JP2015521513A - 経皮コネクタ用の骨内アセンブリ - Google Patents

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Abstract

本発明は、患者の身体の内側に配置された内部対象物を前記身体の外部の対象物に接続するために患者の骨構造に固定される経皮接続装置に関し、経皮接続装置は、経皮当接部(111)を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有する経皮ソケット(110)と、骨構造に形成された穴に挿入されるように設計された細長い延伸部材(115)であって、ソケット(110)の第2端部に取外し可能に結合される手段を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有し、経皮ソケット(110)に対する延伸部材(115)の取外し可能な結合は、経皮ソケット(110)の第1端部が延伸部材(115)の第2端部に対して角度的にずれるように設計される細長い延伸部材(115)と、オッセオインテグレーションによって装置を骨構造に定着させるために設けられた定着手段と、経皮ソケット(110)の第1端部から延伸部材(115)の第2端部へ装置を通って延びる別個の接続手段であって、経皮当接部(111)内に配置された少なくとも第1コネクタ(130)を含む接続手段とを含む。【選択図】 図8B

Description

本発明は、動物の身体、特にヒトの身体中への医療装置の埋め込みに関し、具体的には、接続装置、詳細には、外部要素と身体に埋め込まれた医療装置との間にエネルギーおよび/または物質の接続移送を設定する接続装置の埋め込みに関する。
天然臓器の不全を正すために患者の身体の内側に埋め込まれるように設計された電気装置でなされた実体のある開発は、この装置によって必要とされる電力を外部電力源から身体の内側へ移送する能力をすでに暗示している。
変圧器を介した送電を用いる非接触給電技術が既に存在する。経皮頭蓋コネクタを介した送電技術も知られている。
米国特許第5,904,646号明細書は、患者の身体に埋め込まれた装置と、電源などの外部装置との間での電気的接続を可能にする経皮ソケットを特に開示している。この経皮ソケットは、骨接合ねじによって骨の壁の表面に固定され、従ってこのときソケットおよびケーブルを構成する全ての要素は皮下にある、すなわち、実質的に真皮の領域にある。しかしながら、そのようなソケットの構成は、十分に信頼できるものではなく、経皮経路から広がる感染を受けやすい。
仏国特許第03−04063号明細書および米国特許出願第12/631,161号明細書は、永久経皮コネクタ、および経皮経路からの感染の広がりを防ぐのに有利な上皮シールを設定する関連の方法を開示している。しかしながら、そのような構成は、経皮経路周囲での骨の増強を必要とし、これは外科的処置の時間を増やす可能性がある。
本発明の目的は、上で特定された欠点の少なくとも1つに対処できる永久経皮電気接続装置を提案することである。
特に、本発明の目的は、非常に信頼性があり、感染の危険を抑制し、開業医によって容易かつ迅速に位置付け可能な永久経皮電気接続装置を提案することである。
このため、付随する請求項で定義される経皮接続装置が提供される。
特に、好ましくはエネルギーまたは物質を移送するように作られた、患者の身体の内側に配置された内部対象物を前記身体の外部の対象物に接続するために患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮接続装置が提供され、装置は、
− 経皮当接部を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有する経皮ソケットと、
− 骨構造に形成された穴に挿入されるように設計された細長い延伸部材であって、ソケットの第2端部に取外し可能に結合される手段を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有し、経皮ソケットに対する延伸部材の取外し可能な結合は、経皮ソケットの第1端部が延伸部材の第2端部に対して角度的にずれるように設計されている細長い延伸部材と、
− オッセオインテグレーションによって装置を骨構造に定着させるために設けられた定着手段と、
− 経皮ソケットの第1端部から延伸部材の第2端部へ装置を通って延びる別個の接続手段であって、経皮当接部内に配置された少なくとも第1コネクタを含む別個の接続手段と
を含む。
単独でまたは組み合わせて取り込まれる、そのような装置の好ましいが限定されない態様は、以下のとおりである。
− 延伸部材の第2端部に対する経皮ソケットの第1端部の角度ずれは、少なくとも70°であり、好ましくは110°未満であり、さらに好ましくは90°〜100°の間に含まれ、最も好ましくは95°である。
− 延伸部材は経皮ソケットに取外し可能に結合され、定着手段は経皮ソケットの第2端部に配置され、経皮ソケットの前記第2端部は、経皮当接部が骨構造の表面に対して突出するように、骨構造中に骨埋没するように設計されている。
− 経皮ソケットは延伸部材に取外し可能に結合され、定着手段は、経皮ソケットに対する延伸部材の取外し可能な結合部に近い、延伸部材の第1端部に配置される。
− 延伸部材および経皮ソケットは、定着手段を含む定着基部を介して取外し可能に結合され、前記定着基部は、骨構造に骨埋没するように設計され、および骨構造の表面に対して突出するように作られた経皮当接部を取外し可能に結合するための第1結合手段と、骨構造に完全に埋没されるように作られた延伸部材を取外し可能に結合するための第2結合手段とを含む。そのような装置は好ましくは以下の特徴を有してもよい。
・定着基部は円筒または切頭円錐形状を有するインプラントを含み、前記インプラントは、インプラントの壁に設けられた少なくとも1つの穴を有する。
・経皮当接部は、インプラントに少なくとも部分的に挿入される形状を有する。
・細長い延伸部材の第1端部は、インプラントの穴に取外し可能に挿入される手段を含む。
− インプラントは、骨構造に埋め込むためのねじ部分と、骨構造の中にインプラントを締め込み、その位置を調整するためのインプラントの一端のリング部分とを含む。
− リング部分は、少なくとも1つの外側平坦部分を含む。
− インプラントは、インプラントの側壁に設けられた複数の定着用の穴を含み、前記定着用の穴のそれぞれは、インプラントを骨構造中に定着させるための骨接合ねじを受け入れるように作られている。
− 当接部は第1コネクタを受け入れるための貫通穴を含み、前記貫通穴は、当接部内で第1コネクタの位置決めを案内するように設計された形状を有する。
− 定着手段が、骨構造の空洞の側壁と噛み合うために装置の表面に対して突出するように作られた複数の骨接合ねじを含む。
− 定着手段が、骨構造の空洞の側壁と噛み合うために装置の表面に対して突出できるように配置された少なくとも1つの定着要素を含む。
− 定着手段がねじ付き表面を含み、前記ねじ付き表面が骨構造中の装置の一次定着を容易にする。
− 定着要素が突起部分を含み、前記突起部分が、20マイクロメートル〜2000マイクロメートルの深さで、好ましくは400マイクロメートルの深さで空洞の側壁に入り込むように設計されている。
− 突起部分が保持効果をもたらす幾何学的形状を有し、前記形状が好ましくは、円錐状、ピラミッド状、および/または多面体状から選択される対称的な形状である。
− 経皮ソケット、経皮当接部、インプラント、および/または延伸部材が、チタニウム、ポリエーテルエーテルケトン、ジルコニアおよび/またはいずれかの生体適合材料から作製される。
− インプラントが、機械加工プロセスおよび/または付加的製造プロセスを用いて、チタニウムから作製される。
− インプラントおよび/または延伸部材が、骨構造への装置のオッセオインテグレーションを促進するためのコーティングで被覆される。
− 経皮当接部を、機械的、磁気的および/または物理的に1つまたは複数の外部部品に接続可能である。
− 第1コネクタが、戻止めシステムを用いて、経皮当接部内に留められる。
− 第1コネクタが、経皮当接部内に挿入される維持要素を用いて、経皮当接部内で適所に維持される。
− 維持要素が、当接部にねじ込まれるか押し込まれるリングであり、前記リングが好ましくは、第1コネクタを圧縮した状態に維持すべくOリングを配置するために内側に切込みを含む。
− 延伸部材が管状ルーメン形状を有し、前記管状ルーメン形状が平行六面体形、正多角形、不規則多角形円形、楕円形、円またはそれらの組合せから選択される。
− 延伸部材が複数の管を含む。
− 管が互いに平行に配置される。
− 第1コネクタが、ケイ素または可撓性および生体適合性の両方である他のいずれかの材料で封入された、生体適合性電線から作製されたリボンケーブルによって中間コネクタに接続される。
− 装置は、内部対象物に接続されるように作られた中間コネクタを含み、前記中間コネクタが、中間コネクタを固定かつ密封するためのねじまたはピンシステムを含む。
− 装置は、内部対象物に接続されるように作られた中間コネクタを含み、前記中間コネクタが少なくとも1つのアイレットを各側に含み、前記アイレットが、ねじを用いて前記インプラントを骨に取り付けるために使用され、および/または前記インプラントを筋膜に縫合するために使用される。
− 当接部が部分的および/または完全に円筒形、三角形、および/または多角形である。
− 接続手段が、第1コネクタに対して接続手段の反対端部に配置された第2コネクタを含み、前記第2コネクタが、経皮ソケットおよび延伸部材を通過するように設計された形状を有する。
− 接続手段が電気接続手段であり、第1コネクタおよび/または第2コネクタが、好ましくは円形または交差配置の断面を有するジャックコネクタである。
別の態様によれば、好ましくはエネルギーまたは物質を移送するように作られた、患者の身体の内側に配置された内部対象物を前記身体の外部の対象物に接続するために患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮接続装置が提供され、装置が、
− 円筒または切頭円錐形状を有するインプラントであって、装置を骨構造中に定着させるための定着手段を有する定着基部を形成し、およびインプラントの側壁に設けられた少なくとも1つの横穴を有するインプラントと、
− 好ましくは取外し可能な方法で、インプラントに少なくとも部分的に挿入される形状を有する経皮当接部と、
− 骨構造中に形成された穴に挿入されるように作られた細長い延伸部材であって、インプラントの横穴に取外し可能に挿入される手段を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有する細長い延伸部材と、
− 経皮当接部から延伸部材の第2端部へ装置を通って延びる接続手段であって、経皮当接部内に配置される少なくとも第1コネクタを含む接続手段と
を含む。
また、患者の身体の内側に配置された内部対象物(150)を前記身体の外部の対象物に電気的に接続するために患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮骨内接続アセンブリ(100)であって、装置が、外部対象物に接続されるように適合された経皮当接部(111)が挿入される骨内インプラント(131)と、内部対象物(150)に結合されるように適合された電気接続要素(130)とを含み、当接部(111)は、骨構造に埋没された延伸部材(115)に結合され、皮膚の下に現れるその先端部は非ゼロ距離だけ当接部から分離され、インプラント全体、当接部(111)、延伸部材(115)および現れる先端部が、経皮コネクタ(100)と中間コネクタ(138、140)の間の電気接続手段の入口を確保することを特徴とする経皮骨内接続アセンブリ(100)も提供される。
さらに、液体を内部対象物(150)から前記身体の外部の対象物に対して移送するおよび/または液体を患者の身体の内側に配置された内部対象物(150)から前記身体の外部の対象物へ抽出するために患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮骨内接続装置(100)が提供される。前記接続は、装置が、外部対象物に接続されるように適合された経皮コネクタ(100)と、内部対象物(150)に結合されるように適合された管要素とを含み、当接部(111)が、骨構造に埋没された延伸部材(115)に結合され、皮膚の下に現れるその先端部は非ゼロ距離だけ当接部から分離され、延伸部材のその先端部(120)、コネクタ延伸部材(115)全体、および現れる先端部が、経皮コネクタ(100)と中間コネクタまたは直接内部対象物(150)との間の管状接続手段の入口を確保することを特徴とする。
また、患者の身体の外部の対象物から前記身体の内側に配置された内部対象物(150)に光(光ファイバおよび/または他の手段)を伝達するために患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮骨内接続装置(100)であって、外部対象物に接続されるように適合された経皮コネクタ(100)と、内部対象物(150)に結合されるように適合された管要素とを含み、当接部(111)が、骨構造(1)に埋没された延伸部材(115)に結合され、皮膚の下に現れるその先端部は非ゼロ距離だけ当接部から分離され、延伸部材のその先端部(125)、コネクタ延伸部材(115)全体および現れる先端部が、経皮コネクタ(100)と中間コネクタまたは直接内部対象物(150)との間の光接続手段の入口を確保することを特徴とする経皮骨内接続装置(100)が提供される。
単独でまたは組み合わせて取り込まれる、そのような経皮骨内接続装置の好ましいが限定されない態様は、以下のとおりである。
− インプラントは機械加工プロセスおよび/または付加的製造プロセスを用いてチタニウムから作製される。
− インプラントの表面はコーティングを受け取った。
− インプラントはポリエーテルエーテルケトン、ジルコニアおよび/またはいずれかの生体適合材料から作製される。
− ソケット(110)は機械的、磁気的および/または物理的に、1つまたは複数の外部部品に接続可能である。
− 埋め込み式ケーブル(110)は、機械的要素(クリップ留め、ねじ留め、押込み)によって、中間コネクタ中に維持することができる。
− 当接部(111)および管状延伸部材(115)は単ピース要素を形成する。
− 当接部(111)および管状延伸部材(115)は単ピース要素を形成しない。
− 当接部(111)およびインプラント(131)は単ピース要素を形成する。
− 当接部(111)およびインプラント(131)は単ピース要素を形成しない。
− 当接部(111)および電気接続要素(130)は単ピース要素を形成する。
− 当接部(111)および電気接続要素(130)は単ピース要素を形成しない。
− 管状延伸部材は、複数のルーメン管状延伸部材を形成する、特に:平行六面体状、正多角形、不規則多角形円形、楕円形、円および/またはそれらの任意の組合せを含む異なるルーメン形状によって特徴づけることができる。
− 管状延伸部材はいくつかの管から構成可能である。
− 皮下的であることができるコネクタ(130)は、ケイ素または可撓性および生体適合性の両方である他のいずれかの材料で封入された、生体適合性電線から作製されたリボンケーブルによって経皮コネクタ(100)に接続される。
− コネクタは、サブコネクタを固定しかつ密封するためのねじまたはピンシステムを含み得る。
−コネクタは各側に1つのアイレットを含み得る。前記アイレットは、ねじを用いて骨にインプラントを取り付けるために、および/またはインプラントを筋膜に縫合するために使用される。
− 当接部(111)は部分的および/または完全に円筒型、三角形および/または多角形である。
本発明の他の特徴および利点は以下の記載から明らかになるが、以下の記載は単に例として与えられ、限定的でなく、添付の図面を参照して読むべきである。
経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 経皮接続装置の様々な要素を患者の頭頂骨に、すなわち頭蓋骨のドーム状部分に位置決めする一例を概略的に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 頭頂骨の断面図であり、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップをより詳細に示す。 本発明の第1実施形態による経皮コネクタアセンブリの等角投影図であり、アセンブリを構成する全ての要素を示す。 図3Aの経皮コネクタアセンブリの等角投影図であり、引き離された外部コネクタを示す。 本発明の別の実施形態による経皮コネクタアセンブリの等角投影図である。 図4Aの経皮コネクタアセンブリの分解図の等角投影図である。 本発明の第2実施形態による骨内経皮コネクタアセンブリの等角投影図であり、3つのねじ式維持要素があり、3つのインプラントがある。 本発明の第3実施形態による骨内経皮コネクタアセンブリの等角投影図であり、延伸部材が四辺形ハウジングである。 本発明の第4実施形態による骨内経皮コネクタアセンブリの分解図の等角投影図であり、維持要素がねじであり、インプラントがセルフテーパしたねじシステムであり、延伸部材が2つの別個の管から作製されている。 本発明の第5実施形態による骨内経皮コネクタアセンブリの分解図の等角投影図であり、維持要素がねじであり、インプラントが横ねじと関連付けられる押込み式システムであり、延伸部材が2つの管の交差から形成された単ピース要素である。 相補的な安定化シャフトを有する、図5Cの装置の分解図の等角投影図である。 角度的なずれを示す、図5Dの装置の断面図である。 骨の中に押し込まれるように設計された骨内インプラントに設けられた定着手段の等角投影図である。 骨の中に押し込まれるように設計された骨内インプラントに設けられた定着手段の等角投影図である。 骨の中に押し込まれるように設計された骨内インプラントに設けられた定着手段の等角投影図である。 骨内インプラントの代替定着手段の等角投影図であり、インプラントは骨の中に押し込まれるように、および安定化ねじで固定されるように設計されている。 骨内インプラントの実施形態の等角投影図であり、その表面はセルフタッピングシステムでねじ切りされている。 その円形コネクタの実施形態にある中間コネクタの第1端部の等角図である。 頭蓋接続アセンブリおよび中間胸部接続アセンブリを含む本発明の永久経皮接続装置の全体図である。 頭蓋接続アセンブリおよび中間胸部接続アセンブリを含む本発明の永久経皮接続装置の全体図である。 内部対象物が埋め込まれ、経皮コネクタおよび外部構成要素が取り付けられた患者の概略正面図を示す。 2つの内部対象物を含む完全埋め込みシステムが埋め込まれた患者の概略正面図を示し、内部対象物の1つが制御器およびバッテリを収容し、かつ経皮コネクタに接続され、埋め込まれたバッテリおよび埋め込まれた制御器は、同じハウジングに収容可能である。 2つの内部対象物が埋め込まれた患者の概略正面図を示し、内部対象物の1つが、蓋を有する経皮コネクタに接続された制御器および/またはバッテリを収容している。
開示されるシステムは、外部源からのエネルギーを、1つまたはいくつかの埋め込み式装置に移送するように作られている。本発明は、経皮接続用の骨内インプラントアセンブリに関連する。アセンブリのほとんどの部品は、経皮経路を囲む生きた骨を保護するために、手術室で組み立てられる。
提案される経皮接続装置は、好ましくはエネルギーまたは物質(流体など)を移送するように作られ、患者の身体の内側に位置付けられた内部対象物(150)を、前記患者の外部の対象物に接続するために、患者の骨構造中に固定されるように設計される。
そのような経皮接続装置は経皮ソケット(110)を含み、経皮ソケット(110)は、経皮当接部(111)を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有する。
経皮接続装置はさらに、骨構造の中に形成された穴に挿入されるように作られた細長い延伸部材(115)を含み、前記延伸部材(115)は、ソケット(110)の第2端部に取外し可能に結合される手段を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有する。従って延伸部材は、骨の穴に挿入するように設計かつ適合され、従ってかかる延伸部材の対応する形状および材料が、骨の穴の骨構造との協働を容易にするように特別に提供されている。
好ましくは、経皮ソケット(110)に対する細長い延伸部材(115)の取外し可能な結合は、経皮ソケット(110)の第1端部が延伸部材(115)の第2端部に対して角度的にずれるように設計される。そのような角度ずれ(α)は例えば図5Fに示されている。好ましくは、延伸部材(115)の第2端部に対する経皮ソケット(110)の第1端部の角度ずれは、少なくとも70°である。最も好ましくは、角度ずれは110°より小さい。角度ずれは例えば90°〜100°の間に含まれる値の角度αであってもよく、好ましくは95°の角度αであってもよい。
装置はまた、装置を骨構造に定着させるように設けられる定着手段を含み、そのような定着手段は、装置がオッセオインテグレーションできるように設計されると好ましい。
最後に、経皮ソケット(110)の第1端部から延伸部材(115)の第2端部へ装置を通って延びる特別な別個の接続手段が設けられ、前記接続手段は、経皮当接部(111)内に配置される少なくとも第1コネクタ(130)を含む。
提案されるこの特別の配置、特に延伸部材が細長いという事実が与えられる角度ずれにより、接続要素の端部を経皮経路から離して移動させることが可能になり、これによりこの経路における感染の危険性が下がる。
装置全体の定着と関連付けられる、特に経皮ソケット(110)の第2端部における延伸部材の骨内位置決めは、しっかりと定着された経皮接続装置を有することを可能にし、接続要素の移動の危険を抑制する。
さらに、以下の記載から明らかになるように、装置は、患者の骨の空洞中への迅速な埋め込みを容易にするように設計され、結果として、外科的処置の時間を低減し、これは非常に有利である。
以前に開発されたいくつかの経皮接続用装置と対照的に、本装置は、単一の外科手術ステップにおける完全な埋め込みを可能とし、その間中ずっと術後感染の危険性を大幅に低減する。
特に、提案される経皮接続装置は、経皮経路周りの骨の増強を必要としない。これは非常に有利である。なぜなら、本装置は一般に患者に埋め込まれるとすぐに動作可能であり、例えば骨癒合のために長い時間を必要としないからである。
一実施形態では、延伸部材(115)は経皮ソケット(110)に取外し可能に結合され、定着手段は経皮ソケット(110)の第2端部に配置され、経皮ソケット(110)の前記第2端部は、経皮当接部(111)が骨構造の表面に対して突出するように、骨構造中に骨埋没するように設計される。
別の実施形態では、経皮ソケット(110)は延伸部材(115)に取外し可能に結合され、定着手段は、経皮ソケット(110)に対する延伸部材(115)の取外し可能な結合部に近い、延伸部材(115)の第1端部に配置される。
さらに別の実施形態では、延伸部材(115)および経皮ソケット(110)は、定着手段を含む定着基部を介して取外し可能に結合され、前記定着基部は、骨構造中に骨埋没するように設計され、骨構造の表面に対して突出するように作られた経皮当接部(111)を取外し可能に結合するための第1結合手段と、骨構造中に完全に埋没されるように作られた延伸部材(115)を取外し可能に結合するための第2結合手段とを含む。
この後者の実施形態では、定着基部は、円筒または接頭円錐形状を有するインプラント(131)を含んでもよい。インプラントは好ましくは少なくとも部分的に中空の形状を有し、例えば経皮当接部(111)を受け入れるように適合された止まり穴が設けられている。そのようなインプラントはさらに、延伸部材を受け入れるために、少なくとも1つの穴が、インプラント(131)の壁の1つ、好ましくはインプラントの側壁に設けられた状態で設計される。
最も好ましくは、経皮当接部(111)は従って、少なくとも部分的にインプラント(131)に挿入される形状を有する。細長い延伸部材(115)の第1端部はまた、インプラント(131)の穴に取外し可能に挿入される手段を含んでもよい。
特定の実施形態では、経皮接続装置は、
− 円筒または切頭円錐形状を有するインプラント(131)であって、装置を骨構造中に定着させるための定着手段を備えた定着基部を形成し、および、その側壁に設けられた少なくとも1つの穴を有するインプラント(131)と、
− 好ましくは取外し可能な方法で、前記インプラント(131)に少なくとも部分的に挿入される形状を有する経皮当接部(111)と、
− 骨構造に形成された穴に挿入されるように作られた細長い延伸部材(115)であって、インプラント(131)の横穴に取外し可能に挿入される手段を含む第1端部と、第1端部の反対側の第2端部とを有する細長い延伸部材(115)と、
− 経皮当接部(111)から延伸部材(115)の第2端部へ装置を通って延びる接続手段であって、経皮当接部(111)内に配置された少なくとも第1コネクタ(130)を含む接続手段と
を含む。
図4A、4B、5A、5Cに示されるように、インプラント(131)は、骨構造に埋め込むためのねじ部分を含んでもよい。さらに、骨構造の中にインプラント(131)を締め込み、その位置を調整するために、インプラントの一端にリング部分を含んでもよい。
リング部分は少なくとも1つの外側平坦部分を含んでもよい。リング部分は好ましくは多角形の外形、好ましくは八角形または六角形の外形を有する。リング部分は実質的に円筒状の形状であることもできる。
図5Dに示されるような別の実施形態では、インプラント(131)は、インプラント(131)の側壁に設けられる複数の定着用の穴を含んでもよく、前記定着用の穴のそれぞれは、インプラントを骨構造に定着させるために、骨接合ねじ(132b)を受け入れるように作られている。
好ましくは、いずれかの実施形態による経皮接続装置の当接部(111)は、第1コネクタ(130)を受け入れるための貫通穴を含み、前記貫通穴は、当接部(111)内で第1コネクタ(130)の位置決めを案内するように設計された形状を有する。そのような形状は「間違い防止」形状(「ポカヨケ」形状とも呼ばれる)であり、これにより当接部(111)内でのコネクタ(130)のいかなる誤った位置決めも防止される。
好ましくは当接部(111)は部分的および/または完全に円筒状、三角形および/または多角形である。
装置の定着手段は、いくつかの代替的および/または相補的特徴部を有してもよい。
定着手段は例えば、図5Dまたは図6Dに示されるような複数の骨接合ねじ(132b)を含んでもよい。インプラントは、骨接合ねじが骨構造の空洞の側壁と噛み合うために装置の表面に対して突出するように、設計される。
定着手段はまた、骨構造の空洞の側壁と噛み合うために装置の表面に対して突出できるように配置された何らかの他の定着要素を含んでもよい。例えば、定着手段は、図4B、図5C、図5E、または図6Eに示されるようなねじ表面を含んでもよい。そのようなねじ表面は、骨構造中の装置の一次定着を容易にするように適合される。
また定着要素は図6A〜6Cに示されるような突起部分を含んでもよく、前記突起部分は、20マイクロメートル〜2000マイクロメートルの深さ、好ましくは400マイクロメートルの深さで空洞の側壁に入り込むように設計される。
好ましくは、突起部分は、保持効果をもたらす幾何学的形状を有し、前記形状は好ましくは円錐状、ピラミッド状および/または多面体状から選択される対称的な形状である。
好ましくは、経皮ソケット(110)、経皮当接部(111)、インプラント(131)、および/または延伸部材(115)は、チタニウム、ポリエーテルエーテルケトン、ジルコニア、および/またはいずれかの生体適合材料から作製される。
例えば、インプラントは、機械加工プロセスおよび/または付加的製造プロセスを用いて、チタニウムから作製可能である。
インプラント(131)および/または延伸部材(115)はまた、骨構造への装置のオッセオインテグレーションを促進するためのコーティングで被覆されてもよい。
経皮当接部(111)を患者の外部の要素へ接続するためのいくつかの解決策がある。例えば、経皮当接部(111)は、機械的、磁気的、および/または物理的に、1つまたは複数の外部部品に接続することができる。
好ましくは、第1コネクタ(130)は、戻止めシステムによって経皮当接部(111)内に留められる。
さらにまたはあるいは、第1コネクタ(130)は、経皮当接部(111)内に挿入される維持要素(136)によって、経皮当接部(111)内で適所に維持される。
そのような維持要素は、例えば図4Bに示されるような、当接部(111)中にねじ留めまたは押されるリング(136)であってもよく、前記リングは、第1コネクタ(130)を圧縮した状態に維持するべくOリングを配置するために、内側に切込みを含むと好ましい。
経皮接続装置の全ての実施形態に関して、細長い延伸部材(115)の形状は異なってもよい。例えば、延伸部材(115)は管状ルーメン形状を有してもよく、前記管状ルーメン形状は、平行六面体形、正多角形、不規則多角形、楕円形、円形またはそれらの組合せから選択される。
好ましくは、延伸部材(115)は複数の管を含み、そのような管は、例えば互いに平行に配置される。
第1コネクタ(130)は、ケイ素、または可撓性および生体適合性の両方である他のいずれかの材料で封入された、生体適合性電線から作製されたリボンケーブルによって、中間コネクタに接続することができる。
さらに、経皮接続装置は、内側対象物に接続されるように作られた中間コネクタを含んでもよく、前記中間コネクタは、中間コネクタを固定かつ密封するねじまたはピンシステムを含む。さらにまたはあるいは、中間コネクタは各側に少なくとも1つのアイレットを含み、前記アイレットは、ねじを用いてインプラントを骨に取り付けるために使用され、および/またはインプラントを筋膜に縫合するために使用される。好ましくは、中間コネクタは皮下コネクタである。
接続手段はまた、第1コネクタ(130)に対して接続手段の反対側に配置された第2コネクタ(138)を含み、前記第2コネクタ(138)は、経皮ソケット(110)および延伸部材(115)を通過するように設計された形状を有する。
好ましくは、接続手段は電気的接続手段であり、第1コネクタ(130)および/または第2コネクタ(138)は、ジャックコネクタであり、好ましくは円形または交差配置の断面を有する。
上記および図から明らかなように、経皮接続アセンブリは、以下の要素のいくつかを含んでもよい。
− 外部コネクタ(101)
− 外部ケーブル(105)
− 当接部(111)
− 接続要素(130)
− 1つまたはいくつかの維持要素(136)
− 骨内インプラント(131)
− 延伸部材(115)
− 安定シャフト(117)
− 1つまたはいくつかの埋め込み式ケーブル(135)
− 中間コネクタ(138および140)
経皮接続装置を埋め込む外科的処置の間、外科医は、テンプレートを用いて、骨内インプラント(131)を受け入れる第1の穴を骨に穿孔する。次にテンプレートを用いて第2の穴を穿孔し、1つまたはいくつかのトンネルが2つの前記穴の間に穿孔される(図1A)。続いて、装置の様々な要素が、骨構造の中に位置決めされる(図1B〜図1F)。
図1A〜1Jは、経皮接続装置の様々な要素を、頭頂骨、すなわち患者の頭蓋骨のドーム構造内に位置決めする一例を概略的に示す。
− 図1Aに示される第1ステップにおいて、いくつかの穴が、1つまたはいくつかのテンプレートを用いて、患者の頭頂骨に穿孔される。
− 図1Bに示される第2ステップにおいて、経皮接続装置のインプラント(131)が、図1Aの外科的に形成された骨の空洞の中に埋め込まれる。図1Cに示されているのは、図1Aの外科的に形成された骨の空洞に挿入されたインプラント(131)である。
− 図1Dに示される第3ステップにおいて、本発明の一実施形態による経皮接続装置の細長い延伸部材(115)が、骨のチャネル穴に挿入される。図1Eに示されるのは、骨のチャネル穴に挿入された細長い延伸部材(115)である。
− 図1Fに示される第4ステップにおいて、経皮接続装置の当接部(111)、電気的接続要素(130)および対応する電気ケーブル(135)が、インプラント(131)および延伸部材(115)を通して挿入される。図1Gに示されるのは、インプラント(131)に固定された図1Fの当接部であり、図1Hに示されているのは、当接部(111)に完全に挿入された電気的接続要素(130)である。
− 最後に、図1Iに示される第5ステップにおいて、維持要素(136)が電気的接続要素(130)に挿入される。図1Jに示されているのは、電気的接続要素(130)に挿入かつ固定された維持要素(136)である。
図2A〜2Hにおいて、より詳細に断面図で示されているのは、骨構造を形成する第1ステップ、および経皮接続装置を形成する要素を位置決めするさらなるステップである。
これら図において、図2Aは、穴を穿孔する前の簡略化された部分的な頭頂骨を示す。
図2Bは、穿孔の第1ステップを示し、図中、経皮接続装置のインプラントを受け入れる骨の穴が穿孔されている。
図2Cは、穿孔の第2ステップを示し、図中、インプラントを受け入れる骨の穴に加えて、出口駆動ラインが通過することを許容する骨の穴が穿孔されている。
図2Dは穿孔の第3ステップを示し、図中、インプラントを受け入れる骨の穴および出口駆動ラインが通過することを許容する骨の穴に加えて、細長い延伸部材用の外側テーブルの下の骨の穴チャネルが、穿孔されている。
図2Eは、経皮接続装置のインプラント(131)が骨の空洞に挿入されている頭蓋骨の図である。
図2Fは、経皮接続装置の延伸部材(115)が、対応する骨の穴に挿入され、インプラント(131)と結合されている頭蓋骨の図である。
図2Gは、電気的接続要素(130)を含む当接部(111)がインプラント(131)に結合されている頭蓋骨の図である。
図2Hは、コネクタ(130)および対応する接続ワイヤ(135)がインプラント(131)および延伸部材(115)を通って延び、外部コネクタ(101)が当接部(111)上に位置決めされている頭蓋骨の図である。
以下の記載は付随の図面を参照してより明確になる。
インプラント(131)は、好ましくは円筒または切頭円錐状要素である主要部分(131a)を好ましくは含み、それは、その横方向側面において1つまたはいくつかの穴によってつなぎ合わせることができる。そのようなインプラントの主要要素はまた、実質的に円筒状のリング、または多角形のリング、好ましくは六角形のリングを上に置くこともできる。このリングにより、トルクレンチを用いて、インプラントを骨の中で締め付けること、および調整することが可能になる。
主要要素(131a)は、接続を維持すべくねじ付きリングを配置するためにねじ切りされると好ましい。
主要要素(131a)は、定着手段を含む。第1の実施形態において、主要要素(131a)は、インプラントを骨の中でねじ留めするために、外側表面でねじ切りされる。埋め込みの時間を短縮するために、セルフタッピングシステム(132a)を考慮することができる(図5Cおよび図6E)。
オッセオインテグレーションを最適化するため、および骨の抑圧の危険性を最小化するために、ねじの高さおよび幅の範囲は、主要要素の頂部において、主要要素の中間部および底部におけるよりも短くしてもよい(不図示)。
第1の代替実施形態では、定着手段は、主要要素の表面の突出したおよび/または凹んだ要素から構成される(図6A〜6C)。これら定着手段は、インプラント(131)の嵌入後、銛効果(harpoon effect)または同様の物理的現象により、インプラントを骨構造中に維持することができる。
第2の代替実施形態では、仏国特許出願第11−50639号明細書に記載されるようなカムシステム、および主要部分(131a)に接続された1つまたはいくつかのねじを、定着手段として使用することができる。
第3の代替実施形態(図6D)では、インプラントは骨に嵌入され、一次安定化を保証するために安定化ねじ(132b)によって固定されるように設計される。強力な一時安定化を有することにより、有利な装置全体のオッセオインテグレーションが促される。さらに、インプラントは軟質な円錐形状またはテーパ形状を有してもよく、これによりねじが締め付けられると、骨構造中のインプラントの嵌入が促される。
第4の代替実施形態では、1つまたはいくつかのねじ込み式インプラント(131)が、骨にねじ込まれる。これらインプラントはプレート(不図示)によって一緒に維持することができる。
図5Aに示される実施形態では、いくつかのねじ込み式インプラント(131)があり、それらは骨にねじ込まれ、全てが一緒に装置の定着基部を形成する。この特定実施形態では、3つのインプラントがあるが、これよりも多いインプラントを使用することができる。続いて当接部が1つまたはいくつかのねじ(136b)によってインプラント上に固定される(図5A)。延伸部材(不図示)を2つのインプラントの間に配置可能である。あるいは、細い骨の溝を使用して電線を直接配置してもよい。
主要要素(131a)は、インプラントが締め付けられるとき、機械的トルクを発生することを目的とする。
インプラント(131)は、チタニウムまたはオッセオインテグレーションに有利に働くことができる他の生体適合材料から作製可能である。
インプラント(131)は、オッセオインテグレーションを保証するために表面にコーティングを有してもよい。
インプラント(131)は、肌とのより大きな接触表面を得るために、主要要素の上に溝を有してもよい。
インプラント(131)は、深さストッパを得るために保持要素を有してもよい。この保持要素は、主要要素の上および前記溝の下にある。フランジがインプラント(131)の上に被さり、骨の表面を突き出ることができる。
延伸部材(115)が、インプラントの横方向側面に配置された穴を通してインプラントに固定される(図1D)。あるいは、穴はインプラントの底端部に配置することができる。延伸部材(115)は、チタニウムまたはオッセオインテグレーションに有利に働くことができる他の生体適合材料から作製可能である。
前記延伸部材(115)は骨と、オーバーモールドされたケーブルとの間の直接の接触を防止する。それは穴の中での骨の成長も防止する。
延伸部材(115)は、オッセオインテグレーションを保証するために、表面にコーティングを有してもよい。
延伸部材は、頭蓋骨の機械的特性を保ち、外傷の場合にケーブルを保護するために、固体であると好ましい。
第1の実施形態では、延伸部材(115)はいくつかの管から作製される。これらの管は、それらの挿入を容易にするために、ジョイント先端部(116)を有してもよい。例えば、管(115)は可撓性であってもよい。
管は、インプラント中で留められる機械的手段を有してもよい。
第2の実施形態では、延伸部材(115)は、図5Bに示されるような四辺形ハウジング(115b)から作製される。このハウジングは、その上面側に開口を、およびその横方向先端に1つまたはいくつかの開口を含んでもよい。インプラントに挿入される先端側は好ましくは凹面である。ハウジング(115b)は、丸い形状のコーナを有してもよい(不図示)。あるいは、このハウジングの形状は管であってもよい。ハウジング(115b)は、好ましくはその横方向側面における安定性を最大化するために、定着手段を有してもよい。ハウジング(115b)の表面は、その表面中への骨の成長に有利に働くコーティングまたは他のいずれかの構造を含んでもよい。
第3の実施形態では、延伸部材(115)は可撓性の構造である。考えられる技術的解決策は、被覆またはチタニウムメッシュを含む。
当接部(111)は機械的に固定される。第1の実施形態では、それは異なる手段、すなわち、インプラント(131)中でのねじ留め(図1F〜1H)または押込み、によって固定可能である。
前記当接部(111)は、2つの部品、すなわち、より大きい直径を有するねじ切りされたシリンダで覆い被されたねじ付きシリンダ、によって構成されると好ましい。
一実施形態によれば、上部シリンダは外側に2つの平坦なスポットを含む。この2つの平坦なスポットは、当接部をインプラントに締め付けるため、および外部コネクタ用の機械的コード(ポカヨケ)として使用される。当接部(111)は、機械的トルク伝達部の締付けを改善するために、2つより多い平坦なスポットを有してもよい。
当接部(111)はまた、ネガティブな形状を有する器具を挿入するために、1つまたはいくつかの異なる幾何学的形状の凹部を提供してもよい。当接部(111)はまた、ネガティブな形状を有する器具を挿入するために、1つまたはいくつかの同一の幾何学的形状の凹部を提供してもよい。
当接部(111)は上皮シールに有利に働くコーティングを有してもよい。当接部(111)は、インターン部分に間違い防止形状を有してもよい。この要素により当接部(111)の内側で接続要素(130)が回転することが防止される。当接部(111)はまた、変形可能部分またはブロック部分に基づく抗緩みシステムを有してもよい。
安定化シャフト(117)を使用して、管状延伸部材をインプラントに固定された状態に維持し、インプラントの回転を防止することができる。シャフトはインプラントにねじ留めされるように先端部でねじ切りされると好ましい。
接続要素(130)は前記当接部(111)に挿入されると好ましい。当接部(111)と一体構造の2つの支持リングが、接続要素(130)を当接部(111)の内側に維持する。接続要素(130)は円筒または多角形コネクタから構成され、これから1つまたはいくつかのケーブルが延び出る。これらケーブルは、骨の中でオッセオインテグレーションされた管状延伸部材を通過する(図1F〜1H)。
各ケーブルの端部には中間コネクタ(138)の第1端部が設けられている。
第1実施形態では、これらコネクタは直列コネクタであってもよく、可撓性でありかつそれらがインプラント(131)の開口を容易に通過するように設計される。これら直列接触コネクタは、様々な接触の範囲を組み込むことができる。直列接触コネクタの数および考えられる接点の数は、内部対象物に依存して変化する。
2つの組合せが特に考えられる。第1の組合せは、2つの接点をそれぞれ有する3本のケーブルであり、第2の組合せは、3つの接点を有する2本のケーブルと、2つの接点を有する1本のケーブルである。
各直列接触コネクタは、誤ったコネクタにおける接続を回避するために、幾何学的な間違い防止装置(ポカヨケ)を含むと好ましい。
内部対象物(150)に必要とされる接点の数に依存して、他の任意の組合せを考慮することができる。
第1実施形態では、直列接点は、図3A、3B、4A、4B、8Aおよび8Bに示されるように環状であってもよい。エネルギー移送による熱の散逸を最小化するために、第2実施形態では、直列接点は環状でなくてもよく、従って接触領域を最大化する(不図示)。1つまたはいくつかの刃から作製されたクロスヘッドピンまたは他のピンが、考慮できる幾何学的形状である。
第2実施形態では(図7)、中間コネクタの第1端部は、円形コネクタ(138b)であってもよい。
接続要素(130)は、1つまたはいくつかの維持要素によって、当接部(111)の中に維持される。
第1実施形態では、維持要素は、当接部(111)内にねじ留めまたは押し込まれるリング状維持要素(136a)であってもよく、またはコネクタは、当接部に設けられた戻止めシステム(111a)で留められてもよい。リング(136a)は、コネクタを圧縮した状態に維持すべくOリングを配置するために、内側に切込みを含んでもよい(図1I〜1J)。
第2実施形態では、維持要素は、当接部(111)内にねじ留めまたは押し込まれる1つまたはいくつかのねじ式維持要素(136b)であってもよい(図5A、5Cおよび5D)。
1つまたはいくつかの埋め込み式ケーブル(135)が、接続要素(130)を、内部対象物(150)または内部対象物(146および150)に接続する。
図に示される第1実施形態では、埋め込み式ケーブル(135)は接続部(130)に端を発し、中間コネクタ(138)の第1端部で終端する。接続部(130)、埋め込み式ケーブル(135)および直列接点は単体である。接続部(130)は外部コネクタ(101)に接続され、当接部(111)およびインプラント(131)に収容される。中間コネクタ(138)の第1端部は、内部対象物(150)から延びる中間コネクタ(140)の第2端部と接続される。
図に示されない第2実施形態では、接続部(130)は直列接点から作製される。埋め込み式ケーブル(135)は接触部(130)を内部対象物(150)に直接接続し、中間コネクタ(138および140)はない。
中間コネクタ(140)の第2端部は、複数の接点と電線および/または光ファイバとを含む、チタニウムまたは他の生体適合材料から作製されたハウジングで保護される。
コネクタ(140)は、胸部鎖骨下領域で皮膚の下に埋め込まれると好ましい。あるいは、第1内部対象物に近いいずれかの場所に埋め込むことができる。例えば、内部対象物が心臓周囲領域に配置される場合、そこに配置することができる。
外部コネクタ(101)は、磁気的および/または機械的(クリップ式、ねじ式または押込み式を含む)に当接部(111)に固定され、および外部ケーブルを介して外部バッテリまたは制御器に対する経皮システム(100)を頼る。
外部コネクタ(101)は、複数の接点および電線を含む円筒または多角形部分である。
経皮コネクタ(100)を介して内部対象物(150)に動力を供給するためにいくつかの構成が可能である。
図9Aに示される第1実施形態では、内部対象物(150)は、外部ケーブル(313)を用いて経皮コネクタ(100)を介して、外部制御器(311)および外部バッテリ(312)に直接接続される。埋め込み式電気接続要素(130)および中間コネクタ(138および140)が、頸部電気ケーブル(135)または埋め込み式対象物(150)の変更を容易にし得る。
図9Bに示される第2実施形態では、経皮コネクタ(100)は、完全に埋め込まれたシステムと一緒に使用可能であり、このシステムでは、埋め込み式バッテリおよび埋め込み式制御器の両方が第2内部対象物(146)に収容されている。この構成において、患者は外部構成要素(105、311、312)を排除することができ、限定された時間、埋め込み式バッテリおよび制御器(146)だけに頼ることができる。外部バッテリ(312)は、経皮コネクタ(100)を介して埋め込み式バッテリを充電するために、バックアップ電源として使用可能である。外部制御器(311)はバックアップ制御器として使用可能であり、またはシステムに追加の機能を加えるために使用可能である(図9B)。
図9Cに示される別の実施形態では、第1内部対象物(150)は、第2内部対象物(146)に収容される埋め込み式バッテリによって動力供給され、経皮コネクタ(100)は制御器および/またはバッテリを収容可能である。頭蓋ハウジング(314)は経皮コネクタの蓋であることができ、あるいはヘッドバンドまたはヘルメット(不図示)に収容可能である。
参考文献
・米国特許第5,904,646号明細書
・仏国特許第03−04063号明細書
・米国特許出願第12/631,161号明細書
・仏国特許出願第11−50639号明細書

Claims (32)

  1. 好ましくはエネルギーまたは物質を移送するように作られた、患者の身体の内側に配置された内部対象物(150)を前記身体の外部の対象物に接続するために前記患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮接続装置であって、前記装置が、
    − 経皮当接部(111)を含む第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部とを有する経皮ソケット(110)と、
    − 前記骨構造に形成された穴に挿入されるように設計された細長い延伸部材(115)であって、前記ソケット(110)の前記第2端部に取外し可能に結合される手段を含む第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部とを有し、前記経皮ソケット(110)に対する前記延伸部材(115)の取外し可能な結合は、前記経皮ソケット(110)の前記第1端部が前記延伸部材(115)の前記第2端部に対して角度的にずれるように設計されている細長い延伸部材(115)と、
    − オッセオインテグレーションによって前記装置を前記骨構造に定着させるために設けられた定着手段と、
    − 前記経皮ソケット(110)の前記第1端部から前記延伸部材(115)の前記第2端部へ前記装置を通って延びる別個の接続手段であって、前記経皮当接部(111)内に配置された少なくとも第1コネクタ(130)を含む別個の接続手段と
    を含む経皮接続装置。
  2. 前記延伸部材(115)の前記第2端部に対する前記経皮ソケット(110)の前記第1端部の前記角度ずれが、少なくとも70°であり、好ましくは110°未満であり、さらに好ましくは90°〜100°の間に含まれ、最も好ましくは95°である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記延伸部材(115)が前記経皮ソケット(110)に取外し可能に結合され、前記定着手段が前記経皮ソケット(110)の前記第2端部に配置され、前記経皮ソケット(110)の前記第2端部は、前記経皮当接部(111)が前記骨構造の表面に対して突出するように、前記骨構造中に骨埋没するように設計されている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記経皮ソケット(110)が前記延伸部材(115)に取外し可能に結合され、前記定着手段が、前記経皮ソケット(110)に対する前記延伸部材(115)の取外し可能な結合部に近い、前記延伸部材(115)の前記第1端部に配置される、請求項1または2に記載の装置。
  5. 前記延伸部材(115)および前記経皮ソケット(110)が、前記定着手段を含む定着基部を介して取外し可能に結合され、前記定着基部が、前記骨構造に骨埋没するように設計され、および前記骨構造の表面に対して突出するように作られた前記経皮当接部(111)を取外し可能に結合するための第1結合手段と、前記骨構造に完全に埋没されるように作られた前記延伸部材(115)を取外し可能に結合するための第2結合手段とを含む、請求項1または2に記載の装置。
  6. − 前記定着基部が、円筒または切頭円錐形状を有するインプラント(131)を含み、前記インプラントが、前記インプラント(131)の壁に設けられた少なくとも1つの穴を有し、
    − 前記経皮当接部(111)が、前記インプラント(131)に少なくとも部分的に挿入される形状を有し、
    − 前記細長い延伸部材(115)の前記第1端部が、前記インプラント(131)の前記穴に取外し可能に挿入される手段を含む、
    請求項4に記載の装置。
  7. 前記インプラント(131)が、前記骨構造に埋め込むためのねじ部分と、前記骨構造の中に前記インプラント(131)を締め込み、その位置を調整するための前記インプラントの一端のリング部分とを含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記リング部分が、少なくとも1つの外側平坦部分を含む、請求項7に記載の装置。
  9. 前記インプラント(131)が、前記インプラント(131)の側壁に設けられた複数の定着用の穴を含み、前記定着用の穴のそれぞれが、前記インプラントを前記骨構造中に定着させるための骨接合ねじを受け入れるように作られている、請求項6〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記当接部(111)が前記第1コネクタ(130)を受け入れるための貫通穴を含み、前記貫通穴が、前記当接部(111)内で前記第1コネクタ(130)の位置決めを案内するように設計された形状を有する、請求項6〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記定着手段が、前記骨構造の空洞の側壁と噛み合うために前記装置の表面に対して突出するように作られた複数の骨接合ねじを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記定着手段が、前記骨構造の空洞の側壁と噛み合うために前記装置の表面に対して突出できるように配置された少なくとも1つの定着要素を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記定着手段がねじ付き表面を含み、前記ねじ付き表面が前記骨構造中の前記装置の一次定着を容易にする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記定着要素が突起部分を含み、前記突起部分が、20マイクロメートル〜2000マイクロメートルの深さで、好ましくは400マイクロメートルの深さで前記空洞の側壁に入り込むように設計されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記突起部分が保持効果をもたらす幾何学的形状を有し、前記形状が好ましくは、円錐状、ピラミッド状、および/または多面体状から選択される対称的な形状である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記経皮ソケット(110)、前記経皮当接部(111)、前記インプラント(131)、および/または前記延伸部材(115)が、チタニウム、ポリエーテルエーテルケトン、ジルコニアおよび/またはいずれかの生体適合材料から作製される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記インプラントが、機械加工プロセスおよび/または付加的製造プロセスを用いて、チタニウムから作製される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記インプラント(131)および/または前記延伸部材(115)が、前記骨構造への前記装置のオッセオインテグレーションを促進するためのコーティングで被覆される、請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記経皮当接部(111)を、機械的、磁気的および/または物理的に1つまたは複数の外部部品に接続可能である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記第1コネクタ(130)が、戻止めシステムを用いて、前記経皮当接部(111)内に留められる、請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記第1コネクタ(130)が、前記経皮当接部(111)内に挿入される維持要素(136)を用いて、前記経皮当接部(111)内で適所に維持される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記維持要素が、前記当接部(111)にねじ込まれるか押し込まれるリング(136)であり、前記リングが好ましくは、前記第1コネクタ(130)を圧縮した状態に維持すべくOリングを配置するために内側に切込みを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記延伸部材(115)が管状ルーメン形状を有し、前記管状ルーメン形状が平行六面体形、正多角形、不規則多角形円形、楕円形、円またはそれらの組合せから選択される、請求項1〜22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記延伸部材(115)が複数の管を含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記管が互いに平行に配置される、請求項24に記載の装置。
  26. 前記第1コネクタ(130)が、ケイ素または可撓性および生体適合性の両方である他のいずれかの材料で封入された、生体適合性電線から作製されたリボンケーブルによって中間コネクタに接続される、請求項1〜25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 内部対象物に接続されるように作られた中間コネクタを含み、前記中間コネクタが、前記中間コネクタを固定かつ密封するためのねじまたはピンシステムを含む、請求項1〜26のいずれか一項に記載の装置。
  28. 内部対象物に接続されるように作られた中間コネクタを含み、前記中間コネクタが少なくとも1つのアイレットを各側に含み、前記アイレットが、ねじを用いて前記インプラントを骨に取り付けるために使用され、および/または前記インプラントを筋膜に縫合するために使用される、請求項1〜27のいずれか一項に記載の装置。
  29. 前記当接部(111)が部分的および/または完全に円筒形、三角形、および/または多角形である、請求項1〜28のいずれか一項に記載の装置。
  30. 前記接続手段が、前記第1コネクタ(130)に対して前記接続手段の反対端部に配置された第2コネクタ(138)を含み、前記第2コネクタ(138)が、前記経皮ソケット(110)および前記延伸部材(115)を通過するように設計された形状を有する、請求項1〜29のいずれか一項に記載の装置。
  31. 前記接続手段が電気接続手段であり、前記第1コネクタ(130)および/または前記第2コネクタ(138)が、好ましくは円形または交差配置の断面を有するジャックコネクタである、請求項30に記載の装置。
  32. 好ましくはエネルギーまたは物質を移送するように作られた、患者の身体の内側に配置された内部対象物(150)を前記身体の外部の対象物に接続するために前記患者の骨構造中に固定されるように作られた経皮接続装置であって、前記装置が、
    − 円筒または切頭円錐形状を有するインプラント(131)であって、前記装置を前記骨構造中に定着させるための定着手段を有する定着基部を形成し、および前記インプラント(131)の側壁に設けられた少なくとも1つの横穴を有するインプラント(131)と、
    − 好ましくは取外し可能な方法で、前記インプラント(131)に少なくとも部分的に挿入される形状を有する経皮当接部(111)と、
    − 前記骨構造中に形成された穴に挿入されるように作られた細長い延伸部材(115)であって、前記インプラント(131)の前記横穴に取外し可能に挿入される手段を含む第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部とを有する細長い延伸部材(115)と、
    − 前記経皮当接部(111)から延伸部材(115)の前記第2端部へ前記装置を通って延びる接続手段であって、前記経皮当接部(111)内に配置される少なくとも第1コネクタ(130)を含む接続手段と
    を含む経皮接続装置。
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