JP2015533058A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ビデオデータを復号するための方法であって、前記方法は、
   アクセスユニット（ＡＵ）の復号ユニット（ＤＵ）についての１つまたは複数のサブピクチャレベルコード化ピクチャバッファ（ＣＰＢ）パラメータが存在する、２つの場所のうちの１つの場所を判断するためのシーケンスレベルフラグを復号することと、ここにおいて、前記２つの場所は、前記ＤＵに関連付けられたピクチャタイミングサプルメンタルエンハンスメント情報（ＳＥＩ）メッセージおよび前記ＤＵに関連付けられたサブピクチャタイミングＳＥＩメッセージである、
   前記シーケンスレベルフラグに基づいて、前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたは前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージから、前記１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータを復号することと
   を備える方法。
2. 前記１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータは、前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたは前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージのうちただ１つの中に存在する、請求項１に記載の方法。
3. 前記１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記ＤＵのＣＰＢ除去時間を決定することをさらに備え、ここにおいて、前記ＤＵの前記ＣＰＢ除去時間を決定することは、好ましくは初期ＣＰＢ除去遅延とオフセットとを復号することなく、前記ＤＵの前記ＣＰＢ除去時間を決定することを備える、請求項１に記載の方法。
4. 前記シーケンスレベルフラグは、前記サブピクチャレベルＣＰＢパラメータが前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージ中に存在することを示し、前記サブピクチャレベルＣＰＢパラメータを復号することは、前記ＤＵに関連付けられた前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージを復号することを備え、および／または
   前記シーケンスレベルフラグは、前記サブピクチャレベルＣＰＢパラメータが前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージ中に存在することを示し、前記サブピクチャレベルＣＰＢパラメータを復号することは、前記ＤＵに関連付けられた前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージを復号することを備える、
   請求項１に記載の方法。
5. 前記ＤＵが第１のＤＵであって、前記方法は、
   前記サブピクチャレベルＣＰＢパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のＤＵのＣＰＢ除去時間を導出することと、
   復号順序において、前記ＡＵの第２のＤＵのＣＰＢ除去時間と、前記第１のＤＵの前記ＣＰＢ除去時間との間の持続時間を復号することと、
   前記ＣＰＢ除去時間に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のＤＵのビデオデータを復号することと、を備え、
   ここにおいて、好ましくは、前記第２のＤＵが、復号順序において前記ＡＵ中の最後のＤＵ、または復号順序において、前記ＡＵ中の前記第１のＤＵの直後のいずれかである、
   請求項１に記載の方法。
6. 前記ＤＵは、ＲＳＶ＿ＮＶＣＬ４４〜ＲＳＶ＿ＮＶＣＬ４７の範囲内またはＵＮＳＰＥＣ４８〜ＵＮＳＰＥＣ１２の範囲内の、ＵＮＳＰＥＣ０に等しいｎａｌ＿ｕｎｉｔ＿ｔｙｐｅ、ＥＯＳ＿ＮＵＴ、ＥＯＢ＿ＮＵＴをもつ非ビデオコーディングレイヤ（ＶＣＬ）ネットワークアブストラクションレイヤ（ＮＡＬ）ユニットを備える、請求項１に記載の方法。
7. 前記ＡＵは、０に等しいＴｅｍｐｏｒａｌＩｄを有し、前記方法は、
   前記ＡＵに関連付けられた、バッファリング期間ＳＥＩメッセージまたはリカバリポイントＳＥＩメッセージのうち少なくとも１つを復号することをさらに備える、請求項１に記載の方法。
8. 前記ＡＵが単一のＤＵのみを含むかどうかを定義するシンタックス要素の値にかかわらず、アクセスユニットレベルとサブピクチャレベルの両方で、前記ＡＵについてのＣＰＢ到着時間を導出することをさらに備え、ここにおいて、サブピクチャレベルで前記ＡＵについての前記ＣＰＢ到着時間を導出することは、前記ＡＵ中の第１のＤＵの前記ＣＰＢ到着時間を導出することを備える、請求項１に記載の方法。
9. ビデオデータを符号化するための方法であって、前記方法は、
   ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたはサブピクチャタイミングＳＥＩメッセージ中のアクセスユニット（ＡＵ）の復号ユニット（ＤＵ）についての１つまたは複数のサブピクチャレベルコード化ピクチャバッファ（ＣＰＢ）パラメータを符号化することと、
   ＡＵのＤＵについての１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータが存在する、２つの場所のうちの１つの場所を示すためのシーケンスレベルフラグを符号化することと、ここにおいて、前記２つの場所は、前記ＤＵに関連付けられた前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたは前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージである、
   を備える方法。
10. 前記１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータを符号化することは、前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたは前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージのうちのただ１つの中の前記１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータを符号化することを備える、請求項９に記載の方法。
11. アクセスユニット（ＡＵ）の復号ユニット（ＤＵ）についての１つまたは複数のサブピクチャレベルコード化ピクチャバッファ（ＣＰＢ）パラメータが存在する、２つの場所のうちの１つの場所を判断するためのシーケンスレベルフラグを復号するための手段と、ここにおいて、前記２つの場所は、前記ＤＵに関連付けられたピクチャタイミングサプルメンタルエンハンスメント情報（ＳＥＩ）メッセージまたはサブピクチャタイミングＳＥＩメッセージである、
    前記シーケンスレベルフラグに基づいて、前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたは前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージから、前記１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータを復号するための手段と
    を備えるビデオ復号デバイス。
12. 請求項２乃至８のいずれかにしたがう方法を実行するための手段を備える、請求項１１に記載のデバイス。
13. ビデオ符号化デバイスであって、前記デバイスは、
    ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたはサブピクチャタイミングＳＥＩメッセージ中のアクセスユニット（ＡＵ）の復号ユニット（ＤＵ）についての１つまたは複数のサブピクチャレベルコード化ピクチャバッファ（ＣＰＢ）パラメータを符号化するための手段と、
    ＡＵのＤＵについての１つまたは複数のサブピクチャレベルＣＰＢパラメータが存在する２つの場所のうちの１つの場所を示すためのシーケンスレベルフラグを符号化することための手段と、ここにおいて、前記２つの場所は、前記ＤＵに関連付けられた前記ピクチャタイミングＳＥＩメッセージまたは前記サブピクチャタイミングＳＥＩメッセージである、
    を備えるビデオ符号化デバイス。
14. 請求項１０の前記方法を実行するための手段を備える請求項１３に記載のデバイス。
15. 実行されたときに、プロセッサに、請求項１から１０のいずれかにしたがった方法を実行させる命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。