JP2015521780A - 発光装置、および光供給方法 - Google Patents

発光装置、および光供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015521780A
JP2015521780A JP2014561602A JP2014561602A JP2015521780A JP 2015521780 A JP2015521780 A JP 2015521780A JP 2014561602 A JP2014561602 A JP 2014561602A JP 2014561602 A JP2014561602 A JP 2014561602A JP 2015521780 A JP2015521780 A JP 2015521780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
emitting device
light emitting
light source
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2014561602A
Other languages
English (en)
Inventor
サラ アン ミッチェル
サラ アン ミッチェル
デビッド ジェームス モンゴメリー
デビッド ジェームス モンゴメリー
ピーター ジョン ロバート
ピーター ジョン ロバート
ジョナサン ヘファーナン
ジョナサン ヘファーナン
ジェームス ローランド サックリング
ジェームス ローランド サックリング
サミール リハニ
サミール リハニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JP2015521780A publication Critical patent/JP2015521780A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/0066Reflectors for light sources specially adapted to cooperate with point like light sources; specially adapted to cooperate with light sources the shape of which is unspecified
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V11/00Screens not covered by groups F21V1/00, F21V3/00, F21V7/00 or F21V9/00
    • F21V11/08Screens not covered by groups F21V1/00, F21V3/00, F21V7/00 or F21V9/00 using diaphragms containing one or more apertures
    • F21V11/14Screens not covered by groups F21V1/00, F21V3/00, F21V7/00 or F21V9/00 using diaphragms containing one or more apertures with many small apertures
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0096Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the lights guides being of the hollow type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/0025Combination of two or more reflectors for a single light source
    • F21V7/0033Combination of two or more reflectors for a single light source with successive reflections from one reflector to the next or following
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0033Means for improving the coupling-out of light from the light guide
    • G02B6/005Means for improving the coupling-out of light from the light guide provided by one optical element, or plurality thereof, placed on the light output side of the light guide
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0033Means for improving the coupling-out of light from the light guide
    • G02B6/0058Means for improving the coupling-out of light from the light guide varying in density, size, shape or depth along the light guide
    • G02B6/0061Means for improving the coupling-out of light from the light guide varying in density, size, shape or depth along the light guide to provide homogeneous light output intensity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

発光装置は、キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む放射面であって、面内に形成された複数の開口部を有する放射面を含む透明光学キャビティと、上記キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む底面と、上記底面に対して配置され、光源からの光を受けるために形成された少なくとも1つの受光面と、を備えている。上記複数の開口部は、上記放射面から放射される光の均一性、角度分布、効率性、または光度のうち少なくとも1つを最大化するように配置され、上記受光面で受光された光の分布は、上記放射面および上記底面のうち少なくとも1つ、または上記受光面によって変更される。

Description

本発明は、屋内や屋外の環境において光を供給することができる指向性を有する照明器具(例えばスポットライトやアクセント照明)に関する。さらに言えば、断面が薄く、グレアを抑える必要があるスポットライトに関する。この照明器具はさらに、角度および方向が制御された照明を供給可能である。
本出願は、2012年7月20日に出願された米国仮出願第61/673,902号明細書、および2012年7月31日に出願された米国出願第13/563,117号明細書に基づく優先権を主張する。その全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
スポットライト、アクセント照明、ダウンライトなどの指向性を有する照明器具は、住宅、商業、および工業用の建物に広く応用されて使用されている。これらは特に、キッチンにおける作業照明および小売店におけるアクセント照明といった、高い表面輝度が必要となる場所で使用される。これらの照明器具は、基本的なレベルにおいて、光を生み出す光源と、光源から放射された光をコリメートする光学部材という2つの構成要素からなる。ほとんどの光源、および、タングステン電球、ハロゲン電球、HID、LED、CFL、OLEDといったすべての一般的な光源は、非常に広い角度分布の(等方性の、またはランバーシアン分布の)光を発する。そして、上記光学部材はこの光を望みの指向性でコリメートする。このことはまた、照明器具の光度を増加させるので、より小さい範囲での明るさが向上する。
光学部材の最も一般的で単純な形態は反射カップであり、この反射カップにはTIRまたは金属リフレクタといった、多くの形態が使用され得る。そしてこれらは一般的によく知られている。
効果的なスポットライトを作るためには、システムのエテンデュ(etendue)が一定に保たれなければならない。このため、光源の発光範囲は、リフレクタによる放射の前方範囲より十分に小さくなければならない。よって、小さい点状の光源が理想的である。これは、CFLまたはOLEDを用いると不可能な場合がしばしばある。しかしながら、LEDを用いると可能である。また、上記光学部材は光源からの光をできるだけ多くとらえ、方向付けて出射する必要がある。これは、リフレクタもまた、開口領域に対して十分な厚みを有していなければならず、コリメーションが大きければ、厚みも増すことを意味する。
現在、発光システムの現代的なデザインは、しばしば薄く平坦な発光のための構造を必要とし、必然的に、指向性を有する非常に薄い光源を作ることが困難になっている。明るく、厚みが薄いスポットライトは、小型のリフレクタを有する、多くの小型の光源を一般的に使用している。明るさの実現において、一般的なスポットライトでは、前部の開口と厚みがあるゆえに、LEDのサイズに制限があり、最小の光学部材の薄さは、効率の面で大幅な損失が発生する前の厚み、すなわち12〜14mmとなる傾向にある。
加えて、小さい、または点状の光源は、サイズ、重さ、および照明器具に搭載する能力の点でしばしば便利であるが、光が小領域から発せられるという点が、ユーザにとって不利である。つまり、危険なほど明るくなかったとしても、もし小型の光源から発せられた光を直接または周辺視野において見た場合は不快な事態となり、これはグレア(glare)として知られている。広範囲を照らす照明器具は、いくつかの環境において望ましいものである。与えられた明るさの小型の光源に、より広い平面領域に光を出力させることができるためである。これにより、知覚される平面の明るさを減らし、光源の視的快適性を増加させている。光ファイバ型の照明器具は、1つ以上の小型、または点状の光源から広範囲の光源を生成する方法として、照明およびディスプレイのバックライトへの応用の両方が一般的に知られている。最も一般的な形状としては、光が、光源から透光性プラスチック(PMMA、アクリル性プラスチックなど)またはガラスのような材料にインカップリングされると(in-coupled)、当該光は全反射(TIR)によって上記材料を透過し、全反射を阻むためにデザインされたアウトカップリング構造(out-coupling feature)に衝突したときのみアウトカップリングされる(out-coupled)。これらの光導波路は安く、製造が容易であるが、特に大型の光導波路において、使用される材料によって光導波路が重くなってしまう。加えて、光導波路からの発光の角度分布は、通常、最適なものではなく、望みの発光の指向性を得るためには、複数の追加の光学フィルムを必要とする。
別のアプローチとして、反射キャビティを作る方法がある。このアプローチは、米国特許第7726828号明細書(Sato,2010年6月1日)にて採用されている。図1に示すように、発光体は、底面の中央に光源を有するキャビティまたは光導波路である。使用可能な光操舵装置は、光の方向が変化し、光源から優先的に離れ、キャビティの側面に向かう方向となるように、光源の上に「放射側反射手段」を含む。キャビティおよび光導波路は、光の反射または拡散を起こし得る反射媒体によって囲まれている。これにより、少なくとも1つの面において、反射材料に作られた穴、または他の反射を遮断するものを介したアウトカップリングが可能となる。
米国特許第7726828号明細書としての欧州特許第2163807号明細書(Sato,2010年3月17日)では、図2に示すように、広範囲の光源において反射キャビティが形成されている。この場合、開口比率A(キャビティから放射された光の面積比)と、光源からの半径範囲xとの間の特有の関係性は、A=bx+c(bとcは定数)という関係にて記載される。例えば、光源の近傍の穴のレイアウトがより広い半径範囲におけるレイアウトと異なるように、穴のパターンのレイアウトもまた、半径の関数につれて変化してもよい。
米国特許第7494246号明細書(Harbors,2009年2月24日)では、図3に示すように、複数のLEDが反射キャビティに分布している。キャビティは反射側面を有し、反射側面の1つは、光を出すための貫通した小穴を有する。照明の発光特性の更なる制御のために、各穴に配置された小レンズ、または穴を切頭円錐形状に形成することによって、キャビティから放射された光の角度が変化する。
欧州特許第2312199号明細書(Sato,2008年8月6日)では、穴のパターンを使用して広い平面光源を得るために、指向性を有する光源が使われることにより、光源からより遠くへの伝送が可能となる。
一般的に、光導波路からのアウトカップリング光および拡散リフレクタからの反射光は、光導波路または照明器具から放射された光の角度特性に対する正確な制御を行う場合にはよい方法ではない。つまり、光導波路からの放射による近似ビームの形成は、放射形状の慎重な設計によって可能となるが、一般的に、より正確なビーム形成のための追加の光学フィルム(例えば、輝度上昇フィルム)が必要となる。拡散リフレクタは光の拡散反射を引き起こすため、光伝搬の主要な手段として拡散反射を行う照明器具からの光の放射は、ほぼランバーシアン分布となる。これには、必然的にすべての「普通の」幾何光学のためのエテンデュの法則が必要となり、放射の領域と平均的立体角との積は定数となる。
解決方法の1つは、レンズまたはミラー化されたリフレクタを使用することである。しかしながら、これらの部材は、強いコリメーションのために光源より大きくなければならず、それらの性質によって、ビームの経路に沿って、光源から物理的に離れていなければならない。そのため、光学部材が厚くなってしまう。
本発明に係る装置および方法は、従来技術には無い4つの重要な特徴を有する、異なるタイプの光学部材を含む。それは、
−小幅のビーム(狭い角度分布による高い輝度)、
−細い側面(デザインの自由化)、
−広範囲への放射(グレアの削減)、
−単一の光源(より安く、シンプルな駆動電子機器)または複数の光源、である。
上記光学部材は、当該光学部材の中に配置された、1つ以上の光源(例えばLED)を有するキャビティを含む。このキャビティは、表面を高反射性の材料(例えば、干渉フィルムまたは金属化レイヤ)で覆われている。各光源の周りの面は、上方に向かって少しだけ傾いている。キャビティの上部面は、光度、効率、または他の特性を最大化するように設計された、パターン化された穴または開口部の組からなる。
光源から出力された光は、側面で何度も反射し、穴を通って外部に出る。底面の角度は、光がキャビティから出る前に、よりコリメートされた状態になるように、光の角度を変化させる。これは、開口部の適切なパターンと共に、角度分布が制御された照明器具をもたらす。
面が少しだけ傾いていること、および光が何度も反射するという事実は、光学部材の厚みが、同数の光源を使用する単純なリフレクタより十分薄くなり得ることを意味する。
光はまた、穴の配列を通ってキャビティから外部へ出る。これにより、広範囲の狭いビーム源を実現する。
そして、光源が直接見られることがなく、光が照明器具からより低い輝度で網膜において広がる。これにより、グレアを減らすことができる。
別の実施形態では、既に方向が指定され、キャビティの底面への傾斜がない光源を使用する。この場合、方向が指定された光源はすでにコリメートされた光源であり、例えばレーザのような本質的なものであってもよいし、本発明の光学部材とは異なる、既に存在する光学部材(例えば、より小さな反射カップ)を有するLEDであってもよい。また、この実施形態では、本発明の光学部材の受光面が光をコリメートする場合(例えば、カーブしたレンズ状の面)についても言及している。
鏡状のリフレクタを使用することによって、光源から出力された光は直線状に放射して外部へ向かう。さらにこれは、重要なことに、照明器具の面にある穴の位置の決定に関して、制限があることを示している。つまり、穴の密度が半径の関数として定義されるだけでなく、より広い半径範囲の穴からの放射が、より狭い半径範囲の穴による遮断を受けない、または影で覆われないということを保証するために、半径および角度の関数として穴が注意深く配置される。
すなわち、本発明に係る装置および方法は、特定の角度での出力性能を有する光源とともに鏡状のリフレクタを使用する。このリフレクタは、光源を囲むキャビティ内に形成され、キャビティから光を放射するように、当該リフレクタを貫通した穴が形成される。鏡状のリフレクタの使用によって、光源の角度特性が、キャビティからの放射の際にも保持される。穴は、光が反射キャビティの面から均等に放射されるように配置され、さらに、穴の位置は、より広い半径範囲の穴が十分な光を放射し、当該穴がより小さい半径範囲の穴からの放射によって影で覆われないような位置に決定される。
本発明のさらなる態様は、キャビティの内側の光線の角度がキャビティの壁での反射で変更されるようにキャビティの壁を修正すること、または、キャビティ内に新たな光学的特徴を導入することにより、キャビティの内側の光を誘導するために使用される追加の光学的特徴に関する。
そして、指向性を有する複数の光源(または異なる周囲の傾斜を有する光源)の使用は、角度の広がり、照明器具からの方向、またはその両方によって変更可能な放射角の特性を有する照明器具を生成するために使用され得る。
本発明の実施形態は、一般的なライティングのための照明器具に適用されるものとして要約されるが、同様の技術が液晶ディスプレイのようなディスプレイパネルのための均一なバックライトとして使用される。ここに記載された方法は、電話、モニター、テレビ、または信号系のアプリケーションのための、コリメートされた、または制御可能なバックライトとして使用され得る。照明器具への応用の場合、輝度および分布が重要である。ディスプレイの照明としての応用における均一性もまた重要である。
本発明の一態様によれば、発光装置は、キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む放射面であって、面内に形成された複数の開口部を有する放射面を含む透明光学キャビティと、上記キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む底面と、上記底面に対して配置され、光源からの光を受けるために形成された少なくとも1つの受光面と、を備え、上記複数の開口部は、上記放射面から放射される光の均一性、角度分布、効率性、または光度のうち少なくとも1つを最大化するように配置され、上記受光面で受光された光の分布は、上記放射面および上記底面のうち少なくとも1つ、または上記受光面によって変更される。
本発明の一態様によれば、少なくとも1つの予め備えられた光源が配置された予め定義された領域においてグレアフリーの光を供給する方法は、本願明細書に記載された発光装置の受光面を、上記予め備えられた光源から出力された光を上記受光面にて受光するように、上記予め備えられた光源に対して配置するステップを含む。
上述の目的および関連する目的を達成するために、本発明は、後述する記載において十分に説明され、かつ請求項において具体的に指摘される特徴を備える。以下の説明および添付された図面は、本発明の確実な実例となる実施形態について詳細に説明する。しかしながら、これらの実施形態は、本発明の原理が採用されたさまざまな方法のうちのいくつかを示すものである。本発明の他の目的、利点、および新しい特徴は、図面と共に参照される以下の本発明の詳細な説明によって明らかとなるだろう。
添付された各図面において、同じ参照番号は同じ部材または特徴を示す。
図1は、米国特許第7726828号明細書における発光装置を示す。 図2は、欧州特許第2163807号明細書における発光装置を示す。 図3は、米国特許第7494246号明細書における発光装置を示す。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具の一例を示す。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る照明器具において取り得る光度および角度分布を示す。 図6は、第1の実施形態に係る複数光源による光学構造の一例を示す。 図7aは、第1の実施形態において取り得る構造的実現を示す。 図7bは、第1の実施形態において取り得る構造的実現を示す。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る照明器具の一例を示す。 図9は、第2の実施形態における光の経路の一例を示す。 図10は、アウトカップリングする穴のサイズと光の経路との間の関係の一例を示す。 図11は、反射面上のアウトカップリングする穴の分布の一例を示す図である。 図12は、光源の別の角度分布と、本発明の第3の実施形態に係る照明器具からの出力を示す。 図13は、光源からの出力の角度を制御するためのレンズシステムの一例を示す。 図14は、光源からの出力の角度を制御するためのリフレクタシステムの一例を示す。 図15aは、本発明の第4の実施形態に係る照明器具の垂直軸について対称でない発光分布を有する光源の一例を示す。 図15bは、本発明の実施形態に係る異なる角度分布の複数のLEDを有する光源の一例を示す。 図16は、バックライトとしての照明器具の使用を示す。 図17は、バックライトとしての実施形態のためのアウトカップリングする穴の分布の一例を示す。 図18は、バックライトとしての実施形態にて使用される追加の光学フィルムを示す。 図19は、本発明の第6の実施形態に係る任意の分布のための最大のアウトカップリングする穴のスペーシングを示す。 図20aは、反射キャビティにおいて本発明の第7の実施形態に係る外部光源が改良された照明器具の一例を示す。 図20bは、反射キャビティにおいて本発明の第7の実施形態に係る外部光源が改良された照明器具の一例を示す。 図20cは、反射キャビティにおいて本発明の第7の実施形態に係る外部光源が改良された照明器具の一例を示す。 図21は、本発明の第8の実施形態に係る反射空洞部内における複数の光源の使用を示す。 図22は、本発明の第9の実施形態に係る反射空洞部の面に光を誘導するための追加の光学的特徴の使用を示す。 図23aは、光の誘導のために使用される光学的特徴の一例を示す。 図23bは、光の誘導のために使用される光学的特徴の一例を示す。 図24aは、本発明の第10の実施形態に係る反射空洞部の面から外側の方向への光の誘導のための光学的特徴の使用を示す。 図24bは、本発明の第10の実施形態に係る反射空洞部の面から外側の方向への光の誘導のための光学的特徴の使用を示す。 図25は、本発明の第11の実施形態に係る、個々の光学的特徴の代わりである連続する幾何学的配列の使用の一例を示す。 図26は、反射空洞部の断面図であり、個々の光学的特徴の代わりである連続する幾何学的配列の使用の一例を示す。 図27は、個々の光学的特徴の代わりである連続する幾何学的配列の使用を示す。 図28aは、放射面の真下にて拡散媒体または散乱媒体を使用する実施形態を示す。 図28bは、放射面の上部にて拡散媒体または散乱媒体を使用する実施形態を示す。 図28cは、放射面の上にて穴のある拡散媒体または散乱媒体を使用する実施形態を示す。
本発明に係る発光装置は、放射面、底面、および上記底面に、または上記底面に対して形成された受光面を有する透明光学キャビティを含む。放射面および底面は、鏡面反射材料を含み、複数の開口部が放射面に形成される。上記開口部は、上記放射面から放射される光の均一性、角度分布、効率性、または光度のうち少なくとも1つを最大化するように配置される。さらに、放射面および底面のうち少なくとも1つ、または受光面は、受光面で受光された光の分布を変更する。
図4は、本発明に係る好ましい実施形態を示す。光源41は、以降、LEDとして言及するが、本発明の光源のタイプはLEDに限定されるものではない。
本実施形態に係る光学部材は、キャビティ40を備えている。キャビティ40は、空気が充填されるか、またはPMMA(ポリメチルメタクリレート)のような透明光学材料である。キャビティは、光源から延びる(すなわち、放射面に向かって傾斜している)スロープ120を有する底面40aを含む。光源が点状である場合、スロープは、光源の周りに円形状に対称である。光源が線状である場合、スロープもまた光源から線状に延びる。
スロープ120は、直線状であってもよいし、カーブしていてもよい。このカーブは円錐曲線、特に、断面において正円、楕円、または放物線の一部または円弧であってもよい。
キャビティは末端部48(受光面48とも称する)を有する。末端部は、直線状またはレンズ形状であり、鏡面反射または拡散反射能を有する(すなわち、末端部は曲線状のリフレクタを提供するレンズ形状であってもよい)。上部面121は、当該面が切り取られてできた開口部43を有する鏡面反射領域からなる。開口部は、そのサイズおよび分布が、光源からの距離および角度によって変わる穴のパターンからなる。(光源から離れている)上部リフレクタの上部面は、反射能を必要とせず、装置のパフォーマンスに影響を及ぼさないと考えられるため、どのような色であってもよい。
鏡面反射面は、(一般的に利用できるESRフィルムのような)干渉フィルム、または銀あるいはアルミニウムのような金属反射層を含んでもよい。
光学部材は、光がコリメートされるように、上部リフレクタ121とスロープリフレクタ120との間で光を反射して再循環させる。光は上部リフレクタの穴43によってキャビティからアウトカップリングされ、これらの穴の適切な位置は、スロープの角度、厚さ、および光源のサイズによる全体効率、面からの出力光の均一性(見かけの均一性および実際の均一性の両方)、角度分布、およびピーク光度のすべてを最適化するような位置とすることができる。出力光の角度分布のシミュレーション例を図5に示す。
全体効率は、入力された光学的エネルギーまたは電気的エネルギーに対して、すべての角度にわたって出力されたエネルギーの比率として定義される。
光度は、単位立体角当たりの光の明るさであり、カンデラまたは照明器具からの光のステラジアンあたりのワットで表される。
角度分布は表面法線から角度を離していったときの光度の変化である。円筒状に対称な照明器具に対して、これは、極角のみの関数となる。
面均一性は、照明器具の発光面の単位面積当たりにおける最小輝度に対する最大輝度の比率として定義される。面均一性は、全ての光が考慮された場合には実際のものとなるが、面の遠方からの観察者の観点からは見かけ上のものである。広範囲における発光の見かけ上の均一性が高いと、光度が高かったとしても、網膜照度が低くなる結果となることにより、グレアが低くなる。リフレクタを用いる現在のスポットライトは、一般的に非常に低い均一性の分布を有する。
LEDの周囲の小領域において、底面が上部面と平行であってもよい(不図示)。
反射光のコリメートという同じ効果を有しているので、底面ではなく、上部面(放射面)をカーブさせるまたは傾斜させることもまた可能である。例えば放射面を、底面および光受光面に対して傾斜させるように構成してもよい。
照明器具を構成する2つの方法が、図7aおよび図7bに示されている。図7aは、キャビティが、成形された透明ガラスまたはプラスチックからなる、正しい形状の光学部材125を含む、1つの可能な構成を示す。この周囲(またはこの表面上)には、スロープ120、側面48、および上部面121上の鏡面リフレクタがある。リフレクタは面上への蒸着または接着などによって取り付けられる。性能を維持するためには、これらのリフレクタの平面度を維持することが重要である。
別の構成方法が図7bに示されている。この場合、キャビティ43は空気である。スロープ120および側面48のリフレクタは蒸着されるか、プラスチックまたは金属の補助部123によって固定されている。上部リフレクタ121は、1または2のガラスまたはプラスチックからなる透明シート122によって支えられている。透明シート122は、リングまたは他のねじ構造124を使用することで補助部123中に取り付けられている。この構造は、レンズリングと同様である。
ねじ構造124はまた、ユーザが上面リフレクタを光源に近づくまたは遠ざかるように動かすことにより、望みのレベルの角度分布に「調整する」ために使用される。
LEDは、連続する光学媒体を形成するために、キャビティの材料に接着されてもよいし、LEDとキャビティの材料との間に空隙があってもよい。
この照明器具における放熱は、既存の方法によってなされてもよいし、照明器具の補助構造を組み込んでもよい。
以下の実施形態では、好ましい実施形態に関連する記載、およびこの実施形態に関連する記載がなされるであろう。
図6は、複数のLED41’が、近接する光学部材に連結された光学部材と共に配列されることによる、光学部材のさらなる拡張をしめす図である。側面リフレクタ48は必要ない。連結された光学部材は、四角形、線形、三角形などに配列され得るが、平面を埋め尽くす必要は無い。
図8は、底面の受光面に配置された中心光源41、及びキャビティの放射面上に配置された光抽出のための穴43を有する更なる実施形態における反射キャビティ40の断面を示す。反射キャビティは、上述したように、鏡面反射材料42から形成される。この実施形態において、キャビティの対向する壁(本例における放射面及び底面)は、実質的に平行である。光源は、キャビティに光を出力するために、キャビティの中心または他の位置に配置される。光源から出力された光は、明確な角度範囲を有しており、例えば、6度、10度、または15度の半角(half-angle)の円錐内に出力される(他の範囲、非対称な角度範囲であってもよい)。光源は、例えば、1以上の発光ダイオード(LED)またはレーザダイオード(LD)のような半導体発光装置であってもよいし、限定はされないが、タングステンフィラメント、メタルハライド、またはハロゲン電球であってもよい。この光源は、光の放射をコリメートするため、光源上の小さいリフレクタのようなコリメート光学部材を有してもよい。光が光源から伝搬する際に、キャビティの壁から反射されなければ、光は直線の経路を進む。これは、照明器具の法線軸に垂直な平面(照明器具の法線軸は、放射面に垂直であって、x−x’線44によって示されている)において、光が光源から放射状の経路を直進することを意味している。第一の実施形態と同様に、図9に示すように、光は、放射面の穴に遭遇すると、キャビティから漏れる。光源が照明器具の法線軸について均一な分布を有しており、キャビティの中心に配置されている場合、照明器具の表面上の放射の、見かけ上または実際の均一性を最大化するための最適な穴のパターンは、照明器具の中心について回転対称性を有する。既に述べた通り、キャビティは、拡散リフレクタではなく、鏡面リフレクタから構成されているため、光線50は、直線の経路を進み、新しい方向に散乱されることはない。これは、半径及び角度の両方の関数として、穴の配置の注意深い設計が要求される、ホールシャドーイング(hole shadowing)という潜在的な問題を引き起こす。
Figure 2015521780
ここで、hは、キャビティの高さ(垂直方向の間隔)である。穴の直径がdよりも大きい場合、放射状の経路に沿って穴の中心を通る全ての光線はアウトカップリングされ、反射が鏡面反射であるため、経路は再び満たされることはない。すなわち、同じ経路に沿った穴は、これ以上光線を生じることはない。ホールシャドーイングを防止するための一手法が、図11に示されている。この例において、穴は、一定の半径範囲に位置しないように配置されており、半径範囲の増加につれて角度がオフセットされている(正確な設計は、必ずしも好ましい実施形態になるとは限らない。なぜなら、穴の最適な数及び配置は、照明器具のサイズ、光源、及び他の制約によって変化し得るものであるからである。換言すれば、隣り合う穴は、互いに角度に関してオフセットされている。ここで示した設計は、単に、より小さい半径範囲における穴と比較して、穴をオフセットさせる必要性を示したものである)。
さらなる実施形態が図12に示されている。さらなる実施形態は、上述の実施形態、特に図8の実施形態を参照する。これは、平行な上面及び底面によって、その内部に光を放射する光源の角度プロファイル(angular profile)が再現されるためである。この実施形態は、角度可変照明器具を作成するために、放射角可変源(variable emission angle source)80a、bを用いる。光源の角度特性が変化することによって、照明器具のキャビティから出力された光の角度特性81a、bもまた変化する。光源の角度特性の変化は、複数の手段によって達成されてもよい。例えば、図13に示すように、1以上のレンズ90が、光源の上、すなわち、レンズが、放射の角度を調整するために制御可能なように、レンズに関連した光源の位置に設けられてもよい。あるいは、図14に示すように、光源は、半コリメートリフレクタ(semi-collimating reflector)100の内部で調整可能であってもよい。単一の角度可変光源である場合、リフレクタにおける最適な穴のパターンは、平均の場合(例えば、可能な角度放射の範囲の中間点)について、または、最も一般的に用いられることが期待される角度プロファイルについて決定されてもよい。角度プロファイルを変化させるための異なる光学部材をそれぞれ備えた一群のLEDが用いられてもよく、それらのLEDの1以上は、異なる分布を作り出すために用いられてもよい。光の角度を変えるための他の方法は、この光学部材とともに適用されてもよい。
さらなる実施形態が図15aに示されている。これは、上述の実施形態の何れかに適用されるものであるが、照明器具の軸44について非対称な放射分布110を有する光源を用いるものである。この場合、光源は、照明器具における中心、または中心から離れた位置に配置されてもよい。しかし、何れの場合においても、照明器具の表面上の放射の均一性を最大化するために、光源からの放射における非対称は、穴の最適なサイズおよび分布が光源の位置に対して回転対称性を有していないことを意味している。異なる角度分布を有する複数のLEDが設けられてもよい。照明器具は、その内部に放射された光の角度分布を再現する。この図解が図15bに示されている。この図において、異なる光源41a、b、c(3つが図示されているが、光源の数は3つに限定されない)は、キャビティ40の内部の異なる方向に、光を放射する。各光源は、底部リフレクタの傾斜に応じた異なる角度分布111a、b、cを生み出す。底面リフレクタが、平行面42である場合、角度分布111a、b、cは、LED分布110a、b、cと同様になるであろう。底面リフレクタが、スロープ120(または、負のスロープ172)である場合、異なる分布が得られる。
LED41a、b、cの制御は、例えば、個別のカメラによる追跡メカニズムのように、手動制御または自動式の制御ユニット112によって行われる。独立したLEDの起動は、照明器具全体としての方向制御を生み出す。
さらなる実施形態は、表示装置用のコリメートされたバックライトを作り出すために、上述の実施形態において概要が説明された、鏡面反射キャビティの原理を用いる。これを達成するため、コリメートされた複数の光源が、キャビティの内部に放射された光を提供するために用いられる。これらの光源は、図16に示すように、所望の角度特性を提供するためのリフレクタ131を有する単一の反射LED(SRLED)であってもよいが、光源は、要求される角度特性を有する他の手段によって提供されてもよい。光源は、キャビティの1以上の端面に沿って配置され、照明器具の法線軸に平行でない光軸132の方向に光を放射する。また、光源は、光が底面及び放射面反射面における反射を介してキャビティを横切って伝搬するように、光源が配置された端面から離れるように選択的に角度付けされることが好ましい。上面及び下面42に平行な軸方向132への光の放射も可能である。光がキャビティの全ての部分を伝搬することを保証するための、側面ごとに必要とされる光源の最低限の数は、要求された輝度、光源のサイズ及び輝度、放射された光のコリメーション、ならびにキャビティの寸法によって決定される。同様に、キャビティの放射面における穴の配置は、要求される光源の数、及び構成に対して決定されることが必要である。2組の光源が、反射キャビティの対向する側面140及び141の下に配置されている場合の一例が、図17における上面図として示される。複数のLED130、131等は、同じコリメーション、及び同じ放射方向を有していなくてもよく、均一性を最大化するとともに、制御可能なコリメーション及び/又はバックライトへの方向を作り出すために、複数のLED130、131等が配列されていてもよい。放射された光の要求された特性に応じて、図18に示すように、バックライトに加えて、追加の光学フィルム150が用いられてもよい。これらの光学フィルムは、バックライトから放射された後の光をさらに導くため、例えば、コリメーションを増加させるため、または、放射の角度を照明器具の法線軸により近づけるように変更するために用いられてもよい。図示のように、LEDの放射方向は、所望の分布のコリメートされたビームを得ることができるように、フィルムのプリズム構造に適合するように選択されてもよい。拡散体もまた、角度分布を変化させるため、分布におけるリップルを取り除くため、および、均一性を向上させるために、用いられてもよい。
さらなる実施形態は、視覚的快適さをさらに保証するための、上述の実施形態における穴のサイズ及び間隔の決定に関係する。随意的に、穴のサイズ及び間隔は、特に、与えられた距離において穴が個別に識別可能となることを防ぐために、追加の制約とともに設計されてもよい。図19は、反射キャビティから光を放射する穴の一例を示している。この場合、穴間の距離はD(160)によって示されている。典型的な人間の目は、1.7ミリラジアンまでの角度分解能を有しており、任意の視距離(viewing distance)V(視距離Vは、観察者からバックライトの表面までの距離をメートルで示したもの)について、穴が個別に識別可能とならないことを保証するために、許容可能な穴の間隔が算出される。この最大間隔Dは、以下の数式によっておおよそ算出される。
D=tan(1.7×10−3)×V
例えば、1メートルの視距離において、穴間の間隔D=1.7mmの空間分解能は、1.7ミリラジアンの角度分離(angular separation)に対応する。したがって、穴間の間隔Dは、好ましくは、D<tan(1.7×10−3)×Vになるように選択される。
さらなる実施形態は、先の実施形態において述べたような、光をアウトカップリングするための穴を有する反射キャビティの概念を用いるが、既存の光170にこれを適用するものである。この点について、よりよい均一性及びその結果としてグレアが低減された光は、1以上の既存の光源を有する予め規定された範囲において提供される。例えば、反射キャビティは、ここに記述されているように形成されてもよいし、キャビティは、少なくとも1つの既存の光源と光通信するように配置されてもよい。その結果、より広い範囲の照明器具であって、元々の光源と同じ角度放射特性を有する照明器具が得られる。これは図20aに示されている。傾斜した底面リフレクタ120の使用が図20bに示されている。この場合、アダプタユニットは、既存の照明器具からの光をさらにコリメートする。対向するスロープ172、すなわち、光源からの距離に応じて厚みが増加するようなスロープの使用は、角度分布を増加させるために用いられてもよい。図20の実施形態の全ての態様は、光源とは別に、商業的に販売されてもよいし、既存の照明器具に取り付けられてもよい。
これは、ダウンライトからの粗いグレアを低減すること、および室内照明を和らげることに有用である。これは、特に、視覚的な明瞭さを保つために高い輝度の光を必要とするが、グレアに対する応答が衰弱しているような高齢者にとって、有用である。これは、特に、緑内障またはAMDのようないくつかの視覚障害の真実である。
これらの光学部材171の取り付け方法は、スクリューリング、クランプ、または他の取り付け方法によってなされてもよく、MR16、PAR、あるいは、他のスポットライトまたはダウンライト構造に取り付けられるように設計されてもよい。
図21に示すさらなる実施形態は、照明器具を作成するために、複数の光源41をキャビティ内に配置する。この場合、1以上の光源からの光が、各穴において出力された光に寄与するので、増加した光源の数が、前方リフレクタの穴の位置に関するより大きな柔軟性をもたらす。この構成における第2の利点は、光源の角度特性が、有利に混合されることである。すなわち、先の実施形態において述べたように、光線は、光源から放射状に伝搬し、1つの光源から放射状の方向(radial direction:動径方向とも呼ぶ)に沿って放射された光は、狭い角度分布を有している。照明器具において、複数の光源を配置することによって、照明器具からの全体角度放射を同じように保ちつつ、各穴から出力された光の角度分布が広がる。
さらなる実施形態は、先の実施形態において述べた、反射キャビティの内部の上部反射面及び下部反射面の間に配置された追加の光学的特徴190に関係する。これは、特に、平行な上面および底面を有する実施形態に適用可能である。これらの光学的特徴の目的は、照明器具の平面(照明器具の法線軸x−x’に垂直な平面)において、光線が伝搬する直線の経路を妨害することである。その原理が図22に示されている。すなわち、通常、光線は、図示された(経路の例が191によって示されている)平面における直線の経路を進むが、その代わりに、追加の偏向光学機構が、光線192の経路を、他の直線以外の方向に変化させる。照明器具の平面における光線の経路を変化させる一方で垂直方向における一定の角度を保つ偏向光学機構は、例えば、プリズム機構であってもよい。その例が図23に示されている。すなわち、照明器具の法線軸x−x’(44)に関する方向についての成分を同じに保つために、偏向光学機構190の光学的表面(光線が相互作用し得る面)が、照明器具の法線軸に垂直な表面法線を有していることが要求される。偏向光学機構の例が、照明器具の平面に垂直な方向から見た図(図23a)、及び、照明器具の平面における図(図23b)の両方に示されている。これらの偏向光学機構が、光学キャビティを通る光線を広げるために用いられている場合、反射キャビティにおける穴の配置を規定するために必要な精度を緩和させることが可能である。加えて、偏向光学機構は、キャビティに対する構造的支持を提供するために用いられてもよい。
さらなる実施形態は、先の実施形態において述べた、反射キャビティ内の偏向光学機構210に関係する。この実施形態において、偏向光学機構の光学的表面の表面法線は、照明器具の法線軸に垂直であることを必要としない。この場合、照明器具の法線軸に対する光線211の角度は、偏向光学機構を通過した後に変化し得る。これは、図24a及びbに示されている。光学的特徴の屈折率、及び、偏向光学機構の光学的表面の角度を選択することによって、与えられた入射角について、出射角の範囲を決定することができる。これは、例えば、更に半径の関数として、照明器具から出力された光の角度を制御することを可能にする。先の実施形態において述べたように、出力された光の角度が半径の関数として変化するので、半径は、特に有利なファクターである。
さらなる実施形態が図25に示されている。この場合、実施形態9及び10において述べたように、光線の舵取りを行うために、1以上の単一の分断された偏向光学機構190の代わりに、偏向光学機構が、光源から異なる距離、または光源に対して異なる配置において、1以上のリング、または他の連続的な形状220にて形成されてもよい。連続的な形状は、切れ目のないリング、及び放射面に垂直な軸を形成する機構であってもよく、当該リングは、円形、矩形、もしくは、他の規則的または不規則な形状であってもよい。あるいは、連続的な形状は、円の円弧の一部を形成するものであってもよく、必ずしも切れ目のないリングを形成する必要はない。全ての形状の場合において、偏向表面は、所望の光線操舵を行うための必要条件を保つプリズムまたは何れの表面特徴(規則的または不規則な)であってもよい。図25は、1以上のリング形状が偏向光学機構220のために適切な形状である場合を示しており、同じシステムの側面が図26に示されている。同様に、図27は、偏向光学機構の細長い列が用いられる場合を示している。偏向光学機構は、光線の方向を照明器具の平面内の方向、及び照明器具の法線に関連する方向の両方に方向付ける(re-direct)ように設計されてもよいし、2つの方向を組み合わせて用いるように設計されてもよい。
さらなる実施形態において、追加の光学素子(additional optical element)は、放射面の底面または上面に取り付けられてもよい。図28a及び28bは、拡散媒体または散乱媒体としての追加の光学素子の例を示している。これらの光学素子は、放射面(上面または底面の何れか)に非常に近接して配置されてもよく、スポットライトの色及び/又は輝度の均一性を向上させるために用いられてもよい。例えば、散乱媒体または拡散媒体が放射面と底面との間に配置されてもよいし、あるいは、放射面が底面と散乱媒体または拡散媒体との間に配置されてもよい。
放射面における穴の存在により、LEDから放射された光線は、キャビティ内のリフレクタの表面と相互作用することなく、高角度で穴を通過する。そのような光線は、中心の光点の輝度に寄与することはなく、観測者に対する余計なグレアを引き起こし得る。図28(c)は、散乱、または反射、または拡散、または吸収、またはそれらの特性の何れかの組み合わせのための光学素子230を示している。素子230は、放射面における同様の穴の存在により特徴づけられるが、高角度の光を吸収するため、またはその方向を変化させる(例えば、中心のビームスポットに向ける)ために、高角度の光と相互作用する。部品230の穴は、キャビティに存在する平行光線との相互作用を最小化するための傾斜した側壁を有していてもよい。そのような傾斜した側壁は、例えば、レーザ切断により実現される。
本発明の一態様によれば、上記底面が上記光源から離れるように傾斜しているか、または、上記放射面が上記底面に向かって傾斜している。
本発明の一態様によれば、上記底面は、上記放射面と平行である。
本発明の一態様によれば、上記受光面は、レンズまたは湾曲形状のリフレクタのうち少なくとも1つを備えている。
本発明の一態様によれば、上記開口部のサイズ及び配置は、上記受光面からの距離および角度とともに変化している。
本発明の一態様によれば、隣り合う開口部は、互いに角度に関してオフセットされている。
本発明の一態様によれば、上記複数の開口部は、各開口部の少なくとも一部が、上記受光面からの放射状の経路上に位置しており、上記経路上のより小さい範囲に上記開口部が存在しないように、上記放射面上に配置されている。
本発明の一態様によれば、上記装置は、上記受光面に対して配置された上記光源をさらに備えている。
本発明の一態様によれば、上記光源によって出力された光は、上記放射面に垂直な軸に垂直な平面において、上記光源からの放射状の経路を直進する。
本発明の一態様によれば、上記装置は、当該発光装置から出力された光の角度を変えるように構成された放射角可変源をさらに備えている。
本発明の一態様によれば、上記光源は、上記放射面に垂直な軸について、非対称な放射分布(emission distribution)を有するように構成されている。
本発明の一態様によれば、互いに異なる光の角度分布を有した複数の光源をさらに備え、上記複数の光源の各々は、個別に制御可能である。
本発明の一態様によれば、上記光源は、コリメートされた光源を備えている。
本発明の一態様によれば、上記光源は、上記キャビティのエッジに沿って配置された複数の光源をさらに備え、上記光源の各々は、上記放射面に垂直な軸に平行でない光軸に沿って光を出力する。
本発明の一態様によれば、上記光源の少なくともいくつかは、上記放射面に平行な軸に沿って光を出力する。
本発明の一態様によれば、上記装置は、上記キャビティ上に配置され、上記キャビティから出力された光の方向を変えるように構成された光学フィルムをさらに備えている。
本発明の一態様によれば、予め定められた視距離Vについて、隣り合うホール間の間隔Dは、D<tan(1.7×10−3)×Vによって規定される。
本発明の一態様によれば、上記装置は、複数の光源をさらに備えている。
本発明の一態様によれば、上記装置は、上記反射キャビティの中に配置された複数の偏向光学機構を更に備え、上記複数の偏向光学機構は、上記放射面に垂直な平面に垂直な平面における光線の経路を遮るように構成されている。
本発明の一態様によれば、上記偏向機構の光学面の表面法線は、上記放射面に垂直な軸に対して垂直でない。
本発明の一態様によれば、上記偏向光学機構は、連続的な形状を備えている。
本発明の一態様によれば、上記光源は、発光ダイオード(LED)を備えている。
本発明の一態様によれば、上記装置は、散乱媒体または拡散媒体をさらに備え、上記散乱媒体または拡散媒体が上記底面と上記放射面との間にあるか、もしくは、上記放射面が上記底面と上記散乱媒体または上記拡散媒体との間にある。
本発明の一態様によれば、上記散乱媒体または拡散媒体は、上記放射面における開口部に対応する開口部を備えており、当該開口部は、上記光学キャビティの上記出口での光の相互作用を最小化する傾斜した側壁を含んでいる。
本発明の一態様によれば、バックライトは、本明細書に記載された発光装置を備えている。
本発明の一態様によれば、スポットライトは、本明細書に記載された発光装置を備えている。
本発明が、特定の一実施形態または複数の実施形態について示され、記述されていたとしても、本明細書及び添付の図面の事項及び理解に基づいて、他の当業者により等価な変更及び変形が行われてもよい。特に、上述の要素(構成要素、アセンブリ、装置、構成物など)によって実行される様々な機能について、別のやり方が記載されていない場合には、本発明の例示的な実施形態または複数の実施形態における機能を実行する開示された構造と、構造的に等価ではなかったとしても、そのような要素を記述するために用いられる用語(「手段」への参照も含む)が、上述の要素の特定の機能(すなわち、機能的に等価な)に一致することを意図している。さらに、本発明の特定の特徴が1以上の複数の実施形態についてのみ記述されていたとしても、そのような特徴は、任意のまたは特定の応用の何れかのために望ましく、有利なように、他の実施形態の1以上の他の特徴と組み合わせてもよい。
本発明は、居住環境及び商業環境の両方において利用可能である。スポットライトは、
特に小売店における利用が増加しており、本発明は、設計の自由度を高めることができる。穴パターンの利用により、照明器具に対するユニークなブランドイメージを形成することができる。既存の構造物にそのようなアダプタ(adaptors)を「適用する(retrofit)」ために、この構造物とともに既存の照明器具を更新することも可能である。
設計の相対的な簡単さは、最小限の配線の張り直しを要求し、いくつかの場合には、既存の照明設備と互換性があり得る。より小さいスポットライトまたはダウンライトと比較した場合の輝度が保ちつつ、よりよい均一性によってグレアが低減された場合に、本発明は、特に高齢者向けの照明として適している。したがって、主要な市場は、病院、ケアホーム、及び類似の環境に配置された照明であり得る。
本発明はまた、液晶パネルのような、空間光変調器を包含するディスプレイ用のコリメートされたバックライトのために利用可能である。レイヤは、空気だけのような別の場合よりも光源に近い、コリメートされた光源の均一な平面を形成するような方式で、コリメートされた光源(同じまたは異なるコリメーション特性を有し、個別に制御可能な)の配列とともに用いられる。これは、電気的に切り替え可能な角度分布及び/又は角度方向性を有するように設計された薄いディスプレイを可能にする。
光源は、レーザの配列のようにコヒーレントであってもよいし、空間変調器は、既知のタイプの制御可能なホログラフィー画質として機能してもよい。この場合、指向性を有するホログラムは、ディスプレイを視聴する1以上の人々の追跡のような、入力データに従って、方向づけられるように形成される。
40.反射キャビティ
40a.底面
41.明確な角度範囲を有する光源(41a、b、cは、異なる光源)
42.鏡面反射材料
43.光を出力するための穴
44.照明器具の法線軸
45.反射キャビティのための支持フレームワーク
48.末端部
50.光線経路の例
80a.放射角可変源
80b.放射角可変源
81a.照明器具から放射された光
81b.照明器具から放射された光
90.光源の放射角を変化させるために用いられるレンズ
100.光源の放射角を変化させるために用いられるリフレクタ
110.照明器具の軸について非対称な放射分布を有する光源(110a、b、cは異なる放射分布)
111a、b、cは異なる照明器具放射角
120.反射キャビティの背面(120’は代替設計)
121.反射キャビティの正面(121’は代替設計)
123 プラスチックまたは金属のマウント
124 リングまたは保持マウント
125 透明光学基板
130.SRLED
131.SRLEDに関連するリフレクタ
132.SRLED及びリフレクタの光軸
140.反射キャビティの側面
141.140によって示される側面と対向する反射キャビティの側面
150.追加の光学フィルム
160.反射キャビティの正面における穴間の最大距離
170.適用された反射キャビティを有し得る既存の光源
171 既存の照明器具への取り付け構造
172 コリメートよりもむしろ発散させるための負のスロープ
190.追加の偏向光学機構
191.光線経路の例
192.190との相互作用を示す光線経路の例
210.照明器具の平面に関連する光線を変更させるための追加の偏向光学機構
211.210との相互作用を示す光線経路の例
220.連続的な形状における偏向光学機構
本発明の一態様によれば、発光装置は、キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む放射面であって、面内に形成された複数の開口部を有する放射面を含む透明光学キャビティと、上記キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む底面と、上記底面に対して配置され、光源からの光を受けるために形成された少なくとも1つの受光面と、を備え、上記複数の開口部は、上記放射面から放射される光の均一性、角度分布、効率性、または光度のうち少なくとも1つを最大化するように配置され、上記受光面で受光された光の分布は、上記放射面および上記底面のうち少なくとも1つ、または上記受光面によって変更され、散乱媒体または拡散媒体をさらに備え、上記散乱媒体または拡散媒体が上記底面と上記放射面との間にあるか、もしくは、上記放射面が上記底面と上記散乱媒体または上記拡散媒体との間にあり、上記散乱媒体または拡散媒体は、上記放射面における開口部に対応する開口部を備えており、当該開口部は、上記光学キャビティの上記出口での光の相互作用を最小化する傾斜した側壁を含んでいる

Claims (26)

  1. 発光装置において、
    キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む放射面であって、面内に形成された複数の開口部を有する放射面を含む透明光学キャビティと、
    上記キャビティの中へ光を反射するために配置された鏡面反射材料を含む底面と、
    上記底面に対して配置され、光源からの光を受けるために形成された少なくとも1つの受光面と、を備え、
    上記複数の開口部は、上記放射面から放射される光の均一性、角度分布、効率性、または光度のうち少なくとも1つを最大化するように配置され、
    上記受光面で受光された光の分布は、上記放射面および上記底面のうち少なくとも1つ、または上記受光面によって変更される、
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 上記底面が上記光源から離れるように傾斜しているか、または、上記放射面が上記底面に向かって傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 上記底面は、上記放射面と平行である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  4. 上記受光面は、レンズ形状または湾曲形状のリフレクタのうち少なくとも1つを備えている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の発光装置。
  5. 上記開口部のサイズ及び配置は、上記受光面からの距離および角度とともに変化している、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の発光装置。
  6. 隣り合う開口部は、互いに角度に関してオフセットされている、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の発光装置。
  7. 上記複数の開口部は、
    各開口部の少なくとも一部が、上記受光面からの放射状の経路上に位置しており、上記経路上のより小さい範囲に上記開口部が存在しないように、上記放射面上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の発光装置。
  8. 上記受光面に対して配置された上記光源をさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の発光装置。
  9. 上記光源によって出力された光は、上記放射面に垂直な軸に垂直な平面において、上記光源からの放射状の経路をまっすぐに進む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
  10. 当該発光装置から出力された光の角度を変えるように構成された放射角可変源をさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の発光装置。
  11. 上記光源は、上記放射面に垂直な軸について、非対称な放射分布(emission distribution)を有するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項8から10の何れか1項に記載の発光装置。
  12. 互いに異なる光の角度分布を有した複数の光源をさらに備え、上記複数の光源の各々は、個別に制御可能である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の発光装置。
  13. 上記光源は、コリメートされた光源を備えている、
    ことを特徴とする請求項8から12の何れか1項に記載の発光装置。
  14. 上記光源は、上記キャビティのエッジに沿って配置された複数の光源をさらに備え、上記光源の各々は、上記放射面に垂直な軸に平行でない光軸に沿って光を出力する、
    ことを特徴とする請求項8から13の何れか1項に記載の発光装置。
  15. 上記光源の少なくともいくつかは、上記放射面に平行な軸に沿って光を出力する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の発光装置。
  16. 上記キャビティ上に配置され、上記キャビティから出力された光の方向を変えるように構成された光学フィルムをさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1から15の何れか1項に記載の発光装置。
  17. 予め定められた視距離Vについて、隣り合うホール間の間隔Dは、D<tan(1.7×10−3)×Vによって規定される、
    ことを特徴とする請求項1から16の何れか1項に記載の発光装置。
  18. 複数の光源をさらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1から17の何れか1項に記載の発光装置。
  19. 上記反射キャビティの中に配置された複数の偏向光学機構を更に備え、上記複数の偏向光学機構は、上記放射面に垂直な平面に垂直な平面における光線の経路を遮るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から18の何れか1項に記載の発光装置。
  20. 上記偏向機構の光学面の表面法線は、上記放射面に垂直な軸に対して、垂直でない、
    ことを特徴とする請求項19に記載の発光装置。
  21. 上記偏向光学機構は、連続的な形状を備えている、
    ことを特徴とする請求項19または20に記載の発光装置。
  22. 上記光源は、発光ダイオード(LED)を備えている、
    ことを特徴とする請求項1から21の何れか1項に記載の発光装置。
  23. 散乱媒体または拡散媒体をさらに備え、上記散乱媒体または拡散媒体が上記底面と上記放射面との間にあるか、もしくは、上記放射面が上記底面と上記散乱媒体または上記拡散媒体との間にある、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  24. 上記散乱媒体または拡散媒体は、上記放射面における開口部に対応する開口部を備えており、当該開口部は、上記光学キャビティの上記出口での光の相互作用を最小化する傾斜した側壁を含んでいる、
    ことを特徴とする請求項23に記載の発光装置。
  25. 請求項1から24の何れか1項に記載の発光装置を備えている、
    ことを特徴とするスポットライト。
  26. 少なくとも1つの予め備えられた光源が配置された予め定義された領域においてグレアフリーの光を供給する方法であって、
    請求項1〜24の何れか1項に記載の発光装置の上記受光面を、上記予め備えられた光源から出力された光を上記受光面にて受光するように、上記予め備えられた光源に対して配置するステップを含んでいる、
    ことを特徴とする光供給方法。
JP2014561602A 2012-07-20 2013-07-22 発光装置、および光供給方法 Ceased JP2015521780A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261673902P 2012-07-20 2012-07-20
US61/673,902 2012-07-20
US201213563117A 2012-07-31 2012-07-31
US13/563,117 2012-07-31
PCT/JP2013/004451 WO2014013745A1 (en) 2012-07-20 2013-07-22 Lighting device and method for providing light

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015521780A true JP2015521780A (ja) 2015-07-30

Family

ID=49948583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014561602A Ceased JP2015521780A (ja) 2012-07-20 2013-07-22 発光装置、および光供給方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2875278A4 (ja)
JP (1) JP2015521780A (ja)
WO (1) WO2014013745A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019511828A (ja) * 2016-04-22 2019-04-25 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 一体化された空気ガイド及びビーム成形
US10520141B2 (en) 2016-04-22 2019-12-31 Signify Holding B.V. Integrated air guide and beam shaping

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104201989B (zh) * 2014-09-17 2016-08-17 中国电子科技集团公司第四十一研究所 一种大面积太阳模拟器匀光装置及制造方法
US9490378B2 (en) 2014-09-19 2016-11-08 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Cone shaped focusing lens
ITUA20161504A1 (it) * 2016-03-09 2017-09-09 Neri S P A Ottica e corpo illuminante
EP3369985B1 (en) * 2017-03-02 2020-06-10 Signify Holding B.V. Luminaire with light guide
CN113031341B (zh) * 2021-03-12 2023-01-20 业成科技(成都)有限公司 发光二极管光源组件及其反射结构、显示结构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08153405A (ja) * 1994-06-21 1996-06-11 Nakaya:Kk 面状光源
JP2003123526A (ja) * 2001-10-17 2003-04-25 Tootasu Japan:Kk 面光源の均一化装置
JP2004349251A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Lumileds Lighting Us Llc 輝度プロフィールの生成装置
JP2008027886A (ja) * 2006-01-27 2008-02-07 Opt Design:Kk 面照明光源装置及びこれを用いた面照明装置
JP2009231128A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd Led照明装置
WO2011155537A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 株式会社オプトデザイン 面状光源装置及び照明装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2358512A (en) * 2000-01-18 2001-07-25 Screen Technology Ltd Production of a collimated beam
DE10302563A1 (de) * 2003-01-22 2004-07-29 Karl Jungbecker Gmbh & Co Mikrospiegelabdeckung zur Begrenzung des Lichtaustrittswinkels in Leuchten und Verfahren zu deren Herstellung
US7494246B2 (en) * 2007-06-06 2009-02-24 Philips Lumileds Lighting Company, Llc Thin luminaire for general lighting applications
JP4764962B2 (ja) * 2007-06-22 2011-09-07 株式会社オプトデザイン 面照明光源装置及び面照明装置
JP5648162B2 (ja) * 2009-11-16 2015-01-07 株式会社オプトデザイン 面光源ユニット、面照明装置及び液晶表示装置
US20110227507A1 (en) * 2010-03-18 2011-09-22 Glp German Light Products Gmbh Illumination apparatus

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08153405A (ja) * 1994-06-21 1996-06-11 Nakaya:Kk 面状光源
JP2003123526A (ja) * 2001-10-17 2003-04-25 Tootasu Japan:Kk 面光源の均一化装置
JP2004349251A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Lumileds Lighting Us Llc 輝度プロフィールの生成装置
JP2008027886A (ja) * 2006-01-27 2008-02-07 Opt Design:Kk 面照明光源装置及びこれを用いた面照明装置
JP2009231128A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd Led照明装置
WO2011155537A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 株式会社オプトデザイン 面状光源装置及び照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019511828A (ja) * 2016-04-22 2019-04-25 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 一体化された空気ガイド及びビーム成形
US10520141B2 (en) 2016-04-22 2019-12-31 Signify Holding B.V. Integrated air guide and beam shaping

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014013745A1 (en) 2014-01-23
EP2875278A1 (en) 2015-05-27
EP2875278A4 (en) 2015-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11693174B2 (en) Illumination device for direct-indirect illumination
JP2015521780A (ja) 発光装置、および光供給方法
CN102472860B (zh) 自由形式照明模块
JP5814353B2 (ja) 照明器具
JP2011509500A (ja) 照明システム、照明器具及びバックライトユニット
US10520663B2 (en) Illumination system based on active and passive illumination devices
US20100118545A1 (en) Lighting structure
US20150176810A1 (en) Lighting device and method for providing light
TW201142206A (en) Lighting device having a smooth cut-off
JP5119379B2 (ja) 面照明光源装置及び面照明装置
JP5588217B2 (ja) 照明装置
CN105917165B (zh) 具有光漫射器的照明器
CN110402349B (zh) 高视觉舒适道路和城市led照明
US11880016B2 (en) Light emitting device

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20160126