JP2015527783A - 輻輳状態報告方法およびアクセス・ネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

本発明では、輻輳状態報告方法およびクセス・ネットワーク装置を提供する。当該方法は、アクセス・ネットワーク装置によって、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するステップと、当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該識別子に対応する当該ベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告するステップとを含む。上述の方法により、輻輳状態がさらに悪化するという先行技術における問題を回避することができ、その結果、当該ゲートウェイ装置はセル輻輳の問題をより迅速に処理でき、先行技術におけるゲートウェイ装置の処理の複雑性を軽減することができる。

Description

本発明の諸態様は通信の分野に関し、特に、輻輳状態報告方法およびアクセス・ネットワーク装置に関する。
今日のロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、略してLTE)システムでは、ユーザ機器(User Equipment、UE)がパケット切換(Packet Switched、略してPS)サービスを実施するとき、高度ユニバーサル移動通信システム地上無線アクセス・ネットワーク(Evolved UMTS Territorial Radio Access Network、略してE−UTRAN)システム装置のeNodeB(eNodeB、略してeNB)、可動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、略してMME)およびサービング・ゲートウェイ(Serving Gateway、略してS−GW)を介して、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ(Packet Data Network Gateway、略してP−GW)およびポリシ課金ルール機能(Policy and Charging Rules Function、略してPCRF)装置等とのデータプレーン送信トンネルが制御シグナリングを介して確立される。
換言すれば、UEは最初にアタッチメント・プロセス(attachment process)を介してコア・ネットワークにアクセスし、コア・ネットワークにアクセスするプロセスの間に、MMEは、ユーザ機器のデータ送信のために、アクセス・ポイント(Access Point Name、略してAPN)に基づいて、プロセスを確立するパケット・データ・ネットワーク(Packet Data Network、略してPDN)接続を開始し、次いで、データプレーン送信トンネル、即ち、ユーザ機器のデータ・フローを運搬するベアラを確立することができる。
しかし、無線ネットワークにデプロイされた各セル(cell)の容量は有限であるので、輻輳がユーザ機器の過度なアクセスから生ずることがある。例えば、セルは(UE、UE、UE・・・UE)のような多数のユーザ端末を含み、各UEはeNBを介して複数のベアラを使用し、それにより、容易に当該セルの輻輳につながる。
今日では、コア・ネットワーク側のゲートウェイ装置がセルの輻輳状態を学習する方法が2つしかない。1つの方法は、セルが輻輳しているとき、eNBのようなアクセス・ネットワーク装置が輻輳通知メッセージを(MMEまたはSGSNのような)可動性管理エンティティに送信し、当該セルが輻輳していることを当該コア・ネットワーク側のゲートウェイ装置またはポリシ課金制御(Policy and Charging Control、略してPCC)装置が学習した後、輻輳状態を解放するために幾つかのベアラを停止するかまたは幾つかのユーザを分離する動作を開始できるというものであり、もう1つの方法は、セルが輻輳しているとき、例えばデータ・プレーン・トンネル内のアップリンクのデータ・パケットのヘッダに輻輳状態命令を設定することによって、eNBが、ゲートウェイ装置がセル輻輳を検知するようにベアラのデータ・プレーン・トンネルを介してコア・ネットワーク側のゲートウェイ装置に通知メッセージを送信し、さらに、ベアラのサービス品質(Quality of Service、略してQoS)またはアプリケーション・サービス・フローを修正する動作を開始するようにコア・ネットワークに通知することであり、これは輻輳状態の解放の役割を果たす。当該動作には、例えば、最大ビット・レート(Maximum Bit Rate、略してMBR)および保証ビット・レート(Guaranteed Bit Rate、略してGBR)の削減があるがこれらに限られない。
しかし、前述の方法のうち最初のものの欠点は、現在の3GPPプロトコルには同様な処理手続きが存在せず、かかるプロセスを追加した場合には、既存のプロトコルに及ぼす影響が大きい可能性があることである。2番目のものの欠点は、輻輳状態の指示が各ベアラのアップリンクのデータ・パケットに追加され、その結果、各ゲートウェイ装置が、報告された輻輳状態を含む多数のアップリンクのデータ・パケットを受信することがあり、これにより、輻輳状態がさらに悪化し、P−GWのようなゲートウェイ装置の処理の複雑性が高まり当該ゲートウェイ装置の処理性能が低下しうることである。
先行技術の欠点に鑑み、本発明では、先行技術におけるセル輻輳の処理でのゲートウェイ装置の処理の複雑性を軽減するための輻輳状態報告方法およびアクセス・ネットワーク装置を提供する。
本発明の1実施形態では、アクセス・ネットワーク装置によって、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するステップと、当該識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告するステップとを含む輻輳状態報告方法を提供する。
本発明の1実施形態では、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するように構成された取得ユニットと、当該識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介してアクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告するように構成された送信ユニットとを備えたアクセス・ネットワーク装置を提供する。
前述の技術的解決策から分かるように、本発明の諸実施形態における輻輳状態報告方法およびアクセス・ネットワーク装置は、コア・ネットワーク側のゲートウェイ装置の識別子を事前に取得し、次いで、当該識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告することができ、それにより、先行技術におけるセル輻輳の処理での当該ゲートウェイ装置の処理の複雑性が減り、当該セル輻輳を処理するときに当該ゲートウェイ装置を簡略化することができ、当該ゲートウェイ装置の処理性能をより改善することができる。
本発明の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では諸実施形態で使用する添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の添付図面は本発明の幾つかの実施形態の添付図面にすぎず、当業者は創造的作業なしにこれらの添付図面から本発明の技術的解決策の他の図面を導出することができる。
本発明の輻輳状態報告方法が適用されるシーン・グラフを示す図である。 本発明におけるユーザ端末のユーザ・プレーンのデータ・フロー(user plane data flow)の略図である。 本発明におけるユーザ端末のPDN接続の略図である。 本発明の1実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に従うアクセス・ネットワーク装置の略構造図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下では本発明の諸実施形態の添付図面を参照して本発明の技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する以下の諸実施形態は本発明の諸実施形態の一部である。以下の本発明の諸実施形態に基づいて、当業者は、創造的作業なしに技術的特徴の一部または全部を均等に変更することによって、本発明の技術的課題を解決し本発明の技術的効果を実現できる他の実施形態を得ることができ、これらの夫々の実施形態は本発明の保護範囲に入る。
図1に示すように、今日では、ロング・ターム・エボリューション・ネットワーク(LTE)のコア・ネットワークは主に、MME、S−GW、およびP−GWである3つの論理機能エンティティを含む。
MMEは、非アクセス層(Non−Access−Stratum、略してNAS)シグナリングおよびNASシグナリングの暗号化、ユーザに対する一時的な識別子のローミング、追跡、割当て、安全確保および他の機能の役割を担う。これらは、今日のユニバーサル移動通信システム地上無線アクセス・ネットワーク・システム(Universal Mobile Telecommunications System、略してUMTS)における内部サービングGPRSサポート・ノード(Serving GPRS Support Node、略してSGSN)の制御プレーン部分に対応する。理解すべきことは、LTEアーキテクチャにおいて、MMEは制御プレーンのみを有する。換言すれば、ユーザ・プレーンのデータ・フローはMMEを通過せず、UMTSユニバーサル移動通信システム地上無線アクセス・ネットワーク(UMTS Territorial Radio Access Network、略してUTRAN)システムでは、SGSNは制御プレーンとユーザ・プレーンの両方を同時に有し、換言すれば、SGSNはシグナリング処理を管理するだけではなく、ユーザ・プレーン・トンネルとしても動作する。
LTEにおけるS−GWは、3GPPシステム内部の局所的な可動性アンカー・ポイント(mobility anchor point)および3GPPシステム内部の可動性アンカー・ポイント、ならびに関連情報を合法的に監視する機能の役割を担う。
LTEにおけるP−GWは、ポリシ強制、関連機能の課金および合法的な監視の役割を担い、ゲートウェイ装置の機能、即ち、UMTSシステムにおけるゲートウェイGPRSサポート・ノード(Gateway GPRS Support Node、略してGGSN)に対応する。
加えて、図1のE−UTRANは、無線アクセス層シグナリングとユーザ・データ送信の役割を担い、UTMSシステムにおけるアクセス・ネットワーク・システムUTRANに対応する。
図2は、本発明におけるユーザ端末のユーザ・プレーンのデータ・フローの略図を示す。図2に示すように、各セル(cell)が複数のUEを含み、パケット・データ・サービスを実施するとき、各UEは、制御シグナリング(図2に示すリンク1)によりeNB、MME、S−GW、P−GWおよびPCCならびに他の装置を介してユーザ・データ送信トンネル(図2に示すリンク2、リンク3)を確立し、UEが送信したサービス・データを、ユーザ・データ送信トンネルを介して送信することができる。
通常、UEが取付けプロセス(attaching process)を介してネットワークにアクセスし、当該ネットワークにアクセスするプロセスの間に、MMEが、APNに基づいて、UEのデータ送信のために、(例えばユーザ・データ送信トンネルのエンドポイント識別子を割り当てることによって)PDN接続確立プロセスを開始してもよく、それにより、ユーザ・データ送信トンネル、即ち、UEがデータ・フローを送信するために使用するベアラを確立する。
先行技術では、複数のPDN接続を各UEに対して確立してもよく、各PDN接続が複数のベアラを含んでもよい。図3に示すように、UEは10個のベアラを確立し(図3に示す点線)、UEは3個のベアラを確立する(図3に示す実線)。
ここで、UEの10個のベアラのうちベアラ1、ベアラ2、ベアラ3は或るPDN接続に属し、ベアラ4とベアラ5は別のPDN接続に属し、当該2つのPDN接続の両方がゲートウェイ装置P−GWに接続され、UEの10個のベアラのうちベアラ6、ベアラ7、ベアラ8はP−GWとPDN接続を確立し、ベアラ9およびベアラ10はP−GWと接続を確立する。
確かに、UEを有する同一のセル内の他の端末装置が、P−GW、P−GW、P−GWと(UEのベアラのような)ベアラを確立してもよい。
この時点で、UEおよびUEが存在するセルが輻輳している場合、輻輳状態を報告する今日の方法は、UEの10個のベアラにおける全てのアップリンクのデータ・パケットにおいて輻輳状態を示す情報をeNBが設定する必要があり、UEを有する同一の輻輳セルに属する装置のベアラにおけるアップリンクのデータ・パケットにおいて輻輳状態を示す情報も設定されるというものかもしれない。したがって、P−GW、P−GW、P−GWのような各ゲートウェイ装置が、報告された輻輳状態を含む多数のアップリンクのデータ・パケットを受信する可能性があり、これが輻輳状態を悪化させ、当該ゲートウェイ装置P−GWの処理の複雑性を高め、当該ゲートウェイ装置の処理性能を低下させることとなりうる。したがって、本発明の諸実施形態では輻輳状態報告方法を提供する。当該方法は、先行技術における輻輳状態が悪化するという問題が解決される。
以下の実施形態におけるアクセス・ネットワーク装置が、eNBまたは無線ネットワーク・コントローラ(Radio Network Controller、RNC)であってもよい。
図4は、本発明の1実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図である。図4に示すように、本発明の当該実施形態に従う輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
401で、eNBまたはRNCのようなアクセス・ネットワーク装置が、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得する。
図3を例にとると、当該アクセス・ネットワーク装置は当該ステップで、UEの10個のベアラに対応するコア・ネットワーク側のP−GWの識別子、P−GWの識別子、P−GWの識別子を取得してもよく、勿論、当該アクセス・ネットワーク装置が他のUEのベアラに対応するP−GWの識別子を取得してもよい。当該ベアラとP−GWの対応関係を、当該ベアラに対応するP−GWの識別子を取得することによって取得することができる。
例えば、ユーザ機器によってデフォルトのベアラを確立するプロセスの間に、デフォルトのベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するか、または、コア・ネットワーク側のネットワーク要素によりユーザ機器の専用ベアラを確立するプロセスの間に、当該専用ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するか、または、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、当該ユーザ機器のベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するか、または、ユーザ機器のアイドル状態から接続状態への切換プロセスの間に、当該ユーザ機器のベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子をコア・ネットワーク側で取得する。
前述のステップ401における取得方法を以下の実施形態で説明する。402で、ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介してアクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告する。
例えば、当該アクセス・ネットワーク装置によりカバーされるセルが輻輳しているとき、当該セルが輻輳していることを示す当該輻輳状態情報が当該ゲートウェイ装置に報告される。当該セルが輻輳していないとき、当該セルが輻輳しておらず正常であることを示す輻輳状態情報が当該ゲートウェイ装置に報告される。当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報は、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告される、換言すれば、当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報は、当該ゲートウェイ装置の識別子とベアラの対応関係に従って当該識別子に対応するベアラから選択されたベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告される。当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して、当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報が当該ゲートウェイ装置に報告されるとき、当該輻輳状態情報を上述のベアラの一部の全てのアップリンクのデータ・パケットに含めることができ、または、当該輻輳状態情報をアップリンクのデータ・パケットの一部に含めてもよく、本発明の当該実施形態では限定されない。
例えば、当該アクセス・ネットワーク装置によりカバーされるセルが輻輳しているとき、当該輻輳状態情報が、当該識別子に対応するベアラのベアラを介してゲートウェイ装置に報告される。
図3と組み合わせて、当該輻輳状態情報を、ベアラ1(ここで、当該ベアラはベアラ1乃至5のうち任意のものであってもよい)を介してP−GWの識別子に対応するベアラからP−GWに報告することができ、当該輻輳状態情報を、ベアラ7(ここで、当該ベアラはベアラ8または6であってもよい)を介してP−GWの識別子に対応するベアラからP−GWに報告することができ、当該輻輳状態情報を、ベアラ9(ここで、当該ベアラはベアラ10であってもよい)を介してP−GWの識別子に対応するベアラからP−GWに報告することができる。例えば、輻輳状態の指示を、ベアラ1、ベアラ7、ベアラ9のアップリンクのデータ・パケットにおいて追加することができ、当該ゲートウェイ装置(P−GW、P−GWおよびP−GW)が、前述のアップリンクのデータ・パケットを受信した後に端末が現存するセルが輻輳していることを学習してもよく、現在の輻輳セルの輻輳を解放する解決策を実施する。
他の実施形態では、本明細書でのeNBがベアラ1、ベアラ3、ベアラ6、ベアラ9、ベアラ10等のようなUEのベアラの一部を選択して、当該輻輳状態情報をP−GW、P−GW、P−GWに報告してもよく、または、eNBが、UEの一部または全てのベアラを選択して当該輻輳状態情報をP−GW、P−GW、P−GWに夫々報告してもよく、これにより、全てのゲートウェイ装置がセルの輻輳状態情報を学習できることが保証される。本実施形態は、アクセス・ネットワーク装置により選択されるベアラを限定するものではない。
本実施形態は、当該識別子に対応するベアラからのベアラの部分の量を限定するものではなく、当該量を実際の要求に従って設定してもよく、場合によっては当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を、ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラを介して当該ゲートウェイ装置に報告することができる。
上述の実施形態から分かるように、本実施形態の輻輳状態報告方法では、コア・ネットワーク側のゲートウェイ装置の識別子が事前に取得され、次いで、アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報が、当該識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告され、それにより、先行技術におけるセル輻輳を処理する際の当該ゲートウェイ装置の処理の複雑性が減り、当該セル輻輳を処理するときの当該ゲートウェイ装置を簡略化することができ、当該ゲートウェイ装置の処理性能を改善することができる。
図5Aは、本発明の1実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図を示す。図5Aに示すように、当該実施形態の輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
501では、当該アクセス・ネットワーク装置は、ベアラの確立を要求するためのアクセス・ネットワーク装置によって送信されたベアラ確立要求に従って可動性管理エンティティにより返されたベアラ確立応答を受信し、ゲートウェイ装置の識別子を当該ベアラ確立応答から取得する。
例えば、ユーザ機器によるデフォルトのベアラを確立するプロセスの間に、eNBのようなアクセス・ネットワーク装置は、当該アクセス・ネットワーク装置によって送信されたベアラ確立要求に従ってコア・ネットワーク側でMMEにより返されたベアラ確立応答を受信し、当該ベアラ確立応答はゲートウェイ装置の識別子を含む。
502で、アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報が、ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告される。
同一のゲートウェイ装置でベアラを確立するプロセスの間に、当該アクセス・ネットワーク装置はベアラの一部を選択して、当該輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告するのが好ましい。
図3と組み合わせて、UE、UEのような2つの端末UEがeNBに存在し、図3に示すように、ベアラ1、ベアラ2、ベアラ3、・・・ベアラ10等のような10個のベアラがサービスを実施するためにUEで確立され、これらの10個のベアラがP−GW、P−GW、P−GWのような3つのゲートウェイ装置を介して外部アプリケーションによりサービスを実行する。
同様に、UE上のベアラも、当該3つのゲートウェイ装置を介して外部アプリケーションによりサービスを実行する。簡単のため、黒の実線を用いてベアラを示してある。
このように、各ユーザのベアラが使用するP−GWの識別子をeNBに記録してもよい。例えば、表を用いて記録する。
次に、UEおよびUEが存在するeNBのセルが輻輳しているとき、当該アクセス・ネットワーク装置がUEのベアラ1、ベアラ6およびベアラ9を選択して、P−GW、P−GW、P−GWのようなゲートウェイ装置にユーザ・プレーンのデータ・パケットがどれで送信されているかを通知してもよい。UEの他のベアラ、ベアラ2、ベアラ3・・・上のデータ・パケットがもはや輻輳状態の指示を含む必要はない。即ち、これらのデータ・パケットは輻輳状態情報の報告を続けない。UEのベアラは輻輳状態の指示を含む必要もない。即ち、UEのベアラは輻輳状態情報の報告を続けない。
あるいは、ネットワーク側に輻輳状態を報告するために、ユーザ・データを3つのゲートウェイ装置(P−GW)に送信するUEのベアラ(図3の黒の実線で示されているベア)を選択して当該輻輳状態の指示を含める。
あるいは、UEのベアラの一部とUEのベアラの一部を選択して当該3つのゲートウェイ装置に通知する。例えば、UEのベアラ1とベアラ8を選択して輻輳状態の指示をデータ・パケットのヘッダに含め、P−GWに対しては、UEのベアラを選択して輻輳状態情報を通知するプロセスを実行することができる。
あるいは、複数のベアラを選択して当該3つのゲートウェイ装置に通知することができる。例えば、輻輳をP−GW等に通知するために、UEのベアラ1とベアラ2を選択して輻輳状態の指示をそのデータ・パケットのヘッダに含める。
以上の方法は例示の目的のためのものにすぎず、本発明の当該実施形態は、ゲートウェイ装置に通知できる限り、具体的な実行方法を限定するものではない。
上述の実施形態から分かるように、本実施形態の輻輳状態報告方法では、UEのデフォルトのベアラを確立するプロセスの間に、コア・ネットワーク側のゲートウェイ装置の識別子が取得され、アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報が、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告され、それにより、先行技術におけるセル輻輳を処理する際のゲートウェイ装置の処理の複雑性が減り、当該セル輻輳を処理するときに当該ゲートウェイ装置を簡略化することができ、当該ゲートウェイ装置の処理性能を改善することができ、さらに先行技術における輻輳が悪化する問題を回避することができる。
図5Bは、本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図を示す。図5Bに示すように、当該実施形態の輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
511で、UEは、UEの識別子を含むPDN接続確立要求を、eNB(eNodeB)を介してコア・ネットワーク側のMMEに送信する。
512で、MMEが、PDN接続確立要求に従って生成セッション要求をS−GWに送信し、生成セッション要求の応答、即ち、生成セッション応答を受信する。当該生成セッション応答は、生成セッション・プロセスを完了した後にS−GWにより送信される。当該生成セッション要求は、UEに向かう生成セッション・プロセスを完了するために当該コア・ネットワーク側でS−GW、P−GW、PCRFにより相互に使用される。
513で、eNBは、PDN接続確立要求に従ってMMEにより送信されたベアラ確立応答を受信する。当該ベアラ確立応答は、ゲートウェイ装置の識別子(即ち、P−GWの識別子)を含む。
確かに、eNBは、当該ベアラ確立応答に従って、UEと再構成プロセスを実現することができる。
実際の適用では、生成セッション要求とベアラ確立応答の両方が、国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identification Number、略してIMSI)等のようなUEの識別子を含むことに留意されたい。
加えて、当該実施形態におけるP−GWの識別子が、P−GWのIPアドレス、またはユーザ・プレーンのデータトンネル・エンドポイント識別子(TEID)、または完全修飾ドメイン名(Fully Qualified Domain Name、略してFQDN)等であってもよい。勿論、当該識別子が、上で列挙した識別子の組合せであってもよい。
514で、eNBがゲートウェイ装置の取得された識別子を格納し、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介してアクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告する。
換言すれば、同一の識別子を有するゲートウェイ装置を対象として、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからベアラの一部を選択して輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告する。
当該実施形態の前述のステップ511および512は先行技術におけるセッション・プロセスの生成ステップと同一であり、本実施形態はここでは概略的にしか説明されていないことに留意されたい。
さらに、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのUEのハンドオーバ・プロセスの間に、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子が取得される。例えば、当該ソース・アクセス・ネットワークから当該ターゲット・アクセス・ネットワークへの当該UEのハンドオーバ・プロセスの間に、当該ターゲット・アクセス・ネットワーク内に存在するアクセス・ネットワーク装置は、当該ソース・アクセス・ネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置によって送信されたベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を受信する。換言すれば、当該ソース・アクセス・ネットワークから別のターゲット・アクセス・ネットワークへのUEのハンドオーバ・プロセスの間に、当該UEに接続されたアクセス・ネットワーク装置が変化したが、コア・ネットワーク側のMMEが変化しておらず、データ送信のインタフェースが2つのアクセス・ネットワーク装置の間で確立されている場合には、当該UEに接続されている当該ターゲット・アクセス・ネットワーク側のアクセス・ネットワーク装置が、データ送信インタフェースを介して当該ソース・アクセス・ネットワーク内の当該アクセス・ネットワーク装置により送信されたゲートウェイ装置の識別子を受信するか、または、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのUEのハンドオーバ・プロセスの間に、当該ターゲット・アクセス・ネットワークに存在するアクセス・ネットワーク装置が、当該ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する可動性管理エンティティによって送信されたベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を受信する。例えば、MMEは、UEに対応するeNBが変化したと学習したときに、ゲートウェイ装置の識別子を現在のeNBに直接送信することができる。
上述の実施形態から分かるように、本実施形態の輻輳状態報告方法では輻輳状態がさらに悪化するという先行技術における問題を回避することができ、現在のプロトコルに対して多くの変更をもたらさず、その結果、セル輻輳の問題をゲートウェイ装置により迅速に処理することができる。
図6Aは、本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図を示す。図6Aに示すように、当該実施形態の輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
601で、アクセス・ネットワーク装置がベアラ生成メッセージを受信し、当該生成ベアラ・メッセージが、ベアラの生成を要求するためのコア・ネットワーク側のネットワーク要素によって送信されたベアラ生成命令に従って可動性管理エンティティにより送信され、当該アクセス・ネットワーク装置が、ゲートウェイ装置の識別子を当該ベアラ生成メッセージから取得する。
例えば、コア・ネットワーク側のネットワーク要素によりUEに対して専用ベアラを確立するプロセスの間に、アクセス・ネットワーク装置がベアラ生成メッセージを受信し、専用ベアラの生成を要求するための当該コア・ネットワーク側の当該ネットワーク要素により送信されたベアラ生成命令に従って生成ベアラ・メッセージがMMEにより送信される。当該ベアラ生成メッセージはゲートウェイ装置の識別子を含む。
602で、アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を、ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告する。
当該実施形態の輻輳状態報告方法では、輻輳状態がさらに悪化するという先行技術における問題を回避することができ、現在のプロトコルに対して多くの変更をもたらさず、その結果、セル輻輳の問題をゲートウェイ装置により迅速に処理することができる。
図6Bは、本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図を示す。図6Bに示すように、当該実施形態の輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
611で、コア・ネットワーク側のPCRFがP−GWに対するIP−CANセッション修正要求を開始し、当該P−GWが当該IP−CANセッション修正要求に従って生成専用ベア要求をS−GWに送信する。
612で、当該S−GWが生成専用ベア要求をMMEに送信し、MMEが、eNBのようなアクセス・ネットワーク装置に当該生成専用ベア要求を送信する。当該生成専用ベア要求はP−GWの識別子を含み、eNBは当該生成専用ベア要求に従って、UEとの再構成プロセスを実現する。
613で、ゲートウェイ装置の取得された識別子に従って、eNBがカバーするセルの輻輳状態情報が、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告される。
他の実施形態では、eNBによりP−GWの識別子を取得する方法が、UEがアイドル状態から接続状態に切り替わるとき、当該UEのベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子が取得されるというものであってもよい。例えば、eNBは、eNBにより送信されたサービス要求に従ってMMEにより返された初期コンテキスト・メッセージを受信し、当該ベアラに対応するP−GWの識別子を当該初期コンテキスト・メッセージから取得する。
別の実施形態では、ユーザ機器の専用ベアラとデフォルトのベアラの両方の確立が成功した場合には、この時点までに、eNBによりP−GWの識別子を取得する方法が、確立されたベアラを介して(P−GWのような)コア・ネットワーク側エンティティにより送信されたダウンリンク・データ・パケットが受信され、ゲートウェイ装置の識別子が当該ダウンリンク・データ・パケットから取得されるというものであってもよい。当該実施形態では、当該ダウンリンク・データ・パケットがゲートウェイ装置の識別子を含み、アクセス・ネットワーク装置が、確立されたベアを介して、コア・ネットワーク側のネットワーク要素により送信された第1のダウンリンク・データ・パケットを受信するのが好ましい。この時点までに、当該ゲートウェイ装置の識別子が当該第1のダウンリンク・データ・パケットから取得される。即ち、当該第1のダウンリンク・データ・パケットがP−GWの識別子を含む。
前述の輻輳状態報告方法では、輻輳状態がさらに悪化するという先行技術における問題を回避することができ、現在のプロトコルに対して多くの変更をもたらさず、その結果、セル輻輳の問題をゲートウェイ装置により迅速に処理することができる。
図7は、本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図を示す。図7に示すように、当該実施形態の輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
当該実施形態では、UEが移動している間にUEが存在するセルのハンドオーバが発生し、この時点までに、UEがソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークに切り替わった場合、UEがそれにより通信ネットワークにアクセスするeNB、MMEのような装置が全て変化する。
701で、UEの移動の間に、現在のアクセス・ネットワーク内のネットワーク要素(即ち、ソースeNodeB、ソースMMEのようなソース・アクセス・ネットワーク内のネットワーク要素)がUEにサービスできない場合、当該UEに対するターゲット・アクセス・ネットワーク内のネットワーク要素に切り替わるプロセスが開始され、当該ソース・アクセス・ネットワーク内のネットワーク要素がハンドオーバ要求メッセージをソースMMEに送信する。当該ハンドオーバ要求メッセージは、P−GWの識別子、UEの識別子、およびターゲット・アクセス・ネットワーク内のネットワーク要素の識別子を含みうるがこれらに限られない。
702で、ソースMMEが、当該ターゲット・アクセス・ネットワーク内のネットワーク要素の識別子に従って、再割当て要求をターゲットMME(図に示すターゲットMME)に送信する。当該再割当て要求はP−GWの識別子、UEの識別子を含む。
703で、ターゲットMMEが、当該再割当て要求に従って、当該ターゲット・アクセス・ネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置(図に示すターゲットeNB)にハンドオーバ要求メッセージを送信する。当該ハンドオーバ要求メッセージはP−GWの識別子、UEの識別子を含む。
それに応じて、当該ターゲット・アクセス・ネットワーク内のeNBのようなアクセス・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ要求メッセージに従って、ターゲットMMEにハンドオーバ命令確認を送信する。現在のUEのソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのハンドオーバが、確認応答メッセージの受信後に実現される。
704で、当該ターゲット・アクセス・ネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置がP−GWの取得された識別子を格納し、当該ターゲット・アクセス・ネットワーク内のeNBがカバーするセルの輻輳状態情報を、P−GWの識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介してP−GWに報告する。
前述の輻輳状態報告方法では、輻輳状態がさらに悪化するという先行技術における問題を回避することができ、現在のプロトコルに対して多くの変更をもたらさず、その結果、セル輻輳の問題をゲートウェイ装置により迅速に処理することができる。
図8は、本発明の別の実施形態に従う輻輳状態報告方法の流れ図を示す。図8に示すように、当該実施形態の輻輳状態報告方法を以下のように説明する。
通常、データが送信されずシグナリング・プロセスが通信ネットワーク側と実施されないとき、UEはアイドル状態に切り替わる。
UEがアイドル状態に切り替わると、アクセス・ネットワーク装置に保存された、前述の実施形態におけるUEのコンテキスト情報とゲートウェイ装置の識別子情報が両方とも消去される。この時点までに、UEがアイドル状態から接続状態に切り替わったとき、当該アクセス・ネットワーク装置がゲートウェイ装置の識別子を再度取得する必要がある。
実際の適用では、アイドル状態から接続状態へのUEのハンドオーバ・プロセスがサービス要求プロセス、または、定期的位置更新プロセスであってもよい。サービス要求プロセスを例にとって当該実施形態を説明する。
801で、UEがアイドル状態から接続状態へ切り替わると、eNBのようなアクセス・ネットワーク装置がUEによって送信されたサービス要求を受信し、当該サービス要求をMMEに送信する。
802で、eNBのようなアクセス・ネットワーク装置が初期コンテキスト・メッセージを受信し、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を当該初期コンテキスト・メッセージから取得する。当該初期コンテキスト・メッセージは、eNBのようなアクセス・ネットワークにより送信されたサービス要求に従ってコア・ネットワーク側のMMEにより返される。
803で、アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を、ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告する。
定期的位置更新プロセスを介してUEがアイドル状態から接続状態へ切り替わる場合、定期的位置更新受信メッセージを介して、MMEは、UEのPDN接続によりアクセスされるゲートウェイ装置の識別子をアクセス・ネットワーク装置に通知してもよいことに留意されたい。
前述の輻輳状態報告方法では、アクセス・ネットワーク装置は各ゲートウェイ装置を対象とする特定のベアラを選択して、アップリンクのデータ・パケットを介して輻輳状態をネットワーク側に報告することができ、これにより、輻輳状態を報告するためにデータ・パケットを繰り返し送信する多数の動作が回避され、ゲートウェイ装置の動作が減り、エネルギ節約およびエネルギ放出減少の目的を実現することができる。
別の実施形態では、UEのベアラの確立に成功した後、当該アクセス・ネットワーク装置が、確立されたベアを介してコア・ネットワーク側のネットワーク要素が送信したダウンリンク・データ・パケットを受信し、当該ダウンリンク・データ・パケットの何れか1つがゲートウェイ装置の識別子を含むことができ、当該ゲートウェイ装置の識別子を当該ダウンリンク・データ・パケットから取得することができる。
具体的には、アクセス・ネットワーク装置は、コア・ネットワーク側のネットワーク要素によって送信された第1のダウンリンク・データ・パケットを受信し、当該第1のダウンリンク・データ・パケットはゲートウェイ装置の識別子を含む。
当該ダウンリンク・データ・パケットに含まれるゲートウェイ装置の識別子を表1に示す。
Figure 2015527783
前述の輻輳状態報告方法では、アクセス・ネットワーク装置は、各ゲートウェイ装置に代わって特定のベアラを選択してアップリンクのデータ・パケットを介して輻輳状態情報をネットワーク側に報告してもよく、これにより、輻輳状態を報告するためにデータ・パケットを繰り返し送信する多数の動作が回避され、ゲートウェイ装置の動作が減り、エネルギ節約およびエネルギ放出減少の目的が達成される。
他方、送信すべき多数のダウンリンクのユーザ・プレーンのデータ・パケットのみを有しアップリンクのデータ・パケットを有さない既存の端末に代わりに、前述の輻輳状態報告方法が適時に処理することができ、それによりゲートウェイ装置の処理性能が高まる。
加えて、アクセス・ネットワーク装置によりカバーされるセルの輻輳を検出する解決策が、当該セルのオンライン・ユーザが輻輳閾値に到達するかどうかを定期的にチェックすることで当該セルが輻輳しているかどうかを判定することであってもよいことに留意されたい。特に、セルが輻輳していることをアクセス・ネットワーク装置が検出する方法は先行技術で利用可能であり、当該実施形態では規定しない。
上述の実施形態の何れか1つはシステム・アーキテクチャ発展(System Architecture Evolution、略してSAE)アーキテクチャを例として説明され、当該技術は例えば図5A、図5B、および図6A、図6Bで示した流れ図におけるUMTSアーキテクチャでも適用可能であり、可動性管理エンティティはGGSNであり、当該ゲートウェイ装置(GGSN)の識別子を、起動PDPコンテキスト受信メッセージで、パケット・データ・プロトコル(Packet Data Protocol、略してPDP)コンテキスト確立プロセッサのRAB指定プロセスにおいて(RNCのような)アクセス・ネットワーク要素に通知することができる。勿論、GGSN識別子が当該システム・アーキテクチャのもと諸実施形態の任意の1つにおいて複数の具体的な形態を有してもよい。
本発明の別の態様によれば、本発明はさらにアクセス・ネットワーク装置を提供する。図9に示すように、当該アクセス・ネットワーク装置は、上述の方法の実施形態における当該アクセス・ネットワーク装置の処理手続きを実行することができる。当該アクセス・ネットワーク装置は取得ユニット91と送信ユニット92を備える。取得ユニット91は、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するように構成され、送信ユニット92は、当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告するように構成される。
取得ユニット91は特に、ベアラの確立を要求するためにアクセス・ネットワーク装置により送信されたベアラ確立要求に従って可動性管理エンティティによって返されたベアラ確立応答を受信し、ゲートウェイ装置の識別子を当該ベアラ確立応答から取得するように構成されるのが好ましい。
別のシナリオでは、取得ユニット91は特に、当該ベアラの生成を要求するためにコア・ネットワーク側のネットワーク要素によって送信されたベアラ生成命令に従って可動性管理エンティティによって生成されたベアラ生成メッセージを受信し、ゲートウェイ装置の識別子を当該ベアラ生成メッセージから取得するように構成される。
前述の送信ユニット92は特に、当該アクセス・ネットワーク装置がカバーするセルが輻輳しているとき、当該識別子に対応するベアラからの1つのベアラを介して輻輳状態情報を当該ゲートウェイ装置に報告するように構成される。
第3の適用可能なシナリオでは、取得ユニット91は特に、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、当該ターゲット・アクセス・ネットワークに存在するアクセス・ネットワーク装置によって、当該ソース・アクセス・ネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置によって送信されたベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を受信するか、または、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、当該ターゲット・アクセス・ネットワークに存在するアクセス・ネットワーク装置によって、当該ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する可動性管理エンティティによって送信されたベアラに対応する当該ゲートウェイ装置の識別子を受信するように構成される。
第4の適用可能なシナリオでは、取得ユニット91は特に、ユーザ機器がアイドル状態から接続状態に切り替わるときに、アクセス・ネットワーク装置によって送信されたサービス要求に従って、可動性管理エンティティにより返された初期コンテキスト・メッセージを受信し、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を当該初期コンテキスト・メッセージから取得するように構成される。
第5の適用可能なシナリオでは、取得ユニット91は特に、当該ベアラを介してコア・ネットワーク側のネットワーク要素によって送信された少なくとも1つのダウンリンク・データ・パケットを受信し、ゲートウェイ装置の識別子を当該ダウンリンク・データ・パケットから取得するように構成される。取得ユニット91が特に、当該ベアラを介して当該コア・ネットワーク側のネットワーク要素により送信された第1のダウンリンク・データ・パケットを受信し、当該ゲートウェイ装置の識別子を当該第1のダウンリンク・データ・パケットから取得するように構成されるのが好ましい。
前述のアクセス・ネットワーク装置は、各ゲートウェイ装置に代わって特定のベアラを選択してアップリンクのデータ・パケットを介して輻輳状態情報をネットワーク側に報告することができ、それにより、輻輳状態を報告するためにデータ・パケットを繰り返し送信する多数の動作が回避され、ゲートウェイ装置の動作が減り、エネルギ節約およびエネルギ放出減少の目的が達成される。
実際の適用では、本発明の諸実施形態におけるアクセス・ネットワーク装置はプロセッサと記憶部を備えることができる。当該プロセッサは、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するように構成され、当該記憶部は、当該ゲートウェイ装置の識別子を格納し、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラを格納する(当該ゲートウェイ装置の識別子および当該ベアラの間の対応する表を格納する等)ように構成され、当該プロセッサは、当該アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を、当該ゲートウェイ装置の識別子に対応するベアラからのベアラの一部を介して当該ゲートウェイ装置に報告する。
当該アクセス・ネットワーク装置の上述の実施形態では、夫々の機能ユニットの分割は単なる例示であり、実際の適用では、上述の様々な機能は、対応するハードウェアの構成要求のような要求またはソフトウェア実装上の都合に従って様々な機能ユニットにより実現されるように割り当てられることに留意されたい。即ち、当該アクセス・ネットワーク装置の内部構造は、前述の機能の全部または一部を実現するために様々な機能ユニットに分割される。さらに、実際の適用では、当該実施形態に従う対応する機能ユニットを対応するハードウェアにより実現してもよく、対応するハードウェアにより対応するソフトウェアを実行することで実現してもよい。例えば、前述の送信ユニットが、送信器、または対応するコンピュータ・プログラムを実行することで前述の機能を実現できる汎用プロセッサもしくは他のハードウェアのような、前述の送信ユニットの機能を実行するハードウェアであってもよい。
上述の方法の実施形態におけるステップの全部または一部を、関連するハードウェアに指示するプログラムにより実装できることは当業者には理解される。当該プログラムをコンピュータ可読記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを実行すると、上述の方法の実施形態における上述のステップが実施される。当該記憶媒体が、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体であってもよい。
最後に、以上の実施形態は本発明の技術的解決策を説明しようとするものにすぎず、本発明を限定するものではないことに留意されたい。以上の実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者は以上の実施形態で説明した技術的解決策に修正を加えてもよく、または、当該実施形態の技術的特徴の一部または全部に対して均等な置換えを行ってもよく、かかる修正と置換えは対応する技術的解決策の本質を本発明の諸実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱させるものではないことは当業者には理解される。
91 取得ユニット
92 送信ユニット

Claims (16)

  1. アクセス・ネットワーク装置によって、ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するステップと、
    前記アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を前記識別子に対応する前記ベアラからのベアラの一部を介して前記ゲートウェイ装置に報告するステップと、
    を含む、輻輳状態報告方法。
  2. 前記アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を前記識別子に対応する前記ベアラからのベアラの一部を介して前記ゲートウェイ装置に報告するステップは、
    前記アクセス・ネットワーク装置によってカバーされる前記セルの前記輻輳状態情報を、前記識別子に対応する前記ベアラからの1つのベアラを介して前記ゲートウェイ装置に報告するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセス・ネットワーク装置によって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を取得するステップは、
    前記アクセス・ネットワーク装置によって、ベアラ確立応答を受信するステップであって、前記ベアラ確立応答はベアラ確立要求に従って可動性管理エンティティにより返却され、前記ベアラ確立要求は、前記ベアラの確立を要求するために前記アクセス・ネットワーク装置により送信されるステップと、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記ベアラ確立応答から取得するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記アクセス・ネットワーク装置によって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を取得するステップは、
    前記アクセス・ネットワーク装置によって、ベアラ生成メッセージを受信するステップであって、前記ベアラ生成メッセージはベアラ生成命令に従って可動性管理エンティティにより生成され、前記ベアラ生成命令は前記ベアラの生成を要求するためにコア・ネットワーク側のネットワーク要素により送信されるステップと、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記ベアラ生成メッセージから取得するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記アクセス・ネットワーク装置によって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を取得するステップは、
    ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、前記ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する前記アクセス・ネットワーク装置により、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を受信するステップであって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子が前記ソース・アクセス・ネットワークにおけるアクセス・ネットワーク装置によって送信されるステップ
    または、
    ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、前記ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する前記アクセス・ネットワーク装置により、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を受信するステップであって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子が前記ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する可動性管理エンティティにより送信されるステップ
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記アクセス・ネットワーク装置によって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を取得するステップは、
    前記アクセス・ネットワーク装置によって、初期コンテキスト・メッセージを受信するステップであって、前記初期コンテキスト・メッセージはサービス要求に従って可動性管理エンティティにより返され、前記サービス要求は前記アクセス・ネットワーク装置によって送信されるステップと、
    前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を前記初期コンテキスト・メッセージから取得するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記アクセス・ネットワーク装置によって、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を取得するステップは、
    前記アクセス・ネットワーク装置によって、前記ベアラを介してコア・ネットワーク側のネットワーク要素により送信されたダウンリンク・データ・パケットを受信するステップと、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記ダウンリンク・データ・パケットから取得するステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  8. 前記ダウンリンク・データ・パケットは、前記コア・ネットワーク側の前記ネットワーク要素により送信された第1のダウンリンク・データ・パケットである、請求項1または2に記載の方法。
  9. ベアラに対応するゲートウェイ装置の識別子を取得するように構成された取得ユニットと、
    前記アクセス・ネットワーク装置によってカバーされるセルの輻輳状態情報を、前記識別子に対応する前記ベアラからのベアラの一部を介して前記ゲートウェイ装置に報告するように構成された送信ユニットと、
    を備える、アクセス・ネットワーク装置。
  10. 前記取得ユニットは特に、
    ベアラ確立応答を受信し、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記ベアラ確立応答から取得する
    ように構成され、
    前記ベアラ確立応答はベアラ確立要求に従って可動性管理エンティティにより返却され、前記ベアラ確立要求は、前記ベアラの確立を要求するために前記アクセス・ネットワーク装置により送信される、
    請求項9に記載のアクセス・ネットワーク装置。
  11. 前記取得ユニットは特に、
    ベアラ生成メッセージを受信し、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記ベアラ生成メッセージから取得する
    ように構成され、
    前記ベアラ生成メッセージはベアラ生成命令に従って可動性管理エンティティにより生成され、前記ベアラ生成命令は前記ベアラの生成を要求するためにコア・ネットワーク側のネットワーク要素により送信される、
    請求項9に記載のアクセス・ネットワーク装置。
  12. 前記取得ユニットは特に、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、前記ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する前記アクセス・ネットワーク装置により、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を受信するように構成され、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子が前記ソース・アクセス・ネットワークにおけるアクセス・ネットワーク装置によって送信されるか、
    または、
    前記取得ユニットは特に、ソース・アクセス・ネットワークからターゲット・アクセス・ネットワークへのユーザ機器のハンドオーバ・プロセスの間に、前記ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する前記アクセス・ネットワーク装置により、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を受信するように構成され、前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子が前記ターゲット・アクセス・ネットワークに存在する可動性管理エンティティにより送信される、
    請求項9に記載のアクセス・ネットワーク装置。
  13. 前記取得ユニットは特に、
    ユーザ機器がアイドル状態から接続状態へのハンドオーバを実施したとき、初期コンテキスト・メッセージを受信し、
    前記ベアラに対応する前記ゲートウェイ装置の識別子を前記初期コンテキスト・メッセージから取得する
    ように構成され、
    前記初期コンテキスト・メッセージは前記アクセス・ネットワーク装置により送信されたサービス要求に従って可動性管理エンティティにより返される、
    請求項9に記載のアクセス・ネットワーク装置。
  14. 前記取得ユニットは特に、
    前記ベアラを介してコア・ネットワーク側のネットワーク要素により送信されたダウンリンク・データ・パケットを受信し、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記ダウンリンク・データ・パケットから取得する
    ように構成された、請求項9に記載のアクセス・ネットワーク装置。
  15. 前記取得ユニットは特に、
    前記ベアラを介して前記コア・ネットワーク側の前記ネットワーク要素により送信された第1のダウンリンク・データ・パケットを受信し、
    前記ゲートウェイ装置の識別子を前記第1のダウンリンク・データ・パケットから取得する
    ように構成された、請求項14に記載のアクセス・ネットワーク装置。
  16. 前記送信ユニットは特に、前記アクセス・ネットワーク装置によりカバーされるセルが輻輳しているとき、前記識別子に対応する前記ベアラからの1つのベアラを介して前記輻輳状態情報を前記ゲートウェイ装置に報告するように構成された、請求項9乃至15の何れか1項に記載の前記アクセス・ネットワーク装置。
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