JP2015503250A - フェムトap内ハンドオフ - Google Patents

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Abstract

複数の通信セルを含む通信ネットワークと、それらの通信セルのうちの少なくとも1つを介して通信ネットワークに接続するようにそれぞれ動作可能な複数のモバイル通信デバイスと、それらの通信セルのうちの少なくとも1つを提供する通信装置とを備える通信システムが開示される。その通信システムは第1の基地局機能及び第2の基地局機能を備え、それぞれ他方の基地局に関する輻輳状態及びアクセス制御情報を収集するように動作可能である。

Description

本発明はモバイル通信ネットワークに、及びその一部に関し、詳細には、限定はしないが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準規格、又はその等価規格若しくは派生規格に従って動作するネットワークに関する。本発明は、限定はしないが、特に、ホーム基地局間のモビリティ手順と、そのような手順中のアクセス制御手順及び/又はメンバーシップ検証の適用とに関する。
3GPP標準規格下では、NodeB(又はロングタームエボリューション(LTE)標準規格では、eNB)は、それを介してモバイルデバイスがコアネットワークに接続する基地局である。そのような基地局は、相対的に大きなエリアをカバーするように設計されており、それらの基地局は、小さなエリアをカバーするように設計された基地局から区別するために「マクロ」基地局と呼ばれることが多い。
3GPP標準規格本文は、短距離3G無線周波数(RF)カバレッジを提供する、いわゆる「ホーム」基地局のための公式アーキテクチャも採用しており、そのための標準規格に関する作業を開始している。ホーム基地局がUMTS(ユニバーサル移動体通信システム)地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)タイプセルを提供するために動作している場合、そのホーム基地局はHNBと呼ばれることがある。ホーム基地局が(ロングタームエボリューション)LTE標準規格に従ってLTE又は進化型UTRAN(E−UTRAN)セルを提供するために動作している場合、そのホーム基地局はHeNBと呼ばれることがある。WiMAXネットワークでも、同様のアーキテクチャが適用されることになる。この場合、ホーム基地局は一般的にフェムトセルと呼ばれる。簡単にするために、本出願は、任意のLTEホーム基地局を指すためにHeNBという用語を使用し、UMTS/UTRANホーム基地局を指すためにHNBという用語を使用し、HNB、HeNB又は他のそのような基地局を指すためにホーム基地局という用語を包括的に使用する。各ホーム基地局は、住宅内、中小企業内、ショッピングモール内等の無線カバレッジ(例えば、3G/4G/WiMAX)を提供し、公衆又は法人ブロードバンドアクセスネットワークを介して(例えば、インターネットへのADSLリンクを介して)、そして3GPP標準規格の場合には、幾つかのホーム基地局からのトラフィックを一般的に統合することになるオプションのホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)を介してコアネットワークに接続することになる。また、ホーム基地局は、適切な住宅用ゲートウェイ(RGW)介してアクセスネットワークに接続することもできる。
ホーム基地局の機能は、いわゆる「フェムトアクセスポイント」(FAP)によって提供されることが多く、「ホーム基地局」及び「フェムトアクセスポイント」という用語は多くの場合に交換可能に用いられる。FAPは、特定の無線アクセス技術(例えば、UTRAN又はE−UTRAN)のセルを運用する単一のホーム基地局の機能を提供するシングルモードFAPを含むことができる。また、FAPは、異なる無線アクセス技術のセル(例えば、UTRANセル及びE−UTRANセル)をそれぞれ実効的に運用する2つ(場合によっては、3つ以上)のホーム基地局の機能を提供するデュアルモード(場合によっては、マルチモード)FAPを含むことができる。
通信ネットワークの1つのセルから別のセルへのモビリティを提供するために、各FAPはネットワークモニターモード(NMM)機能を有し、その機能によって、FAPは、隣接するセルを走査できるようになり、かつ走査中に検出された隣接するセルに関連する、セルID等の情報をFAPにある隣接テーブル又はデータベースに格納できるようになる。
通常、通話を開始するときに、モバイル電話(MT)又は他のモバイル通信デバイス(MCD)のようなユーザー機器(UE)は、ホーム基地局又はマクロ基地局のいずれかに、例えば、その付近にある他の基地局と比べた場合の、その基地局の通話をサポートする能力に基づいて登録する。通話が開始されると、例えば、モバイル通信デバイスの場所の変化、又は元の基地局によって提供されるサービス品質に影響を及ぼす他の要因の変化の結果として、元の基地局がその通話をサポートし続ける相対的な能力が変化することに起因して、「モビリティ」手順を用いて、その通話を別の基地局にリロケートすることが必要になる場合もある。
各ホーム基地局は複数のアクセスモードのうちの1つ、すなわち、ホーム基地局がクローズド加入者グループ(CSG)セルとして動作する「クローズド」モード;ホーム基地局が、同時に非CSGメンバーが(例えば、CSGメンバーを優先的に処理できるように)アクセスを許される、CSGセルとして動作する「ハイブリッド」モード;及びホーム基地局が通常の(非CSG)セルとして動作する「オープン」モードを用いて動作するように構成することができる。
図5を参照すると、図5は通常のハンドオーバー手順のためのタイミング図であり、モバイル通信デバイスを1つの基地局(その例では「ソース」ホーム基地局)から第2の「ターゲット」ホーム基地局にハンドオーバー/リダイレクトするために、モビリティ手順が開始されるとき、ターゲットホーム基地局において、そのモバイル通信デバイスをサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かに関するチェックが行われる。モビリティ手順が開始されるとき、ターゲットホーム基地局のアクセスモードに応じて、アクセス制御及び/又はメンバーシップ検証も実行される場合がある。UMTS/UTRANの場合、アクセス制御及び/又はメンバーシップ検証は、HNB−GW、ターゲットHNB及び/又はコアネットワークによって実行される場合がある。LTE/E−UTRANの場合、アクセス制御及び/又はメンバーシップ検証は、モビリティ管理エンティティ(MME)及び/又はターゲットHeNBによって実行される場合がある。
リソースチェック作業及びアクセス制御/メンバーシップ検証手順は比較的時間を要する可能性があり、それゆえ、通信するためにモバイル通信デバイスを使用できるようになるまで、望ましくないほどの遅延を引き起こす可能性がある。さらに、モバイル通信デバイスをサポートするだけの十分な通信リソースが利用できない場合、及び/又はアクセス制御/メンバーシップ検証が失敗する場合には、そのモビリティ手順は拒否され、失敗指示がソースホーム基地局に返送され、その後、ソースホーム基地局は、そのモバイル通信デバイスの別の基地局(ホーム又はマクロ)へのハンドオーバーを試みなければならない。この結果、更なる遅延及び付加的なエネルギー消費が生じる。
したがって、上記の問題のうちの1つ又は複数を克服するか、少なくとも改善する通信システムが必要とされている。
本発明の1つの態様によれば、通信システムであって、
複数の通信セルを含む通信ネットワークと、前記通信セルのうちの少なくとも1つを介して前記通信ネットワークに接続するようにそれぞれ動作可能な複数のモバイル通信デバイスと、前記通信セルのうちの少なくとも1つを提供する通信装置とを備え、該通信装置は、
モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、該第1の基地局構成要素は、
モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、
(a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
(b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、手段と、
前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段と、
を備える、通信システムが提供される。
本発明の1つ態様によれば、少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置であって、該通信装置は、
モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、前記第1の基地局構成要素は、
モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、
(a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
(b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、手段と、
前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段と、
を備える、少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置が提供される。
前記通信装置は、前記判断する手段による前記判断の結果に応じて、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスの前記通信を別の通信セルに転送するモビリティ手順を開始する手段を更に備えることができる。前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高いと判断されるときに、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスの前記通信を前記第2の通信セルに転送するモビリティ手順を開始するように動作可能とすることができる。前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高くないと判断されるときに、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスの前記通信を前記第2の通信セル以外の通信セルに転送するモビリティ手順を開始するように動作可能とすることができる。前記モビリティ手順開始手段は、転送されることになる前記モバイル通信デバイスに、前記転送のターゲットセルの周波数帯域を規定するメッセージを送信することによって、前記モビリティ手順を開始するように動作可能とすることができる。
前記通信装置は、前記第2のセルによって使用される周波数帯域と、該第2の通信セルに隣接する少なくとも1つの他の通信セルによってそれぞれ使用される各周波数帯域とを比較する手段を更に備えることができる。
前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高くないと判断され、かつ前記比較する手段によって、前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域と異なる、前記少なくとも1つの他の通信セルによって使用される少なくとも1つの周波数帯域が見つけられるときに、前記メッセージを用いてモビリティ手順を開始するように動作可能とすることができ、前記メッセージは前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域と異なる少なくとも1つの周波数帯域である前記ターゲットセルの前記周波数帯域を規定する。
前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高くないと判断され、かつ前記比較する手段によって、前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域と異なる、前記少なくとも1つの他の通信セルによって使用される少なくとも1つの周波数帯域が見つけられないときに、前記モバイル通信デバイスを任意の他の隣接するセルにブラインド転送するモビリティ手順を開始するように動作可能とすることができる。
前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高いと判断されるときに、前記メッセージを用いてモビリティ手順を開始するように動作可能とすることができ、前記メッセージは前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域である前記ターゲットセルの前記周波数帯域を規定する。前記メッセージは、RRC接続解放メッセージのような、無線リソース制御(RRC)メッセージを含むことができる。
前記入手する手段によって得られた前記情報は、前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするのに十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報を含むことができる。前記負荷情報は、前記第2の基地局構成要素に関する輻輳状態を含むことができる。
前記入手する手段によって得られた前記情報は、前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報を含むことができる。前記アクセス制御情報は、アクセスモード及びクローズド加入者グループ識別情報のうちの少なくとも1つを含むことができる。
前記第1の基地局構成要素は、前記第1の通信セルを介して接続されたモバイル通信デバイスに関して、前記第2の基地局構成要素に関連付けられるクローズド加入者グループ内の前記モバイル通信デバイスのメンバーシップ状態を判断する手段を更に備えることができる。
前記メンバーシップ状態判断手段は、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスを前記第2の通信セルに転送しようする少なくとも1つの以前の試みが成功であったか、又は失敗であったかを識別する履歴データからメンバーシップ状態を判断するように動作可能とすることができる。
前記メンバーシップ状態判断手段は、前記情報を要求する更なる通信デバイスにメッセージを送信することによってメンバーシップ状態を判断するように動作可能とすることができる。
通信を転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する前記手段は、前記入手された情報に基づいて、前記第2のセルへの回線交換フォールバック(CSFB)手順を含む通信の転送が成功する可能性が高いか否かを判断するように動作可能とすることができる。
前記通信装置は、前記第2のセルへのCSFBが成功する可能性が高いか否かに関する前記判断に基づいて、前記第2のセルへの前記CSFBを許可するか、又は禁止するモビリティ手順を開始する手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、前記第1の基地局構成要素がネットワークモニターモード(NMM)にある間に、前記CSFB手順において用いるシステム情報を収集する手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、運用管理保守(OAM)インターフェースを介して前記CSFB手順において用いるシステム情報を収集する手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、自己組織化ネットワーク(SON)転送機構を用いて前記CSFB手順において用いるシステム情報を収集する手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、モバイル通信デバイスが、他のセルに優先して、前記第1の基地局構成要素の前記第1の通信セル又は前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルを使用することのユーザー又は事業者プリファレンスを示す手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、前記第1の基地局構成要素がネットワークモニターモード(NMM)にある間に収集された測定値に基づいて、前記CSFB手順のターゲットセルを識別する手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、運用管理保守(OAM)構成に基づいて前記CSFB手順のターゲットセルを識別する手段を更に備えることができる。
前記通信装置は、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる前記第2の通信セルを提供する前記第2の基地局構成要素を更に備えることができる。
前記第2の基地局構成要素は、
モバイル通信デバイスの通信を前記第1の基地局構成要素によって提供される前記第1の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第1の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、
(a)前記第1の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
(b)前記モバイル通信デバイスが前記第1の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む、手段と、
前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第1の基地局構成要素の前記第1の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段と、
を備えることができる。
前記第1の基地局構成要素は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づくホーム基地局(HNB)及びロングタームエボリューション(LTE)に基づくホーム基地局(HeNB)のうちの一方を含むことができる。
前記第2の基地局構成要素は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づくホーム基地局(HNB)及びロングタームエボリューション(LTE)に基づくホーム基地局(HeNB)のうちの一方を含むことができる。
前記第1の通信セルは、ロングタームエボリューション(LTE)に基づく無線アクセス技術及びユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づく無線アクセス技術のうちの少なくとも1つを用いて動作することができる。
前記第2の通信セルは、ロングタームエボリューション(LTE)に基づく無線アクセス技術及びユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づく無線アクセス技術のうちの少なくとも1つを用いて動作することができる。
前記第1の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術は、前記第2の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術とは異なることができる。
前記第1の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術は、前記第2の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術と同じとすることができ、前記第1の通信セルが用いて動作する前記周波数帯域は前記第2の通信セルが用いて動作する前記周波数帯域とは異なることができる。
前記通信装置はフェムトアクセスポイントを備えることができる。
本発明の1つの態様によれば、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法であって、該方法は、前記基地局構成要素が、
モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手することであって、該情報は、
(a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
(b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
のうちの少なくとも1つを含むことと、
前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断することと、
を含む、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法が提供される。
本発明の1つの態様によれば、少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置であって、該通信装置は、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、前記第1の基地局構成要素は、モバイル通信デバイスを第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段と、前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段とを備える、少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置が提供される。
本発明の1つの態様によれば、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法であって、該方法は、前記基地局構成要素が、モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手することと、前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断することとを含む、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法が提供される。
本発明の1つの態様によれば、通信システムであって、
複数の通信セルを含む通信ネットワークと、前記通信セルのうちの少なくとも1つを介して前記通信ネットワークに接続するようにそれぞれ動作可能な複数のモバイル通信デバイスと、上記の態様のいずれかによる通信装置とを備える、通信システムが提供される。
本発明の1つの態様によれば、上記の一態様による通信システムの一部を形成するモバイル通信デバイスが提供される。
本発明の1つの態様によれば、通信装置によって提供される通信セルに接続するように動作可能なモバイル通信デバイスであって、前記通信装置は、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、該第1の基地局構成要素は、モバイル通信デバイスを第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルにハンドオーバーしようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、(a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、(b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報とのうちの少なくとも1つを含む、手段と、前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段とを備える、通信装置によって提供される通信セルに接続するように動作可能なモバイル通信デバイスが提供される。
本発明の態様は、上記で示した、又は特許請求の範囲において記載される態様及び可能な形態において記述されるような方法を実行するようにプログラマブルプロセッサをプログラムするように、及び/又は特許請求の範囲のいずれかの請求項において記載される装置を提供するように適切に構成されたコンピューターをプログラムするように動作可能である、その上に記憶された命令を有するコンピューター可読記憶媒体のようなコンピュータープログラム製品にまで及ぶ。
当業者に効率的に理解してもらうために、本発明は3Gシステム(UMTS、LTE)との関連で詳細に説明されるが、本発明の原理は、必要に応じてシステムの対応する要素を変更して、モバイルデバイス又はユーザー機器(UE)が幾つかの基地局のうちの1つと通信する他のシステム(GSM(登録商標)、CDMA200、WiMAX)にも適用することができる。
本明細書(特許請求の範囲を含む)において開示され、及び/又は図面において示される各特徴は、開示され、及び/又は図示される任意の他の特徴から独立して(又はそれらと組み合わせて)本発明に組み込まれる場合がある。詳細には、限定はしないが、特定の独立請求項に従属する請求項のうちのいずれかの特徴は任意の組み合わせにおいて、又は個々に、その独立請求項に取り込まれる場合がある。
次に、本発明の実施形態を、例として、添付の図面を参照しながら説明する。
モバイル(セルラー)電気通信システムを示す概略図である。 図1の電気通信システムのデュアルモードフェムトアクセスポイント(FAP)の主要構成要素を示すブロック図である。 図1のデュアルモードFAPの動作を示す簡略化されたタイミング図である。 図1のデュアルモードFAPの動作を示す流れ図である。 従来技術による通常のハンドオーバー手順を示す簡略化されたタイミング図である。
(概説)
図1は、モバイル(セルラー)電気通信システム1を概略的に示しており、モバイル電話3−1〜3−6のユーザーは異なる無線アクセス技術(RAT)を用いて動作する異なるアクセスモードを介して他のユーザーと通信することができる。詳細には、モバイル通信デバイス3(又は他のユーザー機器)は、「3G」UMTS(ユニバーサル移動体通信システム)地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)基地局5−1及び関連する無線ネットワークコントローラー(RNC)7;進化型UTRAN(E−UTRAN)基地局5−2;GSM送受信機基地局(BTS)4及びGSM基地局コントローラー(BSC)6を含む「2G」移動通信用グローバルシステム(GSM)基地局5−3;及び/又はCDMA送受信機基地局(BTS)12及びCDMA基地局コントローラー(BSC)10を含む「2G」符号分割多元接続(CDMA)基地局5−4のマクロセルを介してコアネットワーク8と直接接続することができる。
モバイル通信デバイス3は、ユーザーの商用住宅及び自宅9に設けられたそれぞれのフェムトアクセスポイント(FAP)11−1及び11−2のセルを介してコアネットワーク8に接続することもできる。図1において、FAPはシングルモードFAP11−2及びデュアルモードFAP11−1を含む。この実施形態では、シングルモードFAP11−2は、シングルロングタームエボリューション(LTE)/E−UTRANサポートフェムトセルを提供する。デュアルモードFAP11−1は、LTE/E−UTRAN及びUTRANの両方をサポートするデュアルフェムトセルを実効的に提供する。シングルモードFAP11−2は、E−UTRANサポート「ホーム」基地局(HeNB)を備え、一方、デュアルモードFAP11−1は、E−UTRANサポート「ホーム」基地局(HeNB)11−1b、及びUTRANサポート「ホーム」基地局(HNB)11−1aを備える。
電気通信システム1において、LTEに基づく基地局は、モビリティ管理エンティティ(MME)14を備えるLTE制御ノードによってサポートされる。
FAP11はそれぞれ、ADSL又はケーブル接続16−1、16−2のような適切なインターネット接続、アクセスネットワーク15(この実施形態では、ブロードバンドフォーラム、すなわちBBFに準拠するブロードバンドアクセスネットワークを含む)、及び(この実施形態では)それぞれのホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)17−1、17−2を介してコアネットワーク8に接続される。各FAP11は、全てのアップリンク通信がそれぞれのHNB−GW17−1、17−2を介して送信されるように、それぞれのHNB−GW17−1、17−2のIPアドレスをプログラミングされる。各FAP11が複数の異なるモバイル通信デバイス3と通信できることは当業者には理解されよう。ホーム基地局に基づくセルが任意の数だけ存在する場合があること、及び同じHNB−GW17が複数のFAP11のホーム基地局によって共有される場合があることは理解されよう。
電気通信システム1は、マクロセルからFAP11のホーム基地局に基づくセルのうちの1つ(及びその逆)へのモバイル通信デバイス3のリロケーション、1つのFAPのホーム基地局に基づくセルと別のFAPのホーム基地局に基づくセルとの間のリロケーション、及び単一のデュアルモードFAP11−1のホーム基地局に基づくセル間のリロケーションを含む、セル間のモビリティをサポートするように構成される。
図1に示される例では、モバイル電話3−1は、シングルモードFAP(HeNB)11−2を介してコアネットワーク8に接続される。モバイル電話3−2はデュアルモードFAP(HeNB/HNB)11−1を介してコアネットワーク8に接続される。モバイル電話3−3はE−UTRAN基地局5−2を介してコアネットワーク8に接続される。モバイル電話3−4は、UTRAN基地局5−1を介してコアネットワーク8に接続される。モバイル電話3−5はGSM基地局5−3を介してコアネットワーク8に接続される。モバイル電話3−6は、CDMA基地局5−4を介してコアネットワーク8に接続される。
各FAP11は、ネットワークモニターモード(NMM)において動作可能であり、そのモードでは、FAP11は、他の隣接するアクセスポイントによって送信された信号を検出し、隣接するアクセスポイントの識別情報を取り込み、例えば、用いることができる隣接するセルの詳細を隣接テーブルに追加し、モバイル通信デバイス3のセル間ハンドオーバーをサポートすることができる。NMMは、FAP11が最初に設定されるときの自己構成プロセス中に開始され、その後、正確かつ最新の隣接テーブルを維持するために周期的に開始される。NMM走査は、NMMプロセスを実行するFAP11のホーム基地局機能(複数の場合もある)を介して実行される。
有利には、デュアルモードFAP11−1の各ホーム基地局11−1a、11−1bは、デュアルモードFAPの共存するホーム基地局11−1b、11−1aの輻輳状態を表す負荷関連情報を収集し、記憶することができる。また、デュアルモードFAP11−1は、デュアルモードFAPの共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのモバイル通信デバイス3のハンドオーバーの容認可能性に関連する、アクセス制御パラメータ等の情報を収集し、記憶することができる。
モビリティ手順のためのトリガーを検出すると、各ホーム基地局11−1a、11−1bは、収集された情報に基づいて、デュアルモードFAPの共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーが成功する可能性が高いか否かを判断することができる。したがって、各ホーム基地局11−1a、11−1bは有益には、十分な情報を得た上で、この判断に基づいて、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーを試みるか否かに関する決定を下すことができる。したがって、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーが不可能であることは、モビリティ手順の早期に検出され、それにより、不要なシグナリングを回避し、モバイル通信デバイス3がより早く別の基地局にハンドオーバーされるのを確実にする。
(デュアルモードフェムトアクセスポイント)
図2は、図1に示されるデュアルモードフェムトアクセスポイント(FAP)11−1の主要構成要素を示すブロック図である。図示されるように、デュアルモードFAP11−1は送受信機回路201を含み、送受信機回路は、1つ又は複数のアンテナ203を介してモバイル通信デバイス3又は他のユーザー機器に信号を送信し、モバイル通信デバイス3又は他のユーザー機器から信号を受信するように動作可能であり、かつアクセスネットワーク15及びネットワークインターフェース205を介してコアネットワーク8に信号を送信し、コアネットワーク8から信号を受信するように動作可能である。送受信機回路201の動作は、メモリ209内に記憶されるソフトウェアに従ってコントローラー207によって制御される。そのソフトウェアは、数ある中でも、オペレーティングシステム211及びFAP管理モジュール223を含む。また、ソフトウェアは、2つのホーム基地局通信モジュール213、すなわち、HNB通信モジュール213a及びHeNB通信モジュール213bも含む。HNB11が、数ある中でも、FAPに割り当てられたIPアドレス、及び隣接テーブルを記憶するときに、メモリ209はデータストア221も保持する。
FAP管理モジュール223は、デュアルモードFAPの動作を管理し、詳細には、各ホーム基地局11−1a、11−1bの動作を協調させる。
HNB通信モジュール213aはUTRAN/UMTSホーム基地局の通信機能を提供し、それにより、デュアルモードFAP11−1のHNB11−1aを提供する。HeNB通信モジュール213bはE−UTRAN/UMTSホーム基地局の通信機能を提供し、それにより、デュアルモードFAP11−1のHeNB11−1bを提供する。
各ホーム基地局通信モジュール213a、213bは、それぞれのNMMモジュール215a、215bと、モビリティ管理モジュール217a、217bと、アクセス管理モジュール216a、216bと、負荷管理モジュール218a、218bと、データ収集モジュール219a、219bとを備える。
各NMMモジュール215a、215bは、それぞれのネットワークモニターモードにおいてそれぞれのホーム基地局11−1a、11−1bの動作に対処し、デュアルモードFAP11−1の隣接テーブルに追加するために、隣接する通信セル(重なり合うセルを含む)に関連する情報を識別する。各モビリティ管理モジュール217a、217bは、強制ハンドオーバー中のハンドオーバー/リダイレクション手順、回線交換フォールバック、ローミング等のモビリティ手順中に、それぞれのホーム基地局11−1a、11−1bの動作を管理する。各アクセス管理モジュール216a、216bは、それぞれのホーム基地局11−1a、11−1bのためのアクセスモード、クローズド加入者グループ識別情報(CSG ID)及びアクセスモードのようなアクセス制御パラメータを維持管理する。また、各アクセス管理モジュール216a、216bは、アクセス制御自体、メンバーシップ検証、CSD IDの妥当性確認等のような、アクセス制御に関連する手順中にそれぞれのホーム基地局11−1a、11−1bの動作を管理する。各負荷管理モジュール218a、218bは、それぞれのホーム基地局11−1a、11−1bの動作を管理して、その輻輳状態を監視するとともに、ホーム基地局の過剰輻輳セルに登録しようとする試みを拒否する等の輻輳回避/低減措置を講じる。
各ホーム基地局通信モジュール213a、213bのそれぞれのデータ収集モジュール219a、219bは、例えば、共存するホーム基地局11−1b、11−1aの輻輳状態、アクセスモード及びクローズド加入者グループ識別情報を含む、共存するホーム基地局11−1b、11−1aからのデータを収集するように動作可能である。具体的には、HNB通信モジュール213aのデータ収集モジュール219aは、HeNB11−1aに関連付けられるデータを収集し、HeNB通信モジュール213bのデータ収集モジュール219bはHNB11−1aに関連付けられるデータを収集する。したがって、収集されたデータは、一方のホーム基地局11−1aから他方の共存するホーム基地局11−1bにモバイル通信デバイス3をハンドオーバーしようとする成功しない試みを回避するために、ハンドオーバー/リダイレクション手順中に使用するために利用可能である。
(動作)
ここで、デュアルモードFAP11−1の動作が、一例にすぎないが、図4及び図5を参照しながら説明される。
強制ハンドオーバー
図3は、デュアルモードFAPによって実行される通常のハンドオーバー手順のための簡略化されたタイミング図である。図3は、いわゆる「強制」ハンドオーバー手順中の動作を示しており、そのハンドオーバーは、現在の通信セルが、特定の接続されたモバイル通信デバイス3のための進行中の通信をもはやサポートできない(例えば、要求されるサービス品質(QoS)を維持できないため)ときにトリガーされる。
図3において見られるように、ハンドオーバー手順がトリガーされる前に、S31において、デュアルモードFAP11−1の各ホーム基地局11−1a、11−1bは、共存するホーム基地局11−1b、11−1aに関連付けられるアクセス制御情報(例えば、CSD ID及び/又はアクセスモード)と、負荷情報(例えば、輻輳状態)とを収集する。したがって、S32において、1つのホーム基地局11−1a、11−1b(「ソース」と呼ばれる)においてハンドオーバーがトリガーされるとき、共存するホーム基地局11−1b、11−1a(「ターゲット」と呼ばれる)へのハンドオーバーを試みるモビリティ手順を直ちに開始するのではなく、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは最初に、S33において、S32において収集されたアクセス制御及び負荷情報に基づいて、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーが成功する可能性が高いか否かを判断する。ソースホーム基地局11−1a、11−1bによって行われる判断は、例えば、以下の表1において表されるように、自らのアクセスモード、CSG ID及び/又は接続されるモバイル通信デバイス3のためのメンバーシップ状態に関するホーム基地局の知識に基づくこともできる。
Figure 2015503250
Figure 2015503250
Figure 2015503250
Figure 2015503250
したがって、上記の表において設定されるように、例えば、共存するホーム基地局のアクセスモードが「オープン」アクセスモード又は「ハイブリッド」アクセスモードであり、かつ収集された輻輳状態から、共存するホーム基地局3が輻輳していないように見える場合には、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは、S33において、ハンドオーバーが成功する可能性が高いと判断する。共存するホーム基地局3が輻輳していないように見え、共存するホーム基地局3のアクセスモードが「クローズド」であり、かつモバイル通信デバイス3が共存するホーム基地局11−1a、11−1bのために収集されたCSG IDによって表されるクローズド加入者グループのメンバーである場合には、ソースホーム基地局11−1a、11−1bはまた、S33において、ハンドオーバーが成功する可能性が高いと判断する。一方、共存するホーム基地局3が輻輳していないように見える場合には、又は共存するホーム基地局3のアクセスモードが「クローズド」であり、かつモバイル通信デバイス3が共存するホーム基地局11−1a、11−1bのクローズド加入者グループのメンバーでない場合には、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは、S33において、ハンドオーバーが成功する可能性が低いと判断する。共存するホーム基地局3が輻輳しているように見える場合には、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは、S33において、ハンドオーバーが成功する可能性が低いと判断する。
S33において、ソースホーム基地局11−1a、11−1bが、ハンドオーバーが成功する可能性が低いと判断する場合には、モバイル通信デバイス3を共存するホーム基地局11−1b、11−1aにハンドオーバーする試みは行われない。代わりに、可能である場合には、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのセル以外のセルへのハンドオーバーが行われるのを確実にしようと試みる(この状況は図3には示されない)。
図3に示されるタイミング図は、ソースホーム基地局11−1a、11−1bが、S33において、ハンドオーバーが成功する可能性が高いと判断する状況の場合に続いており、S34において、モバイル通信デバイスを共存するホーム基地局11−1b、11−1aにハンドオーバーするモビリティ手順を開始する。
したがって、S35−1において、共存するホーム基地局11−1b、11−1aが、そのリソース利用可能性をチェックし、適切な場合には、そのアクセスモードに基づいて任意のアクセス制御関連手順(メンバーシップ検証/CSG ID妥当性確認)を実行するとき、そのハンドオーバーは、ソースホーム基地局11−1a、11−1bがハンドオーバーの試みを自己判断で開始した場合よりも、許可される可能性が高くなる。同様に、S35−2において、MME14又はHNB−GW15が、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのために任意のアクセス制御関連手順を実行するとき、アクセス制御が成功する可能性が高い。
S36において、ハンドオーバーに成功して完了する。
RRC接続解放メッセージを使用するリダイレクション
モバイル通信デバイス3のハンドオーバーは、無線リソース制御(RRC)接続解放メッセージ又はそれと同等のメッセージ(例えば、詳細には3GPP TS 25.331のセクション10.2.37において定義されるようなメッセージ)を含むRRCメッセージを用いて接続を解放することによって、ホーム基地局によって開始される場合がある。RRC接続解放メッセージは、いわゆる、「リダイレクション情報(redirection info)」情報要素を含み、その情報要素は、モバイル通信デバイス3がハンドオーバーすることができる潜在的なターゲットセルに関する周波数帯域情報を含み、HeNBに基づくセルのための物理セル識別情報を含むことができるターゲットE−UTRAシステムのためのE−UTRAターゲット情報(Target Info)を含む場合があるが、モバイル通信デバイス3が特定の個々にセルにハンドオーバーするのを確実にする詳細なセルレベル情報を含まない。
図4は、ハンドオーバーが一方のホーム基地局11−1a、11−1bのセルから別のホーム基地局のセルへの、RRC接続解放によって開始されるリダイレクションの一部として実行される場合に、デュアルモードFAPによって実行される別のハンドオーバー手順のための簡略化されたタイミング図である。その手順は、限定はしないが、セル識別IDを入手できない場合のHeNB11−1bからHNB11−1aへのリダイレクションに特に関連している。
図4に見られるように、ハンドオーバープロセス前にデュアルモードFAP11−1がトリガーされるとき、デュアルモードFAP11−1の各ホーム基地局11−1a、11−1bは、S41において、共存するホーム基地局11−1b、11−1aに関連付けられるアクセス制御情報(例えば、CSG ID及び/又はアクセスモード)及び負荷情報(例えば、輻輳状態)を収集する。したがって、S42において、ホーム基地局11−1a、11−1bのうちの一方においてリダイレクションがトリガーされるとき、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーを試みるモビリティ手順を直ちに開始するのではなく、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは最初に、S43−1において、S42において収集されたアクセス制御及び負荷情報に基づいて、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーが可能であると見なされるか否かを判断する。
ソースホーム基地局11−1a、11−1bが、S43−1において、ハンドオーバーが成功する可能性が高いと判断する場合には、可能なら、モバイル通信デバイス3を共存するホーム基地局11−1b、11−1aに直接ハンドオーバーしようとする試みが行われる。具体的には、S43−2において、ソースホーム基地局11−1a、11−1bが他の隣接するセルの周波数帯域と、共存するホーム基地局11−1b、11−1aの周波数帯域とを比較する。全ての隣接セルが共存するホーム基地局11−1b、11−1aと異なる周波数帯域において動作する場合には、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのセルのための周波数帯域情報が「リダイレクション情報」情報要素に追加されたRRC接続解放メッセージを用いて、S44においてハンドオーバーが開始される。一方、他の隣接するセルのいずれかが共存するホーム基地局11−1b、11−1aと同じ周波数帯域において動作している場合には、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのセルを含む場合がある隣接するセルへのブラインドハンドオーバーを試みるために、RRC接続解放メッセージを用いて、S47−1においてブラインドハンドオーバー手順が開始される。
したがって、S45−1において(又は適用可能なら、S45−2において)、共存するホーム基地局11−1b、11−1aが、そのリソース利用可能性をチェックし、(適切な場合には)メンバーシップ検証/CSG ID妥当性確認のような任意のアクセス制御関連手順を実行するとき、そのハンドオーバーは、ソースホーム基地局11−1a、11−1bがハンドオーバーの試みを自己判断で開始した場合よりも、許可される可能性が高くなる。当業者が理解するように、その代わりに/それに加えて、MME14、HNB−GW15及び/又はコアネットワークが、S45−1又はS45−2において、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのための任意のアクセス制御関連手順を実行することもできる。
ソースホーム基地局11−1a、11−1bが、S43−1において、そのハンドオーバーが成功する可能性が低いと判断する場合には、モバイル通信デバイス3を共存するホーム基地局11−1b、11−1aに具体的にハンドオーバーする試みは行われない。代わりに、可能なら、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのセル以外のセルへのハンドオーバーが行われるのを確実しようと試みる。具体的には、S43−3において、ソースホーム基地局11−1a、11−1bは、他の隣接するセルの周波数帯域と、共存するホーム基地局11−1b、11−1aの周波数帯域とを比較する。少なくとも1つの隣接セルが共存するホーム基地局11−1b、11−1aと異なる周波数帯域において動作している場合には、共存するホーム基地局11−1b、11−1aと異なる周波数帯域において動作している隣接セルのための周波数帯域情報が「リダイレクション情報」情報要素に追加されたRRC接続解放メッセージを用いて、S48においてハンドオーバーが開始される。一方、他の隣接する全てのセルが共存するホーム基地局11−1b、11−1aと同じ周波数帯域において動作している場合には、隣接するマクロセルへのブラインドハンドオーバーを試みるために、RRC接続解放メッセージを用いて、S47においてブラインドハンドオーバー手順が開始される。
図3に示されるタイミング図は、ソースホーム基地局11−1a、11−1bが、S33において、ハンドオーバーが成功する可能性が高いと判断する状況の場合に続いており、S34において、モバイル通信デバイスを共存するホーム基地局11−1b、11−1aにハンドオーバーするモビリティ手順を開始する。
その後、ハンドオーバーは、S46において完了する。
回線交換フォールバック手順
UMTSに基づく技術は、いわゆる、パケット交換(PS)サービス及び回線交換(CS)サービスをサポートするのに対して、LTE技術は、パケットに基づくサービスのみをサポートすることは理解されよう。したがって、3GPP標準規格は、いわゆる、回線交換フォールバック(CSFB)手順を提供し、その手順によれば、LTE基地局を介して接続され、かつCSに基づくサービスを要求するモバイル通信デバイス3が、要求されたサービスを提供するために、CSをサポートする別の基地局に「フォールバック」できるようになる。それゆえ、CSFB手順によれば、モバイル通信デバイス3がHeNBのようなLTEに基づく基地局によってサービングされているときであっても、LTEがCSインフラストラクチャーを再利用できるようにすることによって、音声及び従来のCSドメインサービス(例えば、CS無制限デジタル情報(UDI)ビデオ、ショートメッセージサービス(SMS)、ロケーションサービス(LCS)及び非構造付加サービスデータ(USSD))を提供できるようになる。当業者は理解するように、モバイル通信デバイス3がE−UTRANからUTRANにフォールバックできるようにするための通常のCSFB手順は3GPP TS23.272において見いだすことができる。
デュアルモードFAP11−1はCSFBをサポートし、それゆえ、デュアルモードFAPのHeNB11−1bに接続されるCSFB対応モバイル通信デバイス3が、CSFBを用いて、HNB11−1aを介してCSドメインに接続するのに成功できるようにする。HeNB11−1bは幾つかの異なる方法においてCSFBを実行するように動作可能である。
1つの方法では、HeNB11−1bに接続されるCSFB対応モバイル通信デバイス3がCSFBを必要とする拡張サービスを要求するとき、HeNB11−1bは最初に、3GPP TS23.272において記載される適切なS1アプリケーション(S1−AP)シグナリング(例えば、CSFB手順が優先処理を必要とする場合に確立する)を用いてCSFB要求に応えようと試みるために、MME14と協調する。その後、HeNB11−1bは、図4を参照して上記で説明されたようなリダイレクション制御情報を含むRRC接続解放メッセージを用いて、HeNB11−1bとの接続の解放を開始することによって、要求を出したモバイル通信デバイス3のハンドオーバーを開始する。
他の方法では、例えば、回線交換フォールバック(CSFB)手順は、リダイレクションプロセスを用いるモバイル通信のリダイレクションを含む場合があり、そのプロセスは、HNBのためのUMTSシステム情報を必要とする場合があるか(リリース9デバイスの場合)、又はHNBのためのUMTSシステム情報を必要としない場合がある(リリース8デバイスの場合)。
リダイレクションはHNB11−1aのセルのようなCSサービスをサポートする基地局のセルに限られることになるが、モバイル通信デバイス3をCSサービスサポート基地局にリダイレクトする手順は、その後、図3又は図4に示され、図3又は図4を参照しながら説明されたのと同じようにして行われる。したがって、輻輳状態及びアクセス制御/CSGメンバーシップ状態に関連する収集された情報が、デュアルモードFAPの共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーが成功する可能性が高いことを指示する場合にのみ、HNB11−1aにフォールバックしようとする試みが行われる。
したがって、HNBへのCSFBは、HNBの負荷状態に基づいて禁止又は選択される場合がある。
それゆえ、有利には、HNB11−1aにフォールバックできないことは、CSFB手順において早期に検出され、それにより、不要なシグナリングを回避し、かつモバイル通信デバイス3がCSサービスをサポートする別の基地局に、より早くフォールバックするのを確実にする。
さらに、HeNBは有利には、付近にあるUMTSセルごとの信号強度を特定するために、NMM手順を使用する。したがって、HeNBは、モバイル通信デバイス3からの測定報告を必要とすることなく、CSFBのためのUMTSセルを選択することができる。それゆえ、有利には、RRCシグナリングを必要とすることなく、ターゲットセルを識別することができる。
さらに、モバイル通信デバイス3ができる限りHeNB11−1b又はHNB11−1aにキャンプオンすることの(例えば、隣接するセルを用いて通信することに関連付けられるコストを最小限に抑えるために)、事業者又はエンドユーザープリファレンスを示す事業者構成可能フラグが、デュアルモードFAP11において有益に設けられる。CSFBの場合、そのフラグが、モバイル通信デバイス3ができる限りHeNB11−1b又はHNB11−1aにキャンプオンすべきであることを示すように設定されるとき(例えば、そのフラグは、オン、又は「1」、又は真に設定される)、HeNBはHNB11−1aの輻輳状態を無視して、CSFB中にHNBに優先的にフォールバックする。
システム情報を必要とするCSFB中に、HeNB11−1bは有利には、NMM測定から、デュアルモードFAP11−1内の内部の運用管理保守(OAM)インターフェースを介して、及び/又は外部の自己組織化ネットワーク(SON)転送機構を用いて、ターゲット(例えば、HNB11−1aの)UMTSセルに関するシステム情報を収集することできる。
有益には、内部のOAMに基づく転送機構、外部のSONに基づく転送機構を用いて、又はNMMにおいて行われる測定から、共存するホーム基地局機能から得られることになるHNBのためのUMTSシステム情報を与えることによって、HeNB11−1bが、HNBへのリダイレクションを介して回線交換フォールバック(CSFB)手順を実行する必要がある場合でも、HeNBは、コアネットワーク8を介して、大量のシグナリングを用いる現在の無線アクセスネットワーク(RAN)情報管理(RIM)手順を用いてこのシステム情報を検索する必要はない。したがって、コアネットワーク8に向かうトラフィックを削減することができる。
アクセス制御
ホーム基地局11−1a、11−1bのためのアクセス管理は、ホーム基地局11−1a、11−1bのためのアクセス管理パラメータと、ホーム基地局11−1a、11−1bのためのCSG加入リスト/アクセス制御リストとに基づいて実行される。アクセス管理パラメータは、クローズド加入者グループ識別(CSG ID)及びアクセスモード(オープン、ハイブリッド又はクローズド)を含み、ブロードバンドフォーラムの技術報告TR−069に従って自動構成サーバ(ACS)によって与えられる。CSG加入/アクセス制御リストは、ホーム加入者サーバ(HSS)又はホームロケーションレジスタ(HLR)から入手可能である。UMTSに基づくホーム基地局11−1aの場合、CSG加入/アクセス制御リストは、HNB11−1a及び/又はHNB−GW17において入手可能にされる場合もある。
アクセスモードが「オープン」である場合には、アクセス管理は不要であり、したがって、十分なリソースが利用可能である限り、ホーム基地局へのハンドオーバーは一般的に許されることになる。
アクセスモードが「クローズド」である場合には、アクセス制御が必要とされる。HeNB11−1bの場合、HeNB11−bのためのコアアクセス制御手順がMME14によって実行され、CSG ID妥当性確認がHeNB11−bによって実行される。HNB11−aのためにアクセス制御が必要とされる場合、HNB11−aのためのアクセス制御手順は、HNB11−a、HNB−GW17及び/又はコアネットワーク8のノードによって実行される場合がある。
アクセスモードが「ハイブリッド」である場合には、メンバーシップ検証が必要とされる。HeNB11−bの場合、HeNB11−bのためのメンバーシップ検証手順はMME14によって実行され、CSG ID妥当性確認がHeNB11−bによって実行される。HNB11−aのためのメンバーシップ検証が必要とされる場合には、HNB11−aのためのメンバーシップ検証は、HNB11−a、HNB−GW17及び/又はコアネットワーク8のノードによって実行される場合がある。
モビリティ手順中にアクセス管理(アクセス制御及び/又はメンバーシップ検証を含む)が実行されることに加えて、モバイル通信デバイス3がホーム基地局のセルへの初期アクセスを試みるときにも、アクセス管理が実行される。
HNB11−1a及びHeNB11−1bのためのアクセス管理パラメータは、FAP11−1が構成されるときに、ACSによって、デュアルモードFAP11−1に与えられる。それゆえ、各ホーム基地局11−1a、11−1bは、構成プロセス中に、共存するホーム基地局11−1b、11−1aのためのアクセス管理パラメータを収集することができ、それゆえ、アクセス管理パラメータは、デュアルモードFAP11−1の1つのセルから他のセルへの任意のイントラデュアルモードFAPモビリティ手順中に使用するために利用可能である。
この実施形態では、モバイル通信デバイス3がホーム基地局11−1a、11−1bに接続するとき、CSG加入/アクセス制御リストのリポジトリに問い合わせを送信することによって、共存するホーム基地局11−1b、11−1aに関する各ホーム基地局11−1a、11−1bによるモバイル通信デバイス3の加入状態が導出される。その問い合わせは、モバイル通信デバイス3の識別情報(例えば、共存するホーム基地局11−1b、11−1aの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)及びCSG ID(及びオプションでアクセスモード)を含む。したがって、問い合わせに応答して、CSG加入/アクセス制御リストのリポジトリは、識別されたモバイル通信デバイス3のメンバーシップ状態に関する情報を返す。
この実施形態では、モバイル通信デバイス3ごとのメンバーシップ状態に関する情報は、各ホーム基地局11−1a、11−1bによって、テーブル内に維持管理される(例えば、以下の表2に示される)。
Figure 2015503250
したがって、各モバイル通信デバイス3のメンバーシップ状態は、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのハンドオーバーが成功する可能性が高いか否かに関する決定においてホーム基地局11−1a、11−1bによって使用するために容易に入手可能である。
変更形態及び代替形態
上記で詳細な実施形態が説明された。当業者であれば理解するように、上記の実施形態に対し、該実施形態において具現化される本発明から依然として利益を受けながら、複数の変更及び代替を行うことができる。
上記の実施形態では、移動電話ベースの通信システムが説明された。当業者であれば理解するように、本出願において記載されるシグナリング技法を他の通信システムに用いることができる。他の通信ノード又は通信デバイスは、例えば、個人用携帯情報端末、ラップトップコンピューター、ウェブブラウザー等のようなユーザーデバイスを含むことができる。
上述した実施形態において、FAPはそれぞれ送受信機回路部を備える。通常、この回路部は、専用ハードウェア回路によって形成される。しかしながら、幾つかの実施形態では、送受信機回路部の一部を対応するコントローラーによって実行されるソフトウェアとして実装することができる。
上記の実施形態では、複数のソフトウェアモジュールが説明された。当業者であれば理解するように、それらのソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形式でもコンパイルされていない形式でも提供することができ、コンピューターネットワークを介した信号として又は記録媒体上で、FAPに供給することができる。さらに、このソフトウェアの一部又は全てによって実行される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を用いて実行することができる。しかしながら、ソフトウェアモジュールの使用によって、及びFAPの他の機能の更新が容易になるため、ソフトウェアモジュールの使用が好ましい。
デュアルモードFAP11−1が、LTE/E−UTRAN及びUTRANをサポートするデュアルフェムトセルを実効的に提供するものとして説明されるが、デュアルモードFAP11−1は、一方がLTE/E−UTRANをサポートし、他方がUTRANをサポートする2つの別個のシングルフェムトセルを提供すると考えることもできる。
図1の例におけるFAP11はブロードバンドアクセスネットワーク15に直接結合されるが、FAP11は、住宅用ゲートウェイを介してアクセスネットワーク15に結合される場合もある。住宅用ゲートウェイは、ADSL又はケーブル接続16のような適切なインターネット接続を介してブロードバンドアクセスネットワーク15に接続することができ、FAP11のH(e)NBは、電源投入時に、プリプログラミングされたセキュリティゲートウェイに最初に接続するように、コアネットワーク8内のセキュリティゲートウェイ(図示せず)のIPアドレスをプログラミングされる場合がある。
上記において、理解するのを容易にするために、デュアルモードFAPは複数の個別のモジュールを有するものとして説明される。これらのモジュールは、或る特定の応用形態の場合、例えば、既存のシステムを変更して本発明を実施した場合、このようにして設けることができるが、他の応用形態、例えば、当初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムでは、これらのモジュールはオペレーティングシステム又はコードの中に組み込むことができるので、これらのモジュールは個別のエンティティとして識別できない場合がある。
例えば、デュアルFAPは、HNB及びHeNBの両方の機能を実施するための単一の集積ベースバンドチップセットを有するFAPアーキテクチャにおいて実現することができる。デュアルFAPは、HNB及びHeNBをそれぞれ提供するための別々のベースバンドチップセットを有するFAPアーキテクチャにおいて実現することもできる。
当業者に効率的に理解してもらうために、本発明は2つのホーム基地局(HNB及びHeNB)の機能を含むデュアルFAPとの関連において詳細に説明されてきたが、本発明の原理は、必要に応じてシステムの対応する要素を変更して、3つ以上のホーム基地局の機能を含むマルチモードFAPに適用することができる。
さらに、LTE無線アクセス技術に基づくホーム基地局(HeNB)及びUMTS無線アクセス技術に基づくホーム基地局(HNB)を有するデュアルモードFAPが説明されたが、その代わりに、又はそれに加えて、FAPは、任意の適切な無線アクセス技術及び/又は周波数帯域を用いて動作するホーム基地局機能を有することができる。例えば、マルチモードFAP(デュアルモードFAP等)は、それぞれ同じ無線アクセス技術を用いるが、異なる周波数帯域を用いて動作する複数のホーム基地局機能を有することができる。
無線アクセス技術(RAT)という用語は、種々の通信方法、通信プロトコル、信号符号化/復号化、及び/又はその無線アクセス技術を用いて動作する特定の通信セルを介して或る通信セルに接続するために必要とされる類似の技法をまとめて指すために、当業者によって容易に理解される技術用語であることは理解されよう。上記のように、同じRATを用いて動作するセルは、それでも、異なる周波数帯域を用いて動作する場合がある。
本発明の利点は、デュアルモード(又はマルチモード)FAPに特に当てはまるが、本発明の態様は、シングルモードFAP又はマクロ基地局において適用することもでき、その場合、隣接するセルの輻輳状態及びアクセス制御/CGIメンバーシップに関連する情報は、モビリティ手順が開始される前にソース基地局によって入手され、ハンドオーバーターゲットに関する決定は、収集された情報に基づく場合がある。
各ホーム基地局11−1a、11−1bはCSG加入者/アクセス制御リストのリポジトリに問い合わせを送信することによってアクセス管理パラメータを収集できるものとして説明されてきたが、各ホーム基地局11−1a、11−1bは、共存するホーム基地局11−1b、11−1aへのモバイル通信デバイスのハンドオーバー成功又は失敗に関する過去の履歴データに基づいて、暗黙的にアクセス管理パラメータを導出できる場合がある。
種々の他の変更は当業者には明らかであり、ここでは、これ以上詳しくは説明しない。
本出願は、2011年12月6日に出願された英国特許出願第1120956.6号を基礎としており、この英国特許出願の優先権の利益を主張する。この英国特許出願の開示は、引用することによりその全体が本明細書の一部をなす。

Claims (42)

  1. 通信システムであって、
    複数の通信セルを含む通信ネットワークと、前記通信セルのうちの少なくとも1つを介して前記通信ネットワークに接続するようにそれぞれ動作可能な複数のモバイル通信デバイスと、前記通信セルのうちの少なくとも1つを提供する通信装置とを備え、該通信装置は、
    モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、該第1の基地局構成要素は、
    モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、
    (a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
    (b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
    のうちの少なくとも1つを含む、手段と、
    前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段と、
    を備える、通信システム。
  2. 少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置であって、該通信装置は、
    モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、前記第1の基地局構成要素は、
    モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、
    (a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
    (b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
    のうちの少なくとも1つを含む、手段と、
    前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段と、
    を備える、少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置。
  3. 前記判断する手段による前記判断の結果に応じて、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスの前記通信を別の通信セルに転送するモビリティ手順を開始する手段を更に備える、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高いと判断されるときに、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスの前記通信を前記第2の通信セルに転送するモビリティ手順を開始するように動作可能である、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高くないと判断されるときに、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスの前記通信を前記第2の通信セル以外の通信セルに転送するモビリティ手順を開始するように動作可能である、請求項3又は4に記載の通信装置。
  6. 前記モビリティ手順開始手段は、転送されることになる前記モバイル通信デバイスに、前記転送のターゲットセルの周波数帯域を規定するメッセージを送信することによって、前記モビリティ手順を開始するように動作可能である、請求項3〜5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記第2のセルによって使用される周波数帯域と、該第2の通信セルに隣接する少なくとも1つの他の通信セルによってそれぞれ使用される各周波数帯域とを比較する手段を更に備える、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高くないと判断され、かつ前記比較する手段によって、前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域と異なる、前記少なくとも1つの他の通信セルによって使用される少なくとも1つの周波数帯域が見つけられるときに、前記メッセージを用いてモビリティ手順を開始するように動作可能であり、前記メッセージは前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域と異なる少なくとも1つの周波数帯域である前記ターゲットセルの前記周波数帯域を規定する、請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高くないと判断され、かつ前記比較する手段によって、前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域と異なる、前記少なくとも1つの他の通信セルによって使用される周波数帯域が見つけられないときに、前記モバイル通信デバイスを任意の他の隣接するセルにブラインド転送するモビリティ手順を開始するように動作可能である、請求項7又は8に記載の通信装置。
  10. 前記モビリティ手順開始手段は、前記転送の試みが成功する可能性が高いと判断されるときに、前記メッセージを用いてモビリティ手順を開始するように動作可能であり、前記メッセージは前記第2のセルによって使用される前記周波数帯域である前記ターゲットセルの前記周波数帯域を規定する、請求項6〜9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記メッセージは、RRC接続解放メッセージのような、無線リソース制御(RRC)メッセージを含む、請求項6〜10のいずれか一項に記載の通信装置。
  12. 前記入手する手段によって得られた前記情報は、前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするのに十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報を含む、請求項2〜11のいずれか一項に記載の通信装置。
  13. 前記負荷情報は、前記第2の基地局構成要素に関する輻輳状態を含む、請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記入手する手段によって得られた前記情報は、前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報を含む、請求項2〜13のいずれか一項に記載の通信装置。
  15. 前記アクセス制御情報は、アクセスモード及びクローズド加入者グループ識別情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の通信装置。
  16. 前記第1の基地局構成要素は、前記第1の通信セルを介して接続されたモバイル通信デバイスに関して、前記第2の基地局構成要素に関連付けられるクローズド加入者グループ内の前記モバイル通信デバイスのメンバーシップ状態を判断する手段を更に備える、請求項14又は15に記載の通信装置。
  17. 前記メンバーシップ状態判断手段は、前記第1の通信セルを介して接続された前記モバイル通信デバイスを前記第2の通信セルに転送しようする少なくとも1つの以前の試みが成功であったか、又は失敗であったかを識別する履歴データからメンバーシップ状態を判断するように動作可能である、請求項16に記載の通信装置。
  18. 前記メンバーシップ状態判断手段は、前記情報を要求する更なる通信デバイスにメッセージを送信することによってメンバーシップ状態を判断するように動作可能である、請求項16に記載の通信装置。
  19. 通信を転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する前記手段は、前記入手された情報に基づいて、前記第2のセルへの回線交換フォールバック(CSFB)手順を含む通信の転送が成功する可能性が高いか否かを判断するように動作可能である、請求項2〜18のいずれか一項に記載の通信装置。
  20. 前記第2のセルへのCSFBが成功する可能性が高いか否かに関する前記判断に基づいて、前記第2のセルへの前記CSFBを許可するか又は禁止するモビリティ手順を開始する手段を更に備える、請求項19に記載の通信装置。
  21. 前記第1の基地局構成要素がネットワークモニターモード(NMM)にある間に、前記CSFB手順において用いるシステム情報を収集する手段を更に備える、請求項19又は20に記載の通信装置。
  22. 運用管理保守(OAM)インターフェースを介して前記CSFB手順において用いるシステム情報を収集する手段を更に備える、請求項19又は20に記載の通信装置。
  23. 自己組織化ネットワーク(SON)転送機構を用いて前記CSFB手順において用いるシステム情報を収集する手段を更に備える、請求項19又は20に記載の通信装置。
  24. モバイル通信デバイスが、他のセルに優先して、前記第1の基地局構成要素の前記第1の通信セル又は前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルを使用することのユーザー又は事業者プリファレンスを示す手段を更に備える、請求項19〜21のいずれか一項に記載の通信装置。
  25. 前記第1の基地局構成要素がネットワークモニターモード(NMM)にある間に収集された測定値に基づいて、前記CSFB手順のターゲットセルを識別する手段を更に備える、請求項19〜21のいずれか一項に記載の通信装置。
  26. 運用管理保守(OAM)構成に基づいて前記CSFB手順のターゲットセルを識別する手段を更に備える、請求項19〜21のいずれか一項に記載の通信装置。
  27. モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる前記第2の通信セルを提供する前記第2の基地局構成要素を更に備える、請求項2〜26のいずれか一項に記載の通信装置。
  28. 前記第2の基地局構成要素は、
    モバイル通信デバイスの通信を前記第1の基地局構成要素によって提供される前記第1の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第1の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、
    (a)前記第1の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
    (b)前記モバイル通信デバイスが前記第1の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
    のうちの少なくとも1つを含む、手段と、
    前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第1の基地局構成要素の前記第1の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段と、
    を備える、請求項27に記載の通信装置。
  29. 前記第1の基地局構成要素は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づくホーム基地局(HNB)及びロングタームエボリューション(LTE)に基づくホーム基地局(HeNB)のうちの一方を含む、請求項2〜28のいずれか一項に記載の通信装置。
  30. 前記第2の基地局構成要素は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づくホーム基地局(HNB)及びロングタームエボリューション(LTE)に基づくホーム基地局(HeNB)のうちの一方を含む、請求項2〜29のいずれか一項に記載の通信装置。
  31. 前記第1の通信セルは、ロングタームエボリューション(LTE)に基づく無線アクセス技術及びユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づく無線アクセス技術のうちの少なくとも1つを用いて動作する、請求項2〜30のいずれか一項に記載の通信装置。
  32. 前記第2の通信セルは、ロングタームエボリューション(LTE)に基づく無線アクセス技術及びユニバーサル移動体通信システム(UMTS)に基づく無線アクセス技術のうちの少なくとも1つを用いて動作する、請求項2〜31のいずれか一項に記載の通信装置。
  33. 前記第1の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術は、前記第2の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術とは異なる、請求項2〜32のいずれか一項に記載の通信装置。
  34. 前記第1の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術は、前記第2の通信セルが用いて動作する前記無線アクセス技術と同じであり、前記第1の通信セルが用いて動作する前記周波数帯域は前記第2の通信セルが用いて動作する前記周波数帯域とは異なる、請求項2〜32のいずれか一項に記載の通信装置。
  35. フェムトアクセスポイントを備える、請求項2〜34のいずれか一項に記載の通信装置。
  36. モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法であって、該方法は、前記基地局構成要素が、
    モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手することであって、該情報は、
    (a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、
    (b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報と、
    のうちの少なくとも1つを含むことと、
    前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断することと、
    を含む、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法。
  37. 少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置であって、該通信装置は、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、前記第1の基地局構成要素は、モバイル通信デバイスを第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段と、前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段とを備える、少なくとも1つの通信セルを提供する通信装置。
  38. モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法であって、該方法は、前記基地局構成要素が、モバイル通信デバイスの通信を第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルに転送しようする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手することと、前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断することとを含む、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備える通信装置によって実行される方法。
  39. 通信システムであって、
    複数の通信セルを含む通信ネットワークと、前記通信セルのうちの少なくとも1つを介して前記通信ネットワークに接続するようにそれぞれ動作可能な複数のモバイル通信デバイスと、請求項2〜35又は37のいずれか一項に記載の通信装置とを備える、通信システム。
  40. 前記セルのうちの少なくとも1つを介して前記通信システムの前記通信ネットワークに接続する手段を備える、請求項1又は39に記載の通信システムの一部を形成するモバイル通信デバイス。
  41. 通信装置によって提供される通信セルに接続するように動作可能なモバイル通信デバイスであって、前記通信装置は、モバイル通信デバイスがそれを介して通信ネットワークに接続することができる第1の通信セルを提供する第1の基地局構成要素を備え、該第1の基地局構成要素は、モバイル通信デバイスを第2の基地局構成要素によって提供される第2の通信セルにハンドオーバーしようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する際に用いるように、前記第2の基地局構成要素に関連付けられる情報を入手する手段であって、該情報は、(a)前記第2の基地局構成要素において、前記モバイル通信デバイスによる通信をサポートするだけの十分なリソースが利用可能であるか否かを判断する際に用いる負荷情報と、(b)前記モバイル通信デバイスが前記第2の基地局構成要素を用いて通信するようにアクセスを許されるか否かを判断する際に用いるアクセス制御情報とのうちの少なくとも1つを含む、手段と、前記入手された情報に基づいて、モバイル通信デバイスの通信を前記第2の基地局構成要素の前記第2の通信セルに転送しようとする試みが成功する可能性が高いか否かを判断する手段とを備える、通信装置によって提供される通信セルに接続するように動作可能なモバイル通信デバイス。
  42. 請求項36又は38に記載の手順を実行する命令を含む、コンピュータープログラム、コンピュータープログラム製品又はコンピューター可読媒体。
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