本出願の出願人はまた、本明細書と同日に出願され、対応するすべての内容が、それぞれ参照により本明細書に組み込まれる、以下の特許出願も所有する。
米国特許出願第_____________号、表題「Flexible Drive Member」(代理人整理番号END7131USNP/120135)。
同第_____________号、表題「Multi−Functional Powered Surgical Device with External Dissection Features」(代理人整理番号END7132USNP/120136)。
同第_____________号、表題「Coupling Arrangements for Attaching Surgical End Effectors to Drive Systems Therefor」(代理人整理番号END7133USNP/120137)。
同第_____________号、表題「Rotary Actuatable Closure Arrangement for Surgical End Effector」(代理人整理番号END7134USNP/120138)。
同第_____________号、表題「Surgical End Effectors Having Angled Tissue−Contacting Surfaces」(代理人整理番号END7135USNP/120139)。
同第_____________号、表題「Interchangeable End Effector Coupling Arrangement」(代理人整理番号END7136USNP/120140)。
同第_____________号、表題「Surgical End Effector Jaw and Electrode Configurations」(代理人整理番号END7137USNP/120141)。
同第_____________号、表題「Multi−Axis Articulating and Rotating Surgical Tools」(代理人整理番号END7138USNP/120142)。
同第_____________号、表題「Differential Locking Arrangements for Rotary Powered Surgical Instruments」(代理人整理番号END7139USNP/120143)。
同第_____________号、表題「Interchangeable Clip Applier」(代理人整理番号END7140USNP/120144)。
同第_____________号、表題「Firing System Lockout Arrangements for Surgical Instruments」(代理人整理番号END7141USNP/120145)。
同第_____________号、表題「Rotary Drive Shaft Assemblies for Surgical Instruments with Articulatable End Effectors」(代理人整理番号END7142USNP/120146)。
同第_____________号、表題「Rotary Drive Arrangements for Surgical Instruments」(代理人整理番号END7143USNP/120147)。
同第_____________号、表題「Robotically Powered Surgical Device With Manually−Actuatable Reversing System」(代理人整理番号END7144USNP/120148)。
同第_____________号、表題「Empty Clip Cartridge Lockout」(代理人整理番号END7146USNP/120150)。
同第_____________号、表題「Surgical Instrument System Including Replaceable End Effectors」(代理人整理番号END7147USNP/120151)。
同第_____________号、表題「Rotary Support Joint Assemblies for Coupling a First Portion of a Surgical Instrument to a Second Portion of a Surgical Instrument」(代理人整理番号END7148USNP/120152)。
同第_____________号、表題「Electrode Connections for Rotary Driven Surgical Tools」(代理人整理番号END7149USNP/120153)。
出願人はまた、対応するすべての内容が、それぞれ参照により本明細書に組み込まれる、以下の特許出願も所有する。
米国特許出願第13/118,259号、表題「Surgical Instrument With Wireless Communication Between a Control Unit of a Robotic System and Remote Sensor」、米国特許出願公開第2011−0295270(A1)号。
米国特許出願第13/118,210号、表題「Robotically−Controlled Disposable Motor Driven Loading Unit」、米国特許出願公開第2011−0290855(A1)号。
米国特許出願第13/118,194号、表題「Robotically−Controlled Endoscopic Accessory Channel」、米国特許出願公開第2011−0295242号。
米国特許出願第13/118,253号、表題「Robotically−Controlled Motorized Surgical Instrument」、米国特許出願公開第2011−0295269(A1)号。
米国特許出願第13/118,278号、表題「Robotically−Controlled Surgical Stapling Devices That Produce Formed Staples Having Different Lengths」、米国特許出願公開第2011−0290851(A1)号。
米国特許出願第13/118,190号、表題「Robotically−Controlled Motorized Cutting and Fastening Instrument」、米国特許出願公開第2011−0288573(A1)号。
米国特許出願第13/118,223号、表題「Robotically−Controlled Shaft Based Rotary Drive Systems For Surgical Instruments」、米国特許出願公開第2011−0290854(A1)号。
米国特許出願第13/118,263号、表題「Robotically−Controlled Surgical Instrument Having Recording Capabilities」、米国特許出願公開第2011−0295295(A1)号。
米国特許出願第13/118,272号、表題「Robotically−Controlled Surgical Instrument With Force Feedback Capabilities」、米国特許出願公開第2011−0290856(A1)号。
米国特許出願第13/118,246号、表題「Robotically−Driven Surgical Instrument With E−Beam Driver」、米国特許出願公開第2011−0290853(A1)号。
米国特許出願第13/118,241号、表題「Surgical Stapling Instruments With Rotatable Staple Deployment Arrangements」。
本願で開示する装置及び方法の構造、機能、製造、及び用途の原理が総括的に理解されるように、特定の例示的実施形態について、これから説明することにする。これらの例示の実施形態の1つ以上の例を添付図面に示す。本明細書で具体的に説明され、添付の図面に示される装置及び方法は、非限定的な例示的実施形態であり、本発明の様々な例示的実施形態の範囲は、特許請求の範囲によってのみ定義されることが、当業者には理解されよう。ある例示的実施形態に関連して例示又は説明した特徴は、他の例示の実施形態の特徴と組み合わされてもよい。こうした改変及び変形は本発明の範囲内に含まれるものとする。
本明細書の全体を通じて、「異なる例示的実施形態において」、「特定の例示的実施形態において」、「一実施形態において」、又は「ある実施形態において」といった語句の使用は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指すものではない。更に、1つ以上の例示的実施形態の特定の特徴、構造、又は特性は、任意の好適な方法で、1つ以上の他の例示的実施形態において組み合わせることができる。こうした改変及び変形は本発明の範囲内に含まれるものとする。
様々な外科手術中に外科医又は他の医師は、様々な効果及び/又は治療結果を得るために患者の組織にクリップを適用することがある。図1を参照すると、例えば、クリップアプライヤー100などの手術器具は、患者の手術部位内に位置する組織に1つ以上のクリップを適用するように構成され得る。概して、ここで図13を参照すると、クリップアプライヤー100は、クリップ140内の組織を圧迫するために組織に対してクリップ140を位置付けるように構成され、配置され得る。クリップアプライヤー100は、例えば図3及び4に図示され、以下で詳述するように、クリップ140を変形させるように構成され得る。各クリップ140は、基部142と、基部142から延在する、対向する脚部144と、を備え得る。基部142及び脚部144は、任意の好適な形状を備えることができ、例えば、実質的にU字形構成及び/又は実質的にV字形構成を備え得る。基部142は、接合部143によって結合される角部141を備え得る。使用する際、クリップ140の脚部144は、組織の両側に位置付けられ得、脚部144を互いに押し付け合って、脚部144の間に位置付けられた組織を圧迫することができる。接合部143は、基部142の角部141及びそこから延在する脚部144が内側に変形できるように構成され得る。様々な状況において、クリップ140は、クリップ140が十分に圧迫されると、ある程度の弾性変形又は跳ね返しが変形したクリップ140内で生じることがあるものの、塑性的に屈曲する、又は変形するように構成され得る。
ここで図1及び2を参照すると、クリップアプライヤー100は、シャフト110と、エンドエフェクタ120と、交換式クリップカートリッジ(すなわち、マガジン)130と、を備え得る。図14〜16を参照すると、クリップカートリッジ130は、ハウジング132と、ハウジング132内に位置付けられた複数のクリップ140と、を備え得る。ハウジング132は、クリップ140を積層することができる収容チャンバ134を画定する。収容チャンバ134は、クリップ140の外周を囲むように、又は少なくとも実質的に囲むように延在する側壁を備え得る。再び図13を参照すると、各クリップ140は、クリップ140の両側の上面145及び底面146など対向する面を備え得、クリップ140がハウジング132内に積層されると、クリップ140の上面145は、隣接するクリップ140の底面146に接触して位置付けられてよく、クリップ140の底面146は、別の隣接するクリップ140の上面145に接触して位置付けられてよい。様々な状況において、クリップ140の底面146は、ハウジング132内に画定された1つ以上の支持シェルフ(すなわち、プラットフォーム)135に向かって下向きであってよく、クリップ140の上面145は、支持シェルフ135から離れるように上向きであってよい。場合によっては、クリップ140の上面145及び底面146は同一であるか、少なくとも実質的に同一であってよく、他の場合においては、上面145及び底面146は異なってよい。図14〜16に図示されるクリップ140の積層体は、例えば、5個のクリップ140を備えるが、他の実施形態では、クリップ140の積層体は、5個以上のクリップ140又は5個未満のクリップ140を備え得ることが想定される。いずれにしても、クリップカートリッジ130は、例えば、ハウジング132とクリップ140の積層体の最上部クリップ140との中間に位置付けられた、付勢部材136など、少なくとも1つの付勢部材を更に備え得る。以下に詳述するように、付勢部材136は、ハウジング132内に画定された支持シェルフ135に対して、クリップ140の積層体の最下部クリップ140、又はより詳細には、最下部クリップ140の底面146を付勢するように構成され得る。付勢部材136は、バネ、及び/又は、例えば、クリップ140に付勢力を印加する、若しくはクリップ140の積層体を通じて下向きに伝達される付勢力を最上部クリップ140に少なくとも印加するように構成され得る任意の好適な圧迫弾性要素を備え得る。
上記のようにクリップ140が支持シェルフ135に接して位置付けられると、クリップ140は、クリップ140が進んでカートリッジ130から押し出され得る発射位置で支持されることができる。様々な状況において、支持シェルフ135は、クリップ140が連続して発射位置に位置付けられ得る、発射チャンバ149の少なくとも一部を画定し得る。場合によっては、発射チャンバ149は、カートリッジ130内で完全に画定され得る。他の場合においては、発射チャンバ149は、シャフト110及びカートリッジ130内、並びに/又はそれらの間に画定され得る。いずれにしても、以下に詳述するように、クリップアプライヤー100は、発射部材をカートリッジ130内へと進め、支持シェルフ135に接して位置付けられたクリップ140の発射位置からクリップアプライヤー100のエンドエフェクタ120内でクリップが受容される発射済み位置へとクリップを押し出すことができる発射駆動装置を備え得る。主として図14〜16を参照すると、カートリッジ130のハウジング132は、近位開口部(すなわち、窓)133を備え得る。この近位開口部133は、発射部材が近位開口部133を通ってカートリッジ130に入ることができ、クリップ140を進めてカートリッジ130から遠位に出すように支持シェルフ135と揃うか、少なくとも実質的に揃い得る。少なくとも1つのかかる実施形態において、ハウジング132は、遠位(すなわち、排出)開口部(すなわち、窓)137を更に備え得る。この遠位開口部137はまた、クリップ140が、例えば、近位開口部133、発射チャンバ149、及び遠位開口部137を通って延在する発射軸139に沿って遠位に進む(すなわち、発射する)ことができるように支持シェルフ135と揃っている。
クリップ140を進めてカートリッジ130から出すためには、上記に加えて、カートリッジハウジング132内、及び様々な状況において発射チャンバ149内へと発射駆動装置の発射部材を進めることができる。以下で更に詳細に開示するように、発射部材は、クリップ140をエンドエフェクタ120内のその発射済み位置へと進めるために、カートリッジ130を完全に通過することができる。発射チャンバ149内に位置付けられたクリップ140が発射部材によって遠位に進められると、これまでに概説したように、発射部材は、付勢部材136が別のクリップ140を支持シェルフ135に接触させて位置付けることができるように、十分に引き込まれることができる。様々な状況において、発射部材がハウジング132内に位置付けられている間、付勢部材136は、発射部材に対してクリップ140を付勢することができる。かかるクリップ140は、待機クリップと呼ばれることがある。発射部材が十分に引き込まれ、摺動して待機クリップ140の下から出ると、付勢部材136は、往復発射部材の次のストロークが実行される支持シェルフ135に対してクリップ140を付勢することができる。主として図2及び14〜16を参照すると、カートリッジ130は、例えば、供給軸138など所定の経路に沿ってクリップ140を発射チャンバ149に供給するように構成され得る。供給軸138は、発射部材が発射チャンバ149を通過する方向とは異なる方向でクリップ140が発射チャンバ149内へと供給されるように、発射軸139を横断し得る。少なくとも1つのかかる実施形態において、供給軸138は、例えば、発射軸139に対して垂直であるか、少なくとも実質的に垂直であり得る。
再び図2を参照すると、シャフト110は、例えば、その中でクリップカートリッジ130が受容される寸法であり、そのように構成され得るカートリッジ(すなわち、マガジン)開口部131を備え得る。カートリッジ開口部131は、カートリッジ130のハウジング132がカートリッジ開口部131内で密接に受容される寸法であり、そのように構成され得る。カートリッジ開口部131を画定する側壁は、シャフト110に対するカートリッジ130の横移動を制限し得るか、少なくとも実質的に制限し得る。シャフト110及び/又はカートリッジ130は、カートリッジ開口部131でカートリッジ130を解放可能に保持するように構成され得る1つ以上のロックを更に備え得る。図2に図示されるように、カートリッジ130は、少なくとも1つの実施形態において、供給軸138と平行であるか、同一線上にある軸に沿ってカートリッジ開口部131に装填され得る。これもまた図2に示されるように、シャフト110は、シャフト110の側壁111から延在するパッド(すなわち、台座)118を更に備え得、パッド118は、カートリッジ130のハウジング132内に受容される、及び/又はそれと係合されるように構成され得る。パッド118は、パッド118が、シャフト110に対するカートリッジ130の横移動を制限できるか、少なくとも実質的に制限できるように、カートリッジハウジング内に画定される陥凹部148内で密接に受容される寸法であり、そのように構成され得る。パッド118は、シャフト110内でカートリッジ130と揃う、及び/又はカートリッジハウジング132を支持する寸法であり、そのように構成され得る。
ここで図5及び6を参照すると、クリップカートリッジ130がシャフト開口部131内に位置付けられ、そこに固定されると、クリップアプライヤー100の発射駆動装置160は、作動して、上記のようにクリップカートリッジ130からクリップ140を進めることができる。発射駆動装置160は、例えば、駆動ネジ161などの回転駆動入力部と、駆動ネジ161と動作可能に係合する、変位可能な発射ナット163と、を備え得る。駆動ネジ161は、発射ナット163全体に延在する、ネジ付き開口部とネジ止めにより係合できる少なくとも1つの駆動ネジ山162を備え得る。様々な実施形態において、クリップアプライヤー100は、例えば、駆動ネジ161と動作可能に連結された電動駆動装置を更に備え得る。様々な場合において、駆動ネジ161は、例えば、手持ち式の器具又はロボットアームを備える手術器具システムの駆動装置と動作可能に連結され得る。いずれにしても、シャフト110内での発射ナット163の移動は、駆動ネジ161が駆動装置によって長手方向軸164の周りを回転する場合、発射ナット163が長手方向軸164に沿って移動するように制限され得る。例えば、駆動ネジ161が駆動装置によって第1の方向に回転する場合、駆動ネジ161は、図6に図示されるように、発射ナット163をエンドエフェクタ120に向けて遠位に進めることができる。駆動ネジ161が駆動装置によって第1の方向とは反対の方向に回転する場合、駆動ネジ161は、発射ナット163をエンドエフェクタ120から離れるように近位に引き込むことができる。シャフト110は、駆動ネジ161を回転可能に支持するように構成され得る、1つ以上の軸受を備え得る。例えば、軸受159は、例えば、図5及び6に図示されるように、駆動ネジ161の遠位端を回転可能に支持するように構成され得る。
発射駆動装置160は、以下で詳述するように、発射ナット163を使用して遠位に進められ、近位に引き込まれることができる、発射ナット163から延在する発射部材165を更に備え得る。図5及び6を比較すると、読者は、発射ナット163及び発射部材165が近位の未発射位置(図5に図示される)から遠位の発射済み位置(図6に図示される)へと進められており、発射部材165がクリップカートリッジ130からエンドエフェクタ120へとクリップ140を進めたことを認めるであろう。主として図5を参照すると、クリップカートリッジ130は、その中に収容されている複数のクリップ140を備えるものとして図示されており、上記のように、クリップ140の1つが発射位置に位置付けられている。図5及び6に図示されるように、発射部材165は、発射部材165及び発射ナット163が遠位に進められると、発射軸167に沿ってステープルカートリッジ130内へと進み、発射位置に位置付けられたクリップ140を係合することができる遠位部166を備え得る。場合によっては、発射部材165は、線状部材を含み得るが、他の場合においては、発射部材165の遠位端166は、例えば、発射部材165から上向きに延在し得る。上記に加えて、発射部材165は、発射軸167に沿って遠位にクリップカートリッジ130から出て、エンドエフェクタ120内に画定された受容キャビティ122に入るようにクリップ140を進めることができる。
様々な場合において、発射部材165は、発射ナット163に取り付けられ、そこから遠位に延在し得るが、他の場合において、発射部材165及び発射ナット163は、発射アクチュエータ168によって互いに動作可能に接続され得る。発射アクチュエータ168は、ピボット169において発射部材165に枢動可能に取り付けられ得、シャフト110のハウジング112内に画定された長手方向スロット113と係合し得る遠位アーム170a及び近位アーム170bを備え得る。少なくとも1つのかかる実施形態において、アーム170a、170bのそれぞれは、長手方向スロット113内を摺動するように構成され得る、それらから延在するそれぞれ突起部171a及び171bなど突起部を含み得る。上記に加えて、発射ナット163は、そこから延在し、上記のように、アクチュエータ168及び発射部材165を遠位に進めるために、遠位アーム170aと係合するように構成され得る発射ピン172を更に備え得る。使用する際、図5及び6に図示される進行状況を再び参照すると、発射ナット163は、駆動ネジ161によって遠位に進められることができ、遠位アーム170aと近位アーム170bとの中間に位置付けられた発射ピン172は、遠位アーム170aと接触し、アクチュエータ168及び発射部材165を遠位に駆動させることができる。アクチュエータ168が遠位に進むと、アクチュエータ168が図6に図示される位置に達するまでは、シャフトスロット113内の突起部171a及び171bの1つ又はその両方が長手方向シャフトスロット113に対して横移動させないようにできるため、アクチュエータ168は、ピボットピン169の周りを回転しないようにされ得る。
アクチュエータ168が図6に図示される位置に達すると、遠位突起部171aは、アクチュエータ168を下向きに旋回させるか、図9に図示されるようにアクチュエータ168が下向きに旋回できるように構成され得る、長手方向スロット113の遠位スロット部114に入ることができる。少なくとも1つのかかる実施形態において、遠位突起部171aは、アクチュエータ168が発射ナット163によって進められると、遠位突起部171aを下向きに誘導し、アクチュエータ168にピボット169の周りを旋回させることができる遠位スロット部114の側壁と接触するようになり得る。かかる旋回位置において、発射ナット163から延在する発射ピン172は、アクチュエータ168の遠位アーム170aと係合しなくなってよく、続いて、発射ナット163は、アクチュエータ168とは無関係に遠位に移動してよく、したがって、アクチュエータ168及び発射部材165を置き去りにする。換言すると、長手方向シャフトスロット113の遠位端114は、発射部材165の動作を停止させてよく、かかる時点において、発射部材165の位置は、発射部材165の完全発射済み位置、すなわち最遠位位置を示し得る。かかる位置において、クリップ140は、受容キャビティ(すなわち、受容部)122内へと十分に進められる。更に、かかる位置において、受容キャビティ122内へと進められる次のクリップ140は、上記に加えて、発射部材165の上面に押し付けられ得る。
クリップ140が受容キャビティ122内に位置付けられると、上記に加えて、クリップ140は、例えば、圧着駆動装置180によって変形させられ得る。ここで図3及び4を参照すると、クリップアプライヤー100のエンドエフェクタ120は、第1のジョー123aと、第2のジョー123bと、を更に備え得、第1のジョー123a及び第2のジョー123bは、少なくとも部分的に受容チャンバ122を画定し得る。図3及び4に図示されるように、第1のジョー123aは第1の溝124aを備えてよく、第2のジョー123bは第2の溝124bを備えてよく、これらは、クリップ140の少なくとも一部を内部に受容し、支持するようにそれぞれ構成され得る。第1のジョー123aは、ピン125aによってシャフト110のフレーム111に枢動可能に連結され得、第2のジョー123bは、ピン125bによってフレーム111に枢動可能に連結され得る。使用する際、圧着駆動装置180は、第1のジョー123aと第2のジョー123bとの間に位置付けられたクリップ140を圧迫するために、第1のジョー123aを第2のジョー123bに向けて回転させる、及び/又は第2のジョー123bを第1のジョー123aに向けて回転させるように構成され得る。少なくとも1つのかかる実施形態において、圧着駆動装置180は、第1のジョー123a及び第2のジョー123bを互いに向けて旋回させるために、第1のジョー123a上に画定された第1のカム面126a及び第2のジョー123b上に画定された第2のカム面126bを係合するように構成され得る、カムアクチュエータ181を備え得る。カムアクチュエータ181は、少なくとも部分的に第1のジョー123a及び第2のジョー123bを囲むカラーを備え得る。少なくとも1つのかかる実施形態において、カラーは、ジョー123aのカム面126a及びジョー123bのカム面126bと接触し、これらを互いに向けて内側に押し込むように輪郭形成され得る、内側カム面182を備え得る。様々な状況において、エンドエフェクタ120に画定された受容チャンバ122内に位置付けられたクリップ140は、圧着駆動装置180の作動前に組織に対して位置付けられることができる。いくつかの状況において、圧着駆動装置180は、少なくとも部分的にクリップ140を圧迫するために、組織に対してクリップ140を位置付ける前に少なくとも部分的に作動され得る。特定の状況において、クリップ140及び受容チャンバ122は、図3に図示されるように、エンドエフェクタ120が非作動状態にあるときに、内側に付勢され得るか、屈曲され得る寸法であり、そのように構成され得る。様々な状況において、圧着する第1のジョー123a及び第2のジョー123bは、これらの間に位置付けられたクリップ140を弾性的に圧着する、及び/又は永続的に圧着するために作動され得る。
上記に加えて、発射ナット163は、圧着駆動装置180を作動させるように構成され得る。より詳細には、ここで図7を参照すると、圧着駆動装置180は、カムアクチュエータ181と動作可能に連結された圧着アクチュエータ188を備え得、上記のように発射ナット163が遠位に進められると、圧着アクチュエータ188は、発射ナット163によって選択的に係合され得る。少なくとも1つのかかる実施形態において、発射ナット163は、発射ナット163が発射アクチュエータ168を進めると、圧着アクチュエータ188を係合するように構成され得る、例えば、そこから延在する発射ピン184など、第2の発射ピンを更に備え得る。再び図7を参照すると、圧着アクチュエータ188は、非作動位置に位置付けられており、発射ナット163が十分に進められて圧着アクチュエータ188の遠位アーム190aを係合すると、発射ナット163は、図8に図示されるように、圧着アクチュエータ188を上向きに回転させて、作動位置に入れることができる。これもまた図8に図示されるように、遠位アーム190a及び近位アーム190bは、例えば、スロット115など、シャフト110に画定された第2の長手方向スロット内に位置付けられ得、それぞれこれらから延在する突起部191a及び突起部191bなど突起部を備え得る。圧着アクチュエータ188がその非作動位置からピボット189の周りを上向きに回転すると、突起部191a及び191bは、長手方向スロット115の近位湾曲端116から移動して、実質的に線状である、長手方向スロット115の部分に入ることができる。上記と同様に、長手方向スロット115の側壁は、長手方向経路に沿った圧着アクチュエータ188の移動を制限するように構成され得、上記のように、圧着アクチュエータ188が上向きに回転して少なくとも部分的に作動位置に入ると、圧着アクチュエータ188の回転を制限するか、阻止するように構成され得る。読者には理解されるように、発射駆動装置160の発射ピン172及び圧着駆動装置180の発射ピン184は、どちらも発射ナット163から延在する。便宜的に、かつ実証する目的で、発射ピン172及び184は、発射ナット163の同一側から延在するように図示されているが、発射ピン172は発射ナット163の第1の側面から延在し得、一方で、発射ピン184は発射ナット163の他の側面から延在し得ることが想定される。かかる状況において、発射アクチュエータ168は、駆動ネジ161の第1の側面と平行して位置付けられ得、圧着アクチュエータ188は、駆動ネジ161の反対側面と平行して位置付けられ得る。それに応じて、長手方向スロット113は、シャフトハウジング112の第1の側面に画定され得、一方、長手方向スロット115は、シャフトハウジング112の反対側面に画定され得る。
上記に加えて、カムアクチュエータ181は、図8及び10に図示されるように、圧着アクチュエータ188が発射ナット163によって遠位に進められると、遠位アーム190aから延在する遠位突起部191aが長手方向スロット115の遠位端117に達するまでカムアクチュエータ181が遠位に進められ得るように動作可能に圧着アクチュエータ188と連結され得る。かかる遠位位置において、カムアクチュエータ181は十分に進められた位置にあってよく、受容チャンバ122内に位置付けられたクリップ140は、十分に変形された、又は圧着された構成であり得る。その後、カムアクチュエータ181は引き込まれてよく、エンドエフェクタ120は再開放されてよい。より詳細には、駆動ネジ161は、発射ナット163を近位に移動させ、カムアクチュエータ181を引き込むために反対方向に回転することができ、特定の場合において、エンドエフェクタ120は、第1のジョー123及び第2のジョー123bを付勢して、図4に図示される閉鎖(すなわち、発射済み)位置から図3に図示される開放(すなわち、未発射)位置にするように構成され得る、付勢部材を更に備え得る。発射ナット163が、図10に図示されるその位置から引き込まれると、発射ナット163から延在する発射ピン184は、圧着アクチュエータ188の近位アーム190bを係合でき、図12に図示されるように、圧着アクチュエータ188及びそこから延在するカムアクチュエータ181を近位に移動させることができる。上記と同様に、圧着アクチュエータ188の近位アーム190bから延在する近位突起部191bは、湾曲近位端116の側壁と接触するように構成され得、側壁は、圧着アクチュエータ188を下向きに誘導し、圧着アクチュエータ188にピボット189の周りを回転させ得る。かかる時点において、発射ピン184は、圧着アクチュエータ188と係合しなくなってよく、カムアクチュエータ181は十分に引き込まれてよく、発射ナット163は、圧着アクチュエータ188に対して引き続き引き込まれてよい。
上記に加えて、ここで図11を参照すると、発射ナット163は、発射ナット163が近位に引き込まれると、発射アクチュエータ168を再係合するように構成され得る。上記のように、発射アクチュエータ168は、発射アクチュエータ168が長手方向スロット113の遠位端114に達すると下向きに回転し、その結果、発射アクチュエータ168は、発射ナット163が近位に引き込まれて発射アクチュエータ168を再係合するときに、まだその下向き回転位置にあり得る。図11に図示されるように、発射ナット163から延在する発射ピン172は、発射アクチュエータ168の近位アーム170bを係合することができ、発射ナット163が更に引き込まれると、発射ナット163は、アーム170aから延在する突起部171a及びアーム170bから延在する突起部171bが長手方向スロット113の長手方向部に再び入ることができるように、発射アクチュエータ168を上向きに回転させることができる。その後、発射ナット163は、図5に図示されるように、発射アクチュエータ168及びそこから延在する発射部材165がそれらの開始(すなわち、未発射)位置に戻るまで引き込まれることができる。かかる状況において、発射部材165は、新しいクリップ140が、付勢部材136によって付勢されてクリップカートリッジ130の発射チャンバ内に入るように発射ナット163によって近位に引き込まれるので、発射部材165は、クリップカートリッジ130から取り出されることができる。発射部材165及び発射アクチュエータ168がそれらの開始位置に引き込まれ、次のクリップ140が発射チャンバ内に位置付けられると、発射ナット163及び発射部材165を遠位に移動させて次のクリップ140をエンドエフェクタ120内へと進めるために、発射駆動装置160をもう一度作動させることができる。同様に、発射ナット163は、次のクリップ140を変形させるために発射ナット163をもう一度遠位に移動させると、圧着駆動装置180を再作動させることができる。その後、発射ナット163は、圧着駆動装置180及び発射駆動装置160をもう一度リセットするために引き込まれることができる。このプロセスは、十分な数のクリップ140が標的組織に適用されるまで、及び/又はクリップカートリッジ130内に収容されるクリップ140が使い果たされるまで繰り返すことができる。追加のクリップ140が必要になった場合、シャフト110から使用済みクリップカートリッジ130を取り外すことができ、追加のクリップ140を収容する交換用クリップカートリッジ130をシャフト110に挿入できる。いくつかの状況において、少なくとも部分的に使用されたクリップカートリッジ130を同一又は少なくともほぼ同一の交換用クリップカートリッジ130と交換することができる。一方、他の状況において、クリップカートリッジ130は、例えば、その中に収容される5個超又は5個未満のクリップ140を有するクリップカートリッジ、及び/又はその中に収容されるクリップ140以外のクリップを有するクリップカートリッジと交換することができる。
再び図6〜9を参照すると、図示された実施形態の発射ナット163は、発射ナット163が圧着アクチュエータ188と係合すると同時に、発射アクチュエータ168から解放されるように構成され得る。換言すると、発射駆動装置160は、圧着駆動装置180が始動すると同時に、作動を停止し得る。様々な状況において、かかるタイミングは、例えば、長手方向スロット113の遠位端114が第2の長手方向スロット115の近位端116と揃う、又は少なくとも実質的に揃うときに達成され得る。図示される実施形態及び/又は任意の他の実施形態において、発射駆動装置160の作動停止と圧着駆動装置180の始動との間には遅れが存在し得る。いくつかの状況において、発射部材165の発射ストロークの終了時点とカムアクチュエータ181の発射ストロークの開始時点との間のかかる遅れは、クリップ140がカムアクチュエータ181によって変形させられる前に、受容チャンバ122内の完全固定位置にクリップ140を確実に位置付けるために生じ得る。様々な状況において、かかる遅れは、例えば、長手方向スロット113の遠位端114が第2の長手方向スロット115の近位端116に対して近位に位置付けられるときに生じ得る。図示される実施形態及び/又は任意の他の実施形態において、発射駆動装置160の作動停止は、圧着駆動装置180の始動後に生じ得る。発射部材165の発射ストロークの終了時点とカムアクチュエータ181の発射ストロークの開始時点とのかかる重複は、いくつかの状況において、例えば、受容チャンバ122内のクリップ140の完全固定位置への移動時に少なくともある程度の内向き圧力をクリップ140に加えて、クリップ140と受容チャンバ122の側壁との間の相対移動を低減する又は排除するために生じ得る。様々な状況において、かかる重複は、例えば、長手方向スロット113の遠位端114が第2の長手方向スロット115の近位端116に対して遠位に位置付けられたときに生じ得る。
図1の図示される実施形態及び/又は任意の他の好適な実施形態において、ここで図17を参照すると、例えば、クリップカートリッジ230などのクリップカートリッジは、付勢部材136とクリップカートリッジ230内に積層された最上部クリップ140との中間に位置付けられたプッシャープレート248を備え得る。プッシャープレート248は、剛性又は少なくとも実質的に剛性であってよく、付勢部材136が付勢力を印加できる第1の軸受面を備え得る。プッシャープレート248は、最上部のクリップ140の上面145に付勢力を伝達できる第2の軸受面も備え得る。プッシャープレート248は、任意の好適な形状を備えてよく、任意の好適な材料で構成されてよいが、例えば、プッシャープレート248は、ステンレス鋼材のシートで構成され得る。特定の状況において、プッシャープレート248は、付勢部材136に取り付けられなくてよい。一方、他の状況において、プッシャープレート248は、プッシャープレート248がカートリッジハウジング132から取り外されないように付勢部材136に取り付けられ得る。様々な状況において、プッシャープレート248は、カートリッジハウジング132内に画定された近位開口部133及び/又は遠位開口部137を通過できない寸法であり、そのように構成され得る。
図1の図示される実施形態及び/又は任意の好適な実施形態において、ここで図18及び19を参照すると、例えば、クリップカートリッジ330などのクリップカートリッジは、クリップカートリッジ330内に収容されるすべてのクリップ140がカートリッジ330から押し出された後で、クリップカートリッジ330の発射チャンバ149内に位置付けられ得るロックアウト部材を備え得る。ロックアウト部材は、付勢部材136とクリップカートリッジ330内に収容された最上部クリップ140の上面145との中間に位置付けられ得るロックアウトプレート348を備え得る。使用する際、上記に加えて、クリップ140は、クリップカートリッジ130の発射チャンバ149内に連続的に位置付けられ、次いで、遠位に進められてクリップハウジング132から出され得る。最後のクリップ140が進められてクリップハウジング132から出され、発射部材165がクリップカートリッジ130から取り出された後で、付勢部材136は、シェルフ135に対してロックアウトプレート348を付勢することができる。かかる位置において、ロックアウトプレート348は、発射部材165がクリップカートリッジ130に入ることができない、又は少なくとも実質的に入ることができないように、近位開口部133及び遠位開口部137と揃い得る。かかる状況において、ロックアウトプレート348は、発射部材165がハウジング132に入り、通過しないようにし、その結果、クリップカートリッジ130がクリップを使い果たした後で、不注意によるクリップアプライヤー100の発射を防止することができる。クリップアプライヤー100の操作者が発射駆動装置160を作動させ、発射部材165を使用済みクリップカートリッジ130へと進めようとする場合、発射部材165はロックアウトプレート348と接触してこれに隣接する。かかる状況においては、発射部材165内に圧迫荷重が生じ得る。クリップアプライヤー100は、発射部材165内で生じた圧迫荷重が特定の量又は所定の量を超えると、駆動装置を摺動させ、駆動ネジ161から動作可能に駆動装置の接続を解除するように構成され得るクラッチを更に含み得る。クラッチに加えて、又はその代わりに、駆動装置及び/又はクリップアプライヤー100の駆動装置コントローラ(例えば、発射駆動装置160を動作させる)は、発射部材165内で生じた荷重を検出し、発射部材165内で生じた荷重が特定の量又は所定の量を超えると、駆動装置に供給される電圧及び/又は電流のスイッチを切る、及び/又はこれらを低減するように構成された荷重センサを備え得る。いずれにしても、ロックアウトプレート348は、発射部材165がロックアウトプレート348と接触したときに、ロックアウトプレート348が遠位開口部137及び/又は近位開口部133を通って外れることができない寸法であり、そのように構成され得る。クリップアプライヤー100を再利用するために、クリップアプライヤー100の操作者は、シャフト110から使用済みカートリッジ330を取り外し、例えば、新しいクリップカートリッジ330をシャフト110に挿入することができる。この時点において、クリップ140は、新しいクリップカートリッジ330の発射チャンバ149内に位置付けられてよく、発射部材165は、新しいクリップカートリッジ330内へと遠位に進められて、上記のようにクリップ140を配置することができる。
図1の図示される実施形態及び/又は任意の他の好適な実施形態において、ここで図20及び21を参照すると、例えば、クリップカートリッジ430などのクリップカートリッジは、クリップカートリッジ430内でのロックアウト部材の運動を制限するか、限定するように構成され得るガイドを備え得る。上記と同様に、ロックアウト部材は、例えば、付勢部材136とクリップカートリッジ430のハウジング432内に収容された最上部クリップ140の上面145との中間に位置付けられ得る、ロックアウトプレート448を備え得る。使用する際、上記と同様に、クリップ140がクリップカートリッジ430から連続的に押し出されるため、ロックアウトプレート448は、次第に下向きに発射チャンバ149に押し込まれ得る。ロックアウトプレート448は、カートリッジハウジング432内で密接に受容され、かつクリップカートリッジ430内でロックアウトプレート448が揃わなくなる可能性を低減するか、阻止するためにロックアウトプレート448とハウジング432との間の相対横移動が制限され得る寸法であり、そのように構成され得る。クリップカートリッジ430内でロックアウトプレート448が揃わなくなった場合、ロックアウトプレート448は、ハウジング432内に留められ、例えば、付勢部材136がクリップ140の積層体に適切な付勢力を印加できないようにしてよい。図20及び21に図示されるように、ロックアウトプレート438は、そこから延在するガイド部材447を更に備え、ガイド部材447は、カートリッジハウジング432内に画定されたガイドスロット446内で受容され得る。ガイド部材447及びガイドスロット446は、ガイド部材447がガイドスロット446内に密接に受容され、かつロックアウトプレート438とカートリッジハウジング432との間の相対横移動が制限され得る寸法であり、そのように構成され得る。各ガイドスロット446は、ガイド部材447が、ガイドスロット446の上部443と底部444との間にある対向する側壁445の間を摺動できるように、その中に位置付けられたガイド部材447の幅と等しいか、やや大きい、その間の距離を画定し得る、対向する側壁445によって画定され得る。したがって、ガイド部材447及びガイドスロット446は、これまでに概説したようにその間の横移動を制限するように構成され得るが、ガイド部材447及びガイドスロット446は、例えば、供給軸138と平行、又はこれと同一線上にある所定の経路に沿って、ロックアウトプレート438とカートリッジハウジング432との間の相対移動を可能にするように構成され得る。ロックアウトプレート438が付勢部材136によって発射チャンバ149に押し込まれると、ロックアウトプレート438は、これまでに概説したように、使用済みクリップカートリッジ430が別の好適なクリップカートリッジと交換されるまで発射部材165の前進及びクリップアプライヤー100の操作を阻止することができる。
図1の図示される実施形態及び/又は任意の他の好適な実施形態において、上記のように、駆動ネジ161は、第1の方向に回転して、発射ナット163を遠位に進め、第2の(すなわち、反対)方向に回転して、発射ナット163を近位に引き込むことができる。駆動ネジ161を第1及び第2の方向に回転させるために、動作可能に駆動ネジ161と連結された電動駆動装置は、対応する第1及び第2の方向で動作し得る。図1の図示される実施形態及び/又は任意の他の好適な実施形態において、クリップアプライヤーは、第1の方向のみで動作する駆動装置を使用することができ、かかる単方向での駆動装置の回転は、発射ナットを遠位に進め、発射ナットを近位に引き込むために使用することができる。ここで図22〜26を参照すると、電動駆動装置の出力は、トランスミッションシステム550を介して駆動装置システム560に伝達され得る。トランスミッションシステム550は、単方向で動作する入力シャフト552を備えてよく、トランスミッションシステム550は、トランスミッションシステム550が駆動システム560の駆動ネジ561を第1の方向に回転させる第1の状態(すなわち、構成)と、トランスミッションシステム550が駆動ネジ561を第2の(すなわち、反対)方向に回転させる第2の状態(すなわち、構成)と、を切り替え可能又は移行可能であり得る。トランスミッションシステム550の第1の状態は図22〜24に描写されており、トランスミッションシステム550の第2の状態は図25及び26に描写されている。
再び図22〜24を参照すると、入力シャフト552は、そこに取り付けられた入力歯車551を備え得、入力歯車551は、入力シャフト552の回転がシフター歯車553に伝達されるようにシフター歯車553と動作可能に連結されるか、噛み合い係合される。本明細書に記載されるすべての歯車について、動作可能に連結されるか、互いに噛み合い係合される歯車は、例えば、一方の歯車の回転を他方の歯車に伝達できる任意の好適な歯の配列を備え得る。入力シャフト552が第1の方向に回転すると、シフター歯車553は、第2の(すなわち、反対)方向に回転する。トランスミッションシステムの第1の状態では、シフター歯車553は、シフター歯車553が中間歯車554と動作可能に連結される、第1の位置にあり、上記のように、シフター歯車553が入力歯車551によって第2の方向に回転すると、中間歯車554が第1の方向に回転する。図示されていないが、中間歯車554は、例えば、クリップアプライヤー100のシャフト110内で回転可能に支持され得る。中間歯車554はまた、中間歯車554の回転を出力歯車555に伝達できるように、駆動ネジ561に取り付けられた出力歯車555と動作可能に連結され得る。上記のように、中間歯車554がシフター歯車553によって第1の方向に駆動すると、中間歯車554は、出力歯車555及び駆動ネジ561を第2の方向に駆動させることができる。上記と同様に、発射ナット563は、駆動ネジ561が第2の方向に回転すると、発射ナット563が矢印Dで示されるように遠位に進むように、駆動ネジ561と動作可能に連結され、シャフト110内で好適に拘束され得る。
上記と同様に、発射ナット563は、上記のように、クリップカートリッジ130からエンドエフェクタ120内へとクリップ140を進め、クリップ140を圧着するために、図24に図示されるように、その最遠位位置まで進めることができる。図23及び24に図示されるように、発射ナット563は、トランスミッションシステム550をその第1の状態からその第2の状態に移行させるように構成され得る、そこから延在するカムバー569を更に備え得る。図24及び図25を比較すると、読者は、トランスミッションシステム550がその第1の状態にある第1の位置とトランスミッションシステム550がその第2の状態にある第2の位置との間をシフター歯車553が移動可能であることを認めるであろう。より詳細には、シフター歯車553は、シフター歯車553が入力歯車551及び中間歯車554と動作可能に係合するその第1の位置及びシフター歯車553が中間歯車554から動作可能に解放されるその第2の位置から回転できるように、入力シャフト552の周りを回転可能であるシフター556に取り付けられる。シフター歯車553は、シフター歯車553がその第2の位置にあるときに中間歯車554から動作可能に解放されるが、シフター歯車553は、入力シャフト552から駆動ネジ561に回転運動を伝達するために、入力歯車551及び出力歯車555と動作可能に連結され得る。図24及び25に図示されるように、シフター556は、入力シャフト552がその中を通って延在できる中央開口部を備え得る。しかしながら、シフター556は、入力シャフト552と動作可能に係合しなくてよく、その結果、入力シャフト552の回転はシフター556を回転させなくてよく、同様に、シフター556の回転は入力シャフト552を回転させなくてよい。いずれにしても、シフター556は、そこから延在するカム従動子558を更に備え得、カム従動子558は、発射ナット563が遠位に進むにつれてカムバー569上に画定されたカム568によって係合され得る。カム568がカム従動子558を係合すると、カム568は、上記のように、その第1の位置とその第2の位置との間でシフター556及びシフター歯車553を回転させることができる。
上記のように、シフター歯車553がその第2の位置にあり、トランスミッションシステム550がその第2の状態にある場合、入力シャフト552及び駆動ネジ561は、いずれも第1の方向に回転することができる。より詳細には、入力シャフト552は、第1の方向に回転した場合、入力歯車551を第1の方向に回転させることができ、シフター歯車553は入力歯車551と直接係合しているため、シフター歯車553は、第2の方向に回転するであろう。読者は、シフター歯車553が、トランスミッションシステム550がその第1の状態にある場合に第1の(すなわち、反対)方向に回転することと比較して、トランスミッションシステム550がその第2の状態にある場合に第2の方向に回転することを認めるであろう。図24及び25を比較すると、上記に加えて、読者は、トランスミッションシステム550がその第2の状態にあり、したがって、別の回転方向を示す場合、中間歯車554は、入力歯車551とシフター歯車553との中間に動作可能に位置付けられなくなることを理解するであろう。シフター歯車553がその第2の位置にある場合、シフター歯車553は入力歯車551及び出力歯車555と動作可能に係合するため、シフター歯車553は、出力歯車555、及び出力歯車555に連結された駆動ネジ561を第1の方向に回転させることができる。図25及び26に図示されるように、駆動ネジ561が第1の方向に回転すると、発射ナット563は、近位に引き込まれて、エンドエフェクタ120が再開放され、発射部材165を引き込むことができるようにし得る。主として図26を参照すると、発射ナット563は、そこから延在する第2のカムバー567を更に備えてよく、第2のカムバー567は、発射ナット563がその完全引き込み位置へと近位に引き込まれるために、シフター556のカム従動子558と接触するように構成され得るカム566を備える。かかる状況において、カム566は、トランスミッションシステム550がその第1の状態にリセットされることができ、クリップアプライヤー100をもう一度作動できるように、シフター556を押してその第1の位置に戻し、中間歯車554と動作可能に係合させることができる。
上記のように、クリップアプライヤー100の発射駆動装置は、電動駆動装置を備える手術器具システムによって操作され得る。ロボット手術器具システム20は図27に図示されており、複数の可動アーム30を備え得る。各アーム30は、クリップアプライヤー100のシャフト110に回転運動を供給するように構成された電動駆動装置及び/又は任意の他の好適な手術器具を備えるアクチュエータモジュール32を備え得る。ここで図28を参照すると、エンドエフェクタ620は、選択的にクリップアプライヤーのアクチュエータシャフト610に対して係合可能であり、かつ解放可能であってよく、エンドエフェクタ620は、シャフト610の遠位端611と連結可能な近位端621を備え得る。エンドエフェクタ620の近位端621は、外側ハウジング629と、外側ハウジング629を通って延在するフレームと、フレームを通って延在する外側駆動シャフトと、外側駆動シャフトを通って延在する内側駆動シャフトと、を備え得る。同様に、シャフト610の遠位端611は、外側ハウジング619と、外側ハウジング619を通って延在するフレーム663と、フレーム663を通って延在する外側駆動シャフト662と、外側駆動シャフト662を通って延在する内側駆動シャフト661と、を備え得る。シャフト610の遠位端611に関しては、フレーム663、外側駆動シャフト662、及び内側駆動シャフト661は、そこから延在する舌状コネクタ613の一部と、その中に画定されたコネクタ溝612の一部をそれぞれ備え得る。舌状コネクタ613は、エンドエフェクタ620の近位端621に画定された舌状溝623内で受容されるように構成され得、舌状溝612は、エンドエフェクタ620の近位端621から延在する舌状コネクタ622を受容するように構成され得る。遠位シャフト端611のフレーム663、外側駆動シャフト662、及び内側駆動シャフト661にわたって延在する舌状コネクタ613と同様に、舌状コネクタ622は、エンドエフェクタ620の近位端621のフレーム、外側駆動シャフト、及び内側駆動シャフトにわたって延在し得る。また、遠位シャフト端611のフレーム663、外側駆動シャフト662、及び内側駆動シャフト661にわたって延在する舌状溝612と同様に、舌状溝623は、エンドエフェクタ620の近位端621のフレーム、外側駆動シャフト、及び内側駆動シャフトにわたって延在し得る。図28に図示される構成において、エンドエフェクタ620の舌状コネクタ622は、シャフト610の舌状コネクタ613がエンドエフェクタ620の舌状溝623に横方向に滑り込むのと同時に、シャフト610の舌状溝612に横方向に滑り込み得る。かかる組立体のおかげで、エンドエフェクタ620のフレームは、シャフト610のフレーム663にしっかり連結されることができ、エンドエフェクタ620の外側駆動シャフトは、シャフト110の外側駆動シャフト662と動作可能に連結されることができ、エンドエフェクタ620の内側駆動シャフトは、シャフト110の内側駆動シャフト661と動作可能に連結されることができる。読者は、エンドエフェクタ620がシャフト610に組み立てられたときに、舌状コネクタ612の一部が互いに揃えられ、舌状溝613の一部が互いに揃えられ、舌状溝622の一部が互いに揃えられ、舌状コネクタ623の一部が互いに揃えられることを認めるであろう。組み立てられると、シャフト110の外側駆動シャフト662は、エンドエフェクタ620の外側駆動シャフトを回転させることができ、シャフト610の内側駆動シャフト661は、エンドエフェクタ620の内側駆動シャフトを回転させることができる。外側駆動シャフト662及び/又は内側駆動シャフト661が回転すると、舌状コネクタ612の一部、舌状溝613の一部、舌状溝622の一部、及び舌状コネクタ623の一部は、揃わなくなってよい。シャフト610からエンドエフェクタ620を取り外すために、内側駆動シャフト661及び/又は外側駆動シャフト662は、舌状コネクタ612及び623、並びに舌状溝613及び622が十分に揃う1つ以上の位置へと回転され得る。
再び図28を参照すると、シャフト610の外側ハウジング619は、エンドエフェクタ620がシャフト610の遠位端611の上に横方向に摺動するときにエンドエフェクタ620の横移動を制限するように構成され得る、停止部614を更に備え得る。停止部614は、エンドエフェクタ620の内側駆動シャフト及びシャフト610の内側駆動シャフト661が長手方向軸615に沿って揃えられる、エンドエフェクタ620の外側駆動シャフト及びシャフト610の外側駆動シャフト662が長手方向軸615に沿って揃えられる、並びに/又はエンドエフェクタ620のフレーム及びシャフト610のフレーム663が長手方向軸615に沿って揃えられる、基準を提供することがきる。上記に加えて、内側駆動シャフト661は、電動駆動装置及び/又は内側駆動シャフト661を回転させるように構成された、内側駆動シャフト661と動作可能に連結された歯車列664を備え得るアクチュエータモジュール632内へと延在し得る。更に、アクチュエータモジュール632は、第2の電動駆動装置と、第2の駆動シャフト662を駆動するように構成された、動作可能に第2の駆動シャフト662に動作可能に係合される歯車列と、を備え得る。以下に詳述するように、第2の電動駆動装置を使用して、エンドエフェクタ620を接合することができる。また、上記に加えて、シャフト610の外側ハウジング619及び/又はフレーム663は、これらに取り付けられた歯車617を更に含み得、歯車617は、電動駆動装置、並びにシャフト610及びエンドエフェクタ620に長手方向軸615の周りを回転させるように構成され得る歯車列618と動作可能に係合する。例えば、電動駆動装置及び歯車列618が第1の方向に動作する場合、シャフト610及びエンドエフェクタ620は軸615の周りを時計回り方向に回転することができる。一方、電動駆動装置及び歯車列618が第2の方向に動作する場合、シャフト610及びエンドエフェクタ620は、エンドエフェクタ620を位置付け、配向するために、軸615の周りを反時計回りの方向に回転することができる。
上記のように、エンドエフェクタ620は、選択的にシャフト610に対する取り付け及び取り外しを行うことができる。読者は、エンドエフェクタ620及びシャフト610に関連して記載された原理が、とりわけ図1に開示された実施形態のエンドエフェクタ120及びシャフト110に等しく適用され得ることを認めるであろう。したがって、再び図27を参照すると、ロボットアーム30の1つは、クリップアプライヤーのエンドエフェクタ120又は、別の方法として、例えば、手術用ステープラーのエンドエフェクタなど任意の他の好適なエンドエフェクタと選択的に係合し得る。かかる状況において、エンドエフェクタ120は、別のエンドエフェクタと選択的に交換可能であり、その結果として、単一のロボットアーム30を使用して1つ以上の機能を実行することができる。換言すると、クリップアプライヤー100は、別のクリップアプライヤー装着装置及び/又は任意の他の好適な交換式装着装置と交換可能である交換式装着装置を備え得る。ここで図29を参照すると、クリップアプライヤー100のエンドエフェクタ120及びシャフト110は、ハンドル700を備える手術器具システムと共に使用することができる。ハンドル700は、上記のように駆動ネジ161に回転運動を加えるために、グリップ702に向けて動作する、又は押し込むことができるアクチュエータ701を備え得る。場合によっては、アクチュエータ701の回転は、駆動ネジ161に機械的に伝達され得る。一方、他の場合において、アクチュエータ701は、駆動ネジ161に動作可能に連結された駆動装置を動作させ得る。
上記に加えて、クリップアプライヤー100のエンドエフェクタ120及びシャフト110は、クリップアプライヤー100の長手方向軸に沿って揃い得る。ここで図30を参照すると、エンドエフェクタ120及び/又はシャフト110は、エンドエフェクタ120がクリップアプライヤー100の長手方向軸に対して関節接合できるように構成され得る、関節継手101を更に備え得る。シャフト110は、近位端102を備え得、関節継手101の遠位部を備え得る、外側ハウジング(すなわち、フレーム部)119を備え得る。近位端102は、例えば、関節継手部材103に画定された、球状又は少なくとも実質的に球状であるキャビティ104内に受容され得るものなど、球状、又は少なくとも実質的に球状である端部102を備え得る。関節継手部材103はまた、例えば、シャフトフレーム部106に画定された、球状又は少なくとも実質的に球状であるキャビティ107内に受容され得るものなど、球状、又は少なくとも実質的に球状である端部105を備え得る。シャフト110の近位端102は、近位端102がキャビティ104から容易に取り外され得ないように、キャビティ104内で少なくとも部分的に捕捉され得る。したがって、近位端102及びキャビティ104は、近位端102がキャビティ104内で任意の好適な方向に回転できる寸法であり、そのように構成され得る。図30にも図示されるように、クリップアプライヤー100は、例えば、関節継手101を通って延在し得、シャフトハウジング119の近位端102内に画定された、取り付け開口部109a及び109b内にそれぞれ取り付けられる遠位端を含み得る、関節制御部108a及び108bを更に備え得る。使用する際、関節制御部108a及び108bは、キャビティ104内で近位端102を移動させるために、押す、及び/又は引くことができる。上記に加えて、関節継手部材103の端部105は、端部105がキャビティ107から容易に取り外され得ないように、シャフトフレーム部106に画定されたキャビティ107内で少なくとも部分的に捕捉され得る。したがって、端部105及びキャビティ107は、上記のように、シャフト端部102がアクチュエータ108a及び108bによって押される、及び/又は引かれると、端部105がキャビティ107内で任意の好適な方向に回転できる寸法であり、そのように構成され得る。
上記に加えて、再び図30を参照すると、駆動ネジ161は、例えば、入力シャフト152など入力シャフトによって回転させられ得る。入力シャフト152は、シャフトフレーム部106、関節継手部材103、及びシャフトハウジング119の近位端102内に画定された開口部156を通って延在し得る。入力シャフト152は、その遠位端に取り付けられた入力歯車151を備え得、入力歯車151は、駆動ネジ161の近位端に取り付けられた出力歯車155と動作可能に連結され得る。使用する際、入力シャフト152は、上記のように、電動駆動装置によって回転させられ得、入力シャフト152は駆動ネジ161を回転させ得る。これまでに概説したように、関節継手101は、エンドエフェクタ120及びシャフト110の少なくとも一部をクリップアプライヤー100によって画定された長手方向軸に対して関節接合できるように構成され得る。かかる運動に対応するために、関節継手101を通って延在する入力シャフト152の少なくとも一部は、十分に可撓性であり得る。
ここで図31〜35を参照すると、関節アクチュエータ108a及び108bは、例えば、モジュール832などのアクチュエータモジュールによって操作され得る。主として図31を参照すると、アクチュエータモジュール832は、関節アクチュエータ108a及び108bを押し引きするように構成され得る回転式関節接合駆動部833を備え得る。関節接合駆動部833は、カラー835を回転可能に支持するために、シャフトフレーム106の少なくとも一部をその中に受容するように構成され得る開口部837を含む、円筒形、又は少なくとも実質的に円筒形のカラー835を備え得る。関節接合駆動部833は、電動駆動装置及びモジュール832の歯車列831と動作可能に連結し得る入力歯車部834を更に備え得、電動駆動装置及び歯車列831が作動すると、関節接合駆動部833は、シャフトフレーム106の周りを回転し得る。主として図32及び34を参照すると、読者は、1個のカムスロット835aのみが提供された図に示されていることを認めるであろうが、関節接合駆動部833は、カラー開口部837の側壁に画定された、2個のカムスロットを更に備え得る。カムスロット835aは、関節接合駆動部108aから延在するカム従動子838aを受容するように構成され、カム従動子838aは、カムスロット835a内で摺動するように構成される。関節接合駆動部833が回転すると、例えば、カムスロット835aの螺旋状輪郭は、関節接合駆動部833の回転方向に応じてカム従動子838aを遠位に押す、又はカム従動子838を近位に引くように構成され得る。カム従動子838の近位移動又は遠位移動の結果として、カムアクチュエータ108aは、それぞれ近位又は遠位に移動することができる。図示されていないが、関節接合駆動部108bは、カム従動子838aに類似のカム従動子を備え得、このカム従動子は、上記の他のカムスロット内を摺動するように構成され得る。他のカムスロットは、関節接合駆動部833が第1の方向に回転したときに、関節アクチュエータ108aが関節接合駆動部833によって遠位に押されると、関節アクチュエータ108bは、近位に引かれ得るように構成され得る。同様に、他のカムスロットは、関節接合駆動部833が第2の方向に回転したときに、関節アクチュエータ108aが関節接合駆動部833によって近位に引かれると、関節アクチュエータ108bは、遠位に押され得るように構成され得る。主として図32を参照すると、シャフトフレーム部106は、その中に画定された隙間スロット839を備え得、カムアクチュエータ838はそこを通って延在し得る。上記の特徴はアクチュエータモジュール832に関連して記載してきたが、かかる特徴は、本明細書に記載の他のアクチュエータモジュールに関連して使用することができる。
クリップアプライヤー装着装置は、遠位端と、近位端と、アクチュエータのフレームに解放可能に取り付けられるように構成されたフレームコネクタを備えるフレームと、を備えるシャフトを備える。クリップアプライヤー装着装置は、複数のクリップと、シャフトの遠位端から延在するエンドエフェクタと、を更に備え得、エンドエフェクタは、第1のジョーと、可動式の第2のジョーと、第1のジョーと第2のジョーとの間に画定された受容部と、を備える。この受容部は、クリップを受容するように構成されており、第2のジョーは第1のジョーに向けて移動可能であり、受容部内に位置付けられたクリップを変形させる。このクリップアプライヤー装着装置は、クリップを受容部内へと進めるように構成された遠位部と、アクチュエータの駆動部に解放可能に取り付けられるように構成された駆動コネクタを備える近位部と、を備える発射駆動装置を更に備え得る。
クリップアプライヤー装着装置は、遠位端と、近位端と、アクチュエータ装置のフレームに対して解放可能に取り付け及び取り外しできるように構成されたフレームコネクタを備えるフレームと、軸受と、を備えるシャフトを備え得る。このクリップアプライヤー装着装置は、複数のクリップと、シャフトの遠位端から延在するエンドエフェクタと、を更に備え得、エンドエフェクタは、第1のジョーと、第1のジョーに対して移動可能な第2のジョーと、第1のジョーと第2のジョーとの間に画定された受容部と、を備え、受容部は、クリップを受容するように構成される。このクリップアプライヤー装着装置は、軸受けによって回転可能に支持される、ネジ山を備える回転式駆動部と、更に、回転式駆動部のネジ山とねじ止めにより係合する発射ナットと、を備える往復回転発射駆動装置を更に含み得、発射ナットは、駆動部が第1の方向に回転するときに遠位端に向けて進むことができ、発射ナットは、駆動部が第1の方向と反対の第2の方向に回転するときに遠位端から離れて引き込まれることができ、発射ナットは、発射ナットが遠位端に向けて進むときにクリップを受容部内へと進めるように構成される。
クリップアプライヤー装着装置は、遠位端と、近位端と、フレームと、フレームを解放可能にアクチュエータに取り付けるための接続手段と、を備えるシャフトを備える。このクリップアプライヤーは、複数のクリップと、シャフトの遠位端から延在するエンドエフェクタと、を更に備え得、エンドエフェクタは、第1のジョーと、可動式の第2のジョーと、第1のジョーと第2のジョーとの間に画定された受容部と、を備え、受容部は、クリップを受容するように構成され、第2のジョーは、第1のジョーに向けて移動可能であって、受容部内に位置付けられたクリップを変形させる。このクリップアプライヤー装着装置は、クリップを受容部内へと進める発射手段を更に備え得る。
組織をクリップ留めするためのクリップアプライヤーは、遠位部と、遠位部に画定された遠位開口部と、マガジン開口部と、を備えるシャフトを備え得る。クリップアプライヤーは、マガジン開口部に着脱自在に位置付け可能であるマガジン組立体を更に備え得、マガジン組立体は、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、発射プラットフォームと、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられた複数のクリップと、発射プラットフォームに向けてクリップを付勢するように構成された付勢部材と、を備える。このクリップアプライヤーは、遠位開口部を通ってマガジンからクリップを進めるように構成された発射駆動装置を更に備え得る。
クリップアプライヤーと共に使用するためのマガジン組立体は、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、発射プラットフォームと、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられた複数のクリップと、発射プラットフォームに向けてクリップを付勢するように構成された付勢部材と、を備え得る。
クリップアプライヤー手術器具は、遠位部と、カートリッジ容器と、カートリッジ容器内に着脱自在に位置付け可能であるカートリッジ組立体と、を備える、シャフトを備え得る。このカートリッジ組立体は、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、排出口と、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体と、を備え得、クリップの積層体は、互いの上に積層された複数のクリップと、クリップを排出口と揃えるように構成された付勢部材と、を備える。このクリップアプライヤー手術器具は、排出口を通ってマガジンからクリップを進めるように構成された発射駆動装置を更に備え得る。
クリップアプライヤーと共に使用するためのカートリッジ組立体は、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、排出口と、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体と、を備え得、クリップの積層体は、互いの上に積層された複数のクリップと、クリップを排出口と揃えるように構成された付勢部材と、を備える。
クリップを適用するための手術装置は、遠位部と、遠位部に画定された装着ポートと、排出口と、を備える、シャフトを備え得る。この手術装置は、装着ポートに着脱自在に位置付け可能であるクリップカートリッジを更に備え得、クリップカートリッジは、クリップの積層体と、クリップを排出口と揃えるように構成された付勢部材と、排出口を通ってクリップカートリッジからクリップを進めるように構成された発射駆動装置と、を備える。
クリップアプライヤーと共に使用するためのクリップカートリッジは、クリップアプライヤーの装着ポートに着脱自在に位置付け可能であり得、クリップカートリッジは、クリップの積層体と、クリップを排出口と揃えるように構成された付勢部材と、を備え得る。
クリップを適用するための手術装置は、シャフトと、供給軸に沿って複数のクリップを供給するための供給手段と、発射軸に沿って発射前位置から発射済み位置へとクリップを進めるための発射手段と、を備え得、供給軸は発射軸を横断する。
組織をクリップ留めするためのクリップアプライヤーは、シャフトと、発射チャンバと、シャフトから延在するエンドエフェクタと、を備え、エンドエフェクタは、圧着チャンバと、ハウジング、ハウジング内に画定された収容チャンバ、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられた複数のクリップ、及び収容チャンバから発射チャンバ内へとクリップを連続的に付勢するように構成された付勢部材を備えるマガジン組立体と、を備える。このクリップアプライヤーは、発射チャンバ内に位置付けられたクリップを圧着チャンバ内へと進めるように構成された往復発射駆動装置と、付勢部材と複数のクリップとの中間に位置付けられたロックアウトプレートと、を更に備え得、付勢部材は、複数のクリップのすべてが圧着チャンバ内へと進められた後で、発射チャンバ内へとロックアウトプレートを付勢するように構成されており、ロックアウトプレートは、発射駆動装置を阻止するように構成されている。
クリップアプライヤーと共に使用するためのマガジン組立体は、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられた複数のクリップと、収容チャンバから発射チャンバ内へとクリップを連続的に付勢するように構成された付勢部材と、を備え得る。このマガジン組立体は、付勢部材と複数のクリップとの中間に位置付けられたロックアウトプレートを更に含み得、付勢部材は、複数のクリップのすべてがハウジングから進められた後で、発射チャンバ内へとロックアウトプレートを付勢するように構成され、ロックアウトプレートは、発射駆動装置が発射チャンバに入れないように構成される。
クリップを適用するための手術装置は、シャフトと、受容部を備えるエンドエフェクタと、ハウジング、ハウジング内に画定された収容チャンバ、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体、発射プラットフォーム、及び収容チャンバから発射プラットフォーム上へとクリップを連続的に付勢するように構成された付勢部材を備えるカートリッジと、を備え得る。この手術装置は、発射プラットフォーム上に位置付けられたクリップを受容部内へと進めるように構成された往復発射駆動装置と、付勢部材とクリップの積層体との中間に位置付けられたロックアウト部材と、を更に備え得、付勢部材は、すべてのクリップが受容部内へと進められた後で、発射プラットフォームに対してロックアウト部材を付勢するように構成されており、ロックアウト部材は、発射駆動装置を阻止するように構成されている。
クリップアプライヤーと共に使用するためのカートリッジは、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体と、発射プラットフォームと、収容チャンバから発射プラットフォーム上へとクリップを連続的に付勢するように構成された付勢部材と、を備え得る。このカートリッジは、付勢部材とクリップの積層体との中間に位置付けられたロックアウト部材を更に含み得、付勢部材は、すべてのクリップがハウジングから押し出された後で、発射プラットフォームに対してロックアウト部材を付勢するように構成され、ロックアウト部材は、発射駆動装置がハウジングを通過しないように構成される。
組織をクリップ留めするための手術装置は、シャフトと、受容部を備えるエンドエフェクタと、ハウジング、ハウジング内に画定された収容チャンバ、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体、発射チャンバ、及び収容チャンバから発射チャンバ内へとクリップを連続的に付勢するように構成された付勢部材を備えるカートリッジと、を備え得る。この手術装置は、発射チャンバ内に位置付けられたクリップを、発射ストローク中に受容部内へと進めるように構成された往復発射駆動装置と、すべてのクリップが受容部内へと進められた後で、発射駆動装置が発射ストロークを完了しないようにする阻止手段と、を更に備え得る。
クリップアプライヤーと共に使用するためのカートリッジは、ハウジングと、ハウジング内に画定された収容チャンバと、収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体と、発射チャンバと、収容チャンバから発射チャンバ内へとクリップを連続的に付勢するように構成された付勢部材と、を備え得る。このカートリッジは、すべてのクリップがハウジングから進められた後で、発射駆動装置が発射ストロークを完了しないようにする阻止手段を更に備え得る。
本明細書に開示されている装置は、単回使用の後に廃棄するよう設計することができ、又は複数回使用するよう設計することができる。しかしながら、いずれの場合も、装置は少なくとも1回の使用後、再使用のために再調整され得る。こうした再調整には、装置の分解段階、その後の洗浄段階又は特定の部品の交換段階、及びその後の再組立段階の任意の段階の組み合わせが含まれる。詳細には、装置は、分解可能であり、装置の任意の数の特定の部品又は部材を、任意の組み合わせで選択的に交換又は取り外すことができる。特定の部材の洗浄及び/又は交換に際し、装置を再調整施設において、あるいは、外科手術の直前に手術チームによって再び付けてから、その後の使用に供することができる。当業者は、デバイスの再調整に、解体、洗浄/交換、及び再組み立てのための種々の技術を使用できることを理解するであろう。このような技術の使用、及びその結果として得られる再調整された装置は、すべて、本出願の範囲内にある。
本発明を開示された特定の例示的実施形態について上記に説明したが、これらの例示的実施形態には多くの改変及び変形を行うことが可能である。例えば、異なるタイプのエンドエフェクタが採用され得る。また、特定のコンポーネントについて材料が開示されたが、他の材料が使用され得る。以上の説明及び以下の「特許請求の範囲」は、このような改変及び変形をすべて有効範囲とするものである。
米国特許第8,075,571号、表題「SURGICAL CLIP APPLIER METHODS」(2011年12月13日発行)、同第8,038,686号、表題「CLIP APPLIER CONFIGURED TO PREVENT CLIP FALLOUT」(2011年10月18日発行)、及び同第7,699,860号、表題「SURGICAL CLIP」(2010年4月20日発行)の全体の開示は、本明細書に参照により組み込まれる。
全体又は部分において、本明細書に参照により組み込まれると称されるいずれの特許公報又は他の開示物も、組み込まれた事物が現行の定義、記載、又は本開示に記載されている他の開示物と矛盾しない範囲でのみ本明細書に組み込まれる。このように及び必要な範囲で、本明細書に明瞭に記載されている開示は、参照により本明細書に組み込んだ任意の矛盾する事物に取って代わるものとする。本明細書に参照により援用するものとされているが、既存の定義、見解、又は本明細書に記載された他の開示内容と矛盾するすべての内容、又はそれらの部分は、援用された内容と既存の開示内容との間にあくまで矛盾が生じない範囲でのみ援用するものとする。
〔実施の態様〕
(1) 組織をクリップ留めするためのクリップアプライヤーであって、
シャフトであって、
遠位部と、
該遠位部に画定された遠位開口部と、
マガジン開口部と、を備える、シャフトと、
前記マガジン開口部に着脱自在に位置付け可能であるマガジン組立体であって、
ハウジングと、
該ハウジング内に画定された収容チャンバと、
発射プラットフォームと、
前記収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられた複数のクリップと、
前記発射プラットフォームに向けて前記クリップを付勢するように構成された付勢部材と、を備える、マガジン組立体と、
前記遠位開口部を通って前記マガジンからクリップを進めるように構成された発射駆動装置と、を備える、クリップアプライヤー。
(2) 前記シャフトが、
近位部と、
前記シャフトの前記近位部及び前記遠位部を回転可能に接続する関節継手と、を更に備える、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(3) 前記マガジン組立体が、前記付勢部材と前記複数のクリップとの中間に位置付けられたプッシャープレートを更に備える、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(4) 前記ハウジングが、前記発射駆動装置を受容するように構成された近位開口部を更に備える、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(5) 前記付勢部材と前記複数のクリップとの中間に位置付けられたロックアウトプレートを更に備え、前記付勢部材が、前記ロックアウトプレートを付勢して前記近位開口部と揃えて、前記クリップが前記マガジン組立体から押し出された後で前記発射駆動装置が前記収容チャンバに入らないように構成される、実施態様4に記載のクリップアプライヤー。
(6) 前記ロックアウトプレートが複数のガイドを備え、前記ハウジングが、前記ガイドと連携して、所定の経路に沿った前記ロックアウトプレートの移動を画定するように構成された、複数の連携ガイドを備える、実施態様5に記載のクリップアプライヤー。
(7) 前記発射プラットフォームがシェルフを備え、前記付勢部材が、前記クリップを前記シェルフに対して付勢するように構成され、前記シェルフが前記遠位開口部と揃っている、実施態様5に記載のクリップアプライヤー。
(8) 前記遠位開口部に対して位置付けられた第1のジョー及び第2のジョー、を更に備え、前記第1のジョーが前記第2のジョーに向けて移動可能であり、前記第1のジョーと前記第2のジョーとの中間に位置付けられたクリップを変形させる、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(9) 前記第1のジョーを前記第2のジョーに向けて移動させるように構成された圧着駆動装置を更に備え、前記圧着駆動装置が前記発射駆動装置により順序正しく作動するように構成された、実施態様8に記載のクリップアプライヤー。
(10) 前記クリップが前記マガジン組立体から押し出された後で前記発射駆動装置を阻止する手段を更に備えた、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(11) 前記発射部材が、発射軸に沿って前記ハウジングに入るように構成され、前記付勢部材が供給軸に沿って発射位置へと前記クリップを付勢するように構成され、前記供給軸が前記発射軸を横断する、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(12) 前記供給軸が前記発射軸に対して垂直である、実施態様11に記載のクリップアプライヤー。
(13) 前記マガジン組立体を前記マガジン開口部で解放可能に保持するように構成されたカートリッジロックを更に備える、実施態様1に記載のクリップアプライヤー。
(14) クリップアプライヤー手術器具であって、
シャフトであって、
遠位部と、
カートリッジ容器と、を備える、シャフトと、
前記カートリッジ容器内に着脱自在に位置付け可能であるカートリッジ組立体であって、
ハウジングと、
該ハウジング内に画定された収容チャンバと、
排出口と、
前記収容チャンバ内に着脱自在に位置付けられたクリップの積層体であって、互いの上に積層された複数のクリップを備える、クリップの積層体と、
前記クリップを前記排出口と揃えるように構成された付勢部材と、を備える、カートリッジ組立体と、
前記排出口を通って前記マガジンから前記クリップを進めるように構成された発射駆動装置と、を備える、クリップアプライヤー手術器具。
(15) 前記シャフトが、
近位部と、
前記シャフトの前記近位部及び前記遠位部を回転可能に接続する関節継手と、を更に備える、実施態様14に記載のクリップアプライヤー手術器具。
(16) 前記付勢部材と前記クリップの積層体との中間に位置付けられたロックアウトプレートを更に備え、前記ハウジングが前記発射駆動装置を受容するように構成された近位開口部を更に備え、前記付勢部材が、前記ロックアウトプレートを付勢して前記近位開口部と揃えて、前記クリップが前記カートリッジ組立体から押し出された後で前記発射駆動装置が前記収容チャンバに入らないように構成される、実施態様14に記載のクリップアプライヤー手術器具。
(17) 前記ロックアウトプレートが複数のガイドを備え、前記ハウジングが、前記ガイドと連携して、所定の経路に沿った前記ロックアウトプレートの移動を画定するように構成された、複数の連携ガイドを備える、実施態様16に記載のクリップアプライヤー手術器具。
(18) 前記ハウジングがシェルフを備え、前記付勢部材が、前記クリップを前記シェルフに対して付勢するように構成され、前記シェルフが前記排出口と揃っている、実施態様16に記載のクリップアプライヤー手術器具。
(19) 前記発射部材が、発射軸に沿って前記ハウジングに入るように構成され、前記付勢部材が供給軸に沿って発射位置へと前記クリップを付勢するように構成され、前記供給軸が前記発射軸を横断する、実施態様14に記載のクリップアプライヤー手術器具。
(20) クリップを適用するための手術装置であって、
シャフトであって、
遠位部と、
該遠位部に画定された装着ポートと、
排出口と、を備える、シャフトと、
前記装着ポートに着脱自在に位置付け可能であるクリップカートリッジであって、クリップの積層体を備える、クリップカートリッジと、
前記クリップを前記排出口と揃えるように構成された付勢部材と、
前記排出口を通って前記クリップカートリッジから前記クリップを進めるように構成された発射駆動装置と、を備える、手術装置。
(21) クリップを適用するための手術装置であって、
シャフトと、
供給軸に沿って複数のクリップを供給するための供給手段と、
発射前位置から発射済み位置へと発射軸に沿って前記クリップを進めるための発射手段であって、前記供給軸が前記発射軸を横断する、発射手段と、を備える、手術装置。