JP2016006980A - 高度無線通信システムでのltefdd−tddシステム間キャリアアグリゲーションに関するシグナリング方法、アクセスノード、ユーザ機器、及び無線通信システム - Google Patents

高度無線通信システムでのltefdd−tddシステム間キャリアアグリゲーションに関するシグナリング方法、アクセスノード、ユーザ機器、及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】FDD(周波数分割二重化)−TDD(時分割二重化)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートする高度無線通信ネットワークで使用されるシグナリング方法を提供する。
【解決手段】シグナリング方法は、プライマリコンポーネントキャリア(PCell)として第1の二重化モードキャリアで第1のアクセスノードを通してUE104〜106とネットワークとの間でデータ送信するように、UEを構成することと、セカンダリコンポーネントキャリア(SCell)として第2の二重化モードキャリアで第2のアクセスノードを通してUEとネットワークとの間でデータ送信するように、UEを構成することと、自己スケジューリング又はクロスキャリアスケジューリングのいずれかを使用して、集約SCellでのデータ送信のスケジューリングを実行することと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、高度無線通信ネットワーク及びシステムでのシグナリングの制御に関する。
以下の略称が本明細書において使用される。
Figure 2016006980
E−UTRAは、FDD二重化モード及びTDD二重化モードの両方をサポートする。E−UTRAのFDDとTDDとの相互作用メカニズムは規定されているが、異なる二重化モードを有する2つ(又は3つ以上)のバンドでネットワークに同時に接続された端末(例えば、UE)の挙動は、規定されていない。FDDスペクトル及びTDDスペクトルの両方を用いるネットワークオペレータの場合、システム性能及びユーザ経験を向上させるために、両スペクトルリソースを良好に(好ましくは完全に)利用可能な、効率的なメカニズム又は手段を提供することが重要であろう。
キャリアアグリゲーション(CA)の使用は、Rel.10 LTE CAの作業中で発見されたように、ピークデータレート及びスループットを増大させる手段を提供し、これは、Rel.11 LTE CA拡張作業中に拡張された。
効率的なTDD及びFDD帯域の使用及び異なる技術を共同で利用することは、スループットの増大及び容量ニーズに対応するために、将来のLTE配置にますます重要になっている。従って、両帯域リソースを良好又は完全に利用して、システム性能を向上させることができるように、LTE FDD−TDD共同動作をサポートする必要性が増すであろう。将来のLTE FDD−TDD CA配置シナリオでは、TDDセル又はFDDセルのいずれかがプライマリコンポーネントキャリア(PCell)として使用し得ることが予期され、従って、汎用LTE FDD−TDD CAへのサポートが必要であろう。
CAシステムでの重要な技術として、クロスキャリアスケジューリングにより、あるキャリアコンポーネントでのPDSCH及びPUSCHリソースを、別のキャリアコンポーネント上のPDCCHによってスケジュールすることが可能である。例えば、PDCCHを、あるサービングセル(例えば、より良好なリンク品質を有するサービングセル)で送信することができ、関連するPDSCH又はPUSCHを別のサービングセルで送信し得る。これは、3ビットキャリアインジケータフィールド(CIF)を下りリンク制御情報(DCI)フォーマットに追加することによって実現し得る。Rel.10及びRel.11でのFDDのみ又はTDDのみのCAシステムでは、クロスキャリアスケジューリングが構成されるか否かに関わりなく、ブラインド復号化の数は同じままである。しかし、クロスキャリアスケジューリングを用いるLTE FDD−TDD CAシステムでは、ブラインド復号化試行数は、DCIフォーマットがレガシーシステム仕様に従うことによって構成される場合、より大きいことがある。
Rel.8〜11に指定されるように、同じDCIフォーマットの内容は、FDDシステム及びTDDシステムで異なり得る。具体的に言えば、DCIフォーマットには、TDD動作をサポートするために追加のビットフィールドがある。例えば、
−TDD動作用のDCIフォーマット0/4では、2ビットフィールドが、ULインデックス又はDL割り当てインデックス(DAI)として使用されるが、この2ビットフィールドは、FDDシステム用のDCIフォーマット0/4には存在せず、
−TDD動作用のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cでは、2ビットフィールドが、DL割り当てインデックスに使用されるが、FDDシステム用のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cでは、この2ビットフィールドは存在せず、
−TDD動作用のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cでは、4ビットフィールドが、HARQプロセス番号に使用されるが、FDDシステム用のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cでは、3ビットフィールドがある。
LTE FDD−TDD CAシステムでのクロスキャリアスケジューリングが構成されたあるUEでは、2つの二重化モード(FDD及びTDD)のPDCCHは、同じサービングセルで送信することができる。例えば、TDDサービングセルでのPDSCH又はPUSCH送信に対応するPDCCHは、FDDサービングセルで送信することができる。2つのサービングセルの帯域幅は同じであることができるが、TDD動作用の上述した追加ビットにより、DCIフォーマットはそれでもなお異なるサイズを有し得る。その結果、異なるDCIサイズの数が増えるため、ブラインド復号化試行数が劇的に増大し得る。この問題に対処する必要があると思われる。
さらに、HARQフィードバックを搬送するPUCCHは、プライマリコンポーネントキャリアのみに配置されるため、且つHARQタイミング/ULグラントタイミングが、FDDシステムとTDDシステムとで異なるため、LTE FDD−TDD CAシステムでの関連するタイミング問題を処理する必要があろう。
さらに、TDDサービングセルでのDL/ULトラフィック比率の変動を吸収するために、フレキシブルTDDをTDDサービングセルに対して実施し得る。フレキシブルTDDサービングセルがSCellとして構成される場合に生じる2つの他の問題、すなわち、高速TDD構成指示及びHARQ−ACK/ULグラントタイミングも、LTE FDD−TDD CAシステムにおいて対処する必要があり得る。
従来又は既存の装置、システム、方法、手順、実施、公表物、若しくは他の情報の本明細書での単なる言及又は任意の問題若しくは問題への言及が、任意のこれらの物事が個々に、若しくは任意の組み合わせで、当業者の一般知識の一部をなすこと、又は認容可能な先行技術であることの承認又は認容をなさないことを明確に理解されたい。
可能な一形態では、本発明は、周波数分割二重化(FDD)−時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートする高度無線通信ネットワークで使用されるシグナリング方法の広範に関し、システムは、
FDD−TDD CAをサポートするユーザ機器(UE)と、
第1の二重化モードキャリアでUEと通信するように動作する第1のアクセスノードであって、第1の二重化モードはFDD又はTDDのうちの一方である、第1のアクセスノードと、
第2の二重化モードキャリアでUEと通信するように動作する第2のアクセスノードであって、第2の二重化モードは、第1の二重化モードとは逆のFDD又はTDDのうちの他方である、第2のアクセスノードと、
を含み、
方法は、
ネットワークとの無線リソース制御(RRC)接続を確立することにより、プライマリコンポーネントキャリア(PCell)として第1の二重化モードキャリアで第1のアクセスノードを通してUEとネットワークとの間でデータ送信するようにUEを構成することと、
PCellでの専用RRCシグナリングを介して、セカンダリコンポーネントキャリア(SCell)として第2の二重化モードキャリアで第2のアクセスノードを通してUEとネットワークとの間でデータ送信するようにUEを構成することと、
自己スケジューリング又はクロスキャリアスケジューリングのいずれかを使用して、集約SCellでのデータ送信のスケジューリングを実行することと、
を含む。
幾つかの実施形態又は配置シナリオでは、第1の二重化モードはFDDであり得、第2の二重化モードはTDDであり得る。従って、PCell(及び第1のアクセスノード)はFDDであり得、SCell(及び第2のアクセスノード)はTDDであり得る。
さらに、幾つかの特定の実施形態又は配置シナリオでは、クロスキャリアスケジューリングを、集約SCellでのデータ送信のスケジューリングに使用し得る。これらの実施形態では、第1のアクセスノードは、ネットワークバックホールを介して、FDD PCell及びTDD SCellの両方での下りリンクデータ送信をスケジュールし得る。FDD PCell下りリンクキャリア及びTDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、UEは、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、HARQ−ACKを第1のアクセスノードにフィードバックし得る。第1のアクセスノードは、FDD DCIフォーマットを使用して、FDD PCell下りリンクキャリア及びTDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し得る。上記DCIフォーマットは、例えば、3ビットHARQ番号フィールドを含み得、下りリンク割り当てインデックス(DAI)フィールドを含まない。第1のアクセスノードは、FDD PCell及びTDD SCellの両方でのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell送信及びTDD SCell送信の上りリンクグラントを送信し得る。DCIの処理に当たり、UEは、FDD PCellで受信されるものと同サイズのDCIが、PCell及びSCellの両方の下りリンクスケジューリング及び上りリンクスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellの下りリンクスケジューリングを受信すると、UEは、FDDタイミング規則をFDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックに適用し得る。また、TDD SCell上りリンクキャリアでの上りリンクデータ送信の上りリンクグラントを受信すると、UEは、FDDタイミング規則を、TDD SCellへの物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)の送信に適用し得る。
他の特定の実施形態又は配置シナリオ(第1の二重化モードがFDDであり、第2の二重化モードがTDDである)では、自己スケジューリングを、集約SCellでのデータ送信のスケジューリングに使用し得る。これらの実施形態では、第1のアクセスノードは、FDD PCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし得、第2のアクセスノードは、TDD SCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし得る。UEは、FDD PCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし得、TDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第2のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし得る。PUCCHにおいてSCellのHARQ−ACKを受信すると、第1のアクセスノードは、バックホールを介して、受信したSCell HARQ−ACKを第2のアクセスノードに転送し得る。第1のアクセスノードは、FDD DCIフォーマットを使用して、FDD PCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し得、第2のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し得る。第1のアクセスノードは、FDD PCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell送信の上りリンクグラントを送信し得る。第2のアクセスノードは、TDD SCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD SCell送信の上りリンクグラントを送信し得る。
上述したいずれとも異なる他の実施形態又は配置シナリオでは、第1の二重化モードは代わりにTDDであり得、第2の二重化モードは代わりにFDDであり得る。従って、PCell(及び第1のアクセスノード)はTDDであり得、SCell(及び第2のアクセスノード)はFDDであり得る。
幾つかの特定の実施形態又は配置シナリオ(第1の二重化モードがTDDであり、第2の二重化モードがFDDである)では、クロスキャリアスケジューリングを使用して、SCellをスケジュールし得る。クロスサブフレームクロスキャリアスケジューリング又はマルチサブフレームクロスキャリアスケジューリングを採用し得る。これらの実施形態では、第1のアクセスノードは、バックホールを介して、TDD PCell及びFDD SCellの両方での下りリンクデータ送信をスケジュールし得る。UEは、TDD PCell下りリンクキャリア及びFDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし得る。第1のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD PCell下りリンクキャリア及びFDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し得る。DCIフォーマットは、例えば、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを含み得る。第1のアクセスノードは、TDD PCell及びFDD SCellの両方でのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD PCell送信及びFDD SCell送信の上りリンクグラントを送信し得る。DCIの処理に当たり、UEは、TDD PCellで受信されるものと同サイズのTDD DCIが、PCell及びSCellの両方の下りリンクスケジューリング及び上りリンクスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellで下りリンクスケジューリング及び下りリンクデータを受信すると、UEは、TDDタイミング規則を、TDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックに適用し得る。また、FDD SCell上りリンクキャリアでの上りリンクデータ送信の上りリンクグラントを受信すると、UEは、TDDタイミング規則を、FDD SCellへのPUSCHの送信に適用し得る。
他の特定の実施形態又は配置シナリオ(第1の二重化モードはTDDであり、第2の二重化モードはFDDである)では、自己スケジューリングを使用して、SCellをスケジュールする。これらの実施形態では、第1のアクセスノードは、TDD PCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし得、第2のアクセスノードは、FDD SCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし得る。UEは、TDD PCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし得、FDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、PCellのTDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第2のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし得る。UEは、TDD PCellでの下りリンクサブフレームに対応する下りリンクサブフレームでの入力下りリンク送信と共に、TDD PCellでの対応する上りリンクサブフレームを用いるFDD SCellでの下りリンクサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックし得る。PUCCHでSCellのHARQ−ACKを受信すると、第1のアクセスノードは、バックホールを介して、受信したSCell HARQ−ACKをFDD SCellに転送し得る。第1のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD PCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し得、第2のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、FDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し得る。第1のアクセスノードは、TDD PCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD PCell送信の上りリンクグラントを送信し得る。第2のアクセスノードは、FDD SCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則及びFDD HARQ−ACK規則を使用して、FDD SCell送信の上りリンクグラントを送信し得る。FDD SCell下りリンクキャリアで受信されるDCIの処理に当たり、UEは、受信されたTDD DCIが、SCellの下りリンクスケジューリング及び上りリンクスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellの下りリンクスケジューリング及び送信データを受信すると、UEは、TDDタイミング規則を、FDD SCellへのHARQ−ACKのフィードバックに適用し得る。また、TDD PCellでの対応する上りリンクサブフレームと共に、FDD SCellサブフレームの下りリンクスケジューリング及び送信データを受信すると、UEは、TDD PCellでの下りリンクサブフレームに対応する下りリンクサブフレームでの入力下りリンク送信と共に、それらの下りリンクサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックし得る。FDD SCell上りリンクキャリアでの上りリンクデータ送信の上りリンクグラントを受信すると、UEは、FDDタイミング規則を、FDD SCellへのPUSCHへの送信に適用することができる。
幾つかのさらなる実施形態では、フレキシブルTDDキャリアがSCellであり得、所定の観測時間内で第2のアクセスノードでの瞬間トラフィックを観測することにより、ネットワークは、TDD SCellでのTDD上りリンク−下りリンク構成を変更するように第2のアクセスノードを構成し得る。暗黙的な高速シグナリングを使用し得る。SCellでのフレキシブルサブフレームが下りリンクサブフレームとして動作すべきと判断されると、第1のアクセスノードは、下りリンクデータが第2のアクセスノードから送信されるSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell下りリンクサブフレームで、下りリンクスケジューリング情報を送信し得る。SCellでのフレキシブルサブフレームが上りリンクサブフレームとして動作すべきと判断されると、第1のアクセスノードは、UEがTDD SCellで上りリンクデータ送信することになっているSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell下りリンクサブフレームで上りリンクグラントを送信し得る。SCell TDD上りリンク−下りリンク構成は、無線フレームベースで第2のアクセスノードによって変更することができ、UEは、下りリンク送信スケジューリング及びSCellでの上りリンクグラントについて、PCellの検索空間を監視し得る。SCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell下りリンクサブフレームで、UEは、SCellの下りリンク送信スケジューリングを検出する場合、上記SCellフレキシブルサブフレームでPDSCH/DL−SCHの処理を実行し得る。PCell下りリンクサブフレームで、UEは、SCellの上りリンクグラントを検出する場合、PUSCH/UL−SCHを処理し、上りリンクグラントを受信したPCell下りリンクサブフレームに対応するSCellフレキシブル入力サブフレームで送信し得る。
以下は、本発明(又は本発明の態様若しくは実施形態)のさらなる考察である。幾つかのエリアでは、以下の考察は、上で使用されたものとはわずかに異なる言い回し/専門用語が使用されることがある。
より高いエンドユーザデータレートの達成及び/又は追加のHetNet配置のサポートを向上させるのに役立ち得る、FDD−TDDシステム間キャリアアグリゲーションを支援するために異種ネットワークで使用される装置で実施し得る方法、手順、及び装置が、本明細書で提案される。基地局であり得る装置は、第1のシステムの少なくとも1つのコンポーネントキャリア(PCell)を通して第1のUEと通信し得る。加えて、上記装置は、システム間キャリアアグリゲーションを実行可能な第1のUEと通信するために、第1のシステムの少なくとも1つのコンポーネントキャリア(PCell)を、第2のシステムの少なくとも1つの追加のコンポーネントキャリア(SCell)と集約するか否かを判断し得る。第2の基地局は、第2のシステムの少なくとも1つの追加のコンポーネントキャリアをPCellとして使用して、第2の基地局カバレッジ内の第2のUEと通信し得る。第1の基地局及び第2の基地局は、異種ネットワーク内に、又は異種ネットワークとして配置し得る。第1のシステムはLTE FDD又はLTE TDDであり得、第2のシステムはLTE TDD/フレキシブルTDD又はLTE FDDであり得る。
一構成では、少なくとも1つのコンポーネントキャリアは、第1の基地局によってサービスされるFDD上りリンクキャリア及びFDD下りリンクキャリアを含み得、少なくとも1つの追加のコンポーネントキャリアは、第2の基地局によってサービスされる少なくとも1つのTDDキャリアを含み得る。この構成では、UEはまず、第1の基地局を検出し得、FDDシステムの少なくとも1つのコンポーネントキャリア(PCell)を通して、高度モバイルネットワークとのRRC接続を確立し得る。RRC接続モードである間、上記UEは、下りリンクでの通信、上りリンクでの通信、又は下りリンク及び上りリンクの両方での通信のために、集約TDDキャリアコンポーネント(SCell)として少なくとも1つの追加のコンポーネントキャリアを追加するように構成し得る。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、第1の基地局は、FDD DCI(例えば、3ビットHARQプロセス番号を有し、DAIフィールドを有さないDCI)と同サイズのトランスペアレントDCIフォーマットを使用して、PCell及びSCellの両方でのDLデータ送信をスケジュールし得、第1のUEは、FDDタイミング及びフィードバック規則を理解し、FDD PCell DLキャリア及びTDD SCellキャリアのDLサブフレームでのデータ受信に応答して、HARQ−ACKの送信に、FDDタイミング及びフィードバック規則に従うものと予期し得る。さらに、クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、第1の基地局は、FDD PCell及びTDD SCellの両方でのUEからのULデータ送信をスケジュールし、FDD ULスケジューリングタイミング規則を適用することにより、スケジューリングFDD PCell送信及びTDD SCell送信のULグラントを送信し得る。一構成では、SCellはフレキシブルTDDキャリアであり得、第2の基地局は、無線フレームベースと同程度頻繁にTDD UL−DL構成を変更するように構成し得る。好ましくは、暗黙的シグナリング手法をこのために使用し得、その場合、SCellでのフレキシブルサブフレームがDLサブフレームであると判断されると、第1の基地局は、DLデータが第2の基地局から送信されるSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell DLサブフレームで、DLスケジューリング情報を送信し得る。さらに、SCellでのフレキシブルサブフレームがULサブフレームであると判断されると、第1の基地局は、第1のUEがULデータをTDD SCellキャリアのULサブフレームで送信することが予期されるSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell DLサブフレームでULグラントを送信し得る。クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされており、第1のUEが、FDD PCell及びTDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、第1のUEは、FDD PCellで受信したものと同サイズ(例えば、スケジューリングDL送信DCIの場合、3ビットHARQプロセス番号フィールドがあり、DAIビットフィールドがない)のDCIが、PCell及びSCellの両方のDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellのDLスケジューリングを受信すると、第1のUEは、FDDタイミング規則をHARQ−ACKの送信に適用し得る。TDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、第1のUEは、FDDタイミング規則を、TDD SCellキャリアでPUSCH/UL−SCHを送信するULサブフレームの選択に適用し得る。SCell TDD UL−DL構成は、無線フレームベースで変更し得るため、第1のUEは、DL送信スケジューリング及びSCellでのULグラントについて、PCellの検索空間を監視し得る。SCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell DLサブフレームで、第1のUEは、SCellのDL送信スケジューリングを検出する場合、上記SCellフレキシブルサブフレームでPDSCH/DL−SCHの処理を実行し得る。同様に、PCell DLサブフレームで、第1のUEは、SCellのULグラントを検出する場合、PUSCH/UL−SCHを処理し、ULグラントが受信されるPCell DLサブフレームに対応するSCell入力フレキシブルサブフレームで送信し得る。
クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている場合、第1の基地局は、FDD DCIフォーマット(すなわち、3ビットHARQ番号フィールドを有し、DAIフィールドを有さないDCI)を使用して、FDD PCell DLキャリアのみでのDLデータ送信をスケジュールし得、第2の基地局は、TDD DCIフォーマット(すなわち、4ビットHARQ番号フィールドと、2ビットDAIフィールドとを有するDCI)を使用して、TDD SCellキャリアのDLサブフレームのみでのDLデータ送信をスケジュールし得る。第1のUEは、FDD PCell DLキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、HARQ−ACKをフィードバックし得るが、TDD SCellキャリアのDLサブフレームでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、HARQ−ACKをフィードバックし得る。さらに、第1の基地局は、FDD ULスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell ULキャリアでの第1のUEからのULデータ送信をスケジュールするULグラントを送信し得る。第2の基地局は、TDD ULスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD SCellキャリアのULサブフレームでのUEからのULデータ送信をスケジュールするULグラントを送信し得る。一構成では、SCellキャリアはフレキシブルTDDキャリアであり得、第2の基地局は、無線フレームベースと同程度に頻繁にTDD UL−DL構成を変更するように構成し得る。第1の基地局は、PCell共通検索空間で送信されたDCIの形態で明示的な高速シグナリングを適用して、そのTDD SCellでのUL−DL構成の変更を第1のUEに通知し得る。クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされており、第1のUEが、FDD PCell及びTDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、第1のUEは、受信されたTDD DCI(すなわち、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIフィールド)がSCellのDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellのDLスケジューリングを受信すると、第1のUEは、TDDタイミング規則をPUSCHでのHARQ−ACK送信に適用し得る。TDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、第1のUEは、TDDタイミング規則をTDD SCellキャリアでのPUSCH送信に適用し得る。SCellがフレキシブルTDDである一構成では、第1のUEは、そのフレキシブルTDD SCellでのTDD UL−DL構成変更を示す明示的な高速シグナリングについて、PCell共通検索空間を監視し得る。
別の構成では、少なくとも1つのコンポーネントキャリアは、第1の基地局によってサービングされる少なくとも1つのTDDキャリアを含み得、1つの追加のコンポーネントキャリアは、第2の基地局によってサービングされるFDD上りリンクキャリア及びFDD下りリンクキャリアを含み得る。この構成では、UEはまず、第1の基地局を検出し得、TDDシステムの少なくとも1つのコンポーネントキャリア(PCell)を通して、高度モバイルネットワークとのRRC接続を確立し得る。RRC接続モードである間、上記UEは、下りリンクでの通信、上りリンクでの通信、又は下りリンク及び上りリンクの両方での通信のために、集約FDDキャリアコンポーネント(SCell)として1つの追加のコンポーネントキャリアを追加するように構成し得る。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、第1の基地局は、TDD DCI(すなわち、4ビットHARQプロセス番号と、2ビットDAIフィールドとを有するDCI)と同サイズのトランスペアレントDCIフォーマットを使用して、PCellキャリア及びSCell DLキャリアの両DLサブフレームでのDLデータ送信をスケジュールし得、第1のUEは、TDDタイミング及びフィードバック規則を理解し、TDD PCellキャリア及びFDD SCell DLキャリアのDLサブフレームでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従ってHARQ−ACKを送信し得る。さらに、クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、第1の基地局は、TDD PCellキャリア及びFDD SCell ULキャリアの両ULサブフレームでの第1のUEからのULデータ送信をスケジュールし、TDD ULスケジューリングタイミング規則を適用することにより、TDD PCell送信及びFDD SCell送信のULグラントを送信し得る。クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされており、第1のUEが、TDD PCell及びFDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、第1のUEは、TDD PCell DLサブフレームで受信されるものと同サイズのDCI(すなわち、スケジューリングDL送信DCIでは、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIビットフィールド)が、TDD PCell及びFDD SCellの両方のDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellのDLスケジューリング及びDLデータを受信すると、第1のUEは、TDDタイミング規則をULでのHARQ−ACK送信に適用し得る。FDD SCell ULコンポーネントキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、第1のUEは、FDD SCell ULキャリアでPUSCH/UL−SCHを送信するULサブフレームの選択にTDDタイミング規則を適用し得る。
クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている場合、第1の基地局は、TDD DCIフォーマット(すなわち、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを有するDCI)を使用して、TDD PCellキャリアのDLサブフレームのみでのDLデータ送信をスケジュールし得、第2の基地局もTDD DCIフォーマットを使用して、FDD SCell DLキャリアのみでのDLデータ送信をスケジュールし得る。UEは、TDD PCellキャリアのDLサブフレームでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、HARQ−ACKをフィードバックし得ると共に、FDD SCell DLキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、HARQ−ACKをフィードバックし得る。さらに、UEは、TDD PCellでのDLサブフレームに対応するDLサブフレームでの入力DL送信と共に、TDD PCellでの対応するULサブフレームを用いるFDD SCellでのDLサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックし得る。さらに、第1の基地局は、TDD ULスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD PCellでの第1のUEからのULデータ送信をスケジュールするULグラントを送信し得る。第2の基地局は、FDD ULスケジューリングタイミング規則及びFDD HARQ−ACK規則を使用して、FDD SCellキャリアでの第1のUEからのULデータ送信をスケジュールするULグラントを送信し得る。クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされており、第1のUEが、TDD PCell及びFDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、第1のUEは、受信TDD DCI(すなわち、スケジューリングDL送信DCIの場合、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIフィールド)がSCellのDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定し得る。SCellのDLスケジューリング及び送信データを受信すると、第1のUEは、TDDタイミング規則をHARQ−ACKの送信に適用し得る。さらに、TDD PCellでの対応するULサブフレームを用いてFDD SCell DLサブフレームのDLスケジューリング及び送信データを受信すると、第1のUEは、TDD PCellでのDLサブフレームに対応するDLサブフレームでの入力DL送信と共に、それらのDLサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックし得る。FDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、第1のUEは、FDDタイミング規則をFDD SCell ULキャリアでのPUSCH送信に適用し得る。
本明細書に記載される任意の特徴は、本発明の範囲内で、本明細書に記載される他の特徴のうちの任意の1つ又は複数と任意の組み合わせで組み合わせ得る。
本発明の好ましい特徴、実施形態、及び変形は、本発明を実行するのに十分な情報を当業者に提供する以下の詳細な説明から理解し得る。詳細な説明は、必ずしも、先の発明の概要の範囲又は本発明の範囲を限定するものとして決して見なされるべきではない。詳細な説明は、以下の幾つかの図面を参照する。
高度無線通信システムを示し、特定の異なるシステム間FDD−TDDキャリアアグリゲーション(CA)配置シナリオを説明するために以下で参照される。 典型的な高度基地局(eNB)、特にFDDアクセスノード及びTDDアクセスノードの簡略ブロック図を含むと共に、システム間FDD−TDD CAを実行可能な高度UEの簡略ブロック図も含む。 典型的な高度基地局(eNB)、特にFDDアクセスノード及びTDDアクセスノードの簡略ブロック図を含むと共に、システム間FDD−TDD CAを実行可能な高度UEの簡略ブロック図も含む。 LTE CAシステムでの自己スケジューリング及びクロスキャリアスケジューリングの特定の態様を説明するために使用される。 一シナリオにおいてLTE FDD−TDD CAでの送信のタイミングの説明の支援に使用される図を含む。 別のシナリオでのLTE FDD−TDD CAの動作の説明の支援に使用される図を含む。 別のシナリオでのLTE FDD−TDD CAの動作の説明の支援に使用される図を含む。
図1は高度無線通信システム100を示し、この図では、幾つかの異なるシステム間FDD及びTDDキャリアアグリゲーション配置シナリオが表される。高度無線通信システム100は、異種ネットワーク(HetNet)であり、
−それぞれがマクロ基地局(例えば、eNB)を表す複数のマクロアクセスノード101であって、マクロ基地局は、別個のDLキャリア周波数及びULキャリア周波数でそれぞれFDD信号を送受信するように構成することができる、複数のマクロアクセスノード101と、
−それぞれがピコ基地局を表す複数の小規模セルアクセスノード102であって、ピコ基地局は、別個のDLキャリア周波数及びULキャリア周波数でそれぞれFDD信号を送受信するように構成することができる、複数の小規模セルアクセスノード102と、
−それぞれがピコ基地局を表す複数の小規模セルアクセスノード103であって、ピコ基地局は、単一のキャリア周波数でDL TDD信号及びUL TDD信号を送受信するように構成することができる、複数の小規模セルアクセスノード103と、
−TDD信号送受信及びFDD−TDD信号送受信をFDD−TDDキャリアアグリゲーションにより実行可能な複数の高度ユーザ機器(UE)104、105、及び106と、
を含む。
各マクロ基地局101は、対になった第1のキャリア周波数F1を介して1つ又は複数のマクロセルにサービングする。各ピコ基地局102は、対になった第2のキャリア周波数F2を介して小規模セルにサービングする。各ピコ基地局103は、対になっていない第3のキャリア周波数F3を介して小規模セルにサービングする。第1のキャリア周波数F1及び第2のキャリア周波数F2は、同じであってもよく、又は異なってもよい。第1のキャリア周波数F1及び第3のキャリア周波数F3のULキャリア周波数は同じであり得る。
各マクロセル基地局101は、(好ましくは理想的な)高度ネットワークバックホールを介して小規模セルピコ基地局102及び/又は103と相互接続する。本発明の実施形態によれば、システム間FDD−TDD CAは以下のように配置し得る。
1.FDDキャリアがPCellであり、TDDキャリアがSCellであるFDD−TDDキャリアアグリゲーション(CA)
この第1の配置シナリオを図1において110として示す。この配置シナリオでは、UE104はまず、基地局101によって提供されるFDDマクロセルを検出し、キャンプオンすることができる。上記UE104はまず、FDDキャリアで、上記マクロ基地局101を通して高度ネットワークとRRC接続を確立する。モビリティ120(すなわち、UEの移動)に起因して、UE104は、TDD基地局103によってサービングされる小規模セルカバレッジに入り得る。マクロ基地局101を通しての専用RRCシグナリングを介して、上記UE104は次に、TDD小規模セル測定を実行し、ピコ基地局103によってサービングされる第2のTDDキャリアコンポーネントを、追加のデータ送受信(すなわち、マクロ基地局101によってサービングされるアンカーコンポーネントキャリアとして機能するプライマリFDDキャリアコンポーネントでのデータ送信に加えて)のための集約キャリアとして追加するように構成される。このシナリオでは、マクロ基地局110によってサービングされるプライマリキャリアコンポーネント(PCell)は、LTE FDDであり、一方、ピコ基地局103によってサービングされるセカンダリキャリアコンポーネント(SCell)は、LTE TDDである。この第1の配置シナリオ110では、複数(例えば、可能な場合には最高で5つ)のSCellが存在し得る。
2.TDDキャリアがPCellであり、FDDキャリアがSCellであるFDD−TDDキャリアアグリゲーション(CA)
この第2の配置シナリオを図1において111として示す。この配置シナリオでは、UE104はまず、基地局103によって提供されるTDDピコセルを検出し、キャンプオンすることができる。上記UE104はまず、TDDキャリアで、TDDピコ基地局103を通して高度モバイルネットワークとRRC接続を確立する。UEのモビリティ121(すなわち、UEの移動)に起因して、UE104は、小規模セルエッジに入り得る(すなわち、小規模セルのエッジ近傍に配置されることになり得る)。いずれの場合でも、重なったFDDマクロセル101及びTDDピコセル103を介するデータの同時送信及び/又は受信が可能であり得る。従って、TDDピコ基地局103を介する専用RRCシグナリングを通して、上記UE104は、FDDマクロセル測定を実行し、重なったFDDマクロ基地局101によってサービングされる第2のFDDキャリアコンポーネントを、追加のデータ送受信(すなわち、TDDピコ基地局103によってサービングされるプライマリTDDキャリアコンポーネントでのデータ送信に加えて)のための集約キャリアとして追加するように構成することができる。このシナリオでは、ピコ基地局103によってサービングされるプライマリキャリアコンポーネント(PCell)はLTE TDDであり、マイクロ基地局101によってサービングされるセカンダリキャリアコンポーネント(SCell)は、LTE FDDである。この第2の配置シナリオ111では、最高で1つまでのSCellが存在し得る(すなわち、最大で1つのSCellが存在する)。
(3.FDDキャリアがPCellであり、フレキシブルTDDキャリアがSCellであるFDD−TDDキャリアアグリゲーション(CA))
この第3の配置シナリオを図1において112として示す。この配置シナリオでは、UE105は、基地局101によって提供されるFDDマクロセルを検出し、キャンプオンすることができる。上記UE105はまず、FDDキャリアで、FDDマクロ基地局101を通して高度モバイルネットワークとRRC接続を確立する。FDDマクロ基地局101を通しての専用RRCシグナリングを介して、上記UE105は次に、小規模セル測定を実行し、TDDピコ基地局103によってサービングされる第2のTDDキャリアコンポーネントを、追加のデータ送受信(すなわち、マクロ基地局101によってサービングされるアンカーコンポーネントキャリアとして機能するプライマリFDDキャリアコンポーネントでのデータ送信に加えて)のための集約キャリアとして追加するように構成される。マクロ基地局101によってサービングされるプライマリキャリアコンポーネント(PCell)は、LTE FDDであり、一方、ピコ基地局103によってサービングされるセカンダリキャリアコンポーネント(SCell)は、フレキシブルLTE TDDである。
上記フレキシブルLTE TDDピコセル103内のトラフィックは、ピコセルカバレッジに入る1つ又は複数の新しいUE及び/又はピコセルカバレッジから離れる1つ又は複数の既存のUEに起因して変化し得る。例えば図1では、UEモビリティ(図1において122で示される)に起因するマクロセル101からTDDピコセル103へのUE106のハンドオーバを参照すると共に、モビリティ(図1において123で示される)に起因するTDDピコセル103からFDDマクロセル101への別のUE106のハンドオーバも参照のこと。セルのトラフィックが変化すると、ピコセル103は、ピコセルのTDD UL−DL構成を柔軟に変更して、そのカバレッジ内の各アクティブUEのユーザ経験スループットを最適化し得る。
図2A及び図2Bは、典型的な高度基地局の簡略ブロック図を含む。高度基地局210はFDDアクセスノードを表す(例えば、アクセスノード/eNB101のように)。高度基地局230はTDDアクセスノードを表す(例えば、アクセスノード103のように)。図2A及び図2Bは、システム間FDD−TDD CAを実行可能な高度UE250(例えば、UE104又は105のようなUEを表す)の簡略ブロック図も含む。
図2A及び図2Bに示されるように、高度FDD基地局210は、
−プロセッサ211と、
−プログラム命令及びデータベースを含むメモリ212と、
−DLキャリアコンポーネントで動作する送信器及びULキャリアコンポーネントで動作する受信器を有するFDD無線周波数(RF)モジュール213と、
−セル内のUEにセルラ無線周波数信号を送信すると共に、セル内のUEから無線周波数信号を受信するアンテナアレイ214と、
−DLトランスポートチャネル、物理チャネル符号化、信号処理、制御信号処理、及び参照信号処理を実行する送信(TX)モジュール215と、
を含み得る。TXモジュール215は、
−高速シグナリングの符号化及び物理チャネル処理を行うPDCCH/E−PDCCH処理モジュール221と、
−物理層データチャネルのチャネル符号化及び物理チャネル処理を行うPDSCH/DL−SCH処理モジュール222と、
−更に後述するように、クロスFDD−TDDキャリアスケジューリングをサポートする下りリンク制御情報を符号化するDCI処理モジュール220と、
−ULチャネル受信、信号処理、及びチャネル復号化を実行する受信(RX)モジュール216と、
を含む。RX216モジュールは、
−UL制御チャネル受信及び復号化を行うPUCCH処理モジュール223と、
−ULデータチャネル受信及び復号化を行うPUSCH処理モジュール224と、
−更に後述するように、ULデータ送信のタイミングのスケジューリング及び対応するULグラントの発行を処理するULスケジューリングモジュール217と、
−更に後述するように、UEへのDLデータ送信のタイミングのスケジューリング及び対応するDLスケジューリング情報の発行を処理するDLスケジューリングモジュール218と、
を含む。
また図2A及び図2Bに示されるように、高度TDD基地局230は、
−プロセッサ231と、
−プログラム命令及びデータベースを含むメモリ232と、
−同じキャリアコンポーネントで動作する送信器及び受信器を有するTDD無線周波数(RF)モジュール233と、
−セル内のUEにセルラ無線周波数信号を送信すると共に、セル内のUEからセルラ無線周波数信号を受信するアンテナアレイ234と、
−DLトランスポートチャネル、物理チャネル符号化、信号処理、制御信号処理、及び参照信号処理を実行するTXモジュール235と、
を備え得る。TXモジュール235は、
−高速シグナリングの符号化及び物理チャネル処理を行うPDCCH/E−PDCCH処理モジュール241と、
−物理層データチャネルのチャネル符号化及び物理チャネル処理を行うPDSCH/DL−SCH処理モジュール242と、
−更に後述するように、クロスFDD−TDDキャリアスケジューリングをサポートする下りリンク制御情報を符号化するDCI処理モジュール240と、
−ULチャネル受信、信号処理、及びチャネル復号化を実行するRXモジュール236と、
を含む。RXモジュール236は、
−UL制御チャネル受信及び復号化を行うPUCCH処理モジュール243と、
−ULデータチャネル受信及び復号化を行うPUSCH処理モジュール244と、
−更に後述するように、ULデータ送信のタイミングのスケジューリング及び対応するULグラントの発行を処理するULスケジューリングモジュール237と、
−更に後述するように、UEへのDLデータ送信のタイミングのスケジューリング及び対応するDLスケジューリング情報の発行を処理するDLスケジューリングモジュール238と、
−更に後述するように、UL−DL再構成を示す高速シグナリング情報を処理するTDD再構築モジュール239と、
を含む。
図2A及び図2Bに更に示されるように、高度UE250は、
−プロセッサ251と、
−プログラム命令及びデータベースを含むメモリ252と、
−ULキャリアコンポーネントで動作する送信器及びDLキャリアコンポーネントで動作する受信器を有するFDD無線周波数(RF)モジュール253と、
−セルラ無線周波数信号をサービシングFDD基地局に送信し、無線周波数信号をサービシングFDD基地局から受信するアンテナ254と、
−同じキャリアコンポーネントで動作する送信器及び受信器を有するTDD無線周波数(RF)モジュール255と、
−サービシングTDD基地局とセルラ無線周波数信号を送受信するアンテナ256と、
−DLトランスポートチャネル、物理チャネル受信、信号処理、及び復号化を実行するRXモジュール257であって、
−意図されるDCIのPDCCH及び/又はE−PDCCHのブラインド復号化のためのPDCCH/E−PDCCH処理モジュール261と、
−PDSCH受信、信号処理、及びDL−SCH復号化のためのPDSCH/DL−SCH処理モジュール262と、
−更に後述するように、クロスキャリアスケジューリング、非クロスキャリアスケジューリング、及びUL−DL再構成変更を示す高速シグナリングをサポートする下りリンク制御情報を復号化するDCI処理モジュール260とを含む、RXモジュール257と、
−ULチャネル符号化及び送信を実行するTXモジュール258であって、
−UL制御チャネル符号化及び送信のためのPUCCH処理モジュール263と、
−ULデータチャネル符号化及び送信のためのPUSCH処理モジュール264と、
を含むTXモジュール258、を含む。
LTE Rel.10及び11(CAに関連して)によれば、キャリアアグリゲーションにおいてスケジューリングに指定される2つの方法がある:自己スケジューリング及びクロスキャリアスケジューリング。専用RRCシグナリングを使用して、SCell確立中、クロスキャリアスケジューリングがアクティブ化/構成されているか否かをUEに通知する。クロスキャリアスケジューリングが構成されていない場合、キャリアインジケータフィールド(CIF)はDCI内に含まれない。
自己スケジューリングの場合、下りリンクスケジューリング割り当ては、それらが送信されたコンポーネントキャリア(PCell及びSCell)で有効である。同様に、上りリンクグラントの場合、各上りリンクコンポーネントキャリアが関連付けられた下りリンクコンポーネントキャリアを有するように、下りリンクコンポーネントキャリアと上りリンクコンポーネントキャリアとの間に関連性がある。関連性は、システム情報の一部として提供される。従って、上りリンク−下りリンク関連性から、端末又はUEは、下りリンク制御情報がどの上りリンクコンポーネントキャリアに関連するかを知ることになる。DLスケジューリングを一例として、図3の事例A301として示すように、DLスケジューリング割り当て311aは、関連付けられたPDSCH送信(312a)と同じコンポーネントキャリア(PCell)で送信され、DLスケジューリング割り当て315aは、関連付けられたPDSCH送信316aと同じコンポーネントキャリア(SCell)で送信される。同じ方式がE−PDCCHに適用され、PCellの場合は313a〜314a、SCellの場合は317a〜318aで表される。
上記背景セクションで考察したように、FDD動作及びTDD動作のDCIは、同じDCIフォーマットでサイズが異なる。FDDサービングセルがPCellとして構成され、TDDサービングセルがSCellとして構成され、自己スケジューリングが構成される場合、各サービングセルでのブラインド復号化試行は、Rel.10CAシステムと同じままであり、それの理由は、同じDCIフォーマットのサイズがFDDサービングセル及びTDDサービングセルで異なるが、異なるDCIサイズの数が各サービングセルで同じままであるためである。
クロスキャリアスケジューリングの場合、PDSCH及び/又はPUSCHは、PDCCHが送信されるキャリア以外の(集約)コンポーネントキャリアで送信され、検出されたDCI内のキャリアインジケータフィールドは、関連付けられたPDSCH及び/又はPUSCHを送信するために基地局によって使用されるコンポーネントキャリアについての情報を提供する。例えば、図3の事例B302に示されるように、PCell内の単一のUEに2つのUE固有PDCCH送信(311b及び315b)があり、関連付けられたPDSCH(312b)の自己スケジューリング用の一方のPDCCH(311b)は、同じキャリアコンポーネント(PCell)で送信され、他方のPDCCH(315b)はPCellで送信されて、第2のキャリアコンポーネント(SCell)で送信される関連付けられたPDSCH(316b)をクロスキャリアスケジュールする。この場合、UEは、PCellでの共通検索空間(CSS)及びUE固有検索空間(USS)を監視するだけでよい。背景セクションで述べられたように、同じDCIフォーマットの場合、FDDのDCI及びTDDのDCIのサイズは異なる。より具体的には(上でも述べたように)、
−TDD動作のDCIフォーマット0/4では、2ビットフィールドがULインデックス又はDL割り当てインデックス(DAI)に使用されるが、この2ビットフィールドは、FDD動作のDCIフォーマット0/4には存在せず、
−TDD動作のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cでは、2ビットフィールドがDL割り当てインデックスに使用されるが、この2ビットフィールドは、FDD動作の1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cには存在せず、
−TDD動作のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cでは、4ビットフィールドがHARQプロセス番号に使用されるが、FDD動作のDCIフォーマット1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2Cには3ビットフィールドがある。
クロスキャリアスケジューリングの場合、TDDサービングセル及びFDDサービングセルのDCIフォーマットの内容が、Rel.10又は11と同じままである場合、ブラインド復号化試行数は、異なるDCIフォーマットサイズの数が2倍になるため、UE固有検索空間内で2倍に増大し、これにより、UE側でより高い処理能力が必要となる(これは、例えば、電池寿命の低減等に繋がり得る)。
本開示の重要な一態様は、FDDキャリアがPCellであり、TDDキャリアがSCell(すなわち、上述した第1の配置シナリオ110と同様)である、クロスキャリアスケジューリングを用いてシステム間FDD−TDD CAのタイミング規則を確立し、システム間FDD−TDD CAでのブラインド復号化を低減することに関する。ブラインド復号化数を低減するためには、自己キャリアスケジューリング及びクロスキャリアスケジューリングに使用される同じサイズのDCIフォーマットを有することが望ましいと考えられる。TDD SCellでのクロスキャリアスケジューリング送信に使用されるPCellで送信されるDCIフォーマットが、FDD PCellでの自己スケジューリング送信に使用されるDCIフォーマットと同じサイズを有する場合、又はこの逆の場合、最大ブラインド復号化数は、Rel.10及び11と同様のままとすることができる。
この時点で(FDD及びTDDで同じサイズのDCIフォーマットを設計する文脈の中で)、TDDシステムがHARQプロセス番号の表現に4ビットを必要とし、一方、FDDシステムが3ビットのみを必要とすることを理解することが重要である。先に提案されたLTE FDDによれば、トランスポートブロック及びフィードバックH−ARQ肯定応答の送信には、それぞれ1ms(又は1サブフレーム)がかかり、UE及びeNB側でのトランスポートブロックの復号化及びH−ARQ肯定応答処理時間はそれぞれ、最長で3msかかる。従って、トランスポートブロックを送信してから、LTEにおいてH−ARQ肯定応答を有するまでの往復時間(RTT)は、少なくとも8msであり、HARQ処理数は、RTT内のDLサブフレーム数に等しい。
これを図4において例として更に説明する。レガシーFDDサービングセル401の場合、DLトランスポートブロックをDLサブフレーム#9 404で送信するのに1msかかる。UE側において、受信したトランスポートブロックを処理するのにサブフレーム#9の終わりから最高2.5msかかり、従って、H−ARQ肯定応答が、ULサブフレーム#3 406で送信される。基地局/eNB側において、ULサブフレーム#3 406でH−ARQ肯定応答を受信した後、基地局/eNBが新しい送信(又は再送信)を準備するのに、ULサブフレーム#3の終わりから3msかかり、従って、次のトランスポートブロックは、DLサブフレーム#7 405で送信される。UEは、この送信が正しく受信されるまで1つのDL送信に1つのHARQプロセスを保持し、その結果、図4に示されるように、UEはなお、DLサブフレーム#7 405での再送信にHARQ−プロセス−1を使用する。極端な場合、1つのUEが全てのDLサブフレームでスケジュールされると仮定すると、1つのRTT間隔内に8つのDL送信があり、最大で8つのHARQプロセスが必要である。その結果、8つのH−ARQプロセスを表すために、UE固有DL DCIにおいて3ビットIEが必要とされる。
図4の例に示されるように、UL−DL構成#5 403を有するレガシーTDDサービングセルの場合、サブフレーム#9 408、#0 409、#1 410、#3 411、#4 412、#5 413、#6 414、#7 415、#8 416でUEによって受信されるDL送信に対するH−ARQ肯定応答は、次に来る無線フレーム内のULサブフレーム#2 417でサービング基地局にフィードバックされる。再送信に可能な最も早い機会は、DLサブフレーム#6 418である。極端な場合、1つのUEが全てのDLサブフレームでスケジュールされると仮定すると、独立したHARQプロセスを必要とする1つのRTT内には15個のDL送信がある。その結果、最大で15個のHARQプロセスがTDD構成#5(すなわち、P1〜P15)に必要であり、従って、DCIにおいてこれらを表すために、4ビットIEが必要とされる。加えて、複数のTDD DLサブフレームのHARQ−ACKは、1つのTDD ULサブフレームでフィードバックされるべきであり、UEが任意の誤検出を検出するために、2ビット下りリンク割り当てインデックス(DAI)がDCIに含まれる。
FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでの自己スケジューリング
FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでの自己スケジューリングでは、TDD SCellによって送信され、DLサブフレーム#0 408でUEによって受信されるPDSCHに対応するHARQ−ACKは、PCellのULサブフレーム#2 419(SCellで送信されるようにスケジュールされたPUSCHがない場合)又はSCellのULサブフレーム#2 417(PUSCHに含まれる)のいずれかで送信し得る。HARQ−ACKが、PUCCHを使用してFDDサービングセルでフィードバックされる場合、FDDサービングセルは、バックホール229(バックホール229は、図2A及び図2Bにおいて概略表現で示される)を介して、受信したフィードバック情報をTDDサービングセルに転送し、TDD SCellは、TDDタイミング規則を使用して新しい送信又は再送信に対処する。HARQ−ACKが、PUSCHでTDDサービングセルにおいてフィードバックされる場合、TDDサービングセルは、TDDタイミング規則を使用して新しい送信又は再送信に対処する。シグナリング手順は、Rel.10又は11 CAシステムと同じであるが、CAのために結合/使用される2つの基地局には異なる二重化モードが構成される。
FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでのクロスキャリアスケジューリング
FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでのクロスキャリアスケジューリングでは、DLサブフレーム#0 408におけるTDDサービングセルでのPDSCH送信に関連するHARQ−ACKは、FDD PCellタイミング規則を使用してFDD PCell ULサブフレーム#3 406でフィードバックされ、FDDサービングセルは、FDD PCellタイミング規則を使用してTDDサービングセルのDLサブフレーム#7 415で、又はサブフレーム#7が偶然にULサブフレームであった場合、サブフレーム#7の直後の最初の入力DLサブフレームでの新しい送信又は再送信のTDD SCellに対するスケジューリングを実行する。示されるUL−DL構成(TDD UL−DL構成#5−この構成が最悪の事例として示されていることに留意)ではRTT間隔内に7つのDLサブフレームしかないため、最大HARQプロセス番号は7であり、HARQプロセス付番に3ビットを必要とする。さらに、DL送信サブフレームとHARQ−ACKフィードバックのULサブフレームとの間には1対1のマッピングがあるため、DCIフォーマットのDAI IEはもはや必要とされない。その結果、自己スケジューリングの場合にFDD PCellで送信されるDCIフォーマット及びSCell送信/受信のクロスキャリアスケジューリングでFDD PCellで送信される別のDCIフォーマットは、同じサイズを有することができ、ブラインド復号化は影響を受けない。
上記に鑑みて、本明細書に提示される重要な一提案(FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAの場合)は、クロスキャリアスケジューリングがSCellに構成される場合、TDDサービングセルでのUEのHARQ−ACKタイミング及びULスケジューリングタイミングが、FDDシステムの仕様に従うというものである。
本明細書に提示される別の重要な提案(ここでも、FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAの場合)は、クロスキャリアスケジューリングがSCellに構成される場合、クロスキャリアスケジューリングTDDサービングセルの場合にFDDサービングセルで送信されるDCIが、FDDサービングセルのDCIフォーマットと同じIEを有することである。
本明細書に提示される更に別の重要な提案(ここでも、FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAの場合)は、自己スケジューリングがSCellに構成される場合、レガシーTDDシステムの仕様に従う。
第1の配置シナリオに関連付けられた上記考察から続き、システム間FDD−TDD CAをサポートするシステムを一緒に形成するFDD基地局210、TDD基地局230、及びシステム間FDD−TDD CA可能UE250で実施し得る手順は、以下であり得る。
まず、FDDマクロ基地局210を検出し、FDDキャリア270での上記マクロ基地局210を通して高度モバイルネットワークとRRC接続を確立するシステム間FDD−TDD CA可能UE250では、RRC接続モードである間、上記UE250は、高度モバイルネットワークにより、専用RRCシグナリングを使用して上記マクロ基地局210を通して、集約TDD SCellとしてTDDピコ基地局230によってそれぞれサービングされる1つ又は複数のTDD小規模セルを測定して追加するように構成し得る。集約TDD SCellでのデータ送信/受信に対して、クロスキャリアスケジューリングを構成し得る。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、ネットワーク側(すなわち、基地局210及び各基地局230において)、PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、バックホール229を介してFDD PCell及びTDD SCellの両方でのDLデータ送信をスケジュールするものとする。UEは、FDD PCell基地局へのFDD PCell DLキャリア及びTDD SCell DLキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、HARQ−ACKをフィードバックすることが予期される。PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD DCIフォーマット(すなわち、3ビットHARQ番号フィールドを有し、DAIフィールドを有さないDCI)を使用して、FDD PCell DLキャリア及びTDD SCell DLキャリアでのDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。
さらに、クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、PCell FDD基地局210のULスケジューリングモジュール217は、FDD PCell及びTDD SCellの両方でのUEからのULデータ送信をスケジュールし、FDD ULスケジューリングタイミング規則を使用してFDD PCell送信及びTDD SCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされており、UE250が、DCI処理モジュール260でのDCI処理において、FDD PCell及びTDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAを実行するように構成される場合、UE250は、FDD PCellで受信されるものと同サイズ(すなわち、3ビットHARQプロセス番号フィールドがあり、スケジューリングDL送信DCIではDAIビットフィールドはない)のDCIが、PCell及びSCellの両方のDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定する。SCellのDLスケジューリングを受信すると、UE250は、FDDタイミング規則を、FDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックに適用する。TDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、UE250は、FDDタイミング規則を、TDD SCellへのPUSCHの送信に適用する。
クロスキャリアスケジューリングが構成されていない場合(又はディセーブルされている場合)、ネットワーク側において、PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD PCellのみでDLデータ送信をスケジュールするものとし、SCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD SCellのみでDLデータ送信をスケジュールするものとする。UE250は、FDD PCell DLキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、FDD PCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックし、TDD SCell DLキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、TDD SCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックすることが予期される。PUCCHにおいてSCellのHARQ−ACKを受信すると、FDD PCell基地局は、バックホール229を介して、受信したSCell HARQ−ACKをSCellに転送するものとする。PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD DCIフォーマットを使用して、FDD PCell DLキャリアでのDLデータ送信を上記UEに通知するようにDCI処理モジュール220を構成するものとし、SCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD SCell DLキャリア(すなわち、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを有するTDD DCI)でのDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール240を構成するものとする。
さらに、クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている場合、PCell FDD基地局210のULスケジューリングモジュール217は、FDD PCellでのUEからのULデータ送信をスケジュールし、FDD ULスケジューリングタイミング規則を使用してFDD PCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。SCell TDD基地局230のULスケジューリングモジュール237は、TDD SCellでのUEからのULデータ送信をスケジュールし、TDD ULスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD SCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール240を構成するものとする。
クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされており、UEが、FDD PCell及びTDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、DCI処理モジュール260においてSCellで受信したDCIを処理するに当たり、UE250は、受信したTDD DCI(すなわち、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIフィールド)がSCellのDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定する。SCellのDLスケジューリングを受信すると、UE250は、TDDタイミング規則を適用して、PUCCHでのHARQ−ACKをFDD PCellにフィードバックする。TDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、UE250は、TDDタイミング規則を適用して、PUSCHをTDD SCellに送信する。
本開示の別の重要な態様は、システム間FDD−TDD CAのタイミング規則を確立して、TDDキャリアがPCellであり、FDDキャリアがSCellである(すなわち、上述した第2の配置シナリオ111と同様に)クロスキャリアスケジューリングを用いるシステム間FDD−TDD CAでのブラインド復号化試行を低減することに関する。
TDD PCell及びFDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでの自己スケジューリング
TDDキャリアがPCellであり、FDDキャリアがSCellであるシステム間FDD−TDD CAでの自己スケジューリング(すなわち、クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている)場合、TDDサービングセル(PCell)のHARQ−ACKタイミング及びULグラントタイミングは、レガシーTDD仕様に従う。図5で示されるタイミングを参照すると、TDDサービングセル、すなわち、サブフレーム#0 513及びサブフレーム#1 514での2つのDL PDSCH送信HARQ−ACKは、TDD ULサブフレーム#7 516でフィードバックされる。他方、FDDサービングセルの場合、UEはPCellでのみPUCCHを送信するため、DL HARQ−ACKタイミングは、もはやレガシーFDD仕様に従うことはできない。従って、図5を参照すると、FDD DLサブフレーム#0 508及びサブフレーム#1 509での2つのDL送信は、PCell PUCCHを使用してULサブフレーム#4 504及びULサブフレーム#5 505でフィードバックすることができない。HARQ−ACKをピギーバックすることができる場合、FDD ULサブフレーム#4 504及びULサブフレーム#5 505でのPUSCH送信のULグラントがあることの保証はない。
DL送信のHARQ−ACKをフィードバックするために、TDDサービングセルでのサブフレームと同じ送信方向を有するFDDサービングセルでのサブフレームは、TDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従うべきである。
TDDサービングセルでのサブフレーム(例えば、サブフレーム#2 518及びサブフレーム#3 519)とは異なる送信方向を有するFDDサービングセルでのDLサブフレーム(例えば、DLサブフレーム#2 510及びDLサブフレーム#3 511)の場合、HARQ−ACKタイミングに2つの選択肢がある。
選択肢1:DLサブフレーム#0 508及びDLサブフレーム#1 509での前のDL送信に関連付け、TDDタイミング規則を使用して、PUSCHでのFDDサービングセル又はPUCCHでのTDDサービングセルで、ULサブフレーム#7においてフィードバックする。
選択肢2:DLサブフレーム#4 512内の入力DL送信に関連付け、PUSCHを使用してFDDサービングセルで、又はPUCCHを使用してTDDサービングセルで、TDDタイミング規則を使用してULサブフレーム#8においてフィードバックする。
選択肢1には、HARQ−ACKフィードバック遅延がより短いという利点があるが、TDDシステムによれば、DLサブフレーム#1 514で送信されるULグラントを搬送するDCIのW(DL,DAI)は、サブフレーム#2 510及び/又はサブフレーム#3 511で動的にスケジュールし得る将来のDL送信を含むことができず、その結果、これは基地局とUEとの間に曖昧さを生じさせることがあり、eNBとUEとの間の曖昧さを回避するために、HARQ−ACKビットを常にこれらのDL送信にフィードバックすべきである。
他方、選択肢2は、DLサブフレーム#2 510及びDLサブフレーム#3 511でのDL送信は、ULグラントがTDD PCellで送信されるサブフレームの前に、DLサブフレームで送信されるように構成されるため、この曖昧さ問題を有さない。選択肢1と比較して、HARQ−ACKフィードバックに追加の1サブフレーム遅延が存在する。
UL送信のHARQ−ACKタイミングに関して、PHICHリソースには制限がないため、レガシーFDDタイミングに従うことができる。ULグラントタイミングでも、レガシーFDDタイミングに従うことができる。
TDD PCell及びFDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでのクロスキャリアスケジューリング
TDDキャリアがPCellであり、FDDキャリアがSCellであるシステム間FDD−TDD CAでのクロスキャリアスケジューリングの場合、TDD PCellとFDD SCellとの送信方向の違いに起因して、全てのFDD SCellサブフレームをクロスキャリアスケジュールすることができることの保証はない。クロスキャリアスケジューリング用に構成されたUEは、スケジューリングサービングセル(すなわち、この場合、TDD PCell)でのCSS及びUSSのみを監視するものとする。図5を参照すると、DLサブフレーム#0 508及びサブフレーム#1 509でのFDD DL送信は、TDD PCellでの対応するサブフレームがDLサブフレームとして使用されるため、クロスキャリアスケジュールすることができる。しかし、クロスキャリアスケジューリングでのPDCCHは、ULサブフレームとして構成されたTDD PCellでの対応するサブフレームで送信することができないため、FDD SCell DLサブフレーム#2及びサブフレーム#3でのPDSCH送信はない。ULグラントにも同様の問題がある。
この制限を軽減するために、特にチャネル状況が急速に変化しない場合、クロスサブフレームクロスキャリアスケジューリング又はマルチサブフレームクロスキャリアスケジューリングを採用することができる。例えば、DLサブフレーム#2 510及びサブフレーム#3 511でのPDSCH送信に対応するPDCCHは、DLサブフレーム#0 513及び/又はDLサブフレーム#1 514で送信することができる。同様に、ULスケジューリングでの制限も解決することができる。
図6を参照すると、TDD構成#5を有するTDDサービングセルはPCellとして構成され、FDDサービングセルはSCellとして構成される。TDDサービングセルのHARQタイミングに従うことにより、FDD DLサブフレーム#9 604、サブフレーム#0 605、サブフレーム#1 606、サブフレーム#2 607、サブフレーム#3 608、サブフレーム#4 609、サブフレーム#5 610、サブフレーム#6 611、サブフレーム#7 612、及びサブフレーム#8 613でのFDD SCell DL送信に関連するHARQ−ACKは、PUSCHを使用してFDD SCell ULサブフレーム#2 616で、又はPUCCHを使用してTDD PCell ULサブフレーム#2でフィードバックされる。この最悪事例のシナリオでは、HARQ RTTは17個のDLサブフレームに等しいため、17個の独立したHARQプロセスが必要であり、これには5個のHARQ−ACKビットが必要である。さらに、複数のFDD DLサブフレームのHARQ−ACKは、1つのULサブフレーム(616又は626)でフィードバックされ、DL関連付けセット内での任意の誤検出を見つけるために、2ビットDAIがDCIに含められるべきである。5個のHARQ−ACKビット及び2個のDAIビットを既存のFDD DCIに追加すると、同じフォーマットの既存のTDD DCIよりも1つ多くのビット(すなわち、同じフォーマットの既存のTDD DCIと比較して、追加の1ビット)が生じ、これは、ブラインド復号化の数の増大に繋がる。従って、HARQ−ACKのビット数を4に制限し、それにより、最高で16のH−ARQプロセスをサポートすることが提案される。これは、4つのHARQ−ACKビット及び2ビットDAIを有するFDD SCellのDCIフォーマットを作り出し、TDD PCell DCIと同じサイズを有するFDD SCell DCIにし、従って、ブラインド復号化をRel.10又は11と同じ数に保つ。
上記に鑑みて本明細書に提示される重要なさらなる提案(今度は、TDD PCell及びFDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAでのクロスキャリアスケジューリングの場合)は、PDCCHがFDD SCellで送信されるか、それともTDD PCellで送信されるかに関係なく、HARQプロセス番号に追加の1ビット及び2ビットDAIをFDDサービングセルのUE固有DCIフォーマットに含めるべきであるというものである。
本明細書に提示される別の重要な提案(今度は、TDD PCell及びFDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CAの場合)は、自己スケジューリングの場合、TDD PCellに対応するULサブフレームを有するFDD SCellでのDLサブフレームを、TDD PCellでのDLサブフレームに対応するDLサブフレームでの入力DL送信と一緒にフィードバックすべきであるというものである。
本明細書に提示される更に別の重要な提案(ここでも、TDD PCell及びFDD SCellを有するシステム間FDD−TDD CA)は、
−DL送信のHARQタイミングがTDDシステムのタイミングに従うべきであり、
−クロスキャリアスケジューリングが構成されていない場合には、UL送信のHARQタイミング及びFDDサービングセルのULグラントタイミングが、FDDシステムのタイミングに従うべきであり、その他の場合には、TDDシステムのタイミングに従う
というものである。
第2の配置シナリオに関連付けられた上記考察から続き、システム間FDD−TDD CAをサポートするシステムを一緒に形成するFDD基地局210、TDD基地局230、及びシステム間FDD−TDD CA可能UE250で実施し得る手順は、以下であり得る。
まず、TDDピコ基地局230を検出し、TDDキャリア280での上記ピコ基地局230を通して高度モバイルネットワークとRRC接続を確立するシステム間FDD−TDD CA可能UE250の場合、RRC接続モードである間、上記UEは、高度モバイルネットワークにより、専用RRCシグナリングを使用して上記ピコ基地局230を通して、FDDマクロ基地局210によってサービングされるFDDマクロセルを測定し、集約FDD SCellとして追加するように構成し得る。集約FDD SCell270でのデータ送信/受信に対して、クロスキャリアスケジューリングを構成し得る。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、PCell TDD基地局230の238のDLスケジューリングモジュールは、バックホール229を介してTDD PCell及びFDD SCellの両方でのDLデータ送信をスケジュールするものとする。UE250は、TDD PCell DLキャリア及びFDD SCell DLキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びTDDフィードバック規則に従って、HARQ−ACKをTDD PCell基地局230にフィードバックするものと予期される。PCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD DCIフォーマット(すなわち、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを有するDCI)を使用して、TDD PCell DLキャリア280及びFDD SCell DLキャリア270でのDLデータ送信を上記UE250に通知するようにDCI処理モジュール240を構成するものとする。
さらに、クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、PCell TDD基地局230のULスケジューリングモジュール237は、TDD PCell及びFDD SCellの両方でのUEからのULデータ送信をスケジュールし、TDD ULスケジューリングタイミング規則を使用してTDD PCell送信及びFDD SCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール240を構成するものとする。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされており、UE250が、TDD PCell及びFDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、DCI処理モジュール260でのDCI処理において、UE250は、TDD PCellキャリア280で受信されるものと同じサイズのTDD DCI(すなわち、スケジューリングDL送信DCIの場合、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIフィールド)が、TDD PCell及びFDD SCellの両方でのDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定する。SCellのDLスケジューリング及びDLデータを受信すると、UE250は、TDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックにTDDタイミング規則を適用する。FDD SCell ULキャリア270でのULデータ送信のULグラントを受信すると、UE250は、FDD SCellへのPUSCHの送信にTDDタイミング規則を適用する。
クロスキャリアスケジューリングが構成されていない(又はディセーブルされている)場合、基地局230において、PCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD PCellのみでDLデータ送信をスケジュールするものとし、SCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD SCellのみでDLデータ送信をスケジュールするものとする。UEは、TDD PCell DLキャリア280でのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びTDDフィードバック規則に従って、TDD PCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックし、FDD SCell DLキャリア270でのデータ受信に応答して、PCellのTDDタイミング及びTDDフィードバック規則に従って、FDD SCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックすることが予期される。さらに、UEは、TDD PCellでのDLサブフレームに対応するDLサブフレームでの入力DL送信と共に、TDD PCellに対応するULサブフレームを有するFDD SCellでのDLサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックすることが予期される。PUCCHにおいてSCellのHARQ−ACKを受信すると、TDD PCell基地局230は、バックホール229を介して、受信したSCell HARQ−ACKをFDD SCell210に転送するものとする。PCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD PCell DLキャリア280でのDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール240を構成するものとし、SCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、TDD DCIフォーマット(すなわち、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを有するTDD DCI)を使用して、FDD SCell DLキャリア270でのDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。
さらに、クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている場合、TDD PCell基地局230のULスケジューリングモジュール237は、TDD PCellでのUEからのULデータ送信をスケジュールし、TDD ULスケジューリングタイミング規則を使用してTDD PCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール240を構成するものとする。SCell FDD基地局210のULスケジューリングモジュール217は、FDD SCellキャリア270でのUEからのULデータ送信をスケジュールし、FDD ULスケジューリングタイミング規則及びFDD HARQ−ACK規則を使用してFDD SCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。
クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされており、UE250が、TDD PCell及びFDD SCellを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、DCI処理モジュール260においてFDD SCell DLキャリア270で受信されたDCIを処理するに当たり、UE250は、受信したTDD DCI(すなわち、スケジューリングDL送信DCIの場合、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIフィールド)が、SCellのDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定する。SCellのDLスケジューリング及び送信データを受信すると、UE250は、TDDタイミング規則を、FDD SCellへのHARQ−ACKのフィードバックに適用する。さらに、TDD PCellに対応するULサブフレームを有するFDD SCell DLサブフレームのDLスケジューリング及び送信データを受信すると、UEは、TDD PCellでのDLサブフレームに対応するDLサブフレームでの入力DL送信と共に、それらのDLサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックする。FDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、UE250は、FDDタイミング規則を、FDD SCellへのPUSCH送信に適用する。
本開示の更に別の重要な態様は、FDDキャリアがPCellであり、フレキシブルTDDキャリア(すなわち、TDDeIMTA)がSCellである(すなわち、上述した第3の配置シナリオ112と同様)システム間FDD−TDD CAを可能にすることに関する。
TDD eIMTAシステムの場合、2つの特定の問題がここで関連する。これらのうちの一方は、高速TDD構成指示をいかに送信するかである。他方は、UL送信及びDL送信のHARQ−ACKをいかにフィードバックし、ULグラントタイミングをいかに決定するかである。最初の問題では、作業仮説を立て、明示的UE共通物理層シグナリングを使用して、高速TDD構成をeIMTA対応UEに通知するものとする。2番目の問題では、受け入れられる解決策はまだ見つかってない。
LTE FDD−TDDシステム間CAの場合、TDDサービングセルでのフレキシブルTDDを可能にすることも可能であり、従って、上記問題も解決されるはずであり、より重要なことに、この解決策は必ずしも、FDD−TDD CA動作なしのTDD eIMTAシステムと同じである必要はない。
レガシーLTEシステムによれば、キャリアアグリゲーション可能UEの場合、SCellのシステム情報は、追加のSCellを構成する手順の一環としてPCell接続性を利用して、専用RRCシグナリングを使用してUEに提供される(すなわち、RRCConnectionReconfigurationメッセージとして)。SCellでのシステム情報を読み取る代わりに専用シグナリングを使用することにより、端末としてSCellをより高速にアクティブ化することができ、そうしなければ、関連するシステム情報が送信されるまで待つ必要がある。SCellが構成され、アクティブ化されると、UEは、クロスキャリアスケジューリングがない場合、PCellでのCSS及びUSS並びにSCellでのUSSのみを監視するものとする。UEにクロスキャリアスケジューリングが構成される場合、UEは、PCellのCSS及びUSSのみを監視するものとする。
FDD−TDDシステム間CAでは、TDD SCellでのCSSが利用可能ではないことがある。この場合、技術的に、PCellを通しての専用RRCシグナリングを使用して、FDD−TDD CA可能UEに、更新された瞬間TDD UL−DL構成を通知することができる。しかし、これは、セル内の実際の瞬間トラフィックを反映するフレキシブルTDDの要件を満たすのに十分に高速ではないことがある。従って、TDD SCell内のフレキシブルサブフレームの送信方向を示すために、2つの選択肢が提案される。
選択肢1:TDDサービングセルの高速TDD構成指示を送信するように、FDDサービングセルでの明示的UE共通物理層シグナリングを設計する。
選択肢2:関連するDL/ULスケジューリングによって送信方向を暗黙的に伝達する。
選択肢1の場合、LTE eIMTAシステム用に設計される高速TDD構成シグナリングを再使用し、LTE FDD−TDDシステム間CAにおいてFDD PCellで送信することができる。フレキシブルTDDが構成されたUEは、PCellでの共通物理層シグナリングを監視し、TDD SCellの高速TDD構成指示を復号化しようとする。高速TDD再構成の新しいDCIフォーマットは、既存のDCI、例えば、DCIフォーマット1Cと同じサイズであると予期されるため、FDD PCellでの合計ブラインド復号化は同じに保つことができる。この選択肢は、クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合及びディセーブルされている場合の両方で有効である。
選択肢2の場合、高速TDD再構成のために明示的シグナリングは送信されず、送信方向は、FDD PCellで送信されたクロスキャリアスケジューリング情報から推測される。図4を一例として参照し、UEがTDD SCellの瞬間TDD UL−DL構成を知らないと仮定する。Rel.10/11仕様によれば、UEは、PCellでのUSS及びCSSを監視し、FDD PCellでの自己スケジューリング及びTDD SCellでのクロスキャリアスケジューリングのためにPDCCHを検出しようとする。UEは、DLサブフレーム#3 411及びDLサブフレーム#4 412等のTDDフレキシブルDLサブフレームでのクロスキャリアスケジュールされたDL送信のために、FDD PCellでのPDCCHを検出する場合、TDD SCellでの割り当てられたPDSCH送信を復号化し、FDDシステムのタイミングに従って関連するHARQ−ACKをフィードバックしようとする。具体的には、DLサブフレーム#3 411及びDLサブフレーム#4 412におけるTDD SCellでのPDSCH送信のHARQ−ACKは、FDD PCell ULサブフレーム#7 422及びULサブフレーム#8 420のそれぞれでフィードバックされるものとする。
この点に関して、本明細書では、TDD SCellのフレキシブルサブフレームをDLフレームとして使用するか否かを、TDD SCellでのPDSCH送信のクロスキャリアスケジューリングのためのFDD PCellでのPDCCHの検出に基づいて決定することができることが提案される。
同様に、TDD SCellのULグラントタイミングも、FDDシステムの仕様に従い、換言すれば、ULグラントと関連するPUSCH送信との間の遅延は常に4msである。図4を一例として再び参照すると、ULサブフレーム#8 416におけるTDD SCellでの送信にスケジュールされたPUSCHは、DLサブフレーム#4 412におけるFDD PCellで送信されるULグラントによってトリガーされる。その結果、UEは、TDD SCellでのクロスキャリアスケジュールされたPUSCH送信のために、DLサブフレーム#4におけるFDD PCellでのULグラントを検出する場合、UEは、DLサブフレーム#4 411においてFDD PCellで送信されるULグラントを検出するとき、フレキシブルサブフレーム#8 416がフレキシブルTDD SCellのULサブフレームとして使用されていることに気付くものとする。
本明細書では、フレキシブルサブフレームがULサブフレームとして使用されるか否かを、TDDサービングセルでのPUSCH送信のクロスキャリアスケジューリングのために、FDDサービングセルでのPDCCHの検出に基づいて決定することができることが提案される。
上記考察から、TDDサービングセルでのクロスキャリアスケジュールされたPDSCHのHARQ−ACKフィードバックが、実際の高速TDD構成に関連しないことが分かる。フレキシブルサブフレームがDLサブフレームとして使用されるか否かは、TDDサービングセルでのPDSCH送信のクロスキャリアスケジューリングのためのFDDサービングセルでのPDCCHの検出によって決定される。
第3の配置シナリオ(想起されたい)に関連付けられた上記考察によれば、FDD基地局210で実施し得る手順は、一緒になってシステム間FDD−TDD CAをサポートするシステムを形成するTDD基地局230及びシステム間FDD−TDD CA可能UE250は、以下であり得る。
まず、FDDマクロ基地局210を検出し、FDDキャリア270で上記マクロ基地局を通して高度モバイルネットワークとRRC接続を確立するFDD−TDDシステム間CA可能UE250の場合、RRC接続モードである間、上記UE250は、高度モバイルネットワークにより、上記マクロ基地局210を通して専用RRCシグナリングを使用して、TDDピコ基地局230によってそれぞれサービングされる1つ又は複数のフレキシブルTDD小規模セルを測定し、集約フレキシブルTDD SCellとして追加するように構成し得る。クロスキャリアスケジューリングは、集約TDD SCellキャリア280でデータ送信/受信を行うように構成する。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、バックホール229を介してFDD PCellキャリア270及びTDD SCellキャリア280の両方でのDLデータ送信をスケジュールするものとする。UEは、FDD PCell DLキャリア270及びTDD SCell DLキャリア280でのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びFDDフィードバック規則に従って、FDD PCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックすることが予期される。PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD DCIフォーマット(すなわち、3ビットHARQ番号フィールドを有し、DAIフィールドを有さないDCI)を使用して、FDD PCell DLキャリア270及びTDD SCell DLキャリア280でのDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。
さらに、クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされている場合、PCell FDD基地局210のULスケジューリングモジュール217は、FDD PCell及びTDD SCellの両方でのUEからのULデータ送信をスケジュールし、FDD ULスケジューリングタイミング規則を使用してFDD PCell送信及びTDD SCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。制限された観測時間内でTDD基地局230(SCell)での瞬間トラフィックを観測することにより、高度モバイルネットワークは、無線フレームベースと同程度頻繁に、選択される最適TDD UL−DL構成を変更するように、TDD基地局230を構成し得る。基地局210(PCell)は、明示的又は暗黙的な高速シグナリングを適用して、TDD SCellでのUL−DL構成の変更を高度UE250に通知し得る。クロスキャリアスケジューリングの場合、暗黙的な高速シグナリングを使用することが好ましい。この場合、SCellでのフレキシブルサブフレームがDLサブフレームとして動作すべきであると判断されると、基地局210は、DLデータがSCell基地局230から送信されるSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell DLサブフレームでDLスケジューリング情報を送信する。さらに、SCellでのフレキシブルサブフレームがULサブフレームとして動作すべきであると判断されると、基地局210は、UE250がTDD SCell280でULデータを送信することが予期されるSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell DLサブフレームでULグラントを送信する。
クロスキャリアスケジューリングがイネーブルされており、UEが、FDD PCellと、1つ又は複数のフレキシブルTDD SCellとを有するFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、DCI処理モジュール260においてDCIを処理するに当たり、UE250は、FDD PCellで受信されたものと同サイズのDCI(すなわち、スケジューリングDL送信DCIの場合、3ビットHARQプロセス番号フィールドがあり、DAIビットフィールドがない)が、PCell及びSCellの両方のDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定する。SCellのDLスケジューリングを受信すると、UE250は、FDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックにFDDタイミング規則を適用する。TDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、UE250は、TDD SCellへのPUSCHの送信にFDDタイミング規則を適用する。SCell UL−DL構成は、無線フレームベースでTDD基地局によって変更し得るため、UE250は、SCellでのDL送信スケジューリング及びULグラントを探して、PCellでの検索空間を監視する。SCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell DLサブフレームにおいて、UE250は、SCellのDL送信スケジューリングを検出する場合、PDSCH/DL−SCHの処理を上記SCellフレキシブルサブフレームに対して実行する。同様に、PCell DLサブフレームにおいて、UE250は、SCellのULグラントを検出する場合、PUSCH/UL−SCHを処理し、ULグラントが受信されたPCell DLサブフレームに対応するSCellフレキシブルサブフレームで送信する。
クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている場合、PCell FDD基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD PCellキャリア270のみでDLデータ送信をスケジュールするものとし、SCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD SCellキャリア280のみでのDLデータ送信をスケジュールするものとする。UEは、FDD PCell DLキャリア270でのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、FDD PCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックし、TDD SCell DLキャリア280でのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、TDD SCell基地局にHARQ−ACKをフィードバックすることが予期される。PUCCHにおいてSCellのHARQ−ACKを受信すると、FDD PCell基地局210は、バックホール229を介して、受信したSCell HARQ−ACKをSCellに転送するものとする。PCell FDDデータ基地局210のDLスケジューリングモジュール218は、FDD DCIフォーマットを使用して、FDD PCell DLキャリア270のDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール220を構成するものとし、SCell TDD基地局230のDLスケジューリングモジュール238は、TDD DCIフォーマット(すなわち、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを有するTDD DCI)を使用して、TDD SCell DLキャリア280でのDLデータ送信を上記UEに通知するように、DCI処理モジュール240を構成するものとする。
さらに、クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされている場合、PCell FDD基地局210のULスケジューリングモジュール217は、FDD PCellでのUEからのULデータ送信をスケジュールし、FDD ULスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール220を構成するものとする。SCell TDD基地局230のULスケジューリングモジュール237は、TDD SCellでのUEからのULデータ送信をスケジュールし、TDD ULスケジューリングタイミング規則を使用してTDD SCell送信のULグラントを送信するように、DCI処理モジュール240を構成するものとする。制限された観測時間内のTDD基地局230(SCell)内の瞬間トラフィックを観測することにより、高度モバイルネットワークは、無線フレームベースと同程度に少なく、選択された最適TDD UL−DL構成に変更するように、TDD基地局230を構成し得る。基地局210(PCell)は、PCell共通検索空間で送信するDCIとして明示的高速シグナリングを適用して、TDD SCellでのUL−DL構成の変更を高度UE250に通知し得る。
クロスキャリアスケジューリングがディセーブルされており、UE250が、FDD PCellと、1つ又は複数のフレキシブルTDD SCellとを用いるFDD−TDDシステム間CAを実行するように構成される場合、DCI処理モジュール260においてSCellで受信されるDCIを処理するに当たり、UE250は、受信したTDD DCI(すなわち、スケジューリングDL送信DCIの場合、4ビットHARQプロセス番号フィールド及び2ビットDAIフィールド)が、SCellのDLスケジューリング及びULスケジューリングを提供すると仮定する。SCellのDLスケジューリングを受信すると、UE250は、TDD PCellへのPUSCHのHARQ−ACKのフィードバックにTDDタイミング規則を適用する。TDD SCell ULキャリアでのULデータ送信のULグラントを受信すると、UE250は、TDD SCellへのPUSCHの送信にTDDタイミング規則を適用する。さらに、UE250は、そのフレキシブルTDD SCellでのUL−DL構成変更を示す明示的な高速シグナリングのために、PCell共通検索空間を監視する。
以下は、上述した本発明の重要な提案及び態様の一部をまとめたものである。
FDDサービングセルがPCellとして構成され、TDDサービングセルがSCellとして構成される場合、
−TDD SCellがSCellとして構成されたFDD PCellで送信されるPDCCH/ePDCCHによってクロススケジュールされるとき、LTE FDD−TDD CAシステムでは、TDD動作でのDCIフォーマット内のHARQプロセス番号に追加の1ビット及び2ビットDAIが落とされる。これにより、TDD及びFDDの両方のDCIフォーマット内容が同じになり、従って、Rel.10又は11のCAと同数のブラインド復号化試行になる。
−FDD PCellのHARQ−ACKタイミングは、クロスキャリアスケジュールされるTDD SCellの参照タイミングとして設計される。
−FDDサービングセルのULグラントタイミングは、クロスキャリアスケジュールされるTDDサービングセルの参照タイミングとして設計される。
−フレキシブルサブフレームの送信方向は、PCellでのDL及び/又はUL送信のクロスキャリアスケジューリングの場合にはFDDサービングセルでのPDCCH送信から推測されるか、又は高速TDD構成シグナリングによって示される。
TDDサービングセルがPCellとして構成され、FDDサービングセルがSCellとして構成される場合、
−PDCCHが、FDDサービングセルで送信されるか、それともTDDサービングセルで送信されるかに関係なく、HARQプロセス番号に追加の1ビット及び2ビットDAIをFDDサービングセルのUE固有DCIフォーマットに含めるべきである。
−自己スケジューリングの場合、TDDサービングセルに対応するULサブフレームを有するFDDサービングセルでのDLサブフレームは、TDDサービングセルでのDLサブフレームに対応するDLサブフレームでの入力DL送信と共にフィードバックされるべきである。
−DL送信のHARQタイミングは、TDDシステムのタイミングに従うべきである。クロスキャリアスケジューリングが構成されてない場合、UL送信のHARQタイミング及びFDDサービングセルのULグラントタイミングは、FDDシステムのタイミングに従うべきである。その他の場合、TDDシステムのタイミングに従う。
本明細書及び特許請求の範囲(もしあれば)では、「含んでいる(comprising)」という言葉並びに「含む(comprises)」及び「包含する(comprise)」は、述べられている個々の整数のそれぞれを含むが、1つ又は複数のさらなる個々の整数の包含を除外しない。
本明細書全体を通しての「一実施形態」又は「実施形態」の言及は、その実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書全体を通して様々な箇所での「一実施形態では」又は「実施形態では」という語句の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態を参照しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性は、1つ又は複数の組み合わせで任意の適する様式で組み合わせ得る。
法により、本発明は、構造的特徴又は方法的特徴に多少なりとも固有の言葉で説明された。本明細書に記載される手段が、本発明を実施する好ましい形態を含むため、本発明が示されるか、又は説明される特定の特徴に限定されないことを理解されたい。従って、本発明は、当業者によって適宜解釈される添付の特許請求の範囲(もしあれば)の適正な範囲内の任意のその形態又は変更で特許請求される。
上記で開示される例示的な実施形態の全体又は部分は、以下の補足備考として説明することができるが、それらに限定されない。
付記1
周波数分割二重化(FDD)−時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートする高度無線通信ネットワークで使用されるシグナリング方法であって、システムは、
FDD−TDD CAをサポートするユーザ機器(UE)と、
第1の二重化モードキャリアでUEと通信するように動作する第1のアクセスノードであって、第1の二重化モードはFDD又はTDDのうちの一方である、第1のアクセスノードと、
第2の二重化モードキャリアでUEと通信するように動作する第2のアクセスノードであって、第2の二重化モードは、第1の二重化モードとは逆のFDD又はTDDのうちの他方である、第2のアクセスノードと、
を含み、上記方法は、
第1のアクセスノードを通してネットワークと無線リソース制御(RRC)接続を確立することにより、プライマリコンポーネントキャリア(PCell)として第1の二重化モードキャリアで第1のアクセスノードを通してUEとネットワークとの間でデータ送信するようにUEを構成することと、
PCellでの専用RRCシグナリングを介して、セカンダリコンポーネントキャリア(SCell)として第2の二重化モードキャリアで第2のアクセスノードを通してUEとネットワークとの間でデータ送信するようにUEを構成することと、
自己スケジューリング又はクロスキャリアスケジューリングのいずれかを使用して、集約SCellでのデータ送信のスケジューリングを実行することと、
を含む、シグナリング方法。
付記2
第1の二重化モードはFDDであり、第2の二重化モードはTDDであり、それにより、PCellはFDDであり、SCellはTDDである、付記1に記載のシグナリング方法。
付記3
クロスキャリアスケジューリングは、集約SCellでのデータ送信のスケジューリングに使用される、付記2に記載のシグナリング方法。
付記4
第1のアクセスノードは、ネットワークバックホールを介して、FDD PCell及びTDD SCellの両方での下りリンクデータ送信をスケジュールする、付記3に記載のシグナリング方法。
付記5
UEは、FDD PCell下りリンクキャリア及びTDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにハイブリッド自動再送要求肯定応答(HARQ−ACK)をフィードバックする、付記4に記載のシグナリング方法。
付記6
第1のアクセスノードは、FDD下りリンク制御情報(DCI)フォーマットを使用して、FDD PCell下りリンクキャリア及びTDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知する、付記4に記載のシグナリング方法。
付記7
DCIフォーマットは、3ビットHARQ番号フィールドを含み、下りリンク割り当てインデックス(DAI)フィールドを含まない、付記6に記載のシグナリング方法。
付記8
第1のアクセスノードは、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell及びTDD SCellの両方でのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールする、付記4に記載のシグナリング方法。
付記9
DCIの処理に当たり、UEは、FDD PCellで受信したものと同サイズのDCIが、PCell及びSCellの両方の下りリンクスケジューリング及び上りリンクスケジューリングを提供すると仮定する、付記6に記載のシグナリング方法。
付記10
SCellの下りリンクスケジューリングを受信すると、UEは、FDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックにFDDタイミング規則を適用する、付記9に記載のシグナリング方法。
付記11
TDD SCell上りリンクキャリアでの上りリンクデータ送信の上りリンクグラントを受信すると、UEは、TDD SCellへの物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)の送信にFDDタイミング規則を適用する、付記10に記載のシグナリング方法。
付記12
自己スケジューリングが、集約SCellでのデータ送信スケジューリングに使用される、付記2に記載のシグナリング方法。
付記13
第1のアクセスノードは、FDD PCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし、第2のアクセスノードは、TDD SCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールする、付記12に記載のシグナリング方法。
付記14
UEは、FDD PCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし、TDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第2のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックする、付記13に記載のシグナリング方法。
付記15
PUCCHでSCellのHARQ−ACKを受信すると、第1のアクセスノードは、バックホールを介して、受信したSCell HARQ−ACKを第2のアクセスノードに転送する、付記14に記載のシグナリング方法。
付記16
第1のアクセスノードは、FDD DCIフォーマットを使用して、FDD PCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し、第2のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知する、付記13に記載のシグナリング方法。
付記17
第1のアクセスノードは、FDD PCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記13に記載のシグナリング方法。
付記18
第2のアクセスノードは、TDD SCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD SCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記17に記載のシグナリング方法。
付記19
第1の二重化モードはTDDであり、第2の二重化モードはFDDであり、それにより、PCellはTDDであり、SCellはTDDである、付記1に記載のシグナリング方法。
付記20
クロスキャリアスケジューリングが、SCellのスケジューリングに使用される、付記19に記載のシグナリング方法。
付記21
クロスサブフレームクロスキャリアスケジューリング又はマルチサブフレームクロスキャリアスケジューリングが採用される、付記20に記載のシグナリング方法。
付記22
第1のアクセスノードは、ネットワークバックホールを介して、TDD PCell及びFDD SCellの両方での下りリンクデータ送信をスケジュールする、付記20に記載のシグナリング方法。
付記23
UEは、TDD PCell下りリンクキャリア及びFDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックする、付記22に記載のシグナリング方法。
付記24
第1のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD PCell下りリンクキャリア及びFDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知する、付記23に記載のシグナリング方法。
付記25
DCIフォーマットは、4ビットHARQ番号フィールド及び2ビットDAIフィールドを含む、付記24に記載のシグナリング方法。
付記26
第1のアクセスノードは、TDD PCell及びFDD SCellの両方でUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD PCell送信及びFDD SCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記23に記載のシグナリング方法。
付記27
DCIの処理に当たり、UEは、TDD PCellで受信されるものと同サイズのTDD DCIが、PCell及びSCellの両方の下りリンクスケジューリング及び上りリンクスケジューリングを提供すると仮定する、付記24に記載のシグナリング方法。
付記28
SCellの下りリンクスケジューリング及び下りリンクデータを受信すると、UEは、TDDタイミング規則を、TDD PCellへのHARQ−ACKのフィードバックに適用する、付記27に記載のシグナリング方法。
付記29
FDD SCell上りリンクキャリアでの上りリンクデータ送信の上りリンクグラントを受信すると、UEは、FDD SCellへのPUSCHの送信にTDDタイミング規則を適用する、付記28に記載のシグナリング方法。
付記30
自己スケジューリングがSCellのスケジューリングに使用される、付記19に記載のシグナリング方法。
付記31
第1のアクセスノードは、TDD PCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし、第2のアクセスノードは、FDD SCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールする、付記30に記載のシグナリング方法。
付記32
UEは、TDD PCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし、FDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、PCellのTDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第2のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックする、付記31に記載のシグナリング方法。
付記33
UEは、TDD PCellでの下りリンクサブフレームに対応する下りリンクサブフレームでの入力下りリンク送信と共に、TDD PCellに対応する上りリンクサブフレームを有するFDD SCellでの下りリンクサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックする、付記32に記載のシグナリング方法。
付記34
PUCCHにおいてSCellのHARQ−ACKを受信すると、第1のアクセスノードは、バックホールを介して、受信したSCell HARQ−ACKをFDD SCellに転送する、付記33に記載のシグナリング方法。
付記35
第1のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD PCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し、第2のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、FDD SCell下りリンクキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知する、付記31に記載のシグナリング方法。
付記36
第1のアクセスノードは、TDD PCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD PCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記35に記載のシグナリング方法。
付記37
第2のアクセスノードは、FDD SCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則及びFDD HARQ−ACK規則を使用して、FDD SCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記36に記載のシグナリング方法。
付記38
FDD SCell下りリンクキャリアで受信されるDCIの処理に当たり、UEは、受信されたTDD DCIが、SCellの下りリンクスケジューリング及び上りリンクスケジューリングを提供すると仮定する、付記37に記載のシグナリング方法。
付記39
SCellの下りリンクスケジューリング及び送信データを受信すると、UEは、FDD SCellへのHARQ−ACKのフィードバックにTDDタイミング規則を適用する、付記38に記載のシグナリング方法。
付記40
TDD PCellに対応する上りリンクサブフレームを有するFDD SCellサブフレームの下りリンクスケジューリング及び送信データを受信すると、UEは、TDD PCellでの下りリンクサブフレームに対応する下りリンクサブフレームでの入力下りリンク送信と共に、それらの下りリンクサブフレームでスケジュールされたデータのHARQ−ACKをフィードバックする、付記39に記載のシグナリング方法。
付記41
FDD SCell上りリンクキャリアでの上りリンクデータ送信の上りリンクグラントを受信すると、UEは、FDD SCellへのPUSCHの送信にFDDタイミング規則を適用する、付記40に記載のシグナリング方法。
付記42
フレキシブルTDDキャリアがSCellであり、所定の観測時間内で第2のアクセスノード内の瞬間トラフィックを観測することにより、ネットワークは、TDD SCellでのTDD上りリンク−下りリンク構成を変更するように、第2のアクセスノードを構成することができる、付記8に記載のシグナリング方法。
付記43
暗黙的な高速シグナリングが使用される、付記42に記載のシグナリング方法。
付記44
SCellでのフレキシブルサブフレームが下りリンクサブフレームとして動作すべきであると判断されると、第1のアクセスノードは、下りリンクデータが第2のアクセスノードから送信されるSCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell下りリンクサブフレームで下りリンクスケジューリング情報を送信する、付記42に記載のシグナリング方法。
付記45
SCellでのフレキシブルサブフレームが、上りリンクサブフレームとして動作すべきであると判断されると、第1のアクセスノードは、UEがTDD SCellで上りリンクデータ送信するSCell入力フレキシブルサブフレームに対応するPCell下りリンクサブフレームで上りリンクグラントを送信する、付記44に記載のシグナリング方法。
付記46
SCell TDD上りリンク−下りリンク構成は、無線フレームベースで第2のアクセスノードによって変更することができ、UEは、SCellの下りリンク送信スケジューリング及び上りリンクグラントを探して、PCellの検索空間を監視する、付記42に記載のシグナリング方法。
付記47
SCellフレキシブルサブフレームに対応するPCell下りリンクサブフレームで、UEは、SCellの下りリンク送信スケジューリングを検出する場合、上記SCellフレキシブルサブフレームでのPDSCH/DL−SCHの処理を実行する、付記46に記載のシグナリング方法。
付記48
PCell下りリンクサブフレームで、UEは、SCellの上りリンクグラントを検出する場合、PUSCH/UL−SCHを処理し、上りリンクグラントを受信したPCell下りリンクサブフレームに対応するSCellフレキシブルサブフレームで送信する、付記47に記載のシグナリング方法。
付記49
フレキシブルTDDキャリアはSCellである、付記12に記載のシグナリング方法。
付記50
第1のアクセスノードは、FDD PCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールし、第2のアクセスノードは、TDD SCellのみでの下りリンクデータ送信をスケジュールする、付記49に記載のシグナリング方法。
付記51
UEは、FDD PCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、FDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第1のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックし、UEは、TDD SCell下りリンクキャリアでのデータ受信に応答して、TDDタイミング及びフィードバック規則に従って、第2のアクセスノードにHARQ−ACKをフィードバックする、付記50に記載のシグナリング方法。
付記52
PUCCHにおいてSCellのHARQ−ACKを受信すると、第1のアクセスノードは、バックホールを介して、受信したSCell HARQ−ACKをSCellに転送する、付記51に記載のシグナリング方法。
付記53
第1のアクセスノードは、FDD DCIフォーマットを使用して、FDD PCellキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知し、第2のアクセスノードは、TDD DCIフォーマットを使用して、TDD SCellキャリアでの下りリンクデータ送信をUEに通知する、付記50に記載のシグナリング方法。
付記54
第1のアクセスノードは、FDD PCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、FDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、FDD PCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記50に記載のシグナリング方法。
付記55
第2のアクセスノードは、TDD SCellでのUEからの上りリンクデータ送信をスケジュールし、TDD上りリンクスケジューリングタイミング規則を使用して、TDD SCell送信の上りリンクグラントを送信する、付記54に記載のシグナリング方法。
付記56
所定の観測時間以内の第2のアクセスノード内の瞬間トラフィックを観測することにより、ネットワークは、TDD SCellでのTDD上りリンク−下りリンク構成を変更するように、第2のアクセスノードを構成することができる、付記55に記載のシグナリング方法。
付記57
第1のアクセスノードは、PCell共通検索空間(CSS)での明示的な高速シグナリングを適用して、TDD SCellでのUL−DL構成の変更をUEに通知する、付記56に記載のシグナリング方法。
付記58
UEは、PCell CSSを監視して、SCellでのUL−DL構成更新を検出する、付記57に記載のシグナリング方法。
本願は、2013年9月16日に出願された豪州特許出願第2013903561号明細書に基づき、それからの優先権の利益を主張するものであり、この豪州特許出願を参照により全体を本明細書に援用する。
100 高度無線通信システム
101 基地局
102 ピコ基地局
103 ピコ基地局
104 UE
105 UE
106 UE
110 基地局
111 第2の配置シナリオ
112 第3の配置シナリオ
120 モビリティ
121 モビリティ
122 モビリティ
123 モビリティ
210 基地局
211 プロセッサ
212 メモリ
213 FDD無線周波数(RF)モジュール
214 アンテナアレイ
215 送信(TX)モジュール
216 受信(RX)モジュール
217 ULスケジューリングモジュール
218 ULスケジューリングモジュール
220 DCI処理モジュール
221 PDCCH/E−PDCCH処理モジュール
222 PDSCH/DL−SCH処理モジュール
223 PUCCH処理モジュール
224 PUSCH処理モジュール
229 バックホールを介するTDDサービングセル
230 基地局
231 プロセッサ
232 メモリ
233 無線周波数(RF)モジュール
234 アンテナアレイ
235 TXモジュール
236 RXモジュール
237 ULスケジューリングモジュール
238 DLスケジューリングモジュール
239 TDD再構成モジュール
240 DCI処理モジュール
241 PDCCH/E−PDCCH処理モジュール
242 PDSCH/DL−SCH処理モジュール
243 PUCCH処理モジュール
244 PUSCH処理モジュール
250 UE
251 プロセッサ
252 メモリ
253 FDD無線周波数(RF)モジュール
254 アンテナ
255 TDD無線周波数(RF)モジュール
256 アンテナ
257 RXモジュール
258 TXモジュール
260 DCI処理モジュール
261 PDCCH/E−PDCCH処理モジュール
262 PDSCH/DL−SCH処理モジュール
263 PUCCH処理モジュール
264 PUSCH処理モジュール
270 FDD SCell DLキャリア
301 事例A
302 事例B
311a DLスケジューリング割り当て
312a 関連付けられたPDSCH送信
313a PCellの代表
314b PCellの代表
315a DLスケジューリング割り当て
316a 割り当てPDSCH送信
317a SCellの代表
318a SCellの代表
311b PDCCH
312b PDSCH
315b PDCCH
316b PDSCH
401 PCell FDD DL
402 PCell FDD UL
403 SCell TDD、構成#5
404 DLサブフレーム#9
405 DLサブフレーム#7
406 ULサブフレーム#3
407 ULサブフレーム#1
408 サブフレーム#9でのUE
409 サブフレーム#0でのUE
410 サブフレーム#1でのUE
411 サブフレーム#3でのUE
412 サブフレーム#4でのUE
413 サブフレーム#5でのUE
414 サブフレーム#6でのUE
415 サブフレーム#7でのUE
416 サブフレーム#8でのUE
417 ULサブフレーム#2
418 DLサブフレーム#6
419 ULサブフレーム#2
420 FDD PCell ULサブフレーム#8
422 FDD PCell ULサブフレーム#7
501 FDD SCell DL
502 FDD SCell UL
503 TDD PCell UL
504 ULサブフレーム#4
505 ULサブフレーム#5
506 ULサブフレーム#7
507 ULサブフレーム#8
508 DLサブフレーム#0
509 DLサブフレーム#1
510 DLサブフレーム#2
511 DLサブフレーム#3
512 DLサブフレーム#4
513 DLサブフレーム#0
514 DLサブフレーム#1
515 DLサブフレーム#4
516 ULサブフレーム#7
517 ULサブフレーム#8
518 ULサブフレーム#2
519 ULサブフレーム#3
601 FDD SCell DL
602 FDD SCell UL
603 TDD PCell UL
604 DLサブフレーム#9
605 DLサブフレーム#0
606 DLサブフレーム#1
607 DLサブフレーム#2
608 DLサブフレーム#3
609 DLサブフレーム#4
610 DLサブフレーム#5
611 DLサブフレーム#6
612 DLサブフレーム#7
613 DLサブフレーム#8
614 ULサブフレーム#3
615 ULサブフレーム#1
616 ULサブフレーム#2
617 DLサブフレーム#9
618 DLサブフレーム#0
619 DLサブフレーム#1
620 DLサブフレーム#3
621 DLサブフレーム#4
622 DLサブフレーム#5
623 DLサブフレーム#6
624 DLサブフレーム#7
625 DLサブフレーム#8
626 ULサブフレーム#2
627 DLサブフレーム#6

Claims (18)

  1. 周波数分割二重化(FDD)時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするユーザ機器(UE)と、第1の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第1のアクセスノードと、第2の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第2のアクセスノードとを含む無線通信システムにおいて、前記第2のアクセスノードで実施されるシグナリング方法であって、前記シグナリング方法は、
    前記UEに、前記第2の二重化モードのキャリアでセカンダリコンポーネントキャリアとしてデータを送信すること、を含み、
    前記第1のアクセスノードは、前記UEに、前記第1の二重化モードのキャリアでプライマリポーネントキャリアとしてデータを送信する、
    シグナリング方法。
  2. 前記第1の二重化モードは、TDDであり、前記第2の二重化モードはFDDである、
    請求項1に記載のシグナリング方法。
  3. 前記第2の二重化モードのために、サブフレーム8内のハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)をサブフレーム2,3および4と関連付けること、を更に含む、
    請求項2に記載のシグナリング方法。
  4. 前記第2の二重化モードのために、サブフレーム8内のハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)を少なくともサブフレーム4と関連付けること、を更に含む、
    請求項2に記載のシグナリング方法。
  5. 前記第2の二重化モードのために、TDDタイミング規則に従って、ハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)を1個以上のサブフレームと関連付けること、をさらに含む、
    請求項2に記載のシグナリング方法。
  6. 周波数分割二重化(FDD)時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするユーザ機器(UE)と、第1の二重化モードのキャリアで前記UEと通信する第1のアクセスノードと、第2の二重化モードのキャリアで前記UEと通信する第2のアクセスノードとを有する無線通信システムにおいて、前記UEで実施されるシグナリング方法であって、前記シグナリング方法は、
    前記第1のアクセスノードから、前記第1の二重化モードのキャリアでプライマリコンポーネントキャリア(PCell)としてデータを受信すること、および
    前記第2のアクセスノードから、前記第2の二重化モードのキャリアでセカンダリコンポーネントキャリア(SCell)としてデータを受信することと、を含む、
    シグナリング方法。
  7. 前記第1の二重化モードは、TDDであり、前記第2の二重化モードはFDDである、
    請求項6に記載のシグナリング方法。
  8. 前記第2の二重化モードのために、サブフレーム8内のハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)は、サブフレーム2,3および4と関連付けられる、
    請求項7に記載のシグナリング方法。
  9. 前記第2の二重化モードのために、サブフレーム8内のハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)は、少なくともサブフレーム4と関連付けられる、
    請求項7に記載のシグナリング方法。
  10. 前記第2の二重化モードのために、TDDタイミング規則に従って、ハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)は、1個以上のサブフレームと関連付けられる、
    請求項7に記載のシグナリング方法。
  11. 周波数分割二重化(FDD)時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするユーザ機器(UE)と、第1の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第1のアクセスノードと、第2の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第2のアクセスノードとを有する無線通信システムにおいて、前記第2のアクセスノードは、
    前記UEに対して、前記第2の二重化モードのキャリアでセカンダリコンポーネントキャリア(SCell)としてデータを送信するトランスミッタを有し、
    前記第1のアクセスノードは、前記UEに対して、前記第1の二重化モードのキャリアでプライマリコンポーネントキャリア(PCell)としてデータを送信する、
    第2のアクセスノード。
  12. 前記第1の二重化モードは、TDDであり、前記第2の二重化モードはFDDである、
    請求項11に記載の第2のアクセスノード。
  13. 前記第2の二重化モードのために、サブフレーム8内のハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)をサブフレーム2,3および4と関連付けるプロセッサを更に有する、
    請求項12に記載の第2のアクセスノード。
  14. 前記第2の二重化モードのために、サブフレーム8内のハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)を少なくともサブフレーム4と関連付けるプロセッサを更に有する、
    請求項12に記載の第2のアクセスノード。
  15. 前記第2の二重化モードのために、TDDタイミング規則に従って、ハイブリッド自動再送要求応答(HARQ−ACK)を1個以上のサブフレームと関連付けるプロセッサを更に有する、
    請求項12に記載の第2のアクセスノード。
  16. 周波数分割二重化(FDD)時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするユーザ機器(UE)と、第1の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第1のアクセスノードと、第2の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第2のアクセスノードとを含む無線通信システムにおいて、前記UEは、
    前記第1のアクセスノードから、前記第1の二重化モードのキャリアでプライマリコンポーネントキャリア(PCell)としてデータを受信する、第1の受信器と、
    前記第2のアクセスノードから、前記第2の二重化モードのキャリアでセカンダリコンポーネントキャリア(SCell)としてデータを受信する、第2の受信器と、を有する、
    ユーザ機器。
  17. 周波数分割二重化(FDD)時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするユーザ機器(UE)と、第1の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第1のアクセスノードと、第2の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作する第2のアクセスノードとを含む無線通信システムにおける、前記無線通信システムで実施されるシグナリング方法であって、前記シグナリング方法は、
    前記UEに、前記第1の二重化モードのキャリアでプライマリコンポーネントキャリアとしてデータを送信すること、
    前記UEに、前記第2の二重化モードのキャリアでセカンダリコンポーネントキャリアとしてデータを送信することと、を含む、
    シグナリング方法。
  18. 周波数分割二重化(FDD)時分割二重化(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするユーザ機器(UE)と、
    第1の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作し、前記UEに前記第1の二重化モードのキャリアでプライマリコンポーネントキャリア(PCell)としてデータを送信する、第1のアクセスノードと、
    第2の二重化モードのキャリアで前記UEと通信するよう動作し、前記UEに前記第2の二重化モードのキャリアでセカンダリコンポーネントキャリア(SCell)としてデータを送信する、第2のアクセスノードと、を有する、
    無線通信システム。
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