JP2015529314A - ガスシールを具備する装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ガスシール(GS)とロータ(R)とステータ(S)とを具備する装置であって、ロータ(R)とステータ(S)との間においてシール間隙(SGP)を密閉するために軸線(X)に沿って延在している装置であって、回転式ロータ側シールリング(RSR)と、固定式ステータ側シールリング(SSR)と、アキシアル方向において回転式ロータ側シールリング(RSR)をロータ(R)に固定している回転式固定要素(FE)とを備えている装置に関する。固定要素(FE)が、周方向(CD)における周の一部分に亘って少なくとも延在しており、固定要素(FE)が、ロータ(R)と回転式ロータ側シールリング(RSR)との間においてアキシアル方向に且つ周方向(CD)に延在しているラジアル方向における間隙高さ(GH)の間隙(GP)の内部に少なくとも部分的に配置されている。間隙(GP)が、回転式ロータ側シールリング(RSR)の側においてシールリング表面(SRS)によって形成されている一方、ロータ(R)の側においてロータ表面(RS)によって形成されており、シールリング表面(SRS)が、第1の沈降部(SRD)を有しており、ロータ表面(RS)が、第2の沈降部(RSD)を有している。固定要素(FE)が、第1の沈降部(SRD)に部分的に配置されている一方、第2の沈降部(RSD)に部分的に配置されており、これにより、回転式ロータ側シールリング(RSR)とロータ(R)との間における設定位置を越えた相対的移動が、固定要素(FE)のラジアル方向における変形を介してのみ可能とされる。

Description

本発明は、ガスシールとロータとステータとを具備する装置であって、ロータとステータとの間においてシール間隙を密閉するために軸線に沿って延在している装置であって、回転式ロータ側シールリングと、固定式ステータ側シールリングと、アキシアル方向において回転式ロータ側シールリングをロータに固定している回転式固定要素とを備えている装置に関する。
ガスシールは、比較的高圧の環境下において漏出量が比較的少ない、特にターボ機械として構成されている圧縮器のような連続流体機械のための好ましいシール形態である。例えば従来技術に基づくラビリンスシールと比較すると、乾式ガスシールの漏出量が一桁少なくなるので、対応するターボ機械の効率を著しく高めることができる。
比較的単純な構造であるラビリンスシールと比較して、近年の乾式ガスシールは、動作環境に関して比較的厳しい。動作の信頼性を高めるためには、対応して準備された清浄なシールガスが必要とされる。さらに、信頼ある動作については、乾式ガスシールは最小回転速度に依存する。
冒頭で述べたガスシールでは、回転式ロータ側シールリングと固定式ステータ側シールリングとは、概して、回転式ロータ側シールリング及び固定式ステータ側シールリングそれぞれに一のシール面が形成された状態で、ラジアル方向に延在しているシール面において互いに対向して配置されている。効果的に密閉するためには、2つのシールリングのシール面が正確に機械加工されており、互いに対して方向づけられていることを必要とする。その結果として、再現可能な動作条件下においてシールガスの摺動被膜がシール面同士の間に構築され、対応してシールが非接触状態で機能する。あらゆる想定し得る動作条件下におけるこのような高い精度の要求は、概して、特別な材料を選定することによってのみ実現されるにすぎない。従って、回転式ステータ側シールリング及び固定式ステータ側シールリングは、通常、ロータ及びステータに一体に接続されている訳ではなく、固定式ステータ側シールリングも、通常、回転式ロータ側シールリングに対して弾性的に固定されている。回転式ロータ側シールリングは、特にアキシアル方向において相対的運動が制御不能とならないように、ロータに固定されている。従来技術に基づくシール配置では、回転式ロータ側シールリングとロータの対応するアキシアル方向の接触肩部とのアキシアル方向における接触部分において、腐食が発生する。従来技術に基づくシール配置では、アキシアル方向における相対運動が可能とされるからである。
本願についての優先権基礎出願である特許文献1は、特許文献2、特許文献3、及び特許文献4を引用している。特許文献1は、ロータに対するスライディングリングのアキシアル方向における固定及び密封を同時に実現する技術を開示している。特許文献3は、両向きに延在している2つの螺旋状溝を具備するガスシールであって、シャフト及び関連して対応するリングが固定された状態において一方のスライディングリングが弾性的に圧縮されて回転している、ガスシールを開示している。特許文献4は、静的なシール配置に関連する。従って、腐食を防止するための解決策は、今日に至るまで未知であり、実現されていない。
独国特許出願公開第102012215887号明細書 独国実用新案出願公開第6904740号明細書 独国特許出願公開第4119768号明細書 独国特許出願公開第102010041208号明細書
従って、本発明の目的は、腐食が発生しないように、上述のガスシールの回転式ロータ側シールリングをアキシアル方向端部において励振に抗してロータに固定することである。
本発明における目的を達成するために、請求項1の特徴部分に記載された特徴によって表わされる上述の概略的な配置が提案されている。
例えばアキシアル方向、ラジアル方向、周方向、及び周方向のような、すべての方向を指示する用語は、特別の定めがない限り、請求項1に規定されるロータ軸線に関するものである。
本発明における固定要素によって、アキシアル方向において回転式ロータ側シールリングをロータに確実に固定することができる。本明細書では、ロータは、専ら中実の単一部材から成るシャフトを意味するばかりでなく、例えば、好ましくはロータにスリーブ状に押しこまれていると共にアキシアル方向においてロータに固定されているシールモジュールの回転式の構成部品も意味する。
本発明の一の特有の利点は、ラジアル方向において固定要素を弾性変形させることによる本発明における非常に単純な取付にある。その結果として、取付のために工具が不要となる。同様に、回転式ロータ側シールリングをロータに取り付けることも取り外すこともできる。ラジアル方向及びアキシアル方向において同時に回転式ロータ側シールリングをロータに永続的に固定することによって、回転式ロータ側シールリングをロータに対してラジアル方向に方向づけることができる。さらに、ロータから回転式ロータ側シールリングに対する任意の励振が、固定要素によって圧縮されて減衰される。
本発明の一の優位な発展形態では、固定要素は可塑的に変形せず、好ましくは弾性的に変形する。好ましくは、固定要素は、固定要素を構成する材料の弾性変形範囲内において排他的に変形する。
固定要素は、特に、ロータ又は回転式シールリングの略全周に亘って延在しているので、その結果として、非対称な形状にはならず、バランスされている。
さらに好ましい実施例では、固定要素は、螺旋状のリングとして構成されている。螺旋状のバネは、ラジアル方向の変形能についての要件を可能な限り満たすように経験的に選定することができる。螺旋状の固定要素は、好ましくは、平坦な断面から成り、特に好ましくは、鋼から、特にステンレス鋼から作られている。攻撃的なガス、特に硫化水素が利用される用途では、固定要素を構成する材料が酸性ガスに対する耐性を有していることが望ましい。
基本的に、ロータ及び回転式ロータ側シールリングに形成された沈降部が、全周に亘って延在していることが望ましい。同様に、ロータとの嵌合及び圧力嵌めの組み合わせによって、部分的に沈降部に配置されている固定要素が回転式ロータ側シールリングを固定していることが望ましい。好ましくは、ロータ肩部において回転式ロータ側シールリングをロータに対して密封する補助的な固定式シール要素であって、アキシアル方向のプレストレス力を回転式ロータ側シールリングに作用させる補助的な固定式シール要素が含まれているように、配置が構成されている。本発明では、固定要素の弾性変形による復元力が、補助的なシール要素のアキシアル方向におけるプレストレス力に反作用する場合に、固定要素の復元力が、設定位置から外れる回転式ロータ側シールリングのアキシアル方向における相対移動に対して反作用し、補助的シール要素のプレストレス力より大きいことに留意すべきである。
特に好ましくは、固定要素は、固定要素の弾性変形による復元力が補助的シール要素のアキシアル方向におけるプレストレス力と動作中(すなわち、通常の回転速度)のロータの許容範囲内のアキシアル方向の偏心によるロータ側シールリングの励振による慣性力との和となるように構成されている。
一の優位な発展形態では、第1の沈降部及び/又は第2の沈降部が、ラジアル方向突起それぞれによって、アキシアル方向の両側面において周囲の少なくとも一部分に亘って境界を形成している。
さらに又は特に代替的には、好ましくは、固定要素が回転式ロータ側シールリング及びロータの設定位置の範囲内において互いにプレストレスを受けているか又は弾性的に変形されているか、又は弾性的な復元力がロータ側シールリングをシャフト、ロータ、若しくはシャフトスリーブのシャフト肩部又は接触肩部に対して押圧している。その結果として、ロータ側シールリングが、上述の接触によってアキシアル方向において一意に決定される位置に配置される。
固定要素は、好ましくは、アキシアル方向力によってロータ側シールリングを固定する唯一の固定要素とされる。
好ましくは、腐食を回避するために、固定要素はラジアル方向において弾性的に変形する。回転式ロータ側シールリング及びロータが設定点の範囲内において互いに対して配置されている。これにより、沈降部の表面に垂直力が作用し、その結果として、弾性変形が表面と固定要素との間において最終的な摩擦力を発生させる。当該摩擦力が、動作中に発生するトルクをロータ側シールリングからロータに伝達させる。
本発明の一の改善点は、第1の沈降部に部分的に且つ第2の沈降部に部分的に配置されている点において特に望ましい。これにより、回転式ロータ側シールリングとロータとの間における設定点の範囲を越えるアキシアル方向の相対的な移動が、固定要素のラジアル方向における変形を介してのみ可能となり、ロータ側シールリングが、上述のラジアル方向における変形によってロータから取り外し可能となる。
本発明について、一の例示的な実施例を利用することによって、図面を参照しつつ以下に詳述する。
本発明におけるガスシールを具備する装置の長手方向断面の概略図である。 本発明における固定要素の周方向部分の概略図である。
図1は、本発明におけるガスシールGSを具備する装置の長手方向断面の概略図である。ガスシールGSは、ステータSとロータRとを備えている。固定式ステータ側シールリングSSRと弾性要素ELとハウジング要素CASとは、ステータSの必須の構成要素である。シャフトSHとキャリアスリーブCSとシャフトナットSNと回転式ロータ側シールリングRSRとは、ロータRの重要な構成要素である。キャリアスリーブCSは、軸線Xに沿って且つシャフトSHと同軸に延在しており、シャフトナットSNによって、シャフトSHに接触した状態で、アキシアル方向においてシャフト肩部(図示しない)に対して固定されている。シールSOは、シャフトSHとキャリアスリーブCSとの間に残っている間隙を封止している。キャリアスリーブCSは、ラジアル方向に突出している肩部SDであって、アキシアル方向接触面CSFを具備する肩部SDを有している。アキシアル方向接触面CSFは、第2の固定式シール要素SSEを受容するように機能する凹所SSDを有している。第2の固定式シール要素SSEは、回転式ロータ側シールリングRSRの接触面SSFに当接している。第2のシール要素SSEは、弾性要素EEL及び固定要素FEのプレストレス力によって、回転式ロータ側シールシングRSRの接触面SFSを介して、キャリアスリーブCSと回転式シール要素RSRとの間においてアキシアル方向に押圧されている。また、当該実施例では、回転式シールリングRSRと固定式ステータ側シールリングSSRとの間におけるアキシアル方向の接触が、回転式ロータ側シールリングRSR及び固定式ステータシールリングSSRの封止平面SSF同士が互いに反対側に配置されている、封止面SPの停止点において発生する。
固定要素FEは、ロータRのキャリアスリーブCSと回転式ロータ側シールリングRSRとの間に形成された間隙GPの領域に配置されている。間隙GPは、ラジアル方向の間隙高さGHを有している。回転式ロータ側シールリングRSRは、ロータRに関してラジアル方向内方に向いているシールリング表面SRSに、第1の沈降部SRDを備えており、ロータR又はキャリアスリーブCSは、反対側に、第2の沈降部RSDを備えている。第1の沈降部SRD及び第2の沈降部RSDにおいては、固定要素FEそれぞれが、部分的にラジアル方向に配置されている。第1の沈降部SRD及び第2の沈降部RSDは、固定要素FEと同様に、周方向に延在している。動作の際に、回転式ロータ側シールリングRSRは、アキシアル方向の目標位置に位置しており、回転式ロータ側シールリングRSRとキャリアスリーブCS又はロータRの残り部分との間におけるアキシアル方向の相対的移動に伴って、第1の沈降部SRD及び第2の沈降部RSDそれぞれが部分的にラジアル方向に配置されていることによって固定要素FEのラジアル方向における変形するので、目標位置の範囲から外れるようにのみ移動可能とされる。このような固定要素FEの変形が、上述の相対的移動の反対方向に対応して方向づけられている復元力BFの発生を伴って専ら弾性的に行なわれる。回転式ロータ側シールリングRSRが環状に形成されていることの結果として、回転式ロータ側シールリングRSRによって、移動要素FEの変形力のうちラジアル方向成分が吸収される。固定要素FEからのアキシアル方向におけるプレストレス力が、第2の固定式シール要素SSEからのアキシアル方向におけるプレストレス力ASFの反対方向において、第2の固定式シール要素SSEを永続的にプレストレスするように、第1の沈降部SRD及び第2の沈降部RSDは、固定要素FEと共に適応している。
図2は、固定要素FEの周方向部分の概略図である。固定要素FEは、周方向において螺旋状に延在している平坦な鋼材として構成されている。材料は、酸性ガスに対する耐性を有している。
図2に表わす螺旋状構造の固定要素FEは、さらなる利点を有している。さらなる利点とは、回転式ロータ側シールリングRSRをロータRにアキシアル方向において固定することに加えて、周方向において固定することができるということである。周方向位置をロータRに対して相対的に変更するように適応しているトルクが回転式ロータ側シールリングRSRに作用している場合には、ラジアル方向において固定要素FEに作用するプレストレス力によって、螺旋を形成するように巻かれている平坦部分の縁部又は鋼製の平坦な部分の縁部が、ロータR又は回転式ロータ側シールリングRSRに支持されており、このようにして相対的移動が防止されている。
S ステータ
GS ガスシール
SSR 固定式ステータ側シールリング
SL 弾性要素
CAS ハウジング要素
SH シャフト
CS キャリアスリーブ
SN シャフトナット
RSR 回転式ロータ側シールリング
R ロータ
SO シール
SD 肩部
CSF アキシアル方向接触面
SSE 第2の固定式シールリング(要素)
SSD 凹所
SSF (回転式ロータ側シールリングRSRの)接触面
EEL 弾性要素
FE 固定要素
SFS (回転式ロータ側シールリングの)接触面
SSF 封止平面
SP 封止面
GP 間隙
GH 間隙高さ
SRS シールリング表面
SRD 第1の沈降部
RSD 第2の沈降部

Claims (11)

  1. ガスシール(GS)とステータ(S)とロータ(R)とを具備する装置であって、前記ロータ(R)と前記ステータ(S)との間においてシール間隙(SGP)を密閉するために軸線(X)に沿って延在している前記装置において、
    前記装置が、回転式ロータ側シールリング(RSR)と、固定式ステータ側シールリング(SSR)と、アキシアル方向において前記回転式ロータ側シールリング(RSR)を前記ロータ(R)に固定している回転式固定要素(FE)とを備えており、
    前記固定要素(FE)が、周方向(CD)における周の一部分に亘って少なくとも延在しており、
    前記固定要素(FE)が、前記ロータ(R)と前記回転式ロータ側シールリング(RSR)との間においてアキシアル方向に且つ周方向(CD)に延在しているラジアル方向における間隙高さ(GH)の間隙(GP)の内部に少なくとも部分的に配置されており、
    前記間隙(GP)の前記回転式ロータ側シールリング(RSR)の側が、シールリング表面(SRS)によって形成されている一方、前記間隙(GP)の前記ロータ(R)の側が、ロータ表面(RS)によって形成されており、
    前記シールリング表面(SRS)が、第1の沈降部(SRD)を有しており、
    前記ロータ表面(RS)が、第2の沈降部(RSD)を有しており、
    前記固定要素(FE)が、前記第1の沈降部(SRD)に部分的に配置されている一方、前記第2の沈降部(RSD)に部分的に配置されており、
    これにより、前記回転式ロータ側シールリング(RSR)と前記ロータ(R)との間における設定位置の範囲を越えたアキシアル方向の相対的移動が、前記固定要素(FE)のラジアル方向における変形を介してのみ可能とされることを特徴とする装置。
  2. 前記固定要素(FE)が、ラジアル方向において弾性変形可能とされるように構成されており、その結果として、前記設定位置の範囲を越えてアキシアル方向において相対的移動をする際に弾性変形することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記固定要素(FE)が、前記設定位置の範囲を越えてアキシアル方向において相対的移動をする際に専ら弾性変形することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記固定要素(FE)が、全周に亘って延在していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記固定要素(FE)が、平坦部分を螺旋状に巻くことによって構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記装置が、第2の固定式シール要素(SSE)を備えており、
    前記第2の固定式シール要素(SSE)が、ロータ肩部(RSD)に接触した状態おいて前記回転式ロータ側シールリング(RSR)を前記ロータ(R)に対して密閉しており、アキシアル方向においてプレストレス力(ASF)を前記回転式ロータ側シールリング(RSR)に作用させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記固定要素(FE)が、前記設定位置を越えたアキシアル方向における相対的変位の反対方向のアキシアル方向復元力(BF)を発生させるように弾性的とされ、
    前記アキシアル方向における復元力(BF)が、前記第2の固定式シール要素(SSE)のアキシアル方向における前記プレストレス力(ASF)より大きいことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記固定要素(FE)が、平坦な鋼材から螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  9. 前記平坦な鋼螺旋の材料が、酸性ガスに対する耐性を有していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の沈降部(SRD)及び/又は前記第2の沈降部(RSD)のアキシアル方向の境界が、一のラジアル方向突起によって周の少なくとも一部分に亘って両側に形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記固定要素(FE)が、前記回転式ロータ側シールリング(RSR)及び前記ロータ(R)が前記設定位置の範囲内において互いに対して位置している場合に、ラジアル方向において弾性的に変形しており、
    これにより、前記第1の沈降部(SRD)及び前記第2の沈降部(RSD)の表面に対して垂直な力が、前記表面と前記固定要素(FE)との間に摩擦力を発生させ、前記摩擦力が、動作の際に発生するトルクを前記回転式ロータ側シールリング(RSR)から前記ロータ(R)に伝達させることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
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