JP2015507900A - ヘテロジーニアスネットワークのリレーノードにおける部分的な(fractional)周波数の再利用及びビームフォーミング - Google Patents

ヘテロジーニアスネットワークのリレーノードにおける部分的な(fractional)周波数の再利用及びビームフォーミング Download PDF

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Abstract

ヘテロジーニアスネットワーク内のセルへサービスする基地局と上記セルのサブセルへサービスする少なくとも1つのリレーノードとを動作させる方法であって、上記基地局又は上記リレーノードを介してユーザ機器ユニットが上記ネットワークへ接続する上記方法が提供される。上記方法は、上記リレーノードにて、上記ユーザ機器ユニットから、第1の周波数レンジにおいてアップリンクアクセス(Uu)信号を受信することと、上記リレーノードから上記基地局へ、上記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてアップリンクバックホール(Un)信号を送信することと、を含む。【選択図】図4B

Description

[関連出願]
本出願は、2011年7月28日に提出された同時係属中の、“Beamforming For Cell Edge Capacity Improvement in a Heterogeneous Network”というタイトルの米国出願第13/192,638号に関し、その開示は全体として参照によりここに取り入れられる。
[分野]
本出願は、一般に、ヘテロジーニアスネットワークに関し、より具体的には、リレーノードを含むヘテロジーニアスネットワークに関する。
セルラーネットワークにおける高いデータレートについての高まりつつある需要は、その期待を充足するための新たなアプローチを必要とする。事業者にとっての困難な論点は、高データレートについての要件を充足するためにいかに彼らの既存のセルラーネットワークを進化させるか、である。この点において、1)事業者の既存の基地局の密度を高める、ii)基地局間の協調を高める、又は、iii)基地局グリッドの内部の高データレートを必要とするエリア内により小規模な基地局(低電力ノードあるいはLPN)又はリレーノード(RN)を配備する、という多くのアプローチが可能である。
より小規模な基地局を配備するというオプションは、概して、関連する文献において「ヘテロジーニアスネットワーク」又は「ヘテロジーニアス配備」と呼ばれ、より小規模な基地局からなるレイヤは「マイクロ」又は「ピコ」レイヤと称される。そして、もとのより大規模な基地局は、この文脈では、「マクロ」基地局と呼ばれる。
より高密度なマクロ基地局グリッドを、同時にマクロ基地局間の協調の度合いを高めながら構築する(よって、上のオプション1)又はii)のいずれか)を用いる)ことは、高データレートについての要件を充足する解決策ではあるが、そうしたアプローチは、マクロ基地局の据え付けに関連付けられるコスト及び遅延に起因して、特にそれらコストが多大であり得る都市エリアにおいて、必ずしもコスト効率のよいオプションではないかもしれない。
図1は、ヘテロジーニアス配備の基本的な原理を示している。基地局により名目上サービスされる地理的エリアである大規模マクロセル10は、概して、大規模なサービスエリアへカバレッジを提供することができる。しかしながら、より小規模なマイクロ/ピコセル11の追加によってそれらマクロセルのある領域におけるネットワークキャパシティを改善することができる。マイクロ/ピコセルは、本質的にはマクロセルのサブセルであり、マクロ基地局によって割り当てられる周波数を用いて、電力が低くレンジの短い、マイクロ/ピコ基地局といったノードによってサービスされる。マクロセルとマイクロ/ピコセルとの間のリソースの割り当ては、準静的(semi-static)、動的、又はマクロ−マイクロ/ピコレイヤにわたって共同的であり得る。
リレーノード(RN)は、マクロ基地局のカバレッジ及びキャパシティを向上させるために提供され得る、特定のタイプの低電力ノードである。リレーノードは、典型的には、標準的なマイクロ又はピコセルの基地局と比較して、削減されたプロトコルスタックを実装する。最も簡略的な形式では、リレーノードは、単に、マクロ基地局からの信号を受信し増幅するリピータである。より複雑なリレーノードは、メディアアクセス制御(MAC)レイヤの機能性から、移動性管理、セッションセットアップ及びハンドオーバといったレイヤまでの、より上位のプロトコルレベルを実装し得る。
図2を参照すると、リレーノード30は、ユーザ機器ユニット(UE)40とeNodeB20との間の中間的なノードを提供し、本文脈では、eNodeB20は、リレーノード30へリソースを提供することから、“ドナー”、“サービング”又は“アンカーと呼ばれる。リレーノード30とUE40との間の通信はUuインタフェースを用いて実行され、Uuインタフェースは、UE40が通常eNodeB20と直接的に通信するために使用するものと同じインタフェースであり、UE40の立場からは、リレーノードと通信する際に使用するプロトコルに差異は存在しない。
リレーノード30とドナーeNodeB20との間の、“バックホール”通信と呼ばれる通信は、アップリンク(リレーノードからeNodeBへ)方向及びダウンリンク(eNodeBからリレーノードへ)方向の双方において、Unインタフェースを用いて行われる。
マイクロ/ピコレイヤの主要な目的の1つは、可能な限り多くのユーザの負荷をマクロレイヤから分担する(offload)ことである。理想的なシナリオでは、これは、マクロ及びマイクロ/ピコレイヤの双方においてより高いデータレートをユーザが経験することを可能とし得る。
この点において、3GPPの内部でいくつかの技法が議論され提案されてきた:
i)セル固有のセル選択オフセットを用いることにより、スモールセルのレンジを拡張すること。セル選択オフセットは、あるセルについての、当該セルへのハンドオーバを生じさせる前に超えられなければならない追加的な電力マージンである。従って、特定のマイクロセルについてセル選択オフセットを負の値に設定することで、当該マイクロセルへのハンドオーバが生じる確率を増加させることができ、それによりマイクロセルのレンジが拡張される。
ii)低電力ノードの送信電力を増加させ、同時に、低電力ノードに接続されるユーザについてアップリンク(UL)電力制御目標P0を適切に設定すること。
既に存在するマクロレイヤグリッドの内部にスモール基地局を配備するという解決策は、それらスモール基地局がマクロ基地局よりもコスト効率がよいと予想され、それらの配備時間もより短いことが期待されることから、魅力的なオプションである。そうであっても、いくつかのシナリオでは、ピコ又はマクロ基地局及びそれらに関連付けられるバックホールの配備のコストは、桁違いに高くなり得るであろう。そうしたシナリオにおいて、インバンドのバックホール通信を採用するリレーノードの使用は、屋内でも屋外でもピコセル型のカバレッジを提供し、全てのピコ基地局に地上線バックホールを配備するためのコスト及び労力を軽減する、現実的なオプションを提供し得る。
リレーノードを採用するヘテロジーニアスネットワークでの問題の1つは、ドナー基地局20とRN30との間のRIMバックホールリンク(Un)がマクロネットワークへの通常経験されるレベルを超える追加的な干渉を生成し得ることであり、その干渉はマクロネットワークのキャパシティに悪影響を及ぼしかねない。
例えば、RN30から所与のマクロドナーeNodeB20へのUnアップリンク送信は、隣接するマクロドナーセル内のリレーノードのバックホールUnアップリンク送信への干渉を引き起こし得る。さらに、1つのマクロセルの内部のRN30からのUn送信は、隣接セル内の端末あるいはユーザ機器(UE)とそれらのサービングRNとの間のアップリンク送信にも干渉し得る。これら干渉シナリオが図3に例示されている。
図3は、マクロ基地局20a、20b、20cによりそれぞれサービスされる3つのマクロセル111a、111b及び111cを含む無線ネットワークの一部を示している。マクロセルの各々は複数のリレーノード30を含み、それらリレーノード30は、マクロセル111a内のリレーノード30a及びマクロセル111c内のリレーノード30cを含む。
マクロセル11a内のリレーノード30aによりマイクロセル120が定義されるといったように、各リレーノードは関連付けられるマイクロセルを定義し、その中でリレーノードはUu通信リンク上でUE40と通信する。さらに、各リレーノードは、当該リレーノードのためのバックホール通信を提供するために、Un通信リンク上で自身のドナーマクロ基地局20と通信する。Un通信リンクは、リレーノードに関連付けられるマイクロセルにおいて使用されるものと同じ周波数を使用するインバンドリンクであってよい。但し、Un通信及びUu通信は、マイクロセル120の内部での干渉を低減し又は回避するために、時間において直交的であり得る。例えば、リレーノード40におけるUnアップリンク通信及びUuアップリンク通信は、干渉を低減し又は回避するために、時間分割多重化されて異なる時点に生起する。
図3にさらに示したように、リレーノードにより形成されるUnアップリンクにおける指向性ビームのプライマリローブは、ドナー基地局へ向けられ得る。例えば、リレーノード40aにより生成される指向性ビーム131のプライマリローブは、基地局20aへ向けられる。しかしながら、当該ビームのサイドローブ及びバックローブは、他のセルへ向けられ得る。例えば、マクロセル111b内のリレーノード30bにより形成されるアップリンクUnビームは、リレーノード40aに向けられるサイド/バックローブ141、及びマクロセル111a内のUE40bに向けられるサイド/バックローブ143を有し得る。これらローブは、マクロセル111a内のUu通信における望ましくない干渉を引き起こし得る。
加えて、隣接マクロセル内のeNBに向けられたサイド/バックローブは、Unアップリンクインタフェースへの干渉を引き起こし得る。
相互的な状況も生起しかねず、リレーノード30とUE40との間のUuリンク上のダウンリンク(DL)送信が隣接セルのRN30のダウンリンクUn信号への干渉を引き起こし得る。こうしたシナリオが起こる可能性が高いのは、リレーノードについて最も有力な配備シナリオのうちの1つにおいてリレーノードが隣接ドナーマクロ基地局のセルエッジに配備され、よって複数のリレーノードが互いに近傍に位置し得るためである。
LTE(Long Term Evolution)システムにおいて、この干渉を軽減するための既存のアプローチは、TS36.216“E-UTRA Physical Layer for Relaying Operation, vl0.3”に記述されているように、潜在的なUnからUuへの干渉の軽減を支援するためにドナーセルの内部でUn送信及びUu送信の時間分割多重化を採用すること、を包含する。よって、例えば、リレーノード30によりサービスされるピコセルの内部のUn送信及びUu送信は、時間において分離され得る。
このアプローチは、図3に示したようなサービングeNodeBと所与のRNとの間の指向性アンテナビームとの組合せにおいても採用可能である。
既存のアプローチに伴って、2つの主な課題が存在する。第一に、Un送信及びUu送信の時間分割多重化の使用は、所与のドナーマクロセルの内部の干渉を軽減可能であるが、複数の隣接するドナーセルのRNの間の干渉の軽減は保証しない。UnリンクについてRNは指向性アンテナを使用し得るとはいっても、UnリンクのためのRNアンテナのサイドローブ及び/又はバックローブは、やはり隣接するマクロセル内のRN(即ち、Uuリンク)への有意な干渉を引き起こし得る。なぜなら、それらRNが近接した範囲内にあり得るためである。そうした状況は、上述したようにリレーノードについての最もあり得る配備シナリオである、隣接する複数のマクロセルのセルエッジ付近に複数のRNが配備される場合に、起こり得る。隣接セルのRNがそれぞれのUnリンク及びUuリンク上で送信を行い得る時に時間領域において制限を課すことも可能だが、これは隣接するセル群の範囲内で隣接するマクロセル群及びRN群の間の厳密な時間同期を要するであろう。一般には複数のセルラーネットワークは同期していないかもしれず、よって非同期的なネットワークにおけるリレーノードの配備のための解決策もまた有益であろう。
本発明の実施形態は、従来技術の1つ以上の問題を軽減することを対象とする。
いくつかの実施形態は、ヘテロジーニアスネットワーク内の第1のセルへサービスする基地局と上記第1のセルのサブセルへサービスする少なくとも1つのリレーノードとを動作させる方法を提供し、上記基地局又は上記リレーノードを介してユーザ機器ユニットが上記ネットワークへ接続する。上記方法は、上記リレーノードにおいて上記ユーザ機器から、第1の周波数レンジにおいてアップリンクアクセス(Uu)信号を受信することと、上記リレーノードから上記基地局へ、上記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてアップリンクバックホール(Un)信号を送信することと、を含む。
上記第1の周波数レンジ及び上記第2の周波数レンジは、上記セルの内部のユーザ機器による使用のために利用可能な帯域幅のサブレンジであってもよい。上記第1の周波数レンジ及び上記第2の周波数レンジは、周波数空間において隣接しなくてもよい。
上記第1の周波数レンジは、上記セルの内部の他のリレーノードによりサービスされるサブセル内のアクセス通信のために再利用されてもよい。いくつかの実施形態において、上記第1の周波数レンジは、他のセルのサブセル内のアクセス通信のために再利用されてもよい。いくつかの実施形態において、上記第2の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。
上記方法は、上記基地局において、上記セル内に位置する1つ以上のUEから、信号強度インジケータを受信することと、上記信号強度インジケータに従って、上記セル内の弱いカバレッジエリアを識別することと、上記弱いカバレッジエリアに、上記基地局のビームフォーミングアンテナを向けることと、をさらに含んでもよい。
上記方法は、第2のリレーノードから上記基地局へ、上記第1の周波数レンジ及び上記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信すること、をさらに含んでもよい。
上記第3の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。上記第2の周波数レンジは、上記第1のセルの内部の第2のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。
上記方法は、上記第1のセルに隣接する第2のセル内の第3のリレーノードから、上記第1の周波数レンジ及び上記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信すること、をさらに含んでもよい。上記第3の周波数レンジは、上記第2のセルの内部の第4のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。
いくつかの実施形態は、基地局のカバレッジエリアにより定義されるセル内での使用のためのリレーノードを提供する。当該リレーノードは、アンテナと、上記アンテナへ連結され、上記リレーノードのカバレッジエリアにより定義されるサブセル内のユーザ機器から、第1の周波数レンジ上で、アクセス(Uu)アップリンク信号を受信するように構成される受信器と、上記アンテナへ連結され、上記基地局へ、上記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信するように構成される送信器と、を含む。
いくつかの実施形態は、ヘテロジーニアスネットワークにおける使用のための基地局を対象とし、上記基地局を介して上記ヘテロジーニアスネットワークへユーザ機器が接続する。当該基地局は、アンテナと、上記アンテナへ連結される送信器と、リレーノードから、第1の周波数レンジ上で、バックホール(Un)アップリンク信号を受信するように構成される受信器と、上記受信器に上記アップリンクバックホール信号を受信するように指示し、及び、アクセス(Uu)アップリンク信号について上記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジを使用するように上記リレーノードへ指示を送信する、ように構成されるプロセッサと、を含む。
ヘテロジーニアス通信システムは、上記ヘテロジーニアス通信システム内のセルへサービスする基地局と、上記セルのサブセルへサービスするリレーノードと、を含む。ユーザ機器は、上記基地局又は上記リレーノードを介して上記ヘテロジーニアス通信システムへ接続する。上記リレーノードは、上記ユーザ機器から第1の周波数レンジにおいてアップリンクアクセス(Uu)信号を受信し、上記基地局へ上記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてアップリンクバックホール(Un)信号を送信する、ように構成される。
上記セル内に第2のリレーノードが提供されてもよい。上記第2のリレーノードは、上記基地局へ、上記第1の周波数レンジ及び上記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信する、ように構成される。
上記第3の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。
上記第2の周波数レンジは、上記セルの内部の第2のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。
上記システムは、上記第1のセルに隣接する第2のセル内の第3のリレーノード、をさらに含んでもよい。上記第3のリレーノードは、上記第1の周波数レンジ及び上記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信する、ように構成される。
上記第3の周波数レンジは、上記第2のセルの内部の第4のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用されてもよい。
添付図面と共に本発明の特定の実施形態の以下の説明を検討すれば、本発明の他の側面及び特徴が当業者には明らかとなるであろう。
従来のヘテロジーニアスネットワークを示す概略図である。 従来のヘテロジーニアスネットワークにおけるリレーノードのバックホールリンク及びアクセスリンクを示す概略図である。 従来のヘテロジーニアスネットワークにおけるバックホールアップリンク通信信号により引き起こされる潜在的な干渉を示す概略図である。 本発明のいくつかの実施形態に従ったバックホールアップリンク通信を示す概略図である。 本発明のいくつかの実施形態に従ったバックホールアップリンク通信を示す概略図である。 本発明のさらなる実施形態に従ったバックホールアップリンク通信を示す概略図である。 本発明のさらなる実施形態に従ったバックホールアップリンク通信を示す概略図である。 本発明のまたさらなる実施形態に従ったバックホールアップリンク通信を示す概略図である。 本発明のまたさらなる実施形態に従ったバックホールアップリンク通信を示す概略図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って使用され得るビームステアリング技法を示す概略図である。 いくつかの実施形態に係る基地局のブロック図である。 いくつかの実施形態に係るリレーノードのブロック図である。 いくつかの実施形態に係るシステム/方法の動作を示すブロック図である。 いくつかの実施形態に係るシステム/方法の動作を示すブロック図である。 いくつかの実施形態に係るシステム/方法の動作を示すブロック図である。 いくつかの実施形態に係るシステム/方法の動作を示すブロック図である。
以下の説明において、以下の略語が使用されるであろう:
DL ダウンリンク
UL アップリンク
FFR 部分的な周波数再利用
HetNet ヘテロジーニアスネットワーク
RN リレーノード
Un ドナー基地局とリレーノードとの間のバックホールリンク
Uu リレーノードと当該リレーノードによりサービスされる端末又はUEとの間のアクセスリンク
本発明のいくつかの実施形態は、セル間のUn送信及びUu送信の間の干渉を軽減するために、隣接するセル群のUnリンク及びUuリンクの間で、部分的な周波数の再利用及び/又は目標向けのビームフォーミング、の組合せを使用する。
いくつかの実施形態は、リレーノードにおけるセル内(intra-cell)のUn−to−Uu FFRを提供し、FFRはドナーマクロセルの内部においてUn送信とUu送信との間で、RN群及びeNodeB群の間のUnリンク上のビームフォーミングと組み合わせて実装される。FFR区画(partition)はUn送信及びUu送信をまたいでもよく、より一般的には、FFR区画はサービングeNodeBへの個別のUnビームを含み得る。
いくつかのさらなる実施形態は、セル間(inter-cell)のUn−to−Uu FFRを提供し、そのためにFFRが隣接するドナーセル間でUnリンク及びUuリンクをまたいで実装される。
さらに、セルエッジにおけるカバレッジのギャップを軽減するために、いくつかの実施形態において、セルエッジUEへのドナーeNodeBのビームフォーミングが採用されてもよい。
以下の説明において、限定ではなく説明の目的で、本発明の完全な理解を提供するために、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技法等といった具体的な詳細が述べられる。ただし、本発明がこれらの具体的な詳細から逸脱する他の実施形態において実践され得ることは、当業者には明らかであろう。つまり、当業者は、ここで明示的に説明され又は示されていなくとも、本発明の原理を具現化し並びにその思想及び範囲内に含まれる種々の構成を案出し得るであろう。いくつかの例において、よく知られたデバイス、回路、及び方法の詳細な説明は、本発明の説明を不必要な詳細によって曖昧にしないように、省略される。本発明の原理、態様、及び実施形態に言及するここでの全ての記述及びそれらの具体的な例は、それらの構造的な均等物及び機能的な均等物の双方を包含することが意図される。加えて、そのような均等物は現在のところ知られている均等物及び将来開発される均等物の双方、即ち、構造に関わらず同じ機能を実行するいかなる開発されるエレメントをも含むことが意図される。
よって、例えば、ここでのブロック図が上記技術の原理を具現化する例示的な回路又は他の機能ユニットの概念的な見方を表現し得ることが、当業者によって理解されるであろう。同様に、コンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているかに関わらず、任意のフローチャート、状態遷移図、疑似コードなどがコンピュータ読取可能な媒体において実質的に表現される種々の処理によって表現され、そしてコンピュータ又はプロセッサによって実行され得ることが理解されるであろう。
限定ではないものの「コンピュータ」、「プロセッサ」又は「コントローラ」としてラベリングされ又は説明される機能ブロックを含む種々のエレメントの機能は、回路ハードウェア、及び/又はコンピュータ読取可能な媒体上に記憶される符号化された命令の形態のソフトウェアを実行可能なハードウェアといったハードウェアの使用を通じて提供され得る。よって、そうした機能及び図示された機能ブロックは、ハードウェア実装、及び/又はコンピュータ実装、よってマシン実装、のいずれかで実装されるものと理解されるべきである。
ハードウェア実装の観点において、機能ブロックは、限定ではないものの、当該機能を実行可能な、DSP(digital signal processor)ハードウェア、命令セットの削減されたプロセッサ、限定ではないもののASIC(application specific integrated circuit)を含むハードウェア(例えば、デジタル又はアナログ)回路、及び(あてはまるならば)ステートマシン、を含み又は包括し得る。
コンピュータ実装の観点において、コンピュータとは、概して、1つ以上のプロセッサ又は1つ以上のコントローラを含むものと理解され、コンピュータ、プロセッサ及びコントローラとの用語は、互換的なものとして採用され得る。コンピュータ、プロセッサ又はコントローラにより提供される場合、機能群は、単一の専用コンピュータ、プロセッサ若しくはコントローラにより提供されてもよく、単一の共用コンピュータ、プロセッサ若しくはコントローラにより提供されてもよく、又は、複数の個々のコンピュータ、プロセッサ若しくはコントローラにより提供されてもよく、そのうちいくつかは共用され若しくは分散され得る。さらに、「プロセッサ」又は「コントローラ」との用語の使用は、上で記述した例としてのハードウェアなどの、上記機能群を実行し及び/又はソフトウェアを実行することのできる他のハードウェア、にも言及するものと解釈されるべきである。
上で示したように、本発明は、上述した従来技術により持ち込まれる課題を解決する。
ヘテロジーニアスネットワーク(HetNet)の概念は、LTE(Long Term Evolution)及びLTE−Advancedの文脈において出現した。ヘテロジーニアスネットワークは、大規模なもの(マクロセル)から小規模なもの(マイクロセル、ピコセル及びフェムトセル)までを包含する多様なサイズのセルのレイヤを含む無線アクセスネットワークである。いずれのプロトコルでも完全な帯域幅のキャパシティに達するために、事業者は、彼らの伝統的な大規模マクロセルを多くの多様なサイズのスモールセルで補わなければならないであろうと想定されている。
HetNetの概念の重要性と、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.)及び3GPP(3rd Generation Partnership Project)といった標準化団体で進行中の作業とによって、これら多様なサイズのセルの全てがいかに共に作動するか、それらの間のハンドオフがいかに達成されるか、及びそれらの間の干渉がいかに最小化されるかが定義されることになる。
典型的には、ヘテロジーニアス無線アクセスネットワークは、複数のマクロ及びマイクロセルを含む。さらに、いくつかのヘテロジーニアス無線アクセスネットワークにおいて、マクロセルのためのマクロ基地局及びマイクロセルのためのマイクロ基地局の運用は協調的に行われてもよく、特にCoMP(Coordinated Multipoint)システムにおいてはそうである。CoMPアーキテクチャでは、セルの集合(例えば、セルの協調セット)が中央ノードへ接続されてよく、中央ノードは、より小さいサブセル間の干渉を軽減するために、ユーザ信号の送信/受信を協調させる。CoMPアーキテクチャは、例えば、“Inter-Cell Interference Mitigation”というタイトルの米国特許出願第12/563,589号(米国特許出願公開第2010/0261493号として公開されてもいる)を参照することで理解され、その全体は参照によりここに取り入れられる。
本発明を参照することで理解されるべきは、図示された実施形態において、マイクロセル及びマイクロ基地局並びにマクロセルの内部又は近傍のそれぞれの位置は限定的ではないことであり、なぜなら、マクロセルは図示されたものとは別の1つ以上のマイクロセルを包含することができ、そうしたマイクロセルは地理的利用及びトラフィックのニーズと条件とに依存してマクロセルごとに多様かつ不均一に構成されてよいからである。
ここで使用されるところでは、「マイクロ基地局」との専門用語は、ダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)の双方の無線若しくはエアインタフェース上で動作する任意のタイプの局を広く包含するものとして理解されるべきであり、マクロ基地局よりも(例えば、地理的距離若しくは電力において)低く、又はマクロ基地局に(例えば、委託されることで)従属する、送信の広がり(extent)を有する。対応する形で、「マイクロセル」との専門用語は、そうした広く定義されたマイクロ基地局によりサービスされる任意のセルラーテリトリ又はカバレッジエリアをいう。「マイクロセル」及び「マイクロ基地局」との専門用語により包含されるセル及び基地局のタイプの例は、ピコセル及びピコ基地局、(フェムトクラスタ内に存在し得る)フェムトセル及びフェムト基地局、並びにリレー基地局をも含む。スモール基地局は、主に、通常のマクロ基地局よりも低い電力かつより少ない処理/ハードウェアキャパシティで送信を行う基地局を意味する。
本発明のいくつかの実施形態は、リレーノードのチャネルにおける干渉を軽減することができる。それら実施形態はアップリンク(UL)上の実装についての解決策を説明するが、同様のアプローチはダウンリンクにも適用可能である。
実施形態1 − UnリンクとUuリンクとの間のリレーノードのセル内FFR
第1の実施形態では、セルの内部のUn送信とUu送信との間の干渉を軽減するために、セル内Un−to−Uu部分的周波数再利用(FFR)が採用される。図4Aに提案される構成が示されており、Un送信とUu送信との間で所与の各セルの内部でFFRが実装され、加えて、Rn群及びeNodeB群の間でUnリンク上の指向的なビームフォーミングが行われる。
図4Aはドナーセル及びリレーノードの空間的エリアへの周波数領域のマッピングを例示しており、一方で図4BはFFR周波数の区画化を例示している。
図4Aは、マクロ基地局20a、20b、20cによりそれぞれサービスされる3つのマクロセル111a、111b及び111cを含む無線ネットワークの一部を示している。マクロセルの各々は、複数のリレーノード30及びUEユニット40を含む。
各リレーノード30は、関連付けられるマイクロセル120を定義し、その中でリレーノードはUu通信リンク上でUE40と通信する。さらに、各リレーノードは、当該リレーノードのためのバックホール通信を提供するために、Un通信リンク151上で自身のドナーマクロ基地局20と通信する。
図4Aにさらに示したように、リレーノード30により形成されるUnアップリンクにおける指向性ビームのプライマリローブは、ドナー基地局に向けられ得る。この指向性は、マクロセル111においてUnアップリンク通信リンク151の間の隔離(isolation)を提供する。Uuアップリンク通信及びUnアップリンク通信は異なる周波数レンジを使用しているため、これら実施形態では、必ずしもUuアップリンク送信とUnアップリンク送信とが例えば時間分割多重化を用いて時間において分離されていなくてよい。
図4Bを参照すると、帯域幅空間200は、マクロセル120の内部で使用される周波数を包含している。ドナーeNodeB20によりサービスされるUE40(マクロドナーUE)には、周波数空間全体の中のリソースが割り当てられ得る。但し、マイクロセル120は、UE40とのUu通信について帯域幅200のうちの第1のレンジ210内の周波数を使用するように制限され、一方でリレーノード30とドナーeNodeB20との間のバックホールUn通信は、帯域幅200のうちの第2のレンジ220内の周波数に制限される。
さらに、マイクロセル120の内部で、Uuアップリンク周波数は第1のレンジ210の第1のサブセット215に制限され、一方でUnアップリンク周波数は周波数の第2のレンジ220のうちの第2のサブセット225に制限される。Uuアップリンク通信のために使用される周波数の第1のサブセット215は、Unアップリンク通信のために使用される周波数の第2のサブセット225と周波数空間において非連続的であり得る
図4A及び図4Bに示した実施形態では、ドナーeNodeB20とリレーノード(RN)30との間のUnリンク151に専用の周波数リソースブロック(RB)が割り当てられ、及び、RNのカバレッジエリアの内部で別個の専用の周波数が割り当てられる。さらに、本実施形態では、ドナーeNodeB20は、利用可能な周波数帯の全体にまたがるRB群を割り当ててもよい。
図4Aは、アップリンク(UL)についての実装を示している。同様のアプローチがダウンリンクに適用可能である。本アプローチは、時間の次元においてドナーセル内のリソースの割り当ての柔軟性を可能とし、UnとUuとの干渉を軽減するためにいかなる厳格なUn対Uuのタイミング境界及び同期も要しない。本実施形態の実装では、どういった形であれ、Un送信及びUu送信は、所与のリレーノードの範囲及び同じドナーの異なるリレーノードの範囲の双方において、時間的に非同期的であり得る。マクロeNodeB及びUuとUuとの干渉はやはり軽減されるであろう。
図10のフローチャートに、図4Aに示した実施形態1に従った動作が示されている。そこに示したように、動作は、第1の周波数レンジにおいてアクセス(Uu)アップリンク信号を受信すること(ブロック802)と、第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック804)と、を含む。
実施形態2 − Un区画化を伴うUnリンクとUuリンクとの間のリレーノードのセル内FFR
第2の実施形態は、実施形態1において定義されたセル内Un−to−Uu FFRの一般化である。このケースでは、セルの内部のUn送信とUu送信との間の干渉を軽減するためにFFRが採用され、それは、UnリンクとUuリンクとを異なる周波数区画によってサービスさせるだけでなく、ドナーセルのカバレッジの内部のドナーeNodeB20とRN30との間の各Unビームを異なる周波数区画に割り当てることによっても行われる。
図5A及び図5Bに第2の実施形態が示されており、所与の各セルの内部において、Un送信及びUu送信並びに個々の各Unリンクの間でFFRが実装されている。図5Aはドナーセル及びリレーノードの空間的エリアへの周波数領域のマッピングを例示しており、一方で図5BはFFR周波数の区画化を例示している。
図5Aを参照すると、マクロセル111aにおいて、Unアップリンクビーム151a−1、151a−2及び151a−3の各々に異なる周波数レンジが割り当てられており、一方で別個の周波数レンジがUuアップリンク通信のためにリレーノード30a−1、30a−2及び30a−3に割り当てられている。
この周波数割り当てが図5Bに示されており、マクロセル内の利用可能な全帯域幅200がサブレンジ252、254、256及び258にまで分割され、それらサブレンジはそれぞれビーム151a−1上のUnアップリンク通信、ビーム151a−2上のUnアップリンク通信、ビーム151a−3上のUnアップリンク通信、及びUuアップリンク通信に割り当てられている。図5Bでは帯域幅が均等である例を示しているが、サブレンジ252〜258は異なるサイズを有していてもよいこと、及び、サブレンジのサイズはリソース需要、チャネル条件などといった要因の変化に応じてドナーeNodeB20により動的に調整されてもよいことが理解されるであろう。
本実施形態では、ドナーeNodeBとリレーノード(RN)30との間のUnリンクに専用の周波数リソースブロック(RB)が割り当てられ、及び、RNのカバレッジエリアの内部で別個の専用の周波数が割り当てられる。さらに、本実施形態では、ドナーセルは、利用可能な周波数帯の全体にまたがるRB群を割り当ててもよい。図5Aは、ULについての実装を示しているが、同じアプローチがダウンリンクに同様に適用される。
これら実施形態では、何らかの空間的な周波数プランニングが行われてもよい。例えば、隣接する2つのセルは、当該2つの隣接セルの間のセル境界の近傍のリレーノード30と通信するために同じUn周波数を使用しないように、Un周波数の使用を協調させてもよい。特定の実施形態において、隣接する2つのセルは、当該2つの隣接セルの間のセル境界に他の近くのどのセル境界より近接しているリレーノード30と通信するために同じUn周波数を使用しないように、Un周波数の使用を協調させてもよい。他の側面において、隣接する2つのセルは、当該2つの隣接セルのドナーノード20からの信号の受信信号強度がネットワーク内の他のどのドナーノード20からの受信信号強度よりも強いリレーノード30と通信するために同じUn周波数を使用しないように、Un周波数の使用を協調させてもよい。
よって、例えば、マクロセル111aとマクロセル111bとの間のセル境界155に共に近いリレーノード30a−2及び30b−1はUn通信について同じ周波数レンジを使用せず、一方で、マクロセル111aとマクロセル111cとの間のセル境界165に共に近いリレーノード30a−3及び30c−1はUn通信について同じ周波数レンジを使用しないことになる。
このアプローチは、ドナーセルの内部でUnリンクの間の追加的な干渉の軽減を提供するために、周波数次元においてドナーセル内のリソースの割り当てのいくらかの柔軟性を犠牲にする(trades off)。これは、空間的な分離が干渉の軽減を保証するにはふさわしくないドナーeNodeBへ、同じマクロセルの内部の別々のリレーノードから同時に送信が行われるような時間インターバルの期間中において、有益である。
図11のフローチャートに、実施形態2に従った動作が示されている。そこに示したように、動作は、第1の周波数レンジにおいてアクセス(Uu)アップリンク信号を受信すること(ブロック822)と、第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック824)と、を含む。加えて、動作は、第1の周波数レンジ及び第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジにおいてマクロセル内の第2のリレーノード30からバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック824)、を含む。
実施形態3 − UnリンクとUuリンクとの間のリレーノードのセル間FFR
実施形態3は、Un及びUu送信が非同期的である場合に、ドナーセルの内部及びドナーセル間の双方で、Un−to−Un及びUn−to−Uuの双方への干渉を軽減する。これは、図6Aに例示したように達成され、図6Aはドナーセル及びリレーノードの空間的エリアへの周波数領域のマッピングを例示しており、一方で図6BはFFR周波数の区画化を例示している。
図6A及び図6Bを参照すると、各マクロセル内のUnアップリンク送信は、隣接するマクロセルにおいて使用される周波数レンジとは異なる定義された周波数レンジを使用する。よって、例えば、マクロセル111a内のUnアップリンクビーム151aは全帯域幅のサブセットである第1の周波数レンジ262を利用する。同様に、マクロセル111b内のUnアップリンクビーム151bは第2の周波数レンジ264を利用し、マクロセル111c内のUnアップリンクビーム151cは第3の周波数レンジ266を利用する。各リレーノード30a、30b及び30cにおけるUuアップリンク通信は、同じ周波数レンジ268を使用する。
潜在的な干渉をさらに低減するために、セル111a内のUE40は、セル111a内のUn通信のために使用される周波数レンジ262に相当する排他ゾーン272の範囲内のリソースの割り当てから除外され得る。同様に、セル111b内のUE40は、セル111b内のUn通信のために使用される周波数レンジ264に相当する排他ゾーン274の範囲内のリソースの割り当てから除外され、セル111c内のUE40は、セル111c内のUn通信のために使用される周波数レンジ266に相当する排他ゾーン276の範囲内のリソースの割り当てから除外され得る。
本実施形態において、マクロセル111の内部のリレーノード30との間のUn/Uu送信は協調的に行われてよく、例えば、潜在的なセル内干渉を低減するために時間分割多重化が使用される。
本実施形態では、ドナーeNodeB20とリレーノード(RN)30との間のUnリンクに専用の周波数リソースブロック(RB)が割り当てられ、及び、RNのカバレッジエリアの内部で別個の専用の周波数区画が割り当てられる。さらに、セルの内部のUnリンクはビームフォーミングの使用を通じて直交性を達成し、一方でドナーセル間でUnリンクはFFRスキームの別個の区画を用いて分離される。
実施形態1及び2でもそうであるように、ドナーeNodeB20のいずれかによりサービスされるUEへのRBの割り当ては、Unバックホール排他ゾーンに従う周波数帯の範囲内のどのRBを活用することもできる。RN30のカバレッジエリアの内部で、Uu送信は、共通Uu周波数区画に加えて、所与のRNのUn及びUu送信が時間において直交する場合にはドナーセルUn周波数区画を活用することができる。
また留意すべきこととして、所与のRN30のUn送信及びUu送信がそれらの所与の周波数区画を維持する場合、RN内のデュプレクサの実装は困難かつ高価であるかもしれないが、理論的にはUn送信及びUu送信は同時に生起することができる。但し、所与のリレーノード30の範囲内で複数の周波数帯が利用可能である場合、高価かつ強力なデュプレクサを要することなく、同時の送受信が現実的である。マクロセル111の内部でUn送信をUu送信から分離するために、一時的な保護帯域(guard band)が使用されてもよい。図6Aは、アップリンクについての実装を示しているが、同じアプローチがダウンリンクに適用されてもよい。
いくつかのさらなる実施形態において、周波数区画の境界は固定されてもよいが、必ずしも同等の数のRBを有しなくてもよい。またさらなる実施形態において、周波数区画の境界は、所与の区画について予期される相対的に比例する(relative proportional)トラフィックに基づいて、動的に選択されてもよい。相対的に比例するトラフィックとは、区画内で提供されるトラフィック負荷をリンクの利用可能なキャパシティで除算したものとして定義される。
図12のフローチャートに、実施形態3に従った動作が示されている。そこに示したように、動作は、第1の周波数レンジにおいてアクセス(Uu)アップリンク信号を受信すること(ブロック832)と、第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック834)と、を含む。加えて、動作は、第2の周波数レンジにおいてマクロセル内の第2のリレーノード30からバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック836)と、第1及び第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジにおいて隣接マクロセル内の第3のリレーノード30からバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック838)と、を含む。
実施形態4 − セルエッジへのドナーeNodeBビームフォーミング
実施形態4は、RNのカバレッジエリア間のセルエッジにおけるカバレッジギャップを軽減するために、セルエッジUEへのドナーeNodeBのビームフォーミングの実装を追加することにより、実施形態1、2及び3上に構築される。この概念は、図7に示されており、2011年7月28日に提出された“Beamforming for Cell Edge Capacity Improvement in a Heterogeneous Network”というタイトルの米国特許出願第13/192,638号に記述された概念を適合させ、その開示は参照によりここに取り入れられる。
例えば、図7を参照すると、いくつかの実施形態において、ドナー基地局20a、20b及び20cは、マクロセル内の弱いカバレッジエリアに位置するUEの位置を、UEが弱いカバレッジエリア内にいることを示す信号強度インジケータに応じて識別し得る。オナー基地局20は、リレーノード30がUEにサービスを提供できない場合、強化されたカバレッジを提供するために、マクロセル120の内部に位置するUEにビーム181を向けることができる。同様に、ドナー基地局20は、マクロセル111の内部に位置するがどのマイクロセル120のレンジからも外側にいるUE40にビーム183を向けることができる。
図13のフローチャートに、実施形態4に従った動作が示されている。そこに示したように、動作は、基地局にて、UEから信号強度インジケータを受信すること(ブロック842)と、マクロセル内の弱いカバレッジエリアをそれぞれ識別すること(ブロック844)と、を含む。最後に、動作は、基地局のビームフォーミングアンテナを弱い信号エリアに向けること(ブロック846)を含む。
ここで説明されるいくつかの実施形態は、リレーノードを採用するヘテロジーニアスネットワークの内部で、Unリンク及びUuリンクの間の干渉に加えて、UnリンクからUnリンクへの干渉を軽減し得る。本発明の実施形態は、ドナーマクロセルの内部と共にドナーマクロセル間の双方の干渉を軽減することができ、隣接するセル間の明示的な同期は必要とされなくてよい。
図8に、基地局600の一実施形態のブロック図が示されている。基地局600は、典型的には、基地局プロセッサ601と、そこに接続される送信器602及び受信器603と、ネットワークインタフェース604とを含む。送信器602及び受信器603は、カプラ606を介してアンテナ605へ連結される。基地局プロセッサ601は、典型的には、予め定義されるマクロセルについて上述した方法及びアルゴリズムを実行することになる。ネットワークの動作全体を制御する必要性がある場合には、基地局コントローラ607が1つ以上の基地局600とインタラクションすることになる。基地局プロセッサ601は、典型的には、メディアアクセス制御レイヤ及び物理レイヤの間での送信信号及び受信信号の双方の処理のための、必要とされる機能性及び手続を有するであろう。同様に、基地局600との関係において、基地局コントローラ607は、ここで説明した必要とされるビームフォーミング技法を提供するために使用される。
図9に、リレーノード700の一実施形態のブロック図が示されている。リレーノード700は、典型的には、リレーノードプロセッサ701と、そこに接続される送信器702及び受信器703とを含む。送信器702及び受信器703は、カプラ706を介してアンテナ705へ連結される。リレーノードプロセッサ701は、典型的には、予め定義されるマクロセルについて上述した方法及びアルゴリズムを実行することになる。リレーノードプロセッサ701は、メディアアクセス制御レイヤ及び物理レイヤの間での送信信号及び受信信号の双方の処理のための、必要とされる機能性及び手続を含む。リレーノードプロセッサ701もまた、ここで説明した必要とされるビームフォーミング技法を提供するように構成される。
種々のエレメントを説明するためにここでは第1、第2などの用語が使用されているとしても、それらエレメントはそれら用語により限定されないことが理解されるであろう。それら用語は、単にあるエレメントと他のエレメントとを区別するために使用されている。例えば、本発明の範囲から逸脱することなく、第1のエレメントを第2のエレメントと称することができ、同様に、第2のエレメントを第1のエレメントと称することができる。ここで使用されるところでは、「及び/又は」との用語は、関連付けられる列挙された項目のうちの1つ以上のありとあらゆる組合せを含む。
ここで使用されている専門用語は、単に特定の実施形態を説明する目的のためのものであり、本発明を限定することを意図しない。ここで使用されるところでは、単数形の“a”、“an”及び“the”は、文脈が明確に別のことを示していない限り、複数形をも含むことを意図する。さらに、“comprises(含む/備える)”、“comprising(含む/備える)”、“includes(含む)”、及び/又は“including(含む)”との用語は、ここで使用される場合、記述された特徴、整数、ステップ、動作、エレメント及び/又はコンポーネントの存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、コンポーネント及び/又はそれらの集合の存在又は追加を排除しないことが理解されるであろう。
別段の定義がなければ、ここで使用されている(技術的及び学術的な用語を含む)全ての用語は、本発明が属する分野における当業者により共通的に理解されるものと同じ意味を有する。さらに、ここで使用される用語は、本明細書及び関連技術の文脈における意味と整合する意味を有するものとして解釈されるべきであって、そのようにここではっきりと定義されない限りは、理想化され又は過度に型通りの意味で解釈されないことが理解されるであろう。
上の説明及び図面との関係において、多くの異なる実施形態をここで開示した。それら実施形態のあらゆる組合せ及び副次的な組合せを文字通り説明し例示することは、過度に反復的で分かりにくくなることが理解されるであろう。そのため、全ての実施形態は任意の手法及び/又は組合せで組み合わされることができ、本明細書は、図面を含めて、ここで説明した実施形態の全ての組合せ及び副次的な組合せと、それらを活用するやり方及び処理との、完全な書面での説明を構成するものと解釈されるべきであって、任意のそうした組合せ及び副次的な組合せについての請求項を裏付けるものとする。
図面及び明細書において、本発明の典型的な実施形態が開示されており、特定の用語が採用されているが、それらは汎用的で説明のための意味でのみ使用されていて、限定の目的のためではなく、本発明の範囲は次の特許請求の範囲に記載されている。
図3は、マクロ基地局20a、20b、20cによりそれぞれサービスされる3つのマクロセル111a、111b及び111cを含む無線ネットワークの一部を示している。マクロセルの各々は複数のリレーノード30を含み、それらリレーノード30は、マクロセル111a内のリレーノード30a及びマクロセル111内のリレーノード30を含む。
図11のフローチャートに、実施形態2に従った動作が示されている。そこに示したように、動作は、第1の周波数レンジにおいてアクセス(Uu)アップリンク信号を受信すること(ブロック822)と、第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック824)と、を含む。加えて、動作は、第1の周波数レンジ及び第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジにおいてマクロセル内の第2のリレーノード30からバックホール(Un)信号を送信すること(ブロック82)、を含む。

Claims (27)

  1. ヘテロジーニアスネットワーク内の第1のセルへサービスする基地局と前記第1のセルのサブセルへサービスする少なくとも1つのリレーノードとを動作させる方法であって、前記基地局又は前記リレーノードを介して前記第1のセル内のユーザ機器ユニットが前記ネットワークへ接続し、前記方法は、
    前記リレーノードにて、前記ユーザ機器ユニットから、第1の周波数レンジにおいてアップリンクアクセス(Uu)信号を受信することと、
    前記リレーノードから前記基地局へ、前記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてアップリンクバックホール(Un)信号を送信することと、
    を含む方法。
  2. 前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジは、前記第1のセルの内部のユーザ機器ユニットによる使用のために利用可能な帯域幅のサブレンジである、請求項1の方法。
  3. 前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジは、周波数空間において隣接しない、請求項1の方法。
  4. 前記第1の周波数レンジは、前記第1のセルの内部の他のリレーノードによりサービスされるサブセル内のアクセス通信のために再利用される、請求項1の方法。
  5. 前記第1の周波数レンジは、他のセルのサブセル内のアクセス通信のために再利用される、請求項1の方法。
  6. 前記第2の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用される、請求項1の方法。
    請求項1の方法。
  7. 前記基地局にて、前記第1のセル内に位置する1つ以上のUEから、信号強度インジケータを受信することと、
    前記信号強度インジケータに従って、前記第1のセル内の弱いカバレッジエリアを識別することと、
    前記弱いカバレッジエリアに、前記基地局のビームフォーミングアンテナを向けることと、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  8. 前記少なくとも1つのリレーノードは、第1のリレーノードを含み、
    前記第1のセル内に第2のリレーノードが提供され、
    前記方法は、
    前記第2のリレーノードから前記基地局へ、前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  9. 前記第3の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用される、請求項8の方法。
  10. 前記少なくとも1つのリレーノードは、第1のリレーノードを含み、
    前記第2の周波数レンジは、前記第1のセルの内部の第2のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用される、
    請求項1の方法。
  11. 前記第1のセルに隣接する第2のセル内の第3のリレーノードから、前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信すること、
    をさらに含む、請求項10の方法。
  12. 前記第3の周波数レンジは、前記第2のセルの内部の第4のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用される、請求項11の方法。
  13. 基地局のカバレッジエリアにより定義されるセル内での使用のためのリレーノードであって、
    アンテナと、
    前記アンテナへ連結され、前記リレーノードのカバレッジエリアにより定義されるマイクロセル内のユーザ機器ユニットから、第1の周波数レンジ上で、アクセス(Uu)アップリンク信号を受信するように構成される受信器と、
    前記アンテナへ連結され、前記基地局へ、前記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信するように構成される送信器と、
    を備えるリレーノード。
  14. 前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジは、前記セルの内部のユーザ機器ユニットによる使用のために利用可能な帯域幅のサブレンジである、請求項13のリレーノード。
  15. 前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジは、周波数空間において隣接しない、請求項13のリレーノード。
  16. 前記第1の周波数レンジは、前記セルの内部の他のリレーノードによりサービスされるサブセル内のアクセス通信のために再利用される、請求項13のリレーノード。
  17. 前記第1の周波数レンジは、他のセル内のサブセル内のアクセス通信のために再利用される、請求項13のリレーノード。
  18. 前記第2の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用される、請求項13のリレーノード。
  19. 前記リレーノードは、第1のリレーノードを含み、
    前記第2の周波数レンジは、前記セルの内部の第2のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用される、
    請求項13のリレーノード。
  20. ヘテロジーニアスネットワークにおける使用のための基地局であって、前記基地局を介して前記ヘテロジーニアスネットワークへユーザ機器ユニットが接続し、前記基地局は、
    アンテナと、
    前記アンテナへ連結される送信器と、
    リレーノードから、第1の周波数レンジ上で、バックホール(Un)アップリンク信号を受信するように構成される受信器と、
    前記受信器に前記アップリンクバックホール信号を受信するように指示し、及び、アクセス(Uu)アップリンク信号について前記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジを使用するように前記リレーノードへ指示を送信する、ように構成されるプロセッサと、
    を備える基地局。
  21. 前記プロセッサは、前記基地局によりサービスされるセル内に位置する1つ以上のUEから信号強度インジケータを受信し、前記信号強度インジケータに従って前記セル内の弱いカバレッジエリアを識別し、前記弱いカバレッジエリアに前記アンテナからのビームを向ける、ようにさらに構成される、請求項20の基地局。
  22. ヘテロジーニアス通信システムであって、
    前記ヘテロジーニアス通信システム内のセルへサービスする基地局と、
    前記セルのサブセルへサービスするリレーノードと、
    を含み、
    前記基地局又は前記リレーノードを介してユーザ機器ユニットが前記ヘテロジーニアス通信システムへ接続し、
    前記リレーノードは、前記ユーザ機器ユニットから第1の周波数レンジにおいてアップリンクアクセス(Uu)信号を受信し、前記基地局へ前記第1の周波数レンジとは異なる第2の周波数レンジにおいてアップリンクバックホール(Un)信号を送信する、ように構成される、
    ヘテロジーニアス通信システム。
  23. 前記リレーノードは、第1のリレーノードを含み、前記システムは、前記セル内の第2のリレーノードをさらに含み、
    前記第2のリレーノードは、前記基地局へ、前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信する、ように構成される、
    請求項22のシステム。
  24. 前記第3の周波数レンジは、他のセルにおけるバックホールアップリンク通信のために再利用される、請求項23のシステム。
  25. 前記リレーノードは、第1のリレーノードを含み、
    前記第2の周波数レンジは、前記セルの内部の第2のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用される、
    請求項22のシステム。
  26. 前記セルは、第1のセルを含み、
    前記システムは、前記第1のセルに隣接する第2のセル内の第3のリレーノード、をさらに含み、
    前記第3のリレーノードは、前記第1の周波数レンジ及び前記第2の周波数レンジとは異なる第3の周波数レンジを用いて、バックホール(Un)アップリンク信号を送信する、ように構成される、
    請求項25のシステム。
  27. 前記第3の周波数レンジは、前記第2のセルの内部の第4のリレーノードによりバックホールアップリンク通信のために再利用される、請求項26のシステム。
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