JP2015535897A - パルプ回転ドラム真空洗浄濾過装置のためのフラット−フェースバルブ及び方法 - Google Patents

パルプ回転ドラム真空洗浄濾過装置のためのフラット−フェースバルブ及び方法 Download PDF

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Abstract

スラリーからのパルプを濃縮するための回転ドラムであって、このドラムは、回転ドラムの外側表面上のパルプマットからの濾液を、回転ドラムの端部における少なくとも1つの濾液チャンバーに搬送するドレイナージチャネル、濾液チャンバー内のフラットフェースバルブ及びプレナムチャンバーを含む。フラットフェースバルブはドレイナージチャネルのドレイナージアウトレットに対して隣接し、フラットフェースバルブは回転ドラムの回転の大部分の間、ドレイナージアウトレットを遮蔽しない。フラットフェースバルブ上に少なくとも1つの開口が、その前面に渡って延び、ドレイナージアウトレットに位置合わせされ、フラットフェースバルブを通り、フラットフェースバルブの後ろのプレナムチャンバーへ行く流体通路を提供し、これによって濾液中の空気がプレナムチャンバーの上部部分に収集され、回転ドラムから除去される。【選択図】図3

Description

関連出願
本発明は2012年10月1日に提出された米国仮特許出願61/708,259号の優先権の利益を主張するものであり、その全体が本明細書に参照として組み込まれる。
発明の背景
本発明の分野は、紙パルプ産業においてパルプを洗浄し、パルプのコンシステンシーを増加(脱水)させるための回転ドラム真空洗浄濾過装置、及び他の産業(これらに限定されるわけではないが、例えば廃水処理、食品加工、セメント生産及び鉱業)における固体と液体(liquid)との懸濁液の洗浄及び脱水のための回転ドラム真空洗浄濾過装置に一般に関する。特に、本発明は回転ドラム真空洗浄濾過装置のための濾液吸引調整バルブに関する。
パルプは木材チップ又は他のセルロース系材料から典型的には形成される。パルプはセルロース系材料における繊維を分離するために処理されている。パルプはスラリーの形で流れ、回転ドラム真空洗浄濾過装置が、パルプをスラリー中の薬液(liquor)から分離する。回転ドラム真空洗浄濾過装置は、パルプから薬液及び洗浄液(wash liquid)を除去するのでフィルターとも呼ばれる。
除去された薬液及び洗浄液は回転ドラムの端部の濾液チャンバーに排出され、ドロップレッグ導管(drop leg conduit)に流下する。薬液及び洗浄液の下方向の流れは、回転ドラムのパルプマット及び多孔表面を通じて薬液及び洗浄液を引き出す吸引力を作り出す。
吸引力は、もし過剰な空気又は他の気体がドロップレッグ導管に存在すると乱されることがある。空気及び気体は、ドラムの回転の一部分の間に回転ドラムのドレイナージチャネル(drainage channel)を満たす。ドレイナージチャネル中の空気及び気体が濾液チャンバー及びドロップレッグ導管に入ることを防ぐために、バルブが典型的には使用され、ドレイナージチャネルが空気及び気体で満たされている間にドレイナージチャネルを遮蔽する。従来のバルブの1つのタイプは、米国特許7,981,248号明細書に示されているように、回転ドラムの端部を支持しているトラニオン(trunnion)を通して延びているステム(stem)に装着されている。他のタイプのバルブは、従来のフラット-フェースバルブプレート(プレートに開口がない)であり、ドレインチャネル(drain channel)が大量の空気又は他の気体を有するときに、ドレインチャネルへの出口をその回転の一部分の間に遮蔽する。
回転ドラムにおいて高レベルの吸引力を維持するために、空気及び気体が濾液チャンバー、エルボー又はドロップレッグ導管に流れるべきでなく、又は空気及び気体が少なくとも濾液チャンバー、エルボー又はドロップレッグ導管において過剰になるべきでない。従来のフラット-フェースバルブプレートの難点は、ドレインチャネルがフラット-フェースバルブプレートを通過するとき、ドレインチャネルに捕捉されていた空気及び他の気体が濾液チャンバーに放出されることである。
発明の簡単な説明
回転ドラム真空洗浄濾過装置のためのフラット-フェースバルブが発明された。このフラット-フェースバルブは、気体又は空気を洗浄濾過装置内のドレイナージチャネルからプレナムチャンバー(plenum chamber)に放出する。このフラット-フェースバルブは、真空洗浄濾過装置の濾液チャンバー及びドロップレッグ導管に入る気体又は空気の量を減少させる。
フラット-フェースは、プレートシート及びプレートシートの背後に隣接するプレナムチャンバーを含む。プレートシートにおける開口は、ドレイナージチャネルからの空気又は他の気体や濾液がプレナムチャンバーに入るのを可能にする。プレナムチャンバーに連結された上部気体ベントは、空気及び他の気体をプレナムチャンバーから放出する。下部液体ドレインは、濾過液体をプレナムチャンバーから排出することを可能にする。
回転ドラムが発明され、この回転ドラムは、回転ドラムの外表面上のパルプマットからの濾液を、回転ドラム真空洗浄濾過装置の端部における濾液チャンバーに送るドレイナージチャネルを含む。フラット-フェースバルブが回転ドラムのためのハウジングに装着され、濾液チャンバーに近接している。フラット-フェースバルブは、空気及び他の気体が濾液チャンバーや、濾液チャンバーを排出するドロップレッグ導管に入ることを防ぐ。またフラット-フェースバルブは、捕捉された空気及び気体が濾液チャンバーに入る前に、回転ドラムのドレイナージチャネルにおいて捕捉された空気及び他の気体を放出する。
静止フラット-フェースバルブは、
回転ドラムの濾液ドレイナージアウトレットに対して並置された前面を有するプレートシート;
プレートシートの裏側に隣接するプレナムチャンバー;
回転ドラム洗浄濾過装置の静止ハウジングに向かって延びている装着ブラケット;
ドレイナージアウトレットに位置合わせされて延びているプレートシート上の少なくとも1つの開口;及び
プレナムチャンバーの上部部分における気体ベント
を含み、
前記プレートシートは、回転ドラムの回転の大部分の間にドレイナージアウトレットを遮蔽せず、
前記装着ブラケットは、回転ドラム洗浄濾過装置の静止ハウジングに固定されるように、プレートシートの前面をドレイナージアウトレットに並んで位置するように構成され、
前記のドレイナージの開口は、ドレイナージチャネルからの空気、気体及び濾液がプレートシートの背後のプレナムチャンバーに入る通路を提供するものである。
フラット-フェースバルブプレートは、ドレイナージアウトレットの12:30〜4:30の回転位置に位置合わせされるように構成されている。
プレナムチャンバーは、プレートシートの裏面に取り付けられた三日月形状のボックスである。気体ベントはプレナムチャンバーの上部領域から回転ドラムの外部アウトレットに延び、液体ドレインはプレナムチャンバーの下部領域から液体収集装置、例えば濾液タンクに延びている。
回転ドラム真空洗浄濾過装置が発明され、この装置は、
液体と繊維状セルロース系材料とのスラリーを受け入れるために構成された浴を含むハウジング;
多孔外表面と、多孔外表面からドラムの端部に延びているドレイナージチャネルとを含み、浴内に据え付けられている回転ドラム;
ドラムの端部に隣接し、アウトレットの環状列に対面している静止濾液チャンバー;及び
少なくとも部分的に濾液チャンバー内にある静止フラット-フェースバルブ
を含み、
前記ドレイナージチャネルは環状列に配置され、ドラムの端部に近接して環状列を形成しているアウトレットを含み、
前記フラットフェースバルブは、
ドレイナージチャネルのアウトレットに隣接するように構成された前面を含むプレートシート;
前面に渡って延び、ドレイナージアウトレットに位置合わせされているプレートシート上の開口;
プレートシートの裏面に隣接しているプレナムチャンバー;及び
プレナムチャンバーの上部領域から外部アウトレットに延びている気体ベント
を含み、
前記プレートシートは、アウトレットの回転の一部分の間にドレイナージアウトレットを覆い、アウトレットの回転の大部分の間にドレイナージアウトレットを覆わず、
前記開口は、ドレイナージアウトレットからプレートシートを通りプレナムチャンバーへの流体通路を提供するものである。
パルプを脱水するための方法が発明され、この方法は、
パルプスラリーの浴中に下部ドラム部分を有する回転ドラムの多孔表面上にパルプマットを形成すること;
ドレイナージチャネル、濾液チャンバー及びドロップレッグを通る濾液の流れによって、濾液をパルプマットを通じて引き出す、多孔表面における吸引力を作り出すことによって、濾液を、パルプマット及び多孔表面を通じて引き出し、次いでドラム内の環状列のドレイナージチャネルにおけるドレイナージチャネルを通じてドラムの端部における濾液チャンバーに引き出し、さらにドロップレッグ導管を通じて浴の下の濾液タンクに引き出すこと;
回転の大部分の間はドレイナージチャネルのアウトレットを解放しているが、ドレイナージチャネルが実質的な量の気体を有している回転期間中に、前記のアウトレットをフラットプレートシートで覆い、ドレイナージチャネルから濾液チャネルへの濾液及び気体の流れを塞ぐこと;
前記アウトレットを覆っている間に、ドレイナージチャネルからの濾液及び気体を、前記アウトレットに対向するフラットプレートシートの片側上のプレナムチャンバーに導くこと;及び
プレナムチャンバーにおける気体を放出し、プレナムチャンバー中の液体を排出すること
を含むものである。
パルプスラリーの浴中の下部ドラム部分と、濾液を多孔表面を通って回転ドラムの端部における濾液チャンバーに排出するドレイナージチャネルとを有する回転ドラムのスクリーン表面上にパルプマットを形成することを含む、パルプを脱水するための方法が発明され、この方法は、
回転ドラムの多孔表面が浴を通って回転するとき、多孔表面に適用される吸引力によってパルプマットを多孔表面上に形成すること;
ドレイナージチャネルからの濾液を、濾液チャンバー及び浴の下に延びているドロップレッグ導管に排出すること;
多孔表面が上に回転し浴から出た後に洗浄液をパルプマットに適用し、洗浄液をパルプマット及び多孔表面を通ってドレイナージチャネルに流すこと;
ドレイナージチャネルを通って流れる濾液をドロップレッグ導管に排出すること;
多孔表面が浴に向かって下に回転するとき、パルプマットを洗浄液の適用から遠ざけること;
多孔表面が浴中へ下に回転する前に、パルプマットを多孔表面から除去すること;
洗浄液の適用を受けていない多孔表面の部分に関するドレイナージチャネルについて、濾液チャネルからプレートシートにおける開口を通りプレナムチャンバーへの濾液及び気体の流れを分流し、気体を濾液チャンバー及びドロップレッグから遠ざけてプレナムチャンバーから放出すること
を含むものである。
濾液の流れの分流は、回転ドラムの2:00〜5:30の回転位置の範囲で起こる。プレートシート及びプレナムチャンバーは、濾液チャンバー内又は濾液チャンバーに取り付けられたフラットバルブにある。
本発明のこれらの特徴、及び他の特徴及び利点は、以下の好ましい実施態様の詳細な説明を添付の図面とともに読めば当業者に明確となるであろう。
図1は、回転真空ドラム洗浄濾過装置の端部の概略図であり、ハウジングの端部が、回転ドラム、浴及び回転真空ドラム洗浄濾過装置の他の内部構成要素を露出するように開放されている。
図2は、図1に示す回転真空ドラム洗浄濾過装置のためのドロップレッグ導管の構成の概略図である。
図3は、新規なフラット-フェースバルブを有する回転真空洗浄濾過装置の端部の部分を示す概略図である。
図4はフラット-フェースバルブプレートのプレートシートの前面図である。
図5は、回転真空ドラム洗浄濾過装置のハウジングに装着されたフラット-フェースバルブプレートの頂部を示している概略図である。
発明の詳細な説明
好ましい実施態様についての以下の詳細な説明は例示のためだけのものであり、包括的であることを意図しておらず、本発明の範囲及び要旨を限定することを意図していない。実施態様は、本発明の原理及びその実用的な用途を最もよく説明するために選択され説明されている。当業者は、本発明の範囲及び要旨から逸脱することなく、本明細書に開示された発明に多くの変更がなされ得ることを認識するであろう。
図1は、パルプスラリーの浴14(浴中のパルプスラリーの上表面によって示されている)中に回転ドラム12を含む従来の回転ドラム真空洗浄濾過装置10を示す。回転ドラム12は、1分間あたり約2〜4回転(RPM)、例えば3RPMの例示的な速度で時計回り方向に回転する。回転ドラム12は浴14中に部分的に、例えば回転ドラム12の水平中心線まで浸漬されている。回転ドラム12が浴14中のスラリー中を(3:00〜9:00の位置で)回転すると、「ケーキ」とも呼ばれるパルプマット15が回転ドラム12のスクリーン表面(screened surface)16上に形成される。スクリーン表面は多孔であるので、濾液及び他の液体がスクリーン表面を通って縦長のドレイナージチャネル18に流れる。
スクリーン表面16及びデッキ17は、回転ドラム12の縦長のドレイナージチャネル18の上に円筒状の覆いを形成する。縦長のドレイナージチャネル18は回転ドラム12の長さに延び、回転ドラム12の軸に平行である。スクリーン表面16は、回転ドラム12のデッキ17を覆う金属又はプラスチックのメッシュ材料で形成されている。デッキ17は、ワイヤー構造、多孔プレート又は波形プレートである。パルプマット15及びスクリーン表面16は、パルプ繊維の通過を防ぎ、水、薬液及び他の液体の通過を可能にする濾過装置を形成する。パルプマット15を通過する水、薬液及び他の液体は、デッキ17の下の縦長のドレイナージチャネル18に集まる濾液となり、ドレイナージチャネル20の環状列を通って回転ドラム12の端部にある濾液チャンバー21に流れる。
浴14中のパルプスラリーは典型的には低コンシステンシーを有し、例えば重量で1.5%のパルプと98.5%の液体である。パルプは浴14から円筒状のスクリーン表面16上のパルプマット15に引き出される。パルプマット15及びスクリーン表面16が浴14の外に上昇すると、パルプマット15は約10%のパルプと90%の液体のコンシステンシーを有する。浴14の外に上昇した後に、パルプマット15は水スプレーノズル22によって洗浄されるが、これらの水スプレーノズル22は、パルプマット15及びスクリーン表面16が回転ドラム12の9:00〜12:00の位置で回転するとき、水をパルプマット15上にスプレーするものである。
吸引力によって液体がパルプマット15及びスクリーン表面16を通して引き出され、スクリーン表面が浴14を通って回転するとき、吸引力によってパルプマットが形成されるようなる。同様に、吸引力によってスプレーノズル22からの洗浄水がパルプマット及びスクリーン表面を通じてスクリーン表面16の下の縦長のドレイナージチャネル18に引き込まれる。
スクリーン表面16が頂部回転位置(12:00)を通るとき、パルプマット15はノズル22からの洗浄水スプレーを過ぎて移動している。パルプマット16及びスクリーン表面16が1:00〜2:00の位置を通って回転すると、スクレーパー24がパルプをスクリーン表面16から除去する。除去されるとき、パルプは12%又はそれ以上のセルロース系材料のコンシステンシーを有する。除去されたパルプは、さらなる処理のためにパルプ収集チャンバー26に収集される。
吸引力はスクリーン表面が12:00〜3:00の位置を回転するときに解除される。吸引力はスクレーパーがパルプマットを除去することを可能にするために解除される。また吸引力は、洗浄水又は他の液体がスクリーン表面に適用されない間に、ドレインチャネル及び関連するドレイナージチャネルに引き込まれる空気及び他の気体の量を最小にするために解除される。
スクリーン表面16が3:00の位置を過ぎて回転すると、スクリーン表面16は浴14に再び入る。吸引力は、頂部回転位置(12:00)を過ぎて典型的には約155度(約5:15の位置)でスクリーン表面に、縦長のチャネル18に再び適用される。このプロセスは、回転ドラム12が回転して、スクリーン表面16が浴14を通過するときに繰り返される。
図2は、回転ドラム真空洗浄濾過装置10のための従来のドロップレッグ28を概略的に示す。スクリーン表面16に適用される吸引力のための原動力は、ドレイナージチャネル18、20を通り、ドロップレッグ導管28を下に通り、密閉された濾液収集タンク29(図2)への液体濾液の流れによってつくり出された真空である。タンク29は、浴14の下方約30フィート(ft.)〜40ftにある。ドロップレッグ28は、回転ドラム真空洗浄濾過装置10から排出された濾液のための導管である。密閉された濾液収集タンク29(図2はチャンバーの半分を示す)内に消泡装置30があることがあり、これはドロップレッグ28からの流体から、気体と液体を分離するためのものである。
高レベルの吸引力を維持するためには、過剰な量の空気及び他の気体がドロップレッグ28に流れるべきでない。ドロップレッグ28における空気の存在により、ドレイナージチャネル18、20に適用される吸引力(真空)は比例して低減する。もしもあまりにも大量の空気又は他の気体がドロップレッグ28に入れば、液体濾液のドロップレッグ導管28への流れが阻害され、パルプマット15及びスクリーン表面16を通る濾過液体を引き出すための、ドレイナージチャネル18,20を通って適用される吸引力が低減する結果となる。
スクリーン表面16が頂部位置(12:00)の真上から浴14(3:00〜4:00)へ回転するとき、空気が縦長のドレイナージチャネル18及びドレイナージチャネル20に入る。回転のこの部分の間に、パルプマット及びスクリーン表面はスプレーノズル22又は浴14からの液体で覆われていない。空気が濾液チャンバー21及びドロップレッグ28に入ることを防ぐために、従来のフラット-フェースバルブプレート31がドレイナージチャネル20のアウトレット25を遮蔽する。12:30〜5:30の位置に対応する回転ドラム12の回転の位置に対して、従来のフラット-フェースバルブプレート31はドレイナージチャネルのアウトレット25を遮蔽し、空気及び他の気体がドロップレッグ導管28に入るのを防止する。アウトレット25が従来のフラット-フェースバルブプレート31のトレイリングエッジ33を越えて回転すると、ドレイナージチャネル18、20にトラップされた空気及び他の気体は濾液チャンバー21及びドロップレッグ導管28に流れる。
図3は、図1に示されている回転ドラム真空洗浄濾過装置10とほとんどの点で類似する真空洗浄回転ドラム40の端部の部分の断面図であるが、プレートシート44及びプレナムチャンバー45を含むフラット-フェースバルブ42を含んでいる。
フラット-フェースバルブ42は静止しており、ドラムのハウジングに装着されている。プレートシート44の前部は、アウトレットが例えば12:30〜5:30の位置を回転するとき、ドレイナージチャネルのアウトレット25に直近に隣接し、アウトレット25を覆っている。プレナムチャンバー45はプレートシート44の裏側上にある。プレナムチャンバー45は、プレートシート44における開口47を通って流れる濾液、空気及び他の気体を受け入れる。開口47は、プレナムチャンバー45によって覆われているので点線で示されている。プレナムチャンバー45は気体ベント48及び液体ドレイン49を有する。気体ベント45は、気体をサイクロン又は他の装置に排出して、気体から液体及び粒状物を除去する。液体ドレインは、濾液収集タンク(図2)への導管に連結する。この導管はドロップレッグ導管から分離したものである。
プレートシート44は平面状の前面を有し、円弧形状の周縁部を有する。プレートシートの形状は、バルブ42によって覆われるアウトレット25の部分に対応する。プレートシート44は、アウトレット20が1:00から、2:00、4:00、5:30へドラムの角度位置を移動するとき、アウトレット20を覆うように構成されているが、これはフラットフェースバルブにとって通常のことである。例えば、プレートシートは、アウトレット20が12:30から5:30の位置に回転するとき、アウトレット20を遮蔽するが、これは、トップデッドセンター(TDC 12:00の位置)を過ぎて約12度から、TDCから155度まで回転する回転ドラム12に対応する。
ドレイナージチャネル20のアウトレット25(図1)は、真空洗浄回転ドラム40の端部においてチューブシート50に連結する。チューブシート50は、円環状の周縁部及び真空洗浄回転ドラムの中心シャフト51のための中心開口を有する金属プレートである。シャフト51は、トラニオンベアリングに従来の態様で支持されている。チューブシート50は、アウトレット25のそれぞれのための開口を有し、ドレイナージチャネル20の端部を支持する。チューブシート50は、真空洗浄ドラムの端部表面52と同じ平面にある。あるいはチューブシート50は、真空洗浄ドラムの端部表面52から窪んでいるか又は突き出ている。
プレナムチャンバー45は、バックパネル54とプレートシート44との間に形成された伸長したチャンバー又は円弧形状のボックスである。プレナムチャンバーへの入口は、プレートシート44における開口47によって形成される。空気及び他の気体は、濾液及び他の液体とともにプレナムチャンバーに入る。空気及び他の気体は、プレナムチャンバーの頂部に上昇し、上部気体ベント48を通って排出する。濾液及び他の液体は、プレナムチャンバー45の底部に定着され、下部液体ドレイン49を通じて排出する。気体ベント48及び液体ドレイン49は、浴壁を通って延びていることがある。弾性環状連結部78は、ベント又はドレインを、放出される気体又は排出される液体のための導管に連結する。
狭い濾液チャネル68は、チューブシート50(図3において点線で示されている)とハウジングの壁、例えば浴壁56との間に形成されている。狭い濾液チャネル68は、ドレイナージチャネルのアウトレット25からの濾過液体を狭い濾液チャネル68の下方の濾液チャンバー21に導く。狭い濾液チャネルは、チューブシートと浴壁との間の深さ10〜12(10−12)インチ(254mm〜308mm)を有する。
フラットフェースバルブ42は狭い濾液チャネル68内に完全に包含されている。フラットフェースバルブは、狭い濾液チャンバーへの空気漏れを防ぐためにフラットフェースバルブと浴壁との間のシールをつくり出さなければならないことを避けるために、完全に狭い濾液チャネル中にある。フラットフェースバルブを狭い濾液チャンバー内で保持することに伴う困難性は、プレナムチャンバーの深さが狭い濾液チャンバーの深さによって制限されるということである。プレナムチャンバー45は、4〜5(4−5)インチ(100mm〜127mm)の内部深さを有する。
プレナムチャンバーは、空気及び他の気体、並びにプレートシート44における開口47を流れる濾液のための通路を提供するために十分な内部体積を有さなければならない。さらにプレナムチャンバーの内部体積は、空気及び気体が濾液から分離することを可能にするために十分でなければならない。十分な内部体積を提供するため及び深度制限を考慮して、プレナムチャンバーは伸長した円弧形状の長さ及び拡張した幅を有する。例えば、プレナムチャンバーの幅又は長さはチューブシート上の開口25を覆うために必要とされるものより大きい。
図4は、空気及び濾液のための開口47を示すプレートシート44の前面図である。開口47は、ドレイナージチャネルのアウトレット25の対応する環状列に位置合わせするために円弧形状の列で配置されている。上部気体ベント48及び下部液体ドレイン49は、図4において例示のために示されており、プレートシートに物理的に取り付けられている必要はない。
図5は、真空洗浄ドラム32の浴壁56に装着されたフラットフェースバルブ42のトップダウン図である。プレートシート44は、プレナムチャンバー45のバックパネル54に装着されている。プレナムチャンバーは、バックパネル及びプレートシートによって形成されている。ボルト60は、プレートシート44をバックパネル54に固定する。
装着ブラケット62はプレートシート44又はバックパネル54から延び、フラットフェースバルブ42を浴壁64に取り付ける。浴壁は、ドラム40のためのハウジングの部分である。装着ブラケット62は、浴壁64の内部表面上のマッチングブラケット66に固定されている。一緒にボルト留めされるとき、ブラケット62、64はフラット-フェースバルブ42をしっかりと保持し、プレートシート44をチューブシートにおける開口25に位置合わせする。ブラケット62、64は、例えば互いにスライド可能であるように構成され、プレートシートの前面とチューブシートとの間の距離を調節する。2つのブラケットは、フラット-フェースバルブを、チューブシートに平行かつアウトレット25に一致して位置するように構成されることもある。
狭い濾液チャネル68は、チューブシート44と浴壁56との間に形成される。濾過液体は、アウトレット25から狭い濾液チャネル68に流れる。濾液チャネル68からの濾液は、濾液チャンバー21(図1)へ流れ、ドロップレッグ導管28及び濾液収集タンク29(図2)に流れる。フラットフェースバルブ42は、狭い濾液チャネル68内に収容される。
従来の外周シール70が、狭い濾液チャネル68の外周に延びている障壁を形成する。シール70は濾過液体が濾液チャネル68から漏出することを防ぎ、空気がチャネル68に漏入することを防ぐ。シール70は浴壁56に取り付けられた静止金属リング72、及び真空洗浄ドラム32、例えばチューブシートの外周に取り付けられている回転する金属リング74を含む。弾性リングシール76は、静止金属リング72と回転金属リング74との間に形成された環状のギャップを埋めている。
本発明は現在最も実用的で好ましい実施態様であると考えられているものとの関係で説明したが、本発明は開示された実施態様に限定されるものでなく、逆に添付の特許請求の範囲内に含まれる種々の修正及び等価な構成に及ぶことを意図していることを理解されたい。

Claims (17)

  1. パルプをパルプスラリーから濃縮するための回転ドラムにおいて、
    このドラムは、ドラムの外側多孔表面上のパルプマットから、ドラムの端部における濾液チャンバーに濾液を搬送するドレイナージチャネルを含み、
    前記濾液チャンバーと連携するフラットフェースバルブは、
    ドレイナージチャネルのドレイナージアウトレットに隣接するように構成された前面を含むプレートシート;
    回転ドラム洗浄装置の静止ハウジングに向かって延びている装着ブラケット;
    前面に渡って延びており、ドレイナージアウトレットに位置合わせされているプレートシート上の開口;
    プレートシートの裏面に隣接するプレナムチャンバー;及び
    プレナムチャンバーの上部領域から外部アウトレットに延びている気体ベント
    を含み、
    前記プレートシートは、ドレイナージアウトレットの回転の一部分の間にドレイナージアウトレットを覆い、ドレイナージアウトレットの回転の大部分の間にドレイナージアウトレットを覆わず、
    前記装着ブラケットは、静止ハウジングに取り付けられて、プレートシートの前面をドレイナージアウトレットに隣接して位置するように構成され、
    前記開口は、ドレイナージアウトレットからプレートシートを通り、プレナムチャンバーへの流体通路を提供する
    ことを特徴とする回転ドラム。
  2. プレナムチャンバーの下部領域から延びている液体ドレインをさらに含む請求項1に記載のフラットフェースバルブ。
  3. プレートシートが正面視で円弧形状を有し、前面が平面である請求項1又は2に記載のフラットフェースバルブ。
  4. プレートシートにおいて第2の開口をさらに含み、両方の開口が円弧形状の列で配置されている請求項1〜3のいずれかに記載のフラットフェースバルブ。
  5. プレナムチャンバーが、後壁、後壁の外周の周りに延びている側壁及び開口前部を有する円弧形状のボックスによって形成されているチャンバーであり、側壁の端がプレートシートに接している請求項1〜4のいずれかに記載のフラットフェースバルブ。
  6. ドレイナージアウトレットが1:00の位置と5:30の位置との間の円弧を通って回転するとき、プレートシートがドレイナージアウトレットに位置合わせされるように構成されている請求項1〜5のいずれかに記載のフラットフェースバルブ。
  7. ドレイナージアウトレットが、回転ドラムの端部に取り付けられているチューブシートに配置されており、プレートシートの前面がチューブシートに平行である請求項1〜6のいずれかに記載のフラットフェースバルブ。
  8. 回転ドラム真空洗浄濾過装置であって、この装置は、
    液体と繊維状セルロース系材料とのスラリーを受け入れるために構成された浴を含むハウジング;
    多孔外表面と、外表面からドラムの端部に延びているドレイナージチャネルとを含み、
    浴内に据え付けられている回転ドラム;
    アウトレットの環状列に隣接し、対面している静止濾液チャンバー;及び
    少なくとも部分的に濾液チャンバー内にある静止フラットフェースバルブ
    を含み、
    前記ドレイナージチャネルは環状列に配置され、環状列を形成しているアウトレットを含み、
    前記フラットフェースバルブは、
    ドレイナージチャネルのアウトレットに隣接するように構成された前面を含むプレートシート;
    前面に渡って延び、ドレイナージアウトレットに位置合わせされているプレートシート上の開口;
    プレートシートの裏面に隣接するプレナムチャンバー;及び
    プレナムチャンバーの上部領域から外部アウトレットに延びている気体ベントを含み、
    前記プレートシートは、ドレイナージアウトレットの回転の一部分の間にドレイナージアウトレットを覆い、ドレイナージアウトレットの回転の大部分の間にドレイナージアウトレットを覆わず、
    前記開口は、ドレイナージアウトレットからプレートシートを通りプレナムチャンバーへの流体通路を提供する
    ことを特徴とする回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  9. プレナムチャンバーの下部領域から延びている液体ドレインをさらに含む請求項8に記載の回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  10. プレートシートが正面視で円弧形状を有し、前面が平面である請求項8又は9に記載の回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  11. プレートシートにおいて第2の開口をさらに含み、両方の開口が円弧形状の列に配置されている請求項8〜10のいずれかに記載の回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  12. プレナムチャンバーが、後壁、後壁の外周の周りに延びている側壁及び開口前部を有する円弧形状のボックスによって形成されたチャンバーであり、側壁の端部がプレートシートに接している請求項8〜11のいずれかに記載の回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  13. ドレイナージアウトレットが1:00の位置と5:30の位置との間の円弧を通って回転するときに、プレートシートが、ドレイナージアウトレットに位置合わせされるように構成されている請求項8〜12のいずれかに記載の回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  14. ドレイナージアウトレットが、回転ドラムの端部に取り付けられているチューブシートに配置され、プレートシートの前面がチューブシートに平行である請求項8〜13のいずれかに記載の回転ドラム真空洗浄濾過装置。
  15. パルプを脱水するための方法であって、この方法は、
    パルプスラリーの浴中に下部ドラム部分を有する回転ドラムの多孔表面上にパルプマットを形成すること;
    ドレイナージチャネル、濾液チャンバー及びドロップレッグを通る濾液の流れによって、濾液をパルプマットを通じて引き出す、多孔表面における吸引力を作り出すことによって、濾液を、パルプマット及び多孔表面を通じて引き出し、次いでドラム内の環状列のドレイナージチャネルにおけるドレイナージチャネルを通じてドレイナージチャネルのアウトレットに隣接する静止濾液チャンバーに引き出し、さらにドロップレッグ導管を通じて浴の下の濾液タンクに引き出すこと;
    回転の大部分の間はドレイナージチャネルのアウトレットを覆わないが、ドレイナージチャネルが実質的な量の気体を有している回転期間中に、前記アウトレットをフラットフェースプレートシートで覆い、ドレイナージチャネルからのプレナムチャンバーの濾液と気体を分流し、濾液チャンバーに流すこと;
    プレナムチャンバーにおける気体を放出すること;及び
    プレナムチャンバーにおける液体を排出すること
    を含むことを特徴とする方法。
  16. パルプスラリーの浴中に下部ドラム部分を有し、濾液を多孔表面を通ってドラムの端部における濾液チャンバーへ排出する濾液チャネルを有する回転ドラムの多孔表面上にパルプマットを形成することを含む、パルプを脱水するための方法であって、この方法は、
    ドラムの多孔表面が浴を通って回転するとき、濾液チャネルに吸引力を適用することによって、パルプマット及び多孔表面を通じて濾液を引き出して多孔表面上にパルプマットを形成すること;
    濾液を濾液チャネルから濾液チャンバーに、そして浴の下の高さに延びている濾液吸引導管に排出すること;
    多孔表面が上に回転して浴を出た後に、洗浄液をパルプマットに適用し、洗浄液をチャネル内の吸引力によってパルプマット及び多孔表面を通じてドレイナージチャネルに引き出すこと;
    ドレイナージチャネルのインレットが浴又は洗浄液の適用箇所と位置合わせされている間に、ドレイナージチャネルを通ってドロップレッグ導管に流れる濾液を排出すること;
    洗浄液を適用した後、多孔表面が浴に向かって下に回転するとき、液体及び空気を含む濾液をパルプマットからドレイナージチャネルに排出し続けること;
    パルプマット及び多孔表面が浴中へ下に回転する前で、且つ濾液がパルプマットにこれ以上適用されない後で、多孔表面を通過する過剰な気体が、濾液チャネル、フラットプレートバルブ及びプレナムチャンバーアセンブリに入る前に、パルプマットを多孔表面から除去すること
    を含み、
    前記プレナムチャンバーは回転ドラム洗浄装置のハウジングの浴壁に固定されているフラットバルブプレートに取り付けられて、このプレナムチャンバーは濾液を空気と液体に分離することを可能にしており、空気が液体から分離されてプレナムチャンバーから除去され、空気は回転ドラムから除去され、液体は回転ドラムからの除去のために濾液チャンバーに流れること
    を特徴とする方法。
  17. 濾液の流れの分流が、回転ドラムの1:00〜5:30の回転位置の範囲において起こる請求項16に記載の方法。
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