JP2015511144A - 遠位軸受組立体を有する外科用器具 - Google Patents

遠位軸受組立体を有する外科用器具 Download PDF

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Abstract

外科用切削器具は、近位区間、中間区間および中央管腔を有する外側管状部材を備える。内側管状部材は、中央管腔内に回転可能に受容され、外側管状部材の遠位区間を越えて遠位に延在し遠位区間に対して露出する切削部材を形成する遠位端を含む。軸受組立体は、外側管状部材および内側管状部材に結合される。【選択図】図5

Description

多くの耳鼻咽喉(ENT)の整形外科手術ならびに頭骨内およびその周囲における他の手術で使用される電動外科用器具が開発されてきた。あるタイプの切削器具は、外側管状部材に対して回転可能な内側管状部材によって支持されるバーを含む。バーは、治療部位の標的組織を創面切除するのに使用される。多くの例では、バーの冷却だけでなく治療部位の潤滑を容易にするために、バーおよび/または治療部位が潅注される。他の例では、創面切除された組織ならびに余分な流体の除去のために、治療部位が吸引される。
いくつかの最新の切削器具では、内側管状組立体には、器具を曲げやすくするためにばね区間が用いられ得る。加えられる可撓性が増すにつれて、内側管状部材に結合されている対応するバーが、外側管状部材に対してかなり大きく軸方向に動かされることがある。この軸方向の動きによって、望ましくない応力が内側管状部材に加わることがある。さらに、例えば器具の追跡誘導技術(instrument tracking and navigation technology)を用いるとき、軸方向の動きによって、患者に対するバーの配置または患者の解剖学的構造内での位置の追跡が困難になる。したがって、軸方向の動きを示す遠位バーを有する外科用器具は、内側管状部材における応力が増加し器具の正確な追跡を妨げるので、マイクロ創面切除器具としての有効性が低下する恐れがある。
外科用切削器具は、近位区間、中間区間および中央管腔を有する外側管状部材を備える。内側管状部材は、中央管腔内に回転可能に受容され、外側管状部材の遠位区間を越えて遠位に延在し遠位区間に対して露出する切削部材を形成する遠位端を含む。軸受組立体は、外側管状部材および内側管状部材に結合される。
本開示の原理による、外科用創面切除器具を含むシステムの斜視図である。 器具の組立図である。 図2の器具の拡大部分断面図である。 図4Aは創面切除器具の遠位軸受組立体の斜視図である。図4Bは創面切除器具の遠位軸受組立体の斜視図である。図4Cは創面切除器具の遠位軸受組立体の斜視図である。図4Dは創面切除器具の遠位軸受組立体の斜視図である。 創面切除器具を使用した治療部位の潅注の概略図である。 創面切除器具の外側管状部材の外側部分の上平面図である。 図6の線7−7に沿った器具の断面図である。 外側ハブ内に固定されている、図6の器具の近位区間分の拡大部分断面図である。 創面切除器具の外側管状部材の内側部分の上平面図である。 図9の線10−10に沿った器具の断面図である。 外側管状部材の側壁の内部通路を示す、外側管状部材の透視図である。 図11の線12−12に沿った、外側管状部材の断面図である。
本開示の実施形態は、遠位切削先端の軸方向の動きを抑制する遠位軸受組立体を有する切削器具を対象とする。
一実施形態では、切削器具は、外側管状部材内に回転可能に受容されバーなどの切削部材をその遠位端に含む、内側管状部材を含む。内側管状部材および外側管状部材は、ハブをそれぞれ含み、それによって内側管状部材と外側管状部材の回転関係、さらに、内側管状部材と外側管状部材の両方を支持するハンドピースによるそれらの制御が円滑になる。内側管状部材を回転させるとバーが回転し、それによって治療部位の標的組織の創面切除がなされる。
外側管状部材は、内部通路を画成する側壁を含む。内部通路は、潅注路として働き、潅注流体をバーに隣接する治療部位に供給する。潅注路は内部に組み込まれており(従来の切削器具のように)外部の管の中に設けられていないので、切削器具の断面形状が小さくて済む。断面形状がより小さいことによって、器具の遠位切削端部をより小さな治療部位に挿入することが可能になり、また、治療部位へのアクセスをもたらす細いおよび/または曲がった通路の中を通って遠位切削端部を容易に導入できるようになる。他の一態様では、外側管状部材の側壁内に潅注路を設けることによって、潅注流体と内側管状部材(または切削器具の内部にある他の構成要素)との相互作用が回避される。
遠位軸受組立体は、外側管状部材に対するバーと内側管状部材の軸方向の動きを制限する。いくつかの実施形態では、遠位軸受組立体は、バーと潅注路の結合に1つまたは複数のボールを用いる。一態様では、ボールは、バーの円周まわりに等間隔に配置され、潅注路の開口内およびバーのレース内に配置される。
いくつかの実施形態では、バーおよび内側管状部材は、さらに、バー(および内側管状部材)の内部を通る吸引路を画成し、それによって従来の器具によく使われるタイプの外部に吸引管がある従来構造が回避される。諸実施形態では、内側管状部材は、吸引路が内側管状部材と外側管状部材の両方のハブ組立体を通って連続的に延在することができるような長さを有する。したがって、この構造の場合、吸引路が内部に組み込まれているので、さらに、上述したように外側管状部材の側壁内に潅注路を配置することで得られる小さい断面形状が保たれる。
一実施形態では、器具は、電磁画像誘導システムにおいて使用されるように構成され、したがって少なくとも1つの追跡装置を装備する。一つの例示的な電磁画像誘導システムは、2009年3月10日出願の「Navigating A Surgical Instrument」という名称の米国特許出願公開第2010/0234724号において開示されている。一般的に、追跡装置は、画像誘導システムに装置の位置および向きの表示を提供することができる1つまたは複数のコイルを含むことができる。この表示は、外科用器具を用いた外科処置中に有用なものとなり得る。
本開示の原理を具現化した外科用器具は、これらに限定されるものではないが、様々な洞手術、(下垂体部腫瘍、斜台脊索腫などの)頭蓋底腫瘍除去、乳突削開術、側頭骨腫瘍除去、開頭手術、修正ロスロップ(modified Lothrop)手術、脊椎疾患、切痕形成術、肩峰形成術、椎弓切開術、椎弓切除術および同様のものを含む、様々なタイプの外科手術において利用可能である。
図1〜12に関連して、上記その他の実施形態をより十全に説明する。
図1、2には、外科用マイクロバーリング器具10の好ましい一実施形態が示されている。器具10は、(図1において全体的に参照される)外側管状組立体12および内側管状組立体14を含む。特に図2を参照すると、外側管状組立体12は、外側ハブ16および外側管状部材18を含み、内側管状組立体14は、内側ハブ20および内側管状部材22を含む。内側管状部材22は、外側管状部材18内にそれと同軸に受容されるように寸法設定され、バー24として具現化される切削部材を形成する。他の例示的な切削部材は、様々な刃および組織を切削するように構成される同様のものを含むことができる。内側管状部材22は、端部143を有する近位区間142および遠位区間145を含む。内側管状部材22は、さらに、遠位区間145においてバー24の近位に位置するばね区間26を備える。内側管状部材22は、ばね区間26により曲がるので、内側管状部材が外側管状組立体22の湾曲を呈することができる。一態様では、内側管状部材22の内面は、管腔147を画成する。
図1に示されるように、外側管状部材18は、外側ハブ16から遠位に延在する。この目的のため、外側ハブ16は、当業界で既知の多種多様な形態をとることができる。いくつかの実施形態では、外側ハブ16は、制御装置34によって制御される流体源32と管(図示せず)を介して流体連通するように構成される潅注口30を備える。
図1に示されているが、さらに図3を参照すると、内側管状部材22は、内側ハブ20から遠位に延在する。引き続き図1を参照すると、いくつかの実施形態では、内側ハブ20は、遠位端95から近位端96まで延在し、器具10を操作するためのハンドピース36により係合されるように構成される。具体的には、回転制御装置38によって、バー24が高速回転して標的組織を創面切除または別の方法で切削することができるように(ハンドピース36と内側ハブ20の連結を介して)内側管状部材22の選択的な回転制御が可能になる。
さらに、内側管状部材22は、適宜、バー24に吸引をもたらす負圧源37に結合される。さらに、ハブ16は、器具10が患者の解剖学的構造内でのバー24の位置を決定することができる適切な電磁画像誘導システムと一緒に使用され得るように、適切な追跡装置39に結合され得る。一実施形態では、追跡装置39は、患者の解剖学的構造に対する器具10およびバー24の描出の表示に使用可能な画像誘導システムによって検出可能な1つまたは複数の電磁コイルを含む。電磁コイルは、画像誘導システムによって検出可能な基準位置を提供することができ、それによって、(例えば、コンピュータ断層撮影法(CT)、または磁気共鳴映像法(MRI)スキャンを用いた)手術前の処置の間、その基準位置に基づいて画像誘導システムによるバー24の向きおよび位置の決定が可能になる。外科的処置の間、例えば患者の解剖学的構造に関してモニタ上にバー24の画像を映し出すことによって、外科医の助けとなるようにバー24の向きおよび位置を示すことができる。
図2を参照すると、外側管状部材18は、近位端41を有する近位区間40(図6)、中間区間42、遠位端45を有する遠位区間44(図6)、および中央管腔46を画成する、細長い管状本体である。外側管状部材は、器具10の遠位区間44と近位区間40の間の結合部に、全体が51で参照されるわずかに屈曲した部分を画成する。一実施形態において、さらに図1を参照すると、器具10の屈曲部51は、遠位区間44の(破線Aによって示される)中心軸が近位区間40の(破線Bによって示される)中心軸に対して10°〜90°の範囲内の角度αを画成するように構成される。数ある用途の中でも、特に、この屈曲部51は、とりわけ遠位区間44に屈曲部51があると好都合な外科的処置の中で頭蓋骨ベースの処置中に遠位区間44を適切に位置決めするのに有用である。屈曲部51の領域において、(例えば、その遠位端にあるバー24を回転させるために)内側管状組立体14の必要な回転を容易にするために、内側管状部材は、可撓性を有し、適切な材料を用いたばね区間26からなるのが好ましい。具体的には、ばね区間26は、可撓性を有するので、外側屈曲部51の形状を呈することができる。あるいは、他の構造を用いることもできる。例えば、屈曲部51をなくして、外側管状部材18を実質的に直線状にすることもできる。
中央管腔46は、近位区間40から遠位区間44まで延在する。これに関しては、以下により詳細に説明するように、遠位区間44は、内側管状部材22が外側管状部材18の遠位端45を越えて遠位に延在できるように、その遠位端45で開口している。同様に、近位区間40は、その近位端41で開口しており、それによって中央管腔46内での内側管状部材22の位置決めが容易になる。さらに、これに加えて図3、6、8を参照すると、近位区間40は、近位端41より遠位に位置する近位窓47を備える。いくつかの実施形態では、近位区間40は、さらに、近位区間40の表面上に配置され、近位窓47を囲繞する刻み付き部分49を備える。一形態では、図3、8に示されるように、刻み付き部分49によって、近位区間40が外側ハブ16の内側部分に容易に固定可能になる。
適切な一形態では、図8に示されるように、近位区間40は、刻み付き部分49が外側ハブ16の遠位端92と中間区間91の範囲内に固定されるように、外側ハブ16の管腔93に挿入される。図3においてより良く見られるが、近位区間40は、窓47が潅注口30の底部開口31の下に並ぶまで、外側ハブ16の管腔93内を近位に前進され、次に、この位置で、潅注口30と近位窓47との流体連通を維持するように固定される。さらに、この形態では、近位端41は、外側ハブ16の管腔93に開口している。したがって、一態様では、近位区間40は、外側ハブ16を上に受容するように適合された外径を有する。
しかし、外側管状部材18の残りの部分は、所望の洞手術を実施するように選択される(図7において参照番号74で示される)比較的均一な外径、および内側管状部材22を回転可能に受容するように選択される(図7において参照番号107で示される)比較的均一な内径にされるのが好ましい。例えば、一実施形態では、中間区間42ならびに遠位区間44によって、内側管状部材22/バー24を洞手術の一部として使用することができる。
図2を参照すると、内側管状部材22は、内側ハブ20から延在する。好ましい一実施形態では、内側ハブ20は、使用中、内側管状部材22を自動的に回転させるように操作できるハンドピース36に選択的に取り付けられるように構成される。
前述したように、内側管状部材22は、その遠位端にバー24を形成する。一般的に、バー24は、様々な形態をとることができ、その回転によって生体組織を切削または研磨する研磨面または粗面を有するようになされる中実部材である。いくつかの実施形態では、バー24は、1つまたは複数の切削要素を含む切削面を形成する。図面では球状のバーの形態が示されているが、これらに限定されるものではないが、円柱状、半球状、楕円状および梨状形状を含む他の形態も使用可能であることが理解されよう。
図1〜3を参照すると、マイクロバーリング器具10は、内側管状部材22を中央管腔46を通って外側管状部材18内に同軸に配置することにより組み立てられる。具体的に図3を参照すると、内側ハブ20(内側ハブ20の遠位端95)は、外側ハブ16(内側ハブ16の近位端94)に当接する。この点を念頭に置けば、内側組立体14の内側管状部材22および内側ハブ20は、外側組立体12の外側管状部材18および外側ハブ16に対して回転可能である。この目的のために、内側ハブ20とバー24の間の分離距離は、外側ハブ16と外側管状部材24の遠位端45の間の分離距離よりも大きく、したがって、図1に示されるように、バー24の所望の位置が外側管状部材18に対して露出することが決まる。具体的には、内側管状部材22は、外側管状部材18の遠位端45が内側管状部材22のバー24および遠位端145に近接するように、外側管状部材18内に同軸に配置される。外側ハブ16は、さらに、ハンドピース36に係合するための肩部35を画成することができる。
さらに、図4A〜4Dを参照すると、器具10は、遠位軸受組立体61をさらに含む。遠位軸受組立体61は、外側管状部材18に対するバー24の軸方向の動きを制限し、具体的には、遠位区間44の中心軸A(図1)に平行な方向にバー24の軸方向の動きを制限する。図示の実施形態では、軸受組立体61は、外側管状部材18内で保持され円形レース63を介してバー24に結合される(図示の実施形態では3つであり、そのうちの2つが図示されている)複数のボール62を含む。
一実施形態では、ボール62の形状は球状であり、セラミック材料で形成され、円形レース63まわりに等間隔に(すなわち、互いに120°の間隔を置いて)配置される。他の実施形態では、3つよりも少ないまたは多い数のボールが使用可能である。バー24、特にレース63は、例えば、これらに限定されるものではないが、440ステンレス鋼、M2工具鋼およびカーバイドなどを含む様々な材料で形成されてよい。したがって、一実施形態では、ボール62は、第1の材料(例えば、セラミック)で形成され、レース63は、第1の材料とは異なる第2の材料(例えば、440ステンレス鋼)で形成される。場合によっては、ボール62とレース63に異なる材料を使用することによって、磨損および/または磨耗が起こらないようにすることもできる。
ボール62およびレース63に選択した材料に関わらず、軸受組立体61によって、管102に対するバー24の軸方向および径方向の位置が制御され、磁気画像誘導システムと共に使用される間、バー24の正確な追跡が可能になる。さらに、ボール62とレース63の間の転がり接触は、バー24と内側部分104の間の摺動接触と比べて摩擦を低減する。したがって、動作中の外側部分102の温度が低くなるので、外側部分102に近接しているおよび/またはそれに接触している組織の損傷を防ぐことができる。さらに、器具10についての別個のスラスト軸受の必要がない。軸受組立体61は、内側部分104がボール62のためのボールキャリアとして働きバー24が内側レースとして働く、玉軸受のように動作することができそれと構造が似ている。外側部分102は、ボール62からの荷重を支承しなくてよく、ボール62を開口106内の所定の位置で保持するようになされ得る。組立てが完了すると、軸受組立体61は、外側部分102および内側部分104に対するバー24の回転を可能にしつつ、バー24の軸方向の動きを制限する。
バー24は、一方の端部において先端70で終端し、シャフト71を含み、先端70の反対にある近位端73で終端する。レース63は、バー24の近位端73の近くに機械加工される。さらに、バー24は、先端70によって切削された組織を吸引する内側管腔75を含む。以下により詳細に説明するように、外側管状部材18は、外側部分102および内側部分104を含む。複数のボール62は、内側部分104の対応する開口106内に位置決めされる。図4Dに示されるように完全に組み立てられると、ボール62は、円形レース63に係合し、外側部分102で覆われる。さらに、図4では、先端70は全体的に球状の形状を有するとして示されているが、バー24は、図1、2に関連して前述したように、他の形状を取ることもできる。
図1、2に示されているが、さらに図5を参照すると、バー24が標的組織82を創面切除するために治療部位80に位置決めされると、バー24および/または治療部位80を潅注するように、流体源32から供給される流体58が外側管状部材18の側壁60の(例えば外側部分102と内側部分104の間に形成される)内部通路64を通って流される。一態様では、この構造によって、バー24が回転して標的組織82を切削する間、処置に応じて適切に流体58を(さらに矢印Fで示されるように)治療部位80に注ぐことができる。いくつかの実施形態では、バー24が回転して標的組織82を切削する前および/または切削した後、流体58が治療部位80を潅注する。側壁60は様々な形態をとることができるが、以下に具体的な一実施形態をより詳細に説明し、図7〜12に示す。
バー24の先端70は、バー24のシャフト71の中を通って延在し内側管状部材22によって画成される中央管腔147に開口する管腔75を形成する。バー24の中を通って延在するように管腔75を形成することで、外側管状部材18の側壁60の内部通路64の中に潅注路を設けることで得られるより小さな断面形状に従って、器具10の全体的により小さい断面形状が保たれることになる。それでもやはり、中央管腔147は、マイクロバーリング器具10の吸引導管として働く。さらに、図5を参照すると、中央管腔147を含む吸引路を装備した器具10が標的部位82の治療に使用されるとき、標的部位82から研磨された組織を除去するために、バー24の中を通って延在する管腔75によって、内側管状部材22の中央管腔147を介して断続的または連続的な(矢印Vによって示される)吸引が可能になる。
図1、2に関連して前述したが、外側管状部材18は、図5に関連して前述したように、バー24を冷却するおよび/または治療部位80を潤滑させるために流体を供給するように構成される内部通路64を画成する側壁60の形態を得るように多くの形態をとることができる。それでもやはり、一構成では、図9、10に示されるように、外側管状部材18は、図6〜8に示される外側部分102および内側部分104から形成される組立体100を含む。外側部分102および内側部分104は、2つの別個の部材からなり、それらが一緒に接合されて図11、12に示される形状を有する組立体100が形成される。明確に例示するために、内側部分102および外側部分104のそれぞれをさらに別々に説明することにする。
図7は、外側管状部材18の外側部分102の断面図であり、中空スリーブを画成する外側部分102を示している。一形態では、外側管状部材18の外側部分102の外面は、全体として外側管状部材18に関して図3、6、8に関連して前述した実質的に同じ特徴および特性を有する。一態様では、図7には、さらに、内側部分104を受容するように寸法設定され適合される直径を画成する内面107を含む外側部分102が示されている。外側部分102は、さらに、外側管状部材18の外面を形成し全体的に均一で滑らかな外径をもたらす外面74を画成する。
図9は、本開示の原理による、外側管状部材18の内側部分104の側平面図であり、図10は、本開示の原理による、内側部分104の断面図である。内側部分104は、多くの形態をとることができるが、図9、10に示される一形態では、内面120および外面122を画成する。内面120は、近位区間40から中間区間42を通って遠位区間44まで、概ね均一な直径を画成し、全体的に均一で滑らかである。しかし、外面122は、遠位区間44から中間区間42に沿って近位区間40の少なくとも一部を通って延在する細長い凹部130の列128を画成する。一実施形態では、細長い凹部130は、内側部分104の長さの大部分(したがって外側管状部材18の長さの大部分)に沿って延在し、細長い凹部130に対して横方向に延在する円形凹部140に隣接して終端する。一態様では、円形凹部140は、内側部分104の外面の円周まわりに延在するリングを形成する。後で図11において例示されるように、円形凹部140は、細長い凹部のそれぞれと同時に流体連通する。
図9に示されるように、一態様では、内側部分104の外面122は、さらに、円形凹部140の近位に非凹部部分142を画成する。非凹部部分142は、外側部分102の内面107に密封するように固定されるように寸法設定され適合される。一実施形態では、非凹部部分142は、外側部分102の内面107に対してレーザ溶接される。この構造によって、外側管状部材18の(図6、8に示される近位窓47の近位に位置する)近位区間40で内側部分104が外側部分102に固定され、同時に、外側管状部材18の側壁60内に全体的に延在する流体連通路の終端部が画成される。したがって、近位区間40において(潅注口30および流体源32から)外側管状部材18に流入した流体は、外側管状部材18の近位窓47に入り、円形凹部130(図3、6、8)を通って内側部分104の非凹部部分142に遠位にだけに流れ、凹部130に進入する。
図10で最も良く見られるように、(外側管状部材18の)内側部分104の細長い凹部130は、内側部分104の円周まわりに等間隔に配置される凹部130の列128を形成する。それぞれの細長い凹部130は、内側部分104の外面122上に形成された隣接する一対の隆起した突出部150の間に画成される。図10に示される一形態では、列128は、内側部分104の外面122の円周まわりに等間隔(すなわち、互いに等距離)に配置される6つの細長い凹部130を含む。もちろん、他の形態では、細長い凹部130は6つよりも多くても少なくてもよい。それでもやはり、外側管状部材18の側壁60内に内部通路64を形成するのに、少なくとも1つの凹部130が設けられる。(より少ない凹部ではなく)より多くの数の凹部が内側部分の円周まわり(したがって、外側管状部材18の円周まわり)に等間隔に配置される形態によって、側壁60の中を通る流体流れのバランスがさらにとられるようになる。この構造にすることで、外側管状部材18の側壁の厚さをより薄くすることができるようになる。というのも、各凹部130の厚さすなわち(図12においてHで示される)高さをより小さくすることができ、その一方で、概して、外側管状部材18の側壁60内には同じ量の流体が流れることができるからである。
内側部分104の形成に様々な技術を使用することができるが、一実施形態では、内側部分104は、第1の厚さを有する全体的に管状のスリーブ(図示せず)を設け、次いで、そのスリーブの(外面122に対応する)外面を切削して各細長い凹部130を作り出すことで形成される。したがって、図10を参照すると、突出部150は、全体的に、スリーブの元の(T1で示される)第1の厚さを画成するが、それぞれの突出部150の間に延在する凹部130は、第1の厚さよりも実質的に小さい(T2によって示される)第2の厚さを有する。第1の厚さと第2の厚さの差は、図11に最も良く見られるように、凹部130の高さを画成することになる。一態様では、各凹部130の(Hによって示される、T1とT2の差である)高さ、各凹部130の(Wによって示される)幅、および凹部の数は、外側管状部材18の側壁60内の内部通路64を通って流体を送るのに使用可能な断面積を画成する。
図11は、組み付けられて外側管状部材18を形成している内側部分104と外側部分102を示す、外側管状部材18の組立体100の透視図である。図12は、外側管状部材18の組立体100の内側部分104と外側部分102の関係をさらに示す、図11の組立体100の断面図である。
図11、12を見てみると、内側部分104を外側部分102に摺動可能に挿入すると、内側部分104は、外側部分102内に同軸に配置されることになる。この構造の場合、突出部150は、外側部分102の内面107に接触し、それによって、それぞれの細長い凹部130と外側部分102の内面75との間に別々の導管160が形成される。したがって、一態様では、それぞれの隣接する一対の突出部150は、それぞれの導管160の側壁を画成する。導管160は、外側管状部材18の(図9においてLによって示される)長さの大部分にわたって延在し、(潅注口30から近位窓47(図6)および円形凹部140を通って流体58がそこに供給される)近位区間40から遠位区間44までの流体連通路を提供する。一態様では、(やはり図10に見られる)円形凹部140の表面141および各凹部130の底部部分は、(円形凹部150と各凹部130の間の)結合部155において高さが実質的に同じであり、それらの間に全体的につなぎ目のない移行部がもたらされる。
したがって、図11、12に示される1本または複数の導管160は、図5に関連して前述した外側管状部材18の側壁60の内部通路64に相当する(かつ内部通路64のただ1つの形態を画成する)。したがって、導管160は、外側管状部材18の側壁60内に流体流路を画成し、流体58を(流体源32から)バー24および治療部位80の標的組織82に送達する。先に言及したように、この送達された流体は、治療部位80に注入されて回転中のバー24を冷却しかつ/または標的組織82を潤滑させ、それによってバー24の創面切除処置の有効性が向上する。
さらに、潅注流体路が外側管状部材18の側壁60の内部にあるので、外側管状部材18の全体的な断面形状がより小さくなる。他の態様では、外側管状部材18の外面74は、全体的に均一で滑らかであり、従来の器具で見られるような、器具に外部から取り付けられた潅注管によってその他の方法で形成される1つまたは複数の突出部のような、際立った突出部がない。この点を念頭に置けば、断面形状がより小さいことで、器具10の操縦性が向上し、それによって器具10の遠位区間44が様々な軟組織および骨構造を貫通できるようになり、バー24の回転が展開される治療部位への経路の途中で遭遇する軟組織および骨構造に器具10が引っ掛かる可能性が低くなる。
正確な形状に関わらず、本発明のマイクロバーニング器具10は、様々な洞手術および他の処置の実施に有用である。一例として、図1、2の一実施形態を参照すると、組立て済み器具10が標的部位に展開される。例えば、一外科的処置では、器具10を治療部位80まで操縦し、図5に示されるように、バー24を骨または他の標的組織82に対して位置決めする。他の関連の外科手技を器具10の使用前、使用中または使用後に実施してもよい。
次に、内側管状部材22を外側管状部材18に対して回転させて、接触している軟骨および/または骨をバー24でバーリング(例えば、切削または研磨)する。図5において最も良く見られるように、バー24、したがって標的部位82には、外側管状部材18の側壁60内に延在する(例えば、潅注導管160である)内部通路64を通って潅注流体が定期的または連続的に注がれる。
上述した外科手技に加えて、本開示のマイクロバーニング器具10は、バーおよび標的組織を潅注するように流体を治療部位に注ぎながら硬組織を創面切除または切削する、様々な他の外科処置の実施に使用可能である。
それでもやはり、バー24の近位に、中央管腔147に別の方法で流体連結される外部に延在する吸引路を含むように(図1〜12の)器具10の実施形態に修正を加えることによって、一代替実施形態が作成され得ることが理解されよう。この構造によって、図1〜12に関して前述した本開示の原理に従って形成される内部に配置される潅注機構と組み合わさった外部に配置される吸引機構が提供される。
当業者に周知なように、外側管状部材18および内側管状部材22は、ステンレス鋼またはチタン合金などの生体適合性のある金属材料および同様のものなどで形成される。したがって、少なくとも外側管状部材18は、全体的に剛性部材を画成する。
好ましい実施形態を参照して本開示を説明してきたが、当業者なら、本開示の精神および範囲から逸脱することなく形態および詳細に変更を加えることができると理解されよう。

Claims (26)

  1. 近位区間、遠位区間および中央管腔を有する外側管状部材と、
    前記中央管腔内に回転可能に受容される内側管状部材であって、その遠位端が、前記遠位区間を越えて遠位に延在し前記遠位区間に対して露出する切削部材を形成する、内側管状部材と、
    前記外側管状部材に対する前記内側管状部材の回転を可能にするように、前記外側管状部材の前記遠位区間および前記内側管状部材に結合される軸受組立体と
    を備える外科用器具。
  2. 前記軸受組立体が、複数のボールを含む、請求項1に記載の外科用器具。
  3. 前記外側管状部材が、内側部分と、外側部分とを含む、請求項2に記載の外科用器具。
  4. 前記複数のボールが、前記内側部分の開口内に配置され、前記外側部分で覆われる、請求項3に記載の外科用器具。
  5. 前記複数のボールが、前記切削部材のレース内に配置される、請求項3に記載の外科用器具。
  6. 前記複数のボールが、第1の材料で形成され、前記レースが、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成される、請求項5に記載の外科用器具。
  7. 前記複数のボールが、前記切削部材の円周まわりに等間隔に配置される3つのボールを含む、請求項2に記載の外科用器具。
  8. 前記外側管状部材が、屈曲部を画成する、請求項1に記載の外科用器具。
  9. 前記内側管状部材が、前記外側管状部材の前記屈曲部に適合するように構成される可撓性のばね区間を備える、請求項8に記載の外科用器具。
  10. 前記外側管状部材が、実質的に直線状である、請求項1に記載の外科用器具。
  11. 追跡装置をさらに含む、請求項1に記載の外科用器具。
  12. 前記軸受組立体が、前記遠位区間の中心軸に平行な方向に前記切削部材の軸方向の動きを制限する、請求項1に記載の外科用器具。
  13. 前記切削部材が、バーおよび刃のどちらかである、請求項1に記載の外科用器具。
  14. 外科治療部位において切削処置を実施する方法であって、
    近位区間、遠位区間および中央管腔を含む外側管状部材、ならびに
    前記中央管腔内に回転可能に受容される内側管状部材であり、その遠位端が前記遠位開口を越えて遠位に延在し前記遠位開口に対して露出する切削部材を形成する、内側管状部材
    を含む器具を用意するステップと、
    前記外側管状部材に対する前記内側管状部材の回転を可能にするように、軸受組立体を前記内側管状部材と前記外側管状部材の前記遠位区間との間に配置するステップと
    を含む、方法。
  15. 前記軸受組立体が、複数のボールを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記外側管状部材が、内側部分と、外側部分とを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記複数のボールが、前記内側部分の開口内に配置され、前記外側部分で覆われる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記複数のボールが、前記切削部材のレース内に配置される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記複数のボールが、第1の材料で形成され、前記レースが、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数のボールが、前記切削部材の円周まわりに等間隔に配置される3つのボールを含む、請求項15に記載の方法。
  21. 前記外側管状部材が、屈曲部を画成する、請求項15に記載の方法。
  22. 前記内側管状部材が、前記外側管状部材の前記屈曲部に適合するように構成される可撓性のばね区間を備える、請求項21に記載の方法。
  23. 前記外側管状部材が、実質的に直線状である、請求項14に記載の方法。
  24. 追跡装置をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  25. 前記軸受組立体が、前記遠位区間の中心軸に平行な方向に前記切削部材の軸方向の動きを制限する、請求項14に記載の方法。
  26. 前記切削部材が、バーおよび刃のどちらかである、請求項14に記載の方法。
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