JP2015510742A - 帯域外リンクを用いた近接指示 - Google Patents

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Abstract

フェムトアクセスポイントへのユーザ機器(UE)の近接指示の管理が、帯域外(OOB)信号を使用して提供される。フェムトアクセスポイントに関するOOB識別情報を取得するために、UEは、フェムトアクセスポイントに近いセルの近くにあるとき、OOB識別情報を判定する。このOOB情報は、UEの探索情報データベース(SID)に記憶され、フェムトアクセスポイントに関する帯域内情報に関連する。フェムトアクセスポイントとの近接を後で判定するために、そのUEがフェムトアクセスポイントの周りのフィンガープリントエリア内に存在することを検出することに応じて、フェムトアクセスポイントの探索が、OOB無線リソースと、SID内のフェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報とを用いてトリガされる。UEは、OOB無線リソースを用いてフェムトアクセスポイントを検出するとき、帯域内無線リンク上でそのUEのサービング基地局に近接指示を送信する。

Description

本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、帯域外(OOB)リンクを用いた近接指示に関する。
ワイヤレス通信ネットワークが、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、および放送などの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークである可能性がある。通常は複数のアクセスネットワークであるそのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザに関する通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされるユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)、第3世代(3G)モバイル電話テクノロジーの一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。多元接続ネットワークの形式の例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークが含まれる。
ワイヤレス通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)に関する通信をサポートすることができる多くの基地局またはNodeBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、ダウンリンクでUEにデータおよび制御情報を送信することができ、かつ/またはアップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信することができる。ダウンリンクでの、基地局からの送信は、近隣の基地局またはその他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信が原因である干渉に遭う可能性がある。アップリンクでの、UEからの送信は、近隣の基地局と通信するその他のUEのアップリンクの送信またはその他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭う可能性がある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方の性能を悪化させる可能性がある。
モバイルブロードバンドアクセスの需要が増え続けるにつれて、より多くのUEが遠距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの近距離ワイヤレスシステムが地域に展開されることによって、干渉およびネットワークの混雑の可能性が増す。研究開発が、モバイルブロードバンドアクセスの増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザエクスペリエンスを発展させ、拡張するためにUMTSテクノロジーを発展させ続ける。
本開示の様々な態様は、UEの現在位置の1つのセルまたは複数のセルを判定することを含む、フェムトアクセスポイントまたはホームNodeB(HNB)との近接を検出することを対象とする。判定された1つのセルまたは複数のセルは、フェムトアクセスポイントの少なくとも1つの近隣のマクロセルを含むセルの第1のグループと比較される。セルの第1のグループはUEのフェムトアクセスポイントに対する少なくとも1つの近隣のマクロセルを含むので、第1のグループは、ホームセルの第1のグループと呼ばれる可能性がある。判定された1つのセルまたは複数のセルがホームセルの第1のグループの一部であることに応じて、UEは、帯域外(out-of-band:OOB)無線リンクを使用してフェムトアクセスポイントを探索またはスキャンする。UEは、フェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を探索する。UEは、OOB識別情報を検出すると、OOB識別情報がフェムトアクセスポイントに関連することを確認するために、そのOOB識別情報をフェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)内の先に記憶された識別情報にマッピングする。OOB識別情報がフェムトアクセスポイントに関連することを確認することに応じて、UEは、帯域内(in-band)無線リンクを使用してサービング基地局を介してマクロネットワークにフェムトアクセスポイントの近接指示を送信する。
本開示の様々な追加の態様は、UEがフェムトアクセスポイントの近くにあると判定されるとき、マクロネットワークに近接指示を送信することを対象とする。この判定は、(1)応答がOOB無線リンクを介してフェムトアクセスポイントから受信されるときか、(2)フェムトアクセスポイントに関するOOB識別情報がOOB無線リンク上UEによって検出されるときか、または(3)UEがフェムトアクセスポイントに対する近隣のマクロセルのうちの1つもしくは複数の中にあると判定することによるかのいずれかでUEによって行われる。UEが1つまたは複数の近くのマクロセル内にあるというこの判定は、UEの現在位置の1つのセルまたは複数のセルをフェムトアクセスポイントに近いことが知られている1つまたは複数のマクロセルと比較することを含む。
本開示の様々なさらなる追加の態様は、UEにおいてフェムトアクセスポイントに関する情報を管理することを対象とする。そのような態様において、UEは、フェムトアクセスポイントを検出し、検出されたフェムトアクセスポイントに関する近隣のセルの情報をUE内の近接データベースに記憶する。また、UEは、フェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)に帯域内(WWAN)フェムトアクセスポイント識別情報を記憶する。UEは、さらに、フェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を判定し、そのOOB識別情報を、帯域内フェムトアクセスポイント識別情報とフェムトアクセスポイントのOOB識別情報との間のつながりを示す関係マッピングデータとともにフェムトアクセスポイントSIDに記憶する。
モバイル通信システムの例を概念的に示すブロック図である。 本開示の一態様に従って構成されたUEの詳細を示すブロック図である。 本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 本開示の一態様に従って構成されたワイヤレス通信ネットワーク40を示すブロック図である。 本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。 フェムトアクセスポイント自体がOOB無線を備えていない本開示の一態様に従って構成されたUEを示すブロック図である。 本開示の一態様に従って構成されたUEを示すブロック図である。 図1の基地局/アクセスポイントのうちの1つおよびUEのうちの1つである可能性がある基地局/アクセスポイントおよびUEの設計のブロック図である。 本開示の一態様に従って構成されたUEの詳細を示すブロック図である。
添付の図面と合わせて以下で説明される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実施され得るすべての構成を示すように意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的の具体的詳細を含む。しかし、これらの概念がこれらの具体的詳細なしに実施され得ることは当業者に明らかであろう。いくつかの場合、そのような概念を曖昧にすることを避けるために、よく知られた構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
本明細書で説明される技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、およびその他のネットワークなどの様々な広域またはローカルエリアワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。用語「ネットワーク」および「システム」は、多くの場合、交換可能であるように使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、米国電気通信工業会(TIA)のCDMA2000(登録商標)などの無線テクノロジーを実装することができる。UTRAテクノロジーは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAのその他の変形形態を含む。CDMA2000(登録商標)テクノロジーは、米国電子工業会(EIA)およびTIAのIS-2000、IS-95、IS-856、および1xEV-DO規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線テクノロジーを実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash-OFDMAなどの無線テクノロジーを実装することができる。UTRAおよびE-UTRAテクノロジーは、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE-Advanced(LTE-A)は、E-UTRAを使用するUMTSのより新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)、1xEV-DO、およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書において説明される技術は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線アクセステクノロジーならびにその他のワイヤレスネットワークおよび無線アクセステクノロジーのために使用され得る。本開示の様々な態様および代替形態は、LTE、UMTSなどの多くのタイプのネットワークテクノロジーに適用するこ
とができる可能性があるが、本明細書において説明される態様は、UMTSネットワークテクノロジーに関して開示される。しかし、本開示の様々な態様はUMTSシステムでの応用に限定されないことは、理解されるであろう。
図1は、通信のためのワイヤレスネットワーク10を示す。ワイヤレスネットワーク10は、UMTSネットワークとすることができる。ワイヤレスネットワーク10は、いくつかのアクセスポイント(AP)103〜108およびその他のネットワークエンティティを含む。アクセスポイントは、UEと通信する局とすることができ、基地局、NodeB(NB)、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。アクセスポイント103〜108のそれぞれは、特定の地理的なエリアに通信カバレッジを提供することができる。3GPPにおいては、用語「セル」は、用語が使用される文脈に応じて、アクセスポイントのこの特定の地理的なカバーエリアおよび/またはそのカバーエリアにサービスを提供するアクセスポイントのサブシステムを指す可能性がある。アクセスポイント103〜108は、それぞれ、セル100〜102および109〜111に通信カバレッジをそれぞれ提供する。
アクセスポイントは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/またはその他のタイプのセルに通信カバレッジを提供することができる。セル100〜102などのマクロセルは、概して、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダによるサービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを許す可能性がある。セル111などのピコセルは、概して、比較的狭い地理的エリアをカバーする可能性があり、ネットワークプロバイダによるサービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを許す可能性がある。セル109〜110などのフェムトセルも、概して、さらに狭いエリア(例えば、家、部屋など)をカバーする可能性があり、無制限のアクセスに加えて、フェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、限定加入者グループ(CSG)のUE、家の中のユーザのためのUEなど)による制限されたアクセスも提供する可能性がある。マクロセルのためのアクセスポイントは、マクロアクセスポイントと呼ばれることもある。ピコセルのためのアクセスポイントは、ピコアクセスポイントと呼ばれるか、またはフェムトセルのためのアクセスポイントとともに広くフェムトアクセスポイントと呼ばれることもある。本出願の目的では、「フェムトアクセスポイント」は、フェムトアクセスポイント、ピコアクセスポイント、ホームNodeB(HNB)などの、マクロアクセスポイントではないアクセスポイントを指すために使用される。図1に示された例において、アクセスポイント103〜105は、それぞれ、マクロセル100〜102のためのマクロアクセスポイントである。アクセスポイント106〜108は、フェムトセル109〜110およびピコセル111のためのフェムトアクセスポイントである。アクセスポイントは、1つまたは複数の(例えば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
ワイヤレスネットワーク10は、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作に関して、アクセスポイントは、揃えられたフレームタイミングを有する可能性があり、異なるアクセスポイントからの送信は、時間的に揃っている可能性がある。非同期動作に関して、アクセスポイントは、異なるフレームタイミングを有する可能性があり、異なるアクセスポイントからの送信は、時間的に揃っていない可能性がある。本明細書において説明される技術は、同期動作かまたは非同期動作かのどちらかのために使用され得る。
UE112〜114は、ワイヤレスネットワーク10中に散在しており、各UEは、移動しないことも、または移動することもある。UEは、端末、移動局、モバイル機器、加入者ユニット、局などとも呼ばれることもある。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などとすることができる。UEは、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、中継器などと通信することができる可能性がある。
ワイヤレスネットワーク10は、アクセスポイント103-108の多様なセット(例えば、マクロアクセスポイントおよびフェムトアクセスポイント)を使用して単位面積当たりのシステムのスペクトル効率を改善する。ワイヤレスネットワーク10は、そのワイヤレスネットワーク10のスペクトルのカバレッジのためにそのような異なるアクセスポイントを使用するので、異種ネットワークとも呼ばれることもある。マクロアクセスポイント103〜105は、通常、ワイヤレスネットワーク10のプロバイダによって注意深く計画され、配置される。マクロアクセスポイント103〜105は、概して、高電力レベル(例えば、5W〜40W)で送信する。ピコセル111を定義するフェムトアクセスポイント108は、概して、かなり低い電力レベル(例えば、100mW〜2W)で送信し、マクロアクセスポイント103〜105によって提供されるカバーエリアのカバレッジホールをなくし、ホットスポットの容量を増やすために、比較的無計画に展開される可能性がある。通常はワイヤレスネットワーク10とは独立に展開されるフェムトアクセスポイント109〜110は、それにも関わらず、それらのフェムトアクセスポイント109〜110の管理者によって認められる場合のワイヤレスネットワーク10への潜在的なアクセスポイントとしてか、または少なくとも、ワイヤレスネットワーク10のその他のアクセスポイント103〜105および108と通信することができるアクティブで認識した(aware)アクセスポイントとしてワイヤレスネットワーク10のカバーエリアに組み込まれる可能性がある。概して、フェムトアクセスポイント106〜107も、マクロアクセスポイント103〜105よりもかなり低い電力レベル(例えば、100mW〜200mW)で送信する。
UMTS高速パケットアクセス(HSPA)システムまたはUMTSのリリース99で展開されたフェムトアクセスポイント106〜107などのフェムトアクセスポイントは、ホームNB(HNB)とも呼ばれることがある。LTEシステムに展開されたフェムトアクセスポイントは、ホームアクセスの状況で展開されるとき、ホーム進化型NodeB(HeNB)と呼ばれることがある。本開示の目的で、HeNBおよびHNBは、集合的にHNBと呼ばれるか、または広くフェムトアクセスポイントと呼ばれる。HNBまたはフェムトアクセスポイントの展開は、HNBまたはフェムトアクセスポイントが展開されるエリアにサービスを提供するマクロアクセスポイントの帯域幅を開放しながらホーム環境のサービスおよびデータレートを増加することを提供する。フェムトアクセスポイントの機能およびインターフェースは、基本的に、通常のマクロアクセスポイントの機能およびインターフェースと同じであってもよい。フェムトアクセスポイントがワイヤレスネットワーク内に展開されるとき、ネットワークは、フェムトアクセスポイントを作動させるかまたは停止させ、IDおよび地理的位置を検証し、状態を判定するなど、ネットワークとのフェムトアクセスポイントのインタラクションを制御することができる。
本開示の様々な態様は、UMTS、LTE、および同様のワイヤレステクノロジーに等しく適用され得ることにさらに留意されたい。したがって、本開示の目的で、マクロ進化型NodeB(LTE)およびマクロNodeB(UMTS)は、集合的にマクロアクセスポイントと呼ばれる。当業者は、UMTSおよびLTEなどの様々なワイヤレス通信テクノロジーの間の構造的および技術的違いを容易に理解し、本明細書において開示される態様が任意のそのような同様のワイヤレステクノロジーに等しく適用され得ることをさらに理解するであろう。
フェムトアクセスポイントは、そのフェムトアクセスポイントが通信することができる複数の無線を含むことが多い。ワイヤレス通信ネットワークの一部となるUEとの通信のために、フェムトアクセスポイントは、ネットワークのマクロアクセスポイントが通信するために使用する同じ周波数であることも、または同じ周波数でないこともある周波数上のワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)リンクなどの帯域内通信リンクを使用して通信する可能性がある。フェムトアクセスポイントは、BLUETOOTH(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)、(IEEE 802.11によって規格が決められた)WIFI(商標)、WIFI DIRECT(商標)、ZIGBEE(商標)、IEEE 802.15などの帯域外(OOB)無線を含むOOB信号および送信のための近距離通信能力も含む可能性がある。概して、最近のUEはOOBプロトコルを使用する通信のためにWWAN無線以外の複数の無線も含むので、UEは、UEのWWAN帯域内通信能力に加えてこれらのOOB無線を使用してフェムトアクセスポイントとの通信を確立することもでき得る。
動作の際、OOB能力を含む一部のフェムトアクセスポイントは、関連するOOB無線構成要素をやはり有するフェムトアクセスポイントを含む可能性があるフェムトOOBまたはフェムトOOBアクセスポイントと呼ばれることもある。フェムトOOBの別の実装形態は、WIFI(商標)無線が同じ物理的なフェムトセルの構成要素に統合される統合フェムトWIFI(商標)(IFW:integrated femto WIFITM)などの統合されたフェムトOOBであってもよい。フェムトOOBの別の実装形態は、OOBアクセスポイントがユニバーサルシリアルバス(USB)アタッチメントもしくはドングルとしてフェムトアクセスポイントに取り付けられるか、またはその逆であってもよい。フェムトOOBのさらに別の実施形態においては、フェムトアクセスポイントは、それらのフェムトアクセスポイントが同じユーザに属し、通常は同じサブネットにあるという意味でOOBアクセスポイントに関連付けられ得る。これは、仮想的な統合されたフェムトOOBとして扱われ得る。そのようなフェムトOOBのためのOOB無線は、BLUETOOTH(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標) LE、WIFI(商標)、WIFI DIRECT(商標)、ZIGBEE(商標)、IEEE 802.15などを含み得る。
フェムトアクセスポイントへのアクセスは、すべてのCSGの非メンバーに閉じているか、すべてのUEへのアクセスのために開放されているか、またはアクセス機会が閉じている場合とアクセス機会が開放されている場合の両方を有するハイブリッドセルである可能性がある。アクセス可能な目標のフェムトアクセスポイントにUEをハンドオーバするハンドオーバの決定を行う前に、マクロアクセスポイントは、目標のフェムトアクセスポイントに関する測定情報およびその目標のフェムトアクセスポイントのアクセス制御メカニズムを調べる。しかし、UEがそのUEのCSGホワイトリストのあらゆるフェムトアクセスポイントの継続的な測定を行い、そのUEが遭遇するそれらのCSGセルのシステム情報を読むことは、特に、フェムトアクセスポイントがマクロの周波数とは異なる周波数にあるとき、異周波数間測定をともなうので非現実的である。
マクロアクセスポイントからフェムトアクセスポイントへの内向きの/入っていくハンドオーバのためのこの異周波数間測定を効率的に管理するために、能力のあるUEが、何らかの手段によって、そのUEがそのUEの認められたCSGリストに載っているフェムトアクセスポイントの近くにあることを検出し、そのUEのサービングマクロアクセスポイントを通じてマクロネットワークに近接指示を送信する近接の報告が定義された。UEは、そのUEがそのUEのCSGホワイトリストに保持するCSG識別子(CGI)を有する1つまたは複数のセルの近傍に入っていくかまたはその近傍から出ていくときにはいつもアップリンク元のアクセスポイントへ近接指示を送信する。通常、UEは、そのUEのCSG識別子(CGI)と呼ばれるフェムトアクセスポイントの識別子によって編成された認められているかまたはアクセス可能であるCSGセルのリストを保有する。リストは、CSGホワイトリストと呼ばれることがある。したがって、そのとき、UEのCSGホワイトリストに載っているフェムトアクセスポイントとの近接を判定することができるUEは、ネットワークにこの近接を知らせることができる。ネットワークは、その後、測定情報の要求、およびハンドオーバのためのその他の準備をトリガする。例えば、ネットワークは、UEが他方の周波数へと同調していくための圧縮モード(compressed mode)の測定をスケジューリングし、UEがマクロアクセスポイントとの接続状態にある場合、測定を行う可能性がある。UEの測定値に基づいて、ネットワークは、マクロアクセスポイントからフェムトアクセスポイントへのUEのハンドオーバを開始すべきかどうかを決定する。
再び図1を参照すると、フェムトアクセスポイント106〜107は、それぞれ、フェムトセル109および110を生じるワイヤレスネットワーク10内に展開されたフェムトアクセスポイントまたはホームNB(HNB)を含む。UE112〜114も、ワイヤレスネットワーク10内に示されている。既存の近接検出方法においては、ホームエリアが、目標のフェムトアクセスポイントの知られている隣接したマクロセルによって定義される。例えば、図1に示された態様の目的では、フェムトアクセスポイント106およびフェムトセル109が、UE112のフェムトアクセスポイントおよびホームセルである。したがって、既存の近接判定方式によれば、フィンガープリントと呼ばれることもあるホームエリアは、マクロセル100〜102が組み合わされたエリアとして定義され得る。UE112は、フェムトアクセスポイント、フェムトアクセスポイント106の近接検出で使用するために、近接データベース(proximity database)にマクロセル100〜102の識別情報を保存する。よって、そのような既存の近接検出方式においては、マクロセル100〜102のうちの1つが最も強いセルになるかまたはそのUE112のアクティブセット(active set)のメンバーである位置にUE112が移動するたびに、UE112は、フェムトアクセスポイント106との近接を示す近接指示を、マクロアクセスポイント105などのUE112のサービングアクセスポイントに送信する。加えて、UE112は、フェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)に、無線アクセステクノロジー(RAT)、周波数、セルID、プライマリスクランブリング符号(PSC)、公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)IDなどを含むフェムトアクセスポイントに関連する識別情報をさらに記憶する。
多くの実装において、フェムトアクセスポイントは、マクロアクセスポイントとの通信のために使用される周波数とは異なる周波数で通信する。したがって、フェムトアクセスポイントとの近接が検出されるとき、どんな手段を用いてでも、UEは、測定を実行するためにマクロの周波数から離れて同調(tune away)する。これを容易にするために、マクロアクセスポイントは、圧縮モードのギャップの間にUEをスケジューリングし、それらの圧縮モードのギャップの間、UEは、目標のフェムトアクセスポイントの測定を実行するためにマクロの周波数から離れて同調する。例えば、UE112は、セル102をそのUE112のアクティブセットの中の最も強いセルであるものとして検出するとき、そのUE112がそのUE112のHNB、フェムトアクセスポイント106の近くにあるという判定を行う。既存の検出方式では、次いで、UE112が、近接指示によって、そのUEのサービングセルとしてのマクロアクセスポイント105に近接の報告を送信する。近接指示を受信することに応じて、マクロアクセスポイント105は、フェムトアクセスポイント106に関する測定情報を要求するメッセージをUE112に送信する。この測定要求に含まれるのは、UE112に対する圧縮モードのギャップの割り振りである。UE112は、フェムトアクセスポイント106によってサービスを提供されるフェムトセル109で測定値を検出し、測定を実行するために、この圧縮モードのギャップを使用してマクロアクセスポイント105から離れて同調する。UE112は圧縮モードのギャップの間、マクロアクセスポイント105から離れて同調されるが、マクロアクセスポイント105とのそのUE112の接続は保存される。
セル102の容量への影響は、このフィンガープリント近接検出方法の1つの欠点に過ぎない。フィンガープリントホームエリア(fingerprint home area)がセル100〜102を含むので、UE113などのUEは、フィンガープリント内に入る可能性があり、たとえフェムトアクセスポイント106からかなり離れているとしてもそのUEのHNB、フェムトアクセスポイント106との近接を示す可能性がある。UE113は、マクロアクセスポイント103から測定要求を受信するとき、圧縮モードの1つまたは複数の機会に、フェムトセル109を探索するためにかなりの電力を使用する可能性がある。
近接を判定するためのこの現在の方法は、近接指示をトリガするために信頼性があるが、非常に正確というわけではなく、したがって、UEは、フェムトアクセスポイントに地理的に近くないときであっても近接指示を送信する。これは、UEが、最終的に目標のフェムトアクセスポイントを検出する可能性があるが、まだフェムトアクセスポイントを検出するほど十分にそのフェムトアクセスポイントに近くないので無駄にされるフェムトアクセスポイントの1つまたは複数の圧縮モードの測定をマクロネットワークがスケジューリングする結果となる。この現在の方法は、UEがまだフェムトアクセスポイントに十分に近くないときに要求された測定を実行するためにUEがそのUEのサービングアクセスポイントから離れて同調するようにするので、サービングアクセスポイントの容量が悪影響を受ける可能性がある。
特定のUEおよびフェムトアクセスポイントの帯域外(OOB)リンク能力(例えば、BLUETOOTH(登録商標)、WIFI(商標)、BLUETOOTH(登録商標) LE、WIFI DIRECT(商標)、ZIGBEE(商標)、IEEE 802.15など)を使用して近接を検出するための方法が、開示される。UEは、そのUEがそのUEのフィンガープリントエリア内にあることを発見するとき、対応するフェムトアクセスポイントに関する近接指示を直ちに報告する代わりに、OOBリンクを使用するフェムトアクセスポイントの検出をトリガする。OOBリンク上でフェムトアクセスポイントを検出すると、UEは、そのUE自体がそのUEのフェムトアクセスポイントの近くにあると判定し、近接指示をそのUEのサービング基地局に送信する。OOBリンク上での検出は、近接指示をトリガするための非常に正確で信頼できるメカニズムである。近接指示がUEによってマクロネットワークに送信されると、ネットワークは、圧縮モードの測定のためにUEを構成する。したがって、圧縮モードの測定の1つの機会が、引き続きこの新しい方法で必要とされる。しかし、フェムトアクセスポイントとのUEの近接がより正しく判定され得るので、この方法は、UEが実際にフェムトアクセスポイントに近いときに圧縮モードの測定がネットワークによってスケジューリングされるため、圧縮モードの発生回数を制限する。
この方法はUEおよびフェムトアクセスポイントのOOB能力を使用するので、フェムトアクセスポイントSIDが、以前のフィンガープリントのみの方法で既に使用されていたフェムトアクセスポイントに関連する識別情報に加えて、フェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を含むように更新される。フェムトアクセスポイントの帯域内情報とフェムトアクセスポイントのOOB情報との間の関係を識別する関係マッピング情報が、生成され、フェムトアクセスポイントSIDに記憶される。したがって、UEは、OOBリンクで特定のフェムトアクセスポイントをスキャンしたいとき、スキャン中に使用すべきフェムトアクセスポイントのOOB情報を探すことができる。同様に、UEがOOBリンク上でフェムトアクセスポイントのOOB情報の送信を検出するかまたはフェムトアクセスポイントからスキャンに対する応答を受信するとき、フェムトアクセスポイントから受信されたフェムトアクセスポイントのOOB情報は、フェムトアクセスポイントSIDからの対応するマッピング情報を使用して、フェムトアクセスポイントの帯域内情報に関連付けられる。
再び図1を参照すると、本開示の一態様に従って構成されるUE112が、セル102がそのUE112のアクティブセットのメンバーになったことを検出する。UE112は、そのUE112の近接データベースから、セル102がフェムトアクセスポイント106に関連するフィンガープリントのホームセルのうちの1つであると判定する。セル102はUE112のフィンガープリントホームエリアのメンバーであるので、UE112は、そのUE112がそのUE112のフェムトアクセスポイントのうちの1つ、例えば、フェムトアクセスポイント106の近くにある可能性があると判定する。しかし、図1に示された態様においては、マクロアクセスポイント105に近接指示を送信する代わりに、フィンガープリントエリア内に存在することが検出されたことは、UE112がOOB無線を使用するフェムトアクセスポイントの探索を実行することをトリガする。UE112は、フェムトアクセスポイントSIDを参照してフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を取り出し、その情報を使用してOOBリンクでフェムトアクセスポイントをスキャンする。
図2は、本開示の一態様に従って構成されたUE112の詳細を示すブロック図である。UE112は、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)無線構成要素200を含み、OOB無線構成要素201も含む。OOB無線構成要素201は、BLUETOOTH(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標) LE、WIFI DIRECT(商標)、ZIGBEE(商標)、IEEE 802.15、全地球測位システム(GPS)などの様々なワイヤレステクノロジーのための複数の異なる無線、OOB無線201-1〜201-Nを含み得る。無線構成要素のそれぞれは、WWANおよびOOBプロトコルを介した送信を送受信するために使用される受信機、送信機、アンテナなどを含む。例えば、UE112は、WWAN無線構成要素200で、マクロセル102をそのUE112のアクティブセットのメンバーとして検出する。次いで、UE112は、近接データベース(PD)204を検索する。PD 204は、フェムトアクセスポイント106の周りのフィンガープリントを含む、UE112に関連するフェムトアクセスポイントの周りのフィンガープリントエリアの詳細を含む。セル102がこのフィンガープリントエリアの中にあるとき、UE112は、OOB無線構成要素201を使用して、フェムトアクセスポイント106のスキャニングを開始する。UE112は、接続状態にあるとき、OOB無線構成要素201を使用してフェムトアクセスポイント106からのOOBリンク206上でフェムトアクセスポイント106をスキャンしながら、マクロアクセスポイント105との帯域内WWANリンク205を介してデータを送受信し続ける。
フェムトアクセスポイント106は、WIFI(商標)送信のための能力を有する。UE112は、フェムトアクセスポイント106のWIFI(商標)信号を検出し、WIFI(商標)OOB無線201-1を介して受信されたWIFI(商標)信号からフェムトアクセスポイント106を識別することができる。UE112は、フェムトアクセスポイント106のWIFI(商標)識別情報を使用し、このWIFI(商標)識別情報を、メモリ202内のフェムトアクセスポイントSID 203に記憶されたフェムトアクセスポイントの帯域内/WWAN識別情報とマッチングする。UE112は、フェムトアクセスポイントSID 203内の関係マッピングデータを使用して、WIFI(商標)識別情報をフェムトアクセスポイント106の帯域内/WWANにマッピングする。OOBリンク206上での検出に基づいて得られた情報を使用してフェムトアクセスポイント106を識別した後、UE112は、近接指示を、マクロアクセスポイント105に送信する。そして、ハンドオーバ評価プロセスが、前のように継続する。
上述の方法は、OOBリンク能力を有するフェムトアクセスポイントに適用可能である。OOBリンク能力を持たないフェムトアクセスポイントに関しては、近接を示す報告が、既存のフェムトアクセスポイントのフィンガープリントメカニズムによってトリガされ続ける。したがって、各UEは、フィンガープリントエリアに入ったときを判定する。目標のフェムトアクセスポイントがOOB無線を含まないかまたはOOB能力を備えていないとき、近接は、UEがフェムトアクセスポイントのフィンガープリントエリア内に存在することに基づいて判定される。しかし、フェムトアクセスポイントがOOBに対応している場合は、UEがフェムトアクセスポイントのフィンガープリントエリアに進入することを検出することが、UEがそのUEのフェムトアクセスポイントに関するOOBの探索を実行することをトリガする。
図3は、本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック300において、UEが、現在のセルの位置を、近接データベースに記憶されたホームセルの第1のグループと比較する。ホームセルの第1のグループは、UEに関連するフェムトアクセスポイントの少なくとも1つの近隣のセルを含む。ホームセルのこの第1のグループは、UEに関連するフェムトアクセスポイントの周りのフィンガープリントエリアに対応する。ブロック301においては、現在のセルの位置がホームセルの第1のグループに含まれるかどうかの判定が、行われる。現在のセルの位置がホームセルのこの第1のグループに入らない場合、UEは、監視することと、セルの変更が検出されるときにブロック300で新しい現在のセルを比較することとを続ける。
現在のセルの位置がホームセルの第1のグループに確かに入る場合は、ブロック302において、UEが、UEに近接していて、近接指示が最近送信されていないフェムトアクセスポイントのリストを準備する。ブロック303において、フェムトアクセスポイントがOOB無線によって有効化されるかどうかの判定がなされる。有効化される場合、ブロック304において、UEが、フェムトアクセスポイントSIDに記憶されたフェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を取り出す。次いで、ブロック305において、UEが、取り出されたフェムトアクセスポイント関連のOOB識別情報を使用してOOB無線リンク上でフェムトアクセスポイントをスキャンする。ブロック306において、UEがOOBリンク上でフェムトアクセスポイントから応答を受信したかどうかの判定が、行われる。受信した場合、ブロック307において、UEが、帯域内またはWWAN無線リンクを使用してアクセスポイントに近接指示を送信する。
ブロック303の判定に応じて、フェムトアクセスポイントがOOB無線によって有効化されない場合、やはりブロック307において、近接指示が送信されることに留意されたい。
次いで、ブロック308において、異なる無線アクセステクノロジー(RAT)または周波数のいずれかの追加のフェムトアクセスポイントが存在するかどうかの判定が、行われる。存在する場合、UEは、ブロック303において、追加のフェムトアクセスポイントがOOB無線によって有効化されるかどうかの判定を行うことによってプロセスを継続する。異なるRATまたは周波数のさらなるフェムトアクセスポイントが存在しない場合、UEは、監視することと、ブロック300において新しい現在のセルを近接データベースに記憶されたホームセルの第1のグループと比較することとを続ける。
ブロック306で行われる判定でUEがOOBリンクを介して応答を受信しない場合、UEは、ブロック308において、いずれかの追加のフェムトアクセスポイントが存在するかどうかの判定を行い、追加のフェムトアクセスポイントが存在する場合にブロック303で継続するか、または追加のフェムトアクセスポイントが存在しない場合にブロック300で継続することに留意されたい。
OOBに対応したフェムトアクセスポイントに関する第2の代替形態においては、フェムトアクセスポイントのフィンガープリントメカニズムが、OOBの探索と同時に実行するために拡張フィンガープリントメカニズム(enhanced fingerprint mechanism)をやはりトリガする可能性がある。拡張フィンガープリントメカニズムは、通常のフェムトアクセスポイントのフィンガープリントを定義する、結合(union)ではなくフェムトアクセスポイントの近隣のセルのそれぞれの交差(intersection)またはフェムトアクセスポイントのいくつかの近隣のセルの交差であるようにフィンガープリントを定義する。図4は、本開示の一態様に従って構成されたワイヤレス通信ネットワーク40を示すブロック図である。示されたワイヤレス通信ネットワーク40の一部は、マクロセル400〜402を含む。マクロセル400〜402のカバーエリアは、交差領域403を定義する。フェムトアクセスポイント404は、交差領域403内に位置する。フェムトアクセスポイント404を識別するUE405は、交差領域403によってそのUE405の拡張フィンガープリントエリアを定義する可能性がある。UE405は、そのUE405がこの交差領域403内にあることを検出するとき、そのUE405がフェムトアクセスポイント404の近くにあると判定し、したがって、サービング基地局に近接指示を送信することができる。交差領域403がフェムトアクセスポイント404の周りのより小さなエリアを定義するので、UE405は、そのUE405がそのUE405のホームノード、フェムトアクセスポイント404の近くにあるときと、フェムトアクセスポイント404の近くにあるかどうかとをより正確に判定することができる。
一態様においては、UE405は、基準となるフィンガープリントエリアに入るとき、フェムトアクセスポイント404がOOBに対応している場合、サービング基地局に近接指示を送信しない。UE405は、OOBリンク上でフェムトアクセスポイント404をスキャンし、さらに、そのUE405が拡張フィンガープリントエリア、交差領域403内にあるかどうかを検出する。UE405は、OOBリンク上でフェムトアクセスポイント404を検出するか、またはUE405が交差領域403の拡張フィンガープリントエリア内にあることを検出するかのどちらかの場合、フェムトアクセスポイント404の周波数およびRATを指定する、フェムトアクセスポイント404に関する近接指示をサービング基地局に送信する。
交差領域403によって定義される拡張フィンガープリントエリアは、行われるべき複雑な計算または測定である可能性があることに留意されたい。交差領域403を判定するための1つの例示的なプロセスにおいては、交差領域403のRFシグネチャが測定され、近接データベースに記憶される可能性がある。RFシグネチャは、マクロセル400〜402で送信される重なり合う信号によって生み出される周波数、信号強度、および干渉パターンの詳細なセットを記録する。別の例示的なプロセスにおいては、交差領域403は、交差領域403の境界を定義する全地球測位システム(GPS)信号によって定義される可能性がある。本開示の様々な態様は、交差エリア403を定義し、測定するために複数の異なる方法を使用する可能性がある。
本開示の一態様において、近接指示は、(1)フェムトアクセスポイントがOOBに対応していない場合、UEがフィンガープリントエリア内に存在することの検出、(2)フィンガープリントエリア内にUEが存在することが検出されたことによりトリガされるOOB探索の結果としてのフェムトアクセスポイントの検出、または(3)OOBに対応したフェムトアクセスポイントに関する拡張フィンガープリントエリア内にUEが存在することの検出によってトリガされる可能性がある。
図5は、本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。図5に示された機能は、図3に示された機能と同じようにして開始される。ブロック300において、UEが、現在のセルの位置を、近接データベースに記憶されたホームセルの第1のグループと比較する。ブロック301においては、現在のセルの位置がホームセルの第1のグループに含まれるかどうかの判定が、行われる。現在のセルの位置がホームセルのこの第1のグループに入らない場合、UEは、監視することと、セルの変更が検出されるときにブロック300で新しい現在のセルを比較することとを続ける。
現在のセルの位置がホームセルの第1のグループに確かに入る場合は、ブロック302において、UEが、UEに近接しており、近接指示が最近送信されていないフェムトアクセスポイントのリストを準備する。ブロック303において、フェムトアクセスポイントがOOB無線によって有効化されるかどうかの判定がなされる。有効化される場合、ブロック500において、UEが、OOBリンク上でのフェムトアクセスポイントの探索を開始する。ブロック500における探索は、図3のブロック304および305で示された機能を含む可能性がある。つまり、現在のセルがフィンガープリントエリア内にあることに応じて、フェムトアクセスポイントSIDに記憶されたフェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を取り出し、取り出されたフェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を使用してOOB無線リンク上でフェムトアクセスポイントをスキャンする。ブロック306において、UEがOOBリンク上でフェムトアクセスポイントから応答を受信したかどうかの判定が、行われる。受信した場合、ブロック307において、UEが、帯域内またはWWAN無線リンクを使用してサービング基地局に近接指示を送信する。UEは、ブロック303で行われた判定に応じてフェムトアクセスポイントがOOBに対応していないと判定されるとき、ブロック307において、近接指示をやはり送信する。
UEは、ブロック306の判定に応じて、そのUEがOOBリンク上でフェムトアクセスポイントから応答を受信しなかったと判定する場合、ブロック501において、そのUEが拡張フィンガープリントエリア内かどうかの判定を行う。拡張フィンガープリントエリアは、近接データベースに記憶されたホームセルの第1のグループの交差によって定義される。拡張フィンガープリントエリアを定義する識別情報も、近接データベースに記憶される。したがって、UEは、適切な測定値を取得し、それらの測定値を、フェムトアクセスポイントの拡張フィンガープリントエリアに関連する近接データベースに記憶された情報と比較する。UEが拡張フィンガープリントエリア内にあると判定される場合、ブロック307において、UEは、帯域内/WWAN無線リンクを使用して基地局に近接指示を送信する。
ブロック307において近接指示を送信した後、またはUEが拡張フィンガープリントエリア内にないと判定される場合、ブロック501で行われた判定に応じて、ブロック308において、UEに関連する異なるRATまたは周波数でいずれかの追加のフェムトアクセスポイントが存在するかどうかの判定が、UEによって行われる。存在する場合、UEは、ブロック303において、フェムトアクセスポイントがOOBに対応するかどうかの判定を行うことによってプロセスを再び開始する。さらなるフェムトアクセスポイントが存在しない場合、UEは、監視することと、ブロック300で新しい現在のセルを比較することとによってプロセスを再び開始する。
本開示の追加の態様においては、OOB無線リンク上でフェムトアクセスポイントから応答を受信する条件と、拡張フィンガープリントエリア内でUEを見つける条件との両方は、近接指示がマクロネットワークに送信される前に必要とされる可能性があることに留意されたい。図4に示されたように、UE405はOOBリンク上でフェムトアクセスポイント404を検出するのみでなく、そのUE405が交差領域403の拡張フィンガープリントエリア内に位置すると判定すると示された唯一のUEであるので、UE405のみが、そのUE405のサービング基地局に近接指示を送信する。
本開示の追加の態様においては、フェムトアクセスポイントがOOB送信能力を備えていない場合、UEは、UEがフィンガープリントエリア内に存在することが検出されたことにのみ基づいて近接指示を送信する可能性がある。例えば、図4を参照すると、この例において、フェムトアクセスポイント404は、OOB送信能力を備えていない。UE406は、フェムトアクセスポイント404がOOB送信能力を持たないことを知っている。したがって、UE406は、マクロセル400〜402の結合によって定義されたそのUE406のフィンガープリントエリア内にそのUE406が存在することを検出するとき、いかなる追加のアクションまたは探索もトリガしないが、その代わりに、そのUE406のサービング基地局への近接指示の送信をトリガする。
本開示の様々な態様に従って構成されたUEがOOBリンク上でフェムトアクセスポイントを検出するとき、近接指示が、マクロネットワークに送信される。したがって、OOBリンク上でのフェムトアクセスポイントの最初の検出は、本開示の様々な態様に従って構成されたUEにおける近接に関する進入の条件である。フェムトアクセスポイントとのUEの近接は、UEがOOBリンク上でフェムトアクセスポイントを検出し続ける限り続く。UEは、もはやOOBリンク上でフェムトアクセスポイントを検出しないとき、もはやフェムトアクセスポイントに近いとみなされない。この退出の条件を満たすと、近接指示は、もはやUEからマクロネットワークに送信されない。表1は、本開示の様々な態様で定義される近接の条件を示す。
Figure 2015510742
フェムトアクセスポイントのOOB情報によるフェムトアクセスポイント探索情報データベースの更新
UEのフェムトアクセスポイントに関する近接指示を行うようにプロビジョニング(provision)されるとき、UEは、近接データベースおよびフェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)を保有する。典型的なWWANのシナリオでは、近接データベースは、UEのフェムトアクセスポイントに関するフィンガープリント情報を含み、一方、フェムトアクセスポイントSIDは、フェムトアクセスポイントの帯域内またはWWAN識別情報を保有する。フェムトアクセスポイントが1つまたは複数のOOB無線(例えば、BLUETOOTH(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標) LE、WIFI DIRECT(商標)、ZIGBEE(商標)、IEEE 802.11、IEEE 802.15など)を備えているとき、フェムトアクセスポイントSIDは、フェムトアクセスポイントに関する対応するWWAN識別情報にマッピングされたフェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を反映するように更新される。例えば、フェムトアクセスポイントのOOB無線がWIFI(商標)無線である場合、OOB識別情報は、SSID(サービスセット識別子)、操作チャネルなどを含む。しかし、フェムトアクセスポイントのOOB識別子についての追加の情報でフェムトアクセスポイントSIDを更新する前に、OOB情報をフェムトアクセスポイントに属するものとして識別する際に問題が生じる。1つの解決策は、ネットワークオペレータが、フェムトアクセスポイントにWWANリンク上ですべての関連するOOB情報をブロードキャストまたはユニキャストするように要求することである。しかし、この解決策は、ネットワークオペレータによってプロビジョニングされるべきである。したがって、そのようなネットワーク制御のOOB情報の開示が実施されるまで、このOOB情報を得るためのその他の手段が望まれる。
図6は、本開示の一態様を実施するために実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック600において、UEが、フェムトアクセスポイントを検出する。UEは、以下の方法、すなわち、手動のCSG選択、メンバーのCSG/ハイブリッドセルへの/からのセルの再選択、メンバーのCSG/ハイブリッドセルへのハンドアウト(hand-out)/ハンドイン(hand-in)、SIDの読み取りなどのうちのいずれかによって(アイドルまたはアクティブモードで)フェムトアクセスポイントのセルの識別情報を確認することができるときにフェムトアクセスポイントを検出する。フェムトアクセスポイントが初めて発見されると、UEは、対応するフェムトアクセスポイントに関するエントリをフェムトアクセスポイントSIDに追加する。また、UEは、フェムトアクセスポイントのフィンガープリントエリアに関連する近接データベースのエントリを追加する。
フェムトアクセスポイントが検出されると、ブロック601において、UEが、フェムトアクセスポイントに関するOOB識別情報を取得する。OOB識別情報は、様々な異なるOOBの属性を含む可能性がある。例えば、第1の態様においては、UEは、フェムトアクセスポイントを発見するときに検出するWIFI(商標)のOOBの実装のSSID、またはBLUETOOTH(登録商標)のOOBの実装のBD_ADDR識別子などのその他のそのようなOOB識別子を記憶する可能性がある。そのような例示的な態様においては、関連するフェムトアクセスポイントは、それ自体でさえもOOB送信能力を備えていない可能性がある。しかし、周りのエンティティがそのような能力を備えているので、UEは、そのような周りのOOB識別子のOOBフィンガープリントを生成することができる。通常、OOBの送信範囲はマクロアクセスポイントからのWWANの送信の範囲よりもずっと狭いので、OOBフィンガープリントは、近接を判定するためのものより小さな全体的なエリアを提供する。
第2の態様においては、OOB識別情報が、ブロック601において、SSID、またはフェムトアクセスポイントに関連する情報を含むように構成または符号化されるその他のそのようなOOB識別子から得られる可能性がある。そのような例示的な態様においては、UEは、SSIDまたはその他のそのようなOOB識別子を検出するとき、フェムトアクセスポイントについてのOOB識別情報をやはり取得する可能性がある。
第3の態様においては、OOB識別情報が、ブロック601において、フェムトアクセスポイントで実行されるアプリケーションから得られる可能性がある。アプリケーションは、フェムトアクセスポイントのOOB識別子を含むフェムトアクセスポイントに関連する情報のすべてを特定のフォーマットで保有する。UEは、フェムトアクセスポイントのWWANリンクかまたはフェムトアクセスポイントのOOBリンクかのどちらかを介してアプリケーションにアクセスする。フェムトアクセスポイントのWWANリンクが使用される場合、UEは、ローカルインターネットプロトコルアクセス(LIPA)を使用してWWAN上でローカルネットワーク内のプリンタまたはその他のサービスにアクセスするのとほとんど同じようにしてフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を得る。ここで、UEは、フェムトアクセスポイントへのOOBリンクを確立することを必要とせずにフェムトアクセスポイントのOOB情報を取得する可能性もある。代替的に、UEは、フェムトアクセスポイントのカバレッジの外にあるが、まだマクロのカバレッジ内にあるとき、リモートインターネットプロトコルアクセス(RIPA)を介してフェムトアクセスポイントからフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を取得する可能性もある。別の代替的な態様においては、WWANリンクの代わりにOOBリンク(例えば、BLUETOOTH(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標) LE、WIFI DIRECT(商標)、ZIGBEE(商標)、IEEE 802.15など)上でハンドシェイクが行われる可能性がある。ここでは、特に、フェムトアクセスポイントの情報およびフェムトアクセスポイントのWWAN識別情報が、フェムトアクセスポイントのOOBリンクで送信される。
第4の態様では、OOB識別情報が、ブロック601において、2つの仮想アクセスポイント識別子を保有するフェムトアクセスポイントから得られる可能性がある。例えば、そのようなフェムトアクセスポイントは、単一の物理的なフェムトアクセスポイントから2つの別々にブロードキャストされたSSIDまたはその他のそのようなOOB識別子を有する2つの仮想アクセスポイント識別子をブロードキャストし、保有する。第1のSSID/OOB識別子および仮想アクセスポイントは、例えば、フェムトアクセスポイントのWWANに関連する情報を送信することなどによってフェムトアクセスポイントのOOB能力をアドバタイズし、アプリケーションレイヤのハンドシェイクを可能にするために使用される可能性があり、一方、他方のSSID/OOB識別子および仮想アクセスポイントは、実際のトラフィックのために使用される。代替的な態様においては、第1のSSID/OOB識別子が隠され、アプリケーションレイヤのハンドシェイクを使用することを知っているUEによるアクセスのみを許可する可能性がある。
第5の態様では、フェムトアクセスポイント識別情報が、ブロック601において、フェムトアクセスポイント識別情報をアドバタイズするように動作する特定のOOB規格で定義される可能性がある新しい情報要素(IE)を通じて取得され得る。
フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を取得する様々な例示的な態様のいずれかにおいては、情報がUEによって取得されると、その情報は、ブロック602において、UEのフェムトアクセスポイントSIDに記憶される。UEは、UEがフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を帯域内識別情報を含むその他のフェムトアクセスポイント識別情報と関連付けることを可能にするフェムトアクセスポイントのOOBおよび帯域内識別情報とともに記憶されるべき関連マッピング情報を生成する。
図7は、フェムトアクセスポイント自体がOOB無線を備えていない本開示の一態様に従って構成されたUE702を示すブロック図である。フェムトアクセスポイント700は、UE702に関するフェムトアクセスポイントである。しかし、UE702は、フェムトアクセスポイント700との第1の接続をまだ確立していない。図7によって示される1つの例示的な態様では、UE702は、フェムトアクセスポイントのカバーエリア701内でフェムトアクセスポイント700を発見し、そのフェムトアクセスポイント700との接続を確立する。UE702は、そのUE702のフェムトアクセスポイントSIDにフェムトアクセスポイント700の識別情報を追加し、フェムトアクセスポイント700の周りの近隣のセル(図示せず)によるそのUE702の近接データベースのエントリを追加し、さらに、そのUE702のCSGホワイトリストにエントリを追加する。フェムトアクセスポイント700に接続されている間に、UE702は、OOBスキャニングによってOOBリンク上でワイヤレスルータ703および705などのアクセスポイントのOOB識別子を検出する。UE702は、ワイヤレスルータ703および705のOOB識別子に基づいてOOBフィンガープリントを生成する。UE702は、フェムトアクセスポイントSIDを、フェムトアクセスポイント700のエントリに対応するこのOOBフィンガープリント情報で更新する。その後の時間の間に、UE702は、マクロセルに接続されている間に、そのUE702の現在位置をそのUE702の近接データベースに記憶されたホームセルの第1のグループと比較することによって、そのUE702の現在位置の1つのセルまたは複数のセルがフェムトアクセスポイント700に関連するホームセルの第1のグループの一部であると判定する。この判定が行われると、UE702は、フェムトアクセスポイントSIDに記憶されたOOB識別子を取り出し、OOBスキャンを開始する。UE702は、フェムトアクセスポイントSIDに記憶されたようにワイヤレスルータ703および705のOOB識別子のいずれかを表すかまたは識別するOOB信号を検出するとき、そのUE702がフェムトアクセスポイント700の近くにあると判定し、マクロセル(マクロアクセスポイント)に近接指示の報告を送信する。
図7に示された例の別の態様においては、フェムトアクセスポイント700が実際にOOB無線を備えている場合、フェムトアクセスポイントのOOB識別情報が、ワイヤレスルータ703および705のOOB識別情報と一緒にフェムトアクセスポイントSIDのフェムトアクセスポイント700のOOBフィンガープリントにやはり含まれる可能性がある。したがって、UE702は、フェムトアクセスポイント700のOOB識別情報、またはOOBフィンガープリントのいずれかのその他のOOB識別子を検出するとき、フェムトアクセスポイント700とのOOB接続を確立することなく、そのUE702がフェムトアクセスポイント700の近くにあると判定する。
図7に示された別の例示的な態様においては、UE702は、フェムトアクセスポイント700のフェムトアクセスポイントのカバーエリア701に入り、フェムトアクセスポイント700を検出し、近接データベース、フェムトアクセスポイントSID、およびCSGホワイトリストを更新する。OOBリンク上でOOBスキャンを行う間に、UE702は、OOBリンク上でフェムトアクセスポイント700のOOB識別子を受信する。OOB識別子は、WIFI(商標)システムのSSID、BLUETOOTH(登録商標)システムのBLUETOOTH(登録商標)デバイスアドレス(BD_ADDR)などである可能性がある。例えば、WIFI(商標)システムにおいては、SSIDが、最大で32文字の長さであるように定義される。フェムトアクセスポイント700によってブロードキャストされるSSIDは、フェムトアクセスポイントの帯域内情報を運ぶように符号化される。したがって、UE702は、フェムトアクセスポイント700からSSIDを受信するとき、このSSIDからフェムトアクセスポイントのWWAN識別情報などのフェムトアクセスポイント識別情報を読み取り、このフェムトアクセスポイント700に関してフェムトアクセスポイントSIDに対するこの情報を記憶または更新する可能性がある。32ビットのSSIDを使用して、オペレータ、フェムトセルID、動作周波数、プライマリスクランブリング符号(PSC)、無線アクセステクノロジー(RAT)、およびCSG識別子などの情報が、UE702に運ばれ得る。この情報がフェムトアクセスポイント700のSSID/OOB識別子に含まれるので、UE702は、このフェムトアクセスポイントの帯域内およびOOB識別情報を直接知ることができ、OOBリンク上でフェムトアクセスポイント700との接続を最初に確立することなくこの情報を得ることができる。そのとき、UE702は、フェムトアクセスポイントSIDをフェムトアクセスポイントのOOB情報で更新する可能性がある。その後の時間の間に、UE702は、マクロセルに接続されている間に、現在の1つのセルまたは複数のセルが近接データベースにあるようなフェムトアクセスポイント700に関連するホームセルの第1のグループの一部であると判定するとき、フェムトアクセスポイントSIDのフェムトアクセスポイント700に関するOOB識別子のOOBスキャンを開始する。UE702は、フェムトアクセスポイント700に関するOOB識別子を検出すると、そのUE702がフェムトアクセスポイント700の近くにあると判定し、マクロセル(マクロアクセスポイント)に近接指示の報告を送信する。
図7によって示された第3の例示的な態様においては、フェムトアクセスポイント700は、オペレータ名、フェムトセルID、動作周波数、PSC、RAT、およびCSG識別子などのフェムトアクセスポイント識別情報を特に含む情報要素(IE)をOOBリンク上でブロードキャストするように構成される可能性がある。例えば、フェムトアクセスポイント700によって運用されるOOBプロトコルは、IEEE 802.11kに準拠する可能性がある。IEEE 802.11kは、IEEE 802.11ワイヤレスネットワークにおける無線リソース管理のための規格である。IEEE 802.11kは、ワイヤレスLANの管理および保守を容易にするための無線およびネットワーク情報を定義し、公開する。フェムトアクセスポイントの識別情報を含むこのIEは、IEEE 802.11k規格に追加される可能性がある。したがって、上述の例示的な態様のように、UE702は、フェムトアクセスポイントのカバーエリア701に入るとき、フェムトアクセスポイント700を検出し、近接データベース、フェムトアクセスポイントSID、およびCSGホワイトリストのそれぞれを更新する。OOBリンク上でOOBスキャンを行う間に、UE702は、フェムトアクセスポイントのOOB ID/SSIDを検出し、このフェムトアクセスポイントIEを含むフェムトアクセスポイント700からのブロードキャストされた情報の受信を開始する。UE702は、このIEからフェムトアクセスポイント識別情報を読み取り、フェムトアクセスポイントSIDを、フェムトアクセスポイント700に対応するフェムトアクセスポイントのOOB情報で更新する。その後の時間の間に、UE702は、マクロセルに接続されている間に、そのUE702の現在の位置の1つのセルまたは複数のセルが近接データベースにあるようなフェムトアクセスポイント700に関連するホームセルの第1のグループの一部であると判定するとき、フェムトアクセスポイントSIDで見つかったフェムトアクセスポイント700に関するOOB識別子のOOBスキャンを開始する。UE702は、フェムトアクセスポイント700に関するOOB識別子を検出すると、そのUE702がフェムトアクセスポイント700の近くにあると判定し、マクロセル(マクロアクセスポイント)に近接指示の報告を送信する。
OOB識別子または情報要素からフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を受け取るかまたは判定することに加えて、UEは、アプリケーションレイヤのハンドシェイクによってフェムトアクセスポイント識別情報とフェムトアクセスポイントのOOB識別情報との間のマッピング情報も得る可能性がある。図8は、本開示の一態様に従って構成されたUE800を示すブロック図である。フェムトアクセスポイント803などのフェムトアクセスポイントは、ユーザの家またはオフィスのネットワーク内のネットワーク接続されたデバイスである可能性がある。UE800は、フェムトアクセスポイント803のフェムトアクセスポイントのカバーエリア804に入り、フェムトアクセスポイント803を検出する。フェムトアクセスポイント803を検出すると、UE800は、近接データベース、フェムトアクセスポイントSID、およびCSGホワイトリストを更新する。そのようなフェムトアクセスポイント803上、またはローカルネットワーク内、またはインターネット上で実行されるアプリケーションが、フェムトアクセスポイント識別情報とフェムトアクセスポイントのOOB識別情報との間のマッピングを保有する可能性がある。マッピングがフェムトアクセスポイント803上またはローカルネットワーク内で実行されるアプリケーションに保有される場合、UE800上で実行されるアプリケーションが、そのUE800のフェムトアクセスポイントのWWAN接続またはマクロアクセスポイント801を介してこのアプリケーションにアクセスすることができる。これらは、それぞれ、ローカルインターネットプロトコルアクセス(LIPA)プロトコルを使用するフェムトアクセスポイントのWWAN接続、またはリモートインターネットプロトコルアクセス(RIPA)を使用するマクロWWAN接続を介してプリンタなどのローカルにネットワーク接続されたデバイスにアクセスすることに似ている。UE800上で実行されるアプリケーションは、フェムトアクセスポイント803上またはローカルネットワーク内で実行されるアプリケーションにアクセスし、そのアプリケーションとのハンドシェイクを行う。このハンドシェイクによって、UE800上で実行されるアプリケーションは、フェムトアクセスポイント識別情報とフェムトアクセスポイントのOOB識別情報との間のマッピングを取得し、フェムトアクセスポイントSIDを、フェムトアクセスポイント800に対応するフェムトアクセスポイントのOOB情報で更新する。例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)によって通信するときは、様々な手段によってフェムトアクセスポイント識別情報およびフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を伝達するために、既定のポートが使用される可能性がある。
その後の時間の間に、UE800は、マクロセルに接続されている間に、そのUE800の現在の位置の1つのセルまたは複数のセルが近接データベースに保有されているようなフェムトアクセスポイント803に関連するホームセルの第1のグループの一部であると判定するとき、フェムトアクセスポイントSIDにあるようにフェムトアクセスポイント803に関するOOB識別子のOOBスキャンを開始する。UE800は、フェムトアクセスポイント803に関するOOB識別子を検出すると、そのUE800がフェムトアクセスポイント803の近くにあると判定し、マクロセル802(マクロアクセスポイント801)に近接指示の報告を送信する。
図8によって示される別の例示的な態様では、フェムトアクセスポイントのWWAN接続上で実行されるアプリケーションにアクセスする代わりに、UE800は、OOB接続を介してフェムトアクセスポイント識別情報とフェムトアクセスポイントのOOB情報との間のマッピングを取得するためのアプリケーションにアクセスし、そのアプリケーションとのハンドシェイクを行う可能性がある。フェムトアクセスポイント803は、それぞれがセキュリティおよびネットワーク設定の独自の異なるセットを有する複数の関連するOOB識別子などの1つまたは複数の仮想アクセスポイント識別子によって構成される可能性がある。これらの仮想OOB識別子のうちの1つが、UE800がフェムトアクセスポイント識別情報とフェムトアクセスポイントのOOB識別情報との間のマッピングを取得するためにアプリケーションレイヤのハンドシェイクに接続し、そのアプリケーションレイヤのハンドシェイクを実行するために使用され、一方、その他の仮想OOB識別子は、その他の通信のために使用される。このマッピングを取得した後、UE800は、フェムトアクセスポイントSIDを、フェムトアクセスポイント803に対応するフェムトアクセスポイントのOOB情報で更新する。
その後の時間の間に、UE800は、マクロセルに接続されている間に、そのUE800の現在の位置の1つのセルまたは複数のセルが近接データベースに保有されているようなフェムトアクセスポイント803に関連するホームセルの第1のグループの一部であると判定するとき、フェムトアクセスポイントSIDにあるようにフェムトアクセスポイント803に関するOOB識別子のOOBスキャンを開始する。UE800は、フェムトアクセスポイント803に関するOOB識別子を検出すると、そのUE800がフェムトアクセスポイント803の近くにあると判定し、マクロセル802(マクロアクセスポイント801)に近接指示の報告を送信する。
本開示の追加の態様においては、フェムトアクセスポイントのOOB情報に関して使用される仮想アクセスポイント、この仮想アクセスポイントに関するOOB識別子、例えば、その仮想アクセスポイントのSSID、BD_ADDRなどが隠される可能性があることに留意されたい。したがって、フェムトアクセスポイント803に関連するOOB情報は、この隠された仮想アクセスポイントを通じてアプリケーションレイヤのハンドシェイクを使用することを知っているようにプログラムされるUEによってのみアクセスされ得る可能性がある。
図9は、図1の基地局/アクセスポイントのうちの1つおよびUEのうちの1つである可能性がある基地局/アクセスポイント105およびUE112の設計のブロック図を示す。関連付けが制限されたシナリオに関して、アクセスポイント105は、図1のマクロアクセスポイント105である可能性があり、UE112は、UE112である可能性がある。アクセスポイント105は、何らかのその他のタイプの基地局である可能性もある。アクセスポイント105は、アンテナ934aから934tを備える可能性があり、UE112は、アンテナ952aから952rを備える可能性がある。
アクセスポイント105において、送信プロセッサ920は、データソース912からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ940から制御情報を受信することができる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどに関するものである可能性がある。データは、PDSCHなどに関するものである可能性がある。送信プロセッサ920は、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボルマッピング)してデータシンボルおよび制御シンボルをそれぞれ得ることができる。送信プロセッサ920は、例えば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号(cell-specific reference signal)に関する基準シンボルも生成することができる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ930は、データシンボル、制御シンボル、および/または適用可能な場合は基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実行することができ、出力シンボルストリームを変調器(MOD)932aから932tに与えることができる。各変調器932は、(例えば、OFDMなどに関する)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを得ることができる。各変調器932は、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)してダウンリンク信号を得ることができる。変調器932aから932tのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ934aから934tを介して送信され得る。
UE112で、アンテナ952aから952rは、アクセスポイント105からダウンリンク信号を受信することができ、受信された信号を復調器(DEMOD)954aから954rにそれぞれ与えることができる。各復調器954は、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して入力サンプルを得ることができる。各復調器954は、(例えば、OFDMなどに関する)入力サンプルをさらに処理して、受信されたシンボルを得ることができる。MIMO検波器956は、すべての復調器954aから954rによって受信されたシンボルを得て、適用可能な場合、受信されたシンボルに対してMIMO検波を実行し、検波されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ958は、検波されたシンボルを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE112に関する復号されたデータをデータシンク960に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ980に与えることができる。
アップリンクでは、UE112において、送信プロセッサ964は、データソース962からの(例えば、PUSCHに関する)データおよびコントローラ/プロセッサ980からの(例えば、PUCCHに関する)制御情報を受信し、処理することができる。送信プロセッサ964は、基準信号に関する基準シンボルも生成することができる。送信プロセッサ964からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ966によってプリコーディングされ、(例えば、SC-FDMなどに関する)復調器954aから954rによってさらに処理され、アクセスポイント105に送信される可能性がある。アクセスポイント105において、UE112からのアップリンク信号は、アンテナ934によって受信され、変調器932によって処理され、適用可能である場合、MIMO検波器936によって検波され、UE112によって送信された復号されたデータおよび制御情報を得るために受信プロセッサ938によってさらに処理され得る。プロセッサ938は、復号されたデータをデータシンク939に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ940に与えることができる。
コントローラ/プロセッサ940および980は、それぞれ、アクセスポイント105およびUE112の動作を指示することができる。コントローラ/プロセッサ940ならびに/またはアクセスポイント105のその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書において説明された技術に関する様々なプロセスの実行を行うかまたは指示することができる。また、コントローラ/プロセッサ980ならびに/またはUE112のその他のプロセッサおよびモジュールは、図3、図5、および図6に示された機能ブロックならびに/または本明細書において説明された技術に関するその他のプロセスの実行を行うかまたは指示することができる。メモリ942および982は、それぞれ、アクセスポイント105およびUE112に関するデータおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ944は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクのデータ送信に関してUEをスケジューリングすることができる。
図10は、本開示の一態様に従って構成されたUE112の詳細を示すブロック図である。UE112は、コントローラ/プロセッサ980と、コントローラ/プロセッサ980に結合されたメモリ982とを含む。メモリ982は、コントローラ/プロセッサによって実行され、使用されるときに、UE112の様々な特徴および機能を提供するコード命令を制御および実行するコードおよび電子情報のコンピュータ可読ストレージを提供する。コントローラ/プロセッサ980の制御の下で、帯域内受信機1000、帯域内送信機1001、OOB受信機1002、およびOOB送信機1003は、帯域内送信周波数と、BLUETOOTH(登録商標)、WIFI(商標)などのOOB送信周波数およびプロトコルとでデータならびに制御信号および情報の通信を行う。
帯域内受信機1000でデータおよび制御信号を受信する際、コントローラ/プロセッサ980は、UE112の現在位置の現在の1つのセルまたは複数のセルを判定し、これらの構成要素は、現在位置の1つまたは複数のセルを判定するための手段を提供する。様々な例示的な態様において、帯域内受信機1000は、アンテナ952a〜r、復調器954a〜r、MIMO検波器956、および受信プロセッサ958のような図9に示された構成要素を含み得る。コントローラ/プロセッサ980は、UE112の現在のセルの位置1007をメモリ982に記憶する。コントローラ/プロセッサ980は、メモリ982に記憶された現在のセルの位置1007および近接データベース1008内のフィンガープリントエリア1009にアクセスし、2つの位置情報を比較するように比較器1004を制御する。構成要素のこの組合せは、現在のセル1007を、近接データベース1008内のフェムトアクセスポイントのフィンガープリントエリア1009と比較するための手段を提供する。構成要素のこの組合せは、フェムトアクセスポイントの周りの1セットの近隣のセル内でのUE112の近接を検出するための手段も提供する可能性がある。フィンガープリントエリア1008は、UE112のフェムトアクセスポイントのうちの1つの近隣のホームセルのグループとしてUE112によって判定される。UE112は、この情報を計算または測定し、この情報をメモリ982に記憶する。
比較器1004からの結果に応じて、コントローラ/プロセッサ980は、OOB受信機1002、OOB送信機1003、およびOOB検波器1005を使用したフェムトアクセスポイントのスキャニングをトリガする。これらの構成要素の組合せは、メモリ982のフェムトアクセスポイントSID1006に記憶されたフェムトアクセスポイントのOOB識別子を使用するOOB無線リンクを使用してフェムトアクセスポイントをスキャニングするための手段を提供する。UE112は、フェムトアクセスポイントSID1006からのフェムトアクセスポイントのOOB識別子を使用してスキャンし、UE112がOOB無線リンク上でフェムトアクセスポイントを検出するかどうかを判定する。検出されるとき、OOB受信機1002は、フェムトアクセスポイントから送信された信号を受信する。これらの構成要素の組合せは、OOB無線リンク上でのフェムトアクセスポイントの検出を判定するための手段を提供する。
コントローラ/プロセッサ980の制御の下で、UE112は、フェムトアクセスポイントのOOB識別子を、メモリ982に先に記憶されたフェムトアクセスポイントSID1006内のフェムトアクセスポイント識別情報にマッピングする。構成要素のこの組合せは、フェムトアクセスポイントのOOB識別子を、フェムトアクセスポイントSID1006に先に記憶されたフェムトアクセスポイント識別情報にマッピングするための手段を提供する。発見されたフェムトアクセスポイントによって、コントローラ/プロセッサ980は、帯域内送信機1001によってサービング基地局に近接指示が送信されることをトリガする。これらの構成要素の組合せは、帯域内無線リンクを使用してサービング基地局に近接指示を送信するための手段を提供する。様々な例示的な態様において、帯域内送信機1001は、送信プロセッサ964、TX MIMOプロセッサ966、変調器954a〜r、およびアンテナ952a〜rのような図9に示された構成要素を含み得る。
OOB無線リンクを使用してフェムトアクセスポイントを探索する前に、UE112は、最初に、フェムトアクセスポイントに関するOOB識別情報を取得する。UE112が最初にフェムトアクセスポイントを検出すると、帯域内受信機1000が、コントローラ/プロセッサ980の制御の下で、フェムトアクセスポイントを囲む近隣のセルについてのマクロセル情報を受信することができる。UE112は、この情報を、近接データベース1008に記憶されるフィンガープリント1009としてメモリ982に記憶する。これらの構成要素の組合せは、UE112上の近接データベース1008にフェムトアクセスポイントに関する近隣のセルの情報を記憶するための手段を提供する。UE112は、フェムトアクセスポイントを検出するとき、フェムトアクセスポイントの帯域内識別情報を得る可能性もある。UEは、この帯域内情報を、メモリ982のフェムトアクセスポイントSID1006に記憶する。これらの構成要素の組合せは、UE112上のフェムトアクセスポイントSID1006にフェムトアクセスポイント識別情報を記憶するための手段を提供する。
UE112は、フェムトアクセスポイントを検出するときOOB識別情報も取得する可能性がある。このOOB識別情報は、フェムトアクセスポイントから直接来る可能性があり、またはフェムトアクセスポイントの近くのOOBに対応したデバイスから得られる可能性がある。OOB検波器1005は、コントローラ/プロセッサ982の制御の下で、フェムトアクセスポイントとのOOB識別情報の関係を判定する。これらの構成要素の組合せは、フェムトアクセスポイントに関連するフェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するための手段を提供する。そして、UE112は、フェムトアクセスポイントSID1006をこのフェムトアクセスポイントのOOB識別情報で更新する。これらの構成要素の組合せは、フェムトアクセスポイントSIDをフェムトアクセスポイントに関連するフェムトアクセスポイントのOOB識別情報で更新するための手段を提供する。
UE112がフェムトアクセスポイントに関連するOOB識別情報を取得するとき、この情報は、コントローラ/プロセッサ980によってメモリ982のフェムトアクセスポイントSID1006に記憶される。これらの構成要素は、OOB識別情報をフェムトアクセスポイントSID1006に記憶するための手段を提供する。
当業者は、情報および信号が様々な異なるテクノロジーおよび技術のうちのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上の説明を通して言及される可能性があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁気的粒子、光場もしくは光学的粒子、またはそれらの任意の組合せで表され得る。
図3、図5、および図6の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを含んでもよい。
さらに、当業者は、本明細書において本開示に関連して説明された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップが、電子的なハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれら両方の組合せとして実装され得ることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、種々の例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能の観点で上で説明された。そのような機能がハードウェアで実装されるか、またはソフトウェアで実装されるかは、システム全体に課された特定の用途および設計の制約による。当業者は、説明された機能をそれぞれの特定の用途のために様々な方法で実装することができるが、そのような実装の判断は本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されてはならない。
本明細書において本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブルロジックデバイス、別個のゲートもしくはトランジスタ論理、別個のハードウェア構成要素、または本明細書において説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、別法として、プロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンとすることもできる。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意のその他のそのような構成として実装され得る。
本明細書において本開示と関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこれら2つの組合せで具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意のその他の形態のストレージ媒体に存在する可能性がある。例示的なストレージ媒体は、プロセッサが当該ストレージ媒体から情報を読むことができ、当該ストレージ媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。別法として、ストレージ媒体は、プロセッサに一体化される可能性がある。プロセッサおよびストレージ媒体は、ASIC内に存在する可能性がある。ASICは、ユーザ端末内に存在する可能性がある。別法として、プロセッサおよびストレージ媒体は、ユーザ端末内の別個の構成要素として存在する可能性がある。
1つまたは複数の例示的な設計において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へとコンピュータプログラムを転送することを容易にする任意の媒体を含む非一時的コンピュータストレージ媒体と通信媒体との両方を含む。ストレージ媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体である可能性がある。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくはその他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を記憶するために使用可能であり、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセス可能である任意のその他の媒体を含み得る。また、当然、任意の接続はコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペアケーブル、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、ラジオ波、およびマイクロ波などのワイヤレステクノロジーを用いてウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペアケーブル、DSL、または赤外線、ラジオ波、およびマイクロ波などのワイヤレステクノロジーは、媒体の定義に含まれる。本明細書において使用されるとき、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD:compact disc)、レーザディスク(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタルバーサタイルディスク(DVD:digital versatile disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy disk)、およびブルーレイディスク(blu-ray disc)を含み、ディスク(disk)が、通常、磁気的にデータを再生する一方、ディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記のものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれるべきである。
本開示の上述の説明は、当業者が本発明を作製するまたは使用することを可能にするために提供される。本開示に対する種々の修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲を逸脱することなくその他の変更形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書において説明された例および設計に限定されるように意図されておらず、本明細書において開示された原理および新規性のある特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
40 ワイヤレス通信ネットワーク
100 セル
101 セル
102 セル
103 アクセスポイント
104 アクセスポイント
105 アクセスポイント
106 アクセスポイント
107 アクセスポイント
108 アクセスポイント
109 セル
110 セル
111 セル
112 UE
400 マクロセル
401 マクロセル
402 マクロセル
403 交差領域
404 フェムトアクセスポイント
405 UE
701 カバーエリア
702 UE
703 ワイヤレスルータ
705 ワイヤレスルータ
800 UE
801 マクロアクセスポイント
802 マクロセル
803 フェムトアクセスポイント
804 カバーエリア
912 データソース
920 送信プロセッサ
930 送信多入力多出力プロセッサ
932 変調器
934 アンテナ
936 MIMO検波器
938 受信プロセッサ
939 データシンク
940 コントローラ/プロセッサ
942 メモリ
944 スケジューラ
952 アンテナ
954 復調器
956 MIMO検波器
958 受信プロセッサ
960 データシンク
962 データソース
964 送信プロセッサ
966 TX MIMOプロセッサ
980 コントローラ/プロセッサ
982 メモリ
1000 帯域内受信機
1001 帯域内送信機
1002 OOB受信機
1003 OOB送信機
1004 比較器
1005 OOB検波器
1006 フェムトアクセスポイントSID
1007 現在のセルの位置
1008 近接データベース
1009 フィンガープリントエリア

Claims (88)

  1. フェムトアクセスポイントとの近接を検出するための方法であって、
    現在位置の1つまたは複数の現在のセルを判定するステップと、
    前記1つまたは複数の現在のセルを前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの第1のグループと比較するステップであって、前記ホームセルの前記第1のグループが、前記フェムトアクセスポイントの少なくとも1つの近隣のマクロセルを含む、ステップと、
    メモリに記憶されたフェムトアクセスポイントのOOB識別子を使用して帯域外(OOB)無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントをスキャンするステップであって、前記1つまたは複数の現在のセルがホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じてトリガされる、ステップとを含む、方法。
  2. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定するステップと、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定するステップに応じて、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別子をメモリに先に記憶されたフェムトアクセスポイント識別情報にマッピングするステップと、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定するステップに応じて、帯域内無線リンクを使用してサービング基地局に近接指示を送信するステップとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じて第2の比較をトリガするステップであって、前記第2の比較が、
    前記1つまたは複数の現在のセルを拡張フィンガープリントと比較するステップであって、前記拡張フィンガープリントが、
    前記フェムトアクセスポイントの近隣の複数のセルのそれぞれのカバレッジ領域の一部が重なり合うエリアを含む、比較するステップを含む、トリガするステップをさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記フェムトアクセスポイントがOOB無線を備えていないとき、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を前記送信するステップをトリガするステップをさらに含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記フェムトアクセスポイントが少なくとも1つのOOB無線を備え、前記送信するステップが、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を送信するステップを含む請求項3に記載の方法。
  6. 前記サービング基地局による通信周波数が、同じ無線アクセステクノロジーに関する前記フェムトアクセスポイントによる通信のための前記通信周波数と異なる請求項2に記載の方法。
  7. UEが、帯域内接続モードまたは帯域内アイドルモードのうちの1つにある請求項1に記載の方法。
  8. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの継続的な検出に応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近いままである請求項2に記載の方法。
  9. 前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項8に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリント内にあると判定し続けること、または
    前記OOB無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントを検出し続けることに応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近いままである請求項2に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの外にあると判定することと、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することとに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項10に記載の方法。
  12. 前記OOB無線リンクが、
    BLUETOOTH(登録商標)、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)、
    WIFI(商標)、
    WIFI DIRECT(商標)、
    ZIGBEE(商標)、および
    IEEE 802.15のうちの1つを含む請求項1に記載の方法。
  13. フェムトアクセスポイントに関する情報を管理する方法であって、
    ユーザ機器(UE)によって前記フェムトアクセスポイントを検出するステップと、
    前記UE上の近接データベースに前記フェムトアクセスポイントに関する近隣のセルの情報を記憶するステップと、
    前記UE上のフェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)にフェムトアクセスポイント識別情報を記憶するステップと、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するフェムトアクセスポイントの帯域外(OOB)識別情報を判定するステップと、
    前記フェムトアクセスポイントSIDを前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報で更新するステップとを含む、方法。
  14. 前記UEのOOB無線上で前記フェムトアクセスポイントを後で検出するステップと、
    前記UEによって、前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を前記フェムトアクセスポイントSIDに記憶された前記フェムトアクセスポイント識別情報にマッピングすることによって前記フェムトアクセスポイント識別情報を取得するステップとをさらに含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記OOB無線が、
    BLUETOOTH(登録商標)無線、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)無線、
    WIFI(商標)無線、
    WIFI DIRECT(商標)無線、
    ZIGBEE(商標)無線、および
    IEEE 802.15無線のうちの1つを含む請求項14に記載の方法。
  16. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するステップが、
    前記フェムトアクセスポイントが検出されるときに少なくとも1つのOOB識別子(ID)を検出するステップであって、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報が前記少なくとも1つの検出されたOOB IDを含む、ステップを含む請求項13に記載の方法。
  17. 前記判定するステップが、
    近隣のセルのセットの近接が検出されるときに少なくとも1つのOOB IDを検出するステップと、
    前記OOB IDに記憶された前記OOB識別情報を判定するステップとを含む請求項13に記載の方法。
  18. 前記判定するステップが、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するホームネットワーク上で実行されるアプリケーションとの通信リンクを確立するステップと、
    前記通信リンク上で前記アプリケーションから前記OOB情報を受信するステップとを含む請求項13に記載の方法。
  19. 前記通信リンクが、
    帯域内通信リンク、および
    OOB通信リンクのうちの1つである請求項18に記載の方法。
  20. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するステップが、
    第1の検出されたOOB IDを使用して第1の仮想アクセスポイント識別子とのOOB通信リンクを確立するステップと、
    前記第1の仮想アクセスポイント上で実行されるアプリケーションから前記フェムトアクセスポイントのOOB情報を受信するステップとを含む請求項13に記載の方法。
  21. 前記確立するステップの前に前記第1の仮想アクセスポイントとのアプリケーションレイヤのハンドシェイクを開始するステップであって、前記第1のOOB IDが隠されたOOB IDであるステップをさらに含む請求項20に記載の方法。
  22. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するステップが、
    アクセスポイントとのOOB通信リンクを確立するステップと、
    前記フェムトアクセスポイント識別情報および前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を含む情報要素(IE)を受信するステップとを含む請求項13に記載の方法。
  23. フェムトアクセスポイントとの近接を検出するように構成された装置であって、
    現在位置の1つまたは複数の現在のセルを判定するための手段と、
    前記1つまたは複数の現在のセルを前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの第1のグループと比較するための手段であって、ホームセルの前記第1のグループが、前記フェムトアクセスポイントの少なくとも1つの近隣のマクロセルを含む、手段と、
    メモリに記憶されたフェムトアクセスポイントのOOB識別子を使用して帯域外(OOB)無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントをスキャンするための手段であって、前記1つまたは複数の現在のセルがホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じてトリガされる、手段とを含む、装置。
  24. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定するための手段と、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定することに応じて、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別子をメモリに先に記憶されたフェムトアクセスポイント識別情報にマッピングするための手段と、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定することに応じて、帯域内無線リンクを使用してサービング基地局に近接指示を送信するための手段とをさらに含む請求項23に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じて第2の比較をトリガするための手段であって、前記第2の比較が、
    前記1つまたは複数の現在のセルを拡張フィンガープリントと比較するための手段であって、前記拡張フィンガープリントが、
    前記フェムトアクセスポイントの近隣の複数のセルのそれぞれのカバレッジ領域の一部が重なり合うエリアを含む、比較するための手段を含む、トリガするための手段をさらに含む請求項24に記載の装置。
  26. 前記フェムトアクセスポイントがOOB無線を備えていないとき、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を送信するための前記手段をトリガするための手段をさらに含む請求項25に記載の装置。
  27. 前記フェムトアクセスポイントが少なくとも1つのOOB無線を備え、前記送信するための手段が、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を送信するための手段を含む請求項24に記載の装置。
  28. 前記サービング基地局による通信周波数が、同じ無線アクセステクノロジーに関する前記フェムトアクセスポイントによる通信のための通信周波数と異なる請求項24に記載の装置。
  29. UEが、帯域内接続モードまたは帯域内アイドルモードのうちの1つにある請求項23に記載の装置。
  30. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの継続的な検出に応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近いままである請求項24に記載の装置。
  31. 前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項30に記載の装置。
  32. UEが、
    前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリント内にあると判定し続けること、または
    前記OOB無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントを検出し続けることに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントに近接したままである請求項25に記載の装置。
  33. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの外にあると判定することと、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することとに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項32に記載の装置。
  34. 前記OOB無線リンクが、
    BLUETOOTH(登録商標)、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)、
    WIFI(商標)、
    WIFI DIRECT(商標)、
    ZIGBEE(商標)、および
    IEEE 802.15のうちの1つを含む請求項23に記載の装置。
  35. フェムトアクセスポイントに関する情報を管理するように構成された装置であって、
    ユーザ機器(UE)によって前記フェムトアクセスポイントを検出するための手段と、
    前記UE上の近接データベースに前記フェムトアクセスポイントに関する近隣のセルの情報を記憶するための手段と、
    前記UE上のフェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)にフェムトアクセスポイント識別情報を記憶するための手段と、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するフェムトアクセスポイントの帯域外(OOB)識別情報を判定するための手段と、
    前記フェムトアクセスポイントSIDを前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報で更新するための手段とを含む、装置。
  36. 前記UEのOOB無線上で前記フェムトアクセスポイントを後で検出するための手段と、
    前記UEによって、前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を前記フェムトアクセスポイントSIDに記憶された前記フェムトアクセスポイント識別情報にマッピングすることによって前記フェムトアクセスポイント識別情報を取得するための手段とをさらに含む請求項35に記載の装置。
  37. 前記OOB無線が、
    BLUETOOTH(登録商標)無線、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)無線、
    WIFI(商標)無線、
    WIFI DIRECT(商標)無線、
    ZIGBEE(商標)無線、および
    IEEE 802.15無線のうちの1つを含む請求項36に記載の装置。
  38. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するための手段が、
    前記フェムトアクセスポイントが検出されるときに少なくとも1つのOOB識別子(ID)を検出するための手段であって、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報が前記少なくとも1つの検出されたOOB IDを含む、手段を含む請求項35に記載の装置。
  39. 前記判定するための手段が、
    近隣のセルのセットにおける近接が検出されるときに少なくとも1つのOOB IDを検出するための手段と、
    前記OOB IDに記憶された前記OOB識別情報を判定するための手段とを含む請求項35に記載の装置。
  40. 前記判定するための手段が、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するホームネットワーク上で実行されるアプリケーションとの通信リンクを確立するための手段と、
    前記通信リンク上で前記アプリケーションから前記OOB情報を受信するための手段とを含む請求項35に記載の装置。
  41. 前記通信リンクが、
    帯域内通信リンク、および
    OOB通信リンクのうちの1つである請求項40に記載の装置。
  42. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するための手段が、
    第1の検出されたOOB IDを使用して第1の仮想アクセスポイント識別子とのOOB通信リンクを確立するための手段と、
    前記第1の仮想アクセスポイント上で実行されるアプリケーションから前記フェムトアクセスポイントのOOB情報を受信するための手段とを含む請求項35に記載の装置。
  43. 前記確立することの前に前記第1の仮想アクセスポイントとのアプリケーションレイヤのハンドシェイクを開始するための手段であって、前記第1のOOB IDが隠されたOOB IDである、手段をさらに含む請求項42に記載の装置。
  44. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するための手段が、
    アクセスポイントとのOOB通信リンクを確立するための手段と、
    前記フェムトアクセスポイント識別情報および前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を含む情報要素(IE)を受信するための手段とを含む請求項35に記載の装置。
  45. ワイヤレスネットワークにおいてフェムトアクセスポイントとの近接を検出するためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが、
    現在位置の1つまたは複数の現在のセルを判定するためのプログラムコードと、
    前記1つまたは複数の現在のセルを前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの第1のグループと比較するためのプログラムコードであって、ホームセルの前記第1のグループが、前記フェムトアクセスポイントの少なくとも1つの近隣のマクロセルを含む、プログラムコードと、
    メモリに記憶されたフェムトアクセスポイントのOOB識別子を使用して帯域外(OOB)無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントをスキャンするためのプログラムコードであって、前記スキャンが、前記1つまたは複数の現在のセルがホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じてトリガされる、プログラムコードとを含む、コンピュータプログラム。
  46. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定するためのプログラムコードと、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定することに応じて、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別子をメモリに先に記憶されたフェムトアクセスポイント識別情報にマッピングするためのプログラムコードと、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定することに応じて、帯域内無線リンクを使用してサービング基地局に近接指示を送信するためのプログラムコードとをさらに含む請求項45に記載のコンピュータプログラム。
  47. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じて第2の比較をトリガするためのプログラムコードであって、前記第2の比較が、
    前記1つまたは複数の現在のセルを拡張フィンガープリントと比較するためのプログラムコードであって、前記拡張フィンガープリントが、
    前記フェムトアクセスポイントの近隣の複数のセルのそれぞれのカバレッジ領域の一部が重なり合うエリアを含む、比較するためのプログラムコードを含む、トリガするためのプログラムコードをさらに含む請求項46に記載のコンピュータプログラム。
  48. 前記フェムトアクセスポイントがOOB無線を備えていないとき、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を送信するための前記プログラムコードの実行をトリガするためのプログラムコードをさらに含む請求項47に記載のコンピュータプログラム。
  49. 前記フェムトアクセスポイントが少なくとも1つのOOB無線を備え、前記送信するためのプログラムコードが、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を送信するためのプログラムコードを含む請求項47に記載のコンピュータプログラム。
  50. 前記サービング基地局による通信周波数が、同じ無線アクセステクノロジーに関する前記フェムトアクセスポイントによる通信のための通信周波数と異なる請求項46に記載のコンピュータプログラム。
  51. UEが、帯域内接続モードまたは帯域内アイドルモードのうちの1つにある請求項45に記載のコンピュータプログラム。
  52. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの継続的な検出に応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近接したままである請求項46に記載のコンピュータプログラム。
  53. 前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項52に記載のコンピュータプログラム。
  54. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリント内にあると判定し続けること、または
    前記OOB無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントを検出し続けることに応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近接したままである請求項47に記載のコンピュータプログラム。
  55. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの外にあると判定することと、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することとに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項54に記載のコンピュータプログラム。
  56. 前記OOB無線リンクが、
    BLUETOOTH(登録商標)、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)、
    WIFI(商標)、
    WIFI DIRECT(商標)、
    ZIGBEE(商標)、および
    IEEE 802.15のうちの1つを含む請求項45に記載のコンピュータプログラム。
  57. ワイヤレスネットワークにおいてフェムトアクセスポイントに関する情報を管理するためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが、
    ユーザ機器(UE)によって前記フェムトアクセスポイントを検出するためのプログラムコードと、
    前記UE上の近接データベースに前記フェムトアクセスポイントに関する近隣のセルの情報を記憶するためのプログラムコードと、
    前記UE上のフェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)にフェムトアクセスポイント識別情報を記憶するためのプログラムコードと、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するフェムトアクセスポイントの帯域外(OOB)識別情報を判定するためのプログラムコードと、
    前記フェムトアクセスポイントSIDを前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報で更新するためのプログラムコードとを含む、コンピュータプログラム。
  58. 前記UEのOOB無線上で前記フェムトアクセスポイントを後で検出するためのプログラムコードと、
    前記UEによって、前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を前記フェムトアクセスポイントSIDに記憶された前記フェムトアクセスポイント識別情報にマッピングすることによって前記フェムトアクセスポイント識別情報を取得するためのプログラムコードとをさらに含む請求項57に記載のコンピュータプログラム。
  59. 前記OOB無線が、
    BLUETOOTH(登録商標)無線、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)無線、
    WIFI(商標)無線、
    WIFI DIRECT(商標)無線、
    ZIGBEE(商標)無線、および
    IEEE 802.15無線のうちの1つを含む請求項58に記載のコンピュータプログラム。
  60. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するための前記プログラムコードが、
    前記フェムトアクセスポイントが検出されるときに少なくとも1つのOOB識別子(ID)を検出するためのプログラムコードであって、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報が前記少なくとも1つの検出されたOOB IDを含む、プログラムコードを含む請求項57に記載のコンピュータプログラム。
  61. 前記判定するためのプログラムコードが、
    近隣のセルのセットにおける近接が検出されるときに少なくとも1つのOOB IDを検出するためのプログラムコードと、
    前記OOB IDに記憶された前記OOB識別情報を判定するためのプログラムコードとを含む請求項57に記載のコンピュータプログラム。
  62. 前記判定するためのプログラムコードが、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するホームネットワーク上で実行されるアプリケーションとの通信リンクを確立するためのプログラムコードと、
    前記通信リンク上で前記アプリケーションから前記OOB情報を受信するためのプログラムコードとを含む請求項57に記載のコンピュータプログラム。
  63. 前記通信リンクが、
    帯域内通信リンク、および
    OOB通信リンクのうちの1つである請求項62に記載のコンピュータプログラム。
  64. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するための前記プログラムコードが、
    第1の検出されたOOB IDを使用して第1の仮想アクセスポイント識別子とのOOB通信リンクを確立するためのプログラムコードと、
    前記第1の仮想アクセスポイント上で実行されるアプリケーションから前記フェムトアクセスポイントのOOB情報を受信するためのプログラムコードとを含む請求項57に記載のコンピュータプログラム。
  65. 前記確立することの前に前記第1の仮想アクセスポイントとのアプリケーションレイヤのハンドシェイクを開始するためのプログラムコードであって、前記第1のOOB IDが隠されたOOB IDである、プログラムコードをさらに含む請求項64に記載のコンピュータプログラム。
  66. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するためのプログラムコードが、
    アクセスポイントとのOOB通信リンクを確立するためのプログラムコードと、
    前記フェムトアクセスポイント識別情報および前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を含む情報要素(IE)を受信するためのプログラムコードとを含む請求項57に記載のコンピュータプログラム。
  67. フェムトアクセスポイントの近接を検出するように構成された装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    現在位置の1つまたは複数の現在のセルを判定することと、
    前記1つまたは複数の現在のセルを前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの第1のグループと比較することであって、ホームセルの前記第1のグループが、前記フェムトアクセスポイントの少なくとも1つの近隣のマクロセルを含む、比較することと、
    メモリに記憶されたフェムトアクセスポイントのOOB識別子を使用して帯域外(OOB)無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントをスキャンすることであって、前記1つまたは複数の現在のセルがホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じてトリガされる、スキャンすることとを行うように構成される、装置。
  68. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定し、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定することに応じて、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別子をメモリに先に記憶されたフェムトアクセスポイント識別情報にマッピングし、
    前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの検出を判定することに応じて、帯域内無線リンクを使用してサービング基地局に近接指示を送信するようにさらに構成される請求項67に記載の装置。
  69. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記1つまたは複数の現在のセルが前記フェムトアクセスポイントに関連するホームセルの前記第1のグループの一部であることに応じて第2の比較をトリガすることであって、前記第2の比較が、
    前記1つまたは複数の現在のセルを拡張フィンガープリントと比較することであって、前記拡張フィンガープリントが、
    前記フェムトアクセスポイントの近隣の複数のセルのそれぞれのカバレッジ領域の一部が重なり合うエリアを含む、比較することを行うように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することを含む、トリガすることを行うようにさらに構成される請求項68に記載の装置。
  70. 前記フェムトアクセスポイントがOOB無線を備えていないとき、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示の送信をトリガするように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することをさらに含む請求項69に記載の装置。
  71. 前記フェムトアクセスポイントが少なくとも1つのOOB無線を備え、送信するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することが、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの一部であることに応じて前記近接指示を送信するように構成することを含む請求項69に記載の装置。
  72. 前記サービング基地局による通信周波数が、同じ無線アクセステクノロジーに関する前記フェムトアクセスポイントによる通信のための通信周波数と異なる請求項68に記載の装置。
  73. UEが、帯域内接続モードまたは帯域内アイドルモードのうちの1つにある請求項67に記載の装置。
  74. 前記OOB無線リンク上での前記フェムトアクセスポイントの継続的な検出に応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近接したままである請求項68に記載の装置。
  75. 前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項74に記載の装置。
  76. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリント内にあると判定し続けること、または
    前記OOB無線リンク上で前記フェムトアクセスポイントを検出し続けることに応じて、UEが、前記フェムトアクセスポイントに近接したままである請求項69に記載の装置。
  77. 前記1つまたは複数の現在のセルが前記拡張フィンガープリントの外にあると判定することと、
    前記フェムトアクセスポイントが前記OOB無線リンク上で検出されないと判定することとに応じて、前記UEが、前記フェムトアクセスポイントの近傍を出る請求項76に記載の装置。
  78. 前記OOB無線リンクが、
    BLUETOOTH(登録商標)、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)、
    WIFI(商標)、
    WIFI DIRECT(商標)、
    ZIGBEE(商標)、および
    IEEE 802.15のうちの1つを含む請求項67に記載の装置。
  79. フェムトアクセスポイントに関する情報を管理するように構成された装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    ユーザ機器(UE)によって前記フェムトアクセスポイントを検出し、
    前記UE上の近接データベースに前記フェムトアクセスポイントに関する近隣のセルの情報を記憶し、
    前記UE上のフェムトアクセスポイント探索情報データベース(SID)にフェムトアクセスポイント識別情報を記憶し、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するフェムトアクセスポイントの帯域外(OOB)識別情報を判定し、
    前記フェムトアクセスポイントSIDを前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報で更新するように構成される、装置。
  80. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記UEのOOB無線上で前記フェムトアクセスポイントを後で検出し、
    前記UEによって、前記フェムトアクセスポイントに関連する前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を前記フェムトアクセスポイントSIDに記憶された前記フェムトアクセスポイント識別情報にマッピングすることによって前記フェムトアクセスポイント識別情報を取得するようにさらに構成される請求項79に記載の装置。
  81. 前記OOB無線が、
    BLUETOOTH(登録商標)無線、
    BLUETOOTH(登録商標) Low Energy(LE)無線、
    WIFI(商標)無線、
    WIFI DIRECT(商標)無線、
    ZIGBEE(商標)無線、および
    IEEE 802.15無線のうちの1つを含む請求項80に記載の装置。
  82. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することが、
    前記フェムトアクセスポイントが検出されるときに少なくとも1つのOOB識別子(ID)を検出するように構成することであって、前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報が前記少なくとも1つの検出されたOOB IDを含む、構成することを含む請求項79に記載の装置。
  83. 前記判定するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することが、
    近隣のセルのセットにおける近接が検出されるときに少なくとも1つのOOB IDを検出し、
    前記OOB IDに記憶された前記OOB識別情報を判定するように構成することを含む請求項79に記載の装置。
  84. 前記判定するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することが、
    前記フェムトアクセスポイントに関連するホームネットワーク上で実行されるアプリケーションとの通信リンクを確立し、
    前記通信リンク上で前記アプリケーションから前記OOB情報を受信するように構成することを含む請求項79に記載の装置。
  85. 前記通信リンクが、
    帯域内通信リンク、および
    OOB通信リンクのうちの1つである請求項84に記載の装置。
  86. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することが、
    第1の検出されたOOB IDを使用して第1の仮想アクセスポイント識別子とのOOB通信リンクを確立し、
    前記第1の仮想アクセスポイント上で実行されるアプリケーションから前記フェムトアクセスポイントのOOB情報を受信するように構成することを含む請求項79に記載の装置。
  87. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記確立することの前に前記第1の仮想アクセスポイントとのアプリケーションレイヤのハンドシェイクを開始することであって、前記第1のOOB IDが隠されたOOB IDである、開始すること行うようにさらに構成される請求項86に記載の装置。
  88. 前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を判定するように前記少なくとも1つのプロセッサを構成することが、
    アクセスポイントとのOOB通信リンクを確立し、
    前記フェムトアクセスポイント識別情報および前記フェムトアクセスポイントのOOB識別情報を含む情報要素(IE)を受信するように構成することを含む請求項79に記載の装置。
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