JP2016012279A - 精算機用プロテクタおよび精算機にプロテクタを取り付ける工法 - Google Patents

精算機用プロテクタおよび精算機にプロテクタを取り付ける工法 Download PDF

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Abstract

【課題】精算機へのプロテクタの取付作業を容易とする。
【解決手段】精算機9に対し精算機用プロテクタ1を取り付ける作業員は、掛止プレート11を精算機本体部91の天板上に取り付けた後、掛止プレート11に右側部材12と左側部材13を掛け止める。続いて、作業員は、扉92を開いた状態で精算機本体部91の内側から右側部材12および左側部材13を精算機9の筐体に固定する。作業員は扉92を締めて施錠した後、前側部材14を右側部材12および左側部材13に掛け止め、前側部材14に対する施錠を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、精算機を外部からの破壊から保護するためのプロテクタに関する。
駐車料金精算機、道路通行料精算機等の各種精算機がある。例えば、飲料等の自動販売機も商品代金の自動精算を行う精算機の一種である。精算機は金銭を収納しているため、金銭を盗む目的で外部から破壊される危険性がある。
そのような外部からの破壊から精算機本体を保護し、金銭の盗難を防止するための技術を提案する文献として、例えば特許文献1および特許文献2がある。特許文献1には、単一部材として構成された取付ベースの上面中央部に精算機本体を載置して固定するとともに、精算機本体の周囲を覆うように取付ベースの上面の外周部にプロテクタを載置して固定することで、容易に設置可能とした精算機が提案されている。
また、特許文献2には、略コ字状に形成された補強部材にベース部材を収納した状態でベース部材とともに補強部材をアンカーおよびナットで基礎部に固定した後、ベース部材の上に精算機を載置し、精算機の側面と補強部材を締結ボルトで締結することで、複雑な施工を伴わず、引き倒しによる精算機の破壊や精算機の底面からの金銭の抜き取り等から精算機を保護する精算機の設置構造が提案されている。
特開2003−85606号公報 特開2005−18455号公報
特許文献1に提案されている精算機の設置構造によれば、引き倒し等による精算機の破壊が困難となる。ただし、特許文献1に提案されているプロテクタの設置には、アンカー施工等のある程度の大掛かりな施工を要する。
精算機に対し試みられる破壊行為の種別や程度は精算機の種別や設置場所等によって異なる。例えば、狭所や人通りの多い場所に配置された精算機等は、車両等を用いた引き倒しが困難なので、必ずしも大掛かりな施工を要するプロテクタを必要としない。
本発明は上記の事情に鑑み、精算機へのプロテクタの取付作業を容易とする手段の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、精算機の筐体の外側面の少なくとも一部を覆うように前記筐体に掛けられた状態で前記筐体に前記筐体の外部から取り外し不可能に固定される精算機用プロテクタを第1の態様として提供する。
第1の態様の精算機用プロテクタによれば、アンカー施工等の比較的大掛かりな施工を要すことなく、精算機に対し容易にプロテクタの取り付けを行うことができる。
第1の態様の精算機用プロテクタにおいて、各々が前記筐体の外側面の少なくとも一部を覆うように前記筐体に掛けられ、前記筐体に固定されない状態で分離可能な2以上の部材を備える、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様の精算機用プロテクタによれば、分離された部材を順次、精算機の筐体に掛けてゆくことで精算機に対するプロテクタの取り付けを行うことができる。そのため、プロテクタの取り付け作業に多くの人員を要さない。
第2の態様の精算機用プロテクタにおいて、前記2以上の部材の少なくとも2つの部材は、前記筐体に掛けられた状態で、互いに係合する係合部を備える、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の精算機用プロテクタによれば、精算機の筐体にプロテクタを掛け止める留めるための掛止部がない場合であっても、精算機の筐体に掛けたプロテクタの部材が互いに係合されることで、筐体に固定前のプロテクタの誤脱落が防止される。
第1乃至第3のいずれかの態様の精算機用プロテクタにおいて、前記筐体が有する掛止部に掛け止められる被掛止部を備える、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様の精算機用プロテクタによれば、精算機の掛止部にプロテクタの被掛止部を掛け止めることで、筐体に固定前のプロテクタの誤脱落が防止される。
第1乃至第3のいずれかの態様の精算機用プロテクタにおいて、前記筐体の上面の上に載置された状態で前記筐体に固定され、前記精算機用プロテクタの部材を掛け止める掛止部材を備える、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
第5の態様の精算機用プロテクタによれば、精算機の筐体にプロテクタを掛け止める留めるための掛止部がない場合であっても、精算機に掛止部材を取り付け、当該掛止部材にプロテクタを掛け止めることで、筐体に固定前のプロテクタの誤脱落が防止される。
第1乃至第5のいずれかの態様の精算機用プロテクタにおいて、前記筐体の扉が開かれた状態で前記筐体の内側から固定される、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
第6の態様の精算機用プロテクタによれば、筐体の扉を施錠することで、筐体に固定されたプロテクタを容易に取り外せなくすることができる。
また、本発明は、精算機の筐体の外側面の少なくとも一部を覆うようにプロテクタを前記筐体に掛ける工程と、前記筐体に掛けられた前記プロテクタを前記筐体の外部から取り外し不可能に固定する工程とを備える精算機にプロテクタを取り付ける工法を第7の態様として提供する。
第7の態様の工法によれば、アンカー施工等の比較的大掛かりな施工を要すことなく、精算機に対し容易にプロテクタの取り付けを行うことができる。
第7の態様の工法において、掛止部を有する掛止部材を前記筐体の上面の上に載置した状態で前記筐体に固定する工程を備え、前記掛ける工程において、前記プロテクタが有する被掛止部を前記掛止部に対し掛止させる、という構成が第8の態様として採用されてもよい。
第8の態様の工法によれば、プロテクタを掛け止める留めるための掛止部がない精算機の筐体にプロテクタの掛け止めが行われるため、筐体に固定前のプロテクタの誤脱落が防止される。
第7または第8の態様の工法において、前記固定する工程において、前記筐体の扉が開かれた状態で前記筐体の内側から前記プロテクタを固定する、という構成が第9の態様として採用されてもよい。
第9の態様の工法によれば、筐体の扉を開くことで、筐体に対しプロテクタを容易に固定することができ、扉の施錠によりプロテクタを筐体から取り外し不可能とすることができる。
一実施形態にかかる精算機用プロテクタの精算機に対する取り付け前の状態を示した図。 一実施形態にかかる掛止プレートが精算機本体部に取り付けられる様子を示した図。 一実施形態にかかる右側部材が掛止プレートに掛け止められる様子を示した図。 一実施形態にかかる左側部材が掛止プレートに掛け止められる様子を示した図。 一実施形態にかかる右側部材および左側部材が掛けられている状態の精算機本体部を水平面で切断した場合の断面を上から見た図。 一実施形態にかかる前側部材が右側部材および左側部材に掛け止められる様子を示した図。 一実施形態にかかる精算機用プロテクタが取り付けられた状態の精算機を示した図。 一変形例にかかる右側部材および左側部材を例示した図。 一変形例にかかる固定部材を例示した図。
[実施形態]
以下に本発明の一実施形態にかかる精算機用プロテクタ1を説明する。図1は精算機用プロテクタ1の取り付け対象である精算機9と、精算機9に取り付け前の精算機用プロテクタ1の状態を示した図である。精算機用プロテクタ1は、精算機9の天板の上に取り付けられる掛止プレート11(掛止部材の一例)と、精算機9の正面に向かって右側面と背面の右側を覆う右側部材12と、精算機9の正面に向かって左側面と背面の左側を覆う左側部材13と、精算機9の正面を覆う前側部材14を備える。なお、以下の説明において、左右をいう場合、精算機9に向かっての左右をいうものとする。
精算機9は、精算機本体部91と、扉92と、精算機本体部91の天板を上から覆うトップカバー93を備える。本実施形態においては、例として、扉92は左縁部において蝶番により精算機本体部91に取り付けられている(左開き)が、扉92の開き方はこれに限られず、例えば右開きであってもよい。
以下に、精算機9に精算機用プロテクタ1を取り付ける工程を説明する。作業員は、まず、精算機本体部91に取り付けられているトップカバー93を取り外す。トップカバー93は扉92を開いた状態で精算機本体部91の筐体内部から上向きに複数のボルトにより固定されている。作業員はこれらのボルトを緩めてトップカバー93を精算機本体部91から取り外す。
続いて、作業員は精算機本体部91の天板の上に掛止プレート11を載せる。図2は、掛止プレート11が精算機本体部91に取り付けられる様子を示した図である。精算機本体部91の天板上には、位置合わせのための定位ピン911が設けられている。掛止プレート11には、定位ピン911の位置に対応する位置に、定位ピン911が嵌り込む定位孔111が設けられている。作業員は定位孔111に定位ピン911が嵌り込むように、掛止プレート11を精算機本体部91の天板の上に載せる。
続いて、作業員は掛止プレート11の上にトップカバー93を載せ、扉92を開いた状態で精算機本体部91の筐体内部から上向きに複数のボルトによりトップカバー93を固定する。これにより、掛止プレート11が精算機本体部91とトップカバー93に挟み込まれる形で精算機9に取り付けられる。
上述の精算機本体部91に対する掛止プレート11およびトップカバー93の取り付けを可能とするために、精算機本体部91の天板には、トップカバー93を取り付けるためのボルトが貫通するネジ孔912が設けられている。また、掛止プレート11のネジ孔912と対応する位置にも、同じくトップカバー93を取り付けるためのボルトが貫通するネジ孔112が設けられている。また、トップカバー93の下側面には、ネジ孔912およびネジ孔112に対応する位置にボルトがねじ込まれるナット(図示略)が設けられている。このナットにボルトがねじ込まれることによって、精算機本体部91に対する掛止プレート11およびトップカバー93の固定が行われる。
続いて、作業員は掛止プレート11に右側部材12を掛け止める。図3は、右側部材12が掛止プレート11に掛け止められる様子を示した図である。ただし、図3においては掛止プレート11が見えるように、便宜的にトップカバー93の図示を行っていない。
掛止プレート11の右側縁部と背面側縁部の右側には、右側部材12を掛止するための掛止孔113(掛止部の一例)が設けられている。また、右側部材12の上左側縁部と上背面側縁部には、掛止孔113に対応した位置に、掛止プレート11に掛止される被掛止鉤121(被掛止部の一例)が設けられている。作業員は被掛止鉤121を掛止孔113に嵌め込んで掛止プレート11に右側部材12を掛け止める。
続いて、作業員は掛止プレート11に左側部材13を掛け止める。図4は、左側部材13が掛止プレート11に掛け止められる様子を示した図である。図4において、掛止プレート11が見えるように、便宜的にトップカバー93の図示を行っていない点は図3と同様である。また、図5は掛止プレート11を介して右側部材12および左側部材13が掛けられている状態の精算機本体部91を水平面で切断した場合の断面を上から見た図である。
掛止プレート11の左側縁部と背面側縁部の左側には、左側部材13を掛止するための掛止孔114(掛止部の一例)が設けられている。また、左側部材13の上右側縁部と上背面側縁部には、掛止孔114に対応した位置に、掛止プレート11に掛止される被掛止鉤131(被掛止部の一例)が設けられている。また、左側部材13の前面右側縁部には、背面に向かい突起するネジ孔プレート133が設けられている。ネジ孔プレート133には左側部材13をボルトで精算機本体部91の筐体に取り付けるためのネジ孔が設けられている。作業員は、扉92を開いた状態でネジ孔プレート133を扉92と精算機本体部91の連結部分の隙間に嵌め入れた後、被掛止鉤131を掛止孔114に嵌め込んで掛止プレート11に左側部材13を掛け止める。
続いて、作業員は、右側部材12と左側部材13の連結を行う。右側部材12の背面側の板の左側部材13と対向する側面上には、係合孔122(図3)が設けられている。また、左側部材13の背面側の板の右側部材12と対向する側面上には、係合孔122に対応した位置に、係合ピン132が設けられている(図4)。作業員は、掛止プレート11に掛け止められた右側部材12を左側部材13に押し付けるように移動することで、係合孔122に係合ピン132を嵌め込ませる。これにより、右側部材12と左側部材13が連結される。
続いて、作業員は、扉92を開いた状態で精算機本体部91の筐体内部から、右側部材12を精算機本体部91の筐体に対しボルトで固定する。右側部材12の前面左側縁部には、背面に向かい突起するネジ孔プレート123が設けられている(図5)。ネジ孔プレート123には右側部材12をボルトで精算機本体部91の筐体に取り付けるための、ネジ谷の切られたネジ孔が設けられている。精算機本体部91の筐体には、ネジ孔プレート123に設けられたネジ孔に連通する位置にネジ孔が設けられている。作業員はこれらのネジ孔にボルトを通して込むことで、右側部材12を精算機本体部91の筐体に取り付ける。
続いて、作業員は、扉92を開いた状態で精算機本体部91の筐体内部から、左側部材13を精算機本体部91の筐体に対しボルトで固定する。精算機本体部91の筐体には、ネジ孔プレート133に設けられたネジ孔に連通する位置に連通するネジ谷の切られたネジ孔が設けられている。作業員はこれらのネジ孔にボルトを通してねじ込むことで、左側部材13を精算機本体部91の筐体に取り付ける。
続いて、作業員は扉92を閉じて扉92の施錠を行った後、右側部材12および左側部材13に対し前側部材14を掛け止める。図6は、前側部材14が右側部材12および左側部材13に掛け止められる様子を示した図である。
右側部材12の前面には掛止孔124と、施錠孔125が設けられている(図4)。また、左側部材13の前面には掛止孔134が設けられている。前側部材14の背面右側(図6における左側)には、掛止孔124に対応する位置に被掛止鉤141が設けられている。また、前側部材14の背面右側(図6における左側)には、施錠孔125に対応する位置に施錠板142が配置されている。施錠板142は外部から鍵により回転可能となっている。前側部材14の背面左側(図6における右側)には、掛止孔134に対応する位置に被掛止鉤143が設けられている。
作業員は、鍵により施錠板142を解錠位置にした状態で、掛止孔124に被掛止鉤141を、施錠孔125に施錠板142を、掛止孔134に被掛止鉤143を、各々嵌め込んで、前側部材14を右側部材12および左側部材13に掛け止める。その後、作業員が鍵により施錠板142を施錠位置に回転すると、精算機9に対する精算機用プロテクタ1の取り付け作業が完了する。図7は、精算機用プロテクタ1が取り付けられた状態の精算機9を示した図である。
上述した精算機用プロテクタ1によれば、アンカー施行等の大掛かりな施行を要することなく、精算機9をプロテクタにより保護することができる。また、複数に分割された部材を順次、精算機9に掛け止めていくことで精算機用プロテクタ1を精算機9の所定位置に配置することができるため、取り付けに要する作業員は例えば1名のように少数で済む。従って、プロテクタを精算機9に被せるために、例えば小型クレーン等を用いる必要がなく、精算機9の設置場所が狭所であっても、プロテクタの取り付けを行うことができる。
[変形例]
上述した実施形態は様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。なお、上述した実施形態および以下に示す変形例は適宜組み合わされてもよい。
[第1変形例]
上述した実施形態においては、掛止プレート11を精算機9の筐体に取り付けることにより、右側部材12等の精算機用プロテクタ1の部材を精算機9の筐体に掛け止めることを可能とする構成が採用されている。これに代えて、精算機9の筐体に予め掛止部を設け、右側部材12等の精算機用プロテクタ1の部材を当該掛止部に掛け止める構成が採用されてもよい。
[第2変形例]
右側部材12等の精算機用プロテクタ1の部材を精算機9の筐体に掛け止めるための掛止部の位置は精算機9の筐体の天板上に限られない。例えば、精算機9の筐体の側面上において精算機用プロテクタ1の部材が精算機9の筐体に対し掛け止められてもよい。
[第3変形例]
上述した実施形態においては、右側部材12等の精算機用プロテクタ1の部材は精算機9の筐体に対し固定される前に、掛止プレート11を介して筐体に掛け止められる。精算機用プロテクタ1の部材は、筐体に対し固定される前に筐体に重量を支えられた状態で安定すればよく、筐体に対し止められなくてもよい。すなわち、精算機用プロテクタ1の部材は必ずしも精算機9の筐体に対し掛止される必要はなく、筐体に掛けられればよい。
図8は、掛止プレート11に掛け止められることなく、精算機本体部91の天板上に掛けられた(載せ置かれた)状態で精算機本体部91の筐体に対し固定される構成の右側部材12および左側部材13を例示した図である。図8に例示の右側部材12には、精算機本体部91の天板上で左側部材13と重なり合う部分に係合ピン126(係合部の一例)が設けられている。また、図8に例示の左側部材13には、精算機本体部91の天板上で右側部材12と重なり合う部分の係合ピン126に対応した位置に、係合孔135(係合部の一例)が設けられている。
作業員は、精算機本体部91の天板上に右側部材12の上面を載せ置いた後、係合ピン126を係合孔135に嵌め込むように精算機本体部91の天板上に左側部材13の上面を載せ置く。その結果、右側部材12と左側部材13が精算機本体部91に掛けられた状態で安定する。また、右側部材12と左側部材13が係合ピン126と係合孔135の係合により連結されるため、右側部材12および左側部材13が精算機9の筐体に固定される前に作業員等が右側部材12または左側部材13にぶつかる等により、これらの部材が誤落下することがない。作業員は、上記のように精算機9の筐体に掛けられた状態の右側部材12および左側部材13をボルト等で筐体に固定する。
なお、図8に例示の右側部材12および左側部材13は係合ピン126および係合孔135により連結されるが、係合ピン126および係合孔135を備えず、単に図8に例示の形状の右側部材12および左側部材13が精算機9の筐体に掛けられた状態で筐体に対し固定されてもよい。
[第4変形例]
上述した実施形態においては、精算機9の筐体に対する精算機用プロテクタ1の固定はボルトのねじ込みによるものとしたが、精算機用プロテクタ1を精算機9の筐体に対し外部から取り外し不可能に固定する限り、どのような固定方法が採用されてもよい。例えば、図9に示すように、精算機用プロテクタ1の内側に傘状ピン119を設け、精算機9の筐体の傘状ピン119に対応する位置に設けられたピン受孔99に対し傘状ピン119を押し込むことで精算機9の筐体に対する精算機用プロテクタ1の固定が行われてもよい。
[第5変形例]
上述した実施形態においては、精算機用プロテクタ1は複数の部材により構成される。これに代えて、精算機用プロテクタ1が1つの部材により構成されてもよい。この変形例においては、作業員は、精算機9の上から精算機用プロテクタ1を被せて、精算機用プロテクタ1を精算機9の筐体に掛けることになる。
以上の実施形態および変形例で説明された構成、形状、大きさ、配置関係、数量等については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、 説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
1…精算機用プロテクタ、9…精算機、11…掛止プレート、12…右側部材、13…左側部材、14…前側部材、91…精算機本体部、92…扉、93…トップカバー、99…ピン受孔、111…定位孔、112…ネジ孔、113…掛止孔、114…掛止孔、119…傘状ピン、121…被掛止鉤、122…係合孔、123…ネジ孔プレート、124…掛止孔、125…施錠孔、126…係合ピン、131…被掛止鉤、132…係合ピン、133…ネジ孔プレート、134…掛止孔、135…係合孔、141…被掛止鉤、142…施錠板、143…被掛止鉤、911…定位ピン、912…ネジ孔

Claims (9)

  1. 精算機の筐体の外側面の少なくとも一部を覆うように前記筐体に掛けられた状態で前記筐体に前記筐体の外部から取り外し不可能に固定される精算機用プロテクタ。
  2. 各々が前記筐体の外側面の少なくとも一部を覆うように前記筐体に掛けられ、前記筐体に固定されない状態で分離可能な2以上の部材を備える請求項1に記載の精算機用プロテクタ。
  3. 前記2以上の部材の少なくとも2つの部材は、前記筐体に掛けられた状態で、互いに係合する係合部を備える
    請求項2に記載の精算機用プロテクタ。
  4. 前記筐体が有する掛止部に掛け止められる被掛止部を備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の精算機用プロテクタ。
  5. 前記筐体の上面の上に載置された状態で前記筐体に固定され、前記精算機用プロテクタの部材を掛け止める掛止部材を備える
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の精算機用プロテクタ。
  6. 前記筐体の扉が開かれた状態で前記筐体の内側から固定される
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の精算機用プロテクタ。
  7. 精算機の筐体の外側面の少なくとも一部を覆うようにプロテクタを前記筐体に掛ける工程と、
    前記筐体に掛けられた前記プロテクタを前記筐体の外部から取り外し不可能に固定する工程と
    を備える精算機にプロテクタを取り付ける工法。
  8. 掛止部を有する掛止部材を前記筐体の上面の上に載置した状態で前記筐体に固定する工程を備え、
    前記掛ける工程において、前記プロテクタが有する被掛止部を前記掛止部に対し掛止させる
    請求項7に記載の工法。
  9. 前記固定する工程において、前記筐体の扉が開かれた状態で前記筐体の内側から前記プロテクタを固定する
    請求項7または8に記載の工法。
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