JP2015524598A - コンテンツを保存した情報記録媒体、コンテンツ提供方法、コンテンツ再生方法及びその装置 - Google Patents

コンテンツを保存した情報記録媒体、コンテンツ提供方法、コンテンツ再生方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

1つのコンテナファイルを含み、コンテナファイルは、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックス;並びに複数のコンポーネントファイルのコンテンツ内の位置、及びデータボックス内の位置に係わる情報と、複数のコンポーネントファイルの特性情報とを含むメタボックス;を含み、複数のコンポーネントファイルは、前記特性情報により、該データボックスに配置される情報記録媒体である。

Description

本発明は、コンテンツを保存した情報記録媒体、コンテンツを提供する方法、コンテンツを再生する方法、コンテンツ提供装置及びコンテンツ再生装置に関する。
マルチメディア・コンテンツを提供するための情報記録媒体として、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標) disc)やDVD(digital versatile disc)などの光ディスクが使用されている。これら光ディスクに記録されるコンテンツは、複数のファイルから構成されており、既定のディレクトリ構造を有している。このように、いくつかのファイルから構成されており、固有したディレクトリ構造を有するコンテンツを、異種のファイルシステムを使用する媒体に、コピーしたり、あるいは移動させたりする場合、当該機能の維持を期待したり、あるいは保障したりし難い。すなわち、異なるファイルシステムを使用する装置、前記マルチメディア・コンテンツを再生し難い。
本発明は、コンテンツが記録されている情報記録媒体から伝達されるコンテンツ・コンポーネント・ファイル(content component files)を効率的に再構成したコンテンツを保存するための情報記録媒体、前述のように再構成されたコンテンツを提供する方法、再構成されたコンテンツを再生する方法、再構成されたコンテンツを提供するための装置、再構成されたコンテンツを再生するための装置、及び前記提供方法または再生方法を遂行するプログラムを記録した記録媒体を提供するためのものである。
また、本発明は、情報記録媒体のうちローディング速度が遅い媒体から伝達されるコンテンツ・コンポーネント・ファイルを効果的に提供して再生するためのものである。ローディング速度が遅い情報記録媒体とは、光ディスクのような物理的媒体だけではなく、インターネットを介してサーバでダウンロードされる場合のように、ダウンロード速度がローカル保存装置に比べて相対的に低い場合も含まれる。
また、本発明は、外部要因によって、媒体の一部にアクセスし難かった場合、前記媒体から伝達されるコンテンツ・コンポーネント・ファイルを効果的に提供して再生するためのものである。外部要因によってアクセスが困難な媒体とは、汚染、スクラッチ、物理的衝撃、破壊などさまざまな要因によって、媒体の全体または一部分から、読取り部が必要とする情報を読み取ることができない媒体を意味する。
本発明の一実施形態による情報記録媒体は、1つのコンテナファイルを含み、前記コンテナファイルは、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックス;及び前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルの特性情報と、を含むメタボックス;を含み、前記複数のコンポーネントファイルは、前記特性情報によって、前記データボックスに配置されてもよい。
本発明の一実施形態によれば、前記特性情報によって、同一または類似の特性を有するコンポーネントファイルが、前記データボックス内の連続する位置に記録されてもよい。
本発明の一実施形態による特性情報は、前記複数のコンポーネントファイルに対する再生時、アクセスパターンを示す情報を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるアクセスパターンは、ランダムアクセス、多重アクセス、ディスポーザブルアクセス及びプリロードのうち少なくとも一つを示すことができる。
本発明の一実施形態による特性情報は、前記コンポーネントファイルを構成する複数のエクステントの特性を示す情報をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態によるエクステントの特性を示す情報は、前記複数のエクステント間の相互関係を示すことができる。
本発明の一実施形態によるエクステントの特性を示す情報は、前記エクステントが他のエクステントの再生時、参照されるか否かということ、前記エクステントが他のエクステントの再生に必須であるか否かということ、前記エクステントの少なくとも一部が、他のエクステントによって代替可能であるか否かということのうち少なくとも一つを示すことができる。
本発明の一実施形態によるコンテナファイルは、前記メタボックスのコピー本をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテナファイルは、前記特性情報を示すファイル名を有することができる。
本発明の一実施形態によるコンテナファイルのファイル名は、前記データボックスを構成する複数区間のうち少なくとも1つの区間に、いかなる特性を有するコンポーネントファイルが記録されるかということを示すことができる。
本発明の一実施形態によるコンテンツ提供方法は、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルを獲得する段階と、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報を獲得する段階と、前記特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスを生成する段階と、前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記特性情報とを含むメタボックスを生成する段階と、前記データボックス及び前記メタボックスを含む1つのコンテナファイルを生成する段階と、を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるデータボックス生成段階は、前記特性情報によって、特性が同一または類似のコンポーネントファイルを、前記データボックス内の連続する位置に配列する段階を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ提供方法は、前記メタボックスのコピー本を、前記コンテナファイルに記録する段階をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテナファイル生成段階は、前記特性情報を示すファイル名を、前記コンテナファイルに付与する段階を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ再生方法は、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されたデータボックス;並びに前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを含むメタボックス;が記録された1つのコンテナファイルを含む情報記録媒体から、前記メタボックスに含まれた情報を読み取る段階と、前記メタボックスの情報を参照し、前記データボックスに記録されたデータを読み取る段階と、前記メタボックスの情報と、前記データボックスから読み取られたデータとを利用して、前記コンテンツを再生する段階と、を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるデータ読み取り段階は、ランダムアクセスまたは多重アクセスを示す特性情報を有したコンポーネントファイルに対応するデータを、前記情報記録媒体から読み取り、前記情報記録媒体よりローディング速度が速い他の情報記録媒体にロードする段階を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるデータを読み取り段階は、プリロードを示す特性情報を有したコンポーネントファイルに対応するデータの所定部分をプリロードする段階を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ再生段階は、前記メタボックスの情報を参照し、各コンポーネントファイルの前記コンテンツ内の経路と、前記データボックス内アドレスとをマッピングする段階を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ再生段階は、前記複数のエクステント間の相互関係特性を参照し、前記複数のエクステントを再生する段階を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ再生方法は、前記他のエクステントの再生時に参照されたり、あるいは前記他のエクステントの再生に必須であったりするエクステントを前記情報記録媒体から読み取ることができなかった場合、当該エクステントの読み取再び行ったり、あるいは外部装置から当該エクステントを受信する段階をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ再生方法は、前記他のエクステントによって代替可能なエクステントを、前記情報記録媒体から読み取ることができなかった場合、前記他のエクステントを参照し、当該エクステント区間を再生する段階をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ提供装置は、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルと、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを獲得するための入力部;前記特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスを生成し、前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記特性情報とを含むメタボックスを生成し、前記データボックス及び前記メタボックスを含む1つのコンテナファイルを生成する制御部;及び前記生成されたコンテナファイルを保存するための保存部;を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるコンテンツ再生装置は、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されたデータボックス;並びに前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを含むメタボックス;が記録された1つのコンテナファイルを含む情報記録媒体から、前記メタボックスに含まれた情報を読み取る読取り部;前記コンテンツを再生する再生部;及び前記メタボックスの情報を参照し、前記データボックスに記録されたデータを読み取るように、前記読取り部を制御し、前記メタボックスの情報と、前記データボックスから読み取られたデータとを利用して、前記コンテンツを再生するように、前記再生部を制御する制御部;を含んでもよい。
本発明の一実施形態に係わるコンテナファイルの構成を説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係わるメタ情報について説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係わるブルーレイディスク上のファイルシステム構成を図示した図面であるである。 本発明の一実施形態に係わるメタ情報とコンポーネントファイルとの関係について説明するための図面である。 本発明の他の実施形態に係わるメタ情報について説明するための図面である。 本発明の他の実施形態に係わるコンテナファイルの構成について説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係わる特性情報について説明するための図面である。 本発明の他の実施形態に係わる特性情報について説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係わるコンテンツ提供装置について説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるコンテンツ提供方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるコンテンツ再生装置について説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるコンテンツ再生方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係わるコンテンツ再生装置のRAMにコピーされたコンポーネントファイルについて説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係わるエクステントと再生時間との相関関係を図示した図面である。 本発明の一実施形態に係わるメタボックスのバックアップ情報について説明するための図面である。 本発明の一実施形態に係わるMEBOボックスが含まれたコンテナファイルについて説明するための図面である。
本明細書で使用される用語について簡略に説明し、本発明について具体的に説明する。
本発明で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら、可能な限り現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは当分野に従事する技術者の意図、判例または新たな技術の出現などによって異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合当該発明の説明部分で、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたった内容とを基に定義されなければならない。
明細書全体で、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別にそれとは異なる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」のような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によって具現されもする。
以下、添付した図面を参照し、本発明の実施形態について、本発明が属する技術分野で当業者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本発明は、さまざまに異なる形態によって具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。そして、図面で本発明について明確に説明するために、説明と係わりのない部分は省略し、明細書全体を介して、類似した部分については、類似した図面符号を付した。
図1は、本発明の一実施形態に係わるコンテナファイルの構成について説明するための図面である。
図1を参照すれば、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイル(component file)を1つのファイル100に記録して提供することができる。本発明において、1つのファイル100は、コンテナファイルと称する。コンテナファイル100は、2つの部分からも構成され、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイル121,122を含むデータボックス120と、コンポーネントファイル121,122に係わるメタ情報を記録するためのメタボックス110とがそれである。
メタボックス110には、データボックス120に記録される各コンポーネントファイルに係わる特性情報が、メタ情報111,112として記録される。また、複数のコンポーネントファイルに共通する特性が、メタボックス110に記録されてもよい。コンテンツを再構成して提供するコンテンツ提供装置は、入力された特性情報を使用して、コンテンツのコンポーネントファイルをデータボックス120に配置する。コンテンツ再生装置は、メタボックス110に記録される特性情報を使用して、コンポーネントファイルの特性を分類することができ、特性によって、コンポーネントファイルの再生及びローディングを異ならせて処理することができる。例えば、コンポーネントファイルをデータボックス120に記録するとき、同一または類似の特性を有するコンポーネントファイルを、時間上または空間上で連続した位置に配置して提供すれば、コンテナファイル120が、異種のファイルシステムにコピーまたは移動されても、同一または類似の特性を有するコンポーネントファイルの時間上または空間上の位置が連続することが保証されるので、再生やローディングが効率的に行われる。
図2は、本発明の一実施形態に係わるメタ情報について説明するための図面である。
図1及び図2を参照すれば、コンポーネントファイルに係わるメタ情報200は、コンポーネントファイルのオリジナルコンテンツ内の論理的位置220と、コンテナファイル100に含まれたデータボックス120内の物理的位置230と、を含んでもよい。コンテンツ内の論理的位置は、複数のコンポーネントファイルから構成されたコンテンツ内において、当該コンポーネントファイルが位置したアドレスをいう。例えば、ブルーレイディスクの/root/BDMV/CLIPINF/というディレクトリに記録されていた01000.clpiというコンポーネントファイルが、本発明によるコンテナファイルに配置される場合、01000.clpiの論理的位置は、/root/BDMV/CLIPINF/01000.clpiになるのである。データボックス120内の物理的位置は、コンテナファイルに、当該コンポーネントファイルが記録された位置を示すオフセット値でもって表現されてもよい。例えば、/root/BDMV/CLIPINF/01000.clpiが、データボックス120の開始位置または基準位置から、0x0100ほど離れた位置から記録される場合、メタ情報200に記録される物理的位置230は、0x0100になるのである。また、物理的位置230には、当該コンポーネントファイルのサイズ情報やアドレスの範囲が記録されてもよい。例えば、コンポーネントファイルの物理的位置は、「e:\content_container.ndf,item_ID=1000,extent_entry#0=0x0100〜0x1100」と表現され、そのコンポーネントファイルが記録されたコンテナファイルの名称は、content_container.ndfであり、アイテム識別子は、1000であり、そのアイテムを構成するエクステントが、データボックスのアドレス範囲0x0100〜0x1100に記録されているという意味に解釈される。
メタ情報200は、当該コンポーネントファイルの特性情報240を含んでもよい。入力されるコンテンツを構成していた複数のコンポーネントファイルは、それぞれに係わる特性情報240によって、データボックス110に配置されるのである。
また、メタ情報200は、当該コンポーネントファイルを識別するための識別子210を別途に含んでもよい。前記識別子210によって、複数のメタ情報のうち特定メタ情報200を識別することもできる。本発明の他の実施形態によれば、識別子210を別途に使用せず、当該コンポーネントファイルの論理的位置220を識別子として使用することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係わる、ブルーレイディスク上のファイルシステム構成を図示したものである。
図3を参照すれば、ブルーレイディスクのオリジナルコンテンツは、rootディレクトリ300内に、複数のディレクトリ及びコンポーネントファイルに記録されており、index.bdmv 310、MovieObject.bdmv 311、00000.mpls 312、00001.mpls 313、00002.mpls 314、01000.clpi 315などのコンポーネントファイルを含む。本発明の一実施形態によるコンテンツ提供装置は、前記オリジナルコンテンツを再構成し、1つのコンテナファイルに作って提供する。オリジナルコンテンツに含まれていたコンポーネントファイルは、コンテナファイルのデータボックス120に記録され、各コンポーネントファイルが配置される位置は、入力される特性情報によって決定される。
図4は、本発明の一実施形態に係わる、メタ情報とコンポーネントファイルとの関係について説明するための図面である。
図4を参照すれば、コンポーネントファイル01000.clpi 420の物理的位置は、0x0100と決定されて当該位置に記録され、01000.clpi 420に対応するメタ情報410は、当該物理的位置を示す情報を含んでいるということが分かる。そのように、図3に例示された全てのコンポーネントファイルがデータボックス120内に記録され、それぞれに係わるメタ情報が生成され、メタボックス110に記録されるのである。
図5は、本発明の他の実施形態に係わるメタ情報について説明するための図面である。
図4及び図5を参照すれば、コンポーネントファイル01000.clpi 420に係わるメタ情報410という識別子であるitem_ID 510、コンテンツ内の位置に該当する経路情報/root/BDMV/CLIPINF/01000.clpi 520、データボックス120内の位置を示すオフセット情報である0x0100、及び多重アクセス特性を有したファイルであるということを示す特性情報540を含んでもよい。
本発明の一実施形態によれば、ローディング速度が遅い媒体上のコンテンツを効果的に提供するために、コンテンツを構成するコンポーネントファイルの特徴によって、適する特性値を付与し、その特性値によって、再生装置をしてコンテナファイルから、コンポーネントファイルを読み取らせる。一方、前述の実施形態のように、コンポーネントファイルは、コンテナファイルに物理的に挿入されて提供されもするが、実際に挿入されず、論理的に挿入されて提供されてもよい。すなわち、対応するメタ情報が、外部のコンテナファイル内のコンポーネントファイルを指示するように具現されてもよい。コンポーネントファイルは、少なくとも1つのエクステント(extent)に分けられて管理され、その場合、コンポーネントファイルの全体エクステントまたは一部エクステントについて、特性情報が別途に提供されてもよい。再生装置は、各エクステントに係わる特性情報を読み取り、それに適する読み取り動作、ローディング動作または再生動作を遂行するのである。
コンポーネントファイルの特性情報は、コンポーネントファイルの種類及び/またはアクセスパターンによって、メニュー、背景画、ビットマップフォント(bitmap font)、フォントなど、ユーザの選択によって、再生装置が予想することができない時点、すなわち、任意の時点で、コンポーネントファイルに対するアクセスが発生することを示す「ランダムアクセス特性」、メニュー、背景画、ビットマップフォント、フォントなど、再生装置が1回以上アクセスすることが自明なコンポーネントファイルであるということを示す「多重アクセス特性」、本編動画や予告編動画のように、コンポーネントファイルの消費において、1回アクセス後に再アクセスの可能性が低いか、あるいは当該コンポーネントファイルの大きさが、多重アクセス特性を有するコンポーネントファイルに比べ、顕著に大きいということを示す「ディスポーザブル消費特性」、ユーザ経験向上などの目的で、あらかじめ読み取っておいて、ユーザ要請に即座に反応する必要があるコンポーネントファイルであるということを示す「プリローディング特性」のうち少なくとも一つを含んでもよい。
しかし、コンポーネントファイルの特性情報は、それらに限定されるものではなく、効率的な再生のために所定の方法で処理するこのが必要な特性であるならば、本発明の特性情報になるのである。例えば、外部要因によって、媒体の一部にアクセスし難い媒体から伝達されるコンポーネントファイルが読み取り不可能である場合、当該コンポーネントファイルに、「スキップ可能」であるという特性情報が付与されているならば、再生を中断せずに、次のコンポーネントファイルを再生するように制御することができる。
コンポーネントファイルを構成するエクステントの特性情報はエクステント間の相互関係を示すことができる。例えば、エクステントの相互重要度により、当該エクステントの一部または全体の内容が他のエクステントによって参照されるということを示す「参照特性」、当該エクステントの一部または全体の内容が、他のエクステントの再生または実行に必須不可欠であるということを示す「必須特性」、当該エクステントの一部または全体の内容が、他のエクステントの内容で代替可能であるということを示す「重複特性」のうち少なくとも一つを含んでもよい。
図6は、本発明の他の実施形態に係わるコンテナファイルの構成について説明するための図面である。この実施形態では、ISOFF(ISO/IEC 14496−12 ISO base media File Format)フォーマットを拡張し、コンテナファイルと特性情報とを具現する方法について説明しているが、本発明によるコンテナファイルと特性情報との具現方法は、これに限定されるものではなく、他のフォーマットや他の言語を使用してコンテナファイル及び特性情報を具現することができるということは、当業者に自明なことである。
FTYPボックス610は、ファイルタイプを指定するためのものであり、当該ファイルが、本発明によるコンテナファイルであるということを示すブランド名(brand name)が記録されてもよい。FTYPボックスのブランド名が既定の値を有する場合、本発明によるコンテナファイルが保存されているということを認識することができる。すなわち、FTYPボックスが所定の値を有する場合、本発明による再生装置は、当該コンテナファイルを再生することができる。
ISOFFのMOOVボックス620内のMETAボックス630は、ILOCボックス640、IINFボックス650、INFEボックス660、FDELボックス670及びICHAボックス680を含んでもよい。
ILOCボックス640は、コンテナファイルに物理的または論理的に挿入されるコンポーネントファイルの識別情報(item_ID)と、コンポーネントファイルのビット列断片がコンテナファイル内のどこにあるかということを示す位置(Offset)と、そのビット列断片の大きさ(Size)と、を表現するために使用する。1つのコンポーネントファイルは、連続した1つのビット列または所定の基準によって分けられたいくつかの連続したビット列として、コンテナファイル内に保存される。ILOCボックス640は、1つのコンポーネントファイルまたはいくつかのコンポーネントファイルとマッピングされるアイテム(item)という単位に係わる情報を提供し、アイテムは、連続したビット列であるエクステント一つ、または複数のエクステントから構成される。ILOCボックス640は、各エクステントのコンテナファイル上の位置及び大きさを記述することができる。また、ILOCボックス640は、アイテムに含まれるエクステントの数(extent_count)を含んでもよい。図6の実施形態によるコンテナファイルでは、ILOCボックス640のアイテムを1つのコンポーネントファイルとマッピングさせ、コンポーネントファイルの全体または一部に該当する連続ビット列のコンテナファイル内の保存位置と、各連続ビット列の大きさとを、エクステントを利用して表現する。
IINFボックス650は、当該アイテムにマッピングされるコンポーネントファイルの名称(item_name)と、FDELボックス670とを含めるために使用される。FDELボックス670は、コンポーネントファイルの論理的アドレス(content_location)であるオリジナルコンテンツ内の経路情報を含めるために使用される。
ICHAボックス680は、コンポーネントファイルのエクステントの位置及び大きさを敍述しているILOCボックス640の各アイテムに係わる特性情報と、各アイテムに含まれるエクステントの特性情報とを記述するためのものである。
MDATボックス601は、データボックスであり、コンポーネントファイル602が記録される空間である。
図7は、本発明の一実施形態に係わる特性情報について説明するための図面であり、ISOFFのICHAボックスを利用して、コンポーネントファイルの特性情報を具現した例である。図6及び図7を参照すれば、ICHAボックス680は、ILOCボックス640で記述したアイテムと、各アイテムのエクステントの全部または一部に係わる特性情報とを提供している。
item_count 710は、ICHAボックス680で記述しているアイテムの個数を示す。item_ID 711は、ILOCボックス680で定義したitem_IDを指す。
immediate_access_flag 712は、アイテムに対応するコンポーネントファイルの「ランダムアクセス特性」に係わるものであり、当該コンポーネントファイルに対するアクセスが、再生装置が予想することができない時点に発生するか否かということを示す。immediate_access_flag 712の値が1である場合、ランダムアクセス特性があるこということを表示し、値が0である場合、ランダムアクセス特性いかんを知ることができない。
multiple_access_flag 713は、「多重アクセス特性」に係わるものであり、当該コンポーネントファイルに対するアクセスが、1回以上発生することが自明であるか否かということを示す。multiple_access_flag 713の値が1である場合、多重アクセス特性があるということを表示し、値が0である場合、多重アクセス特性いかんを知ることができない。
disposable_access_flag 714は、「ディスポーザブル消費特性」に係わるものであり、当該コンポーネントファイルに対するアクセスが1回だけ行われ、再アクセスの可能性が低いか否かということを示す。disposable_access_flag 714の値が1である場合、ディスポーザブル消費特性があるということを表示し、値が0である場合、ディスポーザブル消費特性いかんを知ることができない。
preloading_access_flag 715は、「プリローディング特性」に係わるものであり、当該コンポーネントファイルの少なくとも一部内容を、あらかじめメモリにローディングする必要があるか否かということを示す。preloading_access_flag 715の値が1である場合、当該コンポーネントファイルの一部または全部をあらかじめ読み取っておけば、再生効率が向上するということを示し、値が0である場合、プリローディング特性いかんを知ることができない。ブルーレイディスクに記録されるコンテンツの場合、プリローディング特性の例として、チャプタジャンプ(chapter jump)が挙げられる。ユーザ要請によって、1つのチャプタから次のチャプタまたは以前チャプタに移動する場合、読取り部の物理的移動を伴うので、応答遅延が発生する。「プリローディング特性」を有すると表示された各チャプタの開始位置からの読取り部移動に必要となる時間を考慮した長さほどのデータを再生の開始以前にあらかじめ読み取っておくならば、ユーザのチャプタジャンプ要請による応答遅延に対するゲインが発生する。
entry_count 757は、ICHAボックス680で記述しているエクステントの個数を示す。extent_index 751は、ILOCボックス640で記述したextent_indexを指すものであり、エクステントを識別することができる情報である。entry_count 757及びextent_index 751を利用すれば、所定アイテムに該当する全てのエクステントに係わる特性情報を記述する代わりに、一部エクステントに係わる特性情報のみを記述することが可能になる。
dependency_flag 752は、「参照特性」に係わるものであり、当該エクステントが、他のエクステントによって参照されるか否かということを示す。dependency_flag 752の値が1である場合、当該エクステントが参照特性を有するということを表示し、値が0である場合、参照特性いかんを知ることができない。例えば、ビデオコンポーネントファイルの場合、I−Frame、P−Frame、I−Slice、P−Sliceに該当するエクステントが他のエクステントによって参照されるので、「参照特性」を有するエクステントとして設定されるのである。
necessity_flag 753は、「必須特性」に係わるものであり、当該エクステントの少なくとも一部の内容が、他のエクステントの再生または実行に必須に要求されるか否かということを示す。necessity_flag 753の値が1である場合、必須特性があるということを表示し、値が0である場合、必須特性いかんを知ることができない。例えば、ビデオコンポーネントファイルの場合、GOP(group of picture)情報やAUバウンダリ情報(boundary information)に該当するエクステントが、他のエクステントの再生または実行に必須に必要であるので、「必須特性」を有するエクステントとして設定されるのである。
redundant_flag 754は、「重複特性」に係わるものであり、当該エクステントの少なくとも一部の内容が、他のエクステントの内容で代替されるか否かということを示す。redundant_flag 754の値が1である場合、重複特性があるということを表示し、値が0である場合、重複特性いかんを知ることができない。例えば、ビデオコンポーネントファイルの場合、B−FrameやB−Sliceに該当するエクステントは、一部の内容が他のエクステントで代替されるので、「重複特性」を有するエクステントとして設定されてもよい。
dependency_counter 756は、dependency_flag 752またはnecessity_flag 753の値が1である場合、当該エクステントの存在いかんに影響を受ける次のエクステントの個数を示す。dependency_counter 756の値が0である場合、影響を受けるエクステントの個数を知ることができない。
図8は、本発明の他の実施形態に係わる特性情報について説明するためのものであり、各コンポーネントファイルを構成しているエクステント別特性情報だけ含まれている例である。
図6及び図8を参照すれば、item_count 810は、ICHAボックス680で記述しているアイテムの個数を示す。コンポーネントファイルとアイテムとが一対一で対応する実施形態であるならば、item_count 810は、コンテンツを構成するコンポーネントファイルの数と同じである。item_ID 811は、ILOCボックス640で記述したitem_IDを指す。
entry_count 850は、ICHAボックス680で記述しているエクステントの個数を示す。extent_index 851は、当該エクステントに係わるインデックスを指す。
immediate_access_flag 852は、「ランダムアクセス特性」に係わるものであり、当該エクステントが、再生装置が予想することができない時点に、アクセスされる特性を有するか否かということを示す。immediate_access_flag 852の値が1である場合は、ランダムアクセス特性を有するということを表示し、値が0である場合、ランダムアクセス特性を有するか否かということを知ることができない。
multiple_access_flag 853は、「多重アクセス特性」に係わるものであり、当該エクステントが、再生装置によって、1回以上アクセスされるということが自明であるか否かということを示す。multiple_access_flag 853の値が1である場合、多重アクセス特性を有するということを表示し、値が0である場合、多重アクセス特性を有するか否かということを知ることができない。
disposable_access_flag 854は、「多重アクセス特性」に係わるものであり、当該エクステントは、1回アクセス後、再アクセス可能性が低いか否かということを示す。disposable_access_flag 854の値が1である場合、ディスポーザブル消費特性を有するということを表示し、値が0である場合、ディスポーザブル消費特性を有するか否かということを知ることができない。
preloading_access_flag 856は、「プリローディング特性」に係わるものであり、当該エクステントをあらかじめ読み取っておく必要があるか否かということを示す。preloading_access_flag 856の値が1であるならば、プリローディング特性があるということを表示し、値が0である場合、プリローディング特性を有するか否かということを知ることができない。
dependency_flag 857は、「参照特性」に係わるものであり、当該エクステントの少なくとも一部の内容が他のエクステントによって参照されるか否かということを示す。dependency_flag 857の値が1である場合、参照特性があるということを表示し、値が0である場合、参照特性のあるか否かということを知ることができない。
necessity_flag 858は、「必須特性」に係わるものであり、当該エクステントの少なくとも一部の内容が、他のエクステントの再生または実行に必須不可欠であるか否かということを示す。necessity_flag 858の値が1である場合、必須特性があるということを表示し、値が0である場合、必須特性を有するか否かということを知ることができない。
redundant_flag 859は、「重複特性」に係わるものであり、当該エクステントの少なくとも一部の内容が、他のエクステントで代替可能であるか否かということを示す。redundant_flag 859の値が1である場合、重複特性があり、他のエクステントで代替されるということを表示し、値が0である場合、重複特性いかんを知ることができない。
dependency_counter 860は、dependency_flagまたはnecessity_flagの値が1である場合、当該エクステントの存在いかんに影響を受ける次のエクステントの個数を示す。dependency_counterの値が0である場合、影響を受けるエクステントの個数を知ることができない。
本発明の他の実施形態によれば、ILOCボックス640のアイテムのうち、予約された値のitem_ID、例えば、item_IDが0である値を有するアイテムは、コンテナファイルの全体、あるいはMDATボックス601全体について、特性を記述するところに使用される。その場合、再生装置は、コンテナファイルを読み取るとき、item_IDが0であるアイテムに該当する特性情報を先に読み取り、コンテナファイル全体またはMDATボックス601全体に係わる特性値を把握することができる。
図9は、本発明の一実施形態に係わるコンテンツ提供装置について説明するためのブロック図である。
コンテンツ提供装置900は、入力部 910、制御部 920及び保存部 930を含むコンピュータ装置で具現されてもよい。入力部 910は、コンテンツと特性情報とを獲得するためのもので、光ディスクなどの記録媒体からデータを読み取るためのピックアップ装置、ユーザやコンテンツ制作者から、コンテンツを構成するコンポーネントファイルの特性情報を受信するためのユーザ・インターフェース、外部サーバからコンテンツや特性情報を受信するための通信部のうち少なくとも一つを含んでもよい。入力されるコンテンツは、複数のコンポーネントファイルから構成され、特性情報は、各コンポーネントファイルに係わる特性情報及び/または各コンポーネントファイルを構成するエクステントの特性情報を含んでもよい。
制御部 920は、特性情報によって、複数のコンポーネントファイルを配したデータボックスを生成し、データボックスに記録されるデータに係わる情報を含むメタボックスを生成することができる。メタボックスに含まれる情報は、複数のコンポーネントファイルのコンテンツ内の位置、及びデータボックス内の位置に係わる情報と、特性情報とを含んでもよい。制御部 920は、データボックス及びメタボックスを含む1つのコンテナファイルを生成し、保存部 930に保存する。
制御部 920は、データボックス生成時、特性情報によって、特性が同一または類似のコンポーネントファイルを、データボックス内の連続する位置に配列することができる。そのとき、特性情報は、複数のコンポーネントファイルに対する再生時、アクセスパターンを示す情報を含んでもよい。アクセスパターンは、ランダムアクセス、多重アクセス、ディスポーザブルアクセス及びプリロードのうち少なくとも一つを示す情報でもある。制御部 920は、コンテナファイルを生成するとき、特性情報によって、同じ特性を有するコンポーネントファイルを、ビット列状に連続する位置に配し、再生装置の読取り部(mechanical pick−up、headerなど)をして、物理的アドレス(physical addressing)あるいは論理的アドレスに対する移動(seek)を最小化させ、連続的な(sequential)読み取りを介して、当該区間を読み取らせることができる。例えば、制御部 920は、多重アクセス特性を有するコンポーネントファイルを、データボックスの連続する位置に記録する。再生時、それらコンポーネントファイルは、頻繁に使用されるが、連続する位置に記録されているので、アクセス時間が短縮され、効率的な再生が可能である。
特性情報は、コンポーネントファイルを構成するエクステント別に定義され、エクステントの特性情報は、エクステント間の相互関係特性を示す情報でもある。例えば、エクステントの特性を示す情報は、あるエクステントが、他のエクステントの再生時、参照されるか否かということ、前記エクステントが、他のエクステントの再生に必須であるか否かということ、前記エクステントの少なくとも一部が、他のエクステントによって代替可能であるか否かということのうち少なくとも一つを示すことができる。一方、制御部 920は、メタボックスのコピー本をコンテナファイルに記録し、原本メタボックスが毀損される場合、全体コンテンツを再生することができなくなる状況に備えることができる。
制御部 920は、コンテナファイルのファイル名を決定するとき、コンポーネントファイルの特性情報及び/またはエクステントの特性情報を示すファイル名を使用することができる。具体的には、コンテナファイルのファイル名は、データボックスを構成する複数区間のうち少なくとも1つの区間に、いかなる特性を有するコンポーネントファイルが記録されるかということを示すように決定される。それは、当該区間の大きさや、当該区間に記録されるコンポーネントファイルまたはエクステントの特性に係わる情報を、コンテナファイルの名称を介して提供するためのものである。ファイル名に使用される区間の特性は、別途の識別子と区間の大きさとを結合して表現したり、あるいは区間サイズの羅列順序による意味を、コンテンツプロバイダと再生装置との約束として定義することもできる。
例えば、i100_d20000.ndfというコンテナファイル名が提供されるとき、コンテナファイルの開始から、ランダムアクセス特性を有したデータのための空間が100バイトであり、ディスポーザブル消費特性を有したデータのための空間が20,000バイトであるということを意味することができる。
他の例として、100_100.ndfというコンテナファイル名が提供されるとき、コンテナファイルの開始から、100バイトがランダムアクセス特性を有したデータのための空間であり、終りから100バイト前までの区間も、ランダムアクセス特性を有したデータのための空間であるということをあらかじめ定義して使用することもできる。
一方、ファイル名によって、同じ特性を有する複数個の区間情報があるということが判断される場合、再生装置をして、同一特性を有した各区間に対して、互いに異なる処理を行わせるように設定することができる。例えば、システムリソースの割り当てにおいて、先に提示された区間について、さらに良好なリソースを割り当て、後で提示された区間に、さらに劣悪なリソースを割り当てさせるのである。具体的には、i100_i300.ndfというコンテナファイル名が提供されるとき、再生装置は、最初100バイトの区間をRAM(random access memory)にローディングし、次の300バイトの区間は、HDD(hard disk drive)に記録するか、あるいは全く記録しないことにより、区間の表示順序によって区別される処理を行うことができる。
ファイル名を介して、区間の特性情報を提供する場合は、コンテナファイルの一部を読み取り、別途の処理を行うための区間を決定した後、別途の処理を行うためのデータ区間を読み取る方法と比較するとき、効率的に再生動作を遂行することができ、さらに連続的なアクセスフローを示すという改善効果がある。
図10は、本発明の一実施形態に係わるコンテンツ提供方法について説明するためのフローチャートである。
図9及び図10を参照すれば、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルを獲得する(S1010)。コンテンツは、ブルーレイディスクなどローディング速度が遅い媒体から獲得されてもよい。また、複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報を獲得する(S1010)。特性情報は、コンテンツの制作者によって決定され、ユーザ・インターフェースを介して受信されてもよい。特性情報によって、複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスを生成する(S1012)。複数のコンポーネントファイルのコンテンツ内の位置、及びデータボックス内の位置に係わる情報と、前記特性情報とを含むメタボックスを生成する(S1014)。複数のコンポーネントファイルのコンテンツ内の位置、及びデータボックス内の位置に係わる情報は、オリジナルコンテンツ内のコンポーネントファイルの位置と、本発明による、コンテンツを再構成して生成したデータボックス内のコンポーネントファイルの位置とをマッピングするためのマッピング情報である。データボックス及びメタボックスを1つのコンテナファイルに記録することにより、1つのコンテナファイルを生成する(S1016)。生成されたコンテナファイルは、コンテンツ提供装置900の保存部 930に保存されるか、あるいは別途の記録媒体(図示せず)に記録されてユーザに提供されるのである。
図11は、本発明の一実施形態に係わるコンテンツ再生装置について説明するためのブロック図である。
コンテンツ再生装置1100は、読取り部1110、制御部1120及び再生部1130を含んでもよい。読取り部1110は、再生装置1100のローカル保存部(図示せず)、装脱着可能な情報記録媒体(図示せず)、またはネットワークを介して外部サーバ(図示せず)からコンテナファイルを読み取ってくるためのものである。コンテナファイルは、コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報によって、複数のコンポーネントファイルが配置されたデータボックス;及び複数のコンポーネントファイルのコンテンツ内の位置、及びデータボックス内の位置に係わる情報と、複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを含むメタボックス;が記録されたファイルである。情報記録媒体に、コンテナファイルが記録されている場合、読取り部1110は、情報記録媒体からメタボックスに含まれた情報を先に読み取るのである。
制御部1120は、読み取られたメタボックスの情報を参照し、データボックスに記録されたデータを読み取るように、読取り部1110を制御し、メタボックスの情報と、データボックスから読み取られたデータとを利用して、コンテンツを再生するように、再生部1130を制御するためのものである。再生部1130は、マルチメディア・コンテンツを再生するためのデコーダ(図示せず)を含んでもよい。
制御部1120は、ランダムアクセスまたは多重アクセスを示す特性情報を有したコンポーネントファイルや、エクステントに対応するデータを情報記録媒体から読み取り、情報記録媒体よりローディング速度が速い他の情報記録媒体にロードすることにより、任意の時間に、または頻繁に利用されるコンポーネントファイルやエクステントへのアクセス時間を短縮させ、効率的な再生を可能にする。ローディング速度が相対的に速い情報記録媒体の例として、RAM、フラッシュメモリ、SSD(solid state drive)、ハードディスク、外部保存装置、外部サーバなどがあるが、それらに限定されるものではなく、他の保存装置が使用されるということは、自明なことである。コンテンツの再生時、必要なデータにアクセスする前に、必要なデータが、メタボックスに記述された特性によって、ローディング速度が速い情報記録媒体に記録されたコンポーネントファイルやエクステントに該当する否かということを検討し、ローディング速度が速い情報記録媒体に記録されたデータである場合は、当該情報記録媒体で読み取るのである。その場合、制御部1120は、コンテンツ・コンポーネント・ファイルのリストを読み取った後、論理的なアドレス(例:光ディスクに記録されたコンテンツ内の経路など)と、物理的なアドレス(例:前記コンテンツが再構成されて記録されたコンテナファイル上のコンポーネントファイルまたはエクステントの位置、RAMにローディングされたコンポーネントファイルまたはエクステントのRAM上のアドレスなど)とを連結して管理する必要がある。
制御部1120は、プリローディング特性を有したコンポーネントファイルやエクステントに対応するデータの所定部分をあらかじめ読み取り、ローディング速度が速いメモリに保存しておくことができる。制御部1120は、メタボックスに記録されたコンポーネントファイルのコンテンツ内の位置、及びデータボックス内の位置に係わる情報を参照し、各コンポーネントファイルのコンテンツ内の経路と、前記データボックス内アドレスとをマッピングすることができる。
特性情報は、コンポーネントファイルを構成するエクステント別にも定義され、その場合、特性情報は、複数のエクステント間の相互関係特性を示す情報を含んでもよい。制御部1120は、複数のエクステント間の相互関係特性を参照し、複数のエクステントを再生するように、再生部1130を制御することができる。エクステントの特性を示す情報は、当該エクステントが、他のエクステントの再生時、参照されるか否かということ、当該エクステントが、他のエクステントの再生に必須であるか否かということ、当該エクステントの少なくとも一部が、他のエクステントによって代替可能であるか否かということのうち少なくとも一つを示すことができる。制御部1120は、他のエクステントの再生時、参照されるか、あるいは他のエクステントの再生に必須なエクステントを、前記情報記録媒体から読み取ることができなかった場合は、当該エクステントの読み取りを再度行ったり、あるいは外部装置から当該エクステントを受信することができる。一方、制御部1120は、他のエクステントによって代替可能なエクステントを、情報記録媒体から読み取ることができなかった場合は、当該エクステントの代わりに、他のエクステントを参照し、当該エクステント区間を再生するように、再生部1130を制御することができる。
図12は、本発明の一実施形態に係わるコンテンツ再生方法について説明するためのフローチャートである。
まず、コンテナファイルに含まれたメタボックスから、特性情報とマッピング情報とを読み取る(S1210)。読み取られたメタボックスの情報を参照し、コンテナファイルのデータボックスに記録されたデータを読み取る(S1212)。特性情報によって、コンポーネントファイルやエクステントを読み取る時点や、メモリにローディングする位置が決定され、マッピング情報を参照し、データボックスに記録されたコンポーネントファイルが、オリジナルコンテンツ内で、いかなる経路を有するということか決定することができる。メタボックスの情報と、データボックスから読み取られたデータとを利用して、コンテンツを再生する(S1214)。
図13は、本発明の他の実施形態に係わる、コンテンツ再生装置のRAMにコピーされたコンポーネントファイルについて説明するための図面である。
再生装置1300は、CPU(central processing unit)1320、デコーダ1330、ディスク1360からデータを読み取るための読取り部1340、ローカルストレージ1350、ローディング速度が相対的に速いRAM 1310を含んでもよい。CPU 1320は、特性情報によって、コンポーネントファイル全体、またはコンポーネントファイルを構成する一部エクステントをRAM 1310にコピーして再生するとき、アクセス時間を短縮させることができる。図13を参照すれば、RAM 1310の任意番地に、01000.clpiというコンポーネントファイル1311がコピーされており、その例として、01000.clpiの物理的な位置は、/dev/RAM/0x3000〜0x4000になるのである。再生装置1300は、ディスク1360のコンテナファイルから、コンテンツ・コンポーネント・ファイルのリストを読み取った後、オリジナルコンテンツ内の位置を示す論理的なアドレスと、ローディング速度が遅い媒体であるディスク1360にあるコンポーネントファイルのエクステントの位置、またはローディング速度が速い媒体であるRAM 1310にあるコンポーネントファイルのエクステントの位置とを連結して管理することにより、再生時、必要なデータをどこで読み取るということか決定することができる。
図14は、本発明の一実施形態に係わる、エクステントと再生時間との相関関係を図示したものである。
外部要因によって、媒体の一部にアクセスし難い媒体を介して伝達するコンテナファイルに記録されたコンテンツを再生するとき、コンテンツ・コンポーネント・ファイルに付与された特性情報は、次のように使用される。再生時、コンポーネントファイルを構成する一部エクステントの読み取りに失敗する場合、再生装置は、当該エクステントの特性によって、次のような判断が可能である。
エクステントの参照特性が1であるならば、当該エクステントを参照する他のエクステントが存在するので、当該エクステントがないか、あるいは毀損された場合、デコーディング結果物の品質に対する影響があることを意味する。エクステントの必須特性が1であるならば、当該エクステントがない場合、他のエクステントの再生に問題が生じるということを意味する。従って、再生装置は、参照特性が1であるか、あるいは必須特性が1であるエクステントの読み取りが失敗した場合、再度読み取りを行うか、あるいは外部ソースから当該エクステントを読み取ってくる。そのとき、再生装置は、dependency_counterの値の大きさによって、再度読み取りの回数や、外部ソースへの要請いかん/待機時間を判断することができる。
エクステントの重複特性が1であるならば、当該エクステントがなくとも、再試み、または外部ソースへの要請はせずともよいと判断されるのである。再生装置は、当該エクステントが読み取られない場合、他のエクステントを利用して、当該エクステント区間を再生したり、あるいは当該エクステントをスキップし、次のエクステントを再生することにより、再生を続けることができる。
図14を参照すれば、重複特性が1であるエクステント1420の読み取りが失敗しても、当該エクステント1420を基準に、以前エクステント1410の再生時間と、次のエクステント1430の再生時間は、前記3つのエクステント1410,1420,1430の全体再生時間と一致することが望ましい。それは、当該エクステント1420が読み取られなかった場合にも、読み取られた次のエクステント1430の再生時間を、コンテンツ本来の再生時間に合わせて同期再生する必要があるということを意味する。そのような同期再生のために、読み取られなかったエクステント1420の再生区間では、以前エクステント1410の最終フレーム(k+1)を維持したり、あるいはフレーム(k+1)と、次のエクステント1430のフレーム(k+4)との映像を基に、中間映像を作って使用することができる。
図15は、本発明の一実施形態に係わるメタボックスのバックアップ情報について説明するための図面である。
コンテナファイルにおいてメタボックスは、コンポーネントファイルに係わる名称や経路などの基本情報だけでなく、さまざまな特性情報を含んでいるので、コンテナファイルが記録された媒体の当該部分のアクセスが困難である場合、コンテナファイル全体に対する使用が不可能になるという問題がある。そのような問題を解決するために、メタボックスのコピー本をコンテナファイルに挿入することができる。
図15は、ISOFFフォーマットのMETAボックスに係わるコピー本をコンテナファイルに付加する場合、バックアップ情報であるMEBOボックスを記述した例を図示したものであり、コピー本の数を示すnumber_of_metadata_backup 1510と、各コピー本の位置を示すoffset 1520とを含む。原本METAボックス630が、コンテナファイルの前部に位置するので、コピー本は、コンテナファイルの後ろに具備され、当該METAボックスの大きさを知らせるMEBOボックスも、コンテナファイルの後ろに含まれる。METAボックスの原本及びコピー本が、近くの位置に記録される場合、原本及びコピー本が共に毀損される可能性が大きくなるからである。
図16は、本発明の一実施形態に係わる、MEBOボックスが含まれたコンテナファイルについて説明するためのもので、MEBOボックス1610は、METAボックスのコピー本1620,1630に係わる情報を含む。
図16を参照すれば、MEBOボックス1610に記録される2個のoffset情報(Offset1,Offset2は、コンテナファイルの最終のバイトを基準として、どれほどのバイトオフセット(byte offset)に、METAボックスのコピー本1620,1630が存在するというか示す。MEBOボックス1610は、コンテナファイルの最終尾に位置することができる。再生装置は、METAボックス630の読み取りに失敗した場合、MEBOボックス1610の情報を参照し、コンテナファイル内のどこに、METAボックスのコピー本1620,1630が存在するかということを知ることができる。
本発明の一実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して遂行されるプログラム命令形態で具現され、コンピュータ可読媒体に記録される。前記コンピュータ可読媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを、単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものでもある。コンピュータ可読記録媒体の例としては、ハードディスク、プロッピィーディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media);CD(compact disc)−ROM(read only memory)、DVD(digital versatile disc)のような光記録媒体(optical media);フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気・光媒体(magneto-optical media);及びROM、RAM、フラッシュメモリのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置;が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用して、コンピュータによって実行される高級言語コードを含む。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、それらに限定されるものではなく、特許請求の範囲で定義されている本発明の基本概念を利用した当業者の多くの変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するのである。
100 コンテナファイル
110 メタボックス
111 メタ情報
112 メタ情報
120 データボックス
121 コンポーネントファイル
122 コンポーネントファイル
200 メタ情報
210 識別子
220 論理的位置
230 物理的位置
240 特性情報
300 rootディレクトリ
310 index.bdmv
311 MovieObject.bdmv
312 00000.mpls
313 00001.mpls
314 00002.mpls
315 01000.clpi
410 メタ情報
420 コンポーネントファイル01000.clpi
510 item_ID
520 /root/BDMV/CLIPINF/01000.clpi
540 特性情報
601 FTYPボックス
602 コンポーネントファイル
610 FTYPボックス
620 MOOVボックス
630 METAボックス
640 ILOCボックス
650 IINFボックス
660 INFEボックス
670 FDELボックス
680 ICHAボックス
710 item_count
711 item_ID
712 immediate_access_flag
713 multiple_access_flag
714 disposable_access_flag
715 preloading_access_flag
751 extent_index
752 dependency_flag
753 necessity_flag
754 redundant_flag
756 dependency_counter
757 entry_count
810 item_count
811 item_ID
850 entry_count
851 extent_index
852 immediate_access_flag
853 multiple_access_flag
854 disposable_access_flag
856 preloading_access_flag
857 dependency_flag
858 necessity_flag
859 redundant_flag
860 dependency_counter
900 コンテンツ提供装置
910 入力部
920 制御部
930 保存部
1100 0x0100〜0x
1110 読取り部
1120 制御部
1130 再生部
1300 再生装置
1310 RAM
1311 コンポーネントファイル
1320 CPU
1330 デコーダ
1340 読取り部
1350 ローカルストレージ
1360 ディスク
1410 エクステント
1420 エクステント
1430 エクステント
1510 number_of_metadata_backup
1520 offset
1610 MEBOボックス
1620 METAボックスのコピー本
1630 METAボックスのコピー本

Claims (15)

  1. 1つのコンテナファイルを含み、前記コンテナファイルは、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスと、
    前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルの特性情報と、を含むメタボックスと、を含み、
    前記複数のコンポーネントファイルは、前記特性情報によって、前記データボックスに配置されることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記特性情報によって、同一または類似の特性を有するコンポーネントファイルが、前記データボックス内の連続する位置に記録されることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記特性情報は、前記複数のコンポーネントファイルに対する再生時、アクセスパターンを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 前記アクセスパターンは、ランダムアクセス、多重アクセス、ディスポーザブルアクセス及びプリロードのうち少なくとも一つを示すことを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体。
  5. 前記特性情報は、前記コンポーネントファイルを構成する複数のエクステントの特性を示す情報をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体。
  6. 前記エクステントの特性を示す情報は、前記複数のエクステント間の相互関係を示すことを特徴とする請求項5に記載の情報記録媒体。
  7. 前記コンテナファイルは、前記メタボックスのコピー本をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  8. 前記コンテナファイルは、前記特性情報を示すファイル名を有することを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  9. 前記コンテナファイルのファイル名は、前記データボックスを構成する複数区間のうち少なくとも1つの区間に、いかなる特性を有するコンポーネントファイルが記録されるかということを示すことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  10. コンテンツ提供方法において、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルを獲得する段階と、
    前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報を獲得する段階と、
    前記特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスを生成する段階と、
    前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記特性情報とを含むメタボックスを生成する段階と、
    前記データボックス及び前記メタボックスを含む1つのコンテナファイルを生成する段階と、を含むことを特徴とする方法。
  11. コンテンツ再生方法において、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されたデータボックス;並びに前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを含むメタボックス;が記録された1つのコンテナファイルを含む情報記録媒体から、前記メタボックスに含まれた情報を読み取る段階と、
    前記メタボックスの情報を参照し、前記データボックスに記録されたデータを読み取る段階と、
    前記メタボックスの情報と、前記データボックスから読み取られたデータとを利用して、前記コンテンツを再生する段階と、を含むことを特徴とする方法。
  12. コンテンツ提供装置において、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルと、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを獲得するための入力部と、
    前記特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスを生成し、前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記特性情報とを含むメタボックスを生成し、前記データボックス及び前記メタボックスを含む1つのコンテナファイルを生成する制御部と、
    前記生成されたコンテナファイルを保存するための保存部と、を含むことを特徴とする装置。
  13. コンテンツ再生装置において、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されたデータボックス;並びに前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを含むメタボックス;が記録された1つのコンテナファイルを含む情報記録媒体から、前記メタボックスに含まれた情報を読み取る読取り部と、
    前記コンテンツを再生する再生部と、
    前記メタボックスの情報を参照し、前記データボックスに記録されたデータを読み取るように、前記読取り部を制御し、前記メタボックスの情報と、前記データボックスから読み取られたデータとを利用して、前記コンテンツを再生するように、前記再生部を制御する制御部と、を含むことを特徴とする装置。
  14. コンテンツ提供方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記コンテンツ提供方法は、
    コンテンツ提供方法において、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルを獲得する段階と、
    前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報を獲得する段階と、
    前記特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されるデータボックスを生成する段階と、
    前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記特性情報とを含むメタボックスを生成する段階と、
    前記データボックス及び前記メタボックスを含む1つのコンテナファイルを生成する段階と、を含むことを特徴とする記録媒体。
  15. コンテンツ再生方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記コンテンツ再生方法は、
    コンテンツを構成する複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報によって、前記複数のコンポーネントファイルが配置されたデータボックス;並びに前記複数のコンポーネントファイルの前記コンテンツ内の位置、及び前記データボックス内の位置に係わる情報と、前記複数のコンポーネントファイルに係わる特性情報とを含むメタボックス;が記録された1つのコンテナファイルを含む情報記録媒体から、前記メタボックスに含まれた情報を読み取る段階と、
    前記メタボックスの情報を参照し、前記データボックスに記録されたデータを読み取る段階と、
    前記メタボックスの情報と、前記データボックスから読み取られたデータとを利用して、前記コンテンツを再生する段階と、を含むことを特徴とする記録媒体。
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