JP2015513849A - モバイル通信システムにおいて伝送ポイントを制御するための装置、方法、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

モバイル通信システムにおいて伝送ポイントを制御するための装置、方法、およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

実施形態は、モバイル通信システムにおいて伝送ポイントを制御するための装置、方法、およびコンピュータ・プログラムを提供している。装置10は、モバイル通信システム300において伝送ポイント200、210、220、230、240、250を制御するように動作可能である。モバイル通信システム300は、複数の伝送ポイント200、210、220、230、240、250を備えており、これらの伝送ポイントは、モバイル・トランシーバ400と無線信号を通信するように動作可能である。装置10は、伝送ポイントのクラスタ500を形成するための手段12を備えており、伝送ポイントのクラスタ500は、複数の伝送ポイント200、210を備えており、クラスタ500の伝送ポイント200、210は、共通の参照信号を使用している。

Description

本発明の実施形態は、通信ネットワークに関し、より詳細には、排他的ではないが、モバイル通信ネットワークにおけるリソース割付けに関する。
モバイル・デバイスのためのより高速のデータ・レートについての要求が、絶え間なく増大している。同時に、第3世代システム(3G)と第4世代システム(4G)のような現代のモバイル通信システムは、強化された技術を提供しており、これらの強化された技術は、より高いスペクトル効率を可能にしており、またより高いデータ・レートと、セル容量とを可能にしている。オペレータが、自らのネットワークのカバレッジと容量とを拡大しようとしているので、進化した伝送の概念が将来のための1つの手段となる。
これらの進化した伝送の概念のうちのいくつかは、共同のユーザ・スケジューリングを含むこともあり、すなわち、通信ネットワークのユーザまたはモバイル・トランシーバは、データの送信および/または受信のために共同してスケジュールされる。セル・クラスタリングは、別の概念であり、そこでは、セルは、モバイル・トランシーバに対する同時伝送のためにグループ分けされ、またはクラスタ化され、次いでこれは、ダイバーシティと結合利得(combining gains)とを利用することができる。さらに、ビーム形成や多入力多出力(MIMO:Multiple−Input−Multiple−Output)伝送など、進化したアンテナの概念は、事前符号化係数算出方法を使用することができ、この事前符号化係数算出方法は、複数のトランシーバを考慮する。いくつかの概念においては、中央論理エンティティは、協調させられたセルのクラスタを共同して形成し、ユーザを選択し、またビーム形成係数と、電力割付けとを算出することができる。
欧州特許出願第EP12305240.9 WO 2010/016865 A1
P. MarschおよびG. Fettweis、「A Framework for Optimizing the Uplink Performance of Distributed Antenna Systems under a Constrained Backhaul」、Proc. Of ICC、2007年4月 P. MarschおよびG. Fettweis、「A Framework for Optimizing the Downlink Performance of Distributed Antenna Systems under a Constrained Backhaul」、Proc. of EW、2007年4月 S. Venkatesan、「Coordinating base stations for grater uplink spectral efficiency in a cellular systems」、Proc. of PIMRC、2007年9月 F. Rashid−Farrokhi、L. TassiulasおよびK.J.R. Liu、「Joint optimal power control and beamforming in wireless networks using antenna arrays」、IEEE Trans. Commun.、46巻、1313〜1324頁、1998年10月 A. Papadogiannis、D. GesbertおよびE. Hardouin、「A dynamic clustering approach in wireless networks with multi−cell cooperative processing」、Proc. of ICC 08 3GPP仕様の技術仕様(TS)25.331/36.331シリーズ LTEリリース(LTE Release)10 RS 3GPPリリース(3GPP Release)10 LTE
実施形態は、進化した伝送の概念が、クラウド・アーキテクチャと組み合わされ得るという知見に基づいている。例えば、モバイル通信システムの無線アクセス・ネットワーク(RAN:Radio Access Network)は、クラウド−RAN(C−RAN)として実装されることもある。C−RANにおいては、クラウド・コンピューティングが、利用されることもあり、すなわち、処理リソースは、中央集中されたネットワーク・エンティティにおいて提供され、また無線フロント・エンドは、リモート・ユニットまたは伝送ポイントとして提供される。伝送ポイントは、光ファイバなどの高容量データ回線を使用した処理リソースを備える中央ユニットと結合される可能性がある。中央集中されたネットワーク・エンティティにおける処理リソースはまた、ベース・バンド・ユニット(BBU:Base Band Units)またはベース・バンド処理ユニットと称されることもある。伝送ポイント(TP:Transmission Points)は、無線フロント・エンドを備えており、また無線信号を送信し、また受信するための1つまたは複数のアンテナを動作させることができる。
中央ユニット(CU:Central Unit)に接続された異なるTPは、クラスタへとグループ分けされる可能性があり、また各クラスタは、ネットワークへの1組の処理リソースへと動的にマッピングされる可能性があることが、別の知見である。同じTPは、異なるクラスタに属することができ、またこのようにして、TPによって受信される信号は、ネットワークの内部の異なる処理リソースへとルーティングされる可能性がある(送信される信号の場合に同等の)。より詳細は、欧州特許出願第EP12305240.9の中で見出され得る。TPクラスタは、エア・インターフェースの中にあまりにも高い計算の複雑さと、あまりにも高いシグナリングオーバーヘッドとを導入することなく、効率的に生成され得ることが、さらなる知見である。
別の知見によれば、TPクラスタリングの問題は、ユーザ・スケジューリングと、マルチ・アンテナ送信/受信ビーム形成と、電力制御との問題につながる。それゆえに、この問題の最適な問題解決手法は、プロトコル・スタックの異なるレベルにおいて異なる下位の問題の共同の最適な問題解決手法を必要とするであろう。それゆえに、文献においては、共同の問題は、通常、異なる下位の問題へと分解され、これらの下位の問題のうちの1つは、動的クラスタリングである。
P. MarschおよびG. Fettweis、「A Framework for Optimizing the Uplink Performance of Distributed Antenna Systems under a Constrained Backhaul」、Proc. Of ICC、2007年4月と、P. MarschおよびG. Fettweis、「A Framework for Optimizing the Downlink Performance of Distributed Antenna Systems under a Constrained Backhaul」、Proc. of EW、2007年4月とにおいては、著者らは、ユーザが、直交リソースを使用してグループへと分割されるように、アップリンク伝送と、ダウンリンク伝送とについてのアプローチを考慮する。共同の検出は、同じグループに属するユーザの間で使用される可能性がある。弱いユーザ(すなわち、セルのエッジにおけるユーザ)は、一緒にグループ分けされる可能性があり、またTPの協調は、バックホールの上の制約条件が、達成されるまで、弱いユーザから開始して実現されることもある。グループ分けは、チャネルの瞬間的なダイナミクスを活用することなく、平均のチャネル状態情報だけを考慮して実現される可能性がある。
S. Venkatesan、「Coordinating base stations for grater uplink spectral efficiency in a cellular systems」、Proc. of PIMRC、2007年9月は、アップリンク問題に言及するTP選択アルゴリズムを提示している。目標は、電力を最小にして、等しいレートの要件を達成することである。電力の割付けと、受信(線形)ビーム形成と、クラスタ割当てとは、F. Rashid−Farrokhi、L. TassiulasおよびK.J.R. Liu、「Joint optimal power control and beamforming in wireless networks using antenna arrays」、IEEE Trans. Commun.、46巻、1313〜1324頁、1998年10月によって提案されるアルゴリズムの拡張を使用して共同して実現される。この仕事の制限は、チャネル状態を変更することに関してのダイバーシティの欠如である。
A. Papadogiannis、D. GesbertおよびE. Hardouin、「A dynamic clustering approach in wireless networks with multi−cell cooperative processing」、Proc. of ICC 08においては、動的クラスタリング技法が、アップリンク伝送について考慮されて、重み付けされた合計−レートを最大にする。タイム・スロットごとに、セル当たりに1人のユーザが、ラウンド・ロビン・スケジューリングを使用して選択される。そのタイム・スロットにおいて、またこれらの特定の選択されたユーザについて、アルゴリズムは、最良のベースを選択して、共同の結合を使用してこれらのユーザにサービスする。
文書WO 2010/016865 A1は、クラスタリングと、ユーザ・スケジューリングとが、共同で解決されて、共通のメトリックを最大にする手法を開示している。動的なTPクラスタリングについての現在の問題解決手法は、それらの複雑さのために依然として非実用的である。1つの問題は、従来の概念を伴ってくるフィードバックのオーバーヘッドである。実際のところ、最適なクラスタリングを共同して生成し、またユーザの便利な組をスケジュールするために、プロセスを担当する論理的中央ユニットは、各TPから各ユーザへとチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)を使用すべきである。アップリンク時分割二重化/周波数分割二重化(TDD;Time Division Duplex/FDD:Frequency Division Duplex)システムとダウンリンクTDDシステムとにおいては、これは、実現可能であるが、適切に設計された参照信号を仮定すると、ダウンリンクFDDシステムにおいては、それは、大きなフィードバックのオーバーヘッドを必要とする。各UEは、各候補のTPポイントごとに、複数個のフィードバック情報を送信すべきである。例えば、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)において使用される事前符号化行列インデックス(PMI:Precoding Matrix Index)/チャネル品質情報(CQI:Channel Quality Information)/レート情報(RI:Rate Information)構造の上に構築されるフィードバック・メカニズムを仮定すると、動的クラスタリングについての自然のイネーブラは、各TPについての三つ組、PMI/CQI/RIに、異なるTPの間の位相差についての何らかのフィードバック信号を加えたものに、異なるTPの間の共同チャネルについてのCQI情報およびRI情報を加えたものを送信する必要があることになる。
別の知見に基づいて、別の問題は、計算の複雑さである。実際のところ、クラスタリングと、スケジューリングとを共同で解決することは、非実用的な全−検索アルゴリズムの問題解決手法を必要とするであろう。欲張り−検索ベースの準最適アルゴリズムでさえも、WO 2010/016865 A1において示されるように、依然として計算の複雑さの観点から多くの労力を要するものとなる。これらの知見に基づいて、実施形態は、計算の複雑さの低減、および/またはフィードバックのオーバーヘッドを低下させることを提供することができる。
実施形態は、さらに、TPのクラスタが、共通の参照信号を、すなわちある参照信号を使用することができ、この参照信号は、前記クラスタのTPに共通であるという知見に基づく。言い換えれば、1つのクラスタのTPは、同じ共通の参照信号を使用する。クラスタのTPは、さらに、それらが、モバイルに対して単一のセルとして見えることができるように、同じセル識別情報を使用することができる。言い換えれば、実施形態は、伝送ポイントのクラスタの組をランダムに生成し、またクラスタごとに参照信号を送信することができる。このオペレーションは、クラスタ・スケジューリングと称されることもある。クラスタのおのおののスケジュールされた組では、各ユーザからのフィードバックは、収集されることもあり、また最良ユーザは、ある種のメトリックに従ってスケジュールされることもある。参照信号が、クラスタごとに送信され、また伝送ポイントごとには送信されない可能性がある点で、実施形態は、さらにそれとともに以前の提案とは異なる可能性がある。同様にして、フィードバックは、クラスタごとに受信され、また伝送ポイントごとには受信されない可能性がある。別の違いは、中央ユニットにおいて、クラスタを生成するために使用されるメカニズムである。以前の提案が、各TPにおいて、TPをグループ分けするために受信されるフィードバックに依存するためのメカニズムを使用しているが、実施形態は、異なるメカニズムを使用して、クラスタを形成することができる。
実施形態は、モバイル通信システムにおける伝送ポイントを制御するための装置を提供しており、すなわち、実施形態は、基地局トランシーバまたはネットワーク・エンティティによって動作させられ、あるいは基地局トランシーバまたはネットワーク・エンティティに含まれるべき前記装置を提供することができる。モバイル通信システムは、例えば、移動通信用グローバル・システム(GSM:Global System for Mobile Communications)、GSMエボリューション用の拡張データ・レート(EDGE:Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GSM EDGE無線アクセス・ネットワーク(GERAN:GSM EDGE Radio Access Network)、ユニバーサル地上波無線アクセス・ネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)または進化型UTRAN(E−UTRAN)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)またはLTE−進化型(LTE−A)、あるいは、異なる規格を、例えば、マイクロ波アクセスのためのワールドワイド・インターオペラビリティ(WIMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)IEEE 802.16またはワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)IEEE 802.11、一般的に、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)などに基づいた任意のシステムを有するモバイル通信システムのような、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によって標準化されるモバイル通信システムのうちの1つに対応することができる。以下では、モバイル通信システムとモバイル通信ネットワークという用語は、同義語として使用される。
モバイル通信システムは、モバイル・トランシーバと無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイントを備える。実施形態においては、モバイル通信システムは、モバイル・トランシーバと、基地局トランシーバとを備えることができる。モバイル・トランシーバは、スマートフォン、セル電話、ユーザ機器、ラップトップ、ノートブック、パーソナル・コンピュータ、携帯型個人情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB:Universal Serial Bus)−スティック、自動車などに対応することができる。モバイル・トランシーバは、3GPP専門用語に従ってユーザ機器(UE:User Equipment)またはユーザと称されることもある。基地局トランシーバは、ネットワークまたはシステムの固定された部分または静止した部分に位置する可能性がある。基地局トランシーバは、リモート無線ヘッド、伝送ポイント、アクセス・ポイント、マクロ・セル、スモール・セル、マイクロ・セル、フェムト・セル、メトロ・セルなどに対応することができる。基地局トランシーバは、有線ネットワークのワイヤレス・インターフェースとすることができ、このワイヤレス・インターフェースは、UEまたはモバイル・トランシーバに対する、無線信号の伝送を可能にする。そのような無線信号は、例えば、3GPPによって標準化され、または一般に、上記でリストアップされたシステムのうちの1つまたは複数に従うように、無線信号に準拠することができる。したがって、基地局トランシーバは、ノードB(NodeB)、eノードB(eNodeB)、BTS、アクセス・ポイントなどに対応することができる。
モバイル通信システムは、モバイル・トランシーバと無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイントを備えている。さらに、モバイル通信システムは、モバイル・トランシーバと通信される無線信号を処理するように動作可能な複数の処理リソースを備える。装置は、伝送ポイントのクラスタを形成するための手段を備えており、伝送ポイントのクラスタは、複数の伝送ポイントを備えており、これらの伝送ポイントのおのおのは、共通の参照信号を使用する。
実施形態においては、共通の参照信号は、クラスタのTPによって送信される事前符号化された参照信号によって確立されることもある。言い換えれば、クラスタのTPによって送信される参照シンボルは、その位相調整または振幅調整の中で、事前符号化されることもあり、またはそれらの両方が、クラスタの1つまたは複数のTPにおいて実行される。さらに、1つのクラスタの複数のTPは、ある程度まで同期させられることが、仮定される。いくつかの実施形態においては、クラスタについて選択されるTPは、同期化させられるように、すなわち、スロットに同期化されるようにして、同じ参照信号を送信する。これらの信号が、モバイル・トランシーバにおいてコヒーレントに重ね合わされるかどうかは、次いで、TPのおのおのと、それぞれのモバイルとの間の個別の無線チャネルに依存する。例えば、TPは、第1の基地局のある種の第1のアンテナに対応することができ、またそれは、別の基地局の別のアンテナと組み合わされて、クラスタを形成することができる。そのように形成されたクラスタのカバレッジ・エリア全体を通して、日和見主義的なビーム形成が、確立されることもあり、これは、いくつかのロケーションにおいて、TPの信号が、コヒーレントに重ね合わされる可能性があり、また他のロケーションにおいて、それらがインコヒーレントに重ね合わされる可能性もあることを意味している。後続のスケジューリングは、この日和見主義的なビーム形成を利用することができる。
いくつかの実施形態においては、装置、それぞれ形成するための手段は、クラスタについてのチャネル予測に基づいて、事前符号化重みを算出することができる。そのようなチャネル予測は、いくつかの実施形態においては、チャネル統計データ、チャネル・データ履歴などに基づいている。次いで、TPは、事前符号化されたパイロット、または参照シンボルを送信することができる。事前符号化されたパイロットに基づいて、UEは、共同無線チャネルを、まるでそれが、単一のTPだけによって確立されたかのように、測定し、または推定することができる。それに応じて、モバイル・トランシーバは、例えば、TP(単数または複数)に対するチャネル品質情報(CQI:Channel Quality Information)チャネル・フィードバックの観点から、単一のTPの場合におけるように、チャネル品質についての情報を提供することができる。順に、装置は、共同の、または共通の無線チャネルに関するフィードバック情報に基づいて、TPCと、それとともにモバイル・トランシーバとをスケジュールすることができる。TPCは、事前符号化されたパイロットと、データとを一緒に送信することができる。
さらなる実施形態においては、クラスタの伝送ポイントは、同じセル識別情報を使用することができる。いくつかの実施形態においては、そのような同じセル識別情報は、共通の参照信号によって確立されることもあり、この参照信号については、後で、より詳細に説明されるであろう。形成するための手段は、クラスタ・フォーマ(cluster former)に、すなわち、TPのグループを形成して、クラスタを形成するデバイス、またはエンティティに対応する可能性がある。そのようなクラスタ・フォーマは、プロセッサ、制御装置、または他のハードウェアを使用して確立されることもあり、これらは、対応するコンピュータ・プログラムを実行することができる。さらなる実施形態においては、最適化技法を使用して、TPの組をスケジュールして、クラスタを形成することができ、このクラスタはまた、TPクラスタ(TPC)と称されることもある。
モバイル・トランシーバは、TPCに関連する可能性があり、このTPCは、TPC−セルを確立することができる。TPC−セルは、従来のセルとは異なる可能性があり、TPC−セルは、複数のTPによって確立されることもある。セルという用語は、TPC、TP、基地局トランシーバまたはノードB、eノードBによってそれぞれ提供される無線サービスのカバレッジ・エリアのことを指す。いくつかの実施形態においては、セルは、セクタに対応することもある。例えば、セクタは、セクタ・アンテナを使用して達成される可能性があり、このセクタ・アンテナは、TPまたは基地局トランシーバの周囲のアンギュラー・セクションを対象として含むための特性を提供する。いくつかの実施形態においては、TPは、例えば、それぞれ120°(3つのセルの場合)、60°(6つのセルの場合)のセクタを対象として含む3つまたは6つのセルを動作させることができる。モバイル・トランシーバは、セルに登録され、または関連づけられる可能性があり、その結果、モバイル・トランシーバは、データが、専用のチャネル、リンク、または接続を使用して、関連するセルのカバレッジ・エリアの中のネットワークと、モバイルとの間で交換され得るように、セルに関連づけられる可能性がある。形成するための手段は、モバイル通信システムセルの1つまたは複数のセル識別情報をTPに対して割り付け、また1つのセル識別情報をTPCに対して割り付けるように動作可能とすることができる。
セルは、このようにして1つまたは複数のTPによって動作させられ、またカバレッジ・エリアとして見なされる可能性があり、このカバレッジ・エリアは、それぞれの識別情報を用いて、基準チャネルまたはブロードキャスト・チャネルを通して、例えば、パイロット・チャネルとして識別される可能性がある。モバイル・トランシーバが、ペイロード・データをセルに対して送信することができる前に、モバイル・トランシーバは、セルに登録し、関連づけ、または接続する必要がある。セルに登録されないモバイル・トランシーバは、いわゆるアイドル・モードにあり、登録されたモバイル・トランシーバは、アクティブ・モードまたは接続モードにある。3GPP仕様の1つの顕著なプロトコルは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)プロトコルであり、3GPP仕様の技術仕様(TS)25.331/36.331シリーズを参照して欲しい。RRCは、モバイル・トランシーバの無線リソース管理のための複数のプロシージャをハンドオーバーシグナリング、測定構成、セル再選択、再構成などとして指定する。ひとたびモバイル・トランシーバが、それぞれのネットワーク・エンティティに対する、例えば、TP、ノードB、無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)、eノードBなどに対するRRC接続を確立した後に、ネットワーク・エンティティは、それぞれのプロシージャをトリガすることができ、これは、何故関連するモバイル・トランシーバが、TPに関連づけられるときに、RRC接続モードにあるように称されることもあるかの理由である。
さらなる実施形態においては、伝送ポイントが、ブロードキャスト信号を送信するためのスクランブル・コードを使用して、それらのセル識別情報を示すように動作可能なように、装置は、伝送ポイントを制御するように動作可能とすることもでき、すなわち、TPは、同じスクランブル・コードを使用する。他の実施形態においては、同じセルIDは、それぞれのシステム情報チャネルまたはブロードキャスト・チャネルの上の同一のセル識別情報の伝送など、他の技法を使用して提供されることもある。いくつかの実施形態においては、装置は、さらに、伝送ポイントが、モバイル・トランシーバに対して1つの無線セルのように見えるように、伝送ポイントを制御するように動作可能とすることができる。言い換えれば、装置は、伝送ポイントが、クラスタのカバレッジ・エリアの内部のモバイルに対して単一の無線セルとして見えるように、クラスタの伝送ポイントを制御することができる。そのような制御は、クラスタのTPについて1つの、また同じセル識別情報を使用すること、クラスタのTPの間のある種の同期化の必要性、および/またはクラスタの中で共通の参照信号を使用することを必要とすることもある。
いくつかの実施形態においては、装置は、さらに、伝送ポイントが、共通の参照信号を提供するように、伝送ポイントを制御するように動作可能とすることができる。共通の参照信号は、クラスタの伝送ポイントと、モバイル・トランシーバとの間で確立されている共同の無線チャネルが、モバイル・トランシーバにより、共通の参照信号に基づいて測定可能であるように、することができる。それゆえに、クラスタのTPは、共通の参照信号を、例えば、パイロットの信号またはチャネルを提供することができ、このパイロットの信号またはチャネルは、ある程度まで同期させられる。次いで、モバイル・トランシーバは、前記共通の参照信号を受信し、またクラスタのTPの共通の無線チャネルを測定し、または推定することができる。共通の参照信号は、セル特有の参照信号または復調参照信号に対応することができる。例えば、LTEネットワークにおいて、モバイルにおけるコヒーレントな復調とチャネル推定とを可能にするために、参照シンボルまたはパイロット・シンボルは、OFDMの時間−周波数グリッドの中で使用される。
ダウンリンク参照シンボルは、ある種の間隔を伴って、時間ドメインに、例えば、各スロットの第1および第3の最後のOFDMシンボルに、また周波数ドメインの間隔を伴って、例えば、6番目のサブキャリアごとなど、ある種の番号のサブキャリアごとに、挿入される可能性がある。次いで、モバイル・トランシーバは、複数の参照シンボルの上に内挿されて、チャネルを推定することができる。参照シンボルは、複雑な値をしており、またそれらは、セルに従ってと同様に、シンボルの位置に従って決定されることもある。LTE仕様は、2次元参照信号シーケンスとしてこれについて言及しており、この2次元参照信号シーケンスは、LTEセルの識別情報(identity)を示す。510個の異なるセル識別情報に対応して510個の参照信号シーケンスが存在している。参照信号は、2次元疑似ランダム・シーケンスと、2次元直交シーケンスとの積から導き出される。170個のセル−識別情報グループに対応する170個の異なる疑似ランダム・シーケンスが、存在しており、また3つの直交シーケンスは、おのおの、セル識別情報グループの内部の特定のセル識別情報に対応している。
例えば、異なる参照信号(RS:Reference Signal)のパラダイムは、セル−特有のRS(CRS)やユーザ−特有のRSなどの実施形態において使用されることもある。そのような選択肢は、マルチ・ユーザMIMO(MU−MIMO)伝送や協調マルチ・ポイント(CoMP)伝送など、使用されるべきマルチ・アンテナ技法に依存する可能性があり、それらの技法のためには、事前符号化器(precoders)を決定する際におけるかなりの柔軟性が、共同でスケジュールされたユーザの間の干渉を制限するために必要とされる。ユーザ−特有のRSは、同じ事前符号化器が、スケジューリング・ユニットの内部のユーザ−特有のRSとデータとについて使用される限り、ユーザに対するデータ伝送のための事前符号化器を決定する際に完全な自由度をTPCに提供することによりその点に関して利点を提供することができる。伝送が実行されるやり方は、それゆえに、ユーザの観点からトランスペアレントになり、ユーザが、それについて知る必要なしに、2つの広く分離されたサイト(すなわち、CoMP)から送信信号にさえも柔軟性を提供している。
いくつかの実施形態は、LTEリリース10のRSに準拠していることもあり、このLTEリリース10のRSは、復調とCSIフィードバックとについての別個のRSに基づいている。復調参照信号(DMRS:DeModulation Reference Signal)とも呼ばれるユーザ−特有のRSは、復調のために使用される可能性があるが、ユーザCSIフィードバックを決定するためのチャネル推定測定は、セルの中のすべてのユーザによって一般的に共用されるいわゆるチャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information Reference Signals)の上で実行される可能性がある。そのようなデュアル−RSの概念を導入するための1つの理由は、復調が、一般的に、CSIフィードバックのために必要とされる推定値よりもずっとより正確なチャネル推定値を必要とすることを活用することである可能性がある。その結果として、DMRSと、CSI−RSとの間に密度の違いが、存在する可能性があり、これは、ユーザに対する伝送ランクが、決してより高くはなく、また一般的に、送信アンテナの数よりもずっと低いことを活用することにより、信号オーバーヘッドをバランスさせる。
実施形態においては、装置は、さらに、モバイル・トランシーバから共同の無線チャネルの上のチャネル品質についての情報を受信するように動作可能とすることができる。言い換えれば、モバイル・トランシーバは、クラスタのTPの共通の参照信号または共同の参照信号に基づいてダウンリンク無線チャネルを測定し、または推定することができる。例えば、次いで、CQIは、クラスタの共同の無線チャネルまたは共通の無線チャネルに関して提供されることもある。装置は、さらに、共同の無線チャネルのチャネル品質についての情報に基づいて、モバイル・トランシーバと、伝送ポイントのクラスタとの間のデータ伝送のためにモバイル・トランシーバをスケジュールするように動作可能とすることができる。それゆえに、ひとたび共同の無線チャネルが、モバイル・トランシーバによって確立され、また測定され、または報告された後に、共同の無線チャネルの品質についての情報は、モバイル・トランシーバについてのスケジューリングの決定において使用される可能性がある。
実施形態においては、伝送ポイントのクラスタを形成するための手段は、クラスタについての伝送ポイントをランダムに選択するように動作可能とすることができる。他の実施形態においては、伝送ポイントのクラスタを形成するための手段は、1つまたは複数のクラスタの性能についての情報に基づいて、クラスタについての伝送ポイントを選択するように動作可能とすることができ、この1つまたは複数のクラスタは、過去に形成されている。それゆえに、上記のクラスタのデータまたは統計データの履歴は、現在のクラスタおよび/または将来のクラスタの形成についての決定を可能にするために評価されることもある。形成するための手段は、クラスタについての無線チャネル統計データについての情報を記憶するように動作可能とすることができる。すなわち、過去に形成されているクラスタの無線チャネル統計データと、とりわけこれらのクラスタが提供した共同の無線チャネルとに基づいて、現在または将来のクラスタが、形成される可能性がある。形成するための手段は、異なるクラスタについてのモバイル・トランシーバの性能についての情報を記憶するように動作可能とすることができる。
言い換えれば、過去のTPクラスタ・スケジューリングについての統計データを使用して、1つのTPクラスタの選択を別のものよりも上に異なるように重み付けすることができる。さらに、遺伝的最適化技法を使用して、ネットワークにおける変化にマッチするようにして、クラスタ選択を進化させることができる。さらに、いくつかの実施形態においては、形成するための手段は、異なるクラスタについてのモバイル・トランシーバの性能についての情報を記憶するように動作可能とすることができる。例えば、データ・レート情報は、ある種のクラスタについてのモバイルの性能尺度として記憶されることもある。実施形態において評価され得る他の性能尺度は、ビットまたはブロックのエラー・レート(BER:Bit or Block Error Rates)、フレーム・エラー・レート(FER:Frame Error Rates)、再送信の数、パケット遅延などである。実施形態においては、装置は、さらに、クラスタの伝送ポイントが、モバイル・トランシーバと共同して通信するように動作可能であるように、伝送ポイントを制御するように動作可能とすることができる。すなわち、クラスタの伝送ポイントと、モバイル・トランシーバとの間で通信される信号は、共同して処理される可能性がある。
いくつかの実施形態においては、分離されたプロトコル・スタックが、モバイル通信システムの各セルについて実装される。さらに、そのようなアーキテクチャを使用して、複数のTPからの共同の受信(送信)は、異なるプロトコル・スタックの上の異なるBBUによって復号されるべき、所与のユーザまたはモバイル・トランシーバの信号を伴う可能性がある。伝送ポイントを制御するための装置は、モバイル・トランシーバと通信される無線信号を一般に処理する処理リソースの組に対して、モバイル・トランシーバとの共同の通信のための伝送ポイントのクラスタを形成するため/動的に割り付けるための手段を備えることができ、伝送ポイントのそのクラスタは、1つまたは複数の伝送ポイントに対応している。実施形態においては、クラスタは、2つ以上の伝送ポイントの組を備えることができる。動的に割り付けるための手段は、割付器に、すなわち、リソースを割り付けるように動作可能であるデバイスに対応することができる。実施形態においては、割り付けるための手段は、プロセッサまたは制御装置あるいは任意のハードウェアとして実装されることもあり、このプロセッサまたは制御装置あるいは任意のハードウェアは、それに応じたコンピュータ・プログラムを実行するように動作可能である。
すなわち、装置は、伝送ポイントのクラスタに処理リソースを割り当てることができる。伝送ポイントのクラスタは、形成されて、モバイル・トランシーバと共同して通信することができ、すなわちクラスタの伝送ポイントは、協力してモバイル・トランシーバに対して送信する。さらに、伝送ポイントのクラスタは、処理リソースに関連づけられ、これらの処理リソースは、モバイル・トランシーバと通信される信号を処理する。実施形態においては、伝送ポイントは、無線フロント・エンドを備えることができ、また複数の伝送ポイント、すなわち、クラスタは、モバイル・トランシーバと無線信号を通信するための、いくつかの実施形態においてはセルラー方式とすることができる無線カバレッジ構造を確立することができる。複数の処理リソースは、中央ベース・バンド処理ユニットに位置することができ、この中央ベース・バンド処理ユニットは、複数の伝送ポイントに結合される。
実施形態は、同じC−RANベース・バンド・プールに接続される異なる伝送ポイントの間の動的協調マルチ・ポイント(CoMP)調整を可能にすることができ、そこではベース・バンド・プールは、それぞれの処理リソースを備えている。実施形態においては、動的に割り付けるための手段は、モバイル・トランシーバについての伝送ポイントのクラスタの共通のベース・バンド・プロトコル・スタックの少なくとも一部分を処理するように処理リソースの組を割り付けるように動作可能とすることができる。他の実施形態においては、クラスタの共通のベース・バンド・プロトコル・スタックは、処理リソースの組によって処理されることもある。言い換えれば、動的割付けは、クラスタの中の、ある種のユーザに対するCoMP伝送に参加するすべてのTPを収集することを可能にすることができ、このクラスタは、同じリソースによって一般に処理される可能性があり、またこのようにして単一のプロトコル・スタックを十分にする。
複数のTPは、クラスタにグループ分けされる可能性があり、また所与のTPは、異なるクラスタに属することができる。すなわち、形成するための手段は、伝送ポイントの少なくとも2つの異なるクラスタが、少なくとも2つのモバイル・トランシーバと通信するように動作可能であるように、伝送ポイントの少なくとも2つの異なるクラスタに少なくとも1つの伝送ポイントを割り付けるように動作可能とすることができる。形成するための手段は、さらに、処理リソースの少なくとも2つの異なる組に少なくとも1つの伝送ポイントを割り付けるように動作可能とすることもできる。形成するための手段は、さらに、少なくとも2つのモバイル・トランシーバに対する共同の通信のための処理リソースの同じ組に伝送ポイントの2つの異なるクラスタを割り付けるように動作可能とすることもできる。すなわち、同じ処理リソースはまた、異なるクラスタに割り付けられる可能性もある。
実施形態においては、クラスタは、UE−特有とすることができ、またスケジュールされるべきユーザまたはモバイル・トランシーバに応じて動的に形成される可能性がある。形成するための手段は、さらに、モバイル・トランシーバに特有の無線状態に基づいてモバイル・トランシーバと共同して通信するための伝送ポイントのクラスタを決定するように動作可能とすることもができる。すなわち、決定するための手段は、モバイル・トランシーバからのフィードバック情報を受信するように動作可能とすることができ、またそのフィードバック情報に基づいてクラスタについての伝送ポイントを決定することができる。実施形態においては、そのようなフィードバック情報は、チャネル状態情報、チャネル品質インジケータ、バッファ・ステータスなどのようなパラメータまたは測定結果を含むことができる。
実施形態においては、形成するための手段は、伝送ポイントのクラスタに、中央集中されたベース・バンド処理ユニットの仮想リソースを割り付けるように動作可能とすることができる。すなわち、仮想化技法を使用して、ハードウェア・リソースにクラスタを動的に割り付けることができ、これらのハードウェア・リソースは、例えば、ベース・バンド(BB:Base Band)処理を担当することができる。言い換えれば、実施形態は、それとともに、所与のクラスタにHWリソースを静的に割り付ける必要がない可能性がある。それゆえに、伝送ポイントの組の内部の共同処理は、まさに、仮想ベース・バンド・チェーンのインスタンス化をアクティブにすることにより、またプールの中のハードウェア・リソースの適切な組にそれを割り付けることにより、実現されることもある。それゆえに、プロセッサのクラウドやプロセッサのファーム(farm)など、中央集中されたBB処理プールが、使用可能であることもある。処理ハードウェアは、プロセス、スレッドなどの仮想リソースに部分分割されることもある。次いで、仮想リソースは、クラスタに割り付けられる可能性があり、ここでクラスタ・サイズおよび伝送スキーム、データ・レート、無線ベアラの数などは、どれだけ多くの処理リソースが、それぞれ特定のクラスタ、ユーザのために必要とされるかを決定することができる。
実施形態においては、あるアーキテクチャが使用されることもあり、このアーキテクチャでは、「セル」の概念は、クラスタの概念によって再定義され、また置換される。処理リソースが、伝送ポイントの組またはクラスタに動的に割り付けられ得ることは、実施形態のさらなる知見である。これらの処理リソースは、ユーザの所与の組、すなわち、1つまたは複数のモバイル・トランシーバに対して共同して送信する(または1つまたは複数のモバイル・トランシーバから受信する)ために使用される可能性がある。
実施形態においては、所与のTPは、異なるTPの組に関連づけられるように動的に許可される可能性があり、また処理リソースの異なる組にそれに応じて動的に割り付けられる可能性がある。言い換えれば、処理リソースは、クラスタの負荷に比例するようにして、プールまたはCoMPクラスタに動的に割り付けられる可能性がある。実施形態は、それとともに、今日の3GPPリリース10 LTEからのように「アンカー」TPの概念を脱落させる可能性がある。実施形態は、UEが、異なるTPの間で区別することができないようにして、パイロット構造を再定義することができる。言い換えれば、動的に割り付けるための手段は、クラスタの伝送ポイントが、モバイル・トランシーバに対して同じ識別情報を伴って現れるように、伝送ポイントのクラスタに対して識別情報を提供するように動作可能とすることができる。いくつかの実施形態においては、基本的な処理ユニットのようなセルは、伝送ポイント・クラスタ(TPC:Transmission Point Cluster)により、すなわち、ユーザまたはユーザの組に共同してサービスするTPの組により脱落させられ、また置換されることもある。
TPは、複数のTPCクラスタに属することができる。すなわち、異なるユーザまたはモバイル・トランシーバは、異なるTPCによってサービスされる可能性があり、ここで、TPCは、それらに属するすべてのTPにおいて異ならないこともあり、何らかのTPは、複数のTPCに属することができる。それゆえに、形成するための手段は、TPに対して少なくとも2つの異なる識別情報を提供するように動作可能とすることができ、このTPは、TPの少なくとも2つのクラスタに属する。識別情報は、TPによってブロードキャストされるパイロット信号のために使用されるスクランブル・シーケンスについての情報に対応することができる。実施形態においては、モバイル・トランシーバ装置はTP、TPC、または基地局トランシーバに関連づけられる可能性があり、この基地局トランシーバは、少なくとも1つのTPと、対応するBB処理リソースとから構成される可能性がある。
実施形態は、さらにモバイル通信システムにおいて伝送ポイントを制御するための方法を提供している。モバイル通信システムは、モバイル・トランシーバと無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイントを備えている。本方法は、伝送ポイントのクラスタを形成するステップを含んでいる。伝送ポイントのクラスタは、複数の伝送ポイントを備えており、そのクラスタの伝送ポイントは、共通の参照信号を使用している。
実施形態は、さらに、コンピュータ・プログラムが、コンピュータまたはプロセッサの上で実行されるときに、上記方法のうちの1つを実行するためのプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラムを提供している。
実施形態は、従来の概念に比べての信号の低減が、達成され得るという利点を提供することができ、ここで、モバイル・トランシーバは、複数のチャネル方向表示(CDI:Channel Direction Indication)フィードバックを、例えば、TPCの中の各TPごとに1つ、送信することができる。例えば、所与のUEにサービスするための2つの候補のTPを用いて、UEは、一緒に送信する2つのTPを仮定して、第1のTPについてのフィードバックと、第2のTPについてのフィードバックと、共同チャネルについてのフィードバックとを送信することができる。さらに、2つのTPは、異なる参照信号シーケンスを用いて送信して、2つの分離されたチャネルの推定を可能にすることができる。実施形態は、クラスタごとのフィードバックと、クラスタごとの参照信号とを頼りにすることにより、シグナリングオーバーヘッドを低減させることができる。
さらに、実施形態は、クラスタ形成についての計算の複雑さを低減させることができる。実施形態は、所与のクラスタの組についてのユーザの良好な組を日和見主義的にスケジュールする利点を維持しながら、ユーザのスケジューリングと、クラスタリングとのタスクを切り離すことができる。
いくつかの他の特徴または態様は、例としてのみ、装置、および/または方法、および/またはコンピュータ・プログラムについての以下の非限定的な実施形態を使用して、また添付の図面を参照して、説明される。
伝送ポイントを制御するための装置の一実施形態を示す図である。 一実施形態として、複数のTPを有する通信ネットワークを示す図である。 制御するための方法の一実施形態についてのブロック図である。
様々な実施形態が、次に、添付図面を参照して、より詳細に説明されるであろう。図面においては、線、レイヤ、および/または領域の厚みは、明確にするために誇張されていることもある。
それに応じて、実施形態は、様々な修正形態と代替的な形態とすることもできるが、その実施形態は、図面の中で例として示され、また本明細書において詳細に説明されるであろう。しかしながら、実施形態を開示される特定の形態だけに限定する意図はないが、それどころか、実施形態は、本発明の範囲内に含まれるすべての修正形態と、同等形態と、代替形態とを対象として含むべきであることが、理解されるべきである。同様な番号は、図面の説明の全体を通して似た要素、または類似した要素のことを意味している。
ある要素が、別の要素に「接続され(connected)」ている、または「結合され(coupled)」ていると称されるときに、その要素は、他の要素に直接に接続され、または結合される可能性もあり、あるいは介在する要素が存在していてもよいということが理解されよう。対照的に、ある要素が、別の要素に「直接に(directly)接続され」ている、または「直接に結合され」ていると称されるときには、介在する要素は存在していない。要素の間の関係を説明するために使用される他の言葉も、同様にして(例えば、「間に(between)」に対して「直接に間に」、「隣接する(adjacent)」に対して「直接に隣接する」などと)、解釈されるべきである。
本明細書において使用される専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけであり、また例示の実施形態について限定することを意図してはいない。本明細書において使用されるとき、単数形の形式「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が、明らかにそうでない場合を示していない限り、複数形の形式も含むことを意図している。用語「備える/含む(comprises)」、「備えている/含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」は、本明細書において使用されるときに、述べられた機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を除外するものではないことが、さらに理解されるであろう。
別の方法で規定されない限り、本明細書において使用される(技術的用語および科学的用語を含む)すべての用語は、実施形態が属する当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。用語は、例えば、一般に使用される辞書において定義されるこれらの用語は、関連のある技術の文脈におけるそれらの意味と整合している意味を有するものと解釈されるべきであり、また本明細書において明示的にそのように規定されない限り、理想化された、またはあまりにも形式的な意味では解釈されないことになることが、さらに理解されるであろう。
以下の説明においては、いくつかのコンポーネントは、同じ参照記号を持つ複数の図面の中で表示されることになるが、詳細には、複数回にわたって説明されないこともある。コンポーネントの詳細な説明は、そのときには、すべてのその発生についてそのコンポーネントに対して適用することができる。
実際の世界のシステムにおいて動的なリソース割付けを実現することは、チャネルの推定、検出、スケジューリングなどを担当する中央ユニットの存在についての仮定を修正することを必要とする可能性がある。CoMPボックスの中で実行される論理機能が、異なる基板の間に分布している場合の分布型実装形態が、仮定される可能性がある。しかしながら、CoMP機能のこの分布は、常に維持できないこともあるレイテンシーを伴うこともある。
図1は、モバイル通信システム300において、伝送ポイント200、210、220、230を制御するための装置10の一実施形態を示すものである。モバイル通信システム300は、モバイル・トランシーバ400と無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイント200、210、220、230を備えている。装置10は、伝送ポイントのクラスタ500を形成するための手段12を備えている。伝送ポイントのクラスタ500は、複数の伝送ポイント200、210を備えており、これらの伝送ポイントのおのおのは、共通の参照信号を使用する。共通の参照信号は、クラスタ500のTP 200、210に共通であることに注意すべきである。言い換えれば、TP 200、210は、同じ参照信号を提供する。クラスタ500の伝送ポイント200、210は、同じセル識別情報を使用する。TP 200と210とを備えているクラスタ500は、例示の実施形態として理解されるべきであり、クラスタは、1つまたは複数のTPを備えることができることに注意すべきである。図1に示される実施形態において、装置10は、伝送ポイント200、210が、ブロードキャスト信号を送信するための同じスクランブル・コードを使用して、それらのセル識別情報を示すように動作可能であるように、伝送ポイント200、210を制御するように動作可能である。装置10は、伝送ポイント200、210が、モバイル・トランシーバ400に対して1つの無線セルとして見えるように、伝送ポイント200、210を制御するように動作可能である。
本実施形態においては、ランダム・クラスタリングが、実行される。ランダム・クラスタリングの原理は、以下のように、要約される。
1.装置10は、何らかのランダム・クラスタ500を生成する。すなわち、伝送ポイント200、210のクラスタ500を形成するための手段12は、クラスタ500について伝送ポイント200、210をランダムに選択するように動作可能である。
2.参照信号は、ステップ1におけるように、クラスタ500の異なるTP 200、210を通して送信される。すなわち、装置10は、さらに、伝送ポイント200、210が、クラスタ500とモバイル・トランシーバ400との伝送ポイント200、210の間で確立されている共同の無線チャネルがモバイル・トランシーバ400により共通の参照信号に基づいて測定可能であるように、共通の参照信号を提供するように、伝送ポイント200、210を制御するように動作可能である。
3.フィードバックは、上記のステップ1からのように、クラスタ500の中のランダムなTP 200、210の組について、ユーザ、すなわちモバイル400から受信される。すなわち、装置10は、さらに、モバイル・トランシーバ400から共同の無線チャネルの上のチャネル品質についての情報を受信するように動作可能である。
4.装置10は、最も高く重み付けされた(例えば、比例した公正な係数によって重み付けされた)レートを用いて、ユーザをスケジュールする。すなわち、装置10は、さらに、共同の無線チャネルのチャネル品質についての情報に基づいて、モバイル・トランシーバ400と、伝送ポイント200、210のクラスタ500との間のデータ伝送のためにモバイル・トランシーバ400をスケジュールするように動作可能である。
実施形態は、非常に低い量のフィードバックを用いて、例えば、信号対干渉雑音比(SINR:Signal−to−Interference−and−Noise Ratio)報告だけを用いて、例えば、日和見主義的なビーム形成の使用により、何らかの人工的な高速フェージングを生成することができる。実施形態は、ランダムに選択されたTPではなくてTPのいくつかの所定の組を使用するために拡張されることもある。
図1に示される実施形態においては、共通の参照信号は、セル−特有の参照信号(CS−RS)または復調参照信号(DMRS)に対応する。実施形態は、複数のクラスタに対してこの原理を適用することができる。概念を説明するために、いくつかの予備的な定義が、与えられる。
クラスタ500またはTPクラスタ500は、送信および/または受信のために協力するTP 200、210のサブセットである。クラスタの組をスケジュールすることは、同じクラスタ500の内部のTP 200、210が、共同の送信または受信を使用するように、同じ時間/周波数/空間のリソースの上で送信/受信のためのTPクラスタの組を選択するプロセスのことを指す。装置10は、さらに、クラスタ500の伝送ポイント200、210が、モバイル・トランシーバ400と共同して通信するように動作可能であるように、伝送ポイント200、210を制御するように動作可能である。クラスタ500と、モバイル・トランシーバ400との伝送ポイント200、210の間で通信される信号は、共同して処理される。
クラスタ500のスケジューリングは、ユーザ400のスケジューリングに緊密に接続されており、すなわち、クラスタ500へとグループ分けするTP 200、210の選択は、これらのクラスタ500の内部で伝送のためにスケジュールされるユーザ400に接続される。
図2は、一実施形態として、複数のTP 200、210、220、230、240、および250を有する通信ネットワーク300を示すものである。図2は、TPそれら自体の表現としてTPのカバレッジ・エリアを示すものである。上記で説明されるような装置10は、TPの任意の1つに含まれることもある。いくつかの実施形態においては、装置10は、中央ユニットに位置していることができ、この中央ユニットは、TPに結合される。他の実施形態においては、装置10は、複数のTPの中に、またはすべてのTPの中にさえも含まれることもある。図2は、オーバーラップしており、また異なるサイズのカバレッジ・エリア200、210、220、230、240、および250を示すものである。通信ネットワーク300は、異なるカバレッジ・エリアを有する複数のTPを有する異機種ネットワーク(HetNet:Heterogeneous Network)として見られる可能性がある。
以下では、同じクラスタのTPは、「[]」の間に示される。さらに、伝送のためにスケジュールされるクラスタの組は、「{}」の間に示される。
例えば、図2を参照すると、以下のクラスタは、TP 200を含めて構築される可能性がある。
[200]、[200,220]、[200,210,220]、...。
クラスタ[200,220]は、
{[200,220],[210],[230,240,250]}
または
{[200,220],[210],[230,250]}
としてスケジュールされる可能性があり、ここで後者のクラスタ・スケジューリングは、TP 240が、オフ(OFF)にされていることを暗示する。
LTE通信ネットワーク300の実施形態のプロシージャは、以下のように要約される可能性がある。
1.装置10は、中央ユニットに位置していることが仮定される。装置10を有する論理ユニットは、TPのクラスタを生成し、また伝送のためにそれらをスケジュールする。言い換えれば、中央ユニットは、TPのいくつかのクラスタを伝送のためにランダムにグループ分けする。共同の処理が、各クラスタの内部で実行される。
2.形成される各クラスタごとに、参照信号は、クラスタの中の各TPによって送信される。同じクラスタに属するTPは、ユーザまたはモバイル・トランシーバが、それらの間で区別するが、共同のチャネルを推定することだけができる可能性があるようにして、同じスクランブル・シーケンスを使用する。例えば、リリース10においては、同じクラスタに属するTPは、同じポートを使用することができる。用語「ポート」は、物理レイヤ・インターフェース、アンテナの仮想の組、アンテナのある種の重み付けられた組合せ、ある種のアンテナ識別情報、それらの組合せなどのことを意味することができる。ポートという用語は、少なくともある程度まで、クラスタのTPは、それらが、クラスタによってサービスされるモバイル・トランシーバに対する1つのセルとして、現れ、また送信され、かつ/または受信される信号の共同処理が、イネーブルにされるように、調整されることを示すべきである。
3.モバイル・トランシーバは、クラスタの複数のTPによって確立される共同の無線チャネルについての情報として各クラスタごとに、例えば、SINRフィードバックを送信する。
4.共同の無線チャネルの品質についての情報、例えば、SINRフィードバックに基づいて、論理中央ユニットは、上記で決定されるように、クラスタリングを使用してユーザをスケジュールする。
さらに別の実施形態においては、TPは、1つまたは複数の基地局トランシーバの複数のアンテナのうちの1つのアンテナに対応することができる。例えば、おのおのが、異なるアンテナに対応する4つのTP、すなわちTP1、TP2、TP3、およびTP4が、規定される可能性がある。異なるアンテナは、異なる基地局に属する可能性がある。言い換えれば、例示の一実施形態においては、4つのTP、すなわちTP1、TP2、TP3、およびTP4は、おのおのが、異なる基地局トランシーバの異なるアンテナに対応するように規定される可能性がある。
TPに基づいて、以下のポートは、以下のクラスタに対して規定される可能性がある。
ポート1: TP1+TP2、
ポート3: TP3+TP4、
ポート5: TP1+TP3、
ポート7: TP2+TP4。
上記の例においては、1つのポートは、1つのクラスタに対応することができる。すなわち、クラスタは、ある種のポートを使用してアドレス指定されることもある。次いで、ポートは共通の参照シンボルを送信するために使用され得る。
さらなる実施形態は、クラスタを最適化すること、または改善することにより、クラスタの上記のランダムな決定を拡張することができる。最適化技法を使用して、TPクラスタの組をスケジュールすることができる。図1を参照すると、伝送ポイントのクラスタを形成するための手段12は、過去に形成されている1つまたは複数のクラスタの性能についての情報に基づいて、クラスタ500についての伝送ポイント200、210を選択するように動作可能とすることができる。形成するための手段12は、例えば、クラスタ500についての無線チャネル統計データについての情報を記憶するように動作可能とすることができる。実際のところ、過去のTPクラスタ・スケジューリングについての統計データを使用して、1つのTPクラスタの選択を別のものよりも上に異なるように重み付けすることができる。さらに、遺伝的最適化技法を使用して、ネットワークにおける変化にマッチするようにして、クラスタの選択を進化させることができる。形成するための手段12は、異なるクラスタ500についてのモバイル・トランシーバ400の性能についての情報を記憶するように動作可能とすることができる。それゆえに、ある種のクラスタについての性能統計データは、記憶され、また新しいクラスタを形成するときに活用されることもある。
例えば、上記プロセスの中のステップ1は、論理中央ユニットが、過去のTPクラスタについての情報と、チャネル統計データに基づいたチャネル予測とに基づいて、TPのクラスタを生成するように、修正される可能性がある。共同の処理が、各クラスタの内部で仮定される。
図3は、モバイル通信システム300において、伝送ポイント200、210、220、230、240、250を制御するための方法についての一実施形態のブロック図を示すものである。モバイル通信システム300は、モバイル・トランシーバ400と無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイント200、210、220、230、240、250を備えている。本方法は、伝送ポイント200、210のクラスタ500を形成するステップ22を含んでおり、伝送ポイント200、210のクラスタ500は、複数の伝送ポイント200、210を備えており、クラスタ500の伝送ポイント200、210は、共通の参照信号を使用している。
上記に従って、本方法のさらなる実施形態は、クラスタ500の伝送ポイント200、210と、モバイル・トランシーバ400との間で確立されている共同の無線チャネルが、モバイル・トランシーバ400により、共通の参照信号に基づいて測定可能であるように、共通の参照信号を提供するステップを含むことができる。本方法は、モバイル・トランシーバ400から、共同の無線チャネルの上のチャネル品質についての情報を受信するさらなるステップを含むことができる。また、本方法は、共同の無線チャネルのチャネル品質についての情報に基づいてモバイル・トランシーバ400と、伝送ポイント200、210のクラスタ500との間のデータ伝送のためにモバイル・トランシーバ400をスケジュールするさらなるステップを含むことができる。
実施形態は、さらに、コンピュータ・プログラムが、コンピュータまたはプロセッサの上で実行されるときに、上記方法のうちの1つを実行するためのプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラムを提供することができる。
当業者なら、様々な上記で説明された方法のステップが、プログラムされたコンピュータによって実行され得ることを簡単に認識するであろう。本明細書においては、いくつかの実施形態はまた、プログラム・ストレージ・デバイス、例えば、デジタル・データ・ストレージ媒体を対象として含むことを意図しており、これらのプログラム・ストレージ・デバイスは、マシン読取り可能、またはコンピュータ読取り可能であり、また命令のマシン実行可能なプログラム、またはコンピュータ実行可能なプログラムを符号化しており、そこでは前記命令は、前記上記で説明された方法のステップのうちの一部または全部を実行する。プログラム・ストレージ・デバイスは、例えば、デジタル・メモリ、磁気ディスクや磁気テープなどの磁気ストレージ媒体、ハード・ドライブ、または光学的に読取り可能なデジタル・データ・ストレージ媒体とすることができる。それらの実施形態はまた、上記で説明された方法の前記ステップを実行するようにプログラムされるコンピュータ、あるいは上記で説明された方法の前記ステップを実行するようにプログラムされた、(フィールド)プログラマブル・ロジック・アレイ((F)PLA:(field)programmable logic arrays)または(フィールド)プログラマブル・ゲート・アレイ((F)PGA:(field) programmable gate arrays)を対象として含むことも意図している。
本説明および図面は、単に本発明の原理を例証しているにすぎない。したがって、当業者なら、本明細書において明示的に説明されてもおらず、または示されてもいないが、本発明の原理を具現化し、また本発明の趣旨および範囲の内部に含まれる様々な構成を工夫することができるようになることが、理解されるであろう。さらに、本明細書において列挙されるすべての例は、本発明の原理と、当技術を推進するために、本発明者(単数または複数)によって寄与される概念とを理解するに際して読者を助ける教育上の目的のためにすぎないことを原理的に、明示的に、意図しており、またそのような具体的に列挙された例および状態だけに限定することのないように解釈されるべきである。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態を列挙している、本明細書におけるすべての記述、ならびにその特定の例は、その同等形態を包含することも意図している。
「...するための手段」として示される(ある種の機能を実行する)機能ブロックは、それぞれある種の機能を実行するよう(for performing)に、または実行するように(to perform)適合されている回路を備える機能ブロックとして理解されるべきである。それゆえに、「第sのための手段」は、「第sのために適合されており、または第sのために適している手段」として同様に理解されることもある。ある種の機能を実行するように適合されている手段は、それゆえに、そのような手段が、必ずしも前記機能を(所与の瞬間に)実行していることを意味しているとは限らない。
「手段」、「形成するための手段」、「決定するための手段」、「割り付けるための手段」などとラベル付けされる任意の機能ブロックを含めて、図面の中に示される様々な要素の機能は、「フォーマ」、「決定器」、「割付器」などの専用のハードウェア、ならびに適切なソフトウェアと関連してソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を通して提供されることもある。プロセッサによって提供されるときに、それらの機能は、単一の専用のプロセッサにより、単一の共用プロセッサにより、またはそれらのプロセッサのうちのいくつかが、共用され得る複数の個別のプロセッサにより、提供されることもある。さらに、用語「プロセッサ」または「制御装置」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアだけを排他的に指すように解釈されるべきではなく、また限定することなく、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)ハードウェアと、ネットワーク・プロセッサと、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)と、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)と、ソフトウェアを記憶するためのリード・オンリー・メモリ(ROM:read only memory)と、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)と、不揮発性ストレージとを暗黙のうちに含むことができる。他のハードウェアが、従来のものおよび/またはカスタムも、含められることもある。同様に、図面に示される任意のスイッチは、概念的なものにすぎない。それらの機能は、プログラム・ロジックのオペレーションを通して、専用のロジックを通して、プログラム制御と専用のロジックとの相互作用を通して、または手動でさえも実行されることもあり、特定の技法は、文脈からもっと具体的に理解されるように、実装者によって選択可能である。
本明細書における任意のブロック図は、本発明の原理を具現化する実例となる回路の概念図を表すことが、当業者によって理解されるべきである。同様に、任意のフロー・チャートと、流れ図と、状態遷移図と、疑似コードなどとは、コンピュータ読取り可能媒体の形で実質的に表され得る様々なプロセスを表し、またそのようにしてそのようなコンピュータまたはプロセッサが、明示的に示されているか否かにかかわらず、コンピュータまたはプロセッサによって実行されることが、理解されるであろう。

Claims (14)

  1. モバイル通信システム(300)において伝送ポイント(200; 210; 220; 230; 240; 250)を制御するための装置(10)であって、前記モバイル通信システム(300)は、モバイル・トランシーバ(400)と無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイント(200; 210; 220; 230; 240; 250)を備えており、前記装置(10)は、
    伝送ポイントのクラスタ(500)を形成するための手段(12)を備えており、伝送ポイントの前記クラスタ(500)は、複数の伝送ポイント(200; 210)を備えており、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)は、共通の参照信号を使用しており、前記参照信号は、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)に共通であり、位相調整または振幅調整、あるいは両方は、前記クラスタ(500)の1つまたは複数の伝送ポイント(200; 210)において前記参照信号の上で実行され、
    前記装置(10)は、さらに、前記伝送ポイント(200; 210)が、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)と前記モバイル・トランシーバ(400)との間で確立されている共同の無線チャネルが前記モバイル・トランシーバ(400)により前記共通の参照信号に基づいて測定可能であるように、前記共通の参照信号を提供するように、前記伝送ポイント(200; 210)を制御するように動作可能である、装置(10)。
  2. 前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)のおのおのは、同じセル識別情報を使用し、かつ/または前記装置(10)は、さらに、前記伝送ポイント(200; 210)が、ブロードキャスト信号を送信するための同じスクランブル・コードを使用してセル識別情報を示すように動作可能であるように、前記伝送ポイント(200; 210)を制御するように動作可能である、請求項1に記載の装置(10)。
  3. さらに、前記伝送ポイント(200; 210)が、前記モバイル・トランシーバ(400)に対して1つの無線セルとして見えるように、前記伝送ポイント(200; 210)を制御するように動作可能である、請求項1に記載の装置(10)。
  4. 前記共通の参照信号は、セル−特有の参照信号または復調参照信号に対応する、請求項1に記載の装置(10)。
  5. さらに、前記モバイル・トランシーバ(400)から前記共同の無線チャネルの上のチャネル品質についての情報を受信するように動作可能である、請求項1に記載の装置(10)。
  6. さらに、前記共同の無線チャネルの前記チャネル品質についての前記情報に基づいて前記モバイル・トランシーバ(400)と伝送ポイント(200; 210)の前記クラスタ(500)との間のデータ伝送のために前記モバイル・トランシーバ(400)をスケジュールするように動作可能である、請求項5に記載の装置(10)。
  7. 伝送ポイント(200; 210)の前記クラスタ(500)を形成するための前記手段(12)は、前記クラスタ(500)についての前記伝送ポイント(200; 210)をランダムに選択するように動作可能である、請求項1に記載の装置(10)。
  8. 伝送ポイント(200; 210)の前記クラスタ(500)を形成するための前記手段(12)は、過去に形成されている1つまたは複数のクラスタの性能についての情報に基づいて前記クラスタ(500)についての前記伝送ポイント(200; 210)を選択するように動作可能である、請求項1に記載の装置(10)。
  9. 形成するための前記手段(12)は、前記クラスタ(500)についての無線チャネル統計データについての情報を記憶するように動作可能である、請求項5に記載の装置(10)。
  10. 形成するための前記手段(12)は、異なるクラスタ(500)についての前記モバイル・トランシーバ(400)の性能についての情報を記憶するように動作可能である、請求項5に記載の装置(10)。
  11. さらに、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)が、前記モバイル・トランシーバ(400)と共同して通信するように動作可能であるように、前記伝送ポイント(200; 210)を制御するように動作可能である、請求項1に記載の装置(10)。
  12. 前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)と、前記モバイル・トランシーバ(400)との間で通信される前記信号は、共同して処理される、請求項1に記載の装置(10)。
  13. モバイル通信システム(300)において伝送ポイント(200; 210; 220; 230; 240; 250)を制御するための方法であって、前記モバイル通信システム(300)は、モバイル・トランシーバ(400)と無線信号を通信するように動作可能な複数の伝送ポイント(200; 210; 220; 230; 240; 250)を備えており、前記方法は、
    伝送ポイント(200; 210)のクラスタ(500)を形成するステップ(22)であって、伝送ポイント(200; 210)の前記クラスタ(500)は、複数の伝送ポイント(200; 210)を備えており、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)は、共通の参照信号を使用しており、前記参照信号は、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)に共通であり、位相調整または振幅調整、あるいは両方は、前記クラスタ(500)の1つまたは複数の伝送ポイント(200; 210)において前記参照信号の上で実行される、形成するステップ(22)と、
    前記伝送ポイント(200; 210)が、前記クラスタ(500)の前記伝送ポイント(200; 210)と前記モバイル・トランシーバ(400)との間で確立されている共同の無線チャネルが前記モバイル・トランシーバ(400)により前記共通の参照信号に基づいて測定可能であるように、前記共通の参照信号を提供するように、前記伝送ポイント(200; 210)を制御するステップと
    を含む方法。
  14. コンピュータ・プログラムが、コンピュータまたはプロセッサの上で実行されるときに、請求項13に記載の方法を実行するためのプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラム。
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