JP2016000362A - 遊技機 - Google Patents

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Akiyoshi Satou
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Abstract

【課題】意匠的に優れた遊技機の提供。【解決手段】第1大入賞口開閉部材64及び第2始動口開閉部材54と、始動条件の成立により第1大入賞口開閉部材64を開放状態とする特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、所定の開放条件成立により第2始動口開閉部材54を開放状態とする開放遊技を実行する開放遊技実行手段と、盤ランプ10bを含む演出手段を用いて演出を制御する演出制御手段とを備え、閉鎖状態のときの第1大入賞口開閉部材64と第2始動口開閉部材54とが、正面視において共通する形状をなし、第1大入賞口開閉部材64の近傍に盤ランプ10bが設けられ、演出制御手段は、特別遊技における第1大入賞口開閉部材64が開放状態とされているときにおいて第1大入賞口開閉部材64と第2始動口開閉部材54とを区別可能に、盤ランプ10bを点灯制御することが可能である遊技機1。【選択図】図1

Description

本発明は、開閉可能な入賞口が複数遊技盤に設けられた遊技機に関する。
下記特許文献1には、開閉可能な始動口を有した可変入賞装置(電チュー)と、開閉可能な大入賞口を有した大入賞装置(第一大入賞装置及び第二大入賞装置)とを備えた遊技機が記載されている。
特開2014−18458号公報(図3)
上記特許文献1の遊技機は、開閉可能な複数の入賞口(始動口及び大入賞口)を有しているが、これら複数の入賞口の形状に共通性がなく、意匠的に優れないため、意匠的に優れた遊技機が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、意匠的に優れた遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第1の開閉部材と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第2の開閉部材と、始動条件の成立により、前記第1の開閉部材を開放状態とする特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、前記特別遊技判定手段により前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、所定の開放条件成立により、前記第2の開閉部材を開放状態とする開放遊技を実行する開放遊技実行手段と、所定のランプを含む演出手段を用いて演出を制御する演出制御手段と、を備え、閉鎖状態のときの前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とが、正面視において共通する形状をなし、前記第1の開閉部材の近傍に前記ランプが設けられ、前記演出制御手段は、前記特別遊技における前記第1の開閉部材が開放状態とされているときにおいて前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第1の開閉部材と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第2の開閉部材と、始動条件の成立により、前記第1の開閉部材を開放状態とする特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、前記特別遊技判定手段により前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、所定の開放条件成立により、前記第2の開閉部材を開放状態とする開放遊技を実行する開放遊技実行手段と、所定のランプを含む演出手段を用いて演出を制御する演出制御手段と、を備え、閉鎖状態のときの前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とが、正面視において共通する形状をなし、前記第1の開閉部材及び第2の開閉部材の近傍に前記ランプが設けられ、前記演出制御手段は、前記特別遊技における前記第1の開閉部材が開放状態とされているときにおいて前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であり、前記開放遊技における前記第2の開閉部材が開放状態とされているときにおいて前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする。
本発明によれば、閉鎖状態のときの第1の開閉部材と第2の開閉部材とが正面視において共通する形状をなしているので、意匠的に優れた遊技機を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。 同遊技機の第2始動口、第1大入賞口及び第2大入賞口の(a)は閉鎖状態、(b)は開放状態を示す要部正面図である。 同遊技機の電気系統のブロック図である。 (a)は通常遊技状態又は時短遊技状態における大当たり乱数の判定テーブル、(b)は確変遊技状態又は潜確遊技状態における大当たり乱数の判定テーブル、(c)は第1始動口への入球により取得した大当たり図柄乱数の判定テーブル、(d)は第2始動口への入球により取得した大当たり図柄乱数の判定テーブルの内容を示す図である。 メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 ゲートSW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 大当たり判定処理のフローチャートである。 変動パターン選択処理のフローチャートである。 停止中処理のフローチャートである。 普通図柄処理のフローチャートである。 大入賞口処理のフローチャートである。 遊技状態設定処理のフローチャートである。 電チュー処理のフローチャートである。 サブ側タイマ割込処理のフローチャートである。 コマンド受信処理のフローチャートである。 演出選択処理のフローチャートである。 変動演出終了中処理のフローチャートである。 オープニング演出選択処理のフローチャートである。 ラウンド演出選択処理のフローチャートである。 エンディング演出選択処理のフローチャートである。 客待ちコマンド受信処理のフローチャートである。 参考例に係る遊技機の(a)は第2始動入賞装置、(b)は第1大入賞装置、(c)は第2大入賞装置の要部正面図である。 他の参考例に係る遊技機の(a)は第2始動入賞装置、(b)は第1大入賞装置、(c)は第2大入賞装置の閉鎖状態と開放状態を示す要部正面図である。
本発明の一実施形態に係る遊技機について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、遊技機1は、パチンコ遊技機であり、前面枠2の内側に取着された遊技盤3を備えている。遊技盤3には、ハンドル4の操作により発射された遊技球が流下する遊技領域5が、レール部材6で囲まれて形成されている。遊技領域5には、遊技球を誘導する遊技釘(図示せず)が多数突設されている。遊技盤3には、盤ランプ10が配設されている。前面枠2には、演出ボタン14、演出キー15、枠ランプ8及びスピーカ9が配設されている。
ここで、本明細書中、上下とは、遊技を行うために遊技機1を立設した状態における上下をいい、左右は、遊技盤3の遊技領域5に向かって左右をいうものとする。また、遊技盤3の表面側(遊技領域5側)を前方とし、遊技盤3の裏面側を後方とする。
遊技盤3の中央部には、画像表示器11の表示画面111が配置され、表示画面111を囲繞するように、センター役物装置12が配置されている。画像表示器11は、客待ち用のデモ表示である客待ち演出、装飾図柄を変動させてから停止表示する変動演出、大当たり遊技に並行して行われる大当たり演出など、各種演出の画像を表示画面111に表示する。変動演出は、数字等の装飾図柄と装飾図柄以外の演出画像とにより構成されて、装飾図柄を変動させた後停止させ、その停止させた装飾図柄(以下、「停止図柄」という。)により、大当たり判定の結果を報知する演出である。この変動演出は、後述する特別図柄変動に並行して行われる。センター役物装置12には、可動役物装置13が取り付けられている。
遊技領域5の左右方向における中央部の下部には、第1始動入賞装置40が設けられている。第1始動入賞装置40は、常時開放されて遊技球の入球し易さが変わらない第1始動口41を備えている。第1始動口41に入球した遊技球は、第1始動口SW42(図3参照)に検出され、第1始動入賞装置40から遊技盤3の裏側に設けられている遊技球排出通路(図示せず)に流出する。
遊技領域5の右側部の下部には、第2始動入賞装置50が設けられている。図2に示すように、第2始動入賞装置50は、正面視において羽根形状をなして第2始動口ソレノイド53(図3参照)により前後方向を軸として左右に回動される第2始動口開閉部材54(第2の開閉部材に相当。)と、第2始動口通路部56とを備え、第2始動口通路部56は、第2始動口開閉部材54によって開閉される第2始動口51を有している。第2始動口開閉部材54は所謂電チューに相当する。そして、第2始動口開閉部材54が図2の(a)に示す閉鎖状態(すなわち、第2始動口51を閉鎖した状態)のとき、遊技球は第2始動口51に入球不能となり、第2始動口開閉部材54が図2の(b)に示す開放状態(すなわち、第2始動口51を開放した状態)のとき、開口幅Wが遊技球の直径より十分大きくなり、第2始動口開閉部材54が第2始動口51に遊技球を誘導する誘導面54aを形成することとも相まって、遊技球は第2始動口51に入球容易となる。第2始動口51に入球した遊技球は、第2始動口SW52(図3参照)に検出され、第2始動口通路部56から遊技盤3の裏側に設けられている遊技球排出通路(図示せず)に流出する。
また、遊技領域5には、第2始動入賞装置50の右斜め上方に、第1大入賞装置60が設けられ、第1大入賞装置60の右斜め上方に、第2大入賞装置70が設けられている。第1大入賞装置60は、第1大入賞口ソレノイド63(図3参照)により前後方向を軸として左右に回動される第1大入賞口開閉部材64(第1の開閉部材に相当。)と、第1大入賞口通路部66とを備え、第1大入賞口通路部66は、第1大入賞口開閉部材64によって開閉される第1大入賞口61を有している。第2大入賞装置70は、第2大入賞口ソレノイド73(図3参照)により前後方向を軸として左右に回動される第2大入賞口開閉部材74と、第2大入賞口通路部76とを備え、第2大入賞口通路部76は、第2大入賞口開閉部材74によって開閉される第2大入賞口71を有している。第1大入賞口開閉部材64と第2大入賞口開閉部材74とは、正面視において、第2始動口開閉部材54と同様の羽根形状をなしている。すなわち、閉鎖状態のとき(本実施形態では、閉鎖状態及び開放状態のとき)の第2始動口開閉部材54と第1大入賞口開閉部材64と第2大入賞口開閉部材74とは、正面視において共通する形状をなしている。なお、閉鎖状態における、第2始動口開閉部材54と第2始動口通路部56とがなす形状、第1大入賞口開閉部材64と第1大入賞口通路部66とがなす形状、及び、第2大入賞口開閉部材74と第2大入賞口通路部76とがなす形状(すなわち、遊技領域5に露出する第2始動入賞装置50、第1大入賞装置60、及び、第2大入賞装置70の各形状)も、正面視において共通し、本実施形態では楕円形状をなしている。そして、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74が図2の(a)に示す閉鎖状態(すなわち、第1大入賞口61、第2大入賞口71を閉鎖した状態)のとき、遊技球は第1大入賞口61、第2大入賞口71に入球不能となり、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74が図2の(b)に示す開放状態(すなわち、第1大入賞口61、第2大入賞口71を開放した状態)のとき、開口幅Wが遊技球の直径より十分大きくなり、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74が第1大入賞口61、第2大入賞口71に遊技球を誘導する誘導面64a、74aを形成することとも相まって、遊技球は第1大入賞口61、第2大入賞口71に入球容易となる。第1大入賞口61、第2大入賞口71に入球した遊技球は、それぞれ、第1大入賞口SW62、第2大入賞口SW72(図3参照)に検出され、第1大入賞口通路部66、第2大入賞口通路部76から遊技盤3の裏側に設けられている遊技球排出通路(図示せず)に流出する。
第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64及び第2大入賞口開閉部材74の近傍には、それぞれ、盤ランプ10が設けられている。以下、区別するときは、第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74の近傍の盤ランプ10を、それぞれ、盤ランプ10a、盤ランプ10b、盤ランプ10cと表記する。盤ランプ10a、10b、10cは、それぞれ異なる発光色を有する。盤ランプ10aは、後述する補助遊技の実行中に点灯され、補助遊技の実行中でないときは消灯される。なお、点灯というときは、点滅も含むものとする。盤ランプ10bは、後述する長当たり遊技(特別遊技に相当。)において第1大入賞口開閉部材64が開放状態となる前(本実施形態では、オープニング中)に点灯され、その長当たり遊技のエンディング中(但し、途中で第2大入賞口開閉部材74が開放状態となるラウンドに移るときは、そのラウンドの直前のインターバル中)に消灯される。盤ランプ10cは、長当たり遊技において第2大入賞口開閉部材74が開放状態となるラウンドが実行される前(本実施形態では、そのラウンドの直前のインターバル中)に点灯され、その長当たり遊技のエンディング中に消灯される。したがって、遊技者は、どの盤ランプ10が点灯するかによって、どの開閉部材が開放状態となるかを知ることができる。すなわち、遊技者は、大当たり遊技のときに開放状態とされる第1大入賞口開閉部材64(第1の開閉部材に相当。)を、盤ランプ10bの点灯により、第2始動口開閉部材54(第2の開閉部材に相当。)と区別して認識することができ、盤ランプ10bは区別部に相当する。なお、ここでいう「開放状態」とは、複数の入球が望める開放(後述するロング開放)がなされている状態をいう。
さらに、遊技領域5には、第2大入賞口71よりも上方に、遊技球が通過可能なゲート17が設けられている。また、遊技領域5には、複数の普通入賞口18が設けられている。上述したように、ゲート17、第1大入賞装置60、第2大入賞装置70、及び、第2始動入賞装置50は、遊技領域5の右側部に設けられており、遊技者が遊技領域5の右側を狙った所謂右打ちをすることにより、遊技球が通過若しくは入球可能となっている。遊技領域5に打ち込まれた遊技球が、流下する過程で、第1始動口41、第2始動口51、第1大入賞口61、第2大入賞口71、及び、普通入賞口18のいずれかに入球(入賞)すれば、入賞した箇所に応じた所定数の賞球が図示しない払出装置により払い出されるが、入賞しなかった遊技球(いわゆるアウト球)は、遊技領域5の下端部に設けられた排出口16を介して、遊技領域5から排出される。入賞した遊技球及び排出口16から排出された遊技球は、いずれも図示しないスイッチによりカウントされ、したがって、遊技領域5に打ち込まれた遊技球の数は把握可能である。
遊技領域5の外側には、複数のランプからなる図柄表示器19及び保留ランプ20が設けられている。図柄表示器19に含まれる第1特別図柄表示器191及び第2特別図柄表示器192(図3参照)は、それぞれ、遊技球の第1始動口41、第2始動口51への入賞を契機として行われる大当たり判定の結果を、変動表示を経て停止表示された特別図柄により報知する(これを「特別図柄変動」という)ものである。第1特別図柄表示器191又は第2特別図柄表示器192に停止表示された図柄が、大当たり図柄であれば、第1大入賞口61(大当たりの種類によっては、第1大入賞口61及び第2大入賞口71)を所定回数開放状態とする大当たり遊技が行われ、小当たり図柄であれば、第1大入賞口61を所定回数開放状態とする小当たり遊技が行われる。大当たり遊技及び小当たり遊技を総称して、当たり遊技という。
特別図柄変動中または当たり遊技中に、遊技球が第1始動口41または第2始動口51に入賞(入球)すると、メイン制御基板30(図3参照)は、その入賞に対して取得した大当たり乱数等の判定情報を取得して、第1始動口41への入賞であれば第1保留記憶部301(図3参照)に、第2始動口51への入賞であれば第2保留記憶部302(図3参照)に記憶し、その判定情報に基づく大当たり判定を、その判定情報に基づく特別図柄変動を実行可能となるまで(すなわち、その判定情報より先に記憶された判定情報に基づく特別図柄変動及び当たり遊技が全て終了するまで)保留する。以下、保留されている大当たり判定の個数を「保留数」といい、第1始動口41への入賞に対する保留数を第1保留数、第2始動口51への入賞に対する保留数を第2保留数という。そして、特別図柄変動を実行可能になったときに、記憶しておいた判定情報に基づいて大当たりか否かの判定を行い、特別図柄変動を実行する。第1保留記憶部301及び第2保留記憶部302は、メイン制御基板30のRAM内に設けられている。
保留ランプ20に含まれる第1特別図柄保留ランプ201及び第2特別図柄保留ランプ202(図3参照)は、それぞれ、第1保留記憶部301、第2保留記憶部302に記憶されている判定情報の個数(すなわち、保留数)を表示するものである。なお、第1保留記憶部301、第2保留記憶部302に記憶される判定情報の個数は、それぞれ4個が上限とされているため、第1保留記憶部301に4個の判定情報が記憶されている状態で遊技球が第1始動口41に入賞したときや、第2保留記憶部302に4個の判定情報が記憶されている状態で遊技球が第2始動口51に入賞したときは、その入賞に対して大当たり乱数等の判定情報は取得されない。
図柄表示器19に含まれる普通図柄表示器193(図3参照)は、ゲート17への遊技球の通過を契機として行われる普通図柄判定(普通図柄抽選)の結果を、変動表示を経て停止表示される普通図柄により報知するものである。停止表示された普通図柄が当たり図柄であれば、所定時間及び所定回数、第2始動口開閉部材54を開放状態とすることにより第2始動口51への入球を容易とする補助遊技(開放遊技に相当。)が行われる。
普通図柄の変動表示中または補助遊技中に、遊技球がゲート17を通過すると、メイン制御基板30は、その通過に対して当たり乱数を取得し記憶する。そして、普通図柄の変動表示を開始可能な状態になったときに、記憶しておいた当たり乱数を用いて当たりか否かの判定を行い、普通図柄の変動表示を開始して、その判定結果を示す普通図柄を停止表示する。保留ランプ20に含まれる普通図柄保留ランプ203(図3参照)は、このように記憶されている当たり乱数の個数を表示するものである。なお、記憶される当たり乱数は4個が上限とされているため、4個の当たり乱数が記憶されている状態で遊技球がゲート17を通過しても、その通過に対する当たり乱数の取得は行われない。
次に、図3に基づいて実施形態の遊技機1の電気系統について説明する。実施形態の遊技機1は、メイン制御基板30、払出制御基板31、サブ制御基板32を備え、サブ制御基板32は、演出制御基板33、画像制御基板34、及び、ランプ制御基板35を備えている。そして、払出制御基板31及び演出制御基板33はメイン制御基板30に接続され、画像制御基板34及びランプ制御基板35は演出制御基板33に接続されている。各制御基板は、CPU、ROM、RAM等を備えている。
メイン制御基板30は、大当たりの抽選や遊技状態の移行など主に利益に関わる制御を行うものである。メイン制御基板30には、第1始動入賞装置40に設けられた第1始動口SW(スイッチ)42、第2始動入賞装置50に設けられた第2始動口SW52、第2始動口ソレノイド53、ゲート17に設けられてゲート17を通過した遊技球を検出するゲートSW171、第1大入賞装置60に設けられた第1大入賞口SW62、第1大入賞口ソレノイド63、第2大入賞装置70に設けられた第2大入賞口SW72、第2大入賞口ソレノイド73、各普通入賞口18にそれぞれ設けられてその普通入賞口18に入球した遊技球を検出する普通入賞口SW181、第1特別図柄保留ランプ201、第2特別図柄保留ランプ202、普通図柄保留ランプ203、第1特別図柄表示器191、第2特別図柄表示器192、普通図柄表示器193がそれぞれ接続され、図3に矢印で示すように、各スイッチからはメイン制御基板30に信号が入力され、各ソレノイドやランプ等にはメイン制御基板30から信号が出力される。
また、メイン制御基板30は、払出制御基板31に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板31から信号を受信する。払出制御基板31には、図示しない払出装置を駆動する払出駆動モータ21が接続され、払出制御基板31は、メイン制御基板30から受信したコマンドに従って払出駆動モータ21を動作させ、賞球の払出を行わせる。
さらに、メイン制御基板30は、演出制御基板33に対し各種コマンドを送信し、演出制御基板33は、画像制御基板34との間でコマンドや信号の送受信を行う。演出制御基板33には、演出ボタン14に設けられて演出ボタン14が操作されたことを検出する演出ボタン検出SW141が接続されている。画像制御基板34には画像表示器11及びスピーカ9が接続され、画像制御基板34は、演出制御基板33から受信したコマンドに従って、画像表示器11の表示画面111に装飾図柄、保留画像等の画像を表示し、スピーカ9から音声を出力する。また、演出制御基板33は、ランプ制御基板35との間でコマンドや信号の送受信を行う。ランプ制御基板35には、枠ランプ8、盤ランプ10、及び、可動役物装置13が接続され、ランプ制御基板35は、演出制御基板33から受信したコマンドに従って、枠ランプ8及び盤ランプ10を点灯・消灯し、可動役物装置13を動作させる。
次に、遊技機1の遊技状態等について説明する。遊技機1は、通常遊技状態、時短遊技状態、確変遊技状態、潜確遊技状態の4つの遊技状態と、大当たり遊技、小当たり遊技とを有している。
時短遊技状態とは、通常遊技状態よりも第2始動口51へ遊技球が入賞し易いが、大当たりの当選し易さは通常遊技状態と同等である状態をいい、通常遊技状態では、普通図柄判定の当選確率が約1/10、普通図柄変動時間が25秒、第2始動口51の開放時間が0.1秒で開放回数が1回であるのに対して、時短遊技状態では、普通図柄判定の当選確率が約9/10、普通図柄変動時間が2秒、第2始動口51の開放時間が0.3秒で開放回数が5回となっている。なお、大当たり当選確率はいずれの状態でも約1/300である。
確変遊技状態とは、通常遊技状態よりも大当たりに当選し易くかつ第2始動口51へ遊技球が入賞し易い状態をいい、通常遊技状態では、大当たり当選確率が約1/300であるのに対して、確変遊技状態では、大当たり当選確率が約1/30となっている。また、確変遊技状態では、時短遊技状態と同様、普通図柄判定の当選確率が約9/10、普通図柄変動時間が2秒、第2始動口51の開放時間が0.3秒で開放回数が5回となっている。
潜確遊技状態とは、通常遊技状態よりも大当たりに当選しやすいが、第2始動口51への遊技球の入賞し易さは通常遊技状態と同等である状態をいい、潜確遊技状態では、確変遊技状態と同様、大当たり当選確率が約1/30となっている。また、潜確遊技状態では、通常遊技状態と同様、普通図柄判定の当選確率が約1/10、普通図柄変動時間が25秒、第2始動口51の開放時間が0.1秒で開放回数が1回となっている。
そして、初期状態では通常遊技状態であり、大当たりが発生すれば、第1大入賞口開閉部材64及び/又は第2大入賞口開閉部材74を所定回数開放状態とする大当たり遊技を経て、その大当たりの種類に応じた遊技状態に遷移する。本実施形態では、大当たりの種類には、賞球の獲得が略望めない短当たりとして、2R(ラウンド)潜確大当たりがあり、多くの賞球を獲得可能な長当たりとして、15R通常大当たり、15R確変大当たりがある。短当たりのときの大当たり遊技を短当たり遊技、長当たりのときの大当たり遊技を長当たり遊技という。なお、ラウンドとは第1大入賞口61又は第2大入賞口71の開放期間を言う。2R潜確大当たりでは、第1大入賞口61を極短時間2回開放する短当たり遊技を行った後、潜確遊技状態に遷移し、15R通常大当たりでは、第1大入賞口61を15回開放する長当たり遊技を行った後、時短遊技状態に遷移し、15R確変大当たりでは、第1大入賞口61を10回開放してから第2大入賞口71を5回開放する長当たり遊技を行った後、確変遊技状態に遷移する。さらに、時短遊技状態において途中で大当たりが発生することなく所定回数(本実施形態では100回)の特別図柄変動が行われたときは、通常遊技状態に遷移する。また、これら大当たりの他に小当たりがある。小当たりは、見かけ上2R潜確大当たりと変わらない動作をするもので、第1大入賞口61を極短時間2回開放する小当たり遊技を行うが、遊技状態は遷移しない。なお、2R潜確大当たりで行われるような入球が殆ど望めない短時間の開放をショート開放、15R通常大当たりや15R確変大当たりで行われるような複数の入球が望める長時間の開放をロング開放という。
大当たり乱数は、図4(a)(b)に示すように、0〜299までの範囲で値をとることとされ、大当たり判定において、通常遊技状態又は時短遊技状態では、大当たりの当選確率が1/300、小当たりの当選確率が3/300となるように、確変遊技状態又は潜確遊技状態では、大当たりの当選確率が10/300、小当たりの当選確率が3/300となるように、それぞれ、当選とする乱数値が定められている。大当たり図柄乱数は、図4(c)(d)に示すように、0〜249までの範囲で値をとることとされ、第1始動口41への入賞に対しては、15R通常大当たりの当選確率が100/250、15R確変大当たりの当選確率が75/250、2R潜確大当たりの当選確率が75/250になるように、第2始動口51への入賞に対しては、15R通常大当たりの当選確率が100/250、15R確変大当たりの当選確率が125/250、2R潜確大当たりの当選確率が25/250になるように、それぞれ、当選とする乱数値が定められている。したがって、第1始動口41への入賞に基づく大当たり判定よりも、第2始動口51への入賞に基づく大当たり判定の方が、遊技者にとって有利な大当たりに当たり易い。
次に、図5〜15に基づいてメイン制御基板30の動作について説明する。なお、後述する各カウンタは、RAMに設けられ、遊技機1の電源投入時にゼロクリアされる。
[メイン側タイマ割込処理]メイン制御基板30は、図5に示すメイン側タイマ割込処理を例えば4msecといった短時間周期で繰り返す。まず、メイン制御基板30は、大当たり判定に用いる大当たり乱数、大当たりの種類を決めるための大当たり図柄乱数、変動演出においてリーチ演出を行うか否かを決めるためのリーチ乱数、変動パターンを決めるための変動パターン乱数、普通図柄判定に用いる当たり乱数等を更新する乱数更新処理を行う(ステップS101)。
次に、メイン制御基板30は、始動口SW処理(S102)、ゲートSW処理(S103)、大入賞口SW処理(S104)、及び、普通入賞口SW処理(S105)を行う。始動口SW処理及びゲートSW処理については後述する。大入賞口SW処理は、第1大入賞口SW62又は第2大入賞口SW72がONしていれば、当たり遊技(後述する当たり遊技フラグがON)中か否かを判定して、当たり遊技中であれば、入賞個数カウンタの値Cに1を加算するとともに、大入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。普通入賞口SW処理は、普通入賞口SW181がONしていれば普通入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。続いて、メイン制御基板30は、特別図柄処理(S106)、普通図柄処理(S107)、大入賞口処理(S108)、及び、電チュー処理(S109)を行う。これらの処理については後述する。
そして、メイン制御基板30は、始動入賞口カウンタの値に応じた数の賞球、大入賞口カウンタの値に応じた数の賞球、及び、普通入賞口カウンタの値に応じた数の賞球を払い出すためのコマンドをセットして、それらのカウンタをゼロクリアする賞球処理(S110)を行い、以上の各処理においてセットしたコマンドを払出制御基板31及び演出制御基板33に出力する出力処理(S111)を行う。
[始動口SW処理]図6に示すように、始動口SW処理では、メイン制御基板30は第1始動口SW42がONしたか否かを判定し(S201)、ONしていなければステップS206に進み、ONしていれば、始動入賞口カウンタの値に1を加算して、第1保留記憶部301に記憶されている判定情報の個数を数える第1始動口保留カウンタの値U1が、上限値(ここでは、4)未満か否かを判定する(S202)。そして、上限値未満でない場合はステップS206に進み、上限値未満の場合はU1に1を加算して(S203)、大当たり判定に用いる判定情報(本実施形態では、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、及び、変動パターン乱数)を取得して、第1保留記憶部301に格納し(S204)、第1保留数増加コマンドをセットする(S205)。なお、メイン制御基板30は、取得した大当たり乱数及び大当たり図柄乱数を用いて、現在の遊技状態に応じた判定テーブル(図4参照)を用いて大当たり判定を仮に行う所謂先読みを行い、その結果を示す先読み情報を第1保留数増加コマンドに含める。
ステップS206では、メイン制御基板30は第2始動口SW52がONしたか否かを判定し、ONしていなければ、始動口SW処理からリターンして次のゲートSW処理に進み、ONしていれば、始動入賞口カウンタの値に1を加算して、第2保留記憶部302に記憶されている判定情報の個数を数える第2始動口保留カウンタの値U2が、上限値(ここでは、4)未満か否かを判定する(S207)。そして、上限値未満でない場合は始動口SW処理からリターンし、上限値未満の場合は、U2に1を加算して(S208)、大当たり判定に用いる判定情報を取得して、第2保留記憶部302に格納し(S209)、第2保留数増加コマンドをセットして(S210)、始動口SW処理からリターンする。なお、第2保留数増加コマンドにも、先読み情報を含める。
[ゲートSW処理]図7に示すように、ゲートSW処理では、メイン制御基板30はゲートSW171がONしたか否かを判定し(S301)、ONしていなければ、ゲートSW処理からリターンして次の大入賞口SW処理に進み、ONしていれば、ゲート保留カウンタの値Gが上限値(ここでは、4)未満か否かを判定する(S302)。そして、上限値未満でない場合はゲートSW処理からリターンし、上限値未満であればGに1を加算して(S303)、後述する普通図柄判定に用いる普通図柄乱数を取得して所定記憶域に格納し(S304)、ゲートSW処理からリターンする。すなわち、普通図柄乱数は、4個まで所定記憶域に記憶されることとなる。
[特別図柄処理]図8に示すように、特別図柄処理では、メイン制御基板30は、当たり遊技中か否かを示す当たり遊技フラグ(即ち、小当たり遊技フラグ、長当たり遊技フラグ、又は、短当たり遊技フラグ)がONか否かを判定し(S401)、ONであれば、特別図柄変動を開始できないため特別図柄処理からリターンして次の普通図柄処理に進み、ONでなければ特別図柄変動中か否かを判定する(S402)。そして、変動中であればステップS411に進むが、変動中でなければ、特別図柄変動を開始できるため、第2始動口保留カウンタの値U2が1以上か否かを判定する(S403)。メイン制御基板30は、U2が1以上であれば、第2保留記憶部302に記憶されている判定情報のうち最先に記憶されたものを、後述する大当たり判定処理(S407)及び変動パターン選択処理(S408)に用いることとし、U2から1を減算する(S404)。一方、U2が1以上でなければ、第1始動口保留カウンタの値U1が1以上か否かを判定して(S405)、U1が1以上でなければ、ステップS415に進むが、U1が1以上であれば、第1保留記憶部301に記憶されている判定情報のうち最先に記憶されたものを大当たり判定処理(S407)及び変動パターン選択処理(S408)に用いることとし、U1から1を減算する(S406)。このように、第1保留記憶部301に記憶されているものより、第2保留記憶部302に記憶されている判定情報が優先して用いられるとともに、先に記憶された判定情報から順に用いられる。ステップS415では、メイン制御基板30は、客待ちフラグがONか否かを判定し、ONであれば、特別図柄処理からリターンするが、ONでなければ、客待ちコマンドをセットして(S416)、客待ちフラグをONして(S417)、特別図柄処理からリターンする。
ステップS404又はステップS406のいずれかの処理を行ったメイン制御基板30は、客待ちフラグをOFFして(S406-1)、後述する大当たり判定処理(S407)及び変動パターン選択処理(S408)を行う。なお、メイン制御基板30は、大当たり判定処理及び変動パターン選択処理に用いた判定情報を、第1保留記憶部301または第2保留記憶部302から消去する。そして、第1保留記憶部301に記憶されていた判定情報に対するものであれば第1特別図柄表示器191、第2保留記憶部302に記憶されていた判定情報に対するものであれば第2特別図柄表示器192において、特別図柄変動を開始し(S409)、変動開始コマンドをセットして(S410)、ステップS411に進む。なお、変動開始コマンドには、現在の遊技状態を示す情報と、大当たり判定処理でセットされた図柄を示す情報と、変動パターン選択処理でセットされた変動パターンを示す情報とが含まれている。ステップS411では、特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ特別図柄処理からリターンするが、経過していれば、特別図柄の変動を停止して、大当たり判定処理でセットされた図柄で特別図柄を停止表示し(S412)、変動停止コマンドをセットして(S413)、後述する停止中処理(S414)を行って、特別図柄処理からリターンする。
[大当たり判定処理]図9に示すように、大当たり判定処理では、メイン制御基板30は、図4に示す判定テーブルを用いて、大当たり乱数が大当たりか否かの判定を行う(S501)。そして、大当たりであれば(S502でYES)、大当たり図柄乱数がどの大当たり図柄を示すものかを判定し(S503)、その大当たり図柄をセットする(S504)。なお、大当たり図柄によって、大当たりの種類が決まる。一方、大当たり乱数が大当たりでないが(S502でNO)、小当たりであれば(S505でYES)、小当たり図柄をセットし(S506)、小当たりでもなければ(S505でNO)、ハズレ図柄をセットする(S507)。
[変動パターン選択処理]図10に示すように、変動パターン選択処理では、メイン制御基板30は、直前の大当たり判定処理で大当たりと判定していれば(S601でYES)、乱数値と変動パターンとの対応を示す変動パターンテーブルとして大当たり用テーブルをセットし(S602)、小当たりと判定していれば(S601でNO、S603でYES)、変動パターンテーブルとして小当たり用テーブルをセットする(S604)。大当たりでも小当たりでもない場合には(S603でNO)、リーチ乱数判定テーブルを参照してリーチ乱数がリーチ有りを示すものであるか否かの判定を行い(S605)、リーチ有りである場合は(S606でYES)、変動パターンテーブルとしてリーチはずれ用テーブルをセットし(S607)、リーチ無しである場合は(S605でNO)、変動パターンテーブルとしてバラはずれ用テーブルをセットする(S608)。リーチはずれとは、装飾図柄をリーチ状態(例えば、左、中、右の3つの装飾図柄を表示する場合、左右の装飾図柄を同一図柄とする状態)とした後ハズレの態様で停止表示させる変動演出であり、バラはずれとは、装飾図柄をリーチ状態とすることなくはずれの状態で停止表示させることをいう。次に、メイン制御基板30は、上記のようにセットした変動パターンテーブルを参照して、変動パターン乱数がいずれの変動パターンを示すかの判定を行い(S609)、その変動パターン乱数が示す変動パターンをセットする(S610)。
[停止中処理]図11に示すように、停止中処理では、メイン制御基板30は、時短遊技状態か否かを示す時短遊技フラグがONか否かを判定し(S701)、ONでない場合はステップS705に進むが、ONの場合は、時短遊技状態中の特別図柄変動の回数を数える時短変動カウンタの値Jを1減算し(S702)、Jが0であれば時短遊技状態を終えるために時短遊技フラグをOFFして(S703、704)、ステップS705に進む。
ステップS705では、メイン制御基板30は、確変遊技状態か否かを示す確変遊技フラグ、又は、潜確遊技状態か否かを示す潜確遊技フラグがONか否かを判定し、いずれもONでない場合はステップS709に進むが、いずれかがONの場合は、確変遊技状態又は潜確遊技状態中の特別図柄変動の回数を数える高確率変動カウンタの値Xを1減算し(S706)、Xが0であれば、確変遊技状態又は潜確遊技状態を終えるために、ONであった確変遊技フラグ又は潜確遊技フラグをOFFして(S707、708)、ステップS709に進む。
ステップS709では、大当たりか否か(即ち、停止した特別図柄が大当たり図柄か否か)を判定し(S709)、大当たりである場合、長当たり(すなわち15R通常大当たり又は15R確変大当たり)であれば長当たり遊技フラグをONし(S710、711)、長当たりでなければ短当たり(すなわち2R潜確大当たり)遊技フラグをONする(S710、711)。そして、時短変動カウンタの値J及び高確率変動カウンタの値Xを0とし(S713)、時短遊技フラグ、確変遊技フラグ、及び、潜確遊技フラグをOFFし(S714)、オープニングを開始するとともに(S717)、オープニングコマンドをセットして(S718)、停止中処理からリターンする。一方、大当たりでない場合(S709でNO)、メイン制御基板30は、小当たりか否かを判定し(S715)、小当たりでない場合には停止中処理からリターンし、小当たりである場合には、小当たり遊技フラグをONし(S716)、オープニングを開始するとともに(S717)、オープニングコマンドをセットして(S718)、停止中処理からリターンする。
[普通図柄処理]図12に示すように、普通図柄処理では、メイン制御基板30は、補助遊技中か否かを示す補助遊技フラグがONか否かを判定し(S801)、ONであれば普通図柄処理からリターンして次の大入賞口処理に進み、ONでなければ普通図柄の変動中か否かを判定する(S802)。そして、変動中の場合にはステップS813に進み、変動中でない場合には、ゲート保留カウンタの値Gが1以上か否かを判定し(S803)、Gが1以上でなければ普通図柄処理からリターンし、Gが1以上であればGから1を減算して(S804)、予め記憶している普通図柄判定テーブルを用いて、ステップS304で所定記憶域に格納しておいた普通図柄乱数のうち最先に格納したものが当たりか否かを判定して(S805)、当たりであれば(S806でYES)、当たり図柄をRAMにセットし(S807)、当たりでなければ(S806でNO)、ハズレ図柄をRAMにセットする(S808)。なお、普通図柄判定テーブルは、時短遊技状態又は確変遊技状態のときは、通常遊技状態又は潜確遊技状態のときよりも、当たり易いものが用いられる。普通図柄判定に用いた普通図柄乱数は所定記憶域から消去される。そして、時短遊技フラグ又は確変遊技フラグがONであれば(S809でYES)、変動時間2秒をセットし(S810)、時短遊技フラグも確変遊技フラグもOFFであれば(S809でNO)、変動時間25秒をセットして(S811)、普通図柄の変動を開始して(S812)、ステップS813に進む。
ステップS813では、メイン制御基板30は、変動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ普通図柄処理からリターンして次の処理に進むが、経過していれば、普通図柄の変動を停止してステップS807、808でセットした図柄を、普通図柄表示器193に停止表示する(S814)。そして、停止した図柄が当たり図柄であれば(S815でYES)、補助遊技フラグをONし(S816)、ハズレ図柄であれば(S815でNO)、補助遊技フラグをONせずに、普通図柄処理からリターンして次の大入賞口処理に進む。
[大入賞口処理]図13に示すように、大入賞口処理では、メイン制御基板30は、まず、当たり遊技フラグがONか否かを判定し(S901)、ONでなければ大入賞口処理からリターンして次の電チュー処理に進むが、ONであれば、オープニング中であるか否かを判定する(S902)。オープニングとは、当たり遊技の開始から第1ラウンドの開始までの期間をいう。メイン制御基板30は、オープニング中と判定した場合には、オープニング時間が経過したか否かを判定し(S903)、経過していなければ大入賞口処理からリターンし、経過していれば、大当たりの種類に応じた最大R数(ラウンド数)と作動パターンとを設定する(S904)。そして、入賞個数カウンタの値Cをゼロクリアし(S905)、ラウンドカウンタの値Rに1を加算し(S906)、第1大入賞口61又は第2大入賞口71の作動(開放)を開始する(S907)。なお、15R通常大当たり又は2R潜確大当たりの場合には、全てのラウンドで第1大入賞口61が開放されるが、15R確変大当たりの場合には、1〜10ラウンドは第1大入賞口61が、11〜15ラウンドは第2大入賞口71が開放される。
次に、メイン制御基板30は、第1大入賞口61又は第2大入賞口71の作動時間(開放時間)が経過したか否かを判定し(S908)、経過していれば第1大入賞口61又は第2大入賞口71を閉鎖し(S910)、経過していなければ、入賞個数カウンタの値Cが規定個数であるか否かを判定して(S909)、規定個数でなければ大入賞口処理からリターンし、規定個数であれば第1大入賞口61又は第2大入賞口71を閉鎖する(S910)。そして、メイン制御基板30は、ラウンドカウンタの値Rが最大R数であるか否かを判定し(S911)、最大R数でないと判定すれば、次のラウンドで開放する大入賞口が変わるか否か(本実施形態では、15R確変大当たりの第10ラウンドが終了したか否か)を判定し(S920)、変わらないと判定すれば、大入賞口処理からリターンし、変わると判定すれば、大入賞口変更コマンドをセットして(S921)、大入賞口処理からリターンする。また、ステップS911で最大R数であると判定すれば、エンディングを開始して(S912)、エンディングコマンドをセットし(S913)、ラウンドカウンタの値Rをゼロクリアする(S914)。なお、エンディングとは、最終ラウンドの終了から当たり遊技の終了までの期間をいう。次に、メイン制御基板30は、エンディング時間が経過したか否かを判定し(S917)、経過していなければ大入賞口処理からリターンし、経過していれば後述する遊技状態設定処理を行って(S918)、当たり遊技フラグをOFFし(S919)、大入賞口処理からリターンする。
一方、メイン制御基板30は、ステップS902においてオープニング中でないと判定したときは、エンディング中であるか否かを判定し(S915)、エンディング中であればステップS917に移行し、エンディング中でなければ大入賞口の作動中か否かを判定する(S916)。そして、作動中でなければステップS905に移行し、作動中であればステップS908に移行する。
[遊技状態設定処理]図14に示すように、遊技状態設定処理では、メイン制御基板30は、今終了した当たり遊技が、小当たりであれば(S1001でYES)、遊技状態は遷移させないので遊技状態設定処理からリターンし、15R通常大当たりであれば(S1002でYES)、時短遊技状態に遷移させるため、時短遊技フラグをONし(S1003)、時短変動カウンタの値Jを100とする(S1004)。また、15R確変大当たりであれば(S1005でYES)、遊技状態を確変遊技状態に遷移させるため、確変遊技フラグをONし(S1006)、15R確変大当たりでなければ2R潜確大当たりであるので、遊技状態を潜確遊技状態に遷移させるため、潜確遊技フラグをONして(S1007)、高確率変動カウンタの値Xを10000とし(S1008)、遊技状態設定処理からリターンする。
[電チュー処理]図15に示すように、電チュー処理では、メイン制御基板30は、補助遊技フラグがONか否かを判定し(S1101)、ONでないと判定すれば電チュー処理からリターンして次の賞球処理に進む。一方、ONと判定すれば、第2始動口開閉部材54が作動中か否かを判定する(S1102)。そして、作動中である場合はステップS1108に進むが、作動中でない場合、時短遊技フラグ又は確変遊技フラグがONであれば(S1103でYES)、0.3秒の開放を5回行う作動パターン(S1104)、時短遊技フラグも確変遊技フラグもONでなければ(S1103でNO)、0.1秒の開放を1回行う作動パターンをセットし(S1105)、セットした作動パターンを示す情報を含む補助遊技開始コマンドをセットして(S1106)、その作動パターンに則った第2始動口開閉部材54の作動を開始し(S1107)、ステップS1108に進む。ステップS1108では、メイン制御基板30は、セットした作動パターンに対応した作動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ電チュー処理からリターンし、経過していれば補助遊技フラグをOFFして(S1109)、電チュー処理からリターンする。
以上のメイン制御基板30における処理と並行して、演出制御基板33では図16〜23に示すような処理を行う。以下、それらの処理について説明する。
[サブ側タイマ割込処理]演出制御基板33は、図16に示すようなサブ側タイマ割込処理を所定の短時間(例えば4msec)毎に繰り返す。サブ側タイマ割込処理では、後述するコマンド受信処理(S2101)を行い、次に、演出ボタン14からの操作信号の入力の有無に基づいて、演出ボタン14が操作されたか否かを判定し(S2102)、操作されたと判定した場合に、その旨を通知するためのボタン操作コマンドをRAMにセットする(S2103)。なお、演出キー15が操作された場合にも同様の処理が行われるが、ここでは省略している。そして、セットしたコマンドを画像制御基板34及びランプ制御基板35に送信するコマンド送信処理(S2104)を行う。画像制御基板34及びランプ制御基板35は、演出制御基板33から受信したコマンドに基づいて、演出手段(画像表示器11、スピーカ9、枠ランプ8、盤ランプ10、及び、可動役物装置13)に各種の演出を実行させる。
[コマンド受信処理]図17に示すように、コマンド受信処理では、演出制御基板33は、メイン制御基板30から補助遊技開始コマンドを受信したか否かを判定し(S2301)、受信していれば、そのコマンドで示されている作動パターンに基づいて、盤ランプ10aを点灯し補助遊技の終了に合わせて消灯するための第1盤ランプ制御コマンドをRAMにセットする(S2301-1)。このコマンドはランプ制御基板35に送信され、このコマンドを受信したランプ制御基板35は、盤ランプ10aを点灯し、補助遊技の終了に合わせて消灯する。なお、上述したように、補助遊技開始コマンドは、メイン制御基板30において、補助遊技の開始時にセットされ(S1106参照)、補助遊技開始コマンドを受信すると、演出制御基板33が第1盤ランプ制御コマンドをセットするので、補助遊技の開始と略同時に、盤ランプ10aは点灯する。
また、演出制御基板33は、メイン制御基板30から大入賞口変更コマンドを受信したか否かを判定し(S2302)、受信していれば、盤ランプ10bを消灯し、盤ランプ10cを点灯するための第2盤ランプ制御コマンドをRAMにセットする(S2302-1)。このコマンドはランプ制御基板35に送信され、このコマンドを受信したランプ制御基板35は、盤ランプ10bを消灯し、盤ランプ10cを点灯する。上述したように、大入賞口変更コマンドは、メイン制御基板30において、当たり遊技において開放される大入賞口が(本実施形態では、第1大入賞口61から第2大入賞口71に)変わる前のインターバル中にセットされ(S921参照)、大入賞口変更コマンドを受信すると、演出制御基板33が第2盤ランプ制御コマンドをセットするので、開放される大入賞口が第1大入賞口61から第2大入賞口71に変わる前のインターバル中に、盤ランプ10bは消灯し、盤ランプ10cは点灯する。
また、演出制御基板33は、メイン制御基板30から保留数増加コマンドを受信したか否かを判定し(S2303)、受信していれば、保留数加算処理を行う(S2304)。保留数加算処理では、所定記憶領域に記憶している保留数に1を加算し、その保留数に応じた保留表示画像を表示画面111に表示するための保留表示コマンドをRAMにセットする。次に、演出制御基板33は、変動開始コマンドを受信したか否かを判定して(S2305)、受信していれば後述する演出選択処理を行い(S2306)、変動停止コマンドを受信したか否かを判定して(S2307)、受信していれば後述する変動演出終了中処理を行う(S2308)。そして、演出制御基板33は、オープニングコマンドを受信したか否かを判定して(S2309)、受信していれば、後述するオープニング演出選択処理を行い(S2310)、ラウンド開始コマンドを受信したか否かを判定して(S2311)、受信していれば、後述するラウンド演出選択処理を行い(S2312)、エンディングコマンドを受信したか否かを判定して(S2313)、受信していれば、後述するエンディング演出選択処理を行う(S2314)。さらに、演出制御基板33は、後述する客待ちコマンド受信処理(S2315)を行って、コマンド受信処理からリターンする。
[演出選択処理]図18に示すように、演出選択処理では、演出制御基板33は、まず、メイン制御基板30から受信した変動開始コマンドを解析するとともに(S2401)、演出モードを示すモードフラグを参照する(S2402)。変動開始コマンドには、現在の遊技状態を示す情報、大当たり抽選(大当たり判定)において選択された特別図柄及び変動パターンを示す情報が含まれている。また、演出モードとは、表示画面111における演出の態様であり、演出モードが異なると、登場するキャラクタや背景画像が異なる等、表示画面111に表示される画像が異なり、装飾図柄変動演出も演出モードに応じたものが実行される。
続いて、演出制御基板33は、変動演出パターンテーブルを参照するとともに、解析した変動開始コマンド及び参照した演出モードに基づいて、変動演出パターンを選択する(S2403)。これにより、いわゆるステップアップ予告演出やチャンスアップ予告演出などの示唆演出に相当する予告演出や、装飾図柄をリーチ状態とするリーチ演出を含めて、装飾図柄変動演出としてどのような演出を行うかが決定される。そして、選択した変動演出パターンによる装飾図柄変動演出を画像制御基板34に実行させるための変動演出開始コマンドをセットする(S2404)。さらに、演出制御基板33は、所定の記憶領域に記憶されている保留数を1減算するとともに、保留表示画像を1減らすためのコマンドをセットする保留数減算処理を行って(S2405)、演出選択処理からリターンして次のステップS2307に進む。
[変動演出終了中処理]図19に示すように、変動演出終了中処理では、演出制御基板33は、変動停止コマンドを解析し(S2501)、モードフラグを参照する(S2502)。次に、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たり(大当たり又は小当たり)を報知するものか否かを判定して(S2503)、当たりを報知するものであればモードフラグ変更処理を行う(S2508)。モードフラグ変更処理では、その当たりの種類に応じた演出モードを示すものにモードフラグを変更するとともに、変更後の演出モードが通常モードでない場合には、その演出モードに対応するカウンタの値Mに上限回数をセットする。
一方、演出制御基板33は、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たりを報知するものでなければ(S2503でNO)、モードフラグが0か否かを判定し(S2504)、0であればステップS2509に進む。なお、モードフラグが0とは通常モード(通常遊技状態での演出モード)であることを示し、初期状態では(即ち、電源が投入されて最初の遊技が開始されるときは)モードフラグは0である。一方、モードフラグが0でなければ、現在の演出モード用のカウンタの値Mを1減少させて(S2505)、その値Mが0にならなければ(S2506でNO)、ステップS2509に進むが、0になれば(S2506でYES)、通常モードに戻すためにモードフラグを0として(S2507)、ステップS2509に進む。ステップS2509では、演出制御基板33は、装飾図柄変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドをセットし、変動演出終了中処理からリターンして次のステップS2309に進む。
[オープニング演出選択処理]図20に示すように、オープニング演出選択処理では、演出制御基板33は、オープニングコマンドを解析して(S2601)、開始しようとしている大当たり遊技が長当たり遊技か否かを判定し(S2602)、長当たり遊技であれば、長当たり遊技用のオープニング演出のパターンを選択するオープニング演出パターン選択処理を行う(S2603)。そして、演出制御基板33は、選択した演出パターンによるオープニング演出を画像制御基板34に実行させるためのオープニング演出開始コマンドをセットし(S2604)、盤ランプ10bを点灯させるための第3盤ランプ制御コマンドをセットして(S2605)、オープニング演出選択処理からリターンして次のステップS2311に進む。第3盤ランプ制御コマンドは、ランプ制御基板35に送信され、このコマンドを受信したランプ制御基板35は、盤ランプ10bを点灯する。一方、ステップS2602で、開始しようとしている大当たり遊技が長当たり遊技でないと判定すれば、短当たり遊技(ここでは、小当たり遊技も含む。)のオープニングからエンディング終了までの間に行われる短当たり演出のパターンを選択する短当たり演出パターン選択処理を行う(S2606)。そして、演出制御基板33は、選択した演出パターンによる短当たり演出を画像制御基板34に実行させるための短当たり演出開始コマンドをセットして(S2607)、オープニング演出選択処理からリターンして次のステップS2311に進む。上述したように、オープニングコマンドは、メイン制御基板30において、当たり遊技のオープニングの開始時にセットされ(S718参照)、長当たり遊技のオープニングコマンドを受信すると、演出制御基板33が第3盤ランプ制御コマンドをセットするので、長当たり遊技のオープニング中に、盤ランプ10bは点灯する。
[ラウンド演出選択処理]図21に示すように、ラウンド演出選択処理では、演出制御基板33は、ラウンド開始コマンドを解析し(S2701)、特別遊技の継続回数(連チャン回数)やラウンド数を判断して、ラウンド中の演出パターンを選択する(S2702)。そして、選択した演出パターンによるラウンド中の演出を画像制御基板34に実行させるためのラウンド中演出開始コマンドをセットして(S2703)、ラウンド演出選択処理からリターンして次のステップS2313に進む。
[エンディング演出選択処理]図22に示すように、エンディング演出選択処理では、演出制御基板33は、エンディングコマンドを解析し(S2801)、終了しようとしている大当たり遊技が長当たり遊技か否かを判定し(S2802)、長当たり遊技であれば、モードフラグを参照し(S2803)、解析したエンディングコマンドおよび参照したモードフラグに基づいて、エンディング演出のパターンを選択するエンディング演出パターン選択処理を行う(S2804)。なお、エンディング演出とは、当たり遊技の終了を遊技者に報知するための演出である。そして、演出制御基板33は、選択した演出パターンによるエンディング演出を画像制御基板34に実行させるためのエンディング演出開始コマンドをセットし(S2805)、点灯している盤ランプ10b又は盤ランプ10cを消灯するための第4盤ランプ制御コマンドをセットして(S2806)、エンディング演出選択処理からリターンして次のステップS2315に進む。第4盤ランプ制御コマンドは、ランプ制御基板35に送信され、このコマンドを受信したランプ制御基板35は、点灯している盤ランプ10b又は盤ランプ10cを消灯する。一方、ステップS2802で、終了しようとしている大当たり遊技が長当たり遊技でないと判定すれば、実行している短当たり演出を終了させるための短当たり演出終了コマンドをセットして(S2807)、エンディング演出選択処理からリターンして次のステップS2315に進む。上述したように、エンディングコマンドは、メイン制御基板30において、当たり遊技のエンディングの開始時にセットされ(S913参照)、長当たり遊技のエンディングコマンドを受信すると、演出制御基板33が第4盤ランプ制御コマンドをセットするので、長当たり遊技のエンディング中に、盤ランプ10b又は盤ランプ10cは消灯する。
[客待ちコマンド受信処理]図23に示すように、客待ちコマンド受信処理では、演出制御基板33は、客待ちコマンドを受信したか否かを判定し(S2901)、受信していれば、客待ち演出を実行するまでの時間の計測を開始するとともに計測フラグをONして(S2902、S2903)、ステップS2905に進む。一方、受信していなければ、計測フラグがONにされているか否か判定し(S2904)、ONにされていなければ、客待ち演出実行までの時間の計測中ではないので、客待ちコマンド受信処理からリターンする。一方、計測フラグがONにされていれば、タイムアップか、すなわち、いま計測している時間が客待ち演出実行までの時間として設定した所定時間に達したか否か判定する(S2905)。そして、タイムアップでなければ、客待ちコマンド受信処理からリターンするが、タイムアップであれば、計測フラグをOFFとするとともに(S2906)、客待ち演出を開始するための客待ち演出開始コマンドをセットして(S2907)、客待ちコマンド受信処理からリターンする。客待ちコマンド受信処理からリターンすると、演出制御基板33は、コマンド受信処理からリターンして、サブ側タイマ割込処理におけるステップS2102に進む。
以上のように動作することから、遊技機1では、補助遊技の開始と略同時に盤ランプ10aが点灯され、補助遊技の終了と略同時に盤ランプ10aが消灯される。また、15R通常大当たりが発生したときは、オープニング演出の開始と略同時に盤ランプ10bが点灯され、エンディング演出の開始と略同時に盤ランプ10bが消灯される。15R確変大当たりが発生したときは、オープニング演出の開始と略同時に盤ランプ10bが点灯され、第10ラウンドと第11ラウンドとの間のインターバル中に、盤ランプ10bが消灯されて、盤ランプ10cが点灯され、エンディング演出の開始と略同時に盤ランプ10cが消灯される。
したがって、遊技機1では、閉鎖状態のときの第2始動口開閉部材54及び第1大入賞口開閉部材64が、共通する形状(羽根形状)をなしているため、デザイン上の統一感があって、意匠的に優れるのみならず、大当たり遊技において第1大入賞口開閉部材64が開放状態(但し、ロング開放の状態)となる前に、近傍の盤ランプ10bが点灯するので、互いに共通した形状をしていても、近傍の盤ランプ10が点灯したものが大当たり遊技において開放される第1大入賞口開閉部材64であると、遊技者に認識させることができる。すなわち、閉鎖状態においては、第2始動口開閉部材54と第1大入賞口開閉部材64とは、共通の形状をしているので、区別不能(少なくとも区別困難)であるが、盤ランプ10bは、少なくとも長当たり遊技における第1大入賞口開閉部材64が開放状態となる前において第1大入賞口開閉部材64と第2始動口開閉部材54とを遊技者が区別できる(さらには、容易に区別できる)ように、構成されている。また、第1大入賞口開閉部材64と第2大入賞口開閉部材74との間でも、第2始動口開閉部材54と第2大入賞口開閉部材74との間でも、同様のことがいえる。
なお、2R確変大当たり又は小当たりが発生したときは、盤ランプ10bは点灯しない。2R確変大当たり及び小当たりは、当たったことを分かり難くして遊技の興趣を高めるものであり、第1大入賞口61への入球も殆ど望めないものであるため、開放される第1大入賞口開閉部材64を遊技者に認識させる必要はないからである。
以上説明したように、遊技機1は、遊技球が流下する遊技領域5を備えた遊技盤3と、遊技領域5に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球不能な閉鎖状態とに可変な第1の開閉部材(第1大入賞口開閉部材64)と、遊技領域5に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球不能な閉鎖状態とに可変な第2の開閉部材(第2始動口開閉部材54)と、始動条件の成立(第1保留数が上限数未満の状態での第1始動口41への入球、又は、第2保留数が上限数未満の状態での第2始動口51への入球)により、第1の開閉部材を開放状態とする特別遊技(長当たり遊技)を行うか否かを判定する特別遊技判定手段(メイン制御基板30)と、特別遊技判定手段により特別遊技を行うと判定された場合に、特別遊技を実行する特別遊技実行手段(メイン制御基板30)と、所定の開放条件成立(遊技球のゲート17の通過に基づく普通図柄抽選への当選)により、第2の開閉部材を開放状態とする開放遊技(補助遊技)を実行する開放遊技実行手段(メイン制御基板30)と、所定のランプ(盤ランプ10b)を含む演出手段(画像表示器11、スピーカ9、枠ランプ8、盤ランプ10、及び、可動役物装置13)を用いて演出を制御する演出制御手段(サブ制御基板32)と、備え、閉鎖状態のときの第1の開閉部材と第2の開閉部材とが、正面視において共通する形状をなし、第1の開閉部材の近傍にランプ(盤ランプ10b)が設けられ、演出制御手段は、特別遊技における第1の開閉部材が開放状態とされているときにおいて第1の開閉部材と第2の開閉部材とを区別可能に、ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする。
したがって、遊技機1は、第1の開閉部材と第2の開閉部材の閉鎖時の形状に共通性があり、意匠的に優れている。のみならず、特別遊技において第1の開閉部材が開放状態とされているときに、ランプにより第1の開閉部材を第2の開閉部材と区別できるため、遊技者はいずれの開閉部材を狙って遊技球を発射すればいいかを知ることができる。第2大入賞口開閉部材74を、以下、第3の開閉部材と称すれば、第1の開閉部材、第2の開閉部材、及び、第3の開閉部材の間で、同様のことがいえる。
また、遊技機1は、遊技球が流下する遊技領域5を備えた遊技盤3と、遊技領域5に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球不能な閉鎖状態とに可変な第1の開閉部材(第1大入賞口開閉部材64)と、遊技領域5に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球不能な閉鎖状態とに可変な第2の開閉部材(第2始動口開閉部材54)と、始動条件の成立(第1保留数が上限数未満の状態での第1始動口41への入球、又は、第2保留数が上限数未満の状態での第2始動口51への入球)により、第1の開閉部材を開放状態とする特別遊技(長当たり遊技)を行うか否かを判定する特別遊技判定手段(メイン制御基板30)と、特別遊技判定手段により特別遊技を行うと判定された場合に、特別遊技を実行する特別遊技実行手段(メイン制御基板30)と、所定の開放条件成立(遊技球のゲート17の通過に基づく普通図柄抽選への当選)により、第2の開閉部材を開放状態とする開放遊技(補助遊技)を実行する開放遊技実行手段(メイン制御基板30)と、所定のランプ(盤ランプ10a、10b)を含む演出手段(画像表示器11、スピーカ9、枠ランプ8、盤ランプ10、及び、可動役物装置13)を用いて演出を制御する演出制御手段(サブ制御基板32)と、備え、閉鎖状態のときの第1の開閉部材と第2の開閉部材とが、正面視において共通する形状をなし、第1の開閉部材及び第2の開閉部材の近傍にランプが設けられ、演出制御手段は、特別遊技における第1の開閉部材が開放状態とされているときにおいて第1の開閉部材と第2の開閉部材とを区別可能に、ランプを点灯制御することが可能であり、開放遊技における第2の開閉部材が開放状態とされているときにおいて第1の開閉部材と第2の開閉部材とを区別可能に、ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする。
したがって、遊技機1は、第1の開閉部材と第2の開閉部材の閉鎖時の形状に共通性があり、意匠的に優れている。のみならず、特別遊技において第1の開閉部材が開放状態とされているときに、ランプにより第1の開閉部材を第2の開閉部材と区別でき、開放遊技において第2の開閉部材が開放状態とされているときに、ランプにより第2の開閉部材を第1の開閉部材と区別できるため、遊技者はいずれの開閉部材を狙って遊技球を発射すればいいかを知ることができる。
なお、区別部は、特別遊技における第1の開閉部材が開放状態とされる前において第1の開閉部材と第2の開閉部材とを区別可能に、構成されていてもよく、常時、第1の開閉部材と第2の開閉部材とを区別可能に構成されていてもよい。以下、参考例について、図24に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部材については、同一の図符号を付して、その説明を適宜省略する。
図24に示す参考例では、上記実施形態と同様に、第2始動入賞装置50、第1大入賞装置60、第2大入賞装置70は、それぞれ、羽根形状をなして開閉動作する第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74と、第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74によって開閉される第2始動口51、第1大入賞口61、第2大入賞口71を有した第2始動口通路部56、第1大入賞口通路部66、第2大入賞口通路部76とを備えている。そして、第2始動口通路部56、第1大入賞口通路部66、第2大入賞口通路部76の前方に、それぞれ、板状の第2始動口装飾部材55、第1大入賞口装飾部材65、第2大入賞口装飾部材75が設けられ、閉鎖状態の第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74は、それぞれ、第2始動口装飾部材55、第1大入賞口装飾部材65、第2大入賞口装飾部材75の後方に配置される。第2始動口装飾部材55、第1大入賞口装飾部材65、第2大入賞口装飾部材75は、透明板に、それぞれ、「電チュー」、「アタッカー1」、「アタッカー2」と文字が記載された装飾シールを貼付したものであり、後方の第2始動口通路部56及び第2始動口開閉部材54、第1大入賞口通路部66及び第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口通路部76及び第2大入賞口装飾部材75を、部分的に前方から視認可能に構成されている。
以上のように構成された図24に示す参考例では、区別部に相当する第1大入賞口装飾部材65により、第1大入賞口開閉部材64(第1の開閉部材)は、常時、「アタッカー1」の文字が近傍に表示されているため、「アタッカー1」の文字が近傍に付されていない第2始動口開閉部材54(第2の開閉部材)と区別可能とされている。同様のことが、第1大入賞口開閉部材64と第2大入賞口開閉部材74との間でも、第2始動口開閉部材54と第2大入賞口開閉部材74との間でもいえる。
また、区別部は、第1の開閉部材自体に設けてもよい。すなわち、「第1の開閉部材の近傍」とは「第1の開閉部材」自体を含む意である。第2の開閉部材についても同様である。以下、かかる参考例について、図25に基づいて説明する。なお、上記実施形態又は参考例と共通する部材については、同一の図符号を付して、その説明を適宜省略する。
図25に示す参考例では、第2始動入賞装置50、第1大入賞装置60、第2大入賞装置70は、それぞれ、左右方向を軸として前後方向に回動することにより開閉動作する板状の第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74と、第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74によって開閉される第2始動口51、第1大入賞口61、第2大入賞口71を有した第2始動口通路部56、第1大入賞口通路部66、第2大入賞口通路部76とを備えている。第2始動口開閉部材54、第1大入賞口開閉部材64、第2大入賞口開閉部材74は、それぞれ、図25の(a)、(b)、(c)に示すように、閉鎖状態における前面に、「電チュー」と文字が記載された第2始動口文字部57、「アタッカー1」と文字が記載された第1大入賞口文字部67、「アタッカー2」と文字が記載された第2大入賞口文字部77を有している。
図25に示す参考例では、第1大入賞口文字部67は、第1大入賞口開閉部材64の閉鎖状態における前面に設けられており、第1大入賞口開閉部材64が閉鎖されている状態では、図25(b)の左図に示すように前方から視認可能であるが、第1大入賞口開閉部材64が開放されている状態では、図25(b)の右図に示すように前方からは視認不能である。第2始動口開閉部材54、第2大入賞口開閉部材74も同様である。したがって、区別部に相当する第1大入賞口文字部67により、第1大入賞口開閉部材64は、閉鎖状態ではいつでも、第2始動口開閉部材54と区別可能とされることとなる。同様のことが、第1大入賞口開閉部材64と第2大入賞口開閉部材74との間でも、第2始動口開閉部材54と第2大入賞口開閉部材74との間でもいえる。
なお、第1の開閉部材及び第2の開閉部材は、閉鎖状態のとき入球不能となるように構成されていなくてもよく、閉鎖状態のときに開放状態のときよりも入球困難に構成されていればよい。第3の開閉部材についても同様である。
また、第1の開閉部材、第2の開閉部材、及び、第3の開閉部材の位置関係は、上記実施形態のものに限られない。
また、第2大入賞装置70を備えない形態としてもよい。
1…遊技機
3…遊技盤
5…遊技領域
10…盤ランプ(演出手段)
10a、10b…盤ランプ(ランプ)
30…メイン制御基板(特別遊技判定手段、特別遊技実行手段、開放遊技実行手段)
32…サブ制御基板(演出制御手段)
54…第2始動口開閉部材(第2の開閉部材)
64…第1大入賞口開閉部材(第1の開閉部材)

Claims (3)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第1の開閉部材と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第2の開閉部材と、
    始動条件の成立により、前記第1の開閉部材を開放状態とする特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、
    前記特別遊技判定手段により前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    所定の開放条件成立により、前記第2の開閉部材を開放状態とする開放遊技を実行する開放遊技実行手段と、
    所定のランプを含む演出手段を用いて演出を制御する演出制御手段と、
    を備え、
    閉鎖状態のときの前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とが、正面視において共通する形状をなし、
    前記第1の開閉部材の近傍に前記ランプが設けられ、
    前記演出制御手段は、前記特別遊技における前記第1の開閉部材が開放状態とされているときにおいて前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出制御手段は、前記特別遊技における前記第1の開閉部材が開放状態とされる前において前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第1の開閉部材と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球容易な開放状態と入球困難または入球不能な閉鎖状態とに可変な第2の開閉部材と、
    始動条件の成立により、前記第1の開閉部材を開放状態とする特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、
    前記特別遊技判定手段により前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    所定の開放条件成立により、前記第2の開閉部材を開放状態とする開放遊技を実行する開放遊技実行手段と、
    所定のランプを含む演出手段を用いて演出を制御する演出制御手段と、
    を備え、
    閉鎖状態のときの前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とが、正面視において共通する形状をなし、
    前記第1の開閉部材及び第2の開閉部材の近傍に前記ランプが設けられ、
    前記演出制御手段は、
    前記特別遊技における前記第1の開閉部材が開放状態とされているときにおいて前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であり、
    前記開放遊技における前記第2の開閉部材が開放状態とされているときにおいて前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材とを区別可能に、前記ランプを点灯制御することが可能であることを特徴とする遊技機。
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