JP2016005253A - 遺失物捜索システム及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遺失物の発見に要する時間と手間を削減するとともに、高い確率で遺失物を発見することができる遺失物捜索システム及び制御方法を提供する。【解決手段】遺失したビーコン端末100は、本来、更新されるべきタイミングでUUIDが更新されないことから、古いUUIDが保持され、野良化する(ステップCa7)。協力ユーザの移動機Bは、古いUUIDを受信することにより、野良ビーコン端末100を検出する(ステップCa9)。野良ビーコン端末100を検出した移動機Bは、取得した位置情報及び時間情報とともに、検出した野良ビーコン端末100の古いUUID、メジャー情報及びマイナー情報を管理サーバ300に送信する(ステップCa10)。【選択図】図6

Description

本発明は、忘れ物や落し物などの遺失物を、迅速かつ安全に捜索することが可能な遺失物捜索システム及び制御方法に関する。
遺失物の捜索は、忘れ物等をしたと思われる場所を実際に捜索する、あるいは忘れ物等をしたと思われる近くの交番や駅などに問い合わせる等の方法で行われている。
しかしながら、訪れた場所を実際に捜索する方法は、行動範囲が限定されているような場合(例えば、近所の本屋を往復するなど)には有効であるが、行動範囲が広くなると、紛失したと思われる場所の範囲も広くなり多大な手間と時間を要する。また、交番や駅などに問い合わせを行う場合にも、行動範囲が広くなると、問い合わせ先の数が増え、非常に手間がかかる。
かかる事情を考慮して、遺失物の捜索を容易にするためのシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、携帯電話を親機とし、所持品に係着させる装置を子機とし、親機と子機との通信が不可能となった時点で親機が警報を発するようにすることで、忘れ物を防止する忘れ物防止機能付き携帯電話機が開示されている。
特開平11−346389号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明では、子機をどこかに置き忘れた時点で親機の警報に気付かない場合には、結局、所持者(ユーザ)の記憶を頼りに探さなければいけないという問題があった。
本発明は以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、遺失物の発見に要する時間と手間を削減するとともに、高い確率で遺失物を発見することができる遺失物捜索システム及び制御方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る遺失物捜索システムは、無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバを備え、無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムであって、管理サーバは、所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある前記移動機に通知する第1通知手段を備え、無線通信端末とペアリングされた移動機は、無線通信端末に登録されているサービス識別子を、所定頻度で更新する更新手段と、サービス識別子が、所定頻度で更新できなかったことを契機として、無線通信端末は遺失したと判定する判定手段と、遺失した無線通信端末の捜索を依頼する協力ユーザの指定を受け付ける受付手段と、遺失した無線通信端末のサービス識別子、及び無線通信端末を識別するための端末識別情報を管理サーバへ通知する通知手段と、協力ユーザに対する無線通信端末の捜索依頼を管理サーバへ送信する送信手段とを備え、管理サーバは、捜索依頼のあった協力ユーザの移動機に対して、遺失した無線通信端末のサービス識別子、及び端末識別情報を協力ユーザの移動機へ通知する第2通知手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態に係る遺失物捜索システムは、無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバを備え、無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムであって、管理サーバは、所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある移動機に通知する第1通知手段を備え、無線通信端末とペアリングされた移動機は、無線通信端末に登録されているサービス識別子を、所定頻度で更新する更新手段と、サービス識別子が、所定頻度で更新できなかったことを契機として、無線通信端末は遺失したと判定する判定手段とを備え、管理サーバの管理下にある他の移動機は、無線通信端末から更新前の古いサービス識別子を受信することで、その無線通信端末を、遺失した無線通信端末として検出する検出手段と、無線通信端末を検出した時の時間情報及び位置情報とともに、無線通信端末から受信した古いサービス識別子、及び端末識別情報を管理サーバへ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明の別の実施形態に係る遺失物捜索システムは、無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバと、アクセスポイントと、アクセスポイントの位置を管理するアクセスポイント管理サーバとを備え、無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムであって、管理サーバは、所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある前記移動機に通知する第1通知手段を備え、無線通信端末とペアリングされた移動機は、無線通信端末に登録されているサービス識別子を、所定頻度で更新する更新手段と、サービス識別子が、所定頻度で更新できなかったことを契機として、無線通信端末は遺失したと判定する判定手段とを備え、アクセスポイントは、無線通信端末から更新前の古いサービス識別子を受信することで、その無線通信端末を、遺失した無線通信端末として検出する検出手段と、無線通信端末を検出した時の時間情報とともに、無線通信端末から受信した古いサービス識別子、及び端末識別情報を管理サーバへ送信する送信手段とを備え、管理サーバは、アクセスポイント管理サーバに対し、アクセスポイントの位置の問い合わせを行う問い合わせ手段をさらに備え、アクセスポイント管理サーバは、問い合わせに応じて、アクセスポイントの位置を管理サーバに通知する通知手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、遺失物の発見に要する時間と手間を削減するとともに、高い確率で遺失物を発見することが可能となる。
本発明の本実施形態に係る遺失物捜索システムの概略構成を示す図である。 ビーコン端末の機能ブロック図である。 移動機の機能ブロック図である。 管理サーバの機能ブロック図である。 フェーズ1の処理フローを示すシーケンス図である。 フェーズ2の処理フローを示すシーケンス図である。 フェーズ3の処理フローを示すシーケンス図である。 UUIDの更新動作を例示した概念図である。 フェーズ2での野良ビーコン端末の捜索動作を例示した概念図である。 フェーズ3での野良ビーコン端末の捜索動作を例示した概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
A.本実施形態
(1)構成
図1は、本実施形態に係る遺失物捜索システム1000の概略構成を示す図である。
遺失物捜索システム1000は、遺失物となる可能性がある各種アイテム(例えば、家の鍵やパソコン、カメラ等)に取り付けた無線通信機能を有するビーコン端末100と、ビーコン端末100が取り付けられたアイテムを遺失してしまった場合に、このアイテムを捜索するキーとなる移動機200と、遺失物捜索システム1000の全体を管理する管理サーバ300と、移動機200と管理サーバ300とを接続する通信ネットワークNWとを備えて構成される。
以下の説明では、遺失物捜索システム1000が提供するサービスに加入しているユーザの1人が、ビーコン端末100が取り付けられたアイテムを遺失した場合に、このサービスに加入している他のユーザの協力を得て(またはアクセスポイントを利用して)、遺失したアイテム(以下、「ユーザ遺失物」という)を捜索する場合を想定する。なお、以下では、捜索を依頼するユーザを本ユーザ、本ユーザが所有する移動機を移動機200Aと呼び、捜索の依頼を受けるユーザを協力ユーザ、協力ユーザが所有する移動機を移動機200Bと呼ぶ。
図2は、ビーコン端末100の機能ブロック図である。
ビーコン端末100は、ブルートゥース(登録商標)などに代表される近距離無線通信機能を備えた端末であり、CPU等からなる制御部110と、メモリ120と、ブルートゥース通信機能を備えた他のデバイスとの間でP2P通信を行うためのブルートゥース通信部130とを備えている。ビーコン端末100は、例えばコインサイズのチップ、ステッカー、タグなど、様々な形状を有し得る。もっとも、ビーコン端末100は、様々なアイテムに取り付けることが想定されるため、小型、軽量、かつ取り付け容易な形状であることが望ましい。ブルートゥース通信は、様々な規格に準拠したものが想定される。メモリ120には、送信元を特定する情報として、本サービスを一意に特定するためのUUID(Universally Unique Identifier)、ビーコン端末100を識別するためのメジャー情報及びマイナー情報(端末識別情報)が登録されている。なお、詳細は後述するが、メモリ130に記憶されるUUIDは、ビーコン端末100が正常状態(すなわち、遺失していない状態)にある場合には、一定期間ごとに順次更新される。
図3は、移動機200の機能ブロック図である。
移動機200は、例えばスマートフォンに代表される携帯電話などであり、CPU等によって構成された制御部210と、液晶パネルなどを備えた表示部220と、各種キーなどを備えた操作部230と、ブルートゥース通信部240と、メモリ250とを備えている。もちろん、移動機200には、携帯電話としての基本機能(音声通話やデータ通信する機能など)を実現するためのハードウェア及びソフトウェアが搭載されている。メモリ250には、本システム1000の利用に必要なアプリケーション(以下、「捜索アプリ」)AP1が記録されている。移動機200を所有する各ユーザは、所定のサーバから捜索アプリAP1をダウンロードすることで、本システム1000の利用が可能となる。
図4は、管理サーバの機能ブロック図である。
管理サーバ300は、サーバコンピュータなどから構成され、本システム1000を利用したユーザ逸失物の捜索を管理するとともに、本システム1000を利用するユーザの登録処理、後述するUUIDの定期的な払い出し処理等を行う。管理サーバ300は、ユーザ登録情報等を管理するデータベース310、ランダムなUUIDを定期的に払い出すUUID生成部320を備えている。以下、遺失物捜索システム1000の基本動作について図面を参照しながら説明する。
(2)動作
2−1.ユーザ登録処理
図5〜図7は、ユーザ登録処理からUUIDの更新処理、捜索処理までの一連の流れを示すシーケンス図である。
図5〜図7に示すように、本ユーザは、移動機Aとビーコン端末100との間でペアリング処理を行う(ステップC1)。ペアリング処理において、移動機Aは、ビーコン端末100から、本サービスを一意に特定するUUIDとともに、メジャー情報、マイナー情報を含むユニークな端末識別情報を受信し、これらをメモリ250に記憶する一方、ビーコン端末100は、移動機Aのユニークな移動機識別情報を受信してメモリ130に記憶する。このペアリング処理がなされることにより、移動機Aとビーコン端末100とは、互いに認証可能な状態となる。
ペアリング処理が終了すると、本ユーザは、移動機Aを利用して、管理サーバ300へのビーコン端末100の登録(すなわちユーザ登録)を行う。移動機Aは、インストールされた捜索アプリAP1と協働し、まず、管理サーバ300へアクセスする。管理サーバ300は、移動機Aからのアクセス要求に対して、例えば移動機Aの電話番号を利用することで本システムの利用が可能なユーザ(すなわち、移動機A)であるかを認証する。認証に成功すると、管理サーバ300は、移動機Aとペアリングされたビーコン端末100を識別するための情報として、ビーコン端末100のメジャー情報及びマイナー情報(端末識別情報)を、移動機Aに要求する。移動機Aは、この要求に応じて、ビーコン端末100のメジャー情報及びマイナー情報をメモリ250から読み出し、管理サーバ300へ送信する(ステップC2)。管理サーバ300は、移動機Aを特定する移動機識別情報(例えば電話番号等)とビーコン端末100のメジャー情報及びマイナー情報を対応付けてデータベース310へ登録する。そして、管理サーバ300は、ユーザ登録が正常に完了した旨を移動機Aに返信し、ユーザ登録処理を終了する。なお、管理サーバ300は、認証に失敗した場合やユーザ登録が正常に完了できなかった場合には、その旨を、移動機Aに返信して処理を終了する。
2−2.UUIDの更新処理
ユーザ登録処理が終了すると、管理サーバ(第1通知手段)300は、移動機Aに対して一週間分のUUIDを通知する(ステップC3)。ここで、通知される一週間分のUUIDは、管理サーバ300のUUID生成部320によってランダムに生成されるものである。本実施形態では、1日に1度の割合(すなわち24時間間隔)で、ビーコン端末100のUUID(サービス識別子)の更新が行われる(ステップC4)。この更新間隔は、例えば管理サーバ300が一週間分のUUIDを通知する際に、指定すればよい。もちろん、更新間隔(所定頻度)は、サービス仕様に応じて任意に設定・変更可能であり、例えば12時間間隔や2日に1度の割合で更新しても良い。移動機Aは、管理サーバ300から、一週間分のUUIDを受け取ると、これをメモリ250に保持する。移動機Aは、搭載されているタイマ(図示略)などを利用して更新タイミングが到来したか否かを判断する。移動機(更新手段)Aは、更新タイミングが到来したと判断すると、ビーコン端末100に登録されているUUIDの更新を行う。例えば、図8に示すように、移動機Aによってビーコン端末100のUUIDが更新されることにより、ビーコン端末100のUUIDは「EEEE・・・」から「FFFF・・・」へ切り換わる。なお、本実施形態では、ユーザ登録された全ビーコン端末100を対象に、UUIDの更新が行われる。また、更新されるUUIDは、全ビーコン端末100に対して共通のものが利用される。例えば、あるタイミングで更新されるUUIDは、全ビーコン端末100に対して共通の「GGGG・・・」といった具合である。
2−3.捜索処理
<フェーズ1>
フェーズ1は、アイテムの遺失に気付いたユーザが、限られた協力ユーザに対してユーザ遺失物の捜索を依頼する場合を想定したものであり、処理フローは、図5に対応する。
移動機(判定手段)Aは、アイテムが遺失したか否かを以下のいずれかの基準に基づいて判断する。
(1)ビーコン端末100のUUIDが更新されていないこと(第1の判断基準)。
(2)ビーコン端末100と移動機Aの非同期状態が所定時間以上続くこと(第2の判断基準)。
ここで、第2の判断基準について詳述すると、ビーコン端末100には、ビーコン間隔(例えば100ms)が設定されており、ビーコン間隔で同期用制御信号(ビーコン信号)を送信する。移動機Aは、ビーコン端末100から送信されるビーコン信号を受信し、これにより、移動機Aは、ビーコン端末100と同期状態にあると判定する。一方、ビーコン端末100から送信されるビーコン信号が、移動機Aによって所定時間以上(例えば3時間)、ビーコン信号の受信が確認されない場合には、移動機Aは、ビーコン端末100と同期がとれていない(すなわち非同期状態にある)と判定する。ここで、上述した所定時間(すなわち、非同期状態の判定時間)については、ユーザが任意に設定・変更できるようにしても良い。例えば、ユーザによっては、移動機Aとアイテム(例えば、家の鍵など)を常に一緒に持ち歩くわけではなく、移動機Aのみを2〜3時間だけ持ち出す、といった場面が想定される(アイテムは鞄の中など)。このような場合、ユーザが非同期状態の判定時間を任意に設定できれば、誤判定を未然に防止することが可能となる。なお、移動機Aがビーコン端末100の遺失を検知する前に、本ユーザがビーコン端末100の遺失に気づくことも当然あり得る。
移動機Aは、例えば上述した第1または第2の判断基準のいずれかに基づき、ビーコン端末100が遺失したと判断すると、移動機(報知手段)Aは、本ユーザにビーコン端末100が遺失したことを知らせるべく、表示パネルやスピーカを利用して報知メッセージやアラーム等を出力する(ステップC5)。さらに、移動機Aは、捜索アプリAP1と協働し、ビーコン端末100の遺失が検知された時点で位置測定を行い、位置情報と時間情報とを取得し、これを遺失検知情報としてメモリ250に登録する(ステップC6)。そして、移動機(通知手段、送信手段)Aは、遺失検知情報とともに、本サービスを一意に特定するビーコン端末100のUUID、ビーコン端末100を識別するためのメジャー情報及びマイナー情報を管理サーバ300に送信する(ステップC7)。
一方、ビーコン端末100の遺失を知った本ユーザは、まずは、移動機Aの操作部(受付手段)230を操作することで、登録されている友人(本サービスに加入している協力ユーザ)を指定し、限られた協力ユーザに対してユーザ遺失物(すなわち、ビーコン端末100)の捜索依頼を行う(ステップC8)。協力ユーザを指定して捜索依頼を行う方法として、例えば、本ユーザが移動機Aの電話帳に登録されている友人(友人を指定することで、友人を特定する情報(例えば、電話番号など)を管理サーバ300へ通知する方法が想定される。もちろん、いかなる方法で協力ユーザを指定するかは、サービス設計等に応じて適宜設定・変更可能である。また、指定する協力ユーザの範囲等(例えば、一部の友人、同僚、家族など)も任意に設定できるようにしても良い。さらに、本サービスに加入する全ユーザを協力ユーザの対象に設定しても良い。
管理サーバ(第2通知手段)300は、本ユーザからビーコン端末100の捜索依頼を受け取ると、データベース310を参照し、本ユーザによって指定された協力ユーザ(この場合は、友人)を特定した後、これら全ての協力ユーザの移動機Bに対して捜索対象となるビーコン端末100のUUID、メジャー情報、及びマイナー情報(以下、「捜索キー情報」という)を通知する(ステップC9)。なお、説明の便宜上、図5等では1台の移動機Bのみ図示している。協力ユーザの各移動機Bは、管理サーバ300から通知を受けたビーコン端末100の捜索キー情報をもとに、ビーコン端末100の捜索を開始する。一方、遺失したビーコン端末100は、遺失前と同様、設定されたビーコン間隔で同期用制御信号(ビーコン信号)を発信している(ステップC10)。このビーコン信号には、ビーコン端末100を識別するためのUUID、メジャー情報、及びマイナー情報が設定されている。
その後、いずれかの協力ユーザの移動機Bが、捜索依頼のあったビーコン端末100を検出(発見)すると(ステップC11)、検出した時点で位置測定を行い、位置情報と時間情報とを取得する。具体的には、移動機Bは、捜索キー情報と一致するUUID、メジャー情報及びマイナー情報を受信することで、捜索依頼のあったビーコン端末100を検出したと判断する。ビーコン端末100を検出した移動機Bは、取得した位置情報及び時間情報とともに、検出したビーコン端末100のUUID、メジャー情報及びマイナー情報を管理サーバ300に送信することで(ステップC12)、捜索依頼のあったビーコン端末100の検出を管理サーバ300に知らせる。なお、ビーコン端末100を検出した移動機Bは、取得した位置情報及び時間情報を管理サーバ300に送信するようにしても良い。
管理サーバ(受信手段、第3通知手段)300は、移動機Bからビーコン端末100を検出した旨の連絡を受け取ると、捜索依頼のあった本ユーザの移動機Aに対して、ビーコン端末100が発見された旨を通知するとともに、移動機Bから受信した、ビーコン端末100が発見(検出)された時点での位置情報及び時間情報を送信する(ステップC13)。
移動機Aは、管理サーバ300からの通知に基づき、ビーコン端末100が発見された旨のメッセージ等を表示パネルに表示し、さらには音声出力するなどして、本ユーザにビーコン端末100が発見されたことを報知する。さらに、移動機Aは、管理サーバ300から受信した位置情報及び時間情報に基づき、ビーコン端末100が発見された位置を地図表示するとともに、発見時刻をメッセージ表示する。
本ユーザは、移動機Aの表示メッセージを参照しながら、ビーコン端末100が発見された場所(例えば、複数の友人とミーティングをしていた駅前のカフェ)に赴く。ビーコン端末100が、本ユーザによって無事に発見されると、移動機Aとビーコン端末100との間で同期処理が開始される(ステップC14)。この際、例えばビーコン端末100から発信されるUUIDが、更新されていない古いUUIDであることを検知すると、移動機Aは、当該時点で更新されているべき正しいUUIDをメモリ250から読み出し、ビーコン端末100のUUIDを更新する(ステップC15)。移動機Aは、ビーコン端末100のUUIDを更新することで、再びビーコン端末100と同期が取れたことを確認すると、管理サーバ300に対し、捜索依頼を行っていたビーコン端末100との間で再同期が取れた旨を通知する(ステップC16)。なお、ビーコン端末100を遺失した時点からビーコン端末100が本ユーザの手元に戻るまでの時間が短い場合には、UUIDの更新が行われない場合(例えば、ビーコン端末100の遺失に気づいてから2〜3時間で手元に戻った場合など)もある点に留意されたい。
管理サーバ(第4通知手段)300は、移動機Aからビーコン端末100と再同期が取れた旨の通知を受け取ると、今回の件で捜索依頼した全ての協力ユーザの移動機Bに対し、捜索対象であったビーコン端末100が無事に発見された点、及び捜索依頼の解除を通知し(ステップC17)、処理を終了する。なお、捜索依頼を行った本ユーザの身近なところに(例えば、家の中であって通常入らないような場所に)、ビーコン端末100が放置された場合には、捜索依頼をしても、一向に見つからないという事態が生じ得る。このような事態を考慮し、例えば捜査打ち切り期限(1週間など)をあらかじめ設定し、この期限内に手がかりが得られない場合には、捜索を打ち切るようにしても良い。なお、捜査打ち切り期限については、本ユーザが任意に設定・変更できるようにしても良く、またデフォルトで固定値を設定しても良い。
以上説明したように、フェーズ1の捜索処理によれば、本ユーザに近い(または、本ユーザと親しい)協力ユーザに捜索依頼することで、捜索が大掛かりになることなく、スピーディーに遺失物を発見することが可能となる。
<フェーズ2>
フェーズ2は、本サービスに加入する全ユーザが、野良ビーコン端末100を捜索する場合を想定したものであり、処理フローは、図6に対応する。なお、ユーザ登録処理及びUUIDの更新処理については、すでに上述したため、対応する処理フローには同一符号を付し、詳細な説明は割愛する。ここで、野良ビーコン端末100とは、本サービスに加入するいずれかのユーザが遺失したビーコン端末100であって、古いUUID(すなわち、正常に更新されていないUUID)を発信しているビーコン端末100をいう。なお、説明の便宜上、以下では、本ユーザが遺失したビーコン端末100が、野良ビーコン端末100として検出される場合を想定する。
移動機Aは、タイマ等を参照し、ビーコン端末100のUUIDの更新タイミングが到来したと判断すると、UUIDの更新を試みる。ここで、ビーコン端末100が遺失している場合には、移動機Aはビーコン端末100のUUIDを更新できない。移動機(判定手段)Aは、UUIDを更新できないことから(第1の判断基準)、ビーコン端末100は遺失していると判断すると(ステップCa5)、本ユーザにビーコン端末100が遺失したことを知らせるべく、表示パネルやスピーカを利用して報知メッセージやアラーム等を出力する(ステップCa6)。一方、遺失したビーコン端末100は、本来、更新されるべきタイミングでUUIDが更新されないことから、古いUUIDが保持され、野良化する(ステップCa7:野良ビーコン端末100の発生)。
野良ビーコン端末100(すなわち、遺失したビーコン端末100)は、野良化する前(すなわち、遺失前)と同様、設定されたビーコン間隔で同期用制御信号(ビーコン信号)を発信している(ステップCa8)。このビーコン信号には、本サービスを識別するためのUUID、ビーコン端末100を識別するためのメジャー情報、及びマイナー情報が設定されているが、UUIDは、前の更新タイミングで正常に更新できなかったことから、古いUUIDが野良ビーコン端末100から発信されることとなる。
一方、本サービスに加入している全ユーザの移動機200、すなわち移動機A及び移動機Bには、これから更新する一定期間分(例えば、1週間分)のUUIDのほか、過去に更新された一定期間分(例えば、3週間分)のUUIDがメモリ250に記録されている。前述したように、UUIDは、本サービスを識別するユニークな値であることから、正常なビーコン端末100(すなわち、野良化していないビーコン端末100)からは、更新されたUUIDが発信されることになる。ここで、更新タイミングは、本サービスの対象となる全てのビーコン端末100において、ほぼ同じであることから、全ての正常なビーコン端末100から発信されるUUIDは共通することになる。
一方、野良ビーコン端末100は、古いUUIDを発信し続けることになる。全ユーザの移動機200は、ビーコン端末100からビーコン信号を受信する際、ビーコン信号に設定されているUUIDを検知することで、ビーコン端末100が正常なビーコン端末100であるのか、あるいは、野良ビーコン端末100であるのかを、判別することが可能となる。
ここで、図9に示すように、いずれかの協力ユーザの移動機(検出手段)Bが、古いUUIDを受信することにより、野良ビーコン端末100を検出すると(ステップCa9)、移動機Bの捜索アプリAP1は、バックグラウンドで位置測定を行い、位置情報と時間情報とを取得する。野良ビーコン端末100を検出した移動機(送信手段)Bは、取得した位置情報及び時間情報とともに、検出した野良ビーコン端末100の古いUUID、メジャー情報及びマイナー情報を管理サーバ300に送信することで(ステップCa10)、野良ビーコン端末100の検出を管理サーバ300に知らせる。管理サーバ300は、これらの情報を受信すると、データベース310を参照することで、野良ビーコン端末100に対応するビーコン端末100を特定する。そして、このビーコン端末100の位置情報及び時間情報をデータベース310に登録する。なお、実際には、複数の移動機Bから同一の野良ビーコン端末100を検出した旨の報告を受ける場合がある。かかる場合には、時系列で位置情報及び時間情報をデータベース310に登録すればよい。
一方、本ユーザは、遺失したビーコン端末100(すなわち、野良ビーコン端末100)について、移動機Aを利用して管理サーバ300に問い合わせを行う(ステップCa11)。詳述すると、移動機Aのメモリ250には、遺失したビーコン端末100のメジャー情報及びマイナー情報が登録されているため、これらのメジャー情報及びマイナー情報を利用して遺失したビーコン端末100の問い合わせを行う。
管理サーバ300は、問い合わせの正当性を判断するために、移動機Aの電話番号、ユーザの登録情報の要求を求める(ステップCa12)。管理サーバ(認証手段)300は、本ユーザによって入力されるユーザ登録情報と、データベース310に登録されているユーザ登録情報を比較することで認証を行う(ステップCa13)。認証に成功すると、管理サーバ(第5通知手段)300は、移動機Bから受信した野良ビーコン端末100の位置情報及び時間情報をデータベース310から読み出し、移動機Aに対して野良ビーコン端末100の位置情報及び時間情報を通知する(ステップCa14)。なお、いかなる方法で認証を行うかは、サービス設計等に応じて適宜設定・変更可能である。例えば、セキュリティー性を高めるために、本ユーザは、管理サーバ300に直接電話し、オペレータがユーザ情報等を確認することで認証してもよい。かかる場合には、認証成功後、オペレータが野良ビーコン端末100の位置情報等を本ユーザに電話で通知する、あるいはメールなどを利用して通知するようにしても良い。
移動機Aは、管理サーバ300から受信した野良ビーコン端末100(すなわち、遺失したビーコン端末100)の位置情報及び時間情報に基づき、野良ビーコン端末100が発見された位置を地図表示するとともに、発見時刻をメッセージ表示する。
本ユーザは、移動機Aの表示メッセージを参照しながら、ビーコン端末100が発見された場所(例えば、ショッピングセンターの駐車場)に赴く。ビーコン端末100が、本ユーザによって無事に発見されると、移動機Aとビーコン端末100との間で同期処理が開始される(ステップCa15)。この際、例えばビーコン端末100から発信されるUUIDが、更新されていない古いUUIDであることを検知すると、移動機Aは、当該時点で更新されているべき正しいUUIDをメモリ250から読み出し、ビーコン端末100のUUIDを更新する(ステップCa16)。移動機Aは、ビーコン端末100のUUIDを更新することで、再びビーコン端末100と同期が取れたことを確認すると、管理サーバ300に対し、ビーコン端末100との間で再同期が取れた旨、及びビーコン端末100の更新後のUUID、メジャー情報及びマイナー情報を通知する(ステップCa17)。管理サーバ300は、これらの通知を受け取ると、データベース310に登録されていたビーコン端末100の位置情報及び時間情報を削除し(ステップCa18)、処理を終了する。
以上説明したように、フェーズ2の捜索処理によれば、本サービスに加入する全ユーザを対象に、野良ビーコン端末100の捜索が行われるため、よりスピーディーかつ確実に遺失物を発見することが可能となる。また、フェーズ2においては、野良ビーコン端末100(すなわち、正常にUUIDが更新されなかったビーコン端末100)を無差別に捜索するため、遺失したビーコン端末100の捜索の打ち切り等は不要である。さらに、フェーズ1の捜索処理に、フェーズ2の捜索処理を組み合わせれば、より確実に遺失物を発見することが可能となる。
<フェーズ3>
フェーズ3は、通信事業者等が管理するアクセスポイント(WiFi Access Point)400を利用して、野良ビーコン端末100を捜索する場合を想定したものであり、処理フローは、図7に対応する。なお、ユーザ登録処理及びUUIDの更新処理、さらに野良ビーコン端末100が発生するプロセスについては、すでに上述したため、対応する処理フローには同一符号を付し、詳細な説明は割愛する。また、説明の便宜上、以下では、本ユーザが遺失したビーコン端末100が、野良ビーコン端末100として検出される場合を想定する。
フェーズ2と同様、野良ビーコン端末100(すなわち、遺失したビーコン端末100)は、野良化する前(すなわち、遺失前)と同様、設定されたビーコン間隔で同期用制御信号(ビーコン信号)を発信している(ステップCa8)。このビーコン信号には、本サービスを識別するためのUUID、ビーコン端末100を識別するためのメジャー情報、及びマイナー情報が設定されているが、UUIDは、前の更新タイミングで正常に更新できなかったことから、古いUUIDが野良ビーコン端末100から発信されることとなる。
一方、ショッピングモール内や駅構内など、さまざまなところに設置されているアクセスポイント400には、フェーズ2における移動機Bと同様、これから更新する一定期間分(例えば、1週間分)のUUIDのほか、過去に更新された一定期間分(例えば、3週間分)のUUIDがメモリ(図示略)に記録されている。具体的には、管理サーバ300から各アクセスポイント400に対し、所定の更新タイミングでUUIDが通知される構成となっている(ステップCb3)。
ここで、図10に示すように、いずれかのアクセスポイント(検出手段)400が、古いUUIDを受信することにより、野良ビーコン端末100を検出すると(ステップCb9)、アクセスポイント400は、タイマ等を参照して時間情報を取得するとともに、アクセスポイント400に割り当てられているMACアドレスを位置情報として読み出す。野良ビーコン端末100を検出したアクセスポイント(送信手段)400は、取得した時間情報及び位置情報(MACアドレス)とともに、検出した野良ビーコン端末100の古いUUID、メジャー情報及びマイナー情報を管理サーバ300に送信することで(ステップCb10)、野良ビーコン端末100の検出を管理サーバ300に知らせる。
管理サーバ300は、これらの情報を受信すると、データベース310を参照することで、野良ビーコン端末100に対応するビーコン端末100を特定する。さらに、管理サーバ(問い合わせ手段)300は、位置情報として受信したMACアドレスをキーとして、アクセスポイント管理サーバ500に問い合わせを行う(ステップCb11)。アクセスポイント管理サーバ500には、全アクセスポイント400について、MACアドレスと設置されている住所とが対応づけて登録されている。アクセスポイント管理サーバ(通知手段)500は、管理サーバ300からの問い合わせに応じて、MACアドレスに対応するアクセスポイントが設置されている住所(例えば、「新宿区・・・・」など)を読み出し(図10参照)、管理サーバ300へ返信する(ステップCb12)。
この後、フェーズ2と同様、本ユーザは、遺失したビーコン端末100(すなわち、野良ビーコン端末100)について、移動機Aを利用して管理サーバ300に問い合わせ等を行う(ステップCa11)。管理サーバ300は、問い合わせの正当性を判断するために、移動機Aの電話番号、ユーザの登録情報の要求を求める(ステップCa12)。管理サーバ(認証手段)300は、本ユーザによって入力されるユーザ登録情報と、データベース310に登録されているユーザ登録情報を比較することで認証を行う(ステップCa13)。認証に成功すると、管理サーバ(第6通知手段)300は、移動機Bから受信した野良ビーコン端末100の位置情報及び時間情報をデータベース310から読み出し、移動機Aに対して野良ビーコン端末100の位置情報及び時間情報を通知する(ステップCa14)。なお、この後の動作は、フェーズ2と同様であるため、対応する処理については同一符号を付し、これ以上の説明は割愛する。
以上説明したように、フェーズ3の捜索処理によれば、ショッピングモールや駅構内など、様々なところに設置されているアクセスポイントを利用して、野良ビーコン端末100の捜索が行われるため、よりスピーディーかつ確実に遺失物を発見することが可能となる。また、フェーズ3においては、フェーズ2と同様、野良ビーコン端末100(すなわち、正常にUUIDが更新されなかったビーコン端末100)を無差別に捜索するため、遺失したビーコン端末100の捜索の打ち切り等は不要である。さらに、フェーズ1やフェーズ2の捜索処理に、フェーズ3の捜索処理を組み合わせれば、より確実に遺失物を発見することが可能となる。
B.その他
本実施形態では、近距離無線通信の代表としてブルートゥース通信を例示したが、その他の通信規格によって実現される様々な通信(例えば、赤外線による光無線データ通信など)にも適用可能である。
また、本実施形態では、移動機200の例として、スマートフォンに代表される携帯電話を例示したが、これに限る趣旨ではない。ブルートゥース通信機能を備えたパーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ウェアラブル端末などにも適用可能である。
1000…遺失物捜索システム、100…ビーコン端末,野良ビーコン端末、110…制御部、120…メモリ、130…ブルートゥース通信部、200,200A,200B…移動機、210…制御部、220…表示部、230…操作部、240…ブルートゥース通信部、250…メモリ、AP1…捜索アプリ、300…管理サーバ、310…データベース、320…UUID生成部、400…アクセスポイント、500…アクセスポイント管理サーバ。

Claims (9)

  1. 無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバを備え、前記無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムであって、
    前記管理サーバは、
    所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある前記移動機に通知する第1通知手段を備え、
    前記無線通信端末とペアリングされた移動機は、
    前記無線通信端末に登録されている前記サービス識別子を、前記所定頻度で更新する更新手段と、
    前記サービス識別子が、前記所定頻度で更新できなかったことを契機として、前記無線通信端末は遺失したと判定する判定手段と、
    遺失した前記無線通信端末の捜索を依頼する協力ユーザの指定を受け付ける受付手段と、
    遺失した前記無線通信端末の前記サービス識別子、及び前記無線通信端末を識別するための端末識別情報を前記管理サーバへ通知する通知手段と、
    前記協力ユーザに対する前記無線通信端末の捜索依頼を前記管理サーバへ送信する送信手段とを備え、
    前記管理サーバは、
    前記捜索依頼のあった前記協力ユーザの移動機に対して、遺失した前記無線通信端末の前記サービス識別子、及び前記端末識別情報を前記協力ユーザの移動機へ通知する第2通知手段をさらに備える、遺失物捜索システム。
  2. 前記管理サーバは、
    前記協力ユーザの移動機によって前記無線通信端末が検出された場合、検出された時の時間情報及び位置情報を、前記協力ユーザの移動機から受信する受信手段と、
    前記無線通信端末が検出された旨、及び検出された時の時間情報及び位置情報を、前記無線通信端末とペアリングされた前記移動機へ通知する第3通知手段とをさらに備える、請求項1に記載の遺失物捜索システム。
  3. 前記管理サーバは、
    前記無線通信端末とペアリングされた前記移動機から再接続できた旨の通知をうけた場合に、前記協力ユーザの移動機に対して捜索依頼の解除を通知する第4通知手段をさらに備える、請求項2に記載の遺失物捜索システム。
  4. 前記無線通信端末とペアリングされた移動機は、
    前記無線通信端末の遺失をユーザに報知する報知手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の遺失物捜索システム。
  5. 無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバを備え、前記無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムであって、
    前記管理サーバは、
    所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある前記移動機に通知する第1通知手段を備え、
    前記無線通信端末とペアリングされた移動機は、
    前記無線通信端末に登録されている前記サービス識別子を、前記所定頻度で更新する更新手段と、
    前記サービス識別子が、前記所定頻度で更新できなかったことを契機として、前記無線通信端末は遺失したと判定する判定手段とを備え、
    前記管理サーバの管理下にある他の移動機は、
    前記無線通信端末から更新前の古いサービス識別子を受信することで、当該無線通信端末を、遺失した無線通信端末として検出する検出手段と、
    前記無線通信端末を検出した時の時間情報及び位置情報とともに、前記無線通信端末から受信した前記古いサービス識別子、及び前記端末識別情報を前記管理サーバへ送信する送信手段とを備える、遺失物捜索システム。
  6. 前記管理サーバは、
    前記無線通信端末とペアリングされた前記移動機から、遺失した前記無線通信端末の問い合わせを受信した場合に、問い合わせを受信した前記移動機のユーザの正当性を認証する認証手段と、
    認証が成立した場合に、前記無線通信端末を検出した後の時間情報及び位置情報を、前記問い合わせを受信した前記移動機へ通知する第5通知手段と、をさらに備える請求項5に記載の遺失物捜索システム。
  7. 無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバと、アクセスポイントと、前記アクセスポイントの位置を管理するアクセスポイント管理サーバとを備え、前記無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムであって、
    前記管理サーバは、
    所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある前記移動機に通知する第1通知手段を備え、
    前記無線通信端末とペアリングされた移動機は、
    前記無線通信端末に登録されている前記サービス識別子を、前記所定頻度で更新する更新手段と、
    前記サービス識別子が、前記所定頻度で更新できなかったことを契機として、前記無線通信端末は遺失したと判定する判定手段とを備え、
    前記アクセスポイントは、
    前記無線通信端末から更新前の古いサービス識別子を受信することで、当該無線通信端末を、遺失した無線通信端末として検出する検出手段と、
    前記無線通信端末を検出した時の時間情報とともに、前記無線通信端末から受信した前記古いサービス識別子、及び前記端末識別情報を前記管理サーバへ送信する送信手段とを備え、
    前記管理サーバは、
    前記アクセスポイント管理サーバに対し、前記アクセスポイントの位置の問い合わせを行う問い合わせ手段をさらに備え、
    前記アクセスポイント管理サーバは、
    前記問い合わせに応じて、前記アクセスポイントの位置を前記管理サーバに通知する通知手段を備える、遺失物捜索システム。
  8. 前記管理サーバは、
    前記無線通信端末とペアリングされた前記移動機から、遺失した前記無線通信端末の問い合わせを受信した場合に、問い合わせを受信した前記移動機のユーザの正当性を認証する認証手段と、
    認証が成立した場合に、前記無線通信端末を検出した後の時間情報、及び前記アクセスポイントの位置を、前記問い合わせを受信した前記移動機へ通知する第6通知手段と、をさらに備える請求項7に記載の遺失物捜索システム。
  9. 無線通信端末と移動機とのペアリングを管理する管理サーバを備え、前記無線端末が遺失した場合の捜索サービスを提供する遺失物捜索システムの制御方法であって、
    前記管理サーバが、
    所定頻度で更新される本サービスを識別するためのサービス識別子を、一定期間分、生成し、管理下にある前記移動機に通知し、
    前記無線通信端末とペアリングされた移動機が、
    前記無線通信端末に登録されている前記サービス識別子を、前記所定頻度で更新し、
    前記サービス識別子が、前記所定頻度で更新できなかったことを契機として、前記無線通信端末は遺失したと判定し、
    遺失した前記無線通信端末の捜索を依頼する協力ユーザの指定を受け付け、
    遺失した前記無線通信端末の前記サービス識別子、及び前記無線通信端末を識別するための端末識別情報を前記管理サーバへ通知し、
    前記協力ユーザに対する前記無線通信端末の捜索依頼を前記管理サーバへ送信し、
    前記管理サーバが、
    前記捜索依頼のあった前記協力ユーザの移動機に対して、遺失した前記無線通信端末の前記サービス識別子、及び前記端末識別情報を前記協力ユーザの移動機へ通知する、遺失物捜索システムの制御方法。
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