するイベントを生成するために複数のセンサを一緒にグループ化することを可能にすることができる。例えば、互いに12フィート以内で且つ同一の物理的空間内にある3個のセンサ又はそれ以上が、過去の値より少なくとも40%以上大きなセンサの測定値を有する場合、コードレッドのイベントが生成され得る。幾つかの実施態様において、センサベース検出システム102は、センサの地理的近さに基づいて斯かるセンサを自動的に一緒にグループ化することができる。例えば、ロサンゼルス空港のターミナルA内のゲート1、2及び3のセンサは互いに対する近い位置(例えば、同じ物理的空間内の物理的近さ)により一緒にグループ化することができる一方、別のターミナルにおけるセンサはバラバラな位置によりグループ化することはできない。しかしながら、特定の状況では、ターミナル、ゲート等の一層細かなレベルにおいてではなく、当該空港におけるイベントを監視するために同一の空港内のセンサを一緒にグループ化することもできる。言い換えると、センサは所望に応じてグループ化及び拡大縮小することができる。
ビジュアルキャプチャ装置130も同様にグループ化し、管理することができ、該装置からの捕捉データは後の取り出しのために記憶し、又は記憶することなくレンダリングすることができることが理解される。幾つかの実施態様によれば、ビジュアルキャプチャ装置130は互いに、及び/又はセンサ110〜120とグループ化することができる。
センサベース検出システム102は、センサ110〜120及び/又はビジュアルキャプチャ装置130から収集された情報から生成されたイベントの決定に基づいてメッセージングシステム108に情報を送信することができる。メッセージングシステム108は1以上のメッセージングシステム又はプラットフォームを含むことができ、これらはデータベース(例えば、メッセージング、SQL又は他のデータベース)、ショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、インスタントメッセージングサービス、カリフォルニア州サンフランシスコのツイッタ社から利用可能なTwitter(商標)、拡張可能マークアップ言語(XML)に基づくメッセージングサービス(例えば、フュージョンセンタとの通信のための)、 JavaScript(登録商標)オブジェクト表記(JSON)メッセージングサービス等を含むことができる。例えば、国内情報交換モデル(NIEM)準拠のメッセージングを、化学的、生物学的、放射性物質及び核防衛(CBRN)疑惑行動レポート(SAR)を政府報告義務団体(例えば、地方、州又は連邦政府)に報告するために使用することができる。
図2は、幾つかの実施態様によるセンサベース検出システムの構成要素を示す。図示されたもの200は、センサ250〜260、ネットワーク230、センサベース検出システム202及びビジュアルキャプチャ装置(又は複数の装置)205を含んでいる。センサベース検出システム202、センサ250〜260及びビジュアルキャプチャ装置205は、ネットワーク230を介して通信可能に結合されている。ネットワーク230は、2以上のネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット、LAN、WAN等)を含むことができると共に、インターネットを含む1以上のネットワークの組み合わせとすることもできる。幾つかの実施態様において、センサ250〜260はセンサ110〜120と実質的に同様のものとすることができ、前述したように種々のセンサの何れかとすることができる。ビジュアルキャプチャ装置205は、前記ビジュアルキャプチャ装置130と実質的に同様のものとすることができると共に、実質的に同様の態様で動作することができることが分かる。
センサベース検出システム202は、センサ250〜260からのデータにアクセスすることができ又は該データを受信することができる。該検出システム202はビジュアルキャプチャ装置205から監視映像を受信することもできることが分かる。幾つかの実施態様において、上記監視映像はセンサの状態に無関係に受信されるが、幾つかの実施態様では、該監視映像は、1以上のセンサが特定の条件(例えば、検出された測定値が特定の閾値を超える、センサの大部分が特定の状態の変化を登録する等)を満たす場合に受信される。
センサベース検出システム202は、センサ管理モジュール204、センサ処理モジュール206、データ保管モジュール208、状態管理モジュール210、視覚化モジュール212、メッセージングモジュール214、位置モジュール216及びユーザ管理モジュール218を含むことができる。
幾つかの実施態様において、センサベース検出システム202は複数のサーバ(例えば、物理又は仮想マシン)上に分散させることができる。例えば、ドメインサーバはデータ保管モジュール208及び視覚化モジュール212を実行することができ、ロケーションサーバはセンサ管理モジュール204及びセンサ処理モジュール206の1以上のインスタンスを実行することができ、メッセージングサーバはメッセージングモジュール214を実行することができる。例えば、複数のロケーションサーバが、各々、100個のセンサを持つ対応するサイトに配置されると共に、分析結果を単一のドメインサーバに供給し、該ドメインサーバは監視及び管理インターフェース(例えば、GUI)並びにメッセージングサービスを提供する。上記ドメインサーバは中心に配置することができる一方、上記ロケーションサーバは帯域幅の目的でセンサの近くに配置することができる。
センサ管理モジュール204はセンサ250〜260を監視及び管理するように構成される。センサ管理モジュール204は、センサ250〜260を監視及び管理するためにセンサ処理モジュール206の1以上のインスタンスを開始するように構成される。センサ管理モジュール204は、新たなセンサが設置された場合に、新たなセンサ処理(例えば、センサ処理モジュール206のインスタンス)を構成するように動作する。このように、センサ管理モジュール204は、センサ処理モジュール206の複数のインスタンスの実行を開始することができる。幾つかの実施態様においては、センサ処理モジュール206の1つのインスタンスが、各センサに対して実行される。例えば、50個のセンサが存在する場合、これらセンサを構成するためにセンサ処理モジュール206の50個のインスタンスが実行される。
センサ管理モジュール204は既存のセンサを構成するように動作することもできることが更に理解される。例えば、センサ252は以前に構成されているかも知れないが、センサ管理モジュール204は該センサ252を新たな構成パラメータで再構成することができる。センサ管理モジュール204は、センサ処理モジュール206を介してセンサ250〜260からのデータの集約器又は収集器として構成することができる。センサ管理モジュール204は、センサ処理モジュール206のインスタンスを介して受信されたデータを、データ保管モジュール208に送信するよう構成することができる。
センサ管理モジュール204は、更に、センサ処理モジュール206のインスタンスが適切に動作しているか否かを判定するために、該センサ処理モジュール206の1以上のインスタンスの監視を可能にする。幾つかの実施態様において、センサ管理モジュール204は、センサが故障しているかを含む1以上のセンサの調子(正常さ)を、例えば、期待され又は予測された値が特定の期間内に受信されたかに基づいて決定するよう構成される。センサ管理モジュール204は、更に、データが時間内に到達しているか、及び当該センサが適切に機能している(例えば、正常である)ことを該データが示しているか否かを判定するように構成することができる。例えば、放射線センサは所与の期間内に特定のマイクロシーベルト(mSv)値を供給するものと予想することができる。幾つかの実施態様においては、センサデータを分析する分析エンジンから期待値を受信することができる。幾つかの実施態様において、センサ管理モジュール204は、センサから状態の指示情報(例えば、活動信号、エラー信号又はオン/オフ信号等)を受信するように構成することができる。該正常さ情報はセンサ250〜260の管理のために使用することができ、これらセンサに関連する該正常さ情報はデータ保管モジュール208に記憶することができる。
センサ管理モジュール204は、更に、センサからの出力を、予測可能な出力率に基づいてアクセスし、調べることができる。例えば、センサに関連する分析処理(例えば、センサ処理モジュール206により実行される)は10秒毎に記録を作成することができ、記録が受信されない(例えば、10秒の倍数の期間内に)場合、センサ管理モジュール204は上記分析処理を停止及び再起動させることができる。幾つかの実施態様において、上記記録はフラットファイルとすることができる。
センサ処理モジュール206は、センサ250〜260からデータ(大容量(バルク)又は生データ)を受信するように構成されている。幾つかの実施態様において、センサ処理モジュール206は、センサ250〜260から受信されたデータに基づいて記録(例えば、フラットファイル)を形成することができる。センサ処理モジュール206は上記生データの分析を実行することができる(例えば、センサの測定値を判断するためにビデオのフレームを分析する)。幾つかの実施態様において、センサ処理モジュール206は、次いで、上記記録を前記センサ管理モジュール204に受け渡すことができる。
データ保管モジュール208は、センサ管理モジュール204からデータを受信するように構成される。該データ保管モジュール208はセンサの測定値及びセンサに関連するメタデータを記憶するように構成される。センサに関するメタデータは、各センサの地理的情報(例えば、GPS座標、緯度、経度等)、当該センサの記述及び該センサの場所(例えば、ロサンゼルス空港のターミナルA、ゲート1におけるセンサ等)を含むことができる。幾つかの実施態様において、データ保管モジュール208は状態変化を、各センサの状態の監視(例えば、リアルタイムな監視)及び当該センサの期間(例えば、30秒、1分、1時間等)にわたる状態に基づいて決定するように構成することができる。幾つかの実施態様において、データ保管モジュール208は警報を発生するように構成される(例えば、センサの状態が変化し、閾を越えた場合、センサの測定値が閾値より低い等の特定の条件を満たす場合、等々)。該発生された警報は、表示のために(例えば、ユーザに対する)視覚化モジュール212に送信することができる。センサの状態の変化は、このように、ユーザ(例えば、操作者)の注意を惹かせるようにさせられ得る。上記閾値は、1以上の過去の値、安全な測定値、操作者の選択値等であり得る。
他の情報も視覚化モジュール212を介して同様に表示させることができると理解される。例えば、センサの実際の測定値を、地理的マップ(地図)及び該地図内に位置するセンサを表示するGUI上に表示させることができる。追加の情報をユーザの選択に応答して表示させることができることも分かる。例えば、表示されたセンサをユーザが選択した場合に該センサのGPS座標が表示され得、表示されたセンサをユーザが選択した場合に該センサのタイプ及びブランドが表示され得る、等である。センサの測定値を伴ったGUIを表示する視覚化モジュール212は、ユーザが、異なる期間におけるセンサによる測定を見るために、時間的に前後にスクロールし、再生し、一時停止し、等々を行うことができるように、センサに関する再生機能を表示することもできることが分かる。幾つかの実施態様によれば、上記再生機能は、図1と同様に、ビジュアルキャプチャ装置205により捕捉された監視映像により補足することができることも分かる。
幾つかの実施態様において、データ保管モジュール208は、Ferdinand E.K. De Antoniによる“センサの測定値のキャプチャ、記憶及び分析のためのドメイン不可知方法”なる名称のフィリピン国特許出願第1-2013-000136号(代理人整理番号:13-027-00-PH)に記載されたのと実質的に同様の態様で実施化することができ、該文献は参照により本明細書に組み込まれる。
状態管理モジュール210は、データ保管モジュール208から及び/又はセンサ管理モジュール204からデータ(例えば、センサ管理モジュール204により書き込まれたデータ)を読み取り、状態変化が発生したかを判定する。状態変化は、関連するセンサに関して時間的に前の記録から変化があったかを決定する方式に基づいて判定することができ、周囲のセンサの測定値を考慮に入れることができる。状態の変化があった場合は、警報が起動される。状態は一連の値であり得ることも理解される。イベントと称される1以上の警報は集合させることもできる(例えば、データ構造へ)。該イベントは、次いで、視覚化モジュール212によりアクセスされ、又は視覚化モジュール212へ送信され得る。次いで、該視覚化モジュール212は上記状態の変化、警報又はイベントを表示することができる。幾つかの実施態様において、視覚化モジュール212は、上記警報を外部システム(例えば、メッセージングシステム)へ送信させるための入力を受信することができる。視覚化モジュール212は、レンダリングされる情報、例えば上記状態、警報、イベント、センサからの測定値等のための再生機能を表示することができることが分かる。かくして、操作者は、如何なる関心の期間にわたっても値、状態、イベント、警報等をスクロールすることができる。
視覚化モジュール212は、可能性のあるセンサに基づく警報のために場所を監視する際に使用するよう構成される。視覚化モジュール212は、配備されたセンサの各々を監視及び管理するためにGUIを設けることができる。幾つかの実施態様において、視覚化モジュール212は、センサの各々を階層的態様で見るためにツリーフィルタを設けるように構成され、これにより、地理的前後関係での各センサの監視を可能にする。視覚化モジュール212は、更に、如何なる時点におけるセンサ警報も捕捉すると共に、当該センサ警報を更なる分析のために適切な当局に上申するためにイベント事件ファイルの作成を可能にすることができる。視覚化モジュール212は、危険な物質又は状況の進行経路又はルートをセンサの測定値及び関連するセンサの位置に基づいて表示することができる。視覚化モジュール212は、更に、一群のセンサ(例えば、空港におけるターミナル内のセンサ等)に対してズームイン又はズームアウトするために使用することができる。かくして、当該情報を操作者により望まれる細かさで表示することができる。視覚化モジュール212は、ユーザの操作に応答して情報をレンダリングするために使用することもできる。例えば、或るセンサ(例えば、センサ260)のユーザ選択に応答して、該センサに関連するセンサの測定値が表示され得る。他の例において、当該センサに関連するビデオ配信を表示させる(例えば、同時に)こともできる。
メッセージングモジュール214は、メッセージを、これらに限定されるものではないが、データベース(例えば、メッセージング、SQL、又は他のデータベース)、ショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、インスタントメッセージングサービス、カリフォルニア州サンフランシスコのツイッタ社から利用可能なツイッタ、拡張可能マークアップ言語(XML)に基づくメッセージングサービス(例えば、フュージョンセンタとの通信のための)、ジャバスクリプト(JavaScript(登録商標))・オブジェクト表記(JSON)メッセージングサービス等を含む、他のシステム又はメッセージングサービスに送信するように構成される。一例において、国内情報交換モデル(NIEM)に準拠するメッセージングを、化学的、生物学的、放射線及び核防衛(CBRN)疑惑活動レポート(SAR)を政府報告義務団体(例えば、地方、州又は連邦政府)に報告するために使用することができる。幾つかの実施態様において、メッセージングモジュール214は、センサ管理モジュール204から受信されたデータに基づいてメッセージを送信することができる。これらメッセージは、使用されるメッセージングサービスの要件/規格に準拠するためにフォーマットすることができることが理解される。例えば、前述したように、メッセージはCBRNイベントを報告するためにNIEMフォーマットに形成することができる。
位置モジュール216は、区域内のセンサを図形的に示すためのマッピング及び空間分析(例えば、三角測量)を行うように構成される。例えば、位置モジュール216は空港ターミナルの各ゲートにおけるセンサに関して位置及び関連するアイコンの表示を容易化するように構成することができる。幾つかの実施態様において、センサ管理モジュール204は、センサに関連する地理的データを、位置モジュール216に関連付けられたデータ記憶部(図示略)に記憶するように構成される。幾つかの実施態様において、位置モジュール216はカリフォルニア州レッドランドのERSI社からのArcGISと連動して動作することができる。位置モジュール216は、センサの位置に関連するマッピング情報を、該センサの位置が当該地図に重なり得るように、例えば該センサの位置がロサンゼルス空港の地図に重なり得るように、供給するために使用することができる。
ユーザ管理モジュール218は、ユーザ管理並びに操作者及び管理者のユーザ識別情報の記憶を行うように構成される。上記ユーザ管理部分は、既存のユーザ管理システム(例えば、OpenLDAP又はActive Director)と統合することができ、これにより、当該センサベース検出システム202を動作させるために既存のユーザアカウントを使用することを可能にする。
ここで、図3A〜3Cを参照すると、幾つかの実施態様による再生部(再生装置)を備えたセンサベース検出システムが示されている。図3Aを更に特定的に参照すると、システム300が示されている。システム300は、センサ310a、310b、310c、310d、310e、記憶部370、コントローラ340及び表示装置380を含んでいる。
幾つかの実施態様によれば、センサ310a〜310eは、自身の各入力に関連する値を測定する。センサ310a〜310eは、図1に記載したセンサの何らかの組み合わせとすることができ、図1に示したように、対応する入力に関連した値の如何なる組み合わせも測定することができる。センサ310a〜310eによる測定情報は、処理のためにコントローラ340へ送信することができる。処理された情報及び/又はセンサから受信された生データは、後の取り出しのために記憶部370に記憶することができる。生情報、処理された情報、センサ関連情報又はこれらの何らかの組み合わせは、GUIとしての表示装置380上にレンダリングすることができる。
コントローラ340は、受信された情報(例えば、測定された値、センサに関連する情報等)を処理して、導出された情報、例えばセンサの状態(例えば、通常状態、高い状態、臨界状態、校正状態等)、状態の変化(例えば、正常から高い状態への変化、臨界から高い状態への変化等)等を発生することができる。幾つかの実施態様において、センサ310a〜310eによる測定値は記憶部370に直接的に(図示略)又はコントローラ340を介して記憶することができる。幾つかの実施態様によれば、コントローラ340は上記の発生された導出情報が記憶部370に記憶されるようにすることができると理解される。幾つかの実施態様において、コントローラ340は、受信された情報又は該情報から導出された何らかの情報がGUIとしての表示装置380上に表示されるようにすることができる。更に、コントローラ340は、センサに関連する情報(例えば、当該センサの名称、センサのタイプ、当該センサの位置情報的位置、当該センサに関連するメタデータ等)をGUIとして表示装置380上にレンダリングすることができることが分かる。
幾つかの実施態様において、センサ310a〜310eにより測定されたデータ及び/又は該測定データから導出されたデータには、タイムスタンプを付すことができる。測定データ及び/又は該データからの導出データのタイムスタンプ付けは自動的に行われる(例えば、各測定値にタイムスタンプを付す、1つ置きの測定値にタイムスタンプを付す、特定の間隔でタイムスタンプを付す等である)。幾つかの実施態様において、測定データ及び/又は該データからの導出データのタイムスタンプ付けは、特定の条件を満たすこと(例えば、センサの測定値が閾値を超える、一群のセンサの測定値が特定の期間内において閾値を超える等)に基づくものとすることができる。幾つかの実施態様において、測定値及び/又は該データからの導出データのタイムスタンプ付けは、タイムスタンプを付すというユーザの選択に応答したものとすることができる。
表示装置380は情報、例えばセンサの何らかの組み合わせ(例えば、310eを除くセンサ310a〜310d)に関連する測定値、導出情報等をレンダリングすることができる。測定値及び/又は導出情報は過去の(履歴的)及び/又はリアルタイムな値を含むことができる。図3Aは、図示目的でセンサ310a〜310dに関する測定値のレンダリングを示しているが、これに限定されるものではなく、例えば導出された情報をレンダリングすることもできる。表示装置380は、センサの測定値及び関心の値(例えば、関心の温度、関心の振動、関心の放射線等)の閾値を時間にわたりレンダリングする。従って、ユーザは如何なる所与のセンサが関心の閾値より高い又は低い測定値を有することも識別することができる。上記閾値のレンダリングは図示目的のためだけのものであり、当該実施態様の範囲を限定するものと見做してはならないことが分かる。また、本出願を通して、センサの測定値のレンダリングは図示目的で説明されるが、これら実施態様は範囲を限定するものと見做されるべきでないことも理解される。例えば、センサの測定値は、上述した導出される情報等も含むことができる。
時間間隔(期間)はユーザにより調整することができるものであることが分かる。例えば、ユーザは過去1時間の測定値を表示するよう選択することができ、ユーザは2008年9月16日の午後3時〜午後6時の間の測定値を表示するよう選択することができ、等々である。幾つかの実施態様によれば、関心の時間間隔はポップアップウインドウ、ポップダウンメニュ等を用いて選択することができる。
幾つかの実施態様によれば、表示装置380は再生装置382もレンダリングすることができる。再生装置382は、ユーザが関心期間にわたり順にスクロールすることを可能にする。再生装置382は、種々の機能、例えば再生、停止、一時停止(図示略)、早送り、巻き戻し、次のチャプタ、前のチャプタ等を含むことができる。言い換えると、ユーザは関心期間の間の各センサに関する測定値の変化を見ることができる。この例示的実施態様において、再生装置382は関心期間にわたるセンサ310a〜310dに関するロサンゼルス空港におけるイベントに関連されている。
再生装置382は、更なる洞察を提供するために使用することができ、更に、特定の結論を引き出す助けとなる。例えば、再生装置382は、センサ310a〜310dによる高い測定値及びスパイク(急上昇)を短い時間にわたり経時順に明らかにすることができる。センサ310a〜310dが互いに特定の近傍内にあると共にデイジチェーンの幾何学構造を形成している(例えば、センサ310aはセンサ310bに近く、該センサはセンサ310cに近く、該センサはセンサ310dに近い)ことが分かっており、測定された値におけるスパイクが同じ順番である場合、このことは、センサ310a〜310dの間で生じたイベントが上記測定値のスパイクの原因であった(例えば、生物学的危険物質がセンサ310aの物理的近傍からセンサ310dの近傍へと輸送された)と推測させ得る。上述した例は再生装置382をどの様に使用することができるかについての解説目的のために過ぎず、当該実施態様を限定するものと見做されるべきでないことが理解される。例えば、再生装置382はセンサの履歴分析に基づいてイベントを作成する(例えば、満たされた場合に警報を起動する条件を作成する)ために使用することができる。
ここで図3Bを参照すると、センサ310dに関する測定値(例えば、読みX)が示されている。幾つかの実施態様によれば、ユーザは所与の関心時点における関心のあるセンサの測定値を選択して(例えば、クリックすることにより)、該関心時点における測定値を示すことができる。幾つかの実施態様において、ユーザはポインティング装置(例えば、マウス)を上記所与の関心時点におけるセンサの測定値上で静止させることにより、該所与の関心時点におけるセンサの測定値が表示されるようにすることができる。
ここで図3Cを参照すると、各センサ(例えば、センサ310a〜310d)に関連する所与の時点における測定値は、ユーザがGUIの移動ウインドウ381を操作するにつれて、表示され得る。例えば、移動ウインドウ381を左に又は右に操作することは、ユーザがセンサ310a〜310dに各々関連する測定値X〜Xを見ることを可能にする。幾つかの実施態様において、上記移動ウインドウ381は関心の期間を選択するために2つの垂直ライン(図示略)を含むことができることも分かる。
ここで図4A〜4Cを参照すると、幾つかの実施態様による再生グラフィックユーザインターフェースを備えたセンサベースシステムが図示されている。図4Aを参照して、表示装置380は地図枠404及び位置枠406をレンダリングすることができる。地図枠404はセンサに関連する地図を表示することができる。この例示的実施態様においては、カリフォルニア州の地図が南カリフォルニアに配置された24個のセンサと共に表示されている。該地図上に表示された情報は、種々のツール(例えば、ズーミング装置402)を用いて所望のようにズームイン及びズームアウトすることができることが分かる。ズームイン/アウトに応答して、上記センサは、例えば地理的位置に基づいて、タイプに基づいてグループに分割され、それに応じて拡大される。
地図枠404上のレンダリングは位置枠406を操作することにより制御することができることが分かる。位置枠406は、センサに関して利用可な位置、関心のセンサを見付けるための検索ボックスを含むことができ、該位置枠は、更に、位置的情報を階層的フォーマットで表示することができる(例えば、ロサンゼルス空港ターミナル1のゲート11は3つのセンサを有し、ロサンゼルス空港ターミナル1のゲート12は4つのセンサを有する等)。位置枠406は、更に、保存(退避)された関心位置を自身の検索ツールと共に含むことができる。
ここで図4Bを参照すると、前記24個のセンサのうちの幾つかに対するズームインが示されている。例えば、ユーザがズーミングツール402を用いて更にズームインすると、上記24個のセンサのうちの7個の関心センサ(例えば、ロサンゼルス空港ターミナル1のゲート11及び12に配置された)が表示される。ズームイン/アウトは位置枠406を操作することによっても達成され得ることが分かり、例えばロサンゼルス空港ターミナル1を選択することにより、該ターミナル1の全センサが地図枠404内に表示される。この実施態様においては、ユーザはゲート11のセンサに関心があり得ることが分かる。そのようであれば、ゲート11は、位置枠406において該ゲートを選択することにより、及び/又は地図枠404において該ゲートを選択することにより選択することができる。ゲート11のユーザ選択は如何なる他の手段(例えば、ポインティング装置を関心センサのグループ上で静止させる等)によるものとすることもできることが理解される。
関心のあるゲート(例えば、ゲート11)の選択の結果、センサの測定値を関心時間にわたってレンダリングさせる再生装置382が表示されるようになり得る。この実施態様においては、センサS〜Sからの測定値が表示されている。再生装置382は、図3A〜3Cで説明したのと同様の態様で使用することができる。例えば、再生装置382は上記測定値を時間にわたりスクロール(例えば、再生、早送り、巻き戻し等)するために使用することができる。
ここで図4Cを参照すると、ゲート11の幾つかのセンサに対する更なるズームインは、地図枠404における地図上にセンサS〜Sの互いに対する位置情報的位置を表示することができる。ズームイン/アウトは、ズーミング装置402を介するもの、又は、とりわけ、位置枠406を介してのもとすることができることが分かる。この実施態様では、地図枠404又は位置枠406を介しての関心センサ(例えば、センサS)の選択が、再生装置382に該選択されたセンサに関するセンサの測定値をレンダリングさせることができる。言い換えると、図4Bではゲート11の3つの全てのセンサが再生装置382に表示されたが、図4Cでは、センサSのユーザ選択が再生装置382に該選択されたセンサに関連するセンサの測定値をレンダリングさせ得る。センサの選択は、少し列挙すると、地図枠404におけるSの選択又はS上での静止による該センサの選択を介してのものか、ゲート11におけるセンサ3を選択することによる位置枠406を介してのものか、又は図4Bにおける再生装置382からセンサ3に関するセンサの測定値のグラフを選択することによるものとすることができることが分かる。
所与のセンサの選択は、該選択されたセンサに関連する追加の情報を提供することができることが分かる。例えば、ゲート11におけるセンサ3を選択することは、該センサに関連する情報、例えば、該センサの構成状態、最後のリセット、当該状態の持続時間(例えば、高められた状態の持続時間、臨界的状態の持続時間、通常の状態の持続時間等)、該センサの名称、センサのタイプ(例えば、図1で説明したようなセンサタイプ)、自身の近傍の最寄りのセンサ、最寄りのビジュアルキャプチャ装置、該センサの経度及び緯度情報、該センサのGPS位置、該センサのメタデータ等を提供することができる。
ここで図5A〜5Bを参照すると、幾つかの実施態様による他のセンサベース再生グラフィックユーザインターフェースが示されている。図5Aは図4Bのものに類似している。しかしながら、図5Aにおいて、関心のセンサはロサンゼルス空港のターミナル1におけるゲート11及びゲート12にある。この例示的実施態様において、再生装置382は各ゲートに関するセンサの測定値を関心の期間にわたってレンダリングする。例えば、S1,G11はゲート11におけるセンサ1に関して測定された読みであり、S2,G11はゲート11におけるセンサ2に関して測定された読みであり、S3,G11はゲート11におけるセンサ3に関して測定された読みであり、S1,G12はゲート12におけるセンサ1に関して測定された読みであり、S2,G12はゲート12におけるセンサ2に関して測定された読みであり、これらは再生装置382により表示される。再生装置382はユーザにより前述したのと同様の態様で操作され、さもなければ気付かない洞察をユーザに提供することができる。
ここで図5Bを参照すると、危険物質により通過された経路を再生装置382及び測定されたセンサの測定値に基づいて表示することができる。この例示的実施態様においては、S1,G11が時点T1において高い読みを示している。しかしながら、S1,G11の測定された読みは時点T2では減少する一方、S2,G11の測定された読みが高い読みを示す。時点T3において測定された読みは、S1,G11及びS2,G11に関しては更に減少する一方、S3,G11に関しては増加する。ゲート11に関して測定されたセンサの測定値は時間T4〜T7にわたって全て減少する一方、センサS1,G12及びS2,G12に関する読みは低下する前に上記時間にわたり増加している。かくして、危険物質により通過された経路を、起きたかも知れないイベントの視覚的表示を行うためにレンダリングすることができる。危険物質により通過された上記経路(例えば、放射線検出による)は例示的なものであり、実施態様の範囲を限定しようとするものではないことが分かる。例えば、同様の処理を組み立てラインの異なる機械における製造設備において危険な温度を検出するために採用することができ、上記温度は所与のバッチの製造製品に関連する可能性のある欠陥又は危険原因を意味するかもしれない。
図6を参照すると、幾つかの実施態様によるセンサベース検出システム及び表示捕捉が図示されている。システム600は、センサ310a〜310eと実質的に同様に動作するセンサ610a〜610cと、コントローラ340と実質的に同様に動作するコントローラ640と、記憶部370と実質的に同様に動作する記憶部670と、表示装置380と実質的に同様に動作する表示装置680と、ビジュアルキャプチャ装置650及び660とを含んでいる。
ビジュアルキャプチャ装置650及び660は、前述したビジュアルキャプチャ装置205と同様のものであることが理解される。例えば、ビジュアルキャプチャ装置650及び660は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、監視カメラ、スマートフォン、スチルカメラ、赤外線カメラ等を含むことができる。ビジュアルキャプチャ装置650及び660は、センサの測定値を補完する情報を捕捉することができる。
一実施態様によれば、ビジュアルキャプチャ装置650及び660により捕捉されたビジュアル情報を表示することができる。例えば、ここに記載する例示的実施態様において、表示装置680は、センサ610aに関連するビジュアルキャプチャ装置650により捕捉された情報をレンダリングすることができる。当該ビジュアルキャプチャ装置の1以上のセンサとの関連は次の各図で説明されることが分かる。
この例示的実施態様において、測定されたセンサと一緒に表示される捕捉された監視映像は、測定された値における急上昇がセンサ610aの近傍を通過した女性によるものであり得ると結論することを可能にし得る。かくして、可能性のあるテロリスト攻撃を回避し又は懲罰的対策のために検出することができる。再生装置382は、センサの測定値及び捕捉されたビジュアル情報の両方に関してイベントを時間的にスクロールために使用することができることが分かる。例えば、再生装置382を使用した早送りは、センサに関して測定された測定値を早送りすると共に、これに関連する監視映像も早送りする。
幾つかの実施態様によれば、ビジュアルキャプチャ装置650及び660に関連する捕捉ビデオ情報には自動的にタイムスタンプが付される。幾つかの実施態様において、ビジュアルキャプチャ装置650及び660により捕捉されたビジュアル情報には、該捕捉ビジュアル情報にタイムスタンプを付すというユーザ選択に基づいてタイムスタンプが付され得る。幾つかの実施態様において、捕捉されたビジュアル情報には経験則に基づいてタイムスタンプを付すことができる。例えば、捕捉されたビジュアル情報には、当該センサ(又は複数のセンサ)が特定の基準を満たす(例えば、閾値より高い、特定の範囲内である)、センサが特定の時間量内で互いに類似した測定値の増加/減少を有する、異なるタイプのセンサが特定の時間量内で異なる組の基準を満たす等に応答して、タイムスタンプが付され得る。タイムスタンプが付された捕捉ビジュアル情報は、次いで、後の取り出しのために(例えば、再生装置382上にセンサの測定値のレンダリングと一緒に監視映像を同時にレンダリングするために)記憶部670に記憶することができる。言い換えると、特定の条件(例えば、センサの測定値が特定の条件を満足する)は、捕捉ビジュアル情報がタイムスタンプを付されると共に将来の使用のために記憶されることを起動することができる。
次に図7A〜7Dを参照すると、幾つかの実施態様によるセンサベースシステムにおけるセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングが示されている。表示装置680は再生装置382及び種々の選択可能なセンサ(例えば、センサ610a〜610c)をレンダリングすることができる。ここで、図7Bを参照すると、センサ610aのユーザ選択が示されている。この例示的実施態様において、センサ610aのユーザ選択は、該センサ610aに関連するセンサの測定値が、ビジュアルキャプチャ装置650に関連する捕捉ビジュアル情報と一緒に表示されるようにさせる。この例示的実施態様において、ビジュアルキャプチャ装置650はセンサ610aに経験則に基づいて関連付けられている。
再生装置382は、ユーザがイベント(例えば、センサ610aの測定値及びビジュアルキャプチャ装置650により捕捉されたビジュアル情報)を特定の期間においてスクロールすることを可能にするために、オプションとしてレンダリングすることができる。例えば、ユーザは該再生装置382上の再生ボタンを選択することにより当該イベントを再生するよう選択することができる。更に、ユーザは該再生装置382を操作することにより、早送り、巻き戻し等を行うように選択することができる。幾つかの実施態様において、対話的な移動窓781をオプションとしてレンダリングし、ユーザがイベントを時間的にスクロールすることを可能にすることができる。例えば、上記窓781を左に移動させることにより、ユーザは時間的に逆方向にスクロールすることができ、該窓781を右に移動させることにより時間的に順方向にスクロールすることができる、等である。
センサの測定値及び捕捉ビジュアル情報をレンダリングする期間は、ユーザにより選択することができることが分かる。例えば、ユーザは、過去の1時間、過去の1ヶ月、過去の1年、1年前から6ヶ月前まで等のイベント(センサの測定値及び捕捉されたビジュアル情報)を表示するよう選択することができる。幾つかの実施態様において、期間は経験則に基づいてデフォルトにより設定することができることも分かる。上記期間の選択は、前述した図3A〜4Cのものと同様であり得る。
ここで図7Cを参照すると、センサを選択することが可能な他の実施態様が示されている。この例示的実施態様においては、ユーザ選択のためにドロップダウンメニュが提示される。該ドロップダウンメニュからのセンサ(例えば、センサ610a)のユーザ選択に応答して、捕捉された情報(例えば、センサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置の捕捉ビジュアル情報)がGUIとしての表示装置680上に図7Dに示されるようにレンダリングされる。幾つかの実施態様において、再生装置382を、ユーザがイベントの時間的なスクロールを操作することを可能にするためにオプションとしてレンダリングすることができることが分かる。幾つかの実施態様においては、ユーザがイベントを時間的にスクロールすることができるように対話的な移動ウインドウ781をオプションとしてレンダリングすることができる。例えば、上記ウインドウ781を左に移動させることによりユーザは時間的に逆方向にスクロールすることができ、該ウインドウ781を右に移動させることによりユーザは時間的に順方向にスクロールすることができる、等である。
幾つかの例示的実施態様において、センサ(又は複数のセンサ)はユーザ選択に基づいて1以上のビジュアルキャプチャ装置に関連付けることができる。幾つかの実施態様において、センサは経験則に基づいて1以上のビジュアルキャプチャ装置に関連付けることができる。例えば、センサ(又は複数のセンサ)はビジュアルキャプチャ装置に種々の基準(例えば、特定の近傍内にある、建物のような同一の構造体内にある、同一の部屋内にある、互いの視線内にある、同様の位置情報的位置内にある、同様のGPS座標内にある、互いに特定の距離/半径内にある、同一の建物又は装置の外部及び内部等のように同一の構造体に関連している、同様の緯度位置を共有している、同様の経度位置を共有している等)に基づいて関連付けることができる。
次に図8A〜8Cを参照すると、幾つかの実施態様によるセンサベースシステムにおける他のセンサの測定値及びビジュアルキャプチャ装置のレンダリングが示されている。一例示的実施態様において、センサ及びビジュアルキャプチャ装置はユーザにより選択することができ、これらの選択は互いに独立であり得る。言い換えると、ユーザはセンサ及びビジュアルキャプチャ装置を所望に応じてグループ化することができる。ここで図8Bを参照すると、センサ610aのユーザ選択が示されている。この実施態様において、センサ610aの選択は、該センサ610aの測定値が特定の期間(例えば、前述したようにユーザにより選択された期間、デフォルトの期間等)にわたり表示されるようにする。上記センサの測定値はGUI上に、オプションとして、ユーザの操作のために再生装置382及び/又は対話的移動ウインドウ781と共に表示され得ることが分かる。
次に図8Cを参照すると、幾つかの実施態様によるビジュアルキャプチャ装置650のユーザ選択が示されている。この実施態様において、ビジュアルキャプチャ装置650の選択は、捕捉されたビジュアル情報がGUI上にレンダリングされるようにする。上記と同様に、レンダリングされた捕捉ビジュアル情報は再生装置382及び/又は対話的移動ウインドウ781を用いて操作することができる。
ここで図9A〜9Dを参照すると、幾つかの実施態様によるセンサベースシステムにおけるセンサ及び該センサに関連するビジュアルキャプチャ装置の選択及び表示が示されている。特に図9Aを参照すると、表示装置680が、ユーザがセンサ及びビジュアルキャプチャ装置を独立に選択すること、又はセンサ及びビジュアルキャプチャ装置の自動的選択を可能にするGUIをレンダリングすることが示されている。幾つかの実施態様において、全てのセンサ及びビジュアルキャプチャ装置又はこれらの部分集合に関連する情報を表示することができる。この実施態様においては、センサ及びビジュアルキャプチャ装置の位置、名称、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、説明、緯度、経度及びIPアドレスを表示することができる。
この実施態様において、ユーザはセンサ(例えば、センサ610a)及びビジュアルキャプチャ装置(例えば、ビジュアルキャプチャ装置650)を個々に且つ独立に選択するように選択することができる。該ユーザ選択の結果は、図9Bに、図8B及び8Cと同様の態様で表示することができる。
次に図9Cを参照すると、表示装置680のGUIは、センサ(例えば、センサ610a〜610c)及びビジュアルキャプチャ装置(例えば、ビジュアルキャプチャ装置650〜660)を、これらのユーザ選択のために、これらの地図上の適切な位置における表示と一緒にレンダリングすることができる。上記地図上のセンサ及びビジュアルキャプチャ装置の表示は、これらの実際の物理的位置に基づくものとすることができることが分かる。この実施態様において、当該地図は、該地図上に実際のセンサ及びビジュアルキャプチャ装置を表すセンサ及びビジュアルキャプチャ装置が配置されたロサンゼルス空港の地図である。
幾つかの実施態様によれば、ユーザはセンサ及びビジュアルキャプチャ装置を望むように選択することができる。言い換えると、ユーザはセンサ及びビジュアルキャプチャ装置を望むようにグループ化することができる。この例示的実施態様において、ユーザはセンサ610b及び610cをビジュアルキャプチャ装置660と一緒に選択している。このように、センサ610b,610c及びビジュアルキャプチャ装置660を一緒にグループ化することができ、これらの情報を図9Dに示されるようにGUI上にレンダリングすることができる。ユーザは、再生装置382及び/又は対話的移動ウインドウ781を操作することにより、イベント、測定値及び時間をスクロールすることができることが分かる。
この実施態様において、センサ610b及び610cによる測定値をビジュアルキャプチャ装置660により捕捉されたビジュアル情報と一緒に表示することは、ユーザに特定のヒントを与えることができる。言い換えると、ビジュアルキャプチャ装置660はセンサによる測定情報を補完するための貴重なヒントを提供することができる。例えば、ユーザは、ビジュアルキャプチャ装置660により視覚的に捕捉されているようにセンサ610bと610cとの間で女性が歩いていたことを観察することができる。この視覚的ヒントをセンサの測定値と組み合わせることは、例えば、該女性が高い測定値の原因であり、従って恐らくは生物学的危険物質を運んでいたことを示すというような、これらセンサに関する高い測定値に対する手掛かりを提供することができる。かくして、例えば、警察官等の適切な人員に通知し、施設を閉鎖し、女性容疑者を見たことを知らせるために公衆にツイートを送信する等の適切な行動をとることができる。
次に図10A〜10Bを参照すると、幾つかの実施態様によるデータ通信の流れが示されている。特に図10Aを参照すると、センサ1010はセンサデータ(例えば、自身の入力から測定された)をコントローラ1040に送信する。コントローラ1040は受信されたセンサデータを処理することができる。一実施態様において、コントローラ1040は、上記センサデータ及び/又は該センサデータから導出されたデータは記憶部1070に記憶されるべきであり、該データの記憶ために送信されることを決定することができる。幾つかの実施態様において、コントローラ1040は、トリガーとなるイベント(特定の測定値の読み、一群のセンサによる特定の測定値の読み、特定の期間内の一群のセンサによる特定の測定値の読み等)が発生したかを判定することができる。コントローラ1040は、該引金イベントが発生したと判定したことに応答して信号を起動することができる。該引金イベントは、一実施態様では、ビジュアルキャプチャ装置1050に送信される。かくして、ビジュアルキャプチャ装置1050は、捕捉されたビジュアル情報をコントローラ1040に送信することができる。該送信された捕捉ビジュアル情報には、ビジュアルキャプチャ装置1050及び/又はコントローラ1040によりタイムスタンプを付すことができる。該捕捉ビジュアル情報は、次いで、記憶部1070に記憶することができる。
幾つかの実施態様によれば、センサデータ(又は導出されたデータ)及び/又はビジュアルデータを表示するコマンドを、表示装置及び該表示装置のGUI1080からコントローラ1040により受信することができる。該コマンドは、関連する情報を取り出すために記憶部1070に送信することができる。従って、記憶部1070は該リクエストされた情報を取り出してコントローラ1040に送信することができ、該コントローラは、更に、該情報をユーザによる操作のために表示装置(GUI)1080上にレンダリングされるようにする。
次に図10Bを参照すると、幾つかの実施態様によるデータ通信の流れが示されている。幾つかの実施態様によれば、時点tにおいてセンサデータがセンサ1010からコントローラ1040に送信される。コントローラ1040は受信された情報を図10Aと同様に処理する。処理された及び/又は受信された生のデータは、これらがセンサ1010から受信された時点t又は直ぐ後の時点において記憶部1070に記憶することができる。コントローラ1040は、時点tにおいて、引金イベントが発生したかを判定することができる。コントローラ1040が、引金イベントが発生したと判定した場合、該コントローラは時点tにおいて信号をビジュアルキャプチャ装置1050に送信し、ビジュアル情報を捕捉すると共に該捕捉されたビジュアル情報にタイムスタンプを付すことができる。該タイムスタンプが付されたビジュアルデータは、時点tにおいてビジュアルキャプチャ装置1050からコントローラ1040に送信され、時点t又は少し後に記憶部1070に記憶することができる(コントローラ1040を介さずに(図示略)直接的に又はコントローラ1040を介することにより)。
時点tにおいて、更なるセンサデータがコントローラ1040によりセンサ1010から受信される。該受信された情報又は該情報から処理及び導出された情報は、時点t又は少し後に記憶部1070に記憶することができる。コントローラ1040は引き金を終了させるイベントが発生したかを判定することができる。該引金終了イベントは、1以上のセンサが特定の条件(例えば、特定の測定値の読み、一群のセンサによる特定の測定値の読み、特定の期間内での一群のセンサによる特定の測定値の読み等)を満たすかに基づくものであり得る。コントローラは時点tにおいてビジュアルキャプチャ装置1050に引金イベントを終了させる信号を送信することができる。言い換えると、ビジュアルキャプチャ情報の記録及び該記録の記憶を終了することができる。
幾つかの実施態様において、センサデータ(又は該データからの導出データ)及び/又はタイムスタンプ付ビジュアルデータを表示するためのコマンドが、時点tにおいて表示装置(GUI)1080からコントローラ1040により受信され得る。該受信されたコマンドは、コントローラ1040に、記憶部1070からセンサデータ(又は該データから導出されたデータ)及び/又は特定の期間の捕捉ビジュアルデータ(例えば、時点tとtとの間のタイムスタンプが付されたデータ)を取り出すためのコマンドを送信させることができる。かくして、記憶部1070は上記情報をコントローラ1040に、又は表示装置(GUI)1080に直接(図示略)送信することができる。この実施態様において、コントローラ1040は上記情報を受信し、時点tにおいて表示装置(GUI)1080に中継している。従って、ユーザは上記の測定されたセンサ情報及び視覚的に捕捉された情報を関心期間(例えば、時点t〜tの間)に関して見ることができる。
次に、図11A及び11Bを参照すると、幾つかの実施態様によるフローチャートが示されている。フローチャート11A及び11Bは、図1A〜10Bにおいて説明された種々の処理を記載している。
ステップ1110において、センサ(又は複数のセンサ)の入力に関連する測定値が受信される。オプションとして、ステップ1112において、測定値にはタイムスタンプを付すことができる。更に、オプションとしてステップ1114において、測定値は後の取り出しのために記憶することができる(タイムスタンプ付で又はなしで)。
ステップ1120において、捕捉されたビジュアルデータがオプションとして受信され得る。オプションとしてステップ1122において、該捕捉ビジュアルデータにはタイムスタンプを付すことができ、オプションとしてステップ1124では該捕捉ビジュアルデータを後の取り出しのために記憶することができる(タイムスタンプ情報付で又はなしで)。
ステップ1130において、前記測定値をGUI上にレンダリングすることができる。オプションとして、前記捕捉ビジュアルデータをステップ1140においてGUI上にレンダリングすることもできる。オプションとしてステップ1132において、再生装置をレンダリングすることができ、ユーザが測定値及び/又は捕捉ビジュアルデータのレンダリングを制御することができるようにする。ステップ1150において、ユーザの操作に応答して、GUIは時間的にスクロールすることが可能な測定値及び/又は捕捉ビジュアルデータをレンダリングする。
次に図11Bを参照すると、ステップ1110においてセンサ(又は複数のセンサ)の入力に関連する測定値が受信される。ステップ1116において、該測定値が第1組の条件又は第2組の条件を満たすかが判定される。例えば、該センサの測定値が、特定の閾値を超えるか、特定の範囲内であるか、特定の近傍内のセンサの測定値が互いの特定の時間量内で測定値に急上昇(スパイク)を示すか等が判定され得る。
第1組の条件が満たされると判定された場合、ステップ1112、1114、1122及び1124が実行され得る。第2組の条件が満たされる(例えば、センサの測定値が高い読みから正常に移行した、特定の閾値より高かったセンサの測定値が、互いの特定の時間量内で特定のパーセンテージだけ減少した等)と判定された場合、ステップ1112及び1114が実行され得る。更に、上記第2組の条件が満たされたことに応答して、ステップ1126において捕捉ビジュアルデータのタイムスタンプ付けが終了され得ると共に、ステップ1128において捕捉ビジュアルデータの記憶が停止及び終了され得る。
次に図12を参照すると、幾つかの実施態様によるコンピュータシステムのブロック図が示されている。図12を参照して、実施態様を構成する例示的システムモジュールは、計算システム環境1200等の汎用計算システム環境を含んでいる。計算システム環境1200は、これらに限定されるものではないが、サーバ、スイッチ、ルータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、タブレット、モバイル装置及びスマートフォンを含むことができる。最も基本的な構成において、計算システム環境1200は、典型的に、少なくとも1つの処理ユニット1202及びコンピュータ読取可能な記憶媒体1204を含む。計算システム環境の正確な構成及びタイプに依存して、コンピュータ読取可能な記憶媒体1204は揮発性(RAM等の)、不揮発性(ROM、フラッシュメモリ等の)又はこれら2つの何らかの組み合わせとすることができる。コンピュータ読取可能な記憶媒体1204の一部は、実行された場合に、測定された値及び捕捉されたビジュアルデータのレンダリングを容易にする(例えば、処理1100、及び図1A〜11Bで説明したように)。
更に、種々の実施態様において、計算システム環境1200は他の特徴/機能も有することができる。例えば、計算システム環境1200は、これらに限定されるものではないが磁気又は光ディスク若しくはテープを含む追加の記憶部(取外し可能な又は取外し不能な)を含むこともできる。このような追加の記憶部は、取外し可能な記憶部1208及び取外し不能な記憶部1210により示されている。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読取可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータ等の情報の記憶のための何らかの方法若しくは技術により実施化された揮発性及び不揮発性、取外し可能な及び取外し不能な媒体を含む。コンピュータ読取可能な媒体1204、取外し可能な記憶部1208及び取外し不能な記憶部1210は、全て、コンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶媒体は、これらに限定されるものではないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、拡張可能なメモリ(例えば、USBスティック、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、SDカード)、CD-ROM、デジタル汎用ディスプレイ(DVD)若しくは他の光記憶部、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶部若しくは他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶するために使用することができると共に計算システム環境1200によりアクセスすることが可能な何らかの他の媒体を含む。如何なる斯様なコンピュータ記憶媒体も、計算システム環境1200の一部であり得る。
幾つかの実施態様において、計算システム環境1200は、他の装置と通信することを可能にする通信接続部(又は複数の通信接続部)1212も含んでいる。通信接続部1212は通信媒体の一例である。通信媒体は、典型的に、コンピュータ読取可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータを搬送波等の変調されたデータ信号又は他の伝送メカニズムで具現化すると共に、如何なる情報配信媒体も含む。“変調されたデータ信号”なる用語は、当該信号内に情報をコード化するような態様で自身の特性の1以上を設定又は変化させる信号を意味する。限定としてではなく例示として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接配線接続等の有線媒体、並びに音響、RF、赤外線及び他の無線媒体等の無線媒体を含む。本明細書で使用されるコンピュータ読取可能な媒体なる用語は、記憶媒体及び通信媒体の両方を含む。
通信接続部1212は、計算システム環境1200が、これらに限定されるものではないがファイバチャンネル、小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI)、ブルートゥース、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi、赤外線データ協会(IrDA)方式、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、インターネット等の広域ネットワーク(WAN)、直列及び汎用直列バス(USB)を含む種々のネットワークタイプを介して通信することを可能にし得る。該通信接続部1212がつながる上記種々のネットワークタイプは、これらに限定されるものではないが、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、IP、リアルタイム伝送プロトコル(RTP)、リアルタイム伝送制御プロトコル(RTCP)、ファイル伝送プロトコル(FTP)及びハイパーテキスト伝送プロトコル(HTTP)を含む複数のネットワークプロトコルを実行することができることが分かる。
他の実施態様において、計算システム環境1200は、キーボード、マウス、端末又は端末エミュレータ(テルネット、SSH、http、SSL等を介して接続されるか又は遠隔的にアクセス可能な)、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置、リモートコントローラ等の入力装置1214も有することができる。ディスプレイ(表示装置)、端末又は端末エミュレータ(テルネット、SSH、http、SSL等を介して接続されるか又は遠隔的にアクセス可能な)、スピーカ、発光ダイオード(LED)等の出力装置1216も含まれ得る。これらの全ての装置は、当業者により良く知られており、詳細には説明しない。
一実施態様において、コンピュータ読取可能な記憶媒体1204は、センサデータモジュール1222、ビジュアルデータモジュール1226、再生モジュール1228及びGUIモジュール1230を含む。センサデータモジュール1222は、センサから測定された情報を受信し、これらを処理し(例えば、条件が満たされるかを判定する)、タイムスタンプを付し、等を行うように動作する。ビジュアルデータモジュール1226は、ビジュアルキャプチャ装置から捕捉されたビジュアルデータを受信すると共に、これらを記憶する(自動的に、又は特定の条件が満たされることに応答して)ために使用することができる。再生モジュール1228は、ユーザが、図1〜11Bで説明したように、GUIモジュール1230を介して測定値及び/又は捕捉ビジュアルデータのレンダリングを操作することを可能にするように動作する。
コンピュータシステムに関連して説明された実施態様による構成は、単なる例示であって、当該範囲を限定しようとするものではないことが理解される。例えば、実施態様は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等を含み得るスイッチ及びルータ等の装置上で構成することもできる。これらの装置は、フローチャート1100による方法を実施するための命令を記憶するためのコンピュータ読取可能な媒体を含むことができることが分かる。
次に図13を参照すると、幾つかの実施態様によるコンピュータシステムのブロック図が示されている。図13は、本開示を実施するのに適したコンピュータシステム1310のブロック図を示している。該コンピュータシステム1310はバス1312を含み、該バスは、中央プロセッサ1314、システムメモリ1317(典型的にはRAMであるが、ROM又はフラッシュRAM等を含むこともできる)、入力/出力コントローラ1318、オーディオ出力インターフェース1322を介するスピーカシステム1320等の外部オーディオ装置、ディスプレイアダプタ1326を介する表示スクリーン1324等の外部装置、直列ポート1328及び1330、キーボード1332(キーボードコントローラ1333によりインターフェースされた)、記憶部インターフェース1334、フロッピー(登録商標)ディスク1338を受け入れるように動作するフロッピー(登録商標)ディスクドライブ1337、ファイバチャンネルネットワーク1390と接続するように動作するホストバスアダプタ(HBA)インターフェースカード1335A、SCSIバス1339に接続するように動作するホストバスアダプタ(HBA)インターフェースカード1335B、並びに光ディスク1342を受け入れるように動作する光ディスクドライブ1340等の当該コンピュータシステム1310の主要なサブシステムを相互接続する。マウス1346(又は、直列ポート1328を介してバス1312に結合される他のポイント&クリック装置)、モデム1347(直列ポート1330を介してバス1312に結合された)、及びネットワークインターフェース1348(バス1312に直接結合される)も含まれている。ネットワークインターフェース1348は、1以上のイーサネット(登録商標)ポート、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)インターフェース等を含むことができるが、これらに限定されるものではない。システムメモリ1317はセンサベース検出モジュール1350を含み、該センサベース検出モジュールは、センサ及びビジュアルキャプチャ装置を管理すると共に、これらの内容を管理し、且つ、関連する情報をGUI上に該情報のユーザ操作のための再生装置と一緒にレンダリングするよう動作する。一実施態様によれば、センサベース検出モジュール1350は、種々のタスクを実行するための他のモジュールも含むことができる。例えば、センサベース検出モジュール1350は、図12を参照して前述したようなセンサデータモジュール1222、ビジュアルデータモジュール1226、再生モジュール1228及びGUIモジュール1230を含むことができる。該センサベース検出モジュール1350は、当該システムの何処かに配置することができ、システムメモリ1317に限定されるものではない。かくして、該センサベース検出モジュール1350のシステムメモリ1317内の存在は、例示的なものに過ぎず、当該範囲を限定しようとするものではない。例えば、センサベース検出モジュール1350の一部は、中央プロセッサ1314及び/又はネットワークインターフェース1348内に存在することもできるが、これに限られるものではない。
バス1312は中央プロセッサ1314とシステムメモリ1317との間の通信を可能にし、上記システムメモリは、前述したように、読出専用メモリ(ROM)又はフラッシュメモリ(共に、図示略)及びランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。上記RAMは、通常、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムがロードされる主メモリである。上記ROM又はフラッシュメモリは、なかでも、周辺機器との相互作用等の基本的ハードウェア処理を制御する基本入力/出力システム(BIOS)を格納することができる。コンピュータシステム1310に常駐するアプリケーションは、通常、ハードディスクドライブ(例えば、固定ディスク1344)、光ドライブ(例えば、光ディスクドライブ1340)、フロッピー(登録商標)ディスクユニット1337又は他の記憶媒体上に記憶され、斯かる媒体を介してアクセスされる。更に、アプリケーションは、ネットワークモデム1347又はネットワークインターフェース1348を介してアクセスされた場合に当該アプリケーション及びデータ通信技術に従って変調される電気信号の形態でもあり得る。
記憶部インターフェース1334は、当該コンピュータシステム1310の他の記憶部インターフェースと同様に、固定ディスクドライブ1344等の情報の記憶及び/又は取り出しのための標準的コンピュータ読取可能な媒体に接続することができる。固定ディスクドライブ1334は、当該コンピュータシステム1310の一部とすることができるか、又は別体とし、他のインターフェースシステムを介してアクセスされるものとすることができる。ネットワークインターフェース1348は他の装置に対する複数の接続を提供することができる。更に、モデム1347は、電話回線を介して遠隔サーバへの、又はインターネットサービスプロバイダ(ISP)を介してインターネットへの直接接続を提供することができる。ネットワークインターフェース1348は、データネットワークに対する1以上の接続を提供することができ、該データネットワークは如何なる数のネットワーク化装置も含むことができる。ネットワークインターフェース1348を介しての接続は、POP(ポイント・オブ・プレゼンス)を介するインターネットへの直接ネットワークリンクを介しての遠隔サーバへの直接接続を介してのものとすることができることが理解される。ネットワークインターフェース1348は、斯様な接続を、デジタルセルラ電話接続、セルラデジタルパケットデータ(CDPD)接続又はデジタル衛星データ接続等を含む無線技術を用いて提供することができる。
多数の他の装置又はサブシステム(図示略)を同様の態様で接続することができる(例えば、ドキュメントスキャナ、デジタルカメラ等)。逆に、本開示を実施するために図13に示された装置の全てが存在する必要もない。これら装置及びサブシステムは、図13に示されたものとは異なる方法で相互接続することもできる。図13に示されたもののようなコンピュータシステムの動作は、当業分野において良く知られており、本出願では詳細に説明しない。本開示を実施するための規約は、システムメモリ1317、固定ディスク1344、光ディスク1342又はフロッピー(登録商標)ディスク1338の1以上等のコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶することができる。コンピュータシステム1310上に設けられるオペレーティングシステムは、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)又は如何なる他のオペレーティングシステムとすることもできる。
更に、本明細書で記載された信号に関して、当業者であれば、信号は第1ブロックから第2ブロックへ直接送信することができ、又は信号はブロック間で変化させることができる(例えば、増幅される、減衰される、遅延される、ラッチ(一時保持)される、バッファリングされる、反転される、フィルタリングされる、又はそれ以外で変化される)ことを理解するであろう。上述した実施態様の信号は或るブロックから次のブロックへ送信されることを特徴としているが、本開示の他の実施態様は、当該信号の情報的及び/又は機能的側面がブロック間で送信される限りにおいて、斯様な直接的に送信される信号の代わりに変更された信号を含むこともできる。或る程度、第2ブロックにおける信号入力は、関連する回路の物理的制限(例えば、不可避的に幾らかの減衰及び遅延が存在する)により、第1ブロックからの第1信号出力から導出される第2信号として概念化することができる。従って、本明細書で使用される場合、第1信号から導出される第2信号は、回路の制限によるか又は当該第1信号の情報的及び/又は最終の機能的側面を変化させない他の回路要素を通過することによるかに拘わらず、上記第1信号又は該第1信号に対する如何なる修正も含む。
上述した記載は、説明の目的で、特定の実施態様を参照して説明された。しかしながら、上記解説的説明は、網羅的であることを又は請求項に記載された実施態様を解説された正確な形態に限定することを意図するものではない。上述した教示を考慮すれば、多くの修正例及び変更例が可能である。

Claims (22)

  1. 入力に関連する値を測定するセンサと、
    ビジュアルデータを捕捉するビジュアルキャプチャ装置と、
    前記測定された値及び前記捕捉されたビジュアルデータを表示装置上に同時にレンダリングさせるコントローラと、
    を有するシステム。
  2. 前記センサが、温度センサ、電磁センサ、機械式センサ、動きセンサ及び生物学的/化学的センサからなる群から選択される請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ビジュアルキャプチャ装置が、カメラ及びビデオカメラからなる群から選択される請求項1に記載のシステム。
  4. 前記コントローラが、更に、前記測定された値がタイムスタンプを付されると共に後の取り出しのために記憶媒体に記憶されるようにする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記コントローラが、更に、前記測定された値が特定の条件を満たすかを判定する請求項1に記載のシステム。
  6. 前記コントローラが、前記測定された値が前記特定の条件を満たすと判定することに応答して、前記捕捉されたビジュアルデータがタイムスタンプを付されると共に後の取り出しのために記憶媒体に記憶されるようにする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記センサ及び前記ビジュアルキャプチャ装置が同一の物理的近傍内にあり、前記捕捉されたビジュアルデータが前記測定された値に関連付けられる請求項6に記載のシステム。
  8. 前記捕捉されたビジュアルデータがタイムスタンプを付されると共に後の取り出しのために記憶媒体に記憶される請求項1に記載のシステム。
  9. 前記センサ及び前記ビジュアルキャプチャ装置が同一の物理的近傍内にあり、前記捕捉されたビジュアルデータが前記測定された値に関連付けられる請求項1に記載のシステム。
  10. 前記センサは前記入力に関連する複数の値を測定し、前記ビジュアルキャプチャ装置は前記複数の値に関連付けられる一連のビジュアルデータを捕捉し、前記コントローラは前記複数の値及び前記一連のビジュアルデータを前記表示装置上に同時にレンダリングさせると共にユーザの操作に応答して時間的にスクロールさせる請求項1に記載のシステム。
  11. 前記コントローラは更に前記センサの表現を地図上に表示し、該地図上の該センサの表現が該地図上の位置情報的位置に配置される請求項1に記載のシステム。
  12. 自身に関連付けられた入力に関連する値を測定する複数のセンサと、
    自身に関連付けられたビジュアルデータを捕捉する複数のビジュアルキャプチャ装置であって、前記複数のセンサの部分集合が該複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合に関連付けられる複数のビジュアルキャプチャ装置と、
    前記複数のセンサの部分集合に関連付けられる測定された値であって、該複数のセンサの部分集合が前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合に関連付けられる捕捉されたビジュアルデータに更に関連付けられる測定された値を、表示装置上に同時にレンダリングさせるコントローラと、
    を有するシステム。
  13. 前記複数のセンサの部分集合が、ユーザ入力に応答して、前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合に関連付けられる請求項12に記載のシステム。
  14. 前記複数のセンサの部分集合が、経験則に応答して、前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合に関連付けられる請求項12に記載のシステム。
  15. 前記経験則が前記複数のセンサの部分集合の緯度及び経度に基づくと共に前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合の緯度及び経度に更に基づくものであり、前記経験則が、更に、前記複数のセンサの部分集合及び前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合が、前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合が前記複数のセンサの部分集合の物理的近さに関連する視覚的ヒントを提供するように、同一の物理的境界内にあるかに基づくものである請求項14に記載のシステム。
  16. 前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合に関連付けられた前記複数のセンサの部分集合が、同様の位置情報的特性を共有すると共に互いの特定の物理的近傍内にある請求項12に記載のシステム。
  17. 前記コントローラは前記複数のセンサの部分集合に関連する前記測定された値がタイムスタンプを付されると共に記憶されるようにし、前記コントローラは、更に、前記複数のビジュアルキャプチャ装置の部分集合に関連する前記捕捉されたビジュアルデータの部分集合が、前記複数のセンサの部分集合に関連する前記測定された値が特定の条件を満たすことに応答して、タイムスタンプを付されると共に記憶されるようにする請求項12に記載のシステム。
  18. センサから複数の測定された値を受信するステップと、
    ビジュアルキャプチャ装置から複数の捕捉されたビジュアルデータを受信するステップであって、前記ビジュアルキャプチャ装置は前記センサに関連付けられ、前記複数の捕捉されたビジュアルデータが前記複数の測定された値に関連付けられるステップと、
    前記複数の測定された値及び前記複数の捕捉されたビジュアルデータをグラフィックユーザインターフェース上に同時にレンダリングするステップと、
    を有する方法。
  19. 前記複数の測定された値のうちの或る測定された値が特定の条件を満たすかを判定するステップと、
    前記複数の測定された値のうちの前記或る測定された値が前記特定の条件を満たすと判定することに応答して、前記特定の条件を満たす前記或る測定された値に関連付けられる捕捉されたビジュアルデータをタイムスタンプ付けして記憶すると共に、前記特定の条件を満たす前記或る測定された値に対応する前記捕捉されたビジュアルデータに後続する捕捉されたビジュアルデータを更にタイムスタンプ付けして記憶するステップと、
    を更に有する請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数の測定された値のうちの他の測定された値が前記特定の条件を満たさないかを判定するステップであって、前記他の測定された値が前記特定の条件を満たす前記或る測定された値に後続する時点におけるものであるステップと、
    前記他の測定された値が前記特定の条件を満たさないと判定することに応答して、前記特定の条件を満たさない前記他の測定された値に後続する時点に関連する捕捉されたビジュアルデータのタイムスタンプ付け及び記憶を終了させるステップと、
    前記他の測定された値が前記特定の条件を満たすと判定することに応答して、前記特定の条件を満たす前記他の測定された値に後続する時点に関連する捕捉されたビジュアルデータのタイムスタンプ付け及び記憶を維持するステップと、
    を更に有する請求項19に記載の方法。
  21. 前記グラフィックユーザインターフェースとのユーザの対話に応答して、前記複数の測定された値及び前記複数の捕捉されたビジュアルデータを前記グラフィックユーザインターフェース上において同時に時間的にスクロールするステップ、
    を更に有する請求項18に記載の方法。
  22. 前記センサ及び前記ビジュアルキャプチャ装置が、前記ビジュアルキャプチャ装置が前記センサの物理的近さに関連する視覚的ヒントを提供するように、同一の物理的境界内にある請求項18に記載の方法。
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JP2021093745A (ja) * 2021-02-18 2021-06-17 住友電気工業株式会社 センサ情報処理装置および処理プログラム

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