JP2015509349A - 無線ユーザのためのインテリジェントなコーデック・レート適応を提供するための方法および装置 - Google Patents

無線ユーザのためのインテリジェントなコーデック・レート適応を提供するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本方法は、ネットワーク要素(NE)において、第1ソース・ユーザ機器(UE)から第1宛先UEに向かって送られるメディア・データ・パケット(MDP)を受け取るステップと、NEにおいて、NEと第1宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルと、第1ソースUEとNEとの間のアップリンク・チャネルとの少なくとも一方において、輻輳を検出するステップと、検出するステップによって輻輳が検出される場合には、NEを経由して第1データを第2宛先UEに送信している第2ソースUEであって、且つ第1ソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有する第2ソースUEを識別するステップと、検出するステップによって輻輳が検出される場合には、第2ソースUEに、NEを経由して第2ソースUEが第1データを第2宛先UEに送信するレートを低下させる輻輳表示を送るステップと、MDPを、NEから第1宛先UEに送るステップと、を含む。

Description

例示的な実施形態は、一般に、例えばLTEネットワークである無線通信ネットワークのユーザのためのコーデック・レート適応の処理に関する。
LTEでは、当初に、デバイス特性などのファクタに基づいて、音声のためのコーデック・レート(codec rate)が割り当てられる。LTEのための音声コーデックは、例えば、適応マルチ・レート、すなわち、ワイドバンド(AMR−WB)、AMR7.95、およびAMR5.9を含む。同様に、ビデオ・データのためにも、異なるコーデック・レートが存在する。所与のコールのためのコーデック・レートは、ビデオ・データの場合であっても音声データの場合であっても、明示的輻輳通知(explicit congestion notifications)(ECN)に応じて、コール中に適応させることが可能である。仕様3GPP23.860では、ビデオまたは音声ストリームに対するコーデック・レートをECNに基づいて低下させることができる、または、ECNミッドストリームの不存在に基づいて増加させることができる機構が説明されている。現在では、ビデオまたは音声ユーザに対するコーデック・レート適応(adaptation of codec rates)は、そのユーザに対して受信される輻輳通知に基づく。
1つまたは複数の実施形態は、無線通信ネットワークのユーザのためにコーデック・レート適応の処理を生成するための方法および装置に関する。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、無線通信ネットワークにおいて輻輳を処理する方法が、ネットワーク要素において、第1のソース・ユーザ機器(UE)から第1の宛先UEに向かって送られるメディア・データ・パケットを受け取るステップと、ネットワーク要素において、ネットワーク要素と第1の宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルと、第1のソースUEとネットワーク要素との間のアップリンク・チャネルとの少なくとも一方において、輻輳を検出するステップと、検出するステップによって輻輳が検出される場合には、ネットワーク要素を経由して第1のデータを第2の宛先UEに送信し、第1のソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有する第2のソースUEを識別するステップと、検出するステップによって輻輳が検出される場合には、第2のソースUEに、第2のソースUEがネットワーク要素を経由して第1のデータを第2の宛先UEに送信するレートを低下させるための輻輳表示を送るステップと、メディア・データ・パケットを、ネットワーク要素から第1の宛先UEに送るステップと、を含みうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、識別するステップは、ネットワーク要素を経由して相互に通信する2つのUEをそれぞれが含む複数のUE対の加入者優先度レベルを決定するステップと、第1のソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有するUE対から一方のUEを第2のソースUEとして選ぶステップと、を含みうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、識別するステップは、複数のUE対のどれが最低の加入者優先度レベルを有するのかを決定するステップと、最低の優先度レベルを有するUE対から一方のUEを第2のソースUEとして選ぶステップと、を更に含みうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、輻輳表示を送るステップは、ネットワーク・ノードにおいて、輻輳表示を代替のデータ・パケットの中に挿入するステップと、代替のデータ・パケットをネットワーク要素から第2の宛先UEに送るステップとを含みうるのであって、代替のデータ・パケットは、第2のソースUEから第2の宛先UEに送られつつある第1のデータに含まれる複数のデータ・パケットの1つである。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、輻輳表示は、明示的輻輳通知(ECN)コード・ポイントでありうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、ネットワーク要素は拡張ノードB(eNB)であることができ、無線通信ネットワークはLTEプロトコルに従う。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、第1の宛先UEはeNBと関連し、検出するステップはeNBと第1の宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルにおいて輻輳を検出するステップを含みうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、第1のソースUEはeNBと関連し、検出するステップは第1のソースUEとeNBとの間のアップリンク・チャネルにおいて輻輳を検出するステップを含みうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、メディア・データ・パケットは、音声データ・パケットまたはビデオ・データ・パケットでありうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、無線通信ネットワークにおいて輻輳を処理するためのネットワーク装置は、データ受信ユニットと、データ送信ユニットと、ネットワーク要素と通信するユーザ機器(UE)に対応するパラメータを記憶するように構成されているメモリ・ユニットと、データ送信ユニット、データ受信ユニット、およびメモリ・ユニットと結合されている処理ユニットとを含みうる。処理ユニットは、第1のソース・ユーザ機器(UE)から第1の宛先UEに向かって送られるメディア・データ・パケットを受け取る動作と、ネットワーク要素と第1の宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルと、第1のソースUEとネットワーク要素との間のアップリンク・チャネルとの少なくとも一方において、輻輳を検出する動作と、検出する動作によって輻輳が検出される場合には、ネットワーク要素を経由して第1のデータを第2の宛先UEに送信し、第1のソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有する第2のソースUEを識別する動作と、検出する動作によって輻輳が検出される場合には、第2のソースUEに、第2のソースUEがネットワーク要素を経由して第1のデータを第2の宛先UEに送信するレートを低下させるように構成された輻輳表示を送る動作と、メディア・データ・パケットをネットワーク要素から第1の宛先UEに送る動作と、を含む動作を制御するように構成されうる。
例示的な実施形態が、以下に提供されている詳細な説明と添付の図面とから、より詳しく理解されるであろう。添付の図面においては、同様の要素は同様の参照番号によって表現されている。なお、添付の図面は、例証のみを目的として与えられているにすぎず、限定を意味していない。
少なくとも1つの例示的な実施形態による、無線通信ネットワークの一部の図である。 少なくとも1つの例示的な実施形態による、明示的輻輳通知(ECN)を用いてコーデック・レート適応を提供する方法を示すデータ・フロー図である。 少なくとも1つの例示的な実施形態による、ネットワーク要素の例示的な構造を示す図である。 少なくとも1つの例示的な実施形態による、ECNと加入者優先度レベルとを用いるコーデック・レート適応を提供する方法を示すデータ・フロー図である。 少なくとも1つの例示的な実施形態による、ネットワーク要素の観点からのECNと加入者優先度レベルとを用いるコーデック・レート適応を提供する方法を示すフローチャートである。
次に、様々な少なくとも1つの例示的な実施形態について、いくつかの例示的な実施形態が示されている添付の図面を参照して、より詳細に説明する。
詳細であり例証のための実施形態が、本明細書にて開示されている。しかし、本明細書にて開示されている特定の構造的および機能的な詳細は、単に、少なくとも1つの例示的な実施形態を説明するための代表的なものに過ぎない。なお、例示的な実施形態は、多数の代替的な形態で具体化されうるのであって、本明細書に示されている実施形態だけに限定されるものとして解釈すべきではない。
従って、例示的な実施形態は様々な適応および代替的な形態を取りうるのであるが、その実施形態を、図面における例として示し、本明細書で詳細に説明する。しかし、例示的な実施形態を開示されている特定の形態に限定する意図はなく、むしろ逆に、例示的な実施形態は、例示的な実施形態の範囲に含まれるすべての改変形態、均等物、および代替的形態に及ぶことを理解すべきである。同様の参照番号は、複数の図面の記載全体を通じて、同様の要素を意味している。本明細書で用いられる「および/または」という用語は、関連してリスト化されている項目の1つまたは複数の任意のおよびすべての組み合わせを含む。
ある要素が、別の要素と「接続されている(connected)」または「結合されている(coupled)」ものとして言及されるときには、一方の要素が、他方の要素に直接的に接続されている、もしくは、結合されている場合があり、または、介在する要素が存在する場合もありうるということが理解されるであろう。それと対照的に、ある要素が、別の要素と「直接的に接続されている」または「直接的に結合されている」ものとして言及されるときには、介在する要素は存在しない。複数の要素間の関係を記述するのに用いられる他の単語についても、同様の態様で解釈されなければならない(例えば、「〜の間に(between))と「直接的に〜の間に(directly between)」や、「隣接して(adjacent)」と「直接的に隣接して(directly adjacent)」など)。
本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を説明するためのみのものであり例示的な実施形態の限定は意図されていない。本明細書で用いられるときには、単数形の「a」、「an」、および「the」は、文脈がそうではないことを明確に示していない限り、複数形も含むことが意図されている。更に、用語「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」は、本明細書で用いられるときには、言及されている特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を特定しているが、1つまたは複数のそれ以外の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を除外していないことが、理解されるであろう。
また、いくつかの代替的な実施態様では、記載されている機能/作用が、図面に記載されている順序とは異なる順序で生じる可能性があることに、注意すべきである。例えば、継続するものとして示されている2つの図が、関連する機能/作用に応じて、実際には実質的に同時に、または、時には反対の順序で実行されることがありうる。
本明細書で用いられる場合には、ユーザ機器(UE)という用語は、端末、モバイル・ユニット、モバイル・ステーション、モバイル・ユーザ、アクセス端末(AT)、加入者、ユーザ、リモート・ステーション、アクセス端末、受信機などと同義であると考えられる場合があり、以下では時にはそのように称する場合があり、無線通信ネットワークにおける無線リソースのリモート・ユーザを記述する場合もある。基地局(BS)という用語は、ベース・トランシーバ・ステーション(BTS)、NodeB、拡張型ノードB(eNB)、アクセス・ポイント(AP)などと同義であると考えられる場合があり、および/または、そのように称する場合もあり、ネットワークと1人または複数のユーザとの間のデータおよび/または音声の接続性のために、無線ベースバンド機能を提供する機器を記述している場合もある。
本明細書では、例示的な実施形態について、適切なコンピューティング環境で実装されているものとして、論じることにする。要求されているわけではないが、例示的な実施形態について、1つまたは複数のコンピュータ・プロセッサまたはCPUによって実行されるプログラム・モジュールや機能プロセスなど、コンピュータ実行可能な命令に関する一般的なコンテキストにおいて説明する。一般に、プログラム・モジュールや機能プロセスは、特定のタスクを実行するまたは特定の抽象的なデータ・タイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。
本明細書で論じられているプログラム・モジュールと機能プロセスとは、既存の通信ネットワークにおける既存のハードウェアを用いて、実装することが可能である。例えば、本明細書で論じられているプログラム・モジュールと機能プロセスとは、既存のネットワーク要素または制御ノード(例えば、図1に示されているAP)における既存のハードウェアを用いた実装が可能である。そのような既存のハードウェアは、1つまたは複数のディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)コンピュータなどを含むことがありうる。
以下の説明では、特にそうではないと示されていない限り、例証のための実施形態が、1つまたは複数のプロセッサによって実行される作用と動作の記号的表現(例えば、フローチャートの形態での)とを参照して、説明される。従って、コンピュータで実行されると時には称されるそのような作用および動作は、構造化された形式でデータを表現する電気信号のプロセッサによる操作を含むことが理解されるであろう。この操作は、コンピュータのメモリ・システムにおける複数の位置におけるデータを変換または維持するが、それにより、当業者によって十分に理解されるように、コンピュータの動作が、再構成またはそれ以外の態様で変更される。
ネットワーク・アーキテクチャの概観
図1は、無線通信ネットワーク100の一部を示している。無線通信ネットワーク100は、例えば、LTEプロトコルに従いうる。無線通信ネットワーク100は、モビリティ管理エンティティ(MME)130と、第1の発展型(evolved)ノードB(eNB)110Aと、第2のeNB110Bと、第1のUE122、第2のUE124、第3のUE126および第4のUE128を含む複数のユーザ機器(UE)120と、ホーム加入者サーバ(HSS)140と、ポリシおよび課金ルール機能ノード(PCRF)150と、サービング・ゲートウェイ(S−GW)160と、公衆データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)170とを含む。
UE120は、第1のeNB110Aと第2のeNB110Bとのいずれかと、無線通信状態にありうる。第1のeNB110Aと第2のeNB110Bとは、MME130と接続されている。図示されていないが、無線通信ネットワーク100は、MME130に加えて、LTEコア・ネットワークの他の要素を含むことがある。UE120は、例えば、携帯電話、スマートフォン、コンピュータ、またはパーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)でありうる。
第1のeNB110Aと第2のeNB110Bとは、また、サービング・ゲートウェイ160にも接続されていることがある。S−GW160は、第1のeNB110Aまたは第2のeNB110Bに接続されているUEのユーザ・データ・パケットをルーティングおよび転送することができる。S−GW160は、第1のeNB110Aおよび第2のeNB110Bに、P−GW170へのアクセスを提供する。P−GW170は、第1のeNB110Aおよび第2のeNB110Bに、例えばインターネット180を含むそれ以外のパケット・データ・ネットワークへのサービング・ゲートウェイ160経由でのアクセスを提供する。簡潔にする目的のため、第1のeNB110Aおよび第2のeNB110Bの動作は、主に第1のeNB110Aを参照して、論じられる。しかし、第2のeNB110Bは、第1のeNB110Aを参照して論じられるのと同じように動作することができる。
コーデック・レート適応に関する説明
複数のUE120の中のUEは、音声データまたはビデオ・データを他のUEに送ることがある。複数のUE120の中の音声データを送っているUEは、音声データを送る際に、用いるべきコーデック・レートを選択することができる。より高いコーデック・レートは、より忠実度が高い音声データとより高いデータ・レートとに対応し、他方で、より低いコーデック・レートは、より忠実度が低い音声データとより低いデータ・レートとに対応する。同様に、複数のUE120の中のビデオ・データを送っているUEは、ビデオ・データを送る際に、用いるべきコーデック・レートを選択することができる。第1のeNB110Aと通信するUEとの間でデータを送受信するために利用可能である第1のeNB110Aにおけるリソースは、限定されている。第1のeNB110Aと通信するUEの需要を満たすのに必要となるリソースが第1のeNB110Aにとって利用可能であるリソースの量に達するまたはそれを超えると、結果的に輻輳が生じ、データ・パケットが、輻輳を経験している第1のeNB110Aから脱落することがありうる。この結果として、輻輳を経験しているeNBと通信状態にあるUEにとって、品質レベルの低下が生じうる。
無線通信ネットワーク100で経験される輻輳を回避するおよび/または減少させるために、無線ネットワーク100は、コーデック・レート適応方式を実装する。例えば、第1のeNB110Aは、輻輳が経験されているときには、または、近い将来において経験されることが予想されるときには、UEに知らせることができる。例えば、第1のeNB110Aは、例えば明示的輻輳通知(ECN)を用いて、既存のまたは近づいている輻輳の表示を生成することができる。ECNは、輻輳を経験しているeNBを経由してデータを送っているUEに、例えば、音声データを送るのに用いられているコーデック・レートを低下させることによって、または、ビデオ・データを送るのに用いられている最大コーデック・レートを低下させることによって、送られているデータの量を減少させることを促すのに、用いられうる。コーデック・レートの適応を促すためのECNの使用は、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)のためのマルチメディア・テレフォニ・サービス(MTSI)のクライアントに関する3GPP23.860の仕様において、論じられている。
3GPP23.860の仕様によると、MTSIクライアントにおいてECNがイネーブルされるときに、セッション記述プロトコル(SDP)の提供および回答手順(offer and answer procedures)が、MTSIクライアントの間でECNの使用を確立するために用いられうる。ECNの使用が交渉されたあとで、端末が、「ECT(0)」というコード・ポイントを用いて、音声またはビデオ・メディア・パケットを指定する。ECNをサポートするeNBが音声またはビデオ・ユーザへのダウンリンクにおいて輻輳を検出する場合には、そのeNBは、「輻輳が経験されている」ことを示すために、「ECN−CE」というコード・ポイントを用いて、ECTが付された(ECT-marked)ダウンリンク・パケットを指定することができる。ECN−CEが付されたパケットは、そのパケットを受け取るMTSIクライアントに、そのパケットの送り主に対して新たなコーデック・レートを要求することが必要でありうることを示す。受け取る側であるMTSIクライアントは、例えば、3GPP仕様TS26.114に記載されている既知の手順を用いて、どのレートをリクエストすべきかを決定することができる。受け取り側のMTSIクライアントは、レートのリクエストが必要であると判断する場合には、送る側のMTSIクライアントにより低い送信レートを用いるようにとリクエストするレート・リクエストを、送る側のMTSIクライアントに送る。音声データの場合には、レート・リクエストは、現在用いられているコーデックよりも低いコーデック・レートを有するコーデックの使用を求めることがありうる。適応ビットレートを用いて送られるビデオ・データの場合には、レート・リクエストは、より低い最大ビットレートの使用を求めることがありうる。次に、ECNを用いてコーデック・レート適応を生じさせることによって輻輳を低下させるためのプロセスについて、図2を参照しながら、以下で論じる。
図2は、ECNを用いてコーデック・レート適応を提供する方法を示すデータ・フロー図である。図2に示されている方法は、3GPP23.860の仕様に基づいている。
図2は、第1のUE122と第2のUE124とが音声コールに参加しており、第2のUE124は第1のeNB110Aと関連し、第1のeNB110Aが第2のUE124へのダウンリンクにおいて輻輳を検出する、というシナリオを参照して説明される。第1のUE122、第2のUE124、および第1のeNB110Aは、それぞれ、ECNをサポートしている。第1および第2のUE122および124は、例えば、MTSIクライアントでありうる。
図2を参照すると、第1のUE122は、コード・ポイントECT(0)が付された音声パケット210を、第2のUE124に向けて送る。この音声パケットは、第1のUE124と関連するeNBである第1のeNB110Aによって受信される。第1のeNB110Aは、第2のUE124へのダウンリンク・チャネルにおいて輻輳を検出しているので、音声パケットの1つまたは複数のコード・ポイントを、ECN−CEコード・ポイントに変更し、その1つまたは複数のECN−CEが付されたパケット220をUE124に送る。第2のUE124は、ECN−CEが付されたパケット220を受信した後に、ECN−CEが付された音声パケットの送り主である第1のUE122に、コーデック・レートの変更をリクエストすべきかどうか、を判断する。図2に示されている例においては、第2のUE124は、レートの変更が必要であると判断している。従って、第2のUE124は、レート適応リクエスト230を、第1のUE122に送る。それに応答して、第1のUE122は、第2のUE124に音声データ・パケットを送るために、第1のUE122によって用いられるコーデック・レートを低下させる。次に、第1のUE122は、コード・ポイントECT(0)が付されておりそれよりも前に送られた音声パケット210と比較すると低下されているコーデック・レートを有する音声パケット240を、第2のUE124に向けて送る。第1のeNB110Aは、第2のUE124へのダウンリンク・チャネルには依然として輻輳が生じている、と判断することもありうる。従って、第1のeNB110は、再び、音声パケットのコード・ポイントをECN−CEコード・ポイントに変更し、その1つまたは複数のECN−CEが付されたパケット250を第2のUE124に送りうる。
従って、図2に示されている、ネットワーク輻輳を処理するためにECNを用いる方法では、第1のeNB110Aは、いったん第2のUE124へのダウンリンク・チャネルで輻輳を検出すると、第2のUE124に、第1のUE122に対してレート適応をリクエストさせる表示であるECN−CEが付されたパケット220を、生成しうる。
更に、図2では、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のダウンリンク・チャネルで輻輳が検出されるという例に関して論じられているが、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のアップリンク・チャネルで輻輳が検出される場合にも、ECNが同様に生成されうる。例えば、第1のeNB110Aは、アップリンク・チャネルで輻輳を検出すると、第2のUE124から第1のUE122に向けて第1のeNB110Aを経由して送られるアップリンク・パケットを、ECN−CEコード・ポイントを含むように、修正しうる。第1のUE122において受信されると、ECN−CEが付されたパケットは、第1のUE122に、レート適応リクエストを第2のUE124に送るように促すことになる。それに応答して、第2のUE124は、音声データ・パケットを第1のUE122に送るために、第2のUE124によって用いられるコーデック・レートを低下させる。
アップリンクの輻輳の場合とダウンリンクの輻輳の場合との両方において、レート適応リクエストが送られ、そのレート適応リクエストを受信するUEは、それ以後の音声データを他方のUEに送るために、より低くデータの集積度がより小さなコーデック・レートを用いることにより、レート適応リクエストに応答する。従って、両方の場合に、経験された輻輳は、軽減されうる。
更に、簡潔にする目的のために、図2の方法は、音声パケットが第1のUE122と第2のUE124との間で送られる音声コールだけを参照して論じられるが、この方法は、ビデオ・データにも適用される。例えば、第1のUE122が第1のeNB110Aを経由して第2のUE124にビデオ・データを送っており、第1のeNB110Aが、第1のeNB110Aと第2のUE124との間のダウンリンク・チャネルにおいて輻輳を検出する場合には、第1のeNB110Aは、第2のUE124に、第1のUE122から第2の124に送られるビデオ・データ・パケットをECN−CEコード・ポイントを含むように修正することによって、レート適応リクエストを第1のUE122に送るように促すことがありうる。第1のUE122は、第2のUE124に送られているビデオ・データをエンコードするのに用いられる最大ビットレートを下げることによって、レート適応リクエストに応答することができる。
同様に、第2のUE124が第1のeNB110Aを経由して第1のUE122にビデオ・データを送っており、第1のeNB110Aが、第1のeNB110Aと第2のUE124との間のアップリンク・チャネルにおいて輻輳を検出する場合には、第1のeNB110Aは、第1のUE122に、第2のUE124から第1の122に送られるビデオ・データ・パケットをECN−CEコード・ポイントを含むように修正することによって、レート適応リクエストを第2のUE124に送るように促すことがありうる。第2のUE124は、第1のUE122に送られているビデオ・データをエンコードするのに用いられる最大ビットレートを下げることによって、レート適応リクエストに応答することができる。
ECNおよび加入者優先度レベルを用いてコーデック・レート適応を提供するための方法および装置
図1および図2を参照して以上で説明されているように、音声データの送り主のコーデック・レートを下げるために、ECNが用いられうる。従って、無線通信ネットワーク100を経由して送られつつあるデータの量を減らすことが可能であり、従って、無線通信ネットワーク100が経験する輻輳の量を減らすことが可能である。
しかし、上述した図2に示されている方法では、与えられた音声ユーザのコーデック・レートを低下させるプロセスは、優先度の高い音声ユーザや保証されたビットレート(GBR)のビデオ・ユーザ(例えば、有料のユーザ)であるのか、それとも、優先度がより低い音声もしくはデータユーザ(例えば、無料のユーザ)であるのかなど、第1のeNB110Aにおいて利用可能な他のユーザに関する情報を、考慮しない。例えば、LTEネットワークは、加入者を、異なる複数の加入者優先度レベルに分類している。加入者のレベルの例としては、ゴールド、シルバー、およびブロンズという加入者優先度レベルが含まれる。加入者優先度レベルのランクは、例えば、加入者によって支払いがなされるサービスのコストを示しうる。従って、ゴールドの加入者優先度レベルを有する加入者は、加入者優先度レベルがシルバーおよびブロンズである加入者よりも高い体感品質(QoE)のために、より高い料金を支払っている加入者でありうる。同様に、シルバーの加入者優先度レベルを有する加入者は、加入者優先度レベルがブロンズである加入者よりも高いQoEのために、より高い料金を支払っている加入者でありうる。
よって、例えば、特定のユーザに対する音声またはビデオ・データのコーデック・レートを下げることに関する決定など、無線通信ネットワーク100のユーザに、通信ネットワーク100の限られたネットワーク・リソースを配分することに関して決定を下すときには、ユーザの相対的な加入者優先度レベルを考慮することが望ましい場合がありうる。このようにして、無線通信ネットワーク100の限られたリソースを配分するときには、可能な場合には、より高い加入者優先度レベルを有する加入者のQoEを維持することができる。
結果的に、現在のゴールドのレベルのユーザが、そのゴールドの加入者優先度レベルと関連するより高額な料金を支払い続けることを選択する蓋然性が、高くなる。更に、ブロンズおよびシルバーのレベルのユーザは、ゴールドのレベルの加入者になるために、より高額な料金を支払うことにより自らの料金を上昇させることを選択する蓋然性が高まることになる。
ユーザの加入者優先度レベルを考慮しつつECNを用いてコーデック・レート適応を行うことにより輻輳を低下させるための方法が、図3A〜図3Cを参照しながら、以下で論じられる。
図3Aは、ネットワーク要素301の例示的な構造を示している図である。少なくとも1つの例示的な実施形態によると、第1のeNB110Aと第2のeNB110Bとのいずれかまたは両方が、以下で説明されるネットワーク要素301の構造および動作を有しうる。図3Aを参照すると、ネットワーク要素301は、例えば、データ・バス359と、送信ユニット352と、受信ユニット354と、メモリ・ユニット356と、処理ユニット358とを含みうる。
送信ユニット352と、受信ユニット354と、メモリ・ユニット356と、処理ユニット358とは、データ・バス359を用いて、相互にデータを送る、および/または、相互からデータを受け取ることができる。送信ユニット352は、例えばデータ信号と制御信号とを含む有線および/または無線信号を、無線通信ネットワーク100における他のネットワーク要素への1つまたは複数の有線および/または無線接続を経由して、送信するためのハードウェアと任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。例えば、データおよび/または制御信号は、「ECT(0)」または「ECN−CE」コード・ポイントを有する音声データ・パケットを含みうる。
受信ユニット354は、例えばデータ信号と制御信号とを含む有線および/または無線信号を、無線通信ネットワーク100における他のネットワーク要素への1つまたは複数の有線および/または無線接続を経由して、受信するためのハードウェアと任意の必要なソフトウェアとを含むデバイスである。
メモリ・ユニット356は、磁気ストレージやフラッシュ・ストレージなどを含む、データを記憶することができる任意のデバイスでありうる。
処理ユニット358は、例えば入力データに基づき特定の動作を実行するように構成されているまたはコンピュータ可読コードに含まれる命令を実行することができるマイクロプロセッサを含む、データを処理することができる任意のデバイスでありうる。
例えば、処理ユニット358は、UE120の中の、ネットワーク要素301と通信しているUEのそれぞれと関連する加入者の加入者優先度レベルを判断することができる。更に、処理ユニットは、2つまたはそれより多くのUEと関連する加入者優先度レベルを比較して、どのUEが一番高い加入者優先度レベルと関連しているかを判断することができる。
次に、ネットワーク要素301と第1のeNB110Aと第2のeNB110Bとを動作させる例示的な方法が、図3Bおよび図3Cを参照して、より詳細に論じられる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、図3Bおよび図3Cに示されている、または図3Bおよび図3Cとの関係でeNBによって実行されるものとして説明されている動作のそれぞれは、例えば、図3Aに示されているように、ネットワーク要素301の構造を有する1つまたは複数のeNBによって、実行されうる。例えば、メモリ・ユニット356は、図3Bおよび図3Cを参照して以下で説明される動作のそれぞれに対応する実行可能な命令を記憶しうる。更に、プロセッサ・ユニット358は、図3Bおよび図3Cと関係して以下で説明される動作のそれぞれを実行するように構成されうる。更に、少なくとも1つの例示的な実施形態によると、送信されたデータおよび/または制御信号は送信ユニット352を経由して送信され、受信されたデータおよび/または制御信号は受信ユニット354を経由して受信されうる。
図3Bは、少なくとも1つの例示的な実施形態による、ECNと加入者優先度レベルとを用いてコーデック・レート適応を提供する方法を示すデータ・フロー図である。
図2のように、図3Bは、第1のUE122と第2のUE124とが音声コールに参加しており、第2のUE124は第1のeNB110Aと関連し、第1のeNB110Aが第2のUE124へのダウンリンクにおいて輻輳を検出する、というシナリオを参照して説明される。更に、第3のUE126と第4のUE128もまた音声コールに参加しており、第4のUE128は第1のeNB110Aと関連し、第3および第4のUE126および128は、共に、第1のUE122よりも低い加入者優先度レベルを有する加入者と関連している。第1のUE122、第2のUE124、第3のUE126、第4のUE128、および第1のeNB110Aは、それぞれが、ECNをサポートしている。第1から第4までのUE122〜128は、例えば、MTSIクライアントでありうる。
図3Bを参照すると、第1のUE122は、コード・ポイントECT(0)が付されている音声パケット210を、第2のUE124に向けて送る。音声パケット210は、第2のUE124と関連するeNBである第1のeNB110Aによって、受信される。図3Bにあるように、第1のeNB110Aは、第2のUE124へのダウンリンク・チャネルにおいて輻輳を検出する。しかし、単純に第1のUE124の音声パケットにECN−CEコード・ポイントを付する代わりに、第1のeNB110Aは、低下したコーデック・レートを経験するのに第1のUE122よりも適している別のUEがあるかどうかを判断する。例えば、第1のeNB110Aは、既知の方法に従って第1から第4までのUE122〜128のそれぞれの加入者優先度レベルに関する情報を取得することができる。第1のeNB110Aは、次に、この加入者優先度レベル情報を用いて、第3のUE126と第4のUE128とが第1のeNB110Aを経由して音声コールに現に参加している2つのUEであって、第1のUE122の加入者優先度レベルよりも低い加入者優先度レベルを有している、と判断する。次に、ECN−CEが付されたパケット220を第2のUE124に送る代わりに、第1のeNB110Aが、ECN−CEが付されたパケット225を第4のUE128に送る。第1のeNB110Aは、ECN−CEコード・ポイントを含めることなく、音声パケット210を第2のUE124に送ることができる。
ECN−CEが付されたパケット225を受信した後で、第4のUE128は、既知の方法により、ECN−CEが付された音声パケットの送り主である第3のUE126からのコーデック・レートの変更をリクエストすべきかどうかを判断する。図3に示されている例では、第4のUE128が、レートの変更が必要であると判断する。従って、第4のUE128は、レート適応リクエスト235を、第3のUE126に送る。これに応答して、第3のUE126は、音声データ・パケットを第4のUE128に送るのに用いているコーデック・レートを低下させる。そして、第3のUE126は、第2のUE124に向けて、コード・ポイントECT(0)が付されており、第3のUE126の前のコーデック・レートとの関係では低下されているコーデック・レートを有する音声パケット260を送る。更に、第1のUE122は、第2のUE124に向けて、追加的な音声パケット240を送ることがありうる。第1のeNB110Aは、第2のUE124へのダウンリンク・チャネルが依然として輻輳していると判断することがありうる。従って、第1のeNB110Aが、再び、第3および第4のUE126および128が第1のUE122よりも低い加入者優先度レベルを有していると判断し、第3のUE126から第4のUE128に送られている音声パケットのコード・ポイントをECN−CEコード・ポイントに変更し、そのECN−CEが付されたパケット270を第4のUE128に送ることがありうる。
従って、図3に示されているECNを用いてネットワーク輻輳を処理する方法においては、第1のeNB110Aは、いったん第2のUE124へのダウンリンク・チャネルにおいて輻輳を検出すると、第4のUE128に、第3のUE126からのレート適応をリクエストさせる表示であるECN−CEが付されたパケット225を生成しうる。第3のUE126は、より低くデータ集約性がより小さなコーデック・レートを用いて以後の音声データを第4のUE128に送ることによって、レート適応リクエストに応答するため、無線通信ネットワーク100において第1のeNB110Aに処理されるデータの全体量が、低下しうる。従って、第1のeNB110Aと通信しているUEによって経験される全体的な輻輳を低下させることができる。従って、より高い加入者優先度レベルに関連するUEである第1のUE122に、より低いコーデック・レートを想定すること、及びより低いレベルの忠実度を有する音声パケットを生成することを要求することなく、輻輳の低下を達成することが可能となり、従って、第1のUE122と第2のUE124とに対するQoEを低下させることなく、輻輳の低下を達成することが可能となる。
更に、図3Bでは、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のダウンリンク・チャネルで輻輳が検出されるという例に関して論じられているが、少なくとも1つの例示的な実施形態によると、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のアップリンク・チャネルで輻輳が検出される場合でも、ECNが同様に生成され低レベルのユーザに送られうる。例えば、第1のeNB110Aは、アップリンク・チャネルで輻輳を検出すると、第3および第4のUE126および128は第1のUE122よりも低い加入者優先度レベルを有していると判断しうる。すると、第1のeNB110Aは、第4のUE128から第3のUE126に向けて第1のeNB110Aを経由して送られるアップリンク・パケットを、ECN−CEコード・ポイントを含むように、修正しうる。第3のUE126において受信されると、ECN−CEが付されたパケットは、第3のUE126に、レート適応リクエストを第4のUE128に送るように促しうる。それに応答して、第4のUE128は、音声データ・パケットを第3のUE126に送るために、第4のUE128によって用いられるコーデック・レートを低下させうる。
図3Cは、ECNとネットワーク要素の視点からの加入者優先度レベルとを用いたコーデック・レート適応の方法を示すフローチャートである。図3Cについては、第1のeNB110Aと第2のUE124との間のダウンリンク・チャネルにおける潜在的な輻輳を第1のeNB110Aが処理するダウンリンクの場合と、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のアップリンク・チャネルにおける潜在的な輻輳を第1のeNB110Aが処理するアップリンクの場合との両者を参照して、説明がなされる。簡潔にする目的のため、以下では、図3Cについて第1のeNB110Aだけを参照して説明を行うが、以下で説明される動作は、第2のeNB110Bによっても実行されうる。
図3Cを参照すると、ステップS410において、宛先UEに宛てられた1つまたは複数のメディア・データ・パケットが、ソースUEから受信される。例えば、ダウンリンクの場合には、第1のUE122がソースUEとなりうるのであって、第1のeNB110Aが、第1のUE122から、第2のUE124に宛てられた1つまたは複数のメディア・データ・パケットを受信しうる。アップリンクの場合には、第2のUE124がソースUEとなりうるのであって、第1のeNB110Aが、第2のUE124から、第1のUE122に宛てられた1つまたは複数のメディア・データ・パケットを受信しうる。1つまたは複数のメディア・データ・パケットは、例えば、音声データ・パケットまたはビデオ・データ・パケットでありうる。1つまたは複数のメディア・データ・パケットは、ソースUEがECN可能(capable)であることを示すECT(0)コード・ポイントを含みうる。
ステップS420では、eNBによって、輻輳判断がなされる。例えば、ダウンリンクの場合には、第1のeNB110Aと第2のUE124との間のダウンリンク・チャネルに輻輳が存在するかどうかに関する判断がなされうる。アップリンクの場合には、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のアップリンク・チャネルに輻輳が存在するかどうかに関する判断がなされうる。第1のeNB110Aは、既知の方法に従い、第2のUE124とのダウンリンク・チャネルまたはアップリンク・チャネルに輻輳が存在するかどうかを判断することができる。
ステップS420において輻輳が存在するとは判断されない場合には、第1のeNB110Aは、ステップS460に進みうる。
ステップS460では、ソースUEから受信された音声パケットが、輻輳の表示を追加することなく宛先UEに運ばれて、プロセスが終了しうる。例えば、ダウンリンクの場合には、第1のeNB110Aが、ステップS410において第1のUE122から受信されたメディア・データ・パケットを、受信されたメディア・データ・パケットのコード・ポイントをECT(0)コード・ポイントからECN−CEコード・ポイントに変更することなく、第2のUE124に転送しうる。アップリンクの場合には、第1のeNB110Aが、ステップS410において第2のUE124から受信されたメディア・データ・パケットを、受信された音声パケットのコード・ポイントをECT(0)コード・ポイントからECN−CEコード・ポイントに変更することなく、第1のUE122に転送しうる。
図S420に戻ると、ダウンリンクの場合には第2のUE124へのダウンリンク・チャネルに輻輳が存在する、または、アップリンクの場合には第2のUE124からのアップリンク・チャネルに輻輳が存在する、と第1のeNB110Aが判断する場合には、第1のeNB110Aは、ステップS430に進みうる。
ステップS430では、ソースUEの加入者優先度レベルよりも低い加入者優先度レベルを有するいずれかのUE対が存在するかどうかに関する判断がなされる。例えば、ダウンリンクの場合には、第1のeNB110Aが、第1のUE122の加入者優先度レベルよりも低い加入者優先度レベルを有するいずれかのUE対が第1のeNB110A経由で通信をしているかどうかを判断しうる。例えば、第1のeNB110Aは、第1のeNB110Aを経由して他のUEとの音声通信に参加しているそれぞれのUEの加入者優先度レベル(例えば、ゴールド、シルバー、またはブロンズ)を判断しうる。第1のeNB110Aは、第1のeNB110Aを経由して相互に通信を行っている2つのUEのそれぞれの組を、UE対と考えうる。そして、第1のeNB110は、第1のUE122の加入者優先度レベルと識別されたUE対の加入者優先度レベルとを比較することにより、第1のUE122よりも低い加入者優先度レベルを有するいずれかのUE対が存在するかどうかを判断することができる。
同様に、アップリンクの場合には、第1のeNB110は、第2のUE124の加入者優先度レベルと識別されたUE対の加入者優先度レベルとを比較することにより、第2のUE124よりも低い加入者優先度レベルを有するいずれかのUE対が存在するかどうかを判断することができる。
例えば、第1のeNB110Aは、それぞれのUE対におけるUEのいずれかと関連する最も高い加入者優先度レベルを、そのUE対に対する加入者優先度レベルであると考えることができる。例えば、あるUE対が、シルバーの加入者優先度レベルと関連するUEと通信しているゴールドの加入者優先度レベルと関連するUEを含む場合には、第1のeNB110Aは、そのUE対の加入者優先度レベルはゴールドであると考えることになりうる。第1のeNB110Aは、既知の方法に従って、第1のeNB110Aと通信している1つまたは複数のUEに対する加入者優先度レベル情報を得ることができる。
ステップS430において、ソースUEの加入者優先度レベルよりも低い加入者優先度レベルを有するUE対がまったく識別されない場合には、第1のeNB110Aは、ステップS440に進む。
ステップS440では、ステップS410においてソースUEから受信されたメディア・データ・パケットが、輻輳の表示を伴いながら、宛先UEに運ばれる。
ステップS440で第1のeNB110Aによって送られる輻輳の表示は、無線通信ネットワーク100における輻輳の存在を示すことができる任意のものでありうる。例えば、ダウンリンクの場合には、第1のeNB110Aは、第1のUE122から受信されたメディア・データ・パケットのコード・ポイントを、ECT(0)コード・ポイントからECN−CEコード・ポイントに変更し、よって、第1のeNB110Aと第2のUE124との間のダウンリンク・チャネルにおける輻輳の存在を示すことがある。アップリンクの場合には、第1のeNB110Aは、第2のUE124から受信されたメディア・データ・パケットのコード・ポイントを、ECT(0)コード・ポイントからECN−CEコード・ポイントに変更し、よって、第2のUE124と第1のeNB110Aとの間のアップリンク・チャネルにおける輻輳の存在を示すことがある。
宛先UEは、ソースUEにコーデック・レート適応リクエストを送ることにより、ECN−CEが付された音声パケットに応答することができる。ソースUEは、以後の音声パケットを宛先UEに送るために用いられるコーデック・レートを下げ、よって、以後の音声パケットをソースUEから宛先UEに運ぶのに必要とされるネットワーク・リソースの量を減少させることによって、レート適応リクエストに応答しうる。
ステップS430に戻ると、ソースUEの加入者優先度レベルよりも低い加入者優先度レベルを有する1つまたは複数のUE対が識別される場合には、第1のeNB110AはステップS450に進む。
ステップS450では、輻輳表示が、ソースUEの加入者優先度レベルよりも低い加入者優先度レベルを有するものとしてステップS430で識別された1つまたは複数のUE対の少なくとも1つに、送られる。
例えば、ダウンリンクの場合には、第3のUE126が、第1のeNB110Aを経由して第4のUE128に、メディア・データ・パケットを送っていることがありうる。更に、ステップS430では、第1のeNB110Aが、第3のUE126と第4のUE128とを含むUE対を、ソースUEである第1のUE122よりも低い加入者優先度レベルを有するUE対として、識別しうる。従って、ステップS450では、第1のeNB110Aが、輻輳表示を第4のUE128に送りうる。
ステップS450で第1のeNB110Aによって送られる輻輳の表示は、無線通信ネットワーク100における輻輳の存在を示すことができる任意のものでありうる。例えば、第1のeNB110Aは、第3のUE126から受信されたメディア・データ・パケットのコード・ポイントを、ECT(0)コード・ポイントからECN−CEコード・ポイントに変更しうる。図3Bに示したように、第4のUE128は、第3のUE126にコーデック・レート適応リクエストを送ることにより、ECN−CEが付されたメディア・データ・パケットに応答することができる。第3のUE126は、以後の音声パケットを第4のUE128に送るのに用いられるコーデック・レートを下げ、よって、以後の音声パケットを第3のUE126から第4のUE128に運ぶのに必要とされるネットワーク・リソースの量と、第1のeNB110Aによって用いられているネットワーク・リソースの量とを減少させることによって、レート適応リクエストに応答しうる。従って、第1のUE122のQoEを減少させることなく、ネットワークの輻輳の減少を達成することができる。
アップリンクの場合には、第4のUE128が、メディア・データ・パケットを、第1のeNB110Aを経由して第3のUE126に送りうる。更に、ステップS430では、第1のeNB110Aが、第3のUE126と第4のUE128とを含むUE対を、ソースUEである第1のUE122よりも低い加入者優先度レベルを有するUE対として、識別しうる。従って、ステップS450では、第1のeNB110Aが、例えば、第4のUE128から第3のUE126に送られるメディア・データ・パケットにECN−CEコード・ポイントを追加することにより、輻輳表示を第3のUE126に送りうる。第3のUE126は、コーデック・レート適応リクエストを第4のUE128に送ることによって、ECN−CEが付されたメディア・データ・パケットに応答しうる。第4のUE128は、以後の音声パケットを第3のUE126に送るのに用いられるコーデック・レートを低下させることによって、レート適応リクエストに応答しうる。
少なくとも1つの例示的な実施形態によると、ステップS430において、第1のeNB110AがソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有する複数のUE対を識別する場合には、ステップS450において、第1のeNB110Aが、輻輳の通知を送るべきUE対として、すべての識別されたUE対から、最も低い加入者優先度レベルを有するUE対を選択することができる。
ステップS450の後では、第1のeNB110AはステップS460に進み、ステップS410においてソースUEから受信されたメディア・データ・パケットを、輻輳表示を追加することなく、宛先UEに運びうる。
従って、図3Cを参照して以上で論じられた、ECNと加入者優先度レベルとを用いてコーデック・レート適応を提供する方法を用いると、優先度の高い加入者のために音声および/またはビデオ・コーデック・レートを低下させる必要性を排除または減少させつつ、メディア・データ・パケットを伝送するアップリンク・チャネルまたはダウンリンク・チャネルのいずれかにおいてeNBにより検出される輻輳を軽減することが可能である。
以上で例示的な実施形態について説明したが、これらの例示的な実施形態を多くの方法で変更可能であることは明白であろう。そのような変更形態は例示的な実施形態からの逸脱であるとは見なされず、すべてのそのような変更形態は、例示的な実施形態の範囲に含まれることが意図されている。

Claims (10)

  1. 無線通信ネットワークにおいて輻輳を処理する方法であって、
    ネットワーク要素において、第1のソース・ユーザ機器(UE)から第1の宛先UEに向かって送られるメディア・データ・パケットを受け取るステップと、
    前記ネットワーク要素において、前記ネットワーク要素と前記第1の宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルと、前記第1のソースUEと前記ネットワーク要素との間のアップリンク・チャネルとの少なくとも一方において、輻輳を検出するステップと、
    前記検出するステップによって輻輳が検出される場合には、前記ネットワーク要素を経由して第1のデータを第2の宛先UEに送信している第2のソースUEであり、且つ前記第1のソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有する第2のソースUEを識別するステップと、
    前記検出するステップによって輻輳が検出される場合には、前記第2のソースUEに、前記第2のソースUEが前記ネットワーク要素を経由して前記第1のデータを前記第2の宛先UEに送信するレートを低下させる輻輳表示を送るステップと、
    前記メディア・データ・パケットを、前記ネットワーク要素から前記第1の宛先UEに送るステップと、
    を含む方法。
  2. 前記識別するステップが、前記ネットワーク要素を経由して相互に通信する2つのUEをそれぞれが含む複数のUE対の加入者優先度レベルを決定するステップと、前記第1のソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有するUE対から一方のUEを前記第2のソースUEとして選ぶステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記識別するステップが、
    前記複数のUE対のどれが最低の加入者優先度レベルを有するのかを決定するステップと、
    前記最低の優先度レベルを有するUE対から一方のUEを前記第2のソースUEとして選ぶステップと、
    を更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記輻輳表示を送る前記ステップが、前記ネットワーク・ノードにおいて、前記輻輳表示を代替のデータ・パケットの中に挿入するステップと、前記代替のデータ・パケットを前記ネットワーク要素から前記第2の宛先UEに送るステップとを含んでおり、前記代替のデータ・パケットは、前記第2のソースUEから前記第2の宛先UEに送られる前記第1のデータに含まれる複数のデータ・パケットの1つである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記輻輳表示が明示的輻輳通知(ECN)コード・ポイントである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ネットワーク要素が拡張ノードB(eNB)であり、前記無線通信ネットワークがLTEプロトコルに従う、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の宛先UEが前記eNBと関連しており、前記検出するステップが前記eNBと前記第1の宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルにおける輻輳を検出するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のソースUEが前記eNBと関連しており、前記検出するステップが前記第1のソースUEと前記eNBとの間のアップリンク・チャネルにおける輻輳を検出するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記メディア・データ・パケットが音声データ・パケットまたはビデオ・データ・パケットである、請求項1に記載の方法。
  10. 無線通信ネットワークにおいて輻輳を処理するためのネットワーク装置であって、
    データ受信ユニットと、
    データ送信ユニットと、
    ネットワーク要素と通信するユーザ機器(UE)に対応するパラメータを記憶するように構成されているメモリ・ユニットと、
    前記データ送信ユニット、前記データ受信ユニット、および前記メモリ・ユニットと結合されており、
    第1のソース・ユーザ機器(UE)から第1の宛先UEに向かって送られるメディア・データ・パケットを受け取る動作と、
    前記ネットワーク要素と前記第1の宛先UEとの間のダウンリンク・チャネルと、前記第1のソースUEと前記ネットワーク要素との間のアップリンク・チャネルとの少なくとも一方において、輻輳を検出する動作と、
    前記検出する動作によって輻輳が検出される場合には、前記ネットワーク要素を経由して第1のデータを第2の宛先UEに送信している第2のソースUEであり、且つ前記第1のソースUEよりも低い加入者優先度レベルを有する第2のソースUEを識別する動作と、
    前記検出する動作によって輻輳が検出される場合には、前記第2のソースUEに、前記ネットワーク要素を経由して前記第2のソースUEが前記第1のデータを前記第2の宛先UEに送信するレートを低下させるように構成されている輻輳表示を送る動作と、
    前記メディア・データ・パケットを、前記ネットワーク要素から前記第1の宛先UEに送る動作と、
    を含む動作を制御するように構成されている処理ユニットと、
    を備えるネットワーク装置。
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