JP2015525983A - 通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】パケットフロー毎にフローを処理するための情報を保持すると、保持すべき情報量が膨大となる。【解決手段】本発明の通信方法は、所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信方法であって、第一のノードに、複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を設定し、複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の少なくとも一つの第二のノードに、複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定することを含む。【選択図】図10
Description
本発明は、日本国特許出願:特願2012−142811号(2012年6月26日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラムに関し、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラムに関する。
本発明は、通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラムに関し、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラムに関する。
特許文献1は、スイッチ等の通信装置が、パケットフローを識別し、識別されたフローに属するパケットを処理するための情報(フローエントリ(Flow Entry))に基づいて、パケットを処理する技術を開示する。
特許文献1に開示された技術において、通信装置は、複数のパケットフローの各々に対応する複数のフローエントリを保持する。
上記の特許文献全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。通信装置がパケットフロー毎にフローを処理するための情報を保持すると、通信装置が保持すべき情報量が膨大となり、通信装置が有するメモリ等の記憶領域を圧迫するという問題がある。
また、パケットフロー毎にフローを処理するための情報量が多いと、パケットフローの転送経路の変更に伴って変更すべき情報量も増加する。
そこで、パケットフローを処理するために用いる情報の量を削減し、転送経路の変更を容易に実行することが要望される。本発明の目的は、かかる要望に寄与する通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点において、所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信方法が提供される。該通信方法は、第一のノードに、複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を設定する。さらに、該通信方法は、複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の少なくとも一つの第二のノードに、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定することを含む。
本発明の第2の視点において、所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理するノードを制御する情報処理装置が提供される。該情報処理装置は、第一のノードに、複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を設定する第一の手段を有する。さらに、該情報処理装置は、複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の少なくとも一つの第二のノードに、複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する第二の手段を含む。
本発明の第3の視点において、所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信システムが提供される。該通信システムは、第一のノードに、複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を設定する第一の手段を有する。さらに、該通信システムは、複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の少なくとも一つの第二のノードに、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する第二の手段を含む。
本発明の第4の視点において、所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信端末が提供される。該通信端末は、複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を受信する第一の手段を有する。さらに、該通信端末は、複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の少なくとも一つの第二のノードに、複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則が設定された第二のノードを経由するパケットを、前記第一の規則に従って送信する第二の手段とを含む。
本発明の第5の視点において特定のプログラムが提供される。該プログラムは、所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理するノードを制御する制御装置に、第一のノードに、複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を設定する処理を実行させる。さらに、該プログラムは、複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の少なくとも一つの第二のノードに、複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する処理とを実行させることを含む。なお、プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable recording medium)に記録されたプログラム製品として提供することができる。
本発明に係る通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラムによると、通信装置がパケットフローを処理するために保持する情報量を削減でき、転送経路の変更が容易に可能となるという効果がもたらされる。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の構成例を示す。第1の実施形態では、パケット処理装置が、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則に従って動作することが可能であり、パケット処理装置に設定される処理規則の数を抑止できる。
図1は、第1の実施形態の構成例を示す。第1の実施形態では、パケット処理装置が、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則に従って動作することが可能であり、パケット処理装置に設定される処理規則の数を抑止できる。
パケットフローとは、パケットの内容(パケットの送信元や宛先等の情報、パケットに含まれる複数の情報の組み合わせ等)に基づいて定められた所定の条件により識別される一連のパケットである。識別条件が異なるパケットは、異なるパケットフローに属する。
図1は、複数のパケット処理装置1(パケット処理装置1−1、1−2)を含む通信システムの例を示す。パケット処理装置1は、ネットワーク上のノードである。パケット処理装置1−1は、複数のパケットフロー(パケットフローA、B及びC)の各々に対応する複数の処理規則を保持する。
パケット処理装置1−1は、複数の処理規則に従って、それぞれのパケットフローを個別に識別し、識別されたフローに属するパケットを処理する。パケット処理装置1−1に設定された各処理規則は、例えば、各パケットフローに属するそれぞれのパケットについて、個別の処理方法を規定する。
パケット処理装置1−2は、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を保持する。パケット処理装置1−2は、設定された処理規則に従って、複数のパケットフローをまとめて識別し、識別された複数のフローに属するパケットを処理する。
パケット処理装置1−2に設定された処理規則は、例えば、複数のパケットフローに属するそれぞれのパケットについて、共通の処理方法を規定する。パケット処理装置1−2は、例えば、複数のパケットフローに属するそれぞれのパケットを、処理規則が規定する共通の処理方法で処理する。
パケット処理装置1−2に設定された処理規則は、例えば、複数のパケットフローに属するそれぞれのパケットについて、共通の処理方法を規定する。パケット処理装置1−2は、例えば、複数のパケットフローに属するそれぞれのパケットを、処理規則が規定する共通の処理方法で処理する。
パケット処理装置1−2に設定される処理規則の数は、パケット処理装置1−1に設定される処理規則の数よりも削減される。よって、通信システム全体で保持すべき処理規則の数が削減される。
図2は、パケット処理装置1の構成の例を示す。パケット処理装置1は、処理規則設定部10、記憶部11、パケット処理部12を含む。パケット処理装置1は、例えば、スイッチやルータ等である。また、パケット処理装置1は、例えば、サーバ上のソフトウェアとして動作する仮想スイッチであってもよい。
処理規則設定部10は、外部から入力された処理規則を、記憶部11に設定する。
記憶部11は、処理規則設定部10から設定された処理規則を保持する。
パケット処理部12は、記憶部11が保持する処理規則から、受信パケットに対応する処理規則を検索する。パケット処理部12は、検索された処理規則に従って、受信パケットを処理する。
図3は、記憶部11が保持する処理規則の例を示す。
それぞれの処理規則は、例えば、パケット処理装置1が受信したパケットが属するパケットフローを識別するための識別規則と、当該フローに属するパケットの処理方法を含む。識別規則は、例えば、パケットに含まれる情報に基づいて定められた規則である。例えば、識別規則は、パケットフローを識別する条件として“宛先がアドレスA宛であり、かつ、送信元がアドレスBである”という規則を規定するものとする。受信パケットの宛先がアドレスAであり、かつ、送信元がアドレスBである場合、受信パケットは、当該識別規則に対応するパケットフローに属すると判定される。
複数のパケットフローをグループとして識別する場合、識別規則は、複数のパケットフローの各々を識別するための規則を包含する規則を規定する。例えば、識別規則は、“送信元アドレスが、アドレスAまたはアドレスBであり、かつ、宛先アドレスが、アドレスCまたはアドレスDである”という規則を規定するものとする。この識別規則により、パケット処理装置1は、送信元がアドレスAで宛先がアドレスCであるパケットフローと、送信元がアドレスBで宛先がアドレスDであるパケットフローとをグループとして識別できる。
パケット処理部12は、記憶部11に記憶された処理規則の識別規則を参照し、受信パケットが属するパケットフローを判定する。例えば、受信パケットが図3のフローBに対応する識別条件に適合した場合、パケット処理部12は、フローBに対応する処理規則に規定された処理方法に従って、受信パケットを処理する。処理方法は、例えば、パケット処理装置1の所定のポートからパケットを転送すること等を規定する。
図4は、第1の実施形態のシステム構成の例を示す。
第1の実施形態のシステムは、複数の端末(端末a−c、端末A−C)、複数のパケット処理装置1、設定装置2を含む。
図4の例では、端末aから端末Aへの通信がパケットフローA、端末bから端末Bへの通信がパケットフローB、端末cから端末Cへの通信がパケットフローCであるものとする。
図4の例では、各端末a−cから送信されたパケットフローは、パケット処理装置1−1を経由し、パケット処理装置1−2で経路が集約される。例えば、図4の例のように、複数のパケットフローの経路が集約されるパケット処理装置に対して、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定することで、処理規則の数を効果的に削減することができる。
設定装置2は、パケット処理装置1に対して処理規則を設定するための装置である。設定装置2は、例えば、システムのオペレータが、パケット処理装置1に設定を入力するためのコンソールである。また、例えば、設定装置2は、複数のパケット処理装置1によるパケットの転送処理等を集中管理し、各パケット処理装置1に対して処理規則を設定する装置であってもよい。
設定装置2は、パケット処理装置1−1に対して、複数のパケットフロー(パケットフローA、B及びC)の各々に対応する複数の処理規則を設定する。設定装置2は、パケット処理装置1−2に対して、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定する。なお、設定装置2は、システムに複数設けられてもよい。例えば、複数のパケットフローの各々に対応する複数の処理規則を設定するための設定装置2と、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定するための設定装置2を設けてもよい。
図5は、第1の実施形態の動作例を示す図である。
設定装置2は、パケット処理装置1−1に対して、複数のパケットフローの各々に対応する複数の処理規則を設定する。
設定装置2は、パケット処理装置1−2に対して、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定する。
パケット処理装置1−1および1−2は、それぞれ、設定された処理規則に従って、パケットを処理する。
第1の実施形態において、パケット処理装置1が、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則によりパケットを処理することで、パケット処理装置1に設定される処理規則の数を削減できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、パケット処理装置1が、ネットワークドメイン間で伝送されるパケットフローや、オフィスやデータセンター等のサイト間で伝送されるパケットフローをグループとして識別する。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、パケット処理装置1が、ネットワークドメイン間で伝送されるパケットフローや、オフィスやデータセンター等のサイト間で伝送されるパケットフローをグループとして識別する。
図6は、第2の実施形態のシステムの構成の例を示す。
ネットワークドメイン(A)と(B)が、パケット処理装置1−2により接続されている。ネットワークドメイン(A)と(B)は、異なるサイト(オフィスやデータセンター等)に存在してもよいし、同一のサイト内に存在してもよい。
ネットワークドメイン(A)のパケット処理装置1−1は、端末A、BおよびCと接続している。端末A、BおよびCは、それぞれ、パケット処理装置1−1の各ポート(ポート番号2、3および4)に接続している。端末A、BおよびCのアドレスは、それぞれ、172.20.1.1、172.20.1.2、172.20.1.3である。
ネットワークドメイン(A)のネットワークアドレスは、172.20.1.0/24である。
ネットワークドメイン(B)のパケット処理装置1−1は、端末a、bおよびcと接続している。端末a、bおよびcは、それぞれ、パケット処理装置1−1の各ポート(ポート番号1、2および3)に接続している。端末a、bおよびcのアドレスは、それぞれ、172.20.2.1、172.20.2.2、172.20.2.3である。
図7は、それぞれのパケット処理装置1に設定された処理規則の例を示す。図7は、端末Bから端末b宛に送信されたパケットフローと、端末Cから端末c宛に送信されたパケットフローを処理するために、それぞれのパケット処理装置1に設定された処理規則の例を示す。
パケット処理装置1−2は、端末Bから端末b宛に送信されたパケットフローと、端末Cから端末c宛に送信されたパケットフローとを、ネットワークアドレスにより識別するための処理規則を有する。パケット処理装置1−2は、当該処理規則により、ネットワークドメイン(A)の端末から、ネットワークドメイン(B)の端末宛に送信されたパケットフローを、グループとして識別する。ドメイン(A)の端末からドメイン(B)の端末宛に送信されたパケットは、送信元のネットワークアドレスが172.20.1.0/24であり、宛先のネットワークアドレスが172.20.2.0/24である。よって、パケット処理装置1−2は、ドメイン(A)の端末からドメイン(B)の端末宛に送信された複数のパケットフローを、図7に示された処理規則により識別できる。なお、図7に示された処理規則は、ネットワークアドレスとパケットのプロトコル(UDP(User Datagram Protocol)やTCP(Transmission Control Protocol)等)とに基づいてフローを識別する識別規則を有してもよい。
図6のシステム構成の例では、ドメイン(A)と(B)との間で伝送されるパケットフローは、パケット処理装置1−2を経由する。パケット処理装置1−2のように、複数のパケットフローが集約される経路上のパケット処理装置1に、ネットワークアドレスでフローを識別する処理規則を設定することで、処理規則の数が削減される。
パケット処理装置1は、複数のドメインからのパケットフローをグループとして識別するための処理規則により、パケットフローを処理してもよい。
図8は、複数のドメインからのパケットフローが、パケット処理装置1−2で集約されるシステム構成の例を示す。
ドメイン(A)又はドメイン(C)から、ドメイン(B)に対して送信されるパケットフローは、パケット処理装置1−2で集約される。
パケット処理装置1−2は、ドメイン(A)又はドメイン(C)から、ドメイン(B)に対して送信されるパケットフローを処理するための処理規則として、図9に例示される処理規則を有する。
図9に例示された処理規則は、ドメイン(A)又はドメイン(C)からドメイン(B)に対して送信されたパケットフローを、グループとして識別するための識別規則を有する。
パケット処理装置1に、複数のドメインからのパケットフローをグループとして識別するための処理規則することで、処理規則の数を更に削減できる。
図10は、ドメイン間を接続するパケット処理装置1に障害が発生した場合の動作例を示す。
図10は、ドメイン(A)とドメイン(B)とを接続するパケット処理装置1−2が故障した場合の例を示す。
パケット処理装置1−2が正常に動作している場合、ドメイン(A)からドメイン(B)に送信されるパケットフローは、パケット処理装置1−2を経由してドメイン(B)に送信されるものとする。パケット処理装置1−2に障害が発生した場合、ドメイン(A)からドメイン(B)に送信されるパケットフローは、パケット処理装置1−2を迂回し、パケット処理装置1−3を経由してドメイン(B)に送信される。
図10の例のように、パケットフローの経路が切り替わる場合、それぞれのパケット処理装置1に設定される処理規則は変更される。
図11は、ドメイン(A)からドメイン(B)宛に送信されるパケットフローの経路が切り替えられた場合に、それぞれのパケット処理装置1に設定される処理規則の例を示す。なお、図11に示された処理規則は、端末Bから端末b宛に送信されたパケットフローと、端末Cから端末c宛に送信されたパケットフローを処理するためのものである。
図11に示されたように、ドメイン(A)と(C)のパケット処理装置1−1、パケット処理装置1−3に対して、ネットワークアドレスによりパケットフローを識別するための処理規則が設定される。ドメイン(B)のパケット処理装置1−1に対して設定された処理規則に変更はない。
なお、ドメイン(A)のパケット処理装置1−1のように、端末が接続する装置に対しては、パケットフローを個別に識別する処理規則が設定されてもよい。
ネットワークアドレスによりパケットフローを識別するための処理規則は、例えば、ドメイン間の経路に設けられたパケット処理装置(図11の例では、パケット処理装置1−3)のような、パケットフローの経路が集約される装置に設定される。
複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則により経路切り替えを行うことで、経路切り替えの際に再設定される処理規則の数を削減できる。再設定される処理規則の数が削減されることで、経路切り替えが完了するまでの時間が短縮される。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、本発明を仮想計算機(VM(Virtual Machine))の移動に利用した例を示す。VMは、サーバ等の計算機上で動作するソフトウェアにより構成される仮想化された計算機である。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、本発明を仮想計算機(VM(Virtual Machine))の移動に利用した例を示す。VMは、サーバ等の計算機上で動作するソフトウェアにより構成される仮想化された計算機である。
図12は、第3の実施形態のシステム構成の例を示す。
図12は、ネットワークドメイン(B)のVM(a)とVM(b)が、ネットワークドメイン(C)に移動する例を示す。
図13は、ドメイン(B)のVMがドメイン(C)に移動する前に、各パケット処理装置1に設定されていた処理規則の例である。図13は、VM(c)からVM(a)宛に送信されるパケットフローに対応する処理規則を示す。
ドメイン(A)と(B)の間に存在するパケット処理装置1−2は、ドメイン(A)からドメイン(B)に送信される複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則を有する。図13の例では、パケット処理装置1−2は、ネットワークアドレスに基づいてフローを識別する識別規則により、複数のパケットフローをグループとして識別する。
ドメイン(B)のパケット処理装置1−1は、パケットの送信元アドレスと宛先アドレスに基づいてパケットフローを識別する識別規則を有する処理規則により、パケットフローを処理する。
ドメイン(B)のVM(a)、VM(b)が、ネットワークアドレスの異なるドメイン(C)に移動したことにより、VM(a)、VM(b)のアドレスは変更される。アドレスの変更は、システムに存在する他のVMに対して通知される。
VM(a)、VM(b)のアドレス変更に伴い、各パケット処理装置1に設定された処理規則が変更される。
図14は、VMマイグレーション後に各パケット処理装置1に設定される処理規則の例を示す。図14は、VM(c)からVM(a)宛に送信されたパケットフローを処理するための処理規則の例を示す。
パケット処理装置1−2、ドメイン(B)のパケット処理装置1−1の処理規則が変更され、パケット処理装置1−3に新たな処理規則が設定される。これらの処理規則は、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則である。よって、VMマイグレーションに伴って変更される処理規則の数を削減でき、VMマイグレーションの完了時間が短縮できる。
上述のように、例えば、VMの移動元の通信サイト(ネットワークドメイン、オフィス、データセンタ等)と、VMの移動先の通信サイトとの間に設けられたパケット処理装置1に対して、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則が設定される。
例えば、データセンタ内に構築されるVMの数が数万台と仮定すると、VMマイグレーション時に、数万台のVMに関する処理規則の変更が要求される。しかし、数万台のVM毎に処理規則を変更するための運用コストは非常に膨大である。本実施形態により、変更すべき処理規則の数は大幅に削減されるので、運用コストが大きく低減される。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、本発明を無線通信ネットワークに適用した例である。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、本発明を無線通信ネットワークに適用した例である。
図15は、第4の実施形態のシステム構成の例を示す。
第4の実施形態のシステムは、無線基地局3、モバイルバックホール網40、ゲートウェイ43を含む。モバイルバックホール網40は、エッジノード41とコアノード42を含む。無線基地局3は、モバイルバックホール網40を介して、ゲートウェイ43と通信する。
無線基地局3、モバイルバックホール網40、ゲートウェイ43は、例えば、無線通信サイトと総称される。
エッジノード41、コアノード42およびゲートウェイ43は、パケット処理装置1と同様の機能を有し、パケットフローの処理規則に基づいて、パケットフローに属するパケットを処理する。エッジノード41、コアノード42およびゲートウェイ43は、図2で示されたパケット処理装置1の機能を含む。
無線基地局3とゲートウェイ43間で伝送されるパケットフローは、コアノード42で集約される。よって、第4の実施形態は、コアノード42が、複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則を有する例を示す。但し、複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則は、エッジノード41に設定されてもよい。
図16は、コアノード42に設定される処理規則の例を示す。
コアノード42には、無線基地局3とゲートウェイ43間のパケットフローを、ネットワークアドレスに基づいて識別するための処理規則が設定される。また、コアノード42には、無線基地局3(A)と無線基地局3(B)との間のパケットフローを、ネットワークアドレスに基づいて識別するための処理規則が設定される。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、本発明をモバイルネットワークに適用した例である。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、本発明をモバイルネットワークに適用した例である。
図17は、第5の実施形態のシステム構成の例を示す。
通信端末5は、複数の通信インターフェースを有する。例えば、通信端末5は、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の通信規格に基づいて通信するための通信インターフェースと、無線LAN(Local Area Network)やWiFi(Wireless Fidelity)等のWLAN(Wireless LAN)網と通信するための通信インターフェースを有する。
通信端末5は、アプリケーションや通信種別に応じて、使用する通信インターフェースを切り替える機能を有する。通信端末5は、例えば、LTE用の通信インターフェースを介して無線基地局3に接続し、電話、メール、Webアクセス等の通信を行う。通信端末5は、例えば、WiFi網44を介して動画閲覧を行う。通信端末5は、WiFi網44を経由して通信する場合、WiFi基地局45と接続する。
図18は、通信端末5の構成の例を示す。
通信端末5は、複数の通信インターフェース505を有する。通信端末5は、複数のアプリケーション501を実行する機能を有する。パケット転送機能部503は、アプリケーション501の種類に応じて、通信インターフェース505を切り替える機能を有する。また、パケット転送機能部503は、上述の実施形態におけるパケット処理装置1と同様の機能を有する。
パケット転送機能部503は複数のポート504を有し、それぞれのポート504は、例えば、複数の通信インターフェース505のいずれかに対応する。パケット転送機能部503は、それぞれのアプリケーション501を複数の通信インターフェース505のいずれかと対応付ける機能を有する。
パケット転送機能部503は、例えば、Webアクセスを行うアプリケーション501から受信したパケットを、LTE網と通信するための通信インターフェース505に対応するポート504から転送する。転送されたパケットは、通信インターフェース505を介して、LTE網に送信される。
パケット転送機能部503は、例えば、LTE網に対応する通信インターフェースから受信したパケットが、どのアプリケーション501に対応するかを識別し、対応するアプリケーション501にパケットを転送する。
パケット転送機能部503は、例えば、パケットのポート番号に基づいてアプリケーションの種別を識別する。パケット転送機能部503は、パケットのポート番号が“80”の場合、アプリケーションの種類を、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)によるWebアクセスであると識別する。
パケット転送機能部503は、上述の動作を、処理規則に従って実行する。
図19は、パケット転送機能部503に設定される処理規則の例を示す。図19は、例として、3つの処理規則を示す。
パケット転送機能部503は、例えば、受信したパケットのポート番号が“80”であり、任意の外部アドレス宛(宛先アドレスがワイルドカード)である場合、LTE網と通信するための通信インターフェース505に対応するポート504からパケットを転送する。
パケット転送機能部503は、例えば、受信したパケットのポート番号が“143”である場合、IMAPプロトコルによるメール受信に関するパケットであるので、メール用アプリケーション501にパケットを転送する。
パケット転送機能部503は、例えば、受信したパケットのポート番号が“80”であり、宛先が通信端末5のアドレスである場合、Web用アプリケーションに対応するポート504にパケットを転送する。
図19の例では、パケット転送機能部503に、アプリケーションの種別に応じて識別されるパケットフロー毎に、複数の処理規則が設定されている。しかし、通信経路上の全ての通信機器に、パケットフロー毎の粒度で処理規則が設定されると、各機器に設定される処理規則の数が膨大となる。
よって、図20の例に示すように、一部の通信機器に対して、複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則を設定することで、処理規則の数を削減できる。
第5の実施形態では、例えば、モバイルバックホール網40のエッジノード41(A)に、複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則が設定される。但し、この処理規則は、コアノード42や、WiFi網44上の通信機器に設定されてもよい。
エッジノード41(A)は、図20に例示された処理規則に従って、通信端末5との間で伝送されるパケットフローを処理する。
エッジノード41(A)は、アプリケーションの種別がWeb若しくはメールであり、通信端末5から送信されたパケットを、所定のポートを介して、インターネット網等に転送する。
エッジノード41(A)は、アプリケーションの種別がWeb若しくはメールであり、通信端末5宛のパケットを、所定のポートを介して通信端末5に転送する。
第5の実施形態において、通信端末5が無線により通信を行う例を示したが、通信端末5は、サーバやPC(Personal Computer)等の、有線により通信を行う機器でもよい。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、複数のパケットフローをまとめて識別するための識別子によりフローを識別する処理規則の例を示す。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、複数のパケットフローをまとめて識別するための識別子によりフローを識別する処理規則の例を示す。
第6の実施形態は、上述のいずれの実施形態にも適用できる。
図21は、第6の実施形態のシステム構成例と概要を示す。
端末bから、端末c又は端末d宛のパケットフローは、パケット処理装置1−2を経由して伝送される。図21の例において、端末bから端末d宛のパケットフローはフローAとし、端末bから端末c宛のパケットフローはフローBとする。
パケット処理装置1−2は、例えば、フローAとフローBをグループとして識別するために用いられる識別子(識別子X)に基づいてパケットフローを処理する。
図22は、それぞれのパケット処理装置1に設定される処理規則の例を示す。
パケット処理装置1−1は、フローAに属するパケットに、識別子Xを付加し、識別子を付加したパケットをポート3から転送する。また、パケット処理装置1−1は、フローBに属するパケットに、識別子Xを付加し、識別子を付加したパケットをポート3から転送する。パケット処理装置1−1は、フローAまたはBに属するパケットを、識別子Xでカプセル化する。なお、パケットのヘッダに、識別子を格納するための新たな領域を設けられてもよい。
パケット処理装置1−1に、フローAとフローBのそれぞれについて、識別子Xを付加して転送することを示す処理規則が設定されているが、これらを統合した処理規則が設定されてもよい。例えば、“送信元が端末bであり、宛先が端末c又はd”という識別規則を含む処理規則が、パケット処理装置1−1に設定されてもよい。
パケット処理装置1−2は、識別子Xが付加されたパケットを受信すると、そのパケットをポート3から転送する。識別子XによりフローAとBを一括で識別できるので、パケット処理装置1−2に設定される処理規則の数を削減できる。
パケット処理装置1−3は、フローAに属するパケットに付加された識別子Xを削除し、ポート2から転送する。また、パケット処理装置1−3は、フローBに属するパケットに付加された識別子Xを削除し、ポート1から転送する。パケット処理装置1−3は、識別子Xを削除することで、パケットのカプセル化を解除する。
図23は、それぞれのパケット処理装置1に設定される処理規則の別の例を示す。
図23の処理規則は、パケットの所定の領域(例えば、送信元MAC(Media Access Control)アドレス)を識別子Xに書き換えることを示す処理方法を規定する。
パケット処理装置1−1は、処理規則に従って、フローA又はBに属するパケットの所定の領域を識別子Xに書き換えて、所定のポートからパケットを転送する。
パケット処理装置1−2は、パケットのいずれかの領域に識別子Xが含まれていた場合、そのパケットはフローA又はBのいずれかに属すると判断し、処理規則で規定された方法でパケットを処理する。
パケット処理装置1−3は、フローA又はBに属するパケットの所定の領域を、元の内容に復元する。
パケット処理装置1−3には、パケットを復元するため、パケットの内容が書き換えられた領域と元の内容とが、予め設定されているものとする。
第6の実施形態では、パケット処理装置が、識別子に基づいて複数のパケットフローをグループとして識別する処理規則を用いるので、処理規則の数が削減される。また、ネットワークアドレスによりフローを識別できない場合であっても、パケット処理装置に設定される処理規則の数を削減できる。
[第7の実施形態]
第7の実施形態では、パケット処理装置1に対する処理規則の設定を、集中管理する例を示す。
[第7の実施形態]
第7の実施形態では、パケット処理装置1に対する処理規則の設定を、集中管理する例を示す。
第7の実施形態は、上述のいずれの実施形態にも適用できる。
図24は、第7の実施形態のシステム構成の例を示す。
システムのネットワークは、複数のパケット処理装置1により構成される。ネットワークの端点(エッジ)に位置する各パケット処理装置1に、端末a、b、c、dが接続している。
制御装置6は、パケット処理装置1に対して処理規則を設定する。制御装置6は、例えば、サーバ等の情報処理装置により構成される。
図25は、制御装置6の構成の例を示す。
制御装置6は、通信部60、経路計算部61、トポロジ管理部62、管理DB63、ルール決定部64を含む。なお、制御装置6は、サーバ上で動作するOS(Operating System)等のソフトウェアにより構成されてもよい。
通信部60は、図2に示したパケット処理装置1の処理規則設定部10と通信し、処理規則をパケット処理装置1に設定する。また、通信部60は、図18で示した通信端末5と通信し、処理規則をパケット転送機能部503に設定してもよい。
トポロジ管理部62は、例えば、パケット処理装置1から、パケット処理装置1間の接続関係に関する情報を収集し、パケット処理装置1により構成されるネットワークのトポロジを管理する。トポロジ管理部62は、例えば、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)を用いて、ネットワークのトポロジを管理する。
パケット処理装置1は、LLDPを用いて、ネットワーク上の隣接装置との間で情報交換を行う。パケット処理装置1は、LLDPに基づいて隣接機器と情報交換を行うことにより、隣接機器との接続性(Reachability)と接続機器情報とを収集する。パケット処理装置1は、収集した情報をトポロジ管理部62に送信する。トポロジ管理部62は、パケット処理装置1から送信された情報に基づいて、ネットワークトポロジを把握する。
パケット処理装置1は、LLDPを用いて、ネットワーク上の隣接装置との間で情報交換を行う。パケット処理装置1は、LLDPに基づいて隣接機器と情報交換を行うことにより、隣接機器との接続性(Reachability)と接続機器情報とを収集する。パケット処理装置1は、収集した情報をトポロジ管理部62に送信する。トポロジ管理部62は、パケット処理装置1から送信された情報に基づいて、ネットワークトポロジを把握する。
経路計算部61は、トポロジ管理部62が有するトポロジ情報に基づいて、パケットフローを転送する経路を決定する。経路計算部61は、例えば、図24の端末aから端末c宛のパケットフローの転送経路を計算する。
ルール決定部64は、経路計算部61が計算した転送経路上のパケット処理装置1対して設定する処理規則を決定する。ルール決定部64は、上述した実施形態で説明された少なくとも一つの方法で、処理規則を決定する。ルール決定部64は、転送経路に存在するパケット処理装置1のうち、複数のパケットフローの各々を識別するための処理規則を設定するパケット処理装置と、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定するパケット処理装置を決定する。
例えば、ルール決定部64は、複数のパケットフローが集約されるパケット処理装置1に、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定する。複数のパケットフローの全てが共通で経由するパケット処理装置1において、複数のパケットフローは集約される。よって、ルール決定部64は、例えば、複数のパケットフローが共通で経由するパケット処理装置1に、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定する。
ルール決定部64は、例えば、各端末が接続するエッジのパケット処理装置1に、複数のパケットフローのそれぞれを個別に識別するための処理規則を設定する。ルール決定部64は、例えば、ネットワークの内部に位置するパケット処理装置1に、複数のパケットフローをグループとして識別するための処理規則を設定する。エッジノードとコアノードでの処理規則の粒度を変えることで、ルール決定部64は、コアノードに設定する処理規則の数を削減できる。なお、システムのオペレータが、制御装置6のルール決定部64を操作することで、処理規則を決定し、パケット処理装置1に決定した処理規則を設定してもよい。
ルール決定部64は、パケット処理装置1から処理規則の設定を要求されたことに応じて、処理規則を決定してもよい。例えば、パケット処理装置1の処理規則設定部10は、対応する処理規則が存在しない新規パケットフローに属する未知のパケットを受信した場合に、制御装置6に対して、処理規則の設定を要求してもよい。また、パケット処理装置1の処理規則設定部10は、例えば、パケットがマッチした処理規則に、制御装置6への問合せをすることを指示する処理方法が規定されていた場合に、制御装置6に対して要求してもよい。
ルール決定部64は、新たなVMが生成され、そのVMに関する新規パケットフローが発生する場合に、新規パケットフローに関する処理規則を決定してもよい。
ルール決定部64は、図23で示した処理規則を設定する場合、パケット処理装置に対して、所定の領域が識別子Xに変換されたパケットを復元するための情報(変換前の内容と、変換された領域)を通知してもよい。
ルール決定部64は、制御装置6が管理するパケット処理装置1を監視し、パケット処理装置1のステータス(障害状況、輻輳状況等)を収集してもよい。ルール決定部64は、例えば、パケット処理装置1の障害を検出した場合、第2の実施形態や第3の実施形態に示された例に従って、経路変更に関する処理規則を決定する。ルール決定部64は、例えば、パケット処理装置1が輻輳していることを検出した場合、第2の実施形態や第3の実施形態に示された経路変更に関する処理規則を決定する。ルール決定部64が収集するステータスは、障害や輻輳に関するものに限定されない。
ルール決定部64は、制御装置6が管理するパケット処理装置1と接続する仮想計算機(VM)を監視してもよい。ルール決定部64は、例えば、仮想計算機が他の通信サイト(ネットワークドメイン、オフィス、データセンタ等)に移動した場合、第3の実施形態で示された例に従って、仮想計算機の移動に伴う経路変更に関する処理規則を決定する。
ルール決定部64は、例えば、通信端末5が使用するアプリケーション毎に、それぞれのアプリケーション501に対応する通信インターフェース505を決定する。ルール決定部64は、アプリケーション501と通信インターフェース505との対応関係に基づいて、通信端末5に設定する処理規則を決定する。ルール決定部64は、例えば、図19に例として示された処理規則を、通信端末5に設定する。
ルール決定部64は、決定した処理規則を管理DB(Database)63に格納する。
第7の実施形態により、パケット処理装置1に対する処理規則の設定を、制御装置6が集中管理できる。よって、処理規則の設定に関する運用管理のコストを大幅に削減できる。
制御装置6とパケット処理装置1は、オープンフロー(OpenFlow)というプロトコルに従って動作するように構成してもよい。
オープンフローでは、スイッチやルータ等の通信機器は、フローエントリという、本発明の処理規則に対応する情報に従って、パケットフローを処理する。フローエントリは、フローエントリで処理したパケットの量に対応する統計情報を収集する機能を有する。オープンフローでは、統計情報は、それぞれのパケットフロー毎に収集できるが、複数のパケットフローの統計情報を集約して収集する機能はない。
本発明を用いることで、通信機器は、複数のパケットフローをグループとして識別できるフローエントリを使用することができる。よって、通信機器は、複数のパケットフローの処理量を集約した統計情報を収集することができる。
[第8の実施形態]
第8の実施形態は、制御装置6が管理するパケット処理装置1と、制御装置6に依存しないパケット処理装置100が混在するシステムの例を示す。
[第8の実施形態]
第8の実施形態は、制御装置6が管理するパケット処理装置1と、制御装置6に依存しないパケット処理装置100が混在するシステムの例を示す。
第8の実施形態は、上述のいずれの実施形態にも適用できる。
図26は、第8の実施形態のシステム構成の例を示す。
制御装置6は、ネットワークの端部(エッジ)に位置するパケット処理装置1を管理する。ネットワークの内部(コア)に位置するパケット処理装置100は、制御装置6に依存しない。
パケット処理装置1は、サーバ7で動作するソフトウェアにより構成される仮想スイッチであってもよい。仮想スイッチとして動作するパケット処理装置1は、例えば、サーバ7に構築された仮想マシン(VM)と通信する。サーバ7は、例えば、ネットワークエッジに位置する。制御装置6は、エッジに位置するサーバ7で動作するパケット処理装置1を制御する。
制御装置6の機能は、第7の実施形態で説明された機能と同様である。制御装置6は、上述した実施形態で説明された少なくとも一つの方法で、処理規則を決定する。制御装置6は、パケット処理装置1に対して処理規則を設定する。また、制御装置6は、第5の実施形態の通信端末5に対して、処理規則を設定してもよい。
また、例えば、制御装置6は、サーバ7に、新たな仮想マシン(VM)を構築する機能を有してもよい。制御装置6は、例えば、新たなVMがサーバ7に生成された際に、構築したVMに関するパケットフローに対応する処理規則を決定する。新たなVMが生成されたことにおり、そのVMから新規のパケットフローが発生するので、制御装置6は、新規パケットフローの発生に応じて、処理規則を決定する。なお、システムのオペレータが、制御装置6のルール決定部64を操作して、新たなVMを構築し、そのVMに対応する処理規則を決定してもよい。
パケット処理装置100に対する処理規則の設定は、制御装置6に依存しない。例えば、オペレータが、装置に設定の入力等を行うためのコンソールにより、パケット処理装置100に処理規則を設定する。また、例えば、制御装置6とは異なる管理装置が、パケット処理装置100に処理規則を設定してもよい。パケット処理装置100に対する処理規則の設定は、上述の方法に限定されない。
図27および図28は、パケット処理装置1とパケット処理装置100への処理規則の設定方法の例として、第6の実施形態で説明した方法を用いる例を示す。但し、パケット処理装置1とパケット処理装置100への処理規則の設定方法は、図27および図28に示された方法に限定されない。
図27において、VM(D)からVM(A)宛のパケットフローはフローAとし、VM(C)からVM(B)宛のパケットフローはフローBとする。制御装置6は、VM(C)及びVM(D)と接続するパケット処理装置1と、VM(A)及びVM(B)と接続するパケット処理装置1に、処理規則を設定する。図27で示されるように、フローAとフローBの経路上のパケット処理装置100に、処理規則が設定される。
図28は、各パケット処理装置に設定される処理規則の例を示す。
VM(C)及びVM(D)と接続するパケット処理装置1には、フローAとフローBをそれぞれ個別に識別するための処理規則が設定される。パケット処理装置1は、それぞれの処理規則に従って、フローAとフローBに属するパケットに、識別子Xを付加し、コアノード(パケット転送装置100)に転送する。
パケット処理装置100には、識別子Xにより、フローAとフローBをグループとして識別するための処理規則が設定される。複数のパケットフローをグループとして識別できるので、コアノードに設定される処理規則の数が削減される。
パケット処理装置100には、識別子によりパケットフローをグループとして識別するための処理規則が予め設定されていてもよい。ネットワークのエッジに設けられたそれぞれのパケット処理装置1の間の転送経路が、制御装置6の経路計算部61により予め定められているとする。例えば、端末aが接続するパケット処理装置1と、端末cが接続するパケット処理装置1との間の転送経路が、制御装置6により予め定められているものとする。また、制御装置6のルール決定部64は、各転送経路に対応する識別子を決定し、管理するものとする。システムのオペレータは、例えば、各転送経路と識別子との対応関係に基づいて、各転送経路に存在するパケット処理装置100に対して、転送経路に対応する識別子に基づいてフローを識別するための処理規則を設定する。例えば、端末aが接続するパケット処理装置1と端末cが接続するパケット処理装置1との間の転送経路に対応する識別子が“Y”である場合、オペレータは、転送経路に存在するパケット処理装置100に、識別子Yに基づいてフローを識別するための処理規則を設定する。
上述のようにエッジノード間の転送経路が予め定められている場合、そのエッジノードに接続している端末やVM間のパケットフローも、その転送経路を経由する。よって、制御装置6は、エッジノード間の転送経路が同一である複数のパケットフローは、同一の転送経路に集約されると判断できる。制御装置6は、例えば、エッジノード間の転送経路の始点のパケット処理装置1に、その転送経路を経由する複数のパケットフローに属するパケットに、その転送経路に対応する識別子を付加するための処理規則を設定する。また、制御装置6は、例えば、エッジノード間の転送経路の終点のパケット処理装置1に、その転送経路を経由する複数のパケットフローに属するパケットに付加された識別子を削除するための処理規則を設定する。上述のように、エッジノード間の転送経路に存在するパケット処理装置100には識別子に基づいてパケットフローを処理する処理規則が予め設定されているので、エッジノード間のフローはパケット処理装置100により処理される。
なお、制御装置6は、新たなVMが生成された場合に、そのVMに関する新規パケットフローの転送経路を決定し、決定した経路に対応する識別子を決定する機能を有する。制御装置6は、新規パケットフローに、決定した識別子を割り当てる。
なお、制御装置6は、新たなVMが生成された場合に、そのVMに関する新規パケットフローの転送経路を決定し、決定した経路に対応する識別子を決定する機能を有する。制御装置6は、新規パケットフローに、決定した識別子を割り当てる。
パケット処理装置100は、識別子Xが付加されたパケットを、処理規則に規定されたポートに転送する。
VM(A)及びVM(B)と接続するパケット処理装置1には、フローAとフローBをそれぞれ個別に識別するための処理規則が設定される。パケット処理装置1は、それぞれの処理規則に従って、フローAとフローBに属するパケットに付加された識別子Xを削除し、VM(A)又はVM(B)に転送する。
制御装置6により処理規則を設定するためには、システムオペレータは、制御装置6と通信可能なインターフェースを有しているパケット処理装置を、ネットワークに設置することが求められる。しかし、ネットワークに設置する通信機器の多くを、制御装置6と通信可能な装置に置き換えるには、多大なコストが必要となる。
第8の実施形態では、少なくとも、ネットワークのエッジの通信機器を、制御装置6と通信可能なパケット処理装置1に置き換えればよい。よって、第8の実施形態は、制御装置6により処理規則を管理できるシステムを容易に導入できるという効果を有する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記したそれぞれの実施形態に限定されるものではない。本発明は、各実施形態の変形・置換・調整に基づいて実施できる。また、本発明は、各実施形態を任意に組み合わせて実施することもできる。また、本発明の全開示の範囲内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。即ち、本発明は、本明細書の全ての開示内容、技術的思想に従って実現できる各種変形、修正を含む。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 パケット処理装置
10 処理規則設定部
11 記憶部
12 パケット処理部
2 設定装置
3 無線基地局
40 モバイルバックホール網
41 エッジノード
42 コアノード
43 ゲートウェイ
44 WiFi網
45 WiFi基地局
5 通信端末
501 アプリケーション
503 パケット転送機能部
504 ポート
505 通信インターフェース
6 制御装置
60 通信部
61 経路計算部
62 トポロジ管理部
63 管理DB
64 ルール決定部
7 サーバ
10 処理規則設定部
11 記憶部
12 パケット処理部
2 設定装置
3 無線基地局
40 モバイルバックホール網
41 エッジノード
42 コアノード
43 ゲートウェイ
44 WiFi網
45 WiFi基地局
5 通信端末
501 アプリケーション
503 パケット転送機能部
504 ポート
505 通信インターフェース
6 制御装置
60 通信部
61 経路計算部
62 トポロジ管理部
63 管理DB
64 ルール決定部
7 サーバ
Claims (17)
- 所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信方法であって、
複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を第一のノードに設定し、
前記複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の第二のノードに、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する
ことを特徴とする通信方法。 - 転送経路が変更された前記複数のパケットフローが集約される前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 - 前記変更された転送経路上、かつ、通信サイト間に設けられた前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信方法。 - 前記転送経路の変更に応じて、前記第二のノードを制御する制御装置が、前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信方法。 - 前記グループに対応する識別子により前記複数のパケットフローを識別する第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信方法。 - 前記複数のパケットフローは、仮想計算機による通信に関するフローであり、
前記仮想計算機の移動による前記転送経路の変更に応じて、前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の通信方法。 - 前記変更された転送経路上、かつ、前記仮想計算機の移動元の通信サイトと前記仮想計算機の移動先の通信サイトとの間に設けられた前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。 - 所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理するノードを制御する情報処理装置であって、
複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を第一のノードに設定する第一の手段と、
前記複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の第二のノードに、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する第二の手段と
を含む情報処理装置。 - 前記第二の手段は、転送経路が変更された前記複数のパケットフローが集約される前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記第二の手段は、前記変更された転送経路上、かつ、通信サイト間の経路に設けられた前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。 - 前記第二の手段は、前記転送経路の変更に応じて、前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記第二の手段は、前記グループに対応する識別子により前記複数のパケットフローを識別する第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記複数のパケットフローは、仮想計算機による通信に関するフローであり、
前記第二の手段は、前記仮想計算機の移動による前記転送経路の変更に応じて、前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記第二の手段は、前記変更された転送経路上、かつ、前記仮想計算機の移動元の通信サイトと前記仮想計算機の移動先の通信サイトとの間に設けられた前記第二のノードに対して、前記第二の規則を設定する
ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - 所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信システムであって、
複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を第一のノードに設定する第一の手段と、
前記複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の第二のノードに、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する第二の手段と
を含む通信システム。 - 所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理する通信端末であって、
複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を受信する第一の手段と、
前記複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則が設定されたノードであって、前記変更された転送経路上のノードを経由するパケットを、前記複数の第一の規則に従って送信する第二の手段と
を含む通信端末。 - 所定の規則に基づいて、パケットフローを識別し、識別されたパケットフローに属するパケットを処理するノードを制御する制御装置に、
複数のパケットフローの各々を識別するための複数の第一の規則を第一のノードに設定する処理と、
前記複数のパケットフローの転送経路の変更に応じて、変更された転送経路上の第二のノードに、前記複数のパケットフローをグループとして識別するための第二の規則を設定する処理と
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014561620A JP2015525983A (ja) | 2012-06-26 | 2013-06-25 | 通信方法、情報処理装置、通信システム、通信端末およびプログラム |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142811 | 2012-06-26 | ||
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