JP2016004023A - 測位システム - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の高い測位が可能な測位システムを提供する。
【解決手段】測位システムは、人工衛星から送信される測位のための無線信号である衛星測位信号と互換性を有し、各々が互いに異なる特定の位置を示す位置データを含んだ無線信号である位置情報信号を発信する複数の位置情報発信機と、複数の位置情報発信機を制御するコントローラとを備える。コントローラは、複数の位置情報発信機を時分割で制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、測位システムに関する。
GPS(Global Positioning System)衛星等の人工衛星から送信されてくる無線信号(以下、「衛星測位信号」と称する。)を利用して測位を行うシステムは、屋内や地下街等の衛星測位信号を受信できないエリアにGPS受信機等の通信端末が入ると、測位精度が低下し、もしくは測位不能になってしまうことがある。
したがって、例えば、特許文献1では、屋内や地下街等の衛星測位信号を受信できないエリア内に、位置を示す情報である位置情報を、GPSで使用している周波数(例えば、中心周波数1.57542GHz)、変調方式(具体的には、BPSK(Binary Phase-Shift Keying))、多元接続方式(具体的には、ダイレクト・スペクトラム拡散方式のCDMA(Code Division Multiple Access))などと互換性のある信号(以下、「位置情報信号」と称する。)で発信する、位置情報発信機(屋内送信機)を設置し、携帯電話などの通信端末が、受信した位置情報信号から自身の現在位置を取得する技術が開示されている。
一方で、上記のような位置情報信号を用いた測位では、衛星測位信号に基づく測位と異なり、通信端末は、複雑な測位計算を行わずに、受信した位置情報信号に含まれる位置をそのまま自身の現在位置とする。
したがって、位置情報信号を用いた測位では、必要な測位精度を得るためには、複数の位置情報発信機を近接して複数設置する必要がある。多数の位置情報発信機が近接して設置されるので、位置情報信号間の干渉を回避するために、近接する位置情報発信機の間では、スペクトラム拡散に用いる符号パターンを選択するPRN(Pseudo Random Noise)番号が重ならないようにすることが望ましい。
特開2011−69748号公報
しかしながら、屋内で利用可能なPRN番号の数は10個程度に制限されており、複数の位置情報発信機が近接して配置される結果、周辺の受信環境によっては、同一のPRN番号の符号パターンを用いた位置情報信号が互いに干渉して、受信機側で適切に受信することができないという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、精度の高い測位が可能な測位システムを提供することを目的とする。
ある局面に従う測位システムは、人工衛星から送信される測位のための無線信号である衛星測位信号と互換性を有し、各々が互いに異なる特定の位置を示す位置データを含んだ無線信号である位置情報信号を発信する複数の位置情報発信機と、複数の位置情報発信機を制御するコントローラとを備える。コントローラは、複数の位置情報発信機を時分割で制御する。
好ましくは、コントローラは、複数の位置情報発信機のうち同一の疑似雑音符号で符号化する位置情報発信機を時分割で制御する。
好ましくは、コントローラは、複数の位置情報発信機のうち互いに異なる疑似雑音符号で符号化する位置情報発信機については発信を継続する。
好ましくは、各位置情報発信機は、同一の位置データについて、それぞれが異なる複数の疑似雑音符号で符号化した複数の位置情報信号を発信する。
好ましくは、位置情報信号を受信する通信端末をさらに備える。通信端末は、複数の位置情報信号を受信した場合には、受信強度に基づいて位置情報信号を選択する。
精度の高い測位が可能である。
実施形態に従う測位システムの概要を説明する図である。 実施形態に従う位置情報発信機の動作原理を説明する図である。 実施形態に従う位置情報発信機の構成を説明する機能ブロック図である。 実施形態に従う測位システムにおける複数の位置情報発信機2の制御を説明する図である。 実施形態に従う測位システムのフロー処理を説明する図である。 実施形態に従う時分割制御処理について説明するフロー図である。 他の実施形態に従う位置情報発信機を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<測位システムの概要>
図1は、実施形態に従う測位システムの概要を説明する図である。
図1に示されるように、実施形態に従う測位システムは、主に構造物4で囲まれる屋内において利用されることを想定している。
人工衛星1は、測位のための無線信号(衛星測位信号)を地上に向けて送信する。
位置情報発信機2は、地上(屋内や地下街などを含む。)の1地点の位置データを含んだ測位信号である位置情報信号を発信する。本例においては、位置情報発信機2が複数設けられ、一例として位置情報発信機2A,2Bが設けられる場合が示されている。そして、位置情報発信機2A,2Bは、位置情報信号をそれぞれ発信する。なお、2個に限られずさらに複数個設けられるようにしても良い。
通信端末3は、人工衛星1及び位置情報発信機2からの測位信号に基づいて自身の現在位置を測位する。
本例においては、衛星測位信号が届きにくい建物や地下街などの構造物4に、測位システムが設けられ、当該測位システムから発信された位置情報信号を通信端末3が受信する場合が示されている。
人工衛星1は、例えばGPS、ガリレオ測位システム(Galileo Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、準天頂衛星(Quazi-Zenith Satellites)システム等の測位システムにおける人工衛星である。なお、人工衛星1はGPS衛星であるものとし、人工衛星1から送信される衛星測位信号は、例えば、L1信号(1575.42MHz)やL2信号(1227.6MHz)などの、GPS信号であるものとする。
人工衛星1から送られてくる衛星測位信号には、いわゆる航法メッセージが含まれている。航法メッセージは、公知の技術であるためその詳細な説明については省略する。
航法メッセージは、人工衛星1ごとに割り当てられた固有の符号パターンで疑似ランダムノイズ符号(Pseudo Random Noise Code)にスペクトラム拡散され、所定の周波数帯域の搬送波にBPSK変調される。この疑似ランダムノイズ符号を生成するための個々の符号パターンに付された番号をPRN番号と呼び、それぞれの人工衛星1にはそれぞれ異なるPRN番号が割り当てられることから、このPRN番号は、人工衛星を識別したり測位信号の送信チャンネルを識別したりする番号としても利用される。つまり、スペクトラム拡散によって、複数の独立したチャンネルが構成される。
位置情報発信機2から発信される位置情報信号は、人工衛星1から地上に向けて送信される衛星測位信号と互換性を有しており、衛星測位信号と同じ変調方式により同様のフレーム構成を有するデータが無線信号として発信される。ただし、位置情報発信機2が同じエリア内に多数設置されるにも関わらず、位置情報発信機2が使用可能なPRN番号の数は最大10個程度しかないので、同一のPRN番号を複数の位置情報発信機2で共用して使用する場合が生じる。
通信端末3は、例えば、GPS携帯電話やPND(Personal Navigation Device)など、人工衛星1や位置情報発信機2の測位信号を受信して自身の現在位置を測位する携帯通信端末である。
コントローラ5は、複数の位置情報発信機2を制御するために設けられており、本例においては位置情報信号を発信するタイミングを制御する。
図2は、実施形態に従う位置情報発信機の動作原理を説明する図である。
衛星測位信号が受信できない屋内などの天井面には、必要な測位精度に応じた間隔で多数の位置情報発信機2が設置される。ここでは、位置情報発信機2A,2Bが設けられている場合が示されている。それぞれの位置情報発信機2は、アンテナ18を備えており、各アンテナ18からは、当該位置情報発信機2の設置位置を示す位置データを含み、衛星測位信号と互換性がある位置情報信号が発信される。
一例として、隣接して設置される位置情報発信機2Aと2Bとの各アンテナ18から発信される位置情報信号PS2、PS3は、それぞれ互いに異なるPRN番号の符号パターンによってスペクトラム拡散され、所定周波数帯域の搬送波に変調されて発信される。
例えば、位置情報発信機2Aのアンテナ18からは、それぞれPRN番号174の符号パターンでスペクトラム拡散(符号化)され、経度、緯度、高度を表す同一の位置データ(x1,y1,z1)を含む位置情報信号PS2が発信される。
位置情報発信機2Bのアンテナ18からは、それぞれPRN番号175を使って符号化された、同じ位置データ(x2,y2,z2)を含む位置情報信号PS4が発信される。
発信されたこれらの位置情報信号は、それぞれ異なるPRN番号を使って、つまり、異なる符号パターンによって符号化されているので、信号間の干渉は発生しない。したがって、通信端末3が、位置情報発信機2A,2Bの双方の電波伝搬範囲内に存在していた場合は、その通信端末3は、2つの位置情報信号PS3,PS4を受信することになる。このとき、基本的に、発信元からの距離が近いほど信号の受信強度が大きくなるので、通信端末3は、受信したすべての位置情報信号の中で最大の受信強度をもつものを1つだけ選択して、選択した位置情報信号に含まれる位置データから自位置は(x2,y2,z2)であると測位する。
<位置情報発信機の構成>
図3は、実施形態に従う位置情報発信機の構成を説明する機能ブロック図である。
図3に示すように、位置情報発信機2は、CPU(Central Processing Unit)10と、操作部12と、メモリ14と、通信I/F部15と、無線発信部16と、アンテナ18とを含む。各部は、CPU10と接続されている。
操作部12は、位置情報発信機2に対して操作入力を行うためのユーザインタフェースであり、例えば、操作ボタンやスイッチである。
通信I/F部15は、位置情報発信機2とコントローラ5とを接続するための通信インタフェースである。通信I/F部15は、例えば、RS−232C、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)、オープンコレクタ(Open Collector)、TTL(Transistor-Transistor Logic)、パラレルI/F、USB(Universal Serial Bus)である。
CPU10は、位置情報発信機2の全体を制御し、メモリ14に格納されているプログラムをロードして実行することによって、位置情報発信機能を具現化する。また、CPU10は、コントローラ5から通信I/F部15を介する指示に従って位置情報発信の時分割制御あるいは通常制御等を実行する。
無線発信部16は、送信ビット列記憶部、変調用クロック生成部、送信タイミング制御部、搬送波生成部、及びBPSK変調部を備えて構成されている。
送信ビット列記憶部は、送信する送信ビット列を記憶する。
変調用クロック生成部は、例えばTCXO(Temperature Compensated crystal Oscillator:温度保証型水晶発振器)やOCXO(Oven Controlled crystal Oscillator:恒温槽型水晶発振器)等の発振器を含み、送信タイミング制御部が送信ビット列記憶部に記憶された送信ビット列を読み出すためのクロック信号(例えば、1.023Mhz±0.1ppm)を生成する。
送信タイミング制御部は、このクロック信号に同期して送信ビット列記憶部に記憶された送信ビット列を1ビットずつ読み出すことによって、BPSK変調部に送信ビットストリーム信号を入力する。
搬送波生成部は、衛星測位信号に利用される所定周波数帯域(例えば、中心周波数1575.42MHz)の搬送波を生成する。
BPSK変調部は、送信タイミング制御部から入力される送信ビットストリーム信号にしたがって、この搬送波の位相を切り替えるBPSK変調を実行し、変調結果の信号をアンテナ18に出力する。
図4は、実施形態に従う測位システムにおける複数の位置情報発信機2の制御を説明する図である。
図4に示されるように、コントローラ5は、複数の位置情報発信機2を制御する。本例においては、コントローラ5が位置情報発信機2A〜2Cを制御する場合が示されている。
ここで、図4(A)では、コントローラ5が位置情報発信機2A〜2Cを制御して、位置情報発信機2Aと、位置情報発信機2Bとが位置情報信号を発信する場合が示されている。位置情報発信機2Cは、位置情報信号を発信していない。
ここで、位置情報発信機2Aは、PRN番号173を使って位置情報信号を発信する。また、位置情報発信機2Bは、PRN番号174を使って位置情報信号を発信する。
また、図4(B)では、コントローラ5が位置情報発信機2A〜2Cを制御して、位置情報発信機2Bと位置情報発信機2Cとが位置情報信号を発信する場合が示されている。位置情報発信機2Aは、位置情報信号を発信していない。
ここで、位置情報発信機2Bは、PRN番号174を使って位置情報信号を発信する。また、位置情報発信機2Cは、PRN番号173を使って位置情報信号を発信する。
本方式は、複数の位置情報発信機が同一のPRN番号を使って位置情報信号を発信する際には、同時に発信せず時分割で発信制御する。
当該方式により複数の位置情報発信機が同一のPRN番号を同時に発信することがないため位置情報信号が互いに干渉することを抑制することが可能であり、受信機は位置情報発信機から位置情報信号を適切に受信することが可能であるため精度の高い測位が可能である。
<フロー処理>
図5は、実施形態に従う測位システムのフロー処理を説明する図である。
図5に示されるように主にコントローラ5と位置情報発信機2とが連携して実行する処理である。
まず、コントローラ5は、位置情報発信機のPRN番号を確認する(ステップS2)。具体的には、コントローラ5に接続されている複数の位置情報発信機が用いるPRN番号を把握する。
次に、コントローラ5は、同一PRN番号を使って発信する位置情報発信機があるか否かを判断する(ステップS4)。具体的には、コントローラ5は、取得した位置情報発信機の情報として同一のPRN番号が割り当てられた複数の位置情報発信機が存在するか否かを判断する。
次に、ステップS4において、コントローラ5は、同一PRN番号を使って発信する位置情報発信機があると判断した場合(ステップS4においてYES)は、同一PRN番号の位置情報発信機について、時分割制御する。また、他の位置発信機については通常制御する(ステップS6)。時分割制御として1つずつ位置情報発信機を選択して位置情報信号を発信する。通常制御としては、継続的に位置情報信号を発信する。
そして、処理を終了する(エンド)。
一方、コントローラ5は、同一PRN番号の位置情報発信機が無いと判断した場合(ステップS4においてNO)には、通常制御を実行する(ステップS8)。
そして、処理を終了する(エンド)。
図6は、実施形態に従う時分割制御処理について説明するフロー図である。
図6(A)に示されるように、コントローラ5は、リストから位置情報発信機を選択する(ステップS10)。
図6(B)は、位置情報発信機リストを説明する図である。
図6(B)に示されるように、当該リストに位置情報発信機の情報が登録される。
本例においては、発信機A,Cが登録されるとともに、PRN番号が同じ173である場合が示されている。また、発信機Aについては、選択された状態であり、発信機Cについては選択されていない未選択状態である場合が示されている。当該リストは、コントローラ5の図示しないメモリに格納されているものとする。当該リストは、予め格納されているものでもよいし、コントローラ5が各位置情報発信機2と通信することにより各位置情報発信機2から取得した情報に基づいて作成したものであってもよい。
ステップS10において、位置情報発信機が選択された際に当該リストの選択の有無に関する情報について対応の発信機に対応する項目について「選択」に設定される。
次に、コントローラ5は、リストから選択した位置情報発信機に対して位置情報信号の送信を指示する(ステップS12)。これにより選択された位置情報発信機から位置情報信号が発信される。
次に、コントローラ5は、所定期間が経過したかどうかを判断する(ステップS14)。所定期間は、当業者が適宜必要に応じて調整することが可能である。
ステップS14において、コントローラ5は、所定期間が経過したと判断した場合(ステップS14においてYES)には、位置情報信号の送信の停止を指示する(ステップS16)。これにより選択された位置情報発信機から位置情報信号の発信が停止する。
次に、リストから全ての位置情報発信機を選択したかどうかを判断する(ステップS18)。コントローラ5は、リストを確認して全ての位置情報発信機が選択済みであるかどうかを判断する。
ステップS18において、コントローラ5は、リストから全ての位置情報発信機を選択したと判断した場合(ステップS18においてYES)は、選択の有無に関する情報をリセットする(ステップS20)。具体的には、コントローラ5は、リストの全ての選択に関する情報を未選択に設定(リセット)する。
そして、再び、ステップS10に戻る。これにより、再び位置情報発信機リストの中の位置情報発信機が1つずつ選択されて位置情報信号を発信する。
ステップS18において、コントローラ5は、リストから全ての位置情報発信機を選択していないと判断した場合(ステップS18においてNO)には、リストから他の位置情報発信機を選択する(ステップS22)。そして、ステップS12に戻る。
当該リストから他の位置情報発信機が選択された際に当該リストの選択の有無に関する情報について対応の発信機に対応する項目について「選択」に設定される。
全ての位置情報発信機が選択された場合に、当該項目がリセットされて再び最初の処理が繰り返される。
同一のPRN番号を用いた位置情報信号を発信する場合には、リストから1つずつ選択されて時分割制御されるため位置情報信号が互いに干渉することを抑制することが可能である。また、PRN番号が重ならない場合には、通常制御として位置情報信号が継続的に発信されるため受信機は、位置情報発信機から適切に位置情報信号を受信することが可能である。
(他の実施形態)
図7は、他の実施形態に従う位置情報発信機を説明する図である。
図7に示されるように、位置情報発信機2#は、複数のアンテナを有している場合が示されている。
位置情報発信機2#は、アンテナ18A,18Bを備えており、各アンテナ18A,18Bからは、当該位置情報発信機2の設置位置を示す位置データを含み、衛星測位信号と互換性がある位置情報信号が発信される。
このとき、隣接して設置される位置情報発信機2#の各アンテナ18A,18Bから発信される位置情報信号PS1、PS2は、それぞれ互いに異なるPRN番号の符号パターンによってスペクトラム拡散され、所定周波数帯域の搬送波に変調されて発信される。
例えば、位置情報発信機2#のアンテナ18Aからは、それぞれPRN番号173の符号パターンでスペクトラム拡散(符号化)され、経度、緯度、高度を表す同一の位置データ(x1,y1,z1)を含む位置情報信号PS1が発信される。
位置情報発信機2#のアンテナ18Bからは、それぞれPRN番号174を使って符号化された、同じ位置データ(x1,y1,z1)を含む位置情報信号PS2が発信される。
発信されたこれらの位置情報信号は、それぞれ異なるPRN番号を使って、つまり、異なる符号パターンによって符号化されているので、信号間の干渉は発生しない。
したがって、たとえば、上記で説明したPRN番号174の位置情報信号が時分割で制御される場合であっても、別のPRN番号173の位置情報信号に従って位置情報を発信することが可能であり、通信端末は、仮にPRN番号174の位置情報信号を受信できないタイミングであってもPRN番号173の位置情報信号に従って測位することが可能となり、位置情報信号を適切に受信して精度の高い測位が可能である。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものでもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 人工衛星、2,2A〜2C,2# 位置情報発信機、3 通信端末、4 構造物、5 コントローラ、10 CPU、12 操作部、14 メモリ、15 通信I/F部、16 無線発信部、18 アンテナ。

Claims (5)

  1. 人工衛星から送信される測位のための無線信号である衛星測位信号と互換性を有し、各々が互いに異なる特定の位置を示す位置データを含んだ無線信号である位置情報信号を発信する複数の位置情報発信機と、
    前記複数の位置情報発信機を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記複数の位置情報発信機を時分割で制御する、測位システム。
  2. 前記コントローラは、前記複数の位置情報発信機のうち同一の疑似雑音符号で符号化する位置情報発信機を時分割で制御する、請求項1記載の測位システム。
  3. 前記コントローラは、前記複数の位置情報発信機のうち互いに異なる疑似雑音符号で符号化する位置情報発信機については発信を継続する、請求項1または2記載の測位システム。
  4. 各前記位置情報発信機は、同一の位置データについて、それぞれが異なる複数の疑似雑音符号で符号化した複数の位置情報信号を発信する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の測位システム。
  5. 前記位置情報信号を受信する通信端末をさらに備え、
    前記通信端末は、複数の位置情報信号を受信した場合には、受信強度に基づいて位置情報信号を選択する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の測位システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018142767A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 沖電気工業株式会社 移動端末、方法および移動通信システム

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