JP2015512327A - 容器システム - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/14Details; Accessories therefor
    • A61J1/20Arrangements for transferring or mixing fluids, e.g. from vial to syringe

Abstract

容器システムは、第1の容器アセンブリと、送達デバイスとを含む。第1の容器アセンブリは、投与ポートと、薬剤ポートとを有する。送達デバイスは、第1の容器アセンブリに取り付けられ、筐体と、コネクタと、第2の容器と、プランジャシャフトとを含む。筐体は、内部空間を封入し、薬剤ポートは、内部空間内に配置される。コネクタは、薬剤ポートと整列された第1の鋭利端と、第2の鋭利端とを画定する少なくとも1つのカニューレを有する。第2の容器は、前記少なくとも1つのカニューレの前記第2の鋭利端と整列された出口ポートと、ポートを通して第2の容器の内容物を推し進めるように第2の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する。プランジャシャフトアセンブリは、プランジャシールに当接している第1の端部と、トリガに接続された第2の端部とを有する。

Description

本開示は、概して、第1の容器と一体型であり、第1の容器内に配置される流体に材料を送達し、それと混合させる送達デバイスを含む容器システムに関し、特に、第1の容器と一体型であり、閉鎖システムにおいて、第1の容器内に配置される流体に材料を送達し、それと混合させる送達デバイスを含む容器システムに関する。
容器またはバッグから患者への医療流体の静脈内(IV)送達は、一般的医療手技である。多くの場合、薬物または添加剤は、患者への投与に先立って、容器内に導入され、希釈剤または非経口栄養流体と混合されなければならない。バッグへの薬物または添加剤の導入は、従来、針および注射器を使用して行なわれ、容器の薬剤ポートを通して、薬物または添加剤を導入する。薬物または添加剤が導入されると、容器は、混合を促すために揺らされ得、その後、穿刺針が、バッグの投与ポート内に導入される。
そのような方法は、いくつかの課題および不利点を示す。まず始めに、針の使用は、薬物または添加剤を容器に導入する医療従事者の観点およびバッグ/容器自体の観点の両方において、針刺しの可能性を生み出す。加えて、手技は、汚染物質が、薬物または添加剤とともに容器内に導入されないことを確実にするようにフォローされなければならない。例えば、薬剤ポートは、アルコールで消毒され得る。これらのさらなる手技は、時間および費用を増大させる。しかしながら、そのような手技の不履行は、患者の感染症をもたらし得る。ある薬物(腫瘍退縮剤等)は、非常に毒性であり、その結果、患者への投与に先立って、バッグ内のこれらの薬物を投薬および混合するタスクを割り当てられた医療従事者にとって、追加の取り扱い上の課題を示す。他の薬物は、凍結乾燥された形態で貯蔵され、導入に先立って、再構成されなければならず、患者への投与に先立って、容器内に薬物を導入するために必要とされるステップの数を増加させる。
以下により詳細に記載されるように、本開示は、前述の従来のデバイスおよびアプローチの有利な代替を具現化する、改良されたアセンブリを記載する。
本開示のある側面によると、容器システムは、第1の容器アセンブリと、送達デバイスとを含む。第1の容器アセンブリは、投与ポートと、薬剤ポートとを有する。送達デバイスは、第1の容器アセンブリに取り付けられ、筐体と、コネクタと、第2の容器と、プランジャシャフトとを含む。筐体は、内部空間を封入し、薬剤ポートは、内部空間内に配置される。コネクタは、薬剤ポートと整列された第1の鋭利端と、第2の鋭利端とを画定する、少なくとも1つのカニューレを有する。第2の容器は、少なくとも1つのカニューレの第2の鋭利端と整列された出口ポートと、ポートを通して第2の容器の内容物を推し進めるように第2の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する。プランジャシャフトアセンブリは、プランジャシールに当接している第1の端部と、トリガに接続された第2の端部とを有する。
本開示の別の側面によると、容器システムは、投与ポートおよび薬剤ポートを有する第1の容器アセンブリと、第1の容器に取り付けられている送達デバイスとを含む。送達デバイスは、内部空間を封入する筐体であって、薬剤ポートは、その内部空間内に配置されている、筐体と、薬剤ポートと整列された第1の鋭利端、第2の鋭利端、および第3の鋭利端を画定する少なくとも1つのカニューレを有するコネクタと、少なくとも1つのカニューレの第2の鋭利端と整列された出口ポートと、出口ポートを通して第2の容器の内容物を推し進めるように、第2の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する第2の容器と、第2の容器のプランジャシールに当接している第1の端部と、関連付けられたトリガに接続された第2の端部とを有する第1のプランジャシャフトアセンブリとを含む。送達デバイスはまた、少なくとも1つのカニューレの第3の鋭利端と整列された出口ポートと、出口ポートを通して第3の容器の内容物を推し進めるように、第3の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する、第3の容器と、第3の容器のプランジャシールに当接している第1の端部と、関連付けられたトリガに接続された第2の端部とを有する第2のプランジャシャフトアセンブリとを含む。コネクタは、コネクタが第2の容器と第3の容器とを流体連通で連結している第1の状態と、コネクタが第1の容器と第2の容器とを流体連通で連結している第2の状態とを有する。第2のプランジャシャフトアセンブリは、第1の貯蔵状態と、第2のプランジャシャフトアセンブリが、第1の状態において、コネクタに関連付けられたトリガの起動に応じて、力を第3の容器内のプランジャシールに加え、第3の容器の内容物または内容物の一部を第2の容器内に推し進める第2の動作状態とを有する。第1のプランジャシャフトアセンブリは、第1の貯蔵状態と、第1のプランジャシャフトアセンブリが、第2の状態において、コネクタに関連付けられたトリガの起動に応じて、力を第2の容器内のプランジャシールに加え、第2の容器の内容物または内容物の一部を第1の容器内に推し進める第2の動作状態とを有する。
本開示の追加の側面は、本特許の請求項によって定義される。
本開示は、付随の図面と関連して検討される以下の説明からより完全に理解されるであろうと考えられる。図のいくつかは、他の要素をより明確に示す目的のために、選択された要素の省略によって、簡略化されている場合がある。いくつかの図におけるそのような要素の省略は、必ずしも、対応する文書による説明において明示的に記述され得ない限り、例示的実施形態のいずれかにおける特定の要素の存在または不在を示すものではない。図面は、必ずしも、正確な縮尺ではないことに留意されたい。
図1は、本開示による容器システムの第1の実施形態の斜視図である。 図2は、図1の容器システムの断片的拡大斜視図であり、筐体の一部は、第1の容器および送達デバイスの構造を露出するために除去されている。 図3は、図1の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、第1(ゼロ用量)の状態にあり、ロックは、第1の係止解除状態にある。 図4は、図1の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、第2(非ゼロ用量)の状態にあり、ロックは、係止解除状態にある。 図5は、図1の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、第2(非ゼロ用量)の状態にあり、ロックは、係止状態にある。 図6は、図1の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートの方向に前進され、コネクタと第2の容器との間が流体連通するように開放されている。 図7は、図1の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートの方向に前進され、コネクタと第1の容器の薬剤ポートとの間が流体連通するように開放されている。 図8は、本開示による容器システムの第2の実施形態の斜視図である。 図9は、図8の容器システムの断片的拡大斜視図であり、筐体の一部は、第1の容器および送達デバイスの構造を露出させるために除去されている。 図10は、図1の容器システムの断面図であり、安全ロックが、プランジャシャフトアセンブリに接続されている。 図11は、図10のものに直交にする平面における、図1の容器システムの断面図である。 図12は、本開示によるインジケータアセンブリの拡大断面図であり、インジケータアセンブリの内側表面上に配置された経路の一部を露出させる。 図13は、インジケータアセンブリの内側表面上に配置される経路の概略図である。 図14は、薬剤ポート、コネクタ、第2の容器、およびプランジャシャフトアセンブリの断面図であり、コネクタは、第2のコネクタと流体連通している。 図15は、図14に類似する断面図であり、コネクタは、薬剤ポートおよび第2の容器と流体連通しており、プランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートの方向に第2の容器内に前進されている。 図16は、図15に類似する断面図であり、プランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートと反対方向に引き抜かれ、流体を第1の容器から第2の容器内に引き込む。 図17は、図15に類似する断面図であり、プランジャシャフトは、再び、薬剤ポートの方向に第2の容器内に前進され、第2の容器の内容物を第1の容器内に射出する。 図18は、本開示による容器システムの第3の実施形態の斜視図である。 図19は、図18の容器システムの断片的拡大斜視図であり、筐体の一部は、第1の容器および送達デバイスの構造を露出させるために除去されている。 図20は、図18の容器システムの断面図であり、自動化されたプランジャシャフトアセンブリは、第1の状態にある。 図21は、第1の係止状態にある、プランジャシャフトラッチの線21−21に沿った断面図である。 図22は、第2の係止解除または動作可能状態にある、プランジャシャフトラッチの線21−21に沿った断面図である。 図23は、図18の容器システムの断面図であり、自動化されたプランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートの方向に前進され、コネクタ、第1の容器の薬剤ポート、および第2の容器間で流体連通するように開放される。 図24は、図18の容器システムの断面図であり、プランジャは、薬剤ポートの方向に前進され、流体を第2の容器から第1の容器に送達する。 図25は、本開示による容器システムの第4の実施形態の斜視図である。 図26は、図25の容器システムの断片的拡大斜視図であり、筐体の一部は、第1の容器および送達デバイスの構造を露出させるために除去されている。 図27は、図25の容器システムの第4の実施形態において使用されるコネクタの断面である。 図28は、第2の容器および第3の(希釈剤)容器を接続するために使用される締結具の断片的拡大図である。 図29は、図25の容器システムの断面図であり、自動化されたプランジャシャフトアセンブリは、第1の状態では、第3の(希釈剤)容器に関連付けられる。 図30は、図25の容器システムの断面図であり、自動化されたプランジャシャフトアセンブリは、コネクタの方向に前進され、コネクタ、第2の容器、および第3の(希釈剤)容器間で流体連通するように開放される。 図31は、図25の容器システムの断面図であり、プランジャは、コネクタの方向に前進され、流体を第3の(希釈剤)容器から第2の容器に送達する。 図32は、図25の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、(非ゼロ用量)状態にあり、ロックは、係止解除状態にある。 図33は、図25の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、(非ゼロ用量)状態にあり、ロックは、係止状態にある。 図34は、図25の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートの方向に前進され、コネクタと第1の容器の薬剤ポートとの間で流体連通するように開放される。 図35は、図25の容器システムの断面図であり、調節可能プランジャシャフトアセンブリは、薬剤ポートの方向に前進され、流体を第2の容器から第1の容器に送達する。
図1−7、8−17、18−24、および25−35は、本開示による容器システムの4つの実施形態、すなわち、4種類の実施形態を図示する。実施形態は、共通特徴と、固有の特徴とを含む。固有の特徴に関しても、ある程度の共通性は、一般的観点において存在し得るが、実施形態は、共通保持される一般的特徴の詳細に関して分岐し得る。その結果、ある共通特徴が、各実施形態または実施形態の種類の固有の特徴または固有の詳細を説明する前に、最初に説明される。簡潔にするために、共通特徴は、図1−7の実施形態に対して説明されるが、特徴は、代わりに、図8−17、18−24、および25−35の実施形態に関しても説明され得る。
したがって、図1および2は、第1の容器100と、送達デバイス110とを含む容器システムを図示する。第1の容器100は、投与ポート102と、薬剤ポート104とを有する(図2参照)。送達デバイス110は、送達デバイス110と少なくとも第1の容器の薬剤ポート104との間に閉鎖システムを提供するように、第1の容器100に取り付けられる。送達デバイス110は、閉鎖システム条件下、例えば、薬物または添加剤を第1の容器100内の希釈剤または非経口栄養流体に導入するために使用される。
この目的を達成するために、送達デバイス110は、内部空間114を封入する筐体112を含む。薬剤ポート104は、筐体112の内部空間114内に配置される。結果として、薬剤ポート104は、概して、アクセス可能ではない。ある実施形態によると、筐体112は、薬剤ポート104の周りで密閉され、汚染物質が薬剤ポート104の周りの空間114に流入することを防止し得る。筐体112はさらに、製造プロセスの間に密閉され得、送達デバイス110は、汚染物質が空間114内に見出される可能性を制限するように、クリーンルーム条件下で組み立てられる。ある実施形態によると、筐体112は、ねじ等の締結具で一緒に接合される2つの区画を含み得るが、筐体112の構造は、2部品構造またはねじ等の締結具の使用に制限されず、他の構造または接合方法も同様に含み得る。
送達デバイス110はまた、コネクタ116と、第2の容器118(図示されるように、カートリッジとも称され得る)とを含み得、両方とも同様に、図示されるように、筐体112内に配置される(ある実施形態では、筐体112内に密閉される)。しかしながら、第2の容器118の少なくとも一部は、他の実施形態によると、筐体112外に配置され得ることを認識されたい。コネクタ116は、薬剤ポート104と整列された第1の鋭利端122と、第2の鋭利端124とを伴うカニューレ120を有する(図3参照)。第2の容器118は、カニューレ120の第2の鋭利端124と整列された出口ポート126と、第2の容器118の内容物をポート126を通して推し進めるように、第2の容器118内を移動可能なプランジャシール128とを有する。
図示されるように、コネクタ116はまた、そこから第1のカラーまたは円筒形壁123が、薬剤ポート104の方向に延び、第2のカラーまたは円筒形壁125が、容器118の方向に延びているプラグ121を含み得る。カニューレ120は、第1のカラー123が、第1の鋭利端122の周りに配置され、第2のカラー125が、第2の鋭利端124の周りに配置されるように、プラグ121を通して配置され得る。図示されるように、第1および第2のカラー123、125は、ほぼ同一の内径および外径を有するが、これは、全実施形態に該当する必要はない。
ある実施形態では、薬剤ポート104は、第1のカラー123内に配置され得、容器118の端部(例えば、出口ポート126)は、第2のカラー125内に配置され、コネクタ116の両端に滅菌障壁を形成し、したがって、コネクタ116の内部内に滅菌環境を画定し得る。例えば、薬剤ポート104は、第1のカラー114に結合され得、容器118の端部および第2のカラー125は、無菌状態を維持するように、特定の公差内で嵌め込まれ得る。コネクタ116の両端に滅菌障壁を形成するための他の機構および方法も同様に使用され得ることを認識されたい。
送達デバイス110(例えば、図2に図示されるもの)はさらに、プランジャシール128に当接する第1の端部132と、トリガ136に接続された第2の端部134とを有するプランジャシャフトアセンブリ130を含み得る。力が、トリガ136、結果として、プランジャシャフトアセンブリ130に加えられ、プランジャシャフトアセンブリ130をプランジャシール128に対して移動させ、第2の容器118の出口ポート126を第2の鋭利端124に対して押し付け、連続して、または並行して、第1の鋭利端122を薬剤ポート104に対して押し付け得る。結果として、流体連通が、出口ポート126と薬剤ポート104との間に確立される。他の実施形態によると(図示せず)、トリガ136に加えられる力は、自動化されたシステム、デバイス、またはドライブの作動を生じさせ、プランジャシャフトアセンブリ130の移動と、コネクタ116に対する容器118の結果的移動と、薬剤ポート104に対する容器118およびコネクタ116の移動とを生じさせ得る。
コネクタ116は、第1の端部122が薬剤ポート104と流体連通しておらず、第2の端部124も出口ポート126と流体連通していない貯蔵状態を有し得る。貯蔵状態において、第1の端部122は、部分的に、薬剤ポート104を画定するプラグから離間されるか、それに当接するか、または部分的にのみその中に挿入され得る。同様に、第2の端部124は、部分的に出口ポート126を画定する、第2の容器118のストッパから離間されるか、それに当接するか、または部分的にのみその中に挿入され得る。本方式では、貯蔵状態において、コネクタ116の第1の鋭利端122は、プラグを通して配置されず、コネクタ116の第2の鋭利端124も、ストッパを通して配置されない。部分的に挿入された端部122、124を伴う実施形態は、有利には、一端122、124が対応するポートを早期に穿通する場合の潜在的漏出と、ポート内への部分的挿入(前述の滅菌条件下で生じ得る)に応じて端122、124を遮蔽することによる無菌状態または追加された無菌状態とを考慮し得ることを認識されたい。
コネクタ116はまた、第1の端部122が薬剤ポート104と流体連通し、第2の端部124が出口ポート126と流体連通する動作可能または動作状態を有し得る。そのような状態では、第1の端部122および第2の端部124は両方とも、それぞれ、薬剤ポート104のプラグおよび第2の容器118のストッパを通して配置され得る。コネクタ116は、図示されるように、プランジャシール128に対するプランジャシャフトアセンブリ130の移動を通して、貯蔵状態から動作可能状態に移動させられ得るが、プランジャシャフトアセンブリ130は、プランジャシール128に加えて、またはその代わりに、第2の容器118の他の特徴に対して、作用し得る。
容器システムのある図示される実施形態によると、プランジャシャフトアセンブリ130は、第2の容器118内のある用量の薬物または添加剤が、選択され、第1の容器100に送達されることを可能にするように構成され得る。他の図示される実施形態によると、プランジャシャフトアセンブリ130は、第2の容器118内の凍結乾燥された薬物を再構成し、例えば、次いで、その中に見出される希釈剤と混合するために、再構成された薬物を第1の容器100に送達するために必要なステップを通して、ユーザを誘導するように構成され得る。各そのような実施形態による容器システムの実施形態は、以下に説明され、共通特徴は、共通番号で識別される。
したがって、調節可能投薬量が提供される、第1の種類の実施形態による、容器システムの実施形態が、図1−7に図示される。前述のように、容器システムは、投与ポート102と、薬剤ポート104とを伴う第1の容器100を含む。システムはまた、筐体112と、コネクタ116と、第2の容器118と、プランジャシャフトアセンブリとを伴う送達デバイス110を含む。区別する目的のために、本プランジャシャフトアセンブリは、図3−7では、調節可能プランジャシャフトアセンブリ150、または略して、調節可能アセンブリ150と称される。
最初に、図3を参照すると、調節可能アセンブリ150は、第1および第2のシャフト区画152、154を含む。一般的観点では、第1のシャフト区画152は、プランジャシャフトアセンブリの第1の端部132を画定し(図2および3を比較されたい)、第2のシャフト区画154は、プランジャシャフトアセンブリの第2の端部134を画定する(再び、図2および3を比較されたい)。第1および第2のシャフト区画152、154は、プランジャシャフトアセンブリの第1と第2の端部132、134との間の距離を変動させるように、互に対して移動可能である。
調節可能アセンブリはまた、第1および第2のシャフト区画152、154に接続されたロック156を含む(図2参照)。ロック156は、第1シャフト区画152と第2のシャフト区画154との間の相対運動を可能にする第1の状態を有する。ロック156はまた、第1シャフト区画152と第2のシャフト区画154との間の相対運動を制限する第2の状態を有する。
図3−7に図示される特定の実施形態では、第1のシャフト区画152は、プランジャシャフトアセンブリの第1の端部132を画定する第1の端部158(図2および3を比較されたい)と、第2の端部160とを伴う中実シャフトであり得る。第2のシャフト区画154は、第1の端部162と、プランジャシャフトアセンブリの第2の端部134を画定する第2の端部164とを伴う中空管であり得る(図2および3を比較されたい)。中実シャフト152の第2の端部160と中空管154の第1の端部162とは、互にねじ式で係合し、その相対運動を可能にし得る。
図3を参照すると、シャフト152は、その中に形成された溝168を伴う外部表面166を有し得、管154は、そこから延びるねじ山172を伴う内部表面170を有し得る。管154のねじ山172は、シャフト152と管154とをねじ式で係合するように、シャフト152の溝168内に配置され得る。管154の内部表面170上に形成された溝と、シャフト152の外部表面166から延びるねじ山とを有することによって、類似のねじ式係合も提供され得ることを認識されたい。また、第1シャフト区画152と第2のシャフト区画154との間の相対運動を提供するように、他の機構も提供され得ることも認識されたい。
図示されるように、調節可能アセンブリ150はまた、中実シャフト152内に形成されるスロット176内に配置される、ピン174を含み得る。ピン174は、その端部で筐体112に固定され、したがって、筐体112に対して不動である。これにかかわらず、ピン174は、調節可能アセンブリ150の特徴に対して移動するように本明細書に説明され得るが、調節可能アセンブリ150が、実際は、筐体112およびピン174に対して移動する。
ピン174は、スロット176と協働し、中実シャフト152の回転運動に抵抗する。ピン174は、概して、シャフト152と管154との間の全体的空間関係によってさらに制限される、スロット176の端部178、180間においてスロット176内で移動可能である。具体的には、管154は、スロット176を覆い得る、縁182を有する。すなわち、スロット176に対する(特に、スロット176の第1および第2の端部178、180に対する)縁182の正確な位置は、シャフト152と管154との間の相対運動の範囲を決定する。ピン174は、したがって、縁182が端部178、180間に配置されない限り、端部178、180に対して移動可能であり、その場合、ピン174は、端178と縁182との間を移動可能であるが、ピン174は、端部178、180または縁182と接触することも、接触しないこともある。ピン174が端部178、180間で移動可能な範囲は、第1の容器100に送達される第2の容器118の内容物の用量を決定する。
第1および第2のシャフト区画152、154間の空間関係は、ロック156を通して、制限またはさらに固定され得る。図示されるように、管154は、複数の縦方向溝186を伴う外部表面184を有する(図2参照)。ロック156は、縦方向溝186を係合し、中実シャフト152と中空管154との間の相対運動を制限する。
図2−7に図示され、図2に最も良く見られる、ロック156のある実施形態によると、ロック156は、第1の端部190と、第2の端部192とを有するレバー188を含む。ロック156はまた、第1の端部190を複数の縦方向溝186のうちの1つに向かって付勢するばね194を含む。ロック156はまた、ロック156内に挿入されると、レバー188の第2の端部192に当接し、レバー188の第1の端部190を複数の縦方向溝186から離間させる、キー196を含む。
特に、キー196は、送達デバイス110の筐体112内の開口部200を通して配置されるシャフト198と、ユーザによって操作可能なヘッド202とを有する。シャフト198は、端部から離間される一対の支持体206を伴う端部を有する。支持体206は、筐体112内の開口部200の内側端に形成される内側表面またはショルダ208に対して当接する。支持体206とショルダ208の協働は、シャフト198が、レバー188の第2の端部192と協働し、レバーの第1の端部190を溝186から離間させ、端190および溝186の協働を制限する(すなわち、レバー188の第1の端部190が、溝186内に受け取られることを防止する)ことを確実にする。シャフト198から半径方向外向きに延びる支持体206を収容するために、開口部200は、相補的断面を有し得る。
また、図2および3に見られるように、レバー188の第1の端部190から調節可能アセンブリ150の反対側には、戻り止め212がある。戻り止め212は、溝186のうちの1つ内に受け取られ、第1および第2のシャフト区画152、154の相対回転移動の可聴および/または触知指標を提供し得る。戻り止め212は、ボールまたは他の戻り止め特徴214と、溝186(または、溝186間の管154の表面184)のうちの1つと係合するように戻り止め特徴214を押し付ける付勢要素またはばね216とを含み得る。
ここで、デバイスの動作について、図2−7を参照して論じる。図2および3に図示される、第1の貯蔵状態において、キー196は、筐体内の開口部200内に受け取られ、ロック156を係止解除状態に置き、調節可能アセンブリ150の2つの区画152、154は、第1のゼロ用量状態に配置され得る。ロックが係止解除されているので、調節可能アセンブリ150の2つの区画152、154は、互に対して移動させられ得る。しかしながら、調節可能アセンブリ150がゼロ用量状態では、トリガ136の作動は、薬物が分注されるようなプランジャシール128の運動を生じさせないが、トリガ136の移動は、カニューレ120の鋭利端124が、穿通し、次いで、ポート126を通過するように、容器118を前進させ得る。
図4では、第2のシャフト区画154は、調節可能アセンブリ150が、もはやゼロ用量状態ではないように、第1のシャフト区画152に対して移動させられている。図示される実施形態によると、第1および第2のシャフト区画152、154は、溝168およびねじ山172によって画定されたねじ式係合を通して互に接続されているので、第2のシャフト区画154は、第1のシャフト区画152に対して回転され、2つの区画152、154間に相対運動を達成する。前述のように、ピン174は、第1のシャフト区画152の回転運動を同時に制限し、それに対して抵抗する。戻り止め212(および、特に、戻り止め特徴214)と溝186との間の協働は、第2のシャフト区画154の回転の触知および/または可聴指標を提供する。加えて、第2のシャフト区画154は、第1および第2のシャフト区画152、154の相対位置に関連付けられた用量の視覚的指示が、ユーザに表示され得るように、筐体112内の窓(図1参照)を通して視認可能な外部表面184(図2参照)上に配置されている印(例えば、番号)を有し得る。
キー196のシャフト198は、ロック156の第2の端部192に対して当接しているので、レバー188の第1の端部190は、第2のシャフト区画154の溝186内に配置されない。結果として、第2のシャフト区画154は、図4および5に図示されるように、第1のシャフト区画152に対して移動させられ得る。しかしながら、調節可能アセンブリ150の第1および第2のシャフト区画152、154が、所望の用量を提供するように調節されると、医療従事者(例えば、薬剤師または薬局従業員)は、キー196をロック156から除去する(図5参照)。結果として、ばね194によって提供される付勢力が、レバー188の第1の端部190を溝186に向かって押し付ける。第1の端部190が溝186のうちの1つ内に配置された状態では、その縦軸周りの第2のシャフト区画154の移動は、抵抗または制限される。
この時点では、力が、図6に図示されるように、トリガ136に加えられ、調節可能アセンブリ150を左に押し付け得る。レバー188および溝186の協働は、第2のシャフト区画154の回転運動に抵抗するが、第2のシャフト区画154(および、調節可能アセンブリ150の残部)の軸方向移動は、溝186およびレバー188によって抵抗されない。調節可能アセンブリ150が、左に移動するにつれて、第2の容器118もまた、左に移動させられる。実際、出口ポート126は、カニューレ120の第2の鋭利端124が穿通し、次いで、出口ポート126を通過するまで、コネクタ116の方向に移動させられる。カニューレ120は、したがって、第2の容器118と流体連通状態に置かれる。さらなる運動は、最終的に、第2の容器118の出口ポート126をコネクタ116の内部表面に対して当接させ、その時点で、第2の容器118のさらなる運動は、その上、コネクタ116の運動に変換される。
第2の容器118およびコネクタ116の左への運動は、カニューレ120の第1の鋭利端122に、部分的に、第1の容器100の薬剤ポート104を画定するプラグに対して当接させる。ポート104、コネクタ116、第2の容器118、および調節可能アセンブリ150の共通軸に沿ったさらなる軸方向運動によって、第1の鋭利端122は、薬剤ポート104のプラグを穿通し、それを通過し、したがって、カニューレ120を薬剤ポート104と流体連通状態に置く。さらなる結果として、第2の容器118は、コネクタ116を介して(および、特に、カニューレ120を介して)薬剤ポート104と流体連通する。
左へのトリガ136に対する力のなおもさらなる適用によって、調節可能アセンブリ150は、容器118の第2の端部から容器118の第1の端部の方向に、第2の容器118に沿って、プランジャシール128を移動させる。左へのプランジャシール128の運動は、第2の容器118の内容物が、第2の容器118からカニューレ内へ、およびカニューレを通して薬剤ポート104内へ、最終的には、第1の容器100内へ射出されるようにする。第2の容器118から第1の容器100内へ射出される材料(例えば、薬物、添加剤等)の量または体積は、第1のシャフト区画152に対する第2のシャフト区画154の運動に依存し、その運動は、第2のシャフト区画154の縁182をスロット176の第1の端部178に対して移動させ、それによって、ピン174とスロット176(または、少なくとも、端部178と縁182との間に画定されるスロット176のその部分)との協働を通して可能にされる相対運動を決定する。プランジャシール128の移動は、筐体112内の窓を通して視認され、第2の容器118から第1の容器100への材料の送達および用量の確認を可能にし得る。
薬物、添加剤、または他の材料が、したがって、容器100内に導入されると、容器100は、混合を促すように揺らされ、次いで、投与ポート102は、容器100の内容物を患者に投与するために穿刺され得る。投与ポート102を穿刺するために、最初に、図示されるように、投与ポート102に接続されたキャップを除去する必要があり得る。
上に述べたように、図1−7に図示される実施形態の構造および動作が説明されたが、再構成能力が提供される第2の種類の実施形態による容器システムの別の実施形態が、図8−17に図示される。図1−7に図示される実施形態の場合と同様に、図8−17の容器システムは、投与ポート102と、薬剤ポート104とを伴う第1の容器100を含む(図9参照)。システムはまた、筐体112と、コネクタ116と、第2の容器118と、プランジャシャフトアセンブリとを伴う送達デバイス110を含む(また、図9参照)。区別する目的のために、本プランジャシャフトアセンブリは、プランジャシャフトアセンブリ250と称される。
本実施形態によると、筐体112は、状態インジケータ254の可視化を可能にするための窓252を有する(図8および9を比較されたい)。状態インジケータ254は、プランジャシャフトアセンブリ250の適切な使用に関する視覚的合図をユーザに提供する。合図は、英数字メッセージ、記号メッセージ、またはそれらの組み合わせの形態であり得る。図示される実施形態によると、メッセージは、組み合わせまたは一連の単純な単語(例えば、「押す」、「引く」、「押す」、および「穿刺」)ならびに記号(例えば、左または右を指す矢印)である。
ここで図10および11を参照すると、プランジャシャフトアセンブリ250は、そこからタブ260が延びる外部表面258(図11参照)と、縦軸262とを有するシャフト256を含む。状態インジケータ254は、プランジャシャフトアセンブリ250の周りに配置されるカラー264を含む。カラー264は、窓252を通して視認可能な外部表面266(図9−11を比較されたい)を有し、その上に、前述の視覚的合図が、配置され得る。図12に最も良く見られるように、カラー264はまた、その中に形成された経路270を伴う内部表面268を有する。タブ260は、経路270内に配置され、経路270を辿り、窓252内のカラー264の外部表面266上に配置される視覚的合図を表示(index)させるように、カラー264をその軸272(縦軸262と共線的である)を中心として回転させる。
少なくとも部分的に、図12に見られ、図13に図式的に表されるように、経路270は、少なくとも、第1、第2、および第3の区画274、276、278を有し、各々は、シャフト256の縦軸262に対してある角度にある。プランジャシャフトアセンブリ250に対する所望の運動のため、第1および第3の区画274、278は、第2の区画276に対して反対勾配を有し、それによって、プランジャシャフトアセンブリ250の運動が逆にされても(すなわち、投与ポート102を穿刺するための合図を表示する前に、押した後に引き、その後、さらに押す)、視覚的合図は、窓252内で表示(index)される。
経路270はまた、第4および第5の区画280、282を含み得、各々は、縦軸262に平行である。経路280、282のこれらの区画は、視覚的合図が、プランジャシャフトアセンブリ250の最初の「押す」および「引く」ストロークに沿って、プランジャシャフトアセンブリ250の運動のために表示されることを可能にする。その結果、第4の区画282は、第1の区画274の手前に配置され、第5の区画282は、第1の区画274と第2の区画276との間に配置される。
図12に図示されるように、一対の内向きに指向されたブロック284が、第1の区画274と第4の区画280との間の合流点近傍に提供され、第1の区画274から第4の区画280に沿って戻るタブ260の移動を制限する。この目的を達成するために、ブロックは、ブロック284の第4の区画280に面する側における湾曲表面286と、ブロック284の第1の区画278に面する側における、第4の区画280に垂直に配向された平坦表面288とを有する。ある実施形態によると、ブロック284は、第1の区画274から第4の区画280に沿って戻るタブ260の移動を完全に防止しないが、そのような運動が生じ得る前に、かなりの力を要求する。その結果、ブロック284は、依然として、タブ260の移動を制限し、そのような移動が正しくないことの触知インジケータを提供する。
図10および11に戻ると、シャフト256の回転を生じさせる、プランジャシャフトアセンブリ250およびカラー264の協働の傾斜に抵抗するために、プランジャシャフトアセンブリ250はまた、シャフト256内に形成されたスロット292内に配置されるピン290を含む。ピン290は、スロット292内に配置され、シャフト256が縦軸262に沿って軸方向に移動するにつれて、ピン290は、スロット292の第1および第2の端部294、296間を移動するように説明され得る。ピン290とスロット292との間の協働はまた、第2の容器118内のプランジャシール128の移動の距離を決定する。
加えて、図8−17に図示される送達デバイス110の実施形態は、安全ロック298を含む(図8−11参照)。安全ロック298は、プランジャシャフトアセンブリ250に接続され、プランジャシャフトアセンブリ250の移動を制限する。この目的を達成するために、安全ロック298は、図10に最も良く見られるように、シャフト256内に形成された第2のスロット302内に配置される、コネクタ300を有する。例えば、コネクタ300は、スロット302内に配置される、第1および第2のアーム304、306を含み得、第1のアーム304は、筐体112に当接し、第2のアーム306は、第1のアーム304から離間され、第2のアーム306に取り付けられたフック308を有し、フック308は、シャフト256の縦軸262に平行方向にアーム306から延び、スロット302からのコネクタ300の除去に抵抗する。
安全ロック298はまた、図示されるように、少なくとも部分的に、トリガ136を包囲し、安全ロック298が除去されない限り、そこへのアクセスを制限する、シュラウド310を含む(図8、9、および11参照)。シュラウド310は、したがって、プランジャシャフトアセンブリ250が移動させられ得る前に、安全ロック298が、シャフト256から係合解除されなければならないことの視覚的指示をユーザに提供する。シュラウド310はまた、安定化機能を提供し、シャフト256内のスロット302からのコネクタ300の早期除去または分離を制限する。
ここで、図8−17の実施形態の動作が、主に、図10および12−17に関して論じられる。安全ロック298が、最初に、シャフトアセンブリ250から係合解除されなければならない。安全ロック298が除去されない限り、トリガ136は、例えば、アーム304と送達デバイス110の筐体112との間の協働のため、図示されるように、左に移動させられることができない。さらに、安全ロック298、特に、シュラウド310は、トリガ136が把持されることを防止する。安全ロック298は、下向き力を加え、スロット302からアーム304、306を引っ張り出すことによって、係合解除される(図10に見られるように)。
安全ロック298が係合解除されると、力が、トリガ136に加えられ、窓252内に表示されるような状態インジケータ254上の印(例えば、左を指す矢印を伴う図8の「押す」参照)によって示唆されるように、シャフトアセンブリ250を左に移動させ得る。そのように加えられた力によって、シャフトアセンブリ250は、力を第2の容器118に伝達し、第2の容器118を左に移動させる。図14に図示されるように、左への第2の容器118の移動は、最初、コネクタ116の第2の鋭利端124に第2の容器118の出口ポート126を穿通させ、次いで、それを通過させ、したがって、カニューレ120を第2の容器118と流体連通状態に置く。
同時に、シャフト256の外部表面258上に配置されたタブ260は、状態インジケータ254の内部表面268、具体的には、カラー264上に形成された経路270に沿って移動する。図12および13に記載されるように、タブ260は、最初に、一対のブロック284に辿り着く前に、直線区画280に沿って通過するであろう。十分な力の適用によって、タブ260は、第1の角度付けられた区画274に辿り着く前に、ブロック284およびブロック284の湾曲表面286を越えて移動する。
さらなる力が、トリガ136に加えられ得、シャフトアセンブリ250は、図15に図示されるように、左に移動し続けるであろう。そのように加えられた力によって、第2の容器118のさらなる移動は、カニューレ120の第1の鋭利端122に、部分的にポート104を画定するプラグを穿通させ、次いで、それを通過させるであろう。これは、カニューレ120をポート104と流体連通状態に置き、したがって、第2の容器118をポート104と流体連通状態に、およびポート104を介して、第1の容器100と流体連通状態に置くであろう。容器118が、右に戻って移動すること、したがって、カニューレ120から係合解除することを防止するために、例えば、アームまたはタブ312の形態における、係止機構が、ある実施形態では、提供され得、係止機構は、最初に、容器118が係止機構を越えて左に移動することを可能にし、次いで、係止機構は、容器118の中心線に向かって内向きに移動し、容器118の特徴(例えば、容器118の最右縁)と協働し、容器118の右への移動を制限する。
同時に、タブ260は、経路270に沿って移動し続けるであろう。タブ260が、第1の角度付けられた区画274に沿って移動するにつれて、シャフトアセンブリ250の軸方向運動および第1の角度付けられた区画274の角度付けられた性質は、カラー264をその軸272を中心として回転させる。その軸272を中心としたカラー264の回転は、窓252を通して視認可能なカラー264の外部表面266の部分を変化させる。結果として、新しい印が、ユーザに表示され、ユーザがトリガ136に対して右への力を加えるべきことを示唆する(例えば、右を指す矢印を伴う「引く」)。
トリガ136に対して加えられる右への力は、プランジャシール128を容器118の第1の端部から第2の端部へと第2の容器118に沿って移動させる。第2の容器118は、第1の容器100と流体連通しているので、右へのシール128の移動は、流体が第1の容器100から第2の容器118内に引き込まれるようにする。薬物または添加剤が、例えば、凍結乾燥された形態において、既に、第2の容器118内にある場合、第1の容器100から第2の容器118内に引き込まれた流体は、第2の容器118内の材料を再構成するために使用され得る。送達デバイス110は、再構成プロセスを補助するために揺らされ得る。
力が、トリガ136に加えられるにつれて、タブ260は、直線区画282、次いで、第2の角度付けられた区画276に沿って移動する。タブ260が、直線区画282に沿って移動する場合、カラー264は、窓252に対してその位置を維持する。しかしながら、タブ260が、第2の角度付けられた区画276に沿って移動するにつれて、カラー264は、再び、その軸272を中心として回転し、窓252を通して視認可能なカラー264の外部表面266の部分を変化させる。結果として、新しい印が、ユーザに表示され、ユーザがトリガ136に対して左への力を加えるべきであることを示唆する(例えば、左を指す矢印を伴う「押す」)。
トリガ136に対して加えられる左への力は、再び、プランジャシール128を第2の容器118に沿って移動させる。しかしながら、今度は、プランジャシール128は、容器118の第2の端部から第1の端部に移動する。結果として、第1の容器100から引き出された流体および第2の容器118内に最初にあった材料(例えば、凍結乾燥された薬物、ここでは、再構成されている)は、コネクタ116(特に、カニューレ120)を通して、薬剤ポート104内へ、およびポート104から容器100内に射出される。このように容器100内に導入された薬物、添加剤、または他の材料によって、容器100は、混合を促すために揺らされ得、次いで、投与ポート102は、容器100の内容物を患者に投与するために穿刺され得る(例えば、「穿刺」)。
力が、トリガ136に加えられるにつれて、タブ260は、第3の角度付けられた区画278に沿って移動する。タブ260が移動するにつれて、カラー264は、その軸272を中心として回転し、窓252を通して視認可能なカラー264の外部表面266の部分を変化させる。結果として、なおもさらなる印が、ユーザに表示され、ユーザが、ここで、容器100の内容物を患者に投与するために、投与ポート102を穿刺し得ることを示唆する。
上に述べたように、図8−17に図示される実施形態の構造および動作が説明されたが、第3の種類の実施形態による容器システムの別の実施形態は、図18−24に図示される。図1−7に図示される実施形態の場合と同様に、図18−24の容器システムは、投与ポート102と、薬剤ポート104とを伴う第1の容器100を含む(図19参照)。システムはまた、筐体112と、コネクタ116と、第2の容器118と、プランジャシャフトアセンブリとを伴う送達デバイス110を含む(また、図19参照)。区別する目的のために、本プランジャシャフトアセンブリは、自動化されたプランジャシャフトアセンブリ350と称される。
図19および20に見られるように、プランジャシャフトアセンブリ350は、シャフト352と、付勢要素(ばね等)354と、シャフトラッチ(または、ロック)356とを含む。付勢要素354は、シャフト352が、第2の容器118に対して当接し、力を第2の容器118(特に、プランジャシール128)に対して加え、カニューレ120の第2の鋭利端124に第2の容器118の出口ポート126を穿通させ(図23参照)、カニューレ120の第1の鋭利端122に薬剤ポート104を穿通させ(また、図23参照)、最終的に、プランジャシール128を容器118に沿って移動させ、内容物を2の容器118から薬剤ポート104を通して第1の容器100内に推し進める(図24参照)であろうように、シャフト352を薬剤ポート104の方向に付勢する。しかしながら、シャフトラッチ356は、シャフトラッチ356が、その係止状態(図21参照)からその係止解除状態(図22参照)に選択的に移動させられる(図示されるように、回転される)まで、実質的に、シャフト352の移動を制限し、本事象のシーケンスを防止する。
ここで、図20を参照すると、シャフト352は、第1の端部360と、第2の端部362とを含むことを認識されたい。シャフト352は、第1および第2の端部360、362間に、内側表面366および外側表面368を伴う、環状断面を有する壁364によって画定される中空円筒形形状を伴う区画を有する。中空シャフト352の第1の端部360は、プラグ370によって閉鎖されている一方、中空シャフト352の第2の端部362は、開放されている。
付勢要素354は、第1の端部372と、第2の端部374とを有する。ばね354は、シャフト352の開放端362を通して配置され、ばね354の第1の端部372は、プラグ370の内側表面に当接する。その圧縮状態では、ばね354は、好ましくは、シャフト352の壁364の内側表面366に接触しない。ばね354の第2の端部374は、筐体112の内側表面または筐体112の内側表面に取り付けられる支持構造に当接し得る。前述のように、ばね354は、薬剤ポート104の方向に付勢力を加え、付勢力は、シャフト352の第1の端部360を通して、かつプランジャシール128を通して、第2の容器118に伝達される。
第2の容器118の軸に沿って、薬剤ポート104の方向に付勢されたシャフト354の移動は、シャフトラッチ356によって実質的かつ選択的に制限される。特に、シャフトラッチ356は、シャフト352と協働し、ラッチ356およびシャフト352が係止貯蔵状態にあるとき、ラッチ356およびシャフト352の表面は、シャフト352の運動を制限する一方、係止解除動作可能状態において、これらの表面は、互に分離または離間され、ばね354の付勢作用に従って、シャフト352の運動を可能にする。図20−22に図示されるように、ラッチ356は、シャフト352内に形成されるスロット378内に配置されるタブ376を有し得る。タブ376の右端における表面380(図20に配向されるように)は、スロット378の右端における表面382に当接し、薬剤ポート104の方向におけるシャフト352の運動を制限または防止し得る。スロット378は、シャフト352を通して延びるが(図19、21、22参照)、これは、本開示の全実施形態に要求されるものではない。
タブ376は、図21および22に最も良く見られるように、湾曲レバー386の内側表面384上に配列される。レバー386は、レバー386が、第2の容器118の周りに配置され、レバー386が筐体112の外側表面上に配置されるトリガ136に接続または連結されることを可能にするように、湾曲される。力が、トリガ136、結果として、レバー386に加えられ、レバー386を移動させ、したがって、タブ376およびスロット378の表面を係合から外れるように移動させ得る(図21と22とを比較されたい)。タブ376およびスロット378が、係合から外れると、付勢要素354は、力をシャフト352に加え、これは、プランジャシール128に加えられる。第2の容器118は、この時点で密閉されているため、第2の容器118の出口ポート126は、第2の鋭利端124に対して押し付けられ、連続して、または並行して、第1の鋭利端122が、薬剤ポート104に対して押し付けられる。結果として、流体連通が、出口ポート126と薬剤ポート104との間に確立される。流体は、次いで、第2の容器118から第1の容器100に通過することができる。
図示される実施形態によると、レバー386は、枢軸388において、筐体112に取り付けられる(図21および22参照)。その結果、トリガ136が、筐体112の方向に押下されると、レバー386は、枢軸388を中心として回転し、タブ376およびスロット378の表面を互との係合から外れるように移動させる。タブ376が、スロット378との係合から外れて移動させられると、レバー386は、タブ376と壁364の外側表面368との当接のため、その係止貯蔵状態から外れて回転されたままとなるであろう。これは、単に、ラッチ354に対する構造の例示的実施形態であり、他の構造も、ラッチ354のタブ376を係合状態に維持し、タブ376をスロット378との係合から外れるよう移動させるように設計され得ることを認識されたい。
ここで、デバイスの動作について、図20−24を参照して論じられる。図20に図示される、第1の貯蔵状態において、タブ376は、スロット378内に受け取られる。この時点で、力が、トリガ136に加えられ、シャフトラッチ356を押し付け、枢軸388を中心として回転させ、それによって、シャフトラッチ356をシャフト352との係合から外れるように移動させ得る。特に、レバー386は、タブ376が、スロット378との係合から外れるように移動させられ、それによって、シャフト352の運動を制限または防止するように当接する、タブ376およびスロット378の表面380、382を分離させるように、枢軸388を中心として移動(回転)される。図20−22を参照されたい。自動化されたシャフトアセンブリ350のシャフト352が、ばね354によって加えられる力に従って、薬剤ポート104の方向に移動するにつれて、第2の容器118もまた、左に移動させられる。図23を参照されたい。実際、出口ポート126は、カニューレ120の第2の鋭利端124が出口ポート126を穿通し、次いで、それを通過するまで、コネクタ116の方向に移動させられる。カニューレ120は、したがって、第2の容器118と流体連通状態に置かれる。さらなる運動は、最終的に、第2の容器118の出口ポート126をコネクタ116の内部表面に対して当接させ、その時点で、第2の容器118のさらなる運動は、その上、コネクタ116の運動に変換し得る。
左への第2の容器118およびコネクタ116の運動は、カニューレ120の第1の鋭利端122を、部分的に、第1の容器100の薬剤ポート104を画定するプラグに対して当接させる。ポート104、コネクタ116、第2の容器118、および自動化されたアセンブリ350の共通軸に沿ったさらなる軸方向運動によって、第1の鋭利端122は、薬剤ポート104のプラグを穿通し、それを通過し、したがって、カニューレ120を薬剤ポート104と流体連通状態に置く。さらなる結果として、第2の容器118は、コネクタ116を介して(特に、カニューレ120を介して)、薬剤ポート104と流体連通する。
ばね354による力のなおもさらなる適用によって、調節可能アセンブリ150は、容器118の第2の端部から容器118の第1の端部の方向に、第2の容器118に沿って、プランジャシール128を移動させる。図23および24を比較されたい。左へのプランジャシール128の運動は、第2の容器118の内容物が、第2の容器118からカニューレ120内へ、およびカニューレ120を通して薬剤ポート104内へ、最終的には、第1の容器100内に射出されるようにする。プランジャシール128の移動は、筐体112内の窓を通して視覚化され(図18参照)、第2の容器118から第1の容器100への材料の送達および用量の確認を可能にし得る。
上に述べたように、図18−24に図示される実施形態の構造および動作が説明されたが、再構成能力が提供される、第4の種類の実施形態による容器システムの別の実施形態は、図25−35に図示される。先行実施形態の場合と同様に、図25−35の容器システムは、投与ポート102と、薬剤ポート104とを伴う第1の容器100を含む(図26参照)。システムはまた、筐体112と、関連付けられた(第1)プランジャシャフトアセンブリを伴う第2の容器118とを伴う送達デバイス110を含む(また、図26参照)。しかしながら、本送達デバイス110は、関連付けられた(第2)プランジャシャフトアセンブリを伴う第3の容器を有する。さらに、本送達デバイスのコネクタは、第1、第2、および第3の容器を流体連通状態に選択的に連結する。
一般的観点では、コネクタは、薬剤ポートと整列された第1の鋭利端と、第2の鋭利端と、第3の鋭利端とを画定する、少なくとも1つのカニューレを有する。送達デバイスは、少なくとも1つのカニューレの第2の鋭利端と整列された出口ポート、および出口ポートを通して第2の容器の内容物を推し進めるように、第2の容器内で移動可能なプランジャシールを有する第2の容器と、第2の容器のプランジャシールに当接している第1の端部、および関連付けられたトリガに接続された第2の端部を有する関連付けられた(第1の)プランジャシャフトアセンブリとを含む。送達デバイスはまた、少なくとも1つのカニューレの第3の鋭利端と整列された出口ポート、および出口ポートを通して第3の容器の内容物を推し進めるように、第3の容器内で移動可能なプランジャシールを有する第3の容器と、第3の容器のプランジャシールに当接している第1の端部、および関連付けられたトリガに接続された第2の端部を有する関連付けられた(第2の)プランジャシャフトアセンブリとを含む。
コネクタは、コネクタが第2の容器と第3の容器とを流体連通して連結する第1の状態と、コネクタが第1の容器と第2の容器とを流体連通して連結する第2の状態とを有する。さらに、第2のプランジャシャフトアセンブリは、第1の貯蔵状態と、第2のプランジャシャフトアセンブリが、第1の状態におけるコネクタに関連付けられたトリガの起動に応じて、力を第3の容器内のプランジャシールに加え、第3の容器の内容物または内容物の一部を第2の容器内に推し進める第2の動作状態とを有する。加えて、第1のプランジャシャフトアセンブリは、第1の貯蔵状態と、第1のプランジャシャフトアセンブリが、第2の状態においてコネクタに関連付けられたトリガの起動に応じて、力を第2の容器内のプランジャシールに加え、第2の容器の内容物または内容物の一部を第1の容器内に推し進める第2の動作状態とを有する。
図示され、以下により詳細に説明されるように、第2の容器118に関連付けられたプランジャシャフトアセンブリは、調節可能プランジャシャフトアセンブリであり得る。実際、第2の容器118および関連付けられた調節可能プランジャシャフトアセンブリは、図1−7の実施形態と構造および動作上の類似性を有する。さらに、第3の容器に関連付けられたプランジャシャフトアセンブリは、自動化されたプランジャシャフトアセンブリであり得、図示される第3の容器および関連付けられた自動化されたプランジャシャフトアセンブリは、図18−24の実施形態と構造および動作上の類似性を有する。
図示される実施形態によると、第3の容器内に含まれる希釈剤は、例えば、凍結乾燥された製品を再構成するために、第2の容器に移送される。移送は、自動化されたプランジャシャフトアセンブリに関連付けられたトリガの操作によって、自動化された方式で生じ得る。希釈剤が移送されると、ユーザは、デバイスを揺らし、再構成プロセスを向上させ得る。再構成された製品またはその一部が、次いで、調節可能プランジャシャフトアセンブリに関連付けられたトリガの操作を通して、第1の容器に移送され得る。
当然ながら、図示される実施形態は、単に、本種類の実施形態による一実施例である。例えば、第2の容器および関連付けられた調節可能プランジャシャフトアセンブリの代わりに、第2の容器および関連付けられた自動化されたプランジャシャフトアセンブリが、再構成された製品の全てが、第1の容器に送達されるように提供され得る。そのような実施形態は、ユーザが、例えば、第1の容器100に送達するために再構成された製品の量を選択することを可能にすることが好ましくない場合に使用され得る。さらに、送達デバイス110は第2および第3の容器を含むが、送達デバイスは、2つ以上の容器を含み得る。
ここで、図示される実施形態について、図25−35を参照して論じられる。図26を参照すると、送達デバイス110は、第3の容器400と、関連付けられた自動化されたプランジャシャフトアセンブリ410と(図25に図示されるトリガ136に関連付けられた)を含むことを認識されたい。特に、プランジャシャフトアセンブリ402は、シャフト412と、付勢要素(ばね等)414と、シャフトラッチ(または、ロック)416とを含む。
図26および29を参照すると、シャフト412は、第1の端部420と、第2の端部422とを含む。図29に見られるように、シャフト412は、第1および第2の端部420、422間に、内側表面426および外側表面428を伴う、環状断面を有する壁424によって画定される中空円筒形形状を有する。中空シャフト412の第1の端部420は、プラグ430によって閉鎖されている一方、中空シャフト412の第2の端部422は、開放されている。
付勢要素(例えば、ばね)414は、第1の端部432と、第2の端部434とを有する。ばね414は、シャフト412の開放端422を通して配置され、ばね414の第1の端部432は、プラグ430の内側表面に当接する。ばね414の第2の端部434は、筐体112の内側表面または筐体112の内側表面に取り付けられる支持構造に当接し得る。
ラッチ416は、シャフト412内に形成されたスロット438内に受け取られるタブ436を有し得る。タブ436の右端における表面440は、スロット438の右端における表面442に当接し、薬剤ポート104の方向におけるシャフト352の運動を制限または防止し得る(図26参照)。タブ436は、湾曲レバー446の内側表面444上に配列される(図29参照)。力が、トリガ136、結果として、レバー444に加えられ、レバー444を移動させ、タブ436およびスロット438の表面440、442を係合から外れるように移動させ得る。図示される実施形態によると、レバー446は、枢軸448において、筐体112に取り付けられる。
ここで、図26および32を参照すると、第2の容器118は、関連付けられた調節可能プランジャシャフトアセンブリ450を有し、調節可能プランジャシャフトアセンブリ450は、第1および第2のシャフト区画452、454、および、第1および第2のシャフト区画452、454に接続されるロック456を有する。ロック456は、第1と第2のシャフト区画452、454との間の相対運動を可能にする第1の状態を有する。ロック456はまた、第1と第2のシャフト区画452、454との間の相対運動を制限する第2の状態を有する。
図32に最も良く見られるように、第1のシャフト区画452は、第1の端部458と、第2の端部460とを伴う中実シャフトであり得る。第2のシャフト区画454は、第1の端部462と、第2の端部464とを伴う中空管であり得る。中実シャフト452の第2の端部460と中空管454の第1の端部462とは、互にねじ式で係合され、その相対運動を可能にし得る。例えば、シャフト452は、その中に形成された溝468を伴う外部表面466を有し得、管454は、そこから延びるねじ山472を伴う内部表面470を有し得る。他の機構も、第1と第2のシャフト区画452、454間の相対運動を提供するように提供され得ることを認識されたい。
図示されるように、調節可能アセンブリ450はまた、中実シャフト452内に形成されるスロット476内に配置されるピン474を含み得る。ピン474は、その端部において、筐体112に固定され、したがって、筐体112に対して不動である。これにかかわらず、ピン474は、調節可能アセンブリ450の特徴に対して移動するように本明細書に説明され得るが、調節可能アセンブリ450が、実際は、筐体112およびピン474に対して移動している。
ピン474は、スロット476と協働し、中実シャフト452の回転運動に抵抗する。ピン474は、概して、シャフト452と管454との間の全体的空間関係によってさらに制限される、スロット476の端部478、480間のスロット476内で移動可能である。具体的には、管454は、スロット476を覆い得る縁482を有する。すなわち、スロット476に対する(特に、スロット476の第1および第2の端部478、480に対する)縁482の正確な位置は、シャフト452と管454との間の相対運動の範囲を決定する。ピン474は、したがって、縁482が端部478、480間に配置されるまで、端部478、480に対して移動可能であり、その場合、ピン474は、端478と縁482との間を移動可能であるが、ピン474は、端部478、480または縁482と接触しても、接触しなくてもよい。ピン474が端部478、480間で移動可能な範囲は、第1の容器100に送達される第2の容器118の内容物の用量を決定する。
第1および第2のシャフト区画452、454間の空間関係は、ロック456を通して制限またはさらに固定され得る。図示されるように、管454は、複数の縦方向溝486を伴う外部表面484を有する(図26参照)。ロック456は、縦方向溝486を係合し、中実シャフト452と中空管454との間の相対運動を制限する。具体的には、ロック456は、第1の端部490と、第2の端部492とを有するレバー488を含む。ロック456はまた、第1の端部490を複数の縦方向溝486のうちの1つに向かって付勢するばね494を含む。ロック456はまた、ロック456内に挿入されると、レバー488の第2の端部492に当接し、レバー488の第1の端部490を複数の縦方向溝486から離間させるキー496を含む。
特に、キー496は、送達デバイス110の筐体112内の開口部500を通して配置されるシャフト498と、ユーザによって操作可能なヘッド502とを有する。シャフト498は、端部504から離間される一対の支持体506を伴う端部504を有する。支持体506は、筐体112内の開口部500の内側端に形成される、内側表面またはショルダ508に対して当接する。支持体506とショルダ508の協働は、シャフト498が、レバー488の第2の端部492と協働し、レバーの第1の端部490を溝486から離間させ、端部490および溝486の協働を制限する(すなわち、レバー488の第1の端部490が溝486内に受け取られることを防止する)ことを確実にする。シャフト498から半径方向外向きに延びる支持体506を収容するために、開口部500は、相補的断面を有し得る。
本実施形態による送達デバイス110はまた、第2の容器118を第1の容器100に接続する、コネクタ550(流体路コネクタとも称され得る)を含み得る。図26および27を参照されたい。前述のコネクタと異なり、コネクタ550はまた、第3のコネクタ400を第2の容器118に接続するために使用される。図示されるように、コネクタ550は、複数のカニューレ552、554、556を含み得、各々は、鋭利端558、560、562を伴う。カニューレ552の鋭利端558は、薬剤ポート104と整列され、カニューレ554の鋭利端560は、第2の容器の出口ポート126と整列され、カニューレ556の鋭利端562は、カニューレ556の出口ポート564と整列される。図29を参照されたい。
図27に図示されるように、コネクタ550はまた、カニューレ552、554、556が取り付けられ、カニューレ552、554、556間に流路を画定する、筐体566を含む。図示される実施形態によると、筐体566は、カニューレ552が取り付けられる第1の筐体区画568と、カニューレ554、556が取り付けられる、第2の筐体区画570とを含む。第1の筐体568は、第1および第2の筐体区画568、570のうちの1つ上に形成される、溝574と流体連通する、第1の通路572を含む(第2の筐体区画570内に図示されるように)。溝574は、第2の通路576および第3の通路578と流体連通し、通路は、それぞれ、カニューレ554、556と連通する。
加えて、コネクタ550は、薬剤ポート104の方向に延びる第1のカラーまたは円筒形壁580と、容器118の方向に延びる第2のカラーまたは円筒形壁582と、容器400の方向に延びる、第3のカラーまたは円筒形壁584とを含む。したがって、第1のカラー580は、第1の鋭利端558の周りに配置され、第2のカラー582は、第2の鋭利端560の周りに配置され、第3のカラー584は、第3の鋭利端562の周りに配置される。図示されるように、カラー580、582、584は、ほぼ同一の内径および外径を有するが、これは、全実施形態に該当する必要はない。
ある実施形態では、コネクタ550の両端に滅菌障壁を形成し、したがって、コネクタ116の内部内に滅菌環境を画定するように、薬剤ポート104は、第1のカラー580内に配置され得、容器118の端部(例えば、出口ポート126)は、第2のカラー582内に配置され得、容器400の端部(例えば、出口ポート564)は、第3のカラー584内に配置され得る(図29参照)。例えば、薬剤ポート104は、無菌状態を維持するために、第1のカラー580に結合され得、カニューレ552の鋭利端558は、部分的に、薬剤ポート104のプラグ内に配置され、容器118、400の端部およびカラー582、584は、特定の公差内で嵌め込まれる。コネクタ550の両端に滅菌障壁を形成するための他の機構および方法も同様に使用され得ることを認識されたい。
図25−35の実施形態による送達デバイス110はまた、第2の容器118および第3の容器400が、筐体112内を一緒に移動し得るように、第2の容器118を第3の容器400に固定する締結具600を含む。図26および28に最も良く見られるように、締結具600は、2つの円筒形バレル602、604を含み、各々は、第1の開放端606、608と、第2の開放端610、612とを有し、第1の開放端610、612は、容器118、400をバレル602、604内に据え付けるために、第2の開放端610、612に対して直径が縮小されている。バレル602、604は、ブリッジ614によって接続され得、ブリッジ614の第1の端部616は、第1のバレル602に取り付けられ、ブリッジ614の第2の端部618は、第2のバレル604に取り付けられる。第2の容器118および第3の容器400は、図26および28に図示される締結具600以外の機構によって接続され得ることを認識されたい。例えば、容器118、400は、単に、締結具として、接着剤を使用して、容器118、400を取り付けることによって、一緒に取り付けられ得る。
ここで、図示されるデバイスの動作について、図29−35を参照して論じられる。動作の順序は、以下の通りである。希釈剤が、第3の容器400から第2の容器118に送達され、凍結乾燥された製品が、再構成され、次いで、再構成された製品は、第2の容器118から第1の容器100に送達される。この一般的動作順序を達成するために、第2および第3の容器118、400をコネクタ550と流体連通状態に配置する一方、コネクタ550は薬剤ポート104と流体連通していないことが必要である(例えば、カニューレ552の鋭利端558は、薬剤ポート104のプラグを通して配置されない)。第2および第3の容器118、400が、コネクタ550と流体連通した後、流体は、第3の容器400から第2の容器118に送達される。流体が、第2の容器118に送達された後、コネクタ550は、薬剤ポート104と流体連通状態に置かれ、第2の容器118からの流体は、第1の容器100に送達される。
したがって、図29に図示される第1の貯蔵状態において、タブ436は、スロット438内に受け取られている。この時点で、力が、トリガ136に加えられ、シャフトラッチ416を押し付け、枢軸448を中心として回転させ、それによって、シャフトラッチ416をシャフト412との係合から外れるように移動させ得る。特に、レバー444は、タブ436が、スロット438との係合から外れるように移動させられ、それによって、シャフト412の運動を制限または防止するように当接する、タブ436およびスロット438の表面440、442を分離させるように、枢軸448を中心として移動(回転)させられる(図26参照)。自動化されたアセンブリ410が、ばね414によって加えられた力に従って、左に移動するにつれて、第3の容器400もまた、左に移動させられる。締結具600によって、第2の容器118もまた、左に移動する。
特に、出口ポート126、564は、カニューレ554、556の鋭利端560、562が穿通し、次いで、出口ポート126、564を通過するまで、コネクタ550の方向に移動させられる。図30を参照されたい。カニューレ554、556は、したがって、第2および第3の容器118、400と流体連通状態に置かれる。カニューレ554、556はまた、溝574と連通しているので(図27参照)、第2および第3の容器118、400は、互に流体連通する。
ばね414による力のなおもさらなる適用によって、自動化されたアセンブリ410は、容器400の第2の端部406から容器400の第1の端部404の方向に、第3の容器400に沿って、プランジャシール402を移動させる。図29−31を参照されたい。左へのプランジャシール402の運動は、第3の容器400の内容物が、第3の容器400からカニューレ554内へ、溝574を通して、カニューレ556内へ、そして第2の容器118内に射出されるようにする。図31を参照されたい。これはまた、第2の容器118内のプランジャシール128を右に移動させ得る。送達デバイス110は、次いで、撹拌され、製品を再構成し得る。
製品が再構成されたことによって、容器118から容器100への製品の送達が、図32−35に対して論じられ得る。キー496が筐体112内の開口部500内に受け取られ、ロック456を係止解除状態に置くことによって、調節可能アセンブリ450の2つの区画452、454は、第1のゼロ用量状態に配置され得る。図32を参照されたい。ロック456は、係止解除されているので、調節可能アセンブリ450の2つの区画452、454は、互に対して移動させられ得る。しかしながら、調節可能アセンブリ450がゼロ用量状態にあることで、トリガ136の作動は、薬物が分注されるようなプランジャシール128の運動を生じさせないであろう。
図32では、第2のシャフト区画454は、調節可能アセンブリ450が、もはやゼロ用量状態ではないように、第1のシャフト区画452に対して移動させられる。図示される実施形態によると、第1および第2のシャフト区画452、454は、溝468およびねじ山472によって画定されたねじ式係合を通して、互に接続されるため、第2のシャフト区画454は、第1のシャフト区画452に対して回転され、2つの区画452、454間の相対運動を達成する。前述のように、ピン474は、第1のシャフト区画452の回転運動を同時に制限し、それに抵抗する。加えて、第2のシャフト区画454は、第1および第2のシャフト区画452、454の相対位置に関連付けられた用量の視覚的指示が、ユーザに表示され得るように、筐体112内の窓(図25参照)を通して視認可能な外部表面484上に配置される、印(例えば、番号)(図26参照)を有し得る。
キー496のシャフト498は、ロック456の第2の端部492に対して当接しているので、レバー488の第1の端部490は、第2のシャフト区画454の溝486内に配置されない。結果として、第2のシャフト区画454は、図32に図示されるように、第1のシャフト区画452に対して移動させられ得る。しかしながら、調節可能アセンブリ450の第1および第2のシャフト区画452、454が、所望の用量を提供するように調節されると、医療従事者(例えば、薬剤師または薬局従業員)は、キー496をロック456から除去する(図33参照)。結果として、ばね494によって提供される付勢力は、レバー488の第1の端部490を溝486に向かって押し付ける。第1の端部490が溝486のうちの1つ内に配置されると、その縦軸周りの第2のシャフト区画454の移動は、抵抗または制限される。
この時点で、力が、トリガ136’に加えられ、図34に図示されるように、調節可能アセンブリ450を左に押し付け得る。レバー488および溝486の協働は、第2のシャフト区画454の回転運動に抵抗するが、第2のシャフト区画454(および、調節可能アセンブリ450の残部)の軸方向移動は、溝486およびレバー488によって抵抗されない。調節可能アセンブリ450が、左に移動させられるにつれて、第2の容器118もまた、左に移動させられる。さらなる運動によって、第1の鋭利端558は、薬剤ポート104のプラグを通過し、したがって、カニューレ552を薬剤ポート104と流体連通状態に置く。さらなる結果として、第2の容器118は、コネクタ550を介して(特に、カニューレ552を介して)、薬剤ポート104と流体連通する。図34を参照されたい。
左へのトリガ136’に対する力のなおもさらなる適用によって、調節可能アセンブリ450は、容器118の第2の端部から容器118の第1の端部の方向に、第2の容器118に沿って、プランジャシールを移動させる。図35を参照されたい。左へのプランジャシール128の運動は、第2の容器118の内容物が、第2の容器118からカニューレ552内へ、およびカニューレ552を通して薬剤ポート104内へ、最終的には、第1の容器100内へ射出されるようにする。第2の容器118から第1の容器100内へ射出される材料(例えば、薬物、添加剤等)の量または体積は、第1のシャフト区画452に対する第2のシャフト区画454の運動に依存し、運動は、第2のシャフト区画454の縁482をスロット476の第1の端部478に対して移動させ、それによって、ピン474およびスロット476(または、端478と縁482との間に画定されるスロット476の少なくともその部分)の協働を通して可能にされる相対運動を決定する。プランジャシールの移動は、筐体112内の窓を通して視覚化され、第2の容器118から第1の容器100への材料の送達および用量の確認を可能にし得る。
本開示の実施形態のいずれかによると、送達デバイス110は、前述のように、第1の容器100に接続される。図示される実施形態によると、送達デバイス110と第1の容器100の接続は、以下の様式において達成される。
例えば、図1および2に図示されるように、第1の容器100は、第1の閉鎖端802と、第2の端部804とを伴う可撓性バッグ800を含み得る。第1の容器100はまた、そこから投与ポート102および薬剤ポート104が延びる、搬器806を含み得る。搬器806は、バッグ800の内容物が、投与ポート102および薬剤ポート104を通してのみ、バッグ800から流出またはそこに流入し得るように、可撓性バッグ800の第2の端部に密閉される。
図2に見られるように、搬器806は、搬器806から延びる、複数のアーム808を有する。図示されるように、アーム808の各々は、アーム808の第1の端部812にフック810を有し、アーム808の第2の端部814は、搬器806に取り付けられる(かつ、図示されるように、それと一体的に形成される)。アーム808、特に、フック810は、筐体112の内側表面818(図3参照)から延びる、複数の棚816(また、図3参照)に対して当接し、それと協働する。特に、棚816は筐体112からのアーム808の除去に抵抗するように、フック810と搬器806との間に配置される。このように、筐体112は、搬器806に取り付けられ得る。
筐体112および第1の容器100はまた、第1の容器100および筐体112を取り付けまたは関連付けるように、他の様式で協働し得る。例えば、図2および3に図示されるように、筐体112は、筐体112の内側表面818上に画定されたチャネル820、822を有し、第1の容器100の要素を筐体112内に位置付け、固定し得る。例えば、チャネル820は、投与ポート102を受け入れ、投与ポート102は、筐体112の内部空間114を通して配置され、そこから延びる。チャネル822は、薬剤ポート104と協働し、薬剤ポート104とコネクタ116および第2の容器118の出口ポート126と整列させる。加えて、薬剤ポート104を画定する管は、薬剤ポート104の軸824が、薬剤ポート104を画定する管の残部に垂直になるように屈曲されるため、薬剤ポート104とチャネル822との間の協働は、筐体112の搬器806への取り付けを補助する。
本開示による容器システムは、1つ以上の利点を提供し得、そのうちの1つ以上は、本開示の特定の実施形態に提供され得ると考えられる。最初に、システムは、第1の容器の薬剤ポートに関して閉鎖されたシステムにおいて、薬物、添加剤等の材料を第2の容器から第1の容器内に導入するための機構を提供し得る。これは、第1の容器への材料の送達の間、汚染物質が第1の容器内に導入される可能性が、制限または低減され得るという点において、一定の利点を有する。これはまた、材料の取り扱いが危険である場合、危険材料との直接接触が、制限または排除され得るという点において、利点である。さらに、システムは、少なくとも、薬物または添加剤が、第1の容器から分離不可能であるように、第1の容器内の流体に関連付けられている限り、第2の容器内の薬物または添加剤が、患者に誤って投与される可能性を低減または排除し得る。なおもさらに、システムは、薬物または添加剤の正確な送達を促進し得、調節可能シャフトアセンブリは、第1の容器に送達される投薬量を決定するために使用される。加えて、または代替として、システムは、送達デバイスの動作を誘導し、薬物または添加剤が再構成され、例えば、次いで、第1の容器に送達される条件を改善し得る。
以下の本文は、多数の異なる実施形態の詳細な説明を明記するが、本記載の法的範囲は、本特許の最後に明記する特許請求の範囲の文言によって規定されることは言うまでもない。詳細な説明は、例示のみとして解釈すべきであり、可能な実施形態を全て記載することは、不可能ではないにしても、現実的ではないので、可能なあらゆる実施形態を記載していない。多数の代替実施形態も、現在の技術、または本特許の出願日以降に開発される技術のいずれかを用いて、実現可能であり、これらも特許請求の範囲に該当するものとする。
例えば、図示される実施形態の変形例は、図1−7に図示される実施形態の制御された投薬量機能性および図8−17に図示される実施形態の再構成機能性を提供し得る。そのような実施形態によると、第3の容器は、筐体内に配置され得、容器は、例えば、第2の容器内に配置される凍結乾燥された薬物を再構成する際に使用される希釈剤を保持する。第3の容器からの流体は、最初に、第2の容器内に導入され、凍結乾燥された薬物を再構成するために使用されるであろう。調節可能アセンブリは、次いで、再構成された薬物の一部または全部を第2の容器から第1の容器(または、可撓性バッグ)内に推し進めるために使用され得る。
また、「本明細書において用いる場合、「__」という用語はここでは・・・を意味するように定めることとする」という文章または同様の文章を用いて、本特許において用語を明示的に定義していなければ、明示的にも含意としてでも、その平常の即ち通常の意味を超えて、その用語の意味を限定する意図がなく、このような用語は、本特許のいずれの章においてなされるいずれの言説に基づく範囲内にも限定されるように解釈すべきでないことも言うまでもない(特許請求の範囲の文言以外)。本特許の最後にある特許請求の範囲において記されるいずれの用語であっても、1つの意味で一貫して本特許において言及される限りにおいて、これは、読み手を混乱させないように明確化のためにのみ行われるに過ぎず、このような請求項の用語は、含意またはそれ以外によっても、その1つの意味に限定されることは意図していない。最後に、何ら構造の詳述がなく「手段」(means)という用語および機能を記すことによって請求項の要素を定義するのでない場合、いずれの請求項の要素の範囲も、米国特許法§112第6章の適用に基づいて解釈されないこととする。
本明細書に説明される現在好ましい実施形態への他の変更および修正もまた、当業者に明白となるであろうことを理解されたい。そのような変更および修正は、本主題の精神および範囲から逸脱することなく、かつその意図される利点を低減させることなく、行なわれることができる。したがって、そのような変更および修正は、添付の請求項によって網羅されることが意図される。

Claims (27)

  1. 容器システムであって、
    投与ポートおよび薬剤ポートを有する第1の容器アセンブリと、
    前記第1の容器に取り付けられている送達デバイスと
    を備え、
    前記送達デバイスは、
    内部空間を封入する筐体であって、前記薬剤ポートは、前記筐体の前記内部空間内に配置されている、筐体と、
    前記薬剤ポートと整列された第1の鋭利端と、第2の鋭利端とを画定する少なくとも1つのカニューレを有するコネクタと、
    前記少なくとも1つのカニューレの前記第2の鋭利端と整列された出口ポートと、前記ポートを通して前記第2の容器の内容物を推し進めるように前記第2の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する第2の容器と、
    前記プランジャシールに当接している第1の端部と、トリガに接続された第2の端部とを有するプランジャシャフトアセンブリと
    を含む、容器システム。
  2. 前記コネクタは、前記第1の端が前記薬剤ポートと流体連通しておらず、かつ前記第2の端が前記出口ポートと流体連通していない貯蔵状態と、前記第1の端が前記薬剤ポートと流体連通しており、かつ前記第2の端が前記出口ポートと流体連通している動作可能状態とを有する、請求項1に記載の容器システム。
  3. 前記薬剤ポートは、プラグを備え、前記出口ポートは、ストッパを備え、
    前記コネクタの前記第1の鋭利端は、前記貯蔵状態において、前記プラグを通して配置されておらず、前記動作可能状態において、前記プラグを通して配置されており、
    前記コネクタの前記第2の鋭利端は、前記貯蔵状態において、前記プラグを通して配置されておらず、前記動作可能状態において、前記プラグを通して配置されている、請求項2に記載の容器システム。
  4. 前記薬剤ポート、前記コネクタ、および前記第2の容器は、共通軸に沿って整列されており、前記プランジャシールは、前記共通軸に沿って移動可能である、請求項3に記載の容器システム。
  5. 前記プランジャシャフトアセンブリは、調節可能であり、第1および第2のシャフト区画を備え、前記第1のシャフト区画は、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第1の端部を画定し、前記第2のシャフト区画は、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第2の端部を画定し、前記第1および第2のシャフト区画は、前記第1の端部と前記第2の端部との間の距離を変動させるように互に対して移動可能であり、
    前記容器システムは、前記第1および第2のシャフト区画に接続されたロックをさらに備え、前記ロックは、前記第1のシャフト区画と前記第2のシャフト区画との間の相対運動を可能にする第1の状態と、前記第1のシャフト区画と前記第2のシャフト区画との間の相対運動を制限する第2の状態とを有する、
    請求項1−4のいずれか一項に記載の容器システム。
  6. 前記第1のシャフト区画は、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第1の端部を画定する第1の端部と、第2の端部とを伴う中実シャフトを備え、前記第2のシャフト区画は、第1の端部と、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第2の端部を画定する第2の端部とを伴う中空管を備え、
    前記中実シャフトの前記第2の端部および前記中空管の前記第1の端部は、互にねじ式で係合し、それらの相対運動を可能にし、
    前記プランジャシャフトアセンブリは、前記中実シャフト内に形成されたスリット内に配置されているピンをさらに備え、前記ピンは、前記中実シャフトの回転運動に抵抗する、
    請求項5に記載の容器システム。
  7. 前記中空シャフトは、複数の縦方向溝を伴う外部表面を有し、
    前記ロックは、前記第2の状態において、前記縦方向溝を係合し、前記中実シャフトと前記中空管との間の相対運動を制限する、請求項6に記載の容器システム。
  8. 前記ロックは、第1の端部および第2の端部を有するレバーと、前記第1の端部を前記複数の縦方向溝のうちの1つに向かって付勢するばねと、キーとを備え、前記キーは、前記ロック内に挿入されると、前記レバーの前記第2の端部に当接し、前記レバーの前記第1の端部を前記複数の縦方向溝から離間させる、請求項7に記載の容器システム。
  9. 前記筐体は、窓を有し、前記プランジャシャフトアセンブリは、シャフトを備え、前記シャフトは、そこからタブが延びる外部表面と、縦軸とを有し、
    前記容器システムは、状態インジケータをさらに備え、前記状態インジケータは、前記プランジャシャフトアセンブリの周りに配置されているカラーを備え、前記カラーは、前記窓を通して視認可能な外部表面と、その中に形成された経路を伴う内部表面とを有し、前記タブは、前記経路内に受け取られ、前記経路は、各々が前記中実シャフトの前記縦軸に対してある角度にある第1、第2、および第3の区画を有し、前記第1および第3の区画は、前記第2の区画と反対の勾配を有している、請求項1−4のいずれか一項に記載の容器システム。
  10. 前記プランジャシャフトアセンブリは、前記シャフト内に形成されたスロット内に配置されているピンを備え、前記ピンは、前記シャフトの縦軸周りの前記シャフトの回転運動に抵抗する、請求項9に記載の容器システム。
  11. 前記経路は、各々が前記縦軸に平行な第4および第5の区画を有し、前記第4の区画は、前記第1の区画の手前に配置され、前記第5の区画は、前記第1の区画と前記第2の区画との間に配置されている、請求項9に記載の容器システム。
  12. 前記プランジャシャフトアセンブリに接続され、前記プランジャシャフトアセンブリの移動を制限する安全ロックをさらに備えている、請求項9に記載の容器システム。
  13. 前記プランジャシャフトアセンブリは、自動化されており、シャフトと、前記シャフトに連結された付勢要素とを備え、前記トリガは、前記シャフトおよび前記付勢要素のうちの1つに連結され、第1の貯蔵状態から第2の動作可能状態への前記シャフトの移動を選択的に制御し、前記シャフトは、力を前記プランジャシールに加える、請求項1−4のいずれか一項に記載の容器システム。
  14. 前記シャフトは、前記プランジャシールに当接している第1の端部と、第2の端部とを有し、前記付勢要素は、前記シャフトの前記第2の端部に当接している、請求項13に記載の容器システム。
  15. 前記プランジャシャフトアセンブリは、ラッチを備え、前記ラッチは、前記ラッチが前記シャフトの移動を制限する第1の係止状態から、前記ラッチが前記シャフトの移動を可能にする第2の係止解除状態に移動可能である、請求項14に記載の容器システム。
  16. 前記ラッチは、タブを有し、前記シャフトは、スロットを有し、前記タブは、前記ラッチが前記第1の係止状態にある場合、前記スロット内に配置され、前記タブは、前記ラッチが前記第2の係止解除状態にある場合、前記スロットから離間されている、請求項15に記載の容器システム。
  17. 前記第1の容器は、第1の閉鎖された端部および第2の端部を伴う可撓性バッグと、前記可撓性バッグの前記第2の端部に密閉された前記投与ポートおよび前記薬剤ポートを含む搬器とを備え、
    前記筐体は、前記搬器に取り付けられている、
    請求項1−16のいずれか一項に記載の容器システム。
  18. 前記第2の容器は、カートリッジを備え、前記第2の容器のポートは、ストッパを含み、前記コネクタの第2の端は、前記コネクタを前記第2の容器と流体連通状態に置くために、前記ストッパを通して配置される、請求項17に記載の容器システム。
  19. 前記投与ポートは、前記筐体の前記内部空間を通して配置され、前記筐体から延びている、請求項1−18のいずれか一項に記載の容器システム。
  20. 前記第2の容器は、前記筐体の前記内部空間内に配置されている、請求項1−19のいずれか一項に記載の容器システム。
  21. 容器システムであって、
    投与ポートおよび薬剤ポートを有する第1の容器アセンブリと、
    前記第1の容器に取り付けられている送達デバイスと
    を備え、
    前記送達デバイスは、
    内部空間を封入する筐体であって、前記薬剤ポートは、前記筐体の前記内部空間内に配置されている、筐体と、
    前記薬剤ポートと整列された第1の鋭利端、第2の鋭利端、および第3の鋭利端を画定する少なくとも1つのカニューレを有するコネクタと、
    第2の容器であって、前記第2の容器は、前記少なくとも1つのカニューレの前記第2の鋭利端と整列された出口ポートと、前記出口ポートを通して前記第2の容器の内容物を推し進めるために前記第2の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する、第2の容器と、
    前記第2の容器の前記プランジャシールに当接している第1の端部と、関連付けられたトリガに接続された第2の端部とを有する第1のプランジャシャフトアセンブリと、
    第3の容器であって、前記第3の容器は、前記少なくとも1つのカニューレの第3の鋭利端と整列された出口ポートと、前記出口ポートを通して前記第3の容器の内容物を推し進めるために前記第3の容器内で移動可能なプランジャシールとを有する、第3の容器と、
    前記第3の容器の前記プランジャシールに当接している第1の端部と、関連付けられたトリガに接続された第2の端部とを有する第2のプランジャシャフトアセンブリと
    を含み、
    前記コネクタは、前記コネクタが前記第2の容器と前記第3の容器とを流体連通で連結している第1の状態と、前記コネクタが前記第1の容器と前記第2の容器とを流体連通で連結している第2の状態とを有し、
    前記第2のプランジャシャフトアセンブリは、第1の貯蔵状態と、前記第2のプランジャシャフトアセンブリが、前記第1の状態において、前記コネクタに関連付けられたトリガの起動に応じて、力を前記第3の容器内のプランジャシールに加え、前記第3の容器の内容物または内容物の一部を前記第2の容器内に推し進める第2の動作状態とを有し、
    前記第1のプランジャシャフトアセンブリは、第1の貯蔵状態と、前記第1のプランジャシャフトアセンブリが、前記第2の状態において、前記コネクタに関連付けられたトリガの起動に応じて、力を前記第2の容器内のプランジャシールに加え、前記第2の容器の内容物または内容物の一部を前記第1の容器内に推し進める第2の動作状態とを有する、容器システム。
  22. 前記第2のプランジャシャフトアセンブリは、自動化されており、シャフトと、前記シャフトに連結された付勢要素とを備え、前記第2のプランジャシャフトアセンブリに関連付けられた前記トリガは、前記シャフトおよび前記付勢要素のうちの1つに連結され、第1の貯蔵状態から第2の動作可能状態への前記シャフトの移動を選択的に制御し、前記シャフトは、力を前記第3の容器の前記プランジャシールに加える、請求項21に記載の容器システム。
  23. 前記第2のプランジャシャフトアセンブリは、ラッチを備え、前記ラッチは、前記ラッチが前記シャフトの移動を制限する第1の係止状態から前記ラッチが前記シャフトの移動を可能にする第2の係止解除状態に移動可能である、請求項22に記載の容器システム。
  24. 前記ラッチは、タブを有し、前記シャフトは、スロットを有し、前記タブは、前記ラッチが前記第1の係止状態にある場合、前記スロット内に配置され、前記タブは、前記ラッチが前記第2の係止解除状態にある場合、前記スロットから離間されている、請求項23に記載の容器システム。
  25. 前記第1のプランジャシャフトアセンブリは、調節可能であり、第1および第2のシャフト区画を備え、前記第1のシャフト区画は、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第1の端部を画定し、前記第2のシャフト区画は、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第2の端部を画定し、前記第1および第2のシャフト区画は、前記第1の端部と前記第2の端部との間の距離を変動させるように、互に対して移動可能であり、
    前記容器システムは、前記第1および第2のシャフト区画に接続されたロックをさらに備え、前記ロックは、前記第1のシャフト区画と前記第2のシャフト区画との間の相対運動を可能にする第1の状態と、前記第1のシャフト区画と前記第2のシャフト区画との間の相対運動を制限する第2の状態とを有する、請求項21に記載の容器システム。
  26. 前記第1のシャフト区画は、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第1の端部を画定する第1の端部と、第2の端部とを伴う中実シャフトを備え、前記第2のシャフト区画は、第1の端部と、前記プランジャシャフトアセンブリの前記第2の端部を画定する第2の端部とを伴う中空管を備え、
    前記中実シャフトの前記第2の端部および前記中空管の前記第1の端部は、互にねじ式で係合し、それらの相対運動を可能にし、
    前記プランジャシャフトアセンブリは、前記中実シャフト内に形成されたスロット内に配置されているピンをさらに備え、前記ピンは、前記中実シャフトの回転運動に抵抗する、
    請求項25に記載の容器システム。
  27. 前記中空シャフトは、複数の縦方向溝を伴う外部表面を有し、
    前記ロックは、前記第2の状態において、前記縦方向溝を係合し、前記中実シャフトと前記中空管との間の相対運動を制限する、請求項26に記載の容器システム。
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