JP2015536410A - ガスタービン用の排気ガスディフューザ - Google Patents

ガスタービン用の排気ガスディフューザ Download PDF

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Abstract

ガスタービン用の排気ガスディフューザ(34)が、一般的に、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁(44,54)を含む。外壁(46)が、内壁と同軸に整列される。外壁は、内壁と外壁との間に流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている。翼形状ストラット(42)が、流路内に配置される。ストラットが、内壁と外壁との間に延在する。ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁(76)及び後縁(78)を含む。前縁及び後縁が、通路を通る流れの方向に内壁から外壁へ先細になっている。【選択図】図3

Description

本発明は、全体的にガスタービン用の排気ガスディフューザを含む。より詳細には、本発明は、ガスタービンの効率を改善するために、排気ガスディフューザ内部の流れ剥離を低減するストラットを説明する。
ガスタービンは、産業及び発電作業で広く使用されている。典型的なガスタービンは、圧縮機セクション、圧縮機セクションから下流の燃焼器、燃焼器から下流のタービンセクションを含む。周囲空気などの作動流体が、圧縮機セクションの中に流れ込み、圧縮機セクションで圧縮されて、燃焼器の中に流れ込む。圧縮された作動流体は、燃焼器内で燃料と混合され、燃焼されて、高温、高圧及び高速度を含む燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは、燃焼器から流れ、タービンセクションを通って急速に膨張して、シャフトを回転させ、仕事を生成する。次いで燃焼ガスは、タービンセクションから、タービンセクションの下流に配置された排気ガスディフューザを通って排気される。
排気ガスディフューザは、通常、内壁及び外壁を含み、外壁は、ディフューザを通る流路を形成するために内壁から半径方向に隔てられている。1以上のストラットが、内壁と外壁との間に延在して、外壁に構造的支持を提供する。
ストラットは、基底負荷作動又は最高速度の全負荷作動について、抗力を最小にするために最小の迎え角によって最適化されるが、低負荷作動中にタービン出口の渦が増加することによって、迎え角が増加する。迎え角が増加するにつれて抗力が増加し、それにより渦離脱が発生して、横に延在する後流を生成する。そのような後流は、不安定である可能性があり、望ましくない流れに誘発される力、振動及び付随する騒音を生成する可能性がある。誘発された力及び振動は、構造的疲れ損傷につながり、構造寿命を縮小する可能性がある。ブラフボディからの渦離脱を制御する従来の試みには、スポイラー、渦発生片及び後縁付属品などの追加の構成要素を提供することが含まれたが、それらは成果及び複雑さの程度が様々である。したがって、改良されたストラット設計が、当技術分野で有益であるはずである。
欧州特許出願公開第2369144明細書
本発明の態様及び利点は、次の記載の中で以下に説明され、又はその記載から明らかになることができ、又は本発明の実施を通して習得され得る。
本発明の一実施形態は、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁を備える排気ガスディフューザである。外壁は、内壁と同軸に整列される。外壁は、内壁と外壁との間に流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている。翼形状ストラットが、流路内に配置される。ストラットが、内壁と外壁との間に延在する。ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁及び後縁を含む。前縁及び後縁が、通路を通る流れの方向に内壁から外壁へ先細になっている。
本発明の別の実施形態は、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁を備える排気ガスディフューザである。第2のセグメントから上流の第1のセグメントを含む外壁が、内壁と同軸に整列される。第1のセグメント及び第2のセグメントが、排気ガスディフューザを通る流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている。翼形状ストラットが、流路内に配置される。ストラットが、内壁と外壁の第1のセグメント及び第2のセグメントとの間に延在する。ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁及び後縁を含む。前縁及び後縁が、通路を通る流れの方向に先細になっている。前縁が、内壁から外壁の第1のセグメントへ先細になり、後縁が、内壁から外壁の第2のセグメントへ先細になっている。
本発明は、ガスタービンの前方端の圧縮機セクションと、圧縮機セクションから下流の燃焼器と、燃焼セクションから下流のタービンセクションと、タービンセクションから下流の排気ガスディフューザとを含むガスタービンを更に含む。排気ガスディフューザは、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁と、内壁と同軸に整列した外壁とを含む。外壁は、内壁と外壁との間に流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている。翼形状ストラットが、流路内に配置される。ストラットが、内壁と外壁との間に延在する。ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁及び後縁を含む。前縁及び後縁が、流れの方向に内壁から外壁へ先細になっている。
当業者は、本明細書を検討すれば、そのような実施形態及び他の実施形態の特徴及び態様をより良く理解することであろう。
当業者にとって最良の形態を含む、本発明の完全で有効な開示が、添付の図面の参照を含む、本明細書の残りの部分でより詳細に説明される。
公知のガスタービンの横断側面図である。 図1に示す排気ガスディフューザの概略横断面図である。 本開示の1以上の実施形態による、図2に示す断面線3−3で取った排気ガスディフューザの横断側面図である。 本開示の1以上の実施形態による、図2に示す断面線3−3で取った排気ガスディフューザの横断側面図である。 本開示の様々な実施形態による、図2に示す断面線5−5で取った翼形状ストラットの横断上面図である。
ここで本発明の本実施形態を詳細に参照するが、1以上の実施例が添付の図面の中に図示されている。詳細な説明は、図面の中の特徴を参照するために数字及び文字の符号を使用する。図面及び説明の中で、同じ又は類似の符号は、本発明の同じ又は類似の部品を参照するために使用された。本明細書で使用する場合、「第1の」、「第2の」及び「第3の」という用語は、1つの構成要素を別の構成要素から区別するために互換的に使用することができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味するように意図するものではない。加えて、「上流」及び「下流」という用語は、流体経路の中で構成要素の相対的な位置を参照する。例えば、流体が構成要素Aから構成要素Bに流れる場合、構成要素Aは構成要素Bから上流にある。逆に言えば、構成要素Bが構成要素Aから流体流を受け取る場合、構成要素Bは構成要素Aから下流にある。
各実施例は、本発明の説明として提供されるのであり、本発明を限定するものではない。実際に、本発明の範囲又は精神から逸脱せずに、修正形態及び変形形態が本発明の中で作製可能であることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、一実施形態の部分として説明され、図示される特徴は、やはり別の実施形態を生成するために、別の実施形態に使用することができる。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内にあるような修正形態及び変形形態を包含すると意図するものである。
本発明の様々な実施形態は、ガスタービンの特に部分負荷作動時に、高角度の接線方向の流れでガスタービンから排気ガスディフューザの中に流れ込む燃焼排気ガスの流れ剥離に起因する、ディフューザストラット並びに内壁面及び外壁面を横切る空気力学的損失を低減するための手段を提供する。接線方向の高角度又は「渦」、及びその結果として生じる流れ剥離が、静的圧力回復を減少させ、それにより全体的なガスタービンの効率を減少させる。
本開示は、前縁及び後縁を含む複数の翼形状ストラットを提供し、ストラットが、排気ガスディフューザを通って延在する通路を通る流れの方向に対して排気ガスディフューザ内部に配置される。一般的に、各ストラットは、ストラットを横切る流れ剥離を低減する空気力学的輪郭形状を含む。特に、各ストラットの前縁及び後縁が、流れの方向に対して共通の方向に、内壁から外壁へ先細になっており、それにより、高い渦状態が存在する場合に、全体的なガスタービンの性能を改善する。本発明の例示的な実施形態は、説明の目的で、ガスタービン内に組み込まれた排気ガスディフューザの文脈で一般的に説明することになるが、当業者の1人なら、本発明の実施形態を任意の排気ディフューザに応用することができ、特許請求の範囲の中で特に列挙しない限り、ガスタービンの排気ガスディフューザに限定されないことをすぐに理解するであろう。
典型的には、産業用ガスタービンは基底負荷速度で作動され、ストラットは、最大のタービン効率を提供するために最小の渦角度を有する単一の位置に固定される。例えば、基底負荷ではない作動中に、ディフューザの入口で排気ガスの渦角度は約60°の最小値を含む。このことが発生する場合、ストラットの吸込み側は、高い渦角度のガスに曝される。これによってブラフボディが生成され、そこから渦がストラットから横に離脱し、それにより後流が発生する。
まっすぐなストラットに対して、単一の支配的な後流離脱状態が特定の周波数で生成され、それにより望ましくない流れに誘発される力、振動及び付随する騒音につながる可能性がある。しかし、本明細書に開示される本発明によれば、根元部と先端部との間で先細になり、又は軸方向に細くなるストラットが、ストラットの半径方向の全長に沿って流れ剥離を変化させ、それにより様々な振幅及び周波数をもたらす。このようにして、単一の支配的な渦離脱周波数が低減される。
ここで図面を参照すると、図1は、公知のガスタービン10の実施例を示す。図示のように、ガスタービン10は、一般的に、ガスタービン10の上流端に配置された入口14を含む圧縮機セクション12、及び少なくとも部分的に圧縮機セクション12を取り囲むケーシング16を含む。ガスタービン10は、圧縮機セクション12から下流に燃焼器20を含む燃焼セクション18、及び燃焼セクション18から下流にタービンセクション22を更に含む。シャフト24が、ガスタービン10を通って略軸方向に延在する。タービンセクション22は、一般的に、シャフト24の軸方向中心線30に沿ってタービンセクション22内部に配置された、固定ノズル26及びタービン回転動翼28の交互の段に含む。ケーシング32が、固定ノズル26及びタービン回転動翼28の交互の段を円周方向に取り囲む。排気ガスディフューザ34が、タービンセクション22から下流に配置される。
作動中、空気36又は他の作動流体が、圧縮機セクション12の入口14の中に引き込まれ、圧縮される。圧縮空気は、燃焼セクション18の中に流れ込み、燃料と混合されて、可燃性混合物を形成し、その混合物は燃焼器20内部に画成された燃焼室38の中で燃焼され、それにより高温ガス40を生成し、高温ガス40は燃焼室38からタービンセクション22の中に流れ込む。高温ガス40は、タービンセクション22の固定ノズル26及びタービン回転動翼28の交互の段を通って流れるにつれて、急速に膨張する。
熱及び/又は運動エネルギーが、高温ガス40からタービン回転動翼28の各段に伝達され、それによりシャフト24が回転し、機械的仕事を生成する。高温ガス40は、タービンセクション22を出て、排気ガスディフューザ34内部に配置されている複数の翼形状ストラット42を横切って、排気ガスディフューザ34を通って流れる。タービンセクション22から排気ガスディフューザ34の中に流れ込む高温ガス40は、回転するタービン回転動翼28によって発生する高レベルの渦を含み、それにより、高温ガス40がストラット42を横切り、排気ガスディフューザ34の内壁を横切って流れるにつれて、渦離脱及び流れ剥離に起因して、排気ガスディフューザ34を通る流れ損失が生じる。
図2は、本発明のために使用され得る例示的な排気ガスディフューザ34の下流から見た概略横断面図を示す。図示のように、排気ガスディフューザ34は、一般的に内壁44及び外壁46を含む。内壁44は、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に沿って略軸方向に延在する。内壁44は、略環形状であり、回転構成要素を取り囲むことができる。例えば、内壁44は、ガスタービン10のシャフト24の一部分を取り囲み、又は包み込むことができる。
図2に図示するように、外壁46は、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に垂直に延在する平面に対して、内壁44から半径方向に隔てられている。外壁46は、概ね内壁44を取り囲んで、内壁44と外壁46との間に排気ガスディフューザ34を通る流体流路52を画成する。特定の実施形態では、外壁46が、内壁44と同軸に整列される。特定の実施形態では、外壁46は、二重壁構造であることができ、内壁54は、空気空間によって外壁56から半径方向に隔てられている。本開示は、特許請求の範囲の中で列挙する場合を除いて、内壁44、外壁46及び/又は内壁54、外壁56の任意の特定の寸法、形状、材料又は他の物理的特徴に限定されない。
図3は、1以上の実施形態による、図2に示す排気ガスディフューザ34の線3−3に沿って取った横断側面図を示し、図4は、本開示の代替の実施形態による、図2に示す排気ガスディフューザ34の線3−3に沿って取った横断側面図を示す。図3に示すように、外壁46は、タービンセクション22からすぐ下流に第1のセグメント58、及び第1のセグメント58からすぐ下流に配置された第2のセグメント60を含む。
様々な実施形態の中で、第1のセグメント58及び第2のセグメント60は、内壁44と同軸に整列される。第1のセグメント58及び第2のセグメント60は、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に垂直に延在する平面に対して、内壁44から半径方向に隔てられている。第1のセグメント58及び第2のセグメント60が、排気ガスディフューザ34を通る流体流路52を少なくとも部分的に画成するように内壁44から半径方向に隔てられている。
特定の実施形態では、図3に示すように、第1のセグメント58は、排気ガスディフューザ34の入口62から第2のセグメント60との交点64まで、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に対して半径方向外側に広がっている。第1のセグメント58は、軸方向中心線48に対して第1の角度で外へ広がっている。第2のセグメント60は、第1のセグメント58との交点64から第2のセグメント60の下流端66まで半径方向外側に広がっている。第2のセグメント60は、軸方向中心線48に対して第2の角度で外へ広がっている。特定の実施形態では、第1の角度は、第2の角度よりも大きい。特定の実施形態では、図4に示すように、外壁46は、排気ガスディフューザ34の入口62から排気ガスディフューザ34の出口70まで、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に対して半径方向外側に広がっている。
図2に戻って参照すると、ストラット42が、内壁44と外壁46との間に画成された流路52内部に、内壁44と外壁46との間に延在する。図示のように、ストラット42は、内壁44の周りに円周方向に離隔されている。ストラット42は、内壁44を外壁46に向かわせる。加えて、ストラット42は、内壁44と外壁46との間に構造的支持を提供することができる。ストラット42は、ガスタービン10のタービンセクション22から流れる高温ガス40の流れの方向68に対して配置される。各ストラット42は、一般的に、内壁に結合された根元部72、及び根元部72から半径方向に分離された先端部74を含む。先端部74は、外壁46に結合されている。本発明の文脈では、「ストラット」という用語は、内壁44と外壁46との間に延在する任意の構造又は支持部材を含む。
図5は、本発明の様々な実施形態による、図2の断面線5−5に沿って取ったストラット42の1つの横断面を示す。図5に示すように、各ストラット42は、一般的に、図1に示すガスタービン10のタービンセクション22を出る高温ガス40の流れの方向68に面する前縁76、及び前縁76から下流の後縁78を含む。外面80が、前縁76と後縁78との間、並びに各ストラット42の根元部72(図2)と先端部74(図2)との間に延在して、少なくとも部分的に翼形状を画成する。各ストラット42は、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48(図2)に対して、ストラット42の前縁76と後縁78との間に画成される翼弦長82を含む。特定の実施形態では、図3及び図4に示すように、前縁76及び後縁78は、各ストラット42の根元部72と先端部74との間に延在する。
特定の実施形態では、図3及び図4に示すように、各ストラット42の前縁及び後縁は、排気ガスディフューザ34の流路52を通る流れの方向68に、内壁44から外壁46に向かって先細になっている。例えば、図4に示すように、各ストラット42の根元部72での前縁76が、流路52を通って流れる高温ガス40の流れの方向68に対して、ストラット42の先端部74での前縁76から上流の内壁44上に配置され、ストラット42の根元部72での後縁78が、流路52を通って流れる高温ガス40の流れの方向68に対して、ストラット42の先端部74での後縁78から上流の内壁44上に配置される。
特定の実施形態では、図3に示すように、各ストラット42の前縁76は、流路52を通る流れの方向68に内壁44から外壁46の第1のセグメント58に向かって先細になり、各ストラット42の後縁78は、流路52を通る流れの方向68に内壁から外壁46の第2のセグメント60に向かって先細になっている。例えば、図3に示すように、各ストラット42の根元部72での前縁76が、外壁46の第1のセグメント58上に配置されている先端部74での前縁76から上流の内壁44上に配置され、ストラット42の根元部72での後縁78が、外壁46の第2のセグメント60上に配置されている先端部74での後縁78から上流の内壁44上に配置される。この構成は、タービン回転動翼28の最終段とストラット42との間のより短い軸方向の距離を補償する。
特定の実施形態では、各ストラットの前縁76と後縁78とは、内壁44と外壁46との間で平行である。代替の実施形態では、前縁76と後縁78とは、平行ではない。例えば、図3及び図4に示すように、前縁76は、前縁76と根元部72が交わる点で、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に垂直に延在する平面に対して、第1の角度84で内壁44から外壁46に向かって先細になることができ、後縁78は、後縁78と根元部72が交わる点で、排気ガスディフューザ34の軸方向中心線48に垂直に延在する平面に対して第2の角度86で内壁44から外壁46に先細になることができる。様々な実施形態では、図4の破線で示すように、前縁76の第1の角度84は、後縁78に相当する第2の角度86よりも大きくすることができ、又は小さくすることができる。
本発明は、既存の排気ガスディフューザ全体に様々な利点を提供する。例えば、流路を通る流れの方向に内壁から外壁へ、ストラットの前縁及び後縁を先細にすることによって、外壁の閉塞、及び排気ガスディフューザ内部の不安定な圧力振幅を低減し、したがって、ガスタービンの最高速度の全負荷作動における排気ガスディフューザの性能を改善する。加えて、流路を通る流れの方向に内壁から外壁へ、ストラットの前縁及び後縁を先細にすることによって、ストラットの翼弦長を低減し、それにより、ガスタービンの部分負荷作動中にストラットを横切る剥離損失を低減する。
ここに記載する説明は、最良の形態を含む本発明を開示するための実施例を使用しており、更に当業者が、任意の装置又はシステムを作製し、使用し、かつ任意の組み込まれた方法を実施することを可能にする実施例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者に思い当たる他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言とは異ならない構造的要素を有する場合、又はそれらが特許請求の範囲の文言とは実質的には異ならない均等な構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあると意図するものである。
10 ガスタービン
12 圧縮機セクション
14 入口
16 ケーシング
18 燃焼セクション
20 燃焼器
22 タービンセクション
24 シャフト
26 固定ノズル
28 タービン回転動翼
30 軸方向中心線
32 ケーシング
34 排気ガスディフューザ
36 空気
38 燃焼室
40 高温ガス
42 翼形状ストラット
44 内壁
46 外壁
48 軸方向中心線
52 流体流路、流路
54 内壁
56 外壁
58 第1のセグメント
60 第2のセグメント
62 入口
64 交点
66 下流端
68 流れの方向
70 出口
72 根元部
74 先端部
76 前縁
78 後縁
80 外面
82 翼弦長
84 第1の角度
86 第2の角度

Claims (20)

  1. ガスタービン用の排気ガスディフューザであって、
    a.排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁と、
    b.内壁と同軸に整列した外壁であって、内壁と外壁との間に流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている外壁と、
    c.流路内に配置された翼形状ストラットであって、ストラットが内壁と外壁との間に延在し、ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁及び後縁を含み、前縁及び後縁が、流れの方向に内壁から外壁に向かって先細になっている、翼形状ストラットとを備える、
    排気ガスディフューザ。
  2. ストラットの前縁と後縁とが平行である、請求項1記載の排気ガスディフューザ。
  3. ストラットの前縁と後縁とが平行ではない、請求項1記載の排気ガスディフューザ。
  4. 内壁の周りに円周方向に離隔された複数の翼形状ストラットを更に備える、請求項1記載の排気ガスディフューザ。
  5. 翼形状ストラットが、ストラットの前縁と後縁との間に、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って画成された翼弦長を含み、翼弦長が、内壁と外壁との間で一定である、請求項1記載の排気ガスディフューザ。
  6. 翼形状ストラットが、内壁に結合された根元部と、外壁に結合された先端部とを含み、前縁及び後縁が、根元部と先端部との間に延在する、請求項1記載の排気ガスディフューザ。
  7. 根元部での前縁が、先端部での前縁から上流に配置され、根元部での後縁が、先端部での後縁から上流に配置される、請求項6記載の排気ガスディフューザ。
  8. 排気ガスディフューザであって、
    a.排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁と、
    b.第2のセグメントから上流の第1のセグメントを含む外壁であって、第1のセグメント及び第2のセグメントが、内壁と同軸に整列され、第1のセグメント及び第2のセグメントが、排気ガスディフューザを通る流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている外壁と、
    c.流路内に配置された翼形状ストラットであって、ストラットが内壁と外壁の第1のセグメント及び第2のセグメントとの間に延在し、ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁及び後縁を含み、前縁及び後縁が、流路を通る流れの方向に先細になり、前縁が、内壁から外壁の第1のセグメントに向かって先細になり、後縁が、内壁から外壁の第2のセグメントに向かって先細になっている翼形状ストラットとを備える、
    排気ガスディフューザ。
  9. ストラットの前縁と後縁とが平行である、請求項8記載の排気ガスディフューザ。
  10. ストラットの前縁と後縁とが平行ではない、請求項8記載の排気ガスディフューザ。
  11. 内壁の周りに円周方向に離隔された複数の翼形状ストラットを更に備える、請求項8記載の排気ガスディフューザ。
  12. 翼形状ストラットが、ストラットの前縁と後縁との間に、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って画成された翼弦長を含み、翼弦長が、内壁と外壁との間で一定である、請求項8記載の排気ガスディフューザ。
  13. 翼形状ストラットが、根元部と、先端部とを含み、根元部が内壁に結合され、先端部が、ストラットの前縁で外壁の第1のセグメントに結合され、かつストラットの後縁で外壁の第2のセグメントに結合されている、請求項8記載の排気ガスディフューザ。
  14. 根元部での前縁が、先端部での前縁から上流に配置され、根元部での後縁が、先端部での後縁から上流に配置される、請求項13記載の排気ガスディフューザ。
  15. a.ガスタービンの前方端の圧縮機セクションと、
    b.圧縮機セクションから下流の燃焼器と、
    c.燃焼器から下流のタービンセクションと、
    d.ガスタービンセクションから下流の排気ガスディフューザであって、
    i.排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って延在する内壁と、
    ii.内壁と同軸に整列した外壁であって、内壁と外壁との間に流路を画成するように内壁から半径方向に隔てられている外壁と、
    iii.流路内に配置された翼形状ストラットであって、ストラットが内壁と外壁との間に延在し、ストラットが、流路を通る流れの方向に対して配置された前縁及び後縁を含み、前縁及び後縁が、流れの方向に内壁から外壁に向かって先細になっている翼形状ストラットと
    を備える、排気ガスディフューザと
    を備えるガスタービン。
  16. 排気ガスディフューザの翼形状ストラットの前縁と後縁とが平行である、請求項15記載のガスタービン。
  17. 排気ガスディフューザの翼形状ストラットの前縁と後縁とが平行ではない、請求項15記載のガスタービン。
  18. 排気ガスディフューザが、内壁の周りに円周方向に離隔された複数の翼形状ストラットを更に備える、請求項15記載のガスタービン。
  19. 翼形状ストラットが、ストラットの前縁と後縁との間に、排気ガスディフューザの軸方向中心線に沿って画成された翼弦長を含み、翼弦長が、内壁と外壁との間で一定である、請求項15記載のガスタービン。
  20. 翼形状ストラットが、内壁に結合された根元部と、外壁に結合された先端部とを含み、根元部での前縁が、先端部での前縁から上流に配置され、根元部での後縁が、先端部での後縁から上流に配置される、請求項15記載の排気ガスディフューザ。
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