JP2015514373A - ハイブリッドネットワークにおける同期回復のための装置及び方法 - Google Patents

ハイブリッドネットワークにおける同期回復のための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

ハイブリッドネットワーク動作中の動作状態を同期する方法及び装置。一実施形態において、様々なアクセス技術は、完全に同期されていないハイブリッドネットワークを補う。したがって、混合モードで動作している無線デバイスは、複数のアクセス技術にわたる同期を管理できなければならない。無線デバイスは、イベント(例えば、リンクメンテナンス、通話、データ等)に対処又は第2のアクセス技術の監視を行うために、1つのアクセス技術を離脱した、予測の「チューンアウェイ」期間を推定するように構成されている。この推定は、デバイスによって使用され、それによりチューンアウェイする技術に基づいて操作パラメータを調整する。これにより、様々なネットワーク技術間の円滑な切替が確保される。

Description

本発明は全体として、異種無線システム内などの動作に関するものであり、例えば、いくつかのネットワークのいずれか1つを使用して、クライアントデバイスが通信できるハイブリッドネットワーク動作に関するものである。より詳細には、一例示的実施形態において、ハイブリッドネットワーク動作中の動作状態を同期する方法及び装置を開示する。
無線ネットワークのオペレータは、ネットワークインフラストラクチャを介して公衆に移動体通信サービスを提供する。例えば、セルラーシステムの代表的事例において、そのインフラストラクチャは特に、セルラー基地局(BS)、基地局制御装置、インフラストラクチャ又は配信ノード等を備えている。セルラーネットワーク技術は広範囲にわたるが、歴史的にはセルラーデバイスは、単一セルラーネットワーク内での動作に特化してきた。けれども、セルラー技術はますますコモディティー化してきているので、デバイスはいわゆる「マルチモード」動作を提供できる。つまり1台のデバイスが1つ以上のセルラーネットワーク上で動作できる。マルチモード動作では、デバイス1台をいくつかのネットワーク技術のどれでも動作できるが、多数のネットワーク技術を同時には動作させることはできない。
初期の研究は、いわゆる「ハイブリッド」ネットワーク動作を対象にした。ハイブリッドネットワーク動作中、異なる技術を有する多数の個別のネットワークの中で、クライアントのデバイスは同時に動作できる。セルラー関連の一例において、ハイブリッドデバイスは、(i)ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークと(ii)符号分割多元接続1X(CDMA 1X)ネットワークとの両方をサポートできる。つまり、このデバイスは第1のLTEネットワークと第2のCDMA 1Xネットワーク間の同時接続を維持できる。例えば、LTE/CDMA 1Xハイブリッドデバイスは、モバイルデバイスがデータ送受信用のLTEモードであっても、CDMA 1Xネットワーク上で音声通話をすることができる。別の例では、ハイブリッドデバイスは、(i)CDMA 1X−EVDO(エボリューションデータ最適化)ネットワークと(ii)CDMA 1Xネットワークとの両方をサポートできる。
ハイブリッドネットワーク動作のための既存のソリューションは、クライアントデバイスに依存して、ネットワーク間の動作を管理する。具体的には、クライアントデバイスは、種々のサービスネットワークへのアクティブな接続を維持する必要がある。つまり、既存ネットワークの組み込みの際には、変更は必要ではない(すなわち、ハイブリッドネットワーク動作は、ネットワークインフラストラクチャの旧来のハードウェア及びソフトウェアに影響を及ぼさない)。クライアント中心のハイブリッド動作には、いくつかの利点がある。例えば、ネットワークのオペレータのためのインフラストラクチャコストは(かかるとしても)ごくわずかなものである。更に、ハードウェアのコストは、消費者装置の価格に組み入れることができる。また、ハイブリッドネットワーク動作は、既存の旧来のデバイスに影響することはない。同様に、ハイブリッド動作が可能なデバイスは、通常動作を行うこともできる。
しかし、ハイブリッドネットワーク動作の既存のソリューションは、構成ネットワークが互いに協調することを要求しないので、クライアントデバイスは、一定のスケジューリング衝突を不可避的に経験することになる。例えば、第1のLTEネットワークに取り付けられているモバイルデバイスは、定期的にLTEネットワークから「チューンアウト(tune out)」又は「チューンアウェイ(tune away)」して、CDMA 1Xアクション(高速ページングチャネル(QPCH)を復号化し、デバイスがページングされているか判定する)を行わなければならない。このチューンアウェイ期間、デバイスは、第1のネットワーク(本例では、LTE)上で送受信を行うことができない。モバイルデバイスがチューンアウト期間にデータをLTEネットワークから受信している場合、このデータは失われることになる。
一定の種類のシグナリングメッセージは、デバイス状態を制御する。例えば、LTEネットワークのコンテキストにおいて、モバイルデバイスは、ネットワークとの状態同期のロスを避ける、及び/又は適切に回復するために、いくつかの無線リソース制御(RRC)及び非アクセス層(NAS)タイマーを維持する必要がある。RRCシグナリングは、デバイス動作を制御する。すなわち、RRC接続モードのモバイルデバイスは、RRCアイドルモードのモバイルデバイスと挙動が著しく異なる。したがって、デバイスがRRCメッセージを逃すと、ネットワーク及びモバイルデバイスは、同期を失う恐れがあり、シグナリング及び能力の予期が異なる(例えば、モバイルデバイスが、存在しないRRC接続上でデータ転送を試みることがある、モバイルデバイスが古いリソース割り当てで動作することがある等)。
したがって、アクティブ通信リンクのロス(重要なメッセージ及び/又はプロセスの同期のロスを含む)を避け、そして、このようなロスの結果としてモバイルデバイス内において、不必要又は不適切な動作が発生することを避けるモバイルデバイスハイブリッド動作のための、改良された装置及び方法が必要とされている。
本発明は、特に、ハイブリッドネットワーク動作中の動作状態を同期するための改良された装置及び方法を提供することにより、上記の必要性を満たしている。
ハイブリッドネットワーク動作中における動作状態を同期させる方法を開示する。一実施形態において、本方法は、1つ以上のロスイベントを識別することと、この1つ以上のロスイベントの長さを決定することと、ロスイベントの決定した長さに基づいて調整を決定することと、決定した調整に従って動作を調整することと、を含む。一変形例において、ロスイベントは、受信ロスイベントである。
ハイブリッドネットワーク動作中における動作状態を同期させる装置を開示する。一実施形態において、装置は、ハイブリッドネットワーク動作が使用可能なスマートフォン又はタブレットコンピュータなどのモバイルデバイスである。
コンピュータ可読記憶装置を開示する。一実施形態において、装置は、少なくとも1つコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体を含み、少なくとも1つプログラムは、実行された際、1つ以上のロスイベントを識別し、1つ以上のロスイベントの長さを決定し、ロスイベントの決定した長さに基づいて調整を決定し、決定した調整に従って動作を調整するように構成される。
ハイブリッドネットワーク動作が可能なクライアントデバイスを開示する。一変形例において、デバイスは、同期イベントのロス及び不適切の動作状態への移行を避けるための固有の論理を含む。
無線システムを開示する。一実施形態において、本システムは、少なくとも1つモバイルデバイスと、2つのハイブリッド(すなわち異種のRAT)ネットワークアクセスポインント(例えば基地局)と、を含む。
無線モバイルデバイスを動作させる方法を開示する。一実施形態において、本方法は、ロスイベントの継続時間を推測又は予測することを含む。
ハイブリッドネットワーク動作内で無線リソース制御(RRC)状態を同期させる方法を開示し、ハイブリッドネットワーク動作は、第1のロングタームエボリューション(LTE)ネットワークと第2の符号分割多元接続1X(CDMA 1X)ネットワークを断続的に切替えることを特徴とする。一実施形態において、本方法は、動作に悪影響を与える可能性がある1つ以上のチューンアウェイイベントを識別することであって、この1つ以上のチューンアウェイイベント中にクライアントデバイスが第1のネットワークからチューンアウェイする、ことと、ロスイベントの推定した継続時間に基づいて、タイミングアドバンス(TA)タイマーの調整を決定することと、決定した調整に従って、タイマーを調整することと、を含む。
一変形例において、本方法は、第1のLTEネットワークに同調している間に、メンテナンスメッセージを定期的に送信することを更に含む。このような一変形例において、1つ以上のチューンアウェイイベントを識別することは、メンテナンスメッセージを送信することに少なくとも部分的に基づき、この1つ以上のチューンアウェイイベントは、第2のCDMA 1Xネットワークに関する。
第3の変形例において、1つ以上のチューンアウェイイベントを識別することは、第2のCDMA 1Xネットワーク用の所定のイベントのスケジュールを調べることを含む。
第4の変形例において、調整を決定することは、クライアントデバイスの電力状態に更に基づく。
第5の変形例において、推定することは、1つ以上のチューンアウェイイベントに関連付けられた種別に関する履歴データに少なくとも部分的に更に基づく。
第6の変形例において、本方法は、1つ以上のチューンアウェイイベントの測定継続時間を決定するためにタイマーを起動することを更に含む。
第7の変形例において、継続時間を推定することは、複数のチューンアウェイイベントに関連付けられた推定した継続時間のセットを合計することを含む。
第8の変形例において、TAタイマーは、リンク値をリフレッシュする定期性を指定し、この決定した調整は、リンク値をリフレッシュする定期性に関連付けられた頻度を低減する。
ハイブリッドネットワークにおいて使用される無線デバイスが開示され、このハイブリッドネットワークは、少なくとも第1及び第2のアクセス技術を含む。一実施形態において、無線デバイスは、第1のアクセス技術を介した有効リンクを維持するように構成された第1のインターフェースと、第2のアクセス技術を介した有効リンクを維持するように構成された第2のインターフェースと、第1のアクセス技術に関連付けられたイベントに基づいて、第2のアクセス技術に関連付けられたチューンアウェイ期間の発生を予測させ、チューンアウェイ期間に関連付けられた長さを決定するためにイベントを分析させ、この長さに基づいて、第2のアクセス技術の少なくとも1つの操作モードの1つ以上の変更を決定させるように構成された、論理と、を含む。
一変形例において、第1及び第2のインターフェースは、少なくとも1つのリソースを共有する。このような一変形例において、チューンアウェイ期間は、第2のインターフェースからの、共有した少なくとも1つリソースの開放及び第1のインターフェースへの、共有した少なくとも1つリソースの割り当てを含む。
第3の変形例において、無線デバイスは、無線デバイスの電力状態を論理に提供するように構成された電力状態管理プロセッサを更に含み、この論理は、提供された電力状態に少なくとも部分的に基づいて、決定した長さを調整するように更に構成される。
第4の変形例において、論理は、無線デバイスのパフォーマンス目標を決定し、この決定したパフォーマンス目標に基づいて、決定した長さを調整するように更に構成される。
第5の変形例において、第1のインターフェースは、イベントの将来の発生に関する記述子メッセージを受信するように更に構成され、この予測は、記述子メッセージに少なくとも部分的に基づく。このような一変形例において、記述子メッセージは、(i)イベントの将来の発生の可能性を示すクイックメッセージ、及び(ii)イベントの将来の発生及び種別を示すフルメッセージよりなる群から選択されるメッセージである。
1つ以上のコンピュータプロセスを記憶するように構成されたコンピュータ可読装置を開示する。一実施形態において、コンピュータ可読装置は、1つ以上のコンピュータプロセスを含み、1つ以上のコンピュータプロセスは、プロセッサにより実行された際、プロセッサに、ロスイベントの終了を検出させ、ロスイベントに関連付けられたタイマー値とロスイベントの継続時間の推定を比較させ、この比較に基づいて、タイマー値がロスイベントの継続時間の推定を超えたかどうかを判定させ、タイマー値がロスイベントの継続時間の推定を超えた場合、1つ以上の再整列手順を実行させる、複数の命令を含む。
ハイブリッドネットワークにおいて使用される基地局装置であって、第1の無線プロトコルを介して複数の無線デバイスにリンクした通信を維持するように構成された基地局装置が開示される。一実施形態において、基地局装置は、複数の無線デバイスの個々の1つである少なくとも1つの無線デバイス用に1つ以上のメッセージ生成し、このメッセージは、第2のプロトコルに関連付けられたロスイベントの将来の発生をシグナリングするものであり、複数の無線デバイスの個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに、1つ以上のメッセージを介して、ロスイベントに関連付けられた期間を推定させ、複数の無線デバイスの個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに、第2のプロトコルに関連付けられた1つ以上の操作パラメータを調整させ、複数の無線デバイスの個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに、ロスイベントを開始させるように構成された論理と、1つ以上のメッセージを複数の無線デバイスの1つである少なくとも1つの無線デバイスに送信するように構成された無線トランシーバと、を含む。
1つ以上のコンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ可読媒体を含む装置を開示する。一実施形態において、このコンピュータプログラムは、プロセッサにより実行された際、プロセッサに、無線通信デバイスに1つ以上のアラートを送信させ、1つ以上のアラートは、第1のアクセス技術に関する少なくとも1つのリンクの問題を識別するように構成され、無線通信デバイスに、少なくとも1つのリンクの問題を第2のアクセス技術に関するロスイベントに関連付けさせ、無線通信デバイスに、1つのリンクの問題に関する時間の期間を決定させ、無線通信デバイスに、時間の期間の決定に基づく、第2のアクセス技術に関する1つ以上の調整を実行させる、複数の命令を含む。
ハイブリッドネットワークにおいて、基地局装置を使用した同期パフォーマンスを最適化する方法を開示する。一実施形態において、本方法は、基地局と動作通信をする無線デバイスに関する1つ以上のイベントを識別することと、1つ以上のイベントに関連付けられた種別に基づいて、1つ以上のイベントを分類することと、この分類に基づいて、1つ以上のイベントに関連付けられた継続時間を推定することと、基地局と動作通信をする無線通信デバイス用の1つ以上のイベントメッセージを生成することであって、イベントメッセージは、少なくとも推定した継続時間を含む、ことと、イベントメッセージを基地局と動作通信をする無線通信デバイスに送信することと、を含む。
ここに開示される実施形態の他の特徴及び有利点は、添付図面、及び以下に記載されるような例示的実施形態の詳細な説明を参照することで、当業者によって即座に認識されるであろう。
ハイブリッドネットワークシステムの一例を示す機能ブロック図である。 ユーザ機器(UE)装置の実施形態の例示的な実施形態の機能ブロック図である。 ロングタームエボリューション(LTE)無線リソース接続(RRC)ステートマシンの一例の図である。 クライアントデバイスRRCステートマシン及びネットワークRRCステートマシンへのチューンアウェイの影響を示す図である。 ハイブリッドネットワーク動作中の動作状態を同期させるための、一般化された方法の一実施形態を詳細に示す論理フロー図である。 チューンアウェイ動作中の一例示的実施形態に係るクライアントデバイスRRCステートマシン及びネットワークRRCステートマシンを示す図である。 全ての図は、2012年から2013年に作成され、その全ての著作権はApple Inc.が保持している。
ここで図面を参照するが、全体を通して、同様の番号は同様の部分を指す。
概要
ハイブリッド技術ネットワークにおいて、同期を最適化するように構成された無線デバイスを開示する。様々な実装において、ハイブリッドネットワークを構成する様々なアクセス技術は、互いに感知しない、あるいは、互いに感知しない場合は直接協調することができない。他の実施形態において、これらのアクセス技術は、互いに定期的に活動の更新ができるが、決定を行うレベルでは統合していない。したがって、混合モードで動作している無線デバイスは、複数のアクセス技術にわたる同期を管理できなければならない。
一部の変形例では、無線デバイスは、イベント(例えば、リンクメンテナンス、通話、データ等)に対処又は第2のアクセス技術の監視を行うために、1つのアクセス技術を離脱する、予測の「チューンアウェイ」期間(離脱期間)を推定するように構成されているものがある。この推定は、デバイスによって使用され、それによりチューンアウェイする技術に基づいて操作パラメータを調整する。これにより、様々なネットワーク技術間の円滑な切替が確保される。更に、ハイブリッドネットワークの様々な技術に基づく無線デバイスがルーチン及び不測の両動作中に結合及び離脱した時、リソースの円滑な使用及び再割り当てが容易になる。
代替の変形例において、チューンアウェイ継続時間の既知の(あるいは、利用できる)推定又は正確な推定がない場合、無線デバイスは、タイマー(あるいは、カウンタ)を起動する。このタイマーは、少なくともチューンアウェイ期間が終了するまで、アクティブのままである。このタイマーから得た値により、デバイスは、ネットワークにチューンアウェイ後、復帰した際の動作を予め調整することができる。例えば、タイマーが一定の閾値を超えると、他のタイムアウトがこのような手順を示さない場合にも、無線デバイスは、接続回復手順を開始することになる。
ネットワークがこの推定のプロセス及び調整を助長することも当業者に理解されるだろう。様々な実装において、ネットワークは、接続された無線デバイスが注意する必要がある様々な活動(例えば、他のアクセス技術にロスイベントを引き起こす可能性がある活動)のタイミング推定を与えてもよい。したがって、デバイスがこれらの推定を行う必要性が軽減される。
例示的実施形態の詳細な説明
例示的実施形態を、ここで詳細に説明する。これらの実施形態は主に、ロングタームエボリューション(LTE)、符号分割多元接続1X(CDMA 1X)セルラーネットワーク、及びCDMA 1X EVDO(エボリューションデータ最適化)を背景にして検討しているが、ここに記載の様々な原理を限定するものではなく、TD−LTE(時分割ロングタームエボリューション)、TD−LTE−Advanced、TD−SCDMA(時分割同期符号分割多元接続)及び移動通信用のグローバルシステム(GSM)のような他のセルラー技術を用いて本開示を使用できることを当業者は、認識するだろう。実際、記載の様々な特徴は、任意のネットワーク(セルラー、無線、有線、あるいはそれ以外)との組み合わせにより有用であり、これは、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減の恩恵を受けることができる。
LTE/CDMA 1Xハイブリッドネットワーク動作−
図1は、ハイブリッドネットワークシステム100の一例を示す。この例示のハイブリッドネットワークは、第1のLTE RAN(無線アクセスネットワーク)102Aと第2のCDMA 1X RAN 102Bを備え、ユーザ機器(UE)クライアントデバイス200と通信する。図1に示すように、LTE RANとCDMA 1X RANは、非同期であり、他のRANの動作に全く感知しない。他のシナリオでは、RANは比較的高いレベルの協調性を備えている。例えばRANは、緩やかに同期させることもでき、ネットワーク実装により、ち密に同期させることもできる。
ここで図2を参照して、ユーザ機器(UE)装置200の例を詳細に説明する。図2のUEは、CDMA 1Xネットワーク上の回線交換呼及びLTE上のパケット交換呼をサポートする単一の無線ソリューションでもよい。具体的には、この例示的UEは、CDMA IX又はLTE処理のために交互に使用される単一の無線周波数(RF)処理「チェーン」を有する。具体的には、この単一のRFチェーンは、定期的にLTEからチェーンアウトし、CDMA 1Xの活動を監視し、及びその逆を行う。UEは、(i)1つ以上の無線周波数(RF)フロントエンド202と、(ii)1つ以上のベースバンドプロセッサ204と、(iii)少なくとも1つのアプリケーションプロセッサ206及びそれに関連付けられたメモリ(群)208と、を備える。様々な実装では、RFフロントエンド及びベースバンドプロセッサは、更に単一の無線技術の取り扱いに特化してもよく、又は多数の無線技術を含むように一般的化してもよい。
上記のように、UEの例は、LTEネットワークとCDMA 1Xネットワークそれぞれとインターフェースをとるようになされた第1と第2のベースバンドプロセッサの両方に接続された、第1のRFフロントエンドを備える。更に当然のことながら、前記構成は純粋に説明のためのものであり、様々な実装は、GSM(登録商標)、GPRS、EDGE、WCDMA(登録商標)、CDMA2000、CDMA 1X EVDO、LTE−A(LTE Advanced)のような他のセルラー技術を、様々に組合せて含んでもよい。また、簡単にするために、RFフロントエンドを1つだけ示したが、当然のことながら、RFフロントエンドは多数の受信、及び/又は送信アンテナ、及び/又はチェーンを含むことができる(かつ一般的に含んでいる)。例えば、様々な実施形態において、関連技術では広く使用されている、周知のMIMO(マルチプルインマルチプルアウト)、SISO(シングルインシングルアウト)、MISO(マルチプルインシングルアウト)、及びSIMO(シングルインマルチプルアウト)アンテナ構成が組み込まれてもよい。
更に、一例の実施形態では、UE200は、任意の1つ(又はそれ以上)のベースバンドプロセッサ204を様々なアンテナ202の任意の1つ(又はそれ以上)に接続することができる、スイッチングファブリック210を更に備える。この図示したスイッチングファブリックは、LTEベースバンド又はCDMA 1Xベースバンドのどちらかを、RFフロントエンドに接続するようになされている。しかし、実施形態に共通して、1つのベースバンドプロセッサを1つのアンテナ(「一対一」)、一対多、多対一等に接続することができる。この「スイッチング」能力は多くの理由で望ましく、その理由に、例えば、(i)電力管理、(ii)処理効率/汎用性、及び(iii)アンテナ分離制約により、任意の一時点においてモバイルデバイスの無線のサブセットのみがアクティブであることを要求されていることを含む。フォームファクタ設計が小さいと、動作中に複数のアンテナを完全に分離するための十分なスペースがないため、結果として、いつでもアクティブになるのは1つのアンテナだけであるという場合もある。同様に、あるフォームファクタの設計の場合、様々な無線インターフェース用にアンテナを再使用するので、任意の時間に共通のアンテナを使用できるのは1つの無線インターフェースだけになる。当業者であれば、当然ながら更に他の動機もあるが、本明細書ではこれ以上検討しない(例えば、ビジネス、又は利益の考慮、ネットワークの活用等)。また、様々な実施形態は、2012年5月18日に出願された、米国特許出願第13/475,482号、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR CLIENT SERVER INTERACTION IN HYBRID NETWORK ENVIRONMENTS」などの複数のネットワーク間の移行をサポートするコンテキストメモリ及び論理を含んでもよく、前述の出願は参照により本明細書に組み込まれる。ここで検討するように、モバイルデバイスは、続くレポートにおいて、LTEネットワークから切替えて離れた時間を報告する。更に、モバイルデバイスは、第1のネットワークから第2のネットワークへの移行の前に既存のコンテキスト情報をメモリに更に記憶する。デバイスが第1のネットワークから復帰した際、デバイスは動作を再開できる。デバイスは、選択的にネットワークコマンドを無視することにより、複数のアクティブデバイスのアカウントを維持することが可能となる。
また、当然のことながら、他の構成要素もUE200に通常組み込まれているが、本明細書ではこれ以上検討しない。例えば、UEは、ユーザインターフェース部品(表示画面、ボタン、タッチスクリーン、ダイヤル等)、メモリ部品(例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)等)、電力管理部品(例えば、バッテリ、充電器部品等)、及び外部インターフェース(例えば、FireWire(登録商標)、ユニバーサルシリアルバス(商標)(USB)、Thunderbolt(登録商標)等)を含んでもよい。
更に当然のことながら、図2に示すUEは実施形態の一例を説明しているに過ぎない。本開示の様々な特徴に有用な他の変形例は、2011年4月25日に出願の同一出願人に所有され、同時係属の米国仮特許出願第61/______号、発明の名称「DUAL NETWORK MOBILE DEVICE RADIO RESOURCE MANAGEMENT」及び2011年4月6日に出願の米国仮特許出願第____61/号、発明の名称「複MULTIPLE NETWORK MOBILE DEVICE CONNECTION MANAGEMENT」、2011年5月2日に出願の米国特許出願第13/099,204号、発明の名称「SINGLE−RADIO DEVICE SUPPORTING COEXISTENCE BETWEEN MULTIPLE RADIO ACCESS TECHNOLOGIES」、2012年1月9日に出願の米国特許出願第13/346,419号、発明の名称「DYNAMIC TRANSMIT CONFIGURATION IN DEVICES WITH MULTIPLE ANTENNAS」、及び2012年1月10日に出願の米国特許出願第13/347,641号、発明の名称「MULTIMODE USER EQUIPMENT WITH DUAL CIRCUIT ARCHITECTURE」に詳細に記載されており、各々参照することによって本明細書に全体的に組み込まれている。
図2の例示のUE200は、例えば、図1のハイブリッドネットワークシステム内で、LTE/CDMA 1Xハイブリッドモード動作が可能である。具体的には、UE200は、LTEネットワークに登録しながら、CDMA 1X音声通話を行うことができる。ハイブリッド動作中、UEは、LTEネットワーク102AとCDMA 1Xネットワーク102Bとの双方に登録することができる。UEは、LTEネットワーク又はCDMA 1Xネットワークのいずれかからデータ及び制御メッセージを受信し、応答することが可能であるが、前述したように、UEは両方のネットワークに同時に応答することができず、また、UEは、LTE(データ)トラフィックよりもCDMA 1X(音声通話)トラフィックを常に優先することで、音声通話に対するユーザエクスペリエンスに確実に影響を及ぼさない。他の実装では他の優先順位付けスキーム有する場合もある(例えば、トラフィックの種類、装置使用の履歴等に基づいて、音声電話の優先順位が低い場合)。
上記で検討された優先順位付けは、様々な方法で成し遂げることができる。上記で検討された優先順位付けは、様々な方法で成し遂げることができる。例えば、一部の実施形態では、2012年5月18日出願の米国特許出願第13/475,655号、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR OPTIMIZING SCHEDULED OPERATIONS IN HYBRID NETWORK ENVIRONMENTS」に記載の論理及びプロセスにより優先権順位付け処理でき、前述の出願は参照により本明細書に組み込まれる。この出願で論じられるように、CDMA 1X及びLTEネットワークにおいて動作するUEは、LTEネットワーク動作への影響を最小限に抑えるように、CDMA 1Xネットワークの様々な時間的制約がある及び時間的制約がないタスクのスケジュールを決定する。例えば、ハイブリッドモードのUEは、CDMA 1Xメンテナンスタスクを、P1(時間的制約がある)、P2(時間的制約がない)、P3(時間的制約がない、割込みが不可能)として、優先順位付けする。例示的UEは、P1 CDMA 1Xタスク付近にLTEタスクのスケジュールを決定するが、P2及びP3 CDMA 1Xタスクは、LTE動作への影響を最小限に抑えるために、フレキシブルに前倒し、あるいは遅延される。
更に、様々な実施において、先に参照により本明細書に組み込まれている、2012年5月18日出願の米国特許出願第13/475,802号、発明の名称が「APPARATUS AND METHODS FOR NETWORK ASSISTED HYBRID NETWORK OPERATION」に記載のプロセス及びアーキテクチャを使用して、この優先順位付けはスケジューリング衝突を避けるために使用されてもよい。ここで検討するように、2つ以上の非同期ネットワーク間のスケジューリング衝突が最小限に抑えられる。一実施形態において、第1のネットワークは、「低優先度」タスクに一定の時間インターバルを、その時間インターバル中に発生した別のネットワーク用の「高優先度」タスクの尤度に基づいて割り当てる。この割り当てられた時間インターバル中に、クライアントデバイスに対して、低優先度タスクのみのスケジュールを決定するので、クライアントデバイスが第1のネットワークからチューンアウトして他のネットワークと通信する際、パフォーマンスへの影響は最小限に抑えられる。1つの例示的な実施において、クライアントデバイスがチューンアウトして別のネットワークと対話する際、第1のネットワークは通知されない。実際、この第1のネットワークは、クライアントデバイスの他のネットワークへの接続状況を全く認識しておらず、これは有利に操作を簡素化し、ネットワークに対するいかなるインフラストラクチャの変化も防ぐ。
UE200が一旦LTEネットワーク102Aに接続されると、UEはLTEネットワークから定期的に「チューン」アウトして、CDMA 1Xセルの取得、取得したCDMA 1Xセルへの登録、及びCDMA 1Xページの受信等のCDMA 1X保守アクションを行う。CDMA 1Xネットワーク102Bの無線通信状況により、これらのアクションは一実施例では80ミリ秒(80ms)から数秒(4秒〜6秒)の範囲になり得る。前述の範囲は単なる例示であり、当業者は、チューンアウェイのインターバルが80ms未満になり得る(例えば、クイックページングチャネル(QPICH)動作では、ほんの数ミリ秒)、あるいは6秒より長くなり得る一定の状況があることを認識するだろう。更に、CDMA 1Xネットワーク上で、UEが音声電話を受信したり、かけたりする場合、LTE接続が外される。以下に使用するように、「チューンアウェイ(tune-away)」及び「チューンアウト(tune-out)」等の用語を互換可能に使用し、また同様に、これらに相反する用語「チューンイン(tune-in)」、「チューンバック(tune-back)」等も互換可能に使用する。より一般的には、「チューンアウェイ」動作は、クライアントデバイス受信停止イベントのより大きなグループに包含される。具体的には、これらのクライアントデバイス受信停止イベントは、クライアントデバイス(ネットワーク協調を伴う又は伴わない)により開始され、意図的又は間接的にクライアントデバイスの受信を不能にし、その他の目的又は目標を達成する。このようなイベントを起こさせる共通の理由としては、例えば、他のネットワークを測定するため、電力消費を低減するため、他の隣接するデバイスへの干渉を低減するため、他のアプリケーションのための処理リソースを保存するため等が含まれる。
図2の例示のUE200に戻り、チューンアウェイイベントを引き起こし得るイベントは、いくつかある。共通の例としては、(限定されることなく)(i)登録、(ii)位置更新、(iii)ページング、(iv)検索動作、(v)セル計測、(vi)音声通話イベント(双方がモバイル発端(MO)(すなわち、モバイルデバイスにより発信)、及びモバイル終端(MT)(すなわち、モバイルデバイスにより受信))、及び(vii)サービス停止(OOS)手順等が含まれる。チューンアウェイイベントは、実際に定期的(又は定期的でない場合は、予想可能にスケジュールされる)、又は完全に予想不可能な、割り込みイベントである、あるいはそれらの変形若しくは組み合わせでもよい。チューンアウェイイベントの継続時間は、数ミリ秒から数秒の広い範囲にわたる。
例えば、この意味において、UEは、定期的にLTEネットワークからチューンアウェイしてCDMA 1Xネットワークにチューンインして、ページングチャネルを検出し、CDMA 1Xネットワークのサービングセル及び隣接セルの計測を行ってもよい。ごくまれに、チューンアウェイイベントは、長時間のメンテナンスタスクを行うために、実質的により長い時間インターバルを必要とする。通常動作の過程にわたって、モバイルデバイスは、定期的にCDMA 1Xネットワークに短い時間インターバルでチューンインしている。時々、このデバイスは、更により長いタスクを行わなければならない。より長いタスクの共通の例としては、限定されることなく、モバイルデバイスが能動的にCDMA 1Xネットワークと情報を交換しなければならない位置エリア更新(LAU)、受信障害期間(例えば、モバイルデバイスがメッセージングをデコードするための追加の時間を必要とする(例えば、ページングチャネル等))等が含まれる。
LTE/CDMA 1Xに対応可能なクライアントデバイスに関連して前述のシナリオを検討してきたが、他のハイブリッドクライアントデバイスにおいて、類似の(同一でなければ)問題が生じることも更に認識される。例えば、他のモバイルデバイスは、時分割ロングタームエボリューション(TD−LTE)及び時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)技術に対応可能であってもよい。LTE(周波数分割複信LTE(FD−LTE)とも称す)において、ダウンリンク及びアップリンクは異なる周波数を用いて送信される。時分割複信LTE(TD−LTE)において、ダウンリンク及びアップリンクは、同一の周波数上にあり、分割は時間ドメイン内で生じるので、呼における各方向は特定のタイムスロットに割り当てられる。
同様に、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)によれば、同一フレーム内の異なるタイムスロットを用いた、アップリンク対象のトラフィック(モバイル端末から基地局へ)とダウンリンク対象のトラフィック(基地局からモバイル端末へ)が可能となる。
様々な実施形態は、図3を参照してここに記載された手法を実施することで、ハイブリッドネットワークにおいて、これらの技術を一緒に及び/又は個別に使用することを(他の技術と組み合わせて)意図している(ここに記載の無線アクセス技術の1つ以上の異なる組み合わせを使用することを除く)。例えば、TD−LTE及びTD−SCDMA双方に関する実施形態の一例において、TD−LTEネットワークに接続されたUEは、定期的に(あるいは、イベントが駆動される又は他のベースで)TD−LTEネットワークから無線をチューンアウェイして、セル選択、登録、及びページ受信などのTD−SCDMAアクションを行う。
また、移動通信用のグローバルシステム(GSM)は、セルラー技術規格であり、汎用パケット無線サービス(GPRS)、GSM進化のためのエンハンストデータレー(EDGE)、及び3G(第3世代)UMTSとして周知のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)を含む多くの進歩点で高度化している。様々な他の共通の実施形態として、LTE又はTD−LTEのどちらかを任意のGSM、GPRS、EDGE、UMTS等と更に組み合わせてもよい。
あいにく、チューンアウェイ動作中、ネットワーク(例えば、高度化ノードB(eNB))は、UEがチューンアウトしていることに感知しない。これは、著しく望ましくない影響をもたらし得る。例えば、図3に示す無線リソース制御(RRC)ステートマシンを考察する。RRCステートマシンは、2つの状態、すなわちRRC_IDLE302及びRRC_CONNECTED304からなる。コアネットワーク及びUEは双方とも、別個であるが同期されたRRCステートマシン(すなわち、ネットワークRRCステートマシンにおける変化が、UE RRCステートマシンに信号で伝えられる)を維持している。
余談として、RRC_IDLE302内において、UEは、コアネットワークに登録されており、インターネットプロトコル(IP)アドレス(RRC_IDLE302動作とRRC_CONNECTED304動作との間に持続するIPアドレス)を付与されるが、UEは、ページングアクセスのみにより到達でき、データ転送は利用できない。この例示的実施形態において、UEは、自身の移動性を監視及び維持する。具体的に、UEは、いずれのeNBともアクティブ接続しない。すなわち、UEは、ページングメッセージのためのeNBのセット(アクティブセットに従った)を監視する。UEが、ページを受信すると(例えば、コアネットワークがUEへデータをプッシュ配信する)、UEは、接続を開始するために1つのeNBに接触を試みる。同様に、UEは、eNBへの接続を開始できる(例えば、ユーザがデータを要求する)。どちらのシナリオにおいても、一旦UEがeNBとの接触を試みると、UE及びeNBは、ランダムアクセスチャネル手順によって進行し(RACH試行)、接続を確立する。
一旦接続の確立が成功すると、UE及びそのコアネットワークはRRC_CONNECTED304モードになる。RRC_CONNECTEDモード内において、UEは付与されたIPアドレス及び1つのeNBとのアクティブコンテキストを有する。UEは、データを自由に送受信できる。UEの移動性は、ネットワークの直接的な制御下になる場合もある。
ここで図3Aを参照すると、時間の関数としての、1つのRRCステートマシン同期ロスシナリオが示されている。図3Aは、ネットワークRRC状態(クライアントデバイスに対応)312、クライアントデバイスハイブリッド動作技術314、及びクライアントデバイスRRC状態316を示す。
図示するように、クライアントデバイスは、LTEネットワークに最初同調しているが、時間322においてCDMA 1Xに移行し、時間324においてLTEに戻る。
不都合なことに、時間332において、UEがLTEネットワークからチューンアウェイしているが、ネットワークはUEにRRC_CONNECTEDからRRC_IDLEへの移行を指示する。したがって、ネットワークRRCステートマシンは、RRCIDLE状態に移行する一方で、デバイスRRCステートマシンは、RRC_CONNECTED状態のままである。
デバイスが、時間324において、チューンアウェイ状態から復帰した際、そのデバイスは、タイミングアドバンス(TA)タイマーが、342において満了するまで、RRC_CONNECTED状態のままである。このTAタイマーの満了は、損失同期コンディションを引き起こし、したがって、デバイスは、同期ロスを訂正するためにネットワークへの再接続を試みる(時間344)。
図3Aのシーケンスに示すように、モバイルデバイスは、時間332において、同期を損失し、時間344になるまで同期が失われたままである。この時間インターバルは、明確さのために本明細書では縮尺どおりに示されておらず、したがって相当長くすることができる。この同期ロス期間中、モバイルデバイスは、誤った状態で動作している間、かなりの電池電力を浪費することもある(例えば、制御チャネルをデコードしようと継続的に不当に試みようとして)。
更に、モバイルデバイスとネットワークとは、状態不一致となっているので、両者は、不正確に解釈された及び/又は失われた、あるいは他のシグナリング又は動作と対立する可能性がある制御又はデータシグナリングを行うことになる。
前述の例は例示的であるが、決して包括的ではないことが更に理解される。LTE/CDMA 1Xハイブリッドデバイスのコンテキスト内において、状態不一致を生成するイベントが多い。例えば、ネットワークには、RRC状態変化を引き起こし得る複数のコンディション(例えば、ネットワークタイマー満了、無線リンク制御(RLC)再送信の最大数等)がある。
様々な実施形態において、チューンアウェイ回数の参照推定は、ネットワークによって提供されている(例えば、eNB RLC層を介して)。例えば、ページングメッセージをUEに送信すると、eNBは、UEがそのページングメッセージを対処する専用期間のチューンアウェイ推定も提供することになる。変形例の中には、この推定は、時間値を含んでもよい。他の変形例において、その参照推定は、大まかな定性的推定でもよい(例えば、「短い」、「中程度」、「長い」、又は「不定」)。更に他の変形例において、この推定は、閾値を基準として設けられてもよい(例えば、100ms又は200ms)。この閾値は、様々なネットワークで使用される時定数に基づいてもよい(例えば、同調又は同調はずれタイムアウト)。実施形態の中には、参照推定は、付随するイベント又は送信と無関係にデコードできるように提供されることもある。したがって、UEは、第1のアドレスを必要せずに、推定を得てもよく、あるいはそのイベントの性質を決定してもよい。これにより、チューンアウェイの際、ネットワーク上の動作のUEの調整が容易になり得る。
より一般的に、関連技術の当業者は、本開示であれば、状態同期(不一致)シナリオは、特に、ハイブリッドデバイスとネットワークとが同期状態に従って動作するシナリオ及びハイブリッドデバイスがネットワークからの状態更新を逃すシナリオのいずれのシナリオでも起こること、そして様々な実施形態は簡単に適用できることを、簡単に認識するだろう。例えば、前述シナリオは、LTEステートマシン(RRC_CONNECTED、RRC_IDLE)に対して示されたが、ステートマシンは広く関連技術において使用されていることが、更に理解される。例えば、UMTS内において、UE及びコアネットワークは、類似しているがより複雑なステートマシン(例えば、RRC_IDLE、URA_PCH、CELL_PCH、CELL_DCH、CELL_FACH等)を維持している。別のこのような例において、GPRS及びGSMシステム内において、UE及びコアネットワークは、類似のステートマシンを有する(GPRSはGPRSパケット伝送モード、GPRSパケットアイドルモードを使用し、GSMはGSM接続モード、GSMアイドルモードを利用する)。
方法−
ここで図4を参照すると、ハイブリッドネットワーク動作中における動作状態を同期させる一般化された方法400の一実施形態が示されている。1つのシナリオにおいて、クライアントデバイスは、第1のネットワークに接続されており、この第1のネットワークは、このクライアントデバイスと他のネットワークとの接続について全く感知しない。あるいは、第1のネットワークは、定期的に更新される、隣接するネットワークに関する限られた情報(例えば、タイミング情報、登録済装置等)を有してもよいが、第1のネットワークの動作決定において、一体化はしていない。例えば、一例示的実施形態において、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク上及びCDMA 1Xネットワークで単一の無線動作用に構成されたモバイルデバイスは、LTEネットワークにとどまり、定期的にCDMA 1Xネットワークに同調して、音声通話を受信する。
方法400のステップ402において、クライアントデバイスは、1つ以上のロスイベントを特定する。一変形例において、そのロスイベントは、受信ロスイベントであり、1つ以上のスケジュールを決定した「チューンアウェイ」イベントである。他の変形例において、そのロスイベントは、ユーザデバイスにより開始される(例えば、デバイスは、音声通話を開始する、あるいは逆にデバイスは、データトランザクションを開始する)。ロスイベントの他の例としては、例えば、省電力モード、受信停止、過干渉等が含まれる。
一例示的実施形態において、LTEネットワーク上で動作しているモバイルデバイスは、スケジュールに従って、CDMA 1Xネットワークに同調するためにLTEネットワークからチューンアウェイするスケジュールを決定され、ページングチャネル受信、サービングセル測定、隣接セル測定、更新(例えば、位置更新、デバイス状態更新等)などの一定の機能を行う。
方法400のステップ404において、クライアントデバイスは、1つ以上のロスイベントの長さを決定する。1つの実装において、クライアントデバイスは、ロスイベントの開始時にタイマーを起動させ、そして、そのロスイベントの終了時にタイマーを停止させる。すなわち、経過時間は、そのロスイベントの長さとなる。例えば、モバイルデバイスが、LTEネットワークからチューンアウェイした時、タイマーを起動し、モバイルデバイスがLTEネットワークに復帰すると、そのデバイスはタイマー停止して、その経過時間を測定する。このような実装により、LTEネットワークからチューンアウェイしていた時間を測定する。代替のアプローチにおいて、モバイルデバイスは、別のネットワークにおいて費やした時間の量を測定してもよい(例えば、タイマーは、CDMA 1Xネットワークにチューンインした経過時間を測定する)。「測定」は、明確に時間的に行わず、イベント又は動作に関連させて行ってもよい(例えば、所定サイクル数、カウンタのインクリメント、動作等)。
タイマー(あるいは、カウンタ/イベント−駆動)の実施形態は、受信ロスイベントが中間又は予測がつかない長さの場合、特に有用となり得る。例えば、ページング受信イベント中、モバイルデバイスが、相対的に短いインスタンスの間チューンアウェイする(例えば、ページメッセージなし)、あるいは、より著しい継続時間(例えば、モバイルデバイスがページングメッセージをチェックする等)。一定の技術により、階層ページングメッセージスキーム(例えば、デバイスは、クイックページングチャネルをチェックして、そのページングチャネルをチェックするべきか判定し、そのクイックページングチャネルが実行可能なページを示したら、モバイルデバイスは、そのページングチャネルを完全にデコードしなければならない)。このような階層スキームは、典型的に、短いチューンアウェイ継続時間(例えば、ページなし)、中程度のチューンアウェイ継続時間(例えば、クイックページングチャネルデコード及びページなし)、及び長い(多分予測がつかない)チューンアウェイ継続時間(例えば、全ページングメッセージデコードシーケンス)、又は前述の組み合わせにより特徴付けられる。
例えば、LTEの短いチューンアウェイ継続時間は、クイックページングチャネル(QPCH)デコードが、ページングチャネル(PCH)デコードは不必要あると結論づけた時、発生する。中程度のチューンアウェイ継続時間は、QPCHデコードは結論に達せず、PCHデコードが早急に終了した時、発生する。長い(及び/又は予測がつかない)チューンアウェイ継続時間は、QPCHデコードは結論に達しないか又はPCHデコードは必要と結論づけた時、そして、PCHデコードが早急に終了しない場合(例えば、デバイスが、ページングされている)、発生する。
実施形態の中には、クライアントデバイスが、受信ロスイベントの長さを予測又は推測できる場合がある。例えば、一定のチューンアウェイイベントにおいて、回数又はイベントカウントは、固定されている(あるいは、実質的に予測可能である)。固定されたロスイベントの共通の例としては、例えば、セル測定、登録メッセージング、状態更新等を含んでいる。例えば、モバイルデバイスは、定期的にCDMA 1Xネットワークに同調して、サービングセル測定及び/又は隣接セル測定を行ってもよい。これらの測定は、「固定された」長さの計算、例えば、セット時間インターバルにわたっての受信信号強度指標(RSSI)を計算する、既知の信号のビット誤り率(BER)を計算する等を伴う。予測可能な長さは、計算(例えば、一連のタスクを行うために必要な時間を集計する)、近似値(例えば、測定回数を実行するための平均時間)、所定の又はプリセットされた値に基づいて、決定されてもよい。
他の代替の実施形態において、クライアントデバイスは、例えば、逃した信号をカウントして受信ロスイベントの長さを決定することよって、時間経過を決定することができる。例えば、繰り返しカウント(例えば、フレーム番号0から19)を有するネットワークにおいて、モバイルデバイスは、チューンアウェイの間に逃したフレーム数を決定することができる。
更に他の実施形態において、ネットワークは、モバイルデバイスが全経過時間を決定するために使用できる稼動ネットワーク時間をブロードキャストしてもよい。このような変形例の中には、モバイルデバイスは、例えば、稼動シーケンス(例えば、稼動擬似ランダムノイズ(PN)シーケンス等)の変化に基づいて、時間の差を決定することができる場合もある。
再び図4に戻って、方法400のステップ406において、クライアントデバイスは、(受信)ロスイベントの長さに基づいて、適切な調整を決定する。一例示的実施形態において、モバイルデバイスは、1つ以上のタイマー値に基づいて、受信ロスイベントの長さを調整する。タイマーの共通の例としては、例えば、タイミングアドバンス(TA)タイマー、無線リンク障害タイマー(例えば、LTEにおけるT310/T311)等が含まれる。例えば、LTEネットワーク内において、クライアントデバイスは、以前のTAコマンドからの時間経過を測定するTAタイマーを維持する。モバイルデバイスがTAコマンドを受信すると、タイマーはリセットされる。TAタイマーが満了すると、UEは、これに応えて接続の確立の開始を伴う再同期シーケンスを開始する。
余談として、LTEネットワークのコンテキスト内において、TAタイマーにより、モバイルデバイスはネットワークからのタイミングにおいて大幅に逸脱しないようになる。時々、ネットワークは、モバイルデバイスがそれによりネットワークと調和してタイミングを調整できるTAコマンドを送信する。TAコマンドを受信した場合、モバイルデバイスは、TAタイマーをリセットする。TAタイマーが満了すると、次にモバイルデバイスは、ランダムアクセスチャネル(RACH)アクセスを開始して、明示的に時間ベースを再整列させる。
余談として、1つ以上の閾値を超える時間長に基づいて、タイミングアドバンス(TA)タイマーを調整するモバイルデバイスを考える。1つのスキームにおいて、モバイルデバイスは、多層アプローチを実行する。第1の閾値を下回る場合、モバイルデバイスは調整なしに単純にTAタイマーを元に戻す。すなわち、非常に短いチューンアウェイインターバルは、実質的にデバイス時間に影響を及ぼさない。第1の閾値を上回り第2の閾値を下回る場合、モバイルデバイスは、時間長(あるいは、そのある比率)に従ってTAタイマーを調整することができる。変形例の中には、モバイルデバイスが複数の閾値(第1の閾値を上回る場合、時間長の第1の比率で調整し、第2の閾値を上回る場合、時間長の第2の比率で調整する等)。更に別の実装において、デバイスは、それを上回るとモバイルデバイスが自動的に再整列手順を強いる、最大閾値を有してもよい。
様々な変形例においては、異なるスキームに従って、閾値を決定することになる。例えば、1つのスキームにおいて、閾値は固定される、又は固定されない場合は、モバイルデバイスに従ってプリセットされてもよい。更に別のアプローチにおいて、閾値は、ネットワークによって、決定されてもよい(例えば、ネットワークは、閾値を直接的に制御して、あるネットワーク挙動を最大化する)。更に他の実施形態において、閾値は、ネットワーク自身によって直接的にではなく、ネットワーク基準に基づいて、決定されてもよい。例えば、ネットワークは、モバイルデバイスがその挙動を調整するために使用できる一定のタイミング設定をブロードキャストしてもよい。一例示的実施形態において、モバイルデバイスは、ネットワークパラメータの関数としてその閾値を設定できる。例えば、LTEネットワークは、TAタイマー満了長さを数百ミリ秒(ms)から数秒に指定する。例えば、ネットワークは、全てのモバイルデバイスに対するTAタイマーを2秒にセットしてもよく、したがって、クライアントデバイスは、閾値が様々な分率(例えば、500ms、及び1秒)で発生するように、その挙動を調整してもよい。したがって、TAタイマーパラメータがネットワークにより修正された場合、クライアントデバイスの閾値も動的に修正される。
図4のステップ406に戻り、他の実施形態においては、タイマーではなくカウンタを利用してもよいことが、更に理解される。カウンタの共通の例としては、例えば、失敗カウント等が含まれる。例えば、このようなカウンタの1つは、ネットワークが再送信されたパケットの適切な受信に失敗する度にインクリメントされる無線リンク制御(RLC)最大再送信限界である。一般に、RLC最大再送信限界カウンタにより、モバイルデバイスとネットワークとの間の継続中の通信が最小接続パフォーマンスが確保される。通常動作中、モバイルデバイス(及びネットワーク相手先)は、RLC失敗ごとにカウンタをインクリメントする。一例示的実施形態において、モバイルデバイスは、受信ロスの経過長さに基づいて、RLC最大再送信限界を加えてインクリメントして、モバイルデバイスがチューンアウェイしている間の再送信の欠如を反映する。
方法400のステップ406の調整は、代替として(あるいは、加えて)例えば、履歴又は統計分析、又は同時運用の考察などに基づいて、本質的に動的でもよい。モバイルデバイスが能動的にネットワークと再整列する前の時間量を広げる過度に大きい閾値により、モバイルデバイスの電力効率が低減される(すなわち、モバイルデバイスはRRC_CONNECTED動作により長時間過ごす)ことが理解される。同様に、モバイルデバイスが能動的にネットワークと再整列する前の時間量を最小化する過度に低めの閾値は、ネットワークリソースに悪影響を与える(すなわち、モバイルデバイスは、過度の再整列手順を行うために、著しくネットワークリソースを消費する)。このため、様々な実装は、1つ以上の閾値値を動的に調整する。例えば、複数の反復を介して、モバイルデバイスは、着実に閾値を調整して、例えば、移動履歴平均又は他の統計的パラメータなどに基づく、モバイル挙動を最適化する。更に他の実施形態において、モバイルデバイスは、1つ以上のネットワーク制約及び/又はユーザの思考に基づいて、その閾値値を調整してもよい。例えば、一定のユーザは、電力消費にあまり関心がなく、代りに素早い応答を最大化することを好む一方、他のユーザは、パフォーマンスにはあまり興味がなくなく、電力消費により興味がある。更に、電池が高充電状態の時は、電力にあまり適さない閾値を使用し、電池が消耗するに従って、より電力に適した閾値に漸次(あるいは、段階的に)交換していくなど、電池自体の残存状態を、閾値の動的調整を駆動するために使用してもよい。
この方法のステップ408において、クライアントデバイスは、決定した調整に従って動作を調整する。一例示的実施形態において、クライアントデバイスは、1つ以上のタイマーを調整する。例えば、LTEネットワークに同調して戻ったモバイルデバイスは、そのTAタイマーを低減して、チューンアウェイに費やした時間を補償する。他の例において、クライアントデバイスは、決定した調整に従って、1つ以上のカウンタをインクリメント又はデクリメントする。
例示的動作−
ここで図5を参照して、図4の方法400の実行の一例を示して説明する。具体的に、図5の方法500の例示的実施形態をハイブリッドネットワーク動作中動作状態を同期させるコンテキストにおいて記載する。1つのシナリオにおいて、ハイブリッドクライアントデバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク及び符号分割多元接続1X(CDMA 1X)ネットワークと通信できる単一の無線ソリューションである。以下の動作はLTEネットワークの高度化ノードB(eNB)を参照して説明するが、本明細書に開示の様々な原理は、基地局(技術にかかわらず)、より一般的には、いずれのタイプの(例えば、アドホックネットワーク等)無線サーバーデバイスに広く適用可能なことは、容易に認識される。
図5は、時間の関数としてのRRCステートマシン回復シナリオの一例を示す。具体的に、ネットワークRRC状態(クライアントデバイスに対応)512、クライアントデバイスハイブリッド動作技術514、及びクライアントデバイスRRC状態516を示す。
図5に示すように、クライアントデバイスは、LTEネットワークに当初同調しているが、時間522において、CDMA 1Xに移行し、時間524において、LTEに戻る。チューンアウェイ期間中、有効な測定レポート(例えば、同調、同調はずれ等)は、モバイルデバイスとネットワークとの間で処理されていない。LTEネットワークの上位層は、全ての下位層レポートをチューンアウェイ期間における同調はずれレポート(無線停止に等しい)として扱う。
不都合なことに、時間532において、UEがLTEネットワークからチューンアウェイしているが、ネットワークはUEにRRC_CONNECTEDからRRC_IDLEへの移行を指示する。したがって、ネットワークRRCステートマシンは、RRC_IDLE状態に移行する一方で、デバイスRRCステートマシンは、RRC_CONNECTED状態のままである。
時間524において、デバイスがチューンアウェイ状態に復帰した時、そのデバイスは、チューンアウェイ(時間522と時間524との間の経過時間)に費やした時間の量を決定する。その結果は、TAタイマーに反映される。
542においてタイミングアドバンス(TA)タイマーが満了するまで、デバイスは、RRC_CONNECTED状態のままである。このTAタイマーの満了は、損失同期コンディションを引き起こし、そして、デバイスは、同期ロスを訂正するためにネットワークへの再接続を試みる(時間544)。閾値(不図示)が長いので、デバイスは、LTEネットワークに復帰すると直ちに、TAタイマーの満了を待たずに、同期回復手順(例えば、RRC接続再確立)を積極的に開始する。
図5と図3Aとのトランザクションを比較することにより、状態不一致が減少したことが示される。図5のシーケンスに示すように、モバイルデバイスは、早急に状態不一致から回復する。
開示の実施形態は、主にクライアント中心のハイブリッド動作に対して記載しているが、ここに提示の原理はこれに全く限定されるものではないことを、理解されるだろう。例えば、本開示は、(i)eNB又は他のエンティティなどのネットワークが、少なくとも何らかの論理的処理を行う、及び/若しくはチューンアウェイ動作に関連するUEの動作の様々な態様を指示する、並びに/又は(ii)UE及びネットワークエンティティは、状態同期に関するある種の通信を維持する、実施形態又は実装を意図する。
特定の機構が、特定の方法の具体的なステップのシーケンスの観点から説明されているが、これらの説明は、本明細書で開示される、より広範な方法の例示に過ぎないものであり、具体的な適用によって、必要に応じて修正することができる点が、認識されるであろう。特定のステップは、特定の状況下では、不必要又は任意選択とすることができる。更には、特定のステップ又は機能性を、開示される実施形態に追加することができ、あるいは2つ以上のステップの実行の順序を、置き換えることもできる。全てのそのような変異型は、本開示及び特許請求の範囲内に包含されると見なされる。
上記の発明を実施するための形態は、様々な実施形態に適用されるような、新規の機構を示し、説明し、指摘しているが、例示された機器若しくはプロセスの形態及び詳細の、様々な省略、置換、並びに変更を、当業者によって実施することができる点が、理解されるであろう。上述の説明は、現時点で想到される最良の実施態様の説明である。本説明は、限定することを決して意図するものではなく、むしろ、本明細書で説明される一般的原理の例示として解釈されるべきである。
(優先権)
本願は、同一出願人に所有され、同時係属の2012年9月28日出願の米国特許出願第13/631,640号、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR SYNCHRONIZATION RECOVERY IN A HYBRID NETWORK」に対する優先権を主張し、この米国出願は、2012年3月30日出願の、同一名称の米国仮特許出願第61/618,608号に対する優先権を主張し、前述のものはそれぞれ参照により全体が本明書に組み込まれる。
(関連出願)
本願は、同一出願人に所有され、同時係属の2012年5月18日出願の米国特許出願第13/475,482号、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR CLIENT SERVER INTERACTION IN HYBRID NETWORK ENVIRONMENTS」、2012年5月18日出願の米国特許出願第13/475,655号、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR OPTIMIZING SCHEDULED OPERATIONS IN HYBRID NETWORK ENVIRONMENTS」、2012年5月18日出願の米国特許出願第13/475,802号、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR NETWORK ASSISTED HYBRID NETWORK OPERATION」、2012年1月9日出願の米国特許出願第13/346,419号、発明の名称「DYNAMIC TRANSMIT CONFIGURATIONS IN DEVICES WITH MULTIPLE ANTENNAS」、2012年1月10日出願の米国特許出願第13/347,641号、発明の名称「MULTIMODE USER EQUIPMENT WITH DUAL CIRCUIT ARCHITECTURE」、及び2011年5月2日出願の米国特許出願第13/099,204号、発明の名称「SINGLE−RADIO DEVICE SUPPORTING COEXISTENCE BETWEEN MULTIPLE RADIO ACCESS TECHNOLOGIES」に関する。本願は更に、2011年4月25日に出願の米国仮特許出願第61/_____号、発明の名称が「DUAL NETWORK MOBILE DEVICE RADIO RESOURCE MANAGEMENT」、及び2011年4月6日出願の米国仮特許出願第61/_____号、発明の名称「MULTIPLE NETWORK MOBILE DEVICE CONNECTION MANAGEMENT」に関するものであり、前述のそれぞれが参照により全体が本明細書に組み込まれる。

Claims (31)

  1. ハイブリッドネットワーク動作内で無線リソース制御(RRC)状態を同期させる方法であって、前記ハイブリッドネットワーク動作は、第1のアクセス技術に従って構成された第1のネットワークと第2のアクセス技術に従って構成された第2のネットワークとの断続的な切替を特徴とし、
    動作に悪影響を与える可能性がある1つ以上のチューンアウェイイベントを識別することであって、前記1つ以上のチューンアウェイイベント中にクライアントデバイスが前記第1のネットワークからチューンアウェイする、ことと、
    前記1つ以上のチューンアウェイイベントに関する継続時間を推定することと、
    前記推定した継続時間に基づいて、タイマーの調整を決定することと、
    前記決定した調整に従って、前記タイマーを調整することと、
    を含む方法。
  2. 前記第1のネットワークに同調している間に、メンテナンスメッセージを定期的に送信することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上のチューンアウェイイベントを前記識別することは、少なくとも部分的に前記メンテナンスメッセージを前記送信することに基づき、
    前記1つ以上のチューンアウェイイベントは、前記第2のネットワークに関する、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記1つ以上のチューンアウェイイベントを前記識別することは、前記第2のネットワーク用の所定のイベントのスケジュールを調べることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記調整を前記決定することは、前記クライアントデバイスの電力状態に更に基づく、請求項1に記載の方法。
  6. 前記推定することは、前記1つ以上のチューンアウェイイベントに関連付けられた種別に関する履歴データに少なくとも部分的に更に基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つ以上のチューンアウェイイベントの測定した継続時間を決定するためにタイマーを起動することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記継続時間を前記推定することは、複数のチューンアウェイイベントに関連付けられた推定した継続時間のセットを合計することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記タイマーは、リンク値をリフレッシュする定期性を指定するように構成されたタイミングアドバンス(TA)タイマーを含み、
    前記決定した調整は、前記リンク値をリフレッシュする前記定期性に関連付けられた頻度を低減する、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークであり、前記第2のネットワークは、符号分割多元接続1X(CDMA 1X)ネットワークである、請求項1に記載の方法。
  11. ハイブリッドネットワークにおいて使用される無線デバイスであって、前記ハイブリッドネットワークは、少なくとも第1及び第2のアクセス技術を含み、
    前記第1のアクセス技術を介した有効リンクを維持するように構成された第1のインターフェースと、
    前記第2のアクセス技術を介した有効リンクを維持するように構成された第2のインターフェースと、
    前記無線デバイスに
    前記第1のアクセス技術に関連付けられたイベントに基づいて、前記第2のアクセス技術に関連付けられたチューンアウェイ期間の発生を予測させ、
    前記チューンアウェイ期間に関連付けられた長さを決定するために前記イベントを分析させ、
    前記長さに基づいて、前記第2のアクセス技術の少なくとも1つの操作モードの1つ以上の変更を決定させる、
    ように構成された、論理と、
    を備える無線デバイス。
  12. 前記第1及び第2のインターフェースは、少なくとも1つのリソースを共有する、請求項11に記載の無線デバイス。
  13. 前記チューンアウェイ期間は、前記第2のインターフェースからの、前記共有した少なくとも1つリソースの開放及び前記第1のインターフェースへの、前記共有した少なくとも1つリソースの割り当てを含む、請求項12に記載の無線デバイス。
  14. 前記無線デバイスは、前記無線デバイスの電力状態を前記論理に提供するように構成された電力状態管理プロセッサを更に備え、
    前記論理は、前記無線デバイスに、前記提供された電力状態に少なくとも部分的に基づいて、前記決定した長さを調整させるように更に構成されている、
    請求項11に記載の無線デバイス。
  15. 前記論理は、前記無線デバイスに
    前記無線デバイスのパフォーマンス目標を決定させ、
    前記決定したパフォーマンス目標に基づいて、前記決定した長さを調整させる、
    ように更に構成されている、請求項11に記載の無線デバイス。
  16. 前記第1のインターフェースは、前記無線デバイスに、前記イベントの将来の発生に関する記述子メッセージを受信させるように更に構成され、
    前記予測は、前記記述子メッセージに少なくとも部分的に基づく、
    請求項11に記載の無線デバイス。
  17. 前記記述子メッセージは、(i)前記イベントの将来の発生の可能性を示すクイックメッセージ、及び(ii)前記イベントの将来の発生及び種別を示すフルメッセージよりなる群から選択されるメッセージである、請求項16に記載の無線デバイス。
  18. 1つ以上のコンピュータプロセスを記憶するように構成されたコンピュータ可読装置であって、前記1つ以上のコンピュータプロセスは、プロセッサにより実行された際、モバイルデバイスに
    ロスイベントの終了を検出させ、
    前記ロスイベントに関連付けられたタイマー値を前記ロスイベントの継続時間の推定と比較させ、
    前記比較に基づいて、前記タイマー値が前記ロスイベントの継続時間の前記推定を超えたかどうかを判定させ、
    前記タイマー値が前記ロスイベントの継続時間の前記推定を超えた場合、1つ以上の再整列手順を実行させる、
    複数の命令を含む、コンピュータ可読装置。
  19. ハイブリッドネットワークにおいて使用される基地局装置であって、前記基地局装置は、第1の無線プロトコルを介して複数の無線デバイスにリンクした通信を維持するように構成され、
    前記基地局装置に、
    前記複数の無線デバイスの個々の1つである少なくとも1つの無線デバイス用に1つ以上のメッセージを生成させ、前記メッセージは、第2のプロトコルに関連付けられたロスイベントの将来の発生をシグナリングするものであり、
    前記複数の無線デバイスの前記個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに、前記1つ以上のメッセージを介して、前記ロスイベントに関連付けられた期間を推定させることをさせ、
    前記複数の無線デバイスの前記個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに、前記第2のプロトコルに関連付けられた1つ以上の操作パラメータを調整させることをさせ、
    前記複数の無線デバイスの前記個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに、前記ロスイベントを開始させることをさせるように、
    構成された、論理と、
    前記1つ以上のメッセージを前記複数の無線デバイスの前記個々の1つである少なくとも1つの無線デバイスに送信するように構成された無線トランシーバと、
    を備える基地局装置。
  20. コンピュータ可読媒体を含む装置であって、前記コンピュータ可読媒体は1つ以上のコンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記1つ以上のコンピュータプログラムは、プロセッサにより実行された際、基地局に、
    無線通信デバイスに1つ以上のアラートを送信させ、前記1つ以上のアラートは、第1のアクセス技術に関する少なくとも1つのリンクの問題を識別するように構成され、
    前記無線通信デバイスに、前記少なくとも1つのリンクの問題を第2のアクセス技術に関するロスイベントに関連付けさせることをさせ、
    前記無線通信デバイスに、前記1つのリンクの問題に関する時間の期間を決定させることをさせ、
    前記無線通信デバイスに、前記時間の期間の前記決定に基づく、前記第2のアクセス技術に関する1つ以上の調整を実行させることをさせる、
    複数の命令を含む、装置。
  21. ハイブリッドネットワークにおいて、基地局装置を使用した同期パフォーマンスを最適化する方法であって、
    前記基地局と動作通信をする無線デバイスに関する1つ以上のイベントを識別することと、
    前記1つ以上のイベントに関連付けられた種別に基づいて、前記1つ以上のイベントを分類することと、
    前記分類に基づいて、前記1つ以上のイベントに関連付けられた継続時間を推定することと、
    前記基地局と動作通信をする前記無線通信デバイス用の1つ以上のイベントメッセージを生成することであって、前記イベントメッセージは、少なくとも前記推定した継続時間を含む、ことと、
    前記基地局と動作通信をする前記無線通信デバイスに前記イベントメッセージを送信することと、
    を含む方法。
  22. ハイブリッドネットワーク動作内で無線リソース制御(RRC)状態を同期させるように構成されたモバイルデバイスであって、前記ハイブリッドネットワーク動作は、第1のロングタームエボリューション(LTE)ネットワークと第2の符号分割多元接続 1X(CDMA 1X)ネットワークを断続的に切替えることを特徴とし、
    動作に悪影響を与える可能性がある1つ以上のチューンアウェイイベントを識別する手段であって、前記1つ以上のチューンアウェイイベント中にクライアントデバイスが前記第1のLTEネットワークからチューンアウェイする、手段と、
    前記1つ以上のチューンアウェイイベントに関する継続時間を推定する手段と、
    前記推定した継続時間に基づいて、タイミングアドバンスタイマー(TA)の調整を決定する手段と、
    前記決定した調整に従って、前記タイマーを調整する手段と、
    を備えるモバイルデバイス。
  23. 前記第1のLTEネットワークに同調している間に、メンテナンスメッセージを定期的に送信する手段を更に備える、請求項22に記載のモバイルデバイス。
  24. 前記1つ以上のチューンアウェイイベントを識別する前記手段は、前記メンテナンスメッセージを前記送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記識別を行うように構成された手段を含み、
    前記1つ以上のチューンアウェイイベントは、前記第2のCDMA 1Xネットワークに関する、
    請求項23に記載のモバイルデバイス。
  25. 前記1つ以上のチューンアウェイイベントを識別する前記手段は、前記第2のCDMA 1Xネットワーク用の所定のイベントのスケジュールを調べる手段を含む、請求項22に記載のモバイルデバイス。
  26. 前記調整を決定する前記手段は、前記クライアントデバイスの電力状態に少なくとも基づいて、前記決定を行うように構成された手段を含む、請求項22に記載のモバイルデバイス。
  27. 推定する前記手段は、前記1つ以上のチューンアウェイイベントに関連付けられた種別に関する履歴データに少なくとも部分的に基づいて前記推定を行うように構成された手段を含む、請求項22に記載のモバイルデバイス。
  28. 前記1つ以上のチューンアウェイイベントの測定継続時間を決定するためにタイマーを起動する手段を更に備える、請求項22に記載のモバイルデバイス。
  29. 前記継続時間を推定する前記手段は、複数のチューンアウェイイベントに関連付けられた推定した継続時間のセットを合計する手段を含む、請求項22に記載のモバイルデバイス。
  30. 前記TAタイマーは、リンク値をリフレッシュする定期性を指定するように構成され、
    前記決定した調整は、前記リンク値をリフレッシュする前記定期性に関連付けられた頻度を低減する、
    請求項22に記載のモバイルデバイス。
  31. ハイブリッドネットワークにおいて、基地局装置を使用した同期パフォーマンスを最適化するように構成された基地局装置であって、
    前記基地局と動作通信をする無線デバイスに関する1つ以上のイベントを識別する手段と、
    前記1つ以上のイベントに関連付けられた種別に基づいて、前記1つ以上のイベントを分類する手段と、
    前記1つ以上のイベントに関連付けられた継続時間を推定する手段であって、前記推定は、前記分類に少なくとも部分的に基づく、推定する手段と、
    前記基地局と動作通信をする前記無線通信デバイス用の1つ以上のイベントメッセージを生成する手段であって、前記イベントメッセージは少なくとも前記推定した継続時間を含む、生成する手段と、
    前記イベントメッセージを前記基地局と動作通信をする前記無線通信デバイスに送信する手段と、
    を備える基地局装置。
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