JP2015522346A - 舌用超音波スクレーパー - Google Patents

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Abstract

本器具及び本方法は、蓄積したバクテリア及びその他の好ましくない物質を舌用超音波スクレーパーによって舌の表面から取り除き、且つ/又はこすり取る。この舌用超音波スクレーパーにより、手動でのこすり取りが可能になると共に、手動でのこすり取りを補助するための機械的振動及び超音波が提供され得る。

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2012年6月29日に出願された「舌用超音波スクレーパー」と題する米国仮出願第61/666201号の利益を主張するものであり、その内容は、本明細書において完全に記述されているかのように、その全体が参照により本明細書によって組み込まれる。上記の出願に基づく優先権の利益は、これに限られるものではないが米国特許法第119条(e)等の適切な法的根拠の下で主張されるものである。
本実施形態は歯科医療の分野に関し、また特には,バクテリアの蓄積したバイオフィルム及びその他の好ましくない物質等のバクテリアを舌の表面から取り除く器具及び方法に関する。
舌の表面は、これらに限られるものではないが、バクテリア、食べかす、菌類、及び死細胞等の様々な好ましくない物質のホストとなり得る。このような舌の表面上のバクテリアその他の物質は、口臭、出血、感染等の原因になり得る。新技術の発達により、様々な舌用洗浄具及び/又は舌の洗浄方法が、このようなバクテリアその他の物質を舌の表面から除去するのに利用できる。ほとんどの舌用洗浄具は、バクテリアその他の物質を単に手動でこすり取ることでこの問題を解決するものである。場合によっては、従来の舌用洗浄具では、超音波技術が利用されている。舌用超音波洗浄具の利用については、参照により本明細書に組み込まれる特許文献1において、より詳細に開示されている。また、特許文献2及び特許文献3には、約24〜28kHzの低周波の超音波で、歯科用治療台において歯科の専門家に使用されるものや、蓄積した歯石を除去するための超音波歯石除去器において使用されるものといった、舌用超音波洗浄具が開示されている。特許文献2及び特許文献3も、共に参照によって本明細書に組み込まれている。しかしながら、特に自宅のような非専門的な環境において、舌の洗浄器具、洗浄方法、及び洗浄システムの改良が必要とされている。
国際公開第2002/034145号 米国特許第5772434号明細書 米国特許第5853290号明細書
技術の進歩によって、バクテリアその他の好ましくない物質を除去することで舌の表面を効率的に洗浄することが可能となる。いくつかの実施形態において、バクテリア・バイオフィルム等のバクテリアを舌の表面から除去するための舌用超音波スクレーパーは、電源と機械的振動を発生させるように構成されたモーターと超音波を発生させるように構成された超音波発生器とを備える本体部と、舌用スクレーパーヘッド部と、を備え、舌用スクレーパーヘッド部は、選択的に本体部から着脱可能であり、手動でのこすり取りを補助するためにモーターにより発生した機械的振動及び/若しくは音波振動を伝え、且つ/又は手動でのこすり取りをさらに補助するために超音波発生器により発生した超音波を伝える。特定の実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部は、舌に接触させてバクテリア・バイオフィルム等のバクテリアを舌の表面から手動でこすり取るのに使用されるように形状付けられ且つ構成された先端部を備える。
特定の実施形態において、上記の舌用超音波スクレーパー中を伝わる超音波は、舌の表面上のバクテリア・チェーン(bacterial chain)を粉砕することによって手動でのこすり取りを補助する。特定の実施形態において、上記の舌用超音波スクレーパーの超音波発生器は、約1.6MHzの振動数で超音波の連続波又はパルス波を発生させるように構成される。特定の実施形態において、上記の舌用超音波スクレーパーは、機械的振動の振動数を変更するように構成された振動数選択入力部をさらに備える。特定の実施形態において、上記の舌用超音波スクレーパーの機械的振動の振動数は、毎分約18,000回振動、約9,000回振動、又は約0回振動の何れかである。特定の実施形態において、上記の舌用超音波スクレーパーは、超音波発生器によって超音波が発生しているかどうかを表示するように構成された超音波表示器をさらに備える。特定の実施形態において、上記の舌用超音波スクレーパーの舌用スクレーパーヘッド部は、選択的にブラシヘッド部に交換されるように構成される。
いくつかの実施形態において、バクテリア・バイオフィルム等のバクテリアを舌の表面からこすり取る方法は、舌用スクレーパーヘッド部を本体部に取り付けるステップであって、舌用スクレーパーヘッド部は選択的に本体部から着脱可能であるステップと、舌用スクレーパーヘッド部の先端部を舌の表面に接触させることによって、舌の表面からバクテリア・バイオフィルム等のバクテリアを手動でこすり取るステップと、手動でのこすり取りを補助するために、本体部により発生した機械的振動を加えるステップと、手動でのこすり取りを補助するために、本体部により発生した超音波を加えるステップと、を備える。別の実施形態においては、機械的振動を加えない。
特定の実施形態において、バクテリアを舌の表面からこすり取る上記の方法は、超音波を加えることにより、前記舌の表面上のバクテリア・チェーンを粉砕するステップをさらに備える。特定の実施形態において、バクテリアを舌の表面からこすり取る上記の方法における発生した超音波は、約1.6MHzの振動数の連続波又はパルス波を含む。特定の実施形態において、バクテリアを舌の表面からこすり取る上記の方法は、機械的振動の振動数を選択するステップをさらに備える。特定の実施形態において、バクテリアを舌の表面からこすり取る上記の方法における機械的振動の振動数は、毎分約18,000回振動、約9,000回振動、又は約0回振動の何れかである。特定の実施形態において、バクテリアを舌の表面からこすり取る上記の方法における舌用超音波スクレーパーは、超音波が発生しているかどうかを表示する。特定の実施形態において、バクテリアを舌の表面からこすり取る上記の方法は、舌用スクレーパーヘッド部を取り外してブラシヘッド部を取り付けるステップをさらに備える。いくつかの実施形態において、ヘッド部は取り外すことができない。
本概要の目的のために、特定の態様、利点、及び新規な特徴が本明細書において開示される。こうした利点は、必ずしもそのすべてが個々の任意の実施形態によって実現可能である必要はないことが理解されるべきである。従って、例えば、本発明が、本明細書において教示又は示唆され得るような他の利点を必ずしも実現する必要なく、本明細書において教示されるような一の利点又は一群の利点を実現するように具体化又は実行可能であることが当業者に認識されるであろう。
前述の特徴、態様、及び利点並びにその他の特徴、態様、及び利点について、様々な実施形態の図面を参照しながら以下で詳細に説明する。これらは、説明を目的とするものであり、本開示を限定するものではない。図面は以下の図を含む。
舌用超音波スクレーパーの舌用超音波スクレーパーヘッド部の実施形態の例を示す。 舌用超音波スクレーパーの舌用超音波スクレーパーヘッド部の実施形態の例を示す。 舌用超音波スクレーパーの本体部の一実施形態の例を示す。 交換可能なブラシヘッド部の一実施形態の例を示す。
次に、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。本明細書において提供される説明中で用いられる用語は、どのようにも限定的又は制限的に解釈されることは意図されていない。こうした用語は、単に本発明の特定の具体的な実施形態の詳細な説明と併せて利用されているためである。さらに、本発明の実施形態は、いくつかの新規な特徴を含み得るが、そのうち何れの単一の特徴も、本発明の実施形態の好ましい特性に単独で寄与するものではなく、また本明細書において説明される本発明の実施の際に必須のものではない。
舌の表面は、これらに限られるものではないが、バクテリア、食べかす、菌類、及び死細胞等の様々な好ましくない物質のホストとなり得る。平均的な口腔内には、800種類以上のバクテリアが見出されることが知られている。例えば後部舌背といった舌の特定の部分は、嫌気性バクテリアにとって理想的な環境となり得る。このような部分において、嫌気性バクテリアは、通常の活動によっては比較的干渉を受けず、食べかすのコーティング下で増殖する。舌上に残留すると、このようなバクテリアは、インドール、スカトール、ポリアミン、及び/又は揮発性硫黄化合物等の腐敗臭を発生させ得る。実際、舌は、口に関する口臭症又は口臭の最も一般的な原因として知られている。
舌の表面の洗浄は、口臭防止並びに一般的な衛生上及び健康上の理由のために、このようなバクテリアを除去する有効な解決策として知られている。舌用洗浄具及び/又はスクレーパーは、一般にこのような目的のために用いられ、舌の表面上に存在するバクテリア・バイオフィルム、堆積物、及び粘液を手動でこすり取るために使用される。本明細書においては、「舌用洗浄具」及び「舌用スクレーパー」との用語はほぼ同じ意味で使用され得る。
しかしながら、手動でのこすり取りのみに頼る舌用洗浄具には、本質的な限界がある。例えば、手動の舌用洗浄具では、舌の表面のうち、手動の舌用洗浄具と舌の表面とが十分接触し、手動の舌用洗浄具と舌の表面との間で十分な力が加わった部分しか洗浄されないことになる。即ち、手動の舌用洗浄具と舌の表面の一部分との間の接触面積及び/又は接触力が不十分である場合、舌の表面の当該部分上に存在するバクテリア及び/又はその他の物質は除去されないことになる。
本明細書において開示される実施形態は、バクテリア及び/又はその他の物質を舌の表面から除去する改良された器具及び方法を提供する。特に、本明細書において説明される実施形態に関連して説明される舌用超音波スクレーパーは、手動でのこすり取りを可能にするだけでなく、手動でのこすり取りをさらに補助及び援助するための機械的な振動及び超音波を発生させる。
[構造の概要]
一実施形態において、舌用超音波スクレーパーは、本体部200と舌用スクレーパーヘッド部100とを備える。いくつかの実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は、選択的に本体部200から着脱可能である。例えば、特定の実施形態において、本体部の細長端215は、舌用スクレーパーヘッド部100に係合されるように、舌用スクレーパーヘッド部100内に位置するように構成される。いくつかの実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は、歯ブラシに接続して使用されるように構成されるブラシヘッド部300と選択的に交換可能である。別の実施形態においては、舌用スクレーパーヘッド部100は、永久的又は半永久的に本体部200に接続され、選択的に本体部200から取り外すことができない。
[舌用スクレーパーヘッド部]
図1A〜1Bは、舌用超音波スクレーパーの舌用超音波スクレーパーヘッド部100の実施形態の例を示す。一実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は、舌の表面に接触させられてバクテリア及び/又はその他の物質をこすり取るように構成される。いくつかの実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は実質的に円形又は楕円形状である。特定の実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100の形状は実質的に四角形又は三角形であり、角は丸くても丸くなくてもよい。いくつかの実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は実質的に開いているか、又はアンカー型である。
特定の実施形態において、距離D1 120は、ヘッド部の一区間の距離を表す。例えば、この距離は、少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、少なくとも約50mm、少なくとも約55mm、少なくとも約60mm、少なくとも約65mm、少なくとも約70mm、少なくとも約75mm、少なくとも約80mm、少なくとも約85mm、少なくとも約90mm、少なくとも約95mm、少なくとも約100mm、少なくとも約150mm、又は150mmより大きいものとすることができる。いくつかの実施形態において、距離D2 125は、ヘッド部の別の一区間の長さを表す。例えば、この距離は、少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、少なくとも約50mm、少なくとも約55mm、少なくとも約60mm、少なくとも約65mm、少なくとも約70mm、少なくとも約75mm、少なくとも約80mm、少なくとも約85mm、少なくとも約90mm、少なくとも約95mm、少なくとも約100mm、又は100mmより大きいものとすることができる。
いくつかの実施形態において、距離D3 130は、ヘッド部100の一区間の距離を表す。例えば、この距離は、0.5mm未満、少なくとも約0.5mm、少なくとも約1.0mm、少なくとも約1.5mm、少なくとも約2.0mm、少なくとも約2.5mm、少なくとも約3.0mm、少なくとも約3.5mm、少なくとも約4.0mm、又は4.0mmより大きいものとすることができる。特定の実施形態において、距離D4 135は、ヘッド部の一区間の距離を表す。例えば、この距離は、約4.0mm未満、少なくとも約4.0mm、少なくとも約4.5mm、少なくとも約5.0mm、少なくとも約6.0mm、少なくとも約6.5mm、少なくとも約7.0mm、少なくとも約7.5mm、少なくとも約8.0mm、少なくとも約8.5mm、又は9.0mmより大きいものとすることができる。
距離D5 140はステム部110の一部分の距離を表し得る。例えば、この距離は、約5mm未満、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、少なくとも約50mm、少なくとも約55mm、少なくとも約60mm、少なくとも約65mm、少なくとも約70mm、少なくとも約75mm、少なくとも約80mm、少なくとも約85mm、少なくとも約90mm、少なくとも約95mm、少なくとも約100mm、少なくとも約150mm、又は150mmより大きいものとすることができる。
特定の実施形態において、距離D6 145は、ヘッド部の一区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、約5.0mm未満、少なくとも約5.0mm、少なくとも約5.5mm、少なくとも約6.0mm、少なくとも約6.5mm、少なくとも約7.0mm、少なくとも約7.5mm、少なくとも約8.0mm、少なくとも約8.5mm、少なくとも約9.0mm、少なくとも約9.5mm、少なくとも約10.0mm、少なくとも約10.5mm、少なくとも約11.0mm、又は11.0mmより大きいものとすることができる。距離D7 150は、ヘッド部の一区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、約5.0mm未満、少なくとも約5.0mm、少なくとも約5.5mm、少なくとも約6.0mm、少なくとも約6.5mm、少なくとも約7.0mm、少なくとも約7.5mm、少なくとも約8.0mm、少なくとも約8.5mm、少なくとも約9.0mm、少なくとも約9.5mm、少なくとも約10.0mm、少なくとも約10.5mm、少なくとも約11.0mm、又は11.0mmより大きいものとすることができる。
一実施形態において、D1は約63.4mm、D2は約68.2mm、D3は約2.4mm、D4は約6.8mm、D5は約60.8mm、D6は約8.0mm、D7は約9.8mmである。
いくつかの実施形態において、距離D8 155は、ロック部190を含むヘッド部全体の距離を表し得る。例えば、この距離は、少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、少なくとも約50mm、少なくとも約55mm、少なくとも約60mm、少なくとも約65mm、少なくとも約70mm、少なくとも約75mm、少なくとも約80mm、少なくとも約85mm、少なくとも約90mm、少なくとも約95mm、少なくとも約100mm、少なくとも約150mm、又は150mmより大きいものとすることができる。
いくつかの実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は、ステム部110と外側部分115とを備える。特定の実施形態において、ステム部110は、舌用スクレーパーヘッド部100を本体部200に係合させるために、本体部200の細長端215にわたって位置するように構成され得る。特定の実施形態において、外側部分の先端部105は、先端部105によってこすり取られるバクテリア及び/又はその他の物質が蓄積可能であるように、外側部分115の他の部分よりも太くなっている。
特定の実施形態において、距離D9 160は、外側部分115の一部分の距離を表し得る。例えば、この距離は、少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、少なくとも約50mm、少なくとも約55mm、少なくとも約60mm、少なくとも約65mm、少なくとも約70mm、少なくとも約75mm、少なくとも約80mm、又は80mmより大きいものとすることができる。
いくつかの実施形態において、距離D10 165は、ヘッド部の外側部分の内側区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、5mm未満、少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約20mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、又は45mmより大きいものとすることができる。特定の実施形態において、距離D11 170は、ヘッド部の外側部分の外側区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、5mm未満、少なくとも約5mm、少なくとも約10mm、少なくとも約15mm、少なくとも約0mm、少なくとも約25mm、少なくとも約30mm、少なくとも約35mm、少なくとも約40mm、少なくとも約45mm、又は45mmより大きいものとすることができる。
特定の実施形態において、距離D12 175は、外側部分115の一区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、0.5mm未満、少なくとも約0.5mm、少なくとも約1.0mm、少なくとも約1.5mm、少なくとも約2.0mm、少なくとも約2.5mm、少なくとも約3.0mm、少なくとも約3.5mm、少なくとも約4.0mm、又は4.0mmより大きいものとすることができる。いくつかの実施形態において、距離D13 180は、ヘッド部100の一区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、0.5mm未満、少なくとも約0.5mm、少なくとも約1.0mm、少なくとも約1.5mm、少なくとも約2.0mm、少なくとも約2.5mm、少なくとも約3.0mm、少なくとも約3.5mm、少なくとも約4.0mm、又は4.0mmより大きいものとすることができる。特定の実施形態において、距離D14 185は、ヘッド部100の一区間の距離を表し得る。例えば、この距離は、約5.0mm未満、少なくとも約5.0mm、少なくとも約5.5mm、少なくとも約6.0mm、少なくとも約6.5mm、少なくとも約7.0mm、少なくとも約7.5mm、少なくとも約8.0mm、少なくとも約8.5mm、少なくとも約9.0mm、少なくとも約9.5mm、少なくとも約10.0mm、少なくとも約10.5mm、少なくとも約11.0mm、又は11.0mmより大きいものとすることができる。
一実施形態において、D8は約73.6mm、D9は約41.0mm、D10は約21.0mm、D11は約25.0mm、D12は約2.3mm、D13は約2.0mm、D14は約8.0mmである。
特定の実施形態において、ステム部110は、圧力を制限する機能を有するように構成され、これによって使用者が制御不能なほどの圧力を舌に加えてしまうのを防ぐ。使用者が制御不能なほどの圧力を舌に加えるのを防ぐことにより、ステム部は使用者の負傷を防ぐように機能し得る。いくつかの実施形態において、ステムは滑らかなものとすることができる。特定の実施形態において、外側部分の大部分がステム部に対して水平になるようにデバイスを平たく保持するとき、外側部分115はステム110の高さよりも上方に延在する。別の実施形態においては、代わりにステム部が外側部分115の高さを越えて延在する。
特定の実施形態において、外側部分の大部分がステム部に対して水平に保たれるようにヘッド部100を平たく保持するとき、外側部分の縁部はステム部の上方に延在し得る。例えば、縁部は、ステム部110よりも0.5mm又は1.0mmだけ上方に延在し得る。いくつかの実施形態において、縁部は、ステム部110よりも上方に、少なくとも約0.1mm、少なくとも約0.2mm、少なくとも約0.3mm、少なくとも約0.4mm、少なくとも約0.5mm、少なくとも約0.6mm、少なくとも約0.7mm、少なくとも約0.8mm、少なくとも約0.9mm、少なくとも約1.0mm、少なくとも約1.1mm、少なくとも約1.2mm、少なくとも約1.3mm、少なくとも約1.4mm、少なくとも約1.5mm、又は1.5mmより長く延在し得る。
いくつかの実施形態において、舌用スクレーパーヘッド部100は、舌用スクレーパーヘッド部100を本体部200に取り付けられた状態に保持するためのロック機構190を有する。例えば、ロック機構190は、ロックが特定方向に回転されたときに噛み合うように構成された溝を有する、機械式ロックとすることができる。特定の実施形態においては、ロックが逆方向に回転されると、舌用スクレーパーヘッド部100を本体部200から取り外せるように、機械式ロックが解除され得る。
[本体部]
図2は、舌用超音波スクレーパーの本体部200の一実施形態の例を示す。一実施形態において、舌用超音波スクレーパーの本体部200は電源を備える。電源は、充電の可否を問わず、電池、及び/又は現在知られている又は開発されるであろう他の任意の電源とすることができる。さらに、一実施形態において、舌用超音波スクレーパーの本体部は、舌用超音波スクレーパーの電源を入れ、及び/若しくは切るように構成された電源ボタン210その他の入力部を備える。
いくつかの実施形態において、舌用超音波スクレーパーの本体部200は、モーター及び/又はその他の振動手段、例えば、これらに限られるものではないが、機械的振動及び/又は音波振動を発生させる磁石又はオーディオ・ジェネレータを備える。いくつかの実施形態において、機械的振動及び/又は音波振動は、本体部200から舌用スクレーパーヘッド部100へ伝わるように、また舌用スクレーパーヘッド部100を通って伝わるように構成される。特定の実施形態において、機械的振動及び/又は音波振動は、舌用スクレーパーヘッド部100の内部に配置された本体部200の細長端215を介して、舌用スクレーパーヘッド部100へ伝わり、また舌用スクレーパーヘッド部100を通って伝わる。いくつかの実施形態において、機械的振動及び/又は音波振動の振動数は、本体部200上の振動数選択ボタン210その他の入力部によって使用者に制御され得る。別の実施形態においては、機械的振動及び/又は音波振動の振動数は、使用者には制御不能とされる。
いくつかの実施形態において、モーターは特定の周波数で振動するように構成される。例えば、モーターは、少なくとも毎分約0回振動、少なくとも毎分約1,000回振動、少なくとも毎分約2,000回振動、少なくとも毎分約3,000回振動、少なくとも毎分約4,000回振動、少なくとも毎分約5,000回振動、少なくとも毎分約6,000回振動、少なくとも毎分約7,000回振動、少なくとも毎分約8,000回振動、少なくとも毎分約9,000回振動、少なくとも毎分約10,000回振動、少なくとも毎分約11,000回振動、少なくとも毎分約12,000回振動、少なくとも毎分約13,000回振動、少なくとも毎分約14,000回振動、少なくとも毎分約15,000回振動、少なくとも毎分約16,000回振動、少なくとも毎分約17,000回振動、少なくとも毎分約18,000回振動、少なくとも毎分約19,000回振動、少なくとも毎分約20,000回振動、少なくとも毎分約21,000回振動、少なくとも毎分約22,000回振動、少なくとも毎分約23,000回振動、少なくとも毎分約24,000回振動、少なくとも毎分約25,000回振動、少なくとも毎分約26,000回振動、少なくとも毎分約27,000回振動、少なくとも毎分約28,000回振動、少なくとも毎分約29,000回振動、少なくとも毎分約30,000回振動、少なくとも毎分約31,000回振動、少なくとも毎分約32,000回振動、少なくとも毎分約33,000回振動、少なくとも毎分約34,000回振動、少なくとも毎分約35,000回振動、少なくとも毎分約36,000回振動、少なくとも毎分約37,000回振動、少なくとも毎分約38,000回振動、少なくとも毎分約39,000回振動、少なくとも毎分約40,000回振動、少なくとも毎分約41,000回振動、少なくとも毎分約42,000回振動、少なくとも毎分約43,000回振動、少なくとも毎分約44,000回振動、少なくとも毎分約45,000回振動、少なくとも毎分約46,000回振動、少なくとも毎分約47,000回振動、少なくとも毎分約48,000回振動、少なくとも毎分約49,000回振動、少なくとも毎分約50,000回振動、又はその他の任意の振動数で振動するように構成され得る。
一実施形態において、舌用超音波スクレーパーの本体部200は、超音波を発生させるように構成された超音波発生器を備える。いくつかの実施形態において、発生した超音波は、本体部200から舌用スクレーパーヘッド部100へ伝わるように、また舌用スクレーパーヘッド部100を通って伝わるように構成される。特定の実施形態において、発生した超音波は、舌用スクレーパーヘッド部100の内部に配置された本体部の細長端215を介して、舌用スクレーパーヘッド部100へ伝わり、また舌用スクレーパーヘッド部100を通って伝わる。いくつかの実施形態において、発生した超音波の振動数は、本体部200上の超音波振動数選択ボタン210その他の入力部によって使用者に制御され得る。別の実施形態においては、発生した超音波の振動数は、使用者には制御不能とされる。いくつかの実施形態において、本体部200は、現在超音波が発生しているか否かを使用者に表示するように構成されたライト205、ディスプレイその他の手段を備える。
いくつかの実施形態において、超音波発生器は、安全な医療用低出力振動数で超音波を発生させるように構成される。例えば、超音波発生器は、毎分96,000,000パルスに相当する約1.6MHz、即ち約1,600,000ヘルツの振動数で超音波を発生させるように構成され得る。特定の実施形態において、超音波発生器は、少なくとも約0MHz、少なくとも約0.1MHz、少なくとも約0.2MHz、少なくとも約0.3MHz、少なくとも約0.4MHz、少なくとも約0.5MHz、少なくとも約0.6MHz、少なくとも約0.7MHz、少なくとも約0.8MHz、少なくとも約0.9MHz、少なくとも約1.0MHz、少なくとも約1.1MHz、少なくとも約1.2MHz、少なくとも約1.3MHz、少なくとも約1.4MHz、少なくとも約1.5MHz、少なくとも約1.6.MHz、少なくとも約1.7MHz、少なくとも約1.8MHz、少なくとも約1.9MHz、少なくとも約2.0MHz、少なくとも約2.1MHz、少なくとも約2.2MHz、少なくとも約2.3MHz、少なくとも約2.4MHz、少なくとも約2.5MHz、少なくとも約2.6MHz、少なくとも約2.7MHz、少なくとも約2.8MHz、少なくとも約2.9MHz、少なくとも約3.0MHz、又は他の任意の振動数で超音波を発生させるように構成され得る。
[使用方法]
特定の実施形態において、舌用超音波スクレーパーは、バクテリア・バイオフィルム及び/又はその他の物質等のバクテリアをこすり取るために、舌の表面に沿って長手方向、斜め方向、水平方向、又は円を描く方向に手動で動かされ得る。いくつかの実施形態において、外側部分115の先端部105は、舌用超音波スクレーパーが舌の表面に沿って長手方向に動かされれば、実質的に大半のこすり取りが行われるように構成される。
いくつかの実施形態において、手動でのこすり取りを補助するため、機械的振動が舌用超音波スクレーパーにより発生する。特定の実施形態において、舌用超音波スクレーパーは、1つ以上の方向に機械的振動を発生させ得る。例えば、舌用超音波スクレーパーは、舌の表面の長手軸に沿って、及び/又はこの長手軸に対して斜めの若しくは直交する軸に沿って、機械的振動を発生させ得る。機械的振動を用いることによって、より効率的且つ/又はより効果的な洗浄が可能となるように、舌用超音波スクレーパーと舌の表面との間の接触面積及び接触力が増加され得る。
特定の実施形態において、手動でのこすり取り及び/又は機械的振動を補助するため、超音波が舌用超音波スクレーパーにより発生する。例えば、いくつかの実施形態において、舌用超音波スクレーパーは、舌の表面上のバクテリア・チェーン、細胞壁、並びに/又はバクテリアの固着物及び/若しくはその他の堆積物の固着物を粉砕するために、超音波を発生させ且つ伝えることができる。特定の実施形態において、超音波が伝わると、実際に接触していようといまいと、バクテリア・チェーン、細胞壁、並びに/又はバクテリアの固着物及び/若しくはその他の堆積物の固着物が粉砕され得る。その結果、舌用超音波スクレーパーと舌の表面との間の接触面積及び/又は接触力が同じであっても、より効率的な洗浄が可能となる。
いくつかの実施形態において、本明細書において開示されるような舌用超音波スクレーパーの一実施形態の使用によって、少なくとも約99%、少なくとも約98%、少なくとも約97%、少なくとも約96%、少なくとも約95%、少なくとも約94%、少なくとも約93%、少なくとも約92%、少なくとも約91%、少なくとも約90%、少なくとも約85%、少なくとも約80%、少なくとも約75%、少なくとも約70%、少なくとも約65%、少なくとも約60%、少なくとも約55%、少なくとも約50%、少なくとも約45%、少なくとも約40%、少なくとも約35%、少なくとも約30%、少なくとも約25%、少なくとも約20%、少なくとも約15%、少なくとも約10%、少なくとも約5%、又は他の任意の割合で、舌の表面上のバクテリア増殖及び/又はその他の好ましくない物質が低減される。
[実験]
本明細書において開示されるような舌用超音波スクレーパーの一実施形態が、手動の舌用スクレーパーに比べて、より効果的に舌の表面を洗浄するのに利用可能であることを示すために、研究がなされている。
生体外(インビトロ)研究では、微細気泡スポンジ状物質上に配置されたバクテリアの初期バクテリア増殖が測定される。微細気泡スポンジ状物質上のバクテリアは、広く利用可能である手動の舌用スクレーパーでこすり取られる(コントロール(control))。微細気泡スポンジ状物質上のバクテリアは、本明細書において開示されるような舌用超音波スクレーパーの一実施形態でこすり取られる(バリアブル(variable))。こすり取り後のコントロール及びバリアブルの微細気泡スポンジ状物質におけるバクテリア増殖及び/又はバクテリア・チェーンの断裂が測定され、こすり取り後のバクテリア増殖及び/又はバクテリア・チェーンの断裂の対応する減少率を決定するために、対応する初期値と比較される。舌用超音波スクレーパーによるインビトロでのこすり取り後のバクテリア増殖の減少率及び/又はバクテリア・チェーンの断裂の増加率は、手動の舌用スクレーパーによるこすり取り後と比べて、予想外に高いことがわかる。研究によっては、本明細書において開示されるような舌用超音波スクレーパーの一実施形態によるインビトロでのバクテリアのこすり取りは、手動の舌用スクレーパーによるこすり取りに比べて、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、少なくとも約50%、少なくとも約55%、少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約100%、又は他の任意の割合で、より効果的にバクテリア増殖を減少させ、且つ/又はバクテリア・チェーンの断裂を増加させることが見出される。
生体内(インビボ)研究では、ヒト又は非ヒト動物の舌の表面上のバクテリアの初期バクテリア増殖が測定される。いくつかの舌の表面上に位置するバクテリア・バイオフィルム等のバクテリアは、広く利用可能である手動の舌用スクレーパーでこすり取られる(コントロール)。その他の舌の表面上に位置するバクテリア・バイオフィルム等のバクテリアは、本明細書において開示されるような舌用超音波スクレーパーの一実施形態でこすり取られる(バリアブル)。こすり取り後のコントロール及びバリアブルの舌の表面上におけるバクテリア増殖及び/又はバクテリア・チェーンの断裂が測定され、こすり取り後のバクテリア増殖及び/又はバクテリア・チェーンの断裂の対応する減少率を決定するために、対応する初期値と比較される。舌用超音波スクレーパーによるインビボでのこすり取り後のバクテリア増殖の減少率及び/又はバクテリア・チェーンの断裂の増加率は、手動の舌用スクレーパーによるこすり取り後と比べて、予想外に高いことがわかる。いくつかの研究では、本明細書において開示されるような舌用超音波スクレーパーの一実施形態によるインビボでのバクテリアのこすり取りは、手動の舌用スクレーパーによるこすり取りに比べて、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、少なくとも約50%、少なくとも約55%、少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約100%、又は他の任意の割合で、より効果的にバクテリア増殖を減少させ、且つ/又はバクテリア・チェーンの断裂を増加させることが見出される。
「できる」、「可能である」、「し得る」、「可能性がある」等(“can,”“could,”“might,”or“may,”)のような条件付き言語は、特に別途の言及がなく、又は使用される文脈内で別途理解されない限り、一般的に、特定の実施形態は特定の特徴、特定の構成要素、及び/又は特定のステップを含むが、他の実施形態はこれらを含まないということを伝えることが意図されている。従って、一般的に、このような条件付き言語は、特徴、構成要素、及び/又はステップが、1つ以上の実施形態に必要とされるということを何ら意味するものではなく、また、1つ以上の実施形態が、使用者の入力又は助言の有無にかかわらず、これらの特徴、構成要素、及び/又はステップが個々の任意の実施形態に含まれるかどうか、又は行われることとされているかどうかを決定するロジックを必ず含むということを意味するものではない。本明細書において用いられる見出しは、読者の便宜のためのものに過ぎず、本発明の範囲又は特許請求の範囲を限定するものではない。
本発明の実施形態が特定の好ましい実施形態及び実施例の文脈において開示されてきたが、本発明は、具体的に開示された実施形態を越えて、他の代替的な実施形態並びに/又は本発明及び本発明の自明な修正例及び均等発明の利用に及ぶものであることが当業者に理解されるであろう。加えて、本発明のいくつかの変更例が示されて詳細に説明されてきたが、本発明の範囲に属するその他の修正例は、当業者には本開示に基づいて容易に明らかであろう。また、実施形態の具体的な特徴及び態様は、様々な組み合わせ又は部分的な組み合わせが可能であり、これらも本発明のうちの1つ以上に属するものであると考えられる。このため、開示された実施形態の様々な特徴及び態様は、開示された発明の変更形態を形成するために、互いに組み合わせ又は置換可能であることを理解すべきである。従って、本明細書において開示された本発明の範囲は、具体的に開示された上述の実施形態に限定されるべきものではない。
100 舌用スクレーパーヘッド部
105 先端部
110 ステム部
115 外側部分
190 ロック部、ロック機構
200 本体部
205 ライト
210 電源ボタン、振動数選択ボタン
215 細長端
300 ブラシヘッド部

Claims (16)

  1. 舌の表面からバクテリアを除去するための舌用超音波スクレーパーであって、
    電源と超音波を発生させるように構成された超音波発生器とを備える本体部と;
    選択的に前記本体部から着脱可能な舌用スクレーパーヘッド部と、
    を備え、
    前記舌用スクレーパーヘッド部は、前記舌に接触させて前記舌の表面からバクテリアを手動でこすり取るのに使用されるように、また前記手動でのこすり取りをさらに補助するために前記超音波発生器により発生した超音波を伝えるように形状付けられ且つ構成された先端部を備えることを特徴とする舌用超音波スクレーパー。
  2. 伝わった前記超音波は、前記舌の表面上のバクテリア・チェーンを粉砕することにより、前記手動でのこすり取りを補助することを特徴とする請求項1に記載の舌用超音波スクレーパー。
  3. 前記超音波発生器は、約1.6MHzの振動数で超音波の連続波又はパルス波を発生させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の舌用超音波スクレーパー。
  4. 機械的振動の振動数を変更するように構成された振動数選択入力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の舌用超音波スクレーパー。
  5. 前記機械的振動の前記振動数は、毎分約18,000回振動、約9,000回振動、又は約0回振動の何れかであることを特徴とする請求項4に記載の舌用超音波スクレーパー。
  6. 前記超音波発生器によって超音波が発生しているかどうかを表示するように構成された超音波表示器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の舌用超音波スクレーパー。
  7. 前記舌用スクレーパーヘッド部は、選択的にブラシヘッド部に交換されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の舌用超音波スクレーパー。
  8. 前記本体部は、機械的振動を発生させるように構成されたモーターをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の舌用超音波スクレーパー。
  9. 前記先端部は、前記手動でのこすり取りを補助するために、前記モーターにより発生した機械的振動を伝えるように構成されることを特徴とする請求項8に記載の舌用超音波スクレーパー。
  10. 舌の表面からバクテリアをこすり取る方法であって、
    舌用スクレーパーヘッド部を本体部に取り付けるステップであって、前記舌用スクレーパーヘッド部は選択的に前記本体部から着脱可能であるステップと;
    前記舌用スクレーパーヘッド部の先端部を前記舌の表面に接触させることによって、前記舌の表面からバクテリアを手動でこすり取るステップと;
    前記手動でのこすり取りを補助するために、前記本体部により発生した機械的振動を加えるステップと;
    前記手動でのこすり取りを補助するために、前記本体部により発生した超音波を加えるステップと、
    を備える方法。
  11. 超音波を加えることにより、前記舌の表面上のバクテリア・チェーンを粉砕するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記発生した超音波は、約1.6MHzの振動数の連続波又はパルス波を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記機械的振動の振動数を選択するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 前記機械的振動の前記振動数は、毎分約18,000回振動、約9,000回振動、又は約0回振動の何れかであることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 舌用超音波スクレーパーは、超音波が発生しているかどうかを表示することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  16. 前記舌用スクレーパーヘッド部を取り外してブラシヘッド部を取り付けるステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
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