JP2015537489A

JP2015537489A - ワイヤレス送信機測位を提供する配信システムアーキテクチャ

Info

Publication number: JP2015537489A
Application number: JP2015545041A
Authority: JP
Inventors: バティア、アショク
Original assignee: Qualcomm Inc
Current assignee: Qualcomm Inc
Priority date: 2012-11-30
Filing date: 2013-10-03
Publication date: 2015-12-24
Also published as: US20160286346A1; CN104823466A; US9392567B2; EP2926579A1; US20140155086A1; WO2014084962A1; KR20150091353A

Abstract

配信アーキテクチャは、測位のためのワイヤレス送信機のロケーションをモバイルデバイスに提供し、ロケーションは、例えば、クラウドソーシングおよびウォードライビングから決定される。サーバは、モバイルデバイスから、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局、等のような、ワイヤレス送信機のためのロケーションデータを受信する。サーバは、ロケーションデータを使用してワイヤレス送信機のロケーションを決定し、該当のワイヤレス送信機にロケーションを提供する。ワイヤレス送信機は、これらアイデンティティおよびロケーションをブロードキャストする。従って、モバイルデバイスは、直接ワイヤレス送信機からロケーションを受信し、測位のためのリージョナルアルマナックをダウンロードし、中央サーバにコンタクトする要件を排除し得る。これは、位置計算時においてデータ接続性を有する必要性を多数のシナリオにおいて排除する。加えて、ワイヤレス送信機は、決定されたロケーションを有効化または無効化するために確認データをサーバに送信し得る。【選択図】図４

Description

関連出願の相互参照

[0001] 本願は、米国特許法１１９条の下で、２０１２年１１月３０日に出願された、「A Distributed System Architecture To Provide Wireless Transmitter Positioning」と題された米国仮特許出願第６１／７３１,９９８号の利益および優先権を主張し、同様に、２０１３年１月２３日に出願された、「A Distributed System Architecture To Provide Wireless Transmitter Positioning」と題された米国特許出願第１３／７４８,２８６号の利益および優先権を主張するもので、これらの両方は本出願の譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に組み込まれる。

[0002] 本明細書に記述される主題の実施形態は、一般的にワイヤレス送信機からの信号に基づく位置決定に関し、より詳細には、位置決定のためのワイヤレス送信機のためのアルマナック（almanac）データの配信に関する。

[0003] 衛星測位が困難な／不可能なエリア内におけるモバイルデバイスのための位置ロケーションシステムは、セルラワイヤレスネットワークのためのセルタワーまたは基地局、あるいはＷＬＡＮアクセスポイント、フェムトセル、等のような、ローカルワイヤレス送信機からの信号に基づいて測位を使用し得る。しかしながら、ワイヤレス送信機を使用する測位は従来、ワイヤレス送信機のロケーションを含むアルマナックを提供できる支援サーバを必要とする。

[0004] 従来、アルマナックデータベースは、クラウドソーシング(crowdsourcing)、ウォードライビング(wardriving)および／または両方の組み合わせを使用して構築される。クラウドソーシングおよびウォードライビングの両方は、複数のモバイルデバイスがワイヤレス送信機のロケーションに関するデータを収集し、収集されたデータを中央に位置するサーバに提出することを必要とする。サーバは複数のユーザからの取集されたデータを組み合わせて、これらワイヤレス送信機のロケーションを含むアルマナックデータベースを生成する。測位のための複数のワイヤレス送信機を使用するために、モバイルデバイスは、このサーバまたは異なる複数のサーバを通してアルマナックデータベースをアクセスし、可視のワイヤレス送信機のためのロケーションを使用してモバイルデバイスの位置を決定する。アルマナックデータベースは大きいかもしれないため、モバイルデバイスは、「タイル」と呼ばれることもある、関連するリージョナルコンテンツのみをサーバから通常ダウンロードする。

[0005] 図１は、例として、モバイルデバイス１２が収集されたワイヤレス送信機データをサーバ１４に提供し、コンテンツサーバ１６を通してデータをアクセスするシステム１０を例示する。サーバ１４は複数のモバイルデバイスからのクラウドソーシングされたおよび／またはウォードライビング情報を集約し、複数のワイヤレス送信機のロケーションを含む複数のワイヤレス送信機のためのアルマナックデータベースを作成する。モバイルデバイス１２が測位のための複数のローカルワイヤレス送信機を使用する場合、モバイルデバイス１２が１つまたは複数のコンテンツサーバ１６（サーバ１４を含みうる）にコンタクトし、複数の可視のワイヤレス送信機(visible wireless transmitters)に基づいて関連するリージョナルコンテンツをダウンロードする。コンテンツサーバ１６からのリージョナルコンテンツをダウンロードした後、モバイルデバイス１２は、モバイルデバイス１２の位置を決定することに使用されることになる複数の可視のワイヤレス送信機のロケーションを取得できる。

[0006] 位置フィックス（position fix）がモバイルデバイス１２によって要求される場合、必要なリージョナルコンテンツに対するアクセスがリアルタイムで要求される。従って、モバイルデバイス１２がコンテンツサーバ１６をアクセスしてリージョナルコンテンツを獲得するためのデータ接続性を有さなくてはならなかったり、モバイルデバイス１２がリージョナルコンテンツを以前にダウンロードしていなくてはならかったりする。データ接続性は、しかしながら、常に保証されるものでない。その上、位置フィックス計算時、モバイルデバイス１２は複数の可視のワイヤレス送信機(visible wireless transmitters)、すなわち、モバイルデバイス１２が実際にワイヤレスに注視している(wirelessly observing)複数のワイヤレス送信機のロケーションのみを必要とする。リージョナルコンテンツは、しかしながら、モバイルデバイス１２に対して可視でない複数の近隣のワイヤレス送信機を典型的に含み、これは可視のワイヤレス送信機と共にモバイルデバイス１２上にダウンロードされる。従って、リージョナルコンテンツをダウンロードすることは、可視のワイヤレス送信機に関するデータのみが必要とされるので帯域幅の浪費である。加えて、位置フィックスが必要とされる前にリージョナルコンテンツをモバイルデバイスによってダウンロードすることも、また、位置フィックスが全く必要とされないかもしれないので帯域幅の浪費である。

[0007] 配信アーキテクチャ(distributed architecture)が測位のためのワイヤレス送信機のロケーションをモバイルデバイスに提供し、ロケーションがクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから決定される。サーバが、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局、等のようなワイヤレス送信機のためのロケーションデータをモバイルデバイスから受信する。サーバは、ロケーションデータを使用してこれらワイヤレス送信機のロケーションを決定し、該当のワイヤレス送信機にロケーションを提供する。これらワイヤレス送信機は、これらのアイデンティティおよびロケーションをブロードキャストする。従って、モバイルデバイスは、直接ワイヤレス送信機からロケーションを受信し、測位のためのリージョナルアルマナックをダウンロードし、中央サーバにコンタクトすることの要件を排除し得る。これは、位置計算時にデータ接続性を有する必要性を多数のシナリオにおいて排除する。加えて、ワイヤレス送信機は確認データ（validation data）をサーバに送信し、決定されたロケーションを有効化または無効化し得る。

[0008] ある実施では、方法が、ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信することと、ここにおいてロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、ロケーションデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションを決定することと、ワイヤレス送信機のためのロケーションをワイヤレス送信機に提供することとを含む。

[0009] ある実施では、装置が、ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信するためにモバイルデバイスと通信することが可能な外部インタフェースと、ここにおいてロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、ロケーションデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションを決定し、外部インタフェースにワイヤレス送信機のためのロケーションをワイヤレス送信機に送信させるように構成されるプロセッサとを含む。

[0010] ある実施では、装置が、ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信するための手段と、ここにおいてロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、ロケーションデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションを決定するための手段と、ワイヤレス送信機のためのロケーションをワイヤレス送信機に提供するための手段とを含む。

[0011] ある実施では、その上に記憶されたプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体が、ワイヤレス送信機についての受信されたロケーションデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションを決定するためのプログラムコードと、ここにおいてロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、ワイヤレス送信機のためのロケーションをワイヤレス送信機に提供するためのプログラムコードとを含む。

[0012] ある実施では、ワイヤレス送信機を制御する方法が、遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションをワイヤレス送信機で受信することと、ここにおいてロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されるものであり、ロケーションと共にワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストすることとを含む。

[0013] ある実施では、ワイヤレス送信機が、ワイヤレスインタフェースと、遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションを受信する外部インタフェースと、ここにおいてロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されるものであり、ロケーションと共にワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストすることをワイヤレスインタフェースにさせるように構成されるプロセッサとを備える。

[0014] ある実施では、ワイヤレス送信機が、遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションを受信するための手段と、ここにおいてロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されるものであり、ロケーションと共にワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストするための手段と含む。

[0015] ある実施では、その上に記憶されたプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体が、遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションを受信するためのプログラムコードと、ここにおいてロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されるものであり、ロケーションと共にワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストするためのプログラムコードとを含む。

[0016] ある実施では、方法が、複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信することと、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよびワイヤレス送信機のロケーションを備え、ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、複数のワイヤレス送信機の各々のロケーションを使用してモバイルデバイスのために位置計算を行うことと、位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのためにモバイルデバイスの位置をレポートすることとを含む。

[0017] ある実施では、モバイルデバイスが複数のワイヤレス送信機から制御フレームを受信することが可能なワイヤレスインタフェースと、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよびワイヤレス送信機のロケーションを備え、ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、複数のワイヤレス送信機の各々のロケーションを使用してモバイルデバイスのために位置計算を行い、位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのために位置をレポートするように構成されるプロセッサとを含む。

[0018] ある実施では、モバイルデバイスが複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信するための手段と、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよびワイヤレス送信機のロケーションを備え、ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、複数のワイヤレス送信機の各々のロケーションを使用してモバイルデバイスのために位置計算を行うための手段と、位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのためにモバイルデバイスの位置をレポートするための手段とを含む。

[0019] ある実施では、モバイルデバイスの位置を決定するために、その上に記憶されたプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体が、複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信するためのプログラムコードと、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよびワイヤレス送信機のロケーションを備え、ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、複数のワイヤレス送信機の各々のロケーションを使用してモバイルデバイスのために位置計算を行うためのプログラムコードと、位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのためにモバイルデバイスの位置をレポートするためのプログラムコードとを含む。

モバイルデバイスが収集されたデータをサーバに提供し、サーバからリージョナルアルマナックをダウンロードする従来のシステムを例示する。測位のためのワイヤレス送信機のロケーションをモバイルデバイスに提供する配信アーキテクチャを有するシステムを例示する。ワイヤレス送信機のアイデンティティ並びにワイヤレス送信機のロケーションを含む制御フレームの例を例示する。サーバによって配信アーキテクチャを提供する方法を例示するフローチャートである。測位のための配信アーキテクチャを提供することが可能なサーバのブロック図である。測位のための配信アーキテクチャにおいてワイヤレス送信機を制御する方法を例示するフローチャートである。測位のための配信アーキテクチャにおけるワイヤレス送信機のブロック図である。配信アーキテクチャにおいて提供されるワイヤレス送信機のロケーションを使用してモバイルデバイスの位置を決定する方法を例示するフローチャートである。配信アーキテクチャにおいて提供されるワイヤレス送信機のロケーションを使用して位置を決定することが可能なモバイルデバイスのブロック図である。

[0029] 図２は、測位のための複数のワイヤレス送信機のロケーションをモバイルデバイスに提供する配信アーキテクチャを有するシステム１００を例示し、ロケーションは、クラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから決定される。システム１００は、ワイヤレスネットワーク１０１ａを介してサーバ１１０と通信するモバイルデバイス１０２を含む。モバイルデバイス１０２は、任意の可視のワイヤレス送信機、例えば、アクセスポイント、フェムトセル、またはモバイルデバイスが測位のために使用し得る任意の他のワイヤレス送信機に関する情報をサーバ１１０に提供し得る。サーバ１１０は、周知であるように、複数のモバイルデバイスからクラウドソーシングおよび／またはウォードライビングを介して収集される複数のワイヤレス送信機のロケーションに関するデータを集約し、これらワイヤレス送信機およびこれらの関連するロケーションのデータベースを生成する。これらワイヤレス送信機のロケーションに関するデータは、例えば、複数のモバイルデバイスの既知のロケーション、ワイヤレス送信機のための受信信号強度インジケータ（ＲＳＳＩ）測定値および／またはラウンドトリップタイム（ＲＴＴ）測定値、およびこれらワイヤレス送信機のロケーションを決定するために使用され得る任意の他のデータを含み得、それ故に本明細書において「ロケーションデータ」と呼ばれることもある。図２に例示されるように、サーバ１１０は、ワイヤードまたはワイヤレスネットワークであり得るネットワーク１０１ｂを通し、一括してワイヤレス送信機１２０を指すこともあるワイヤレス送信機１２０Ａ、１２０Ｂ、１２０Ｃと周期的に通信する。サーバ１１０は、クラウドソーシングおよび／またはウォードライビングを通して決定されたその該当のロケーションを各ワイヤレス送信機１２０に提供する。

[0030] 複数のワイヤレス送信機１２０は、サーバ１１４で提供されるように、これらのアイデンティティ並びにこれらのロケーションをブロードキャストする。例えば、これらワイヤレス送信機１２０は、制御チャネルまたは他の適切なブロードキャストメッセージあるいはオーバヘッドチャネル上における少数バイトのデータを使用してこれらのロケーションを送信し得る。ロケーションは、緯度、経度、および潜在的に階または高度、または任意の他の望ましい座標系あるいはワイヤレス送信機１２０の絶対的または相対的ロケーションが識別され得、制御フレームまたは他の適切なブロードキャストメッセージあるいはオーバヘッドチャネルの一部として配信され得る情報のタイプに限定され得る。モバイルデバイス１０２の位置決定のために有用でありうる追加の情報も含まれ得、従って、これらワイヤレス送信機１２０は、ロケーション情報を送信すると言われることもある。図３は、例として、そのアイデンティティおよびロケーションをブロードキャストするようワイヤレス送信機１２０によって生成され得る制御フレーム１３０を例示する。制御フレーム１３０は、例として、ＩＥＥＥ８０２．１１、（ＣＤＭＡフェムトセルのための）システムパラメータまたは他の種類のブロードキャストチャネル内におけるビーコンフレームであり得る。他の情報のうちで、制御フレーム１３０は、ワイヤレス送信機のアイデンティティ１３２、例えばサービスセット識別子（ＳＳＩＤ）、並びに、制御フレーム１３０内にまだ含まれていないならばＯＥＭ／ベンダ専有フィールドとして追加され得るロケーション１３４を含むように構成される。

[0031] モバイルデバイス１０２が近隣のワイヤレス送信機のためにスキャンを行う場合、モバイルデバイス１０２は、ワイヤレス送信機に接続することなく、近隣の、すなわち、可視の、複数のワイヤレス送信機１２０Ａ、１２０Ｂ、および１２０Ｃの各々のためにブロードキャスト識別およびロケーションを受信する。これらワイヤレス送信機のアイデンティティ、例えば、ＭＡＣアドレスまたはセルＩＤを復号する一方で、モバイルデバイス１０２はまた、ロケーションを取得することになる。図２に例示されるように、サーバ１１０からそのロケーションを受信せずにそのロケーションをブロードキャストしないワイヤレス送信機１２２のような追加のワイヤレス送信機からブロードキャスト情報を依然としてモバイルデバイス１０２が受信し得る一方、このモバイルデバイス１０２は、位置フィックスを決定する目的のためにワイヤレス送信機１２２を単に無視し得る。従って、モバイルデバイス１０２は、可視のワイヤレス送信機１２０から直接ブロードキャストされたロケーションを受信し、故に、リージョナルコンテンツ、すなわち、タイル情報を受信するために遠隔コンテンツサーバにアクセスする必要がない。その上、モバイルデバイス１０２が可視のワイヤレス送信機から直接ロケーションを受信するので、モバイルデバイス１０２上でリージョナルデータベースをダウンロードする必要がなく、これにより帯域幅使用を低減する。例示されるように、モバイルデバイス１０２は、ワイヤレス送信機１２０Ａ、１２０Ｂ、および１２０Ｃのブロードキャストされたロケーションを使用してモバイルデバイス１０２のための位置フィックスを決定し得る測位モジュール１０６を含み得る。

[0032] 所望であれば、ワイヤレス送信機１２０が、ネットワーク１０１ｂを介してサーバ１１０と通信して各ワイヤレス送信機に関連するデータをサーバ１１０に提供し得る。例えば、ワイヤレス送信機１２０は、任意の近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティおよび／またはワイヤレス送信機のためのパワーサイクル（power cycle）の時期および持続時間のようなデータを提供し得る。サーバ１１０は、ワイヤレス送信機に関連付けられるロケーションの妥当性を決定するためにこのデータを使用し得る。例えば、ワイヤレス送信機１２０Ａが最近パワーサイクル、例えば、パワーダウンおよびパワーアップを経験したことを示す場合、ワイヤレス送信機１２０Ａは、移動され得、故に、ワイヤレス送信機１２０Ａに関連付けられるロケーションの妥当性は疑わしい。パワーサイクルが例えば、１５秒と短かった場合、ワイヤレス送信機１２０Ａが移動された可能性が低い。パワーサイクルが例えば、５分以上と相対的に長かった場合、ワイヤレス送信機１２０Ａが移動され得、従って、ワイヤレス送信機１２０Ａに関連付けられるロケーションはもはや信頼できない。それ故に、サーバ１１０はワイヤレス送信機１２０Ａに関連付けられるロケーションを不確実であるとしてフラグ（flag）し、ネットワーク１０１ｂを介して決定されないロケーションでワイヤレス送信機１２０Ａを更新し、ワイヤレス送信機１２０Ａのためにロケーションを再有効化するまたは新しいロケーションを決定するためにクラウドソーシングおよび／またはウォードライビングから取得されるロケーションデータを待ち得る。所望であれば、パワーサイクルの後、またはしきい値を上回るパワーサイクルの後、ワイヤレス送信機１２０Ａは、サーバ１１０がワイヤレス送信機１２０Ａのためにロケーションを再有効化するまたは新しいロケーションを決定することを確認するまで、そのロケーションの不確実性に起因してそのロケーションのブロードキャストを無効にし得る。

[0033] 任意の近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティに関するデータは、ワイヤレス送信機に関連付けられるロケーションを有効化するために使用され得る。例えば、ワイヤレス送信機１２０Ａは可視のワイヤレス送信機１２０Ｂ、１２０Ｃ、および１２２のアイデンティティをサーバ１１０に提供し得る。ワイヤレス送信機１２０Ａによって可視であるとして識別されるワイヤレス送信機が変わる場合、サーバ１１０がワイヤレス送信機１２０Ａに関連付けられるロケーションを不確実であるとしてフラグし、ワイヤレス送信機１２０Ａのための新しいロケーションの再有効化または決定を要求し得る。代替として、ワイヤレス送信機１２０Ａが、例えば、ワイヤレス送信機１２０Ｂがもはや可視でないが、ワイヤレス送信機１２０Ｃおよび１２２が可視であることを示す場合、サーバ１１０がワイヤレス送信機１２０Ｂに関連付けられるロケーションを不確実であるとしてフラグし、ワイヤレス送信機１２０Ａのための新しいロケーションの再有効化または決定を要求し得る。同様に、ワイヤレス送信機１２０Ａは、十分な数の可視のワイヤレス送信機が変わった場合にそのロケーションのブロードキャストを無効にし得る。

[0034] 従って、ワイヤレス送信機ベース測位のためにコンテンツサーバからリージョナルアルマナックをダウンロードするモバイルデバイス１０２のための必要性は排除される。各ワイヤレス送信機は、例えば、インターネット接続性を使用してサーバからそれ自身のロケーションをダウンロードする。このダウンロードは、まれに、例えば、月に１回、またはパワーサイクルの後に行われ得る。ワイヤレス送信機は、サーバ１１０からこれらの該当のロケーションを取得し、従って、任意の自己ロケーション能力（self-location capability）を要しない。ワイヤレス送信機のアイデンティティ、例えば、ＭＡＣアドレスまたはセルＩＤを復号してモバイルデバイス１０２が近隣のワイヤレス送信機のためにスキャンを行う場合、ロケーションもモバイルデバイスによって取得される。従って、位置フィックス時においてコンテンツサーバからリージョナルアルマナックをダウンロードする余剰のステップが排除され得る。

[0035] その上、ワイヤレス送信機１２０がこれらのロケーションをブロードキャストし、どのサーバアクセスも必要とされないように、モバイルデバイス１０２は、位置ロケーションの目的のためにワイヤレス送信機１２０に対するデータ接続性を必要としない。モバイルデバイス１０２は、依然としてクラウドソーシングを行い、クラウドソーシングされたデータをサーバ１１０に提出する目的のために接続性を必要とし得る。しかしながら、例えば、フリーデータ接続性（例えば、ＷｉＦｉ（登録商標）接続）が利用可能な場合、クラウドソーシングされたデータが拡張された時間期間のあいだモバイルデバイス上にバッファでき、サーバ１１０に日和見的にアップロードされ得るため、クラウドソーシングされたデータを提出することは、「リアルタイム」アクティビティでない。その上、モバイルデバイス１０２の電力消費は、低減されたサーバ通信に起因して低減される。

[0036] 所望であれば、モバイルデバイス１０２は、サーバ１１０からこれらのロケーションをダウンロードしていないワイヤレス送信機、例えば、図２内におけるワイヤレス送信機１２２のためにリージョナルアルマナックを獲得するためにサーバ１１０（または他のコンテンツサーバ）に依然としてコンタクトし得る。例えば、モバイルデバイス１０２はまず、可視のワイヤレス送信機によってブロードキャストされた制御フレームにおいて利用可能なロケーションを使用して位置フィックスを取得することを試み得る。ブロードキャストロケーションを使用する位置フィックスが可能でない場合、モバイルデバイス１０２は、リージョナルアルマナックをダウンロードするためにサーバ１１０にコンタクトすることを試み得る。モバイルデバイス１０２は、位置フィックスを取得するために可視のワイヤレス送信機１２０からのブロードキャストロケーション並びにリージョナルアルマナックにおけるサーバから取得されるロケーションの組み合わせを使用し得る。サーバ１１０からこれらの関連するロケーションをダウンロードするワイヤレス送信機はリージョナルアルマナックから排除され得る。従って、モバイルデバイス１０２によってダウンロードされたリージョナルアルマナックはサイズにおいて低減され、これによりデータ帯域幅要件を低減する。さらに、それぞれの関連するロケーションをサーバ１１０からダウンロードできるワイヤレス送信機をリージョナルアルマナックから排除することは、盗用アタッカ−が成功裡の攻撃でサーバ１１０から潜在的にダウンロードできるデータの量を低減する。

[0037] 図４は、サーバによって配信アーキテクチャを提供する方法を例示するフローチャートである。例示されるように、サーバは、ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信し、ロケーションデータは、クラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得される（２０２）。上述のように、ロケーションデータは、ワイヤレス送信機のロケーションを導出するために使用され得る任意のデータを含み、例えば、ワイヤレス送信機のためのＲＳＳＩ測定値および／またはＲＴＴ測定値およびＲＲＳＩおよび／またはＲＴＴ測定を行うモバイルデバイスの既知のロケーション、並びにワイヤレス送信機のロケーションを決定するために使用され得る任意の他のデータを含み得る。ロケーションデータを使用し、サーバはワイヤレス送信機のためのロケーションを決定する（２０４）。例えば、クラウドソーシングおよび／またはウォードライビングから取得されるロケーションデータに基づいてワイヤレス送信機のためのロケーションを決定することは、当該技術において周知である。サーバは、その後、決定されたロケーションをワイヤレス送信機に提供する（２０６）。例えば、ワイヤレス送信機がサーバから決定されたロケーションを受信する権限を付与されることを確実にするために、決定されたロケーションを提供する前に、例えば、認証コードを使用して、ワイヤレス送信機を認証することが望まれ得る。加えて、所望であれば、サーバが、ワイヤレス送信機からデータを受信し（２０８）、ワイヤレス送信機から受信されたデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションの妥当性を決定し得る（２１０）。例えば、ワイヤレス送信機からのサーバによって受信されたデータは、１つまたは複数の近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティおよび／またはワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間であり得る。ワイヤレス送信機のための記憶されたロケーションの妥当性は、ワイヤレス送信機が移動されたという公算、例えば、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティが変わったかどうかおよび／またはワイヤレス送信機が拡張された時間期間のあいだパワーダウンされたかどうかに基づいて決定され得る。

[0038] 図５は、測位のための配信アーキテクチャを提供することが可能なサーバ１１０のブロック図である。サーバ１１０は、クラウドソーシングされたおよび／またはウォードライビングデータのような、モバイルデバイスからのロケーションデータと通信し、これらを受信し、並びにワイヤレス送信機のロケーションをワイヤレス送信機に提供するために使用される外部インタフェース１１１を含む。サーバ１１０はさらに、例えば、ディスプレイ、並びにユーザが情報をサーバ１１０に入力できるキーパッドまたは他の入力デバイスを含みうるユーザインタフェース１１２を含み得る。

[0039] 外部インタフェース１１１は、（提示されない）ルータに対するワイヤードインタフェース、またはワイヤレス広域ネットワーク（ＷＷＡＮ）、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク（ＷＰＡＮ）、等のような任意の様々なワイヤレス通信ネットワークにおいて使用されるワイヤレスインタフェースであり得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、同義で使用されることが多い。ＷＷＡＮは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ネットワーク、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）ネットワーク、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）ネットワーク、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続（ＳＣ−ＦＤＭＡ）ネットワーク、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）、等であり得る。ＣＤＭＡネットワークは、ｃｄｍａ２０００、広帯域ＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭＡ（登録商標））、等のような、１つまたは複数の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を実装し得る。Ｃｄｍａ２０００は、ＩＳ−９５、ＩＳ−２０００、およびＩＳ−８５６規格を含む。ＴＤＭＡネットワークは、グローバル移動体通信システム（ＧＳＭ（登録商標））、デジタルアドバンスドモバイル電話システム（Ｄ−ＡＭＰＳ）、または何らかの他のＲＡＴを実装し得る。ＧＳＭ（登録商標）およびＷ−ＣＤＭＡ（登録商標）は、「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ＧＰＰ）という名称の団体からの文書に記述される。Ｃｄｍａ２０００は、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）という名称の団体からの文書に記述される。３ＧＰＰおよび３ＧＰＰ２の文書は、公的に入手可能である。ＷＬＡＮは、ＩＥＥＥ８０２.１１ｘネットワークであり、ＷＰＡＮは、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）ネットワーク、ＩＥＥＥ８０２.１５ｘ、または何らかの他のタイプのネットワークであり得る。その上、ＷＷＡＮ、ＷＬＡＮおよび／またはＷＰＡＮの任意の組み合わせは、使用され得る。

[0040] サーバ１１０はまた、外部インタフェース１１１に接続され、これらと通信する制御ユニット１１３を含む。制御ユニット１１３は、適用可能である場合にモバイルデバイスおよびワイヤレス送信機自身によって提供されるロケーションデータを受け入れて処理する。制御ユニット１１３は、バス１１３ｂ、プロセッサ１１３ｐおよび関連するメモリ１１３ｍ、ハードウェア１１３ｈ、ファームウェア１１３ｆ、およびソフトウェア１１３ｓによって提供され得る。制御ユニット１１３はさらに、クラウドソーシングおよび／またはウォードライビングから取得された受信されたロケーションデータを集約し、受信されたロケーションデータに基づいてワイヤレス送信機のロケーションを決定するロケーション処理モジュール１１４を含むものとして例示される。認証モジュール１１５はワイヤレス送信機を認証して、ワイヤレス送信機が例えば、認証コードを使用してロケーションを受信する権限を付与されていることを確認するために使用され得る。ロケーション確認モジュール(location validation module) １１６は、例えば、ワイヤレス送信機自身から受信されたデータに基づいてワイヤレス送信機の記憶されたロケーションを有効化するために使用され得る。データベース１１８は、ワイヤレス送信機のアイデンティティ、認証コード、およびロケーションを記憶するために使用され得る。

[0041] ロケーション処理モジュール１１４、認証モジュール、およびロケーション確認モジュール１１６は、明確さのためにプロセッサ１１３ｐから分離して例示されるが、プロセッサ１１３ｐ内で稼働されるソフトウェア１１３ｓにおける複数の命令に基づいてプロセッサ１１３ｐの一部となるか、またはプロセッサ内に実装され得る。本明細書において使用される場合、プロセッサ１１３ｐは、１つまたは複数のマイクロプロセッサ、埋め込まれたプロセッサ、コントローラ、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、等を含むことができるが、必ずしも含む必要がないことが理解されるであろう。プロセッサという用語は、特定のハードウェアというよりはむしろシステムによって実現される機能を記述することを意図される。その上、本明細書において使用される場合、「メモリ」という用語は、モバイルデバイスに関連付けられる長期、短期、または他のメモリを含む任意のタイプのコンピュータ記憶媒体を指し、任意の特定のタイプのメモリまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。

[0042] 本明細書において記述される方法は、アプリケーションに依存して様々な手段により実施され得る。例えば、これらの方法は、ハードウェア１１３ｈ、ファームウェア１１３ｆ、ソフトウェア１１３ｓ、またはこれらの任意の組み合わせで実現され得る。ハードウェア実施のために、処理ユニットは、１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、デジタル信号処理デバイス（ＤＳＰＤ）、プログラマブル論理デバイス（ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書において記述される機能を行うように設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせで実施され得る。

[0043] ファームウェアおよび／またはソフトウェア実施のために、方法は、本明細書において記述される機能を行うモジュール（例えば、プロシージャ、機能、等）を用いて実施され得る。命令を有形に具現化する任意の機械可読媒体は、本明細書において記述される方法を実施するために使用され得る。例えば、ソフトウェアコードは、メモリ１１３ｍに記憶され、プロセッサユニット１１３ｐによって実行され得る。メモリ１１３ｍは、プロセッサ１１３ｐの内部または外部において実施され得る。ファームウェアおよび／またはソフトウェアで実施される場合、機能が１つまたは複数の命令あるいはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。例は、データ構造を用いて符号化される非一時的コンピュータ可読媒体およびコンピュータプログラムを用いて符号化されるコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ（登録商標）、ＣＤ−ＲＯＭ、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。ディスク（disk）およびディスク（disc）は、本明細書において使用される場合、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光学ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）、およびブルーレイディスク（disc）を含み、ディスク（disk）は通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク（disc）は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。

[0044] 従って、サーバ１１０は、例えば、外部インタフェース１１１でありうる、ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信するための手段と、ここにおいてロケーションデータは、クラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得され、ロケーション処理モジュール１１４のような、ロケーションデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションを決定するための手段と、外部インタフェース１１１のような、ワイヤレス送信機のためのロケーションをワイヤレス送信機に提供するための手段とを含む。サーバ１１０はまた、ワイヤレス送信機のためのロケーションをワイヤレス送信機に提供する前に、例えば、認証モジュール１１５でありうる、ワイヤレス送信機がワイヤレス送信機のためのロケーションを受信する権限を付与されることを認証するための手段を含み得る。サーバ１１０はまた、外部インタフェース１１１のような、データをワイヤレス送信機から受信するための手段と、ロケーション確認モジュール１１６のような、ワイヤレス送信機から受信されたデータを使用してワイヤレス送信機のためのロケーションの妥当性を決定するための手段とを含み得る。

[0045] 図６は、配信アーキテクチャにおいてワイヤレス送信機を制御する方法を例示するフローチャートである。例示されるように、ワイヤレス送信機は、遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションを受信し、ロケーションは、クラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定される（３０２）。ワイヤレス送信機は、ロケーションと共にワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストする（３０４）。所望であれば、ワイヤレス送信機はまた、ワイヤレス送信機についての検証データ（verification data）をサーバに送信し得（３０６）、ワイヤレス送信機のロケーションの信頼性がもはや高くない場合に無効なロケーションインジケータを受信し得る（３０８）。検証データは、例えば、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティおよび／またはワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間であり得る。

[0046] 図７は、測位のための配信アーキテクチャにおけるワイヤレス送信機１２０のブロック図である。ワイヤレス送信機１２０は、アイデンティティおよびロケーションをブロードキャストし、並びに他の近隣のワイヤレス送信機からのアイデンティティ情報と通信し、これらを受信するために使用されるワイヤレスインタフェース１２８を含みうる、インタフェース１２７を含む。ワイヤレス送信機１２０のインタフェース１２７はさらに、例えばサーバと通信して、クラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されたロケーションをこのサーバから受信し、ワイヤレス送信機についての検証データをこのサーバに提供するためにするための、ワイヤードインタフェースでありうる、外部インタフェース１２９を含み得る。所望であれば、ワイヤレス送信機１２０は、ワイヤレスインタフェース１２８を介してサーバと通信し得る。

[0047] ワイヤレスインタフェース１２８および外部インタフェース１２９は、ワイヤレス広域ネットワーク（ＷＷＡＮ）、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク（ＷＰＡＮ）、等のような任意の様々な通信ネットワークにおいて使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、同義で使用されることが多い。ＷＷＡＮは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ネットワーク、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）ネットワーク、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）ネットワーク、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続（ＳＣ−ＦＤＭＡ）ネットワーク、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）、等であり得る。ＣＤＭＡネットワークは、ｃｄｍａ２０００、広帯域ＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭＡ（登録商標））、等のような、１つまたは複数の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を実装し得る。Ｃｄｍａ２０００は、ＩＳ−９５、ＩＳ−２０００、およびＩＳ−８５６規格を含む。ＴＤＭＡネットワークは、グローバル移動体通信システム（ＧＳＭ（登録商標））、デジタルアドバンスドモバイル電話システム（Ｄ−ＡＭＰＳ）、または何らかの他のＲＡＴを実装し得る。ＧＳＭ（登録商標）およびＷ−ＣＤＭＡ（登録商標）は、「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ＧＰＰ）という名称の団体からの文書に記述される。Ｃｄｍａ２０００は、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）という名称の団体からの文書に記述される。３ＧＰＰおよび３ＧＰＰ２の文書は、公的に入手可能である。ＷＬＡＮは、ＩＥＥＥ８０２.１１ｘネットワークであり、ＷＰＡＮは、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）ネットワーク、ＩＥＥＥ８０２.１５ｘ、または何らかの他のタイプのネットワークであり得る。その上、ＷＷＡＮ、ＷＬＡＮおよび／またはＷＰＡＮの任意の組み合わせが使用され得る。

[0048] ワイヤレス送信機１２０はまた、インタフェース１２７に接続され、これらと通信する制御ユニット１２３を含む。制御ユニット１２３はサーバからのロケーションを受け入れて処理し、インタフェース、例えば、ワイヤレスインタフェース１２８を介してロケーションと共にワイヤレス送信機１２０のアイデンティティをブロードキャストする。制御ユニット１２３は、バス１２３ｂ、プロセッサ１２３ｐおよび関連するメモリ１２３ｍ、ハードウェア１２３ｈ、ファームウェア１２３ｆ、およびソフトウェア１２３ｓ、並びに任意のパワーサイクルの時期および持続時間に対して使用されるクロック１２３ｃによって提供され得る。制御ユニット１２３はさらに、ロケーションを受信し、ワイヤレス送信機のアイデンティティおよびロケーションを含む制御フレームまたは他のブロードキャストメッセージを準備するブロードキャストモジュール１２４を含むものとして例示される。制御ユニット１２３はさらに、パワーサイクルデータを記録する確認データモジュール１２６、並びに外部インタフェース１２９を介してサーバ１１０に提供される近隣の可視のワイヤレス送信機のアイデンティティを含む。

[0049] ブロードキャストモジュール１２４および確認データモジュール１２６は、明確さのためにプロセッサ１２３ｐから分離して例示されるが、プロセッサ１２３ｐ内で稼働されるソフトウェア１２３ｓにおける複数の命令に基づいてプロセッサ１２３ｐの一部となるか、またはプロセッサ内に実装され得る。本明細書において使用される場合、プロセッサ１２３ｐは、１つまたは複数のマイクロプロセッサ、埋め込まれたプロセッサ、コントローラ、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、等、を含むことができるが、必ずしも含む必要があるわけではないということが理解されるであろう。プロセッサという用語は、特定のハードウェアというよりはむしろシステムによって実現される機能を記述することを意図される。その上、本明細書において使用される場合、「メモリ」という用語は、モバイルデバイスに関連付けられる長期、短期、または他のメモリを含む任意のタイプのコンピュータ記憶媒体を指し、任意の特定のタイプのメモリまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。

[0050] 本明細書において記述される方法は、アプリケーションに依存して様々な手段により実装され得る。例えば、これらの方法は、ハードウェア１２３ｈ、ファームウェア１２３ｆ、ソフトウェア１２３ｓ、またはこれらの任意の組み合わせで実装され得る。ハードウェア実装のために、処理ユニットは、１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、デジタル信号処理デバイス（ＤＳＰＤ）、プログラマブル論理デバイス（ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書において記述される機能を行うように設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせで実装され得る。

[0051] ファームウェアおよび／またはソフトウェア実装のために、方法は、本明細書において記述される機能を行うモジュール（例えば、プロシージャ、機能、等）を用いて実装され得る。命令を有形に具現化する任意の機械可読媒体は、本明細書において記述される方法を実装するために使用され得る。例えば、ソフトウェアコードは、メモリ１２３ｍに記憶され、プロセッサユニット１２３ｐによって実行され得る。メモリ１２３ｍは、プロセッサ１２３ｐの内部または外部において実装され得る。ファームウェアおよび／またはソフトウェア内に実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上において１つまたは複数の命令あるいはコードとして記憶され得る。例は、データ構造を用いて符号化される非一時的コンピュータ可読媒体およびコンピュータプログラムを用いて符号化されるコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ（登録商標）、ＣＤ−ＲＯＭ、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。ディスク（disk）およびディスク（disc）は、本明細書において使用される場合、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光学ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）、およびブルーレイディスク（disc）を含み、ディスク（disk）は通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク（disc）は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。

[0052] 従って、ワイヤレス送信機１２０は、例えば、外部インタフェース１２９のようなインタフェース１２７でありうる、遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションを受信するための手段と、ここにおいてロケーションは、クラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定され、ブロードキャストモジュール１２４およびインタフェース１２７、例えば、ワイヤレスインタフェース１２８のような、ロケーションと共にワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストするための手段とを含む。ワイヤレス送信機１２０は加えて、確認データモジュール１２６および外部インタフェース１２９のような、ワイヤレス送信機についての検証データを遠隔サーバに送信するための手段と、外部インタフェース１２９のような、ワイヤレス送信機のためのロケーションの信頼性がもはや高くない場合に無効なロケーションインジケータを受信するための手段とを含み得る。

[0053] 図８は、配信アーキテクチャにおいて提供されるワイヤレス送信機のロケーションを使用してモバイルデバイスの位置を決定する方法を例示するフローチャートである。例示されるように、モバイルデバイスは、複数のワイヤレス送信機から制御フレームを受信し、各制御フレームは、ワイヤレス送信機のアイデンティティおよびワイヤレス送信機のためのロケーションを備える（４０２）。ワイヤレス送信機は、例えば、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局、等であり得る。位置計算は、複数のワイヤレス送信機の各々のロケーションを使用してモバイルデバイスのために行われる（４０４）。モバイルデバイスの位置は、位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのためにレポートされる（４０６）。ワイヤレス送信機のロケーションがワイヤレス送信機によって提供される制御フレーム内に存在するため、ワイヤレス送信機に対するデータ接続性は、モバイルデバイスにとって位置を決定するために必要ではない。その一方で、モバイルデバイスのための位置計算が成功しなかった場合、受信された制御フレーム内にロケーションを含まなかった任意のワイヤレス送信機のためのロケーションのためにサーバに対して要求がなされ得る。サーバから受信されたロケーションおよび制御フレームから受信されたロケーションは、モバイルデバイスの位置を決定するよう互いに使用され得る。

[0054] 図９は、配信アーキテクチャにおいて提供されるワイヤレス送信機のロケーションを使用して位置を決定することが可能なモバイルデバイス１０２のブロック図である。モバイルデバイス１０２は、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局のような、ワイヤレス送信機のアイデンティティおよびロケーションを含む、ブロードキャスト情報を受信するために使用されるワイヤレスインタフェース１０３を含む。モバイルデバイス１０２はさらに、例えば、ディスプレイ、並びにユーザが情報をモバイルデバイス１０２に入力できるキーパッドまたは他の入力デバイスを含みうるユーザインタフェース１０４を含み得る。

[0055] ワイヤレスインタフェース１０３は、ワイヤレス広域ネットワーク（ＷＷＡＮ）、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク（ＷＰＡＮ）、等のような任意の様々なワイヤレス通信ネットワークにおいて使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、同義で使用されることが多い。ＷＷＡＮは、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）ネットワーク、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）ネットワーク、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）ネットワーク、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続（ＳＣ−ＦＤＭＡ）ネットワーク、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）、等であり得る。ＣＤＭＡネットワークは、ｃｄｍａ２０００、広帯域ＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭＡ（登録商標））、等のような、１つまたは複数の無線アクセス技術（ＲＡＴ）を実装し得る。Ｃｄｍａ２０００は、ＩＳ−９５、ＩＳ−２０００、およびＩＳ−８５６規格を含む。ＴＤＭＡネットワークは、グローバル移動体通信システム（ＧＳＭ（登録商標））、デジタルアドバンスドモバイル電話システム（Ｄ−ＡＭＰＳ）、または何らかの他のＲＡＴを実装し得る。ＧＳＭ（登録商標）およびＷ−ＣＤＭＡ（登録商標）は、「第３世代パートナーシッププロジェクト」（３ＧＰＰ）という名称の団体からの文書に記述される。Ｃｄｍａ２０００は、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２）という名称の団体からの文書に記述される。３ＧＰＰおよび３ＧＰＰ２の文書は、公的に入手可能である。ＷＬＡＮは、ＩＥＥＥ８０２.１１ｘネットワークであり、ＷＰＡＮは、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）ネットワーク、ＩＥＥＥ８０２.１５ｘ、または何らかの他のタイプのネットワークであり得る。その上、ＷＷＡＮ、ＷＬＡＮおよび／またはＷＰＡＮの任意の組み合わせが使用され得る。

[0056] モバイルデバイス１０２はまた、ワイヤレスインタフェース１０３に接続され、これらと通信する制御ユニット１０５を含む。制御ユニット１０５は、ワイヤレス送信機によって提供されるロケーションを受け入れて処理する。制御ユニット１０５は、バス１０５ｂ、プロセッサ１０５ｐおよび関連するメモリ１０５ｍ、ハードウェア１０５ｈ、ファームウェア１０５ｆ、およびソフトウェア１０５ｓによって提供され得る。制御ユニット１０５はさらに、受信されたロケーションに基づいてモバイルデバイスの位置を生成する測位モジュール１０６を含むものとして例示される。

[0057] 測位モジュール１０６は、明確さのためにプロセッサ１０５ｐから分離して例示されるが、プロセッサ１０５ｐ内で稼働されるソフトウェア１０５ｓにおける複数の命令に基づいてプロセッサ１０５ｐの一部となるか、またはプロセッサ内に実装され得る。本明細書において使用される場合、プロセッサ１０５ｐは、１つまたは複数のマイクロプロセッサ、埋め込まれたプロセッサ、コントローラ、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、等、を含むことができるが、必ずしも含む必要があるわけではないということが理解されるであろう。プロセッサという用語は、特定のハードウェアというよりはむしろシステムによって実現される機能を記述することを意図される。その上、本明細書において使用される場合、「メモリ」という用語は、モバイルデバイスに関連付けられる長期、短期、または他のメモリを含む任意のタイプのコンピュータ記憶媒体を指し、任意の特定のタイプのメモリまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるべきではない。

[0058] 本明細書において記述される方法は、アプリケーションに依存して様々な手段により実装され得る。例えば、これらの方法は、ハードウェア１０５ｈ、ファームウェア１０５ｆ、ソフトウェア１０５ｓ、またはこれらの任意の組み合わせで実装され得る。ハードウェア実装のために、処理ユニットは、１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、デジタル信号処理デバイス（ＤＳＰＤ）、プログラマブル論理デバイス（ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書において記述される機能を行うように設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせで行われ得る。

[0059] ファームウェアおよび／またはソフトウェア実装のために、方法は、本明細書において記述される機能を行うモジュール（例えば、プロシージャ、機能、等）を用いて実装され得る。命令を有形に具現化する任意の機械可読媒体は、本明細書において記述される方法を実装するために使用され得る。例えば、ソフトウェアコードは、メモリ１０５ｍに記憶され、プロセッサユニット１０５ｐによって実行され得る。メモリ１０５ｍは、プロセッサ１０５ｐの内部または外部において実装され得る。ファームウェアおよび／またはソフトウェア内に実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上において１つまたは複数の命令あるいはコードとして記憶され得る。例は、データ構造を用いて符号化される非一時的コンピュータ可読媒体およびコンピュータプログラムを用いて符号化されるコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ（登録商標）、ＣＤ−ＲＯＭ、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。ディスク（disk）およびディスク（disc）は、本明細書において使用される場合、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光学ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）、およびブルーレイディスク（disc）を含み、ディスク（disk）は通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク（disc）は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。

[0060] 従って、モバイルデバイス１０２は、ワイヤレスインタフェース１０３のような、複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信するための手段を含み得、各制御フレームは、ワイヤレス送信機のアイデンティティおよびワイヤレス送信機のロケーションを備える。複数のワイヤレス送信機の各々のロケーションを使用してモバイルデバイスのために位置計算を行うための手段は、例えば、測位モジュール１０６であり得る。位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのためにモバイルデバイスの位置をレポートするための手段は、ロケーションベースのサービスアプリケーションがローカルアプリケーションである場合に、例えば、ワイヤレスインタフェース１０３、または、例えば、プロセッサ１０５ｐであり得る。モバイルデバイスのための位置計算が成功しなかった場合に受信された制御フレーム内にロケーションを含まなかった任意のワイヤレス送信機のロケーションをサーバから要求するための手段は、例えば、ワイヤレスインタフェース１０３であり得る。加えて、モバイルデバイスの位置を決定するためにサーバから受信されたロケーションおよび制御フレームから受信されたロケーションを使用するための手段は、例えば、測位モジュール１０６であり得る。

[0061] 本発明は、教示の目的ために特定の実施形態に関連して例示されるが、本発明は、これらに限定されるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく様々な適応および修正が行われ得る。故に、添付の特許請求の範囲の精神および範囲は、前述の記述に限定されるべきではない。

Claims

ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信することと、ここにおいて前記ロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、
前記ロケーションデータを使用して前記ワイヤレス送信機のためのロケーションを決定することと、
前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを前記ワイヤレス送信機に提供することと
を備える、方法。
前記ワイヤレス送信機が前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを受信する権限を付与されることを、前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを前記ワイヤレス送信機に提供する前に、認証することをさらに備える、請求項１に記載の方法。
前記ワイヤレス送信機からデータを受信することと、
前記ワイヤレス送信機から受信された前記データを使用して前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションの妥当性を決定することと
をさらに備える、請求項１に記載の方法。
前記ワイヤレス送信機から受信された前記データは、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティ、および前記ワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間から成るグループから選択されるデータである、請求項３に記載の方法。
前記ロケーションの前記妥当性を決定することは、前記ワイヤレス送信機が移動される可能性が高いかどうかを決定するために、前記近隣のワイヤレス送信機の前記アイデンティティ、および前記パワーサイクルの前記時期および持続時間から成る前記グループから選択されるデータを使用することを備える、請求項４に記載の方法。
前記ワイヤレス送信機は、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択される、請求項１に記載の方法。
ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信するためにモバイルデバイスと通信することが可能な外部インタフェースと、ここにおいて前記ロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、
前記ロケーションデータを使用して前記ワイヤレス送信機のためのロケーションを決定し、前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを前記ワイヤレス送信機に送信することを前記外部インタフェースにさせるように構成されるプロセッサと
を備える、装置。
前記外部インタフェースは、前記ワイヤレス送信機から検証データを受信するために前記ワイヤレス送信機と通信することがさらに可能であり、前記プロセッサは、前記ワイヤレス送信機から受信された前記検証データを使用して前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションの妥当性を決定するようにさらに構成される、請求項７に記載の装置。
前記ワイヤレス送信機から受信された前記検証データは、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティ、および前記ワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間から成るグループから選択されるデータである、請求項８に記載の装置。
前記プロセッサは、前記近隣のワイヤレス送信機の前記アイデンティティ、および前記パワーサイクルの前記時期および持続時間から成る前記グループから選択される前記データを使用するよう構成されることによって前記ロケーションの前記妥当性を決定して、前記ワイヤレス送信機が移動される可能性が高いかどうかを決定するように構成される、請求項９に記載の装置。
前記ワイヤレス送信機は、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択される、請求項７に記載の装置。
ワイヤレス送信機についてのロケーションデータを受信するための手段と、ここにおいて前記ロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、
前記ロケーションデータを使用して前記ワイヤレス送信機のためのロケーションを決定するための手段と、
前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを前記ワイヤレス送信機に提供するための手段と
を備える、装置。
前記ワイヤレス送信機が前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを受信する権限を付与されることを、前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを前記ワイヤレス送信機に提供する前に、認証するための手段をさらに備える、請求項１２に記載の装置。
前記ワイヤレス送信機からデータを受信するための手段と、
前記ワイヤレス送信機から受信された前記データを使用して前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションの妥当性を決定するための手段と
をさらに備える、請求項１２に記載の装置。
前記ワイヤレス送信機から受信された前記データは、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティ、および前記ワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間から成るグループから選択されるデータである、請求項１４に記載の装置。
その上に記憶されたプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、
ワイヤレス送信機についての受信されたロケーションデータを使用して前記ワイヤレス送信機のためのロケーションを決定するためのプログラムコードと、ここにおいて前記ロケーションデータはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つから取得されるものであり、
前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションを前記ワイヤレス送信機に提供するためのプログラムコードと
を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
前記ワイヤレス送信機から受信されたデータを使用して前記ワイヤレス送信機のための前記ロケーションの妥当性を決定するためのプログラムコードをさらに備える、請求項１６に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
ワイヤレス送信機を制御する方法であって、
遠隔サーバから前記ワイヤレス送信機のロケーションを前記ワイヤレス送信機で受信することと、ここにおいて前記ロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定される、
前記ロケーションと共に前記ワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストすることと
を備える、方法。
前記ワイヤレス送信機についての検証データを前記遠隔サーバに送信することと、
前記ワイヤレス送信機の前記ロケーションの信頼性がもはや高くない場合に無効なロケーションインジケータを受信することと
をさらに備える、請求項１８に記載の方法。
前記検証データは、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティ、および前記ワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間から成るグループから選択されるデータである、請求項１９に記載の方法。
前記ワイヤレス送信機は、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択される、請求項１８に記載の方法。
遠隔サーバから前記ワイヤレス送信機のロケーションを受信するインタフェースと、ここにおいて前記ロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されるものであり、
前記ロケーションと共に前記ワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストすることを前記インタフェースにさせるように構成されるプロセッサと
を備える、ワイヤレス送信機。
前記インタフェースは、
前記遠隔サーバから前記ワイヤレス送信機の前記ロケーションを受信する第１のインタフェースと、
前記ロケーションと共に前記ワイヤレス送信機の前記アイデンティティをワイヤレスにブロードキャストする第２のインタフェースと
を備える、請求項２２に記載のワイヤレス送信機。
前記プロセッサは、前記ワイヤレス送信機についての検証データを前記遠隔サーバに送信することと、前記ワイヤレス送信機の前記ロケーションの信頼性がもはや高くない場合に無効なロケーションインジケータを受信することとを前記インタフェースにさせるようにさらに構成される、請求項２２に記載のワイヤレス送信機。
前記検証データは、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティ、および前記ワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間から成るグループから選択されるデータである、請求項２４に記載のワイヤレス送信機。
前記ワイヤレス送信機は、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択される、請求項２２に記載のワイヤレス送信機。
遠隔サーバから前記ワイヤレス送信機のロケーションを受信するための手段と、ここにおいて前記ロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して決定されるものであり、
前記ロケーションと共に前記ワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストするための手段と
を備える、ワイヤレス送信機。
前記ワイヤレス送信機についての検証データを前記遠隔サーバに送信するための手段と、
前記ワイヤレス送信機の前記ロケーションの信頼性がもはや高くない場合に無効なロケーションインジケータを受信するための手段と
をさらに備える、請求項２７に記載のワイヤレス送信機。
前記検証データは、近隣のワイヤレス送信機のアイデンティティ、および前記ワイヤレス送信機のためのパワーサイクルの時期および持続時間から成るグループから選択されるデータである、請求項２８に記載のワイヤレス送信機。
その上に記憶されたプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、
遠隔サーバからワイヤレス送信機のロケーションを受信するためのプログラムコードと、ここにおいて前記ロケーションはクラウドソーシングおよびウォードライビングのうちの少なくとも１つを使用して取得されるものであり、
前記ロケーションと共に前記ワイヤレス送信機のアイデンティティをブロードキャストするためのプログラムコードと
を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
前記ワイヤレス送信機についての検証データを前記遠隔サーバに送信するためのプログラムコードと、
前記ワイヤレス送信機の前記ロケーションの信頼性がもはや高くない場合に無効なロケーションインジケータを受信するためのプログラムコードと
をさらに備える、請求項３０に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信することと、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよび前記ワイヤレス送信機のロケーションを備え、前記ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、
前記複数のワイヤレス送信機の各々の前記ロケーションを使用して前記モバイルデバイスのために位置計算を行うことと、
前記位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのために前記モバイルデバイスの位置をレポートすることと
を備える、方法。
前記モバイルデバイスのための前記位置計算が成功しなかった場合に受信された制御フレーム内に前記ロケーションを含まなかった任意のワイヤレス送信機のロケーションをサーバから要求することをさらに備える、請求項３２に記載の方法。
前記モバイルデバイスの前記位置を決定するために前記サーバから受信された前記ロケーションおよび制御フレームから受信されたロケーションを使用することをさらに備える、請求項３３に記載の方法。
複数のワイヤレス送信機から制御フレームを受信することが可能なワイヤレスインタフェースと、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよび前記ワイヤレス送信機のロケーションを備え、前記ワイヤレス送信機は、アクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、
前記複数のワイヤレス送信機の各々の前記ロケーションを使用して前記モバイルデバイスのために位置計算を行うことと、前記位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのために位置をレポートすることとを行うように構成されるプロセッサと
を備える、モバイルデバイス。
前記プロセッサは、前記位置計算が成功しなかった場合に受信された制御フレーム内に前記ロケーションを含まなかった任意のワイヤレス送信機のロケーションを前記ワイヤレスインタフェースを介してサーバから要求するようにさらに構成される、請求項３５に記載のモバイルデバイス。
前記モバイルデバイスの前記位置を決定するために前記サーバから受信された前記ロケーションおよび制御フレームから受信された前記ロケーションを使用することをさらに備える、請求項３６に記載のモバイルデバイス。
複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信するための手段と、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよび前記ワイヤレス送信機のロケーションを備え、前記ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、
前記複数のワイヤレス送信機の各々の前記ロケーションを使用して前記モバイルデバイスのために位置計算を行うための手段と、
前記位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのために前記モバイルデバイスの位置をレポートするための手段と
を備える、モバイルデバイス。
前記モバイルデバイスのための前記位置計算が成功しなかった場合に受信された制御フレーム内に前記ロケーションを含まなかった任意のワイヤレス送信機のロケーションをサーバから要求するための手段をさらに備える、請求項３８に記載のモバイルデバイス。
前記モバイルデバイスの前記位置を決定するために前記サーバから受信された前記ロケーションおよび制御フレームから受信された前記ロケーションを使用するための手段をさらに備える、請求項３９に記載のモバイルデバイス。
モバイルデバイスの位置を決定するために、その上に記憶されたプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、
複数のワイヤレス送信機から制御フレームをモバイルデバイスで受信するためのプログラムコードと、ここにおいて各制御フレームはワイヤレス送信機のアイデンティティおよび前記ワイヤレス送信機のロケーションを備え、前記ワイヤレス送信機はアクセスポイント、フェムトセル、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ送信機、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）および近距離無線通信（ＮＦＣ）局から成るグループから選択されるものであり、
前記複数のワイヤレス送信機の各々の前記ロケーションを使用して前記モバイルデバイスのために位置計算を行うためのプログラムコードと、
前記位置計算が成功した場合にロケーションベースのサービスアプリケーションのために前記モバイルデバイスの前記位置をレポートするためのプログラムコードと
を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
前記モバイルデバイスのための前記位置計算が成功しなかった場合に受信された制御フレーム内に前記ロケーションを含まなかった任意のワイヤレス送信機のためにサーバからロケーションを要求するためのプログラムコードをさらに備える、請求項４１に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
前記モバイルデバイスの前記位置を決定するために前記サーバから受信された前記ロケーションおよび制御フレームから受信された前記ロケーションを使用するためのプログラムコードをさらに備える、請求項４２に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。