JP2016013523A - フィルタ枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】短手方向の長さが大きい金属部材を枠状に組み合わせて形成されるフィルタ枠においても、軽量かつ安価で外観の美観に優れたフィルタ枠を提供する。
【解決手段】本発明のフィルタ枠は、複数の第1の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第1の枠体と、複数の第2の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第2の枠体とを有し、前記金属部材はアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であり、前記第1の枠体と前記第2の枠体は、互いに固定されている。
【選択図】図4
【解決手段】本発明のフィルタ枠は、複数の第1の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第1の枠体と、複数の第2の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第2の枠体とを有し、前記金属部材はアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であり、前記第1の枠体と前記第2の枠体は、互いに固定されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、ビルや工場内に設置される空調設備、空気清浄機等に使用されるフィルタ枠関する。
一般に空調用フィルタユニットは、図1に示すようにフィルタ枠1、プリーツ濾材2、セパレータ3などにより構成される。フィルタ枠1の枠材として合板、アルミニウム板、特殊紙などが使用されることが多い。
同図において、フィルタユニットの上流から下流までの奥方向Zの長さは、メーカーや製品によって種々の寸法が存在するものの、おおよそ規格化されている。そのため、フィルタユニットの枠材には、所定の奥行き寸法で、組み立て加工性を考慮したアルミニウム成型材を使用することが多い。このようなアルミニウム成型材として、アルミニウム押出成型材やアルミニウム引抜成型材が用いられている。
例えば特許文献1では、エアフィルタの枠材としてアルミニウム押出成型材が用いられている(段落0013等)。しかし、図1において上記奥方向Zの寸法が長い場合、すなわちアルミニウム成型材の短手方向Zの寸法が長い場合に、成型加工時に使用するダイスとアルミニウム材料との接触面積が大きくなり、押出時または引抜時にかかる応力が大きくなる。その結果、アルミニウム押出成型材または引抜成型材の厚みが薄いとひずみが生じる。従って、奥方向Zの長さが大きいフィルタユニットに、アルミニウム押出成型材や引抜成型材を用いる場合には、ひずみが生じないように厚みを大きくする必要がある。しかし、上記厚みを大きくした場合には、フィルタ枠の重量が増加するとともに、コストが大幅に上がるという問題がある。
また、重量増とコストアップを許容できない場合には、所定の寸法に切断したアルミニウム板を、図2に示すような形状に曲げ加工したアルミニウム成型材を用いることができる。例えば、アルミニウム板材をタレットパンチプレス機にて所定の形状、寸法に打ち抜き加工した後、ブレーキプレス機などで曲げ加工を行う。この方法では、加工工程が複雑である上にタレットパンチプレス機やブレーキプレス機に大きな設備投資が必要となる。またアルミニウム板より上記のような複雑な加工工程を経てフィルタ枠に仕上げるため、加工工程における打痕、擦り傷などの発生や、汚れが付着して外観上の美観が損なわれるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽量かつ安価で美観に優れたフィルタ枠を提供することにある。
本発明に係るフィルタ枠は、複数の第1の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第1の枠体と、複数の第2の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第2の枠体とを有し、上記金属部材はアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であり、上記第1の金属部材と上記第2の金属部材は互いに固定されていることを特徴とする。該構成により、軽量かつ安価で美観に優れたフィルタ枠を提供することができる。
本発明において、上記第1の金属部材と上記第2の金属部材は、長手辺どうし互いに結合されていることが好ましい。
本発明において、上記第1の金属部材の短手方向の一端部に、上記第1の金属部材の本体部から外方に延在する連結延在部が存在し、上記第2の金属部材の短手方向の一端部に、上記第2の金属部材の本体部から外方に延在する連結延在部が存在し、上記連結延在部は互いに結合されていることが好ましい。
本発明において、上記第1の金属部材の短手方向の他端部と上記第2の金属部材の短手方向の他端部には、それぞれ上記連結延在部の高さ以上の高さの支持延在部が存在していることが好ましい。
本発明において、上記第1の金属部材の短手方向の一端部から他端部に至るまでの長さが、上記第2の金属部材の短手方向の一端部から他端部に至るまでの長さと異なることが好ましい。
本発明において、上記連結延在部は嵌合構造であることが好ましい。
本発明において、上記連結延在部には、連結部材が上記連結延在部に接触して存在していることが好ましい。
本発明において、上記連結部材は、スライドして上記連結延在部から取り外しが可能なものであることが好ましい。
本発明において、上記連結延在部には、挟み込み部材が存在していることが好ましい。
本発明において、上記第1の金属部材の短手方向の他端部、および上記第2の金属部材の短手方向の他端部のうち少なくとも1つの他端部には、上記金属部材から内方に延在する内方延在部が存在し、且つ、上記内方延在部には、溝部が形成されており、上記第1の金属部材と上記第2の金属部材の角部には角部形成部材が存在し、上記角部形成部材は、角部形成部材から延在する2以上の固定片を有し、上記2以上の固定片は、それぞれ上記溝部に挿入されていることが好ましい。
本発明において、上記第1の枠体と上記第2の枠体は、複数の第3の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第3の枠体を介して結合されていることが好ましい。
本発明において、上記第1の金属部材と上記第2の金属部材には、それぞれ第1の溝部が形成されており、上記第1の溝部には、上記第3の金属部材が挿入されていることが好ましい。
本発明において、上記第1の金属部材と上記第2の金属部材には、それぞれ第2の溝部が形成されており、上記第1の金属部材と上記第2の金属部材の角部には角部形成部材が存在し、上記角部形成部材は、角部形成部材から延在する2以上の固定片を有し、上記2以上の固定片は、それぞれ上記第2の溝部に挿入されていることが好ましい。
本発明によれば、複数の第1の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第1の枠体と、複数の第2の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第2の枠体とを有し、上記金属部材はアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であり、第1の枠体と第2の枠体は互いに固定されていることにより、軽量かつ安価で美観に優れたフィルタ枠を得ることができる。
本発明は、エアフィルタユニット、中性能フィルタユニット、HEPAフィルタユニット等のフィルタユニットなどに用いられるフィルタ枠を提供するものである。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態に係るフィルタ枠を有するフィルタユニットの全体構成を示す斜視図である。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るフィルタ枠を有するフィルタユニットの全体構成を示す斜視図である。
同図において、フィルタユニット6は、平板状の濾材に山谷状のひだ、すなわちプリーツを多数形成した、いわゆるプリーツ濾材2と、そのプリーツ濾材2の外周縁部を把持することによりプリーツ濾材2を収納するフィルタ枠5とから主として構成されており、空気や排気ガス中の微細な汚染粒子を除去するものである。また、図示していないが、フィルタユニット6内にアルミニウム箔などからなるセパレータなどを設けてもよい。
プリーツ濾材2の形態としては不織布、織物、微多孔膜等を用いることができる。プリーツ濾材2の素材としては合成樹脂、合成繊維、天然繊維、無機繊維、金属繊維等を用いることができるが、本実施形態では合成樹脂を素材として採用している。
なお、プリーツ濾材2はフィルタ枠5に収まれば良く、縦方向Y、横方向X、奥方向Zのサイズは、フィルタユニット6が取り付けられる環境、用途等に応じて変化するため特に限定されない。また、プリーツ濾材2は、必ずしもプリーツ型でなくてもよいので、例えば平板状等の他の形状の型であってもよい。
同図において、プリーツ濾材2とフィルタ枠5は、接着剤により結合されている。プリーツ濾材2とフィルタ枠5が結合すればよく、結合方法は特に限定されない。作業が容易であることから、接着剤を用いて結合させることが好ましい。接着剤は、ホットメルト接着剤、ウレタン樹脂接着剤、エポキシ樹脂接着剤などを用いることができる。
以下では、本発明に係る本発明の第1の実施形態に係るフィルタ枠について詳細を説明する。
図4に示すとおり、フィルタ枠5は、第1の枠体10と第2の枠体20を有している。また、第1の枠体10は、4つの第1の金属部材11が枠状に組み合わされて形成されている。第2の枠体20は、4つの第2の金属部材21が枠状に組み合わされて形成されている。更に、第1の枠体10と第2の枠体20は互いに固定されている。また、第1の金属部材11と第2の金属部材21(以下では、単に金属部材と呼ぶ場合がある)は、アルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材である。
また、図4に示すように、第1の金属部材11と第2の金属部材21の長手辺どうしを互いに結合させて、第1の枠体10と第2の枠体20を結合させることが好ましい。これにより、上記金属部材の1枚あたりの短手方向Zの長さを小さくすることができる。詳細には、該構成により、上記金属部材の成型加工時に使用するダイスとアルミニウム材料との接触面積が小さくなり、押出時または引抜時にかかる応力が大きくならず、ひずみが生じるおそれが少なくなる。その結果、上記金属部材の厚みを薄くすることが可能となり、軽量かつ安価なフィルタ枠5を得ることができる。
上記金属部材の長手辺とは、同図において第1の金属部材11の横方向Xと縦方向Yの辺、および第2の金属部材21の横方向Xと縦方向Yの辺を示す。上記金属部材の横方向Xと縦方向Yの辺はそれぞれ、上記金属部材の短手方向Zの辺よりも長く形成されている。但し、上記金属部材の横方向Xと縦方向Yの辺はそれぞれ、上記金属部材の短手方向Zの辺と同じ長さであってもよい。また、上記金属部材の横方向Xと縦方向Yの辺はそれぞれ、上記金属部材の短手方向Zの辺よりも短く形成されていてもよい。フィルタユニットのフィルタ枠としては、通常、横方向Xと縦方向Yの辺はそれぞれ、上記金属部材の短手方向Zの辺よりも長く形成されている。
同図において、第1の枠体10と第2の枠体20を形成する上記金属部材は、それぞれ複数の金属部材を組み合わせて枠状に形成できるものである。組み合わせる金属部材の数は、特に限定されない。
同図において、フィルタ枠5は、上記短手方向Zに隣接する上記金属部材の上記長手辺どうし互いに結合させてから、その結合体を複数、例えば4つを枠状に組み合わせて形成すればよい。また、図9に示すとおり、第1の枠体10と第2の枠体20をそれぞれ形成してから、第1の金属部材11と第2の金属部材21を結合させることにより、フィルタ枠5を形成することもできる。
図4に示すとおり、フィルタ枠5の短手方向Zの一端部5aから他端部5bに至るまでの長さ(以下では、単にフィルタ枠5の短手方向Zの長さと呼ぶ場合がある)が150mmを超えることが好ましい。フィルタ枠5の短手方向Zの長さが150mmを超えて大きくなると、従来のアルミニウム押出成型または引抜成型材の方法では、精度よく加工するために必要なアルミニウム成型材の最小厚さが約1.5mm超と大きくなる。しかし、本発明によれば、上記金属部材の1枚あたりの短手方向Zの長さを小さくすることができるため、フィルタ枠5の短手方向Zの長さが150mmを超えても上記金属部材の厚みを、約0.6mm〜1.5mmまで薄くすることが可能である。
同図において、短手方向Zと直交するフィルタ枠5の断面の外周の長さは3660mm以下であることが好ましい。一般に最も頻繁に使用されるフィルタ枠は、縦横の1辺の長さが610mmであり、フィルタ枠の短手方向Zと直交する断面の外周の長さが2440mmである。上記外周の長さが3660mmを超える場合、フィルタ枠に求められる強度が大きくなるため、上記金属部材の厚さを薄くすることは強度の観点より困難である。しかし、上記外周の長さが3660mm以下であれば、フィルタ枠に求められる強度が小さくなり、強度の観点から約0.6mm〜1.5mmまで薄くすることが許容され、本発明の効果を顕著に発揮することができる。
更に、本発明によれば第1の金属部材11と第2の金属部材21は、アルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であるため、曲げ加工を施す必要がなく、その結果、美観に優れたフィルタ枠を得ることができる。
また、図4では第1の枠体10と第2の枠体20が結合しているが、本発明では3以上の枠体を、第1の枠体10と第2の枠体20と同様に結合して、フィルタ枠を形成することも可能である。
また、同図において、第1の金属部材11の一端部11aから他端部11bに至るまでの短手方向Zの長さは、第2の金属部材21の一端部21aから他端部21bに至るまでの短手方向Zの長さと同じであるが、上記金属部材の短手方向Zの長さは異なっていても良い。
このように短手方向Z長さが異なる上記金属部材を複数短手方向Zに組み合わせることにより、種々の短手方向Zの長さのフィルタ枠5を形成することができる。詳細には、短手方向Z長さの異なる複数の上記金属部材を短手方向Zに結合させると、その組み合わせの場合の数に相当する数のフィルタ枠5を作製することができる。このような種々の上記金属部材の組み合わせにより、フィルタ枠5の短手方向Zの長さを変化させることができる。
更に、図4に示すとおり、第1の金属部材11の短手方向Zの一端部11aと、第2の金属部材21の短手方向Zの一端部21aに、上記金属部材から外方に延在する連結延在部30Aと連結延在部30B(以下では、単に連結延在部と呼ぶ場合がある)を設けることもできる。連結延在部を設けることにより、後述する種々の結合手段を用いて、第1の金属部材11と第2の金属部材21を結合することができる。また、連結延在部30A、30Bは、上記金属部材の外方、すなわちフィルタ枠5の外方に向けて設けることが好ましい。連結延在部30A、30Bを上記金属部材の内方に向けて延在させることも可能であるが、その場合、プリーツ濾材2と上記金属部材との間に大きな隙間ができるため、多量の接着剤が必要となる。従って、用いる接着剤の量を少なくする観点からは、連結延在部30A、30Bは上記金属部材の外方に向けて設けることが好ましい。
但し、連結延在部30A、30Bを上記金属部材の外方に向けて設ける場合、第1の金属部材11の短手方向Zの他端部11bおよび第2の金属部材21の短手方向Zの他端部21bと、連結延在部30A、30Bとの間で高低差が生じる。そのため、図4に示すとおり上記高低差を少なくする観点からは、他端部11bと他端部21bに、それぞれ連結延在部30A、30Bの高さと同じ高さ以上の支持延在部31A、31Bを設けることが好ましい。このように上記高低差を少なくすることにより、フィルタユニットを安定して設置することができる。なお、3以上の枠体を結合してフィルタ枠5を形成する場合等には、支持延在部に後述する結合手段を設けてもよい。
同図において、図示していないが他端部11bおよび他端部21bのうち少なくとも1つの他端部に、上記金属部材から内方に延在する内方延在部を設けてもよい。図8の上記金属部材の断面図に示すように、内方延在部32A、32Bを設け、その内方延在部32A、32Bに溝部15を設けることが好ましい。この溝部15の存在により、後述する角部形成部材を固定させること等が可能である。
更に、本発明はフィルタ枠5を構成する全ての枠材がアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材である必要はなく、後述する第2の実施形態のように、一部にアルミニウム板材からなる部材や、その他の材料からなる部材を含んでいてもよい。
図5〜7は、本発明に係る上記金属部材の断面図を示したものである。本発明では下記に示すとおり、種々の結合手段を用いることが可能である。
図4および図5に示すとおり、連結延在部30A、30Bに、複数の穴を設けて上記穴に棒状部材25を挿入することにより、第1の金属部材11と第2の金属部材21を結合させてもよい。図4および図5では、棒状部材25としてリベットを用いているが、棒状部材25は特に限定されず、ねじ、ボルトナットなどを用いることができる。ねじ、ボルトナットを用いる場合は、上記穴の形状は、ねじ穴形状である。
また、連結延在部を溶接することによって結合させても良い。
また、図6に示すとおり、連結延在部30Aと連結延在部30Bを嵌合構造とすることも可能である。連結延在部30A、30Bが嵌合構造である場合には、上記棒状部材および上記溶接よりも組み立てが容易で、かつ突起物や溶接痕がないため、美観に優れたフィルタ枠を得ることができる。そのため、連結延在部30A、30Bは嵌合構造であることが好ましい。
図7に示すとおり、連結延在部30A、30Bに、連結部材26を接触して存在させることも可能である。連結部材26は、連結延在部30A、30Bに接触して存在するものであるため、連結延在部30A、30Bの結合に有効である。
連結部材26は、スライドして連結延在部30A、30Bに取り付けが可能である。また、連結部材26は、スライドして連結延在部30A、30Bから取り外しすることも可能である。
連結部材26は、例えば、射出成型材、押出成型材、および引抜成型材などが挙げられる。また、上記成型材は、合金、熱可塑性樹脂などから構成することができる。
また、連結延在部30A、30Bの形状は特に限定されず、例えば、図7に示すとおり、連結延在部30A、30BをL字形状にすることも可能である。上記連結部材26を用いて連結延在部30A、30Bの結合させる場合、連結延在部30A、30Bと連結部材26を嵌合させる観点からは、連結延在部30A、30Bは、L字形状であることが好ましい。
図10に示すとおり、連結延在部を結合させるために、挟み込み部材35を用いることができる。挟み込み部材35は、本体部36と可動部37から形成され、本体部36と可動部37により連結延在部を挟み込むことが可能である。また、可動部37が可動するため、容易に連結延在部から取り外しすることができる。
図9に示すように、挟み込み部材35のような取り外しが容易な結合手段を用いることにより、容易にフィルタユニットを分解することができ、交換用フィルタエレメントを枠内に設置して用いるものである濾材交換型フィルタユニットを得ることが可能となる。
以上では、第1の金属部材11と第2の金属部材21の結合手段について詳述したが、以下ではフィルタ枠5の角部構造について詳述する。
図11は、フィルタ枠5の角部構造の一例を示す。角部形成部材50は、固定片51を有しており、固定片51は内方延在部32Aに設けられた溝部15に挿入できる形状に成型されている。溝部15は内方延在部32Aに設けられた突条16によって形成されている。固定片51を溝部15に挿入することにより隣接する第1の金属部材11どうしを互いに結合することができる。
また、図12に示すように、角部形成部材50は、補強片52を有していても良い。補強片52は、突条16に密着して上記結合を安定させることができる。
図11および図12における角部形成部材50は、アルミニウム成型材、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂等から構成することができる。強度確保の観点からは、アルミニウム成型材が好ましい。但し、角部形成部材50は鋭利な部分も存在するために、取り扱いの安全性の観点からは、ポリプロピレン樹脂性が好ましい。
図11および図12では、フィルタ枠5の角部構造の一部のみを示したが、他の上記金属部材の角部においても同様に角部形成部材50を設置させてもよい。上記金属部材の角部は、角部形成部材50を必ずしも用いる必要はなく、種々の方法により角部を形成することが可能である。
(第2の実施形態)
図13は、本発明の第2の実施形態に係るフィルタ枠を有するフィルタユニットの全体構成を示す斜視図である。
図13は、本発明の第2の実施形態に係るフィルタ枠を有するフィルタユニットの全体構成を示す斜視図である。
同図において、フィルタ枠7は、第1の枠体44と第2の枠体45を有している。第1の枠体44は、複数の第1の金属部材41を枠状に組み合わせて形成されており、第2の枠体45は、複数の第2の金属部材42を枠状に組み合わせて形成されている。また、第1の金属部材41と第2の金属部材42は、アルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材である。また、第1の枠体44および第2の枠体45は互いに固定されている。
具体的には、第1の枠体44と第2の枠体45は、第3の枠体46を介して、結合されている。第3の枠体46は、複数の第3の金属部材43を枠状に組み合わせて形成されている。第3の金属部材43は、第1の金属部材41および第2の金属部材42のようにアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材に限られず、金属部材を用いることができ、例えば合金板が挙げられる。上記合金板は、コストおよび軽量化の観点からはアルミニウム合金板であることが好ましい。
図13に示すとおり、第1の枠体44と第2の枠体45は、第3の枠体46を介して、結合されていることが好ましい。第3の金属部材43が合金板である場合、アルミニウム押出成型材または引抜成型材のように、成型加工時にかかる応力を考慮する必要がないため、所望の厚さの第3の金属部材43を用いることができる。これにより、第3の金属部材43の厚みを薄くすることが可能となり、軽量かつ安価なフィルタ枠7を得ることができる。
更に、本発明によれば第1の金属部材41と第2の金属部材42は、アルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であるため、曲げ加工を施す必要がなく、その結果、美観に優れたフィルタ枠を得ることができる。
なお同図において、フィルタユニット8は、上記フィルタ枠7を除いて、濾材などは図4のフィルタユニット6と同様に形成されている。
次に、図14に、フィルタ枠7の断面の一部を示す。フィルタ枠7は、第1の金属部材41と第2の金属部材42の第1の溝部15a に第3の金属部材43が挿入されている。これにより、第1の金属部材41と第2の金属部材42を第3の金属部材43を介して結合することができる。この第1〜3の金属部材の結合体を、例えば4つを枠状に組み合わせることにより、フィルタ枠7を形成することができる。また、第1の枠体44、第2の枠体45、および第3の枠体46をそれぞれ形成してから、第1の枠体44と第2の枠体45を、第3の枠体46を介して結合させることにより、フィルタ枠7を形成することもできる。
図15に、第1の金属部材41の断面図を示す。第1の溝部15aおよび第2の溝部15bが形成されている。上記のとおり、第3の金属部材43を挿入する観点からは、第1の金属部材41に第1の溝部15aを設けることが好ましい。また、第2の溝部15bは、後述する角部形成部材の固定片を挿入できるようになっている。角部形成部材を用いる場合は、上記のように第1の金属部材41に、第2の溝部15bを設けることが好ましい。また、同図では第1の金属部材41を示したが、第2の金属部材42は、第1の金属部材41と同形状であってもよい。但し、第1の金属部材41と第2の金属部材42は、必ずしも、同形状である必要はない。なお、第1の溝部15aは第1の突条16aにより形成され、第2の溝部15bは第2の突条16bにより形成される。
図16は、フィルタ枠7の角部構造の一例を示す。角部形成部材50の固定片51は、第1の金属部材41に設けられた第2の溝部15bに挿入できる形状に成型されている。第2の溝部15bは第2の突条16bによって形成されている。固定片51を第2の溝部15bに挿入することにより、隣接する第1の金属部材41どうしを互いに結合することができる。
角部形成部材50は、アルミニウム成型材、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂等から構成することができる。強度確保の観点からは、アルミニウム成型材が好ましい。但し、角部形成部材50は鋭利な部分も存在するために、取り扱いの安全性の観点からは、ポリプロピレン樹脂性が好ましい。
図16では、フィルタ枠7の角部構造の一部のみを示したが、他の金属部材の角部においても同様に角部形成部材50を設置させてもよい。但し、角部形成部材50を必ずしも用いる必要はなく、種々の方法により角部を形成することが可能である。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって制限されず、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
[実施例1]
図8に示す断面構造を有するアルミニウム成型材(材質 A6063)、すなわち第1の金属部材11と第2の金属部材21を押出成型にて作製した。この第1の金属部材11と第2の金属部材21を、短手方向Zにリベット(図示せず)に結合させた。次いで、この結合体をそれぞれ4つ枠状に組み合わせて、第1の枠体10と第2の枠体20からなるフィルタ枠5を作製した。なお、図示していないが、第1の枠体10と第2の枠体20のそれぞれの4つの角部には、L字型のアルミニウム押出成型材を角部形成部材として用いた。なお図8中、W1は1.4mm、W2は145mm、W3は145mm、Wは290mm、Dは24mm、D1は1.4mm、D2は12mm、D3は12mmの寸法である。
図8に示す断面構造を有するアルミニウム成型材(材質 A6063)、すなわち第1の金属部材11と第2の金属部材21を押出成型にて作製した。この第1の金属部材11と第2の金属部材21を、短手方向Zにリベット(図示せず)に結合させた。次いで、この結合体をそれぞれ4つ枠状に組み合わせて、第1の枠体10と第2の枠体20からなるフィルタ枠5を作製した。なお、図示していないが、第1の枠体10と第2の枠体20のそれぞれの4つの角部には、L字型のアルミニウム押出成型材を角部形成部材として用いた。なお図8中、W1は1.4mm、W2は145mm、W3は145mm、Wは290mm、Dは24mm、D1は1.4mm、D2は12mm、D3は12mmの寸法である。
また、図示していないが、上記結合前に、フィルタ枠5内にフィルタ濾材として、ポリオレフィン不織布よりなる濾材(東洋紡株式会社製「EF−U−60P」)をプリーツ高さ270mm、プリーツ数36山となるように折り込み、プリーツとプリーツの間には、厚み40μmのアルミニウム泊を波付け加工して形成したセパレータを挿入した。なお、フィルタ濾材とフィルタ枠5との接着にはウレタン系接着剤を使用した。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。
[実施例2]
図15に示す断面構造を有するアルミニウム成型材(材質 A6063)、すなわち図14における第1の金属部材41と第2の金属部材42を押出成型にて作製した。第1の金属部材41と第2の金属部材42の溝部15aに、短手方向Zが287mmになるように切断加工した厚み1.0mmのアルミニウム板材(材質 A5052)である第3の金属部材43を挿入し、1辺あたり3箇所のカシメ加工を行うことにより、固定化した。これをそれぞれ4つ枠状に組み合わせてフィルタ枠7を作製した。なお、図示していないが、フィルタ枠7の角部には、実施例1と同じ角部形成部材を用いた。フィルタ濾材およびセパレータのフィルタ枠7への挿入と接着は実施例1と同様に行った。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。なお、図14中、Wは290mm、W1は1.5mm、W2は15mm、Dは15mm、D1は1.5mmの寸法である。
図15に示す断面構造を有するアルミニウム成型材(材質 A6063)、すなわち図14における第1の金属部材41と第2の金属部材42を押出成型にて作製した。第1の金属部材41と第2の金属部材42の溝部15aに、短手方向Zが287mmになるように切断加工した厚み1.0mmのアルミニウム板材(材質 A5052)である第3の金属部材43を挿入し、1辺あたり3箇所のカシメ加工を行うことにより、固定化した。これをそれぞれ4つ枠状に組み合わせてフィルタ枠7を作製した。なお、図示していないが、フィルタ枠7の角部には、実施例1と同じ角部形成部材を用いた。フィルタ濾材およびセパレータのフィルタ枠7への挿入と接着は実施例1と同様に行った。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。なお、図14中、Wは290mm、W1は1.5mm、W2は15mm、Dは15mm、D1は1.5mmの寸法である。
[比較例1]
図3に示す断面構造を有する従来のアルミニウム成型材(材質 A6063)を押出成型にて作製し、4つ枠状に組み合わせてフィルタ枠を作製した。なお、フィルタ枠の角部には、実施例1と同じ角部形成部材を用いた。フィルタ濾材およびセパレータのフィルタ枠への挿入と接着についても実施例1と同様に行った。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。なお、図3中、Wは290mm、W1は1.5mm、Dは20mm、D1は4.5mmの寸法である。
図3に示す断面構造を有する従来のアルミニウム成型材(材質 A6063)を押出成型にて作製し、4つ枠状に組み合わせてフィルタ枠を作製した。なお、フィルタ枠の角部には、実施例1と同じ角部形成部材を用いた。フィルタ濾材およびセパレータのフィルタ枠への挿入と接着についても実施例1と同様に行った。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。なお、図3中、Wは290mm、W1は1.5mm、Dは20mm、D1は4.5mmの寸法である。
[比較例2]
図2に示すように、厚み1.5mmのアルミニウム板材料に曲げ加工を施し、これを4つ枠状に組み合わせてフィルタ枠を作製した。フィルタ濾材およびセパレータのフィルタ枠への挿入と接着についても実施例1と同様に行った。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。
図2に示すように、厚み1.5mmのアルミニウム板材料に曲げ加工を施し、これを4つ枠状に組み合わせてフィルタ枠を作製した。フィルタ濾材およびセパレータのフィルタ枠への挿入と接着についても実施例1と同様に行った。以上の工程により、横:610mm、縦610mm、奥行き290mmのフィルタユニットを得た。
以上のようにして得られた実施例および比較例の、フィルタ枠とフィルタユニットの外観、重量、および作製に要したコスト並びにこれらの比率を表1に示す。
表1の「枠重量比率」とは、フィルタユニット総重量に対するフィルタ枠重量の比率を意味し、「枠コスト比率」とはフィルタユニットのコストに対するフィルタ枠のコストの比率を意味する。また、表中の相対比率とは、実施例1を100%とした時の相対値を示す。
なお、フィルタ枠およびフィルタユニットの外観に関しては、光沢なし、傷ありを不良とし、光沢あり、傷なしを良好と判断した。
表1より以下のように考察することができる。
本発明に係る実施例1および実施例2のフィルタ枠およびフィルタユニットは、軽量かつ安価で外観は良好であった。特に、実施例2は重量、コスト、外観の全てにおいて優れていた。
比較例1のフィルタ枠およびフィルタユニットは、外観は良好であったものの、実施例1および実施例2と比較して、重量が重くなりコストも増加した。
比較例2のフィルタ枠およびフィルタユニットは、実施例1と比較して重量が軽くなったが、曲げ加工を行ったためコストが増加した。更に曲げ加工により外観は、実施例1、および実施例2と比較して明らかに劣るものとなった。
以上の結果より、本発明によれば、奥行き寸法が大きなフィルタユニットにおいても、軽量かつ安価で美観に優れたフィルタ枠が得られる。
本発明により、外観上の美観を損なうことなく、軽量かつ安価なフィルタ枠を得ることができる。また、本発明によりフィルタ枠の枠材として使用するアルミニウム成型材を大幅に減らすことが可能となる。
1 フィルタ枠
2 プリーツ濾材
3 セパレータ
5 フィルタ枠
6 フィルタユニット
7 フィルタ枠
8 フィルタユニット
10 第1の枠体
11 第1の金属部材
15 溝部
15a 第1の溝部
15b 第2の溝部
16 突条
20 第2の枠体
21 第2の金属部材
25 棒状部材
26 連結部材
30 第3の枠体
30A、30B 連結延在部
31A、31B 支持延在部
32A、32B 内方延在部
41 第1の金属部材
42 第2の金属部材
43 第3の金属部材
44 第1の枠体
45 第2の枠体
46 第3の枠体
50 角部形成部材
51 固定片
52 補強片
2 プリーツ濾材
3 セパレータ
5 フィルタ枠
6 フィルタユニット
7 フィルタ枠
8 フィルタユニット
10 第1の枠体
11 第1の金属部材
15 溝部
15a 第1の溝部
15b 第2の溝部
16 突条
20 第2の枠体
21 第2の金属部材
25 棒状部材
26 連結部材
30 第3の枠体
30A、30B 連結延在部
31A、31B 支持延在部
32A、32B 内方延在部
41 第1の金属部材
42 第2の金属部材
43 第3の金属部材
44 第1の枠体
45 第2の枠体
46 第3の枠体
50 角部形成部材
51 固定片
52 補強片
Claims (13)
- 複数の第1の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第1の枠体と、
複数の第2の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第2の枠体とを有し、
前記金属部材はアルミニウム押出成型材またはアルミニウム引抜成型材であり、
前記第1の枠体と前記第2の枠体は互いに固定されていることを特徴とするフィルタ枠。 - 前記第1の金属部材と前記第2の金属部材は、
長手辺どうし互いに結合されている請求項1に記載のフィルタ枠。 - 前記第1の金属部材の短手方向の一端部に、前記第1の金属部材の本体部から外方に延在する連結延在部が存在し、
前記第2の金属部材の短手方向の一端部に、前記第2の金属部材の本体部から外方に延在する連結延在部が存在し、
前記連結延在部は互いに結合されている請求項1または2に記載のフィルタ枠。 - 前記第1の金属部材の短手方向の他端部と前記第2の金属部材の短手方向の他端部には、それぞれ前記連結延在部の高さ以上の高さの支持延在部が存在している請求項1〜3のいずれかに記載のフィルタ枠。
- 前記第1の金属部材の短手方向の一端部から他端部に至るまでの長さが、
前記第2の金属部材の短手方向の一端部から他端部に至るまでの長さと異なる請求項1〜4のいずれかに記載のフィルタ枠。 - 前記連結延在部は嵌合構造である請求項3〜5のいずれかに記載のフィルタ枠。
- 前記連結延在部には、連結部材が前記連結延在部に接触して存在している請求項3〜6のいずれかに記載のフィルタ枠。
- 前記連結部材は、スライドして前記連結延在部から取り外しが可能なものである請求項7に記載のフィルタ枠。
- 前記連結延在部には、挟み込み部材が存在している請求項3〜5のいずれかに記載のフィルタ枠。
- 前記第1の金属部材の短手方向の他端部、および前記第2の金属部材の短手方向の他端部のうち少なくとも1つの他端部には、
前記金属部材から内方に延在する内方延在部が存在し、且つ、前記内方延在部には溝部が形成されており、
前記第1の金属部材と前記第2の金属部材の角部には角部形成部材が存在し、前記角部形成部材は、角部形成部材から延在する2以上の固定片を有し、
前記2以上の固定片は、それぞれ前記溝部に挿入されている請求項1〜9のいずれかに記載のフィルタ枠。 - 前記第1の枠体と前記第2の枠体は、
複数の第3の金属部材を枠状に組み合わせて形成されている第3の枠体を介して結合されている請求項1に記載のフィルタ枠。 - 前記第1の金属部材と前記第2の金属部材には、それぞれ第1の溝部が形成されており、前記第1の溝部には、前記第3の金属部材が挿入されている請求項11に記載のフィルタ枠。
- 前記第1の金属部材と前記第2の金属部材には、それぞれ第2の溝部が形成されており
前記第1の金属部材と前記第2の金属部材の角部には角部形成部材が存在し、
前記角部形成部材は、角部形成部材から延在する2以上の固定片を有し、
前記2以上の固定片は、それぞれ前記第2の溝部に挿入されている請求項12に記載のフィルタ枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014137209A JP2016013523A (ja) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | フィルタ枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014137209A JP2016013523A (ja) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | フィルタ枠 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016013523A true JP2016013523A (ja) | 2016-01-28 |
Family
ID=55230182
Family Applications (1)
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JP2014137209A Pending JP2016013523A (ja) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | フィルタ枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016013523A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105698280A (zh) * | 2016-03-03 | 2016-06-22 | 广东美的制冷设备有限公司 | 过滤器及具有其的净化器 |
CN107192113A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-09-22 | 舒尔环保科技(合肥)有限公司 | 一种空气过滤网及其滤网支架 |
-
2014
- 2014-07-02 JP JP2014137209A patent/JP2016013523A/ja active Pending
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