JP2015517219A - 負荷時タップ切換器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、請求項1の上位概念に基づくタップ変成器の異なる巻線タップ間を無中断で切り換える負荷時タップ切換器に関する。本発明の普遍的な考えは、伝動モジュールを用いて、変成器カバーの下側に負荷時タップ切換器を配置することである。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に基づくタップ変成器の異なる巻線タップ間を無中断で切り換える負荷時タップ切換器に関する。
昔からタップ変成器の異なる巻線タップ間を無中断で切り換えるために、多くの数の負荷タップ切換器が世界中で使用されている。特に、北アメリカで普及している所謂リアクトル型切換器は、緩慢な連続した切換を可能とする切換リアクタンスを有する。抵抗高速切換方式による負荷タップ切換器は、通常タップ変成器の切り換え先の各巻線タップを無電力状態で選択するセレクタと、それまでの巻線タップから新しい予め選択された巻線タップへの本来の切換を行なう負荷切換器とから構成されている。そのために、負荷切換器は、通常切換接点と抵抗接点を備えている。その場合、切換接点は、各巻線タップを負荷導体と直接接続する役割を果たし、抵抗接点は、短時間で切り換える、即ち、一つ以上の遷移抵抗を用いてブリッジングする役割を果たしている。しかし、近年の発展形態は、絶縁オイル内の機械式切換接点を備えた負荷切換器から懸け離れて来ている。それに代わって、真空切換セルが切換素子として益々用いられて来ている。
そのような真空切換セルを備えた負荷タップ切換器は、例えば、特許文献1に開示されている。そこでは、負荷切換器が、少なくとも一つの円板カムを備えた、アキュムレータにより駆動可能な駆動シャフトを装備している。その円板カムは、複数の制御カムを備えており、円板カムの正面側に配置された二つの制御カムが、円形と異なるカム形式の輪郭を有し、その輪郭に沿って接触した状態で、ロックレバーを介して真空切換セルと接続されたローラが、それぞれ案内され、そのローラは、各制御カムに形成された輪郭と係合している。
特別な種類の負荷時タップ切換器、所謂負荷セレクタでは、新しい巻線タップを選択する前述した手段と本来の負荷切換手段が構造的に一体化されて、共通的に操作される。タップ変成器の一方のタップから他方のタップに無中断で切り換える抵抗高速切換方式によるタップ切換器は、通常タップ巻線の出力配線とそれぞれ電気的に接続された固定タップ接点が、一つ以上の水平な平面内に円の形で絶縁フレーム又は絶縁シリンダに配置されるとともに、同心状の駆動シャフトにより操作される回転可能な接点ブリッジによって切り換えることができるように構成されている。その場合、タップ選択と本来の負荷切換を組み合わせた負荷セレクタでは、接点ブリッジの操作は、切換器の駆動シャフトにより付勢されるエネルギー貯蔵器、大抵はスプリング式アキュムレータの作動により飛躍的に行なわれている。
特許文献2には、この従来の構造と異なる、直線的な接点操作によるタップ切換器が記載されており、そこでは、固定タップ接点が切換器の内部を軌道に沿って延びており、又もや駆動シャフトにより駆動される滑動可能な切換機構により操作することが可能である。その場合、垂直に滑動可能な切換機構は、新しい固定タップ接点を選択する、駆動シャフトにより連続的に駆動可能な昇降スライダと、作動後、この昇降スライダに追随して飛躍的に動作する、この昇降スライダによりエネルギー貯蔵器を用いて昇降可能な被動部分とから構成され、それにより、それまでのタップ巻線のタップから予め選択された新しいタップへの本来の負荷切換が行なわれている。それに必要な切換部品は、被動部分の構成部品である。
特許文献3により、本出願人によるセレクタ接点が直線的に配置された別の負荷タップ切換器が周知である。そのセレクタ接点の上方には、即ち、空間的に分離された形で、各相のセレクタ接点にそれぞれ割り当てられた、本来の飛躍的な負荷切換のための固定式真空切換セルが置かれている。その負荷タップ切換器を操作するためには、昇降動作中にセレクタ接点を操作するとともに、飛躍的な被動動作により真空切換部品も駆動するスプリング式エネルギー貯蔵器が必要である。
そのような負荷時タップ切換器は、基本的に組込式切換器又は増設式切換器として知られている。典型的な組込式切換器は、通常別個のオイル容器内の本来の無中断による負荷切換を行なう負荷切換器と、その下に配置された、タップ変成器の次に切り換える巻線タップを予め選択するセレクタとを備えている。従って、そのような組込式切換器は、名前の通り、オイルを満たした変成器タンク内に上方から完全に差し込まれて取り付けられている。その場合、負荷時切換器の別個のオイル容器によって、そのオイルの体積部分が変成器タンク内の周囲の絶縁オイルと混合しないことを保証している。その場合、所謂配線設備としての電気導体を変成器の内部の個々の巻線タップから変成器タンクを介してタップ切換器にまで敷設することが一般的に必要である。
典型的な増設式切換器は、例えば、非特許文献1により周知の通り、通常薄板から成る、周囲を取り囲む別個の筐体を有し、変成器の外壁の側方に設置されている。そのような増設式切換器の筐体は、絶縁オイルで満たされている。その場合でも、電気導体を変成器の内部の個々の巻線タップから変成器タンク全体を介して敷設し、また更に、密閉された、バリアボードとも呼ばれる所謂変成器ボードを介して、外部に向かって、側方に増設されたタップ切換器にまで敷設することが必要である。特許文献4は、そこでは「端子盤」と呼ばれる、そのような変成器ボードを記載している。増設したタップ切換器が別個のオイルを満たした筐体内に収容されているので、油密な隔壁によって、同じくオイルを満たされた変成器タンクから分離することが必要であり、この「端子盤」には、変成器のタップをタップ切換器と接続するための端子が配備されている。これらの所要の配線設備も変成器ボードも負担の掛かり高価である。
更に、従来技術全体において、タップ切換器のために、通常別個の保護リレー、専用の配管、別個のエキスパンダ及び別個の空気除湿器を備えた別個のオイル循環経路を設ける必要が有る。
ドイツ特許公開第10200943171号明細書 ドイツ特許第4237165号明細書 ドイツ特許第19847745号明細書 ドイツ特許第2923170号明細書
ラインハウゼン・マニファクチャリング社のパンフレット「VACUTAP(R) RMV−A On−Load Tap−Changer for Regulating Transformers」
本発明の課題は、前記の周知の解決策の欠点を防止するとともに、簡単に取り付けられる安価なタップ切換器を提示することである。
本課題は、請求項1の特徴を有するタップ変成器の異なる巻線タップ間を無中断で切り換える負荷時タップ切換器により解決される。この場合、従属請求項は、本発明の特に有利な改善構成に関する。
本発明の普遍的な考えは、変成器カバーの反対側の外側に配置されたモータ駆動部と協力して動作する伝動モジュールを用いて、負荷時タップ切換器を変成器カバーの下側に直に固定することである。そのために、この伝動モジュールは、フランジ状の密閉モジュールを備えており、この密閉モジュールは、変成器カバーの下側に直に配置されて、モータ駆動部と取り外し可能な形で連結されている、特に、ねじ止めされている。そのため、本発明では、この伝動モジュールには、負荷切換器全体が固定されている。この伝動モジュールは、負荷時タップ切換器を保持するとともに、密閉モジュールを用いて変成器の外側に対して密閉する役割を果たす。従って、変成器の運搬時における変成器カバーの捩れが負荷時タップ切換器に伝わらない。更に、それにより、変成器カバーにおける密閉面を大きく削られた取付フランジを省略することができる。更に、この形式の提案した固定形態は、変成器製造業者にとって簡単な、変成器タンク内への負荷時タップ切換器の組立形態を提供する。
本発明の別の有利な実施構成では、誘電体材料、特に、プラスチックから成る支持プレートが配備され、この支持プレートが負荷時タップ切換器に必要な大地との間隔を作り出すように、この支持プレートの第一の側には、セレクタ接点ユニットが配置され、その第二の側には、無中断で切り換える手段が配置されている。
本発明の更に別の実施構成では、この少なくとも一つのセレクタ接点ユニットが、切換中に、少なくとも一つのセレクタ接点ユニットの直線的な案内を確保するとともに、支持プレートに配置された複数の横梁を保持する、ほぼ平行に配置された二つのガイドバーに沿って動かされる。この場合、セレクタ接点ユニットは、それぞれスライドカートリッジと、固定セレクタ接点と協力して動作する可動セレクタ接点を収容する接点支持体とを備えている。
本発明の更に別の実施構成では、これらの可動セレクタ接点は、それぞれ接点支持体内に収容されて、支持プレートに配置された固定セレクタ接点と協力して動作し、可動セレクタ接点が、ガイドバーに沿ってスライドカートリッジ、即ち、セレクタ接点ユニットと一緒に長手方向に滑動することによって、個々の固定セレクタ接点を切り換えることが可能になっている。このセレクタ接点ユニットの往復運動によって、個々の固定セレクタ接点が切り換えられ、それにより、負荷時タップ切換器の制御範囲を通過して行く。ガイドバーを保持している、これらの複数の横梁は、特に簡単な手法で、長手方向に走行可能な可動セレクタ接点のための機械的なストッパを形成し、それによって、制御範囲が機械的にも制限されている。
更に別の有利な実施構成では、無中断で切り換える切換手段が、それに対応するセレクタ接点ユニットの各スライドカートリッジに直に配置されている。この実施構成でも、モータ駆動部が、アングルトランスミッションを用いて、中央のねじ付スピンドルを駆動し、このねじ付スピンドル自体は、更に回転運動をスライドカートリッジの長手方向の滑動に変換し、それにより、可動セレクタ接点もセレクタ接点ユニットに配置された無中断で切り換える切換手段も操作することが可能であることによって、無中断で切り換える切換手段とセレクタ接点ユニットの両方が、エネルギー貯蔵器を間に接続すること無く、共通のモータ駆動部によって駆動される。
本発明の更に別の有利な実施構成では、モータ駆動部によって、ねじ付スピンドルが駆動され、このねじ付スピンドル自体は、セレクタ接点ユニットと、無中断で切り換える切換手段を操作することが可能なカムシャフトと作用する形で接続されている。それによって、特に有利な手法で、無中断で切り換える切換手段と独立して、セレクタ接点ユニットを簡単に操作することが可能である。
以下において、添付図面を参照して、本発明とその利点を詳しく説明する。
本発明による負荷時タップ切換器の実施構成の模式的な斜視図 セレクタ接点が配置された図1の負荷時タップ切換器を側面から見た第一の斜視図 負荷を無中断で切り換える切換手段が配置された図1の負荷時タップ切換器を側面から見た第二の斜視図 本発明による負荷時タップ切換器のガイドバーの詳細図 本発明による負荷時タップ切換器のセレクタ接点ユニットの別の詳細図 本発明による負荷時タップ切換器のセレクタ接点ユニットの更に別の詳細図 本発明による負荷時タップ切換器の接点フレームの図 本発明による負荷時タップ切換器の別の実施構成を側面から見た斜視図 図6aの側面から見た斜視図の詳細図 本発明による負荷時タップ切換器の更に別の実施構成を側面から見た第一の斜視図 図7aの本発明による負荷時タップ切換器の更に別の実施構成を側面から見た第二の斜視図
図1には、詳しくは図示されていないタップ変成器の変成器カバーの下に直に配置された本発明による負荷時タップ切換器1が斜視図で図示されている。この負荷時タップ切換器1の構成部品とその機能の詳細な説明は、以下における図面の説明から読み取ることができる。そのような従来技術により十分に知られているタップ変成器は、絶縁オイルで満たされた変成器タンクを有し、その中の鉄製ヨークには、少なくとも一つの巻線が配置されている。この巻線は、主巻線と制御巻線に分けられ、それらには、制御範囲を構成する複数の巻線タップが配備されている。更に、負荷時タップ切換器1は、変成器カバー2の下側に固定された伝動モジュール3を有し、このモジュールは、変成器カバー2の反対側の外側に配置されたモータ駆動部4と協力して動作する。この場合、モータ駆動部4は、例えば、市販のステッピングモータとして構成することができる。この伝動モジュール3は、変成器カバー2の下側に直に配置された、モータ駆動部4と取り外し可能な形で連結された、特に、ねじ止めされたフランジ状の密閉モジュール5を有する。そのため、この伝動モジュール3には、負荷時タップ切換器1全体が固定されている。この伝動モジュール3は、負荷時タップ切換器1を保持するとともに、密閉モジュール5を用いて変成器の外側に対して気密に密閉する役割を果たしている。それによって、変成器の運搬時における変成器カバー2の捩れが負荷時タップ切換器1に伝わらない。
図2aと2bは、本発明による負荷時タップ切換器1を二つの異なる側面から見た斜視図で図示している。負荷時タップ切換器1の個々の構造グループを固定することが可能な、誘電体材料から成る支持プレート6が、伝動モジュール3と機械的に接続されている。この場合、支持プレート6は、電気絶縁材料から製造することができ、そのために、負荷時タップ切換器1の全ての主要な構成部品を収容するように構成されている。この場合、図2aは、少なくとも一つのセレクタ接点ユニット7.1,7.2及び7.3の構造グループが支持プレート6に固定された、負荷時タップ切換器1の第一の側面を図示している。図2aの図面では、例えば、三つのセレクタ接点ユニット7.1,7.2及び7.3が有り、この場合、各セレクタ接点ユニット7.1,7.2及び7.3は、タップ変成器の別個の相、即ち、巻線と接続されている。各セレクタ接点ユニット7.1〜7.3は、それぞれタップ変成器の制御巻線の巻線タップと電気的に接続された複数の切換可能な固定セレクタ接点8.1〜8.5と、負荷導体LAと接続された接点レール9と、それぞれ二つの付勢されて軸支された形の可動セレクタ接点11.1及び11.2を有する接点支持体10.1〜10.3とを備えている。この場合、切換方式に応じて、即ち、リアクトル型切換方式又は抵抗高速切換方式に基づき、一方の可動セレクタ接点、例えば、可動セレクタ接点11.1を第一の固定セレクタ接点、例えば、固定セレクタ接点8.1に切り換えるとともに、他方の可動セレクタ接点、例えば、可動セレクタ接点11.2を第一の固定セレクタ接点に隣接する第二の固定セレクタ接点、例えば、固定セレクタ接点8.2に切り換えるための中間位置が、負荷時タップ切換器1の停止操作位置として許容される。そのため、リアクトル型切換方式では、この場合、5つの図示された固定セレクタ接点8.1〜8.5では、9個の停止操作位置が可能である一方、中間位置が許容されない抵抗高速切換方式による負荷時タップ切換器1では、5個の停止操作位置だけが得られる。この場合、各相の接点支持体10.1〜10.3は、スライドカートリッジ12.1〜12.3と機械的に固定されて、それと共に一つの構造ユニットを構成している。このスライドカートリッジ12.1〜12.3は、可動接点11.1〜11.3が、スライドカートリッジ12.1〜12.1と一緒に、ガイドバー14.1〜14.2に沿って長手方向に滑動することにより、個々の固定セレクタ接点8.1〜8.5を切り換えることができるように、複数の横梁13.1〜13.Xを用いて支持プレート6に固定された、二つの平行に配置されたガイドバー14.1と14.2に取り付けられている。そのために、モータ駆動部4により発生された回転運動は、伝動モジュール3を用いて、中央のスライドカートリッジ12.2に配備されたスピンドルナット16と螺合するねじ付スピンドル15に伝達され、それによって、ガイドバー14.1と14.2に沿った中央のスライドカートリッジ12.2の長手方向の滑動を発生させることが可能となっている。それ以外のスライドカートリッジ12.1と12.3は、これらのスライドカートリッジ12.1と12.3がガイドリンク17を介してスライドカートリッジ12.2と機械的に連結されていることによって、支持プレート6の第二の側面に配置された、同じく長手方向に滑動可能なガイドリンク17を介して、中央のスライドカートリッジ12.2と作用するように接続されている。このスライドカートリッジ12.2を用いたスライドカートリッジ12.1と12.3の機械的な強制誘導の詳しい説明は、以下における図3の図面の説明から読み取ることができる。更に、ガイドバー14.1と14.2を支持する複数の横梁13.1〜13.3は、スライドカートリッジ12.1〜12.3と一緒に長手方向に走行可能な可動接点10.1〜10.3のための機械的なストッパを形成し、それによって、負荷時タップ切換器1の制御範囲が機械的にも制限されている。
この場合、図2bは、無中断で切り換える切換手段が配置された、支持プレート6の第二の側面を図示している。これらの無中断で切り換える切換手段は、図2bの実施構成では、真空切換セル19.1〜19.6であり、それぞれ二つの真空切換セル19.1と19.2、19.3と19.4又は19.5と19.6は、それぞれ負荷時タップ切換器1の一つの相に割り当てられて、それに対応するセレクタ接点ユニット7.1〜7.3と協力して動作する。これらの真空切換セル19.1〜19.6は、可動切換接点20.1〜20.6と詳しくは図示されていない固定接点18.1〜18.6から成る従来技術により周知の切換手段である。この場合、各真空切換セル19.1〜19.6は、それぞれ継手リンク21.1〜21.6及び制御レバー22.1〜22.6との継手形態により支持プレート6の第二の側面に配置された可動切換接点20.1〜20.6を備えている。支持プレート6の方を向いた側面上における、それに対応する継手リンク21.1〜21.6と制御レバー22.1〜22.6の間の継手接続部には、それぞれガイドリンク17の上側24と部分的に接触して、それに沿って転動する、回転可能に軸支されたローラ23.1〜23.6が配備されている。この場合、ガイドリンク17の上側24は、カム形式の輪郭を有し、そのため、真空切換セル19.1〜19.6は、ガイドリンク17の長手方向の滑動によって、ガイドリンク17の上側24の輪郭に応じて切り換える、即ち、開閉することが可能である。
図3は、スライドカートリッジ12.1〜12.3とガイドリンク17の機械的な連結部の簡略化した詳細図を図示している。ここでは詳しく図示されていない歯車を介して、ねじ付スピンドル15に回転運動を伝達する伝動モジュール3が図示されており、ねじ付スピンドル自体は、その回転運動を中央のスライドカートリッジ12.2に配備されたスピンドルナット16に更に伝えており、そのため、ねじ付スピンドル15の回転運動が、ガイドバー14.1と14.2に沿った中央のスライドカートリッジ12.2の長手方向の動きに変換されている。スライドカートリッジ12.1〜12.3がガイドリンク17を用いて互いに機械的に連結されていることによって、結局は、ガイドバー14.1と14.2に沿った中央のスライドカートリッジ12.2の長手方向の滑動によって、それ以外の二つのスライドカートリッジ12.1と12.3の長手方向の滑動も生じている。
図4aと4bは、本発明による負荷時タップ切換器1の一つの相のセレクタ接点ユニット7.1の別の詳細図面を二つの異なる斜視図で図示しており、例えば、セレクタ接点ユニット7.2と7.3が同じ形で構成されていることを表している。従って、以下の説明は、これらのセレクタ接点ユニット7.2と7.3にも当てはまる。この場合、固定セレクタ接点8.1〜8.5は、例えば、ここに図示されたねじ接続部を用いて、プラスチックから成る接点フレーム25.1に配置されている。この接点フレーム25.1は、それぞれ図示されていない遷移リアクトルの端子として使用される二つの間隔保持部材27.1〜27.2を用いて、支持プレート6に固定されている。更に、この接点フレーム25.1は、その縦側に制御リンク26.1を備えており、この制御リンクの両側には、それに対応するスライドカートリッジ12.1の長手方向の滑動時に、制御リンク26.1に配備されたカム28.1〜28.4を用いて、それに対応するセレクタ接点ユニット7.1の付勢されて軸支された形のセレクタ接点11.1と11.2を複数のカム28.1〜28.4の輪郭に応じて垂直に動かすために、複数のカム28.1〜28.4が配置されている。この場合、これらの複数のカム28.1〜28.4の輪郭は、セレクタ接点ユニット7.1の可動セレクタ接点11.1と11.2が、二つの隣り合う固定セレクタ接点8.1〜8.5の間で、その時点に切り換えられている固定セレクタ接点、この場合、固定セレクタ接点8.1から持ち上げられた後、切換の実行により、再び次の固定セレクタ接点、この場合、固定セレクタ接点8.2に切り換えられるようなサイズに設定されている。即ち、リアクトル切換方式では、二つの隣り合う固定セレクタ接点8.1〜8.5に対して、可動セレクタ接点11.1と11.2の中間位置が許容される。所定の接点動作のために、接点部材11.1と11.2は、本来の接点面に球形状で構成されている。
図5は、各セレクタ接点ユニット7.1〜7.3の対応する可動セレクタ接点11.1と11.2、11.3と11.3又は11.5と11.6を切換プロセスの間にカム28.1〜28.4の輪郭に応じて垂直に滑動させるための制御リンク26.1〜26.3とそれぞれ複数のカム28.1〜28.4を備えた接点フレーム25.1〜25.3を詳細図で図示している。
本発明による負荷時タップ切換器1をタップ変成器に取り付けた状態では、真空切換セル19.1〜19.6の可動切換接点20.1〜20.6は、各相に対応する間隔保持部材27.1〜27.2と、そのため結局は、それに対応する遷移抵抗と電気的に接続される一方、当該の真空切換セル19.1〜19.6のそれに対応する固定接点18.1〜18.6は、それに対応する相の接点レール9と電気的に接続されている。しかし、基本的に、負荷時タップ切換器1の電気接続を前述した形態と全く反対の手法で行なうことも考えられる。
図6aと6bには、本発明による負荷時タップ切換器1の別の実施構成が図示されている。これらの図面の説明では、前述した図面との相違点の説明に限定し、同じ構成部分には、図1〜5と同じ符号が付与されている。本発明による負荷時タップ切換器1のこの実施構成では、無中断で切り換える切換手段、即ち、真空切換セル19.1〜19.6が、各セレクタ接点ユニット7.1〜7.3のそれに対応するスライドカートリッジ12.1〜12.3に直に配置されており、それと一緒にねじ付スピンドル15に沿って走行可能な形で構成されている。この実施構成では、各セレクタ接点ユニット7.1〜7.3は、この図面では見ることができない、その専用のスピンドルナット16をそれに対応するスライドカートリッジ12.1〜12.3内に配置しており、それによって、これらのセレクタ接点ユニット7.1〜7.3は、絶縁シャフト15に沿って同期して滑動可能な形で構成されている。この絶縁シャフト15は、複数の部分部材から構成され、それらの対応する部分部材の間に、それぞれ電気絶縁材料から成る管継手28.1〜28.2を備えている。更に、モータ駆動部3の回転運動をねじ付スピンドル15に更に伝えるために、アングルトランスミッション29が配備されている。モータ駆動部3とアングルトランスミッション29の間には、モータ駆動部3の回転運動をアングルトランスミッション29に伝える、誘電体材料から成る絶縁シャフト30が配置されている。それに対応するスライドカートリッジ12.1〜12.3に配置された真空切換セル19.1〜19.6の固定接点18.1〜18.6は、それぞれ撚線31.1〜31.6を用いて、支持プレート6にねじ止めされて、図示されていない遷移抵抗と電気的に接続されている。これらの真空切換セル19.1〜19.6の可動切換接点20.1〜20.6は、それぞれローラ33.1〜33.6を備えたロッキングアーム構成32.1〜32.6と作用する形で機械的に接続されている。この負荷時タップ切換器1を取り付けた状態では、真空切換セル19.1〜19.6の可動切換接点20.1〜20.6は、それに対応する相の可動セレクタ接点11.1〜11.2と電気的に接続されている。これらの対応するローラ33.1〜33.6は、スライドカートリッジ12.1〜12.3の長手方向の滑動時に、シフトゲート付レール34.1〜34.3の輪郭に沿って転動し、それによって、各ロッキングアーム構成32.1〜32.6は、それに対応する真空切換セル19.1〜19.6の相応の可動切換接点20.1〜20.6をシフトゲート付レール34.1〜34.3の輪郭に応じて切り換える、即ち、開閉する。この場合、この図面では、固定セレクタ接点8.3〜8.5しか見えない固定セレクタ接点8.1〜8.5は、支持プレート6に直に配置されており、ここで図示されていない支持プレート6の反対側で、タップ変成器の制御巻線の対応する巻線タップと電気的に接続されている。
図7aと7bには、本発明による負荷時タップ切換器1の更に別の有利な実施構成が図示されている。これらの図面の説明でも、前述した図面との相違点の説明に限定し、同じ構成部分には、図1〜5と同じ符号が付与されている。図7aと7bの実施構成では、モータ駆動部3によって、各セレクタ接点ユニット7.1〜7.3と作用する形で機械的に接続されたねじ付スピンドル15と、無中断で切り換える切換手段、即ち、真空切換セル19.1〜19.6を操作することが可能なカムシャフト35との両方が駆動される。この場合、図6a及び6bの図面と異なり、ねじ付スピンドル15は、その全長に渡ってねじ付スピンドルとして構成されており、ねじ付スピンドル15が回転した時に、各スライドカートリッジ12.1〜12.3が水平に走行するように、各スライドカートリッジ12.1〜12.3に配備されたスピンドルナット16と螺合している。それ以外のセレクタ接点ユニット7.1〜7.3は、図1〜5により説明したセレクタ接点ユニット7.1〜7.3と同じ形に構成されている。真空切換セル19.1〜19.6を操作するために、各可動切換接点20.1〜20.6は、リフトバー36.1〜36.6と機械的に強制連結されており、このリフトバーは、カムシャフト35が回転した時に、制御カム37.1〜37.6が、それに対応するリフトバー36.1〜36.6を垂直方向に動かし、結局は、当該の真空切換セル19.1〜19.6のそれに対応する可動切換接点20.1〜20.6を操作するように、可動切換接点20.1〜20.6に対向して、カムシャフト35に配置された制御カム37.1〜37.6と協力して動作する。この場合、カムシャフト35の周囲には、負荷時タップ切換器1が基本とする切換シーケンスに応じて、真空切換セル19.1〜19.6毎に複数の制御カム37.1〜37.6が配備されている。
従って、要約すると、本発明による負荷時タップ切換器1は、リアクトル型切換方式でも抵抗高速切換方式でも使用可能であると立証することができた。基本とする切換方式に応じて、ここに図示された5つのセレクタ接点8.1〜8.5の場合、リアクトル型切換方式で9つの停止操作位置が許容される一方、抵抗高速切換方式により構成された本発明による負荷時タップ切換器1では、5つの停止操作位置だけが許容される。
1 負荷時タップ切換器
2 変成器カバー
3 伝動モジュール
4 モータ駆動部
5 密閉モジュール
6 支持プレート
7.1〜7.3 セレクタ接点ユニット
8.1〜8.5 固定セレクタ接点
9 接点レール
10.1〜10.3 接点支持体
11.1,11.2 可動セレクタ接点
12.1〜12.3 スライドカートリッジ
13.1〜13.3 横梁
14.1,14.2 ガイドバー
15 ねじ付スピンドル
16 スピンドルナット
17 ガイドリンク
18.1〜18.6 固定接点
19.1〜19.6 真空切換セル
20.1〜20.6 可動切換接点
21.1〜21.6 継手リンク
22.1〜22.6 制御レバー
23.1〜23.6 ローラ
24 ガイドリンクの上側
25.1〜25.3 接点フレーム
26.1〜26.3 制御リンク
27.1〜27.2 間隔保持部材
28.1〜28.2 管継手
29 アングルトランスミッション
30 絶縁シャフト
31.1〜31.6 撚線
32.1〜32.6 ロッキングアーム構成
33.1〜33.6 ローラ
34.1〜34.3 シフトゲート付レール
35 カムシャフト
36.1〜36.6 リフトバー
37.1〜37.6 制御カム

Claims (18)

  1. タップ変成器の異なる巻線タップ間を無中断で切り換える負荷時タップ切換器であって、
    少なくとも一つのセレクタ接点ユニットの各々が、それぞれ個々の巻線タップと電気的に接続された複数の固定セレクタ接点を備えて、一本の線に沿って配置されており、
    これらの固定セレクタ接点が、長手方向に滑動可能な二つのセレクタ接点により操作することが可能であり、
    無中断で切り換えるために、相毎に二つの真空切換セルが配備され、
    駆動運動を負荷時タップ切換器に伝えるためのモータ駆動部が配備されている、
    負荷時タップ切換器において、
    この負荷時タップ切換器(1)全体が、伝動モジュール(3)を用いて、変成器カバー(2)の下側に配置されていることを特徴とする負荷時タップ切換器。
  2. 伝動モジュール(3)がフランジ状の密閉モジュール(5)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の負荷時タップ切換器。
  3. モータ駆動部(4)により発生させた回転運動は、伝動モジュール(3)を用いて、中央のスライドカートリッジ(12.2)に配備されたスピンドルナットと螺合するねじ付スピンドル(15)に伝達することが可能であり、それによって、ガイドバー(14.1,14.2)に沿った中央のスライドカートリッジ(12.2)の長手方向の滑動を発生させることが可能であることと、
    それ以外のスライドカートリッジ(12.1,12.3)は、中央のスライドカートリッジ(12.2)と機械的に連結された、同じく長手方向に滑動可能なガイドリンク(17)を介して、中央のスライドカートリッジ(12.2)と作用する形で接続されており、そのため、それ以外のスライドカートリッジ(12.1,12.3)自体が、このガイドリンク(17)を介して、中央のスライドカートリッジ(12.2)と機械的に連結されており、それによって、セレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)と負荷を無中断で切り換える切換手段(19.1〜19.6)とを同時に操作することが可能であることと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の負荷時タップ切換器。
  4. 誘電体材料から成る支持プレート(6)が配備されており、この支持プレートの第一の側面には、当該の少なくとも一つのセレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)が配置され、第二の側面には、当該の無中断で切り換える切換手段(19.1〜19.6)が配置されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  5. 当該の少なくとも一つのセレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)が、それぞれ一つのスライドカートリッジ(12.1〜12.3)と、一つの接点支持体(10.1〜10.3)と、それぞれ少なくとも一つの固定セレクタ接点(8.1〜8.5)と協力して動作する可動セレクタ接点(11.1,11.2)とを備えていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  6. スライドカートリッジ(12.1〜12.3)が、それぞれ二つの平行に配置されたガイドバー(14.1,14.2)により取り付けられており、これらのガイドバー自体は、横梁(13.1〜13.3)を用いて支持プレートに配置されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  7. 可動セレクタ接点(11.1,11.2)が、それぞれ接点支持体(10.1〜10.3)内に収容されるとともに、支持プレート(6)に配置された固定セレクタ接点(8.1〜8.5)と協力して動作することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  8. 当該の少なくとも一つのセレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)が、各スライドカートリッジ(12.1〜12.3)を用いて、ガイドバー(14.1,14.2)に沿って滑動可能な形で配置されており、それによって、負荷時タップ切換器(1)の制御範囲を通過することが可能であることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  9. 当該の複数の横梁(13.1〜13.3)が、負荷時タップ切換器(1)の制御範囲を機械的に制限するように、ガイドバー(14.1,14.2)に沿って滑動可能な少なくとも一つのセレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)のための機械的なストッパを形成していることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  10. 一つの相の可動セレクタ接点(12.1〜12.2)が、各停止操作位置で、負荷時タップ切換器(1)の同じ相の少なくとも一つの固定セレクタ接点(8.1〜8.5)を切り換えることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  11. それぞれ二つの可動セレクタ接点(11.1,11.2)が、一つの接点支持体(10.1〜10.3)内に付勢されて軸支された形で収容されていることを特徴とする請求項1から10までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  12. 当該の真空切換セル(19.1〜19.6)の可動切換接点(20.1〜20.6)が、それぞれ継手リンク(21.1〜21.6)及び制御レバー(22.1〜22.6)と作用する形で継手形態により機械的に接続され、支持プレート(6)の方を向いた側面上のそれに対応する継手リンク(21.1〜21.6)と制御レバー(22.1〜22.6)の間の継手形態による接続部には、ガイドリンク(17)の輪郭を有する上側(24)と部分的に接触して、それに沿って転動するローラ(23.1〜21.6)が配備されており、そのため、各真空切換セル(19.1〜19.6)が、ガイドリンク(17)の長手方向の滑動によって、この上側(24)の輪郭に応じて切り換えることが可能であることを特徴とする請求項1から11までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  13. 固定セレクタ接点(8.1〜8.5)が、接点フレーム(25.1〜25.3)に配置されており、これらの接点フレーム自体は、それぞれ間隔保持部材(27.1〜27.3)を用いて、支持プレート(6)に固定されていることを特徴とする請求項1から12までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  14. 接点フレーム(25.1〜25.3)が、その縦側に、複数のカムを両側に配置した制御リンク(26.1〜26.3)を備えていることを特徴とする請求項1から13までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  15. 当該のカムの輪郭は、切換の実行により、可動セレクタ接点(11.1,11.2)が再び次の固定セレクタ接点に切り換えられた後、それに対応するセレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)の可動セレクタ接点(11.1,11.2)が二つの隣り合う固定セレクタ接点(8.1〜8.5)の間でその時点に切り換えられている固定セレクタ接点から持ち上げられるようなサイズに設定されていることを特徴とする請求項1から14までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  16. 相毎に、それぞれ二つの真空切換セル(19.1と19.2,19.3と19.4,19.5と19.6)が、各セレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)の対応するスライドカートリッジ(12.1〜12.3)に直に配置されていることと、
    モータ駆動部(4)が、アングルトランスミッション(29)を用いて、中央のねじ付スピンドル(15)を駆動することと、
    各スライドカートリッジ(12.1〜12.3)が、別個のスピンドルナット(16)を備えていることと、
    ねじ付スピンドル(15)が、各スライドカートリッジ(12.1〜12.3)のスピンドルナット(16)と協力して動作して、回転運動を複数のスライドカートリッジ(12.1〜12.3)の同期した長手方向の滑動に変換することが可能であり、それにより、可動セレクタ接点(11.1,11.2)と真空切換セル(19.1〜19.6)の両方を操作することが可能であることと、
    を特徴とする請求項1から15までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
  17. モータ駆動部(3)が、セレクタ接点ユニット(7.1〜7.3)と作用する形で接続されたねじ付スピンドル(15)と、無中断で切り換える切換手段(19.1〜19.6)を操作することが可能なカムシャフト(35)との両方を駆動し、それによって、可動セレクタ接点(11.1,11.2)と無中断で切り換える切換手段(19.1〜19.6)の両方を操作することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の負荷時タップ切換器。
  18. 本負荷時タップ切換器が配電変圧器の電圧を制御するために使用されることを特徴とする請求項1から16までのいずれか一つに記載の負荷時タップ切換器。
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