JP2015522117A - 風力タービン、その使用、およびタービンに使用するためのベーン - Google Patents

風力タービン、その使用、およびタービンに使用するためのベーン Download PDF

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Abstract

本発明は、支持体(5)と、前記支持体(5)に回転可能に接続されるベーン(6、16)とを備える、風を機械エネルギーに変換するための風力タービン(1)にして、ベーン(6、16)が風の方向に移動する位置にある場合の第1の形態であり、受け(7)が風力をベーン(6、16)の運動に変換する第1の能力を有する第1の形態と、ベーン(6、16)が風の方向に抗して移動する位置にある場合の第2の形態であり、受け(7)が風力をベーン(6、16)の運動に変換する第2の能力を有する第2の形態とを採用することができる風受け(7)をベーンが備え、第2の能力が、第1の能力よりも小さい風力タービン(1)であって、タービンには、受け(7)が風の方向から独立した前記形態のうちの少なくとも1つを採用しなければならなくなるように動作可能である手段(200、200′)が設けられる、風力タービン(1)に関する。また、本発明は、風を仕事に変換するための風力タービン(1)の使用、および風力タービンに使用するためのベーン(6、16)に関する。

Description

本発明は、支持体と、前記支持体に回転可能に接続されるベーンとを備える、風を機械エネルギーに変換するための風力タービンであって、ベーンが風の方向に移動する位置にある場合の第1の形態であり、受けが風力をベーンの運動に変換する第1の能力を有する第1の形態と、ベーンが風の方向に抗して移動する位置にある場合の第2の形態であり、受けが風力をベーンの運動に変換する第2の能力を有する第2の形態とを採用することができる風受けをベーンが備え、第2の能力が、第1の能力よりも小さい風力タービンに関する。また、本発明は、風を仕事に変換するための風力タービンの使用、および風力タービンに使用するためのベーンに関する。
風力タービンは、一般に、風を仕事に変換するために何世紀も前から使用されている。風力タービンは、通常、衝動タービンである。タービンは、風の流れの方向を変化させ、結果として生じる衝動が、タービンを高速回転させ、運動エネルギーの減少した風を残す。機械エネルギーが電気を生じさせるのに使用される場合には、装置は、風力発電または風力充電器と呼ばれる場合がある。機械エネルギーが穀粒を挽くまたは水を圧送するためなどの、機械類を駆動するのに使用される場合には、装置は、通常、風車または風力ポンプと呼ばれる。千年にもわたって開発されており、今日の風力タービンは、直角および水平軸型の範囲内で製作されている。最も一般的なおよび最も古いものは、水平軸タービンであり、車軸は、風の方向(すなわち、風が吹く方向)と一致して配置される。最も小さなタービンは、電池充電、または帆船の補助電力などの用途に使用されるが、タービンの大きなグリッド接続アレイは、商用電力のますます大きな電源になっている。
最近の10年間の開発のうちの1つは、低風速(通常、10m/s、約5ビューフォートより小さい)に適した風力タービンを考案することである。特に、高さが低く、陸上で、建築物の存在する場合は、普通の風力タービンからエネルギーを経済的に取り出すには、風速が小さすぎる場合が多い。最近の開発には、5m/s(約3ビューフォート)より小さい風速の場合でさえ機械エネルギーを発生し得るダリウス(Darrieus)(ジャイロミルおよびサイクロタービンを含む)およびサボニウス(Savonius)風力タービンがある。サボニウス風力タービンとは違って、ダリウスは、リフト型タービンである。タービンを引っ張るカップ(当業界では「バケット」とも呼ばれ、本明細書においては風受けと呼ばれる)に風を集めることではなく、ダリウスは、回転を生じるように翼形に当たる風によって発生される揚力を用いる。これらのタービンの場合には、車軸は、ベーンが風に向けられる必要はない追加の利点を有する風に横向きに(風と「一致して」と対比して)配置される。大抵の場合、車軸は、直角に(これは、通常使用される頭字語VAWT:ertical xle ind urbine(直角軸風力タービン)を説明している)配置されるが、これらはまた、車軸が風に横向き(この場合、TAWT−ransverse xle wind urbine(横向き軸風力タービン)−がより正確な頭字語であることになる)である限りは水平に、通常、風が吹く方向に対して実質的に直角に配置され得る。しかし、これらの風力タービンは、いくつかの欠点を有する。第1に、これらのタービンの機械エネルギーへの運動エネルギーの全変換率が、改善されるかもしれない。第2に、特に、ダリウス風力タービンは、自動スタートできない。したがって、低出力モータが、回転を始めるのに要求され、次いで、これが十分な速度を有する場合には、翼形を通過する風がトルクを発生し始め、ロータが、風によって回転駆動される。代替構成は、回転を始めるようにダリウスタービンのシャフトに取り付けられる1つまたは2つの小さなサボニウスロータの使用である。しかし、これらのサボニウスロータは、これが動き出す場合にダリウスタービンを減速する。
中国特許出願公開第101737252A号明細書から、プリアンブルによる風力タービンが知られている。また、この風力タービンは、ダリウス型のタービンを起動させるのに使用される。しかし、欠点は、他のVAWTのものと同様に、全エネルギー変換率が比較的小さいということである。
米国特許出願公開第2012/0045333号明細書から、ラックに吹き付けられている帆によって風受けが形成され、ラックが調整可能な形態を有する風力タービンが知られている。このように、風が大きすぎる力で帆をラックに吹き付けている場合は、受けは、単により多くの風を、さまざまな隣接する帆を通して吹き抜けさせることによって、風力をベーンの運動に変換するようにより小さな能力を有するように再構成され得る。ベーンが風の方向に抗して移動する場合には、帆は、タービンの回転運動に対して最小反力を与えるようにラックから吹き飛ばされる。この場合、ラックの再構成は適用されない。なぜなら、単にこれは風受け(すなわち、帆)の能力にいかなる影響も有さないからである。
米国特許第5,570,997号明細書は、ベーンが風の方向に移動している場合には開き、ベーンが風の方向に抗して移動している場合には閉じる風受けが設けられるベーンを有する、風力タービンを開示している。このように、風力がベーンの運動に変換されなければならない場合には、風受けの最大能力が使用されるが、ベーンが風の方向に抗して移動する場合には、受けは、ほとんどこの変換を妨げない。受けは、ベーンを吹き動かす風の作用によって開き、この風の作用が減少すると重力によって閉じる。
中国特許出願公開第101737252号明細書 米国特許出願公開第2012/0045333号明細書 米国特許第5570997号明細書
本発明の目的は、先行技術の欠点のうちの少なくとも一部を軽減する風力タービンを考案することである。
本発明の目的を満たすために、プリアンブルによる風力タービンが考案されており、そこでは、タービンには、受けが風の方向から独立した前記形態のうちの少なくとも1つを採用しなければならなくなるように動作可能である手段が設けられる(すなわち、手段は、タービンに作用する風力に依存しないこれらの形態のうちの1つを受けが採用しなければならなくなるように動作され得る)。しかし、これは、たとえばエネルギー変換を最大化するかまたはタービンを減速するために、形態が風の方向に適合されるということを排除するものではない。
上で参照された中国特許出願公開(ならびに米国特許第5,570,997号明細書)によって知られている先行技術のタービンにおいては、受けが取る形態は、重力および風力などの外力に本質的に依存している。中国特許出願公開の図3aに見ることができるように、第2の形態を有する受け(すなわち、図の右側の受け)は、特に低風速において、依然としてかなり大きな前面の設置面積を有する(すなわち、ヒンジで接続される蓋は、依然として風に直角な方向にかなりの長さにわたって延在する)。これは、この受けが風力エネルギーをタービンの運動に消極的に変換しているということを意味する。この消極的な影響は、左側の受けによって与えられる積極的な変換よりもかなり小さいが、現在の出願人は、この欠点の存在およびエネルギー変換のその影響を認めていた。図3bおよび図3cに示されるようなより高い風速においては、この欠点はあまり著しくないか、または完全になくなりさえするが、知られている風力タービンは、(すなわち、受けがベーンからぶら下がる蓋を備える場合に)この構成に第2の形態を誘導する手段を加えることよって、したがって風力タービン自体の構成によって与えられる内力を用いることによって実質的に改善され得るということが、出願人の認識であった。このように、第2の形態は、運動への風力エネルギーの消極的な変換が、第2の形態が単に重力および風などの外力に依存する状況の場合よりも実質的に小さくなるようなものであるということを余儀なくされ得る。中国特許出願公開の図3a〜図3cに示されるタービンに適用される場合には、本発明を用いることによって、図3aの右側の受けは、図3bまたは図3cにも示される右側の受けの形態を有することもできる。たとえば重力および風の影響によって第2の形態を取ることができるように、受けがベーンの頂部に配置されることになる場合には、手段は、ベーンが風の方向に移動する位置にある場合には受けが開く、すなわち第1の形態を取らなければならなくなるように動作可能であることもできる。
本風力タービンの利点は、エネルギー変換が特に低風速において知られている風力タービンの場合よりもかなり高いということである。また、受けが(重力および/または風の力に抗して)形態を活発に取ることを余儀なくされ得るということにより、タービンは回転し始めるのに非常に低い風速のみを必要とするということが生じる。これは別として、2つの形態のうちのどちらかを採用するために風の方向から独立していることによって、本発明は、運動への風力の最大変換を実現するようにしておくばかりでなく、また、必要ならタービンを減速する形態を採用するようにもしておく。すなわちこのために、受けは、通常、風力および重力の方向に抗して必要とされる形態を取ることを余儀なくされなければならない。
受けがある形態を採用しなければならなくなるように動作可能である手段は、力学に関していかなる当業者によっても理解されるようにさまざまな実施形態を有し得る。手段は、レバー、バーおよびスプロケット、カムシャフト、レールおよびフォロワー、任意選択的に用いる油圧などの単なる機械部品を用いて構成されることもでき、または、(電)磁石、誘導子、コイル等などの電気機械部品を用いて構成されることもできる。もちろん、純機械式と純電気式との間の範囲(または外側であっても)のどこかにあるさまざまな他の構成が用いることが可能である。
また、本発明は、風を仕事に変換するために、ここに−上記に定義した風力タービンの使用にも関する。また、本発明は、ダリウス風車との本タービンの組み合わせにも関し、風力タービンは、ダリウス風車に動作可能に接続され、作動接続がクラッチを使用し、そのクラッチにより、風力タービンがダリウス風車の所定の毎分回転数に対してさまざまな毎分回転数で回転できるようになっている。この組み合わせにおいては、風力タービンは、ダリウス風車を起動させるのに使用され得る。本タービンは、非常に低い風速で回転し始めるので、容易に、またはたとえばある一定のトルクまたは毎分回転数に到達した場合には、回転数を上昇させることができ、クラッチは、ダリウス風車を起動させるようにタービンの運動エネルギーの少なくとも一部を伝達するのに使用され得る。また、ダリウス風車の非常に高い回転数においては、風受けが風の方向に抗して移動する場合には第1の形態を強いることによって、ダリウス風車は本発明のタービンを用いて減速され得る。また、本発明は、ここに−上記に定義した受けが設けられるベーン、および第1および第2の形態を採用する際に用いるための手段にも関する。
本発明による風力タービンは、地上面に動作可能に接続されることができ、通常、直角方向に延在する(回転または静止車軸などの)支持体を有するが、また、たとえば直角に延在する壁に抗して支持体に取り付けられることによって、(ベーンの回転軸が風に横向きに延在する限り)水平方向に延在するその支持体を使って配置され得る。また、タービンは、たとえば浮遊筏に配置されるか、または水位よりも高い位置に延在するポールに配置され得る。
定義
ベーン:軸線に沿って取り付けられる場合にはベーンを横切って流れるガスまたは流体によって曲げられる、通常、比較的薄肉の、剛性のかつ平らな要素。典型的な例は、タービンのブレードや風車の帆である。
風力を運動に変換する受けの能力は、この受けが風の方向に対して理想的に取り付けられる(すなわち、受けは、風が最大限に「捕えられる」ように配置される)場合に、受けが提供し得る変換である。
対象物の形態:互いに対する、および空間における対象物の部品の配置について決定される形態。
風の方向:風が吹く主方向。
風受け:風の力を風の方向の運動に変換するために、風の方向に直角な方向に延在する要素。通常、風受けは、カップまたはバケットの形態を有するが、平らな、長方形の、タイル型の対象物と同じくらい簡単であってもよい。
第2の要素に直角に延在する第1の要素:第1の要素は、少なくとも部分的に第2の要素に横向きに延在する。たとえば、2つの直線が40°の角度で交差する場合には、第1の線は、本明細書の意味では第2の線に直角な方向に延在する。
本質的に風の方向に移動するベーンとは、ベーンが積極的に風の力を運動に変換していることを意味する(前向きの移動)。
本質的に風の方向に抗して移動するベーンとは、ベーンが風を通して後方に移動しなければならなくなるのにエネルギーが必要とされることを意味する(後向きの移動)。
本発明の実施形態
本発明による風力タービンの実施形態においては、受けは、重力および風の影響によって本質的に前記2つの形態のうちの一方、および前記手段の動作によって本質的に他方の形態を採用する。この実施形態は、構成を比較的簡単にする2つの形態のうちの1つを取る受けを有するのに任意の手段のいかなる能動的動作も必要としない。たとえば、受け(の部品)に作用する重力および風によって本質的に第2の形態を取り得るように受けが形成される場合には、これは、その形態を取る手段の動作を必要としない。このような場合においては、通常、手段の動作は第1の形態を提供するように反対方向に形態を変更するのに必要であるということが要求される。
代替実施形態においては、特にベーンが風の方向に抗して移動する位置にある場合、手段は、受けが前記手段の動作によって本質的に第2の形態を採用するように動作可能である。この実施形態は、受けの標準形態が第1の形態である、すなわち受けが風力を運動に変換するようにより大きな能力を有する形態であるという利点を有する。このように、風が吹き始めると、タービンは容易に回転し始めることになる。この実施形態においては、受けが風を捕え得る位置をベーンが取るように、ベーンは、自動的に(たとえば、当業界で通常知られている手段によって)風と位置合わせされることが好ましい。ベーンが風の方向に抗して移動する位置にある場合の第2の形態を取る利点は、その場合は受けが運動への風力の全変換に基づいて有する負の影響が能動的に最小限度にされることができ、それによって、風および重力などの外力に(受動的に)依存しないということである。
さらにもう1つの実施形態においては、手段は、受けが、前記手段の動作によって本質的に第1および第2の形態を採用するように動作可能である。この実施形態は上で述べた実施形態よりも複雑であり、また、(受けの能動的な閉鎖および開放がエネルギーを要する場合があるので)全エネルギー変換率を僅かに低下させる場合があるが、この実施形態は、ベーンが風の方向に対して取る位置から独立して、受けの形態が第1の形態と第2の形態との間の範囲の任意の形態に調整され得るという利点を有する。
一実施形態においては、ベーンは、翼形体であり、受けは、蓋および翼形体によって本質的に形成され、蓋は、前記本体の下流端部に隣接する位置で本体にヒンジで接続される(本体の下流端部は、ベーンが風の方向に移動する風から離れる方を向く本体の端部である)。この実施形態は、たとえば変形可能な回転楕円体または他の形状などの変形可能なカップを用いた場合よりも構成が簡単であり、かつ、たとえば蓋を有する長手ポールの形または他の構成から成るベーンよりも効果的であるという利点を有する。
一実施形態においては、ベーンは、複数の受けを備える。複数の受けを用いた場合には、エネルギー変換を増大させるようにタービンを動作する自由度がさらに向上され得るということが出願人の認識である。しかし、より重要なことに、複数の受けを有すると、ベーンの対応する長さにわたって延在する1つの(大きな)受けを用いる場合よりも著しく長い長さのベーンを使用することができるということが出願人の認識であった。すなわち高い回転速度において、ベーンの先端に近くのベーンに生じる力は、支持体に近くのベーンに生じる力よりも著しく大きい。複数の独立した受けを有することによって、ベーンの機械的衝撃を低減するために、たとえば、「外側の」受けが風力を運動に変換するより小さな能力を有する形態を取れるようになっている場合がある。これより、その変わり目で、非常に頑健な機械的構成を必ずしも必要とすることなく、大きなベーンを使用することができる。さらなる実施形態においては、ベーンは、ベーンの頭部部位に第1の受け、およびベーンの底部側に第2の受けを備える。この実施形態においては、準最適な使用が、受け、および風力エネルギーを運動に変換するそれらの能力について行われ得る。
代替実施形態においては、ベーンは、ベーンの長さに沿って配置される複数の別々の受けを備える。ベーンの長さに沿った流体力学(空気の流れ)は、(タービンの心臓部に隣接する)支持体の近くの位置からベーンの先端まで移動する場合にはかなり変化するということを、出願人は認識した。ベーンの長さに沿って複数の別々の受けを用いることによって、受けは、流体力学の差異に適応されるベーンの長さに沿った異なる形態を有することができる。さらなる実施形態においては、支持体の近くに配置される受けは、支持体からさらに離れて配置される受けよりも大きな横断面を有する。このように、ベーンの長さに沿った異なる部分の絶対移動速度の変化が適応され得る。通常、先端に近接した速度は非常に高いので、受けの小さな横断面は、構成がベーンの剛性を維持するのに非常に重くなる必要があるということを防ぐのに必要とされ得る。この概念は、受けが風の方向から独立した前記形態のうちの少なくとも1つを採用しなければならなくなるように異なる手段を有するか、有しないタービンに適用され得る。特に、受けが単に風および重力の力によって開閉する場合でさえも、ベーンの長さに沿って風力を運動に変換するように減少する最大能力を有する複数の受けを有する特徴は、より長いベーン長さを可能にする風力タービンに使用され得ることが有利である。換言すれば、本発明はまた、前記第1および第2の形態が(受けが第1および第2の形態を取らなければならなくなるように手段を用いる代わりに)単なる風および/または重力によって誘導され、ベーンがベーンの長さに沿って配置される複数の別々の受けを備え、かつ、支持体の近くに配置される受けが、支持体からさらに離れて配置される受けよりも、風力を運動に変換するようにより大きな最大能力を有する、風力タービンに具体化される。
一実施形態においては、受けが第2の位置を採用する場合に、支持体から離れた方向に見て、第2の位置を採用する受けに一番近い受けが第2の位置を自動的に採用するように、受けは動作可能に接続される。この実施形態においては、近隣の受けは、1つの受けが第2の形態を取ることを強いられる場合に、ベーンの先端に向かう方向に見て、この受けに最も近い受けがまた第2の形態を取るように単に互いに把持する。この実施形態においては、手段は、1つの単一の受け(通常、タービンの中央に最も近いもの)を能動的に押し付けなければならないことによってのみ、受けが第2の形態を取らなければならなくなるように動作可能である。他の受けは、第1の受けの動きに従う。これにより、ベーンのすべての受けに直接作用するように構成されなければならない手段の必要性が回避される。欠点は、第2の形態を取るために、ベーンの複数の受けが独立して動作され得ないということである。
ベーンが支持体に回転可能に接続されるロータの一部である実施形態においては、ロータは、複数のベーンを備える。複数のベーンを有する場合、ベーンの非常に均一な分布が、風を運動に積極的に変換し得るような位置を取る少なくとも1つのベーンが常に存在するように、形成され得る。正確に均一に分布される場合、各ベーンは、たとえば回転について30°(12ベーン)と180°(2ベーン)との間のセグメントを覆うことができる。このように、良好なエネルギー変換が得られ得るばかりでなく、変換は、支持体にほとんど運動量のない比較的円滑でもあり得るということが認められていた。さらなる実施形態においては、タービンは複数のロータを備える。
本発明は、次の実施例に基づいてさらに説明されることになる。
実施例
本発明による風力タービンの図式表現の図である。 本発明によるベーンの図式表現の図である。 2つのベーンを備え、受けが第2の形態を採用しなければならなくなるように動作可能である手段を示す、本発明による風力タービンの図式表現の図である。 本発明によるタービンの代替実施形態の図式表現の図である。 本発明に使用するためのさまざまな受けを概略的に示す図である。 ダリウス風車を備える本発明による2つの風力タービンの組み合わせを概略的に示す図である。 風力を運動に変換する受けの能力を示す図である。 風受けの形態を与えるためのシステムを概略的に示す図である。
図1は、本発明による風力タービンの図式表現である。支持ポール5を用いて地表面2から延在するように取り付けられるタービン1が示されている。この実施形態においては、タービンは、2つのベーン(6、16)を備え、各ベーンは、風を捕え、かつ風力エネルギー(風の方向は、Vとして示されている)をベーンの(指示された方向Aの)回転運動に変換するのを助けるように複数の受け(7、17)を備える。ベーン6およびその受けは、図2により詳細に示される。
図2は、本発明によるベーンの図式表現である。この特定の実施形態においては、ベーン6は、風Vに方向付けられ、それによって、その上流端部600は風に面し、その下流端部60は風から遠ざかるように向けられる。この実施形態においては、ベーン6は、ベーンの上方および下方に移動する風が風の方向にベーンに駆動力を提供するように翼形体である。ベーン6には、その底部ならびにその頂部側において複数の受け7および7′がそれぞれ設けられる。底部側の受け7は、いずれの場合にも、蓋およびベーンの底部側から成る。5つの蓋10、11、12、13、および14が、図2に示されている。蓋10は、支持体の最も近くに配置され(図2には図示せず)、蓋14は、ベーン6の先端の近くに配置される。ベーンの底部側と共に、各蓋は、風を捕えるように幾分バケットを形成する。蓋10、11、12、13、および14は、線21の周りにヒンジで接続され、それぞれ115を通してベーンの内部に逆重み(contra−weights)101が設けられる。この実施形態においては、これらの重みは、蓋が重力の影響によって本質的に開くように選択される。逆重みを変えることによって、重力に対する蓋の動き、および(ベーンに対する)風の速度が、選択された環境下で最適トルクを提供するように正確に選択され得る。蓋10、11、12、13、および14は、受けが第2の位置を採用する場合に、支持体から離れた方向に見て、第2の位置を採用する受けに一番近い受けが第2の位置を自動的に採用するように、動作可能に接続される。この場合は、蓋11には、蓋10の動きの空間を跨ぐ副蓋121が設けられる。蓋10が第2の形態を採用するようにベーンに向かって移動される場合には、これは、副蓋121に出合い、したがってベーンの底部の方向にこれで蓋11を捕える。その変わり目で、蓋12には、蓋11の動きの空間を跨ぐ副蓋122が設けられる。したがって、蓋11がベーンの方向に移動すると、これは、副蓋122に出合い、したがって第2の形態を取るようにベーンの底部に向かってこれで蓋12を捕える。同様にして、蓋13には副蓋123が設けられ、蓋14には副蓋124が設けられる。相応じて、蓋10′、11′、12′、13′、および14′には、副蓋120′、121′、122′、123′、および124′が設けられる。これらの蓋は、線20の周りにヒンジで接続され、105′を通して、ベーンの内部に逆重み101′が設けられる。これらの逆重みは、第1の形態を取るように蓋が重力の影響によって開くように選択される。
図3は、ロータ166の一部である2つのベーン6および16を備える、本発明による風力タービンの図式表現である。図3は、(それぞれ蓋10〜14、10′〜14′、110〜114、および110′〜114′を備える)受け7が第2の形態を採用しなければならなくなるように動作可能である手段(200、200′)を示している。この図においては、図2に示されるベーン6と実質的に同じ構成から成る2つのベーン6および16を備える、風力タービン1が示されている。各ベーンは、受けを備える(ベーン6:蓋10〜14によって形成される受け7、およびベーンの対応する底部、ならびに蓋10′〜14′によって形成される受け、およびベーン6の頂部側の対応する部分;ベーン16:蓋110〜114によって形成される受け、およびベーンの対応する底部、ならびに蓋110′〜114′によって形成される受け、およびベーン16の頂部側の対応する部分)。タービン1は、蓋110〜114を備える受けが前記手段の動作によって本質的に第2の形態を採用するように動作可能である第1の手段200から成る。これらの手段200は、第1のレバー201を備え、これは、蓋10を下方へ押しやる重力および風により、下向きに移動している副蓋120(また図3を参照されたい)の押圧力によって下向きに押圧される。レバー201の下向きの力が、レバー202を上向きに押圧するのに使用される。このように、(たとえば図示されていない;ベーン16の後ろの)蓋110は、その対応する副蓋1120(図示せず)に作用するレバー202により、蓋110を備える受けが第2の形態(本実施形態においては事実上「閉鎖された」)を取るように上向きに押圧される。レバー201からレバー202への動きを正確に変換するために、手段200は、変換装置204を備える。手段200は、ベーンと関連して移動するように軸受203を用いて支持体5の周りに回転し得る。変換装置204は、ベーンが風Vの方向に移動する場合には第1の形態を、およびベーンが風Vの方向に抗して移動する場合には第1の形態を受けが採用することを確実にするようにレバーに作用する。このために、変換装置は、電子的に風の方向と位置合わせされる(電子機器は図示せず)。代替実施形態においては、変換装置は、風と自動的に位置合わせされる通常知られているベーンを用いて風と位置合わせされ、その変わり目で、そのベーンは、変換装置に動作可能に接続される。
手段200と関連してここに上で説明したのと同様に、レバー201′および202′、ならびに変換装置204′、および軸受203′を備える対応する手段200′は、ベーンが風の方向に移動する場合には、蓋10′〜14′および蓋110′〜114′(蓋10′および110′はそれぞれ副蓋120′〜1120′が設けられている)を備えるベーンの頂部の受けが第1の形態を採用しなければならなくなるように設けられる。相応じて、重力および風が作用すると蓋110′〜114′が閉鎖する場合に放出されるエネルギーは、対応する受けが第1の形態を取るように蓋10′〜14′が上向きに移動しなければならなくなるようにレバー201を作動させるように変換装置204′を介して伝達される。
図4は、本発明によるタービンの代替実施形態の図式表現である。この実施形態においては、ベーン6には、支持体の近くに配置される受けが支持体からさらに離れて配置される受けよりも大きな横断面を有するように、複数の受けが設けられる。この実施形態においては、各受け7は、蓋とベーンの底部側との間に形成される(図2を比較されたい)。支持体により近くにある場合に蓋がより大きな表面を有するように、異なるサイズの蓋を有することによって、支持体の近くに配置される受けは、支持体からさらに離れて配置される受けよりも大きな横断面を有する。
図5は、本発明に使用するためのさまざまな受けを概略的に示している。風Vの方向が、示されており、図5A、図5B、および図5Cに適用される。
図5Aにおいては、形の上では図2および図3に示される受けと対応する受け7が示されている。図5Aの左側の状況においては、蓋10およびベーン6の底部側70を備え、蓋がベーンの下流端部でヒンジ80を使ってヒンジで接続されている受けは、第1の形態、すなわち、風が風力エネルギーをベーンの運動に変換する受けによって捕えられることになる形態を採用している。ベーンが移動する方向がP1として示されている。図5Aの右側の状況においては、同じ受けが第2の形態を取っており、その形態においては、風Vの方向に抗して方向P2に移動するのに、風はあまり捕えられる必要はなく、必要以上にエネルギーが消費されない。
図5Bにおいては、受け7の代替実施形態が概略的に示されている。この場合は、簡単な管から成るベーン6には、2つの直角に延在する部材7および7′が設けられ、この部材7および7′は、ベーンを方向P1に移動させるために風を捕えるように作用する。各部材には、図5Bにおいて伸張した形態で示されるばね90および90′がそれぞれ設けられる。ベーンがP2で示される方向に風Vに抗して移動しなければならない場合には、ばね90および90′は、解放され、部材7および7′がより短い形態(本発明の意味では第2の形態)を取らなければならなくなり、それによって、これらはかなり少ない風しか捕えない。
図5Cにおいては、本発明の意味において受けのさらにもう1つの実施形態が、概略的に示されている。この場合は、受け7は、ヒンジ80を介してベーン6の底部に取り付けられるハーフカップである。このベーンがP1として示される風の方向に移動すると、カップは、図5Cの左側の図面に示されるように配置される。ヒンジは、カップが別の位置を取ることを防止し、カップは、風Vを最大限に捕えるように完全に配置される。ベーンがP2で示される方向に風Vに抗して移動するように想定すると、カップは、ベーンの底部に向かってヒンジで接続されることを強いられ、図5Cの右側の図面に示されるような位置を取る。この形態においては、受けは、はるかに少ない風しか捕えない形態を採用しており、ベーンは、風の方向に抗して容易に移動する。
図6は、ダリウス風車(400)を備える本発明による2つの風力タービン(1、1′)の組み合わせを概略的に示している。このダリウス風車400は、上記の引用文献中国特許出願公開第101737252A号明細書に示される風車に対応する。風の方向は、Vで示されており、これは、方向Aの風車の回転に対応する。この風車は、車軸5によって支持され、ベーン410、412、および411、413をそれぞれ担持するバー401および402を備える。同じ支持体5に対して、本発明による2つの風力タービン1および1′が、クラッチを用いて動作可能に接続され、このクラッチは、これらの風力タービンの各々がダリウス風車400の所定の毎分回転数に対してさまざまな毎分回転数で回転することを可能にする。これらのクラッチは、参照数字300および300″で図6に示されており、この実施形態においては、油圧クラッチである。
組み合わされた風車は、次のように機能し得る。風速がゼロの場合には、ベーンはすべて、これらがある位置のままでいる。受けはすべて、逆重み(図2を参照されたい)によって強いられる蓋に、対応する翼形体ベーンの底部の近くの位置を取らせることによって、第2の形態を取る。風が方向Vに吹き始めると、(蓋10〜14および10′〜14′を備える)ベーン6および6′の受けは、風および重力の影響によって開く(すなわち、これらは、本発明の意味では第1の形態を採用する)。結果として、タービン1および1′は両方とも、支持体5の周りに回転し始める。ベーン6および6′が風の方向に抗して移動しなければならない位置を取るとすぐ、受けが第2の形態を採用しなければならなくなるように動作可能である手段(たとえば図6には図示されていない手段)を用いることによって、受けは、閉鎖を取ることを強いられる。次に他方では、ベーン16および16′の受けは、風を捕える第1の形態を取るように開き、風をベーンの運動に変換する。低回転数においては、クラッチ300および300′は、車軸5にいかなる運動も送らない。閾値毎分回転数に到達するとすぐ、クラッチは、タービン1および1′の運動の一部を車軸5に送るように作動され、その後、ダリウス風車は、示された方向Aに回転し始める。このように、ダリウス風車は、(先行技術によって知られているように)起動するのにいかなる補助モータも必要としない。
ダリウス風車が、たとえば非常に高い風速において、早過ぎる回転という危険を冒す場合には、タービン1および1′は、通常、ベーンが風の方向に抗して移動するような位置を有する場合に受けが第1の形態(または、蓋が少なくとも部分的に開かれる形態)を取らなければならなくなることによって、風車を減速するように使用され得る。このように、タービンのベーンは、減速されることになり、その減速は、ダリウス風車400を減速するようにクラッチ300および300′を介して車軸5に送られ得る。
図7Aおよび図7Bから成るこの図7は、風力を運動に変換する受けの能力を示している。上に定義したように、風力を運動に変換する受けの能力は、この受けが風の方向に対して理想的に配置されている、すなわち風が最大限に「捕えられる」ように受けが配置される場合に受けが提供し得る変換である。図7Aおよび図7Bに示されるように、風は両方の副図において示される方向Vに吹くが、風力を運動に変換する(蓋10、10′およびベーン6によって形成される)受けの能力は、両方の図において同じである。これは、図7Aおよび図7Bの角度α、ならびにベーンおよび蓋の寸法が同じであるためである。2つの示された場合の各々において、受けが風の方向に対して理想的に配置されることになる(これは、この実施例では状況7Bの場合である)場合には、そのとき、能力は、図7Bの受けと、図7Aの受けの場合と正確に同じである。
図8は、風受けの形態を提供するためのシステムを概略的に示している。特に、ベーンがベーンの上側に第1の受け、およびベーンの下側に対応する受けを有する状況においては、受けの構成部品が同じ寸法を有するばかりでなく、受けが風力を運動に変換するように同じ能力を有するということをこれらの部品が確かめることも重要である。これは、ベーンの捻じりを防止する、または少なくとも最小限度にするのに重要である。(蓋10′およびベーン6によって形成される)上部受けがたとえば(蓋10およびベーン6によって形成される)下部受けよりもさらに開くことになる場合は、そのときに、ベーンが風の方向に移動することになる場合、および(示された受けの影響は幾分より小さいであろうが)ベーンが風の方向に抗して移動することになる場合でさえ、捩りが生じることになる。蓋10および10′の正確な同時移動を与えるために、これらの蓋は、半ピニオン500および500′によって動作可能に接続され、そのピニオンは、それぞれ軸501および501′を中心として回転する。下部ピニオンは、プッシュ/プルバー510に接続され、これは、ヒンジ512を介してレバー511に接続される。レバー511は、軸520を中心として回転することができる。レバー511を軸520を中心として回転させることによって、蓋10および10′は、それぞれの角度βおよびβ′がすべての環境(主としてピニオンの公差、ならびに軸501および501′へのピニオンおよび蓋の接続に依存する)において本質的に同じ大きさから成るように移動することになる。一実施形態においては、軸520を中心としたレバー511の回転は、中央、したがってタービンの支持体(図8には図示せず)の周りに形成されるレールを介して制御され、レールはレバー511に動作可能に接続されるフォロワーのガイドを構成するということが留意される。
半ピニオンの示されたシステムは、有利なことに、変化する能力の受けを構成するために上部および下部蓋を用いる、いかなる先行技術のタービンにも使用され得るということが留意される。換言すれば、本発明はまた、ベーンの上方および下方の対応する部位に配置される2つの受けを備えるベーンに具体化され、受けは、ベーンに対して開閉し得る蓋によって形成され、前記2つの受けの蓋の各々は、ピニオンへの接続によってベーンに回転可能に配置され、2つのピニオンは、把持接続を介して協働する。

Claims (17)

  1. 支持体(5)と、前記支持体(5)に回転可能に接続されるベーン(6、16)とを備える、風を機械エネルギーに変換するための風力タービン(1)にして、ベーン(6、16)は、ベーン(6、16)が風の方向に移動する位置にある場合の第1の形態であり、受け(7)が風力をベーン(6、16)の運動に変換する第1の能力を有する第1の形態と、ベーン(6、16)が風の方向に抗して移動する位置にある場合の第2の形態であり、受け(7)が風力をベーン(6、16)の運動に変換する第2の能力を有する第2の形態とを採用することができる風受け(7)を備え、第2の能力が、第1の能力よりも小さい風力タービン(1)であって、タービン(1)には、受け(7)が風の方向から独立した前記形態のうちの少なくとも1つを採用しなければならなくなるように動作可能である手段(200、200′)が設けられることを特徴とする、風力タービン(1)。
  2. 受け(7)が、重力および風の影響によって本質的に前記2つの形態のうちの一方、および前記手段(200、200′)の動作による本質的に他方の形態を採用することを特徴とする、請求項1に記載の風力タービン(1)。
  3. ベーンが風の方向に抗して移動する位置にある場合に、手段(200、200′)は、受け(7)が前記手段(200、200′)の動作によって本質的に第2の形態を採用するように動作可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の風力タービン(1)。
  4. 受け(7)が、蓋(10、11、12、13、14)および翼形体によって本質的に形成され、蓋が、前記本体の下流端部(60)に隣接する位置で本体にヒンジで接続されることを特徴とする、ベーン(6、16)が翼形体である、請求項1から3のいずれか一項に記載の風力タービン(1)。
  5. ベーン(6、16)が、複数の受け(7)を備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の風力タービン(1)。
  6. ベーン(6、16)が、ベーンの頭部部位に第1の受け(7′)と、ベーンの底部側に第2の受け(7)とを備えることを特徴とする、請求項5に記載の風力タービン(1)。
  7. ベーン(6、16)が、ベーンの長さに沿って配置される複数の別々の受け(7)を備えることを特徴とする、請求項5または6のいずれかに記載の風力タービン(1)。
  8. 支持体(5)の近くに配置される受け(7;6、10)が、支持体(5)からさらに離れて配置される受け(7;6、11)よりも大きな横断面を有することを特徴とする、請求項7に記載の風力タービン(1)。
  9. 受け(7)は、受けが第2の位置を採用する場合に、支持体から離れた方向に見て、第2の位置を採用する受けに一番近い受けが第2の位置を自動的に採用するように、動作可能に接続されることを特徴とする、請求項7または8のいずれかに記載の風力タービン(1)。
  10. ベーン(6、16)が支持体に回転可能に連結されるロータ(166)の一部であり、ロータ(166)が、複数のベーン(6、16)を備えることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の風力タービン(1)。
  11. タービンが、複数のロータ(166)を備えることを特徴とする、請求項10に記載の風力タービン(1)。
  12. 風を仕事に変換するための、請求項1から11のいずれか一項に記載の風力タービン(1)の使用。
  13. ダリウス風車(400)と組み合わされた請求項1から11のいずれか一項に記載の風力タービン(1)であって、風力タービン(1)がダリウス風車(400)に動作可能に接続される動作可能な接続がクラッチ(300)を使用し、そのクラッチ(300)により、その風力タービン(1)がダリウス風車(400)の所定の毎分回転数に対してさまざまな毎分回転数で回転できるようになっていることを特徴とする、風力タービン(1)。
  14. クラッチ(300)が、遠心クラッチ、油圧クラッチ、スリッパークラッチ、電磁クラッチ、およびVベルトクラッチから成るグループから選択されることを特徴とする、請求項13に記載の組み合わせ。
  15. 前記第1および第2の形態が単なる風、および/または引力、および/または請求項1に定義した手段(200、200′)によって誘導される、ベーン(6、16)が、ベーンの長さに沿って配置される複数の別々の受け(7)を備え、支持体(5)の近くに配置される受け(7;6、10)が、支持体(5)からさらに離れて配置される受け(7;6、11)よりも、風力を運動に変換するようにより大きな最大能力を有することを特徴とする、請求項1に記載の風力タービン(1)。
  16. 請求項1から11のいずれか一項に定義した受け(7)および第1および第2の形態を採用する際に使用するための手段が設けられたベーン(6、16)。
  17. ベーンが、ベーンの上方および下方の対応部位に配置される2つの受けを備え、受けが、ベーンに対して開閉し得る蓋によって形成される、前記2つの受けの蓋の各々が、ピニオンに接続することによってベーンに回転可能に配置され、2つのピニオンが、把持接続を介して協働することを特徴とする、請求項16に記載のベーン(6、16)。
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