JP2015515804A - デジタル通信のオーバヘッドおよび待ち時間の削減のためのフレーミング方式および方法 - Google Patents

デジタル通信のオーバヘッドおよび待ち時間の削減のためのフレーミング方式および方法 Download PDF

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Abstract

複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームのデータ通信フレーミング方式であって、各物理フレームは持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、物理フレームが少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、データフレーミング方式が、基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレームフレーム開始位置を有する論理フレームを含み、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択され、前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの持続時間の少なくとも一部、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの持続時間の少なくとも一部と同時に起こる。【選択図】図2

Description

開示される本技法は、概してデジタル通信に関し、特にオーバヘッドおよび待ち時間の削減のためのデータ伝送フレーミング方式および方法に関する。
光ファイバは、ツイストペア銅線等の電気的な伝送回線に比較して、クロストークに対する並外れたイミュニティだけではなくより大きなデータ搬送容量も提供することで知られている。エックスが建物、企業(FTTB)、家庭(FTTH)、近隣(FTTN)等を表すことがあるファイバートゥザエックス(FTTxまたはFTTX)は、完全であるのか、それとも部分的にであるのかに関わりなく、エンドユーザへの「ラストマイル」の電気通信で使用される従来の金属(たとえば、通常は銅)配線(たとえば、同軸、ツイストペア)インフラストラクチャの代替物として光ファイバを利用するブロードバンドネットワーク通信アーキテクチャを指す一般化した総称である。FTTx技術は、本質的に、電話サービスおよびブロードバンドサービスの送達のための銅線技術に比較してより高速のダウンロード速度およびアップロード速度を提供するが、最後の数百メートルでのファイバの配備は、それが多大な時間を要する活動であるだけではなく、総経費の大半も占める。したがって、通信事業者は、既存のインフラ上で銅線技術を介して厄介な残りの距離を並行して埋めようとしつつ、エンドユーザのますます近くにファイバを配備しようと懸命に努力している。係る技術の内の1つが、通信事業者が完全にFTTxを配備することに関わる費用を負担することなくエンドユーザに対しファイバのような速度(たとえば、1Gps)を提供できるようにするG.fast(Fast Access to Subscriber Terminals)である。
ラストマイルの銅インフラでかつてない速さのデータレートを可能にするためには、データリンク層は物理層によって課される制約に適合しなければならない。物理層は、ネットワークのネットワークエンティティ間のデータ送信および受信に必要とされる基礎的なネットワーキングハードウェア(つまり、電気、光、機械等)および多様な他の特性(つまり、放送周波数、変調方式、等)を含んでいる。本来、物理層は通信チャネルで未処理ビットを伝達することに関係している。これらの未処理ビットは、通常、シンボルにグループ化され、物理層が目的地に向けてこのビットストリームを運ぶように送信媒体上で送信される物理信号に変換されるビットストリーム(つまり、ビットのシーケンス)の形をとる。しかしながら、この未処理ビットのストリームは、目的地で受信されるときに必ずしもエラーがないわけではない。
データリンク層(つまり、「リンク層」とも呼ばれる)は、ネットワークエンティティ間でデータを転送するための手段を提供するためのタスクに関与して、物理層で出現するエラー検出するだけではなく、エラーを訂正する可能性もある。このタスクは、部分的には、送信機に、データを、順次受信機に送信される指定されたサイズの個別のフレームに区分させることによって達成される。「フレーム」は、データリンク全体で伝達される情報の単位(たとえば、データ伝送単位(DTU))である。一般には、メッセージデータの転送に利用される情報フレーム、およびリンク管理に利用される制御フレームがある。DTUは、受信機がシンボルのストリーム中の始まりおよび終わりを識別できるようにするシンボルのシーケンス(つまり、1個または複数のビット)を含んでいる(つまり、一般に、『フレーム同期』として知られている)。
当然のことながら、所与の時間量でフレームあたり送信できる、または受信できる限られた量のデータがある。つまり、これは一般に、帯域幅として知られているもので特徴付けられている。帯域幅を割り当てるために利用される多様な方式があり、その中に時分割二重(TDD)がある。TDDでは、フレームは基地局から受信機に周期的に送信される。各フレームは、基本的に、ガードタイムがダウンストリームグループおよびアップストリームグループを分離するように、アップストリーム(アップリンク)トラフィック用のタイムスロットだけではなく、ダウンストリーム(ダウンリンク)トラフィック用にも割り当てられ、集合的にグループ化されるタイムスロットを含む。本質的には、TDDはダウンリンクとアップリンクの間で1つの共通のキャリヤを共用できるようにする。一方、リソースは時間で切り替えられる。フレームの送信前、送信機は、各フレームのチェックサムを計算する。受信機はフレームを受信し、特定のフレームでエラーが発生したかどうかを判断するためにチェックサムを計算し直す。受信機がエラーが発生したと判断できるようにするデータの各ブロックの中に十分に冗長な情報がある場合、エラー訂正コードが利用されてよい(つまり、多くの場合順方向エラー訂正(FEC)と呼ばれる)。受信機は、制御チャネルを介して肯定応答(ACK)フレームを送信機に送り返すことによって送信されたフレームの(たとえば、FECを介した)正しい受信を確認する、または送信されたフレームがエラーを含んでいた、もしくは適切に受信されなかった(間違ったフレームは破棄される)場合に否定応答(NACK)フレームを送信するかのどちらかのタスクを搬送する。送信機が受信機から、うまく受信されなかったフレームまたは間違ったフレームを示すNACK信号を受信するとき、送信機は続くダウンリンクフレームの間に(通常はただちに)間違ったフレームを受信機に再送するタスクを与えられる。
ここで、先行技術である即時再送シーケンスの概略図である図1が参照される。図1は、時間の関数として水平に広がる、複数のN個のフレーム10、10、10、…10(Nが整数である)に区分されるビットストリームを時間で提示する先行技術のダウンリンク再送機構を示す。一般性を失うことなくダウンリンク再送機構はこれによって説明されるために選択される。それにも関わらず、アップリンク再送機構のための類似した概要図も説明されてよい。基本的には、示されている機構はTDDを利用して、続くフレームの特定のフレーム(つまり、ブロックとして表される)で起こる間違った送信の再送を容易にする。各フレームはそのそれぞれのダウンリンクゾーンおよびアップリンクゾーンを含む。つまり、ダウンリンクゾーン12およびアップリンクゾーン14を含むフレーム(つまり10)まで、フレーム1(つまり、10)はダウンリンクゾーン12およびアップリンクゾーン14を含み、フレーム2(つまり、10)はダウンリンクゾーン12およびアップリンクゾーン14を含み、フレーム3(つまり、10)はダウンリンクゾーン12およびアップリンクゾーン14を含む等である。
本明細書では、十分に効率的な動作を可能にするために、ACK/NACK信号を搬送するダウンリンク(アップリンク)制御チャネルが、データ伝送に使用される(個々に)残りのアップリンク(ダウンリンク)とともに(個々に)事前に割り当てられたアップリンク(ダウンリンク)の帯域幅を利用すると想定される。送信機(不図示)が、割り当てられたダウンリンクゾーン12内でtに伝送チャネル16を介して受信機(不図示)に伝送18を送信すると仮定する。受信機は、割り当てられたアップリンクゾーン14内で、tに開始する伝送18を受信し、ACK信号20を生成し、このようにして伝送18がエラーなく適切に受信されたことを送信機に示す。Tによって、ACKまたはNACK(ACK/NACK)信号の内のどちらか1つの生成に利用可能な時間を示す。Tに、ACK/NACKシンボルの生成に必要となる時間を示させ、Tに受信機が再送要求に反応するのに必要になる時間を示させる。ここで、送信機が、割り当てられたアップリンクゾーン12内で開始時間tから終了時間tまで送信チャネル16を介して受信機に伝送18を送信すると仮定する。受信機は、tで伝送18を受信し、伝送にエラーが発生したと判断し、これに応えて、tで送信機に中継し直されるNACK信号20を生成する。これに応えて、送信機は、ダウンリンクゾーン12内で新しい伝送18としてtで開始する伝送18を再送する。ここで、受信機は、ダウンロード伝送18を正しく受信し、相応してACK信号20を生成する。
図1から、各アップリンクゾーン(たとえば、14)の時間期間がT+Tの合計よりも長いのであるならば、ダウンリンク再送は即時となる(つまり、次のフレーム(たとえば、フレーム3)で送信される)ことが分かる。しかしながら、アップリンクゾーン(たとえば、14)がT+Tの合計よりも短い場合、再送は1個または複数個のフレーム分、遅延されることがある。アップリンクゾーンに割り当てられる本来の限られた時間を考えると、複数の続くフレームへの再送での係る遅延は、それぞれの再送ごとの時間で悪化し、それによって高い再送バッファ要件を課し、したがってより大きなシステムオーバヘッドおよび待ち時間の一因となる。
ビットストリームをフレーミングするための新規のデータ通信フレーミング方式および方法を提供することが、開示される本技法の目的である。フレーミング方式および方法は、単に再送バッファのサイズを適度に増加し、それによってシステムオーバヘッドおよび待ち時間を削減する一方で、それぞれの物理フレームの始まりに対して偏位される論理フレームを利用することによって肯定応答/否定応答(ACK/NACK)伝送のタイミング要件により課される制約を緩和する。
したがって、開示される本技法に従って、ビットストリームをフレーミングするためのデータ通信フレーミング方式が提供され、このビットストリームは複数の個別の順序付けられた物理フレームの間で分けられ、各物理フレームが持続時間内の一定数のシンボルであることが想定される。各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる。物理フレームは、少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分される。
開示される本技法の一態様に従って、論理フレームが定義される。特に、フレーミング方式はビットストリームで論理フレームを割り当て、論理フレームは基準シンボルからの有理数のシンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する。基準シンボルとは、物理フレームの一定数のシンボルから選択されるシンボルである。論理フレームは時間で広がって、物理フレームの持続時間の少なくとも一部、および別の論理フレーム(つまり、論理フレームが時間でプラスに偏位される場合、後の物理フレーム、または論理フレームが時間でマイナスに偏位される場合、前の物理フレームのどちらか)の持続時間の少なくとも一部と同時に起こる。
開示される本技法の別の態様に従って、メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームが定義され、ビットストリームで割り当てられる。MAPコンテキストフレームは、物理フレーム内の基準シンボルから有理数(つまり、通常は整数)のシンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する。フレーミング方式および方法は、MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージを提供し、定義する。MAPメッセージは、それぞれ、論理フレーム開始位置だけではなく、基準シンボルと関連付けられたサブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ偏位も定義する(つまり、参照する、指す等)少なくとも1つの基準データタイプ(たとえば、ポインタ)を含む。
開示される本技法の追加の態様に従って、ACK/NACKコンテキストフレームが定義され、ビットストリームで割り当てられる。ACK/NACKコンテキストフレームは、基準シンボルから有理数(つまり、通常は整数)のシンボル分、偏位されるACK/NACKコンテキストフレーム開始位置を有する。フレーミング方式は、少なくとも1つのACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられるACK/NACKメッセージを提供し、定義する。各ACK/NACKメッセージは、ACK/NACKメッセージ偏位を定義するように有理数(通常は整数)のシンボル分、そのそれぞれの物理フレームの基準シンボルに対して偏位されることがあるACK/NACK開始位置を有する。ACK/NACKメッセージは、物理フレームに少なくとも部分的に含まれるビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。ACK/NACKメッセージはさらに、複数の個別の物理フレームの中の以前の物理フレームに少なくとも部分的に含まれるビットストリームの受信の肯定応答/否認を提供するように機能してもよい。
したがって、開示される本技法の別の態様に従って、複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームをフレーミングするための方法が提供される。各物理フレームは、持続時間内の一定数のシンボルである。各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる。物理フレームは、少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、方法は、ビットストリームで論理フレームを割り当てる手順を含む。論理フレームは、基準シンボルからの有理数のシンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する。基準シンボルは一定数のシンボルから選択される。論理フレームは時間で広がって、物理フレームの持続時間の少なくとも一部および複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの持続時間の少なくとも一部と同時に起こる。
したがって、開示される本技法の追加の態様に従って、複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームをフレーミングするための方法が提供される。各物理フレームは、持続時間内の一定数のシンボルである。各シンボルは、複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる。物理フレームは、少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、方法は、ビットストリームでメディアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームを割り当てる手順、およびMAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージを提供する手順を含む。MAPコンテキストフレームは、物理フレーム内の基準シンボルから整数のシンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する。
したがって、開示される本技法の別の態様に従って、複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームをフレーミングするための方法が提供される。各物理フレームは、持続時間内の一定数のシンボルである。各シンボルは、複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる。物理フレームは、少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分される。方法は、制御チャネル内でACK/NACKコンテキストフレームを割り当てる手順、および物理フレームに少なくとも部分的に含まれるビットストリームの少なくとも部分の受信の肯定応答/否認のためのACK/NACKメッセージを提供する手順を含む。ACK/NACKコンテキストフレームは、物理フレーム内で基準シンボルからの整数のシンボル分、偏位されるACK/NACK開始位置を有する。ACK/NACKメッセージは、少なくとも1つのそれぞれのACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられる。ACK/NACKメッセージは、基準シンボルから有理数のシンボル分、偏位されるACK/NACKメッセージ開始位置を有する。
開示される本技法は、図面に併せて解釈される以下の発明を実施するための形態からより完全に理解され、認識されるだろう。
先行技術である即時再送シーケンスの概略図である。 開示される本技法の一実施形態に従って構築され、機能するデータ通信フレーミング方式の概略図である。 MAPメッセージとそのそれぞれのMAPコンテキストフレームの関係を、周波数および時間の関数として示す概略図である。 図2のACK/NACKフレーミング方式の詳細図の概略図である。 短いアップストリームを有するダウンリンク再送タイミング図の概略図である。 データ通信フレーミング方式に従って構築され、機能する、ビットストリームの中に含まれるデジタル情報をフレーミングするための方法の概略ブロック図である。
開示される本技法は、単に再送バッファのサイズを適度に増加し、それによってシステムオーバヘッドおよび待ち時間を削減する一方、物理フレームの始まりに対して偏位される論理フレームを利用することによって、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)送信のタイミング要件により課される制約を緩和するフレーミング方式を提供することで先行技術の不利な点を克服する。フレーミング方式に従って、開示される本技法はさらに、フレームに非整数の順方向エラー訂正(FEC)コードワードを有することによって特徴付けられる、時分割二重(TDD)フレームに対するFECブロッマッピングのための方法を提供する。
本来、開示される本技法はビットストリームをフレーミングするための方式および方法を含む。このビットストリームは複数の個別の順序付けられた物理フレームの間で
分けられ、各物理フレームが持続時間内の一定数のシンボルであると想定される。各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる。物理フレームは少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分される。開示される本技法の一態様に従って、論理フレームが定義される。特に、フレーミング方式はビットストリームで論理フレームを割り当て、論理フレームは基準シンボルから有理数のシンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する。基準シンボルは、一定数のシンボルから選択されるシンボルである。論理フレームは時間で広がって、物理フレームの持続時間の少なくとも一部、および別の論理フレーム(つまり、論理フレームが時間でプラスに偏位される場合、後の物理フレームまたは論理フレームが時間でマイナスに偏位される場合、前の物理フレームのどちらか)の持続時間の少なくとも一部と同時に起こる。
開示される本技法の別の態様に従って、メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームが定義され、ビットストリームで割り当てられる。MAPコンテキストフレームは、物理フレーム内の基準シンボルから有理数(つまり、通常は整数)のシンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する。フレーミング方式および方法は、MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージを提供し、定義する。MAPメッセージは、論理フレーム開始位置だけではなく、基準シンボルと関連付けられたサブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ偏位もそれぞれ定義する(つまり、参照する、指す等)少なくとも1つの基準データタイプ(たとえば、ポインタ)を含む。
開示される本技法の追加の態様に従って、ACK/NACKコンテキストフレームが定義され、ビットストリームで割り当てられる。ACK/NACKコンテキストフレームは、基準シンボルから有理数(つまり、通常は整数)のシンボル分、偏位されるACK/NACKコンテキストフレーム開始位置を有する。さらに、フレーミング技法は、少なくとも1つのACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられるACK/NACKメッセージを提供し、定義する。ACK/NACKメッセージは、物理フレームに少なくとも部分的に含まれるビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。ACK/NACKメッセージはさらに、少なくとも部分的に複数の個別の物理フレームの中の前の物理フレームでの受信の肯定応答/否認も提供するように機能する。開示される本技法は、ここで添付の図と併せておよび添付の図を相互参照して以下の説明においてさらに詳しく説明される。
用語「アップストリーム」および「アップリンク」は、説明、図面、および請求項を通して互いに交換できる。同様に、用語「ダウンストリーム」および「ダウンリンク」も説明、図面、および請求項を通して互いに交換できる。用語「待ち時間」は、データの送信および/または受信の間(たとえば、送信機と受信機の間)のエンド―ツーエンドの時間遅延を指す。用語「FECブロック」および「FECコードワード」は互いに交換可能であり、データ(つまり、データペイロード)ビットおよびチェックビット(つまり、エラー訂正のために、または非体系コードの場合、データビットとチェックビットのなんらかの組合せのために使用される)を含んだn−ビット単位を含むコードワードを指す。発明を実施するための形態、図面、および請求項を通した(「フォワードスラッシュ」とも呼ばれる)スラッシュマーク「/」の使用は、スラッシュマークの両側(つまり、右側および左側)での2つの選択肢の間の相互に排他的な選択を示す。たとえば、「A/B」は、A(およびBではない)またはB(およびAではない)のどちらかの選択を示すだろう。本明細書に説明される開示される本技法のデータフレーミング方式および方法は、互いと通信するデータ端末装置(DTE)デバイスを活用する通信ネットワーク(たとえば、コンピュータネットワーク)で実装され得る。
開示される本技法は、TDDフレームに対するFECブロックマッピングのための方法を提供する。デジタル加入者回線(DSL)等の従来の通信技法では、FECブロックはビットストリーム上で順次インタリーブされ(挿入され)、したがって任意のスタッフィングビット(つまり、非情報ビット)を挿入して、挿入ポイントのそばで、任意の基準ポイント(たとえば、シンボル、時間)に、順次挿入されたFECブロックを同期させる必要はない。この技法は実質的に効率的と見なされているが、同期のためにBWは割り当てられず、この技法は、それ自体が同期外れイベントを取り扱うための方法を提供していない。同期外れイベントは、挿入されたデータのビットが失われる、またはこれらの間違ったビットがデータブロックの続行の際に伝搬されるように台無しにされるときに発生する。TDDを利用する多数の通信システムでの再同期のための典型的な手法は、同期ポイントとしてTDDフレーム自体を使用することである。ただし、この方式は、それ自体、各フレーム内で整数のFECブロックの送信および受信を必要とし、パディング(つまり、データ構造位置合わせのための非情報ビットの挿入)に必要とされる未使用のBWのために相当のオーバヘッドを生じさせることがある。また、1つのフレーム内での整数のFECブロックの使用を抑制することは、最適状態に及ばないFECパラメータが使用される可能性があるので、コーディング利得を削減することがある。
この問題を解決するために、開示される本技法は、フレーム内で非整数のFECブロックを利用する。非整数のFECコードワードをフレームで使用することにより、実質的に、フレーム構造と個々のデータ伝送単位(DTU)のサイズとの間の制約が分断される。一例に、フレームのFECブロックの数が強制的に整数にされる場合のオーバヘッドを数値的に評価する。FECブロックが540バイトのペイロード(データ)、つまり4320ビットを運ぶと仮定する。たとえば、G.fastのベースラインアプリケーションは、〜100Mbpsの総スループットを必要とする。22μsecのシンボル持続時間を想定することによって、シンボルあたり約2200ペイロードビットを送信する必要がある。より低い伝送速度の場合、FECブロックが〜2シンボル以上に及ぶと推論する。整数のFECブロックが1つのTDDフレームに収容されるべきであると想定される場合、(UL/DL方向につき)2個のシンボルが失われることがある(つまり、合計4個のシンボル)。その結果、(〜44個のシンボルを有する)〜1msecのTDDフレーム期間の間に、整数のFECブロックを使用するための約9%(平均すると4.5%)のフレーミングオーバヘッドのペナルティが科される。
開示される本技法は、本明細書に、TDDフレームに非整数のFECブロックを有して、上記に示されるTDDフレームでの整数のFECブロックの活用にまつわるオーバヘッドの問題を乗り越える柔軟なフレーミング技法を提供する。ここで、開示される本技法の一実施形態に従って構築され、機能する、一般に100と参照されるデータ通信フレーミング方式の概略図である図2が参照される。フレーミング方式は、ビットストリーム(不図示)で符号化されるデジタル情報を送信するおよび受信するために利用される複数のフレームタイプに関連する。
ビットストリームは、(jおよびMが整数であり、上付き文字jが1とM>0との間のj番目のシンボルを表す)指数表記102で表される複数のM個のシンボルを含む。このビットストリームは、(iおよびNが整数であり、iが1とN>0との間のi番目のフレームを表す)複数の物理フレーム104、104i+1、104i+2、...、104で表される離散フレームのシーケンスに分解される。各フレームは、事前設定量のシンボル(たとえば、12)を含む。二重インデクシング表現が利用されてよく(つまり、上付き文字および下付き文字)、これによって特定のフレームのシンボルは102 (つまりi番目のフレームのj番目のシンボル)で示される。各物理フレームはさらに、その間にガード時間(GT)間隔を有する、ダウンリンク(DL)ゾーンおよびアップリンク(UL)ゾーンに区分される。特に、物理フレーム102は、(一般的に「GT」によって図1でのように参照される)ガード時間間隔で分けられるダウンリンクゾーン106およびアップリンクゾーン108に区分される。物理フレーム102i+1は、ダウンリンクゾーン106i+1およびアップリンクゾーン108i+1に区分され、物理フレーム102i+2は、ダウンリンクゾーン106i+2およびアップリンクゾーン108i+2に区分される。物理フレーム持続時間期間は、特定のフレーム(たとえば、12個のシンボルの物理フレーム持続時間期間)内のシンボルの数で定義される。
本来、ビットストリームを送信するために利用可能な総BWは、通常ハードウェア制約によって制限され、したがって、総BWは通常複数のサブチャネルに区分され、各サブチャネルがそのそれぞれの周波数範囲を含む。各サブチャネルは、そのそれぞれのキャリヤ周波数(「トーン」)を割り当てられる。キャリヤ周波数は、そのそれぞれのサブチャネルの周波数範囲の間にある。開示される本技法は、図2で縦軸によって示される複数のキャリヤ周波数fk1,k2,k3...={1,...,Q}上でデジタルビットストリームを符号化するための直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。図2の横軸は(シンボル単位の)時間を表す。互いに直交となるように選ばれるQ個のサブキャリヤがある。各下付き文字k1、k2、k3等(1とQの間)は、DTUの伝送のために帰する開始サブキャリヤ周波数を示す。各DTUは整数のFECコードワードを含む。各シンボルは、整数のQ個のサブキャリヤの内の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる、または整数のQ個のサブキャリヤの内の少なくとも1つのサブキャリヤによって定義される。シンボルは、少なくとも1つ(通常は複数)のサブキャリヤによって、少なくとも部分的に定義される信号要素として説明され得る。シンボルは事前に設定された期間存続する。
フレーミング方式の特徴付けは、複数のメディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレーム110、110i+1、...、110、および複数のMAPメッセージ112、112i+1、...、112、複数の論理フレーム114、114i+1、...、114、複数のACK/NACKコンテキストフレーム116、116i+1、...、116、および複数のACK/NACKメッセージ114、118i+1、...、118を含む。
各MAPコンテキストフレーム110、110i+1、...、110は、(両方とも同じ指数を有するように示される)そのそれぞれの物理フレームと関連付けられる。たとえば、MAPコンテキストフレーム110は、物理フレーム102と関連付けられる。各MAPコンテキストフレームはさらに、その間でそれぞれのMAPコンテキストフレーム持続時間期間(つまり、そのそれぞれの物理フレーム持続時間期間に同等)を定義するMAPコンテキストフレーム開始位置およびMAPコンテキストフレーム終了位置を有する。MAPコンテキストフレームは、そのそれぞれの物理フレームの始まりに対して基準シンボル(たとえば、第1のシンボル)から有理(つまり、通常は整数)数のシンボルに位置する。物理フレーム102での基準シンボルの例はシンボル106 (つまり、j=6)である。通常、特定の物理フレームの基準シンボルは第1のシンボル(つまり、106 )である。したがって、MAPコンテキストフレームは、(この整数がゼロではない場合)その関連付けられた物理フレームに対して偏位される(つまり、シフトされる)。図2は、MAPコンテキストフレーム110が、物理フレーム102の始まりから3シンボル、プラスにシフトされることを示す。MAPコンテキストフレームは、通信システムによって使用されるハードウェアパラメータを定義し、個々のシンボルまたはシンボルのグループに関連する。例のハードウェアパラメータは、配列図(不図示)で表されるように、利用される(たとえば、直交振幅変調(QAM)、位相偏移キーイング(PSK)等)(送信および受信のために使用される)デジタル変調方式を定義するパラメータを含む。
論理フレームは、整数のデータ伝送単位(DTU)(特に示されていない)を含む。各DTUは、整数のFECブロック(特に示されていない)を含む。各論理フレーム114、114i+1、...、114は、その間で論理フレーム持続時間期間を定義する論理フレーム開始位置および論理フレーム終了位置を有する。各論理フレームは、(ともに同じ指数を所有するように示される)それぞれの物理フレームと関連付けられる。論理フレームは、持続時間での有理(通常は、非整数)数のシンボルに及ぶ。論理フレーム持続時間期間は、平均すると、そのそれぞれの物理フレーム持続時間期間に等しい。論理フレーム開始位置は、論理フレーム偏位を定義するように、有理数のシンボル分、そのそれぞれの物理フレームの第1のシンボルに対して偏位されてよい。図2は、そのそれぞれの物理フレーム102i+1に対して3.5シンボル分プラスにシフトされている(つまり、その開始位置)その論理フレーム114i+1を示す(つまり、その開始位置はこのようにしてシンボル106i+1 内部に位置する)。下付き文字k1、k2、k3は、論理フレーム114、114i+1および114i+2でのDTUの伝送のために帰するそれぞれの開始サブキャリヤ周波数を示す。すなわち、二重インデクシング表記
Figure 2015515804
は、図2で、開始サブキャリヤ周波数k1がi番目の論理フレーム(114)に帰されることを示すために使用される。
各MAPメッセージ112、112i+1、...、112は、(ともに同じ指数を所有するように示される)それぞれのMAPコンテキストフレームと関連付けられる。図2に示されるように、MAPメッセージはそのそれぞれの(つまり指数のような)MAPコンテキストフレームに先行する。特に、図2に示される例では、MAPメッセージ112は、そのそれぞれのMAPコンテキストフレーム110に2シンボル分、先行する。MAPメッセージ112i+1は、そのそれぞれのMAPコンテキストフレーム110i+1に2シンボル分先行する等である。各MAPメッセージは、ULゾーンおよびDLゾーンの持続時間だけではなく、MAPコンテキストフレーム開始位置(つまり、そのそれぞれの物理フレームの基準シンボルに対する、シンボルでの偏位)、(シンボル単位の)論理フレーム偏位も定義する基準データタイプ(たとえば、ポインタ)を含んでよい。図2を参照すると、各MAPメッセージは、DTUの伝送のためにそのそれぞれの論理フレームに割り当てられる特定の開始サブチャネルキャリヤfk1,k2,k3...={1,...,Q}を指し、決定するポインタも含む。通常、各MAPメッセージ(たとえば、112i+1)は、所定の(既知の)数のシンボル(たとえば、2個)分、そのそれぞれのMAPコンテキストフレーム(たとえば、110i+1)から偏位される。代わりに、各MAPメッセージは、(長い矢印で示される)そのそれぞれの論理フレーム開始位置だけではなく、そのそれぞれのMAPコンテキストフレーム開始位置を指し、決定する(短い矢印で示される)ポインタを含む。MAPフレーム概念をより詳しく図表で明示するために、MAPメッセージとそのそれぞれのMAPコンテキストフレームと論理フレームとの関係を周波数および時間の関数として示す概略図である、図3がさらに参照される。事実上、論理フレームは、ビットストリームを受信する受信機側でDTUを同期する方法を提供する。論理フレームは、伝送パラメータが変化するときにもビットストリームを含むDTUに受信機を同期する方法を提供する。MAPコンテキストフレームは、いつ伝送パラメータが有効になるのかを定義する。たとえば、MAPコンテキストフレームは、特定のシンボルから有効になる新しい変調方式を定義する。たとえば、特定のシンボルから、変調方式は直角位相偏移キーイング(QPSK)から16−QAMに変化する。
代わりに、DTUは、MAPメッセージごとの基準データタイプ(たとえば、ポインタ)表示なしで互いをフォローする。この場合、TDDフレーム、スーパーフレームの数ごとに、または他の所定のときに一度同期は確立し直されてよい。この手法に従って、同期は、伝送パラメータが実質的に変更されない限り維持され得る。いったん伝送パラメータが変化して多様な伝送条件に適応し、再構成メッセージが失われると、同期も失われる。
図3は、各MAPメッセージがそのそれぞれのポインタを介して、時間(シンボル)およびサブキャリヤ(つまり、1個からQ個のサブキャリヤの中から)の関数として、そのそれぞれの物理フレーム内のそのそれぞれの論理フレームの開始位置をどのようにして指すのかを示す。それぞれの物理フレームの基準シンボルに対する時間(シンボル)での特定のフレームエンティティの開始位置は、本明細書ではシンボル単位での偏位または単に「シンボル偏位」と呼ばれる。それぞれの物理フレームのサブキャリヤに対する特定のサブキャリヤの開始位置は、本明細書ではサブキャリヤでの「論理」偏位または単に「サブキャリヤ偏位」(つまり、パイロット挿入の任意の周波数インタリーブ関数の適用前)と呼ばれる。上述されたように、各シンボルは少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられている。ビットストリームは、データを搬送し、伝達するために利用される複数のキャリヤ周波数で(つまり、原則OFDMに従って)符号化される。論理フレームサブキャリヤ偏位は、(1つのサブキャリヤとQ個のサブキャリヤの間の)開始サブキャリヤkを定義し、データはkからQの複数のサブキャリヤに及ぶとサブキャリヤkに対して符号化されなければならない。論理フレームシンボル偏位は、DTUを含む論理フレームが(基準シンボルに対して)開始するシンボル単位での開始時間を定義する。たとえば、MAPメッセージ112は、ポインタ120を介して3.5シンボルの(つまり、シンボル106 内の)シンボル偏位、および論理フレーム114
Figure 2015515804
のサブキャリヤ偏位を指定する。特定の論理フレーム(たとえば、論理フレーム114)の最後の位置は、シンボルおよびサブキャリヤの両方に関して、その続く論理フレーム(つまり、論理フレーム114i+1)の開始位置として定義される。このようにして、論理フレーム114i+1は、論理フレーム114が終わるところで開始する。特に、MAPメッセージ112i+1は、ポインタ120i+1を介して、4.5シンボルの(つまり、シンボル104i+1 内の)シンボル偏位、および論理フレーム114i+1
Figure 2015515804
のサブキャリヤ偏位を指定する。このようにして、論理フレーム114i+1の時間範囲内に含まれるDTUは、Q−fk2のサブキャリヤによって送信される。したがって、この例では、シンボル106i+1 は、Q−fk2のサブキャリヤと関連付けられる。MAPメッセージ112i+2は、ポインタ120i+2を介して4.5シンボルの(つまり、シンボル104i+2 内の)シンボル偏位および論理フレーム114i+2
Figure 2015515804
のサブキャリヤ偏位を指定する。
同様に、MAPメッセージ112、112i+1、および112i+2は、それぞれポインタ122、122i+1、および122i+2を介して、そのそれぞれのMAPコンテキストフレーム110、110i+1、および110i+2の偏位およびサブキャリヤ偏位を指定してよい。通常、MAPコンテキストフレームのシンボル偏位は整数および定数であるのに対し、論理フレームのシンボル偏位は動的(つまり、必ずしも定数ではない)であり、非整数であることがある。MAPコンテキストフレームの持続時間(つまり、シンボル単位の長さ)は、実質的に持続時間で1物理フレーム以上に及ぶ。本技法に従って、パディングオーバヘッドは持続時間当たり1トーンに削減され、フレーミングオーバヘッドは約0.002%に削減される。この技法は、再同期がフレーム境界で発生できるようにし、さらに実質的な同期複雑化なしに(フレームごとの)FECパラメータの修正を容易にする。
図2を参照し直すと、各ACK/NACKコンテキストフレーム116、116i+1、...、116は、(ともに同じ指数を所有するように示される)それぞれの物理フレームと関連付けられる。各ACK/NACKコンテキストフレームは、その間にACK/NACK持続時間期間を定義するACK/NACK開始位置およびACK/NACK終了位置を有する。ACK/NACKフレームは、ACK/NACK偏位を定義するように、有理(通常は整数)数のシンボル分、そのそれぞれの物理フレームの基準シンボルに対して偏位されてよい。たとえば、図2は、そのそれぞれの物理フレーム102i+1で第1のシンボルに対して9シンボル、マイナスにシフトされ、それによってACK/NACK偏位を−9に等しく設定することを示す。
各論理フレーム114、114i+1、...、114は、その間に論理フレーム持続時間期間を定義する論理フレーム開始位置および論理フレーム終了位置を有する。各論理フレームは、(ともに同じ指数を所有するように示される)それぞれの物理フレームと関連付けられる。各論理フレームの持続時間は、平均すると、そのそれぞれの物理フレーム持続時間期間に実質的に等しい。言い換えると、論理フレームの開始位置および終了位置は、整数のFECブロックがそれら(つまり、論理フレーム)によって収容できるように、わずかに(つまり、フレームごとに)変化してよい。論理フレーム開始位置は、論理フレーム偏位(つまり、通常は非整数)を定義するように有理数のシンボル分、そのそれぞれの物理フレームの第1のシンボルに対して偏位されてよい。図2は、論理フレーム114i+1が、そのそれぞれの物理フレーム102i+1に対して2.5シンボル分マイナスにシフトされる(つまり、その開始位置)、または物理フレーム102の開始に対して12.5シンボル分プラスにシフトされる(つまり、その開始位置はこのようにしてシンボル108i+3内に位置する)ことを示す。
ACK/NACKフレームに関して、ここで、図2のACK/NACKフレーミング技法の詳細図の概略図である図4がさらに参照される。図4は、それぞれが(同じ指数の)そのそれぞれのACK/NACKコンテキストフレーム116、116i+1、...、116と関連付けられる、複数のACK/NACKメッセージ118、118i+1、...、118を示す。図4はさらに、ACK/NACKコンテキストフレーム116i+1、116i+2、および116i+3 が、そのそれぞれの物理フレーム102、102i+1および102i+2 のそれぞれに対して、それぞれ5シンボル分、偏位される(つまり、それらの開始位置)ことを示す。(時間的に)特定の物理フレームのULゾーン内に位置するACK/NACKメッセージは、そのそれぞれのACK/NACKコンテキストフレームの持続時間と時間的に一致する物理フレームのDLゾーンに少なくとも部分的に含まれる(つまり、伝達される)ビットストリームの少なくとも一部、および(矢印で示される)前のACK/NACKコンテキストフレームに含まれるビットストリームの少なくとも一部の(正しい)受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。各ACK/NACKメッセージは、その間にACK/NACKメッセージ持続時間期間を定義するACK/NACKメッセージ開始位置およびACK/NACKメッセージ終了位置を有する。ACK/NACKメッセージは、ACK/NACKメッセージ偏位を定義するように、有理(通常は整数)数のシンボル分、そのそれぞれの物理フレームの基準シンボルに対して偏位されてよい。ACK/NACKメッセージは、MAPメッセージを含む同じシンボル上で送信されてよい。代わりに、ACK/NACKメッセージは、異なるシンボル上で(つまり、時間で)送信されてよい。ACK/NACKメッセージのシンボルの開始位置は、(再送を含む)送信と受信の間のエンドツーエンド遅延が実質的に最小限に抑えられるように選択されてよい。
具体的には、ACK/NACKコンテキストフレーム116i+3と関連付けられるACK/NACKメッセージ118i+3(その開始位置が物理フレーム102i+2のULゾーン108i+2内のシンボル108 に位置する)は、図4の矢印によって示されるように、(「DL1i+2」によって示される)ダウンリンクゾーン106i+2の少なくとも一部内に含まれるビットストリームの少なくとも一部、および(「DL2i+1」によって示される)ダウンリンクゾーン106i+1に含まれるビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。同様に、ACK/NACKコンテキストフレーム116i+2と関連付けられるACK/NACKメッセージ118i+2(物理フレーム102i+1のULゾーン108i+1内に位置する)は、図4の矢印によって示されるように、(「DL1i+1」によって示される)ダウンリンクゾーン106i+1の少なくとも一部内に含まれるビットストリーム、および(「DL2i」によって示される)ダウンリンクゾーン106iに含まれるビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。したがって、ACK/NACKメッセージは、その特定の物理フレームのDLゾーンに少なくとも部分的に含まれるビットストリームの少なくとも一部、および前の物理フレームのDLゾーンに少なくとも部分的に含まれるビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。
図示されていない代替の場合、ACK/NACKメッセージは、特定の物理フレームのDLゾーン内に位置し、前のACK/NACKコンテキストフレームの持続時間と時間的に一致する物理フレームのULゾーンに含まれるビットストリームの少なくとも一部の肯定応答/否認を提供するように機能する。
図示されていない代替の場合、ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置は、ACK/NACKコンテキストフレームが時間で1個の物理フレームだけと一致するようにそのそれぞれの物理フレーム開始位置と一致する。この場合、ACK/NACKメッセージは、そのそれぞれの物理フレームに含まれ、前の物理フレームに含まれないビットストリームの少なくとも一部(通常はすべて)の受信の肯定応答/否認を提供するように機能する。この場合、ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置がゼロのシンボル分、偏位されることが留意される。
過剰に高いバッファ要件に対する必要性を回避することは、アップリンクゾーンの持続時間を制限することによって解決できる。代わりに、これは、物理フレームからACK/NACKフレーム(つまり、再送機構に含まれる)を偏位させることによっても達成されでもよい。物理フレームに対して偏位されるACK/NACKコンテキストフレームを提供することによって、ACK/NACKメッセージの生成に必要とされる時間は延ばされることがある。これをさらに明示するために、ここで、短いアップストリームを有するダウンリンク再送タイミング図の概略図である図5が参照される。図5は、時間の関数として横軸に沿って広がる物理フレーム102、102i+1、および102i+2を示す。一般性を失うことなく、ULゾーン108、108i+1、および108i+2がDLゾーン106、106i+1、および106i+2に比較して時間的に非常に短いことが想定される。図5はさらに、物理フレーム102、102i+1、および102i+2に対して偏位されるACK/NACKコンテキストフレーム116、116i+1、および116i+2、ならびに物理フレーム102i+1、102i+2、および102i+3に対してそれぞれ偏位される論理フレーム114i+1、114i+2、および114i+3を示す。
送信機(不図示)が、割り当てられたダウンリンクゾーン106内で、時間tに(つまり、論理フレーム114の開始一時間に)開始して伝送124(「DL1」)を受信機(不図示)に送信すると仮定する。ULゾーン108は長さが短く、送信される少量のデータがあると想定されるので、UL伝送126は、tのより早い時間に送信を開始してよい。ACK/NACKコンテキストフレーム116i+1は、物理フレーム102i+1に対して偏位されるので、ACKメッセージ(つまり、この場合、128)の生成に必要とされる時間は、ACK/NACKコンテキストフレーム116i+1が物理フレーム102i+1と位置合わせされるならば、その時間よりも大きくなるT2(i)として図5に示される時間に及ぶ。結果として、ACKメッセージ128iをULゾーン108iの開始時間t3にて通信してもよい。
同様に、送信機がDLゾーン106i+1の間で時間t6に(つまり、論理フレーム114の開始位置で)開始して伝送124i+1(「DL2」)を送信すると仮定する。この場合、伝送124i+1が間違っている、または適切に受信されないと想定する。ACK/NACKコンテキストフレーム116i+2は、物理フレーム102i+2からt10−tに同等な時間分、偏位されるので、これは時間tから、T2(i+1)で示されるNACKメッセージ128i+1の生成に必要となる十分な時間を提供し、その結果、後のフレームでの伝送124i+1の再送を可能にする。特に、送信機は、T1(i+1)=t11−tが送信機が再送要求に応答するために必要となる時間間隔を示す場合に、時間t(NACKメッセージ128i+1の終了時間)からT1(i+1)である、開始時間t11に(つまり、論理フレーム114i+1の開始位置時間に)物理フレーム102i+2のDLゾーン106i+2で伝送124i+2(「DL2−RE−TX」)を再送する。このようにして、NACKメッセージ128i+1(T2(i+1))の生成に十分な時間を提供することによって、伝送124i+1の再送(つまり、124i+2)が後のフレームで可能になる。したがって、再送は、1フレーム以上(つまり、先行技術である図1に明示されるように)遅延されない。
同様に、再送124i+2に応えてACKメッセージ128i+2の生成に必要となる、T2(i+2)で示される時間は、時間t11で(つまり、論理フレーム114i+2の開始位置時間に)開始してよい。実質的に、再送124i+2が終了する時刻t13で、ULゾーン108i+2の開始時にACKメッセージ128i+2を生成し、それによって再送124i+2が正しく受信されたことを送信機に示すことができる。
このようにして、(つまり、それは通常非対称通信で(たとえば、非対称型デジタル加入者回線(ADSL)で)のように、DLゾーンに比較してULゾーンのための限られた割り当てられた時間間隔を考えて、複数の継続フレームに再送遅延がないことが示された。したがって、高再送バッファ要件の実装は、システムオーバヘッドおよび待ち時間の削減で貢献するように回避され得る。
したがって、開示される本技法の別の態様に従って、ビットストリーム内に含まれるデジタル情報をフレーミングするための方法が提供される。ここで、データ通信フレーミング方式に従って構築され、機能する、ビットストリーム内に含まれるデジタル情報をフレーミングするための、概して200と参照される方法の概略ブロック図である図6が参照される。
手順202で、複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームが提供される。各物理フレームは、持続時間内に一定数のシンボルを有する。各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられる。物理フレームは、少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分される。図2および図3を参照すると、ビットストリームは、複数の個別の物理フレーム102、102i+1、および102i+2に分けられる。物理フレーム102、102i+1、および102i+2は、それぞれj上付き文字および水平時間(シンボル)軸でそれぞれ表される、一定数のシンボルを持続時間内に有する。i番目のフレームごとのj個のシンボルの数が、i番目の物理フレームの持続時間を定義する。物理フレーム102、102i+1、および102i+2は、それぞれ少なくともそれぞれのアップリンクゾーン108、108i+1、および108i+2およびそれぞれのダウンリンクゾーン106、106i+1、および106i+2にそれぞれ区分される。各シンボルは、(Qが正の整数である場合)1からQまでの番号が付けられた複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤk1、k2、k3等と関連付けられる。ビットストリームは、少なくとも1つのサブキャリヤ1から1によって送信される。
手順204で、MAPコンテキストフレームがビットストリームで割り当てられる。MAPコンテキストフレームは、物理フレーム内の基準シンボルから整数のシンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する。図2および図3を参照すると、MAPコンテキストフレーム110、110i+1、および110i+2がビットストリームで割り当てられる。各MAPコンテキストフレーム110、110i+1、および110i+2は、基準シンボル(たとえば、106 )から整数(つまり、3)のシンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する。
手順206で、ビットストリームの論理フレームが割り当てられる。論理フレームは、基準フレームから有理数のシンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する。図2および図3を参照すると、論理フレーム114、114i+1、および114i+2がビットストリームで割り当てられる。論理フレーム110、110i+1、および110i+2のそれぞれは、それぞれ基準シンボル106 、106i+1 、および106i+2 から、有理数(つまり、それぞれ3.5、4.5および4.5)分、偏位されるそれぞれの開始位置を有する。
手順208で、MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージが提供される。MAPメッセージは、論理フレーム開始位置、および基準シンボルと関連付けられたサブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ開始偏位をそれぞれ定義する少なくとも1つの基準データタイプを含む。図2および図3を参照すると、MAPメッセージ112、112i+1、および112i+2は、それぞれMAPコンテキストフレーム110、110i+1、および110i+2に先行する。MAPメッセージ110、110i+1、および110i+2は、論理フレーム114、114i+1、および114i+2のそれぞれの開始位置をそれぞれ定義するポインタ122、122i+1、および122i+2をそれぞれ含む。MAPメッセージ110、110i+1、および110i+2は、それぞれ、それぞれの基準シンボル106 、106i+1 、および106i+2 と関連付けられたサブキャリヤ(f)に対する論理フレームサブキャリヤ開始偏位(それぞれ、fk1、fk2、およびfk3)を定義する。さらに、MAPメッセージ110、110i+1、および110i+2は、それぞれ、MAPコンテキストフレーム110、110i+1、および110i+2開始位置をそれぞれ定義するポインタ120、120i+1、および120i+2を含む。
手順210で、ACK/NACKコンテキストフレームがビットストリーム内で割り当てられる。ACK/NACKコンテキストフレームは、基準シンボルから整数のシンブル分、偏位されるACK/NACK開始位置を有する。図2および図4を参照すると、ACK/NACKコンテキストフレーム116、116i+1、および116i+2は、それぞれの基準シンボル106 、106i+1 、および106i+2 から整数のシンボル(つまり、5)分、偏位される開始位置を有する。
手順212で、ACK/NACKメッセージは、そのそれぞれのACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられたビットストリームの少なくとも一部、および前のACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられたビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のために提供される。図4を参照すると、ACK/NACKメッセージ118i+1、118i+2、および118i+3が、そのそれぞれのACK/NACKコンテキストフレーム118i+1、118i+2、および118i+3に(それぞれ)関連付けられた(つまり、DL2、DL2i+1、およびDL2i+2内の)ビットストリームの少なくとも一部、および(それぞれ)関連付けられた前のACK/NACKコンテキストフレーム118i+1、118i+2、および118i+3(つまり、それぞれDL1、DL1i+1、およびDL1i+2内の)ビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のために提供される。
開示される本技法が、上記に特に示され、説明されてきた内容に限られないことが当業者によって理解される。むしろ、開示される本技法の範囲は、続く特許請求の範囲によってのみ定められる。

Claims (51)

  1. 複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームのデータ通信フレーミング方式であって、各物理フレームは持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、前記物理フレームは少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、前記データフレーミング方式が
    基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する論理フレームであって、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択される、論理フレーム、
    を備え、
    前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部と同時に起こる、
    データ通信フレーミング方式。
  2. メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームであって、前記MAPコンテキストフレームが前記物理フレーム内の前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する、メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームと、
    前記MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージであって、前記MAPメッセージが、前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ偏位、および前記論理フレーム開始位置をそれぞれ定義する少なくとも1つの基準データタイプを含む、MAPメッセージと
    をさらに備える、請求項1に記載のデータ通信フレーミング方式。
  3. 前記基準シンボルから、有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKコンテキストフレーム開始位置を有する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)コンテキストフレームと、
    前記ACK/NACKコンテキストフレームの少なくとも1つと関連付けられたACK/NACKメッセージであって、前記ACK/NACKメッセージが前記基準シンボルから、有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKメッセージ開始位置を有し、前記ACK/NACKメッセージが前記物理フレームに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するように機能する、ACK/NACKメッセージと
    をさらに備える、請求項1に記載のデータ通信フレーミング方式。
  4. 前記ACK/NACKメッセージが、前記ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置がゼロの前記シンボル分、偏位されるときに、前記複数の個別の物理フレームの中の前の前記物理フレームに含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するようにさらに機能する、請求項3に記載のデータ通信フレーミング方式。
  5. 前記MAPメッセージがさらに前記MAPコンテキストフレーム開始位置を定義する、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  6. 前記MAPメッセージが、前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対するMAPコンテキストフレームサブキャリヤ偏位をさらに定義する、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  7. 前記別の物理フレームが、前記物理フレームに時間で後の物理フレームである、請求項1に記載のデータ通信フレーミング方式。
  8. 前記有理数が非整数である、請求項1に記載のデータ通信フレーミング方式。
  9. 前記MAPコンテキストフレーム開始位置に関する前記有理数が整数である、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  10. 前記ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置に関する前記有理数が整数である、請求項3に記載のデータ通信フレーミング方式。
  11. 前記MAPメッセージが、前記アップリンクゾーンおよび前記ダウンリンクゾーンの内の少なくとも1つの持続時間をさらに定義する、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  12. 前記ACK/NACKメッセージが、
    前記物理フレームの前記ダウンリンクゾーン、および別個の物理フレームの前記シーケンスの中の前記前の物理フレームの前記ダウンリンクゾーンに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のための前記アップリンクゾーンと、
    前記物理フレームの前記アップリンクゾーンおよび前記前の物理フレームの前記アップリンクゾーンに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するための前記ダウンリンクゾーンの
    どちらか1つの中に時間的に位置する、請求項4に記載のデータ通信フレーミング方式。
  13. 前記MAPメッセージが、前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対して、前記サブキャリヤ単位でMAPコンテキストフレーム開始偏位をさらに定義する、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  14. 前記MAPコンテキストフレームが前記変調伝送方式を定義する、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  15. 前記論理フレームの前記持続時間が、平均すると、前記物理フレームの前記持続時間に実質的に等しい、請求項1に記載のデータ通信フレーミング方式。
  16. 前記MAPコンテキストフレームの前記持続時間が、前記物理フレームの持続時間に実質的に等しい、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  17. 前記論理フレームが、前記ビットストリームを受信する受信機でデータ伝送単位(DTU)の同期を容易にする、請求項1に記載のデータ通信フレーミング方式。
  18. 前記MAPコンテキストフレームが、いつ伝送パラメータが有効になるのかを定義する、請求項2に記載のデータ通信フレーミング方式。
  19. 複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームのデータ通信フレーミング方式であって、各物理フレームが、持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルが複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、前記物理フレームが少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、前記データフレーミング方式が
    メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームであって、前記MAPコンテキストフレームが、前記物理フレーム内の基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する、メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームと、
    前記MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージと
    を備える、データ通信フレーミング方式。
  20. 前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKコンテキストフレーム開始位置を有する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)コンテキストフレームと、
    前記ACK/NACKコンテキストフレームの少なくとも1つと関連付けられたACK/NACKメッセージであって、前記ACK/NACKメッセージが、前記物理フレームに少なくとも部分的に、および前記複数の個別の物理フレームの中の前の物理フレームに部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するように機能するACK/NACKメッセージと
    をさらに備える、請求項19に記載のデータ通信フレーミング方式。
  21. 前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する論理フレームであって、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択される論理フレーム
    をさらに備え、
    前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部と同時に起こる
    請求項19に記載のデータ通信フレーミング方式。
  22. 前記MAPメッセージが、前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ偏位、および前記論理フレーム開始位置をそれぞれ定義する少なくとも1つの基準データタイプを含む、請求項19に記載のデータ通信フレーミング方式。
  23. 複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームのデータ通信フレーミング方式であって、各物理フレームは持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、前記物理フレームは少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、前記データフレーミング方式が、
    前記物理フレーム内の基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKコンテキストフレーム開始位置を有する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)コンテキストフレームと、
    前記ACK/NACKコンテキストフレームの内の少なくとも1つと関連付けられたACK/NACKメッセージであって、前記ACK/NACKメッセージが、前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKメッセージ開始位置を有し、前記ACK/NACKメッセージが、前記物理フレームに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するように機能する、ACK/NACKメッセージと
    をさらに備える、データ通信フレーミング方式。
  24. 前記ACK/NACKメッセージが、前記ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置がゼロの前記シンボル分、偏位されるとき、前記複数の別個の物理フレームの中の前の前記物理フレームに含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するようにさらに機能する、請求項23に記載のデータ通信フレーミング方式。
  25. メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームであって、前記MAPコンテキストフレームが前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する、メディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームと、
    前記MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージと
    をさらに備える、請求項23に記載のデータ通信フレーミング方式。
  26. 前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する論理フレームであって、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択される、論理フレーム
    をさらに備え、
    前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの前記持続時間の少なくとも部分、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部と同時に起こる
    請求項23に記載のデータ通信フレーミング方式。
  27. 前記ACK/NACKメッセージが、
    前記物理フレームの前記ダウンリンクゾーン、および個別の物理フレームの前記シーケンスの中の前記前の物理フレームの前記ダウンリンクゾーンに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のための前記アップリンクゾーンと、
    前記物理フレームの前記アップリンクゾーン、および前記前の物理フレームの前記アップリンクゾーンに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するための前記ダウンリンクゾーン
    のどちらか1つの中に時間的に位置する、請求項24に記載のデータ通信フレーミング方式。
  28. 複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームをフレーミングするための方法であって、各物理フレームは持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、前記物理フレームは少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、前記方法が
    前記ビットストリームで論理フレームを割り当てる手順であって、前記論理フレームが、基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有し、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択される、割り当てる手順
    を含み、
    前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部と同時に起こる
    方法。
  29. 前記ビットストリームでメディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームを割り当てる手順であって、前記MAPコンテキストフレームが、前記物理フレーム内の前記基準シンボルから整数の前記シンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する、割り当てる手順と、
    前記MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージを提供する手順であって、前記MAPメッセージが、前記論理フレーム開始位置、および前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ偏位を定義する少なくとも1つの基準データタイプを含む、提供する手順と
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 制御チャネル内でACK/NACKコンテキストフレームを割り当てる手順であって、前記ACK/NACKコンテキストフレームが、前記基準シンボルから整数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACK開始位置を有する、割り当てる手順と、
    前記物理フレームに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するためのACK/NACKメッセージを提供する手順であって、前記ACK/NACKメッセージが、少なくとも1つのそれぞれの前記ACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられる、提供する手順と
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  31. 前記ACK/NACKメッセージが、前記ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置がゼロの前記シンボル分、偏位されるときに、前記複数の個別の物理フレームの中の前の前記物理フレームに含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するようにさらに機能する、請求項30に記載の方法。
  32. 前記MAPメッセージが、前記MAPコンテキストフレーム開始位置をさらに定義する、請求項29に記載の方法。
  33. 前記MAPメッセージが、前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対するMAPコンテキストフレームサブキャリヤ偏位をさらに定義する、請求項29に記載の方法。
  34. 前記別の物理フレームが、時間で前記物理フレームの後の物理フレームである、請求項28に記載の方法。
  35. 前記有理数が非整数である、請求項28に記載の方法。
  36. 前記MAPコンテキストフレーム開始位置に関する前記有理数が整数である、請求項29に記載の方法。
  37. 前記ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置に関する前記有理数が整数である、請求項30に記載の方法。
  38. 前記MAPメッセージが、前記アップリンクゾーンおよび前記ダウンリンクゾーンの内の少なくとも1つの持続時間をさらに定義する、請求項29に記載の方法。
  39. 前記ACK/NACKメッセージが、
    前記物理フレームの前記ダウンリンクゾーン、および個別の物理フレームの前記シーケンスの中の前記前の物理フレームの前記ダウンリンクゾーンに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のための前記アップリンクゾーンと、
    前記物理フレームの前記アップリンクゾーン、および前記前の物理フレームの前記アップリンクゾーンに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するための前記ダウンリンクゾーン
    のどちらか1つの中に時間的に位置する、請求項31に記載の方法。
  40. 前記MAPメッセージが、前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対する、サブキャリヤ単位のMAPコンテキストフレーム開始偏位をさらに定義する、請求項29に記載の方法。
  41. 前記MAPコンテキストフレームが変調伝送方式を定義する、請求項29に記載の方法。
  42. 前記論理フレームの前記持続時間が、平均すると、前記物理フレームの前記持続時間に実質的に等しい、請求項28に記載の方法。
  43. 前記MAPコンテキストフレームの前記持続時間が、前記物理フレームの持続時間に実質的に等しい、請求項29に記載の方法。
  44. 複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームをフレーミングするための方法であって、各物理フレームは持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、前記複数のフレームは少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、
    前記ビットストリームでメディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームを割り当てる手順であって、前記MAPコンテキストフレームが前記物理フレーム内の基準シンボルから整数の前記シンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する、割り当てる手順と、
    前記MAPコンテキストフレームに先行するMAPメッセージを提供する手順と
    を含む方法。
  45. 前記ビットストリームで論理フレームを割り当てる手順であって、前記論理フレームが前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有し、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択される、割り当てる手順
    をさらに含み、
    前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部と同時に起こる
    請求項44に記載の方法。
  46. 制御チャネル内でACK/NACKコンテキストフレームを割り当てる手順であって、前記ACK/NACKコンテキストフレームが、前記基準シンボルから整数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACK開始位置を有する、割り当てる手順と、
    前記物理フレームに、および前記複数の個別の物理フレームの中の前の前記物理フレームに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のためにACK/NACKメッセージを提供する手順であって、前記ACK/NACKメッセージが少なくとも1つのそれぞれの前記ACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられ、前記ACK/NACKメッセージが、前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKメッセージ開始位置を有する、提供する手順と
    をさらに含む、請求項44に記載の方法。
  47. 前記MAPメッセージが、前記論理フレーム開始位置、および前記基準シンボルと関連付けられた前記サブキャリヤに対する論理フレームサブキャリヤ偏位を定義する少なくとも1つの基準データタイプを含む、請求項44に記載の方法。
  48. 複数の個別の物理フレームの間で分けられるビットストリームをフレーミングするための方法であって、各物理フレームは持続時間内の一定数のシンボルであり、各シンボルは複数のサブキャリヤの中の少なくとも1つのサブキャリヤと関連付けられ、前記物理フレームは少なくとも1つのアップリンクゾーンおよび1つのダウンリンクゾーンに時間で区分され、前記方法が、
    制御チャネル内でACK/NACKコンテキストフレームを割り当てる手順であって、前記ACK/NACKコンテキストフレームが前記物理フレーム内の基準シンボルから整数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACK開始位置を有する、割り当てる手順と、
    前記物理フレームに少なくとも部分的に含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信の肯定応答/否認のためのACK/NACKメッセージを提供する手順であって、前記ACK/NACKメッセージが少なくとも1つのそれぞれの前記ACK/NACKコンテキストフレームと関連付けられ、前記ACK/NACKメッセージが、前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位されるACK/NACKメッセージ開始位置を有する、提供する手順と
    を含む、方法。
  49. 前記ACK/NACKメッセージが、前記ACK/NACKコンテキストフレーム開始位置がゼロの前記シンボル分、偏位されるとき、前記複数の個別の物理フレームの中の前の前記物理フレームに含まれる前記ビットストリームの少なくとも一部の受信を肯定応答する/否認するようにさらに機能する、請求項48に記載の方法。
  50. 前記ビットストリームでメディアアクセスプロトコル(MAP)コンテキストフレームを割り当てる手順であって、前記MAPコンテキストフレームが、前記基準シンボルから整数の前記シンボル分、偏位されるMAPコンテキストフレーム開始位置を有する、割り当てる手順と、
    前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有する論理フレームを、前記ビットストリームで割り当てる手順と
    をさらに含む、請求項48に記載の方法。
  51. 前記ビットストリームで論理フレームを割り当てる手順であって、前記論理フレームが前記基準シンボルから有理数の前記シンボル分、偏位される論理フレーム開始位置を有し、前記基準シンボルが前記一定数のシンボルから選択される、割り当てる手順
    をさらに含み、
    前記論理フレームが時間で広がって、前記物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部、および前記複数の個別の物理フレームの中の別の物理フレームの前記持続時間の少なくとも一部と同時に起こる
    請求項48に記載の方法。
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