JP2015512250A - 親和性バイオアッセイにおいて分析物を検出するデバイス - Google Patents
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Abstract
少なくとも1つの透明壁部と、少なくとも1つのテストストリップを受けるように適合され、且つ前記テストストリップが透明壁部を通して目視可能であるように配置された少なくとも1つのテスト凹部と、流体サンプルを含有する容器を受けるように適合される少なくとも1つの空洞であって、前記空洞が前記少なくとも1つのテスト凹部と流体連通している、少なくとも1つの空洞と、及び空洞内に容器を挿入すると、容器が穿孔され、且つ容器からサンプルの少なくとも一部が放出されてテスト凹部に到達するように、前記少なくとも1つの空洞に対応して配置された穿孔手段とを含む、親和性バイオアッセイにおいて分析物を検出するデバイス。さらに、本発明は、核酸増幅反応の分析物を検出する、当該デバイスの使用並びに当該デバイス及びテストストリップを含む検出キットに関する。
Description
本発明は、流体サンプルを分析するデバイス、及びより具体的には、親和性バイオアッセイにおいて分析物を検出するデバイスに関する。さらに、本発明は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)などの核酸増幅反応の分析物を検出する、当該デバイスの使用に関する。
さらに、本発明は、当該デバイス及びテストストリップを含む検出キットに関する。
近年、感染性病原体を検出するために診断上関連する生体サンプルを分析することが重要性を増している。病原体の同定のために最も広く使われている方法の1つには、任意の既知のアッセイを使用して、続けて検出することができる所望の核酸断片を増幅するためのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を使用することが含まれる。
PCR増幅は、低品質サンプルも分析することができるため、その速さ、使いやすさ、感度、及び頑健性でよく知られている。特定の標的核酸、例えば、特定の病原体の遺伝子又は遺伝子断片のPCR増幅の後に、通常、例えば、親和性/結合バイオアッセイによる、増幅産物の検出が続く。
親和性又は結合バイオアッセイといった場合、結合成分と標的バイオ分析物との特定の相互作用によってバイオ分析物を検出するアッセイの種類を意味しており、このような結合成分は、標的バイオ分析物に特に結合することができる分子又は分子セグメントである。バイオ分析物の性質が、その検出において使用されるべき結合分子を決定することがよくある。親和性又は結合バイオアッセイは、通常、結合成分が堆積される固体支持体を使用する。これらの結合/親和性アッセイは、バイオテクノロジーで使用されるよく知られたアッセイである。
PCRによる感染性病原体の診断の欠点としてよく知られていることは、汚染が生じやすく、結果として偽陽性につながることである。偽陽性結果の主な原因の1つは、検出前の又は検出に際しての操作を起因とするPCR増幅産物の汚染に関連することが知られている。したがって、このような汚染のリスクを減少させることが望ましい。
ある程度の偽陽性の減少が、増幅及び検出プロセスを組み合わせた閉鎖環境内でPCR反応を実行することによって得られてきた。例えば、特許文献US2010291668は、このようなデバイスを開示する。他のシステムは、一旦PCRが完了すると反応管への取り付けを可能にするエレメントを含むことができ、前記エレメント及び前記反応管は、密閉状態で互いに接続されることができる。
さらに、携帯用検出デバイスも開発されてきており、これは、サンプルを比較的閉鎖的な環境に保持し、比較的扱いやすく、比較的低価格である。例えば、特許文献EP2048245及びUS20090181388は、このようなデバイスを開示するが、このような種類のソルーションは操作が比較的煩雑であるため、検出プロセスの自動化は費用がかかる可能性がある。さらに、このようなデバイスは、2つ以上の増幅サンプルが、特に同時に検出されるべきときに、それほど融通が利かない。
したがって、親和性バイオアッセイにおいて、分析物、特にPCR増幅産物を検出するデバイスであって、汚染を回避しつつも、操作が簡単でコスト効率が良く、さらに検出プロセスの自動化を容易に可能にするデバイスを提供する必要性がある。
第1の態様では、親和性バイオアッセイにおいて分析物を検出するデバイスが提供される。該デバイスは、少なくとも1つの透明壁部と、少なくとも1つのテストストリップを受けるように適合され、且つ前記テストストップが透明壁部を通して目視可能であるように配置された少なくとも1つのテスト凹部と、流体サンプルを含有する容器を受けるように適合される少なくとも1つの空洞であって、前記空洞が前記少なくとも1つのテスト凹部と流体連通している、少なくとも1つの空洞と、及び空洞内に容器を挿入すると、容器が穿孔され、且つ容器からサンプルの少なくとも一部が放出されてテスト凹部に到達するように、前記少なくとも1つの空洞に対応して配置された穿孔手段とを含む。
この態様によれば、該デバイスは、分析物、例えば、増幅核酸の分析物の検出のためのテストストリップと組み合わせた、実質的に密閉型の検出ユニットとして作動する。容器は一旦デバイスの中にあるときにのみ穿孔され、その後サンプルがテストストリップ上に放出されるため、サンプルの汚染は回避することができる。デバイスの中に容器を挿入することはデバイスを開けることを伴わないため、サンプルの汚染はさらに回避されうる。デバイスは、継ぎ目なく作製することができ、様々なピースによって構成されているときは、実際に密封することができる。デバイスは、任意の特別な配置又は操作を必要とせず、サンプルを有する容器を空洞内に挿入することのみを必要とする。容器は空洞内に押し込まれ、この動作が終わりに差し掛かったときに、容器の下部がブレード又は他の穿孔手段に当接し、その結果穿孔される。これは、空洞内に容器を導入する動作、即ち、空洞内に容器を押し下げる動作と同じ動作が容器の貫通を引き起すことを意味する。これは、空洞内に容器を挿入すると容器が穿孔されるように、穿孔手段を空洞と対応させて配置したことの直接的な結果である。このように、デバイスは操作が比較的簡単であり、唯一自動化する必要がある動きが単方向、つまり、サンプルを有する容器をデバイスに挿入する方向、又はそれと同じ方向である、容器を空洞内に押し下げる方向であるため、検出プロセスは簡単に自動化することができる。したがって、これもコスト効率の良いソルーションである。
さらに、テストストリップが目視可能である透明壁部の存在が、デバイスの外から結果を読み取ることを可能にする。
一部の実施形態では、透明壁部が、少なくとも1つの空洞が設けられうる側面とは反対側にある、デバイスの側面の上に配置されうる。このように、デバイスを、例えば熱ブロック(サーモブロック)上に簡単に置くことができ、それによって、温度を比較的簡単に制御することができる。これは、温度の制御が重要であり、検出反応がDNAのハイブリダイゼーションである実装態様において、特に興味深いかもしれない。
さらに、テストストリップが、多数のライン又は代替的にドットアレイを含みうる一部の実装態様では、透明壁部を、結果の自動解釈のためにスキャナー上に簡単に置くことができる。
一部の実施形態では、デバイスは、透明壁部の反対側の、テスト凹部の壁に設けられた少なくとも1つの開口も含みうる。少なくとも1つの開口は、テスト凹部とデバイスの内部中空空間との間の流体連通を可能にするように配置されうる。このような開口は、放出されたサンプルの任意の蒸発物が、テスト凹部の透明壁部上で凝結する代わりに、開口を通過して内部中空空間に至って広がるために、テストストリップの読み取りを強化する。これらの実施形態は、例えば、DNA−DNAハイブリダイゼーションなどの、高温で行なわれる反応に特に適している。
一部の実施形態では、デバイスは、サンプルを含有する容器を受けるように適合される2つ以上の空洞を含みうる。このように、2つ以上のサンプル、例えば、PCR増幅産物のサンプルは、同時に及び同一のテストストリップ上で検出することができる。これらの事例の一部では、検出反応は、DNAのハイブリダイゼーションである可能性があり、テストストリップは、ハイブリダイゼーション反応のために使用される乾燥化学試薬とともに提供されうる。「マルチテストアッセイ」と呼ばれるこれらの種類のアッセイは、様々なPCR増幅産物を混合させることが、少なくとも部分的にその効率性に悪影響を及ぼしうるため、2つ以上のPCR増幅産物を検出することが望ましい場合において、特に興味深い。代替的な実施形態では、さらなる空洞は、検出反応に役立ちうる試薬のために使用されうる。このように、空洞内に挿入されうる容器に保持される流体が放出されると、流体は、同時に又は段階的にテストスリップと接触することができる。これらの試薬は、例えば、反応性能を向上させるために使用されうる。例えば、ストリンジェント洗浄溶液の使用は、テストの特異性を向上させ、バックグランドシグナルを減少させる。別の実施例では、接合試薬又は開発途上の試薬は、サンプルを有する第1の容器を第1の空洞内に、導入した後に第2(又は第3)の空洞を使用して付加されうる。
2つ以上の空洞を含む、これらの一部の実施形態では、少なくとも2つの空洞が、角度をつけて配置され、テスト凹部の同一領域に向かって収束することができる。このように、各空洞に挿入された各容器に含有される流体は、テスト凹部に設けられたテストストリップ上で同時に反応することができる。他の実施形態では、少なくとも2つの空洞が、角度をつけて配置され、テスト凹部の種々の異なる領域に向けて方向づけされることができる。このように、これらの空洞内に挿入された容器内に含有される流体の反応は、連続的でありうる。この選択肢は、さらなる空洞が試薬を含有する場合において、特に興味深い。
一部の実施形態では、少なくとも1つの空洞が、空洞の壁上に配置される膨出部を含むことができ、サンプルを含有する容器が空洞内に挿入されるとき、膨出部が容器の内部に圧力増加を生み出す。このような容器内の圧力増加は、一度容器が空洞に導入されて穿孔されると、容器からテスト凹部へとサンプルが放出されることを確実なものとする。
一部の実施形態では、デバイスは、1回使い切りのデバイスであることができ、廃棄するユニットは、安全な場所に置くことができる。
別の態様は、核酸増幅反応の分析物の検出に対して本明細書において以上で実質的に説明したデバイスの使用に関連する。
さらなる態様では、本明細書において以上で実質的に説明したデバイスを含む検出キット、及びテストストリップが提供される。テストストリップは、親和性バイオアッセイ用に使用される乾燥化学試薬を含むテスト領域を少なくとも含みうる。
一部の実施形態では、テストストリップは、制御領域をさらに含み、且つテスト領域は、乾燥化学試薬をハイブリダイゼーション反応のために使用させるパッドを含むことができる。別の実施形態では、テストストリップは、制御領域をさらに含み、且つテスト領域は、イムノアッセイのために使用される乾燥化学試薬を含むことができる。
本発明の実施形態のさらなる目的、利点、及び特徴は、説明を検討すれば当業者には明らかになるであろうし、又は本発明の実施によって知ることができる。
本発明の特定の実施形態が、非限定的な例の形で、添付の図面を参照しながら以下で説明される。
図1は、第1の実施形態による、デバイスの分解図を示す。図1は、2つの第1ボディ1及びカバー2から構成されうるデバイスを示す。各第1ボディ1は、第1陥凹部10及び第2陥凹部11を有しうる。2つの第1ボディ1は、互いに結合されることができ、それぞれの陥凹部10及び陥凹部11が互いに適合する(図3を参照)。このようにして、空洞(図3参照)は、2つの第1陥凹部10によって画定され、収容部9(図2参照)は、2つの第2陥凹部11によって画定されうる。このような収容部9において、穿孔手段、例えばブレード5が配置されうる。
さらに、収容部9に配置されたブレード5が、空洞3内に突出して、容器4が空洞3内に挿入されたときに容器4を穿孔しうるように、第2陥凹部11は、第1陥凹部10と対応して配置されうる。このように、単一の動き又は動作によって、すなわち、空洞内に容器を挿入することによって、容器は空洞内に置かれると同時に穿孔され、その結果、サンプルが放出されうる。さらに、このような単一の動作は、1つの方向、押し下げる方向のみによってなされうる。これは、デバイスが、比較的操作が簡単であり、且つ容器の導入及び穿孔を含む検出プロセスが、簡単に自動化されることができることを意味する。
さらに、図1は、透明カバーでありうるカバー2が、第3の陥凹部(矢印21を参照)を含みうることを示す。透明カバー2が2つの第1ボディ1と共に備え付けられるとき、このような第3の陥凹部21が、2つの第1陥凹部10によって画定される空洞3と流体連通するテスト凹部(図2を参照)を画定しうる。テストストリップ7は、テスト凹部内に配置されうる。テストストリップ7は、透明カバー2を通してデバイスの外から目視可能でありうるように配置されうる。代替的実装態様では、2つ以上のテストストリップが、テスト凹部内に配置されうる。他の実装態様では、例えば、図8aから8fの実施例に示されたカバーからの突出部のように、テスト凹部を形成する他の方法が見受けられうることを理解されたい。
図2は、図1の側面図を示し、デバイスの内部を示すために第1ボディが透けて見える。図2は、テスト凹部6が、空洞3と流体連通することができ、ブレード5が、空洞3内に挿入された容器4の下部を穿孔することができることを示す。これは、空洞3内に容器4を挿入すると、それにより容器4が穿孔され、且つ、サンプルの少なくとも一部が、容器4から放出され、テスト凹部6内に配置されうるテストストリップ7に到達することを意味する。
図3は、図1の斜視図を示す。図3は、2つの第1陥凹部10によって画定されうる空洞3を示す。流体サンプルを含有する容器4は、空洞3内に挿入されうる。
図4は、第2の実施形態による、デバイスの上面図を示す。一致する部分に対して同じ参照番号が使用される。図4は、流体サンプルを含有する容器4を受けるように適合される2つの空洞31を有しうるデバイスを示す。図1の実施例とは異なり、図4の実施例は、2つの第1ボディ1の間に備え付けられうる第2ボディ8を含みうるデバイスを示す。このような第2ボディ8は、2つの第4陥凹部81を有しうる。各第4陥凹部81は、第1ボディ1の第1陥凹部に適合しうる。このように、ボディ1及びボディ8がカバーと共に互いに備え付けられるとき(図5参照)、図1の実施例のように1つの空洞だけが画定される代わりに、2つの空洞31が画定されうる。他の実装態様では、より多くの空洞を画定するより多くの陥凹部が存在しうることを理解されたい。デバイスは、さらに、継ぎ目なく作製することができ、又は、本明細書において以上で実質的に説明した様々なピース/ボディに構成することができる。
図5は、図4の分解図を示す。図5は、2つの第4陥凹部81を含みうる第2ボディ8を示す。各第4陥凹部81は、2つの第1ボディ1に設けられている各第1陥凹部10とともに、空洞を画定することができる(図4参照)。図5は、容器4が各空洞31内に挿入されるとき、ブレード51が、各空洞31内に突出し、且つ各容器4の下部を穿孔するように、第4陥凹部81がそれぞれブレード51と対応関係にありうることを示す。
図6a及び6bは、それぞれ図4の正面図及び側面図を示し、デバイスの内部を示すために第1ボディが透けて見える。
図6aは、2つの空洞内に挿入されうる2つの容器4を示す(図4参照)。各容器4の対称軸41は、各容器4が、空洞内に挿入されるときに角度αで配置されることができ、テストストリップが配置されうるカバー2に設けられる第3空洞21の同一部分に向かって収束されうることを示す。このように、2つの空洞に挿入される2つの異なる容器4に含有される2つの異なるサンプルが、同一の領域に向かって流れることができ、且つテストストリップ7上で同時に反応しうる。好適な実施形態では、2つの空洞を有するデバイスの実施例において、角度αは約30°であることができる。
代替的な実施形態では、2つの空洞が、角度をつけて配置されることができ、テストストリップが配置されうるテスト凹部の種々の異なる領域に向けて方向づけされることができる。このように、空洞内に挿入される容器内に含有される流体の反応は、連続的であることができ、サンプルは、連続的に種々の試薬で反応させることができる。
図6bは、ブレード51(1つのみが示されている)が、水平面に対して傾角βで配置されていることを示す。ブレード51は、したがって、容器4が各空洞31内に挿入されるときに、容器4の下部を穿孔することができる。このようにして、サンプルの少なくとも一部が、容器4から放出され、テスト凹部内に配置されうるテストストリップ7に到達する。好適な実施形態では、2つの空洞を有するデバイスの実施例において、角度βは約13°であることができる。
図7は、図4のデバイスの底面図を示す。テストストリップ7は、透明カバー2を通してデバイスの外から目視可能でありうる。さらに、図7は、テスト凹部6の同一部分に向かって収束する2つの容器4を示す。カバー2は、突出部がない平面であることができ、結果の自動解釈のためにスキャナー(図示せず)上に簡単に置くことができる。代替的な実施形態では、携帯式であるかに関わらず、他の種類の読取機を使用することができ、又は、スキャナーを、定量的又は定性的結果を提供しうるコンピュータと組み合わせることができる。
さらに、カバーを、例えば熱ブロック(サーモブロック)上に簡単に置くことができ、それによって、温度を比較的簡単に制御することができる。これは、温度の制御が重要であり、検出反応がDNAのハイブリダイゼーションである実装態様において、特に興味深いかもしれない。
上述の一部の実施形態では、検出されるべきバイオ分析物は、DNA分子又はRNA分子でありうる。これらの一部の事例では、これはPCR反応の増幅産物でありうる。この場合、結合分子は、ハイブリダイゼーションプローブ、即ち、可変長(通常、100−1000塩基の長さ)のDNA又はRNAの断片であることができ、プローブ内のシーケンスに相補的な標的配列の存在を検出しうる。プローブは、その結果、核酸(DNA又はRNA)にハイブリダイズし、その塩基配列は、プローブと標的の間の相補性に起因して、プローブと標的の塩基対合を可能にする。
他では、検出されるべきバイオ分析物は、プロテインであることができ、使用されるべき結合分子は、したがって、抗体であることができる。例えばアプタマーなどの抗体又は抗体に似た機能を有する分子を使用する親和性バイオアッセイは、通常、イムノアッセイと呼ばれる。イムノアッセイの典型例は、酵素結合免疫吸着検査法(ELSA)である。
図8aは、さらなる実施形態による、デバイスの斜視図を示す。図8bは側面、図8cは図8bのラインA−Aに沿った断面図、図8dはデバイスの底面図、図8eは図8dのラインB−Bに沿った長手方向の断面、及び図8fは図8dのラインC−Cに沿った断面を示す。一致する部分に対して同じ参照番号が使用される。
図8aー8c、8e、及び8fは、第1ボディ91及び第2ボディ92から構成されうるデバイスを示す。第1ボディ91は、第2ボディ92上に実質的に積み重ねられるようにして配置されうる。第1ボディ91は、流体サンプルを含有する容器4を受けるように適合される2つの空洞911を有しうる。
図8dは、第2ボディ92が、第1ボディ91の空洞911と対応するオリフィス923をさらに含むことができ、それにより、容器の挿入、並びに空洞911と第2ボディ92及び透明カバー93によって画定されうるテスト凹部6との間の流体連通を可能にすることを示す。
図8cに示されるように、第1ボディ91及び第2ボディ92は、それぞれ、一又は複数のブレード95を収容するための一又は複数のくぼみ912及び922を含むことができる。ブレード95は、さらに、空洞911及びオリフィス923に突出することができ、それにより、容器4が挿入のために押し下げられた時に、容器4を穿孔する。
図8cは、さらに、透明カバー93が、第2ボディ92の陥凹部921に収容されうることを示す。図8dに示されるように、透明カバー93は、テスト凹部6にテストストリップが収容されていないとき、第2ボディ92の底部から見通すことを可能にし、テスト凹部にテストストリップが収容されているとき(図示せず)は、透明カバーを通して外から読み取り可能でありうる。テスト凹部6は、例えば、透明カバー93の連続突出部931(図8fも参照)から構成されうる。
図8dから8fは、開口96が、テスト凹部6の内部の凝結を減少させるために、透明カバー93とは反対側にある、テスト凹部6の壁内に配置されうることを示す。さらに、開口96は、第1ボディ91及び第2ボディ92(図8f参照)の間に設けられるデバイスのテスト凹部6及び内部中空空間97の間の流体連通を可能にするために配置されうる。このようにして、放出されたサンプルの任意の蒸発物が、テスト凹部の透明カバー93上で凝結する代わりに、開口96を通過して内部中空空間97に至って広がりうる。
一部の実施形態では、内部中空空間の容量が、テスト凹部の容量よりも大きいことがある。これは、内部中空空間に向うサンプルの蒸発の通路を改善する。
図8d及び8eでは、開口96が3つだけ示されているが、他の数も可能であり、開口が1つだけというのも可能である。
図8a〜fに表される実施形態は、高温、即ち37〜60℃で行われる反応に特に適しており、例えば、DNA−DNAハイブリダイゼーションの反応(ハプテン‐抗ハプテンではない)を検出することによって、核酸増幅の産物(PCR、SDA,TMA)を検出することに適している。
図8a〜8fに示される実施例では空洞が2つ存在するが、他の実装形態では、異なる数の空洞も見受けられ、空洞が1つだけ設けられていることもありうることを理解されたい。デバイスは、さらに、継ぎ目なく作製することができ、又は、本明細書において以上で実質的に説明した様々なピース/ボディから構成することができる。
一部の実施形態では、本明細書において以上で実質的に説明したデバイスは、少なくとも1つの空洞の壁上に配置される膨出部をさらに含むことができる。このようにして、サンプルを含有する容器が空洞内に挿入されるとき、膨出部が容器の内部に圧力増加を生み出すことができる。少なくとも1つの空洞の大きさは、使用されるサンプルを含有する容器の大きさに依存しうる。このようにして、容器を少なくとも1つの空洞内に適合させるために、容器に多少の圧力をかけなくてはならない可能性がある。
一部の実施形態では、サンプルを含有する容器は、通常「エッペンドルフ(Eppendorf)」として知られる、円錐底部と一体式スナップキャップを備える容器、例えば、微小遠心管などの任意の密封容器であることができる。エッペンドルフなどの容器との組み合わせで使用される、本明細書において以上で実質的に説明したデバイスの利点は、例えば、増幅反応が実行された後、及び検出前に又は検出に際して、サンプルを有する容器を開ける必要を回避することに関連する。デバイスにおいては、増幅サンプルを含有するエッペンドルフが少なくとも1つの空洞内に挿入されることだけが必要とされる。これは、サンプルの汚染、ひいては、分析における偽陽性の可能性を最小限にする。
一部の実施形態では、テストストリップは、標的分析物の合成結合単位と特に結合可能な一又は複数の合成捕捉単位を含む表面を有する基質などの結合エレメントを有する任意の支持体と交換することができる。例えば、基質は、一又は複数のアドレサブルラインを形成するように、基質上に位置づけされた複数の合成捕捉単位を含むことができる。このような基質は、基質が動くことを避けるために、デバイスのテスト凹部上に置くことができるが、特にテスト凹部の内部に入れる必要はない。様々な材料が基質として使用されることができ、このような材料は当業者に知られているものである。
一部の実施形態では、デバイスは、その外面の一部の上に、又はデバイスを形成する種々のボディの間に配置されるシーリング材料をさらに含むことができる。これは、その密封を確実に行うために役立ちうる。
本明細書では、任意の数の特定の実施形態及び発明の実施例が開示されたが、当業者であれば、他の代替的な実施形態、並びに/或いは発明の使用、並びにそれらの明らかな修正例及び均等物が可能であることを理解するだろう。さらに、本発明は、説明された特定の実施形態のすべての可能な組み合わせを含む。したがって、本発明の範囲は、特定の実施形態によって限定されるべきではなく、以下の特許請求の範囲を公平に読むことによってのみ判断されるべきである。
Claims (16)
- 親和性バイオアッセイにおいて分析物を検出するデバイスであって、
少なくとも1つの透明壁部と、
少なくとも1つのテストストリップを受けるように適合され、且つ前記テストストップが前記透明壁部を通して目視可能であるように配置された、少なくとも1つのテスト凹部と、
流体サンプルを含有する容器を受けるように適合される少なくとも1つの空洞であって、前記空洞が前記少なくとも1つのテスト凹部と流体連通している、少なくとも1つの空洞と、
前記空洞内に容器を挿入すると、前記容器が穿孔され、且つ前記容器から前記サンプルの少なくとも一部が放出されて前記テスト凹部に到達するように、前記少なくとも1つの空洞に対応して配置された穿孔手段と
を含む、デバイス。 - 前記透明壁部が、前記少なくとも1つの空洞が設けられている側面とは反対側にある、前記デバイスの側面の上に配置される、請求項1に記載のデバイス。
- 前記透明壁部の反対側の前記テスト凹部の壁内に一又は複数の開口をさらに含み、前記開口が、前記テスト凹部と前記デバイスの内部中空空間との間の流体連通を可能にするように配置されている、請求項1又は2に記載のデバイス。
- 前記内部中空空間の容量が、前記テスト凹部の容量よりも大きい、請求項3に記載のデバイス。
- サンプルを含有する容器を受けるように適合される2つ以上の空洞を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のデバイス。
- 少なくとも2つの空洞が、角度をつけて配置され、テスト凹部の同一領域に向かって収束する、請求項5に記載のデバイス。
- 少なくとも2つの空洞が、角度をつけて配置され、テスト凹部の種々の異なる領域に向けて方向づけされる、請求項5に記載のデバイス。
- 少なくとも1つの空洞が、前記空洞の壁上に配置される膨出部を含み、サンプルを含有する前記容器が前記空洞内に挿入されるとき、前記膨出部が前記容器の内部に圧力増加を生み出す、請求項1から7のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記穿孔手段が、前記容器の下部を切削するように配置された一又は複数のブレードである、請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス。
- 容器及び前記穿孔手段を収容するための前記少なくとも1つの凹部を受けるように適合される前記少なくとも1つの空洞を画定する陥凹部を有する少なくとも2つのボディを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記2つのボディと透明カバーのさらなる陥凹部との間で前記テスト凹部が画定されるように配置される前記さらなる陥凹部を有する前記透明カバーをさらに含む、請求項10に記載のデバイス。
- 1回使い切りのデバイスである、請求項1から11のいずれか一項に記載のデバイス。
- 核酸増幅反応の分析物を検出する、請求項1から12のいずれか一項に記載のデバイスの使用。
- 請求項1から13のいずれか一項に記載のデバイスと、親和性バイオアッセイのために使用される乾燥化学試薬を含むテスト領域を少なくとも有するテストストリップを含む検出キット。
- 前記テストストリップが制御領域をさらに含み、且つ前記テスト領域が前記乾燥化学試薬をハイブリダイゼーション反応のために使用させるパッドを含む、請求項14に記載の検出キット。
- 前記テストストリップが制御領域をさらに含み、且つ前記テスト領域がイムノアッセイのために使用される乾燥化学試薬を含む、請求項14に記載の検出キット。
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