JP2015503374A - Dixon型水/脂肪分離と主磁場不均一性に関する予備知識とを用いるMRI - Google Patents

Dixon型水/脂肪分離と主磁場不均一性に関する予備知識とを用いるMRI Download PDF

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Abstract

本発明は、異なるMRスペクトルを有する少なくとも2つの化学種をMR撮像する方法に関する。本発明の1つの目的は、大きな視野が必要とされる場合にもDixon水/脂肪分離を可能にする方法を提供することである。本発明に係る方法は、a)MR装置の検査ボリューム内に配置された身体を、切換え磁場勾配及びRFパルスの撮像シーケンスに晒すことによって、少なくとも1つのエコー信号を生成し、b)前記少なくとも1つのエコー信号を収集し、c)マルチピークスペクトルモデルと、検査ボリューム内の主磁場B0の空間変化に関する予備知識とに基づいて、収集された前記少なくとも1つのエコー信号に対する前記少なくとも2つの化学種の信号寄与分を分離し、d)前記化学種のうちの少なくとも1つ化学種の信号寄与分からMR画像を再構成するステップを有する。さらに、本発明は、MR装置と、MR装置上で実行されるコンピュータプログラムとに関する。

Description

本発明は、磁気共鳴(MR)撮像の分野に関する。それは、MR装置の検査ボリューム内に置かれた体の一部のMR撮像の方法に関する。本発明はまた、MR装置と、MR装置上で実行されるコンピュータプログラムにも関する。
磁場と核スピンとの間の相互作用を利用して2次元又は3次元の画像を形成する画像形成MR法が、特に医療診断の分野において、今日広く使用されている。何故なら、画像形成MR法は、軟組織の撮像において数多くの点で他の撮像法より優れており、電離放射線を必要とせず、且つ通常、非侵襲的であるからである。
MR法によれば一般的に、検査される患者の体が、強く均一な磁場B内に配置される。同時に、この磁場の方向が、測定が基礎とする座標系の軸(通常はz軸)を定める。磁場Bは、規定された周波数(所謂ラーモア周波数又はMR周波数)の交流電磁場(RF場)の印加によって励起(スピン共鳴)されることができる磁場強度に応じた個々の核スピンに異なるエネルギーレベルを生成する。巨視的な視点から、個々の核スピンの分布が全体的な磁化を生成し、該磁化は、磁場Bがz軸に垂直に広がりながら適切な周波数の電磁パルス(RFパルス)が印加されることによって平衡状態から逸らされることが可能であり、結果として、該磁化はz軸の周りで歳差運動を行う。歳差運動は、その開口角をフリップ角と呼ぶ円錐の表面を記述する。フリップ角の大きさは、印加される電磁パルスの強さと継続時間とに依存する。所謂90°パルスの場合、スピンはz軸から横断面(フリップ角90°)まで逸らされる。
RFパルスの終了後、磁化は元の平衡状態に戻るように緩和し、その際、z方向の磁化が第1の時定数T(スピン−格子緩和時間又は縦緩和時間)で再び構築され、z方向に垂直な方向の磁化が第2の時定数T(スピン−スピン緩和時間又は横緩和時間)で緩和する。磁化の変化は、受信RFアンテナによって検出されることができる。受信RFアンテナは、z軸に垂直な方向での磁化の変化が測定されるように、MR装置の検査ボリューム(容積)内で方向付けて配置される。横磁化の減衰は、例えば90°パルスの印加後、同じ位相を有する規則的な状態から全ての位相角が均一に分布される状態への核スピンの遷移(局所的な磁場不均一性によって誘起される)を伴う(ディフェージング)。ディフェージングは、リフォーカシングパルス(例えば、180°パルス)によって補償されることができる。これにより、受信コイルにエコー信号(スピンエコー)が生成される。
非特許文献1は、多点Dixon(ディクソン)技術に関するものである。そのDixon技術においては、脂肪複合体を単一のラインとして保持するがそのライン幅を水のそれとは異なるものにすることを可能にするスペクトルモデルが使用されている。
「Multipoint Dixon Technique for water and fat proton susceptibility imaging」、JMRI、第1巻(1991年)、第521−530頁
体内で空間分解能を実現するため、スピン共鳴周波数の線形な空間依存性をもたらすよう、3つの主軸に沿って延在する一定の磁場勾配が上記均一な磁場Bに重畳される。その結果、受信アンテナにて拾われる信号は、体内の異なる位置に関連付けられることが可能な異なる周波数の成分を含むものとなる。受信アンテナによって得られる信号データは、空間周波数ドメインに対応するものであり、k空間データと呼ばれる。k空間データは通常、異なる位相エンコーディングで収集された複数の線(ライン)を含む。多数のサンプルを収集することによって各ラインがデジタル化される。一組のk空間データのサンプル(k空間データセット)が、フーリエ変換によって、1枚のMR画像に変換される。
MR撮像においては、しばしば、例えば水及び脂肪などの複数の異なる化学種について、それらのうちの一部の寄与を抑制したり、あるいはそれら全ての寄与を別々若しくは一緒に分析したりの何れかのために、全体信号に対するそれらの相対的な寄与について情報を取得することが望ましい。それらの寄与分は、異なるエコー時間にて収集される2つ以上の対応するエコーからの情報が結合される場合に計算されることができる。これは、化学(ケミカル)シフト次元という追加の次元が定義され、僅かに異なるエコー時間にて2つの画像を収集することによってエンコードされる化学シフトエンコーディングと見なされ得る。特に水−脂肪分離の場合、このような種類の実験はしばしば、Dixon型の測定として参照される。Dixon撮像又はDixon水/脂肪分離撮像により、異なるエコー時間にて収集される2つ以上の対応するエコーから水及び脂肪の寄与分を計算することによって、水−脂肪分離を達成することができる。一般に、そのような分離は、脂肪内と水内とでの水素の既知の歳差運動周波数差の存在のおかげで可能である。その最も単純な形態においては、‘同相(インフェーズ)’データセット及び‘異相(アウトオブフェーズ)’データセットの加算又は減算の何れかによって、水画像及び脂肪画像が生成される。しかしながら、このいわゆる二点Dixon技術は、B場の不均一性がより大きくなると失敗する。これは、全域的なシミングでは局所的な磁場バラつきを完全には補償することができない高B場での多くの臨床用途に当てはまる。このような磁場不均一性を補正するために三点又は四点のDixon技術が開発されたことがある。これらの技術は、水画像と脂肪画像に加えて、所謂BマップであるB場の不均一性のマップを提供する。
Dixon型MR撮像における、収集された複合的なMR信号に対する複数の異なる化学種からの寄与分の遡及的な分離は、一般に、磁場Bの滑らかな空間変化を頼りにしている。この一般仮定は、典型的に、検査ボリューム内の大きい磁化率変化勾配の付近、及び使用されるMR装置の主磁石コイルのアイソセンタから離れた位置で破られる。対応する主磁場Bの不完全性により、複数の異なる化学種からの信号寄与の遡及的な分離が“交換(スワップ)”され、その結果、脂肪からの信号寄与が水画像内に誤って出現し、その逆もまた然りである。この制約が現在、使用可能な視野(FOV)を、異なる化学種の分離を必要としない用途においてより更に制限してしまっている。
以上から直ちに認識されるように、改善されたMR撮像法が望まれる。従って、本発明の1つの目的は、大きな主磁場不完全性を有する領域に視野が及ぶ場合にもDixon水/脂肪分離を可能にする方法を提供することである。
本発明によれば、異なるMRスペクトルを有する少なくとも2つの化学種をMR撮像する方法が開示される。本発明に係る方法は、
a) MR装置の検査ボリューム内に配置された身体を、切換え磁場勾配及びRFパルスの撮像シーケンスに晒すことによって、少なくとも1つのエコー信号を生成するステップと、
b) 前記少なくとも1つのエコー信号を収集するステップと、
c) マルチピークスペクトルモデルと、検査ボリューム内の主磁場Bの空間変化に関する予備知識とに基づいて、収集された前記少なくとも1つのエコー信号に対する前記少なくとも2つの化学種の信号寄与分を分離するステップと、
d) 前記化学種のうちの少なくとも1つ化学種の信号寄与分からMR画像を再構成するステップと、
を有する。
本発明は、従来のDixon型MR技術における使用可能な視野についての上述の制約を解消する。本発明により、信号分離ステップに主磁場Bの空間変化に関する予備知識を含めることが提案される。
主磁場Bの空間変化に関するこのような予備知識は、使用されるMR装置の主磁石コイルの設計から取得され得る。例えば、主磁石コイルのモデルに基づいてBのシミュレーションを行うことができる。
上記予備知識はまた、主磁場Bの測定から取得されてもよい。何故なら典型的に、システムの据え付けの際、シム鉄の配置による主磁場Bの静的シミングの最中及び後に、そのような測定が行われるからである。加えて、シムコイルによって生成される磁場の知識が考慮に入れられてもよい。これらのシムコイルは、動的シミング、すなわち、或る規定されたボリューム内の磁場不均一性の低減に役立つ。それらが生成する磁場Bも、シムコイルのモデルと特定のスキャンでシムコイルを駆動する電流とに基づいてシミュレーションすることができる。
また、上記予備知識は、特定のスキャンの前又は最中の何れかに、磁場プローブによる主磁場Bの測定から取得されることができる。最後とするが、そのような予備知識はまた、例えば動的シミングのために実行されるBマッピングスキャンなどの撮像から取得されることができる。
本発明による信号寄与分の分離は、主磁場Bの空間変化に従った、それぞれのエコー時間にわたっての上記少なくとも2つの化学種の信号寄与分の位相変化の予測と、それに対応する(k空間又は画像空間における)収集MR信号の復調とを伴い得る。好ましくは、予測された位相変化に従った復調は、使用されるMR装置の主磁石及び磁場勾配システムの双方の不完全性に起因するミスレジストレーションを補償する収集MR信号の歪み補正の後に実行される。予測された位相変化をMR周波数の局所的なオフセットと見なすことも可能である。これは、Dixon型応用において水及び脂肪の信号分離に一般的に使用される例えば領域拡張、反復フィルタリング、又は同様の手順において、滑らかさを当てにする更なるステップを後に適用することを可能にする。
結局のところ、本発明に係る方法は、大きい視野を必要とする用途において、ノイズの影響の受けやすさを増大させることなく、主磁石のアイソセンタから離れたところでの異なる化学種からの信号寄与分の信頼性ある分離を可能にする。
本発明による信号分離ステップにおいて、複数の異なる化学種に関するスペクトルモデルが使用される。そのようなモデルは、脂肪スペクトルを単一の支配的なピークによって近似することがある。しかしながら、この単純なモデルは、効率的な脂肪抑制を提供しないことがある。何故なら、知られているように、脂肪内の水素原子は複数のピークを有するからである。本発明によれば、複数の化学種のうちの1つのスペクトルを、例えば、マルチピークスペクトルモデルによってモデル化する一方で、別の化学種(例えば、水プロトン)を単純にシングルピークスペクトルによってモデル化することも可能である。
なお、用語“化学種”は、本発明の状況においては、MR特性を有する任意の種類の化学物質又は任意の種類の核として、広く解釈されなければならない。単純な一例において、“化学成分”’水のプロトンと脂肪である2つの化学種のMR信号が収集される。より洗練された一例において、マルチピークスペクトルモデルが実際に、既知の相対量にて生じる一組の異なる化学成分内の核を記述する。
これまで記載してきた本発明に係る方法は、検査ボリューム内に均一な定常磁場Bを生成する少なくとも1つの主磁石コイルと、検査ボリューム内に異なる空間方向の切換え磁場勾配を生成する複数のグラディエントコイルと、検査ボリューム内にRFパルスを生成し且つ/或いは検査ボリューム内に位置付けられた患者の体からのMR信号を受信する少なくとも1つのRFコイルと、時間的に相次ぐRFパルス及び切換え磁場勾配を制御する制御ユニットと、受信されたMR信号からMR画像を再構成する再構成ユニットと、を含むMR装置によって実行されることができる。本発明に係る方法は、MR装置の再構成ユニット及び/又は制御ユニットの、対応するプログラミングによって実現されることができる。
本発明に係る方法は、現時の臨床用の大抵のMR装置上で有利に実行されることができる。この目的のためには、本発明に係る上述の方法ステップを実行するようにMR装置を制御するコンピュータプログラムを使用することが必要であるに過ぎない。コンピュータプログラムは、データキャリア上に存在するか、MR装置の制御ユニットへのインストールのためにダウンロードされるようにデータネットワーク内に存在するかの何れであってもよい。
上で説明したように、本発明に係る技術は主に、脂肪抑制MR撮像、水/脂肪MR撮像、及びMR撮像を用いた脂肪の定量化に適用可能である。これは特に、大視野撮像又はオフセンター撮像においてのように、主磁石のアイソセンタから離れた領域のカバレッジを必要とする用途で興味深いものである。アイソセンタから遠隔のそれぞれの領域において、主磁場Bの大きい変化が、収集されたエコー信号の各々に対する上記少なくとも2つの化学種の個々の信号寄与分に、エコー時間に応じてπ、2π、又はそれより大きいオーダーで、それに対応する大きい位相シフトを生じさせ得る。このような大きい位相シフトは、本発明に従って主磁場Bの空間変化に関する予備知識を用いることなしには、解決できるものではない。
本発明に係る技術は、全脊髄、上肢、腕神経叢、及び腹部のMR撮像に有利に適用され得る。今日、これらの用途に一般的に適用されている脂肪抑制技術は、ショートτインバージョンリカバリー(STIR)法又はスペクトラルプレサチュレーションwithインバージョンリカバリー(SPIR)法である。STIRは、より低いスキャン時間効率と、緩和速度の曖昧さに対する感度とを有するとともに、一般に、造影剤との相性が良くない。現状では、主磁場不均一性に対する高い感度に悩まされるものであるSPIRのような技術を、造影剤とともに使用しなければならない。
本発明に係る技術は更に、初回通過血管造影法(ファーストパス造影アンギオグラフィ)に適用され得る。従来の脂肪抑制技術は、この場合には過度に時間を消費し、典型的にプレ造影画像とポスト造影画像との減算によって置き換えられるが、これは、患者の動きの影響を受けやすくするとともに、総スキャン時間を長期化してしまう。
本発明に係る技術は更に、例えば陽電子放出トモグラフィの減衰補正及びマルチトランスミッションMR撮像の表面吸収率予測などの、様々な分野で妥当性を増すものである人体モデリング用の全身MR撮像に適用され得る。
図面は、本発明の好適実施形態を開示するものである。しかしながら、理解されるように、図面は、単に例示目的で作成されたものであり、本発明の限定を定めるものとして作成されたものではない。
本発明に係る方法を実行するためのMR装置を示す図である。 2つの異なるエコー時間にて収集されたエコー信号から再構成された振幅MR画像及び位相MR画像を示す図である。 図2のMR画像の収集において適用された予備知識Bマップ(左)及びエコー間隔にわたっての予測による位相変化(右)を例示する図である。 図3の予備知識Bマップの使用の無し(左)及び有り(右)で、図2のMR画像から分離された水画像及び脂肪画像を示す図である。
図1を参照するに、MR装置1が示されている。この装置は、超電導又は抵抗性の主磁石コイル2を有しており、それにより、実質的に均一で時間的に一定の主磁場Bが検査ボリュームを貫いてz軸に沿って作り出される。この装置は更に、一組(1次、2次、そして、適用可能な場合に3次)のシミングコイル2’を有しており、該組2’の個々のシミングコイルを流れる電流は、検査ボリューム内のB偏差を最小化する目的で制御可能である。
MR撮像を行うため、磁気共鳴生成操作システムが、一連のRFパルス及び切換式の磁場勾配を印加して、核磁気スピンを反転あるいは励起し、磁気共鳴を誘起し、磁気共鳴をリフォーカスし、磁気共鳴を操作し、磁気共鳴を空間的あるいはその他手法でエンコードし、スピンを飽和させ、などする。
より具体的には、傾斜パルス増幅器3が、検査ボリュームのx軸、y軸及びz軸に沿う全身傾斜コイル4、5及び6のうちの選択されたものに電流を与える。デジタルRF送信器7が送/受スイッチ8を介してボディRFコイル9にRFパルス又はパルスパケットを送ることで、RFパルスが検査ボリューム内に送信される。典型的なMR撮像シーケンスは、印加磁場勾配と共に選択された核磁気共鳴の操作を達成する短期間のRFパルスセグメント群のパケットからなる。RFパルスは、共鳴を飽和させ、共鳴を励起し、磁化を反転し、共鳴をリフォーカスし、或いは共鳴を操作し、そして検査ボリューム内に位置する身体10の一部を選択するために使用される。ボディRFコイル9はまたMR信号を捕捉する。
パラレルイメージング法による身体10の限られた領域のMR画像の生成のため、撮像のために選択された領域に近接して一組の局部アレイRFコイル11、12、13が配置される。アレイコイル11、12、13は、ボディコイルRF送信によって誘起されたMR信号を受信するために使用されることができる。
結果として得られるMR信号は、ボディRFコイル9によって、且つ/或いはアレイRFコイル11、12、13によって捕捉され、好ましくは前置増幅器(図示せず)を含む受信器14によって復調される。受信器14は、送/受スイッチ8を介してRFコイル9、11、12及び13に接続される。
例えばエコープラナーイメージング(EPI)、エコーボリュームイメージング、グラディエントスピンエコーイメージング、ファーストスピンエコーイメージングなどの複数のMR撮像シーケンスのうちの何れかを生成するように、ホストコンピュータ15が、シミングコイル2’と傾斜パルス増幅器3及び送信器7とを制御する。選択されたシーケンスで、受信器14は、各RF励起パルスに素早く続いて単一又は複数のMRデータラインを受信する。データ収集システム16が、受信信号のアナログ−デジタル変換を実行し、各MRデータラインを更なる処理に適したデジタルフォーマットに変換する。最近のMR装置においては、データ収集システム16は、ロー(生)画像データの収集に特化された別個のコンピュータである。
最終的に、デジタルロー画像データは、フーリエ変換又は例えばSENSE若しくはSMASHなどの適切な再構成アルゴリズムを適用する再構成プロセッサ17によって、画像表現へと再構成される。MR画像は、患者を通る1つの平面スライス、平行な複数の平面スライスの配列、3次元ボリューム、又はこれらに類するものを表現し得る。そして、画像は画像メモリに格納され、そこで画像は、画像表現のスライス、投影又はその他の部分を視覚化(例えば、結果として得られたMR画像のヒト読み取り可能表示を提供するビデオモニタ18による)に適したフォーマットに変換するためにアクセスされ得る。
本発明の一実施形態において、第1のエコーのエコー時間を1.8ms、第2のエコーのエコー時間を3.1msとしたデュアルグラディエントエコー撮像シーケンスにより、第1及び第2のエコー信号が生成される。1.5Tの主磁場において、第1のエコー信号に対する水及び脂肪のスピンの寄与は、より異相であるが、第2のエコー信号の時点では、それらはより同相である。所望の視野の完全なるMR画像を再構成することができるようにするために、一般的なように適切な位相エンコーディングを用いて、複数の第1及び第2のエコー信号が生成されて収集される。
図2は、3次元ボリュームからの選択スライスに関する振幅MR画像及び位相MR画像を示しており、左のMR画像は第1のエコー信号から再構成され、右のMR画像は第2のエコー信号から再構成されている。図2の位相MR画像から見て取れるように、視野のコーナー(角)において、すなわち、これら腹部画像内の脚の領域において、第1のエコー時間から第2のエコー時間へと急速な位相変化(位相エボリューション)が起こっている。この急速な位相変化は、主磁石2のアイソセンタから遠隔の領域内での主磁場Bの強い空間変化に起因する。
画像空間内の収集された複素エコー信号Sは、
によってモデル化される。ただし、W及びFは画像空間内の水信号及び脂肪信号の寄与分を表し、ψは位相誤差を表す。複素因子cは、
によって与えられる。ただし、wは合計で1になる重みを表し、θは、脂肪スペクトルのm番目のピークの共鳴周波数の水に対するオフセットをΔfとして、2πΔfTEに等しく、TEはそれぞれのエコー時間である。
ΔB0によって表される主磁場の空間変化についての予備知識を所与とすると、エコー間隔ΔTEにわたって予測される位相変化は、
である。
従って、磁場分布に関する予備知識を、
に従って、エコー時間TEにおける複合的な複素エコー信号Sの復調に使用することができる。
斯くして、主磁石のアイソセンタから遠隔での主磁場Bの既知の強い空間変化が排除され、既知の高品質の水/脂肪分離アルゴリズムの必要条件としての主磁場変化の滑らかさの仮定が再び妥当になる。この例では、第1のエコー時間が復調の基準として選択されているが、それに代えて、とりわけMR信号励起における、他の基準が採用されてもよい。
主磁場Bの空間変化に関する予備知識は、主磁石の据え付け中の適切なB測定から得ることができる。或る対応するBマップを図3(左)に示す。図3の右の画像は、このBマップから予測されるエコー信号の間隔にわたっての位相変化を示している。
図4は、図3に示した主磁場Bの空間変化に従った復調の無し(左の2つの画像)及び有り(右の2つの画像)での、図2のMR画像から分離された水画像及び脂肪画像を示している。位相復調を用いない場合、脚の領域内に、磁石のアイソセンタから遠隔の主磁場の不完全性によって発生される強い画像アーチファクトが視認される。これらのアーチファクトは、水画像及び脂肪画像の双方で視認される。図4から明らかなように、本発明に係る方法によって、画像品質の実質的な改善が得られる。左の水画像及び脂肪画像内に見られるアーチファクトは、本発明に従って再構成された右の水画像及び脂肪画像内ではもはや見られない。

Claims (9)

  1. 異なるMRスペクトルを有する少なくとも2つの化学種をMR撮像する方法であって、
    a) MR装置の検査ボリューム内に配置された身体を、切換え磁場勾配及びRFパルスの撮像シーケンスに晒すことによって、少なくとも1つのエコー信号を生成するステップと、
    b) 前記少なくとも1つのエコー信号を収集するステップと、
    c) マルチピークスペクトルモデルと、前記検査ボリューム内の主磁場Bの空間変化に関する予備知識とに基づいて、収集された前記少なくとも1つのエコー信号に対する前記少なくとも2つの化学種の信号寄与分を分離するステップと、
    d) 前記化学種のうちの少なくとも1つ化学種の前記信号寄与分からMR画像を再構成するステップと、
    を有する方法。
  2. ステップa)にて、少なくとも第1及び第2のエコー信号が生成される、請求項1に記載の方法。
  3. ステップc)における前記信号寄与分の前記分離は、前記主磁場Bの前記空間変化に従った、それぞれのエコー時間にわたっての前記少なくとも2つの化学種の前記信号寄与分の位相変化の予測を伴う、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記それぞれのエコー時間にわたっての前記少なくとも2つの化学種の前記信号寄与分の前記位相変化の前記予測は、前記分離の前にこれらの信号寄与分の位相を復調するために使用される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記主磁場Bの前記空間変化に関する前記予備知識は、前記MR装置の主磁石コイルの設計パラメータから、及び/又はシミングパラメータから取得される、請求項1乃至4の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記主磁場Bの前記空間変化に関する前記予備知識は、磁場プローブによる測定から取得される、請求項1乃至5の何れか一項に記載の方法。
  7. 前記主磁場Bの前記空間変化に関する前記予備知識は、別個のMRスキャンから得られたBマップから取得される、請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の方法を実行するMR装置であって、
    当該MR装置は、検査ボリューム内に均一な定常磁場Bを生成する少なくとも1つの主磁石コイルと、前記検査ボリューム内に異なる空間方向の切換え磁場勾配を生成する複数のグラディエントコイルと、前記検査ボリューム内にRFパルスを生成し且つ/或いは前記検査ボリューム内に位置付けられた患者の体からのMR信号を受信する少なくとも1つのRFコイルと、時間的に相次ぐRFパルス及び切換え磁場勾配を制御する制御ユニットと、受信されたMR信号からMR画像を再構成する再構成ユニットとを含み、
    当該MR装置は、
    a) 当該MR装置の前記検査ボリューム内に配置された身体を、切換え磁場勾配及びRFパルスの撮像シーケンスに晒すことによって、少なくとも1つのエコー信号を生成するステップと、
    b) 前記少なくとも1つのエコー信号を収集するステップと、
    c) 異なるMRスペクトルを有する少なくとも2つの化学種の、収集された前記少なくとも1つのエコー信号に対する信号寄与分を、マルチピークスペクトルモデルと、前記検査ボリューム内の主磁場Bの空間変化に関する予備知識と、に基づいて分離するステップと、
    d) 前記化学種のうちの少なくとも1つ化学種の前記信号寄与分からMR画像を再構成するステップと、
    を実行するように構成される、
    MR装置。
  9. MR装置上で実行されるコンピュータプログラムであって、
    a) 切換え磁場勾配及びRFパルスの撮像シーケンスを生成し、
    b) 少なくとも1つのエコー信号を収集し、
    c) 異なるMRスペクトルを有する少なくとも2つの化学種の、収集された前記少なくとも1つのエコー信号に対する信号寄与分を、マルチピークスペクトルモデルと、MR装置の検査ボリューム内の主磁場Bの空間変化に関する予備知識と、に基づいて分離し、且つ
    d) 前記化学種のうちの少なくとも1つ化学種の前記信号寄与分からMR画像を再構成する、
    ための命令を有するコンピュータプログラム。
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