JP2015509465A - 接合重ね継手 - Google Patents

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Abstract

本開示は、航空機構造体用の方法および装置を提供する。一実施形態において、航空機構造体は、第1および第2のストリンガを有し、第1および第2のストリンガの各々が、長手方向の間隙を画定する垂直ストリンガ部を有する。実施形態は、中央リブ取付部材と前記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2の延在部とを有する十字形連結具を含んでもよい。前記第1および第2の延在部から上方に延在するストリンガ取付部分が、それぞれ第1および第2のストリンガ部分の長手方向の間隙に挿入される。リブ取付部材は、胴体側部リブに取り付けてもよい。

Description

本開示は、一般に航空機構造体に関し、特に航空機の胴体側部継手に関する。
航空機の製造において、翼パネルなどの空気力学的構造体は、航空機の機体または他の構造体に結合される。いくつかの従来の継手では、突合せ継手または重ね継手を使用し、この突合せ継手または重ね継手では、翼の一部を機体の一部と突き合せるかまたは継ぎ合わせ、更に、ボルト、リベットとリブなどのデバイスとを用いて結合し得る。これらの従来の突合せ継手では、継手の荷重要件を満たすために継手のボルトおよびリブが用いられる。したがって、航空機構造に使用する材料に対して許容可能な支持を実現するためには、十分なボルトおよび他の機械的締結装置を使用しなければならない。
機械的継手、特に多くのボルトを備えた継手は、非常に重くなる可能性があり、これは、航空機の重量の増加および運転コストの増大に相当する。さらに、機械的継手に関連する製造コストが大きくなる可能性があり、なぜなら、継手が、結合させるパネルとは別々に形成されるので、製造時間(労働力、設備など)がかかるとともに、継手が、同じく製造しなければならない多くの異なる部品(リブ、ボルトなど)を含むからである。加えて、ボルト継手は、長期にわたり疲労する可能性があるため、定期的に点検し、メンテナンスを行い、かつ交換しなければならず、運転コストがさらに増大する。したがって、空気力学的構造体のための従来の継手を用いて所望の結果が得られているが、改良の余地がある。
本開示の目的は、軽量化および低製造コスト化された胴体側部継手を提供することである。本開示の更なる目的は、連続的な外板部が連結され得る胴体側部継手を提供することである。
これらおよび他の目的において、胴体側部リブに結合される不連続な外板部を使用せず、むしろ翼の種々の部分に接合される連続的な外板部を使用する接合継手を採用することにより、利点を得ることができる。
第1の実施形態において、胴体側部継手組立体が提供され、この胴体側部継手組立体は、各々が水平ストリンガ部分と上記水平ストリンガ部分から上方に延在する垂直ストリンガ部分とを有し、上記垂直ストリンガ部分が上記水平ストリンガ部分に開口部を有する長手方向の間隙を画定する、第1および第2のT字形ストリンガと、中央リブ取付部材と、上記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部と、を有し、各連結延在部が水平連結部分と上記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分とを有する、十字形連結具と、を備え、上記第1および第2のT字形連結延在部の上記ストリンガ取付部分が、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記長手方向の間隙に挿入される。
第2の実施形態において、複数の垂直補剛材を有するリブウェブに連結された胴体側部継手組立体が提供され、上記胴体側部継手組立体は、各々が水平ストリンガ部分と上記水平ストリンガ部分から上方に延在する垂直ストリンガ部分とを有し、上記垂直ストリンガ部分が、上記水平ストリンガ部分に開口部を有する長手方向の間隙を画定する、第1および第2のT字形ストリンガと、中央リブ取付部材と、上記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部と、を有し、各連結延在部が、水平連結部分と、上記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分と、を有する、十字形連結具と、を備え、上記第1および第2のT字形連結延在部の上記ストリンガ取付部分が、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記長手方向の間隙に挿入され、上記中央リブ取付部材が上記リブウェブに連結される。
第3の実施形態において、胴体側部継手が提供され、上記胴体側部継手は、リブウェブと、並べて配設された複数の胴体側部継手組立体と、を備え、各胴体側部継手組立体が、各々が水平ストリンガ部分と上記水平ストリンガ部分から上方に延在する垂直ストリンガ部分とを有し、上記垂直ストリンガ部分が、上記水平ストリンガ部分に開口部を有する長手方向の間隙を画定する、第1および第2のT字形ストリンガと、中央リブ取付部材と、上記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部とを有し、各連結延在部が、水平連結部分と、上記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分とを有する、十字形連結具と、を備え、上記第1および第2のT字形連結延在部の上記ストリンガ取付部分が、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記長手方向の間隙に挿入され、上記複数の胴体側部継手組立体の上記中央リブ取付部材の各々が上記リブウェブに連結される。
他の目的、特徴および利点は、好ましい実施形態の詳細な説明を図面と関連させて考慮するとき、明らかになるであろう。
本開示の実施形態に従って形成された複合翼構造体および胴体側部継手を有する航空機の概略俯瞰図である。 本開示の実施形態に従って形成された胴体側部継手の等角図である。 本開示の実施形態に従って形成された胴体側部継手の側面図である。 本開示の実施形態に従って形成された胴体側部継手を上から見た図である。 本開示の実施形態に従う十字形連結具の等角図である。 本開示の実施形態に従う、ストリンガ基部、T字形ストリンガ部、ストリンガヌードルおよびテーパ付き充填材を含む、胴体側部継手の構成部品の第1の分解等角図である。 本開示の実施形態に従う、ストリンガ基部、T字形ストリンガ部、ストリンガヌードルおよびテーパ付き充填材を含む、図4Aに示す胴体側部継手の構成部品の第2の分解等角図である。
ここで図面を参照するが、異なる図面の類似の要素には同じ参照符号を付す。
本開示は、複合翼および尾翼などの空気力学的構造体内に存在し得る胴体側部継手に関する。かかる胴体側部継手のある特定の実施形態の多くの具体的な詳細は、それらの実施形態を完全に理解するために、下記の説明および図1〜図4Bに記載されている。しかしながら、当業者であれば、本開示が追加の実施形態を有し得ること、または本開示の実施形態を以下の説明に記載のいくつかの詳細事項なしに実施できることを理解するであろう。例えば、ある特定の実施形態では、航空機用の複合翼構造体について言及するが、当業者であれば、説明されている技術を様々な空気力学的構造体に応用できることが分かるであろう。
胴体側部継手の1つの例示的な位置は、翼が航空機の機体に接触する場所にある。かかる例示的な位置は図1に詳細に描かれており、この図1は、本発明の実施形態による航空機100を図示している。航空機100は、複合翼構造体104に結合された機体102を含む。複合翼構造体104は、3つの部分、すなわち、機体102から外側に横方向に延在する2つの翼部分106、108および機体102に広がる中央部分110を含む。それら3つの部分106、108、110は、関連する3つの座標系を定め、1つの座標系は翼部分106、108各々に対するものであり、もう1つ座標系は中央部分110に対するものである。明確にするために、航空機100のある特定の特徴が省略されていることに留意されたい。例えば、翼部分106、108を、図示しない、前縁部分、後縁部分、翼端および他の部材に連結してもよい。
胴体側部継手116、118の位置は、航空機100の機体102または胴体線の各側面と一致するように図示されている。これらの胴体側部継手116、118は、複合翼構造体104が機体102に結合される場所にある。胴体側部継手116、118は、複合翼構造体104または一体形成されたパネル部を機体102に結合するために使用してもよい。代替的に、中央部分110を省いて、2つの翼部分106、108を互いに結合してもよい。中央部分110は、機体102の長手方向軸線を実質的に横断するように方向付けられている。翼部分106、108は、ここでは中央部分110とほぼ30°の後退角をなして後ろに延びるものとして描かれている。図1には30°の後退角が図示されているが、0°の後退角または前方方向の後退角さえ含めて、様々な後退角を採用できることに留意されたい。より詳細には、本明細書で説明する技術を採用して、任意の所望の後退角(後方後退角、前方後退角、または後退角なし)を備えた複合空気力学的構造体および/または翼を製造することができ、これらの構造体および/または翼は、本明細書で説明する発明の原理に従って、軽量化された改良された胴体側部継手を有するとともに、利用され得る、ことを意図する。
複数の構造部材(例えば、ストリンガ、スパー、およびリブ)が骨格状の構造体(骨組みなど)を形成し、その上に複合材料外板114を重ねて複合パネルを形成する。描かれた図において、例示的なストリンガの位置は、翼部分106、108の長さに実質的に沿って延びかつ中央部分110を横切って延びる線112により表されている。
ここで、胴体側部継手118の構成をより詳細に説明する。図2A〜図2Cは、このような胴体側部継手118の一部の3つの異なる図を描いている。図2Aは等角図であり、図2Bは側面図であり、図2Cは上から見た図である。胴体側部継手118は、図1に示すように、中央部分110と左翼部分106との間の境界面にある。境界面は、図2A〜図2Cに202で表されている。中央部分110および左翼部分106は、互いに対して2つの方向αおよびβに角度が付けられてもよい。(図2Bに見られる)角度αは、航空機を2等分する水平面と比較した翼の底面の角度に対応し、その一方で、(図2Cに見られる)角度βは翼の後退角にほぼ対応する。図2A〜図2Cは、胴体側部継手118の中央部分110側(例えば、機体の内側)の下部機内側部分204aと胴体側部継手118の左翼部分106側(例えば、機体の外側)の下部機外側部分204bとの間の胴体側部継手118の下部分を図示している。同様の継手の実施態様を、左翼部分106の上部分(この図には描かれていない)に、また中央部分110と右翼部分108との間の境界面にある胴体側部継手116に使用することができる。
胴体側部継手118は、胴体側部リブ212(本明細書では「リブ」212とも呼ばれる)で左翼部分106と中央部分110を互いに結合することにより形成される。左翼部分106および中央部分110は各々、長手方向のT字形ストリンガ部208と、T字形ストリンガ部208の直下のストリンガ基部210と、を有する。胴体側部リブ212は、左翼部分106の長さに対して横断方向にかつ機体の表面にほぼ平行な方向に位置決めされる。外板220は、左翼部分106および中央部分110の両方を覆い、かつ胴体側部継手118の位置で連続している。T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210は、複数の十字形連結具206を用いてリブ212に結合され、かかる十字形連結具206は、下記により詳細に説明するように、リブ212にならびにT字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210に連結される。外板220は連続しており、十字形連結具206の底面およびストリンガ基部210の底面に沿って連結される。
図2A〜図2Cは、並べて配列された3つの十字形連結具206と、6つのT字形ストリンガ部208と、6つのストリンガ基部210と、を描いている。2つのT字形ストリンガ部208および2つのストリンガ基部210に1つの十字形連結具206を連結した1組を、本明細書では「胴体側部継手組立体」と呼ぶ。図2A〜図2Cには3つのかかる胴体側部継手組立体が示されているが、継手を形成するために、必要に応じて、任意の数の組立体を利用することができる。
T字形ストリンガ部208、ストリンガ基部210および十字形連結具206を含む、種々の構成部品の構成を最初に説明することにより、胴体側部継手118の説明をより明確にする。
図3は、十字形連結具206をより詳細に描いている。十字形連結具206は、中央リブ取付部材304から互いに反対方向に延在する2つのT字形連結延在部302を備える。中央リブ取付部材304は、リブ212との接続のための少なくとも2列の締結具を収容する大きさとされることが好ましい。十字形連結具206は、チタンなどの高い強度対重量比の金属で作られることが好ましい。2つのT字形連結延在部302は、図2A〜図2Cにおける角度αおよびβに対応する、垂直方向αと水平方向βの両方向に、互いに対して角度が付けられてもよい。この1対の互いに反対方向に延在するT字形連結延在部302は、胴体側部継手の2つの互いに反対の側でストリンガ基部210およびT字形ストリンガ部208用の取付点として機能する。
各T字形連結延在部302は、水平連結部分306と、水平連結部分306から上方に延びる(本明細書では「ストリンガ取付部分」とも呼ばれる)垂直連結部分308とを有する。水平連結部分306の厚さ310と垂直連結部分308の厚さ318は、中央リブ取付部材304からT字形連結延在部302の先端部320に向かって減少する。したがって、T字形連結延在部302は、T字形連結延在部302の端部320に近い箇所よりも中央リブ取付部材304に近い箇所でより厚くなり、緩やかなテーパ面を形成する。
水平連結部分306は、2つの方向にテーパが付けられている。第1に、斜め縁部314の存在により、水平連結部分306は上下方向にテーパが付けられている。つまり、水平連結部分306の幅316は、底面322に近づくにつれて大きくなり、かつ水平連結部分306の上面324近傍では小さくなる。第2に、水平連結部分306は長手方向にテーパが付けられている。つまり、水平連結部分は、中央リブ取付部材304に近づくにつれて大きくなり、かつT字形連結延在部302の先端部320に向かって小さくなる幅316を有する。
ここで、T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210の形状を、(T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210を示す分解図である)図4Aおよび図4Bに関連して、さらに詳細に説明する。2つの充填要素−ストリンガヌードル412およびテーパ付き充填材414−についても説明するが、これらの充填要素は、胴体側部継手118内の他の構造要素により占有されない空間を埋める働きをする。明確にするために、かかる図には十字形連結具206を示していない。
T字形ストリンガ部208は、翼部分106、108および中央部分110内に位置しかつ左翼部分106および中央部分110の長さに沿ってリブ212から延在するT字形部材である。T字形ストリンガ部208は、左翼部分106および中央部分110にわたって連続しておらず、むしろ複数の異なるT字形ストリンガ部208が胴体側部継手118において接触する。T字形ストリンガ部208は、水平部分207と水平部分207から上方に延在する垂直部分209とを備えた細長いT字形部材である。T字形ストリンガ部208は、基部材料の平板(「壁」423)を図に示す「T字」形状に折り畳むことにより製造してもよい。T字形ストリンガ部208は、水平部分207および垂直部分209における壁423の厚さである壁厚213を有する。壁厚213は、下記で説明するように、T字形ストリンガ部208の長さに沿って異なっていてもよい。
各T字形ストリンガ部208は、3つの長手方向部を有し、各々が異なる断面特性により特徴付けられる。T字形ストリンガ部208は連続しており、3つの長手方向部の間には物理的な途切れがないことに留意する。それら長手方向部は、単純に様々な断面特性に基づいて区別される。第1の長手方向部は、T字形ストリンガの長さにわたって延在する主部404である。図4Aおよび図4Bの主部404は、明確にする目的で非常に短いものとして描かれていることに留意する。しかしながら、主部404は航空機の左翼部分106または中央部分110の全長にわたって延在することを意図する。T字形ストリンガ部208の主部404は、その長さに沿って厚さおよび高さが異なっていてもよい。これらの厚さおよび高さの違いは、本開示の教示の一部ではない。これらの違いは、翼部の長さに沿って異なり得る構造的要件に対応する必要により存在する。T字形ストリンガ部208の中間部402は、T字形ストリンガ部の主部404と終端部406との間に延在する。
終端部406は、終端部406の壁厚213がその長さに沿って減少してゼロになるようにテーパが付けられている。図4Aで分かるように、先端部421の壁厚213は、基端部420の壁厚213よりも大きい。先端部421の壁厚213は、壁423の折畳部が先端部421の垂直部分209内側で互いに隣接するほど十分に大きい。しかしながら、図4Bで分かるように、基端部420の壁厚213はより薄く、その結果として、基端部420の垂直部分209内側には、壁423の2つの部分の間に画定される長手方向の間隙408が存在する。壁423のこの壁厚213の変化は、終端部406内で生じかつ緩やかである。
長手方向の間隙408は、基端部420から離れるにつれて徐々に減少する間隙厚さ425を有する。長手方向の間隙408の厚さは、減少してゼロになるので、その結果として、中間部402または主部404内側には、長手方向の間隙が存在しない。胴体側部継手118において、T字形ストリンガ部208の長手方向の間隙408は、十字形連結具206のT字形連結延在部302の垂直連結部分308を受け入れる。
T字形ストリンガ部208はまた、主部404および中間部402内側に、T字形ストリンガ部208の長さに沿って延びるヌードル間隙410を画定する。ヌードル間隙410は、T字形ストリンガ部208を製造するために用いられる工程の産物である。ヌードル間隙410は、T字形ストリンガ部208が図に示す形状に曲げ加工されたため存在する。図2に描かれた組み立てられた継手118において、ストリンガ基部210およびT字形ストリンガ部208との間に存在するヌードル間隙410により形成された空間は、ストリンガヌードル412により占有される。見て分かるように、ストリンガヌードル412の断面形状は、主部404内ではほぼ一定のままであるが、中間部402内ではサイズが減少する。この断面の減少は、ヌードル間隙410の対応する断面の減少と一致するように存在する。これは十字形連結具(図4Aまたは図4Bには描かれていないが)により占有されるべき空間であるので、ストリンガヌードル412は終端部406内には存在しない。
楔形のテーパ付き充填材414も存在する。テーパ付き充填材414は、組み立てられた胴体側部継手118において、T字形ストリンガ部208がストリンガ基部210から若干上向きに角度が付けられることによりに生まれた空間を占有する。この若干上向きの角度は、下記にさらに詳細に説明するように、また図2A〜図2Cに描かれているように、十字形連結具206をT字形ストリンガ部208とストリンガ基部210との間に挟むことを可能にすることにより、図2A〜図2Cに描かれている重ね手の形成に役立つ。製造上の理由から、十字形連結具は厚さが減少してゼロになるようには製造されないため、楔形の間隙が存在する。そうした製造がなされないこと対するいくつかの理由が存在するが、それらの理由には、厚さがゼロの縁部を有するようにチタンを機械加工することが困難であり、またそうした加工が施されたとしても、そのようなチタン片は取り扱いが困難であるということが含まれる。それゆえ、間隙は、チタン製連結具内を通るように存在する。テーパ付き充填材414がこの間隙を埋める。組み立てられた継手において、テーパ付き充填材414が、リブ212から遠ざかるよりもリブ212に近づくにつれて大きくなる厚さを有することに留意する。
ストリンガ基部210は、主部422と終端部424とを有する。ストリンガ基部210の厚さは、図4Aおよび図4Bの両方で分かるように、終端部424において、T字形ストリンガ部208の基端部420に向かって減少する。ストリンガ基部210の幅は、終端部424内において、T字形ストリンガ部208の基端部420に向かって増大する。
ここで、再び図2A〜図2Cを参照して、胴体側部継手118の構成をより詳細に説明する。リブ212は、ボルト、リベットまたは他の適切な手段を用いて機体に締結してもよい。胴体側部リブ212は、機体の表面にほぼ平行に延在するリブウェブ214を有する。リブ212は、垂直補剛材216、リブウェブ214に連結された水平補剛材218などの他の構造上の構成部品、および図2A〜図2Cに図示しない他の部品を有してもよい。
十字形連結具206は、締結具を用いてリブウェブ214に連結してもよく、それらの締結具は、十字形連結具206の中央リブ取付部材304の孔およびリブウェブ214の孔を通して、ならびにいくつかの場所では、図示のように垂直補剛材216を通して連結してもよい。
十字形連結具206とT字形ストリンガ部208とストリンガ基部210と外板220との間の接合接続は、「移行部」222と呼ばれる長手方向の領域内に、かかる構成部品206、208、210の間に作られる。見て分かるように、(十字形連結具206の一部である)T字形連結延在部302は、T字形ストリンガ部208とストリンガ基部210との間に挟まれている。(図3に見られる)垂直に延在するストリンガ取付部分308は、(図3に見られる)T字形連結延在部302の水平連結部分306から上方に延在し、かつT字形ストリンガ部208内側に存在する(図4Aおよび図4Bに見られる)長手方向の間隙408内に延在する。上記で説明した継手は、本明細書では「重ね継ぎ」と呼ばれることもある。連続的な外板部220は、十字形連結具206およびストリンガ基部210に連結される。
各移行部222は、リブ212にまたはリブ212近傍に位置する基端部224と、リブ212から離れて位置する先端部226と、を有する。T字形連結延在部302、ストリンガ基部210およびT字形ストリンガ部208の厚さは、移行部222内において異なっていてもよい。具体的には、T字形ストリンガ部208とストリンガ基部210の両方は、移行部222の先端部226から移行部222の基端部224へと厚さが減少し、その一方で、T字形連結延在部302は、移行部222の基端部224から先端部226へと厚さが減少する。ストリンガ基部210およびT字形ストリンガの厚さは、構造的要求に対応するために多少異なっていてもよいが、移行部の外側では実質的に均一である。これらの厚さの違いは、本開示の範囲外である。T字形連結延在部302は、移行部222の先端部226または先端部226近傍で終端し、移行部222の外側には存在しない。したがって、移行部222内の境界面は、T字形連結延在部302、T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210の相互連結部分を備える。見て分かるように、厚さの違いは、図2A、図2Bで明らかであるが、十字形連結具206とストリンガ基部210との間に斜めの境界線211を形成する。
移行部内の厚さの違いにより、リブ212近傍で厚みがあり、したがって大量の材料を有する十字形連結具206が、リブ212近傍の荷重の大部分を担い、徐々にT字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210にその荷重をリブから遠くへ伝達させ、互い違いの方向にテーパが付けられた、ストリンガ基部210、T字形連結延在部302、T字形ストリンガ部208のサンドイッチ層を備える頑丈な交互配置された継手を提供することが可能になる。
好ましくは、T字形ストリンガ部208は、ストリンガ基部210の剛性よりも小さい剛性を有する。これにより、T字形ストリンガ部208とストリンガ基部210とを組み合わせて、必要な剛性を有することができるようにすると同時に、T字形ストリンガ部208を所要の形状となるように輪郭形成することができる。T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210を複合材料で作る場合、ストリンガ基部210内の繊維をストリンガ基部210の長さに実質的に平行な方向に整列させ、かつT字形ストリンガ部208の繊維をT字形ストリンガ部208の長さに対してほぼ45°の角度で整列させることにより、その剛性の差を促進してもよい。剛性を変化させる他の既知の方法も可能である。
十字形連結具206は、外板220、T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210に接合されることが好ましい。接合継手の作製を容易にするために、T字形ストリンガ部208、ストリンガ基部210および外板220は、炭素繊維含浸複合材、編組複合材、ガラス繊維、または圧縮が支配的な用途のための炭化ホウ素もしくは炭化ケイ素などの高い剛性を有する複合材などの複合材料、あるいは他の適切な複合材料で作られ、その一方で、十字形連結具206は、チタンもしくはチタン合金、または、ステンレス鋼のオーステナイト系ニッケル−クロム基超合金、例えば、米国、ニューヨーク州、ニューハートフォード(New Hartford)のスペシャルメタル社(Special Metals Corporation)から入手可能なインコネル(登録商標)ブランドのステンレス鋼を含む、ステンレス鋼などの高い強度対重量比の材料であることを意図する。強度特性および接合継手に組み込まれる性能など、必要な特徴を呈する他の材料を使用してもよい。
部品を置いて硬化させたときに、複合部品間の構造的接合が形成される。互いに境界を接する複合部品内の樹脂を硬化中に結合させ架橋させて、構造的接合を形成する。十字形連結具と複合部品との間の接合を形成するために、接着剤層が用いられる。
ここで、継手を製造する1つの好ましい方法を説明する。航空機の外板220を置く。T字形ストリンガ部208を置く。ストリンガ基部210を外板220上に置いて配置する。十字形連結具206をストリンガ基部210上に置く。他の部分との接合の作成を容易にするために、接着剤層を十字形連結具206のすべての適切な表面に設けてもよい。楔形のテーパ付き充填材414およびストリンガヌードル412を含む、テーパ付き充填材をストリンガ基部210上に置き、十字形連結具206に隣接させて整列させる。T字形ストリンガ部208をストリンガ基部210および十字形連結具206の上に配置する。真空バッグを使用し、組立体をオートクレーブ内で硬化させる。移行部222内においてT字形ストリンガ部208、ストリンガ基部210および十字形連結具206に挿通される剥離防止締結具228を、剥離の防止のために利用してもよい。結果として得られた硬化させ、接合した組立体は、「共硬化させた」組立体と呼ばれることもある。種々の構成部品を一緒に接合する他の方法を利用してもよく、かかる方法は、集合的に「共硬化させる」という用語の定義に含まれる。これらの他の方法では、組立体全体を置き、硬化させる前に、1以上の複合構成部品を予備硬化させるかまたは部分的に硬化させてもよい。例えば、外板220を置き、硬化させ、次いで、外板220を含む組立体全体を置き、硬化させてもよい。オートクレーブ硬化で、または任意の他の加熱による真空バッグ硬化法を用いて、予備硬化させたもしくは部分的に硬化させた構成部品を、任意の未硬化の構成部品および十字形連結具206に接着接合してもよい。
本明細書に描かれた例示的な胴体側部継手118においては、上述の従来の継手と異なり、リブウェブ214が、十字形連結具206の位置では「外側翼弦」(リブウェブ214の端部に直交する平坦部材)と一体形成されていないことに留意する。その代わりに、リブウェブ214に連結された十字形連結具206は、ストリンガ基部210、T字形ストリンガ部208および外板220を含む、翼部の構造要素に対する取付点を提供しかつかかる取付点がリブウェブに直交する表面上に位置するという意味において、リブ212の外側翼弦の一部のように機能する。それゆえ、胴体側部継手において並べて配置された複数の十字形連結具206は、複数の十字形連結具206が外側翼弦のセグメントである、「セグメント化された外側翼弦」のように機能する。十字形連結具206を外板220、T字形ストリンガ部208およびストリンガ基部210に接合すること、ならびに連続的な外板部220を利用することにより、複数の外板部に挿通される締結具が不要となり、かつ外板層の大きな肉厚部が不要となる。
更に、金属などの材料の十字形連結具206を使用することにより、継手において小さい半径の移行部が可能となる。これは、複合材料が複合材料の繊維の面内方向よりも複合材料の繊維の面外方向においてより低い強度を有するのに対して、金属が材料として全方向に同じ強度を有するためである。胴体側部継手における方向性の変化は、複合材料の繊維の面外で生じるので、金属製十字形連結具206(または同様の特性を備えた、すなわち、全方向に同じ強度を有する別の材料)の使用を使用することにより、複合材料を使用するよりも、継手においてはるかに小さな半径の移行部が可能となる。
本開示の態様によれば、胴体側部継手組立体があり、この胴体側部継手組立体は、各々が水平ストリンガ部分と上記水平ストリンガ部分から上方に延在する垂直ストリンガ部分とを有し、上記垂直ストリンガ部分が上記水平ストリンガ部分に開口部を有する長手方向の間隙を画定する、第1および第2のT字形ストリンガと、中央リブ取付部材と、上記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部と、を有し、各連結延在部が、水平連結部分と、上記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分とを有する、十字形連結具と、を備え、上記第1および第2のT字形連結延在部の上記ストリンガ取付部分が、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記長手方向の間隙に挿入される。
本開示の態様によれば、複数の垂直補剛材を有するリブウェブに連結された胴体側部継手組立体があり、この胴体側部継手組立体は、各々が水平ストリンガ部分と上記水平ストリンガ部分から上方に延在する垂直ストリンガ部分とを有し、上記垂直ストリンガ部分が上記水平ストリンガ部分に開口部を有する長手方向の間隙を画定する、第1および第2のT字形ストリンガと、中央リブ取付部材と、上記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部と、を有し、各連結延在部が水平連結部分と上記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分とを有する、十字形連結具と、を備え、上記第1および第2のT字形連結延在部の上記ストリンガ取付部分が、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記長手方向の間隙に挿入され、上記中央リブ取付部材が上記リブウェブに連結される。有利には、中央リブ取付部材は、締結具を用いて上記リブウェブに連結され、上記締結具は、上記中央リブ取付部材、上記複数の垂直補剛材の少なくとも1つと上記リブウェブとを貫通して延在する。
有利には、十字形連結具はチタンである。有利には、第1および第2の平坦なストリンガ基部は、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記水平ストリンガ部分に連結される。有利には、連続的な外板部を上記第1および第2のストリンガ基部にならびに上記十字形連結具に連結し、上記第1および第2のT字形ストリンガ、上記第1および第2の平坦なストリンガ基部、上記外板部および上記十字形連結具を共硬化させる。
本発明の態様によれば、胴体側部継手があり、この胴体側部継手は、リブウェブと、並べて配設された複数の胴体側部継手組立体と、を備え、各胴体側部継手組立体は、各々が水平ストリンガ部分と上記水平ストリンガ部分から上方に延在する垂直ストリンガ部分とを有し、上記垂直ストリンガ部分が上記水平ストリンガ部分に開口部を有する長手方向の間隙を画定する、第1および第2のT字形ストリンガと、中央リブ取付部材と、上記中央リブ取付部材から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部と、を有し、各連結延在部が、水平連結部分と、上記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分とを有する、十字形連結具と、を備え、上記第1および第2のT字形連結延在部の上記ストリンガ取付部分が、それぞれ上記第1および第2のT字形ストリンガの上記長手方向の間隙に挿入され、上記複数の胴体側部継手組立体の上記中央リブ取付部材の各々が上記リブウェブに連結され、複数の胴体側部継手組立体の十字形連結具が、胴体側部リブのセグメント化された外側翼弦を形成するように配列される、上記胴体側部継手を有する航空機が提供される。
有利には、複数の垂直補剛材が並べて配設されかつ上記リブウェブに連結される。有利には、上記複数の胴体側部継手組立体の上記中央リブ取付部材の各々は、複数の締結具を用いて上記リブウェブに連結され、上記複数の締結具のうちの1つは、中央リブ取付部材、上記複数の垂直補剛材のうちの1つおよび上記リブウェブを貫通して延在する。有利には、連続的な外板は、上記複数の胴体側部継手組立体に連結され、各胴体側部継手組立体の上記第1および第2のT字形ストリンガ、各胴体側部継手組立体の上記第1および第2の平坦なストリンガ基部、各胴体側部継手組立体の上記十字形連結具および上記外板部を共硬化させる。有利には、上記十字形連結具の各々はチタンである。
本開示を種々の実施形態を参照して説明してきたが、当業者であれば、本開示の範囲から逸脱することなく、種々の変更を行うことができ、本開示の要素を均等物に置き換えることができることを理解するであろう。加えて、本開示の教示に特定の状況を適合させるために、本開示の本質的な範囲から逸脱することなく、多くの修正を行うことができる。それゆえ、本開示は、この開示の方法を実行するために考えられる本明細書に開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内に含まれるすべての実施形態を包含することを意図するものである。
116,118 胴体側部継手、206 金属製十字形連結具,十字形連結具,構成部品、208 T字形ストリンガ部,構成部品、209 垂直ストリンガ部分,垂直部分、210 ストリンガ基部,構成部品、212 胴体側部リブ,リブ、222 移行部、302 T字形連結延在部、304 中央リブ取付部材、306 水平連結部分、308 垂直連結部分,ストリンガ取付部分、314 斜め縁部、322 底面、324 上面、408 長手方向の間隙、420 基端部、421 先端部

Claims (10)

  1. 各々が垂直部分(209)を有し、前記垂直部分が長手方向の間隙(408)を画定する第1および第2のT字形ストリンガ(208)と、
    中央リブ取付部材(304)と、前記中央リブ取付部材(304)から互いに反対方向に延在する第1および第2のT字形連結延在部(302)と、を有し、前記連結延在部の各々が、水平連結部分(306)と、前記水平連結部分から上方に延在するストリンガ取付部分(308)と、を有する、十字形連結具(206)と、
    を備え、
    前記第1および第2のT字形連結延在部(302)の前記ストリンガ取付部分(308)が、それぞれ前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)の前記長手方向の間隙(408)に挿入される、胴体側部継手組立体。
  2. 前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)に連結された第1および第2の平坦なストリンガ基部(210)をさらに備える、請求項1に記載の胴体側部継手組立体。
  3. 前記第1および第2の平坦なストリンガ基部(210)が、前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)よりも大きい剛性を有する、請求項2に記載の胴体側部継手組立体。
  4. 前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)と前記第1および第2のT字形連結延在部(302)と前記第1および第2の平坦なストリンガ基部(210)とが、それぞれ第1および第2の移行部(222)内で接触し、
    前記T字形ストリンガ(208)の各々が、前記移行部の先端部(421)から前記移行部の基端部(420)へと徐々に減少する厚さを有する、請求項2に記載の胴体側部継手組立体。
  5. 前記平坦なストリンガ基部(210)の各々が、前記移行部の前記先端部(421)から前記移行領域の前記基端部(420)へと徐々に減少する厚さを有し、
    前記連結延在部(302)の各々が、前記移行部の前記基端部から前記移行部の前記先端部へと徐々に減少する厚さを有し、
    前記第1および第2の連結延在部(302)が、前記第1および第2の移行部(222)内において、前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)と前記第1および第2の平坦なストリンガ基部(210)との間に挟まれ、これにより、重ね継手を形成する、請求項4に記載の胴体側部継手組立体。
  6. 前記第1および第2の移行部(222)内において、前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)と前記第1および第2の平坦なストリンガ基部(210)と前記第1および第2の連結延在部(302)とにより占有されない空隙を占有するように形作られかつ位置決めされた1以上の充填材(212)をさらに備える、請求項5に記載の胴体側部継手組立体。
  7. 前記第1および第2のストリンガ基部(210)ならびに前記十字形連結具(206)に連結された連続的な外板部(220)をさらに備える、請求項2に記載の胴体側部継手組立体。
  8. 前記第1および第2のT字形ストリンガ(208)の前記垂直ストリンガ部分(209)を通して、ならびに前記第1および第2のT字形連結延在部(302)の前記ストリンガ取付部分(308)を通して締結される剥離防止締結具(228)をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の胴体側部継手組立体。
  9. 第1および第2のT字形ストリンガ(208)、前記第1および第2の平坦なストリンガ基部(210)、前記外板部、ならびに前記十字形連結具(206)を共硬化させる、請求項7に記載の胴体側部継手組立体。
  10. 前記水平連結部分(306)の幅が、底面(322)に近づくにつれて大きくなり、かつ水平連結部分の上面(324)近傍では小さくなるような、斜め縁部(314)を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の胴体側部継手組立体。
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