JP6977126B2 - フィードバック情報の伝送方法及び装置 - Google Patents
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Description
本発明は、通信分野に関し、特に、フィードバック情報の伝送方法及び装置に関する。
現在、ネットワークデバイス(例えば、基地局)が端末デバイスにダウンリンクデータを送信した後に、端末デバイスは、当該ダウンリンクデータの受信状況によって、ネットワークデバイスにフィードバック情報を送信することが可能であり、例えば、当該ダウンリンクデータが、それの復号化の結果が問題なく正確に受信された場合、端末デバイスは、基地局に確定(ACK:Acknowledgement)情報(即ち、フィードバック情報の一例)をフィードバックすることが可能であり、当該ダウンリンクデータが間違って受信され、例えば、復号化の結果が間違っている場合、端末デバイスは、基地局に否定応答(NACK:Negative Acknowledgement)情報(即ち、フィードバック情報の別の一例)をフィードバックするという従来の通信技術が知られている。
しかし、当該通信技術において、当該ダウンリンクデータの伝送とフィードバック情報の伝送との間の時間間隔が固定値であり、即ち、端末デバイスは、所定の時間ドメインリソースでフィードバック情報を送信するしかできなく、それは、フィードバック情報の伝送の柔軟性に対する酷い制限となり、フィードバック情報の伝送の信頼性に影響を及ぶ。
本発明は、フィードバック情報の伝送方法及び装置を提供し、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
第1態様において、フィードバック情報の伝送方法を提供し、当該方法は、
端末デバイスは、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信することと、
当該端末デバイスは、第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することと、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することと、
を含み、
ここで、当該ダウンリンクデータが、当該ネットワークデバイスが少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して送信されたものであり、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
端末デバイスは、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信することと、
当該端末デバイスは、第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することと、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することと、
を含み、
ここで、当該ダウンリンクデータが、当該ネットワークデバイスが少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して送信されたものであり、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法は、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
第1態様を結合し、第1態様の第1種類の実現形態において、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
第1態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第1態様の第2種類の実現形態において、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0である。
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0である。
第1態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第1態様の第3種類の実現形態において、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
第1態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第1態様の第4種類の実現形態において、当該端末デバイスは、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信することは、端末デバイスは、アンライセンス搬送波を介して、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信することを含み、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することは、当該端末デバイスは、アンライセンス搬送波を介して、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することを含む。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法は、当該ネットワークデバイスがダウンリンクデータを送信する時に使用される時間ドメインリソース集合に、第2時間ドメインリソースユニットを接近させることによって、特に、ネットワークデバイスが端末デバイスとアンライセンスリソースを使用して無線通信を行う時に、当該第2時間ドメインリソースユニットがその他のネットワークデバイスに占用される可能性を大幅に低減することができ、それによってフィードバック情報の伝送の信頼性をさらに向上させることができる。
第1態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第1態様の第5種類の実現形態において、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することは、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信することを含み、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
第1態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第1態様の第6種類の実現形態において、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することは、
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定することと、
当該端末デバイスは、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を当該第1ビットにベアリングすることと、
を含む。
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定することと、
当該端末デバイスは、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を当該第1ビットにベアリングすることと、
を含む。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法によって、同一の時間ドメインリソースユニットは、複数のダウンリンクデータのフィードバック情報を伝送することができ、しかも、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニット内の当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報をベアラするためのビットを確定する。それによって、フィードバック情報を集中的に伝送させ、基地局の処理効率を向上させることができる。
第1態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第1態様の第7種類の実現形態において、当該方法は、当該端末デバイスは、少なくとも一つの集合指示情報を受信することをさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間で集合指示情報を伝送することによって、端末デバイスは、検出した時間ドメインリソース集合と、ネットワークデバイスで使用する時間ドメインリソース集合と一致しているか否かを確定することができ、それによってフィードバック情報の伝送の信頼性をさらに向上させることができる。
第2態様において、フィードバック情報の伝送方法を提供し、当該方法は、
ネットワークデバイスは、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して、ダウンリンクデータを送信することと、
当該ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することと、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することと、
を含み、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該ダウンリンクデータは、端末デバイスに送信される第1ダウンリンクデータを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
ネットワークデバイスは、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して、ダウンリンクデータを送信することと、
当該ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することと、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することと、
を含み、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該ダウンリンクデータは、端末デバイスに送信される第1ダウンリンクデータを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソース集合内の当該第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
第2態様を結合し、第2態様の第1種類の実現形態において、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
第2態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第2態様の第2種類の実現形態において、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定すること、
を含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0である。
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定すること、
を含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0である。
第2態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第2態様の第3種類の実現形態において、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定すること、
を含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定すること、
を含み、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
第2態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第2態様の第4種類の実現形態において、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信すること、
を含み、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信すること、
を含み、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
第2態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第2態様の第5種類の実現形態において、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定することと、
当該ネットワークデバイスは、当該第1ビットにベアリングされる情報を当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報とすることと、
を含む。
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定することと、
当該ネットワークデバイスは、当該第1ビットにベアリングされる情報を当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報とすることと、
を含む。
第2態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第2態様の第6種類の実現形態において、当該方法は、当該ネットワークデバイスは、少なくとも一つの集合指示情報を送信すること、
をさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
をさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
第2態様及びそれの上記の実現形態を結合し、第2態様の第7種類の実現形態において、当該ネットワークデバイスは、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して、ダウンリンクデータを送信することは、
ネットワークデバイスは、アンライセンス搬送波を介して、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを送信することを含み、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、アンライセンス搬送波を介して、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することを含む。
ネットワークデバイスは、アンライセンス搬送波を介して、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを送信することを含み、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、アンライセンス搬送波を介して、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することを含む。
第3態様において、フィードバック情報の伝送装置を提供し、上記の第1態様、及び第1態様の各実現形態における各ステップを実施するためのユニットを含む。
第4態様において、フィードバック情報の伝送装置を提供し、上記の第2態様、及び第2態様の各実現形態における各ステップを実施するためのユニットを含む。
第5態様において、フィードバック情報伝送デバイスを提供し、記憶装置とプロセッサとを含み、当該記憶装置は、コンピュータプログラムを記憶するために構成され、フィードバック情報伝送デバイスが、上記の第1態様、及びそれの各実現形態内のいずれか一つのフィードバック情報の伝送方法を実行できるように、当該プロセッサは、記憶装置から当該コンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成される。
第6態様において、フィードバック情報伝送デバイスを提供し、記憶装置とプロセッサとを含み、当該記憶装置は、コンピュータプログラムを記憶するために構成され、フィードバック情報伝送デバイスが、上記の第2態様、及びそれの各実現形態内のいずれか一つのフィードバック情報の伝送方法を実行できるように、当該プロセッサは、記憶装置から当該コンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成される。
第7態様において、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの受信ユニット、処理ユニット、送信ユニット、又はレシーバー、プロセッサ、トランスミッターによって実行される時に、上記の第1態様、及びそれの各実現形態内のいずれか一つのフィードバック情報の伝送方法を、端末デバイスに実行させる。
第8態様において、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードがネットワークデバイスの受信ユニット、処理ユニット、送信ユニット、又はレシーバー、プロセッサ、トランスミッターによって実行される時に、上記の第2態様、及びそれの各実現形態内のいずれか一つのフィードバック情報の伝送方法を、ネットワークデバイスに実行させる。
第9態様において、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体にプログラムが記憶され、前記プログラムは、上記の第1態様、及びそれの各実現形態内のいずれか一つのフィードバック情報の伝送方法をユーザデバイスに実行させる。
第10態様において、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体にプログラムが記憶され、前記プログラムは、上記の第2態様、及びそれの各実現形態内のいずれか一つのフィードバック情報の伝送方法をネットワークデバイスに実行させる。
本発明の実施例の技術案をより明確に説明するために、上記に実施例又は先行技術の説明で必要となる図面を簡単に説明し、明らかに、上記に記載する図面は本発明のいくつかの実施例だけであり、当業者であれば、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
以下に本発明の実施例における図面を結合し、本発明の実施例における技術案を明確的、全面的に説明し、明らかに、説明した実施例は本発明の一部の実施例だけであり、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わずに得られた他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
本明細書に使用される用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などはコンピュータに関連するエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを表すことに用いられる。例えば、コンポーネントは、プロセッサで実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム及び/又はコンピュータであってもよいが、これらに限定されない。図面に示すように、コンピューティングデバイスで動作しているアプリケーション及びコンピューティングデバイスは全てコンポーネントであってもよい。一つ又は複数のコンポーネントはプロセス及び/又は実行スレッドに常駐することができ、コンポーネントは一つのコンピュータに置かれてもよく及び/又は2つ以上のコンピュータの間に配布してもよい。その他、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造が記憶されている様々なコンピュータ可読媒体から実行されてもよい。コンポーネントは例えば一つ又は複数のデータグループ(例えばローカルシステム、分散型システム及び/又はネットワーク間の別のコンポーネントとインタラクションを行う二つのコンポーネントからのデータ、例えば信号によって他のシステムとインタラクションを行うインターネット)を含む信号に基づいて、ローカル及び/又は遠隔プロセスにより通信することができる。
本発明の実施例の技術案は、現行のセルラー通信システム、例えば、グローバル移動体通信(GSM:Global System of Mobile Communication)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、長期進化型(LTE:Long Term Evolution)などのシステムに適用することが可能であり、サポートする通信は、主に音声とデータに関する通信に関わっている。通常、一つの従来の基地局は、サポートする接続数が限られており、実現しやすい。
次世代移動通信システムは、従来の通信だけではなく、M2M(Machine to Machine)通信、又はMTC(Machine Type Communication)通信とも称する通信もサポートする。予測によれば、2020年まで、ネットワークに接続するMTCデバイスは、500〜1000億にも達し、現在の接続の数より大幅に超えることになる。M2Mタイプのサービスは、それのサービスタイプが様々であるため、ネットワークに対する要求が大きく相違している。大雑把に言うと、下記のいくつかの要求が存在する。
信頼性のある伝送であるが、遅延に敏感ではない。
低遅延であり、高信頼性のある伝送。
信頼性のある伝送で、遅延に敏感ではないサービスに対して、比較的に処理しやすいが、V2V(Vehicle to Vehicle)サービス又はV2X(Vehicle to Everything)サービスような低遅延で、高信頼性のある伝送のようなサービスに対して、短い伝送遅延だけではなく、信頼性も求められている。伝送の信頼性がない場合、再送を引き起こすことによって、大幅な伝送遅延になり、要求を満たせない。大量の接続が存在することによって、将来の無線通信システムが現在の通信システムと大きく相違する。本発明の実施例による技術案は、伝送の信頼性問題を有効に解決することができる。
選択肢として、当該ネットワークデバイスは基地局であり、当該端末デバイスはユーザデバイスである。
本発明は端末デバイスと結合して各実施例を説明している。端末デバイスは、ユーザデバイス(UE:User Equipment)、移動局、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザサイト、移動サイト、遠隔サイト、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント又はユーザデバイス等とも称される。端末デバイスは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)内のステーション(ST:STAION)であっても良く、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、無線ローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)サイト、パーソナルデジタル処理(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えるハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末装置などであってもよい。
また、本発明の実施例において、端末デバイスは、中継(Relay)等のようなその他のネットワークデバイス(例えば、基地局)とデータ通信を行えるデバイスも含むことが可能である。
また、本発明はネットワークデバイスを結合して各実施例を説明している。ネットワークデバイスは、移動局通信と通信を行うためのデバイスであっても良く、ネットワークデバイスは、無線ローカルネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)におけるアクセスポイント(AP:ACCESS POINT)、GSM又はシンボル分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)における基地局(BTS:Base Transceiver Station)であっても良く、WCDMAにおける基地局(NB:NodeB)であっても良く、さらにロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)における進化型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional Node B)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および将来の5Gネットワークにおけるネットワークデバイス、又は将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワークデバイスなどであっても良い。
また、本発明の各々の態様又は特徴は、方法、装置又は標準化プログラミング、及び/又は、工程技術の製品として実現されても良い。本発明に使用されている用語「製品」は、任意のコンピュータでの読み取り可能な機器、キャリア、又は媒体からアクセスするコンピュータプログラムを含む。例えば、コンピュータで読み取り可能な媒体は、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー又は磁気テープなど)、光ディスク(例えば、圧縮ディスク(CD:Compact Disk)、デジタル汎用ディスク(DVD:Digital Versatile Disk)など)、スマートカードとフラッシュメモリー(例えば、消去可能、プログラム可能な読み取り専用な記憶装置(EPROM:Erasable Programmable Read−Only Memory)、カード、メモリ・スティック又はキー・ドライブなど)を含むが、それらに限らない。また、本文に記述する各種の記憶媒体は、情報を記憶する一つの又は複数のデバイス、及び/又は、その他の機器での読み取り可能な媒体に代表的に用いられる。用語「機器での読み取り可能な媒体」は、無線チャネルと、命令、及び/又は、データを記憶、包含、及び/又は、ベアラする各種のその他の媒体とを含むが、それらに限らない。
図1は、本発明の実施例に適するフィードバック情報の伝送方法の通信システムの一例の概略図である。図1示すように、当該通信システム100は、ネットワークデバイス102を含み、ネットワークデバイス102は、アンテナ104、106、108、110、112と114のような複数のアンテナを含む。また、ネットワークデバイス102は、送信機チェーンと受信機チェーンを付加的に含むことができる。それらは信号の送信と受信とに関係する複数の部品(例えば、プロセッサー、変調器、多重化器、マルチプレクサ、デマルチプレクサ又はアンテナなど)を含むことが可能であると、当業者は理解できる。
ネットワークデバイス102は、複数の端末デバイス(例えば、端末デバイス116と端末デバイス122)と通信できる。さらに、ネットワークデバイス102が端末デバイス116又は122と類似する任意数の端末デバイスと通信できると理解することが可能である。端末デバイス116と122は、例えば、セルラー電話、スマートフォン、ポータブルコンピュータ、ポータブル通信デバイス、ポータブル計算デバイス、衛星無線装置、グローバル定位システム、PDA及び/又は無線通信システム100上で通信するための任意のその他の適切なデバイスであっても良い。
図1示すように、端末デバイス116は、アンテナ112、114と通信し、ここで、アンテナ112と114は、順方向リンク118を介して端末デバイス116に情報を送信し、逆方向リンク120を介して端末デバイス116から情報を受信する。また、端末デバイス122はアンテナ104、106と通信を行い、ここで、アンテナ104と106は順方向リンク124を介してい端末デバイス122に情報送信し、逆方向リンク126を介して端末デバイス122から情報を受信する。
例えば、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システムにおいて、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120に使用される異なる帯域を利用することが可能であり、順方向リンク124は、逆方向リンク126に使用される異なる帯域を利用することが可能である。
さらに例えば、時分割複信(TDD:Time Division Duplex)システムと全二重(Full Duplex)システムにおいて、順方向リンク118と逆方向リンク120とは共通の帯域を使用することが可能であり、順方向リンク124と逆方向リンク126とは共通の帯域を使用することが可能である。
通信用と設計された各アンテナ(又は複数のアンテナより構成されるアンテナセット)及び/又は領域は、ネットワークデバイス102のセクタと称される。例えば、アンテナセットをネットワークデバイス102のカバレッジ領域のセクタ内の端末デバイスと通信するように設計されても良い。ネットワークデバイス102が順方向リンク118と124とを介して、端末デバイス116及び122のそれぞれと通信を行う時に、ネットワークデバイス102の送信アンテナは、ビームフォーミングを利用して順方向リンク118と124との信号対雑音比を改善することが可能である。また、ネットワークデバイスが単一のアンテナでそれのすべての端末デバイスに信号を送信する方式と比べて、ネットワークデバイス102がビームフォーミングを利用して、関係するカバレッジ領域内のランダム、分散の端末デバイス116と122に信号を送信する場合、隣接セルにおける移動デバイスは、比較的に少ない干渉を受ける。
所定時間において、ネットワークデバイス102、端末デバイス116又は端末デバイス122は、無線通信送信装置及び/又は無線通信受信装置としても良い。データを送信する時に、無線通信送信装置は、伝送するためにデータに対して符号化を行うことができる。具体的に、無線通信送信装置は、チャネルを介して無線通信受信装置に送信する一定の数のデータビットを取得する(例えば、生成、その他の通信装置から受信、又は記憶装置に記憶するなど)。このようなデータビットは、データの伝送ブロック(又は複数の伝送ブロック)に含まれることができ、伝送ブロックは、断片化されることによって複数のコードブロックとして生成することが可能である。
また、当該通信システム100は、公衆地上波移動体ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)ネットワーク又はD2Dネットワーク又はM2Mネットワーク又はV2Vネットワーク又はV2Xネットワーク又はその他のネットワークであっても良く、図1は、単なる例の概略図であり、ネットワークにその他のネットワークデバイスが含まれることも可能であり、図1に図示していない。
図2には、端末デバイスを視点として説明している本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法200の概略的なフローチャートを示しており、図2に示すように、当該方法200は、S210〜S230を含む。
S210において、端末デバイスは、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信し、ここで、当該ダウンリンクデータが、当該ネットワークデバイスが少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して送信されたものであり、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
S220において、当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定する。
S230において、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信する。
以下において、本発明の実施例におけるフィードバック情報の伝送方法200に使用される周波数ドメインリソースと時間ドメインリソースとに対して説明を行う。
1.周波数ドメインリソース
本発明の実施例において、端末デバイスとネットワークデバイスとは、アンライセンススペクトルリソースを使用して無線通信を行うことができる。
本発明の実施例において、端末デバイスとネットワークデバイスとは、アンライセンススペクトルリソースを使用して無線通信を行うことができる。
選択肢として、当該端末デバイスが、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信することは、端末デバイスは、アンライセンス搬送波を介して、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信することを含み、当該端末デバイスが第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することは、当該端末デバイスは、アンライセンス搬送波を介して、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することを含む。
また、選択肢として、当該ネットワークデバイスが少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して、ダウンリンクデータを送信することは、ネットワークデバイスは、アンライセンス搬送波を介して、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを送信することを含み、当該ネットワークデバイスが第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、当該ネットワークデバイスは、アンライセンス搬送波を介して、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することを含む。
具体的に、アンライセンス帯域幅におけるリソース共有とは、当該帯域幅を共同使用する複数のデバイスの間で基本的な共存要求を満たすために、特定のスペクトルの使用に対する送信電力、帯域外漏洩等の指標だけにおける制限を規定すると意味をする。通信事業者がアンライセンス帯域幅リソースを利用してネットワークのキャパシティの分散の目的を達することができるが、異なる地域、及び異なるスペクトルのアンライセンス帯域幅リソースに関する法規要求を守る必要がある。これらの要求は、通常、レーダー等の公共システムを保護するためであり、また複数のシステムの間で可能な限り悪影響を与えず、公平共存させるために定められたものであり、送信電力制限、帯域外漏洩指標、屋内外の使用制限を含み、さらに個別の地域に付加的な共存ポリシー等もある。例えば、各通信デバイスが競争方式又はモニタリング方式、例えば、リッスンビフォートーク(LBT:Listen Before Talk)で規定された方式を採用してスペクトルリソースを使用することができる。
先行技術において、フィードバック情報は、端末デバイスがダウンリンクデータを受信し後に所定時間(例えば、4ミリ秒)を経過してから送信されるものであり、即ち、端末デバイスがダウンリンクデータを受信してから、それに対して復号化して、対応するACK/NACK情報を基地局にフィードバックする。基地局は、ACK/NACK情報の伝送時間を確実に把握する必要があり、また、現行のLTE FDDシステムにおいて、ダウンリンクデータをベアリングする物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)における時間ドメインリソースと、当該ダウンリンクデータのフィードバック情報をベアリングする時間ドメインリソースとの時間間隔は、4msと固定されている。
このような状況において、端末デバイスがアンライセンス搬送波においてダウンリンクデータを受信した後に、4msを経過してからフィードバック情報を送信する場合、この時に、当該搬送波は、その他の通信ノード(例えば、通信システムにおける当該ダウンリンクデータを送信するネットワークデバイス以外のネットワークデバイスである)により既に先占されている可能性が高い。端末デバイスがまだ当該時間リソースでフィードバック情報を送信した場合、その他の通信ノードに強い干渉をする一方、自身の検出性能も酷く影響される。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法は、当該ネットワークデバイスがダウンリンクデータを送信する時に使用される時間ドメインリソース集合に、第2時間ドメインリソースユニットを接近させることによって、特に、ネットワークデバイスが端末デバイスとアンライセンスリソースを使用して無線通信を行う時に、当該第2時間ドメインリソースユニットがその他のネットワークデバイスに占用される可能性を大幅に低減することができ、それによってフィードバック情報の伝送の信頼性をさらに向上させることができる。
限定ではなく例として、本発明の実施例において、当該アンライセンススペクトルリソースは、5GHz付近の約900MHzの帯域幅、2.4GHz帯域幅付近の約90MHzの帯域幅を含むことが可能である。
それに応じて、本発明の実施例における通信システム100は、アンライセンス帯域幅が使用できる通信システムであっても良く、限定ではなく例として、当該通信システム100は、アンライセンス搬送波におけるロング・ターム・エボリューションシステムLAA−LTE(Licensed−Assisted Access Using LTE)技術を採用しても良く、後者は、当該通信システムのアンライセンス帯域幅における単独配備をサポートする技術、例えば、Standalone LTE over unlicensed spectrumを採用しても良く、又は、LTE−U(LTE−U:LTE Advanced in Unlicensed Spectrums)技術を採用しても良く、即ち、通信システム100は、LTEシステムをアンライセンス帯域幅に単独配備し、さらに、アンライセンス帯域幅においてLTEエアインターフェースプロトコルを採用して通信を完成させることができ、当該システムはライセンス帯域幅を含まない。アンライセンス帯域幅に配備するLTEシステムは、集中スケジューリング、干渉協調、自動再送要求(HARQ)などの技術、Wi−Fi等のアクセス技術を利用することができ、当該技術は、より良いロバスト性を有し、より優れたスペクトル効率を得ることができ、より大きいカバレッジ範囲、より良いユーザエクスペリエンスを提供することができる。
本発明の実施例において、通信システム100は、例えば、ライセンス補助アクセス(LAA:Licensed−Assisted Access)、デュアル接続(DC:Dual Connectivity)、アンライセンス補助アクセス(Standalone)技術等を採用することができる。ここで、ライセンス補助アクセスLAAは、現行のLTEシステムにおけるキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)の構成と構造を利用して、通信事業者のライセンス帯域幅上の搬送波(ライセンス搬送波)を構成して通信することに基づいて、複数のアンライセンス帯域幅上の搬送波(アンライセンス搬送波)を構成し、ライセンス搬送波を補助としてアンライセンス搬送波を利用して通信を行う。つまり、LTEデバイスは、CA方式によって、ライセンス搬送波をプライマリーコンポーネントキャリア(PCC:Primary Component Carrier)又はプライマリーセル(PCell:Primary Cell)として、アンライセンス搬送波をセカンダリーコンポーネントキャリア(SCC:Secondary Component Carrier)又はセカンダリーセル(SCell:Secondary Cell)とする。デュアル接続DC技術は、ライセンス搬送波とアンライセンス搬送波を非CA(つまり、非理想バックホールbackhaul)方式によって共同使用する技術を含み、又は、複数のアンライセンス搬送波を非CA方式によって共同使用する技術も含む。LTEデバイスは、単独配備方式によって、アンライセンス搬送波に直接に配備することができる。
なお、以上に列挙されている端末デバイスとネットワークデバイスとの使用する周波数ドメインリソースは、例示的な説明に過ぎず、本発明は、それに限定されない。例えば、本発明の実施例において、端末デバイスとネットワークデバイスとは、ライセンススペクトルリソースを使用して無線通信することも可能である。
ライセンススペクトルリソースは、通常、国家又は地方無線委員会にによる審査のうえで使用可能になるスペクトルリソースであり、例えばLTEシステムとWiFiシステムのような異なるシステム、又は、異なる通信事業者に使用されるシステムは、ライセンススペクトルリソースを共有して使用することができない。
2.時間ドメインリソース
図3に示すように、本発明の実施例において、ネットワークデバイスと端末デバイスとのデータと情報とを伝送するための時間ドメインリソースは、複数の時間ドメインリソースユニットに分けることが可能である。
図3に示すように、本発明の実施例において、ネットワークデバイスと端末デバイスとのデータと情報とを伝送するための時間ドメインリソースは、複数の時間ドメインリソースユニットに分けることが可能である。
また、本発明の実施例において、当該複数の時間ドメインリソースユニットは、連続したものであっても良く、幾つかの隣接の時間ドメインリソースユニットの間に予め設定された時間間隔が設定されても良く、本発明において特に限定しない。
限定ではなく例として、本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソースユニットの長さは、先行技術における例えば、LTE通信システムの一つのサブフレームの長さ、即ち、1ミリ秒であっても良い。
また、本発明の実施例において、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間で(一つ又は複数の)時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを伝送する。
以下において、図3を結合して本発明の実施例における時間ドメインリソース集合を詳しく説明する。
本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソース集合は、一つ又は複数の時間ドメインリソースユニットを含むことが可能である。
また、一つの時間ドメインリソース集合が、複数の時間ドメインリソースユニットを含む場合、当該時間ドメインリソース集合内の複数の時間ドメインリソースユニットは、連続又は非連続的(例えば、幾つかの隣接の時間ドメインリソースユニットの間に時間間隔が設定されている)であっても良く、本発明において特に限定しない。
選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じである。
即ち、本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソース集合内の各時間ドメインリソースユニットのそれぞれは、完全無欠な時間ドメインリソースユニットであっても良い。
例えば、図3に示すように、時間ドメインリソース集合#1内の各時間ドメインリソースユニットのそれぞれは、完全無欠な時間ドメインリソースユニットであっても良く、即ち、時間ドメインリソース集合#1内の各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じである。
又は、選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
即ち、本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソース集合内の一部の時間ドメインリソースユニットは、完全な時間ドメインリソースユニットでなくても良い。
例えば、図3に示すように、時間ドメインリソース集合#2内の1個目の時間ドメインリソースユニットは、完全な時間ドメインリソースユニットでない。時間ドメインリソース集合#3内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットは、完全な時間ドメインリソースユニットではない。時間ドメインリソース集合#4内の1個目の時間ドメインリソースユニットと最後の一つの時間ドメインリソースユニットとは、いずれも完全な時間ドメインリソースユニットではない。
また、本発明の実施例において、隣接の時間ドメインリソース集合の間に時間間隔が設定されても良く、例えば、隣接の時間ドメインリソース集合の間に一つ又は複数の時間ドメインリソースユニットが設定されても良い。
また、本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソース集合は、一つのネットワークデバイスのデータだけを伝送するために用いられ、例えば、周波数ドメインリソースがアンライセンス周波数ドメインリソースである場合、通信システムにおける各ネットワークデバイスは、競争方式を採用してある時間ドメインリソース集合を使用することができる。
また、本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソース集合内の時間ドメインリソースユニットは、一つの端末デバイスのデータを伝送するために用いられても良く、複数の端末デバイスのデータを伝送するために用いられても良く、本発明において特に限定しない。例えば、同じネットワークデバイスがサービスする複数の端末デバイスは、周波数分割多重化又は時分割多重化などの方式を採用して、一つの時間ドメインリソース集合内の時間ドメインリソースユニットによって、当該ネットワークデバイスより送信されたデータを受信することができる。
本発明の実施例において、各時間ドメインリソース集合は、事前に分けることが可能であり(つまり、静的又は準静的構成されたもの)、即ち、各時間ドメインリソース集合通信システムの上位レイヤ管理デバイスは、時間ドメインリソース集合を分けて各ネットワークデバイスに通知し、又は、各時間ドメインリソース集合の分け方は、通信プロトコルによって規定されても良く、又は、各時間ドメインリソース集合の分け方は工場設定又は管理者の設定などの方式で各ネットワークデバイスに予め記憶される。
又は、本発明の実施例において、各時間ドメインリソース集合は、各ネットワークデバイスによって自主的に確定されるもの(つまり、動的に変化するものと)であっても良く、即ち、各ネットワークデバイスが競争方式を採用して使用可能な時間ドメインリソースユニットを確定することができ、競争して得られた一つ又は複数の時間ドメインリソースユニットを一つ又は複数の時間ドメインリソース集合とする。例えば、ネットワークデバイスは、競争して得られた複数の時間ドメインリソースユニットを同じ時間ドメインリソース集合に設定しても良い。
また、本発明の実施例において、各時間ドメインリソース集合に含まれる時間ドメインリソースユニットの数が同じであっても良く、異なっても良く、本発明において特に限定しない。
以下において、一般性を失うこともなく、通信システムにおける一つのネットワークデバイス(以下、理解、区別の便利上、ネットワークデバイス#Aと記述する)と、当該ネットワークデバイス#Aのサービスする一つの端末デバイス(以下、理解、区別の便利上、端末デバイス#Aと記述する)との通信過程を例として、当該方法200の具体的なフローに対して詳しく説明する。
即ち、当該方法200において、ネットワークデバイス#Aは端末デバイス#Aにダウンリンクデータ(即ち、第1ダウンリンクデータの一例であり、以下、理解、区別の便利上、ダウンリンクデータ#Aと記述する)を送信し、端末デバイス#Aは、ネットワークデバイス#Aに、当該ダウンリンクデータ#Aに対するフィードバック情報(即ち、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報の一例でり、以下、理解と説明の便利上、フィードバック情報#Aと記述する)を送信する。
本発明の実施例において、ネットワークデバイス#Aが、当該ダウンリンクデータ#Aを送信する時に、当該ダウンリンクデータ#Aを伝送する時間ドメインリソースユニット(以下、理解の便利上、時間ドメインリソースユニット#Aと記述する)を記録することができる。また、ネットワークデバイス#Aは、当該時間ドメインリソースユニット#Aの属する時間ドメインリソース集合(以下、理解、区別の便利上、時間ドメインリソース集合#Aと記述する)、及び当該時間ドメインリソースユニット#Aの当該時間ドメインリソース集合#Aにおける位置を記録することができる。
また、本発明の実施例において、端末デバイス#Aは、ネットワークデバイス#Aのスケジューリング又はブラインド検出などの方式によって、当該ダウンリンクデータ#Aをベアリングする時間ドメインリソースを確定することができ、さらに当該ダウンリンクデータ#Aをベアリングする時間ドメインリソースに対応する時間ドメインリソースユニット(即ち、時間ドメインリソースユニット#A)を確定し、当該時間ドメインリソースユニット#Aにおいて当該ダウンリンクデータ#Aを受信する。
また、端末デバイスは、当該ダウンリンクデータ#Aの受信状況に基づいて、フィードバック情報#A(例えば、ACK又はNACK)を確定することができる。
本発明の実施例において、端末デバイス#Aは、下記の方式を採用して、当該ダウンリンクデータ#Aを伝送するための時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#A)、及び当該時間ドメインリソースユニット#Aの当該時間ドメインリソース集合#Aにける位置を確定することができる。
選択肢として、前記方法は、
当該端末デバイスは、少なくとも一つの集合指示情報を受信することをさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
当該端末デバイスは、少なくとも一つの集合指示情報を受信することをさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
具体的に、限定ではなく例として、本発明の実施例において、それぞれの時間ドメインリソース集合は、一つの番号を有し、また、隣接の二つの時間ドメインリソース集合の番号が異なり、つまり、隣接の二つの時間ドメインリソース集合の番号の関係と、当該隣接の二つの時間ドメインリソース集合の時間ドメインにおける位置関係と互いに対応しあう。
限定ではなく例として、本発明の実施例において、例えば、2ビットを含む情報指示時間ドメインリソースの番号を使用することが可能である。例えば、仮に時間ドメインに、例えば4個の時間ドメイン上で順序付けで並んでいる時間ドメインリソース集合が存在し、それぞれは、時間ドメインリソース集合#1、時間ドメインリソース集合#2、時間ドメインリソース集合#3、時間ドメインリソース集合#4であり、ここで、時間ドメインリソース集合#1が時間ドメインリソース集合#2と隣接し、時間ドメインリソース集合#2が時間ドメインリソース集合#3と隣接し、時間ドメインリソース集合#3が時間ドメインリソース集合#4と隣接する。
その場合、本発明の実施例において、当該時間ドメインリソース集合#1の番号は「00」であっても良く、当該時間ドメインリソース集合#2の番号は「01」であっても良く、当該時間ドメインリソース集合#3の番号は「10」であっても良く、当該時間ドメインリソース集合#4の番号は「11」であっても良い。
それによって、端末デバイスは、各間ドメインリソース集合の番号に基づいて、各時間ドメインリソース集合を区別することができ、また、時間ドメインリソース集合の番号に基づいて、各時間ドメインリソース集合の並び順序を確定することができる。
なお、上記に列挙されている時間ドメインリソース集合の番号の割り当て方式は、例示的な説明に過ぎず、本発明は、それに限定されない。例えば、通信システムにおいて、その他の数の時間ドメインリソース集合を使用することも可能であり、この場合、例えば、上記の番号を繰り返して使用することが可能である、例えば、時間ドメインにおける時間ドメインリソース集合#1と隣接し、しかも時間ドメインリソース集合#1の前に位置する時間ドメインリソース集合#0に、「11」と割り当てして番号とすることが可能である、さらに、例えば、時間ドメインにおける時間ドメインリソース集合#4と隣接し、しかも時間ドメインリソース集合#4の前の時間ドメインリソース集合#5に「00」と割り当てして番号とすることが可能である。又は、番号はビットであっても良く、任意に設定されても良く、本発明において特に限定しない。
本発明の実施例において、ネットワークデバイス#Aは、当該時間ドメインリソース集合#Aの番号情報、即ち、インデックス情報を当該時間ドメインリソース集合#Aの各時間ドメインリソースユニットにベアリングすることができ、それによって、端末デバイス#Aは、当該時間ドメインリソース集合#Aのインデックス情報を含む時間ドメインリソースユニットを、当該時間ドメインリソース集合#A内の各時間ドメインリソースユニットと確定することができる。
なお、上記に列挙されている集合指示情報に使用される具体的なパラメータと送信方式は、例示的な説明に過ぎず、本発明は、それに限定されない。例えば、ネットワークデバイス#Aは、当該時間ドメインリソース集合#A内の所定位置に並んでいる(例えば、1個目の)時間ドメインリソースユニットだけに、当該時間ドメインリソース集合#Aのインデックス情報を含ませることができ、それによって、端末デバイスは、当該時間ドメインリソース集合#Aのインデックス情報を含む時間ドメインリソースユニットの位置、当該時間ドメインリソース集合#Aに含まれる時間ドメインリソースユニットの数に基づいて、当該時間ドメインリソース集合#A内の各時間ドメインリソースユニットを確定することができる。
なお、本発明の実施例において、当該時間ドメインリソース集合#Aに含まれる時間ドメインリソースユニットの数は、システムによって規定されても良く、ネットワークデバイス#Aによって指示されても良く、本発明において特に限定しない。
そのため、端末デバイス#Aは、時間ドメインリソース集合#A、及び時間ドメインリソース集合#Aに含まれる各時間ドメインリソースユニットを確定することができ、それによって、端末デバイス#Aは、時間ドメインリソースユニット#Aの時間ドメインリソース集合#Aにおける位置を確定することができる。
なお、上記に列挙されている端末デバイス#Aは、時間ドメインリソースユニット#Aの時間ドメインリソース集合#Aにおける位置を確定する方式は例示的な説明に過ぎず、本発明は、それに限定されない。例として、下記の通りである。
選択肢として、当該方法は、
当該端末デバイスは、第1時間ドメインリソースユニットのシーケンス番号を確定することをさらに含み、ここで、一つのシーケンス番号は、一つの時間ドメインリソースユニットの一つの時間ドメインリソース集合における位置を一意的に指示するために用いられる。
当該端末デバイスは、第1時間ドメインリソースユニットのシーケンス番号を確定することをさらに含み、ここで、一つのシーケンス番号は、一つの時間ドメインリソースユニットの一つの時間ドメインリソース集合における位置を一意的に指示するために用いられる。
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットのシーケンス番号に基づいて、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置を確定する。
具体的に、本発明の実施例において、時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソースユニットは、シーケンス番号(例えば、ネットワークデバイス#A又は上位レイヤデバイスによって時間ドメインリソースユニットに追加可能である)を備えることが可能であり、ここで、一つのシーケンス番号は、一つの時間ドメインリソース集合内の一つの時間ドメインリソースユニットを一意的に指示するために用いられ、例えば、一つの時間ドメインリソースユニットのシーケンス番号は、当該時間ドメインリソースユニットの所属する時間ドメインリソース集合における位置に対応することが可能である。それによって、端末デバイス#Aは、時間ドメインリソースユニット#Aのシーケンス番号、及び当該時間ドメインリソースユニット#Aに含まれる時間ドメインリソースユニットの数に基づいて、当該時間ドメインリソース集合#A内の各時間ドメインリソースユニットを確定することができる。
選択肢として、当該シーケンス番号は、サブフレーム番号である。
具体的に、本発明の実施例において、サブフレームを使用して時間ドメインリソースユニットとする時に、サブフレーム番号を利用して時間ドメインリソースユニットのシーケンス番号とすることが可能であり、即ち、サブフレーム番号が各サブフレームの時間ドメインにおける並び順序と対応するため、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、同じ時間ドメインリソース集合内の各サブフレーム(即ち、時間ドメインリソースユニットの一例)のサブフレーム番号に基づいて、各サブフレームの時間ドメインリソース集合における位置を確定することができる。
なお、上記に列挙されているネットワークデバイス#Aと端末デバイス#Aとは、時間ドメインリソース集合#A、及び時間ドメインリソースユニット#Aの時間ドメインリソース集合#Aにおける位置を確定する方式は例示的な説明に過ぎず、本発明は、それに限定されない。ネットワークデバイス#Aと端末デバイス#Aとが確定された時間ドメインリソースユニット#Aの所属する時間ドメインリソース集合が一致することを確保し、且つ、ネットワークデバイス#Aと端末デバイス#Aとが確定された時間ドメインリソースユニット#Aの時間ドメインリソース集合における位置が一致することを確保することができる前提で、当業者は、上記の方式と過程に対して如何なる変更を行っても良い。
通常、通信システムにおける通信デバイスは、処理の遅延(例えば、アップ・ダウンリンク伝送、変換における遅延)がありえり、例えば、現在のLTEシステムにおける処理遅延が4ミリ秒であり、即ち、ダウンリンクサブフレームの末尾位置とアップサブフレームの開始位置との間に、少なくとも3個のサブフレームが挟まれる。本発明の実施例において、フィードバック情報#Aを伝送するための時間ドメインリソースユニット(即ち、第2時間ドメインリソースユニットの一例であり、以下、理解と説明の便利上、時間ドメインリソースユニット#Bと記述する)の時間ドメインにおける具体的な位置は、当該処理遅延に相関する。
即ち、当該時間ドメインリソース集合#Aに含まれる時間ドメインリソースユニットの数がQであるとした場合、Q≧Tの状況(即ち、状況1)と1≦Q<Tの状況(即ち、状況2)とがあり得り、ここで、Tが正の整数であり、Tの値が上記の処理遅延によって確定され、例えば、処理遅延が4ミリ秒である場合、T≧3になる。
以下において、状況1と状況2において、時間ドメインリソースユニット#Bを確定する過程に対して詳しく説明する。
状況1
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q>T、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定する、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q>T、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がKミリ秒であることを確定する、ここで、Kが予め設定された値であり、K≧0である。
具体的に、図4は、フィードバック情報をベアリングする時間ドメインリソースユニットを確定する一例の概略図である。図4に示すように、Q>Tであり、当該時間ドメインリソースユニット#Aが時間ドメインリソース集合#A内の前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属し、例えば、T=3であり、時間ドメインリソース集合#Aが5個の時間ドメインリソースユニット(即ち、Q=5)を含み、しかも、当該時間ドメインリソースユニット#Aが当該時間ドメインリソース集合#A内の先頭2(即ち、Q−T)個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Bが当該時間ドメインリソース集合#A(つまり、時間ドメインリソース集合#A内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置)の後ろに位置することを確定することができ、しかも、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Bの開始位置と、当該時間ドメインリソース集合#A内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔が予め設定された値(即ち、Kミリ秒で、K≧0である)であることを確定することができる。
なお、本発明の実施例において、当該Kの具体的な値は、通信プロトコルにより規定されても良く、ネットワークデバイス#Aにより設定され、端末デバイス#Aに通知されても良く、本発明において特に限定しない、例えば、当該Kの値は25であっても良い。また、当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔をミリ秒レベルにすることによって、フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースを、ダウンリンクデータをベアリングするための時間ドメインリソースのすぐ隣にすることができ、それによって、当該フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースがその他のネットワークデバイスに占用される可能性を低減することができ、それによってフィードバック情報の伝送の信頼性を向上させる。
また、本発明の実施例において、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Aが時間ドメインリソース集合#B(即ち、第2時間ドメインリソース集合の一例)の前に位置することが確定することができ、ここで、当該時間ドメインリソース集合#Bは、時間ドメインリソース集合#Aの後ろの、当該端末デバイス#Aがダウンリンクデータを伝送するのに使用される1個目の時間ドメインリソース集合である。
本発明によるフィードバック情報の伝送方法は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する時に、当該第2時間ドメインリソースユニットを、当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置させることによって、フィードバック情報の伝送メカニズムをネットワークデバイスと端末デバイスとのアップ・ダウンリンク変換の処理遅延を満たすことができ、また、フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースを、ダウンリンクデータをベアリングするための時間ドメインリソースのすぐ隣にすることができ、それによって、フィードバック情報の伝送の信頼性を一層に向上させることができる。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
具体的に、図5は、フィードバック情報をベアリングする時間ドメインリソースユニットを確定する一例の概略図である。図5に示すように、Q≧Tであり、当該時間ドメインリソースユニット#Aが時間ドメインリソース集合#Aの後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属し、例えば、T=3であり、時間ドメインリソース集合#Aが5個の時間ドメインリソースユニット(即ち、Q=5)を含み、しかも、当該時間ドメインリソースユニット#Aが当該時間ドメインリソース集合#Aの末尾より3(即ち、T)個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Bが当該時間ドメインリソース集合#B(つまり、時間ドメインリソース集合#B内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置)の後に位置し、しかも、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Bの開始位置と、当該時間ドメインリソース集合#A内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔が予め設定された値(即ち、Kミリ秒、K≧0)であることを確定することができる。
ここで、当該時間ドメインリソース集合#B(即ち、第2時間ドメインリソース集合の一例)は、時間ドメインリソース集合#Aの後ろの当該端末デバイス#Aがダウンリンクデータを伝送するのみ使用される1個目の時間ドメインリソース集合である。
なお、本発明の実施例において、当該Kの具体的な値は、通信プロトコルにより規定されても良く、ネットワークデバイス#Aにより設定され、端末デバイス#Aに通知されても良く、本発明において特に限定しない。また、当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔をミリ秒レベルにすることによって、フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースをダウンリンクデータをベアリングするための時間ドメインリソースのすぐ隣にすることができ、それによって、当該フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースがその他のネットワークデバイスに占用される可能性を低減することができ、それによってフィードバック情報の伝送の信頼性を向上させる。
本発明によるフィードバック情報の伝送方法は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する時に、当該第2時間ドメインリソースユニットを当該第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置させることによって、フィードバック情報の伝送メカニズムを、ネットワークデバイスと端末デバイスとのアップ・ダウンリンク変換の処理遅延を満たすことができ、また、フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースを、ダウンリンクデータをベアリングするための時間ドメインリソースにすぐ隣接させることができ、それによって、フィードバック情報の伝送の信頼性を一層に向上させることができる。
状況2
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q<Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q<Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該端末デバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
具体的に、図6は、フィードバック情報をベアリングする時間ドメインリソースユニットを確定する一例の概略図である。図6に示すように、Q<Tであり、例えば、T=3であり、時間ドメインリソース集合#Aが2個の時間ドメインリソースユニット(即ち、Q=2)を含む場合、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Bが、当該時間ドメインリソース集合#B(つまり、時間ドメインリソース集合#B内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置)の後ろに位置し、しかも、端末デバイス#Aとネットワークデバイス#Aとは、当該時間ドメインリソースユニット#Bの開始位置と、当該時間ドメインリソース集合#A内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間隔が予め設定された値(即ち、Kミリ秒であり、K≧0である)であることを確定することができる。
ここで、当該時間ドメインリソース集合#B(即ち、第2時間ドメインリソース集合の一例)は、時間ドメインリソース集合#Aの後ろの、当該端末デバイス#Aがダウンリンクデータを伝送するのに使用される1個目の時間ドメインリソース集合である。
なお、本発明の実施例において、当該Kの具体的な値は、通信プロトコルにより規定されても良く、ネットワークデバイス#Aにより設定され、端末デバイス#Aに通知されても良く、本発明において特に限定しない。また、当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔をミリ秒レベルにすることによって、フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースをダウンリンクデータをベアリングするための時間ドメインリソースのすぐ隣にすることができ、それによって、当該フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースがその他のネットワークデバイスに占用される可能性を低減することができ、それによってフィードバック情報の伝送の信頼性を向上させる。
本発明によるフィードバック情報の伝送方法は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する時に、当該第2時間ドメインリソースユニットを当該第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置させることによって、フィードバック情報の伝送メカニズムを、ネットワークデバイスと端末デバイスとのアップ・ダウンリンク変換の処理遅延を満たすことができ、また、フィードバック情報をベアリングするための時間ドメインリソースを、ダウンリンクデータをベアリングするための時間ドメインリソースのすぐ隣にすることができ、それによって、フィードバック情報の伝送の信頼性を一層に向上させることができる。
上記とおりに、時間ドメインリソースユニット#Bを確定した後に、端末デバイス#Aは、フィードバック情報#Aを当該時間ドメインリソースユニット#Bにベアリングし、ネットワークデバイス#Aに送信する。それによって、ネットワークデバイス#Aは、当該時間ドメインリソースユニット#Bにおいて、当該フィードバック情報#Aを取得することができる。
限定ではなく例として、本発明の実施例において、ネットワークデバイス#Aと端末デバイス#Aとは、下記の方式を採用して、時間ドメインリソースユニット#Bを介してフィードバック情報#Aを伝送することができる。
例えば、選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することは、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信し、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信することは、
当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信し、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
具体的に、本発明の実施例において、限定ではなく例として、本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソース集合に含まれることができる時間ドメインリソースユニットの最大の数(即ち、Lの値の一例)を規定しても良く、つまり、一つの(アップリンク)時間ドメインリソースユニットは、ベアリングできるフィードバック情報の最大の数(即ち、Lの値の一例)である。
一般性を失うこともなく、時間ドメインにおける隣接の二つの時間ドメインリソース集合(以下、理解の便利上、時間ドメインリソース集合#Cと時間ドメインリソース集合#Dと記述する)、ここで、時間ドメインリソース集合#Dが、時間ドメインにおいて時間ドメインリソース集合#Cの後ろに位置し、時間ドメインリソース集合#Dの後ろに位置する、当該時間ドメインリソース集合#Dの最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間隔がKミリ秒である時間ドメインリソースユニットを、時間ドメインリソースユニット#Dと記述し、即ち、当該時間ドメインリソースユニット#Dは、時間ドメインリソース集合#Dの後ろの1個目の時間ドメインリソースユニットである。
その場合、本発明の実施形態において、当該時間ドメインリソースユニット#Dに、L個のフィードバック情報をベアリングするためのビットが設定されており、ここで、当該L個のフィードバック情報は、T個のフィードバック情報#C、Q−T個のフィードバック情報#D、及びL−Q個のNACKを含む。ここで、フィードバック情報#Cが、時間ドメインリソース集合#C内の後ろよりT個の時間ドメインリソースユニットにベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報であり、フィードバック情報#Dが、時間ドメインリソース集合#Dの前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットにベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報であり、ここで、Qが時間ドメインリソースユニット#Dに含まれる時間ドメインリソースユニットの数である。
本発明の実施例において、Lは、システムに規定された、予め設定された値(例えば、10)であってもよく、即ち、L≧Qである。
又は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの双方は、各時間ドメインリソース集合に含まれる時間ドメインリソースユニットの数を把握することができるため、本発明の実施例において、Lは、実際状況に応じて任意に変更されることができ、例えば、L=Qとする。
本発明の実施例において、一つの時間ドメインリソースユニットにおいてC×L個のビットのフィードバック情報を伝送するように規定しても良く、即ち、各フィードバック情報はC個のビットを含み、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数である。
限定ではなく例として、例えば、シングルコードワード伝送モードと配置し、又はダブルコードワード伝送モードと配置し、ACK/NACKの空間バンドリング(Spatial bundling)を使用する場合、C=1であり、
又は、ダブルコードワード伝送モードと配置し、ACK/NACKの空間バンドリングを使用しない場合、C=2である。
又は、ダブルコードワード伝送モードと配置し、ACK/NACKの空間バンドリングを使用しない場合、C=2である。
また、本発明の実施例において、上記のL個のフィードバック情報の時間ドメインリソースユニット#Dにおける並び順序は、各フィードバック情報に対応する時間ドメインリソースユニットの時間ドメインにおける順序に対応する。
一般性を失うこともなく、仮にネットワークデバイス#Aに使用される隣接の二つの時間ドメインリソース集合を、時間ドメインリソース集合#aと時間ドメインリソース集合#a+1とし、ここで、時間ドメインにおいて、時間ドメインリソース集合#aが時間ドメインリソース集合#a+1の前に位置する。仮にT=3とし、時間ドメインリソース集合#aは4個の時間ドメインリソースユニットを含み、時間ドメインリソース集合#a+1は5個の時間ドメインリソースユニットを含み、図7には、時間ドメインリソース集合#a+1の後ろに位置する、アップリンク情報をフィードバックするための時間ドメインリソースユニット#a内の各ビットの構成方式の一例の概略図を示している。
上記から分かるように、時間ドメインリソース集合#a内の時間ドメインリソースユニット#0にベアリングされるダウンリンクデータに対するフィードバック情報(即ち、図7におけるフィードバック情報#0)は、時間ドメインリソース集合#aの後ろに位置する時間ドメインリソースユニット#cにベアリングされる。
また、時間ドメインリソース集合#a内の時間ドメインリソースユニット#1〜時間ドメインリソースユニット#3にベアリングされるダウンリンクデータに対するフィードバック情報(即ち、図7におけるフィードバック情報#1〜フィードバック情報#3)、及び、時間ドメインリソース集合#a+1内の時間ドメインリソースユニット#4と時間ドメインリソースユニット#5とにベアリングされるダウンリンクデータに対するフィードバック情報(即ち、図7におけるフィードバック情報#4とフィードバック情報#5)のぞれぞれは、時間ドメインリソース集合#a+1の後ろに位置する時間ドメインリソースユニット#aにベアリングされる。
この場合、時間ドメインリソースユニット#aにおいて、C×L個のビットをベアリングすることが可能であり、ここで、1個目のビット〜C×1個目のビットは、フィードバック情報#1をベアリングするために用いられ、C×1+1個目のビット〜C×2個目のビットは、フィードバック情報#2をベアリングするために用いられ、C×2+1個目のビット〜C×3個目のビットは、フィードバック情報#3をベアリングするために用いられ、C×3+1個目のビット〜C×4個目のビットは、フィードバック情報#4をベアリングするために用いられ、C×4+1個目のビット〜C×5個目のビットは、フィードバック情報#5をベアリングするために用いられる。
また、時間ドメインリソースユニット#aの残りのビットは、フィードバック情報のベアリングに用いられず、NACK情報で充填されても良く、空き状態であっても良く、本発明において特に限定しない。
なお、上記に列挙されている各フィードバック情報に対応するビットの確定方式は例示的な説明だけであり、本発明において特に限定せず、ネットワークデバイスと端末デバイスとに、同じビットで同じダウンリンクデータに対するフィードバック情報を伝送させれば良い。
例えば、本発明の実施例において、時間ドメインリソース集合毎に少なくともT個の時間ドメインリソースユニットを含む場合、一般性を失うこともなく、仮に一つのフィードバック情報を伝送するための時間ドメインリソースユニット#αが時間ドメインリソース集合#αの後ろに位置し、しかも、時間ドメインリソース集合#βが時間ドメインリソース集合#αの前に位置する場合、時間ドメインリソースユニット#α内の前のC×T個のビットは、時間ドメインリソース集合#βの後ろのT個の時間ドメインリソースユニットにおけるダウンリンクデータのフィードバック情報を伝送するために用いられることが可能であり、時間ドメインリソースユニット#α内のC×(T+1)個のビットから、順次に、時間ドメインリソース集合#αの、後ろのT個の時間ドメインリソースユニットの前に位置する時間ドメインリソースユニットにおけるダウンリンクデータのフィードバック情報を伝送するために用いられる。
なお、上記の前記時間ドメインリソースユニット#Bの位置は時間ドメインリソース集合#Bの位置に基づいて確定される可能性があるため、そのため、端末デバイス#Aが、ブラインド検出などのような方式に基づいて、各時間ドメインリソース集合を検出する場合において、ネットワークデバイス#Aが、ある時間ドメインリソース集合(以下、理解、区別の便利上、第3時間ドメインリソース集合と記述する)を使用し、例えば、ネットワークデバイス#Aが当該第3時間ドメインリソース集合においてダウンリンクデータを送信するが、端末デバイス#Aは、当該第3時間ドメインリソース集合が検出されない場合があり得る。この場合において、ネットワークデバイス#Aと端末デバイス#Aとの確定された時間ドメインリソースユニット#Bの位置が異なる可能性があり、それによって、フィードバック情報の誤り伝送を引き起こす可能性がある。
それに対して、本発明の実施例において、ネットワークデバイス#Aの使用される各時間ドメインリソース集合の番号を指示するために、ネットワークデバイス#Aは、各時間ドメインリソース集合の番号を各時間ドメインリソース集合の時間ドメインにおける並び順序に対応するように、それの使用している各時間ドメインリソース集合にインデックス情報を追加しても良く、例えば、番号は、現状を順序付けて、所定値で昇順に逓増する方式によって確定されることが可能である。例えば、図8に示すように、仮にネットワークデバイス#Aに使用される三つの時間ドメインリソース集合を、時間ドメインリソース集合#X−1(それの番号がX−1であっても良い)、時間ドメインリソース集合#X(それの番号がXであっても良い)、及び時間ドメインリソース集合#X+1(それの番号がX+1出会っても良い)とする。ここで、端末デバイス#Aが検出したのは、時間ドメインリソース集合#X−1、及び時間ドメインリソース集合#X+1であり、時間ドメインリソース集合#Xが検出されない。
その場合、上記に記載されているように、ネットワークデバイス#Aの判定過程において、番号がX−1である時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#X−1)内の後ろのT個の時間ドメインリソースユニットにベアリングされるダウンリンクデータに対するフィードバック情報(以下、理解、区別の便利上、フィードバック情報#X−1と記述する)は、番号がXである時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#X)の後ろの時間ドメインリソースユニットにベアリングされるべきである。
しかし、端末デバイス#Aは時間ドメインリソース集合#Xが検出されていないため、上記のように、端末デバイス#Aの判定過程において、番号がX−1である時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#X−1)内の後ろのT個の時間ドメインリソースユニットにベアリングされるダウンリンクデータに対するフィードバック情報は、当該端末デバイス#Aの検出した、時間ドメインリソース集合#Xの後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#X+1)の後ろの1個目の時間ドメインリソースユニットにベアリングされるべきである。
この場合において、端末デバイス#Aが、時間ドメインリソース集合#X+1からそれのインデックス情報を取得することが可能であり、当該時間ドメインリソース集合#X+1の番号をX+1と確定することができる。また、端末デバイス#Aは、検出された前の一つの時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#X−1)の番号をX−1と確定することができる。
上記のように、各時間ドメインリソース集合の番号と、各時間ドメインリソース集合とは、時間ドメインにおける並び順序において対応されているため、端末デバイス#Aは、当該時間ドメインリソース集合#X+1が、時間ドメインリソース集合#X−1の後ろでネットワークデバイス#Aに使用される1個目の時間ドメインリソース集合ではないと確定することができ、それによって、時間ドメインリソース集合#X+1の後ろの時間ドメインリソースユニットにおけるフィードバック情報#X−1の伝送を禁止することができる。
また、この場合において、時間ドメインリソース集合#X+1の後ろの時間ドメインリソースユニットにおいて、時間ドメインリソース集合#X+1内の時間ドメインリソースユニット#1と時間ドメインリソースユニット#2とにヘアリングされるダウンリンクデータに対するフィードバック情報だけを伝送するために用いられる。
また、端末デバイス#Aが時間ドメインリソース集合#Xが検出されないため、時間ドメインリソース集合#X+1の後ろの時間ドメインリソースユニット内の前のT個のビットはNACKであり、端末デバイス#Aが、時間ドメインリソース集合#Xの後ろのT個の時間ドメインリソースユニットにおいて伝送されるダウンリンクデータを正しく受信していないことを示す。
図9は、時間ドメインリソースユニット内の各ビットの構成方式の一例の概略図である。図9に示すように、時間ドメインリソース集合#Yは、4個の時間ドメインリソースユニットを含み、即ち、時間ドメインリソースユニット#BY,0、時間ドメインリソースユニット#BY,1、時間ドメインリソースユニット#BY,2、時間ドメインリソースユニット#BY,3である。また、時間ドメインリソースユニット#BY,0にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,0と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY,1にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,1と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY,2にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,2と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY,3にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,3に記述する。
当該時間ドメインリソース集合#Yと隣接する時間ドメインリソース集合#Y+1は、5個の時間ドメインリソースユニットを含み、即ち、時間ドメインリソースユニット#BY+1,0、時間ドメインリソースユニット#BY+1,1、時間ドメインリソースユニット#BY+1,2、時間ドメインリソースユニット#BY+1,3、時間ドメインリソースユニット#BY+1,4である。また、時間ドメインリソースユニット#BY+1,0にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,0と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,1にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,1と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,2にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,2と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,3にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,3と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,4にベアリングされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,4と記述する。
ここで、時間ドメインリソース集合#Yの番号がYであり、時間ドメインリソース集合#Y+1の番号がY+1である。
時間ドメインリソース集合#Y+1の後ろに位置し、しかも時間ドメインリソース集合#Y+1との間隔がK(つまり、時間ドメインリソース集合#Y+1の後ろの1個目)である時間ドメインリソースユニットと時間ドメインリソースユニット#Zと記述する。
この場合において、L=10(即ち、一つの時間ドメインリソースユニットにベアリングされるフィードバック情報の数が10である)、C=1、T=3である場合、図9に示すように、時間ドメインリソースユニット#Zが10個のビットを含み、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の1個目のビットがBY,1をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の2個目のビットがBY,2をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の3個目のビットがBY,3をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の4個目のビットがBY+1,0をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の5個目のビットがBY+1,1をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の6個目のビット〜10個目のビットがNACKをベアリンクするために用いられる。
即ち、本発明の実施例において、時間リソース集合#X+1の後ろの1個目の時間ドメインリソースユニットにおいてC×L個のビットのフィードバック情報(即ち、ACK又はNACK)を送信し、ここで、前のC×T個のビット情報は、時間リソース集合#X内の最後のT個の時間ドメインリソースユニットにベアリンクされるダウンリンクデータに対応するフィードバック情報である。
また、本発明の実施例において、時間リソース集合#Xの後ろの1個目の時間ドメインリソースユニットにおいて、C×Lビットのフィードバック情報を送信し、ここで、C×T+1〜C×Q個目のビット情報は、時間リソース集合#X内の前のQ−T個のダウンリンク時間ユニットにベアリンクされるダウンリンクデータに対応するフィードバック情報である。
図10は、時間ドメインリソースユニット内の各ビットの構成方式の別の一例の概略図である。図10に示すように、時間ドメインリソース集合#Y−1は、4個の時間ドメインリソースユニットを含み、即ち、時間ドメインリソースユニット#BY−1,0、時間ドメインリソースユニット#BY−1,1、時間ドメインリソースユニット#BY−1,2、時間ドメインリソースユニット#BY−1,3である。また、時間ドメインリソースユニット#BY−1,0にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY−1,0と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY−1,1にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY−1,1と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY−1,2にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY−1,2と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY−1,3にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY−1,3と記述する。
当該時間ドメインリソース集合#Y−1と隣接する時間ドメインリソース集合#Yは、4個の時間ドメインリソースユニットを含み、即ち、時間ドメインリソースユニット#BY,0、時間ドメインリソースユニット#BY,1、時間ドメインリソースユニット#BY,2、時間ドメインリソースユニット#BY,3を含む。また、時間ドメインリソースユニット#BY,0にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,0と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY,1にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,1と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY,2にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,2と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY,3にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY,3と記述する。
当該時間ドメインリソース集合#Yと隣接する時間ドメインリソース集合#Y+1は、5個の時間ドメインリソースユニットを含み、即ち、時間ドメインリソースユニット#BY+1,0、時間ドメインリソースユニット#BY+1,1、時間ドメインリソースユニット#BY+1,2、時間ドメインリソースユニット#BY+1,3、時間ドメインリソースユニット#BY+1,4である。また、時間ドメインリソースユニット#BY+1,0にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,0と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,1にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,1と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,2にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,2と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,3にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,3と記述し、時間ドメインリソースユニット#BY+1,4にベアリンクされるダウンリンクデータのフィードバック情報をBY+1,4と記述する。
時間ドメインリソース集合#Y+1の後ろに位置し、時間ドメインリソース集合#Y+1との間隔がK(つまり、時間ドメインリソース集合#Y+1の後ろの1個目の)である時間ドメインリソースユニットを時間ドメインリソースユニット#Zと記述する。
ここで、時間ドメインリソース集合#Y−1の番号がY−1であり、時間ドメインリソース集合#Yの番号がYであり、時間ドメインリソース集合#Y+1の番号がY+1である。
この場合、L=10(即ち、一つの時間ドメインリソースユニットにベアリンクされるフィードバック情報の数が10である)、C=1、T=3である場合、図10に示すように、
端末デバイスが当該時間ドメインリソース集合#Yが検出されない場合、つまり、端末デバイスの検出した、時間ドメインリソース集合#Y−1の後ろの1個目に位置する時間ドメインリソース集合が時間ドメインリソース集合#Y+1である場合、当該時間ドメインリソース集合#Y+1の番号(即ち、Y+1)と時間ドメインリソース集合#Yの番号(即ち、Y)との関係は、当該時間ドメインリソース集合#Y+1と当該時間ドメインリソース集合#Yとの時間ドメイン並び順序と合致しないため、端末デバイスは、番号がYである時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#Y)が検出されないことを確定することができ、それによって、端末デバイスは、BY−1,1、BY−1,2、BY−1,3が時間ドメインリソースユニット#Zにベアリンクされることを確定することができる。
端末デバイスが当該時間ドメインリソース集合#Yが検出されない場合、つまり、端末デバイスの検出した、時間ドメインリソース集合#Y−1の後ろの1個目に位置する時間ドメインリソース集合が時間ドメインリソース集合#Y+1である場合、当該時間ドメインリソース集合#Y+1の番号(即ち、Y+1)と時間ドメインリソース集合#Yの番号(即ち、Y)との関係は、当該時間ドメインリソース集合#Y+1と当該時間ドメインリソース集合#Yとの時間ドメイン並び順序と合致しないため、端末デバイスは、番号がYである時間ドメインリソース集合(即ち、時間ドメインリソース集合#Y)が検出されないことを確定することができ、それによって、端末デバイスは、BY−1,1、BY−1,2、BY−1,3が時間ドメインリソースユニット#Zにベアリンクされることを確定することができる。
また、T=3であるため、即ち、端末デバイスが検出されない時間ドメインリソース集合#Yに、少なくとも3個の時間ドメインリソースユニット#Zでフィードバックする必要があるダウンリンクデータ(即ち、時間ドメインリソースユニット#BY,1、時間ドメインリソースユニット#BY,2、時間ドメインリソースユニット#BY,3において伝送されるダウンリンクデータ)、を含むことを確定することができており、それに対して、端末デバイスが当該ダウンリンクデータを受信していないため、BY,1〜 BY,3がNACKである。
図9に示すように、時間ドメインリソースユニット#Zは、10個のビットを含み、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の1個目のビットがBY,1(即ち、NACK)をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の2個目のビットは、BY,2(即ち、NACK)をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の3個目のビットは、BY,3(即ち、NACK)をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の4個目のビットは、BY+1,0をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の5個目のビットは、BY+1,1をベアリンクするために用いられ、当該時間ドメインリソースユニット#Z内の6個目のビット〜10個目のビットは、NACKをベアリンクするために用いられる。
また、本発明の実施例において、例えば、L=4である場合、システムにおけるサポートする最大のダウンリンク合成型自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)のプロセスの数は例えば、10であっても良い。
さらに、例えば、本発明の実施例において、L=10である場合、システムにおけるサポートする最大のHARQのプロセスの数は、例えば、16であっても良い。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法は、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
図11には、ネットワークデバイスを視点として説明している本発明の実施例におけるフィードバック情報の伝送方法300のの概略的なフローチャートを示している。図11に示すように、当該方法300は、S310〜S330を含む。
S310において、ネットワークデバイスは、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを送信し、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該ダウンリンクデータは、端末デバイスに送信される第1ダウンリンクデータを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
S320において、当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定する。
S330において、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信する。
選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定することは、
第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定することを含み、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信することを含み、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信することを含み、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
選択肢として、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信することは、
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定することと、
当該ネットワークデバイスは、当該第1ビットにベアリングされる情報を当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報とすることと、
を含む。
当該ネットワークデバイスは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定することと、
当該ネットワークデバイスは、当該第1ビットにベアリングされる情報を当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報とすることと、
を含む。
選択肢として、当該方法は、
当該ネットワークデバイスは、少なくとも一つの集合指示情報を送信することをさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
当該ネットワークデバイスは、少なくとも一つの集合指示情報を送信することをさらに含み、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
当該方法300におけるネットワークデバイスの動作は、方法200におけるネットワークデバイスの動作と類似しており、当該方法300における端末デバイスの動作は、上記の方法200における端末デバイスの動作と類似しており、ここで、重複を避けるため、詳細説明を省略する。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法は、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
以上において、図1〜図11を結合して本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法を詳しく説明しており、以下において、図12と図13を結合して、本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送装置を詳しく説明する。
図12には、本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送装置400の概略的なブロック図を示しており、図12に示すように、当該装置400は、受信ユニット410、確定ユニット420、送信ユニット430を含む。
受信ユニット410は、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信するように構成され、ここで、当該ダウンリンクデータが、当該ネットワークデバイスが少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して送信されたものであり、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
確定ユニット420は、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定するように構成される。
送信ユニット430は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信するように構成される。
選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は、
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該確定ユニットは、具体的に、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
当該確定ユニットは、具体的に、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該確定ユニットは、具体的に、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
当該確定ユニットは、具体的に、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該送信ユニットは、具体的に、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
当該送信ユニットは、具体的に、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
選択肢として、当該確定ユニットは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定するようにさらに構成され、
当該送信ユニットは、具体的に、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を当該第1ビットにベアリンクするように構成される。
当該送信ユニットは、具体的に、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を当該第1ビットにベアリンクするように構成される。
選択肢として、当該受信ユニットは、少なくとも一つの集合指示情報を受信するようにさらに構成され、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送装置400は、本発明の実施例における方法の端末デバイスに対応することができ、また、フィードバック情報の伝送装置400内の各ユニット、モジュール、及び上記のその他の動作及び/又は機能のそれぞれは、図2の方法200の対応するフローを実現するためであり、簡潔のため、ここで省略する。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送装置は、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
図13は、本発明の実施例におけるフィードバック情報の伝送装置500の別の一例の概略的なブロック図である。図13に示すように、当該装置500は、送信ユニット510、確定ユニット520、及び受信ユニット530を含む。
送信ユニット510は、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを送信するように構成され、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該ダウンリンクデータは、端末デバイスに送信される第1ダウンリンクデータを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
確定ユニット520は、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定するように構成される。
受信ユニット530は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信するように構成される。
選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は、
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該確定ユニットは、具体的に、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
当該確定ユニットは、具体的に、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該確定ユニットは、具体的に、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
当該確定ユニットは、具体的に、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該受信ユニットは、具体的に、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
当該受信ユニットは、具体的に、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
選択肢として、当該確定ユニットは、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定し、当該受信ユニットで受信された当該第1ビットにベアリングされる情報を当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報とするように構成される。
選択肢として、当該送信ユニットは、少なくとも一つの集合指示情報を送信するようにさらに構成され、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送装置500は、本発明の実施例における方法のネットワークデバイスに対応することができ、また、フィードバック情報の伝送装置500内の各ユニット、モジュール、及び上記のその他の動作及び/又は機能のそれぞれは、図11の方法300の対応するフローを実現するためであり、簡潔のため、ここで省略する。
本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送装置、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
以上において、図1〜図11を結合して本発明の実施例によるフィードバック情報の伝送方法を詳しく説明しており、以下において、図14と図15を結合して本発明の実施例によるフィードバック情報伝送デバイスを詳しく説明する。
図14は、本発明の実施例によるフィードバック情報伝送デバイス600の概略的なブロック図を示しており、図14に示すように、当該デバイス600は、プロセッサ610と送受信装置620と含み、プロセッサ610が送受信装置620に接続されており、選択肢として、当該デバイス600は、記憶装置630をさらに含み、記憶装置630がプロセッサ610に接続されており、さらに、選択肢として、当該デバイス600はバスシステム640を含む。ここで、プロセッサ610、記憶装置630、及び送受信装置620は、バスシステム640によって接続されることができ、当該記憶装置630は、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサ610は、送受信装置620での情報又は信号を送信するように制御することができるように、当該記憶装置630に記憶される命令を実行するように構成される。
当該プロセッサ610は、ネットワークデバイスより送信されたダウンリンクデータ内の第1ダウンリンクデータを受信するように当該送受信装置620を制御するように構成され、ここで、当該ダウンリンクデータが、当該ネットワークデバイスが少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用して送信されたものであり、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
当該プロセッサ610は、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定するように構成される。
当該プロセッサ610は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を送信するように当該送受信装置620を制御するように構成される。
選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また
当該プロセッサ610は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
当該プロセッサ610は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該プロセッサ610は、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
当該プロセッサ610は、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該端末デバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
当該プロセッサ610は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信するように当該送受信装置620を制御するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
当該プロセッサ610は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該ネットワークデバイスにC×Lビットのフィードバック情報を送信するように当該送受信装置620を制御するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
選択肢として、当該プロセッサ610は、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定するように構成される。
当該プロセッサ610は、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を当該第1ビットにベアリンクするように当該送受信装置620を制御するように構成される。
選択肢として、当該プロセッサ610は、少なくとも一つの集合指示情報を受信するように当該送受信装置620を制御するように構成され、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
本発明の実施例によるフィードバック情報伝送デバイス500は、本発明の実施例における方法の端末デバイスに対応することができ、また、フィードバック情報伝送デバイス500内の各ユニット、モジュール、及び上記のその他の動作及び/又は機能のそれぞれは、図2の方法200の対応するフローを実現するためであり、簡潔のため、ここで省略する。
本発明の実施例によるフィードバック情報伝送デバイスは、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
図15は、本発明の実施例におけるフィードバック情報伝送デバイス700の別の一例の概略的なブロック図である。図15に示すように、当該デバイス700は、プロセッサ710と送受信装置720とを含み、プロセッサ710が送受信装置720に接続され、選択肢として、当該デバイス700は、記憶装置730をさらに含み、記憶装置730がプロセッサ710に接続され、さらに、選択肢として、当該デバイス700は、バスシステム740を含む。ここで、プロセッサ710、記憶装置730、及び送受信装置720は、バスシステム740によって接続され、当該記憶装置730は、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサ710は、情報又は信号を送信するように送受信装置720を制御することができるように、当該記憶装置730に記憶される命令を実行するように構成される。
プロセッサ710は、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合を使用してダウンリンクデータを送信するように送受信装置720を制御するように構成され、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合が、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含み、当該ダウンリンクデータは、端末デバイスに送信される第1ダウンリンクデータを含み、当該第1ダウンリンクデータが、当該少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送される。
プロセッサ710は、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニットを確定するように構成される。
プロセッサ710は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報を受信するように送受信装置720を制御するように構成される。
選択肢として、時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、各時間ドメインリソースユニットの時間長が同じであり、又は
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
時間ドメインリソース集合毎に含まれる複数の連続した時間ドメインリソースユニットにおいて、少なくとも二つの時間ドメインリソースユニットの時間長が異なる。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また、
プロセッサ710は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
プロセッサ710は、当該第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける前のQ−T個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第1時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また
プロセッサ710は、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
プロセッサ710は、第1時間ドメインリソースユニットが、当該第1時間ドメインリソース集合内の時間ドメインにおける後ろのT個の時間ドメインリソースユニットに属する場合、当該ネットワークデバイスは、当該第2時間ドメインリソースユニットが第2時間ドメインリソース集合の後ろに位置し、しかも当該第2時間ドメインリソースユニットの開始位置と、当該第2時間ドメインリソース集合内の最後の一つの時間ドメインリソースユニットの末尾位置との間の間隔がAミリ秒であることを確定するように構成され、ここで、Aが予め設定された値であり、A≧0であり、当該第2時間ドメインリソース集合が、時間ドメインにおいて当該第1時間ドメインリソース集合の後ろに位置する1個目の時間ドメインリソース集合である。
選択肢として、当該第1時間ドメインリソース集合は、Q個の時間ドメインリソースユニットを含み、ここで、Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定され、また
プロセッサ710は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信するように送受信装置720を制御するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
プロセッサ710は、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいて、当該端末デバイスより送信されたC×Lビットのフィードバック情報を受信するように送受信装置720を制御するように構成され、当該第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が当該C×Lビットのフィードバック情報に属し、ここで、Cが、一つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数であり、Lが正の整数であり、しかもL≧Qである。
選択肢として、プロセッサ710は、当該第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、当該第2時間ドメインリソースユニットから、フィードバック情報を伝送するための第1ビットを確定するように構成される。
プロセッサ710は、当該第1ビットにベアリングされる情報を当該第1ダウンリンクデータに対するフィードバック情報とするように送受信装置720を制御するように構成される。
選択肢として、プロセッサ710は、少なくとも一つの集合指示情報を送信するように送受信装置720を制御するように構成され、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合と当該少なくとも一つの集合指示情報とが、一対一に対応し、各集合指示情報が、対応する時間ドメインリソース集合のインデックス情報を指示するために用いられる。
本発明の実施例によるフィードバック情報伝送デバイス700は、本発明の実施例における方法のネットワークデバイス、また、フィードバック情報伝送デバイス700内の各ユニット、モジュール、及び上記のその他の動作及び/又は機能のそれぞれは、図11の方法300の対応するフローを実現するためであり、簡潔のため、ここで省略する。
本発明の実施例によるフィードバック情報伝送デバイス、システムにより提供された時間ドメインリソースを複数の時間ドメインリソースユニットに分けて、少なくとも一つの時間ドメインリソース集合内のそれぞれの時間ドメインリソース集合に、一つ又は複数の連続した時間ドメインリソースユニットを含ませて、ネットワークデバイスは、第1時間ドメインリソース集合内の第1時間ドメインリソースユニットによって、端末デバイスに第1ダウンリンクデータを伝送し、端末デバイスとネットワークデバイスとは、当該第1時間ドメインリソースユニットの当該第1時間ドメインリソース集合における位置によって、第2時間ドメインリソースユニットを確定し、当該第2時間ドメインリソースユニットにおいてフィードバック情報を伝送し、それによって、フィードバック情報の伝送がシステムの規定に拘らず、フィードバック情報の伝送の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
注意すべきこととして、本発明の上記方法の実施例はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサによって実現されてもよい。プロセッサは集積回路チップである可能性があり、信号処理能力を備えている。実現過程において、上記方法の実施例における各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路、又はソフトウェア形態の命令により完成されてもよい。上記のプロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、現場でプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本発明の実施例における開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現、又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいずれかの通常のプロセッサなどであってもよい。本発明の実施例に開示された方法を結合するステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実行して完成され、又は復号プロセッサにおけるハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完成されるように具現することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒質はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完成する。
本発明の実施例におけるメモリは揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置であってもよく、又は揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の両者を含むことができることが理解できる。ここで、不揮発性記憶装置は読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性記憶装置は外部キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。制限的でなく例示的な説明により、多くの形態のRAMは利用可能であり、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate SDRAM)、強化型同期動的ランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM)である。注意すべきこととして、本明細書に記載のシステムと方法のメモリは、これら、及びいずれかの他の適切なタイプのメモリを含むことを主旨しているが、これらに限定されない。
なお、本発明の実施例において、各時間ドメインリソースユニットが時間ドメインリソース集合における順序付けは、時間ドメインリソースユニットを前提にして計算されており、例えば、一つの時間ドメインリソースユニットとして不完全の時間ドメインリソースユニット(即ち、時間長が完全の時間ユニットの長さより短い)であっても、それの一つの時間ドメインリソース集合における位置を確定する時に、依然として一つの統計メンバとして見なし、例えば、当該不完全の時間ドメインリソースユニットが、時間ドメインにおいて当該時間ドメインリソース集合内の各時間ドメインリソースユニットの前に並んでいる場合、それが当該時間ドメインリソース集合内の1個目の時間ドメインリソースユニットとして確定することができる。
本発明の各実施例において、上記の各過程の番号は実施の前後順序と意味せず、各過程の実施順序は、その機能と自身のロジックによって確定されるべきであり、本発明の実施例の実施過程を制限するものになるわけではない、理解すべきである。
本願に開示されている実施例に説明されている各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップを結合し、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの結合を用いて実現することができると、当業者であれば理解できる。これらの機能がハードウェアの形式かそれともソフトウェアの形式で実施するかについては、技術案の特定応用と設計制約によるものである。当業者は、各特定応用に応じて異なる方法を用いて、説明されている機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると見なすべきではない。
当業者は、説明の便利と簡潔上、上記に記載されているシステム、装置及びユニットの具体的な動作については、上記の方法実施例の対応されているフローを参照することができ、ここでそれ以上述べない。
本願に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互い的なカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立な製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。
Claims (10)
- フィードバック情報の伝送方法であって、
端末デバイスは、第1ダウンリンクデータを受信することと、
前記端末デバイスは、第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニット内で前記第1ダウンリンクデータのフィードバック情報を送信することを確定すること
を含み、前記第1ダウンリンクデータが、前記第1時間ドメインリソース集合内の前記第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送され、前記第1時間ドメインリソース集合には、少なくとも1つの時間ドメインリソースユニットが含まれる、
ことを特徴とする前記フィードバック情報の伝送方法。 - 前記端末デバイスは、前記第2時間ドメインリソースユニットにおいて、Lセットのフィードバック情報を送信することをさらに含み、前記Lセットのフィードバック情報には、前記第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が含まれ、前記Lセットのフィードバック情報における各セットのフィードバック情報には、Cビットのフィードバック情報が含まれ、L≧Qであり、Qは、前記第1時間ドメインリソース集合に含まれる時間ドメインリソースユニットの数であり、Cは、1つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数である、
ことを特徴とする請求項1に記載のフィードバック情報の伝送方法。 - Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定される、
ことを特徴とする請求項2に記載のフィードバック情報の伝送方法。 - 前記第1時間ドメインリソース集合における最初のQ−T個の時間ドメインリソースには、前記第1ダウンリンク時間ドメインリソースユニットが含まれる、
ことを特徴とする請求項3に記載のフィードバック情報の伝送方法。 - 前記端末デバイスは、前記第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、前記Lセットのフィードバック情報における前記第1ダウンリンクデータのフィードバック情報の位置を確定すること
を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載のフィードバック情報の伝送方法。 - フィードバック情報の伝送装置であって、
第1ダウンリンクデータを受信するように構成される受信ユニットと、
第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、第2時間ドメインリソースユニット内で送信ユニットを介して前記第1ダウンリンクデータのフィードバック情報を送信することを確定するように構成される確定ユニットと、
を含み、
前記第1ダウンリンクデータが、前記第1時間ドメインリソース集合内の前記第1時間ドメインリソースユニットにおいて伝送され、前記第1時間ドメインリソース集合には、少なくとも1つの時間ドメインリソースユニットが含まれる、
ことを特徴とする前記フィードバック情報の伝送装置。 - 前記送信ユニットは、具体的に、前記第2時間ドメインリソースユニットにおいて、Lセットのフィードバック情報を送信するように構成され、前記Lセットのフィードバック情報には、前記第1ダウンリンクデータのフィードバック情報が含まれ、前記Lセットのフィードバック情報における各セットのフィードバック情報には、Cビットのフィードバック情報が含まれ、L≧Qであり、Qは、前記第1時間ドメインリソース集合に含まれる時間ドメインリソースユニットの数であり、Cは、1つの時間ドメインリソースユニットで伝送されるダウンリンクデータに対応する最大のフィードバック情報の数である、
ことを特徴とする請求項6に記載のフィードバック情報の伝送装置。 - Q≧Tであり、ここでTが正の整数であり、Tの値がシステム処理遅延によって確定される、
ことを特徴とする請求項7に記載のフィードバック情報の伝送装置。 - 前記第1時間ドメインリソース集合における最初のQ−T個の時間ドメインリソースには、前記第1ダウンリンク時間ドメインリソースユニットが含まれる、
ことを特徴とする請求項8に記載のフィードバック情報の伝送装置。 - 前記確定ユニットは、前記第1時間ドメインリソースユニットの第1時間ドメインリソース集合における位置に基づいて、前記Lセットのフィードバック情報における前記第1ダウンリンクデータのフィードバック情報の位置を確定するようにさらに構成される、
ことを特徴とする請求項7に記載のフィードバック情報の伝送装置。
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