JP2016015099A - 手書入力装置及び手書入力方法 - Google Patents

手書入力装置及び手書入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】手書き入力された手書文字を所望のサイズの文字に変換することができる手書入力装置及び手書入力方法を提供する。
【解決手段】手書入力装置は、手書き入力が可能な表示画面を備える。手書入力装置は、手書き入力された手書文字の大きさを判定する判定部と、手書き入力された手書文字を、判定部で判定した大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換する変換部とを備える。そして、手書入力装置は、変換部で変換した文字を表示画面に表示するようにしてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、手書き入力が可能な表示画面を備える手書入力装置及び手書入力方法に関する。
従来、手書き入力した筆跡に対して文字認識処理を行うことにより文字に変換する技術が知られている。例えば、表示画面に複数の入力枠を表示させ、各入力枠に1文字分の手書文字を入力すると、手書き入力された筆跡に対して文字認識処理を行って、対応する文字コードを求めて文字に変換する手書き文字認識装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−240864号公報
しかし、特許文献1の手書き文字認識装置にあっては、筆記時に意図した文字がその通り認識されているか否かを容易に認識することはできるものの、筆跡に基づいて変換された文字は縮小表示領域に縮小表示され、文字の大きさは常に一定である。このため、例えば、重要な文字については目立つようにサイズを変えたいというような要望には応えられなかった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、手書き入力された手書文字を所望のサイズの文字に変換することができる手書入力装置及び手書入力方法を提供することを目的とする。
本発明に係る手書入力装置は、手書き入力が可能な表示画面を備える手書入力装置であって、手書き入力された手書文字の大きさを判定する判定部と、前記手書文字を、前記判定部で判定した大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換する変換部とを備え、該変換部で変換した文字を前記表示画面に表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る手書入力装置は、手書き入力された手書文字の全部又は一部を選択する操作を受け付ける受付部を備え、前記変換部は、前記受付部で前記操作を受け付けた場合、選択された手書文字を前記文字に変換するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る手書入力装置は、前記受付部は、手書文字が入力された前記表示画面で所望の手書文字を囲む操作を受け付けるようにしてあり、さらに、前記操作を受け付けた場合、該操作で囲まれた手書文字を囲む矩形領域を特定する特定部と、該特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて前記サイズを決定する決定部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る手書入力装置は、前記受付部は、手書文字が入力された前記表示画面をタッチする操作を受け付けるようにしてあり、前記特定部は、前記タッチする操作を受け付けた場合、前記表示画面に表示された手書文字を囲む矩形領域を特定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る手書入力装置は、手書文字の入力後、手書き入力がされない時間を計時する計時部と、該計時部で経時した時間が所定の閾値時間より長いか否かを判定する時間判定部と、該時間判定部で長いと判定した場合、前記手書文字を囲む矩形領域を特定する特定部と、該特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて前記サイズを決定する決定部とを備え、前記変換部は、前記決定部で決定したサイズの文字に変換するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る手書入力方法は、手書き入力が可能な表示画面を備える手書入力装置による手書入力方法であって、手書き入力された手書文字の大きさを判定部が判定するステップと、前記手書文字を、判定された大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換部が変換するステップとを含み、変換された文字を前記表示画面に表示することを特徴とする。
本発明によれば、手書き入力した手書文字をユーザが所望するサイズの文字に変換することができる。
第1実施形態の手書入力装置の外観の一例を示す説明図である。 第1実施形態の手書入力装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換過程の第1実施例を示す模式図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換処理手順の第1実施例を示すフローチャートである。 第1実施形態の手書き入力装置による外接矩形算出処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換過程の第2実施例を示す模式図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換過程の第2実施例を示す模式図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換処理手順の第2実施例を示すフローチャートである。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換過程の第3実施例を示す模式図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換過程の第3実施例を示す模式図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換処理手順の第3実施例を示すフローチャートである。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換過程の第4実施例を示す模式図である。 第1実施形態の手書き入力装置による手書文字の変換処理手順の第4実施例を示すフローチャートである。 第2実施形態の手書入力装置の外観の一例を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態の手書入力装置100の外観の一例を示す説明図であり、図2は第1実施形態の手書入力装置100の構成の一例を示すブロック図である。手書入力装置100は、手書き入力が可能な表示画面16、表示画面16を収容するケース20などを備える。手書入力装置100は、例えば、タブレット端末、ノート型パーソナルコンピュータ、スマートフォンなどの携帯電話機、あるいは会議室や教室などで情報を共有することができる大型の表示面を備える表示装置又は情報処理装置などであってもよい。
図2に示すように、手書入力装置100は、CPU、メモリ及びタイマーなどで構成され装置全体を制御する制御部10、画面制御部11、タッチ検出部12、手書き入力部13、文字変換部14、記憶部15、表示画面16、判定部17、特定部18、決定部19などを備える。
制御部10は、計時部、時間判定部などの機能を有する。
表示画面16は、例えば、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であり、表示面に画像を表示することができる。
タッチ検出部12は、受付部としての機能を有し、静電容量方式タッチパネル、抵抗膜方式タッチパネル等で構成される。タッチ検出部12は、表示画面16に対して、ユーザがペン又は指等でタッチ操作を行った場合、タッチ操作が行われた表示画面16上の位置を示す情報、すなわちタッチ操作により押圧された箇所を示す位置情報(例えば、表示面をXY座標で表す場合、タッチ箇所のX座標及びY座標などの座標データ)を取得する。
また、タッチ検出部12は、表示画面16に対して、ユーザがペン又は指等で線(直線又は曲線)を描いた場合(例えば、ドラッグ操作など)、線を構成する複数の点の位置も同様に取得する。また、タッチ検出部12は、離隔した2つ以上の箇所が押圧された場合、それぞれの箇所の位置情報も取得することができ、いわゆるマルチタッチ操作が可能である。なお、タッチ検出部12は、フリック操作を検出することもできる。タッチ検出部12は、取得した位置情報を制御部10へ出力する。
手書き入力部13は、タッチ検出部12で取得した位置情報(座標データ)に基づいてストローク情報(手書きストロークデータ)を生成する。ストローク情報は、表示画面16に対して、ユーザがペン又は指等で線(直線又は曲線)を描いた場合、ペン又は指等を表示画面16に接触した箇所からペン又は指等を表示面から離すまでに描かれた直線又は曲線を構成する複数の点の位置情報の集合である。
記憶部15は、DDR、SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリ、フラッシュROM(Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリなどで構成される。記憶部15は、手書入力装置100を制御するためのプログラム、表示画面16に表示される画像など所定の情報を記憶する。
画面制御部11は、表示画面16に表示する操作画面の生成、表示などの制御を行う。
判定部17は、表示画面16に手書き入力された手書文字の大きさを判定する。
文字変換部14は、表示画面16に入力された手書き文字を文字データ(テキストデータとも称する)に変換する。すなわち、手書き入力が可能な表示画面16に対して、ユーザがペン又は指等で手書き文字を書込むとする。表示画面16に手書き文字が書込まれると、画面制御部11はペン又は指の軌跡を表示画面16に描画するとともに、手書き入力部13は軌跡に応じたストローク情報を生成する。文字変換部14は、ストローク情報に基づいて文字を認識し、手書き文字を文字データに変換する。
そして、文字変換部14は、変換部としての機能を有し、手書き入力された手書文字を、判定部17で判定した大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換する。文字変換部14は、変換した文字データを制御部10へ出力する。なお、手書き入力部13は、生成したストローク情報を記憶部15に記憶する。
そして、文字変換部14で変換した文字は表示画面16に表示される。例えば、ユーザが比較的大きな手書文字を書いた場合には、サイズが大きいフォントの文字に変換されて表示される。また、ユーザが比較的小さな手書文字を書いた場合には、サイズが小さいフォントの文字に変換されて表示される。これにより、ユーザが手書き入力する文字のうち、重要であると考える文字を大きく書くことにより、自動的にサイズの大きい文字に変換され、手書き入力した手書文字をユーザが所望するサイズの文字に変換することができる。また、予め手書き文字を入力するための入力枠を設ける場合に比べると、本実施の形態では、表示画面16の任意の箇所に手書き入力することができるので、利便性、操作性を向上させることができる。
特定部18は、手書き入力した手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、表示画面16を(X、Y)座標で表すと、矩形領域の特定は、手書文字の軌跡(ストローク)の中でX座標の最小値及びY座標の最小値で特定される座標と、ストロークの中でX座標の最大値及びY座標の最大値で特定される座標とを結ぶ線分を対角線とするような矩形領域を求めることにより行うことができる。
決定部19は、特定部18で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて変換する文字のフォントのサイズを決定する。例えば、矩形領域の縦寸法(X座標の最大値−X座標の最小値)と、表示画面16の解像度とから物理的な大きさ(inch)を算出し、算出した大きさに応じて予め定められたサイズのフォント(例えば、1inchに対応するフォントサイズを72pointとする)を決定することができる。これにより、表示画面16の解像度の高低に関わらず視認性に優れたフォントの文字に変換することができる。
次に、本実施の形態の手書き入力装置の動作について説明する。図3は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換過程の第1実施例を示す模式図であり、図4は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換処理手順の第1実施例を示すフローチャートである。図4は図3に例示した変換過程の変換処理手順を示すものである。
図3の上段の図に示すように、表示画面16の編集画面において、手書文字(図3の例では、「手書き文字」と入力されている)を入力する。そして、表示画面16の手書文字が表示されている箇所をタッチすると、図3の中段の図に示すように、手書文字を囲む矩形状の枠が表示されるとともに、「テキスト変換」のボタン又はアイコンが表示される。なお、タッチする箇所は、手書文字が表示されている箇所に限定されるものではなく、表示画面16上の任意の箇所でもよい。また、矩形状の枠を表示しない構成でもよいが、矩形状の枠を表示することにより、ユーザは、どの手書文字が変換されるのかを事前に確認することができるので利便性が向上する。
「テキスト変換」のボタンを押下(又はタッチ)することにより、図3の下段の図に示すように、手書き入力された「手書き文字」なる手書文字は、手書文字の大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換されて表示画面16に表示される。この場合、例えば、矩形状の枠の縦寸法(高さ)に基づいてフォントのサイズを決定することができる。なお、矩形状の枠の横寸法(幅)に基づいてフォントのサイズを決定することもできる。
図3に示す変換過程を図4に従って説明する。なお、便宜上、図4の処理の主体を制御部10とする。図4に示すように、制御部10は、手書文字の入力操作を受け付け(S11)、手書文字をタッチする操作を受け付けると(S12)、外接矩形を算出する(S13)。なお、外接矩形(矩形領域)の算出処理の詳細は後述する。
制御部10は、手書文字の外接矩形(矩形状の枠)とテキスト変換ボタンを表示し(S14)、テキスト変換ボタンの押下を受け付けると(S15)、手書き入力された手書文字を文字認識する(S16)。
制御部10は、外接矩形の高さ(縦寸法)に基づいてフォントサイズを算出し(S17)、文字認識の結果と算出したフォントサイズに基づいてテキストオブジェクト(フォントの文字)を生成する(S18)。なお、テキストオブジェクトは、文字変換部14で変換された文字のことである。
制御部10は、手書文字のX座標の最小値(Xmin)及びY座標の最小値(Ymin)の位置を基準にして、手書文字をテキストオブジェクトに置き換えて(S19)、処理を終了する。
図5は第1実施形態の手書き入力装置100による外接矩形算出処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部10は、表示画面16のX座標の最大値(Xmax)及びY座標の最大値(Ymax)に下限値をセットし(S111)、表示画面16のX座標の最小値(Xmin)及びY座標の最小値(Ymin)に上限値をセットする(S112)。
制御部10は、ストローク(手書き入力の軌跡)を取り出し(S113)、ストローク内のX座標の最小値<Xminであるか否かを判定する(S114)。ストローク内のX座標の最小値<Xminである場合(S114でYES)、制御部10は、ストローク内のX座標の最小値をXminにセットする(S115)。ストローク内のX座標の最小値<Xminでない場合(S114でNO)、制御部10は、後述のステップS116の処理を行う。
制御部10は、ストローク内のY座標の最小値<Yminであるか否かを判定する(S116)。ストローク内のY座標の最小値<Yminである場合(S116でYES)、制御部10は、ストローク内のY座標の最小値をYminにセットする(S117)。ストローク内のY座標の最小値<Yminでない場合(S116でNO)、制御部10は、後述のステップS118の処理を行う。
制御部10は、ストローク内のX座標の最大値>Xmaxであるか否かを判定する(S118)。ストローク内のX座標の最大値>Xmaxである場合(S118でYES)、制御部10は、ストローク内のX座標の最大値をXmaxにセットする(S119)。ストローク内のX座標の最大値>Xmaxでない場合(S118でNO)、制御部10は、後述のステップS120の処理を行う。
制御部10は、ストローク内のY座標の最大値>Ymaxであるか否かを判定する(S120)。ストローク内のY座標の最大値>Ymaxである場合(S120でYES)、制御部10は、ストローク内のY座標の最大値をYmaxにセットする(S121)。ストローク内のY座標の最大値>Ymaxでない場合(S120でNO)、制御部10は、後述のステップS122の処理を行う。
制御部10は、ストロークが終りであるか否かを判定し(S122)、ストロークが終りでない場合(S122でNO)、ステップS113以降の処理を続ける。ストロークが終りである場合(S122でYES)、制御部10は、外接矩形算出処理を終了する。
図6及び図7は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換過程の第2実施例を示す模式図であり、図8は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換処理手順の第2実施例を示すフローチャートである。図8は図6及び図7に例示した変換過程の変換処理手順を示すものである。
図6の上段の図に示すように、表示画面16の編集画面において、手書文字(図6の例では、「手書き文字」と入力されている)を入力する。そして、表示画面16の手書文字が表示されている箇所をタッチすると、図6の下段の図に示すように、手書文字を囲む矩形状の枠が表示されるとともに、「テキスト変換」のボタン又はアイコンが表示される。なお、タッチする箇所は、手書文字が表示されている箇所に限定されるものではなく、表示画面16上の任意の箇所でもよい。また、矩形状の枠を表示しない構成でもよいが、矩形状の枠を表示することにより、ユーザは、どの手書文字が変換されるのかを事前に確認することができるので利便性が向上する。
「テキスト変換」のボタンを押下(又はタッチ)することにより、図7の上段の図に示すように、手書き入力された「手書き文字」なる手書文字は、手書文字の大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換され、仮想的に描画される。仮想的に描画するとは、表示画面16に実際に表示するのではなく、表示画面16の大きさと変換された文字の大きさ(変換されるテキストの縦横の寸法)とを対比するために必要な計算を行うことである。
描画される予定のテキストの縦横サイズが手書き文字を囲む矩形状の枠よりも大きい場合、図7の中段の図に示すように、描画される予定のテキストの縦横サイズが手書き文字を囲む矩形状の枠に対して最も近くなるようにフォントサイズを調整する。フォントサイズが調整されたテキスト(文字)は仮想的に描画される。ここで、文字(テキスト)の縦方向の中央が、矩形状の枠の縦方向の中央に位置合わせされる。そして、図7の下段の図に示すように、調整されたフォントサイズの文字が表示画面16に表示される。
次に、図6及び図7に示す変換過程を図8に従って説明する。なお、便宜上、図8の処理の主体を制御部10とする。図8に示すように、制御部10は、手書文字の入力操作を受け付け(S31)、手書文字をタッチする操作を受け付けると(S32)、外接矩形を算出する(S33)。なお、外接矩形(矩形領域)の算出処理は、図5に例示したものと同様である。
制御部10は、手書文字の外接矩形(矩形状の枠)とテキスト変換ボタンを表示し(S34)、テキスト変換ボタンの押下を受け付けると(S35)、手書き入力された手書文字を文字認識する(S36)。
制御部10は、外接矩形の高さ(縦寸法)に基づいてフォントサイズを算出し(S37)、文字認識の結果と算出したフォントサイズに基づいてテキストオブジェクト(フォントの文字)を生成する(S38)。
制御部10は、生成したテキストオブジェクトの横の大きさ>上限値であるか否かを判定する(S39)。上限値は、例えば、表示画面の右端までの寸法、隣の文字と重ならない範囲での最大値、算出した外接矩形の横のサイズなどとすることができる。
テキストオブジェクトの横の大きさ>上限値でない場合(S39でNO)、制御部10は、後述のステップS42の処理を行う。テキストオブジェクトの横の大きさ>上限値である場合(S39でYES)、制御部10は、縮尺率を算出する(S40)。縮尺率は、例えば、上限値をテキストオブジェクトの横の大きさで除算した値とすることができるが、これに限定されるものではない。
制御部10は、算出した縮尺率を元にテキストオブジェクトの大きさを調整し(S41)、手書文字のX座標の最小値(Xmin)及びY座標の最小値(Ymin)の位置を基準にして、手書文字をテキストオブジェクトに置き換えて(S42)、処理を終了する。
上述の第1実施例、第2実施例にあっては、手書き入力された手書文字の全部又は一部を選択する操作を受け付けた場合、文字変換部14は、選択された手書文字をフォントの文字に変換する。これにより、ユーザは手書き入力する文字のうち、所望の手書文字を選択する操作を行うだけで所望のサイズの文字に変換することができ、利便性が向上する。
また、第1実施例、第2実施例にあっては、手書文字が入力された表示画面16をタッチする操作を受け付けた場合、特定部18は、表示画面16に表示された手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、ユーザが所望の大きさの手書文字を入力した後、表示画面16をタッチするだけで手書き入力した手書文字全体を囲む矩形領域が特定される。これにより、変換対象の文字を簡単に指定することができ、ユーザの利便性が向上する。また、その都度大きさが異なる手書文字の手書き入力とタッチ操作を繰り返すことにより、手書文字をサイズの異なるフォントの文字に変換することができる。
図9及び図10は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換過程の第3実施例を示す模式図であり、図11は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換処理手順の第3実施例を示すフローチャートである。図11は図9及び図10に例示した変換過程の変換処理手順を示すものである。
図9の上段の図に示すように、表示画面16の編集画面において、手書文字(図9の例では、「手書き文字」と入力されている)を入力する。そして、表示画面16に表示された手書文字の全部又は一部(図9の例では、「手書き文字」のうちの「手書」の部分)の周りを指又はタッチペン等でなぞる(図9の破線で示す軌跡)。すなわち、手書文字を囲む操作を行う。そうすると、図9の下段の図に示すように、軌跡で囲まれた手書文字が選択状態になり(例えば、図9に示すように破線で囲むようにしてもよく、ハイライト表示でもよく、色を変えるようにしてもよい)、「テキスト変換」のボタン又はアイコンが表示される。
「テキスト変換」のボタンを押下(又はタッチ)することにより、図10の上段の図に示すように、変換対象の手書文字(図10の例では、「手書」)の縦の寸法(高さ)、横寸法(幅)に基づいて変換対象の外接矩形を算出する(仮想描画)。仮想描画は、表示画面16に実際に表示するのではなく、表示画面16の大きさと変換された文字の大きさ(変換されるテキストの縦横の寸法)とを対比するために必要な計算を行うことである。
図10の中段の図に示すように、外接矩形の縦の寸法に基づいて、すなわち、手書文字の大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換され(仮想描画)、図10の下段の図に示すように、変換された文字が表示画面16に表示される。
次に、図9及び図10に示す変換過程を図11に従って説明する。なお、便宜上、図11の処理の主体を制御部10とする。図11に示すように、制御部10は、手書文字の入力操作を受け付け(S51)、変換する手書文字を囲む操作を受け付けると(S52)、変換する手書文字の外接矩形を算出する(S53)。なお、外接矩形(矩形領域)の算出処理は、図5に例示したものと同様である。
制御部10は、変換する手書文字の外接矩形(矩形状の枠)とテキスト変換ボタンを表示し(S54)、テキスト変換ボタンの押下を受け付けると(S55)、変換する手書文字を文字認識する(S56)。
制御部10は、外接矩形の高さ(縦寸法)に基づいてフォントサイズを算出し(S57)、文字認識の結果と算出したフォントサイズに基づいてテキストオブジェクト(フォントの文字)を生成する(S58)。
制御部10は、手書文字のX座標の最小値(Xmin)及びY座標の最小値(Ymin)の位置を基準にして、手書文字をテキストオブジェクトに置き換えて(S59)、処理を終了する。
上述のように、第3実施例にあっては、手書文字が入力された表示画面16で所望の手書文字を囲む操作を受け付ける。当該操作を受け付けた場合、特定部18は、当該操作で囲まれた手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、表示画面16を(X、Y)座標で表すと、矩形領域の特定は、手書文字の軌跡(ストローク)の中でX座標の最小値及びY座標の最小値で特定される座標と、ストロークの中でX座標の最大値及びY座標の最大値で特定される座標とを結ぶ線分を対角線とするような矩形領域を求めることにより行うことができる。
決定部19は、特定部18で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じてサイズを決定する。例えば、矩形領域の縦寸法(X座標の最大値−X座標の最小値)と、表示画面16の解像度とから物理的な大きさ(inch)を算出し、算出した大きさに応じて予め定められたサイズのフォント(例えば、1inchに対応するフォントサイズを72pointとする)を決定することができる。これにより、表示画面16の解像度の高低に関わらず視認性に優れたフォントの文字に変換することができる。
図12は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換過程の第4実施例を示す模式図であり、図13は第1実施形態の手書き入力装置100による手書文字の変換処理手順の第4実施例を示すフローチャートである。図13は図12に例示した変換過程の変換処理手順を示すものである。
図12の上段の図に示すように、表示画面16の編集画面において、手書文字(図12の例では、「手書き文字」と入力されている)を入力する。そして、ストローク描画から閾値時間経過した場合、より具体的には、手書き入力後、手書き入力がされない時間が閾値時間より長い場合、図12の中段の図に示すように、手書文字を囲む矩形状の枠が表示され、手書文字が選択状態になるとともに、「テキスト変換」のボタン又はアイコンが表示される。
そして、「テキスト変換」のボタンを押下(又はタッチ)することにより、図12の下段の図に示すように、手書き入力された「手書き文字」なる手書文字は、手書文字の大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換されて表示画面16に表示される。
図12に示す変換過程を図13に従って説明する。なお、便宜上、図13の処理の主体を制御部10とする。図13に示すように、制御部10は、手書文字の入力操作を受け付ける(S71)。制御部10は、手書き入力されない時間>閾値時間であるか否かを判定し(S72)、手書き入力されない時間>閾値時間でない場合(S72でNO)、ステップS71以降の処理を行う。
手書き入力されない時間>閾値時間である場合(S72でYES)、制御部10は、それまでに手書き入力された手書文字を1つの纏まりとして特定し(S73)、外接矩形を算出する(S74)。なお、外接矩形(矩形領域)の算出処理の詳細は後述する。
制御部10は、特定した手書文字の外接矩形(矩形状の枠)とテキスト変換ボタンを表示し(S75)、テキスト変換ボタンの押下を受け付けると(S76)、特定した手書文字を文字認識する(S77)。
制御部10は、外接矩形の高さ(縦寸法)に基づいてフォントサイズを算出し(S78)、文字認識の結果と算出したフォントサイズに基づいてテキストオブジェクト(フォントの文字)を生成する(S79)。なお、テキストオブジェクトは、文字変換部14で変換された文字のことである。
制御部10は、手書文字のX座標の最小値(Xmin)及びY座標の最小値(Ymin)の位置を基準にして、手書文字をテキストオブジェクトに置き換えて(S80)、処理を終了する。
第4実施例にあっては、制御部10は、手書文字の入力後、手書き入力がされない時間を計時する。そして、制御部10は、経時した時間が所定の閾値時間(例えば、1秒間、2秒間など)より長いか否かを判定する。特定部18は、制御部10で、経時した時間が所定の閾値時間よりも長いと判定した場合、手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、ユーザが手書き入力を行って、いくつかの手書文字を書いたとする。その後、ユーザが手書き入力を行わない時間が所定の閾値時間より長かった場合、それ以前に書いた手書文字を囲む矩形領域が特定される。
決定部19は、特定部18で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じてサイズを決定する。文字変換部14は、決定部19で決定したサイズの文字に変換する。例えば、矩形領域の縦寸法(X座標の最大値−X座標の最小値)と、表示画面16の解像度とから物理的な大きさ(inch)を算出し、算出した大きさに応じて予め定められたサイズのフォント(例えば、1inchに対応するフォントサイズを72pointとする)を決定することができる。これにより、表示画面16の解像度の高低に関わらず視認性に優れ、所望の大きさのフォントの文字に変換することができる。
これにより、ユーザが手書き入力を続けている間は、手書き入力された手書文字を1つの変換対象として扱うことができる。そして、ユーザが手書き入力を一旦止めたとき、それまでに手書き入力した手書文字が一括で変換されるので、ユーザは特に文字変換のための操作を行う必要がなく、利便性を向上させることができる。
本実施の形態の手書入力装置100が行う処理は、CPU、RAMなどを備えた汎用コンピュータを用いて実現することもできる。すなわち、図4、図5、図8、図11及び図13に示すような各処理手順を定めたコンピュータプログラムを記録した記録媒体を、コンピュータに備えられた記録媒体読取装置で読み取ることにより、当該コンピュータプログラムをRAMにロードし、コンピュータプログラムをCPUで実行することにより、コンピュータ上で手書入力装置を実現することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、手書入力装置として、タブレット端末のような装置を例として挙げて説明したが、手書入力装置は、タブレット端末などに限定されるものではなく、複数のユーザで情報を共有することができる大型の表示面を備える表示装置にも適用することができる。
図14は第2実施形態の手書入力装置120の外観の一例を示す説明図である。第2実施形態では、手書入力装置120は、大型(例えば、60インチ、70インチ、80インチなど)の表示画面216を備えるタッチパネル装置である。
表示画面216の周囲には、赤外光を発する発光ダイオードを複数有する発光部、及び赤外光を受光するフォトダイオードを複数有する受光部を周設してある。ユーザが、タッチペン又は指などで表示画面16をタッチ(接触)すると、タッチした位置に応じて発光部からの赤外光が遮光され、タッチ位置を検出することができる。なお、第2実施形態の手書入力装置120においても、第1実施形態の場合と同様の作用効果を奏するので、説明は省略する。
本発明の上述の各実施の形態で記載されている技術特徴は、お互いに組み合わせて新しい技術方案を形成することができる。
本実施の形態の手書入力装置は、手書き入力が可能な表示画面(16、216)を備える手書入力装置であって、手書き入力された手書文字の大きさを判定する判定部(17)と、前記手書文字を、前記判定部で判定した大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換する変換部(14)とを備え、該変換部で変換した文字を前記表示画面に表示するようにしてあることを特徴とする。
本実施の形態の手書入力方法は、手書き入力が可能な表示画面(16、216)を備える手書入力装置による手書入力方法であって、手書き入力された手書文字の大きさを判定部(17)が判定するステップと、前記手書文字を、判定された大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換部(14)が変換するステップとを含み、変換された文字を前記表示画面に表示することを特徴とする。
本実施の形態にあっては、判定部は、手書き入力された手書文字の大きさを判定する。変換部は、手書文字を、判定部で判定した大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換する。そして、変換部で変換した文字を表示画面に表示する。例えば、ユーザが比較的大きな手書文字を書いた場合には、サイズが大きいフォントの文字に変換されて表示される。また、ユーザが比較的小さな手書文字を書いた場合には、サイズが小さいフォントの文字に変換されて表示される。これにより、ユーザが手書き入力する文字のうち、重要であると考える文字を大きく書くことにより、自動的にサイズの大きい文字に変換され、手書き入力した手書文字をユーザが所望するサイズの文字に変換することができる。
本実施の形態の手書入力装置は、手書き入力された手書文字の全部又は一部を選択する操作を受け付ける受付部(12)を備え、前記変換部(14)は、前記受付部で前記操作を受け付けた場合、選択された手書文字を前記文字に変換するようにしてあることを特徴とする。
本実施の形態にあっては、受付部は、手書き入力された手書文字の全部又は一部を選択する操作を受け付ける。変換部は、選択された手書文字を文字に変換する。これにより、ユーザは、手書き入力する文字のうち、所望の手書文字を選択する操作を行うだけで所望のサイズの文字に変換することができ、利便性が向上する。
本実施の形態の手書入力装置は、前記受付部(12)は、手書文字が入力された前記表示画面(16、216)で所望の手書文字を囲む操作を受け付けるようにしてあり、さらに、前記操作を受け付けた場合、該操作で囲まれた手書文字を囲む矩形領域を特定する特定部(18)と、該特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて前記サイズを決定する決定部(19)とを備えることを特徴とする。
本実施の形態にあっては、受付部は、手書文字が入力された表示画面で所望の手書文字を囲む操作を受け付ける。当該操作を受け付けた場合、特定部は、当該操作で囲まれた手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、表示画面を(X、Y)座標で表すと、矩形領域の特定は、手書文字の軌跡(ストローク)の中でX座標の最小値及びY座標の最小値で特定される座標と、ストロークの中でX座標の最大値及びY座標の最大値で特定される座標とを結ぶ線分を対角線とするような矩形領域を求めることにより行うことができる。
決定部は、特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じてサイズを決定する。例えば、矩形領域の縦寸法(X座標の最大値−X座標の最小値)と、表示画面の解像度とから物理的な大きさ(inch)を算出し、算出した大きさに応じて予め定められたサイズのフォント(例えば、1inchに対応するフォントサイズを72pointとする)を決定することができる。これにより、表示画面の解像度の高低に関わらず視認性に優れたフォントの文字に変換することができる。
本実施の形態の手書入力装置は、前記受付部(12)は、手書文字が入力された前記表示画面をタッチする操作を受け付けるようにしてあり、前記特定部(18)は、前記タッチする操作を受け付けた場合、前記表示画面(16、216)に表示された手書文字を囲む矩形領域を特定するようにしてあることを特徴とする。
本実施の形態にあっては、受付部は、手書文字が入力された表示画面をタッチする操作を受け付ける。特定部は、タッチする操作を受け付けた場合、表示画面に表示された手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、ユーザが所望の大きさの手書文字を入力した後、表示画面をタッチするだけで手書き入力した手書文字全体を囲む矩形領域が特定される。これにより、変換対象の文字を簡単に指定することができ、ユーザの利便性が向上する。また、その都度大きさが異なる手書文字の手書き入力とタッチ操作を繰り返すことにより、手書文字をサイズの異なるフォントの文字に変換することができる。
本実施の形態の手書入力装置は、手書文字の入力後、手書き入力がされない時間を計時する計時部(10)と、該計時部で経時した時間が所定の閾値時間より長いか否かを判定する時間判定部(10)と、該時間判定部で長いと判定した場合、前記手書文字を囲む矩形領域を特定する特定部(18)と、該特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて前記サイズを決定する決定部(19)とを備え、前記変換部(14)は、前記決定部で決定したサイズの文字に変換するようにしてあることを特徴とする。
本実施の形態にあっては、計時部は、手書文字の入力後、手書き入力がされない時間を計時する。時間判定部は、計時部で経時した時間が所定の閾値時間(例えば、1秒間、2秒間など)より長いか否かを判定する。特定部は、時間判定部で長いと判定した場合、手書文字を囲む矩形領域を特定する。例えば、ユーザが手書き入力を行って、いくつかの手書文字を書いたとする。その後、ユーザが手書き入力を行わない時間が所定の閾値時間より長かった場合、それ以前に書いた手書文字を囲む矩形領域が特定される。
決定部は、特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じてサイズを決定する。変換部は、決定部で決定したサイズの文字に変換する。例えば、矩形領域の縦寸法(X座標の最大値−X座標の最小値)と、表示画面の解像度とから物理的な大きさ(inch)を算出し、算出した大きさに応じて予め定められたサイズのフォント(例えば、1inchに対応するフォントサイズを72pointとする)を決定することができる。これにより、表示画面の解像度の高低に関わらず視認性に優れたフォントの文字に変換することができる。
これにより、ユーザが手書き入力を続けている間は、手書き入力された手書文字を1つの変換対象として扱うことができる。そして、ユーザが手書き入力を一旦止めたとき、それまでに手書き入力した手書文字が一括で変換されるので、ユーザは特に文字変換のための操作を行う必要がなく、利便性を向上させることができる。
10 制御部
11 画面制御部
12 タッチ検出部
13 手書き入力部
14 文字変換部
15 記憶部
16、216 表示画面
17 判定部
18 特定部
19 決定部

Claims (6)

  1. 手書き入力が可能な表示画面を備える手書入力装置であって、
    手書き入力された手書文字の大きさを判定する判定部と、
    前記手書文字を、前記判定部で判定した大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換する変換部と
    を備え、
    該変換部で変換した文字を前記表示画面に表示するようにしてあることを特徴とする手書入力装置。
  2. 手書き入力された手書文字の全部又は一部を選択する操作を受け付ける受付部を備え、
    前記変換部は、
    前記受付部で前記操作を受け付けた場合、選択された手書文字を前記文字に変換するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の手書入力装置。
  3. 前記受付部は、
    手書文字が入力された前記表示画面で所望の手書文字を囲む操作を受け付けるようにしてあり、
    さらに、
    前記操作を受け付けた場合、該操作で囲まれた手書文字を囲む矩形領域を特定する特定部と、
    該特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて前記サイズを決定する決定部と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の手書入力装置。
  4. 前記受付部は、
    手書文字が入力された前記表示画面をタッチする操作を受け付けるようにしてあり、
    前記特定部は、
    前記タッチする操作を受け付けた場合、前記表示画面に表示された手書文字を囲む矩形領域を特定するようにしてあることを特徴とする請求項3に記載の手書入力装置。
  5. 手書文字の入力後、手書き入力がされない時間を計時する計時部と、
    該計時部で経時した時間が所定の閾値時間より長いか否かを判定する時間判定部と、
    該時間判定部で長いと判定した場合、前記手書文字を囲む矩形領域を特定する特定部と、
    該特定部で特定した矩形領域の縦又は横の寸法に応じて前記サイズを決定する決定部と
    を備え、
    前記変換部は、
    前記決定部で決定したサイズの文字に変換するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の手書入力装置。
  6. 手書き入力が可能な表示画面を備える手書入力装置による手書入力方法であって、
    手書き入力された手書文字の大きさを判定部が判定するステップと、
    前記手書文字を、判定された大きさに応じて予め定められたサイズのフォントの文字に変換部が変換するステップと
    を含み、
    変換された文字を前記表示画面に表示することを特徴とする手書入力方法。
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