JP2016009816A - キャビネットのファン取り付け構造 - Google Patents

キャビネットのファン取り付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2016009816A
JP2016009816A JP2014131034A JP2014131034A JP2016009816A JP 2016009816 A JP2016009816 A JP 2016009816A JP 2014131034 A JP2014131034 A JP 2014131034A JP 2014131034 A JP2014131034 A JP 2014131034A JP 2016009816 A JP2016009816 A JP 2016009816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
fan
mounting structure
cooling fan
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014131034A
Other languages
English (en)
Inventor
準一 赤尾
Junichi Akao
準一 赤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2014131034A priority Critical patent/JP2016009816A/ja
Publication of JP2016009816A publication Critical patent/JP2016009816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】制御盤(キャビネット)作業において、冷却ファンを外部押圧から保護することを課題とする。【解決手段】本願発明は、キャビネットのファン取り付け構造であって、キャビネットの天井部に設けた枠板にバネで下方から押圧され固着された冷却ファンと、前記冷却ファンが上部から踏まれたときに下方に沈むようにする支持部と、からなり、さらに、前記冷却ファンが沈むことによりオンするスイッチと、前記スイッチのオン接点を検知して前記冷却ファンに供給する電源をオフにする遮断回路と、を備えるキャビネットのファン取り付け構造である。【選択図】 図3

Description

この発明は、制御機器を内部に実装するキャビネット(制御盤とも云う)における冷却ファンの取り付け構造にかかる発明である。
キャビネットには天井側に、内部装備する制御機器のために、冷却用のファン(以下「ファン」と称する)が取り付けられる。制御機器は高密度実装プリント基板などで構成されているため、防塵的に密閉され、その密閉領域は冷却ファンを利用して空気循環を図るべく冷却されている。
特許文献1に示された発明では、キャビネット(制御盤)の加工電源部における間接的な空冷に要する熱交換器の熱伝達率を向上させ、また、キャビネット全体が安価に構成でき、キャビネット内にホットスポットが生ずることなく均一な冷却を可能にするために、筐体1の天井に抵抗器ユニットその下部に熱交換器を配設する。熱交換器の外気側冷却ファンは抵抗器ユニットの枠状ケースと略密着された摺動自在のケース内に取り付けられ、抵抗器を直接空冷する。
特開平6−61671号公報
特許文献1にある発明などでは、基本的なキャビネットとファンの取り付け態様を示し、冷却効率を高める工夫がなされてきている。
しかし、そのようか高度な工夫をしたとしても、現場での問題というものは発生する。現場に設置されるキャビネットには配線作業が施される。そのとき、作業員が移動の際、キャビネットの上に乗って歩行することがある。そうすると誤って、ファンが取り付けてある部分に人が乗ってしまい、当該ファンを破損することがある。本願発明はそのような作業においても、ファンを保護することを課題とする。
本願発明は、キャビネットのファン取り付け構造であって、
キャビネットの天井部に設けた枠板にバネで下方から押圧され固着された冷却ファンと、
前記冷却ファンが上部から踏まれたときに下方に沈むようにする支持部と、を備えるキャビネットのファン取り付け構造である。
さらに、前記冷却ファンが沈むことによりオンするスイッチと、
前記スイッチのオン接点を検知して前記冷却ファンに供給する電源をオフにする遮断回路と、を備えるキャビネットのファン取り付け構造である。
またさらに、前記スイッチのオンオフ状態を常時モニタして記録する記録部を備えることを特徴とするキャビネットのファン取り付け構造でもある。
このような作業上の事故においても、ファンは故障することがなく、またその事故の通報が速やかに行われ、さらに履歴的記録データによって事後解明が可能となる。
従来技術であるキャビネットのファン取り付け構造を示す斜視図である。 作業上の事故の様子を示す断面図である。 本願発明の実施形態にかかるキャビネットのファン取り付け構造を示す。
本願発明の従来技術として、通常のキャビネットのファン取り付け構造の斜視図を図1に示す。100はキャビネットの上部を点線で示すイメージである。キャビネット100の天井部7に枠板1がネジ2で取り付けられる。
枠板1には中心に空間があり、この周囲にネジ穴8があり、そこに下方から羽を保護するフレーム3とファン本体4が長ネジ5をもってネジ穴8に向けて嵌入される。ファン本体4から延伸するのが供給電源の電線6である。
次に、作業中の想定事故について図2により説明する。本図はキャビネット100の天井部7を横から見たものである。まず、上図で、作業者の靴が点線で示してあるように、作業者が枠板1の上に乗った場合が問題である。
すると、下図に示すように、枠板1の空間部に靴が入り、ファンの羽を保護するフレーム3が曲がってしまう状況を示す。これでファン本体4の羽が壊れることがある。
その結果、ファンは停止し、キャビネット100内の空気を強制排気できずに温度が上昇する。キャビネット100内部にある機器の誤動作などを引き起こすのであるし、もちろん作業者にとっても危険である。
図3に本願発明の実施例であるキャビネットのファン取り付け構造を示す。
上(A)図で構成断面図を示す。下(B)図で機構的構造を斜視図で示している。
まず、(A)図で示すのはキャビネット100の天井部7に枠体1に下方から保護フレーム3およびファン本体4がバネ10と長ネジ5を以て固着されている様がわかる。バネ10はその中心軸に長ネジ5が貫通して、フランジ形状の支持部により支えられている。
その支持態様を説明するのが(B)図である。この斜視図で分かるように、枠板1に適当なるアタッチメント11で支持部が形成されている。このアタッチメント11は枠板1と天井部7に挟持することなど強度を保つ。そうして、下方から長ネジ5がバネ10を貫く形で、フレーム3とファン本体4を枠板1に圧着する。
ファン本体4はバネ10で下から支えられている状態となるので、図2で述べたような事故の際には、上からの踏込圧力によって、下方(キャビネット100内部)に沈むだけであり、破損されることはない。
なお、支持部であるアタッチメント11は無くとも、直接フレーム3とファン本体4を枠板1に長ネジ5とバネ10で止めてしまう方法もあるかもしれないが、アタッチメント11のように強度はあった方が作業者の安全上好ましい。
次に、電気的な機能について述べる。(A)図にて接点スイッチ20が枠板1とフレーム3の周辺に設けられる。これはリミットスイッチなどでよく、フレーム3とファン本体4が沈み込んだ状態を検知する。そうして沈み込んだ時に接点はオンする。これを接点入力回路でセンスする。その信号をキャビネット内部に装備のコントローラ(あるいは外付けPCなどで実現してもよい)で検知して、電源部30にファン本体4への電源の供給を停止する。ファンが沈んだままでの運転を避けるのである。そして、本事故発生の旨をアラーム出力する、またPCなどで、この事象を履歴的に記録することもよい。
本願発明の実施例で述べた以外にも、キャビネットの構造に従って、種々の変形設計は可能であり、そのような場合にも、本願発明の範囲にあると解するべきである。
1 枠板
2 ネジ
3 フレーム
4 ファン本体
5 長ネジ
6 電線
7 キャビネット天井部
10 バネ
11 アタッチメント
20 接点スイッチ
30 電源
40 コントローラ
100 キャビネット

Claims (3)

  1. キャビネットのファン取り付け構造であって、
    キャビネットの天井部に設けた枠板にバネで下方から押圧された冷却ファンと、
    前記冷却ファンが上部から踏まれたときに下方に沈むようにする支持部と、
    を備えるキャビネットのファン取り付け構造。
  2. 前記冷却ファンが沈むことによりオンするスイッチと、
    前記スイッチのオン接点を検知して前記冷却ファンに供給する電源をオフにする遮断回路と、を備える請求項1に記載のキャビネットのファン取り付け構造。
  3. 前記スイッチのオンオフ状態を常時モニタして記録する記録部を備えることを特徴とする請求項2に記載のキャビネットのファン取り付け構造。
JP2014131034A 2014-06-26 2014-06-26 キャビネットのファン取り付け構造 Pending JP2016009816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014131034A JP2016009816A (ja) 2014-06-26 2014-06-26 キャビネットのファン取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014131034A JP2016009816A (ja) 2014-06-26 2014-06-26 キャビネットのファン取り付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016009816A true JP2016009816A (ja) 2016-01-18

Family

ID=55227169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014131034A Pending JP2016009816A (ja) 2014-06-26 2014-06-26 キャビネットのファン取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016009816A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110891386A (zh) * 2019-11-06 2020-03-17 苏州朗威电子机械股份有限公司 一种5g基站用室外一体化机柜

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110891386A (zh) * 2019-11-06 2020-03-17 苏州朗威电子机械股份有限公司 一种5g基站用室外一体化机柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4989894B2 (ja) 一体型モータ装置
JP3618902B2 (ja) 系統連系インバータ装置
JP4221436B2 (ja) 電力変換装置
JP2009540550A (ja) 個々のソーラーパネルの過熱保護のための接続ボックス
JP4662315B2 (ja) ファンユニットとこれを備えた電子機器装置
EP2757605A2 (en) Thermoelectric power generation unit
JP3194265U (ja) 移動式システムラック
JP6629801B2 (ja) レーザ装置の水漏れ検知システム
KR101278887B1 (ko) 파워 컨트롤러 조립체 및 방법
CN103605386A (zh) 一种自动散热的电器控制柜
JP5524752B2 (ja) インバータ装置
JP2016009816A (ja) キャビネットのファン取り付け構造
JP4799572B2 (ja) インバータ装置
US20070134365A1 (en) Water-cooled control device for a plastics processing machine
JP4540037B2 (ja) プラグインユニット
JP2014177880A (ja) 圧縮機駆動装置およびそれを用いた圧縮機、冷蔵庫
CN215578438U (zh) 一种电控的超温安全保护装置
US20150003961A1 (en) Fan system
JP2011016134A (ja) 電源装置
JP4906088B2 (ja) 充電部保護カバーの取り付け構造
CN106549316A (zh) 一种密闭式安全配电箱
CN215298736U (zh) 一种基于电气自动化的安全型led全彩屏
JP6278815B2 (ja) 端子台および電力装置
CN212870334U (zh) 一种空气能热泵柔性防护控制箱
JP2015023131A (ja) 電気機器の収納構造及び防爆型装置