JP2016007224A - 光音響画像化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光音響画像化装置本体内のコンデンサに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷するのを抑制することが可能な光音響画像化装置を提供する。
【解決手段】この光音響画像化装置100は、装置本体10とは別個に設けられる光源装置20を接続するための本体側コネクタ11と、コンデンサ13dを含み、本体側コネクタ11を介して光源装置20に電圧を印加するための昇圧回路13と、昇圧回路13のコンデンサ13dの両極に接続され、コンデンサ13dに蓄積された電荷を放電するための放電回路15と、本体側コネクタ11と光源装置20との接続が解除された場合、および、装置本体10の電源がオフ状態にされた場合に、放電動作を行うように放電回路15を制御する放電回路制御部16とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、光音響画像化装置に関し、特に、放電回路を備える光音響画像化装置に関する。
従来、放電回路を備える駆動回路構成(回路パッケージ)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、コンデンサと、回路パッケージと本体装置との接続状態を検出する検出回路と、コンデンサの両極に接続された放電回路とを備える回路パッケージが開示されている。この回路パッケージでは、検出回路により回路パッケージが本体装置と接続されたことが検出された場合には、放電回路の放電動作を禁止するように構成されている。また、この回路パッケージでは、検出回路により回路パッケージが本体装置から切り離されたことが検出された場合には、放電回路の放電動作を作動させて、回路パッケージのコンデンサに蓄積された電荷を放電するように構成されている。
一方、従来、被検体内部の情報を画像化する光音響画像化装置が知られている。従来の光音響画像化装置では、光音響画像化装置本体とは別個に光源装置が設けられる場合がある。この場合、光源装置には、光音響画像化装置本体から電力が供給されるように構成される。
特開平8−205401号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の回路パッケージでは、回路パッケージの放電回路により回路パッケージ内のコンデンサは放電される一方、本体装置内のコンデンサは放電されていない。このため、本体装置内のコンデンサに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷する可能性があるという不都合がある。
また、上記した光音響画像化装置に対して上記特許文献1の発明を適用した場合にも、上記特許文献1の不都合と同様の問題点があると考えられる。すなわち、光音響画像化装置本体内のコンデンサに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷する可能性があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、光音響画像化装置本体内のコンデンサに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷するのを抑制することが可能な光音響画像化装置を提供することである。
この発明の一の局面による光音響画像化装置は、光音響画像化装置本体に設けられるとともに、光音響画像化装置本体とは別個に設けられる光源装置を接続するためのコネクタと、光音響画像化装置本体に設けられるとともに、コンデンサを含み、コネクタを介して光源装置に電圧を印加するための昇圧回路と、光音響画像化装置本体に設けられるとともに、昇圧回路のコンデンサの両極に接続され、光音響画像化装置本体に設けられるコンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電回路と、光音響画像化装置本体に設けられるとともに、コネクタと光源装置との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体の電源がオフ状態にされた場合に、放電動作を行うように放電回路を制御する放電回路制御部と、を備える。
この発明の一の局面による光音響画像化装置では、上記のように、コネクタと光源装置との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体の電源がオフ状態にされた場合に、光音響画像化装置本体に設けられるコンデンサに蓄積された電荷を放電する放電動作を行うように放電回路を制御する放電回路制御部を設ける。これにより、コネクタと光源装置との接続が解除された場合には、電源がオン状態であっても、光音響画像化装置本体に設けられたコンデンサに蓄積された電荷を放電回路により放電させることができる。また、電源がオフ状態にされた場合には、光音響画像化装置本体に設けられたコンデンサに蓄積された電荷を放電回路により迅速に放電させることができる。これらの結果、コネクタと光源装置との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体の電源がオフ状態にされた場合の両方の場合において、光音響画像化装置本体内のコンデンサに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷するのを抑制することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、放電回路制御部は、電源のオン状態とオフ状態とを検出する電源検出部と、光源装置のコネクタへの接続状態と接続の解除状態とを検出する接続状態検出部とを含む。このように構成すれば、電源検出部により電源のオン状態とオフ状態とを容易に検出することができるとともに、接続状態検出部により接続状態と接続の解除状態とを容易に検出することができる。
この場合、好ましくは、電源検出部は、電源の電圧がしきい値電圧を越えたことが検出された場合に、電源がオン状態であると判定するとともに、しきい値電圧を越えない場合には、電源がオフ状態であると判定するように構成されている。このように構成すれば、電源の電圧がしきい値電圧を越えたことを検出するだけで、容易に、電源のオン状態とオフ状態とを判定することができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、放電回路は、放電回路制御部から出力される信号に応じてオンオフされることにより、放電動作の切り替えを行うためのスイッチ素子を含む。このように構成すれば、簡易な構成により、放電回路の放電動作を切り替えることができる。
上記一の局面による光音響画像化装置において、好ましくは、放電回路制御部は、光源装置の正規品または非正規品のいずれかが接続されたことを検出するための正規品検出部を含み、放電回路制御部は、コネクタと光源装置との接続が解除された場合、および、電源がオフ状態にされた場合に加えて、正規品検出部により非正規品が接続されたことが検出された場合にも、放電動作を行うように放電回路を制御するように構成されている。このように構成すれば、誤って光源装置の非正規品を接続した場合に、放電回路により放電動作が行われるので、昇圧回路による昇圧動作が行われないように構成することができる。したがって、誤って光源装置の非正規品を接続したとしても、昇圧回路により昇圧された電圧が非正規品に印加されるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、放電回路制御部は、正規品検出部により正規品が接続されたことが検出された場合で、かつ、電源がオン状態にされた場合には、放電動作を行わないように放電回路を制御するように構成されている。このように構成すれば、光源装置の正規品が接続された場合には、適切に、昇圧回路による昇圧動作を行うことができる。
本発明によれば、上記のように、光音響画像化装置本体内のコンデンサに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷するのを抑制することが可能な光音響画像化装置を提供することができる。
本発明の第1および第2実施形態による光音響画像化装置の全体構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による光音響画像化装置および光源装置が含む回路の構成を示す模式的な回路図である。 光音響画像化装置の電源オフ状態で本体側コネクタと光源装置との接続が解除される場合の放電回路の動作を説明するための図である。 光音響画像化装置の電源オン状態で本体側コネクタと光源装置との接続が解除される場合の放電回路の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による光音響画像化装置に光源装置の正規品が接続された場合の例を示す図である。 本発明の第2実施形態による光音響画像化装置に光源装置の非正規品が接続された場合の例を示す図である。 本発明の第3実施形態による光音響画像化装置の全体構成を示す図である。 本発明の第3実施形態による光音響画像化装置に光源装置の正規品が接続された場合の第1の例を示す図である。 本発明の第3実施形態による光音響画像化装置に光源装置の正規品が接続された場合の第2の例を示す図である。 本発明の第3実施形態による光音響画像化装置に光源装置の正規品が接続された場合の第3の例を示す図である。 本発明の第3実施形態による光音響画像化装置に光源装置の非正規品が接続された場合の例を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態による光音響画像化装置100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による光音響画像化装置100は、図1に示すように、光音響画像化装置本体10(以下、装置本体10と記載する)と、光源装置20と、プローブ30とを備えている。
光音響画像化装置100は、光源装置20から被検体(たとえば、人体)に光を照射して、被検体から発生する光音響波(超音波)をプローブ30により検出するように構成されている。そして、光音響画像化装置100は、プローブ30の検出結果に基づいて、被検体内部の情報を可視化(画像化)して、装置本体10の表示部10aに表示するように構成されている。
また、光音響画像化装置100は、装置本体10に設けられる本体側コネクタ11に光源装置20が接続されるように構成されている。詳細には、光音響画像化装置100では、本体側コネクタ11に、光源装置20に設けられる光源側コネクタ21が挿入されることにより、装置本体10と光源装置20とが接続される。そして、本体側コネクタ11に光源装置20(光源側コネクタ21)が接続された接続状態で、本体装置10から光源装置20に電力が供給される。その結果、光源装置20から光を照射することができる。なお、本体側コネクタ11は、本発明の「コネクタ」の一例である。
次に、図2を参照して、装置本体10および光源装置20が含む回路の構成について説明する。具体的には、装置本体10から光源装置20に電力を供給するための回路の構成について説明する。
装置本体10には、電源部12が設けられている。電源部12は、バッテリなどの直流電源を含み、装置本体10の各構成要素に電力(直流電力)を供給するように構成されている。なお、電源部12は、商用電源などの交流電源と整流平滑回路との組み合わせにより、直流電力を供給するように構成してもよい。
また、装置本体10には、昇圧回路13が設けられている。昇圧回路13は、一次コイル13aと、二次コイル13bと、ダイオード13cと、コンデンサ13dとを含んでいる。
一次コイル13aの両端は、制御回路14に接続されている。制御回路14は、一次コイル13aに流れる電流をスイッチング動作により制御して、二次コイル13bに直流電圧を発生させるように構成されている。
二次コイル13bは、一端がSG(シグナルグラウンド)1に接続され、他端がダイオード13cに接続されている。
ダイオード13cは、本体側コネクタ11の端子およびコンデンサ13dの一方側の電極に接続されている。
コンデンサ13dは、他方側の電極がSG2に接続されている。昇圧回路13では、ダイオード13cおよびコンデンサ13dにより整流平滑回路が構成されており、二次コイル13bに発生した直流電圧が整流平滑される。そして、昇圧回路13により所定の電圧値(数百ボルト)まで昇圧された直流電圧が、本体側コネクタ11を介して、光源装置20に印加される。
また、装置本体10には、放電回路15が設けられている。放電回路15は、放電抵抗15aと、FET(Field Effect Transister)15bとを含んでいる。
放電抵抗15aは、一端が昇圧回路13のコンデンサ13dの一方側の電極に接続され、他端がFET15bのドレイン(D)に接続されている。
FET15bは、ソース(S)が昇圧回路13のコンデンサ13dの他方側の電極に接続されている。また、FET15bのゲート(G)は、後述する放電制御部16のOR回路16cに接続されている。また、FET15bは、OR回路16cから出力される信号に応じて、オンオフされるように構成されている。なお、FET15bは、本発明の「スイッチ素子」の一例である。
放電回路15は、コンデンサ13dに蓄積された電荷を放電するように構成されている。具体的には、放電回路15では、FET15bがオン状態にされた場合に、FET15bを介して放電抵抗15aの他端がコンデンサ13dに電気的に接続される。これにより、コンデンサ13dに蓄積された電荷が放電抵抗15aにより放電され、放電動作が行われる。また、放電回路15では、FET15bがオフ状態にされた場合には、FET15bを介した放電抵抗15aの他端とコンデンサ13dとの電気的な接続が解除される。これにより、コンデンサ13dに蓄積された電荷が放電抵抗16aにより放電されず、放電動作が行われない。
また、装置本体10には、放電回路制御部16が設けられている。ここで、第1実施形態では、放電回路制御部16は、本体側コネクタ11と光源装置20との接続が解除された場合、および、装置本体10の電源(電源部12)がオフ状態にされた場合に、FET15bをオン状態にさせることにより、放電動作を行うように放電回路15を制御するように構成されている。また、放電回路制御部16は、本体側コネクタ11に光源装置20が接続されている場合で、かつ、電源がオン状態の場合には、FET15bをオフ状態にすることにより、放電動作を行わないように放電回路15を制御するように構成されている。
また、放電回路制御部16は、電源検出回路16aと、接続状態検出回路16bと、OR回路16cとを含んでいる。電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bは、共に、OR回路16cの入力端に接続されている。また、OR回路16cは、出力端が放電回路15のFET15bのゲートに接続されている。なお、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bは、それぞれ、本発明の「電源検出部」および「接続状態検出部」の一例である。
また、第1実施形態では、電源検出回路16aは、後述する電流制限回路17のFET17cのゲートに印加される電圧(入力電圧)を検出することによって、電源のオン状態とオフ状態とを検出するように構成されている。具体的には、電源検出回路16aは、電流制限回路17のFET17cのゲートに印加される電圧がしきい値電圧(図3参照、8V)を越えたことが検出された場合に、電源がオン状態であると判定(検出)するとともに、しきい値電圧を越えない場合には、電源がオフ状態であると判定(検出)するように構成されている。また、電源検出回路16aは、電源がオン状態であることを検出した場合には、Lowレベルの信号をOR回路16cの入力端に出力するとともに、電源がオフ状態であることを検出した場合には、Highレベルの信号をOR回路16cの入力端に出力するように構成されている。
ここで、しきい値電圧は、FET17cに印加される電圧の定常値(図3参照、10V)に近い値(8V)に設定されている。これにより、装置本体10が起動されてからしきい値電圧に達するまでは、電源検出回路16aによりオフ状態が検出される。そして、この間には、電源がオフ状態であるので、放電回路15が放電動作を行い、昇圧回路13による昇圧動作が行われないようにすることができる。したがって、装置本体10が起動されてからしきい値電圧に達するまで(つまり、装置本体10が安定的に立ち上がるまで)に、昇圧回路13により昇圧動作が行われることに起因して、誤動作が起こるのを抑制することが可能である。
接続状態検出回路16bは、光源装置20の本体側コネクタ11への接続状態と接続の解除状態とを検出するように構成されている。また、接続状態検出回路16bは、接続状態であることを検出した場合には、Lowレベルの信号をOR回路16cの入力端に出力するとともに、接続の解除状態であることを検出した場合には、Highレベルの信号をOR回路16cの入力端に出力するように構成されている。
そして、OR回路16は、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bからの信号に応じて、出力端からHighまたはLowレベルの信号を放電回路15のFET15bのゲートに出力するように構成されている。
また、装置本体10には、電流制限回路17が設けられている。電流制限回路17は、2つの抵抗17aおよび17bと、FET17cとを含んでいる。
2つの抵抗17aおよび17bは、互いに、並列に接続されている。また、2つの抵抗17aおよび17bは、各々の一端が本体側コネクタ11の端子に接続され、各々の他端がFET17cのドレインに接続されている。
FET17cは、ソースがSG3に接続され、ゲートが端子T1に接続されている。端子T1には、FET17cをオン状態にするための入力電圧が電源部12から入力されている。
電流制限回路17では、装置本体10が起動されて、電源部12からの入力電圧が定常値(図3参照、10V)になった場合に、FET17cがオン状態にされる。これにより、光源装置20の後述するLED22が、光源側コネクタ21、本体側コネクタ11および電流制限回路17(2つの抵抗17aおよび17b、FET17c)を介して、SG3と接続される。その結果、昇圧回路13により印加された電圧によりLED22に電流が流れて、光源装置20から被検体に光が照射される。
光源装置20には、LED22が設けられている。LED22は、複数のLED素子が直列に接続されることにより構成されている。また、LED22は、両端がそれぞれ光源側コネクタ21の別個の端子に接続され、光源側コネクタ21を介して、装置本体10の昇圧回路13による電圧が印加されるように構成されている。
次に、図3および図4を参照して、放電回路制御部16による放電回路15の制御動作について説明する。まず、図3を参照して、電源(電源部12)がオフ状態で、光源装置20と本体側コネクタ11との接続が解除された場合について説明する。ここでは、光音響画像化装置100の起動から光源装置20と本体側コネクタ11との接続が解除されるまでを、順を追って説明する。
まず、図3に示すように、ユーザが光音響画像化装置100を使用していない状態では、装置本体10は、電源がオフ状態であるとともに、光源装置20が本体側コネクタ11から取り外されている。この場合、放電回路制御部16の電源検出回路16aにより電源がオフ状態であることが検出される。そして、電源検出回路16aからOR回路16cの入力端に、Highレベルの信号が出力される。また、放電回路制御部16の接続状態検出回路16bにより光源装置20と本体側コネクタ11との接続の解除状態が検出される。そして、接続状態検出回路16bからOR回路16cの入力端に、Highレベルの信号が出力される。そして、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bから共にHighレベルの信号が入力されたので、論理演算の結果、OR回路16cから放電回路15のFET15bに、Highレベルの信号が出力される。その結果、FET15bがオン状態になり、放電回路15による放電動作が行われる。
そして、光音響画像化装置100を使用するためにユーザにより本体側コネクタ11に光源装置20が接続される。その後、ユーザにより装置本体10が起動された場合には、電源部12から昇圧回路13および電流戻り回路17のFET17cなど装置本体10の各構成要素に電力の供給が開始される。図3では、FET17cに印加される入力電圧の時間に対する変化を示している。図3に示すように、装置本体10が起動されると、FET17cに印加される入力電圧が徐々に増加する。なお、光源装置20の本体側コネクタ11への接続は、装置本体10の起動の前に限られず、任意のタイミングで行われてよい。
そして、入力電圧がしきい値電圧(8V)を越えるまでは、電源検出回路16aにより電源がオフ状態であることが検出される。そして、電源検出回路16aからOR回路16cの入力端に、Highレベルの信号が出力される。一方、光源装置20と本体側コネクタ11とが接続されているので、接続状態検出回路16bでは、光源装置20と本体側コネクタ11との接続状態が検出される。そして、接続状態検出回路16bからOR回路16cの入力端に、Lowレベルの信号が出力される。そして、電源検出回路16aからHighレベルの信号が入力されたとともに、接続状態検出回路16bからLowレベルの信号が入力されたので、論理演算の結果、OR回路16cから放電回路15のFET15bに、Highレベルの信号が出力される。その結果、入力電圧がしきい値電圧(8V)を越えるまでは、FET15bのオン状態が維持される。つまり、装置本体10が起動されたとしても、入力電圧がしきい値電圧を越えるまでは、放電回路15により放電動作が行われるので、昇圧回路13により昇圧動作が行われない。
そして、入力電圧がしきい値電圧(8V)を越えた場合には、電源検出回路16aにより電源がオン状態であることが検出される。そして、電源検出回路16aからOR回路16cの入力端に、Lowレベルの信号が出力される。この場合には、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bから共にLowレベルの信号が入力されたので、論理演算の結果、OR回路16cから放電回路15のFET15bに、Lowレベルの信号が出力される。その結果、FET15bがオフ状態になり、放電回路15による放電動作が停止(非放電)される。したがって、昇圧回路により昇圧動作が行われて、光源装置20に電圧が印加される。
そして、光音響画像化装置100の使用が終了して、ユーザにより装置本体10の電源がオフ状態にされた場合には、電源部12から装置本体10の各構成要素への電力の供給が停止される。この際、起動時と同様に、FET17cに印加される入力電圧が徐々に低下する。
そして、入力電圧がしきい値電圧(8V)を下回った場合には、電源検出回路16aにより電源がオフ状態であることが検出される。そして、電源検出回路16aからOR回路16cの入力端にHighレベルの信号が出力される。一方、接続状態検出回路16bでは、光源装置20と本体側コネクタ11との接続状態が検出される。そして、接続状態検出回路16bからOR回路16cの入力端にLowレベルの信号が出力される。そして、電源検出回路16aからHighレベルの信号が入力されたとともに、接続状態検出回路16bからLowレベルの信号が入力されたので、論理演算の結果、OR回路16cから放電回路15のFET15bに、Highレベルの信号が出力される。その結果、FET15bがオン状態になり、放電回路15による放電動作が行われる。これにより、装置本体10の電源がオフ状態になった場合に、昇圧回路13のコンデンサ13dに蓄積された電荷が放電回路により迅速に放電される。
その後、光源装置20と本体側コネクタ11との接続が解除される。この場合には、接続状態検出回路16bにより光源装置20と本体側コネクタ11との接続の解除状態が検出される。そして、接続状態検出回路16bからOR回路16cの入力端に、Highレベルの信号が出力される。そして、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bから共にHighレベルの信号が入力されたので、論理演算の結果、OR回路16cから放電回路15のFET15bに、Highレベルの信号が出力される。その結果、FFET15bのオン状態が維持される。
次に、図4を参照して、電源がオン状態で、光源装置20と本体側コネクタ11との接続が解除された場合について説明する。なお、図3を参照して説明した内容と重複する内容については説明を省略して、相違点(電源がオン状態での光源装置20と本体側コネクタ11との接続の解除)について説明する。
図4に示すように、電源がオン状態(入力電圧がしきい値電圧を越えた状態)で、光源装置20と本体側コネクタ11との接続が解除された場合には、電源検出回路16aにより電源がオン状態であることが検出される。そして、電源検出回路16aからOR回路16cの入力端に、Lowレベルの信号が出力される。また、接続状態検出回路16bにより光源装置20と本体側コネクタ11との接続の解除状態が検出される。そして、接続状態検出回路16aからOR回路16cの入力端にHighレベルの信号が出力される。そして、電源検出回路16aからLowレベルの信号が入力されたとともに、接続状態検出回路16bからHighレベルの信号が入力されたので、論理演算の結果、OR回路16cから放電回路15のFET15bに、Highレベルの信号が出力される。その結果、FET15bがオン状態になり、放電回路15による放電動作が行われる。したがって、オン状態であっても、光源装置20と本体側コネクタ11との接続が解除された場合には、昇圧回路13のコンデンサ13dに蓄積された電荷が放電回路により放電される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、本体側コネクタ11と光源装置20との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体10の電源がオフ状態にされた場合に、光音響画像化装置本体10に設けられるコンデンサ13dに蓄積された電荷を放電する放電動作を行うように放電回路15を制御する放電回路制御部16を設ける。これにより、本体側コネクタ11と光源装置20との接続が解除された場合には、電源(電源部12)がオン状態であっても、光音響画像化装置本体10に設けられたコンデンサ13dに蓄積された電荷を放電回路15により放電させることができる。また、電源がオフ状態にされた場合には、光音響画像化装置本体10に設けられたコンデンサ13dに蓄積された電荷を放電回路15により迅速に放電させることができる。これらの結果、本体側コネクタ11と光源装置20との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体10の電源がオフ状態にされた場合の両方の場合において、光音響画像化装置本体10内のコンデンサ13dに蓄積された電荷に起因して、電気回路が損傷するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、放電回路制御部16には、電源のオン状態とオフ状態とを検出する電源検出回路16aと、光源装置20の本体側コネクタ11への接続状態と接続の解除状態とを検出する接続状態検出回路16bとが設けられる。これにより、電源検出回路16aにより電源のオン状態とオフ状態とを、容易に、検出することができるとともに、接続状態検出回路16bにより接続状態と接続の解除状態とを、容易に、検出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、電源の電圧(電源部12から電流制限回路17のFET17cのゲートに印加される電圧)がしきい値電圧を越えたことが検出された場合に、電源がオン状態であると判定するとともに、しきい値電圧を越えない場合には、電源がオフ状態であると判定するように電源検出回路16aを構成する。これにより、電源の電圧がしきい値電圧を越えたことを検出するだけで、容易に、電源のオン状態とオフ状態とを判定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、放電回路15は、放電回路制御部16から出力される信号に応じてオンオフされることにより、放電動作の切り替えを行うためのFET15bを含む。このように構成すれば、簡易な構成により、放電回路15の放電動作を切り替えることができる。
(第2実施形態)
次に、図1、図5および図6を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、光源装置120の非正規品が接続されたことが検出された場合にも、放電回路15による放電動作を行う例について説明する。
本発明の第2実施形態による光音響画像化装置200は、図1に示すように、光音響画像化装置本体110(以下、装置本体110と記載する)と、光源装置120とを備えている。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、装置本体110には、放電回路制御部116が設けられている。第2実施形態では、放電回路制御部116は、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bに加えて、正規品検出回路118を含んでいる。なお、正規品検出回路118は、本発明の「正規品検出部」の一例である。
また、第2実施形態では、正規品検出回路118は、光源装置120の正規品または非正規品のいずれかが接続されたことを検出するように構成されている。そして、放電回路制御部116は、本体側コネクタ11と光源装置120との接続が解除された場合、および、装置本体110の電源(電源部12)がオフ状態にされた場合に加えて、正規品検出回路118により非正規品が接続されたことが検出された場合にも、放電動作を行うように放電回路15を制御するように構成されている。また、放電回路制御部116は、正規品検出回路118により正規品が接続されたことが検出された場合で、かつ、装置本体110の電源がオン状態にされた場合には、放電動作を行わないように放電回路15を制御するように構成されている。
正規品検出回路118は、プルアップ抵抗118aと、NOT回路118bとを含んでいる。
プルアップ抵抗118aは、一端が端子T2に接続されている。端子T2には、プルアップ抵抗118aに印加するためのプルアップ電圧(Highレベルの信号に対応する電圧)が入力されている。また、プルアップ抵抗118aは、他端がNOT回路118bの入力端および本体側コネクタ11の端子に接続されている。
NOT回路118bは、入力端がプルアップ抵抗118aおよび本体側コネクタ11の端子に接続され、出力端が放電回路15のFET15bのゲートに接続されている。
次に、図5および図6を参照して、正規品検出回路118(放電回路制御部116)による正規品または非正規品の検出に応じた放電回路15の制御動作について説明する。
図5に示すように、光源装置120の正規品が本体側コネクタ11に接続された場合には、本体側コネクタ11を介して、プルアップ抵抗118aが光源装置120側の端子T3に接続される。この場合、正規品検出回路118の配線B0では、Highレベルの電圧が維持される。その結果、NOT回路118bの入力端には、Highレベルの電圧の信号が入力される。そして、NOT回路118bによりHighレベルの電圧の信号が反転される。これにより、NOT回路118bからFET15bのゲートには、Lowレベルの電圧の信号が出力される。そして、光源装置120の正規品が接続された状態で、装置本体110の電源がオン状態にされた場合には、上記第1実施形態と同様に、OR回路16cからLowレベルの信号が出力されて、FET15bがオフ状態にされる。その結果、放電回路による放電動作が行われない。
また、図6に示すように、光源装置120の非正規品(ここでは、光源装置121とする)が本体側コネクタ11に接続された場合には、本体側コネクタ11を介して、プルアップ抵抗118aが光源装置121側のGNDに接続される。この場合、正規品検出回路118の配線B0では、電圧の低下が起こり、Lowレベルの電圧になる。その結果、NOT回路118bの入力端には、Lowレベルの電圧の信号が入力される。そして、NOT回路118bによりLowレベルの電圧の信号が反転される。これにより、NOT回路118bからFET15bのゲートには、Highレベルの電圧の信号が出力される。その結果、FET15bがオン状態にされて、放電回路による放電動作が行われる。なお、プルアップ抵抗118aが光源装置121側のGND以外に接続された場合にも、配線B0において電圧の低下が起これば、光源装置120の非正規品を検出することが可能である。
上記のように、第2実施形態では、正規品検出回路118(放電回路制御部116)により正規品または非正規品を検出して、その検出結果に応じて、放電動作を制御することが可能である。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、本体側コネクタ11と光源装置120との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体110の電源(電源部12)がオフ状態にされた場合に、放電動作を行うように放電回路15を制御する放電回路制御部116を設ける。これにより、上記第1実施形態と同様に、電源がオフ状態の場合に、光音響画像化装置本体110に設けられたコンデンサ13dの電荷を放電することによる電気回路の保護をより確実に行うことができる。
また、第2実施形態では、上記のように、放電回路制御部116には、光源装置120の正規品または非正規品(光源装置121)のいずれかが接続されたことを検出するための正規品検出回路118が設けられる。そして、本体側コネクタ11と光源装置120との接続が解除された場合、および、電源がオフ状態にされた場合に加えて、正規品検出回路118により非正規品が接続されたことが検出された場合にも、放電動作を行うように放電回路15を制御するように放電回路制御部116を構成する。これにより、誤って光源装置120の非正規品を接続した場合に、放電回路15により放電動作が行われるので、昇圧回路13による昇圧動作が行われないように構成することができる。したがって、誤って光源装置120の非正規品(光源装置121)を接続したとしても、昇圧回路13により昇圧された電圧が非正規品に印加されるのを抑制することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、正規品検出回路118により正規品が接続されたことが検出された場合で、かつ、電源がオン状態にされた場合には、放電動作を行わないように放電回路15を制御するように放電回路制御部116を構成する。これにより、光源装置120の正規品が接続された場合には、適切に、昇圧回路13による昇圧動作を行うことができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図7〜図11を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、光音響画像化装置200が1つの光源装置120を備える場合に、正規品または非正規品を検出した上記第2実施形態とは異なり、光音響画像化装置300が複数(3つ)の光源装置220(220a、220bおよび220c)を備える場合に、正規品または非正規品を検出する例について説明する。
本発明の第3実施形態による光音響画像化装置300は、図7に示すように、光音響画像化装置本体210(以下、装置本体210と記載する)と、3つの光源装置220(220a〜220c)とを備えている。光音響画像化装置300では、3つの光源装置220(220a〜220c)は、互いに、異なる波長の光を発生するように構成されている。光音響画像化装置300では、複数の波長の光を用いることにより、より詳細に、被検体内の情報を得ることが可能である。なお、上記第1および第2実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、装置本体210には、放電回路制御部216が設けられている。第3実施形態では、放電回路制御部216は、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bに加えて、正規品検出回路218を含んでいる。なお、正規品検出回路218は、本発明の「正規品検出部」の一例である。
正規品検出回路218は、上記第2実施形態と同様に、3つの光源装置220(220a〜220c)の正規品または非正規品のいずれかが接続されたことを検出するように構成されている。そして、放電回路制御部216は、上記第2実施形態と同様に、本体側コネクタ11と光源装置220との接続が解除された場合、および、装置本体210の電源(電源部12)がオフ状態にされた場合に加えて、正規品検出回路218により非正規品が接続されたことが検出された場合にも、放電動作を行うように放電回路15を制御するように構成されている。また、放電回路制御部216は、正規品検出回路218により正規品が接続されたことが検出された場合で、かつ、装置本体210の電源がオン状態にされた場合には、放電動作を行わないように放電回路15を制御するように構成されている。
正規品検出回路218は、2つのプルアップ抵抗218aおよび218bと、OR回路218cと、NOT回路218dとを含んでいる。
2つのプルアップ抵抗218aおよび218bは、それぞれ、一端が端子T4およびT5に接続されている。端子T4およびT5には、それぞれ、プルアップ抵抗218aおよび218bに印加するためのプルアップ電圧(Highレベルの信号に対応する電圧)が入力されている。また、プルアップ抵抗218aおよび218bは、他端がOR回路218cの入力端に接続されている。また、プルアップ抵抗218aおよび218b他端は、それぞれ、本体側コネクタ11の別個の端子に接続されている。
OR回路218cは、出力端がNOT回路218dの入力端に接続されている。NOT回路218dは、出力端が放電回路15のFET15bのゲートに接続されている。
次に、図8〜図11を参照して、正規品検出回路218(放電回路制御部216)による正規品または非正規品の検出に応じた放電回路15の制御動作について説明する。なお、図8〜図10が光源装置220の正規品(光源装置220a〜220c)が接続された場合を示し、図11が光源装置220の非正規品(ここでは、光源装置221とする)が接続された場合を示している。
図8に示すように、光源装置220の正規品(光源装置220a)が本体側コネクタ11に接続された場合には、本体側コネクタ11を介して、プルアップ抵抗218aが光源装置220a側の端子T6に接続される。また、プルアップ抵抗218bが光源装置220a側のGNDに接続される。この場合、正規品検出回路218の配線B1では、Highレベルの電圧が維持される。一方、正規品検出回路218の配線B2では、電圧の低下が起こり、Lowレベルの電圧になる。その結果、OR回路218cの入力端には、HighおよびLowレベルの電圧の信号が入力される。したがって、OR回路218cの出力端からNOT回路218dには、Highレベルの信号が出力される。そして、NOT回路218dによりHighレベルの電圧の信号が反転される。これにより、NOT回路218dからFET15bのゲートには、Lowレベルの電圧の信号が出力される。そして、光源装置220の正規品(光源装置220a)が接続された状態で、装置本体210の電源がオン状態にされた場合には、上記第1および第2実施形態と同様に、OR回路16cからLowレベルの信号が出力されて、FET15bがオフ状態にされる。その結果、放電回路による放電動作が行われない。
次に、図9に示すように、光源装置220の正規品(光源装置220b)が本体側コネクタ11に接続された場合には、本体側コネクタ11を介して、プルアップ抵抗218aが光源装置220b側のGNDに接続される。また、プルアップ抵抗218bが光源装置220b側の端子T7に接続される。この場合、正規品検出回路218の配線B1では、電圧の低下が起こり、Lowレベルの電圧になる。一方、正規品検出回路218の配線B2では、Highレベルの電圧が維持される。その結果、OR回路218cの入力端には、LowおよびHighレベルの電圧の信号が入力される。したがって、OR回路218cの出力端からNOT回路218dには、Highレベルの信号が出力される。そして、NOT回路218dによりHighレベルの電圧の信号が反転される。これにより、NOT回路218dからFET15bのゲートには、Lowレベルの電圧の信号が出力される。したがって、光源装置220aが接続された場合と同様に、放電回路による放電動作が行われない。
次に、図10に示すように、光源装置220の正規品(光源装置220c)が本体側コネクタ11に接続された場合には、本体側コネクタ11を介して、プルアップ抵抗218aおよび218bが、それぞれ、光源装置220c側の端子T8およびT9に接続される。この場合、正規品検出回路218の配線B1およびB2では、共に、Highレベルの電圧が維持される。その結果、OR回路218cの入力端には、配線B1および配線B2からHighレベルの電圧の信号が入力される。したがって、OR回路218cの出力端からHighレベルの信号がNOT回路218dに出力される。そして、NOT回路218dによりHighレベルの電圧の信号が反転される。これにより、NOT回路218dからFET15bのゲートには、Lowレベルの電圧の信号が出力される。したがって、光源装置220aおよび光源装置220bが接続された場合と同様に、放電回路による放電動作が行われない。
次に、図11に示すように、光源装置220の非正規品(光源装置221)が本体側コネクタ11に接続された場合には、本体側コネクタ11を介して、プルアップ抵抗218aおよび218bが、それぞれ、光源装置221側のGNDおよびGNDに接続される。この場合、正規品検出回路218の配線B1およびB2では、共に、電圧の低下が起こり、Lowレベルの電圧になる。その結果、OR回路218cには、配線B1および配線B2からLowレベルの電圧の信号が入力される。したがって、OR回路218cの出力端からLowレベルの信号がNOT回路218dに出力される。そして、NOT回路218dによりLowレベルの電圧の信号が反転される。これにより、NOT回路218dからFET15bのゲートには、Highレベルの電圧の信号が反転されて、Highレベルの電圧の信号が出力される。その結果、光源装置220の非正規品(光源装置221)が接続されたことが検出された場合には、FET15bがオン状態にされて、放電回路による放電動作が行われる。なお、プルアップ抵抗218aおよび218bが光源装置221側のGND以外に接続された場合にも、配線B1および配線B2において電圧の低下が起これば、光源装置220の非正規品を検出することが可能である。
上記のように、配線B1およびB2の信号を用いた論理演算を行うことにより、光音響画像化装置300が複数(3つ)の光源装置220(220a〜220c)を備える場合にも、正規品検出回路により正規品または非正規品を検出して、その検出結果に応じて、放電動作を制御することが可能である。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、本体側コネクタ11と光源装置220との接続が解除された場合、および、光音響画像化装置本体210の電源(電源部12)がオフ状態にされた場合に、放電動作を行うように放電回路15を制御する放電回路制御部216を設ける。これにより、上記第1および第2実施形態と同様に、電源がオフ状態の場合に、光音響画像化装置本体210に設けられたコンデンサ13dの電荷を放電することによる電気回路の保護をより確実に行うことができる。
また、第3実施形態では、上記のように正規品検出回路218を構成することによって、光音響画像化装置300が複数(3つ)の光源装置220(220a〜220c)を備える場合にも、確実に、光源装置220の正規品または非正規品のいずれかが接続されたことを検出することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、放電回路15のスイッチ素子としてFET15bを用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、スイッチ素子としてFET以外を用いてもよい。たとえば、バイポーラ型のトランジスタをスイッチ素子として用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、本発明の電源検出部および接続状態検出部を、それぞれ、電源検出回路16aおよび接続状態検出回路16bにより構成し、上記第2および第3実施形態では、本発明の正規品検出部を、正規品検出回路118(218)により構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電源検出部、接続状態検出部および正規品検出部を、マイコンやCPUにより構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、放電回路制御部16が、電源検出回路16a、接続状態検出回路16bと、OR回路16cとを含み、上記第2および第3実施形態では、放電回路制御部116(216)が、さらに正規品検出回路118(218)を含んだ例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、放電回路制御部をマイコンやCPUにより構成するとともに、放電回路制御部としてのマイコンやCPUが上記の機能を有していてもよい。
また、上記第1実施形態では、しきい値電圧が8Vに設定された例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、8V以外の電圧をしきい値電圧として設定してもよい。
また、上記第2実施形態では、1つの光源装置120の正規品と非正規品とのいずれかが接続されたことを検出して、第3実施形態では、3つの光源装置220(220a〜220c)の正規品と非正規品とのいずれかが接続されたことを検出した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、光源装置の数は、2または4以上の複数でもよい。
10、110、210 光音響画像化装置本体
11 本体側コネクタ(コネクタ)
13 昇圧回路
13d コンデンサ
15 放電回路
16、116、216 放電回路制御部
16a 電源検出回路(電源検出部)
16b 接続状態検出回路(接続状態検出部)
20、120、220 光源装置
100、200、300 光音響画像化装置
118、218 正規品検出回路(正規品検出部)

Claims (6)

  1. 光音響画像化装置本体に設けられるとともに、前記光音響画像化装置本体とは別個に設けられる光源装置を接続するためのコネクタと、
    前記光音響画像化装置本体に設けられるとともに、コンデンサを含み、前記コネクタを介して前記光源装置に電圧を印加するための昇圧回路と、
    前記光音響画像化装置本体に設けられるとともに、前記昇圧回路の前記コンデンサの両極に接続され、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電回路と、
    前記光音響画像化装置本体に設けられるとともに、前記コネクタと前記光源装置との接続が解除された場合、および、前記光音響画像化装置本体の電源がオフ状態にされた場合に、放電動作を行うように前記放電回路を制御する放電回路制御部と、を備える、光音響画像化装置。
  2. 前記放電回路制御部は、前記電源のオン状態とオフ状態とを検出する電源検出部と、前記光源装置の前記コネクタへの接続状態と接続の解除状態とを検出する接続状態検出部とを含む、請求項1に記載の光音響画像化装置。
  3. 前記電源検出部は、電源の電圧がしきい値電圧を越えたことが検出された場合に、前記電源がオン状態であると判定するとともに、前記しきい値電圧を越えない場合には、前記電源がオフ状態であると判定するように構成されている、請求項2に記載の光音響画像化装置。
  4. 前記放電回路は、前記放電回路制御部から出力される信号に応じてオンオフされることにより、放電動作の切り替えを行うためのスイッチ素子を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
  5. 前記放電回路制御部は、前記光源装置の正規品または非正規品のいずれかが接続されたことを検出するための正規品検出部を含み、
    前記放電回路制御部は、前記コネクタと前記光源装置との接続が解除された場合、および、前記電源がオフ状態にされた場合に加えて、前記正規品検出部により非正規品が接続されたことが検出された場合にも、放電動作を行うように前記放電回路を制御するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光音響画像化装置。
  6. 前記放電回路制御部は、前記正規品検出部により正規品が接続されたことが検出された場合で、かつ、前記電源がオン状態にされた場合には、放電動作を行わないように前記放電回路を制御するように構成されている、請求項5に記載の光音響画像化装置。
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