JP2015524240A - アークの場所を突き止めて消滅させるための方法および装置 - Google Patents

アークの場所を突き止めて消滅させるための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015524240A
JP2015524240A JP2015512077A JP2015512077A JP2015524240A JP 2015524240 A JP2015524240 A JP 2015524240A JP 2015512077 A JP2015512077 A JP 2015512077A JP 2015512077 A JP2015512077 A JP 2015512077A JP 2015524240 A JP2015524240 A JP 2015524240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
arc
sub
extinguishing
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015512077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015524240A5 (ja
JP6196293B2 (ja
Inventor
ホルガー ベーレンズ
ホルガー ベーレンズ
マルセル クラトチヴィル
マルセル クラトチヴィル
マルクス ホップフ
マルクス ホップフ
Original Assignee
エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー
エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー, エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー filed Critical エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー
Publication of JP2015524240A publication Critical patent/JP2015524240A/ja
Publication of JP2015524240A5 publication Critical patent/JP2015524240A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6196293B2 publication Critical patent/JP6196293B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H1/00Details of emergency protective circuit arrangements
    • H02H1/0007Details of emergency protective circuit arrangements concerning the detecting means
    • H02H1/0015Using arc detectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/02016Circuit arrangements of general character for the devices
    • H01L31/02019Circuit arrangements of general character for the devices for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier
    • H01L31/02021Circuit arrangements of general character for the devices for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier for solar cells
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/20Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for electronic equipment
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/38Arrangements for parallely feeding a single network by two or more generators, converters or transformers
    • H02J3/381Dispersed generators
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/12Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing
    • G01R31/1227Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/26Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured
    • H02H7/261Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured involving signal transmission between at least two stations
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J2300/00Systems for supplying or distributing electric power characterised by decentralized, dispersed, or local generation
    • H02J2300/20The dispersed energy generation being of renewable origin
    • H02J2300/22The renewable source being solar energy
    • H02J2300/24The renewable source being solar energy of photovoltaic origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Abstract

本発明は、少なくとも2つのPVサブ発生器(2.1〜2.n)を備える、PVシステム(1)におけるPV発生器(2)のアークの場所を突き止めて消滅させるための方法に関する。このうち、それぞれのPVサブ発生器(2.1〜2.n)には、それぞれのPVサブ発生器(2.1〜2.n)のアークを消滅させるための手段が対応している。本方法は以下のステップを備える。PV発生器(2)のアークが検出される。次に、該当するPVサブ発生器(2.1〜2.9)にアークが発生している確率に関連する、PVサブ発生器(2.1〜2.n)ごとの確率値が求められる。求められた確率値に基づき、アークを消滅させるための手段を作動させるためのシーケンス(R.1〜R.n)が決められる。次に、アークを消滅させるための手段が、決められたシーケンス(R.1〜R.n)の順序で連続的に作動する。さらに本発明は、本方法を実施するように設計された、PVシステム(1)におけるPV発生器(2)のアークの場所を突き止めて消滅させるための装置と、このような装置を備えるPVシステム(1)とに関する。【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも2つの光起電力サブ発生器を備える光起電力発生器において、アークの場所を突き止めて消滅させるための方法および装置に関する。
この場合、それぞれの光起電力サブ発生器は、それぞれの光起電力サブ発生器におけるアークを消滅させるための手段を備える。
さらに本発明は、このような装置を備える光起電力システムに関する。
特に、比較的大型の光起電力(PV)システム(以下では光起電力のことをPVと呼ぶ)は、PV発生器を有することができ、このPV発生器は、並列に接続された、少なくとも2つである複数のPVサブ発生器をしばしば備えている。
このようなPVサブ発生器は、たとえば直列に接続された複数のPVモジュールからなる、いわゆるストリングであってもよい。
PV発生器は、PVシステムの中の1つまたは複数のインバータに接続され、それらのインバータは、PV発生器によって生成された直流(DC)を、電力供給システムに電力供給するのに適した交流(AC)に変換する。
このようなPVシステムでは、PV発生器とインバータとの間の絶縁が一般に必要となる。
この絶縁は、いくつかの要件に応じて、半導体スイッチを単純に介した機能的な絶縁でもよく、ガルバニック絶縁(galvanic isolation)や、さらには、すべての極におけるガルバニック絶縁であってもよい。
この絶縁は、ガルバニック絶縁、または、すべての極におけるガルバニック絶縁である場合には、電気機械式スイッチを用いて行われ得る。
この場合には、故障の際などにPVサブ発生器を選択的に切断できるように、それぞれのPVサブ発生器には専用の電気機械式スイッチがしばしば対応している。
電気機械式スイッチは、電気モータまたは電磁石などによって電気機械的に作動するスイッチを意味するように理解されたい。
電磁石によって作動するスイッチは、リレー、または接触器とも呼ばれる。
PVシステムでは、高いDC電圧と、支配的である高い直流とにより、アークは軽視されてはならない問題であり、火災の主要な原因の1つとなる。
アークが特定された場合には、それぞれのPVサブ発生器においてアークを消滅させるための手段が可能な限り迅速に作動する必要がある。
このような手段は、たとえば、PVサブ発生器をインバータの入力部から絶縁するための、上記で述べられたスイッチなどである。
PVサブ発生器がインバータから絶縁されると、PVサブ発生器と直列につながっているアークを通じた電流が減り、それによってこのアークは消滅する。
特許文献1には、アークの検出後に保護デバイスの一部として自動的に作動する絶縁用スイッチなどが開示されており、この絶縁用スイッチは、好ましくはPV発生器とインバータとの間において、PV発生器の近くに配置されている。
大型のPVシステムの場合には特に、PV発生器全体における同時的な切断、すなわち、すべてのPVサブ発生器の同時的な切断は不利である。
なぜなら、インバータが電力供給を行う電力供給システムにおいて不安定な状態が生じ得るためである。
さらに、このようなすべてのPVサブ発生器の同時的な切断の場合には、アークの場所を突き止めることが不可能になるため、以降に行われる故障の発見が複雑となる。
一方、PVサブ発生器がインバータのDC入力回路から連続的に絶縁される場合には、アークの場所は、少なくともPVサブ発生器のレベルに限定され得る。
特許文献2には、複数の電力供給サブシステムを備えた、自動車の電力供給システムに関して、アークの場所を突き止めるための同様の方法が記載されている。
しかし、1回のスイッチ動作には、PVサブ発生器をインバータに接続する電気機械式スイッチの慣性力により、数十ミリ秒の範囲であり得る最低のスイッチ時間がある。
このスイッチ時間に加え、それぞれの場合において、それまでに検出されたアークが依然として存在しているか、または消滅したかをスイッチ動作の後に確認するために必要な時間がある。
多数のPVサブ発生器を有する大型のPVシステムの場合には、順次に行われる、すなわち連続的な切断は、ある特定の状況のもとでは数秒を要する場合がある。
最悪の場合には、最後のサブ発生器の切断まで、すなわち、スイッチングシーケンスにおけるすべての時間にわたって、アークが存在する可能性がある。
このことは、たとえばアークによって生じる火災の危険性により安全性の理由で望ましくないうえ、米国標準規格であるUL1699Bなどによる特定の状況のもとでは容認されることもない。
独国特許出願公開第102011000737(A1)号明細書 独国特許第10155795(C1)号明細書
したがって、本発明の目的は、複数のPVサブ発生器を有するPV発生器におけるアークが、本プロセスにおいて可能な限り迅速に消滅させられるとともに、その場所が突き止められる方法とPVシステムとを提供することにある。
本目的は、それぞれの独立請求項の特徴を備える方法とPVシステムとによって達成される。
有利な構成は、従属請求項において与えられている。
本発明による、冒頭で述べられたタイプの方法は、以下のステップを備える。
まず、PV発生器においてアークが検出される。
次に、PVサブ発生器にアークが発生している確率に関連する、PVサブ発生器ごとの確率値が求められる。
次に、求められた確率値に基づき、アークを消滅させるための手段を作動させるためのシーケンスが決められる。
次に、アークを消滅させるための手段が、このシーケンスの順序で連続的に作動する。
本発明によれば、アークを消滅させるための手段は、あらかじめ一定に定められたシーケンスでは作動せず、特定のPVサブ発生器でアークが発生している確率まで考慮したシーケンスで作動する。
アークを消滅させる試みは、最初は、アークが発生している確率が最も高いPVサブ発生器に向けられることが好ましい。
次は二番目に高い確率のPVサブ発生器に向けられ、以下同様にして行われることが好ましい。
このようにして、アークは、最も短い時間で消滅するとともに、その場所が突き止められる。
本方法における好ましい構成では、確率値は、PVサブ発生器におけるAC電圧信号のノイズレベルに基づいて求められる。
この場合、アークを消滅させるための手段は、ノイズレベルが小さくなっていくシーケンスで作動することが好ましい。
アークは、ノイズ信号とも呼ばれる広帯域のAC電圧信号を発生する。
このAC電圧信号は、たとえばPVサブ発生器どうしの間の容量結合と誘導結合とにより、アークが発生しているPVサブ発生器に限られない。
このため、この信号によってアークの場所を直接突き止めることは不可能である。
しかし、ノイズレベルである、このAC電圧信号のレベルは、該当するPVサブ発生器にアークが発生している確率と相互に関連しており、本発明による方法における消滅手段の作動シーケンスを作るための、容易に測定可能な変数として働き得る。
本方法におけるさらに好ましい構成では、確率値は、PVサブ発生器を通って流れる、測定された部分電流における変化より計算される。
アークの発生は、影響が及ぼされているPVサブ発生器を通って流れる部分電流の変化に付随して生じる。
しかし、PV発生器全体を構成するために複数のPVサブ発生器が互いと接続された方式であるため、あるPVサブ発生器における電流の変化は、他のPVサブ発生器における電流の変化も伴う。
このため、観測される部分電流の変化は、アークの場所を直接突き止めることにはならない。
しかし、この電流変化は、本発明による方法における消滅手段の作動シーケンスを作るために利用することができる。
本方法におけるさらに好ましい構成では、ある特定のPVサブ発生器に対応している、アークを消滅させるための手段の作動後に、このPV発生器においてアークがもはや検出されない場合、このPVサブ発生器においてアークが発生していることを示す信号通知が行われる。
本方法におけるさらに好ましい構成では、確率値は、ノイズレベルと、部分電流に向けて測定された値における変化とに基づいて求められる。
この場合には、部分電流における変化が、ノイズレベルにおける変化と時間的に相互に関連するかどうかを確認するためのチェックが行われ、この結果に応じて、PVサブ発生器におけるアークの確率に関する可能性チェックが実施されることが好ましい。
このように、アークの発生に向けた異なるインジケータが一緒に考慮され、それによって、アークの場所を可能な限り迅速に突き止めるためにさらに高い信頼性が達成される。
本方法におけるさらに好ましい構成では、アークを消滅させるための手段の作動時には、該当する前記PVサブ発生器を通る部分電流が遮断される。
あるいは、該当するPVサブ発生器が短絡される。
これらはどちらも、発生しているアークを消滅させるための有効な方法である。
遮断される回路を流れるシリーズアークは、PVサブ発生器を通る部分電流を遮断することによって消滅する。
パラレルアークは短絡によって消滅する。
たとえば連続的に実施されることによって、両方の消滅方法が組み合わされてもよい。
電気機械式スイッチと、この電気機械式スイッチに並列に配置された半導体スイッチとをそれぞれが備えるスイッチ用素子が、それぞれの場合において、該当するPVサブ発生器を通る部分電流を遮断するために用いられ、該当するPVサブ発生器を通る部分電流の遮断が、まず第1に、スイッチ用素子におけるすべての電気機械式スイッチが開放した後に、スイッチ用素子におけるそれぞれの半導体スイッチの切り換えによって行われることが好ましい。
このようにして、アークの発生について複数または多数のPVサブ発生器が迅速に連続してチェックされ得る。
少なくとも2つのPVサブ発生器を備える、PVシステムにおけるPV発生器のアークの場所を突き止めて消滅させるための、本発明による装置は、それぞれのPVサブ発生器におけるアークを消滅させるための、それぞれの場合において1つのPVサブ発生器に対応している手段と、アーク検出に向けた少なくとも1つのデバイスとを備える。
この装置は、PVサブ発生器ごとの制御デバイス、および/または、中央制御デバイスをさらに備えることを特徴とする。
制御デバイス、および/または、中央制御デバイスは、該当するPVサブ発生器にアークが発生している確率に関連する、PVサブ発生器ごとの確率値を求め、求められた確率値に基づき、アークを消滅させるための手段を作動させるためのシーケンスを決め、アークを消滅させるための手段を、決められたシーケンスの順序で連続的に作動させるように設計されている。
このように、本装置は、上記の方法を実施するように設計されている。
少なくとも2つのPVサブ発生器を備えるPV発生器を備えた、本発明によるPVシステムは、このような装置を備えている。
特に、本方法に関連して述べられた利点は、両方の場合において同様に提供される。
以降では、二枚の図面を用い、例示的実施形態を参照して本発明をさらに詳しく説明する。
PVシステムの回路ブロック図である。 アークの場所を突き止めて消滅させるための方法におけるフローチャートである。
図1は、本願による方法が実施され得るPVシステム1の基本設計における回路ブロック図を概略的に示す。
PVシステム1は、PV発生器2を備え、PV発生器2は、この場合には例としてn=3である、n個のPVサブ発生器2.1、2.2〜2.nを備えている。
PVサブ発生器2.1〜2.nのそれぞれは、たとえば1つのストリング、または、複数のストリングの並列回路を備えていてもよい。
この場合、ストリングは、直列に接続された複数のPVモジュールからなる構成を意味する。
PVサブ発生器2.1〜2.nは、この図では個々の光起電力セルの電子記号によって例として示されている。
PVサブ発生器2.1〜2.nは、DCライン3、4を介してインバータ5のDC入力回路に接続されている。
インバータ5は、出力側においては、電力を供給するための電力供給システム6に接続されている。
電力供給システム6は、公共の電力供給網であってもよく、または私設の電力供給システム(スタンドアローンの電力供給システム)であってもよい。
インバータ5は、電力供給システム6に対する三相供給用の3つのAC出力部を伴って、例として設計されている。
インバータ5、および/または、電力供給システム6における、単相設計などの、図示されている三相設計以外の別の設計も可能であることは言うまでもない。
さらに図1では、本願の場合において不可欠である、PVシステム1の一部分だけが示されている。
絶縁用もしくはスイッチ用のさらなる素子、フィルタ、監視用デバイス、またはトランスなどの、インバータ5のDC側またはAC側に配置されるさらなる要素は、説明を簡単にするために図示されていない。
PVサブ発生器2.1〜2.nは、図示されている例では、この場合にはカソードである、PVサブ発生器2.1〜2.nの接続部のうちの一方が、互いに直接的に接続された状態でDCライン4に接続されている。
この場合にはアノードである、上記のPVサブ発生器2.1〜2.nにおける他方の接続部は、それぞれの場合において、別々の電流経路3.1、3.2〜3.nを介してそれぞれの監視用ユニット10.1、10.2〜10.nにつながっている。
さらに各PVサブ発生器2.1〜2.nは、それぞれの監視用ユニット10.1、10.2〜10.nを介して、共通のDCライン3とインバータ5とに接続されている。
監視用ユニット10.1、10.2〜10.nはそれぞれ、電流測定装置11.1、11.2〜11.n、アーク検出用デバイス12.1、12.2〜12.n、および、スイッチ用素子13.1、13.2〜13.nを備えている。
電流測定装置11.1〜11.nは、対応する電流経路3.1〜3.n、すなわち、対応するPVサブ発生器2.1〜2.nを通って流れるそれぞれの部分電流(partial current)I.1〜I.nを求める役割を果たす。
上記の電流測定装置は、それぞれの場合において、PVシステムの動作中に電圧降下が生じる電流測定用抵抗器(シャント)などを有する。
測定された電圧降下は部分電流I.1〜I.nに比例する。
ホールセンサによる電流測定に向けた方法などの、電流のレベルを測定するための他の測定方法が同様に用いられてもよい。
以下ではアーク検出器12.1〜12.nと呼ばれるアーク検出用デバイス12.1、12.2〜12.nは、それぞれの部分電流I.1〜I.nのうちの、アークの発生に特有のAC成分を検出するように設計されている。
この場合、アークに特有の放射周波数範囲において求められた、それぞれの場合におけるAC電圧の振幅値UAC.1〜UAC.nが、測定値として出力されてもよい。
この場合、この測定値は、アナログ形式またはデジタル形式で増幅がなされ、また可能であれば平滑化がなされて出力されてもよい。
以下のテキストでは、このAC電圧の振幅値は、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nと呼ばれる。
これは、このAC電圧の振幅値が、たいていは広範な周波数範囲にわたって求められるためである。
しかし原理的には、アークの検出は、単一の測定周波数において行われてもよく、または、複数の離散的な測定周波数において行われてもよい。
測定されたノイズレベルUAC.i(i=1〜n)が大きいほど、該当するPVサブ発生器2.iにおいてアークが発生している確率が高い。
しかし、いくつかの状況のもとでは、隣接するPVサブ発生器にアークによって放出される信号、たとえば、隣接するサブ発生器どうしの間の誘導結合および/または容量結合を介する信号のクロストークにより、アークの場所を明確に突き止めることは不可能である。
それぞれのPVサブ発生器2.1〜2.nは、スイッチ用素子13.1〜13.nによって、インバータ5のDC入力部から切り離されるか、または、インバータ5のDC入力部に接続され得る。
それぞれのスイッチ用素子13.1〜13.nは、接触器またはリレーである一組の接点などの、電気機械式スイッチであってもよい。
この電気機械式スイッチは、好ましい実施形態では、スイッチング動作中にアークを抑圧または消滅させるための手段を備える。
それぞれのスイッチ用素子13.1〜13.nは、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)、または、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)などの半導体スイッチであってもよい。
この場合、半導体スイッチには、リバース電流を防ぐためにダイオードが対応していてもよい。
背中合わせの構成における(すなわち、直列に接続されているものの互いに逆平行に向いている)2つのトランジスタを用いることも可能であり、あるいは、二方向に動作する半導体スイッチを実現するために整流器に接続されたトランジスタを用いることも可能である。
電気機械式スイッチと半導体スイッチとの組み合わせも考えられ、この場合、半導体スイッチは、電気機械式スイッチにおけるアークの発生を防ぐために、半導体スイッチの作動中に電気機械式スイッチをバイパスする。
以下では、説明を簡潔にするために、スイッチ用素子13.1〜13.nをスイッチ13.1〜13.nと呼ぶ。
監視用ユニット10.1〜10.nは、制御ライン14を介して中央制御デバイス15に接続されている。
この制御ライン14は、第1に、監視用ユニット10.1〜10.nの中で検出された情報を中央制御デバイス15に送信するために用いられ、第2に、中央制御デバイス15からの制御命令を監視用ユニット10.1〜10.nに送信するために用いられる。
情報の交換は、一定の時間間隔で実質的に連続して行われてもよく、または、中央制御デバイス15、および/もしくは、監視用ユニット10.1〜10.nによって開始されてもよい。
送信される情報と命令は、電流測定装置11.1〜11.nおよびアーク検出器12.1〜12.nによって出力される測定値と、スイッチ13.1〜13.nの作動とに関するものである。
たとえば、それぞれの電流測定装置11.1〜11.n、および/もしくは、それぞれのアーク検出器12.1〜12.nによって出力された測定値を評価するため、かつ/または、それぞれのスイッチ13.1〜13.nを作動させるために、中央制御デバイス15に加え、かつ/または、中央制御デバイス15の代わりに、専用の制御デバイスがそれぞれの監視用ユニット10.1〜10.nの中に配置されていてもよい。
この場合、制御ライン14は、ネットワークリンクの形態であってもよい。
しかし、監視用ユニット10.1〜10.nと中央制御デバイス15との間に個々の制御ラインが実装されることも代替的に考えられる。
あるいは、中央制御ユニット15と監視用ユニット10.1〜10.nとの間の測定値または信号の送信が、たとえば無線電信による交換の形で、無線によって行われることも考えられる。
以下では、PV発生器において知られているアークを迅速に消滅させるとともにその場所を突き止めるための方法を、図2のフローチャートを用いて例示する。
本方法は、たとえば図1に示されているPVシステムにおいて実施されてもよい。
したがって、本方法は、図1を参照し、図1の参照記号を用いて、例として説明される。
PVシステム1は、本方法の開始時には正常動作状態であることが想定されている。
この正常動作状態では、すべてのスイッチ13.1〜13.nが閉じており、それにより、すべてのPVサブ発生器2.1〜2.nがインバータ5に接続されている。
本方法における第1のステップS21では、PVシステム1のアーク検出器12.1〜12.nが作動する。
次のステップS22では、PVサブ発生器2.1〜2.nのいずれかにおいてアークが特定されたかどうかに関する判断がなされる。
このため、アーク検出器12.1〜12.nによって測定されたノイズレベルUAC.1〜UAC.nが、たとえば中央制御デバイス15によって、それぞれの場合においてしきい値と比較される。
ノイズレベルUAC.1〜UAC.nのうちの少なくとも1つがしきい値を超えると、アークが特定されたと見なされる。
このような比較は、アーク検出器12.1〜12.nの中で行われてもよく、その場合、アークの特定に関しては、対応する信号が中央制御デバイス15に出力される。
あるいは、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nが合計され、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nが、この合計値に対してしきい値と比較されてもよい。
ステップS22は、アークが検出されるまで繰り返される。
アークが検出されると、本方法はステップS23に進む。
ステップS23では、ステップS22で未だ行われていなければ、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nが中央制御ユニット15によって検出されるか、あるいは、アーク検出器によって中央制御ユニット15に送信される。
次のステップ S24では、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nが大きさに関して互いと比較され、ソートされる。
このため、たとえばシーケンスR.1〜R.nであるフィールド変数が定義され、この場合には、最も大きいノイズレベルUAC.1〜UAC.nのインデックス(1、2、・・・、n)がフィールドR.1に記憶される。
二番目に大きいノイズレベルUAC.1〜UAC.nのインデックスは、フィールドR.2に記憶され、最終的に、最も小さいノイズレベルUAC.1〜UAC.nのインデックスがフィールドR.nに記憶されるまで続けられる。
さらにステップS24では、カウント変数iがゼロの値に設定される。
次のステップS25では、まずカウント変数iが1だけインクリメントされ、最初のパスにおいてi=1の値を有する。
次に、さらなるインデックス変数jがR.iの値に設定される。
したがって、このインデックス変数jは、最初のパスでは最も大きいノイズレベルのインデックスR.1に設定されている。
次に、スイッチ13.j、すなわち、最初のパスでは最も大きいノイズレベルR.1が測定されたPVサブ発生器2.jに対応しているスイッチが開き、それにより、このPVサブ発生器2.jがインバータ5から切り離され、残りのPVサブ発生器は、それまでと同様にインバータ5に接続されたままとなる。
次のステップS26では、ステップS22と同様に、DC回路においてアークが依然として検出されているかどうかに関する判断がなされる。
アークがもはや特定されない場合、ステップS22で特定された、それまで発生していたアークが、PVサブ発生器2.jがDC回路から切り離されたことによって消滅したと見なすことができる。
この場合、本方法はステップS27に分岐し、ステップS27では、アークがPV発生器2.jにおいて特定されたことを示す信号通知が行われる。
適切である場合には、アークの場所が突き止められるとともに、そのアークが消滅したPVサブ発生器2.jを、恒久的に、少なくとも、必要な修復作業とメンテナンス作業との間、インバータ5から直流的に絶縁することが好都合であるか、または必要であり得る。
ある特定の境界条件のもとでは、影響の及ぼされたPVサブ発生器2.jのすべての極におけるガルバニック絶縁が必要になることもある。
このため、可能であれば、個々のPVサブ発生器2.1〜2.nのカソード側などにおいても、DCライン3.1〜3.nにさらなるスイッチ用ユニットを設けることが必要となり得る。
しかし、これらのさらなるスイッチ用ユニットは、説明を簡単にするために図1には示されていない。
図示されている形態のPVシステム1と本方法とにおいては、シリーズアーク(series arc)の場所を突き止め、このことを上記のステップS27において信号通知することが可能である。
シリーズアークは、電流源に対して直列に生じたアーク、すなわち、この場合にはPVサブ発生器2.1〜2.nのうちのいずれかに対して直列に生じたアークである。
このシリーズアークは、電流源に対して並列である回路において、すなわち、PVサブ発生器2.1〜2.nのうちの1つ(または、上記のPVサブ発生器のうちのいくつか)に対して並列に生じたパラレルアーク(parallel arc)と区別される必要がある。
PVサブ発生器2.1〜2.nのうちのいずれかと並列となるアークは、該当するPVサブ発生器2.1〜2.nがスイッチ用ユニット10.1〜10.nによって絶縁されることによっては消滅しないため、このようなパラレルアークは、図示されている構成ではその場所を突き止めることができない。
しかし、本明細書で述べられた方法は、PVサブ発生器2.1〜2.nを選択的に短絡することができるように配置されたスイッチ用ユニットを用いると、パラレルアークの場所を突き止めることに対しても同様に用いることができる。
これに対応するスイッチ用ユニット16.1〜16.nは、たとえば半導体スイッチであり、これらの半導体スイッチは、中央制御デバイス15によって、さらなる制御ライン17を介し、個々に、また、互いから独立して切り換えられてもよい。
この場合、それらの半導体スイッチには、リバース電流を防ぐためにダイオードが対応していてもよい。
それぞれの場合において、(図示されていない)1つの電気機械式スイッチが半導体スイッチと並列に接続されることも考えられ、その電気機械式スイッチは、半導体スイッチの作動の際には、この半導体スイッチに対してわずかな時間遅延をもって同様に閉じる。
このため、閉じている半導体スイッチの両端に生じることになる電力損失、すなわち、その半導体スイッチにおける熱負荷が著しく低減し得る。
この変形例は、PVサブ発生器2.1〜2.nにおける長時間の短絡に対しては特に有利である。
図1には、説明を簡単にするために、PVサブ発生器2.1に関連する、これらのスイッチ用ユニットの1つだけが、すなわち、スイッチ用ユニット16.1だけが例として示されている。
この場合、別々になっている制御ライン17は、例としてのみ示されている。
あるいは、既存のラインにおける信号送信(PLC、すなわち電力線搬送通信)、または、無線信号送信(無線技術)を用いたスイッチ用ユニット16.1〜16.nの作動も可能である。
図1に示されているシステムの代替実施形態では、スイッチ用ユニット16.1〜16.nは、電流経路3.1〜3.nを、図1と比べて異なる方法でDCライン4に接続する。
上記の代替実施形態では、別々の電流経路3.i(i=1〜n)に対するスイッチ用ユニット16.i(i=1〜n)の接続点は、それぞれの場合において、アーク検出器12.iと、それに関連するPVサブ発生器2.iに対応しているスイッチ用素子13.iとの間に位置している。
さらに、それぞれのスイッチ用ユニット16.i(i=1〜n)の両端子の間には、アークに特有の周波数をもつAC電流の信号のためのバイパス経路を設けるために、(図1には示されていない)キャパシタが接続される。
このようにして、関連するスイッチ用ユニット16.iが閉じられていない場合には、このAC電流の信号も、送られる。
この実施形態では、それぞれのPVサブ発生器2.1〜2.nのアークに対して、上記のPVサブ発生器2.iにおいてスイッチ用素子13.iが開放している状況であっても、別のサブ発生器とのクロストークを介して生じた典型的なAC電流がPVサブ発生器2.iの中を流れ得ることが確実となる。
上記の代替実施形態を用いると、クロストークによってPVサブ発生器に生じたAC電流の信号、たとえば、別のPVサブ発生器におけるアークから生じたAC電流の信号と、各PVサブ発生器におけるアークから生じたAC信号とを区別することも可能である。
本方法では、両方のタイプのアーク(シリーズアークとパラレルアーク)の場所を突き止めて消滅させることができるように、ステップS25とステップS26との間において、さらなるステップが適宜実施されてもよい。
このさらなるステップでは、スイッチ用ユニット16.j、すなわち、最初のパスにおいて最も大きいノイズレベルR.1が測定されたPVサブ発生器2.jと並列に接続されているスイッチ用ユニットが閉じられる。
(16.jを除く)残りのスイッチ用ユニット16.1〜16.nは、それまでと同様に開いたままである。
そのため、ステップS25においてインバータ5からすでに選択的に切り離されたPV発生器2.jは、次に同様に選択的に短絡され、(2.jを除く)残りのPVサブ発生器2.1〜2.nは、インバータ5に接続されたまま電流が流れ続ける。
このように、PVサブ発生器2.jに生じ得るパラレルアークは、同様に直ちに消滅する。
ステップS26においてアークが依然として検出される場合、本方法はステップS28に進み、ステップS28では、スイッチ13.jが再度閉じられる。
次に、それまで閉じられていた可能性のあるスイッチ用ユニット16.jも、必要に応じて再度開かれる。
このように、PVサブ発生器2.jは、電流を再度流すとともにインバータ5に再度接続される。
次のステップS29では、現在のPVサブ発生器2.1〜2.nの数であるnの値にカウンタ変数iがすでに達したかどうかに関する判断が行われる。
カウンタ変数iが未だnの値に達していない場合、本方法は、ステップS25に分岐して戻る。
ステップS25では、カウンタ変数がまずインクリメントされ、たとえばi=2に設定されて、j=R.2となる。
次に、ステップS25と、ステップS26と、おそらくはステップS27またはステップS28と、ステップS29の残りのステップが、アーク検出において二番目に大きいノイズレベルUAC.jを有するPVサブ発生器2.jに関して繰り返される。
ノイズレベル、または、増幅と、可能であれば平滑化とがなされたノイズレベルの測定値は、観察されるアークが、該当するPVサブ発生器に生じている確率を示す。
示されているこの方法では、ノイズレベルが小さくなっていくシーケンス、すなわち、アークが発生している確率が小さくなっていくシーケンスにおけるアーク消滅の試みによって、アークの場所が突き止められる。
このように、ステップS25からステップS29における、最初のいくつかのパスのいずれかにおいて高い確率を有するアークの場所が突き止められるため、そのアークは可能な限り迅速に消滅する。
ステップS29において、カウンタ変数iがすでにnの値に達したことが確認されると、本方法はステップS30に進む。
本方法は、アークを消滅させることができず、そのためPVサブ発生器2.1〜2.nのいずれにおいてもアークの場所を突き止めることができなかった場合にのみステップS30に進む。
これにはいくつかの理由があり得る。
たとえば、干渉信号が誤ってアークと見なされた可能性がある。
このような干渉信号は、たとえば、妨害を与える外部の送信機によってPVシステム1に結合した可能性がある。
次に、ステップ30において、アーク検出に向けたアーク検出器12.1〜12.nによるアーク検出のパラメータが、干渉信号に反応しないように変更されてもよい。
たとえば、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nが決定される周波数範囲がシフトされるか、または狭められてもよい。
次に本方法は、最初からのアーク検出に向けて新たに決定されたパラメータと共に、ステップS21に進む。
本方法の代替構成では、PVシステム1の切断が、ステップS30において、可能性のあるパラレルアークを消滅させるための、インバータ5のDC入力部における同時的な短絡と共に適宜行われるということも考えられる。
図1に示されているPVシステム1と、図2に示されている本方法との代替構成では、電流測定装置11.1〜11.nと、アーク検出器12.1〜12.nとにおける測定値の評価は、中央制御デバイス15の中では行われず、監視用ユニット10.1〜10.nの中に設けられた個々の制御デバイスの中で分散化して行われる。
シーケンスR.1〜R.nは、中央制御デバイス15の中で管理されているテーブルによらず、測定されたノイズレベルUAC.1〜UAC.nを交換することによって作られてもよい。
監視用ユニット10.1〜10.nは、該当するPVサブ発生器2.1〜2.nの切断に関して、求められたシーケンスに応じ、求められたシーケンスの順序で、PVサブ発生器2.1〜2.nのいずれかにおいてアークの場所が突き止められるか、または、すべてのスイッチ13.1〜13.nが連続して作動するまで、互いに連携して動作する。
また、スイッチ13.1〜13.nと、さらなるスイッチ用ユニット16.1〜16.nとの作動が、監視用ユニット10.1〜10.nの中で、または、監視用ユニット10.1〜10.nによって行われるということも考えられる。
この場合には、本方法は、場合によっては中央制御デバイス15なしでも実施され得る。
これは、監視用ユニット10.1〜10.nが、測定されたノイズレベルUAC.1〜UAC.nから求められたシーケンスR.1〜R.nだけでなく、それらのノイズレベルUAC.1〜UAC.nも互いに伝え合うことができるためである。
本方法の代替構成では、PVサブ発生器2.1〜2.nのいずれかにおけるアークの発生に向けたさらなる確率インジケータ(probability indicator)が、シーケンスR.1〜R.nを作るために、ステップ S23およびステップS24において、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nの代替として、かつ/または、それに加えて用いられ得る。
PVサブ発生器2.i(i=1〜n)のいずれかにおけるアークの発生は、一般に、該当するPVサブ発生器2.iを通る部分電流I.iの変化に付随して生じ、その部分電流と相互に関連している。
このような変化は、部分電流I.iの減少(一般に、シリーズアークに固有の特徴)か、または部分電流I.iの増加(一般に、パラレルアークに固有の特徴)のどちらかであり得る。
ここで特に重要なことは、部分電流I.iの変化と、広帯域であるアークのノイズ特性の発生または消失との時間的な相関である。
また特に、この時間的な相関は、アークの検出における可能性チェック(plausiblity check)の実施に向けて用いられてもよい。
たとえば、少なくとも1つの部分電流I.1〜I.nにおける変化と、検出された少なくとも1つのノイズレベルUAC.1〜UAC.nにおける変化(発生または消失)との間に時間的な相関が存在する場合、そのノイズレベルは、高い確率でアークに起因し得る。
しかし、少なくとも1つの部分電流I.1〜I.nにおける変化と、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nにおける変化との間に時間的な相関がない場合、その少なくとも1つのノイズレベルUAC.1〜UAC.nは、外部からの干渉によってもたらされ、アークには特に起因していない可能性がある。
部分電流I.1〜I.nにおける変化と、ノイズレベルUAC.1〜UAC.nにおける変化との間に時間的な相関がある場合には、個々の部分電流I.1〜I.nの振幅変化を通じてさらなる確率を求めることができ、このさらなる確率によって、個々のPVサブ発生器2.1〜2.nにおけるアークの場所の特定がもたらされる。
図2による本方法においては、部分電流I.1〜I.nにおける変化は、たとえば次のように考えられてもよい。
すなわち、ステップS22において、アーク検出器12.1〜12.nのうちのいずれかによってアークが特定されると、時間的な相関があるかどうか、すなわち、部分電流I.1〜I.nのうちのいずれかが減少したかどうかを判断するためのチェックが行われてもよい。
この情報は、シーケンスR.1〜R.nを作る際に用いられてもよい。
この場合には、重み付けが行われてもよく、この重み付けによって、ノイズレベルと、部分電流I.1〜I.nにおける電流変化とからなるシーケンスR.1〜R.nを作るためのインジケータが定められる。
アークは、ある特定の遅延時間の後にのみアーク検出器12.1〜12.nによって特定され得るため、少なくともアーク検出時間に相当する長さを有する過去の時間の間、部分電流I.1〜I.nに対する測定値を記憶する有利な構成が設けられる。
これは、たとえば、部分電流I.1〜I.nに対する測定値が循環バッファに書き込まれることによって行われてもよい。
上記の循環バッファは、それぞれの場合において、監視用ユニット10.1〜10.nの中に配置されてもよく、または、中央制御デバイス15の中に配置されていてもよい。
スイッチ用ユニット13.1〜13.nが、電気機械式スイッチと半導体スイッチとを備える並列回路を備えている場合、アークを見つけるのに要する時間は、スピードが最適化された特別なスイッチングシーケンスを用いることでさらに低減され得る。
この場合、スイッチ13.1〜13.nは、電気機械式スイッチにおける時間のかかるスイッチングが大幅に低減するとともに、可能な場合には、並列に接続された半導体スイッチのスイッチング動作に移行するという形で作動する。
このために、たとえば、閉じられた電気機械式スイッチに対応している半導体スイッチがまず閉じられる。
これにより、電気機械式スイッチにおけるスイッチング状態は、対応している半導体スイッチに移行する。
次に、関係する電気機械式スイッチが開放されるが、この開放は、並列に配置された、閉じられている半導体スイッチによるスイッチング接点どうしの橋絡(bridging)によって、それらのスイッチング接点どうしの間にスイッチングアークが生じない状態で行われる。
次に、半導体スイッチは、それまでに特定されたアークの場所を突き止めるために連続して迅速に開かれ得る。
この場合、本願による上記の方法に従うシーケンスは、該当するPVサブ発生器にアークが発生している確率に基づいて作られる。
1 PVシステム
2 PV発生器
2.1−2.n PVサブ発生器
3,4 DCライン
3.1−3.n 電流経路
5 インバータ
6 電力供給システム
10.1−10.n 監視用ユニット
11.1−11.n 電流測定装置
12.1−12.n アーク検出用デバイス(アーク検出器)
13.1−13.n スイッチ用素子(スイッチ)
14 制御ライン
15 制御デバイス
16.1−16.n スイッチ用ユニット
17 制御ライン
I.1−I.n 部分電流
S21−S30 方法ステップ

Claims (13)

  1. 少なくとも2つのPVサブ発生器(2.1〜2.n)を備えるPVシステム(1)における光起電力(PV)発生器(2)のアークの場所を突き止めて消滅させるための方法であって、
    それぞれの前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)には、それぞれの前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)のアークを消滅させるための手段がそれぞれの場合において対応しており、
    前記方法が、
    前記PV発生器(2)のアークを検出するステップと、
    前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)にアークが発生している確率に関連する、前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)ごとの確率値を求めるステップと、
    求められた前記確率値に基づき、アークを消滅させるための前記手段を作動させるためのシーケンス(R.1〜R.n)を決めるステップと、
    アークを消滅させるための前記手段を、決められた前記シーケンス(R.1〜R.n)の順序で連続的に作動させるステップとを備える
    方法。
  2. 前記確率値が、前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)におけるAC電圧信号のノイズレベル(UAC.1〜UAC.n)に基づいて求められる
    請求項1に記載の方法。
  3. アークを消滅させるための前記手段が、ノイズレベル(UAC.1〜UAC.n)が小さくなっていくシーケンス(R.1〜R.n)で作動する
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記確率値が、前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)を通って流れる、測定された部分電流(I.1〜I.n)における変化より計算される
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記部分電流(I.1〜I.n)に向けて測定された値が連続的に記憶され、前記確率値が、アークの発生中に測定された前記部分電流(I.1〜I.n)に向けて測定された値に基づいて求められる
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記確率値が、前記ノイズレベル(UAC.1〜UAC.n)と、前記部分電流(I.1〜I.n)に向けて測定された値における変化とに基づいて求められる
    請求項2または3、および、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記部分電流(I.1〜I.n)における変化が、前記ノイズレベル(UAC.1〜UAC.n)における変化と時間的に相互に関連するかどうかを確認するためのチェックが行われ、この結果に応じて前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)におけるアークの確率に関する可能性チェックが実施される
    請求項6に記載の方法。
  8. アークを消滅させるための前記手段の作動時に、該当する前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)を通る部分電流(I.1〜I.n)が遮断される
    請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. アークを消滅させるための前記手段の作動時に、該当する前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)が短絡される
    請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 電気機械式スイッチと、前記電気機械式スイッチに並列に配置された半導体スイッチとをそれぞれが備えるスイッチ用素子(13.1〜13.n)が、それぞれの場合において、該当する前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)を通る前記部分電流(I.1〜I.n)を遮断するために設けられており、該当する前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)を通る前記部分電流(I.1〜I.n)の遮断が、まず第1に、前記スイッチ用素子(13.1〜13.n)におけるすべての前記電気機械式スイッチが開放した後に、前記スイッチ用素子(13.1〜13.n)におけるそれぞれの前記半導体スイッチの切り換えによって行われる
    請求項8に記載の方法。
  11. あるPVサブ発生器(2.1〜2.n)に対応しているアークを消滅させるための手段の作動後に前記PV発生器(2)においてアークがもはや検出されない場合、このPVサブ発生器(2.1〜2.n)において場所が特定されたアークが次に信号通知される
    請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 少なくとも2つのPVサブ発生器(2.1〜2.n)を備えるPVシステム(1)における光起電力(PV)発生器(2)のアークの場所を突き止めて消滅させるための装置であって、
    前記装置が、
    それぞれの前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)におけるアークを消滅させるための、それぞれの場合においてPVサブ発生器(2.1〜2.n)に対応している手段と、
    アークの検出に向けた少なくとも1つのデバイス(12.1〜12.n)とを備える装置において、
    前記装置が、
    前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)ごとの制御デバイス、および/または、中央制御デバイス(15)をさらに備え、
    そのデバイスが、
    前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)にアークが発生している確率値に関連する、前記PVサブ発生器(2.1〜2.n)ごとの確率値を求め、
    求められた前記確率値に基づき、アークを消滅させるための前記手段を作動させるためのシーケンス(R.1〜R.n)を決め、
    アークを消滅させるための前記手段を、決められた前記シーケンス(R.1〜R.n)の順序で連続的に作動させるように設計されていることを特徴とする
    装置。
  13. 少なくとも2つのPVサブ発生器(2.1〜2.n)を備えるPV発生器(2)を備えたPVシステム(1)において
    請求項12に記載の装置を備えることを特徴とするPVシステム(1)。
JP2015512077A 2012-05-18 2013-05-17 アークの場所を突き止めて消滅させるための方法および装置 Active JP6196293B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012104314.0 2012-05-18
DE102012104314.0A DE102012104314B4 (de) 2012-05-18 2012-05-18 Verfahren und Vorrichtung zum Lokalisieren und Löschen eines Lichtbogens
PCT/EP2013/060243 WO2013171329A1 (en) 2012-05-18 2013-05-17 Method and apparatus for localizing and quenching an arc

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015524240A true JP2015524240A (ja) 2015-08-20
JP2015524240A5 JP2015524240A5 (ja) 2016-06-02
JP6196293B2 JP6196293B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=48468303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015512077A Active JP6196293B2 (ja) 2012-05-18 2013-05-17 アークの場所を突き止めて消滅させるための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9478675B2 (ja)
EP (1) EP2850708B1 (ja)
JP (1) JP6196293B2 (ja)
CN (1) CN104488155B (ja)
DE (1) DE102012104314B4 (ja)
WO (1) WO2013171329A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015002606A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 三菱電機株式会社 Dcアーク検知装置
JPWO2015029458A1 (ja) * 2013-08-26 2017-03-02 三菱電機株式会社 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
JP6234647B1 (ja) * 2016-06-21 2017-11-22 三菱電機株式会社 直流電気回路保護装置およびアーク検出方法
WO2017221493A1 (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 三菱電機株式会社 直流電気回路保護装置およびアーク検出方法
JP2019045422A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 株式会社戸上電機製作所 アーク検出装置

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11296650B2 (en) 2006-12-06 2022-04-05 Solaredge Technologies Ltd. System and method for protection during inverter shutdown in distributed power installations
US11855231B2 (en) 2006-12-06 2023-12-26 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US11735910B2 (en) 2006-12-06 2023-08-22 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power system using direct current power sources
US11728768B2 (en) 2006-12-06 2023-08-15 Solaredge Technologies Ltd. Pairing of components in a direct current distributed power generation system
US8319471B2 (en) 2006-12-06 2012-11-27 Solaredge, Ltd. Battery power delivery module
US8963369B2 (en) 2007-12-04 2015-02-24 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US11687112B2 (en) 2006-12-06 2023-06-27 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8947194B2 (en) 2009-05-26 2015-02-03 Solaredge Technologies Ltd. Theft detection and prevention in a power generation system
US8473250B2 (en) 2006-12-06 2013-06-25 Solaredge, Ltd. Monitoring of distributed power harvesting systems using DC power sources
US11888387B2 (en) 2006-12-06 2024-01-30 Solaredge Technologies Ltd. Safety mechanisms, wake up and shutdown methods in distributed power installations
US9088178B2 (en) 2006-12-06 2015-07-21 Solaredge Technologies Ltd Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8384243B2 (en) 2007-12-04 2013-02-26 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8319483B2 (en) 2007-08-06 2012-11-27 Solaredge Technologies Ltd. Digital average input current control in power converter
US11569659B2 (en) 2006-12-06 2023-01-31 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
JP2011507465A (ja) 2007-12-05 2011-03-03 ソラレッジ テクノロジーズ リミテッド 分散型電力据付における安全機構、ウェークアップ方法およびシャットダウン方法
US10673229B2 (en) 2010-11-09 2020-06-02 Solaredge Technologies Ltd. Arc detection and prevention in a power generation system
GB2485527B (en) 2010-11-09 2012-12-19 Solaredge Technologies Ltd Arc detection and prevention in a power generation system
GB2483317B (en) 2011-01-12 2012-08-22 Solaredge Technologies Ltd Serially connected inverters
GB2498791A (en) 2012-01-30 2013-07-31 Solaredge Technologies Ltd Photovoltaic panel circuitry
GB2498790A (en) 2012-01-30 2013-07-31 Solaredge Technologies Ltd Maximising power in a photovoltaic distributed power system
US9634479B2 (en) 2012-11-16 2017-04-25 Sensata Technologies, Inc. Noise propagation immunity of a multi-string arc fault detection device
US9465909B2 (en) 2012-11-16 2016-10-11 Sensata Technologies, Inc. Systems and methods of discriminating DC arcs and load switching noise
US9502885B2 (en) 2012-11-16 2016-11-22 Sensata Technologies, Inc. Home run arc detection at the photovoltaic string level using multiple current sensors
EP2779340B1 (en) * 2013-03-15 2018-11-07 Sensata Technologies, Inc. Home run arc detection at the photovoltaic string level using multiple current sensors
US9915694B2 (en) 2013-11-22 2018-03-13 Ge Aviation Systems Limited Method for detecting electrical faults in a circuit
EP2887082B1 (en) * 2013-12-23 2019-09-18 Sensata Technologies, Inc. Improved noise propagation immunity of a multi-string arc fault detection device
JP6246062B2 (ja) * 2014-04-30 2017-12-13 三菱電機株式会社 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
CN104410360A (zh) * 2014-10-17 2015-03-11 广东易事特电源股份有限公司 光伏发电系统安全运行方法及其中对人工神经网络的训练方法和实时检测方法及装置
US9812269B1 (en) * 2015-03-10 2017-11-07 Synapse Wireless, Inc. Arc fault detection in solar panel systems
US11177663B2 (en) 2016-04-05 2021-11-16 Solaredge Technologies Ltd. Chain of power devices
CN114977076A (zh) * 2017-01-17 2022-08-30 太阳能安吉科技有限公司 发电系统中的电弧检测及预防
CN108037665B (zh) * 2017-12-13 2020-07-03 唐山松下产业机器有限公司 短路过渡状态的电弧自适应控制方法
US10613146B2 (en) * 2017-12-27 2020-04-07 Eaton Intelligent Power Limited Test apparatus and methods for arc mitigation device
DE102020100838B4 (de) * 2020-01-15 2021-07-29 Sma Solar Technology Ag Verfahren und schaltungsanordnung zur detektion eines lichtbogens und photovoltaik (pv) - wechselrichter mit einer entsprechenden schaltungsanordnung
US11482851B2 (en) 2020-10-14 2022-10-25 Eaton Intelligent Power Limited Arc flash mitigation device
US11527878B2 (en) 2020-10-14 2022-12-13 Eaton Intelligent Power Limited Hybrid arc flash mitigation system
CN113176478B (zh) * 2021-04-27 2022-03-18 山东科汇电力自动化股份有限公司 一种用于低压配电网的并联电弧检测方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04355621A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Meidensha Corp 微地絡選択継電器
US20110141644A1 (en) * 2009-12-15 2011-06-16 Hastings Jerome K Direct current arc fault circuit interrupter, direct current arc fault detector, noise blanking circuit for a direct current arc fault circuit interrupter, and method of detecting arc faults

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6625550B1 (en) * 1998-02-19 2003-09-23 Square D Company Arc fault detection for aircraft
DE10155795C1 (de) * 2001-11-14 2003-07-31 Siemens Ag Verfahren und System zur Lokalisierung eines Lichtbogens
ITMI20052521A1 (it) * 2005-12-29 2007-06-30 Abb Service Srl Dispositivo per l'alimentazione di dispositivi elettrici o elettronici operativamente associati ad un interruttore
FR2940459B1 (fr) * 2008-12-22 2012-11-30 Commissariat Energie Atomique Procede de detection d'arc electrique dans une installation photovoltaique.
DE102011008140A1 (de) 2010-08-31 2012-03-01 Ellenberger & Poensgen Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Schalten einer Gleichspannungsanlage
US8547669B2 (en) * 2011-01-12 2013-10-01 Schneider Electric USA, Inc. Arc fault mitigation for photovoltaic systems
DE102011000737B4 (de) * 2011-02-15 2013-04-18 Sma Solar Technology Ag Schutzeinrichtung für eine Photovoltaikanlage, Photovoltaikmodul mit einer solchen Schutzeinrichtung sowie Betriebsverfahren für eine solche Schutzeinrichtung
US9043039B2 (en) * 2011-02-24 2015-05-26 Tigo Energy, Inc. System and method for arc detection and intervention in solar energy systems
US9008978B2 (en) * 2011-06-17 2015-04-14 Sunfield Semiconductor, Inc. System and method for arc detection in solar power arrays
US20130015875A1 (en) * 2011-07-13 2013-01-17 United Solar Ovonic Llc Failure detection system for photovoltaic array

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04355621A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Meidensha Corp 微地絡選択継電器
US20110141644A1 (en) * 2009-12-15 2011-06-16 Hastings Jerome K Direct current arc fault circuit interrupter, direct current arc fault detector, noise blanking circuit for a direct current arc fault circuit interrupter, and method of detecting arc faults

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015002606A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 三菱電機株式会社 Dcアーク検知装置
JPWO2015029458A1 (ja) * 2013-08-26 2017-03-02 三菱電機株式会社 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
JP6234647B1 (ja) * 2016-06-21 2017-11-22 三菱電機株式会社 直流電気回路保護装置およびアーク検出方法
WO2017221493A1 (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 三菱電機株式会社 直流電気回路保護装置およびアーク検出方法
US11277000B2 (en) 2016-06-21 2022-03-15 Mitsubishi Electric Corporation DC electrical circuit protection apparatus and ARC detection method
JP2019045422A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 株式会社戸上電機製作所 アーク検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102012104314A1 (de) 2013-11-21
JP6196293B2 (ja) 2017-09-13
US20150077884A1 (en) 2015-03-19
EP2850708B1 (en) 2018-12-26
EP2850708A1 (en) 2015-03-25
US9478675B2 (en) 2016-10-25
CN104488155B (zh) 2017-09-15
CN104488155A (zh) 2015-04-01
WO2013171329A1 (en) 2013-11-21
DE102012104314B4 (de) 2014-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6196293B2 (ja) アークの場所を突き止めて消滅させるための方法および装置
JP2015524240A5 (ja)
JP6132919B2 (ja) 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
JP6246062B2 (ja) 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
CN101199034B (zh) 接地漏电断路器
CN105934810A (zh) 具有自测试能力的交流断路器
US9819180B2 (en) Method for sequentially disconnecting/connecting electrical current sources from/to a common load
JP2016537631A (ja) 回路の電気的故障を検出する方法
EP2541572A1 (en) Method and apparatus for monitoring of a tap changer
KR20120021293A (ko) 인-라인 고체 장치를 가진 분기회로 보호
JP3864381B2 (ja) 直流電気システムにおけるアーク検出
JP2015532581A (ja) 複数のdc電圧源を保護するためのシステム
KR20110045854A (ko) 배전 선로에 발생한 아크를 검출하는 장치 및 방법
US9568510B2 (en) System and method for monitoring a three-phase network
CN103107514A (zh) 电器外表漏电的检测防护方法及系统
KR101198413B1 (ko) 차단기 운전용 반도체 스위칭 제어 시스템 및 그 방법
KR100804518B1 (ko) 누설 전류를 2단계로 감지하여 오동작을 방지하는 누전차단 방법 및 그 장치
JP5674278B2 (ja) パワー半導体のための絶縁デバイスとその動作方法、パワーモジュール、システム装置
JP2017192276A (ja) 地絡検出装置
KR100955806B1 (ko) 부하의 전원상태를 감지하면서 부하로 상용전원과 태양광발전전원을 선택접속하기 위한 자동전원절환장치
WO2020189013A1 (ja) 漏電監視装置
JP2021015047A (ja) 放電検出装置及び分電盤
JP6618081B2 (ja) 電力変換装置
JP6129679B2 (ja) 電力系統安定化システム、及び電力系統安定化方法
JP2013034223A (ja) 半導体スイッチの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160406

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160406

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6196293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250