JP2015534649A - 原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置 - Google Patents
原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015534649A JP2015534649A JP2015536664A JP2015536664A JP2015534649A JP 2015534649 A JP2015534649 A JP 2015534649A JP 2015536664 A JP2015536664 A JP 2015536664A JP 2015536664 A JP2015536664 A JP 2015536664A JP 2015534649 A JP2015534649 A JP 2015534649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- driven
- tank
- steam
- power plant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 127
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 19
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 19
- 239000008213 purified water Substances 0.000 claims description 11
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 claims description 6
- 230000015271 coagulation Effects 0.000 claims 1
- 238000005345 coagulation Methods 0.000 claims 1
- 238000010612 desalination reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-ZSJDYOACSA-N Heavy water Chemical compound [2H]O[2H] XLYOFNOQVPJJNP-ZSJDYOACSA-N 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000004992 fission Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000005923 long-lasting effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000008239 natural water Substances 0.000 description 1
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 239000012857 radioactive material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C9/00—Emergency protection arrangements structurally associated with the reactor, e.g. safety valves provided with pressure equalisation devices
- G21C9/004—Pressure suppression
- G21C9/012—Pressure suppression by thermal accumulation or by steam condensation, e.g. ice condensers
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C15/00—Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
- G21C15/18—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21D—NUCLEAR POWER PLANT
- G21D1/00—Details of nuclear power plant
- G21D1/02—Arrangements of auxiliary equipment
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C15/00—Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
- G21C15/18—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
- G21C15/182—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat comprising powered means, e.g. pumps
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21D—NUCLEAR POWER PLANT
- G21D3/00—Control of nuclear power plant
- G21D3/04—Safety arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
本発明は原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置に関するものであり、冷却水及びその冷却水と熱交換されて蒸気発生器の蒸気を凝縮して原子炉に供給する凝縮器を含む被動型凝縮タンクを含む被動型補助給水系統において、事故の際に前記被動型凝縮タンクに冷却水を供給する原水系統を更に含む。本発明は多様な充水源を使用するようにして、被動型補助給水系統の作動時間を延長する効果がある。【選択図】図2
Description
本発明は原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置に関するものであり、より詳しくは、被動型凝縮タンクに原水系統の原水を供給する原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置に関するものである。
原子力発電所は燃料の核分裂によって生成された熱エネルギーを利用して蒸気発生器を通過する水に熱を伝達して蒸気を発生し、発生した蒸気によってタービンと発電機を稼動して電気エネルギーを得る設備である。
原子力発電所は核燃料を保有している原子炉炉心と、原子炉から発生した熱エネルギーを2次側に伝達する原子炉冷却材系統を設計基準範囲内で安全に運転されるようにすることで原子力発電所の安全状態を維持し、放射能物質の拡散を防止するための設備が具備されるべきである。
それを達成するために、原子力発電所は事故が発生すると発電所を安全に停止するように工学的安全設備系統を備えている。工学的安全設備系統は、格納容器系統(Containment System)、非常用炉心冷却系統(Emergency Core Cooling System)、被動型補助給水系統(Passive Auxiliary Feedwater System)を含む。
原子力発電所は核燃料を保有している原子炉炉心と、原子炉から発生した熱エネルギーを2次側に伝達する原子炉冷却材系統を設計基準範囲内で安全に運転されるようにすることで原子力発電所の安全状態を維持し、放射能物質の拡散を防止するための設備が具備されるべきである。
それを達成するために、原子力発電所は事故が発生すると発電所を安全に停止するように工学的安全設備系統を備えている。工学的安全設備系統は、格納容器系統(Containment System)、非常用炉心冷却系統(Emergency Core Cooling System)、被動型補助給水系統(Passive Auxiliary Feedwater System)を含む。
前記被動型補助給水補助系統の一例である図1は、特許文献1に開示された軽水炉の被動型2次側凝縮系統を示すものである。
図1を参照する。図1によれば、従来の軽水炉の被動型2次側凝縮系統は、原子炉の熱によって蒸気を発生する蒸気発生器10、前記蒸気発生器10の熱をタービン側に供給する主蒸気管11、タービンを通った蒸気が冷却水との熱交換によって凝縮された水が蒸気発生器10に回収される主給水管12、原子炉の運転が中断される際にタービン側への蒸気の供給を遮断し主蒸気管11から分岐される蒸気供給管13を介して流入される蒸気を被動型凝縮タンク30の内部に入っている凝縮器20での熱交換によって水に凝縮した後、凝縮器20の出口に連結された凝縮水回収管14を介して凝縮された水を主給水管12に合流するように構成されており、凝縮水回収管14には凝縮された水の逆流を防止するための逆流防止部40が設置された構成が開示されている。
図1を参照する。図1によれば、従来の軽水炉の被動型2次側凝縮系統は、原子炉の熱によって蒸気を発生する蒸気発生器10、前記蒸気発生器10の熱をタービン側に供給する主蒸気管11、タービンを通った蒸気が冷却水との熱交換によって凝縮された水が蒸気発生器10に回収される主給水管12、原子炉の運転が中断される際にタービン側への蒸気の供給を遮断し主蒸気管11から分岐される蒸気供給管13を介して流入される蒸気を被動型凝縮タンク30の内部に入っている凝縮器20での熱交換によって水に凝縮した後、凝縮器20の出口に連結された凝縮水回収管14を介して凝縮された水を主給水管12に合流するように構成されており、凝縮水回収管14には凝縮された水の逆流を防止するための逆流防止部40が設置された構成が開示されている。
このような被動型2次側凝縮系統によると、ポンプのような別途の能動手段を具備せずに自然対流方式によって蒸気発生器10から発生した蒸気を凝縮器20で凝縮した後、蒸気発生器10に還収して原子炉を冷却することで、原子力発電所の事故の際に原子炉の過熱を防止することができる長所がある。
前記被動型凝縮タンク30に充水された冷却水は50万ガロンであり、最小8時間の冷却機能を確保している。このような冷却可能時間の限定により被動型凝縮タンク30内の冷却水が凝縮器20と熱交換されて次第にその温度が上昇し、結局凝縮器20を介して凝縮することができない状況が発生する。
よって、被動型凝縮タンク30によって8時間程度の事故に対しては被動型補助給水系統が円滑に作動して冷却を行うが、最近の日本の福島原発事故のように事故が長時間持続される場合には被動型補助給水系統が作用することができなくなる問題点があった。
よって、被動型凝縮タンク30によって8時間程度の事故に対しては被動型補助給水系統が円滑に作動して冷却を行うが、最近の日本の福島原発事故のように事故が長時間持続される場合には被動型補助給水系統が作用することができなくなる問題点があった。
前記のような問題点を解決するための本発明の課題は、被動型補助給水系統の被動型凝縮タンクに浄水貯蔵タンク及び原水貯蔵タンクである多様な充水源を付加し、長時間持続される事故にも被動型補助給水系統が円滑に作動するようにする原子力発電所の被動型補助給水系統の重水装置を提供することにある。
前記のような課題を解決するための本発明の原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置は、原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置に関するものであって、冷却水及びその冷却水と熱交換されて蒸気発生器の蒸気を凝縮して原子炉に供給する凝縮器を含む被動型凝縮タンクを含む被動型補助給水系統において、事故の際に前記被動型凝縮タンクに冷却水を供給する原水系統を更に含む。
本発明は原水系統の浄水貯蔵タンク及び原水貯蔵タンクに貯蔵された水を被動型凝縮タンクに充水するように構成され、被動型補助給水系統の作動時間を延長する効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置について添付した図面を参照して説明する。
図2は、本発明の好ましい実施例による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置の構成図である。
図2を参照する。本発明による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置は、格納容器内には原子炉を循環する冷却材との熱交換によって蒸気を発生する蒸気発生器110の1次側が具備され、格納容器の外部に具備される蒸気発生器110の2次側には蒸気発生器110から発生した蒸気をタービン(図示せず)側に供給する主蒸気管111が連結され、タービンを通過した蒸気が3次側の冷却水との熱交換によって凝縮されて蒸気発生器110に回収される主給水管112,112−1,112−2が具備される。図面符号Wは格納容器の外壁を示す。
図2は、本発明の好ましい実施例による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置の構成図である。
図2を参照する。本発明による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置は、格納容器内には原子炉を循環する冷却材との熱交換によって蒸気を発生する蒸気発生器110の1次側が具備され、格納容器の外部に具備される蒸気発生器110の2次側には蒸気発生器110から発生した蒸気をタービン(図示せず)側に供給する主蒸気管111が連結され、タービンを通過した蒸気が3次側の冷却水との熱交換によって凝縮されて蒸気発生器110に回収される主給水管112,112−1,112−2が具備される。図面符号Wは格納容器の外壁を示す。
前記主蒸気管111にはタービン側に供給される蒸気の流れを統制するための主蒸気遮断バルブV1,V2,V3,V4が設置され、原子炉の正常運転の際には前記主蒸気遮断バルブV1,V2,V3,V4が開放されてタービン側に蒸気が供給されるようにし、原子炉の運転中断の際には前記主蒸気遮断バルブV1,V2,V3,V4を閉鎖してターバン側への蒸気の供給が遮断されるように構成されている。
前記主給水管112,112−1,112−2は、蒸気発生器110の下部に具備されたエコノマイザーノズル112aに連結されるライン112−1と、蒸気発生器110の上部に具備されたダウンカマーノズル112bに連結されるライン112−2に分岐され、前記主給水管112,112−1,112−2にはタービンから蒸気発生器110側に回収される水の流れを統制するための主給水遮断バルブV5,V8と、主給水の逆流防止のためのチェックバルブV6,V7,V9が設置されている。
前記格納容器の外部には原子炉の運転中断の際に蒸気発生器110から発生した蒸気を凝縮し、凝縮水を更に蒸気発生器110に還収する凝縮器120が設置される。前記凝縮器120は冷却水が内部に充填された被動型凝縮タンク130内に沈んだ状態に設置され、凝縮水120を通過する蒸気は被動型凝縮タンク130内に充填された冷却水と熱交換によって水に凝縮される。前記凝縮器120の一側には非凝縮性気体を被動型凝縮タンク130に排出するための排出バルブV13が設置されている。
前記主蒸気管111には蒸気供給管113が分岐され、前記蒸気供給管113の他端は凝縮器120の入口側に連結される。前記蒸気供給管113には蒸気遮断バルブV10,V11が設置される。前記蒸気遮断バルブV10,V11は原子炉の正常運転の際には閉鎖した状態になって凝縮器120への蒸気の流入が遮断され、原子炉の運転が中断された際には開放されて蒸気発生器110から発生した蒸気が主蒸気管111から分岐された蒸気供給管113を介して凝縮気120に流入される。また、前記蒸気供給管113には蒸気中に含まれた水蒸気の一部が温度と圧力変化に応じて凝縮される場合、それを排出するための排水バルブV12が設置されている。
前記凝縮器120の出口と主給水管112との間には凝縮器120を通過しながら凝縮された水を主給水管112側に供給する凝縮水回収管114が連結されている。前記凝縮水回収管114には給水制御バルブV14,V15と逆流防止手段であるチェックバルブV16,V17がそれぞれ並列に設置されている。よって、給水制御バルブV14,V15のうちいずれか一つ又はチェックバルブV16,V17のうちいずれか一つのバルブに故障が発生しても並列に設置された残りのバルブを介して凝縮水が円滑に供給されるようになる。
前記のような構成によって、原子力発電所の非常事故の際に原子炉の運転が中断される場合には蒸気発生器110から発生した蒸気は主蒸気管111から分岐された蒸気供給管113を介して自然対流によって凝縮器120側に供給され、凝縮器120で凝縮された水は自体荷重によって下に落下して凝縮水回収管114を通って主給水管112を介して蒸気発生器120に供給されることで原子炉を冷却するようになる。
このような作用は、ポンプのような別途の能動型手段によるのではなく自然対流及び重力のような自然現象を利用した被動的手段によって蒸気発生器110に給水を供給するようになる。
前記のような構成によって、原子力発電所の非常事故の際に原子炉の運転が中断される場合には蒸気発生器110から発生した蒸気は主蒸気管111から分岐された蒸気供給管113を介して自然対流によって凝縮器120側に供給され、凝縮器120で凝縮された水は自体荷重によって下に落下して凝縮水回収管114を通って主給水管112を介して蒸気発生器120に供給されることで原子炉を冷却するようになる。
このような作用は、ポンプのような別途の能動型手段によるのではなく自然対流及び重力のような自然現象を利用した被動的手段によって蒸気発生器110に給水を供給するようになる。
前記のような作用で持続的に被動型補助給水系統が作用する場合、前記凝縮器120との熱交換を介して前記被動型凝縮タンク130の冷却水はその水温が上昇し、円滑な被動型補助給水系統の作動が行われなくなる。
上述したように、前記被動型凝縮タンク130の冷却水路は約8時間程度の冷却作用をすることができるものであって、その期間の後には原水系統200の浄水貯蔵タンク210と原水貯蔵タンク220に貯蔵された浄水と原水をそれぞれポンプ211,221を使用して前記被動型凝縮タンク130に供給する。
このように原水系統200の浄水と原水がそれぞれ被動型凝縮タンク130に供給されると被動型凝縮タンク130内の冷却水の温度を下げることができ、前記被動型補助給水系統の円滑な作動時間を延長することができる。
上述したように、前記被動型凝縮タンク130の冷却水路は約8時間程度の冷却作用をすることができるものであって、その期間の後には原水系統200の浄水貯蔵タンク210と原水貯蔵タンク220に貯蔵された浄水と原水をそれぞれポンプ211,221を使用して前記被動型凝縮タンク130に供給する。
このように原水系統200の浄水と原水がそれぞれ被動型凝縮タンク130に供給されると被動型凝縮タンク130内の冷却水の温度を下げることができ、前記被動型補助給水系統の円滑な作動時間を延長することができる。
図3は、本発明の他の実施例による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置の構成図である。
図3を参照する。本発明の他の実施例による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置は、前記図2を参照して説明した実施例の構成に前記被動型凝縮タンク300と、補充水脱塩系統の脱塩水貯蔵タンク400を更に含んで構成される。
前記廃水系統の廃水タンク300に貯蔵された廃水と脱塩水貯蔵タンク400に貯蔵された脱塩水は直接前記被動型凝縮タンク130に供給され、先に前記浄水貯蔵タンク210に供給されてから更に被動型凝縮タンクに供給される。
図3を参照する。本発明の他の実施例による原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置は、前記図2を参照して説明した実施例の構成に前記被動型凝縮タンク300と、補充水脱塩系統の脱塩水貯蔵タンク400を更に含んで構成される。
前記廃水系統の廃水タンク300に貯蔵された廃水と脱塩水貯蔵タンク400に貯蔵された脱塩水は直接前記被動型凝縮タンク130に供給され、先に前記浄水貯蔵タンク210に供給されてから更に被動型凝縮タンクに供給される。
このように、本発明は多様な充水源を使用して被動型凝縮タンクに冷却水を供給することができるため、被動型補助給水系統の円滑な作動時間を延長することができる。
本発明は前記実施例に限定されず、本発明の技術的要旨を逸脱しない範囲内で多様に修正、変形されて実施されてもよいことは本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって自明である。
本発明は前記実施例に限定されず、本発明の技術的要旨を逸脱しない範囲内で多様に修正、変形されて実施されてもよいことは本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって自明である。
100 被動型2次側凝縮系統
110 蒸気発生器
111 主蒸気管
112,112−1,112−2 主給水管
112a エコノマイザーノズル
112b ダウンカマーノズル
113 蒸気供給管
114 凝縮水回収管
120 凝縮器
130 被動型凝縮タンク
200 原水系統
210 浄水貯蔵タンク
220 原水貯蔵タンク
300 廃水タンク
400 脱塩水貯蔵タンク
110 蒸気発生器
111 主蒸気管
112,112−1,112−2 主給水管
112a エコノマイザーノズル
112b ダウンカマーノズル
113 蒸気供給管
114 凝縮水回収管
120 凝縮器
130 被動型凝縮タンク
200 原水系統
210 浄水貯蔵タンク
220 原水貯蔵タンク
300 廃水タンク
400 脱塩水貯蔵タンク
Claims (3)
- 冷却水と、その冷却水と熱交換されて蒸気発生器の蒸気を凝縮して原子炉に供給する凝縮器と、を含む被動型凝縮タンクを含む、被動型補助給水系統において、
事故の際に前記被動型凝縮タンクに冷却水を供給する原水系統を更に含む、
原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置。 - 前記原水系統は、浄水を貯蔵する浄水貯蔵タンクと、原水を貯蔵する原水貯蔵タンクと、前記浄水貯蔵タンクの浄水又は前記原水貯蔵タンクの原水を前記被動型凝縮タンクに供給するポンプを含む請求項1に記載の原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置。
- 前記被動型凝タンクに冷却水を供給する廃水系統の廃水タンク及び補充水脱塩系統の脱塩水貯蔵タンクを更に含み、前記廃水タンク及び脱塩水貯蔵タンクに貯蔵された水は直接前記被動型凝縮タンクに供給されるか、前記浄水貯蔵タンクを介して前記被動型凝縮タンクに供給されることを特徴とする請求項2に記載の原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020120113779A KR20140047452A (ko) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | 원자력 발전소 피동보조급수계통의 충수 장치 |
KR10-2012-0113779 | 2012-10-12 | ||
PCT/KR2012/008493 WO2014058090A1 (ko) | 2012-10-12 | 2012-10-17 | 원자력 발전소 피동보조급수계통의 충수 장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015534649A true JP2015534649A (ja) | 2015-12-03 |
Family
ID=50477546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015536664A Pending JP2015534649A (ja) | 2012-10-12 | 2012-10-17 | 原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015534649A (ja) |
KR (1) | KR20140047452A (ja) |
CN (1) | CN104854661B (ja) |
WO (1) | WO2014058090A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7480418B2 (ja) | 2020-07-23 | 2024-05-09 | コリア ハイドロ アンド ニュークリアー パワー カンパニー リミテッド | 被動補助給水系統の不用熱交換水活用システム |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101498697B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2015-03-05 | 김영선 | 원자력 발전 시스템 |
KR101921406B1 (ko) * | 2017-01-02 | 2018-11-22 | 한국수력원자력 주식회사 | 냉각 신뢰도가 향상된 smr 원자로 시스템 |
KR102267104B1 (ko) * | 2019-04-18 | 2021-06-21 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자로용기 외벽냉각 시스템 및 이를 이용한 원자로용기 외벽냉각 방법 |
KR102550140B1 (ko) * | 2021-03-02 | 2023-06-30 | 한국전력기술 주식회사 | 과냉각 방지 장치를 사용하는 원자력 발전소의 피동형 보조급수계통 시스템 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52100091A (en) * | 1976-02-18 | 1977-08-22 | Kraftwerk Union Ag | Emergency water supply system for reactor facility |
JPS6244692A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-26 | 株式会社東芝 | 原子炉の崩壊熱除去装置 |
JPS63275992A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Toshiba Corp | 原子炉冷却装置 |
JP2000180582A (ja) * | 1998-12-11 | 2000-06-30 | Toshiba Corp | 原子力発電プラント |
JP2009513926A (ja) * | 2003-06-25 | 2009-04-02 | アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 原子力設備および原子力設備の圧力逃し法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4687626A (en) * | 1985-01-18 | 1987-08-18 | Tong Long S | Passive safety device for emergency steam dump and heat removal for steam generators in nuclear power reactors |
FR2584228B1 (fr) * | 1985-07-01 | 1987-12-24 | Framatome Sa | Dispositif de refroidissement de secours a surete intrinseque d'un reacteur nucleaire a eau sous pression. |
JPH08248166A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Toshiba Corp | 原子炉格納容器冷却設備 |
KR20010076565A (ko) * | 2000-01-26 | 2001-08-16 | 이종훈 | 원자력 발전소의 피동이차응축시스템 |
KR100363574B1 (ko) * | 2000-01-26 | 2002-12-05 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자력 발전소의 피동이차응축 계통의 작동제어방법 |
KR100419194B1 (ko) * | 2000-11-13 | 2004-02-19 | 한국전력공사 | 원자로보호용기와 압축탱크를 이용한 비상노심냉각 방법과장치 |
KR100856501B1 (ko) * | 2007-04-06 | 2008-09-04 | 한국원자력연구원 | 피동살수계통을 이용한 일체형원자로 안전설비 |
CN101719386B (zh) * | 2009-12-21 | 2012-07-04 | 肖宏才 | 先进压水堆核电站中完全非能动停堆安全冷却装置及其运行程序 |
KR101160771B1 (ko) * | 2011-01-03 | 2012-06-28 | 한국수력원자력 주식회사 | 가압경수로의 개량 피동형 보조급수계통 응축수조 최적화 |
CN102163469B (zh) * | 2011-02-14 | 2014-04-30 | 中国核电工程有限公司 | 一种核电站非能动专设安全系统 |
-
2012
- 2012-10-12 KR KR1020120113779A patent/KR20140047452A/ko not_active Application Discontinuation
- 2012-10-17 JP JP2015536664A patent/JP2015534649A/ja active Pending
- 2012-10-17 WO PCT/KR2012/008493 patent/WO2014058090A1/ko active Application Filing
- 2012-10-17 CN CN201280077615.3A patent/CN104854661B/zh active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52100091A (en) * | 1976-02-18 | 1977-08-22 | Kraftwerk Union Ag | Emergency water supply system for reactor facility |
JPS6244692A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-26 | 株式会社東芝 | 原子炉の崩壊熱除去装置 |
JPS63275992A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Toshiba Corp | 原子炉冷却装置 |
JP2000180582A (ja) * | 1998-12-11 | 2000-06-30 | Toshiba Corp | 原子力発電プラント |
JP2009513926A (ja) * | 2003-06-25 | 2009-04-02 | アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 原子力設備および原子力設備の圧力逃し法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7480418B2 (ja) | 2020-07-23 | 2024-05-09 | コリア ハイドロ アンド ニュークリアー パワー カンパニー リミテッド | 被動補助給水系統の不用熱交換水活用システム |
EP4187552A4 (en) * | 2020-07-23 | 2024-10-09 | Korea Hydro & Nuclear Power Co | SYSTEM FOR USING UNUSED HEAT EXCHANGE WATER OF PASSIVE AUXILIARY FEEDWATER SYSTEM, AND METHOD FOR CONTROLLING COOLING OF REACTOR USING UNUSED HEAT EXCHANGE WATER OF PASSIVE AUXILIARY FEEDWATER SYSTEM |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2014058090A1 (ko) | 2014-04-17 |
CN104854661A (zh) | 2015-08-19 |
CN104854661B (zh) | 2017-03-29 |
KR20140047452A (ko) | 2014-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20180350472A1 (en) | Passive safe cooling system | |
JP6277322B2 (ja) | 格納容器冷却系、及び格納容器・原子炉圧力容器共同冷却系 | |
KR101463440B1 (ko) | 피동안전설비 및 이를 구비하는 원전 | |
CN103903659B (zh) | 浮动核电站非能动余热排出系统 | |
JP2015534649A (ja) | 原子力発電所の被動型補助給水系統の充水装置 | |
JP2013174447A (ja) | 原子力プラント | |
JP2013057655A (ja) | 原子力発電所の被動型冷却システム | |
CN104361913A (zh) | 二次侧非能动余热导出系统 | |
CN104520941A (zh) | 用于核反应堆系统中的衰变热去除的辅助冷凝器系统 | |
CN105957567A (zh) | 一种蒸汽发生器二次侧非能动余热排出系统 | |
KR101250479B1 (ko) | 안전보호용기를 구비한 피동형 비상노심냉각설비 및 이를 이용한 열 전달량 증가 방법 | |
KR101389840B1 (ko) | 전기생산을 위한 고유안전 수냉각형 원자로 계통 | |
KR101392140B1 (ko) | 원자력 발전소 피동보조급수계통의 충수 장치 | |
KR20140040518A (ko) | 원자력발전소의 소내정전 및 피동보조급수계통의 기능상실에 대비한 증기발생기의 비상충수장치를 구비한 경수로의 피동형 이차측 응축계통 | |
RU96283U1 (ru) | Система пассивного отвода тепла через парогенератор | |
CN209149827U (zh) | 一种能动和非能动结合的二次侧余热排出系统 | |
KR20130099561A (ko) | 가압경수로의 증기발생기 비상보충계통 | |
KR101224023B1 (ko) | 피동보조 급수계통을 이용한 경수로의 응급잔열제거 및 격납용기 냉각계통 | |
JP2013127459A (ja) | 軽水炉用の代替的な使用済燃料プール遠隔冷却システムのための方法及び装置 | |
KR20140061846A (ko) | 원자력 발전소의 피동이차응축시스템 | |
KR101278906B1 (ko) | 응축수 혼합 저장탱크를 갖는 열충격 방지장치 | |
US11488733B2 (en) | Method and system for bringing a nuclear power plant into a safe state after extreme effect | |
KR101404646B1 (ko) | 열담수화를 위한 고유안전 수냉각형 원자로 계통 | |
KR20170011416A (ko) | 원자력발전시스템의 피동안전계통 | |
KR101224026B1 (ko) | 피동보조 급수계통을 이용한 경수로의 피동 잔열제거계통 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161025 |