JP2015533635A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 流体入口及び流体出口を有する筐体であって、前記流体入口及び流体出口は、前記筐体内に含まれる精製器ベッドを介して流体的に接続され、前記精製器ベッドは、
   浄化媒体の第１のベッドと、
   前記浄化媒体の第１のベッドの下流にある浄化媒体の第２のベッドと、
   前記浄化媒体の第１のベッドと前記浄化媒体の第２のベッドとを分離する媒体を保持する多孔性のガス透過性膜とを備え、前記媒体を保持する多孔性のガス透過性膜は、浄化媒体の粒子が通過することを防ぐような孔径を有し、且つ拡張可能なリングによってその縁が前記筐体内に固定され、前記拡張可能なリングは、内周、外周、及び係止されると前記筐体の内壁に対する半径方向力によって前記拡張可能なリングを拡張及び保持するための係止機構を備え、
   前記浄化媒体の第１のベッドと前記浄化媒体の第２のベッドとは組成的に異なっている、筐体
   を備えるガス精製器。
2. 前記媒体を保持する多孔性のガス透過性膜は、前記浄化媒体の第２のベッドと密接し且つ接触を保っている、請求項１に記載のガス精製器。
3. 前記媒体を保持する多孔性のガス透過性膜は、前記拡張可能なリングの表面と、前記浄化媒体の第２のベッドの表面との間に固定される、請求項１又は２のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
4. 前記浄化媒体の第１のベッド及び前記浄化媒体の第２のベッドは、高表面積の支持媒体上の金属触媒、乾燥剤材料、モレキュラーシーブ、ゼオライト、支持媒体上の有機金属試薬、ゲッター材、又は炭素系媒体を各々が独立して備える、請求項１乃至３のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
5. 前記媒体を保持する多孔性のガス透過性膜は、金属性、半金属性、炭素系、セラミック、高分子、又は熱伝導性の材料を備える、請求項１乃至４のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
6. 前記媒体を保持する多孔性のガス透過性膜は、フェルト、ワイヤメッシュ、燃結粒子、エレクトロブローン繊維、織膜、又は不織膜である、請求項１乃至５のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
7. 前記係止機構はばね式係止機構である、請求項１乃至６のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
8. 前記拡張可能なリングは、金属（例えば、ステンレス鋼）、プラスチック、又は金属合金を備える、請求項１乃至７のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
9. 前記拡張可能なリングは、１．５ミリメートルから３．０ミリメートルの厚みを有する、請求項１乃至８のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
10. 前記媒体を保持する多孔性のガス透過性膜は、０．０５ミクロンから１．０ミクロンの孔径を有する、請求項１乃至９のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
11. 前記ガス精製器は、使用中、垂直又は水平に向けられる、請求項１乃至１０のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
12. 浄化媒体の１つ又は複数の追加のベッドを更に備え、且つ、１つ又は複数の追加の媒体を保持する多孔性のガス透過性膜を任意選択的に備え、前記追加の媒体を保持する多孔性のガス透過性膜が存在する場合、それらは浄化媒体の任意の２つのベッドを分離する、請求項１乃至１１のうちいずれか１項に記載のガス精製器。
13. ガス流れから異なる不純物又は異なる量の不純物を除去することができる上流の浄化媒体及び異なる下流の浄化媒体を筐体内に備え、
    前記上流及び下流の浄化媒体は、前記下流の浄化媒体と密接し且つ接触関係を保っている、前記下流の浄化媒体を保持する多孔性フェルト膜によって分離され、前記多孔性フェルト膜と前記下流の浄化媒体との接触によって前記筐体内の所定の位置に前記下流の浄化媒体が保持され、前記精製器の使用中に下流の浄化媒体においてチャネリングが発生することなく任意の向きで前記精製器を用いることが可能になり、
    前記下流の浄化媒体と接している前記多孔性フェルト膜の縁は、前記筐体内に固定された多孔性フェルト膜を提供するために前記下流の浄化媒体に接するように拡張可能なリングによって前記筐体内で固定され、前記拡張可能なリングは、係止されると前記筐体の内壁に対する半径方向力によって前記拡張可能なリングを拡張及び保持するための係止機構を備え、上流の媒体粒子及びミクロ粒子が保持される一方、上流の媒体粒子又はミクロ粒子を有する任意のガス流れが、前記多孔性フェルト膜を通って流されるように、前記固定された多孔性フェルト膜は、縁で均一に固定される、
    ガス精製器。
14. 前記筐体は、前記拡張可能なリングのための溝を含まない、請求項１または１３に記載のガス精製器。
15. 前記筐体はさらに、流体入口付近の上流フリット、及び流体出口付近の下流フリットを含む、請求項１に記載のガス精製器。
16. 前記筐体はさらに、流体入口、上流及び下流の浄化媒体を介して流体入口に流体的に接続された流体出口、流体入口付近の上流フリット、及び流体出口付近の下流フリットを含む、請求項１３に記載のガス精製器。