JP2015527805A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 多視点ビデオ信号を復号する方法であって、
   現在テクスチャブロックの時間的隣接ブロックが視点間動きベクトルを用いて符号化されたか否かを確認するステップと、
   前記現在テクスチャブロックの空間的隣接ブロックの一つが視点間動きベクトルを用いて符号化されたか否かを確認するステップと、
   前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックの一つが参照視点動きベクトルを用いて符号化されたか否かを確認するステップと、
   前記確認に基づいて前記現在テクスチャブロックの視点間動きベクトルを取得するステップと、
   前記現在テクスチャブロックの前記取得した視点間動きベクトルを用いて候補リストを取得するステップと、
   前記取得した候補リストの前記視点間動きベクトルを用いて、前記現在テクスチャブロックについて視点間インタ予測を実行するステップと、
   を有し、
   前記現在テクスチャブロックの前記時間的隣接ブロックは、前記現在テクスチャブロックと同一視点に対応するピクチャ内のブロックであり、前記現在テクスチャブロックと異なる時間帯に位置し、
   前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックは、前記現在テクスチャブロックのピクチャと同じピクチャに対応するピクチャの中のブロックである、方法。
2. 前記空間的隣接ブロック及び前記時間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されない時のみに、前記現在テクスチャブロックの前記取得した視点間動きベクトルは、前記参照視点間動きベクトルを用いて取得される、請求項１に記載の方法。
3. 前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されるか否かを確認するステップは、前記時間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されない時に実行され、
   前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックが前記参照視点動きベクトルを用いて符号化されるか否かを確認するステップは、前記空間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されない時に実行される、請求項１に記載の方法。
4. 前記現在テクスチャブロックの予測モードを確認するステップと、
   前記予測モードがスキップモードであるとき、前記取得した視点間動きベクトルを再利用してもう一つのテクスチャブロックの視点間動きベクトルを取得するステップと、を更に有する、請求項１に記載の方法。
5. 前記空間的隣接ブロックは、
   前記現在テクスチャブロックの左隣接ブロック、及び上隣接ブロックを含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記時間的隣接ブロックは、
   前記現在テクスチャブロックの同一位置のブロックを含む、請求項１に記載の方法。
7. 前記空間的隣接ブロック及び前記時間的隣接ブロックのうち少なくとも一つが参照視点動きベクトルを用いて取得されたとき、前記参照視点間動きベクトルは、前記参照視点動きベクトルに対応する視点間動きベクトルである、請求項１に記載の方法。
8. 多視点ビデオ信号を復号する装置であって、
   現在テクスチャブロックの時間的隣接ブロックが視点間動きベクトルを用いて符号化されたか否かを確認し、前記現在テクスチャブロックの空間的隣接ブロックの一つが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されたか否かを確認し、前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックの一つが参照視点動きベクトルを用いて符号化されたか否かを確認するように構成された視点間動きベクトル決定部を備え、
   前記視点間動きベクトル決定部は、前記確認に基づいて前記現在テクスチャブロックの前記視点間動きベクトルを取得し、前記現在テクスチャブロックの前記取得した視点間動きベクトルを用いて候補リストを取得し、前記取得した候補リストの前記視点間動きベクトルを用いて前記現在テクスチャブロックについて視点間インタ予測を実行するように構成され、
   前記現在テクスチャブロックの前記時間的隣接ブロックは、前記現在テクスチャブロックと同一視点に対応するピクチャ内のブロックであり、前記現在テクスチャブロックと異なる時間帯に位置し、
   前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックは、前記現在テクスチャブロックのピクチャと同じピクチャに対応するピクチャの中のブロックである、装置。
9. 前記視点間動きベクトル決定部は、
   前記時間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されない時、前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックの一つが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されるか否かを確認し、
   前記空間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されない時、前記現在テクスチャブロックの前記空間的隣接ブロックの一つが前記参照視点動きベクトルを用いて符号化されるか否かを確認する、請求項８に記載の装置。
10. 前記空間的隣接ブロック及び前記時間的隣接ブロックが前記視点間動きベクトルを用いて符号化されない時のみに、前記現在テクスチャブロックの前記取得した視点間動きベクトルは、前記参照視点間動きベクトルを用いて取得される、請求項８に記載の装置。
11. 前記視点間動きベクトル決定部は、
    前記現在テクスチャブロックの予測モードを確認し、前記予測モードがスキップモードのとき、前記取得した視点間動きベクトルを再利用してもう一つのテクスチャブロックの視点間動きベクトルを取得するように構成された、請求項８に記載の装置。
12. 前記空間的隣接ブロックは、
    左隣接ブロック、及び上隣接ブロックを含む、請求項８に記載の装置。
13. 前記時間的隣接ブロックは、前記現在テクスチャブロックの同一位置のブロックを含む、請求項８に記載の装置。
14. 前記空間的隣接ブロック及び前記時間的隣接ブロックのうち少なくとも一つが参照視点動きベクトルを用いて取得されたとき、前記参照視点間動きベクトルは、前記参照視点動きベクトルに対応する視点間動きベクトルである、請求項８に記載の装置。
15. 請求項１に記載のビデオ信号を処理する方法が記憶された、非一時的計算機可読記録媒体。