JP2015533575A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. ステント内腔を有する管状ステントをステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンにクリンプする方法であって、ステントが、配置された直径と、配置された直径より小さいクリンプされた直径とを有し、
   ・膨張可能なバルーンを収縮した直径にし、管状ステントをほぼ配置された直径にして、ステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンを管状ステントのステント内腔の中に挿入するステップ；
   ・ステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンを管状ステントのステント内腔の中で膨張した直径に膨張させるステップ；
   ・ステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンの中の膨張圧を維持しながら管状ステントをクリンプして、クリンプされた直径にするステップ；および
   ・管状ステントをクリンプされた直径に維持しながらステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンを収縮させるステップ
   を含む、方法。
2. 管状ステントがガラス転移温度を有するポリマーから形成され、クリンプステップの前に、管状ステントをガラス転移温度以上の温度に加熱するステップをさらに含む、請求項１に記載の方法。
3. 管状ステントが生体吸収性ポリマーを含む、請求項２に記載の方法。
4. 管状ステントがポリ（乳酸）ポリマーを含む、請求項３に記載の方法。
5. クリンプステップの後で、管状ステントをガラス転移温度未満の温度に冷却するステップをさらに含む、請求項２に記載の方法。
6. ステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンが、クリンプステップの前に、管状ステントのステント内腔の中で、約０．２から５．０バールの膨張圧で膨張され、クリンプステップの間、この膨張圧に維持される、請求項１に記載の方法。
7. クリンプステップの後で収縮ステップの前に、管状ステントをクリンプされた直径に維持しながら、管状ステントのステント内腔の中のステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンの膨張圧を、約３．０から７．０バールの膨張圧に増大するステップをさらに含む、請求項６に記載の方法。
8. ステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンを管状ステントのステント内腔の中に挿入する前に、管状ステントをほぼ配置された直径でクリンプ機の中に挿入するステップと、管状ステントを予備クリンプして、配置された直径より僅かに小さい予備クリンプされた直径にするステップとをさらに含む、請求項１に記載の方法。
9. 収縮ステップの後で、管状ステントおよびステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンをクリンプ機から取り外すステップをさらに含む、請求項８に記載の方法。
10. 管状ステントがガラス転移温度を有するポリマーから形成され、
    ・ステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンを管状ステントのステント内腔の中に挿入する前に、管状ステントをほぼ配置された直径でクリンプ機の中に挿入し、管状ステントを予備クリンプして、配置された直径より僅かに小さい予備クリンプされた直径にするステップ；
    ・クリンプステップの前に、管状ステントをガラス転移温度以上の温度に加熱するステップ；
    ・クリンプステップの前に、管状ステントのステント内腔の中のステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンを、約０．２から２．０バールの膨張圧で膨張させ、クリンプステップの間、この膨張圧に維持するステップ；
    ・クリンプステップの後で収縮ステップの前に、管状ステントをクリンプされた直径に維持しながら、管状ステントのステント内腔の中のステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンの膨張圧を、約３．０から７．０バールの膨張圧に増大し、管状ステントをガラス転移温度未満の温度に冷却するステップ；および
    ・収縮ステップの後で、管状ステントおよびステント送達カテーテルの膨張可能なバルーンをクリンプ機から取り外すステップ
    をさらに含む、請求項１に記載の方法。
11. 管状ステントが生体吸収性ポリマーを含む、請求項１０に記載の方法。
12. 管状ステントがポリ（乳酸）ポリマーを含む、請求項１１の方法。
13. 装置であって、
    ・管状ステントのステント内腔の周囲に配列された複数のステントストラットと、ステントストラットの間の複数の空隙とを有する管状ステントであって、管状ステントが未配置の、クリンプされた直径の状態にある管状ステント；および
    ・管状ステントのステント内腔の中に位置する膨張可能なバルーンであって、膨張可能なバルーンが未配置の、収縮した直径の状態にあり、膨張可能なバルーンの壁材料が複数の襞状に配列された膨張可能なバルーン
    を含み、
    複数のステントストラットが管状ステントの周囲に均一に分布し、膨張可能なバルーンの壁材料が管状ステントの周囲に均一に分布している
    装置。
14. 膨張可能なバルーンの壁材料がステントストラットの間の複数の空隙の中に突出している、請求項１３に記載の装置。
15. 膨張可能なバルーンのほぼ等量の壁材料が、ステントストラットの間の複数の空隙のそれぞれの中に突出している、請求項１４に記載の装置。
16. ステントが近位端および遠位端を有し、膨張可能なバルーンの壁材料が、ステントの近位端を超えて位置し増大した直径を有する近位バンパーと、ステントの遠位端を超えて位置し増大した直径を有する遠位バンパーとを形成するように構成されている、請求項１３に記載の装置。
17. 複数のステントストラットが、それぞれ膨張可能なバルーンの壁材料と接している、請求項１３に記載の装置。
18. 複数のステントストラットが、管状ステントの周囲に配列された複数の閉鎖セルを取り囲むように構成されている、請求項１３に記載の装置。
19. 複数のステントストラットが、管状ステントの周囲にリング状に配列された複数の閉鎖セルを取り囲むように構成され、複数の連結ストラットが閉鎖セルの隣接したリングを結合している、請求項１３に記載の装置。
20. 管状ステントが生体吸収性材料を含む、請求項１３に記載の装置。
21. 生体吸収性材料が少なくとも４５℃のガラス転移温度（Ｔｇ）を有する、請求項２０に記載の装置。
22. 管状ステントが抗増殖剤を含む、請求項１３に記載の装置。