JP2016008605A - リニア圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニア圧縮機のシリンダとピストンとの間でガスベアリングが容易に作動するリニア圧縮機を実現する。【解決手段】リニア圧縮機には、吸入部が提供されるシェルと、前記シェルの内部に具備され、冷媒の圧縮空間を形成するシリンダと、前記シリンダの内部で軸方向に往復運動可能に提供されるピストンと、前記シリンダの一側に提供され、前記冷媒の圧縮空間で圧縮された冷媒を選択的に排出する吐出バルブと、前記シリンダに形成され、前記吐出バルブを介して排出された冷媒のうち少なくとも一部の冷媒が流動するノズル部と、が含まれ、前記ノズル部には冷媒が流入される入口部及び前記入口部の直径より小さい直径を有する出口部が含まれる。【選択図】図8

Description

本発明は、リニア圧縮機に関するものである。
冷却システムとは冷媒を循環して冷気を発生するシステムであって、冷媒の圧縮、凝縮、膨張及び蒸発過程を繰り返し行う。そのために、前記冷却システムには圧縮機、凝縮器、膨張装置及び蒸発装置が含まれる。そして、前記冷却システムは家電製品として冷蔵庫又はエアコンに設置される。
一般に、圧縮機(compressor)は電気モータやタービンなどの動力発生装置から動力を伝達されて空気や冷媒又はその他の多様な作動ガスを圧縮して圧力を上げる機械装置であって、前記家電製品又は産業全般にわたって広く使用されている。
このような圧縮機を大きく分類すると、ピストン(Piston)とシリンダ(Cylinder)との間に作動ガスが吸吐出される圧縮空間が形成されるようにしてピストンがシリンダの内部で直線往復運動をしながら冷媒を圧縮させる往復動式圧縮機(Reciprocatiog compressor)と、編心回転するローラ(Roller)とシリンダとの間に作動ガスが吸吐出される圧縮空間が形成されてローラがシリンダの内壁に沿って編心回転しながら冷媒を圧縮させる回転式圧縮機(rotary compressor)及び旋回スクロール(Orbiting scroll)と固定スクロール(Fixed scroll)との間に作動ガスが吸吐出される圧縮空間が形成されて前記旋回スクロールが固定スクロールに沿って回転しながら冷媒を圧縮させるスクロール式圧縮機(Scroll compressor)とで区分される。
最近では、前記往復動式圧縮機のうち特にピストンが往復直線運動をする駆動モータに直接連結されるようにして運動転換による機械的な損失なしに圧縮効率を向上させ、簡単な構造で構成されるリニア圧縮機が多く開発されている。
普通、リニア圧縮機は密閉されたシェルの内部でピストンがリニアモータによってシリンダの内部で往復直線運動するように動きながら冷媒を吸入して圧縮させた後、吐出するように構成される。
前記リニアモータはインナーステータ及びアウターステータとの間に永久磁石が位置するように構成され、永久磁石は永久磁石とインナー(又はアウター)ステータ間の相互電磁力によって直線往復運動するように駆動される。そして、前記永久磁石がピストンと連結された状態で駆動されることで、ピストンがシリンダの内部で往復直線運動しながら冷媒を吸入して圧縮させてから吐出させるようにする。
従来のリニア圧縮機に関して、本出願人は特許出願(以下、先行文献)を実施して登録を受けたことがある。
韓国登録特許第10−1307688号
前記先行文献による前記リニア圧縮機には多数の部品を収容するシェルが含まれる。前記シェルの上下方向の高さは特許文献1の図2に示したように多少高く形成される。
そして、前記シェルの内部にはシリンダとピストンとの間にオイルを供給する給油アセンブリが提供される。
一方、リニア圧縮機が冷蔵庫に提供される場合、前記リニア圧縮機は冷蔵庫の後方の下側に具備される機械室に設置される。
最近、冷蔵庫の内部貯蔵空間を増大することが消費者の主な関心事になっている。前記冷蔵庫の内部貯蔵空間を増大するためには前記機械室の容積を減らす必要があり、前記機械室の容積を減らすために前記リニア圧縮機の大きさを減らすことが主なイシューとなっている。
しかし、特許文献1に開示されたリニア圧縮機は相対的に大きい容積を占めるため、内部貯蔵空間を増大するための冷蔵庫には適合していない問題点がある。
前記リニア圧縮機の大きさを減らすために圧縮機の主な部品を小さくする必要があるが、この場合には圧縮機の性能が弱化する問題点が発生する恐れがある。
前記圧縮機の性能が弱化する問題点を補償するために、圧縮機の運転周波数を増加することを考慮することができる。但し、圧縮機の運転周波数が増加するほど圧縮機の内部で循環するオイルによる摩擦力が増加して圧縮機の性能が低下する問題点が発生する。
本発明はこのような問題点を解決するために提案されたものであり、リニア圧縮機のシリンダとピストンとの間でガスベアリングが容易に作動するリニア圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の実施例によるリニア圧縮機には、吸入部が提供されるシェルと、前記シェルの内部に具備され、冷媒の圧縮空間を形成するシリンダと、前記シリンダの内部で軸方向に往復運動可能に提供されるピストンと、前記シリンダの一側に提供され、前記冷媒の圧縮空間で圧縮された冷媒を選択的に排出する吐出バルブと、前記シリンダに形成され、前記吐出バルブを介して排出された冷媒のうち少なくとも一部の冷媒が流動するノズル部と、が含まれ、前記ノズル部には冷媒が流入される入口部及び前記入口部の直径より小さい直径を有する出口部が含まれる。
また、前記ノズル部は前記入口部から前記出口部に向かって前記シリンダの内側半径方向に凹むように構成されることを特徴とする。
また、前記ノズル部は設定された長さLを有するように延長され、前記入口部の直径D1は前記出口部の直径D2より2倍以上の値を有することを特徴とする。
また、前記ノズル部の設定された長さLが大きくなるほど前記出口部の直径D2に対する前記入口部の直径D1の割合値は次第に大きくなるように形成されることを特徴とする。
また、前記ノズル部の設定された長さLが0.5mmであれば前記割合値は2以上の値を有することを特徴とする。
また、前記ノズル部の設定された長さLが0.8mmであれば前記割合値は2.8以上の値を有することを特徴とする。
また、前記ノズル部の設定された長さLが1.2mmであれば前記割合値は3.8以上の値を有することを特徴とする。
また、前記シリンダの外周面から凹んで前記ノズル部に連通するガス流入部と、前記ガス流入部に設置されるフィルタ部材と、を更に含む。
また、前記フィルタ部材には設定された厚さ又は直径を有する糸(thread)が含まれる。
他の側面によるリニア圧縮機には、吸入部が提供されるシェルと、前記シェルの内部に具備され、冷媒の圧縮空間を形成するシリンダと、前記シリンダの内部で軸方向に往復運動可能に提供されるピストンと、前記シリンダの一側に提供され、前記冷媒の圧縮空間で圧縮された冷媒を選択的に排出する吐出バルブと、前記シリンダの外周面から凹むように形成されてフィルタ部材が設置されるガス流入部と、前記ガス流入部から前記シリンダの内周面に向かって延長されるノズル部と、が含まれ、前記ノズル部は冷媒の流動方向を基準に流動断面積が次第に減少するように形成されることを特徴とする。
また、前記ノズル部には前記ガス流入部に連結される入口部と、前記シリンダの内周面に連結される出口部と、が含まれ、前記ノズル部は前記入口部から前記出口部に向かって設定された長さを有するように形成される。
また、前記出口部の直径D2は前記入口部の直径D1より小さく形成されることを特徴とする。
また、前記入口部の直径D1は前記出口部の直径D2より2倍以上の値を有することを特徴とする。
また、前記フィルタ部材にはPET(Polyethylene Terephthalate)材質で構成される糸が含まれる。
このような本発明によると、内部部品を含む圧縮機の大きさを小さくすることで冷蔵庫の機械室の大きさを減らすことができ、それによって冷蔵庫の内部貯蔵空間を増大することができる長所がある。
また、圧縮機の運転周波数を増加することで小さくなった内部部品による性能低下を防止することができ、シリンダとピストンとの間にガスベアリングを適用することでオイルによって発生し得る摩擦力を減少することができる長所がある。
また、シリンダの外周面に冷媒の導入をガイドするノズル部を構成し、前記ノズル部の出入口の直径及びノズル部の長さに対する最適値又は割合を提案することでノズル部を通過する冷媒の圧力損失を最小化しシリンダの剛性を設定強度以上に維持することができる長所がある。
また、圧縮機の内部に多数のフィルタ装置を具備することでシリンダのノズルからピストンの外側に流入される圧縮ガス(又は吐出ガス)の中に異物又は油分が含まれることを防止することができる長所がある。
特に、吸入マフラーに第1フィルタを具備することで冷媒の中に含まれた異物が圧縮室に流入されることを防止し、シリンダとフレームの結合部に第2フィルタを具備することで圧縮された冷媒ガスの中に含まれた異物又は油分がシリンダのガス流入部に流動することを防止する。
そして、シリンダのガス流入部に第3フィルタを具備して異物又は油分が前記ガス流入部からシリンダのノズルに流入されることを防止する。
上述したように、圧縮機及びドライヤに提供される多数のフィルタ装置を介してベアリングとして作用する圧縮ガスに含まれた異物又は油分をフィルタリングすることができるため、異物又は油分によってシリンダのノズル部が詰まる現象を防止することができる。
前記シリンダのノズル部が詰まる現象を防止することでシリンダとピストンとの間でガスベアリングの作用が効果的に行われ、それによってシリンダとピストンの磨耗を防止することができる。
本発明の実施例によるリニア圧縮機の構成を示す断面図である。 本発明の実施例による吸入マフラーの構成を示す断面図である。 本発明の実施例による第2フィルタが配置された様子を示す断面図である。 本発明の実施例によるシリンダとフレームの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施例によるシリンダとピストンの結合様子を示す断面図である。 本発明の実施例によるシリンダの構成を示す分解斜視図である。 図5の「A」を拡大した断面図である。 本発明の実施例によるノズル部の構成を示す図である。 本発明の実施例によるノズル部の出入口の直径割合及び長さに応じた圧力損失の変化を示すグラフである。 本発明の実施例によるリニア圧縮機の冷媒の流動様子を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を説明する。しかし、本発明の思想が提示される実施例に制限されることはなく、本発明の思想を理解する当業者は同じ思想の範囲内で他の実施例を容易に提案することができるはずである。
図1は、本発明の実施例によるリニア圧縮機の構成を示す断面図である。
図1を参照すると、本発明の実施例によるリニア圧縮機100には、略円筒状のシェル101と、前記シェル101の一側に結合される第1カバー102及び他側に結合される第2カバー103が含まれる。一例として、前記リニア圧縮機100は横方向に横になっており、前記第1カバー102は前記シェル101の右側に、前記第2カバー103は前記シェル101の左側に結合される。
広い意味で、前記第1カバー102と第2カバー103は前記シェル101の一構成として理解される。
前記リニア圧縮機100には前記シェル101の内部に提供されるシリンダ120と、前記シリンダ120の内部で往復直線運動するピストン130及び前記ピストン130に駆動力を付与するリニアモータとしてモータアセンブリ140が含まれる。
前記モータアセンブリ140が駆動すると、前記ピストン130は高速に往復運動する。本実施例によるリニア圧縮機100の運転周波数は略100Hzを形成する。
詳しくは、前記リニア圧縮機100には冷媒が流入される吸入部104及び前記シリンダ120の内部で圧縮された冷媒が排出される吐出部105が含まれる。前記吸入部104は前記第1カバー102に結合され、前記吐出部105は前記第2カバー103に結合される。
前記吸入部104を介して吸入された冷媒は吸入マフラー150を経て前記ピストン130の内部に流動する。冷媒が前記吸入マフラー150を通過する過程でノイズが低減される。前記吸入マフラー150は第1マフラー151と第2マフラー153が結合されて構成される。前記吸入マフラー150の少なくとも一部分は前記ピストン130の内部に位置する。
前記ピストン130には、略円筒状のピストン本体131及び前記ピストン本体131から半径方向に延長されるピストンフランジ部132が含まれる。前記ピストン本体131は前記シリンダ120の内部で往復運動し、前記ピストンフランジ部132は前記シリンダ120の外側で往復運動する。
前記ピストン130は非磁性体であるアルミニウム素材(アルミニウム又はアルミニウム合金)で構成される。前記ピストン130がアルミニウム素材で構成されることで、前記モータアセンブリ140で発生した磁束が前記ピストン130に伝達されて前記ピストン130の外部に漏洩される現象を防止する。そして、前記ピストン130は鍛造方法によって形成される。
一方、前記シリンダ120は非磁性体であるアルミニウム素材(アルミニウム又はアルミニウム合金)で構成される。そして、前記シリンダ120とピストン130の素材構成比、即ち、種類及び成分比は同じであってもよい。
前記シリンダ120がアルミニウム素材で構成されることで、前記モータアセンブリ200で発生した磁束が前記シリンダ120伝達されて前記シリンダ120の外部に漏洩される現象を防止する。そして、前記シリンダ120は圧出棒加工方法によって形成される。
そして、前記ピストン130とシリンダ120が同じ素材(アルミニウム)で構成されることで熱膨張係数が互いに同じくなる。リニア圧縮機100の運転の間、前記シェル100の内部は高温(約100℃)の環境が造成されるが、前記ピストン130とシリンダ120の熱膨張係数が同じであるため前記ピストン130とシリンダ120は同じ量だけ熱変形される。
結局、ピストン130とシリンダ120が互いに異なる大きさ又は方向に熱変形されることでピストン130の運動の間に前記シリンダ120と干渉が発生することを防止する。
前記シリンダ120は前記吸入マフラー150の少なくとも一部分と前記ピストン130の少なくとも一部分を収容するように構成される。
前記シリンダ120の内部には前記ピストン130によって冷媒が圧縮される圧縮空間Pが形成される。そして、前記ピストン130の前方部には前記圧縮空間Pに冷媒を流入させる吸入孔133が形成され、前記吸入孔133の前方には前記吸入孔133を選択的に開放する吸入バルブ135が提供される。前記吸入バルブ135の略中心部には所定の締結部材が結合される締結孔が形成される。
前記圧縮空間Pの前方には前記圧縮空間Pから排出された冷媒の吐出空間又は吐出流路を形成する吐出カバー160及び前記吐出カバー160に結合されて前記圧縮空間Pで圧縮された冷媒を選択的に排出するための吐出バルブアセンブリ161,162,163が提供される。
前記吐出バルブアセンブリ161,162,163には前記圧縮空間Pの圧力が吐出圧力以上になれば開放されて冷媒を前記吐出カバー160の吐出空間に流入する吐出バルブ161と、前記吐出バルブ161と吐出カバー160との間に提供されて軸方向に弾性力を与えるバルブばね162及び前記バルブばね162の変形量を制限するストッパ163が含まれる。
ここで、前記圧縮空間Pは前記吸入バルブ135と前記吐出バルブ161との間に形成される空間として理解される。そして、前記吸入バルブ135は前記圧縮空間Pの一側に形成され、前記吐出バルブ161は前記圧縮空間Pの他側、即ち、前記吸入バルブ135の反対側に提供される。
ここで、前記「軸方向」とは前記ピストン130が往復運動する方向、即ち、図3の横方向と理解される。そして、前記「軸方向」のうち前記吸入部104から前記吐出部105に向かう方向、即ち冷媒が流動する方向を「前方」とし、その逆方向を「後方」と定義する。
一方、「半径方向」とは前記ピストン130が往復運動する方向に垂直する方向であって、図1の縦方向と理解される。
前記ストッパ163は前記吐出カバー160に安着され、前記バルブばね162は前記ストッパ163の後方に安着される。そして、前記吐出バルブ161は前記バルブばね162に結合され、前記吐出バルブ161の後方部又は後面は前記シリンダ120の前面に支持されるように位置する。
前記バルブばね162には、一例として板ばね(plate spring)が含まれる。
前記ピストン130が前記シリンダ120の内部で往復直線運動をする過程において、前記圧縮空間Pの圧力が前記吐出圧力より低く吸入圧力以下になると前記吸入バルブ135が開放されて冷媒は前記圧縮空間Pに吸入される。一方、前記圧縮空間Pの圧力が前記吸入圧力以上になると前記吸入バルブ135が閉まった状態で前記圧縮空間Pの冷媒が圧縮される。
一方、前記圧縮空間Pの圧力が前記吐出圧力以上にあると前記バルブばね162が変形して前記吐出バルブ161を開放させ、冷媒は前記圧縮空間Pから吐出されて吐出カバー160の吐出空間に排出される。
そして、前記吐出カバー160の吐出空間を流動する冷媒はループパイプ165に流入される。前記ループパイプ165は前記吐出カバー160に結合されて前記吐出部105に延長され、前記吐出空間の圧縮冷媒を前記吐出部105にガイドする。一例として、前記ループパイプ165は所定方向に巻かれた形状を有してラウンドして延長され、前記吐出部105に結合される。
前記リニア圧縮機100はフレーム110を更に含む。前記フレーム110は前記シリンダ120を固定させる構成であり、別途の締結部材によって前記シリンダに締結される。前記フレーム110は前記シリンダ120を囲むように配置される。即ち、前記シリンダ120は前記フレーム110の内側に収容されるように位置する。そして、前記吐出カバー160は前記フレーム110の前面に結合される。
一方、開放された吐出バルブ161を介して排出された高圧のガス冷媒のうち少なくとも一部のガス冷媒は前記シリンダ120とフレーム110が結合された部分の空間を介して前記シリンダ120の外周面の方に流動される。
そして、冷媒は前記シリンダ120に形成されたガス流入部122(図7を参照)及びノズル部123(図7を参照)を介して前記シリンダ120の内部に流入される。流入された冷媒は前記ピストン130とシリンダ120との間の空間に流動されて前記ピストン130の外周面が前記シリンダ120の内周面から離隔されるようにする。よって、前記流入された冷媒は前記ピストン130の往復運動の間にシリンダ120との摩擦を減少する「ガスベアリング」として機能する。
前記モータアセンブリ140には、前記フレーム110に固定されて前記シリンダ120を囲むように配置されるアウターステータ141,143,145と、前記アウターステータ141,143,145の内側に離隔されて配置されるインナーステータ148及び前記アウターステータ141,143,145とインナーステータ148との間の空間に位置する永久磁石146が含まれる。
前記永久磁石146は、前記アウターステータ141,143,145及びインナーステータ148との相互電磁気力によって直線往復運動する。そして、前記永久磁石146は一つの極を有する単一磁石で構成されか3つの極を有する多数の磁石が結合されて構成される。
前記永久磁石146は連結部材138によって前記ピストン130に結合される。詳しくは、前記連結部材138は前記ピストンフランジ部132に結合されて前記永久磁石146に向かって折曲して延長される。前記永久磁石146が往復移動することで、前記ピストン130は前記永久磁石146と共に軸方向に往復運動する。
そして、前記モータアセンブリ140には前記永久磁石146を前記連結部材138に固定するための固定部材147が更に含まれる。前記固定部材146にはガラス繊維又は炭素繊維と樹脂(resin)が混合されて構成される。前記固定部材147は前記永久磁石146の内側及び外側を囲むように提供され、前記永久磁石146と前記連結部材138の結合状態を堅固に維持する。
前記アウターステータ141,143,145にはコイル巻線体143,145及びステータコア141が含まれる。
前記コイル巻線体143,145には、ボビン143及び前記ボビン143の円周方向に巻かれたコイル145が含まれる。前記コイル145の断面は多角形状を有し、一例として六角形の形状を有してもよい。
前記ステータコア141は複数個のラミネーション(lamination)が円周方向に積層されて構成され、前記コイル巻線体143,145を巻くように配置される。
前記アウターステータ141,143,145の一側にはステータカバー149が提供される。前記アウターステータ141,143,145の一側部は前記フレーム110によって支持され、他側部は前記ステータカバー149によって支持される。
前記インナーステータ148は前記フレーム110の外周に固定される。そして、前記インナーステータ148は複数個のラミネーションが前記フレーム110の外側から円周方向に積層されて構成される。
前記リニア圧縮機100には、前記ピストン130を支持するサポータ137及び前記サポータ137にばね結合されるバックカバー170が更に含まれる。
前記サポータ137は所定の締結部材によって前記ピストンフランジ部132及び前記連結部材138に結合される。
前記バックカバー170の前方には吸入ガイド部155が結合される。前記吸入ガイド部155は前記吸入部104を介して吸入された冷媒が前記吸入マフラー150に流入されるように案内する。
前記リニア圧縮機100には前記ピストン130が共振運動可能であるように各固有振動数が調節された複数のばね176が含まれる。
前記複数のばね176には、前記サポータ137とステータカバー149との間に支持される第1ばね及び前記サポータ137とバックカバー170との間に支持される第2ばねが含まれる。
前記リニア圧縮機100には前記シェル101の両側に提供されて前記圧縮機100の内部部品が前記シェル101に支持されるようにする板ばね172,174が更に含まれる。
前記板ばね172,174には前記第1カバー102に結合される第1板ばね172及び前記第2カバー103に結合される第2板ばね174が含まれる。一例として、前記第1板ばね172は前記シェル101と第1カバー102が結合される部分に挟まれ、前記第2板ばね174は前記シェル101と第2カバー103が結合される部分に挟まれるように配置される。
図2は、本発明の実施例による吸入マフラーの構成を示す断面図である。
図2を参照すると、本発明の一実施例による吸入マフラー150には第1マフラー151と、前記第1マフラー151に結合される第2マフラー153及び前記第1マフラー151と第2マフラー153によって支持される第1フィルタ310が含まれる。
前記第1マフラー151及び第2マフラー153はその内部に冷媒が流動する流動空間部が形成される。詳しくは、前記第1マフラー151は前記吸入部104の内側から前記吐出部105の方向に延長され、前記第1マフラー151の少なくとも一部分は前記吸入ガイド部155の内部に延長される。そして、前記第2マフラー153は前記第1マフラー151から前記ピストン本体131の内部に延長される。
前記第1フィルタ310は前記流動空間部に設置されて異物をフィルタリングする構成として理解される。前記第1フィルタ310は磁性を有する物質で構成され、冷媒の中に含まれた異物、特に金属汚物のフィルタリングが容易になる。
一例として、前記第1フィルタ310はステンレススチール(stainless stee)材質で構成され、所定の磁性を有し錆び付く現象が防止される。
他の例として、前記第1フィルタ310には磁性を有する物質がコーティングされるか、前記第1フィルタ310の表面に磁石が付着されるように構成される。
前記第1フィルタ310は多数のフィルタ孔を有するメッシュ(mesh)タイプで構成され、略円板状を有する。そして、前記フィルタ孔は所定大きさ以下の直径及び幅を有する。一例として、前記所定大きさは約25μmである。
前記第1マフラー151と第2マフラー153は圧入方式で組み立てられる。そして、前記第1フィルタ310は前記第1マフラー151と第2マフラー153の圧入される部分に挟まれて組み立てられる。
一例として、前記第1マフラー151及び第2マフラー153のうちいずれか一つには溝部が形成され、他の一つには前記溝部が挿入される突起部が含まれる。
前記第1フィルタ310の両側部が前記溝部と突起部との間に介在された状態で、前記第1フィルタ310は前記第1,2マフラー151,153によって支持される。
詳しくは、前記第1フィルタ310が前記第1,2マフラー151,153との間に位置した状態で前記第1マフラー151と第2マフラー153が互いに近くなる方向に移動して圧入されると、前記第1フィルタ310の両側部は前記溝部と突起部との間に挟まれて固定される。
このように、前記吸入マフラー150に第1フィルタ310が提供されることで前記吸入部104を介して吸入された冷媒のうち所定大きさ以上の異物は前記第1フィルタ310によってフィルタリングされる。よって、ピストン130とシリンダ120との間のガスベアリングとして作用する冷媒に異物が含まれて前記シリンダ120に流入されることを防止する。
また、前記第1フィルタ310が前記第1,2マフラー151,153の圧入される部分に堅固に固定されることで前記吸入マフラー150から分離される現象を防止する。
図3は 本発明の実施例による第2フィルタが配置された様子を示す断面図であり、図4は本発明の実施例によるシリンダとフレームの構成を示す分解斜視図である。
図3及び図4を参照すると、本発明の実施例によるリニア圧縮機100にはフレーム110とシリンダ120との間に具備されて吐出バルブ161を介して排出される高圧のガス冷媒をフィルタリングするための第2フィルタ320が含まれる。
前記第2フィルタ320は前記フレーム110とシリンダ120が結合される部分又は結合面に位置する。
詳しくは、前記シリンダ120には略円筒状のシリンダ本体121及び前記シリンダ本体121から半径方向に延長されるシリンダフランジ部125が含まれる。
前記シリンダ本体121には吐出されたガス冷媒が流入されるガス流入部122が含まれる。前記ガス流入部122は前記シリンダ本体121の外周面に沿って略円状に凹むように形成される。
そして、前記ガス流入部122は複数個が具備される。複数のガス流入部122には、前記シリンダ本体121の軸方向の中心部から一側に位置するガス流入部122a,122b(図6を参照)及び前記軸方向の中心部から他側に位置するガス流入部122c(図6を参照)が含まれる。
前記シリンダフランジ部125には前記フレーム110と結合される締結部126が具備される。前記締結部126は前記シリンダフランジ部125の外周面から外部方向に突出されるように構成される。前記締結部126は所定の締結部材によって前記フレーム110のシリンダ締結孔118に結合される。
前記シリンダフランジ部125には前記フレーム110と安着される安着面127が含まれる。前記安着面127は前記シリンダ本体121から半径方向に延長されるシリンダフランジ部125の後面部である。
前記フレーム110には前記シリンダ本体121を囲むフレーム本体111と、前記フレーム本体111の半径方向に延長されて前記吐出カバー160に結合されるカバー結合部115が含まれる。
前記カバー結合部115には前記吐出カバー160に結合される締結部材が挿入される多数のカバー締結孔116及び前記シリンダフランジ部125に結合される締結部材が挿入される多数のシリンダ締結孔118が形成される。前記シリンダ締結孔118は前記カバー結合部115から多少凹んだ位置に形成される。
前記フレーム110には前記カバー結合部115から後方に凹んで前記シリンダフランジ部125が挿入される凹部117が具備される。即ち、前記凹部117は前記シリンダフランジ部125の外周面を囲むように配置される。前記凹部117の凹まれた深さは前記シリンダフランジ部125の前後方の幅に対応する。
前記凹部117の内周面と前記シリンダフランジ部125の外周面との間には所定の冷媒流動空間が形成される。前記吐出バルブ161で吐出された高圧のガス冷媒は前記冷媒流動空間を経由し、前記シリンダ本体121の外周面に向かって流動する。前記第2フィルタ320は前記冷媒流動空間に設置されて冷媒をフィルタリングする。
詳しくは、前記凹部117の後端部には段差を有して具備される安着部が形成され、前記安着部にはリング状の第2フィルタ320が安着される。
前記安着部に前記第2フィルタ320が安着された状態で前記シリンダ120が前記フレーム110に結合されると、前記シリンダフランジ部125は前記第2フィルタ320の前方で前記第2フィルタ320を押すようになる。即ち、前記第2フィルタ320は前記フレーム110の安着部と前記シリンダフランジ部125の安着面127との間に介在されて固定される。
前記第2フィルタ320は開放された吐出バルブ161を介して排出された高圧のガス冷媒のうち異物が前記シリンダ120のガス流入部122に流入されることを遮断し、冷媒の中に含まれた油分を吸着するように構成される。
一例として、前記第2フィルタ320にはPET繊維で形成された不織布又は吸着布が含まれる。前記PETは耐熱性及び機械的強度が優秀な長所がある。そして、冷媒の中の2μm以上の異物を遮断する。
前記凹部117の内周面と前記シリンダフランジ部125の外周面との間の流動空間を通過した高圧のガス冷媒は前記第2フィルタ320を通過するが、この過程で冷媒はフィルタリングされる。
図5は本発明の実施例によるシリンダとピストンの結合様子を示す断面図であり、図6は本発明の実施例によるシリンダの構成を示す図であり、図7は図5の「A」を拡大した断面図であり、図8は本発明の実施例によるノズル部の構成を示す図である。
図5〜図8を参照すると、本発明の実施例によるシリンダ120には略円筒状を有し第1本体端部121a及び第2本体端部121bを形成するシリンダ本体121、及び前記シリンダ本体121の第2本体端部121bから半径方向外側に延長されるシリンダフランジ部125が含まれる。
前記第1本体端部121a及び第2本体端部121bは前記シリンダ本体121の軸方向中心部121cを基準に前記シリンダ本体121の両側端部を形成する。
前記シリンダ本体121には前記吐出バルブ161を介して排出された高圧のガス冷媒のうち少なくとも一部の冷媒が流動する複数のガス流入部122が形成される。前記複数のガス流入部122には「フィルタ部材」としての第3フィルタ330が配置される。
前記複数のガス流入部122は前記シリンダ本体121の外周面から所定深さ及び幅だけ凹むように構成される。前記冷媒は前記複数のガス流入部122及びノズル部123を介して前記シリンダ本体121の内部に流入される。
そして、流入された冷媒は前記ピストン130の外周面とシリンダ120の内周面との間に位置し、前記ピストン130の動きに対するガスベアリングとして機能する。即ち、前記流入された冷媒の圧力によって前記ピストン130の外周面は前記シリンダ120の内周面から離隔された状態を維持する。
前記複数のガス流入部122には前記シリンダ本体121の軸方向中心部121cから一側に位置する第1ガス流入部122a及び第2ガス流入部122bと、前記軸方向中心部121cから他側に位置する第3ガス流入部122cが含まれる。
前記第1、2ガス流入部122a,122bは前記シリンダ本体121の軸方向中心部121cを基準に前記第2本体端部121bにより近く位置し、前記第3ガス流入部122cは前記シリンダ本体121の軸方向中心部121cを基準に前記第1本体端部121aにより近く位置する。
即ち、前記複数のガス流入部122は前記シリンダ本体121の軸方向中心部121cを基準に非対称する個数で配置される。
図1を参照すると、前記シリンダ120の内部圧力は冷媒の吸入側に近い第1本体端部121a側に比べて圧縮された冷媒の吐出側に近い第2本体端部121b側でより高く形成されるため、前記第2本体端部121b側により多くのガス流入部122を形成してガスベアリングの機能を強化し、前記第1本体端部121a側には相対的に少ないガス流入部122を形成する。
前記シリンダ本体121には前記複数のガス流入部122から前記シリンダ本体121の内周面方向に延長されるノズル部123が更に含まれる。前記ノズル部123は前記ガス流入部122より小さい幅又は大きさを有するように形成される。
前記ノズル部123は円筒状に延長されたガス流入部122に沿って複数個が形成される。そして、複数のノズル部123は互いに離隔されて配置される。
前記ノズル部123には前記ガス流入部122に連結される入口部123a及び前記シリンダ本体121の内周面に連結される出口部123bが含まれる。前記ノズル部123は入口部123aから前記出口部123bに向かって所定長さを有するように形成される。
前記ガス流入部122に流入された冷媒は前記第3フィルタ330でフィルタリングされてから前記ノズル部123の入口部123aに流動し、前記ノズル部123に沿って前記シリンダ120の内周面方向に流動する。そして、冷媒は前記出口部123bを介して前記シリンダ120の内部空間に流入される。
前記ピストン130は前記出口部123bから排出された冷媒の圧力によって前記シリンダ120の内周面から離隔される動作、即ち前記シリンダ120の内周面から浮上する。即ち、前記シリンダ120の内側に供給される冷媒の圧力は前記ピストン130に浮上力又は浮上圧を提供する。
図8を参照すると、前記ノズル部123の長さはL(mm)、前記入口123aの直径はD1(μm)、前記出口部123bの直径はD2(μm)に形成される。
前記複数のガス流入部122の凹まれた深さ及び幅と前記ノズル部123の長さLは、前記シリンダ120剛性、前記第3フィルタ330の量又は前記ノズル部123を通過する冷媒の圧力降下の大きさなどを考慮して適切な大きさに決定される。
一例として、前記複数のガス流入部122の凹まれた深さ及び幅が大きすぎるが前記ノズル部123の長さLが短すぎれば、前記シリンダ120の合成が弱くなる恐れがある。
逆に、前記複数のガス流入部122の凹まれた深さ及び幅が小さすぎれば、前記ガス流入部122に設置される第3フィルタ330の量が少なすぎる恐れがある。
そして、前記ノズル部123の長さLが長すぎれば前記ノズル部123を通過する冷媒の圧力降下が大きすぎるようになり、ガスベアリングとしての十分な機能を行えなくなる。
前記ノズル部123の入口部123aの直径D1は前記出口部123bの直径D2より大きく形成される。冷媒の流動方向を基準に、前記ノズル部123での流動断面積は前記入口部123aから前記出口部123bに行くほど次第に小さく形成される。
詳しくは、前記ノズル部123の直径が過度に大きくなる場合、前記吐出バルブ161を介して排出された高圧のガス冷媒のうち前記ノズル部123に流入される冷媒の量が多すぎるようになって圧縮機の流量損失が大きくなる問題点がある。
一方、前記ノズル部123の直径が過度に小さくなれば、前記ノズル部123での圧力降下が大きくなってガスベアリングとしての性能が減少する問題点がある。
よって、本実施例では前記ノズル部123の入口部123aの直径D1を相対的に大きく形成して前記ノズル部123に流入される冷媒の圧力降下を減らし、前記出口部123bの直径D2を相対的に小さく形成して前記ノズル部123を介したガスベアリングの流入量を所定値以下に調節することを特徴とする。
前記第3フィルタ330は前記シリンダ120の内部に所定大きさ以上の異物が流入されることを遮断し、冷媒の中に含まれた油分を吸着する機能を行う。ここで、前記所定大きさは1μmである。
前記第3フィルタ330には前記ガス流入部122に巻かれた糸が含まれる。詳しくは、前記糸はPET材質で構成されて所定厚さ又は直径を有する。
前記糸の厚さ又は直径は前記糸の強度を考慮して適切な値に決定する。もし、前記糸の厚さ又は直径が小さすぎれば前記糸の強度が弱すぎて途切れやすくなる恐れがあり、前記糸の厚さ又は直径が大きすぎれば糸を巻いた際に前記ガス流入部122での空隙の大きくなりすぎて異物のフィルタリング効果が下がる問題点がある。
一例として、前記糸の厚さ又は直径は数百μm単位で形成され、前記糸は数十μm単位の原糸(spun thread)が多数の筋で結合されて構成される。
前記糸は多数回巻かれ、その端部が結び目で固定されるように構成される。前記糸が巻かれる回数はガス冷媒の圧力降下程度及び異物のフィルタリング効果を考慮して適切に選択される。もし、前記巻かれる回数が多すぎればガス冷媒の圧力降下が大きすぎるようになり、前記巻かれる回数が少なすぎれば異物のフィルタリングがうまくできない恐れがある。
そして、前記糸が巻かれる張力(tension force)はシリンダ120の変形度及び糸の固定力を考慮して適切な大きさに形成される。もし、前記張力が大きすぎればシリンダ120の変形が誘発され、前記張力が小さすぎれば糸が前記ガス流入部122にうまく固定されない恐れがある。
図9は、本発明の実施例によるノズル部の出入口の直径割合及び長さに応じた圧力損失の変化を示すグラフである。
図9のグラフは、本実施例によるノズル部123の長さL及びノズル部123の入口部123aの直径D1と出口部123bの直径D2の割合値に応じて冷媒の圧力損失ΔPが発生する程度又は変化推移を示す。
ここで、前記圧力損失ΔPとは、前記ノズル部123の入口部1230aでの圧力P1から出口部123bでの圧力P2を引いた値として理解される。即ち、冷媒は前記入口部123aから前記出口部123bに向かって流動することでその圧力が減少する傾向を示す。
前記シリンダ120の内周面側に供給される冷媒の圧力は設定圧力以上になる必要がある。前記シリンダ120内周面側に供給される冷媒の圧力が前記設定圧力以下になれば前記ピストン130を浮上させるための十分な圧力を提供することができなくなるため、ガスベアリングとしての機能を十分に行えなくなる。
前記吐出バルブ161を介して吐出された冷媒の圧力(吐出圧力)は設定された外気条件で略一定であるとすると、前記シリンダ120の内周面側に供給される冷媒の圧力は前記ノズル部123で発生する圧力損失に応じて変化する。
もし、前記ノズル123で発生する圧力損失が大きくなりすぎる場合、前記シリンダ120の内周面側に供給される冷媒の圧力は前記ピストン130の内部圧力より小さいか前記ピストン130の内部圧力より十分に大きく形成されない恐れがある。よって前記ピストン130は前記シリンダ120の内部で浮上されず、それによってガスベアリングの性能が弱化する。
特に、前記外気条件、特に外気温度が低温であれば圧縮機の吸入圧力と吐出圧力の差は大きくないように形成される。一例として、前記吸入圧力Psと吐出圧力Pdの差は約1bar(100kpa)である。この場合、前記ピストン130の内部圧力は少なくとも前記吸入圧力Ps以上の値に形成される。
そして、前記吐出バルブ161を介して排出された冷媒の吐出圧力Pdが前記吸入圧力Psより1bar(100kpa)程度大きい状態で前記ノズル部123での圧力損失が大きすぎるように発生すれば、前記シリンダ120の内周面側に供給される冷媒の圧力は前記ピストン130の内部圧力より小さいか、前記ピストン130の内部圧力より十分に大きく形成されなくなる。結局、冷媒のガスベアリングとしての性能が低下する。
よって、本実施例では前記圧力損失を設定損失値ΔPa以下に維持するために、前記ノズル部123の長さ及び出入口の直径割合を異なるようにして実験を行った。一例として、前記設定損失値ΔPaは0.20bar(20kpa)に設定される。図9はこのような実験結果を示す。
図9を参照すると、グラフの横軸はノズル123の出口部123bの直径に対する入口部123aの直径の割合値(以下、割合値)を示す。そして、グラフの縦軸は前記ノズル部123での圧力損失ΔP、即ち前記入口部123aでの圧力から出口部123bでの圧力を引いた値として理解される。上述したように、前記圧力損失ΔPが少ないほどガスベアリングとしての性能が改善される。
実験において、前記割合値は前記ノズル部123の出口部123bの直径を一定に固定し前記入口部123aの直径を変化しながら調節されている。一例として、前記出口部123bの直径を25μmに固定し前記入口部123aの直径を異なるようにして実験を行った。
そして、前記割合値に対する圧力損失ΔPの変化は前記ノズル部123の長さLがL1,L2又はL3である場合に対して測定された。一例として、前記L1は0.5mm、L2は0.8mm及びL3は1.2mmである。
本実施例による前記ノズル部123の長さはL1からL3までの範囲のうち一つの値として選択される。もし、前記ノズル部123の長さがL1より小さければシリンダ120の剛性が弱化する問題が発生する。一方、前記ノズル部123の長さがL3より大きければ所定の割合値を基準に圧力損失値が大きくなってシリンダ120の材料費が上昇する問題点が発生する。
前記割合値が1であれば前記入口部123aの直径と出口部123bの直径が同じであることを示し、前記割合値が1より小さければ前記出口部123bの直径が前記入口部123aの直径より大きいことを示す。前記割合値が1であるか1より小さければ圧力損失ΔPが設定損失値ΔPaより大きいと示される。
詳しくは、図9を参照すると、前記割合値が1より小さければ、一例として前記割合値が約0.5であれば前記ノズル部123の長さがL1であれば圧力損失ΔPは0.40bar(40kpa)程度であり、前記ノズル部123の長さがL2であれば圧力損失ΔPは0.37bar(37kpa)、L3であれば圧力損失ΔPは0.29bar(29kpa)で示される。
前記割合値が1である場合、即ち前記ノズル部123の入口直径割合が同じであれば、ノズル長さがL1,L2,L3である際に圧力損失ΔPはそれぞれ0.38bar(38kpa)、0.35bar(35kpa)、0.24bar(24kpa)に示される。
一方、前記割合値が1より大きい場合、前記割合値が増加することによって前記圧力損失ΔPは次第に減少すると示される。
例えば、前記ノズル部123の長さがL1であれば、前記割合値が2である際に前記圧力損失は前記設定損失値ΔPaより少し大きく測定された。そして、前記圧力損失が前記設定損失値ΔPaに対応する際に前記割合値はAを示した。ここで、前記Aは約2.0に対応する。即ち、前記ノズル部123の長さが0.5mmで前記出口部123bの直径が25μmである際、前記入口部123aの直径は50μm以上に形成される。
他の例として、前記ノズル部123の長さがL2であれば、前記圧力損失が前記設定損失値ΔPaに対応する際に前記割合値はBを示した。ここで、前記Bは約2.8に対応する。即ち、前記ノズル部123の長さが0.8mmで前記出口部123bの直径が25μmである際、前記入口部123aの直径は70μm以上に形成される。
また他の例として、前記ノズル部123の長さがL2であれば、前記圧力損失が前記設定損失値ΔPaに対応する際に前記割合値はCを示した。ここで、前記Cは約3.8に対応する。即ち、前記ノズル部123の長さが1.2mmで前記出口部123bの直径が25μmである際、前記入口部123aの直径は95μm以上に形成される。
まとめると、本実施例は前記ノズル部123の長さがL1以上からL3以下である一つの値として選択される際、前記ノズル部123での圧力損失を設定損失値ΔPa以下に維持するためには前記割合値を2以上の値に形成することを特徴とする。
そして、前記ノズル部123の長さが増加するほど前記圧力損失を設定損失値ΔPa以下に維持するために前記割合値を増加する(A<B<C)。
図10は、本発明の実施例によるリニア圧縮機の冷媒の流動様子を示す断面図である。図10を参照し、本実施例によるリニア圧縮機での冷媒の流動について簡単に説明する。
図10を参照すると、冷媒は吸入部104を介してシェル101の内部に流入され、吸入ガイド部155を介して吸入マフラー150の内部に流動する。
そして、冷媒は前記吸入マフラー150の第1マフラー151を経由して第2マフラー153に流入され、ピストン130の内部に流動する。この過程で冷媒の吸入ノイズが低減される。
一方、冷媒は前記吸入マフラー150に提供される第1フィルタ310を経由しながら所定大きさ25μm以上の異物がフィルタリングされる。
前記吸入マフラー150を通過して前記ピストン130の内部に存在する冷媒は吸入バルブ135が開放されると吸入孔133を介して圧縮空間Pに吸入される。
前記圧縮空間Pでの冷媒の圧力が吐出圧力以上になれば吐出バルブ161が開放され、冷媒は開放された吐出バルブ161を介して吐出カバー160の吐出空間に排出されて前記吐出カバー160に結合されたループパイプ165を介して吐出部105に流動し、圧縮機100の外部に排出される。
一方、前記吐出カバー160の吐出空間に存在する冷媒のうち少なくとも一部の冷媒はシリンダ120とフレーム110との間に存在する空間、即ちフレーム110の凹部117の内周面と前記シリンダ120のシリンダフランジ部125の外周面との間に形成される流動空間を経由し、シリンダ本体121の外周面に向かって流動する。
この際、冷媒は前記シリンダフランジ部125の安着面127とフレーム110の安着部113との間に介在される第2フィルタ320を通過するが、この過程で所定大きさ2μm以上の異物がフィルタリングされる。そして、冷媒の中の油分は前記第2フィルタ320に吸着される。
前記第2フィルタ320を通過した冷媒はシリンダ本体121の外周面に形成された複数のガス流入部122に流入される。そして、冷媒は前記ガス流入部122に具備される第3フィルタ330を通過しながら冷媒の中に含まれた所定大きさ(1μm)以上の異物がフィルタリングされ、冷媒の中に含まれた油分が吸着される。
前記第3フィルタ330を通過した冷媒はノズル部123を介してシリンダ120の内部に流入されて前記シリンダ120の内周面とピストン130の外周面との間に位置し、前記ピストン130を前記シリンダ120の内周面から離隔するように作用する(ガスベアリング)。
この際、前記ノズル部123の入口部123aの直径は出口部123bの直径より大きく形成され、それによって冷媒の流動方向を基準に前記ノズル部123での冷媒の流動断面積は次第に減少する。一例として、前記入口部123aの直径は出口部123bの直径の2倍以上の値を有する。
このように、高圧のガス冷媒が前記シリンダ120の内部にバイパスされて往復運動するピストン130に対するベアリングとして作用し、それによってピストン130とシリンダ120との間の磨耗を減らすことができる。そして、ベアリングのためのオイルを使用しないことで前記圧縮機100が高速に運転されてもオイルに対する摩擦損失を発生しない。
また、圧縮機100の内部を流動する冷媒の経路上に多数のフィルタを具備することで冷媒の中に含まれた異物を除去することができ、それによってガスベアリングとして作用する冷媒の信頼性が向上される。よって、冷媒に含まれた異物によってピストン130又はシリンダ120に磨耗が発生する現象を防止することができる。
そして、前記多数のフィルタによって冷媒の中に含まれた油分を除去することで、油分による摩擦損失が発生することを防止することができる。
前記第1フィルタ310、第2フィルタ320及び第3フィルタ330はガスベアリングとして作用する冷媒をフィルタリングするということから、これらを合わせて「冷媒フィルタ装置」と称する。
100 リニア圧縮機100
101 シェル
102 第1カバー
103 第2カバー
104 吸入部
105 吐出部
110 フレーム
111 フレーム本体
115 カバー結合部
116 カバー締結孔
117 凹部
118 シリンダ締結孔
120 シリンダ
121 シリンダ本体
121a 第1本体端部
121b 第2本体端部
121c 軸方向中心部
122 ガス流入部
122a 第1ガス流入部
122b 第2ガス流入部
122c 第3ガス流入部
123 ノズル部
123a 入口部
123b 出口部
125 シリンダフランジ部
126 締結部
127 安着面
123 ノズル部
130 ピストン
131 ピストン本体
132 ピストンフランジ部
133 吸入孔
135 吸入バルブ
137 サポータ
138 連結部材
140 モータアセンブリ
141 ステータコア
143 ボビン
145 コイル
146 永久磁石
147 固定部材
148 インナーステータ
149 ステータカバー
150 吸入マフラー
151 第1マフラー
153 第2マフラー
155 吸入ガイド部
160 吐出カバー
161 吐出バルブ
162 バルブばね
163 ストッパ
165 ループパイプ
170 バックカバー
172 第1板ばね
174 第2板ばね
176 複数のばね
310 第1フィルタ
320 第2フィルタ
330 第3フィルタ

Claims (14)

  1. 吸入部が提供されるシェルと、
    前記シェルの内部に具備され、冷媒の圧縮空間を形成するシリンダと、
    前記シリンダの内部で軸方向に往復運動可能に提供されるピストンと、
    前記シリンダの一側に提供され、前記冷媒の圧縮空間で圧縮された冷媒を選択的に排出する吐出バルブと、
    前記シリンダに形成され、前記吐出バルブを介して排出された冷媒のうち少なくとも一部の冷媒が流動するノズル部と、が含まれ、
    前記ノズル部には、
    冷媒が流入される入口部及び前記入口部の直径より小さい直径を有する出口部が含まれる、リニア圧縮機。
  2. 前記ノズル部は、
    前記入口部から前記出口部に向かって前記シリンダの内側半径方向に凹むように構成される、請求項1に記載のリニア圧縮機。
  3. 前記ノズル部は設定された長さLを有するように延長され、
    前記入口部の直径D1は前記出口部の直径D2より2倍以上の値を有する、請求項1に記載のリニア圧縮機。
  4. 前記ノズル部の設定された長さLが大きくなるほど前記出口部の直径D2に対する前記入口部の直径D1の割合値は次第に大きくなるように形成される、請求項3に記載のリニア圧縮機。
  5. 前記ノズル部の設定された長さLが0.5mmである際、
    前記割合値は2以上の値を有する、請求項4に記載のリニア圧縮機。
  6. 前記ノズル部の設定された長さLが0.8mmである際、
    前記割合値は2.8以上の値を有する、請求項4に記載のリニア圧縮機。
  7. 前記ノズル部の設定された長さLが1.2mmである際、
    前記割合値は3.8以上の値を有する、請求項4に記載のリニア圧縮機。
  8. 前記シリンダの外周面から凹んで前記ノズル部に連通するガス流入部と、
    前記ガス流入部に設置されるフィルタ部材と、が更に含まれる、請求項1に記載のリニア圧縮機。
  9. 前記フィルタ部材には、
    設定された厚さ又は直径を有する糸(thread)が含まれる、請求項8に記載のリニア圧縮機。
  10. 吸入部が提供されるシェルと、
    前記シェルの内部に具備され、冷媒の圧縮空間を形成するシリンダと、
    前記シリンダの内部で軸方向に往復運動可能に提供されるピストンと、
    前記シリンダの一側に提供され、前記冷媒の圧縮空間で圧縮された冷媒を選択的に排出する吐出バルブと、
    前記シリンダの外周面から凹むように形成されてフィルタ部材が設置されるガス流入部と、
    前記ガス流入部から前記シリンダの内周面に向かって延長されるノズル部と、が含まれ、
    前記ノズル部は、冷媒の流動方向を基準に流動断面積が次第に減少するように形成される、リニア圧縮機。
  11. 前記ノズル部には、
    前記ガス流入部に連結される入口部と、
    前記シリンダの内周面に連結される出口部と、が含まれ、
    前記ノズル部は前記入口部から前記出口部に向かって設定された長さを有するように形成される、請求項10に記載のリニア圧縮機。
  12. 前記出口部の直径D2は前記入口部の直径D1より小さく形成される、請求項11に記載のリニア圧縮機。
  13. 前記入口部の直径D1は前記出口部の直径D2の2倍以上の値を有する、請求項12に記載のリニア圧縮機。
  14. 前記フィルタ部材には、
    PET(Polyethylene Terephthalate)材質で構成される糸が含まれる、請求項10〜13のいずれか一項に記載のリニア圧縮機。
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