JP2015536619A - ワイヤレスエネルギ最適化のための方法 - Google Patents

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Abstract

アクセスポイントと複数のワイヤレスクライアントの間のワイヤレス電力および信号完全性を最適化する方法は、クライアントデバイスへのダウンリンク帯域幅および信号強度を検出する、アクセスポイントでランするアルゴリズムを含む。この情報を使用して、アクセスポイントのワイヤレスパラメータは、最適のダウンリンク電力および信号条件に到達するように調整されうる。アクセスポイントへのアップリンク帯域幅および信号強度制御は、アクセスポイントにより提供される信号強度情報を使用して、クライアントデバイスのそれぞれにおいて行われる。これは、閉ループのやり方で、送信電力制御および信号完全性について、アクセスポイントおよび個別のワイヤレスクライアントデバイスの両方の調整で、ダイナミックなバランスを達成する。アクセスポイントは、同じダイナミックなバランスを行うことができる一方、複数の周波数帯域で動作する複数のクライアントデバイスをサポートすることができる。

Description

本発明は、ワイヤレスネットワークに関し、詳細には、アクセスポイントおよびクライアントデバイスの両方において送信機電力出力を最小化する方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、その教示が本明細書に組み込まれる、2012年11月16日に出願されたEuropean Patent Application Serial No.12306431.3に対する、米国特許法第119条に基づく優先権を主張する。
電力レベルなどの送信機リソースの制御は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)において、電力を保存するためのみならず、ローカル規則に準拠し、隣接するワイヤレスシステム間の互換性を促進するために重要である。いくつかの以前のワイヤレスシステムは、ネットワーク発見、制御、ワイヤレスストリーミング、またはファイル転送のために、マスタおよびスレーブ構成を提供する。家庭内のクライアントの場所は、距離、障害物、動作中の隣接するワイヤレスシステム、アンテナ配置、および他の効果のために、ワイヤレス性能に影響を及ぼしうる。多入力多出力(MIMO)の使用は、マスタアクセスポイント(AP)からクライアントへの複数の送信経路とともに、全体の受信した情報をより豊かな受信へと組み合わせることを試みるための高度なハードウェアおよびソフトウェア処理を提供することにより、これらの難点のいくつかに対処するよう試みてきた。これらの場合に、受信された反射信号は、受信された主信号に加えられ、さらなるデータ受信の改善を提供するために処理される。この技法は、単に1つのRFチャネルを依然として使用する一方で、スループットを2倍にするために、2つの空間ストリームが送信されうる、空間多重化も作動化させることができる。40MHzチャネルを作動させるチャネル結合、追加のサブキャリアを用いるOFDMのより効率的な使用、ならびに送信オーバヘッドを最小化するためのフレームアグリゲーションおよびブロックACKなどの他の技法も、ワイヤレスシステムのデータ送信効率を改善した。これらの送信および処理技法は高度である一方、これらは、特定のワイヤレス環境条件に整合される送信電力レベルのダイナミックな制御を用いて、さらにより効率的となるであろう。
IEEE 802.11n標準におけるWMM実現に規定されるように、他の技法が、電力を温存するために使用された。しかし、これらは、通常、適切なときにオンまたはオフにスイッチされる、スタンバイ動作に向けられる。メッシュネットワーキングを使用するシステム指向される実現は、同様の性能利点を提供することができ、広い区域をカバーすることができる、商業、工業、および教育環境で使用された。これらは、ほとんどの家庭状況では、いくぶん高価で行き過ぎである。
この概要は、詳細な説明中で、以下にさらに記載される、簡略化された形式での概念の選択を導入するために提供される。概要は、主張される主題のキーとなる特徴または本質的な特徴を識別することは意図されておらず、主張される主題の範囲を制限するために使用されることも意図されていない。
アクセスポイントおよび複数のクライアントデバイスを有するワイヤレスローカルエリアネットワーク内の送信機信号強度を制御する方法は、動作周波数域内の最低ダウンリンクビットレートを有するクライアントデバイスを選択するための、アクセスポイントのセットアップを含む。このアクセスポイントからのダウンリンク送信機電力レベルの最適化は、可能な最低送信信号電力レベルを使用して、選択されたクライアントデバイスに最大ダウンリンクビットレートを適応させることにより、上記周波数域内で上記選択されたクライアントデバイスを使用して達成される。上記アクセスポイントは、複数のクライアントデバイスに、受信されるアップリンク信号受信レベルの手段を提供する。各周波数域内の個別のクライアントデバイスは、最低アップリンク送信信号電力を使用して、個別のクライアントデバイスから最高アップリンクビットレートを提供するため、それらの個別のアップリンク送信機電力レベルを最適化するように、情報を使用する。
発明の追加の特徴および利点は、添付の図を参照して進める、説明に役立つ実施形態の以下の詳細な記載から明らかとなるであろう。
発明の上記の概要、ならびに説明に役立つ実施形態の以下の詳細な記載は、主張される発明に関して、限定としてではなく例として含まれる、添付の図面と併せて読まれるとより良好に理解される。
本発明を実現するのに好適な、例示的なワイヤレスローカルエリアネットワーク環境を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係る送信ダウンリンク電力を調整するための、アクセスポイントのワークフローを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に係るアクセスポイント送信電力およびアクセスポイント送信ダウンリンクビットレート対時間を図示するプロットである。 本発明の例示的な実施形態に係る送信ダウンリンク電力を調整するための、アクセスポイントのワークフロー図である。 本発明の例示的な実施形態に係る送信アップリンク電力を調整するための、クライアントデバイスのワークフロー図である。 本発明の例示的な実施形態に係るアクセスポイントおよびクライアントデバイス送信電力ならびにアクセスポイントおよびクライアントデバイスビットレート応答を図示するプロットである。 本発明の例示的な実施形態に係るアクセスポイントブロック図である。 本発明の例示的な実施形態に係るクライアントデバイスブロック図である。
さまざまな説明に役立つ実施形態の以下の記載では、その部分を形成する、添付の図面への参照がなされ、その中で、図解として、発明内のさまざまな実施形態が実施されうることが示される。他の実施形態が利用されてよく、本発明の範囲から逸脱することなく構造的および機能的修正がなされてよいことを理解されたい。
発明の1つの特徴は、メディア交換のために、2.4GHzと5GHz IEEE 802.11送信の組合せを使用して、アクセスポイント(AP)と複数のワイヤレスクライアントの間の、ワイヤレス送信電力および信号完全性を最適化する方法を含む。AP内で行われるプロセスは、APに関連するワイヤレスクライアントデバイスの帯域幅および信号強度を検出する。この情報を使用して、APのワイヤレスパラメータは、帯域のそれぞれの、十分な電力および信号条件に到達するために、別個に、無線インターフェイスの各帯域(2.4GHzおよび5GHz)について調整されうる。これは、無関係のワイヤレスエネルギが高密度環境(アパート、マンションなど)で送信されるのを最小化することができる。同様の処理が、個別のワイヤレスクライアントデバイスで行われうる。クライアントデバイスの情報は、APで共有され、閉ループのやり方で、電力および信号完全性について、APダウンリンク送信レベルおよび個別のクライアントデバイスからのアップリンク送信レベルの両方の調整で、ダイナミックなバランスが行われることを可能にする。
本発明への潜在的なシステム利点は、存在するネットワーク接続性および性能状態を示す、ユーザインターフェイス(UI)への、豊かな量の情報を潜在的に提供することを含む。2つの無線(2.4GHzと5GHz帯域)のそれぞれについてAPから放射される電力調整が使用されて、APから個別のクライアントへの十分な信号接続性を達成し、一方、送信区域を過度に駆動せず、高人口区域内の他の隣接するWiFiネットワークと干渉しない制御されたレベルに放射される電力を保つ。本発明は、関連するワイヤレスクライアントデバイス用の別個の調整を含み、それらの放射される電力を制御する。ダウンリンク送信電力制御の量は、APがクライアントのそれぞれの現在の状態を受信した後、APにより管理される。APは、次いで、使用されている両方の無線周波数上の全てのクライアントを考慮して、ネットワーク用の全体的な調整スキームを作り出すことができる。クライアントデバイスアップリンク送信電力の調整は、クライアントが電池動作されるデバイスであるかどうかを考慮することができ、その場合、クライアントにおける電力温存が優先されうる。合わせて、これは、個別のデバイスにそれら自体の様相を決定させる代わりに、ワイヤレス動作の、フルシステム閉ループ制御を提供する。
図1は、アクセスポイント(AP)および複数のクライアントデバイスを有する、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)環境を図示する。図1は、デュアルコンカレント(dual concurrent)IEE 802.11インターフェイス、すなわち2.4GHzクライアントデバイス用のものおよび5GHzクライアントデバイス用のものを有するようなアクセスポイント105を表す。2.4GHzクライアントデバイス110、115、120は、標準のIEEE 802.11プロトコルを使用して通信する(140)。5GHZクライアントデバイス125、130、135もまた、標準のIEEE 802.11プロトコルを使用して通信する(150)。両方のタイプのクライアントデバイスは、ステーション(STA)またはリモート端末(RT)として、IEEE 802.11標準に一致する。アクセスポイント(AP)からクライアントデバイスへと進行する送信は、ダウンリンク送信と呼ばれる。クライアントデバイスからAPへと進行する送信は、アップリンク送信と呼ばれる。
図2は、APダウンリンク送信機電力を調整するため、WLAN内のアクセスポイントにより行われるワークフローの例示的な流れ図を提示する。図1におけるような、1つのAPおよび複数のアクセスポイントが存在するWLAN環境では、図2の流れ図200は、ダウンリンク送信機電力が最小化され、一方、最も好ましくない受信条件を有するクライアントデバイスに最大ビットレートを提供する調整された状態をセットアップすることに使用されうる。図2のステップ201、フロー200は、APと互換性がある複数のクライアントの全てに最大APダウンリンク送信電力をアサートすることによりプロセスを開始する。この最大APダウンリンク送信電力レベルは、ローカル規則、環境条件、ならびにAPおよびクライアントデバイスの互換性により支配されうる。ローカル規則は、ローカルの環境にしたがって変化する可能性がある、送信機電力上の上限閾値を設置する可能性がある。同じく、APとクライアントデバイスの間の互換性は、ワイヤレスモードに依存して変化する可能性がある。IEEE 802.11 A、B、G、NなどのIEEE 802.11の異なるバージョンであるワイヤレスモード。
ステップ215において、APは、全てのクライアントデバイスについて、APダウンリンクビットレートを測定する。発明の1つの特徴では、このAP測定は、帯域毎ベースで行われる。例えば、図1の2.4GHz帯域のワイヤレスクライアントのダウンリンクビットレートは、プロセス200について測定されることになる。後で、プロセス200は、図1内のデバイスの5GHz帯域について繰り返されることができる。最大AP送信電力を使用して、動作帯域内で、APが全てのクライアントのダウンリンクビットレートを測定した後、最低ビットレートを有するクライアントが選択されて、APダウンリンク送信電力レベルが、その帯域内のクライアントデバイスの全てについて十分であることを確実にする。ステップ220において、ビットレートの任意の変化が検出される。差異は、測定された最後の値と測定された前の値を使用して測定される。ビットレートの変化がない場合、フロー200は、ステップ215に戻る。ビットレートの変化がある場合、フロー200は、データ接続が評価されるステップ225に進む。データ接続は、単なるRFリンクでデータの交換がない条件下では存在しえない。そのような条件は、APからクライアントへの交換の、暗号化および初期化フェーズ中で存在することができる。データ接続がない場合、プロセス200はステップ215に戻る。データ接続が存在する場合、ステップ230において、最大ビットレート条件が検査される。
ステップ230において、最大ビットレートは、APおよびクライアントペアがサポートすることができる最大ビットレートである。この最大ビットレートに影響を及ぼす要因は、ワイヤレスモード(IEEE 802.11 A、B、N、Gなど)ならびに特定のシステム用のローカル規則を含む。最大ビットレートが使用されていない場合、プロセス200はステップ240に移動し、そこで、AP送信(TX)電力レベルが増加される。TX電力レベルのこの増加は、より高いダウンリンクビットレートをサポートするため、APがより大きなRF信号強度を送信することを可能にする。APのTX電力レベルを漸進的に増加した後、ステップ240はステップ215へとうしろに移動する。TX電力を増加させるこのステップは、フロー200の動作における繰返しの最中に起こってよい。
最大ビットレートが使用されている場合、AP TX電力信号レベルが低下されて、送信リソースを温存し、放出を減少させうる条件が存在する。したがって、ステップ215で選択された最低ビットレートクライアントデバイス上で最大ビットレートが使用されている場合、プロセス200はステップ230からステップ250に移動し、そこで、APの送信機電力が漸進的に減少される。次いで、プロセス200はステップ215へとうしろに移動する。
プロセス200は、本質的に、最低ビットレートクライアントデバイスが、可能な最低AP送信機電力レベルで動作することを可能にする。このプロセスは、図3に図示される。図3は、図1のセットアップフロー200を使用する、AP送信機電力および最低ビットレートクライアントデバイスのダウンリンクビットレート対時間のサンプルプロットを表す。時間t=0において、AP送信電力レベルは、以前に記載したように、ローカル規則およびワイヤレスモードにより許容される最大値にセットされる。図1のプロセスを適用して、送信電力が減少する一方、選択されたワイヤレスモードについての最大ダウンリンクビットレートを維持する。時間t=1において、プロセス200は、最大ビットレートを保つことができる点より低く送信機電力を落とす。したがって、選択されたクライアントデバイスへのダウンリンクビットレートは落ちる。時間t=2において、プロセスは、直ちに送信電力レベルを増加させ始めて、選択されたクライアントデバイスへの最高ダウンリンクビットレートを達成しようと再び試みる。時間t=3において、送信電力レベルは、選択されたクライアントデバイスへの最大ダウンリンクビットレートを保つのに再び十分となる。
APの送信電力レベルおよび対応するビットレートは、ここで、安定したままとなることができ、この安定条件は、ダウンリンクビットレートをサポートし続ける、可能な最低送信ビットレートを表す。時間t=4において、モバイルと仮定されるクライアントデバイスは、APから離れて移動する。図3の例では、移動は、選択されたクライアントデバイスにおいて受信信号を減少させるのに十分な距離である。結果として、APにおいて検出される、クライアントデバイスのダウンリンクビットレートは落ちる。しかし、図2のプロセスは、時間t=5において、送信信号レベルを漸進的に増加させ始める。時間t=6において、APの送信信号電力は、選択されたクライアントデバイスへの最大ダウンリンクビットレートを保つのに再び十分となる。図2のプロセス200は、任意の時間に最低ビットレートデバイスを検出し、モバイルクライアントデバイスの全てに最大ビットレートダウンリンクを維持するために、最低デバイスを選択するように動作することに留意されたい。図3の例のプロットに示されるように、選択されたクライアントデバイスの物理的な移動は、APの送信電力レベルを変化させ、最小送信電力レベルを提供し、最大ダウンリンクビットレートをサポートすることにより適応される。
図2の例のプロセス200は、図1の構成100に示される2.4GHz動作帯域のワイヤレスクライアントデバイス110、115、および120用に実行される。このセットアップ手順200は、2.4GHzユニット間の最低ビットレートデバイスを見つけるために、AP105によって行われる。図2のプロセス200は、図1内に示される5GHz動作帯域の、ワイヤレスクライアントデバイス125、130、および135用にAPによってやはり行われる。このセットアップ手順200は、5GHzユニット間の最低ビットレートデバイスを見つけるために、AP105によってやはり行われる。したがって、単一のAP105は、2.4GHz帯域ワイヤレスクライアントデバイスおよび5GHz帯域ワイヤレスクライアントデバイスの両方で、ダウンリンク送信電力レベルの最適化を別個に適応させることができる。これは、2.4GHzクライアントデバイスの最低ビットレートクライアントデバイス用に選択される1つのダウンリンク送信電力レベル、および5GHzクライアントデバイスの最低ビットレートクライアントデバイス用に選択される別のダウンリンク送信電力レベルを生じる。
図4aは、APダウンリンク送信(TX)電力レベルを調整するため、AP内で起こるワークフロー400を表す。図2を使用して前に示されたように、APは、そのダウンリンク送信電力レベル制御を、最低ダウンリンクビットレートを有するクライアントデバイスに基づいて行う。本発明の1つの特徴では、APは、各個別のクライアントデバイスについてAPにより受信されるときのアップリンク信号受信レベルを測定することができる。図4aのステップ401では、APは、クライアントデバイスの全てに、APで測定されるときの、それらのそれぞれのアップリンク信号受信レベル情報を送信する。したがって、クライアントデバイスの全ては、それがAPにより受信されるときの、それら自体のアップリンク送信信号レベルについての情報を受信する。ステップ403で、APは、クライアントデバイスのそれぞれに、クライアントデバイスにより測定されるときのダウンリンク信号受信レベルの要求を送信する。クライアントは、ダウンリンクされたAP送信信号の、それらの個別の受信信号強度を提供することにより応答する。ステップ405において、APは、個別のクライアントデバイスから受信した情報を処理する。ここで、APは、最低ダウンリンクビットレートを有するとして以前に選択されたクライアントについてのみ、クライアントダウンリンク受信信号レベルの変化を決定する。選択された低ビットレートクライアントデバイスについて、ビットレートの任意の変化がステップ405において検出される。差異は、測定された最後の値と測定された前の値を使用して、測定される。ステップ405において、クライアントデバイス受信信号レベルに変化がない場合、プロセス400はステップ403に戻る。ステップ405において、クライアント受信信号レベルに変化がある場合、プロセス400はステップ407に移動する。ステップ407において、選択されたクライアントデバイスについての最大ビットレートが試験される。ステップ407において、最大ビットレートは、APおよび選択されたクライアントペアがサポートすることができる最大ビットレートである。上記のように、この最大ビットレートに影響を及ぼす要因は、ワイヤレスモード(IEEE 802.11 A、B、N、Gなど)ならびに特定のシステム用のローカル規則を含む。最大ビットレートが使用されていない場合、プロセス400はステップ411に移動し、そこで、AP送信(TX)電力レベルが増加される。TX電力レベルのこの増加は、より高いダウンリンクビットレートをサポートするため、APがより大きなRF信号強度を送信することを可能にする。APのTX電力レベルを漸進的に増加した後、ステップ411はステップ403へとうしろに移動し、そこで、クライアントデバイスにおいて測定されるダウンリンク信号受信レベルがポーリングされる。
ステップ407において、最大ビットレートが使用されている場合、AP TX電力信号レベルが低下されて、送信リソースを温存し、放射される放出を減少させうる条件が存在しうる。したがって、最低ビットレートクライアントデバイス上で最大ビットレートが使用されている場合、プロセス400はステップ407からステップ409に移動し、そこで、APの送信機電力が漸進的に減少される。次いで、プロセス400はステップ403へとうしろに移動する。プロセス400は、最低ビットレートクライアントデバイスが、可能な最低AP送信機電力レベルで動作することを本質的に可能にする。
図4bは、個別のクライアントデバイスのそれぞれによって、その応答または個別のクライアントデバイスから放射されるアップリンク送信電力レベルを制御するために実行されるワークフロープロセス450を表す。ステップ451において、各クライアントは、個別のクライアントデバイスにより測定されるときのダウンリンク信号受信レベルについて、APからの要求を受信する。本質的に、これは、図4aのステップ401のクライアント効果である。それに応じて、ステップ453において、各クライアントは、それ自体の受信したダウンリンク信号受信レベルを測定し、情報をAPに転送する。ステップ455において、クライアントデバイスは、個別のクライアントデバイスにより測定されるときのダウンリンク信号受信レベルに変化があったかどうかを確認する。。差異は、測定された最後の値と測定された前の値を使用して、測定される。クライアントデバイスにおいて受信されたダウンリンク信号レベルに変化がない場合、プロセス450はステップ453へとうしろに移動する。ステップ455において、個別のクライアントデバイスにより受信されたダウンリンク信号が変化したと決定される場合、ステップ457が進入され、そこでクライアントデバイスのアップリンクビットレートが検査される。ここで、アップリンクビットレートは、APと個別のクライアントの互換性を含むローカル環境の制約に基づいて、個別のクライアントデバイスがAPに戻して送信することができる、最大ビットレートである。
最大アップリンクビットレートが使用されていない場合、プロセス450はステップ457からステップ461に移動し、そこで、クライアントアップリンク信号送信電力レベルが増加される。アップリンク電力レベルのこの増加は、クライアントからAPのリンクをより頑強にさせ、最終的に、個別のクライアントデバイスについて最大アップリンクビットレートを設定する助けとなりうる。ステップ461におけるアップリンク電力レベルの漸増増加後に、プロセス450はステップ453に移動する。
ステップ457において、個別のクライアントデバイスからの最大アップリンクビットレートが既にその最大ビットレートである場合、過剰な送信電力が使用されている条件が存在しうる。したがって、プロセス450は、ステップ457からステップ459に移動し、そこで、アップリンク電力レベルで漸進的減少がなされる。クライアントデバイス内のプロセス450は、次いでステップ453に移動する。プロセス450は、最大アップリンク送信ビットレートを達成するために、個別のクライアントデバイスからの可能な最低アップリンク送信電力レベルを使用することにより、各個別のクライアントデバイスからのアップリンク電力を最適化する効果を有する。
発明の1つの特徴では、各個別のクライアントデバイスは、図4bのプロセスを利用し、したがって、各個別のクライアントデバイスは、受信するAPにより測定されるときの、それ自体のアップリンク信号受信レベルに関してAPから情報を得る。この情報は、次いでプロセス450で使用されて、クライアントデバイス内のアップリンク送信機のそれぞれを最適化する。
図5は、本発明の態様に係るAPおよびクライアント挙動のサンプルプロット500を表す。図5では、図3、図4a、および図4bのプロセスフローが、WLAN環境内で、それらのそれぞれのデバイスで使用されることが仮定される。図5は、2つのフェーズプロセスを表す。図5では、フェーズ1は、時間t=0と時間t=9の間で起こるように表される。フェーズ2は、時間t=9と時間t=11の間で起こるように表される。
図5のフェーズ1では、t=0において、APは、最大ダウンリンク送信電力で送信することにより開始する。これは、図5(a)内のt=0において表される。図2のプロセス200に追従して、APは、そのダウンリンク送信電力レベルを、選択されたクライアントデバイスへのAPダウンリンクビットレートが図5(c)内のt=8において落ちるまで、低減させる。図2プロセスに追従して、APは次いで、選択されたクライアントデバイスへのダウンリンクビットレートが時間t=9において最大レベルに上昇するまで、ダウンリンク信号電力レベルを漸進的に増加させる。図5(a)内のt=8とt=9の間に見られる送信電力レベルのこの上昇およびビットレート上昇は、時間t=9において図5(c)で見られる。APから生じるダウンリンク電力レベルは、したがって、選択されたクライアントデバイスに対し最大ダウンリンクビットレートをサポートする、最低ダウンリンク送信電力レベルとして最適化される。APについて、図4Aのプロセス400は、AP内の可能な最低ダウンリンク送信電力レベルのため最大ダウンリンクビットレートを提供することにより、AP送信電力を最適化するように機能する。
フェーズ2では、クライアントデバイスはそれぞれ、時間t=9直後に始まる、それらのアップリンク送信電力レベルを最適化する。図5(b)は、最大レベルからより低いレベルに漸進的に減少されている、一例のクライアントアップリンク送信電力レベルを表す。最終的に、低減されたアップリンク送信電力レベル低減は、時間t=10において図5(d)で示されるように、一例のクライアントデバイスのアップリンクビットレートが低下することを生じる。その後、図4bのプロセス450は、時間t=10とt=11の間で、図5(b)に示されるように、一例のクライアントデバイスのアップリンク送信電力レベルを増加させるように機能する。時間t=11において、一例のクライアントデバイスアップリンク電力レベルは、時間t=11において図5(d)で示されるように、最大レベルへのビットレートの増加をサポートするのに十分となる。したがって、一例のクライアントデバイスについて、図4bのプロセス450は、クライアントデバイスにより送信される可能な最低送信電力レベルのため最大アップリンクビットレートを提供することにより、アップリンク送信電力を最適化するように機能する。前述のように、プロセス450は、クライアントデバイスの全てにより実行され、したがって、WLAN内のクライアントデバイスの全ては、可能な最低アップリンク送信機電力出力レベルについて最大アップリンクビットレートを提供するように最適化される。クライアントデバイスの本質は、そのWiFiモード(IEEE 802.11バージョン互換性)または動作周波数に関して、WLANシステムの全体的な送信電力最適化を制御しないことが留意される。より以前に論じたように、APは、ワイヤレスクライアントデバイスの各帯域について1つ、プロセス200を行う。例えば、図2のプロセスは、デバイスの2.4GHz帯域について1回、ワイヤレスクライアントデバイスの5GHz帯域について1回行われる。同様に、図4aおよび図4bのプロセスは、デバイスの2.4GHz帯域について行われ、ワイヤレスクライアントデバイスの5GHz帯域について別個に行われる。したがって、異なる周波数帯域で動作する異なるクライアントデバイスを有する図1に示されるようなWLANシステムは、現在の発明の動作内に適応されうる。
全体的な、APおよびクライアントデバイスの動作の方法は、以下のように記載されてよい。アクセスポイントおよび複数のクライアントデバイスを有するワイヤレスローカルエリアネットワーク内の送信機信号強度を制御する方法は、アクセスポイントにより初期送信電力信号レベルを複数のクライアントデバイスに送信することによるAPのセットアップを含む。アクセスポイントにおいて、複数のクライアントデバイスのそれぞれに提供されるそれぞれのダウンリンクビットレートを測定すること。最低ダウンリンクビットレートを有するクライアントデバイスを選択すること。アクセスポイント送信機電力信号レベルは、次いで、アクセスポイント送信機電力信号レベルの最小値を使用して、選択されたクライアントデバイスのダウンリンクビットレートが提供されるように調整される。これは、選択されたクライアントデバイスのダウンリンクビットレートが低減されるまでアクセスポイント送信機電力信号レベルを低減させること、次いで、選択されたクライアントデバイスのダウンリンクビットレートが増加されるまでアクセスポイント送信機電力信号レベルを増加させることを含む。セットアップの効果は、選択されたクライアントデバイスのダウンリンクビットレートが、アクセスポイント送信機電力信号レベルの最小値を使用して、選択されたクライアントデバイスについて維持される。
APのダウンリンク送信機電力レベルのフェーズ1調整は、アクセスポイントにより複数のクライアントデバイスに、アクセスポイントにおいて測定されたそれぞれのアップリンク信号受信レベルを送信することにより実行される。APは、選択されたクライアントデバイスからのダウンリンク信号受信レベルを要求する。選択されたクライアントデバイスのダウンリンクビットレートを維持する一方、複数のクライアントデバイスへのアクセスポイント送信機電力レベルは、選択されたクライアントデバイスにおいて測定されたダウンリンク信号受信レベルに基づいて最小化される。
複数のクライアントデバイスへのアクセスポイント送信機電力レベルを最小化するステップは、アクセスポイントにより、選択されたクライアントデバイスにおいて測定されたダウンリンク信号受信レベルを受信すること、およびアクセスポイントにおいて、選択されたデバイスのダウンリンクビットレートを適応させる一方で、アクセスポイント送信機電力レベルが低減されることができるかを、選択されたクライアントデバイスにおいて測定されたダウンリンク信号受信レベルから決定し、低減されることができる場合、アクセスポイント送信機電力レベルを低減させることを含む。これは、選択されたデバイスのダウンリンクビットレートを維持するように、アクセスポイント電力レベルが最小化される効果を有する。
各クライアントデバイス内のアップリンク送信機電力レベルのフェーズ2調整は、複数のクライアントデバイスのそれぞれにおいて、アクセスポイントにおいて測定されたそれぞれのアップリンク信号受信レベルに基づいてアップリンク送信機電力レベルを最小化することにより実行される。
複数のクライアントデバイスのそれぞれにおいてアップリンク送信機電力レベルを最小化するステップは、複数のクライアントデバイスのそれぞれにおいて、複数のクライアントデバイスのそれぞれのアップリンクビットレートを適応させる一方で、それぞれのクライアントアップリンク送信機電力レベルが低減されることができるかを、アクセスポイントにおいて測定されたそれぞれのアップリンク信号受信レベルから決定し、低減されることができる場合、それぞれのクライアントアップリンク送信機電力レベルを低減させることを含む。これは、複数のクライアントデバイスのそれぞれの、それぞれのアップリンクビットレートを維持するために、クライアントアップリンク送信機電力レベルが最小化される効果を有する。単一のAPにより制御される2つの異なる周波数動作帯域のワイヤレスクライアントデバイスがあるときに図1のシステム構成が使用される場合、フェーズ1およびフェーズ2の動作が、クライアントデバイスの第1の帯域について1回、他の帯域で動作するクライアントデバイスについて別個だが並行して起こる。
図6は、本発明と併せて有用である、機能要素を示す、例のAP600ブロック図を表す。APは、RFアンテナ630を有する2.4GHz送信機および受信機625などの、少なくとも1つの送信機および受信機を含む。加えて、RFアンテナ640を有する5GHz送信機および受信機635などの、第2の送信機および受信機を含むことにより、デュアルバンドクライアント調節がなされうる。送信機および受信機は、1つの送受信機に組み込まれ、または別個に構築されうることがよく知られている。両方の構成が、本発明と互換性がある。
やはりAP600に含まれるのは、AP600に関連するそれぞれの個別のクライアントデバイスと通信する、達成された個別のダウンリンクレートを検出するためのダウンリンクビットレート検出器670である。AP600に関連する個別のクライアントデバイスのそれぞれからの、個別のアップリンク送信の受信信号強度情報を検出するため、受信時信号強度検出器680が、AP600にやはり含まれる。
APは、WLANシステム用のIPヘッドエンドとして働く、ローカルエリアネットワーク(LAN)へのインターフェイス650を含む。セットアップ制御およびシステム状態情報用のユーザインターフェイス(UI)を含む、AP600のセットアップ構成および監視に適応するための、オプションの入力および出力インターフェイス660が存在してよい。メモリ620へのアクセスを有するプロセッサー615は、バス相互接続システム645の使用を介してAPの動作を制御するよう機能する。APについての、非バスベースの相互接続システムはオプションであり、AP設計の技術分野でよく知られている。プロセッサー615は、図2および図4aのワークフローを使用して、AP600の要素の動作を制御する。一実施形態では、ワークフローは、プロセッサー615により実行される、メモリ620に記憶されるソフトウェアまたはファームウェア命令として含まれてよい。APの、ロジックベースの制御実現など非プロセッサー中心の実現は、AP設計の技術分野で、やはりよく知られている。
図7は、本発明の態様に係るクライアントデバイス700の一実施形態を表す。具体的には、図7実施形態は、アンテナ730を有する2.4GHz送信および受信ブロック725を使用して2.4GHzで動作することができるクライアントデバイスを表す。5GHz実施形態も可能であるが、ここでは示されない。クライアントデバイス700は、APから受信したダウンリンク信号のレベルを検出するための、受信強度信号強度検出器760を含む。入力および出力(I/O)インターフェイス750は、無線インターフェイス725を介してクライアントデバイスに通信される情報に、ユーザまたはユーザデバイスをインターフェイスするため、クライアントデバイス内で名目上利用可能である。典型的なユーザインターフェイスは、クライアントデバイス制御および状態決定のために利用可能でありうる。
メモリ720へのアクセスを有するプロセッサー715は、バス相互接続システム745の使用を介してクライアントデバイス700の動作を制御するよう機能する。クライアントデバイス700についての非バスベースの相互接続システムはオプションであり、リモートステーションまたはクライアントデバイス設計の技術分野でよく知られている。プロセッサー715は、図4bのワークフローを使用して、クライアントデバイス700の要素の動作を制御する。一実施形態では、ワークフローは、プロセッサー715により実行される、メモリ720に記憶されるソフトウェアまたはファームウェア命令として含まれてよい。クライアントデバイスの、ロジックベースの制御実現など非プロセッサー中心の実現は、リモートステーション設計の技術分野で、やはりよく知られている。
本発明は、さまざまな形式のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用プロセッサー、またはそれらの組合せで実現されうることを理解されたい。加えて、方法は、プロセッサーにより行われる命令により実現されてよく、そのような命令は、プロセッサー、または例えば集積回路、ソフトウェア担体もしくは他の記憶デバイス、例えばハードディスク、コンパクトディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)もしくは任意の他の磁気、光学、もしくは固体媒体などのコンピュータ可読媒体などに記憶されてよい。命令は、上に列挙された媒体のいずれかなどのコンピュータ可読媒体上に、有形に具現化されるアプリケーションプログラムを形成しうる。
添付図面に表される、構成システムコンポーネントおよび方法ステップのいくつかは、ソフトウェアまたはファームウェアに実現されうるため、システムコンポーネント(またはプロセスステップ)間の実際の接続は、本発明がプログラムされる方法によって異なってよいことをさらに理解されたい。本明細書での教示によって、当業者は、本発明のこれらおよび同様の、実現または構成を企図することが可能であろう。

Claims (11)

  1. アクセスポイントおよび複数のクライアントデバイスを有するワイヤレスローカルエリアネットワーク内で送信されるワイヤレスエネルギの閉ループ制御を提供する方法であって、
    前記アクセスポイントによって、動作周波数帯域内で、前記アクセスポイントから前記複数のクライアントデバイスのそれぞれへのダウンリンクビットレートを測定し、前記複数のクライアントデバイスのうちから最低ダウンリンクビットレートを有するクライアントデバイスを選択するステップと、
    アクセスポイント送信機電力信号レベルを調整するステップであって、前記調整によって、前記選択されたクライアントデバイスの前記ダウンリンクビットレートは、アクセスポイント送信機電力信号レベルの最小値を使用して最初に設定される、ステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記複数のクライアントデバイスに前記アクセスポイントにおいて測定された各アップリンク信号受信レベルを送信することによって、前記アクセスポイントにおいて測定された前記各アップリンク信号受信レベルに基づいて、前記複数のクライアントデバイスのそれぞれがアップリンク送信機電力レベルを調整することを可能にするステップと、
    前記アクセスポイントによって、前記選択されたクライアントデバイスからのダウンリンク信号受信レベルを要求するステップと、
    前記選択されたクライアントデバイスの前記ダウンリンクビットレートを維持する一方、前記選択されたクライアントデバイスにおいて測定された前記ダウンリンク信号受信レベルに基づいて、前記複数のクライアントデバイスへの前記アクセスポイント送信機電力レベルを最小化するステップと、
    を含み、
    前記アクセスポイント送信機電力レベルを最小化するステップおよび前記複数のクライアントデバイスのそれぞれがアップリンク送信機電力レベルを調整することを可能にするステップは、前記動作周波数帯域内で、前記ワイヤレスエリアネットワーク内で送信される前記ワイヤレスエネルギの閉ループ制御を提供する、前記方法。
  2. 前記アクセスポイント送信機電力信号レベルを調整する前記ステップは、
    前記選択されたクライアントデバイスの前記ダウンリンクビットレートが低減されるまで、前記アクセスポイント送信機電力信号レベルを低減させるステップと、
    前記選択されたクライアントデバイスの前記ダウンリンクビットレートが増加されるまで前記アクセスポイント送信機電力信号レベルを増加させるステップであって、それによって、前記選択されたクライアントデバイスの前記ダウンリンクビットレートは、アクセスポイント送信機電力信号レベルの最小値を使用して、前記選択されたクライアントデバイスについて維持される、ステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のクライアントデバイスへの前記アクセスポイント送信機電力レベルを最小化する前記ステップは、
    前記アクセスポイントにより、前記選択されたクライアントデバイスにおいて測定された前記ダウンリンク信号受信レベルを受信するステップと、
    前記アクセスポイントにおいて、前記選択されたデバイスの前記ダウンリンクビットレートを適応させる一方で、前記アクセスポイント送信機電力レベルが低減されることができるかを、前記選択されたクライアントデバイスにおいて測定された前記ダウンリンク信号受信レベルから決定するステップであって、低減されることができる場合、前記アクセスポイント送信機電力レベルを低減させ、それによって、前記アクセスポイント送信機電力レベルは最小化されて前記選択されたデバイスの前記ダウンリンクビットレートを維持するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数のクライアントデバイスのそれぞれにおいてアップリンク送信機電力レベルを最小化する前記ステップは、
    前記複数のクライアントデバイスのそれぞれにおいて、各クライアントアップリンクビットレートを適応させる一方で、各クライアントアップリンク送信機電力レベルが低減されることができるかを、前記アクセスポイントにおいて測定された前記各アップリンク信号受信レベルから決定するステップであって、低減されることができる場合、前記各クライアントアップリンク送信機電力レベルを低減させ、それによって、前記クライアントアップリンク送信機電力レベルが最小化されて、前記各クライアントアップリンクビットレートを維持するステップ
    を含む、請求項11に記載の方法。
  5. 前記複数のクライアントデバイスは、2.4GHz周波数帯域および5GHz周波数帯域において動作するデバイスを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 複数のワイヤレスクライアントデバイスの各クライアントデバイスについてのダウンリンクビットレートを検出するダウンリンクビットレート検出器と、
    前記クライアントデバイスのそれぞれから前記アクセスポイントに送信されるアップリンク信号強度を検出する信号強度信号検出器と、
    メモリに結合され、前記クライアントデバイスのビットレートを検出する前記ビットレート検出器を使用することにより、前記複数のクライアントデバイスへの前記アクセスポイントダウンリンク送信電力レベルを制御するように構成されるプロセッサーであって、前記プロセッサーは、前記複数のクライアントデバイスから最低ビットレートを有するクライアントデバイスを選択するように動作し、および前記選択されたクライアントデバイスの前記ビットレートを適応させるように前記アクセスポイントダウンリンク送信電力レベルを最小化することによる、プロセッサーと、
    を備え、
    前記プロセッサーは、前記クライアントデバイスのそれぞれから前記アクセスポイントに送信される前記アップリンク信号強度を測定し、前記クライアントデバイスのそれぞれに受信信号強度情報を送信して、前記クライアントデバイスのそれぞれが、前記各クライアントデバイスのそれぞれからのアップリンク信号強度を個別に調整することを可能にするようにさらに構成され、
    それによって、ワイヤレスエリアネットワーク内で送信されるワイヤレスエネルギの閉ループ制御が達成される、
    アクセスポイント装置。
  7. それぞれが別個の動作帯域を有するデュアル無線インターフェイスであって、選択されたクライアントデバイスが各動作帯域について識別されるように、前記プロセッサーにより制御される、前記デュアル無線インターフェイス
    をさらに備える、請求項6に記載の装置。
  8. 前記プロセッサーは、受信信号強度情報を前記クライアントデバイスのそれぞれに各帯域内で送信して、前記クライアントデバイスのそれぞれが各帯域内で各アップリンク信号強度を個別に調整することを可能にすることによって、前記デュアル無線インターフェイスを適応させる、請求項6に記載の装置。
  9. 前記デュアル無線インターフェイスは、IEEE 802.11通信標準を利用する、2.4GHZ無線帯域および5GHz無線帯域を含む、請求項7に記載の装置。
  10. 前記プロセッサーは、前記アクセスポイント装置が、前記クライアントデバイスのそれぞれに、ローカル規則と、前記各クライアントデバイスと前記アクセスポイントの互換性と、によって制限されるダウンリンクビットレートをダウンリンクするように、最初に構成する、請求項6に記載の装置。
  11. 前記複数のクライアントデバイスのそれぞれにおいて、前記アクセスポイントにおいて測定された前記各アップリンク信号受信レベルに基づいてアップリンク送信機電力レベルを最小化するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
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