JP2016004304A - 電子記録債権の保証記録自動化システム、方法およびプログラム - Google Patents

電子記録債権の保証記録自動化システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子記録債権の保証記録自動化システム、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】債務者1の債権者として債務者取引銀行2を指定して発生記録請求が行われる。でんさいネット4は受信した発生記録請求に基づき、記録原簿に発生記録を行い、債務取引銀行に対して発生記録通知を行う。発生記録通知を受信した債務者取引銀行は、でんさいネットに対して保証宛先3へ保証記録を伴う譲渡記録請求を行う。債務者1が債権者として保証宛先3が指定され、債務者取引銀行2が電子記録保証人と指定された状態で譲渡記録がなされる。譲渡記録通知が債権者取引銀行5を介して保証宛先3に送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子記録債権(以下、「でんさい」(登録商標)という。)への銀行の支払保証記録自動化システム、方法およびプログラムに関し、より詳細には、従来の手形取引で行われていた手形保証と同様の方法で、でんさい保証を行うシステム、方法、およびプログラムに関する。
手形の振出人・引受人・裏書人などの手形債務者の債務を、銀行などの金融機関が手形上において保証する、手形保証の取引形態がある。図8は、従来の手形保証の取引実施形態について説明する図である。債務者(保証依頼人)1は、発行した手形および当該発行した個別の手形に対する「手形保証依頼書」を、債務者(保証依頼人)1の取引銀行(保証人)2に提出する。債務者取引銀行(保証人)2は審査を行い、審査により保証可能と判断すると、手形面上またはその補箋上に署名をして債務者(保証依頼人)1に手形を返却する。債務者(保証依頼人)1は、債務者取引銀行(保証人)2から受け取った手形を、債権者(保証宛先)3に対して提出する。
この従来の手形保証の取引形態においては、債務者(保証依頼人)1は、手形保証を手形の振出に先んじてまたは振出と同時に債務者取引銀行(保証人)2に提示することが可能である。債権者(保証宛先)3は、手形が振出される前または振出と同時に、当該手形が保証されたものであることを知ることができる。また、債権者(保証宛先)3は、手形保証に関する手続きおよび作業を何ら行う必要はない。
一方、従来の紙ベースの手形や売掛債権に代わる新たな決済手段として導入されたでんさいに対しても、手形保証と同様に銀行の支払保証(以下、「でんさい保証」という)の需要が想定される。なお、発生記録されたでんさいについても保証人を記録することができる。
例えば、特許文献1には、電子債権記録機関である全銀電子債権ネットワーク(以下、「でんさいネット(登録商標)」という)の記録原簿に登録済のでんさいの割引取引、または割引譲渡取引を行うためのシステムが開示されている。さらに、特許文献1には、信用保証機関からの審査結果に基づき、債権者からの請求により、でんさいの譲渡に伴う保証記録を行うことについて開示されている。
でんさいネットは、次の2つの方法により保証記録の請求を行うことを許容している。1.債権者がでんさいの譲渡記録の請求をする場合に、当該債権者(譲渡人)を電子記録保証人、発生記録における債務者の債務を主たる債務とする保証記録をあわせて行う(譲渡保証記録)。2.譲渡を伴わずに発生記録における債務者の債務を主たる債務とする保証記録を債権者からの記録請求で行う(単独保証記録)。なお、でんさいネットでは、手形の担保裏書と同等の効果を確保するためにでんさいを譲渡する際は、原則として保証記録もセットで記録される仕組みとなっている。
図9は、でんさいネットを介した、従来のでんさいの電子保証記録を登録するフローを説明する図である。債務者(保証依頼人)1は、債務者取引銀行(保証人)2を介して、でんさいの発生記録請求を行う(1)。債務者取引銀行(保証人)2を経由してでんさいネット4に対して、発生記録請求が送られ、記録原簿に発生記録が登録される(2)。債権者取引銀行5を介して、債権者(保証宛先)3に対して発生記録通知がなされる(3)。例えば、譲渡を伴わない上記2.の方法により、でんさいの電子保証記録を行うためには、債権者(保証宛先)3が、債務者(保証依頼人)1の債務者取引銀行(保証人)2を、発生記録における債務者の債務を主たる債務とする保証人として指定して保証記録請求を行う必要がある。なお、この単独保証記録請求は以下の手順で成立する。まず、債権者取引銀行5を通して、でんさいネット4に保証記録請求をする(4)。でんさいネット4は、当該請求において提供された情報および請求受付日時を記載した請求受付簿を作成するとともに(5)保証人となる債務者取引銀行(保証人)2に保証記録通知を行う(6)。債務者取引銀行(保証人)2が承諾の通知をでんさいネット4に送信する(7)。
特開2013−246480号公報
でんさいは、でんさいネット4の記録原簿に電子的に記録されることにより効力が生じる。また、現状では、債務者、債権者当時者間の取引において、でんさいネット4は、記録原簿に記録済のでんさいを債権者(保証宛先)側が指定して保証記録を行う設計となっている。したがって、図9に開示されているように、でんさいネット4を介したでんさいへの保証記録は、現状では、債務者(保証依頼人)1が発生記録請求を行い、でんさいネット4の記録原簿に記録された後、でんさいを受け取った債権者(保証宛先)が保証記録請求しなければ行うことができない。これらの制約により、債務者(保証依頼人)1は、従来の紙ベースの手形保証の取引形態のように、手形の振出に先んじてまたは同時に、債権者(保証宛先)3に対して手形保証を提示することができない。
また、発生したでんさいに譲渡を伴わずに電子保証記録を行うためには、債権者(保証宛先)3は、でんさいの保証を行う債務者取引銀行2を保証人指定して、保証記録請求を行わなければならず、さらに債務者取引銀行(保証人)2が承諾する必要がある。しかしながら、債権者(保証宛先)3が債権者取引銀行ではない銀行(図9の例においては債務者取引銀行(保証人)2)に対して、でんさいの保証を依頼することは、商慣行上ほぼ有りえない。
いずれにしても、従来の方法では、記録原簿に記録されたでんさいについての電子保証記録を行う際には、そのでんさいの債権者(保証宛先)3による手続きまたは作業を必要とする。
また、例えば、建設業界などにおいては、継続的なプロジェクトの進行の区切り(例えば、工事または工期の区切り毎)に、手形を複数回、時期を分けて振出すという商慣行がある。係る場合に、債務者(保証依頼人)1は、プロジェクトの総額に対して銀行から保証の承諾が得られているにも関わらず、手形を振出しする都度、個別に複数回、債務者(保証依頼人)1の取引銀行2に対して保証の依頼をする必要がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、従来の紙ベースの手形保証のように、でんさい発生とほぼ同時に保証記録を行うことを可能とし、且つ、でんさい保証のための処理を自動化することにより、債務者(保証依頼人)1および債務者取引銀行(保証人)2、債権者(保証宛先)3の作業負担の軽減を可能とする、でんさい保証を行うための、電子記録債権の保証記録自動化システム、方法およびプログラムを提供する。
このような目的を達成するために、本発明は、電子記録債権の保証記録自動化システムであって、保証依頼人端末から、少なくとも、保証依頼人、保証宛先、債権金額、発生記録日の指定を有する保証申込情報を受信する申込情報受付部と、前記保証申込情報、顧客情報、電子記録債権情報を格納するデーターベースと、保証申込に係わる審査結果の受信、または、前記顧客情報および前記保証依頼人の与信情報に基づく審査処理、のいずれかに基づき前記保証申込の許可判定を確認するデータ照合部と、前記保証申込の許可判定が確認されると、前記保証申込情報に基づき、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権であって、前記保証申込情報で指定された発生記録日に発生させる電子記録債権の発生記録請求を送信し、前記発生記録請求に対する発生記録通知を受信すると、前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定して前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求を送信する記録請求インターフェースとを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、本発明の実施の形態を実施する銀行システムを介在させることにより、従来の紙ベースの手形保証の取引形態のように、でんさい発生とほぼ同時に、債権者(保証宛先)3に対してでんさい保証を提示することが可能となる。また、でんさい保証を行うための処理は、主に銀行システムにおいて自動化されたプロセスにおいてなされるため、債務者(保証依頼人)1、債務者取引銀行(保証人)2、ならびに債権者(保証宛先)3の作業負担が軽減される。さらには、手形を複数回、時期を分けて発行する必要がある場合には、予め極度保証額を設定する。設定された極度保証額の範囲内においては、債務者(保証依頼人)1は、債務者取引銀行2に対して、個別に複数回保証の依頼をすることなく、ほぼ自動的にでんさいの発生および譲渡記録(保証記録随伴)が実施される。
本発明の一実施形態に係る、業務フローを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る全体的なシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、個別保証に関してでんさい保証管理DB206に格納される情報の例示である。 本発明の一実施形態に係る、極度保証に関してでんさい保証管理DB206に格納される情報の例示である。 本発明の一実施形態に係る、個別保証に係わるでんさい保証の処理フローである。 本発明の一実施形態に係る、極度保証に係わるでんさい保証の処理フロー(初回分)である。 本発明の一実施形態に係る、極度保証に係わるでんさい保証の処理フロー(二回目以降)である。 従来の手形保証の取引実施形態について説明する図である。 でんさいネットを介した、従来のでんさいの電子保証記録を登録するフローを説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る、業務フローを説明する図である。債務者(保証依頼人)1は、債務者取引銀行2が提示する画面2011などを通じて、でんさい保証の申込を行う(ステップ101)。でんさい保証の申込を受け取った債務者取引銀行(保証人)2は、債務者(保証依頼人)1が指定した保証申込内容などに従い、保証の可否を審査し、審査結果を債務者(保証依頼人)1に通知する(ステップ102)。債務者取引銀行2は、債務者(保証依頼人)1が指定した、保証債権内容に基づき、でんさいネット4に対して、発生記録請求を行う(ステップ103)。この際、債務者として債務者(保証依頼人)1を、債権者として自行(債務者取引銀行2)を指定して発生記録請求が行われる。でんさいネット4は、受信した発生記録請求に基づき、記録原簿に発生記録を行い(ステップ104)、債務者取引銀行2に対して発生記録通知を行う(ステップ105)。発生記録通知を受信した債務者取引銀行2は、でんさいネット4に対して、債権者(保証宛先)3へ保証記録を伴う譲渡記録請求を行う(ステップ106)。最終的に、債務者として債務者(保証依頼人)1が、債権者として債権者(保証宛先)3が指定され、債務者取引銀行2が電子記録保証人と指定された状態で譲渡記録がなされる(ステップ107)。譲渡記録通知が債権者取引銀行5を介して、債権者(保証宛先)3に送信される(ステップ108)。上記ステップにおける、発生記録請求から譲渡記録請求までの処理は、債務者取引銀行2システム内で最初に債務者(保証依頼人)1が指定した保証申込の内容に基づき自動化された手順で行われる。したがって、債務者(保証依頼人)1および債権者(保証宛先)3はでんさい保証のための、譲渡記録請求またはでんさい保証記録請求などの作業を行う必要がない。
なお、債務者取引銀行(保証人)2は発生記録通知を受領すると即座に譲渡記録請求(保証記録随伴)を行うよう構成されているため、発生記録と譲渡記録および保証記録のタイムラグはほとんどないと考えてよい。したがって、上記業務フローによれば、従来の紙ベースの手形保証と同様の業務フローで、でんさい保証を実施することが可能となる。また、発生記録請求から譲渡記録請求に係わる処理は取引銀行2のシステムにより行われるため、債務者取引銀行(保証人)2および債権者(保証宛先)3が、保証記録請求に係わる作業を行うことなく、でんさい保証を実施することができる。
図2は、本発明の一実施形態に係る全体的なシステム構成を示すブロック図である。図2の例において、顧客(債務者/保証依頼人)端末10および営業店端末70は、図示しない送受信部と、入出力部、記憶部などを備えた一般的な、デスクトップ、ノートPC、サーバーなどのコンピューターで構成される。顧客(債務者/保証依頼人)端末10および営業店端末70は、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、無線通信ネットワークなどで構成されるネットワーク6を経由して、債務者取引銀行2のでんさいネット連携システム20(以下、単に、「でんさいネット連携システム20」という。)に接続される。債務者(保証依頼人)1は、顧客(債務者/保証依頼人)端末10から、でんさいネット連携システム20が提供する画面2011で保証申込を選択のうえ、債権金額、発生記録日、支払期日、などの情報を指定して、でんさいネット連携システム20に送信する。さらに、顧客(債務者/保証依頼人)端末10は、でんさいネット連携システム20から審査結果や発生記録通知など各種情報を受信する。
でんさいネット連携システム20は、ネットワーク6を介して、顧客(債務者/保証依頼人)端末10、営業店端末70、預金管理システム21、でんさいネット4と接続される。でんさいネット連携システム20は、申込情報受付部201、記録請求インターフェース203、通知受信サーバー202、データ照合部204、記録請求作成部205、顧客DB207、でんさい保証管理DB206、預金DB208を有する。
申込情報受付部201は、ネットワーク6を介して、顧客(債務者/保証依頼人)端末10または営業店端末70と接続され、でんさいネット連携システム20内においては、データ照合部204、でんさい保証管理DB206、顧客DB207と接続される。申込情報受付部201は、顧客(債務者/保証依頼人)端末10または営業店端末70から、個別保証または極度保証に関する保証申込情報を受信し、審査結果を通知する。申込情報受付部201は、債務者取引銀行(保証人)2のシステムの外部の機器とのインターフェース機能を有する。また、申込情報受付部201は、顧客DB207を参照して、債務者(保証依頼人)1の認証情報に基づき、支払承諾等与信取引に必要な約定書などを締結済であるか確認し、締結済の債務者(保証依頼人)1に対しては、自動的にでんさい保証申込メニューを画面に表示させてもよい。さらに、申込情報受付部201は、個別保証または極度保証に関する保証申込情報を受信すると、後述するでんさい保証管理DB206に、申込内容を仮登録させる。審査の結果、保証が可能であることが判定されると、申込情報受付部201はでんさい保証管理DB206に、申込内容を本登録する。なお、申込情報受付部201は、審査の結果を営業店端末70や図示しない他の基幹システムなど外部から入手する構成としてもよい。あるいは、審査処理機能を後述するデータ照合部204にもたせてもよい。申込情報受付部201が個別保証または極度保証に関する保証申込情報を受信すると、データ照合部204にその情報を連携する。データ照合部204が、でんさい保証管理DB206および/または顧客DB207を参照して、顧客の与信情報、取引停止処分または強制解約に向かう利用制限措置の有無などをチェックして、保証の可否を判断してもよい。
申込情報受付部201は、でんさい保証管理DB206に保証申込情報を登録する際に、でんさい保証に係わるでんさいであることを一意に識別する識別IDを付与してもよい。後述する記録請求インターフェース203により、当該識別IDを指定してでんさいネット4に対して発生記録請求が行われると、通知受信サーバー202がでんさいネット4から受信する発生記録通知には、当該識別IDが含まれる。そのため、当該通知に係わるでんさいが、でんさい保証依頼されたものであることを即座に識別することが可能となる。識別IDを用いることにより、でんさい保証依頼に係わるでんさいの発生記録の通知を受領した後のでんさい保証記録請求を伴う譲渡記録請求の実施の迅速性が高まる。
通知受信サーバー202は、ネットワーク6を介してでんさいネット4に接続され、でんさいネット連携システム20内においては、データ照合部204と接続される。通知受信サーバー202は、でんさいネット4から発生記録通知を受信すると、その情報をデータ照合部204に連携する役割を果たす。
記録請求インターフェース203は、ネットワーク6を介してでんさいネット4に接続され、でんさいネット連携システム20内においては、記録請求作成部205と接続される。記録請求インターフェース203は、記録請求作成部205から受け取ったデータをもとに、でんさいネット4に対して、発生記録請求や譲渡記録請求を送信する役割を果たす。
データ照合部204は、申込情報受付部201、通知受信サーバー202、記録請求作成部205、でんさい保証管理DB206、顧客DB207、および預金DB208と接続される。データ照合部204に審査処理機能を持たせ、データ照合部204が、申込情報受付部201から個別保証または極度保証に関する保証申込情報を受信すると、各種DBを参照して、審査結果を申込情報受付部201に返してもよい。また、データ照合部204は、審査の結果、つまり保証を許可することを示す情報を、申込情報受付部201経由で受信してもよい。データ照合部204は、保証を許可することを示す情報を確認すると、でんさい保証管理DB206、顧客DB207などを参照し、しかるべき時期および内容で記録請求を行うように、記録請求作成部205に指示を与える。データ照合部204は、通知受信サーバー202から発生記録通知を受信すると、でんさい保証管理DB206および顧客DB207を参照し、必要な情報を抽出して記録請求作成部205に譲渡記録請求を作成するためのの指示を出す。さらに、データ照合部204は、譲渡記録結果を通知受信サーバー202経由で受信すると、各種情報に基づき保証料を計算し、預金DB208から所定の額の保証料を引き落とすための指示を預金管理システム21に与えてもよい。データ照合部204は、さらにまた、極度保証に係わるでんさいについては、でんさい保証管理DB206を参照し、残保証額を計算、登録、またはチェックする機能を有する。
記録請求作成部205は、記録請求インターフェース203とデータ照合部204と接続される。記録請求作成部205は、データ照合部204から記録請求作成のための指示を受けると、でんさいネット4の仕様に準拠したフォーマットで発生記録請求または譲渡記録請求(保証記録随伴)のリクエストを生成し、記録請求インターフェース203に情報を連携する。
でんさい保証管理DB206は、申込情報受付部201、データ照合部204と接続される、保証に係わるでんさいの情報を格納するためのデーターベースである。
顧客DB207は、でんさいネット連携システム20を利用する顧客に関する、例えば、企業名、口座情報などの全般的な情報などを格納する。
でんさい保証管理DB206および顧客DB207は、でんさいネット連携システム20を通じて記録原簿への記録が行われたでんさいに関する各種情報、例えば、各でんさいの記録番号、債権金額、支払期日、債権者および原債務者の情報(例えば、名前、決済口座など)、などを格納してもよい。
預金DB208は、顧客に関する預金の情報全般を管理するデーターベースである。
なお、本実施形態の顧客(債務者/保証依頼人)端末10および営業店端末70、でんさいネット連携システム20、でんさい保証管理DB206および顧客DB207などを構成する各種端末およびサーバーは、プロセッサ、メモリ(ROM、RAM、EEPROM、磁気ストレージデバイス、またはその他あらゆる媒体であって、情報を保存することに用いられ、且つ、アクセスされ得る媒体)、システムバスなどを備えた通常のコンピューターであって、無線または有線でネットワークに接続するための機能の他、必要に応じて記憶装置や、LCD、タッチパネルなどの表示装置、あるいはキーボード、マウス、音声入力装置、タッチパッドなどの入力機器を備える。これに限られず、本技術分野で知られた様々なハードウェアを内蔵あるいは接続することができる。また顧客(債務者/保証依頼人)端末10や各種サーバーには、OSや様々なドライバーまたはアプリケーションがインストールされ、本発明における実施形態で後述する様々の処理を全体として実行する。
図3は、本発明の一実施形態に係る、個別保証に関してでんさい保証管理DB206に格納される情報の例示である。保証依頼人および宛先人データ2061は、保証依頼人、すなわち債務者(保証依頼人)1と、保証宛先すなわち債権者(保証宛先)3についての全般的な情報を格納する。でんさいネット4の利用者番号と、決済口座などの情報を格納してもよい。2062は保証債権内容データであって、債権金額、発生記録日(予定)、支払期日、債権番号、識別IDなどの情報を格納する。債務者(保証依頼人)1が指定した個別保証の申込内容に基づき登録されるが、債権番号は発生記録通知をでんさいネット4から受領すると登録される。発生記録されたでんさいが保証に係わるでんさいであることを識別するための識別IDは、申込情報受付部201が個別保証に係わる申込を受信して登録する際に自動的に採番されて登録されてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る、極度保証に関してでんさい保証管理DB206に格納される情報の例示である。
保証依頼人および宛先人データ(極度)2063は、保証依頼人および宛先人データ2061と同様に、保証依頼人、すなわち債務者(保証依頼人)1と、保証宛先すなわち債権者(保証宛先)3についての全般的な情報を格納する。
2064は極度保証基本データであって、極度額、保証期日、識別ID(極度保証)に関する情報を格納する。債務者(保証依頼人)1が指定した極度保証の申込内容に基づき登録される。保証期日には、保証記録を有効とする記録請求の最終日が指定され、でんさいの発生記録請求を行う際に、データ照合部204により、保証期日を超過していないかチェックされる。識別ID(極度保証)は、極度保証に係わるでんさいであることを識別するIDである。後述する初回保証債権内容データ2065、2回目保証債権内容データ2066、N回目保証債権内容データ2067の保証債権データのうち、同じ識別ID(極度保証)が付された保証債権データは、1つの同じ極度保証に関連するでんさいであることが識別される。
2065は初回保証債権内容データであって、債権金額、発生記録日(予定)、支払期日、債権番号、残保証額、識別IDなどの情報を格納する。債務者(保証依頼人)1が指定した極度保証の申込における、初回分のでんさい発生要求に基づき登録されるが、債権番号は発生記録通知をでんさいネット4から受領すると登録される。残保証額の項目には、極度保証基本データ2064における極度額から、発生させるでんさいの債権金額を減算した額が登録される。2回目以降のでんさいの発生記録請求を行う際に、データ照合部204により、でんさいで指定する債権金額が、残保証額の範囲内であるかチェックされる。
なお、極度保証の場合は、前述したように継続的なプロジェクトに関する支払に関するものであることが多い。したがって、プロジェクトの進行状況に応じて、でんさいの発生時期や債権金額は可変であることが望ましい。したがって、最初の登録時に、債権金額および発生記録日を仮登録させておき、都度、保証債権内容データ2065ないし2067は、債務者(保証依頼人)1が指定した情報に基づき更新される構成としてもよい。債務者(保証依頼人)1は、極度保証に係わるでんさいの発生記録請求を行う際に、申込画面において極度保証基本データ2064の識別ID(極度保証)を指定して、既に審査された極度保証に係るでんさいの発生記録請求であることを明示してもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係る、個別保証に係わるでんさい保証の処理フローである。
ステップ1において、債務者(保証依頼人)1は、図1の2011などの画面を通じて、個別保証の保証申込情報を送信する。なお、例えば、債務者(保証依頼人)1が営業店などに出向き、書面またはその他の方法で個別保証の申込をしてもよい。その際は、営業店端末70を用いて、債務者(保証依頼人)1が指定した内容を入力し保証申込情報を送信する。保証申込情報の入力または送信は、ブラウザなどの汎用的なアプリケーション、または銀行2などが提供する専用的なアプリケーションを介して行ってもよい。
ステップ2において、でんさいネット連携システム20の申込情報受付部201は、個別保証の申込を受け取ると、申込内容をでんさい保証管理DB206に仮登録する。データ照合部204に審査処理機能を持たせる場合は、仮登録した内容を申込情報受付部201がデータ照合部204に渡す。
ステップ3において、データ照合部204は、でんさい保証管理DB206、顧客DB207、および/または図示しない顧客の与信情報を参照して、個別保証の申込を許可可能か判断する。データ照合部204に審査処理機能を持たせず、営業店端末70やその他外部の処理機能から、審査結果を受領する場合には、申込情報受付部201またはデータ照合部204は、受信した審査結果に基づき個別保証の許可または不許可判定を確認する。
ステップ3において、審査結果の判別により個別保証の許可判定が確認されなければ、ステップ4において、申込情報受付部201は申込否認通知を債務者端末10に送信する。なお、個別保証の許可判定が確認された場合に、保証許可の通知を行ってもよい。
ステップ5において、債務者端末10が申込否認通知を受信することにより処理は終了する。
一方、ステップ3において、審査結果の判別により個別保証の許可判定が確認されれば、ステップ6において、データ照合部204または申込情報受付部201は、審査結果および申込内容を、でんさい保証管理DB206に本登録する。なお、本登録または仮登録の識別は、でんさい保証管理DB206の保証債権内容データ2062などにおいて、仮登録であることを示すフラグをたて、本登録された際に仮登録フラグを消去してもよい。または、本登録の際に、識別IDを付与することで、識別ID付与の有無により、仮登録ではなく本登録されたデータであることを識別させるよう構成してもよい。
次に、データ照合部204は、本登録された申込データにおける発生記録日のデータ項目をチェックして、発生記録日として指定された日付に発生記録されるように、記録請求作成部205に、債権金額などの必要な情報を提供するとともに、記録請求の作成指示を与える。発生記録日を指定のうえ発生記録日より前に発生記録の予約請求を送信する態様を採用してもよい。また、発生記録の予約に対する発生記録予約通知を受信し、発生予約された電子記録債権の譲渡記録(保証記録随伴)の予約請求を送信する態様を採用してもよい。この際、データ照合部204は、記録請求作成部205に対して、発生記録請求に係わるでんさいは、個別保証に係わるものであることを識別する識別ID情報も提供する。記録請求作成部205は、データ照合部204から記録請求の作成指示を受信すると、でんさいネット4に準拠した形式にデータを整え記録請求インターフェース203に渡す。ステップ7において、記録請求インターフェース203から発生記録請求がでんさいネット4に送信される。
ステップ8において、でんさいネット4が発生記録請求を受信し、発生記録日として指定された日付に記録原簿に記録する。
ステップ9において、でんさいネット4が発生記録通知を送信する。
ステップ10において、通知受信サーバー202がでんさいネット4より発生記録通知を受信する。
データ照合部204は、通知受信サーバー202から発生記録通知を受信すると、識別IDから即座に個別保証に係わるでんさいであることを検知し、ステップ11において、でんさい保証管理DB206の対応するデータ項目に債権番号を登録する。データ照合部204は、記録請求作成部205に譲渡記録請求の作成指示を与える。この際、データ照合部204は、でんさい保証管理DB206の保証依頼人および宛先人データ2061を参照して、登録されている保証宛先を譲渡先として指定するように、記録請求作成部205に指示を与える。記録請求作成部205は、でんさいネット4に準拠した形式にデータを整え記録請求インターフェース203に渡す。さらに、ステップ11においては、記録請求インターフェース203を介して譲渡記録請求をでんさいネット4に送る。なお、前述したように、でんさいを譲渡する際は、でんさいネットは、原則として保証記録もセットで記録する。したがって、このステップを実行することにより、結果として、でんさいの債権者(譲渡人)である債務者取引銀行(保証人)2が電子記録保証人となる保証記録がなされる。
ステップ12において、でんさいネット4が譲渡記録請求を受信し、記録原簿に記録する。
ステップ13において、でんさいネット4が譲渡記録通知を送信する。
ステップ14において、通知受信サーバー202は、でんさいネット4から譲渡記録結果を受信する。
ステップ15において、データ照合部204は、債務者(保証依頼人)1口座から支払期日までの保証料を引き落として収納させ処理を終了する。
図6は、本発明の一実施形態に係る、極度保証に係わるでんさい保証の処理フロー(初回分)である。個別保証に係わる保証記録の処理フローと扱われる申込データの内容は異なるものの、処理の内容が一致するステップには同様の番号を付して説明を割愛する。
ステップ6において、データ照合部204または申込情報受付部201により、審査結果および申込内容を本登録する際には、極度保証に係わるものであることを識別する識別ID情報も登録する。なお、前述のとおり、極度保証は、継続的なプロジェクトに関する支払に関連することから、債務者(保証依頼人)1が、極度保証に係わる、複数回にわたって記録されるでんさいの発生時期の指定を希望する場合もある。発生記録日、支払期日などの情報は空欄のまま本登録してもよい仕様とし、本登録後、債務者(保証依頼人)1が指定する任意のタイミングで、初回および初回以降の発生記録日および支払期日を登録するようにしてもよい。
ステップ14において、通知受信サーバー202は、でんさいネット4から譲渡記録結果を受信する。ステップ14−1において、データ照合部204は、極度額から今回の発生したでんさいの債権金額を減算し、その結果を、残保証額として登録する。
ステップ15において、譲渡記録結果を受信したデータ照合部204は、債務者(保証依頼人)1口座から支払期日までの保証料を引き落として収納して処理を終了する。
図7は、本発明の一実施形態に係る、極度保証に係わるでんさい保証の処理フロー(2回目以降)である。個別保証に係わる保証記録の処理フローと扱われる申込データの内容は異なるものの、処理の内容が一致するステップには同様の番号を付して説明を割愛する。
ステップ1において、債務者(保証依頼人)1は、図1の2011などの画面において、債権金額、発生記録日、支払期日などの保証債権情報を指定して、保証申込を送信する。債務者(保証依頼人)1が極度保証の識別IDを入力することにより、残保証額などを画面に表示させ、債務者(保証依頼人)1が、残保証額を確認のうえ、保証債権情報を入力および送信可能な構成としてもよい。
ステップ2において、申込情報受付部201は、保証債権情報を受け取ると、申込内容をでんさい保証管理DB206に仮登録する。
極度保証が許可された債務者(保証依頼人)1に係わる、2回目以降の処理であるため、ステップ3においては、与信情報などを確認する必要はない。しかしながら、保証期間が長く、長期間にわたり保証をする場合は、顧客の状況が変化していることも想定して、取引停止処分または利用制限措置が登録されていないかチェックを行う必要がある。したがって、データ照合部204は、でんさい保証管理DB206、顧客DB207、および/または図示しない顧客の与信情報を参照して、引き続き保証の申込を許可可能か判断する。
次に、ステップ3で申込許可と判定されると、ステップ3−1に進み、データ照合部204は、でんさい保証管理DB206を参照して、発生記録請求する債権金額が残保証額の範囲内であるか確認する。
ステップ3−1で残保証額の範囲内であることが確認されると、ステップ3−2に進み、データ照合部204は、発生記録日は保証期日より前であることを確認する。
その後の処理は図6における処理フローと同一であるため説明を割愛する。
本明細書および図面において開示される実施形態は一例にすぎず、本発明の技術的範囲を定める際に、本開示の内容に限定して解釈されるべきではない。説明のため、各処理部をそれぞれ分けて記載したが、それぞれの機能を統合、連携させ、それぞれが有する機能の一部または全部を他方に持たせてもよい。本実施形態で開示されるデーターベース群も、それぞれが有するデータの一部または全部を他方に持たせ、統合、連携さてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、従来の紙ベースの手形保証の取引形態のように、でんさい発生とほぼ同時に、債権者(保証宛先)3に対して手形保証を提示することが可能となる。また、でんさい保証を行うための処理は、主に銀行システムにおいて自動化されたプロセスにおいてなされるため、債務者(保証依頼人)1、債務者取引銀行(保証人)2、ならびに債権者(保証宛先)3の作業負担が軽減される。さらには、手形を複数回、時期を分けて発行する必要がある場合には、予め極度保証額を設定する。設定された極度保証額の範囲内においては、個別に複数回、債務者取引銀行(保証人)2に対して保証の依頼をすることなく、ほぼ自動的にでんさいの発生および保証記録を実施することが可能になる。
1 債務者(保証依頼人)
2 債務者取引銀行(保証人)
3 債権者(保証宛先)
4 でんさいネット
5 債権者取引銀行
6 ネットワーク
10 顧客(債務者/保証依頼人)端末10
20 でんさいネット連携システム(DRS)
21 預金管理システム
30 債権者(保証宛先)端末
70 営業店端末
20 でんさいネット連携システム(DRS)
21 ホストサーバー
201 申込情報受付部
202 通知受信サーバー
203 記録請求インターフェース
204 データ照合部
205 記録請求作成部
206 でんさい保証管理
207 顧客DB
208 預金DB
2061 保証依頼人および宛先人データ
2062 保証債権内容データ
2063 保証依頼人および宛先人データ(極度)
2064 極度保証基本データ
2065 初回保証債権内容データ
2066 2回目保証債権内容データ
2067 N回目保証債権内容データ

Claims (15)

  1. 電子記録債権の保証記録自動化システムであって、
    保証依頼人端末から、少なくとも、保証依頼人、保証宛先、債権金額、発生記録日の指定を有する保証申込情報を受信する申込情報受付部と、
    前記保証申込情報、顧客情報、電子記録債権情報を格納するデーターベースと、
    保証申込に係わる審査結果の受信、または、前記顧客情報および前記保証依頼人の与信情報に基づく審査処理、のいずれかに基づき前記保証申込の許可判定を確認するデータ照合部と、
    前記保証申込の許可判定が確認されると、前記保証申込情報に基づき、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権であって、前記保証申込情報で指定された発生記録日に発生させる電子記録債権の発生記録請求を送信し、前記発生記録請求に対する発生記録通知を受信すると、前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定して前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求を送信する記録請求インターフェースとを備える
    ことを特徴とする電子記録債権の保証記録自動化システム。
  2. 前記記録請求インターフェースはさらに、前記保証申込情報で指定された発生記録日に、前記保証申込情報で指定された債権金額の電子記録債権が発生するように発生記録の予約請求を送信し、前記発生記録の予約に対する発生記録予約通知を受信すると、前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定して前記発生記録予約通知を受信した電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録の予約請求を送信することを特徴とする請求項1のシステム。
  3. 前記データ照合部はさらに、前記保証申込情報で指定された前記保証宛先を譲受人に指定した前記電子記録債権の譲渡記録請求に係わる譲渡記録通知を受信すると、債権期日までの保証料を計算し、所定の額の保証料を顧客の口座から引き落とすための指示を与える
    ことを特徴とする請求項1のシステム。
  4. 前記申込情報受付部はさらに、前記保証依頼人端末から前記保証申込情報を受信すると、前記データーベースに前記保証申込情報を登録する際に、電子記録債権保証に係わる電子記録債権であることを一意に識別する識別IDを付与する
    ことを特徴とする請求項1のシステム。
  5. 前記記録請求インターフェースはさらに、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権の発生記録請求を送信する際に、前記電子記録債権保証に係わる電子記録債権であることを一意に識別する識別IDをともに送信する
    ことを特徴とする請求項4のシステム。
  6. 前記保証申込情報はさらに、極度額情報を含み、
    前記保証申込の許可判定が確認されると、前記記録請求インターフェースは、前記極度額の範囲内において、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権の発生記録請求と前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定した前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求とを、複数回送信し、
    前記データ照合部は、前記記録請求インターフェースにより、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権の発生記録請求と前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定した前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求とが行われる毎に、前記極度額から前記電子記録債権に指定された債権金額を減算した額を残保証額として前記データーベースに登録する
    ことを特徴とする請求項1のシステム。
  7. 前記極度額の範囲内で、前記債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権の発生記録請求と前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定した前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求を2回目以降に実施する際に、前記データ照合部は、指定された債権金額が前記残保証額以内であることと、指定された発生記録日が保証期日以前であることを確認する
    ことを特徴とする請求項6のシステム。
  8. 保証依頼人端末から保証申込情報を受信する申込情報受付部と、前記保証申込情報、顧客情報、および電子記録債権情報を格納するデーターベースと、データ照合部と、でんさいネット(登録商標)に記録請求を送信する記録請求インターフェースと、前記でんさいネットから記録通知を受信する通知受信サーバーを少なくとも有する電子記録債権の保証記録自動化システムにおいて実行される方法であって、
    (ア)少なくとも、保証依頼人、保証宛先、債権金額、発生記録日の指定を有する前記保証申込情報を受信するステップと、
    (イ)保証申込に係わる審査結果の受信、または、前記顧客情報および前記保証依頼人の与信情報に基づく審査処理、のいずれかに基づき前記保証申込の許可判定を確認するステップと、
    (ウ)前記保証申込の許可判定が確認されると、前記保証申込情報に基づき、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権であって、前記保証申込情報で指定された発生記録日に発生させる電子記録債権の発生記録請求を送信し、前記発生記録請求に対する発生記録通知を受信すると、前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定して前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求を送信するステップ
    を備えることを特徴とする電子記録債権の保証記録自動化方法。
  9. 前記データーベースを参照して、前記保証申込情報で指定された発生記録日に、前記保証申込情報で指定された債権金額の電子記録債権が発生するように発生記録の予約請求を送信し、前記発生記録の予約請求に対する発生記録予約通知を受信すると、前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定して前記発生記録予約通知を受信した電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録の予約請求を送信するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8の方法。
  10. 前記(ウ)のステップの実行後、前記保証申込情報で指定された前記保証宛先を譲受人に指定した前記電子記録債権の譲渡記録請求に係わる譲渡記録通知を受信すると、債権期日までの保証料を計算し、所定の額の保証料を顧客の口座から引き落とすための指示を与えるステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8の方法。
  11. 前記申込情報受付部はさらに、前記保証依頼人端末から前記保証申込情報を受信すると、前記データーベースに前記保証申込情報を登録する際に、電子記録債権保証に係わる電子記録債権であることを一意に識別する識別IDを付与するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8の方法。
  12. 前記記録請求インターフェースはさらに、債務者を前記保証依頼人に債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権の発生記録請求を送信する際に、前記電子記録債権保証に係わる電子記録債権であることを一意に識別する識別IDをともに送信するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項11の方法。
  13. 前記保証申込情報はさらに、極度額情報を含み、
    前記(イ)のステップの実行により許可判定が確認されると、前記極度額の範囲内において、前記(ウ)のステップを複数回実行し、前記(ウ)のステップが行われる毎に、前記極度額から前記電子記録債権に指定された債権金額を減算した額を残保証額として前記データーベースに登録するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8の方法。
  14. 前記極度額の範囲内で、前記(ウ)のステップを2回目以降に実施する際に、指定された債権金額が前記残保証額以内であることと、指定された発生記録日が保証期日以前であることを確認するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項13の方法。
  15. 保証依頼人端末から保証申込情報を受信する申込情報受付部と、前記保証申込情報、顧客情報、および電子記録債権情報を格納するデーターベースと、データ照合部と、でんさいネットに記録請求を送信する記録請求インターフェースと、前記でんさいネットから記録通知を受信する通知受信サーバーを少なくとも有する電子記録債権の保証記録自動化システムを構成するコンピューターによって実行されるプログラムであって、
    (ア)少なくとも、保証依頼人、保証宛先、債権金額、発生記録日の指定を有する前記保証申込情報を受信するステップと、
    (イ)保証申込に係わる審査結果の受信、または、前記顧客情報および前記保証依頼人の与信情報に基づく審査処理、のいずれかに基づき前記保証申込の許可判定を確認するステップと、
    (ウ)前記保証申込の許可判定が確認されると、前記保証申込情報に基づき、債務者を前記保証依頼人に、および債権者を前記保証依頼人の取引銀行に指定する電子記録債権であって、前記保証申込情報で指定された発生記録日に発生させる電子記録債権の発生記録請求を送信し、前記発生記録請求に対する発生記録通知を受信すると、前記保証申込情報において指定された前記保証宛先を譲受人に指定して前記電子記録債権の保証記録を伴う譲渡記録請求を送信するステップ
    を実行させることを特徴とする電子記録債権の保証記録自動化プログラム。
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