JP2015535193A - フラックス伝送コネクタ及びシステム、フラックス除去、並びにフラックス供給路をマッピングするためのシステム及び方法 - Google Patents

フラックス伝送コネクタ及びシステム、フラックス除去、並びにフラックス供給路をマッピングするためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

外科フラックス供給経路からフラックスを供給するよう外科フラックス供給経路を外科フラックス給送器具と動作的に結合させるための外科フラックス伝送導管であり、外科フラックス給送導管は、データ信号送信経路と、外科フラックス伝送経路と、データ信号送信コネクタと外科フラックス伝送コネクタとを含むコネクタインターフェースとを含む。フラックスを供給するためのシステムが、複数のフラックス供給経路と、複数の遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造と、遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれがフラックス供給経路のうちのどれに動作的に結合させられるかを識別する第1のデータを受信し且つ遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが複数の運動学的な支持構造のうちのどれに動作的に結合させられるかを識別する第2のデータを受信する制御システムとを含み得る。遠隔操作される外科システムの外科器具の動作状態を検出するためのシステムが、遠隔操作される外科システムの患者側カートで装着位置において外科器具を結合するためのハウジングを含む外科器具を含み得る。ハウジングは、コネクタ特徴と、患者側カートと関連付けられ且つ外科器具のフラックス接続状態におけるフラックス伝送導管の存在を検出するために配置される感知装置とを含む。

Description

本開示の特徴は、多数のフラックス供給源と多数の遠隔制御されるフラックス給送機構との間のフラックス供給路の自動的な検出及びマッピングのためのシステム及び方法に関する。より具体的には、本開示の特徴は、ロボット(遠隔操作)外科システムの患者側カートに据え付けられる複数の電気外科器具のうちのどれが複数の電気エネルギ供給源のうちのどれとエネルギ連絡しているかを決定し且つそれに基づきエネルギ供給を制御するためのシステム及び方法に関する。本開示の特徴は、更に、遠隔操作外科システムのための外科器具と、外部源からそのような器具に供給されるフラックスの給送を制御するための関連するシステム、装置、及び方法とに関する。
一部の最小侵襲的外科技法は、ロボット制御される(遠隔操作される)外科器具の使用を通じて遠隔に行われる。ロボット制御される(遠隔操作される)外科システムにおいて、外科医は外科医コンソールで入力装置を操作し、それらの入力は、1つ又はそれよりも多くの遠隔操作される外科器具とインターフェース接続する患者側カートに通される。外科医コンソールでの外科医の入力に基づき、1つ又はそれよりも多くの遠隔操作される外科器具は、患者側カートで作動させられて患者を手術し、それにより、外科医コンソールと患者側カートでの外科器具との間のマスタ−スレーブ制御関係を創り出す。
一部の外科器具は患者へのフラックスの給送のために構成される。そのような器具を外科的処置中に患者に給送されるべき外科器具へのフラックスを生成し且つ供給するフラックス源との動作的な接続に配置し得る。
具体的な実施例として、電気外科器具を電気エネルギ発生器と連絡して配置し、焼灼エネルギを遠隔操作される外科システム内に給送し、焼灼処置(例えば、組織切除、組織封着、組織切断等)を行い得る。焼灼エネルギを給送する外科器具は、例えば、モノポーラ器具又はバイポーラ器具を含み得る。モノポーラ器具は、典型的には、単一のソース電極及び患者の外部に配置されるエネルギ発生器に電気エネルギを戻す対極板(return electrode)又は吸込み電極(sink electrode)を通じてエネルギを給送する。モノポーラ電気外科器具の実施例は、フック、へら(spatula)、同じ電位で励磁される2つの刃を含むシヤー、焼灼プローブ、イルリガートル(irrigator)、鋏などを含むが、これらに限定されない。バイポーラ器具は、典型的には、2つの電極(例えば、ソース電極及び吸込み電極)、典型的には、外科器具の2つのジョーを通じて別々に電気エネルギを給送し、電流のための戻り路は、一方の極から他方の極を通じる。バイポーラ器具の実施例は、血管及び維管束組織を封着し、血管を掴み、組織を焼灼し或いは凝固させるなどのために概ね用いられる、捕捉器具(grasper)、鉗子、クランプなどを含むが、これらに限定されない。患者側カートに取り付けられる外科器具を通じて他の種類のエネルギ(例えば、超音波及び/又はレーザ)も患者に給送し得る。
外科器具及び患者にフラックスを給送する他のものは、マスタ入力に基づき器具の動作を制御するために患者側カートで様々な作動インターフェース機構に結合させられることに加えて、それらがフラックス源、例えば、電気外科器具と連絡する電気エネルギ発生器とも連絡する点において幾分特異である。一般的な器具の動作と同様に、そのような外科器具から患者へのフラックス給送は、外科医コンソールでの入力(例えば、フットペダル又は他の入力装置の押圧)に応答する。
様々な理由のために、遠隔操作される外科的処置の間に患者側カートに取り付けられる、フラックス供給のために構成される1つよりも多くの外科器具(例えば、1つよりも多くの電気外科器具)を有することが望ましくあり得る。しかしながら、患者側カートに取り付けられる複数の外科器具のどれが特定のフラックス供給源と動作的に結合させられるかを確実に且つ自動的に決定し得る、遠隔操作される外科システムを提供する必要が存在する。遠隔操作される外科システムの外科器具へのフラックス給送に関する様々な制御スキーム及び自動制御方法を提供する必要もある。更に、どの器具が外科医コンソールでの所与の入力命令後に活性化されるかが不確かである曖昧な状況におけるそのような器具へのフラックス給送を管理する必要がある。
本開示の例示的な実施態様は、上述の問題の1つ又はそれよりも多くを解決し且つ/或いは上述の望ましい機能の1つ又はそれよりも多くを実証し得る。他の機能及び/又は利点は、以下の記載から明らかになるであろう。
少なくとも1つの例示的な実施態様によれば、本開示は外科フラックス供給経路から外科フラックス給送器具にフラックスを供給するために外科フラックス供給経路を外科フラックス給送器具と動作的に結合させる外科フラックス伝送導管を想起する。外科フラックス伝送導管は、データ信号送信経路と、外科フラックス伝送経路と、コネクタインターフェースとを含み得る。コネクタインターフェースは、データ信号伝送経路と連絡するデータ信号送信コネクタ特徴(feature)と、外科フラックス伝送経路と連絡する外科フラックス伝送コネクタ特徴とを含み得る。外科フラックス伝送導管のコネクタインターフェースを、少なくとも1つの装置外科フラックス伝送コネクタ特徴と少なくとも1つの装置データ信号送信コネクタ特徴とを有する第1の装置コネクタインターフェースと、少なくとも1つの装置外科フラックス伝送コネクタ特徴を有するが装置データ信号送信コネクタ特徴を備えない第2の装置コネクタインターフェースと、選択的に結合するように構成し得る。
他の例示的な実施態様によれば、外科フラックス給送器具が、外科フラックス給送器具に対応する識別データで符号化される電子回路と、コネクタインターフェースとを含み得る。コネクタインターフェースは、識別データを含むデータ信号を送信するために電子回路と連絡するデータ信号送信コネクタ特徴と、外科フラックス給送器具のための外科フラックス経路を提供する外科フラックス伝送コネクタ特徴とを含み得る。
更に他の例示的な実施態様によれば、本開示はフラックスを供給するためのシステムを想起し、システムは、複数のフラックス供給経路と、フラックスを受け取るためにフラックス供給経路に動作的に結合させられる複数の遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造と、複数の運動学的な支持構造と、制御システムとを含み得る。遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれがフラックス供給経路のうちのどれに動作的に結合させられるかを識別する第1のデータを受け取り且つ遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが運動学的な支持構造のうちのどれに動作的に結合させられるかを識別する第2のデータを受け取るように制御システムを構成し得る。遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造の選択される1つからフラックスを給送する入力命令信号に応答して、制御システムは、第1のデータ及び第2のデータに基づき遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちの1つに動作的に結合させられるフラックス供給経路のうちの1つからフラックスを供給するよう信号を送信する。
更に他の例示的な実施態様によれば、遠隔操作される外科システムの外科器具の動作状態を検出するためのシステムが、外科器具と、フラックス伝送導管と、感知装置とを含み得る。外科器具は、遠隔操作される外科システムの患者側カートで装着位置にある外科器具を結合するためのハウジングを含み得る。ハウジングは、コネクタ特徴を含み得る。フラックス伝送導管は、外科器具をフラックス接続状態に配置するようコネクタ特徴と係合可能であり得る。感知装置を患者側カートと関連付け、外科器具のフラックス接続状態においてフラックス伝送導管の存在を検出するように配置し得る。
追加的な目的、機能、及び/又は利点は、以下の記載において部分的に示され、一部は以下の記載から明らかであり、或いは本開示及び/又は請求項の実施によって学習され得る。付属の請求項中に特に指摘される要素及び組み合わせによって、これらの目的及び利点の少なくとも一部を実現し且つ獲得し得る。
前述の一般的な記載及び以下の詳細な記載の双方は例示的且つ説明的であるに過ぎず、請求項を限定せず、むしろ請求項は均等物を含むそれらの全幅の範囲を受ける権利があることが理解されるべきである。
単独で或いは添付の図面と共に以下の詳細な記載から本開示を理解し得る。図面は、本開示の更なる理解をもたらすために含められており、この明細書に組み込まれ且つこの明細書の一部を構成する。図面は本教示の1つ又はそれよりも多くの例示的な実施態様を例示し、本記載と共に特定の原理及び動作を説明する働きをする。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った例示的な遠隔操作される外科システムを示す概略図である。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った例示的な遠隔操作される外科システムを示すブロック図である。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った例示的な遠隔操作される外科システムを示すブロック図である。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った例示的な遠隔操作される外科システムを示すブロック図である。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った遠隔操作される外科システムの外科器具へのフラックス給送を制御するための例示的なワークフローを示すフロー図である。
患者側カートの例示的な実施態様を示す斜視図である。
装着位置にある2つの電気外科器具を備える患者側カートのマニピュレータの例示的な実施態様を部分的に示す概略図であり、その一方はフラックス発生器と電気的に連絡している。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った遠隔操作される外科システムの患者側カートにある作動インターフェース組立体を示す斜視図である。
1つの例示的な実施態様に従ったエネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースを示す斜視図である。
1つの例示的な実施態様に従ったエネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースを示す斜視図である。
エネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースの他の例示的な実施態様を示す斜視図である。
更に他の例示的な実施態様に従ったエネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースを示す斜視図である。
他の例示的な実施態様に従ったエネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースを示す斜視図である。
エネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースの更に他の例示的な実施態様を示す斜視図である。
少なくとも1つの例示的な実施態様に従った電気外科発生器ユニットの正面パネルを示す正面図である。
1つの例示的な実施態様に従った電気外科器具のコネクタインターフェースを示す頂面図である。
1つの例示的な実施態様に従った他の電気外科器具のコネクタインターフェースを示す頂面図である。
従来的なコネクタインターフェースを備える電気外科器具を示す斜視図である。
他の従来的なコネクタインターフェースを祖亜寝る電気外科器具を示す斜視図である。
本開示の様々な例示的な実施態様に従った例示的なワークフローのコンポーネントを示すフロー図である。 本開示の様々な例示的な実施態様に従った例示的なワークフローのコンポーネントを示すフロー図である。
患者側カートで装着位置にある電気外科器具ハウジングの例示的な実施態様を部分的に示す切欠図であり、本開示に従ったエネルギ接続状態にない電気外科器具を示している。 患者側カートで装着位置にある電気外科器具ハウジングの例示的な実施態様を部分的に示す切欠図であり、本開示に従ったエネルギ接続状態にある電気外科器具を示している。
本開示に従ったエネルギ接続状態及び外科器具装着を検出するために利用される磁石及びホールセンサシステムの例示的な実施態様の3つの異なる状態のうちの1つを示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び外科器具装着を検出するために利用される磁石及びホールセンサシステムの例示的な実施態様の3つの異なる状態のうちの1つを示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び外科器具装着を検出するために利用される磁石及びホールセンサシステムの例示的な実施態様の3つの異なる状態のうちの1つを示す概略図である。
本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従ったエネルギ接続状態及び/又は外科器具装着を検出するための感知システムの様々な例示的な実施態様を示す概略図である。
本開示に従った視覚的フィードバック表示器の例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従った視覚的フィードバック表示器の例示的な実施態様を示す概略図である。 本開示に従った視覚的フィードバック表示器の例示的な実施態様を示す概略図である。
例示的な実施態様を例示するこの記載及び添付の図面は、限定的であると理解されてはならない。この記載の及び均等物を含む請求される発明の範囲から逸脱せずに、様々な機械的、組成的、構造的、電気的、及び動作的な変更を行い得る。一部の場合には、開示を曖昧にしないように、周知の構造及び技法を詳細に示さず或いは記載しない。2つ又はそれよりも多くの図面中の同等の番号は、同一又は類似の要素を表す。更に、現実的であるときにはいつでも、1つの実施態様を参照して詳細に記載する要素及び関連機能を、それらを特別に示さず或いは記載しない他の実施態様に含め得る。例えば、ある要素が1つの実施態様を参照して詳細に記載され、第2の実施態様を参照して詳細に記載されていないならば、それにも拘わらず、その要素が第2の実施態様に含められているものとして請求し得る。
この明細書及び付属の請求項の目的のために、その他のことが示されていない限り、量、百分率、又は割合を表現する全ての数字、及び本明細書及び請求項中で用いられる他の数値は、それらが既にそのように修飾されていない限り、全ての場合において「約」という用語によって修飾される。従って、逆のことが示されていない限り、以下の明細書及び付属の請求項中に示される数値的パラメータは、獲得されることが求められる所望の特性に依存して異なり得る近似である。最低限でも、均等論の適応を請求項の範囲に限定する試みとしてではなく、各数値的パラメータは、少なくとも、報告有効数字の数の観点において並びに通常の丸め技法を適用することによって解釈されなければならない。
この明細書及び付属の請求項において用いられるとき、単一形の形態及びいずれかの用語の単一形の使用は、明示的且つ明白に1つの指示物に限定されない限り、複数の指示物を含む。ここで用いられるとき、「含む」という用語及びその文法的な変形は、あるリスト中の品目の引用がリストされる品目を置換し或いはリストされる品目に加わり得る他の同等の品目を排除しないよう、非限定的であることが意図される。
使用者、例えば、外科医の助手又は他の手術室人員は、フラックス源との接続を必要とする外科器具をそのような源に接続し得る。手術が進行し、器具が装着され且つ患者側カートから除去されると、外科医コンソールでの所与の入力命令に応答して、どの器具がフラックス源からフラックスを受け取るかを人員が追跡し且つ決定することは、困難になり得る。一部の遠隔操作される外科システムでは、入力装置が作動させられるならば、フラックスが特定のフラックス源から供給される。外科器具がそのフラックス源に動作的に結合させられるならば、フラックスは器具に伝送され、それにより、器具がフラックスを患者に給送するのを可能にする。しかしながら、従来的な外科システムは、特定の入力装置の作動後に、どの器具がフラックスを受け取るからを自動的に決定し得ない。更に、例えば、複数の電気外科器具が患者側カートに装着されるならば、従来的な外科システムは同じエネルギ種類の2つの器具が同時に作動するのを妨げ得る。何故ならば、エネルギ入力命令が外科医コンソールで提供されるときに、どの器具が励磁されるかについて幾らかの曖昧さが存在し得るからである。
記述の容易さのために、様々な例示的な実施態様が、電気外科器具、電気外科エネルギ供給源、及び(例えば100sのボルトから1000sのボルトまでの焼灼処置のためのエネルギのような)電気外科エネルギの給送を以下に示すが、当業者は、外科処置を遂行し或いは観察することにおける使用のために所望のフラックスを患者に給送する遠隔制御される外部フラックス発生器又は他のフラックス供給源によって、様々な種類のフラックス(例えば、(レーザ、超音波等のような)他のエネルギフラックス、流体フラックス、真空圧フラックス、煙排出等)を給送するために設けられる様々な外科器具に本開示を適用し得ることを理解するであろう。ここにおいて用いられるときには、「フラックス」(“flux”)という用語を、1つの源から他の源に、例えば、フラックス供給源と、例えば、そのエンドエフェクタを介して給送されるよう、電気外科器具のような、フラックス給送構成部品との間で伝送される、外科手術において有用な流れ(flow)として定義し得る。
本開示によって包含される種類の非限定的な実施例は、フラックスを使用する或いは伝送する構成部品への適切な修正を伴って、例えば、(例えば、焼灼又は神経刺激のための)電気エネルギ、レーザエネルギ、超音波エネルギ、又は無線周波数エネルギ;流体(例えば、液体又は気体);イメージ及び/又は音声ストリーム;真空圧(その場合には、真空「源」からの負圧フラックスが器具に「給送」される(“delivered”))等を含み得る。フラックス源の非限定的な実施例は、例えば、(例えば、焼灼エネルギ発生器及び/又は神経刺激エネルギ発生器を含む)エネルギ発生器、(例えば、洗浄(irrigation)のための)流体給送源、気体供給源、真空源等を含み得る。非限定的な実施例として、当業者が理解するように、光ファイバ伝送ケーブルを介してレーザエネルギ発生器からレーザエネルギを患者に給送するように構成されるエンドエフェクタを有する外科器具にレーザエネルギを給送し得る。更に、ここにおいて用いられるとき、(例えば、吸引の場合には)フラックス供給源を吸込みとして考え得る。
よって、当業者は、電気外科器具及び電気エネルギの給送を参照してここに記載するシステム及び方法が限定的であることが意図されず、1つ又はそれよりも多くのフラックス源から遠隔に給送されるフラックスが供給される他の遠隔操作される外科器具と共に用いられ得ることを理解するであろう。フラックス源から外科器具へのフラックスの伝送は、例えば、一端で外科器具に接続されるように構成され且つフラックス源に接続されるように構成される、電気エネルギ伝送ケーブル、ホース、光ファイバケーブル等のような、フラックス伝送導管を介してであり得る。
安全措置として、一部の既存の外科システムは、1つよりも多くのエネルギ給送外科器具が装着されるならば、患者側カートで装着される器具へのエネルギ(例えば、電気エネルギ)の供給を禁じる。これはエネルギ入力命令(例えば、焼灼命令)が外科医側コンソールで提供されるときにどの器具が活性化されるかに関する曖昧さが存在するからである。しかしながら、そのような禁止は、外科処置中に外科医にとって利用可能な選択肢及び外科システム全体の構造柔軟性を制約し得る。例えば、患者側カートで装着される2つの電気外科器具を有し、それらのうちの1つを通常の把持のために用い得、それらのうちの1つを把持及び焼灼処置のために用い得ることが望ましくあり得る。そのような多数の機能性(例えば、所望に把持すること及び/又はエネルギを給送すること)を有する器具を装着することは、より少ない器具変更も許容し、それにより、蓄えられる必要があり得る器具の全体数を減少させ得る。加えて、特定の外科処置では、望ましくあり得る異なる焼灼手術の要求に基づき、異なる種類、例えば、モノポーラ及びバイポーラの電気外科器具を装着するのが望ましくあり得る。
様々な例示的な実施態様は、電気外科器具のような外科器具が作動インターフェース組立体を通じて患者側カートで取り付けられる、遠隔操作される外科システムを想起する。患者側カートで器具を支持するように構成される支持構造に取り付けられる作動インターフェース組立体との組み合わせにおける器具の構造を、ここでは遠隔制御される運動学的なフラックス給送構造と呼ぶことがある。
様々な例示的な実施態様は、特定の入力命令が外科医コンソールの入力装置で受け取られるときに、遠隔操作される運動学的なフラックス給送構造のうちのどれにフラックスが供給されるか(例えば、励磁されるか)を決定するために、複数の遠隔制御される運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが複数のフラックス源のうちのどれに動作的に結合させられるかを決定し得る、遠隔操作される外科システムを想起する。この決定は、システムが曖昧さを解決することを可能にすることによって、例えば、同じエネルギ種類の2つの電気外科器具を含む、2つの遠隔制御可能な運動学的なフラックス供給構造が同時に使用されることを許容し得る。よって、様々な例示的な実施態様は、どの外科器具がどのフラックス源に接続されるかを正しく追跡することにおける潜在的な使用者エラーを解消する方法を想起する。様々な例示的な実施態様は、遠隔操作される外科システムが、上記の決定及び入力命令に基づき、特定のフラックス供給源から入力命令に応答して作動させられるように動作的に結合させられる特定の運動学的なフラックス給送構造にフラックスを供給することを可能にすることを想起する。
従って、様々な例示的な実施態様によれば、遠隔操作される外科システムは作動インターフェース組立体で装着される複数の外科器具のうちのどれが特定のフラックス供給源に動作的に結合させられるかを決定し得るので、システムは様々な外科器具へのフラックスの給送を制御し得る。具体的には、システムは、器具を結合する特定の作動インターフェース組立体に特定の外科器具を含む特定の運動学的な構造を、フラックス供給源に関連付け得るので、フラックス供給源を通じてフラックスを供給する入力命令を提供する入力装置は、曖昧さを残さずに、運動学的なフラックス給送構造にマッピング(mapped)され得る。
様々な例示的な実施態様は、どの器具がどのフラックス源に接続されるかを外科助手が手作業で追跡する必要を排除することによって、使用者体験を単純化させることも想起する。加えて、様々な例示的な実施態様は、フラックス伝送導管を使用して外科器具をフラックス源に接続することを想起し、それは特定のフラックス源と接続される器具を識別する識別情報を遠隔操作される外科システムに伝送することを可能にする、
更に他の例示的な実施態様によれば、本開示は、外科フラックス供給経路を外科フラックス給送器具と動作的に結合させて、外科フラックス供給経路から外科フラックス給送器具に外科フラックスを供給する方法を想起する。方法は、外科フラックス伝送導管の第1のコネクタを、第1の外科フラックス給送器具及び第2の外科フラックス給送器具のうちの一方の器具コネクタと選択的に結合するように構成することを含み得る。第1の外科フラックス給送器具の器具コネクタは、外科フラックス伝送コネクタ特徴と、データ送信コネクタ特徴とを含み、第2の外科フラックス伝送器具の器具コネクタは、外科フラックス伝送コネクタ特徴を含み、データ信号送信コネクタ特徴を含まない。方法は、外科フラックス伝送導管の第2のコネクタをフラックス供給源のフラックス供給源コネクタと結合するように構成して、外科フラックス伝送導管を介した外科フラックス供給経路からの外科フラックス供給を可能にし、選択的な結合に依存して、外科フラックス伝送導管を介したデータの伝送を選択的に可能にする。
更に他の例示的な実施態様は、外科フラックス給送器具及び外科フラックス供給経路の動作的に結合された状態によって創り出されるデータ信号送信経路を通じたフラックス給送器具と関連付けられる識別データを制御システムに伝送することを含む、外科フラックス供給経路への外科フラックス給送器具の動作的な外科フラックス連絡結合を確認する方法を含み得る。
様々な例示的な実施態様は、患者側カートで装着される複数の外科器具(例えば、電気外科器具)のうちのどの1つ又はどの複数が1つ又はそれよりも多くの外部フラックス供給源(例えば、エネルギ発生器)とフラックス連絡(例えば、エネルギ連絡)するかを決定するために、遠隔操作される外科システムのための堅牢(ロバスト)な方法を提供する。様々な例示的な実施態様によれば、フラックス伝送導管が装着される電気外科器具の1つ又はそれよりも多くと係合された(例えば、エネルギ伝送ケーブルが電気外科器具の1つ又はそれよりも多くと電気接続する)ことを示す信号の受信に基づき、コントローラで決定を行い得る。特定のマスタフラックス入力命令が外科医側コンソールで提供されるならば、例えば、伝送されるフラックスの給送を用いる外科処置を行うために、どの外科器具が活性化されることが予期されるかを外科医が知るよう、どの器具がフラックス発生器とフラックス連絡しているかに関する情報を、外科医と共有し得る。
様々な例示的な実施態様は、決定情報に基づき、電気エネルギのようなフラックスの給送を制御することも想起する。例えば、様々な例示的な実施態様は、外科医側コンソールでのフラックス入力命令でどの外科器具が活性化されるかに関する、遠隔操作される外科システムの特定の曖昧な状況の後に、フラックス供給源がフラックスを1つ又はそれよりも多くの電気外科器具に送ることを禁じることも想起する。
ここに記載する様々な例示的な実施態様は、器具が患者側カートで、例えば、近接近している或いは結合させられているが、正確に装着位置にないのと対照的に、装着位置にあることを、遠隔操作される外科システムが確認する能力も提供する。
従って、様々な例示的な実施態様によれば、遠隔操作される外科システムは、自動化された並びに正確な方法において、どの装着された外科器具(例えば、電気外科器具)がそれに接続されたフラックス伝送導管(例えば、電気エネルギ伝送ケーブル)を有するかを追跡し、器具の正しい装着を確認し、外科医側コンソールでフィードバックを提供して情報を共有し、且つ追跡情報及び外科医側コンソールでのマスタ入力命令に基づきフラックス源(例えば、エネルギ発生器)から器具へのフラックス(例えば、電気エネルギ)の全体的な給送を制御し得る。そのような自動的な追跡及び制御機能は、とりわけ、遠隔操作される外科システムの動作の安全性を強化し、費やされる時間及び情報を手作業で追跡することに関連付けられる潜在的な任意的エラーを減少させ、異なる器具による2つの電気外科手術の使用から利益を享受し得る処置中に患者側カートで器具を変更することにおいて費やされる時間を減少させ、且つ/或いは遂行し得る外科処置の種類及び患者側カートで一度に装着し得る器具の種類におけるより大きな柔軟性をもたらし得る。
(遠隔操作される外科システム)
図1を参照すると、ロボット(遠隔操作される)外科システム100が提供され、それは、例示的な実施態様において、当業者が概ね精通している1つ又はそれよりも多くの電気外科器具102のような、様々な遠隔操作される外科器具とインターフェース接続し且つそれらを制御することによって、最小侵襲的な外科的処置を行う。様々な外科的処置を行うように構成される様々な器具から外科器具102を選択し得る。様々な例示的な実施態様に従って、外科器具102は、電気外科器具、例えば、バイポーラ及び/又はモノポーラ電気外科器具であり得る。一部の外科器具は、モノポーラエネルギ及びバイポーラエネルギの両方の給送を許容する、いわゆる混合モードであってもよい。
図1の概略図に例示するように、遠隔操作される外科システム100は、患者側カート110と、外科医コンソール120と、制御カート130とを含む。遠隔操作される外科システムの非限定的な例示的な実施態様において、制御カート130は、制御カート130に組み込み得る或いは制御カート130で物理的に支持し得る、以下に議論するコアプロセッサ200のような「コア」処理機器、及び/又は他の補助的な処理機器を含む。簡潔性のために、ここでは、コアプロセッサ200を制御カート130にあるコントローラと呼ぶ。制御カート130は、遠隔操作される外科システムを操作するための他の制御装置も含み得る。以下に更に詳細に議論するように、例示的な実施態様では、外科医コンソール120から送信される信号を制御カート130にある1つ又はそれよりも多くのプロセッサに送信し得る。1つ又はそれよりも多くのプロセッサは信号を解釈し且つ患者側カート110に送信されるべき命令を生成して、電気外科器具及び/又は患者側マニピュレータ140a−dのうちの1つ又はそれよりも多くの操作を引き起こし、電気外科器具は患者側カート110で患者側マニピュレータ140a−dに結合させられる。図1中のシステム構成部品は如何なる特定の位置においても示されておらず、患者に対して手術を施すよう患者側カート110を患者に対して配置した状態で、それらを所望に配置し得る。器具102を利用し得る遠隔操作される外科システムの非限定的な例示的な実施態様は、Sunnyvale, CaliforniaのIntuitive Surgical, Inc.によって商品化されているda Vinci(登録商標)Si(モデル番号IS3000)である。ここにおける様々な実施態様を用い得る遠隔操作される外科システムアーキテクチャの非限定的な実施態様に関して、ここに参照としてその全文を援用する(2011年11月17日に公開された「SURGICAL SYSTEM INSTRUMENT MOUNTING」という名称の)米国特許出願公開US2011/0282358A1も参照する。
一般的には、外科医コンソール120は、把持機構122及びフットペダル124などを非限定的に含む様々な入力装置によって、使用者、例えば、外科医から入力を受信し、マスタコントローラとしての機能を果たし、それにより、患者側カート110に取り付けられる器具は、外科器具(例えば、器具102)の所望の動作を実施するスレーブとして作用し、相応して所望の外科的処置を行う。例えば、それに限定されないが、把持機構122は電気外科器具102を制御し得る「マスタ」装置として作用し、電気外科器具102はマニピュレータアーム140で対応する「スレーブ」装置として作用し得る。更に、それに限定されないが、フットペダル124を押し下げて、例えば、モノポーラ又はバイポーラ電気外科エネルギを器具102に提供し得る。
様々な例示的な実施態様において、適切な出力ユニットは、例えば、外科的処置中に、例えば、患者側カート110にある光学内視鏡103を介して、外科医が外科部位の三次元イメージを見るのを可能にするビューア又はディスプレイを含み得るが、それに限定されない。他の出力ユニットは、スピーカ(又は音を伝え得る他の構成部品、及び/又は触覚的フィードバックをもたらすよう振動等し得る外科医が触れる構成部品を含み得る。様々な例示的な実施態様において、1つ又はそれよりも多くのユニットは外科医コンソール120の一部であり得る。制御カート130からそこに信号を送信し得る。様々な実施態様では、1つ又はそれよりも多くの入力機構122,124を外科医コンソール120に統合し得るが、システムの使用中に外科医にアクセス可能であるよう、様々な他の入力機構を別個に追加したり設けたりしてもよく、必ずしも外科医コンソール120に統合される必要はない。本開示の脈絡において、そのような追加的な入力機構は外科医コンソールの一部である考えられる。
よって、ここにおいて用いられるとき、「外科医コンソール」は、患者側カート110にある遠隔的に制御可能な運動学的構造(例えば、アーム140に取り付けられる外科器具102)を作動させるために、外科医が一般的には以下により詳細に記載する130のような制御カート130を通じて操作して信号を送信し得る、1つ又はそれよりも多くの入力装置122,124a−dを含むコンソールを含む。外科医コンソール120は、外科医にフィードバックを提供し得る1つ又はそれよりも多くの出力装置も含み得る。しかしながら、ここにおいて用いられるとき、外科医コンソールは、様々な入力及び出力装置を、例えば、ディスプレイと統合させる(例えば、実質的には図1中の要素10によって示されるような)ユニットを含み得るが、制御カートに設けられ且つ外科医によってアクセス可能であるコントローラのようなコントローラと信号通信する別個の入力及び/又は出力装置を含んでもよく、必ずしも様々な他の入力装置を備えるユニット内に統合されないことが理解されるべきである。一例として、入力ユニットを制御カート130に直接的に設け得るし、入力ユニットは入力信号を制御カートにあるプロセッサに設け得る。よって、「外科医コンソール」は、入力及び出力装置の全てが信号ユニットに統合されることを必ずしも必要とせず、1つ又はそれよりも多くの別個の入力及び/又は出力装置を含み得る。
ここにおいて用いられるとき、「コントローラ」という用語及びその変形は、患者側カート1000及び外科医側コンソール2000から並びに電気外科器具によって給送されるべきエネルギを提供する1つ又はそれよりも多くのエネルギ発生器から信号を受信し、それらの信号を処理し、患者側カート1000及び外科医側コンソール2000に並びに電気外科器具によって給送されるべきエネルギを提供する1つ又はそれよりも多くのエネルギ発生器に信号を送信する、1つ又はそれよりも多くのコントローラ(例えば、全体的なシステムの機能性を制御するコアプロセッサのような、プロセッサ)を含むことが理解されるべきである。様々な例示的な実施態様によれば、ここにおいて用いられるような制御カートは、外科器具1001のうちの1つ又はそれよりも多くとも直接的に信号通信して提供される、1つ又はそれよりも多くのコントローラも含み得る。よって、「制御カート」又は「コントローラ」は全ての制御処理ユニットが単一のユニットに統合されることを必ずしも必要とせず、機能的に互いに依存し合う1つ又はそれよりも多くの別個の処理ユニットを含んでよく、様々な処理機能及び能力は遠隔操作される外科システム全体を通じて分散される。そのような別個の制御処理ユニットは、患者側カートと関連付けられるサーボアクチュエータに必ずしも依存することを必要とせずに、外科器具の動作的な特徴に機能性を付加するのに有用であり得る。そのような制御処理ユニットは、制御機能性及び電子機器/制御カートへの信号処理を増大させる方法として、既存の遠隔操作される外科システムを改修するときにも有用であり得る。
図1及び図6の例示的な実施態様は、多数の独立的に移動可能なマニピュレータアーム140を備える患者側カート110を例示しており、マニピュレータアーム140は、(例えば図8に示す700のような)作動インターフェース組立体を支持することができ、例えば、外科器具(例えば、電気外科器具102)及び内視鏡103を非限定的に含む、様々な工具を保持し且つ操作するように構成される。しかしながら、当業者は図7の実施態様におけるような他の患者側カート構造も用い得ることを理解するであろう。図7では、患者側カートが、単一のマニピュレータアーム7110、又は共通ベース7140に取り付けられる複数の外科器具作動インターフェース組立体7706a,7706bを支持し得る単一の支持構造を有し得る。作動インターフェース組立体は、多数の外科器具7102a,7102bの伝動装置ハウジング7203a,7203b内に収容される伝動機構とインターフェース接続する。
例えば、外科医コンソール120での入力装置への命令入力に基づき、患者側カート110は、器具102,7102を位置付け且つ作動させて、マニピュレータアーム140,7140で作動インターフェース組立体706,7706を介して所望の医療処置を行う。作動インターフェース組立体706,7706は、外科器具102の近位端に設けられる伝動機構104,7203と係合するように構成される(外科器具に対する「近位」方向及び「遠位」方向は図7及び8に示されている)。器具102を動作し得るよう、電気外科器具102及び作動インターフェース組立体706を機械的及び電気的に接続し得る。少なくとも1つの例示的な実施態様によれば、殺菌外科器具102,7102を取り付ける作動インターフェース組立体706の殺菌アダプタ700を含み得る殺菌場と非殺菌患者側カート110との間に殺菌境界を創り出すために、特にマニピュレータアーム140の上の患者側カート110と外科器具102との間に(図8に示すような)ドレープ704を設け得る。
制御システムは、患者側カート110及び外科医コンソール120から様々な制御信号を受信し且つ患者側カート110及び外科医コンソール120に様々な制御信号を送信し、外科医コンソール120にあるディスプレイ126及び/又は制御カート130と関連付けられるディスプレイ132のようなディスプレイのために、(例えば、患者側カート110にある内視鏡から)光及び処理イメージを送え得る。
例示的な実施態様において、制御システムは、制御カート130にあるコアプロセッサ2001つ又はそれよりも多くのプロセッサに統合される全ての制御機能を有し得るし、或いは、図2−4に示されるように、追加的なコントローラを別個のユニットとして設け且つ/或いは便宜のために制御カート130上で支持し得る。例えば、モノポーラ及びバイポーラ用途における使用のために電気エネルギを提供することによって、追加的な機能性を必要とする外科器具を制御するために、例えば、既存の制御カートを改装するときに、後者は有用であり得る。例えば、モノポーラ及びバイポーラエネルギ源のようなフラックス源を提供し得る、電気外科ユニット(ESU)202を、コアプロセッサ200から別個のユニットとして設け得るし、制御カート130上で支持し得る。代替的に、ESU202を、制御カート130にあるコアプロセッサ200と共に、単一の統合されたフラックス源及び制御ユニットに組み込み得る。様々な例示的な実施態様では、例えば、電気外科エネルギ源の場合には、モノポーラ及び/又はバイポーラエネルギを提供するために、1つ又はそれよりも多くの電気エネルギ源を用い得る。外科医コンソールでの特定の入力装置(例えば、ペダル)を特定のエネルギの種類(例えば、バイポーラ又はモノポーラ)にマッピング(mapping)することに基づき、どのエネルギが電気外科器具に提供されるか(例えば、どのエネルギ源が特定のエネルギの種類を供給するように命令されるか)を制御し得る。
当業者は、コントローラ、例えば、制御カート130に設けられるコアプロセッサ200を、以下に更に詳細に議論するように本開示の様々な機能を制御する制御システムの一部として実施し得ることを認識するであろう。当業者は、プロセッサをその中に組み込む外科医コンソール120、患者側カート110、及び/又はESUのような他の装置のいずれかにあるプロセッサを非限定的に含む、コントローラ、例えば、コアプロセッサ200の機能及び特徴を、幾つかの装置又はソフトウェアコンポーネントに亘って分散させ得ることを認識するであろう。コアプロセッサ200を含み得る制御システムの機能及び特徴を幾つかの処理装置に亘って分散させ得る。
(フラックス除去システム及び方法)
図2を今や参照すると、本教示の少なくとも1つの例示的な実施態様に従って、フラックス(束)(flux)、例えば、電気エネルギを、電気外科器具2102のような外科器具に給送する、例示的な遠隔操作される外科システムの例示的な構成部品のブロック図を示す、概略図が描写されている。制御カート2130は、少なくとも1つのプロセッサ、例えば、電気外科器具2102を結合する患者側マニピュレータ2140で患者側カートに装着される電気外科器具2102の動作を制御するコアプロセッサ(又はコントローラ)2200を含み得る。例示的な実施態様において、コアプロセッサ2200は、外科器具(図2に示される2つのそのような電気外科器具2102a及び2102b)へのフラックス(例えば、電気エネルギ)の給送を制御し得る。2つだけの電気外科器具2102a及び2102bが図2を参照して示され且つ記載されているが、当業者はこの数が例示的であり、フラックス除去システム(flux disambiguation system)が単一の外科器具又は2つよりも多くの外科器具と共に動作可能であることを認識するであろう。更に、本教示の原理は外科器具の数と無関係に当て嵌まる。加えて、電気外科器具が示され且つ記載されているが、当業者は、他の種類のエネルギ、流体、真空圧、イメージングストリーム等を含む、他の種類のフラックスを供給し得る、外科器具を含む患者側カートに、他の外科器具を取り付け得る、ことを認識するであろう。加えて、本教示の原理は患者側マニピュレータアーム2140の数と無関係に当て嵌まり、本教示は2つよりも多くの患者側マニピュレータアーム2140(操作アーム)に或いは多数の作動インターフェースを備える単一の患者側マニピュレータアームに当て嵌まり得る。
制御カート2130は、例えば、電気外科ユニット2202(ESU)として具現される、フラックス供給源を含み得る。様々な例示的な実施態様において、コアプロセッサ2200に信号を送信し且つコアプロセッサ2200から信号を受信するために、ESU2202を配置し得る。代替的な実施態様では、以下に更に議論するコアプロセッサ2200及びESU2202の構成部品を制御カート2130で単一の統合ユニットとして一体に組み込み得る。統合ユニット内で、ESU2202の構成部品のうちの少なくとも1つがコアプロセッサ220に信号を送信し且つ受信するように連絡し得る。上で議論したように、コアプロセッサ2200又は制御システムの一部である他のコントローラを任意の装置に設け得る。外科医コンソール2120、患者側カート2110、制御カート2130、ESU2202、又は別個の処理ユニットでを含む、遠隔操作される外科システム内で連絡する、コアプロセッサ2200及び/又は他の処理装置に亘って、信号の送信、受信、及び処理を分散させ得る。
ESU2202は、1つ又はそれよりも多くのフラックス(例えば、電気外科エネルギ)発生器2204を含む。例えば、1つ又はそれよりも多くの電気エネルギ発生器をESU2202に設け得る。1つ又はそれよりも多くのフラックス発生器2204を互いに別個に及び/又はESU2202とは別にも設け得る。ESU2202は、例えば、ルータ、例えば、高電圧エネルギルータ2206、及びポート2210a−2210eに対応する複数のコネクタインターフェース2230a−2230eも含み得る。フラックス源通路が1つ又はそれよりも多くのフラックス発生器2204とポート2210a−2210eとの間に定められる。1つ又はそれよりも多くのフラックス発生器2204は、フラックス、例えば、高電圧焼灼エネルギのような電気エネルギを、それぞれのポート2210a−2210eを通じて、電気外科器具2102に提供するように構成され、それぞれのポート2210a−2210eには、電気外科器具2102がそれぞれ接続される。例えば、図2に示されるように、電気エネルギがポート2210bを通じてフラックス発生器2204から電気外科器具2102aに提供される。単一のフラックス発生器2204が図2に描写されているが、当業者は1つのよりも多くのフラックス源をシステム中に含め得ることを理解するであろう。電気エネルギのようなフラックスを、バイポーラエネルギ発生器、モノポーラエネルギ発生器、及び調波発生器のような、特定の種類の器具に供給するために、例えば、様々なフラックス発生器を用い得る。当業者は、例えば、バイポーラ電気外科器具2102aのような、バイポーラエネルギを受け取るように構成される電気外科器具にエネルギを供給するために、バイポーラエネルギ発生器が用いられ、モノポーラ電気外科器具2102bのような、モノポーラエネルギを受け取るように構成される電気外科器具にエネルギを供給するために、モノポーラエネルギ発生器が用いられることを認識するであろう。様々な例示的な実施態様では、単一のエネルギ発生器を利用し得るが、異なる種類のエネルギを提供するために、例えば、コアプロセッサ2200を介して、制御可能である。
フラックス発生器2204は、マニピュレータアーム2140に設け得る外科器具2102と動作的にフラックス連絡して配置されるように構成される。様々な実施態様において、電気外科器具2102aはバイポーラであり、例えば、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のようなフラックス伝送導管を通じて、フラックス発生器2204と動作的に連絡して配置されるように構成される。また、例示的な実施態様において、電気外科器具2102bはモノポーラであり、例えば、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144のようなフラックス伝送導管を通じて、フラックス発生器2204と動作的に連絡して配置されるように構成される。本開示の少なくとも1つの例示的な実施態様において、ESU2202は、例えば、識別データを制御システムに伝送し且つ例えばコアプロセッサ2200と連絡し得る、(図2に示す)器具識別子インターフェースモジュール208及び/又は(図3に示す)作動インターフェース組立体識別子インターフェースモジュール208bのような、1つ又はそれよりも多くのデータインターフェースモジュール208を含み得る。以下に更に詳細に記載するように、データインターフェースモジュール208は、ESU2202との外科器具2102の接続後に外科器具2102から或いは外科器具2102を装着する支持構造との作動インターフェース組立体の接続後に支持構造から、装置の識別情報を受信するように構成される。データインターフェースモジュール208は、処理装置であり得る。代替的に、1つ又はそれよりも多くのデータインターフェースモジュール208を、コアプロセッサ2200と同じユニット内でコアプロセッサ2200と連絡する制御カート2130に設け得る。
フラックス発生器2204をロータ2206に接続し得る。外科器具2102の少なくとも1つが、エネルギ伝送ケーブル142,144のようなフラックス伝送導管を介して、ポート2210a−2210eのうちの1つを通じるフラックス発生器2204と連絡する。様々な例示的な実施態様では、以下に更に詳細に記載するように、(例えば、外科医コンソール2120にいる)外科医が入力装置を介してフラックス入力命令を提供するとき、制御システムのコントローラは信号を送信して、フラックスを、フラックス伝送導管142,144を介して、ポート2210a−2210eのうちの特定の1つを通じて、励磁されるポートに接続される外科器具2102に供給する。例示的な実施態様において、ルータ2206は、フラックス、例えば、高電圧焼灼エネルギのような電気エネルギを、ポート2210a−2210eのうちの1つを通じて、1つ又はそれよりも多くのフラックス発生器2204からそれぞれの器具2102a,2102bに経路指定し得る。
本開示の少なくとも1つの例示的な実施態様によれば、複数のコネクタインターフェース2230a−2230eが、例えば、電気外科ユニット2202に設けられる。コネクタインターフェース2230a−2230eは、患者側カート2110で、外科器具2102、例えば、電気外科器具のうちの1つに動作的に結合させられる、フラックス伝送導管、例えば、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142又はモノポーラエネルギ伝送ケーブル144とインターフェース接続するように構成される。例示的な実施態様において、特定のポート、例えば、ポート2210a−2210bは、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142によって、バイポーラ電気外科器具2102aのような特定の外科器具と接続するように構成される(以下に詳細に記載される)コネクタインターフェースを含み得る。フラックス発生器2204、例えば、バイポーラエネルギ発生器から、ポート2210a−2210bのうちの1つを通じて、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142を通じて、バイポーラ電気外科器具2102aに、電気エネルギを提供し得る。ポート2210c−2210dは、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144によって、例えば、モノポーラ電気手術器具2102bのような、特定の外科器具と接続するように構成されるコネクタインターフェースを含み得る。フラックス発生器2204、例えば、モノポーラエネルギ発生器から、ポート2210c−2210dを通じて、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144を通じて、モノポーラ電気外科器具2102bに、電気エネルギを提供し得る。当業者はポートが数多くの構造を有し得ることを理解し、ポートが1つ又はそれよりも多くのフラックス供給源の中に配置され且つ/或いは分配されることをを理解するであろう。
本開示の少なくとも1つの例示的な実施態様によれば、特定の外科器具2102の各々、例えば、電気外科器具2102a,2102bは、特定の電気外科器具2102a,2102bを識別する特異な識別子を含む。特異な識別子は、例えば、特定の電気外科器具2102a、2102bのための特異な通し番号であり得る。特異な識別子を読取可能な又は読取可能で書込可能なメモリ構造で電気外科器具2102に符号化し得る。本開示の1つの例示的な実施態様によれば、特異な識別子が外科器具2102に配置されるEPROM又はEEPROM電子チップ280のような電子回路で符号化される。加えて、本開示の少なくとも1つの例示的な実施態様によれば、外科器具2102は送信器、例えば、無線IC(RFID)タグを含み、特異な識別子は無線ICタグでも符号化される。本開示の例示的な実施態様によれば、マニピュレータアーム2140a−2140dの各々は、電気外科器具2102に対応するRFIDタグ2252から伝送される情報を感知するように構成される、RFIDリーダ2254のような受信器を含み得る。送信器及び受信器は、両方とも、当業者が精通する様々な無線通信プロトコルをサポートし得る。
当業者は作動インターフェース組立体を取り付ける任意の構造にRFIDリーダ2254のような受信器を設け得ることを認識するであろう。例えば、図8の作動インターフェース組立体706を(同様に図8に示される)アームにある支持構造702を通じてマニピュレータアームに接続し得るし、或いは図8の作動インターフェース組立体706をマニピュレータアームのうちの1つに取り付けられる(図8に示される)ドレープ704に或いはマニピュレータアームのうちの1つにあるアダプタ700に設け得る。
外科器具2102は作動インターフェース組立体2700に装着され、作動インターフェース組立体2700をマニピュレータアーム2140のうちの1つに取り付け得る。フラックス伝送導管、例えば、エネルギ伝送ケーブル142,144のうちの一方は、例えば、電気外科ユニット2202で或いは殺菌境界を通じて別個のフラックス発生器に個々に接続される制御カート2130にあるポートで1つ又はそれよりも多くのフラックス発生器2204と接続されるポート2210a−2210eを通じて、作動インターフェース組立体2706に或いは(作動インターフェース組立体と関連付けられる殺菌アダプタ(例えば、殺菌アダプタ706)に装着される外科器具2102を、フラックス供給経路に接続し得る。
エネルギ伝送ケーブル142,144が電気外科ユニット2202又は制御カート2130でフラックス供給経路を通じて外科器具2102に繋がるとき、例えば、器具の電子チップ280で符号化される特異な識別子を示す、器具識別信号が、ポート2210a−2210eに対応するフラックス源コネクタインターフェース2230a−2230eのうちの1つに出力される。第1の器具識別信号は、本開示に従って様々なエネルギ伝送ケーブル142,144のデータ伝送線を通じて送信されてよく、以下に更に詳細に記載され得る。例えば、以下に更に示されるように、エネルギ伝送ケーブル142,144のデータ伝送端子221又は225(図9A及び11Aを参照)が、第1の器具識別信号を出力し得る。第1の器具識別信号からの特定の電気外科器具2102aの特異な識別子を決定する指令識別インターフェースモジュール208によって、第1の器具識別信号を読み取り得る。代替的な実施態様では、第1の器具識別信号を、例えば、外科器具2102を動作的に結合するポート2210a−2210eを通じて、例えば、フラックス供給経路に関する情報と共に、コアプロセッサ2200に直接的に提供し得る。第1の器具識別信号は、外科器具2102のフラックス供給種類のような、他の情報も含み得る。フラックス供給種類は、例えば、外科器具2102が伝送するフラックスの種類、例えば、電気エネルギ、流体、真空圧等を示し得るし、例えば、指令2102がバイポーラ又はモノポーラエネルギを必要とするか否かも識別し得る。
特定のポート2210a−2210eに対応する特定のコネクタインターフェース2230a−2230eを通じて第1の器具識別信号を受信し且つ読み取った後、指令識別インタフェースモジュール208は、フラックス供給経路、例えば、貫通ポート2210a−2210eのうちのどれが、第1の器具識別信号を送信する特定の指令2102と動作的に結合させられるかを識別し得る。例えば、図2に示されるように、指令識別インターフェースモジュール208は、ポート2201bがバイポーラ電気外科器具2102aに動作的に結合させられることを識別し得る。当業者は、指令識別インターフェースモジュール208がESU2202内に配置される必要がなく、指令識別インターフェースモジュールを、例えば、コアプロセッサ2200等のような他の処理ユニット内に組み込まれた、ESU2202と別個に設け得ることを認識するであろう。指令識別インターフェースモジュール208は、外科器具及びポート2210a−2210eの動作的に結合させられる対を識別する関連データを、コアプロセッサ2200に提供し得る。
電気外科器具2102aが特定のマニピュレータアーム2140にある作動アクチュエータ組立体2706に装着されるとき、第2の器具識別信号が、例えば、電気外科器具2102aと関連付けられるRFIDタグ2252から出力され、RFIDリーダ2254によって読み取られる。RFIDリーダ2254は、器具識別情報を、例えば、特定の外科器具2102を識別するコアプロセッサ2200に提供する。RFIDリーダ2254が器具識別情報をコアプロセッサ2200に提供するとき、コアプロセッサ2200は器具識別情報が特定の作動インターフェース組立体と関連付けられることを認識する。作動インターフェース組立体2706を結合させるいずれかの構造が、例えば、マニピュレータアーム2140又は代替的に図8等の実施態様におけるドレープ704若しくはアダプタ700のような、他の運動学的支持構造が、器具識別信号を読み取るリーダ2254を備え得る。従って、制御システムは、器具識別信号が、器具識別信号を読み取る構造に結合させられる特定の作動組立体と関連付けられることを決定し得る。例えば、図2に示されるように、電気外科器具2102aがマニピュレータアーム2140aに装着されるとき、マニピュレータアーム2140aにあるRFIDリーダ2254は、電気外科器具2102aから出力される器具識別信号を読み取り、電気外科器具2102aがマニピュレータアーム2140aにある作動インターフェース組立体2706に装着されることをコアプロセッサ2200に知らせる。
従って、制御システムは、例えば、ポート2210a−2210eのうちの1つを通じてフラックス発生器2204のうちの1つから、特定の外科器具2102が特定のフラックス供給経路に動作的に結合させられることを識別する情報を受信する。制御システムは、特定の外科器具2102が特定の作動インターフェース組立体と関連付けられるという情報も受信する。よって、制御システムは、例えば、マニピュレータアーム2140で、特定の作動インターフェース組立体に結合させられる識別される外科器具2102を含む、遠隔制御可能な運動学的フラックス給送構造が、例えば、ポート2210a−2210eのうちの1つを通じて、特定のフラックス供給経路に動作的に結合させられることを識別し得る。
加えて、制御システムは、外科医コンソールにある入力装置のうちのどれが特定の運動学的構造に動作的に結合させられるのかを認識する。例えば、制御システムは、入力装置のうちの1つを、作動インターフェース組立体を結合させる構造にマッピングする。従って、特定の外科器具2102が、特定の構造、例えば、マニピュレータアーム2140と結合させられる作動インターフェース組立体2706に結合させられるものとして識別されるので、制御システムは、特定の遠隔制御可能な運動学的フラックス給送構造が、作動インターフェース組立体2706を結合させる特定の構造にマッピングされる入力装置に動作的に結合させられることを決定し得る。よって、フラックスが選択されて、特定の遠隔制御可能な運動学的フラックス給送構造の識別される外科器具2102に供給されるとき、制御システムは信号を送信して、特定の遠隔制御可能な運動学的フラックス給送構造に動作的に結合させられるものとして認識される特定のポート、例えば、ポート2210a−2210eを通じてフラックスを供給させる。
コアプロセッサ2200は、それぞれのアーム2140a−2140dの作動インターフェース組立体2706に装着されるそれぞれの器具2102a,2102bと動作的に結合させられるように決定されるそれぞれのポート(例えば、ポート2201b,2210c)を通じてエネルギを経路指定するためにエネルギルータ2206を方向付けるよう、経路指定信号をルータ、例えば、エネルギルータ2206に提供し得る。よって、制御システムは、特定の電気器具2102が装着されるアーム2140a−2140dのうちの1つにあるどの作動インターフェース組立体2706に基づき、どのポート2210a−2210eがエネルギを備えべきかを示し得るので、特定のマニピュレータアーム2140a−2140dにある作動インターフェース組立体706に装着される特定の電気外科器具に入力装置124a−124dをマッピングし得る。
様々な例示的な実施態様では、器具、例えば、目下装着され且つ外科医コンソール120で使用者によって制御されている電気外科器具2102a,2102bの機能(例えば、モノポーラ、バイポーラ)を作動させるために、コアプロセッサ2200によって入力装置124のうちの一部を割り当て得る。患者側カートで器具の機能を遂行する外科医コンソール120での入力装置のそのようなマッピングは、機能的又は位置的であり得る。前者においては、バイポーラエネルギを電気フラックス供給源(例えば、ESU)から供給させるために、例えば、特定のフットペダル124a−124dが割り当てられる。後者においては、右側把持入力装置122によって制御される器具のエネルギ機能を作動させるよう、外科医側コンソールの左側把持入力装置122及びペダル124c,124dの右岸によって制御される器具へのエネルギ給送を引き起こすために、例えば、フットペダル124a,124bの左岸が割り当てられる。このために並びに患者側カートにある器具への外科医側コンソールにある入力装置のマッピングのために利用し得る他の位置マッピングのために、2012年9月17日に出願された米国仮出願第61/702,166号の優先権を主張する、2013年9月16日に出願された(”METHODS AND SYSTEMS FOR ASSIGNING INPUT DEVICES TO TELEOPERATED SURGICAL INSTRUMENT FUNCTIONS”に関する)米国特許出願第14/028,006号を参照し、それらの全文をここに参照として援用する。よって、例えば、システムは、電気外科器具2102Aが特定のマニピュレータアーム2140Aに結合させられる作動インターフェース組立体2706に装着されることを認識し、器具種類を認識し得るので、次に、マッピングに基づき、正いずれのペダル124a−124dからの命令が器具2102aにマッピングされることが決定されることを受信した後、システムは正しい種類のエネルギを器具2102Aに提供し得る。
コアプロセッサ2200は、ポート2210a−2210eのうちの1つを、特定の電気外科器具2102を結合させる作動インターフェース組立体と関連付けるとき、制御システムは、動作的に結合させられる対の遠隔制御可能な運動学的フラックス給送構造及び特定のポート2210a−2210eを示すフィードバックを使用者に提供して、フィードバックを、例えば、ディスプレイ126及び/又はディスプレイ132で出力させる。出力は、例えば、器具が装着される場所及び器具の種類(例えば、バイポーラ又はモノポーラ)を含み得る。
次に図3を参照すると、本開示の少なくとも1つの例示的な実施態様によれば、図2の例示的な実施態様におけるような、電気外科ユニット2202を外科器具2102に直接的に接続するエネルギ伝送ケーブル142,144の代わりに、エネルギ伝送ケーブル302が電気外科ユニット3202からマニピュレータアーム3140aを通じて器具3102aに延び得る。エネルギ伝送ケーブル142,144と同様に、エネルギ伝送ケーブル302は、フラックス発生器3204と外科器具3102との間にエネルギを供給するための電気エネルギ伝送線を含む。エネルギ伝送ケーブル302は、例えば、識別される外科器具3102を作動インターフェース組立体3706によって動作的に結合させるマニピュレータアーム3140を識別するデータを提供する、データ信号送信線も含む。識別データはデータインターフェースモジュール3209に提供され、それは電気外科ユニット3202で或いは制御カート3130で提供され得るし、それはコアプロセッサ3200のような制御システムの処理装置と連絡し得る。1つ又はそれよりも多くの補助ケーブル304をマニピュレータアーム3140の各々の内に配置して作動インターフェースアダプタ3700まで通じさせ得るし、或いは、代替的な実施態様では、殺菌ドレープを通じて作動インターフェースアダプタ3700まで配置し得る。補助ケーブル304は、エネルギ伝送ケーブル302とフラックス連絡して配置されるように構成される。
図2に開示される実施態様と同様に、特異な識別子が器具3102の各々で符号化され、送信器3252が器具識別信号を送信し、器具識別信号は受信器3254によって読み取られる。例示的な実施態様における受信器3254をマニピュレータアーム3140a,3140bに或いは作動インターフェース組立体3700に配置し得る。受信器3254は器具識別信号を出力し、コアプロセッサ3200によって器具識別信号を受信し得る。よって、作動インターフェース組立体での装着位置では、電気外科器具3102が、ケーブル302及び304を通じて、フラックス源、例えば、電気外科ユニット3202に動作的に結合させられる。本開示の例示的な実施態様によれば、エネルギ伝送ケーブル302は、ポート3210a−3210eのうちの1つを介して、電気外科ユニット3202の、例えば、フラックス発生器3204の間に接続される。ケーブル302はマニピュレータアーム3140にも接続され、最終的には、作動インターフェース組立体3700に接続され、作動インターフェース組立体には、器具3102が動作的に結合させられる。マニピュレータアーム3140にあるデータインターフェース3300が、フラックス伝送導管、例えば、エネルギ伝送ケーブル302が接続され、マニピュレータアーム識別情報を電気外科ユニット3202で或いは制御カート130でマニピュレータアームインターフェースモジュール3209のようなデータインターフェースモジュールに提供し且つ例えばコアプロセッサ3200と連絡する、マニピュレータアーム3140を識別する。データインターフェースモジュール3209はコアプロセッサ3200に情報を提供し、それぞれのマニピュレータアーム3140a及びポート3210bを識別し、ポート3210bには、エネルギ伝送ケーブル302いよてt、マニピュレータアーム3140aが接続される。次に、コアプロセッサ3200は、識別される器具3102、例えば、識別されるマニピュレータアーム3140aで、例えば、作動インターフェース組立体3700に装着される器具3102aを、識別されるマニピュレータアーム3140aに動作的に結合させられるポート3210bと関連付け得る。よって、プロセッサ3200は、器具3102aを励磁せよという入力命令の受信後にフラックスが供給されるべきポート3210bを決定し得る。然る後、識別されるマニピュレータアーム3140aに結合させられる作動インターフェース組立体と動作的に結合させられる特定の外科器具3102aを含む、特定の運動学的フラックス給送構造のために意図される外科医コンソールの入力装置のうちの1つ(例えば、入力装置124)での入力命令信号に応答して、制御システムは信号を送信して特定の運動学的構造に動作的に結合させられるポート3210bからフラックスを供給させ得る。
本開示の他の例示的な実施態様によれば、例えば、電気外科ユニット3202で、マニピュレータアーム3140の識別をデータインターフェースモジュール3209に提供する代わりに、ポート3210a−3210eのうちの1つを、マニピュレータアーム3140にあるデータインターフェース3300に特定し得る。例えば、ポート3210bは、エネルギ伝送ケーブル302のデータ信号送信線を通じるポート識別を、マニピュレータアーム3140aに或いは作動インターフェース組立体を結合させる任意の他の構造に提供することができ、マニピュレータアーム3140aは、データを、例えば、コアプロセッサ3200に提供して、例えば、ポート3210bの、例えば、電気外科器具3102a及びポート識別の、器具識別を示す。例示的な実施態様によれば、次に、コアプロセッサ3200は、器具識別をもたらす特定のマニピュレータアーム3140aにある作動インターフェース組立体に装着される識別される器具3102a(即ち、遠隔制御可能な運動学的フラックス給送構造)を、ポート3210a−3210e、例えば、器具3102、例えば、器具3102aを電気的に接続する、ポート3210bを決定するよう、作動インターフェース組立体を含むマニピュレータアーム3210bと連絡するポート3210bと関連付け得る。然る後、入力装置125のうちの1つでの入力に応答して、コアプロセッサ3200は信号を出力して、(作動インターフェース組立体に動作的に結合させられる外科器具3102を含む)選択される運動学的構造に動作的に結合させられる、ポート3210a−3210e、例えば、ポート3210bからフラックスを供給させる。信号は、フラックス発生器3204からのフラックスをポート3210a−3210eのうちの1つを通じて経路指定(ルーティング)することによって、フラックスを供給させる。
次に図4を参照すると、他の例示的な実施態様によれば、フラックス伝送導管と外科器具との間の代替的な接続スキーム。図4は、例えば、(図8のドレープ704のような)殺菌ドレープを通じて配置され且つドレープ接続地点でコネクタ、例えば、ソケット(図示せず)に接続される、エネルギ伝送ケーブル402のような、フラックス伝送導管を例示している。エネルギ伝送ケーブル402も作動インターフェース組立体4706まで延び、作動インターフェース組立体4706には、外科器具4102が取り付けられる。図8を参照すると、ドレープ接続地点400は、支持構造702に配置されるソケットを含み、支持構造702には、作動インターフェース組立体700が取り付けられる。それぞれの支持構造にある各ソケットは、検出し得る異なる値抵抗器を有し得る。例えば、再び図4を参照すると、ドレープ接続地点400にある圧力検出抵抗器404が抵抗値を検出し、マニピュレータアーム、例えば、アーム4140aに設けられる支持構造(例えば、支持構造702)のエネルギ伝送ケーブル402のデータ信号送信線を通じて識別を提供し、アーム4140aには、ドレープ(例えば、図8のドレープ704)がドレープ接続地点400で接続される。マニピュレータアーム4140と接続されるエネルギ伝送ケーブル402を収容するドレープ704を接続するポート4210aに関する情報と共に、支持構造702の識別情報をコアプロセッサ4200に直接的に提供し得る。代替的に、例えば、電気外科ユニット4202に提供し得る、データインターフェースモジュール(図4には示されていない;図2及び3を参照)に、識別情報を提供し得る。加えて、図2及び3に開示される実施態様と同様に、特異な識別子が器具4102の各々に符号化され、送信器4252が、例えば、アーム4104又はアーム4104上の支持構造に結合される受信器4252によって読み取られる、器具識別信号を送信する。器具識別信号が、受信器4252から、例えば、コアプロセッサ4200を含む、制御システムに出力される。次に、制御システムは、識別される器具、例えば、器具4102aを、識別されるアーム、例えば、アーム4140aと、ポート、例えば、ドレープ内のエネルギ伝送ケーブル402によってアーム4140aに接続されるポート4210bと関連付ける。然る後、入力装置124のような入力装置のうちの1つでの入力に応答して、制御システムは信号を出力して、フラックスを、特定のポート、例えば、4210bと、対応するインターフェースのうちの1つ、例えば、インターフェース4230a...4230bのうちの1つとを通じて、選択される運動学的フラックス給送構造に供給させる(運動学的フラックス給送構造は、例えば、識別されるアーム4140aに結合される、作動インターフェース組立体に結合される識別される器具を含む)。
当業者は、上述の要素(例えば、電気外科器具、(ポートを含む)フラックス供給経路、作動インターフェース組立体が結合されるアーム又は他の支持構造等)の間の関係を示す情報を、制御カート130,2130,3130,4130でコアプロセッサ200,2200,3200,4200に伝送し得る、或いは外科医コンソール120にあるプロセッサ、患者側カート110にあるプロセッサ、制御カート120,2130,3130,4130に提供される或いは制御カート120,2130,3130,4130と連絡するプロセッサ、又は制御カート130,2130,3130,4130にあるコアプロセッサ200,2200,3200,4200等を非限定的に含む、多数の制御装置に亘って分配させ得る、ことを認識するであろう。当業者は上述の要素の間の関係を示す情報が(集合的に制御システムと呼ぶ)既述の処理又は制御要素のいずれかで発生し得ることを認識するであろう。
次に図5を参照すると、図1において並びに図2の例示的な実施態様において示され且つ記載されるような遠隔操作される外科システム100は、本開示の実施を例示するために用いられ、それは、フラックス、例えば、電気エネルギ、流体等を外科器具102、例えば、電気外科器具に急送するための方法及びシステムを提供することを想起する。図5は、複数のフラックス供給経路のうちのどれにフラックスが供給されるべきかを決定するためのワークフロー(作業の流れ)の例示的な実施態様であり、それはフラックス供給経路が動作的に結合される選択される運動学的構造に依存する。本開示に従った様々な例示的な実施態様において、図5の例示的なワークフローでは、操作500で、第1のデータが、例えば、制御システムによって受信され、第1のデータは、患者側カート110のマニピュレータアーム140でインターフェース組立体に動作的に結合される外科器具102を含む、複数の遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが、例えば、ポート2210−2210eを通じて、複数のフラックス供給経路のうちのどれに動作的に結合されるかを識別する。操作502で、制御システムで第2のデータが受信することができ、第2のデータは、遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが、外科医コンソールにある複数の入力装置のうちのどれに動作的に結合されるかを識別する。制御される器具102から利用可能な機能を作動させるよう、入力装置を前もってマッピングしてよく(そのようなマッピングは、例えば、機能的マッピング又は位置的マッピングを含み得る)、制御システムは、どの遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造が入力装置のうちのどれに動作的に結合されるかを識別し得る。利用し得る例示的な位置的マッピングに関して、参照としてここに援用する2013年9月16日に出願された(「METHOD AND SYSTEMS FOR ASSIGNING INPUT DEVICES TO TELEOPERATED SURGICAL INSTRUMENT FUNCTIONS」という名称の)米国特許出願第14/028,006号と、2012年9月17日に出願された米国仮特許出願第61/702,166号が参照される。
操作504で、入力命令信号が1つの入力装置で受信されて、選択される遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造運動学的なフラックス給送構造からフラックスを給送する。次に、操作506で、信号が送信されて、それぞれのフラックス供給経路から、例えば、選択される遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造に動作的に結合されるポート2210a−2210eのうちの1つを通じて、フラックスを供給する。適切なポート2210a−2210eを通じてフラックス発生器から(遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造を制御するよう入力命令信号を生成する複数の入力装置のうちの1つに動作的に結合される)選択される遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造にフラックスを供給させるために、制御システムは信号を送信し、どのフラックス源経路、例えば、ポート2210a−2210eのうちの1つと連絡するフラックス発生器2204のうちの1つが、どの運動学的なフラックス給送構造に動作的に結合されるかを決定した後に、フラックスを供給する。
当業者はデータが制御システムによって受信されるときに制御システムの一部として記載されたコントローラ又はプロセッサの1つ又はそれよりも多くでデータを受信し得ることを認識するであろう。更に、データの受信及び/又は処理を制御システムのコントローラ又はプロセッサの1つ又はそれよりも多くに亘って分配し得る。
(フラックス伝送導管及びESUインターフェース)
様々な例示的な実施態様によれば、フラックス給送装置、例えば、電気外科器具102と、フラックス供給源とを接続する、フラックス伝送導管が設けられる。フラックス伝送導管はフラックス給送伝送線を備え、フラックス給送伝送線はフラックス供給源からフラックス給送装置へのフラックスの伝送をもたらす。加えて、フラックス伝送導管はデータ信号送信線も備え、データ信号送信線は、フラックス供給経路コネクタインターフェースを通じたフラックス給送装置からデータ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208への、フラックス給送装置識別データのようなデータの伝送をもたらす。よって、識別データを提供することにおいて、フラックス伝送導管は、識別データの受信を通じて、(フラックス給送装置を含む)運動学的なフラックス給送構造と(例えば、ポートを通じたフラックス供給源からの)フラックス供給経路との間の関係を決定する、制御システムの能力を促進する。運動学的なフラックス給送構造とフラックス供給経路との間の関係は、フラックスが特定の運動学的なフラックス給送構造のために意図されるときに、フラックス供給経路のうちのどれからそのフラックスが供給されるべきかを、システムが決定する、ことを可能にする。
図9A−9Cは、例示的な実施態様に従ったフラックス伝送導管(導管142は図9B及び9Cにおいて部分的に示されている)のフラックス供給源コネクタインターフェースの例示的な実施態様を示しており、図10A−10Cは、他の例示的な実施態様に従ったフラックス伝送導管(導管は図10B及び10Cにおいて部分的に示されている)の外科コネクタインターフェースの例示的な実施態様を示している。図11は、フラックス供給源インターフェースの正面パネルの例示的な実施態様を示している。図12A及び12Bは、フラックス給送器具コネクタインターフェースの例示的な実施態様を示している。ここにおける様々な例示的な実施態様が電気外科エネルギ、例えば、焼灼エネルギを伝送するフラックス伝送導管を記載しているが、当業者は、本開示に従ったフラックス伝送導管が、当業者が理解するような導管構造及び/又はコネクタに対する変更を伴って、レーザエネルギ、超音波エネルギ、流体、気体、無線周波数エネルギ、(例えば、神経識別のための及び/又は関連する筋肉収縮を引き起こす)神経刺激エネルギ、イメージ及び/又は音声ストリーム、真空圧等を非限定的に含む、様々なフラックスのうちのいずれかを伝送し得ることを認識するであろう。
例示的な実施態様によれば、フラックス伝送導管は、フラックス伝送線及びデータ信号送信線の両方を含み、後者は、例えば、メモリチップから、データを伝送するように構成される。図2−5を参照して上記で議論したような、様々な実施態様において、フラックス伝送線は、例えば、バイポーラ又はモノポーラ電気エネルギを給送するように構成される電気エネルギ伝送ケーブルであり得る。
例示的な実施態様において、フラックス伝送導管は、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のような、バイポーラエネルギ伝送ケーブルであり得る。図9Aは、例示的な実施態様では電気外科ユニット1102(ESU)に設け得る、(図11に示す)フラックス供給源コネクタインターフェース1130a,1130bと接続するように構成される第1のコネクタインターフェース900を示している。図9B及び9Cは、(図12に示す)器具コネクタインターフェース1200でバイポーラ電気外科器具1202と接続するように構成されるバイポーラエネルギ伝送ケーブル142の他のコネクタインターフェース910,920の異なる構造を示している。
図9Aに示すように、コネクタインターフェース900は、図11のフラックス供給源1102のような、フラックス供給源のコネクタインターフェースの雌の端子と電気エネルギ接触して配置されるように構成される、2つの雄のフラックス伝送端子902を含む。コネクタインターフェース900は、ケーブル142を通じてフラックス供給源からフラックスを伝送するよう、対応するフラックス源コネクタインターフェースと係合するように構成される。端子902に加えて、コネクタインターフェース900はデータ信号送信端子904を含み、データ信号送信端子904は、例えば、銅パッドのような、電気パッドであり得る。単一のデータ信号送信端子904が図9Aに示されているが、2つのデータ信号送信端子、例えば、2つの銅パッドを、コネクタインターフェース900の頂部及び底部に設けて、コネクタインターフェース900が接続状態にあるいずれかの向きにおいても、例えば、電気外科ユニットで、対応するコネクタインターフェースへの接続を可能にし得る。データ信号送信端子904は、例えば、(図12に示す)バイポーラ電気外科器具1202から、例えば、データインターフェースモジュール208又は309のような、データ信号プロセッサに、識別データを伝送する。具体的には、データ信号送信端子904は、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142を通じて延びるデータ信号送信線のインターフェースである。バイポーラエネルギ伝送ケーブル142が、例えば、識別データを備える電気外科器具とインターフェース接続するとき、識別データはデータ信号送信線を介して電気外科器具からデータ信号送信端子904に提供される。
図11を参照すると、例示的な実施態様において、フラックス供給源1102、例えば、ESUの正面パネル1160は、エネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースとインターフェース接続(interface)するように構成される、複数のフラックス供給源コネクタインターフェース1130a−1130eを備える。フラックス源コネクタインターフェース1130a−1130eの各々は、特定のポート、例えば、ポート2210a−2210e,3210a−3210e、又は4210a−4210eのうちの1つと対応する。コネクタインターフェース1130e及び1130fは、例えば、患者対極板(図示せず)と接続する標準的な電気接続インターフェース1130e又は患者戻し接続インターフェース1130f(patient return interface)であり得る。
本開示の例示的な実施態様によれば、バイポーラコネクタインターフェース1130a,1130bのような、コネクタインターフェースは、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のコネクタインターフェース900を受け入れるように構成される。バイポーラコネクタインターフェース1130a,1130bは、各々、互いに横方向に離間し且つフラックス発生器204からの電気エネルギの伝送を促進するように構成される一対の雌のフラックス伝送端子1132を含む。バイポーラコネクタインターフェース1130a,1130bは、雌のフラックス伝送端子1132から垂直に離間するデータ信号送信端子1136も含む。図11の例示的な実施態様において、データ信号送信端子1136は、図9Aの端子904と接触するように構成される電気フィンガ(electrical finger)又は凹部である。例示的な実施態様において、端子1136は、銅端子であり得る。データ信号伝送端子1136は、例えば、(図12に示す)バイポーラ電気外科器具1202から識別データを受信して、データ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208に識別データを提供し得る。具体的には、データ信号送信端子1136は、データ信号プロセッサとデータ信号連絡する。
バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のコネクタインターフェース900は、バイポーラフラックス源コネクタインターフェース1130a,1130bと結合するように構成される。雄のフラックス伝送端子902は、雌のフラックス伝送端子1132内に受け入れられるように構成される。電気エネルギがバイポーラコネクタインターフェース1130a,1130bのうちの一方を通じて供給されるとき、エネルギは雌のフラックス伝送端子1132を介してフラックス発生器からバイポーラエネルギ伝送ケーブル142のエネルギ伝送線に伝送される。バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のデータ信号送信端子904は、バイポーラフラックス源コネクタインターフェース1130a,1130bのうちの一方で、対応するデータ信号送信端子1136とインターフェース接続するように構成される。電気外科器具1202の識別データがデータ信号送信端子904及びケーブル142のデータ送信線を通じて対応するデータ信号送信端子1136に提供され、対応するデータ信号送信端子1136は識別データをデータ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208に供給する。データ信号プロセッサをESU1102で提供し得る。
本開示のフラックス供給源コネクタインターフェース1130a,1130bで収容されるように構成されることに加えて、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のコネクタインターフェース900は、例えば、従来的な電気外科ユニット(図示せず)の、標準的なフラックス供給源コネクタインターフェースと結合するように構成される。具体的には、フラックス伝送端子902も、従来的なフラックス供給源の対応するフラックス伝送端子と結合し、そして、そこからフラックスを供給するように構成される。よって、図9A−9Cのバイポーラ伝送ケーブル142の使用者は、本開示の(フラックス源コネクタインターフェース1130,1130bを含む)ESU1102と、例えば、データ端子とのバイポーラコネクタインターフェースを含まない、従来的なフラックス源コネクタインターフェースとの間で変換するときに、余分なケーブルを用いることを要求されない。
図9B及び9Cを次に参照すると、コネクタインターフェース900の反対端にある、バイポーラ外科器具1202(図12に示す患者側カートで作動インターフェース組立体とインターフェース接続する器具のハウジング部分)との接続のための、コネクタインターフェース910,920が示されている。コネクタインターフェース910,920は、一対のフラックス伝送端子912,922を含み、それらは互いに離間する図9B及び9Cの例示的な実施態様における雌のコネクタである。コネクタインターフェース910,920は、図14に示す従来的なコネクタインターフェース1400のような、対応する器具コネクタインターフェースと係合するように構成され、図12に示す例示的な実施態様に従ったバイポーラ電気外科器具1202の器具コネクタインターフェース1200と係合するようにも構成される。コネクタインターフェース910,920は、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142を通じて、フラックスを器具、例えば、電気外科器具1202に伝送するように構成される。フラックス伝送端子912,922の各対は、従来的なバイポーラ電気外科器具1402のコネクタインターフェース1400で図14に示す対応する対の雄のフラックス伝送端子1404と係合して、そこに電気エネルギを提供するように構成される。以下により詳細に議論するように、フラックス伝送端子912,922の各組は、本開示の例示的な実施態様に従ったバイポーラ電気外科器具1202上の器具コネクタインターフェースで図12に示す対応する組の雄のフラックス伝送端子1204と係合するようにも構成される。
端子912,922に加えて、コネクタインターフェース910,920は、データ信号送信端子914,924を含み、それらは、図9B及び9Cの例示的な実施態様において、一対のフラックス伝送端子912,922から垂直に離間する、雌のコネクタである。データ信号送信端子914,924は、以下により詳細に記載するように、例えば、電気外科器具1202からデータ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208,309に識別データ信号を提供する。具体的には、データ信号送信端子914,924は、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142を通じて延びるデータ信号送信線のインターフェースである。バイポーラエネルギ伝送ケーブル142は、例えば、フラックス給送装置、例えば、バイポーラ電気外科器具1202とインターフェース接続し、バイポーラ電気外科器具1202は、識別データを備える。識別データは、データ信号送信端子914,924を介してデータ信号送信線を通じて、バイポーラ電気外科器具1202から提供される。バイポーラ電気外科器具1202から識別データを受信するために、データ信号送信端子914,924は、図12に示すバイポーラ電気外科器具1202の対応するデータ信号送信端子1206と係合するように構成される。コネクタインターフェース910,920は、例えば、図14に示すようなデータ伝送能力を含まないコネクタインターフェース1400のような、従来的な器具コネクタインターフェースと係合するようにも構成される。しかしながら、データ信号送信端子914,924は、器具1402のような従来的なバイポーラ電気外科器具からの識別データを提供しない。従来的なバイポーラ電気外科器具は識別データを伝送せず或いはコネクタインターフェース1400にデータ信号送信端子を含まず、むしろ2つのバイポーラエネルギ端子1404を含むに過ぎない。
図12を参照すると、例示的な実施態様において、フラックス給送器具コネクタインターフェース1200は、凹んだインターフェースであり得る。コネクタインターフェース1200は、一対のフラックス伝送端子1204を含み、それらは互いに離間する図12の例示的な実施態様における雄のコネクタである。フラックス伝送端子1204は、フラックス伝送端子1204はバイポーラエネルギ伝送ケーブル142からバイポーラ電気外科器具1202にフラックスを伝送するように構成される。コネクタインターフェース1200は、データ信号送信端子1206を追加的に含み、それは一対のフラックス伝送端子1204から離関する図12の例示的な実施態様における雄のコネクタである。データ信号送信端子1206はバイポーラ電気外科器具1202で電子チップと連絡する。データ信号送信端子1206は、バイポーラ電気外科器具1202の識別情報を受信し、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のデータ伝送端子914,924を通じて識別情報を送信するように構成される。
図12の例示的な実施態様において、凹んだコネクタインターフェース1200は、図9B及び9Cの実施態様に示すコネクタインターフェース910,920を受け入れるように構成され、(例えば、フラックス伝送端子922の周りのより大きな丸い形状とデータ信号送信端子924でのより小さな正方形の形状とを有する)コネクタインターフェース910,920の形状は、凹んだコネクタインターフェース1200の形状と一致する。コネクタインターフェース910,920,1200の対応する形状は、バイポーラ電気外科器具1202のコネクタインターフェース1200に対するバイポーラエネルギ伝送ケーブル142のコネクタインターフェース910,920の正しい向きを促進する。
他の例示的な実施態様によれば、フラックス伝送導管はモノポーラエネルギ伝送ケーブル144のような、モノポーラエネルギ伝送ケーブルであり得る。図10Aは、(図11に示す)フラックス源コネクタインターフェース1130c,1330dと繋がるように構成される第1のコネクタインターフェース1000を示しており、例示的な実施態様では、それをESU1102に設け得る。図10B及び10Cは、器具コネクタインターフェース1300(図13に示す患者側カートで作動インターフェース組立体とインターフェース接続する器具のハウジング部分)でモノポーラ電気外科器具1302と繋がるように構成される(図10B及び10Cに部分的に示す)モノポーラエネルギ伝送ケーブル144の他のコネクタインターフェース1010,1020の異なる構成を示している。
図10Aに示すように、コネクタインターフェース1000は、フラックス供給源でコネクタインターフェースと電気エネルギ接触して配置されるように構成される、単一の雄のフラックス伝送端子1002を含む。コネクタインターフェース1000は、対応するフラックス源コネクタインターフェースと係合して、モノポーラケーブル144を通じてフラックス供給源からフラックスを伝送するように構成される。端子1002に加えて、コネクタインターフェース1000は、データ信号送信端子1004を含み、それは、例えば、銅リングのような、電気接触リングであり得る。データ信号送信端子1004は、例えば、(図13に示す)電気外科器具1302からデータ信号プロセッサ、例えば、フラックス供給源にあるデータインターフェースモジュール208,309に識別データを伝送する。データ信号送信端子1004は、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144を通じて延びるデータ信号送信線のインターフェースである。モノポーラエネルギ伝送ケーブル144が、例えば、識別データを備える電気外科器具とインターフェース接続するとき、識別データは、データ信号送信線を通じて電気外科器具からデータ信号送信端子1004に提供される。
戻って図11を参照すると、例示的な実施態様において、モノポーラコネクタインターフェース1130c,1130dのような、フラックス供給源コネクタインターフェースは、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144に繋がるように構成される。モノポーラコネクタインターフェース1130c,1130dは、各々、図10Cの雄の端子1002を受け入れて、フラックス供給源1102から電気エネルギを伝送するように構成される、単一の雌のフラックス伝送端子1134を含む。モノポーラコネクタインターフェース1130c,1130dは、雌のフラックス伝送端子1134から垂直に離間するデータ信号送信端子1138も含む。図11の例示的な実施態様において、データ信号送信端子1138は、モノポーラエネルギ伝送ケーブルコネクタインターフェース1000のデータ伝送端子1004と結合するように構成される、電気フィンガ又は凹部である。例示的な実施態様において、データ信号送信端子1004は銅であり得る。データ信号送信端子1138は、例えば、(図13に示す)モノポーラ電気外科器具1302からデータ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208,309への識別データの伝送を可能にする。具体的には、データ信号送信端子1138は、データ信号プロセッサとデータ信号連絡する。
電気エネルギがモノポーラコネクタインターフェース1130c,1130dのうちの1つを通じて供給されるとき、エネルギは、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144のエネルギ伝送線を通じて雌のフラックス伝送端子1134を介して、フラックス発生器から伝送される。また、電気外科器具1302の識別データが導管144のデータ伝送線及びデータ信号送信端子1004を通じて対応するフラックス供給源データ信号送信端子1138に提供され、それは識別データをデータ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208に提供する。データ信号プロセッサをESU1102に設け得る。
本開示のフラックス供給源コネクタインターフェース1130c,1130dで受信されるように構成されることに加えて、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144のコネクタインターフェース1000は、例えば、従来的なESU(図示せず)の、従来的なフラックス源コネクタインターフェースと結合するように構成される。具体的には、フラックス伝送端子1002は、従来的なフラックス供給源の対応するフラックス伝送端子と結合し、そこからフラックスを供給するようにも構成される。よって、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144の使用者は、本開示の例示的な実施態様に従ったフラックス源(例えば、フラックス源コネクタインターフェース1130c,1130dを含むESU1102)と、例えば、データ端子を備えるモノポーラコネクタインターフェースを含まない、従来的なフラックス源コネクタインターフェースとの間で変換するときに、余分なケーブルを用いることを要求されない。
図10B及び10Cを次に参照すると、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144のコネクタインターフェース1000の反対端にあるコネクタインターフェース1010,1020が示されている。コネクタインターフェース1010,1020は、対応するモノポーラコネクタインターフェース、例えば、図13に示すモノポーラ電気外科器具1302のコネクタインターフェース1300と係合するように、また、図15に示すような従来的なモノポーラ器具の従来的なコネクタインターフェース1500とも係合するように構成される。コネクタインターフェース1010,1020は、2つのフラックス伝送端子1012及び1014並びに1022及び1024をそれぞれ含み、それらは、互いに離間する、図10B及び10Cの例示的な実施態様における雌のコネクタである。フラックス伝送端子1012及び1022の各々は、従来的なモノポーラ電気外科器具1502上の従来的なコネクタインターフェース1500の、図15に示す対応するフラックス伝送端子1504と係合して、そこに電気エネルギを提供するように構成される。
フラックス伝送端子1014,1024は、従来的な器具コネクタインターフェースの従来的なフラックス伝送端子と一致する、フラックス伝送端子1012,1022よりも小さい大きさにされる。フラックス伝送端子1014,1024は、図13の例示的な実施態様に示すように、モノポーラ電気外科器具1302のコネクタインターフェース1300にある対応するフラックス伝送端子1304と結合するように構成される。例示的な実施態様において、図10Cのコネクタインターフェースは、図13に示す器具コネクタインターフェース1300と係合して、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144を通じてモノポーラ電気外科器具1302にフラックスを伝送するように構成される。
端子1012及び1014並びに1022及び1024に加えて、コネクタインターフェース1010,1020は、少なくとも1つのデータ信号送信端子1016a及び1016b又は1026を含む。図10B及び10Cの例示的な実施態様において、少なくとも1つのデータ信号送信端子1016a,1016b,又は1026は、フラックス伝送端子1012及び1014並びに1022及び1024からそれぞれ離間する、雌のコネクタである。少なくとも1つのデータ信号送信端子1016a,1016b、又は1026は、以下により詳細に記載するように、例えば、モノポーラ電気外科器具1202からデータ信号プロセッサ、例えば、データインターフェースモジュール208に識別データを提供することを促進する。具体的には、データ信号送信端子1016a,1016b、又は1026は、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144に沿って延びるデータ信号送信線のインターフェースである。モノポーラエネルギ伝送ケーブル144が、例えば、識別データを備えるモノポーラ電気外科器具1302とインターフェース接続するとき、識別データは、データ信号送信端子1016a,1016b、又は1026を介してデータ信号送信線を通じて、モノポーラ電気外科器具1302から提供される。
図13を参照すると、例示的な実施態様において、フラックス給送装置コネクタインターフェース1300は、フラックス給送装置、例えば、モノポーラ電気外科器具1302に設けられる凹んだインターフェースである。コネクタインターフェース1300は単一のフラックス伝送端子1304を含み、それは図13の例示的な実施態様において雄のコネクタである。フラックス伝送端子1304は、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144からモノポーラ電気外科器具1302にフラックスを供給するように構成される。コネクタインターフェース1300はデータ信号送信端子1306を追加的に含み、それはフラックス伝送端子1304から離間する図13の例示的な実施態様における雄のコネクタである。データ信号送信端子1306は、モノポーラ電気外科器具1302で電子チップと連絡する。データ信号送信端子1306は、モノポーラ電気外科器具1302の識別情報を受信して、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144を通じて識別情報を送信するように構成される。
雌のフラックス伝送端子1014,1024は、雄のフラックス伝送端子1304と結合するように構成される。電気エネルギがモノポーラエネルギ伝送ケーブル144を通じて供給されるとき、エネルギは、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144内のエネルギ伝送線を通じて雌のフラックス伝送端子1014,1024を介して、雄のフラックス伝送端子1304に伝送され、モノポーラ器具1302に至る。データ信号送信端子1016a及び1016b又は1026は、対応するデータ信号送信端子、例えば、モノポーラ電気外科器具1302のコネクタインターフェース1300にあるデータ信号送信端子1306と結合するように構成される(1016a,1016bのための結合するデータ信号送信端子は図示されていない)。電気外科器具1302の識別データがデータ信号送信端子1306を通じて対応するケーブルデータ信号送信端子1016a及び1016b又は1026に提供され、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144のデータ信号送信線を通じて伝送される。
図13の例示的な実施態様において、凹んだコネクタインターフェース1300は、図10Cに示すコネクタインターフェース1020を受け入れるように設計され、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144の(例えば、インターフェース1020の中央にあるより大きな丸い形状、インターフェース1020の一端にあるより小さな丸い形状、及びインターフェース1020の他端にあるより小さな正方形の形状を有する)コネクタインターフェース1020の形状は、凹んだコネクタインターフェース1300の形状と一致する。コネクタインターフェース1020,1300の部分の対応する形状は、モノポーラ電気外科器具1302のコネクタインターフェース1300に関するモノポーラエネルギ伝送ケーブル144のコネクタインターフェース1020の正しい向きを促進する。
当業者は、エネルギ伝送ケーブル、フラックス源コネクタインターフェース、及び器具コネクタインターフェースのうちのいずれかを雄の端子とし得るし、その逆もまた同様であることを認識するであろう。当業者は、端子の種類の変更に適合するために、様々なコネクタ及びレセプタクル(receptacle)に必要とされ得る他の変更を理解するであろう。
様々な例示的な実施態様において、フラックス伝送端子及びデータ信号送信端子は、それらが対応するそれぞれのフラックス伝送端子及びデータ信号送信端子とのみ結合し得るような大きさ及び配置にされる。
当業者は、結合又は接続関係が適切な端子の間に形成される限り、コネクタインターフェース間のデータ信号送信端子及びコネクタインターフェース間のフラックス伝送端子の接続のために、様々な他の設計を選択し得ることを認識するであろう。例えば、以下に表1に示すような一連の設計基準を満足することによって、様々な例示的な実施態様に従った他の設計構成を選択し得る。表1は、従来的なエネルギ供給源及び本開示のエネルギ供給源の両方への並びに(バイポーラ器具及びモノポーラ器具の両方のための)従来的な(例えば、手持ち式の腹腔鏡の)電気外科器具及び本開示に従った電気外科器具の両方への、(バイポーラエネルギ及びモノポーラエネルギの両方のための)本開示の例示的な実施態様に従ったエネルギ伝送ケーブルの例示的な接続及びデータ伝送条件を例示している。
Figure 2015535193
上記設計基準に加えて、様々な例示的な実施態様において、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142及びモノポーラエネルギ伝送ケーブル144は、エネルギ伝送ケーブル142,144が交換可能でないように設計される。換言すれば、それぞれのケーブル142,144の各端にあるコネクタインターフェースは、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142の両端にあるコネクタインターフェース900,910,920のいずれをも、モノポーラ電気外科器具コネクタインターフェース1300又はモノポーラフラックス供給源コネクタインターフェース1130c,1130dのいずれにもそれぞれ接続し得ないように構成される。同様に、モノポーラエネルギ伝送ケーブル144の両端にあるコネクタインターフェース1000,1010,1020のいずれをも、バイポーラ電気外科器具コネクタインターフェース1200又はバイポーラフラックス供給源コネクタインターフェース1130a,1130bのいずれにもそれぞれ接続し得ない。このようにして、バイポーラ電気外科器具1202へのモノポーラエネルギの不注意な経路指定(ルーティング)又はモノポーラ電気外科器具1302へのバイポーラエネルギの不注意な経路指定(ルーティング)を回避し得る。バイポーラエネルギ伝送ケーブル142のコネクタインターフェースをモノポーラエネルギ伝送ケーブル144の対応するコネクタインターフェースと特異に区別するために、全体的なコネクタインターフェース形状並びにバイポーラ及びモノポーラエネルギ伝送ケーブル142,144の各々の両端でのフラックス伝送端子及びデータ信号送信端子の位置決め及び数を選択し得る。コネクタインターフェース1200及び1300並びにコネクタインターフェース1130a,1130b及び1130c,1130dも、対応するバイポーラ又はモノポーラケーブルとのみ結合し得るよう、そのような特異な差別化構成を有し得る。
更に、様々な例示的な実施態様において、本開示のバイポーラ電気外科器具1202又はモノポーラ電気外科器具1302のコネクタインターフェースは、(図示されておらず且つ従来的なバイポーラ又はモノポーラ電気外科器具と係合するように構成される)従来的なバイポーラ及びモノポーラエネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースとの結合する係合することを防止するように構成される。例えば、図12及び13の例示的な実施態様を参照すると、従来的なバイポーラ及びモノポーラエネルギ伝送ケーブルのコネクタインターフェースの結合する係合を防止するために、バイポーラ電気外科器具1202及びモノポーラ電気外科器具1302のコネクタインターフェース1200,1300の形状及び凹み構成をそれぞれ選択し得る。
その上、様々な例示的な実施態様によれば、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142及びモノポーラエネルギ伝送ケーブル144のコネクタインターフェース910,920、及び1010,1020の構造は、データを伝送し且つ伝送ケーブル142,144を介して特異な器具識別情報を提供し得る電気外科器具1202,1302のような、外科器具と結合するように構成される。しかしながら、コネクタインターフェース910,920,1010,1020は、エネルギ伝送ケーブルを介した(例えば、従来的な外科器具のエネルギコネクタインターフェースを介した)データ信号送信能力を有さない、従来的なバナナプラグコネクタインターフェースを有する電気外科器具のような、従来的な電気外科器具と結合するようにも構成される。加えて、バイポーラエネルギ伝送ケーブル142及びモノポーラエネルギ伝送ケーブル144のコネクタインターフェース900及び1000は、ケーブル142,144を通じて送信されるデータ信号を受信し且つ読み取り得るフラックス供給源コネクタインターフェース1130,1130b、及び1130c,1130dと結合するように構成される。コネクタインターフェース900,1000は、対応するフラックス伝送端子を含むがデータ信号端子を含まない従来的なフラックス源コネクタインターフェースと結合するようにも構成される。これは、例えば、エネルギ伝送ケーブルを通じてデータ信号を受信し且つ読み取らないエネルギを伝送するために、本開示に従ったエネルギ伝送ケーブルを従来的なフラックス供給源(例えば、ジュライ的な電気外科発生器ユニット)と共に使用することを許容する。
様々な例示的な実施態様によれば、フラックス伝送導管、例えば、ケーブル142,144のコネクタインターフェース910,920,1010,1020の全体的な外観及び形状は、審美的に魅力的であるように選択される。特異な外観及び形状は、使用者が、従来的なフラックス伝送ケーブル(例えば、電気外科エネルギ伝送導管)から並びに互いから(例えば、バイポーラ対モノポーラ)、本開示の伝送導管、例えば、ケーブル142,144を直ちに認識することも可能にする。同様に、電気外科器具1202,1302のコネクタインターフェース1200,1300の全体的な外観及び形状は、審美的に魅力的であり且つ従来的な器具から並びに互いに容易に区別可能であるようにも選択される。特異な形状は、使用者が結合的に係合させ得る適切なフラックス伝送導管を容易に決定するのも可能にする。
(器具へのフラックスの供給を制御すること)
図7の概略図を今や参照すると、装着位置にある2つの外科器具7102A,7102Bを備える患者側カートのマニピュレータアーム7110の例示的な実施態様の一部が示されている。図7の概略図は、簡潔性のために2つの外科器具のみを描写しているが、当業者が熟知しているように、患者側カートで2つよりも多くの外科器具を装着位置において受け入れ得る。各外科器具7102A,7102Bは、器具シャフト7103A,7103Bを含み、それは遠位端に移動可能なエンドエフェクタ(図2には示されていない)を有し、エンドエフェクタの動作を制御する手関節機構を含んでもよいし含まなくてもよい。図7の例示的な実施態様において、外科器具7102A,7102Bの遠位端部分は、患者に導入されるべき単一のポート構造7104を通じて受け入れられる。ここにおいて記載する例示的な実施態様と共に用い得る患者側カートの他の構造は、例えば、図1の例示的な実施態様において描写される患者側カート110のような、各外科器具がその上に装着される、幾つかの個別のマニピュレータアームを用い得る。各シャフト7103A,7103Bの近位端に配置される伝送ハウジング7203A,7203Bが、殺菌アダプタ7206A,7206Bを通じて作動インターフェース組立体7706A,7706Bと繋がり得る。
様々な例示的な実施態様では、(例えば、図1の例示的な実施態様における外科医側コンソール120にいる)外科医が外科処置中にフラックス入力命令を提供するときに、(例えば、制御カート130にある)コントローラがフラックス源7108に信号を送信し、外科器具7102Aがフラックス伝送導管7106を通じてフラックス源7108から供給されるフラックスによって活性化されるように、外科器具7102Aのうちの少なくとも1つが、フラックス伝送導管7106を介してフラックス源7108と連絡する。様々な例示的な実施態様において、外科器具7102A,7102Bは電気外科器具であり、フラックス伝送導管200は電気エネルギ伝送ケーブルであり、フラックス源7108は電気エネルギ発生器である。よって、(例えば、外科医側コンソール120にいる)外科医が外科処置中に電気エネルギのための命令(例えば、外科医側コンソール120のペダル124b,124dを押すことによるような焼灼命令)を入力するときには、信号が(例えば、制御カート130にある或いはさもなければ様々な遠隔操作される外科システム構成部品に亘って分配される)コントローラを介して電気エネルギ発生器7108に送信される。ひいては、これは電気接続ケーブル7106を通じて電気エネルギ発生器7108から供給される電気エネルギによって電気外科器具7102Aを活性化させる。
上記で議論したように、遠隔操作される外科システムの様々な例示的な実施態様は、それぞれの器具に接続されるフラックス伝送導管の存在を検出することによって、患者側カートで装着位置にある複数の外科器具(例えば、係合させられる伝送機構及び作動インターフェース組立体)のうちのどれがフラックス源と連絡するかを決定する能力を想定する。それらの様々な例示的な実施態様を以下に更に記載する様々な感知機構を用いて、そのような検出を達成し得る。
よって、図7を参照すると、少なくとも1つの実施態様に従った遠隔操作される外科システムは、電気外科器具7102Aが電気外科器具7102Aに接続される電気エネルギ伝送ケーブル7106の検出を介して電気エネルギ発生器7108と電気連絡することを決定し得る。そのような検出に基づき、様々な制御スキームを実施し且つ/或いは制御スキームに関する情報を例えば外科医にフィードバックとして提供し得る。
例示的な実施態様に従ったワークフローの例示的なステップを描写するフロー図を図16A及び16Bに示す。描写するステップの各々が如何なる特定の実施態様においても要求されないかもしれないこと並びに描写するステップの一部が他の順序及び/又は一度ならずも例示するものよりも多く起こり得ることが理解されるべきである。
理解の容易さのために、図16A及び16Bの例示的なワークフローを図1及び7の例示的な実施態様の様々な構成部品での実施を参照して以下に記載する。しかしながら、当業者は、図1及び7を参照するそのような記載が限定的であることを意図しないこと並びに図16A及び16Bのワークフローを様々な遠隔操作される外科システムで実施し得ることを理解するであろう。更に、例示的なワークフローを外科器具に給送されるフラックスの種類である電気エネルギに関して記載するが、上述のように、当業者は他のフラックスの種類が給送され得ること並びに本開示の範囲内にあるものとして想起されることを理解するであろう。
図16A及び16B並びに図7の例示的な実施態様におけるシステム構成部品を参照すると、様々な例示的な実施態様において、図16Aの8002で、1つ又はそれよりも多くの外科器具7102Aを患者側カートに装着することを決定する。この決定は様々な方法において行われ、例えば、各作動インターフェース組立体7706A,7706Bに近接して或いはそれらと関連付けられて、例えば、患者側カートで(図7に7112A,7112Bで図式的に示す)1つ又はそれよりも多くのメモリ構造リーダ装置を提供することを含むが、それに限定されない。器具リーダ装置は対応する記憶装置構造を読み取ることができ、記憶装置構造は外科器具に設けられ、当業者が熟知するように、例えば、器具種類、使用数等のような、外科器具に関する様々な情報を収容する。
例示的な器具リーダ装置は、例えば、各外科器具に配置される特異なRFIDタグを読み取るRFIDセンサ、各外科器具に設けられる特異なメモリチップとインターフェース接続し且つそこからデータを受信し得るメモリチップ(例えば、SRAM又はEEPROMメモリチップ)リーダ、バーコードリーダ、及び/又は磁気媒体リーダ(例えば、磁気ストリップリーダ)を含み得るが、それらに限定されない。当業者は、器具と関連付けられる読出し可能な又は読出し可能で書込み可能な記憶装置構造から格納情報を読み出す能力を有する他の種類のリーダ装置を用い得ることを理解するであろう。器具記憶装置をプログラムする特異な情報を読み取る能力がそれぞれの作動インターフェース組立体7706Aと近接範囲内にある、例えば、結合される或いは係合される器具に依存する点において、そのような記憶装置構造リーダ装置は近接性に基づき得る。
器具存在を検出することに加えて、例示的な実施態様に従ったワークフローは、作動インターフェース組立体7706Aに装着される器具の器具種類を決定し得る。例えば、各作動インターフェース組立体7706A,7706Bに関連付けられる器具リーダ装置、例えば、RFID及び/又はメモリチップリーダは、特異な記憶装置構造(例えば、RFIDタグ及び/又はメモリチップ)上にプログラムされる情報に基づき器具種類及び器具に関する他の情報を決定し得る。器具種類に関して、それぞれの外科器具に関連付けられる特異な識別情報は、それがエネルギ給送のために構成される外科器具(例えば、電気外科器具)であるか否か並びにそれはどの種類のエネルギ(例えば、バイポーラ、モノポーラ、混合モード等)を給送するように構成されるかを含み得る。
外科器具7102Aが作動インターフェース組立体7706Aで装着位置にあることを検出するために、例えば、RFID及び/又はメモリチップリーダに代えて或いは加えて、他の種類の近接性に基づく感知装置も用い得る。例えば、以下により詳細に記載するように、近接性に基づく感知装置をインターフェース作動組立体7706A,7706B内に配置し、外科器具がそれぞれの作動インターフェース組立体で正確な装着位置にあることを確認するために、外科器具7102Aの伝送ハウジング7203Aがインターフェース作動組立体7706A,7706Bと係合させられるときを感知するように構成し得る。このようにして、患者側カートでの器具装着を確認することが可能である。
ステップ8004で、当業者が熟知しているように、器具リーダ及び/又は器具装着感知装置によって得られる情報を信号情報としてコントローラに送信し得る。よって、コントローラは患者側カートにあるそれぞれの作動インターフェース組立体に装着される器具種類を決定し得る。
8006で、少なくとも1つの例示的な実施態様において、コントローラは、各それぞれの作動インターフェース組立体7203A,7203Bに装着される各々のそれぞれの器具7102A,7102Bの、少なくとも器具種類に関する情報を出力し得るし、任意的に、確認された装着を出力し得る。一例として、入力命令がそれらの入力装置のうちの1つに提供され、外科医がどの器具アームを制御するためにどの入力装置がマッピングされるかに関する情報も提供された後に、外科医側コンソール120にいる外科医がどの入力装置(例えば、122,124a−124d)がどの器具102,7102A,7102Bを作動させるかを知るのを可能にするために、そのような情報を制御カート130のディスプレイ132に提供し得る。
8008で、複数の電気外科器具が患者側カートで装着されることが決定されるならば、電気外科器具と係合させられる電気エネルギ伝送ケーブルを有する電気外科器具を検出することによって、いずれの電気外科器具がエネルギ接続状態にあるかをコントローラで決定し得る。それぞれの電気外科器具が電気外科器具と係合するエネルギ伝送ケーブルを有することを示す信号をコントローラに提供するために用い得る「ケーブル存在」感知装置の非限定的な例示的実施態様の図17A−24を参照して様々な例示的な実施態様を以下により詳細に記載する。電気外科器具がエネルギ接続状態にあるか並びにどの電気外科器具がエネルギ接続状態にあるかを示す信号に基づき、コントローラは様々な装着される電気外科器具へのエネルギ給送を制御し得る。
8012で、コントローラは、外科医側コンソール120からのエネルギ入力命令の受信後にエネルギを給送するために電気外科器具7102Aが電気連絡するエネルギ発生器(例えば、図7の例示的な実施態様における7108、又は図1の例示的な実施態様における202、又は図示しない他のもの)を制御し得る。様々な例示的な実施態様では、例えば、バイポーラ及びモノポーラのような、異なる種類のエネルギをそれぞれ給送するように電気外科器具を構成し得ることが想起される。そのような場合には、少なくとも1つの例示的な実施態様では、異なるエネルギ発生器を提供し得ることが想起され、エネルギ伝送ケーブルは遂行される外科処置にとって望ましいエネルギ種類に依存して器具を発生器のうちの1つに接続する。再び、コントローラは外科医側コンソール120でのエネルギ入力命令に基づき要求されるエネルギ発生器に信号を送信し得る。様々な例示的な実施態様では、ペダル124a−124dのうちの1つをバイポーラエネルギを提供することに関連付け得るのに対し、他のペダルはモノポーラエネルギを提供することに関連付けられ、それらの種類のエネルギのうちの1つを供給するために、それぞれのエネルギ発生器を利用し得る。他の構成も想起され、本開示の範囲から逸脱せずに、外科医側コンソールにある入力装置をコントローラ内で様々な方法において1つ又はそれよりも多くのエネルギ発生器とマッピングし得、そのようなマッピング情報は外科医と共有される。
例えば、外科医側コンソールの左手側の把持機構2020によって操作される器具へのエネルギ給送を制御するためにペダルの左岸をマッピングし得るのに対し、右手側の把持機構2020によって操作される器具へのエネルギ給送を制御するためにペダルの右岸をマッピングし得る。利用し得るこのマッピング及び他の位置的マッピングのために、ここにその全文を参照として援用する、(「METHODS AND SYSTEMS FOR ASSIGNING INPUT DEVICES TO TELEOPERATED SURGICAL INSTRUMENT FUNCTIONS」に関して)2013年9月16日に出願された米国特許出願第14/028,006号を参照する。各岸はそれに関連付けられる異なるエネルギの種類も有し得る。例えば、モノポーラエネルギ源からエネルギを供給するために各岸の一方のペダルをマッピングし得るし、バイポーラエネルギ源からエネルギを供給するために各岸の他方のペダルをマッピングし得る。当業者は、患者側カートでのエネルギ給送を用いて医師側コンソールでのエネルギ入力をマッピングするための様々なフォーマットに適合するために、本開示に基づきどのように適切な変更を行うかを理解するであろう。
ステップ8010で、エネルギ擬接続状態にある多くて1つの電気外科器具があるならば、8014で、コントローラはどの器具がエネルギ接続状態にあるかを示すフィードバックを出力し得る。これは、例えば、コントローラにエネルギ入力命令を提供するように構成されるペダル124a−124dの押下げを介して、所与のエネルギ入力命令が外科医側コンソールで提供されるならば、電気外科器具である装着される器具のうちのどれが、例えば、患者に対する焼灼処置を遂行するために、電気的に活性化されるかを、外科医が知ることを許容し得る。
8010で、もしコントローラが装着される電気器具のうちの1つよりも多くがエネルギ接続状態にあることを決定するならば、例示的な実施態様において、コントローラは、接続状態にある器具のうちのどれが電気的に活性化されるかについての潜在的な曖昧さが存在する場合には、制御スキームを実施して1つ又はそれよりも多くのエネルギ発生器からのエネルギ給送を禁止し得る。
例えば、図16Bを今や参照すると、8016で、コントローラは、8004で決定される器具種類情報に基づき、接続状態にあると決定される器具のうちの1つ又はそれよりも多くが同じエネルギ種類か否かを決定し得る。例えば、エネルギ接続状態にある2つ又はそれよりも多くの電気外科器具が同じエネルギ種類(例えば、2つのバイポーラ器具又は2つのモノポーラ器具)であると決定されるならば、図16Bのフロー図の8018で示すように、コントローラは、例示的な実施態様において、エネルギ接続状態にある電気外科器具のうちの1つよりも多くに関連付けられる(例えば、外科医側コンソール120でペダル124a−124dのような入力装置にマッピングされる、例えば、特定のエネルギ種類のための入力であり得る)エネルギ入力命令の後に、どの器具が電気的に活性化されるかについての曖昧さの故に、システムの如何なるエネルギ発生器からのエネルギの給送をも禁止する。一例として、8016で、エネルギ接続状態にある2つ又はそれよりも多くの外科器具がバイポーラエネルギ型器具であるという決定がなされるならば、外科医側コンソールからのエネルギ入力命令の受信後でさえも、コントローラは、エネルギを給送するために、システム内のエネルギ発生器に所要の信号を送信しない。
例示的な実施態様において、エネルギ接続状態にある外科器具のうちの1つ又はそれよりも多くのが混合モード器具である場合には、コントローラは、異なるエネルギ伝送ケーブル種類のうちのどれが器具と係合しているかの決定に基づき、どのエネルギ発生器(例えば、バイポーラ又はモノポーラ)に、器具が連絡するかを決定し得る。例えば、図17A−24の例示的な実施態様の記載からより十分に理解されるように、混合モード外科器具は、バイポーラエネルギ供給及びモノポーラエネルギ供給のための2つの異なる接続レセプタクルをそれぞれ含み得る。異なるケーブルが外科器具と係合させられるときを検出するために、異なるエネルギ伝送ケーブルと関連付けられるエネルギ伝送ケーブル感知装置を用い得る。その場合には、どのエネルギ伝送ケーブルがそれと係合させられているかを決定することによって、混合モード器具のエネルギ種類を効果的に決定し得る。この検出に基づき、8016で、混合モード外科器具が、同じ効果的なエネルギ種類の他の混合モード器具を含む、他の器具と効果的に同じエネルギ種類であると決定されるならば、8018で、コントローラは、エネルギを給送するためにシステム内のエネルギ発生器に所要の信号を送信しない。
図16B中の8020で、コントローラは、同じエネルギ種類の2つ又はそれよりも多くの電気外科器具が検出されることを示す不良検出フィードバックがエネルギ接続状態にあり、曖昧なエネルギ接続状態を引き起こすことも出力し得る。例えば、そのようなフィードバックを制御カート130のディスプレイ132で提供し得る。様々な実施態様において、そのようなフィードバックは可聴的及び/又は視覚的フィードバックを含み得る。例示的な実施態様において、ディスプレイ132のうちの1つ又はそれよりも多くは、どの器具が接続状態にあるかを示す且つ/或いはエネルギが外科器具に給送されない構造にあることをシステムが示す視覚的フィードバックを提供し得る。
専ら非限定的な実施例として、図25A−25Cは、エネルギ入力命令が外科医側コンソールで入力される器具の様々な状態を示す視覚的フィードバックとして提供され得る例示的なアイコンを示している。エネルギ伝送ケーブルが接続されていないこと(図25A)、外科システムが所与の外科器具のためのエネルギ状態を活性化させる準備が整っていること(図25B)、或いは外科システムが曖昧なエネルギ状態にあり(図25C)、よって、エネルギ活性化が許容されないことを示すために、図25A−25C中のアイコンを表示し得る。例示的な実施態様では、例えば、制御カート130のディスプレイ132のような、ディスプレイの上にアイコンを表示し得るし、アイコンが対応する器具の名前に近接してアイコンを表示し得し、器具の名前もディスプレイの上に提示し得る。当業者は、類似の情報を使用者に提供するために、他のアイコン及び/又は他の表示を含む数多くの種類のフィードバックを提示し得る理解するであろう。
様々な例示的な実施態様において、外科システムは状態変化を継続的に監視し、例えば、エネルギ接続状態及び装着される外科器具の種類を監視することを含む。よって、エネルギ接続状態の変化又は如何なる曖昧な状況の決定のその他の修正の後、制御方法及びシステムは、以前のワークフローステップに戻り、以下に更に詳細に記載するように、ワークフローを続ける。
他方、もし8016で、コントローラが、同じ種類の1つよりも多くの電気外科器具がエネルギ接続状態にないことを決定するならば、図16B中の8022で、コントローラは、例示的な実施態様に従って、制御スキームを実施することができ、それにより、それは特定のエネルギ種類の電気外科器具が外科医側コンソールとの目下のマスタ−スレーブ関係にある、換言すれば、以下に更に説明するような「追従中」(“in following”)にあることを確認する。例えば、本開示の範囲内に含まれる遠隔操作される外科システムの一部の例示的な実施態様では、装着された外科器具(例えば、患者側カートにある3つ又はそれよりも多くの)装着された外科器具を備える作動インターフェース組立体があるよりも少ない、所与の時間で動作可能であるマスタ入力装置(例えば、外科医側コンソール120にある2つの把持機構122)がる。そのような状況において、外科医側コンソール120は、所与のマスタ入力装置の制御の下で、コントローラに複数の作動インターフェース組立体のうちのどれがマッピングされるかを識別するために用いられる。上記の実施例において、外科医側コンソール120は、2つの把持機構122との目下のマスタ−スレーブ関係において、コントローラに2つの作動組立体(例えば、図7の例示的な実施態様における7203A,7203B)のうちのどれがマッピングされるかを識別する。作動インターフェース組立体がマスタ−スレーブ関係にあるとき、作動インターフェース組立体、結果的に、その作動インターフェース組立体に装着される外科器具は「追従中」として指定され、その状態を示す信号がコントローラにもたらされる。
図16Bのワークフローでは、従って、様々な例示的な実施態様では、8022で描写するように、コントローラは、外科医側コンソール120からのエネルギ入力命令の受信後に、エネルギ入力命令が活性化する外科器具が上述のような「追従中」であることを確認する。もし、8022で、エネルギ入力命令によって活性化される指定される器具が「追従中」でないと決定されるならば、8024で、コントローラは、エネルギがエネルギ入力命令と関連付けられるエネルギ発生器によって給送されるのを禁止する。例えば、コントローラは、エネルギを器具に供給するよう継電器を閉じる信号を送信せず、或いはその他の方法でエネルギ発生器に入力を提供しない。この状況においてエネルギ給送を禁止することは、「追従中」にない器具が患者から或いは器具に対するマスタ−スレーブ関係の欠如の故に外科医が気付いていない位置で除去される事態において、安全性を強化し得る。
コントローラは、8026で、外科医側コンソール120でエネルギ入力命令が要求される器具が「追従中」でないことを示す不良検出フィードバックも出力し得る。例えば、そのようなフィードバックをディスプレイ132で提供し得るし、様々な例示的な実施態様において可聴的な及び/又は視覚的なフィードバックを含み得る。
もし、代わりに、8022で、コントローラは、コントローラでエネルギ入力命令信号として受信される外科医側コンソール120でのエネルギ入力命令に基づきエネルギ活性化される外科器具が「追従中」であることを確認し、次に、8028で、コントローラは、エネルギ発生器からのエネルギがその器具に給送されることを許容する。例えば、コントローラは、エネルギ入力命令と関連付けられるエネルギ発生器に信号を送信して継電器を閉じ、器具にエネルギを供給する。もし2つの異なるエネルギ種類の器具(例えば、バイポーラ及びモノポーラ)がエネルギ接続状態において装着され、追従中であることが確認されるならば、外科医側コンソールからのそれらの器具の特定のエネルギ種類のためのエネルギ入力命令の受信後に、コントローラは、エネルギ発生器がエネルギをそれらの電気外科器具の両方に供給することを許容し得る。
作動インターフェース組立体に対する装着位置における電気外科器具ハウジングの一部の切欠図を描写する図17A及び17Bを今や参照すると、器具の装着位置及びエネルギ接続状態の両方を検出するためのシステムの1つの例示的な実施態様が描写されている。図17A及び17Bの例示的な実施態様では、電気外科器具ハウジング403が作動インターフェース組立体414で装着位置において描写されている。406でハウジングに繋がる外科器具の遠位端部分及びシャフトは図17A及び17Bにおいて描写されていない。コネクタレセプタクル407がハウジング403の遠位端に向かって配置され、ハウジング403の外表面でアクセス可能な開口408に至る。開口408及びコネクタレセプタクル407は、当業者が直ちに熟知するように、(図17A及び17B中に部分図において示す)エネルギ伝送ケーブル405と噛合い係合して受け入れられる大きさとされる。コネクタレセプタクル407内の噛合い係合状態において、エネルギ伝送ケーブル405はエネルギ接触部材409とも接触して配置されて閉じたエネルギ回路をもたらし、エネルギ(例えば、電流)がケーブル405から接触部材409に伝送されるのを許容し、それは最終的にはエネルギを患者に給送する外科器具の遠位エンドエフェクタとエネルギ連絡する。図17A及び17Bにおいて、ケーブル405は雌の接続部分を有するものとして描写され、接点409は雄の部分であるが、当業者は、雄及び雌のエネルギ接触コネクタ部分を逆転させ得ることを理解するであろう。
図17A及び17Bの例示的な実施態様において、作動インターフェース組立体414は、外科器具ハウジング403が装着位置にあることを検出するために利用し得る近接性に基づく感知装置を備える。より具体的には、1つ又はそれよりも多くのホールセンサ(例えば、以下に更に詳細に記載するようなホールセンサ418A,418B,420A,420Bのうちの1つ又はそれよりも多く)が作動組立体インターフェース414内に取り付けられる。次いで、作動インターフェース組立体414の殺菌アダプタ416とハウジング403との正しい係合後に(それは器具ハウジング403をインターフェース作動組立体414に対する、よって、患者側カートに対する装着位置に配置する)、磁石410が1つ又はそれよりも多くのホールセンサ418A,418B,420A,420Bに対する感知近接性に配置されるような場所に、磁石410を配置し得る。1つ又はそれよりも多くのホールセンサ418A,418B,420A,420Bによる磁石410の磁場の検出は、ホールセンサに、ハウジング402と関連付けられる外科器具が患者側カートで作動インターフェース組立体414との装着位置にあることを示す信号を、コントローラに送信させる。以下の記載からより良好に理解されるように、起こり得るエネルギ接続状態を含む器具状態の他の変化と無関係に装着位置における器具の検出を可能にする近接性に基づく感知装置及び対応する感知部品を器具に設けるのが望ましい(或いは逆もまた同様である)。更に、マニピュレータアームでの器具の装着の正確性を確認し得るよう、マニピュレータアームでの器具の正確な装着後に感知される構成部品と感知近接させられるように構成され且つ配置される感知装置を提供するのが好ましくあり得る。
図16A及び16Bのワークフローを参照して上述したように、器具、例えば、器具ハウジング403は、ハウジング403が作動インターフェース組立体414に装着されるときに患者側カートで読出し可能である器具情報を格納するための、例えば、RFIDタグ、EPROM、フラッシュEPROM、EEPROM、SRAM等のような、記憶装置(図示せず)も備え得る。
図17A及び17Bの例示的な実施態様において、磁石410は、可動アーム411(例えば、撓曲アーム)の近位端に配置され、近位方向及び遠位方向は図17A及び17B中に再び記されている。より具体的には、アーム411はハウジング403内の可撓ヒンジ413を介して取り付けられる。カム特徴412が磁石410を取り付ける側と反対のアーム411の端部に設けられる。ケーブル405がコネクタレセプタクル407内に噛合い係合して受け入れられない、図4Aに示すような電気外科器具がエネルギ接続状態にない構成において、カム特徴412はレセプタクル407の壁にあるスロット状の開口を通じて突出し、レセプタクル407の内部に至る。この状態において、撓曲アーム411は第1の位置にある(例えば、可撓ヒンジ413は非撓み構成にある)。図17A中のアーム411の位置において、磁石410は1つ又はそれよりも多くのホールセンサ418A,418Bと感知近接する。
図17Bに示すような、電気外科器具のエネルギ接続状態において、コネクタレセプタクル307内のエネルギ伝送ケーブル405の噛み合い係合は、エネルギ伝送ケーブル405をカム特徴412との係合状態に配置させる。この係合は、カム特徴412を図17Bに示す位置に移動させ、次いで、それは撓曲ヒンジ413を撓ませ、アーム411をヒンジ413について旋回させ、磁石410を図17Bに示す位置に移動させる。図17Bに示す位置において、磁石410は、作動インターフェース組立体414内の1つ又はそれよりも多くのホールセンサ420A,420Bと感知近接する。磁石410の感知後、1つ又はそれよりも多くのホールセンサ420A,420Bは、ハウジング403と関連付けられる電気外科器具がエネルギ接続状態にあることを示す信号を、コントローラ3004に送信し得る。
1つのホールセンサ418及び1つのホールセンサ420を使用することは本開示の範囲内にあると考えられるが、ホールセンサ対418A,418B及び420A,420Bを設けることは、曖昧状態検出機能をもたらし得る。曖昧状態検出機能は、エネルギ伝送ケーブルがレセプタクル407内に部分的にのみ受け入れられるが(図17Bに示すように)その中に全体的には受け入れられないことを、コントローラが決定するのを許容すると同時に、器具が装着位置にあることを決定するのも許容する。例示的な実施態様では、この状況において、コントローラは器具へのエネルギ給送を禁止し得る。
図18A−18Cを今や参照すると、電気外科器具ハウジング内の磁石を検出する2組のホールセンサの使用を図式的に描写する例示的な実施態様が例示されている。図18A−18Cにおいて、破線は、電気外科器具ハウジング8104と作動インターフェース組立体8114との間のインターフェース(界面)を描写している。図17A及び17Bの記載と同様に、図5A−5Cは、可動アーム8102の近位端に配置される磁石8100と、作動インターフェース組立体8114内に配置される2組のホールセンサ8118A,8118B及び9120A,2120Bとを描写している。図18Aに示すように、電気外科器具が作動インターフェース組立体8114で装着位置にあり、電気外科器具がエネルギ接続状態にないとき(即ち、エネルギ伝送ケーブルは、図17Aの実施態様におけるようにコネクタレセプタクル内に受け入れられない)、アーム8102及び磁石8100は第1の位置にある。この第1の位置において、磁石8102は、ホールセンサ8118A,8118Bによって検出されるのに十分な強さを有する磁石8100の磁束 (magnetic flux)範囲を示す領域Sによって示すようなホールセンサ8118A,8118Bの両方に感知近接する。再び領域Sによって描写するような第1の位置において、ホールセンサ8120A,8120Bは磁石8100に感知近接せず、従って、磁石8100はそれらのホールセンサによって感知されない。
図18Bにおいて、アーム8102及び磁石8100は、エネルギ接続状態に配置される電気外科器具の結果としての第2の位置にある(即ち、エネルギ伝送ケーブルは、図17Bの実施態様におけるようなコネクタレセプタクル内に受け入れられる)。この位置において、磁石8102は、ホールセンサ8120A,8120Bによって検出されるのに十分な強さを有する磁石8100の磁束範囲を示す領域Sによって示すような、ホールセンサ8120A,8120Bの両方に感知近接する。第2の位置において、再び領域Sによって示すように、ホールセンサ8118A,8118Bは、磁石8100と感知近接せず、従って、磁石8100は、それらのホールセンサによって感知されない。
図18Cを今や参照すると、図式的な例示は、作動インターフェース組立体8114に対する電気外科器具ハウジング8104の装着位置を描写している。しかしながら、アーム8102を移動させるのに十分であるが、アーム8102が図18Bの第2の位置まで移動するように完全に係合させられない程度まで、コネクタレセプタクル内に受け入れられるエネルギ伝送ケーブルの結果として、エネルギ接続状態は曖昧である。この構成において、アーム8102は図18A及び18Bにそれぞれ示す第1の位置と第2の位置との間の進行の状態にあり、或いはさもなければそれらの間のある位置に配置され、磁石8100はホールセンサ対の各々の1つのホールセンサと感知近接する。即ち、領域Sによって示すように、磁石8100が第1の位置と第2の位置との間に配置されるとき、それはホールセンサ8118B及び8120Bに感知近接する。この位置において、磁石8100を感知し且つコントローラ3004に信号を送信するホールセンサ8118B及び8120Bに基づき、コントローラは、電気外科器具が装着位置にあるが、エネルギ接続状態は曖昧であることを決定し得る。この場合、コントローラはシステムを制御してエネルギ発生器から電気外科器具へのエネルギ給送を禁止させ、そして、任意的に、不良検出フィードバック信号も提供して、例えば、エネルギ接続状態が曖昧であり且つ/或いはケーブル接続が確認されるべきであることを示す視覚的な及び/又は可聴的なフィードバックを提供し得る。
図18A−18Cの例示的な実施態様のホールセンサ及び磁石構造を設けることは、器具が装着位置にあるならば、電気外科器具のエネルギ接続状態に拘わらず並びに第1の位置と第2の位置との間のその進行を通じる磁石の位置に拘わらず、磁石が常に検出されることを保証し得る。このようにして、電気外科器具が実際には装着されており、潜在的なエネルギ接続の状態にあるときに(例えば、エネルギ伝送ケーブルは機器ハウジング内で行われるべき電気接触のために十分に差し込まれる)、電気外科器具が装着されていないことを誤って決定する危険性の低減がある。エネルギ入力命令が外科医側コンソールで提供され、それにより、電気外科器具での不注意のエネルギ活性化がもたらされるならば、そのような不正確な決定は曖昧さを引き起こし得る。
当業者が理解するように、遠隔操作される外科システムのコントローラに信号を提供して、器具がマニピュレータアームの作動インターフェース組立体で非装着位置にあること及び/又は装着される電気外科器具のエネルギ接続状態を決定するために、様々な機構を利用し得る。例えば、当業者は、例えば、光学的、磁気的、電気的(例えば、スイッチ)等を非限定的に含む、外科器具のエネルギ接続状態に反応して(例えば、接続状態又は非接続状態にあるエネルギ伝送ケーブルに応答して)状態を変更するために実施し得る様々な種類の感知技術を組み込むために、図17A−18Cを参照して示され且つ記載される例示的な実施態様を修正し得ることを理解するであろう。
図19A−24は、本開示によって想起される幾つかの例示的な非限定的な代替的な実施態様を描写している。図19A及び19Bを参照すると、作動インターフェース組立体614と関連付けられる一組のホールセンサ618及び620と、ハウジングと係合して配置されるエネルギ伝送ケーブル600に応答して上下に移動する電気外科器具ハウジング604内のアーム611上の磁石610の概略図が描写されている。図19Aは、エネルギ接続状態にない電気器具を示しており(例えば、エネルギ電送ケーブル600はコネクタレセプタクル607内に受け入れられていない)、図19Bは、エネルギ接続状態にある電気外科器具を示している(例えば、エネルギ伝送ケーブル600は、コネクタレセプタクル607内に受け入れられて電気接点609と電気接続している)。図19Aにおいて、アーム611の近位端にある磁石610は、ホールセンサ618に対する感知近接性Sにあり、それは電気外科器具が装着位置にあるという信号を制御カートにあるコントローラにもたらし得る。図19Bにおいて、コネクタケーブル610はアーム611に対して作用し、アーム611及び磁石610を上向きに移動させ、それにより、磁石610をホールセンサ618及び620の両方のSによって示される感知近接性内に位置付ける。これは電気外科器具がエネルギ接続状態にあるという他の信号をシステムのコントローラにもたらす。ケーブル600の除去後にアーム611が図19Aの位置に戻るのを保証するために、バネ戻し630を用い得る。
他の例示的な実施態様では、第2の1つの又は対のホールセンサの範囲内に移動することと対照的に、エネルギ伝送ケーブルの係合に応じたアームの動作は、アームを、例えば、作動インターフェース組立体の殺菌アダプタを通じて、機械的スイッチに作用させ、作動インターフェース組立体内の回路を閉じさせる。図20A及び20Bは、図17A及び17Bの実施態様のアームに類似する電気外科器具ハウジング730内のアーム711を用いた、そのような構成を示す例示的な実施態様の概略的な描写を示している。例えば、図17A,17B,19A,19Bの実施態様と共に使用するために、そのような機械的スイッチ実施態様を構成し得る。そして、器具が装着されたことを示す信号をコントローラに提供するよう第1の位置にある(例えば、エネルギ接続しない;図20A)、作動インターフェース組立体732と関連付けられる、1つ又はそれよりも多くのホールセンサ718によって、アーム711上の磁石710を感知し得る。次に、エネルギ伝送ケーブルの接続の結果としての第2の位置(例えば、エネルギ接続状態;図20B)へのアームの移動後、アーム711はカム特徴724と係合して、回路722上のスイッチを機械的に閉じ、エネルギ接続状態を示す信号をコントローラに送信し得る。代替的な実施態様では、光学的な感知機構を通じて、図20A及び20Bのスイッチ特徴を提供し得る。例えば、カム特徴の一部が光路の遮断位置に出入り移動することができ、次いで、それは信号をコントローラに送信し或いはさもなければ回路を閉じ得る。当業者は、そのような光学的な感知スキームを実施するためにセンサ構造をどのように修正するかを理解するであろう。
図21A及び21Bは、その近位端で磁石810を支持するアーム811が、(例えば、バネ830を介して)バネ付勢される回転式カム824と接続しており、回転式カム824は、アーム811及びアーム811の近位端に配置される磁石810を電気外科器具ハウジング804内で1つだけのホールセンサ818の感知近接性(図21A中の領域Sを参照)から2つのホールセンサ818及び820の感知近接性(図21B中の領域Sを参照)に上下に移動させるために、エネルギ伝送ケーブル800と相互作用する点を除き、図19A及び19Bに類似する実施態様を図式的に描写している。ホールセンサ818及び820を作動インターフェース組立体814と関連付け得る。よって、エネルギ伝送ケーブル800がレセプタクルハウジング807内に受け入れられないとき、磁石810は図21Aに示す位置にあり、外科器具はエネルギ接続状態にないように決定される。エネルギ伝送ケーブル800がレセプタクルハウジング807内に受け入れられるとき、磁石は図21Bに示す位置に移動させられ、外科器具はエネルギ接続状態にあるように決定される。
様々な実施態様では、永久磁石及びホールセンサを作動インターフェース組立体内の感知機構として組み合わせにおいて用い得るし、鋼又はその他の磁化可能な部材を電気外科器具ハウジング内で用い得る。図22A及び22Bに図式的に描写する例示的な実施態様を参照すると、磁化可能な部材913が電気外科ハウジング905内に設けられる。磁化可能な部材913を、例えば、他の例示的な実施態様を参照して上述したように、ハウジング905と切り離され或いは係合させられるエネルギ伝送ケーブル(図示せず)に応答して、図22Aに示す位置から図22Bに示す位置まで移動可能である、アーム911の上に設け得る。図22Aの位置において、部材911は磁化不能であり、相応してホールセンサ917によって感知されないよう、部材913は永久磁石919及びホールセンサ917に対して近接していない。例示的な実施態様に従って、永久磁石919及びホールセンサ917を作動インターフェース組立体915と関連付け得る。外科器具のエネルギ接続状態を示す図22Bにおいて、部材913の位置は、永久磁石919が部材913を磁化させるように、部材913が永久磁石919及びホールセンサ917の範囲内にあるような位置である。図22Bの位置における部材913の磁束範囲は、ホールセンサ917に対する領域Sによって示されるような感知近接性内にあり、それにより、ホールセンサは、電気外科器具がエネルギ接続状態にあることを示す信号を、コントローラに提供し得る。
更に他の例示的な実施態様では、例えば、電気外科器具上に設けられるRFIDタグ及び/又はメモリチップのような、読出し可能で書込み可能なメモリ装置が、電気外科器具へのエネルギ伝送ケーブルの係合後に情報を変更するように構成可能であり得ることが考えられる。例えば、読出し可能で書込み可能なメモリ装置(例えば、RFIDタグ及び/又はメモリチップ)は、器具の種類(例えば、エネルギ種類)を含む、器具情報を提供することに加えて、格納される情報を、エネルギ伝送ケーブルがハウジングと噛合い電気接続しているか否かに依存して、エネルギ非接続状態を示すことからエネルギ接続状態を示すことに変更し得る。
様々な例示的な実施態様において、本開示はケーブル自体の上に1つ又はそれよりも多くの感知機構を設けることによってケーブル存在を感知することを想起する。例えば、図23を参照すると、(例えば、ハウジング1104に配置される)電気外科器具と関連付けられる第1のRFIDタグ1021に加えて、追加的なRFIDタグ1110を(電気外科器具コネクタレセプタクル1107に結合させられて示される)エネルギ伝送ケーブル1100の上に配置し得ることも可能であり得る。1つよりも多くのRFIDリーダ(例えば、図10に示す2つのリーダ1019及び1020)を作動インターフェース組立体1114に設けてよく、電気外科器具と第1のRFIDタグ1021及びRFIDタグ1110との両方は、例えば、RFIDリーダに対する近接性に基づく、例えば、RFIDリーダのそれぞれ1つによってのみ読出し可能であり得る。例えば、図23の例示的な実施態様において、RFIDリーダ1019は、電気外科器具が作動インターフェース組立体1114に対する装着位置にあるときに、RFIDタグ1021を感知し得るし、RFIDリーダ1020は、エネルギ伝送ケーブル1200がハウジング1104内の電気外科器具コネクタレセプタクル1107と噛合い係合するときに、RFIDタグ1110を感知し得る。ケーブルが電気外科器具と噛合い電気接続して配置されるときに、ケーブル上のRFIDタグがリーダに対する感知近接性に入るようになるように、RFIDタグ及びエネルギ伝送ケーブルの読出しに関連付けられるリーダの配置を選択し得る。
図24を参照して、代替的な例示的な実施態様によれば、磁石1210又は他の感知機構をエネルギ伝送ケーブル1203上に設け得る。磁石1210又は他の感知機構を綱によってケーブル1203に取り付け得るし、ケーブルが電気外科器具ハウジング1205のコネクタレセプタクル1207と噛合い接続して配置されるときに、磁石1210又は他の感知機構を、例えば、ホールセンサ1220であり得る、センサ1220と感知近接して配置されるよう、作動インターフェース組立体1215に対して位置付け得るように、使用者によって位置付け可能であり得る。正確な配置を促進するために、センサ1220を作動インターフェース組立体1215の外部に位置付け得るし、且つ/或いは、内部的に配置されるならば、感知機構の配置を促進するために使用者によって観察可能である作動インターフェース組立体に幾つかの割当てを設け得る。
更に他の例示的な実施態様では、例えば、光路又は電気器具とのケーブルの切断構成からケーブルの噛合い電気接続構成に状態を変更する他の光学的感知機構を遮断することによって、エネルギ伝送ケーブルを患者側カートで直接的に感知し得る。他の実施例として、伝送ケーブルが電気外科器具と電気接触するときには、LED又は他の光源を明るくするために光回路を閉じ得る。次いで、LED又は他又は他の光源は、作動インターフェース組立体内の或いはさもなければ患者側カートにあるセンサによって感知される。
他の例示的な実施態様において、フラックスを供給する方法は、制御システムで第1のデータ及び第2のデータを受信することを含む。第1のデータは、複数の遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが複数のフラックス供給経路のうちのどれに動作的に結合されるかを識別し得る。第2のデータは、遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが複数の運動学的な支持構造のうちのどれに動作的に結合されるかを識別し得る。方法は、制御システムによって受信される遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちの選択される1つからのフラックスを給送する入力命令信号に応答して、第1のデータ及び第2のデータに基づき、遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちの選択される1つに動作的に結合されるフラックス供給経路からフラックスを供給するよう信号を送信することを更に含み得る。
ここに記載する様々な動作的な方法を含む例示的な実施態様を、(非限定的な実施例において)データを記憶し、抽出し、処理し、且つ/或いは出力し、且つ/或いは他のコンピュータと通信し得る、いずれかのコンピュータのような、計算ハードウェア(計算機器)及び/又はソフトウェアにおいて実施し得る。処理済みの結果を計算ハードウェアのディスプレイに表示し得る。本開示の様々な例示的な実施態様に従った様々な応答及び信号処理に影響を与えるアルゴリズムを含む1つ又はそれよりも多くのプログラム/ソフトウェアを、コアプロセッサを含む制御カートのデータインターフェースモジュールのようなプロセッサによって或いはコアプロセッサを含む制御カートと共に実施し得るし、コンピュータ読出し可能な記録及び/又は記憶媒体を含む、コンピュータ読出し可能な媒体に記録し得る。コンピュータ読出し可能な記録媒体の実施例は、磁気記録機器、光ディスク、磁気光学ディスク、及び/又は半導体メモリ(例えば、RAM、ROM等)を含む。磁気記録機器の実施例は、ハードディスクドライブ(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、及び磁気テープ(MT)を含む。光ディスクの実施例は、DVD(デジタル多用途ディスク)、DVD−RAM、CD−ROM(コンパクトディスク−読出し専用メモリ)、及びCD−R(記録可能)/RWを含む。
更なる変形及び代替的な実施態様は、ここにおける開示の観点から当業者に明らかであろう。例えば、システム及び方法は、動作の明瞭性のために図及び既述から省略した追加的な構成部品又はステップを含み得る。従って、この記載は例示的に過ぎないと解釈されるべきであり、当業者に本教示を実施する一般的な方法を教示する目的のためである。ここに示し且つ記載する様々な実施態様は例示的であると理解されるべきである。ここにおける記載の利益を有した後に当業者に全て明らかになるように、要素及び材料並びにそれらの要素及び材料の配置をここに例示し且つ記載したものと置換し得るし、部品及びプロセスを逆転させ得るし、本教示の特定の特徴を独立して利用し得る。本教示及び後続の請求項の精神及び範囲から逸脱せずに、ここに記載する要素における変更を行い得る。具体的には、本開示に基づき、当業者は外科器具を備える接続状態における様々な種類のフラックス伝送導管の存在を検出するために利用し得る様々な異なる感知機構及び配置並びに例示の実施態様及び上述の記載において示される特定の感知機構及び配置が限定的であると解釈されるべきでないことを理解するであろう。例えば、描写のエネルギ伝送ケーブルは異なる接続特徴を有し得るし、或いは外科器具に繋がるルアー取付け部品又は他の接続特徴を備えるホースを用い得るし、当業者は本開示の教示及び原理を実施するために外科器具ハウジングを備えるそのようなフラックス伝送導管の間の相互作用への様々な変更を理解する。
ここに示す特定の実施例及び実施態様は非限定的であり、本教示の範囲から逸脱せずに構造、寸法、材料、及び方法論に対する修正を行い得ることが理解されるべきである。
ここに開示する発明の明細及び実施の考察から本開示に従った他の実施態様が当業者に明らかであろう。明細及び実施例が例示的であるに過ぎないと考えられることが意図され、真正の範囲及び精神は後続の請求項によって示される。

Claims (33)

  1. 外科フラックス供給経路から外科フラックス給送器具にフラックスを供給するために前記外科フラックス供給経路を前記外科フラックス給送器具と動作的に結合させる外科フラックス伝送導管であって、
    データ信号送信経路と、
    外科フラックス伝送経路と、
    コネクタインターフェースとを含み、
    該コネクタインターフェースは、
    前記データ信号伝送経路と連絡するデータ信号送信コネクタ特徴と、
    前記外科フラックス伝送経路と連絡する外科フラックス伝送コネクタ特徴とを含み、
    当該外科フラックス伝送導管の前記コネクタインターフェースは少なくとも1つの装置外科フラックス伝送コネクタ特徴と少なくとも1つの装置データ信号送信コネクタ特徴とを有する第1の装置コネクタインターフェースと、少なくとも1つの装置外科フラックス伝送コネクタ特徴を有するが装置データ信号送信コネクタ特徴を備えない第2の装置コネクタインターフェースと、選択的に結合するように構成される、
    外科フラックス伝送導管。
  2. 前記外科フラックス伝送コネクタ特徴は、互いに離間し且つ整列させられる雌の特徴と雄の特徴とから選択される一対のコネクタ特徴を含む、請求項1に記載の外科フラックス伝送導管。
  3. 前記データ信号送信コネクタ特徴は、前記一対のコネクタ特徴から離間する、請求項2に記載の外科フラックス伝送導管。
  4. 前記外科フラックス伝送コネクタ特徴は、
    前記第1の装置コネクタインターフェースと結合するが、前記第2の装置コネクタインターフェースと結合しないように配置される、第1の外科フラックス伝送コネクタ特徴と、
    前記第2の装置コネクタインターフェースと結合するが、前記第1の装置コネクタインターフェースと結合しないように配置される、第2の外科フラックス伝送コネクタ特徴とを含む、
    請求項1に記載の外科フラックス伝送導管。
  5. 前記第1及び第2の外科フラックス伝送コネクタ特徴は、互いに離間する、請求項4に記載の外科フラックス伝送導管。
  6. 前記第1及び第2の外科フラックス伝送コネクタ特徴は、雌のコネクタ特徴である、請求項6に記載の外科フラックス伝送導管。
  7. 前記データ信号送信コネクタ特徴は、前記第1及び第2の外科フラックス伝送コネクタ特徴から離間する一対のデータ信号送信コネクタ特徴を含む、請求項4に記載の外科フラックス伝送導管。
  8. 前記一対のデータ信号送信コネクタ特徴は、雌の端子を含む、請求項8に記載の外科フラックス伝送導管。
  9. 前記外科フラックス伝送コネクタ特徴は、雌のコネクタ特徴を含む、請求項1に記載の外科フラックス伝送導管。
  10. 前記コネクタインターフェースと反対の前記導管の端に配置される追加的なコネクタインターフェースを更に含み、
    該追加的なインターフェースは、
    前記データ伝送経路と連絡する追加的なデータ信号送信コネクタ特徴と、
    前記外科フラックス伝送経路と連絡する追加的な外科フラックス伝送コネクタ特徴とを含み、
    該追加的な外科フラックス伝送コネクタ特徴は、外科フラックス伝送コネクタ特徴とデータ信号送信コネクタ特徴とを有する第3の装置コネクタインターフェースと、外科フラックス伝送コネクタ特徴を有するがデータ信号送信コネクタ特徴を備えない第4の装置コネクタインターフェースと、それぞれ選択的に結合するように配置される、
    請求項1に記載の外科フラックス伝送導管。
  11. 前記外科フラックス伝送経路は、電気外科エネルギ伝送経路を含む、請求項1に記載の外科フラックス伝送導管。
  12. 前記電気外科エネルギ伝送経路は、モノポーラ電気外科エネルギ伝送経路及びバイポーラ電気外科エネルギ伝送経路から選択される、請求項11に記載の外科フラックス伝送導管。
  13. 前記コネクタインターフェースは、モノポーラエネルギコネクタインターフェース及びバイポーラ電気外科エネルギコネクタインターフェースから選択される、請求項12に記載の外科フラックス伝送導管。
  14. 外科フラックス給送器具であって、
    当該外科フラックス給送器具に対応する識別データで符号化される電子回路と、
    コネクタインターフェースとを含み、
    該コネクタインターフェースは、
    前記識別データを含むデータ信号を送信するために前記電子回路と連絡するデータ信号送信コネクタ特徴と、
    当該外科フラックス給送器具のための外科フラックス経路を提供する外科フラックス伝送コネクタ特徴とを含む、
    外科フラックス給送器具。
  15. 前記コネクタインターフェースは、データ信号送信経路と外科フラックス伝送経路とを含む外科フラックス伝送導管のコネクタインターフェースと結合するように構成される、請求項14に記載の外科フラックス給送器具。
  16. フラックスを供給するためのシステムであって、
    複数のフラックス供給経路と、
    フラックスを受け取るために前記フラックス供給経路に動作的に結合させられる複数の遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造と、
    複数の運動学的な支持構造と、
    制御システムとを含み、該制御システムは、前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが前記フラックス供給経路のうちのどれに動作的に結合させられるかを識別する第1のデータを受け取るように構成され、且つ前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちのどれが前記運動学的な支持構造のうちのどれに動作的に結合させられるかを識別する第2のデータを受け取るように構成され、
    前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造の選択される1つからフラックスを給送する入力命令信号に応答して、前記制御システムは、前記第1のデータ及び前記第2のデータに基づき前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造のうちの1つに動作的に結合させられる前記フラックス供給経路のうちの1つからフラックスを供給するよう信号を送信する、
    システム。
  17. 前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造に動作的に結合させられる複数の入力装置を更に含み、該入力装置は、前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス供給構造からフラックスを給送するよう入力命令信号を生成し且つ送信するように構成される、請求項16に記載のシステム。
  18. 各々の遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造は、遠隔操作される外科システム患者側カートの複数のロボットマニピュレータアームのうちの1つに動作的に結合させられるように構成されるフラックス給送構成部品を含み、前記ロボットマニピュレータアームは、前記運動学的な支持構造を含む、請求項16に記載のシステム。
  19. 前記運動学的な支持構造は、前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造が動作的に結合させられる、前記ロボットマニピュレータアームの作動インターフェース組立体である、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記運動学的な支持構造のうちの少なくとも1つは、前記遠隔制御可能な運動学的なフラックス給送構造が動作的に結合させられるように構成される、それぞれのロボットマニピュレータアームに設けられるドレープ接続地点である、請求項18に記載のシステム。
  21. 前記ドレープ接続地点は、殺菌アダプタである、請求項20に記載のシステム。
  22. 各フラックス給送構成部品と関連付けられる読出し可能なメモリ構造を更に含み、前記それぞれのフラックス給送構成部品と関連付けられる特異な識別データが、前記読出し可能なメモリ構造に記憶可能である、請求項19に記載のシステム。
  23. 複数のリーダを更に含み、該リーダは、該リーダとそれぞれの読出し可能なメモリ構造との間の十分な近接性に基づき前記読出し可能なメモリ構造を読み出すように配置される、請求項22に記載のシステム。
  24. ルータを更に含み、前記フラックス供給経路は、フラックス発生器とフラックス連絡する複数のポートのうちの1つを含み、前記制御システムは信号を送信して、前記ルータを介して前記ポートの1つを通じて前記フラックス発生器をからフラックスを提供する、請求項16に記載のシステム。
  25. 前記フラックスは、電気外科エネルギ、レーザエネルギ、超音波エネルギ、無線周波数エネルギ、神経刺激エネルギ、イメージ及び/又は音声ストリーム、流体、気体、及び真空圧のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載のシステム。
  26. 遠隔操作される外科システムの外科器具の動作状態を検出するためのシステムであって、
    外科器具と、
    フラックス伝送導管と、
    感知装置とを含み、
    前記外科器具は、遠隔操作される外科システムの患者側カートで装着位置にある前記外科器具を結合するためのハウジングを含み、該ハウジングは、コネクタ特徴を含み、
    前記フラックス伝送導管は、前記外科器具をフラックス接続状態に配置するよう前記コネクタ特徴と係合可能であり、
    前記感知装置は、前記患者側カートと関連付けられ、前記外科器具のフラックス接続状態において前記フラックス伝送導管の存在を検出するよう配置される、
    システム。
  27. 前記外科器具は、第1の位置から第2の位置に移動可能な磁石を更に含み、前記第2の位置は、前記外科器具のフラックス接続状態と関連付けられる、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記感知装置は、前記第2の位置における前記磁石に対する感知近接性においてホールセンサを含む、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記第1の位置における前記磁石に対する感知近接性において配置される第2のホールセンサを含む、請求項28に記載のシステム。
  30. 前記第1の位置における前記磁石に対する感知近接性における第1の組のホールセンサを更に含み、
    前記感知装置は、前記第2の位置における前記磁石に対する感知近接性における第2の組のホールセンサを含む、
    請求項27に記載のシステム。
  31. 前記第1の組のホールセンサは、前記第2の位置における前記磁石に対する感知近接性になく、
    前記第2の組のホールセンサは、前記第1の位置における前記磁石に対する感知近接性にない、
    請求項30に記載のシステム。
  32. 前記第1の組のホールセンサのうちの少なくとも1つと、前記第2の組のホールセンサのうちの少なくとも1つは、前記第1の位置と前記第2の位置との間の前記磁石の位置において前記磁石に対する感知近接性にある、請求項30に記載のシステム。
  33. 前記外科器具と関連付けられ且つ前記外科器具に関する情報を含む読出し可能なメモリ構造と、
    該読出し可能なメモリ構造から前記情報を読み出すために前記患者側カートと関連付けられるカートとを更に含む、
    請求項26に記載のシステム。
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