JP2015502699A - 干渉緩和を伴うアップリンクデータ送信 - Google Patents

干渉緩和を伴うアップリンクデータ送信 Download PDF

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Abstract

アップリンク多地点協調(CoMP)通信を提供するシステムおよび方法が示される。第2のセルは、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つの第1のUEを識別することができる。第2のセルは、第2のセルにおける少なくとも1つの第1のUEからのアップリンク干渉を推定することができる。第2のセルは、特定のリソース上のアップリンク干渉を推定することができる。たとえば、第2のセルは、(たとえば、第1のセルによって提供された事前スケジューリング情報を使用して)第1のセルに対してデータ送信のために少なくとも1つの第1のUEに割り当てられたリソースを決定し、少なくとも1つの第1のUEに割り当てられたリソース上における少なくとも1つの第1のUEからのアップリンク干渉を推定することができる。第2のセルは、少なくとも1つの第1のUEからの推定アップリンク干渉に基づいて、第2のセルに対してアップリンクデータ送信のために少なくとも1つの第2のUEをスケジュールすることができる。【選択図】図5

Description

関連出願
本出願は、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年11月14日に出願した「Uplink Data Transmission with Interference Mitigation」と題する米国仮特許出願第61/559,579号に対する優先権の利益を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークにおけるデータ送信をサポートするための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークとすることができる。そのような多元接続ネットワークの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
UEはサービング基地局に対し、アップリンク上でデータ送信を送ることができる。UEからのデータ送信は、他のUEによって近隣基地局に送られたデータ送信に対して干渉をもたらすことがある。相応して、UEからのデータ送信も、他のUEによって送られたデータ送信からの干渉を観測することがある。干渉は、影響されるすべてのUEのパフォーマンスを低下させる可能性がある。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法が、第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信することと、ここで、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。本方法はまた、第2のセルによって、UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタすることを備える。本方法はさらに、モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを特定することを備える。本方法はまた、第1のセルから、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信することを備え、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。本方法はさらに、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることを備える。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信用に構成された装置が、第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信するための手段と、ここで、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。本装置はまた、第2のセルによって、UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタするための手段を備える。本方法はさらに、モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを特定するための手段を備える。本方法はまた、第1のセルから、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信するための手段を備え、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。本方法はさらに、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールするための手段を備える。
本開示の追加の態様では、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が、プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備える。本プログラムコードは、第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信するためのプログラムコードと、ここで、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。本プログラムコードはまた、第2のセルによって、UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタするためのプログラムコードを含む。本プログラムコードはさらに、モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを特定するためのプログラムコードを含む。本プログラムコードはさらに、第1のセルから、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信するためのプログラムコードを含み、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。本プログラムコードはまた、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールするためのプログラムコードを含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信用に構成された装置が、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える。少なくとも1つのプロセッサは、第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信することを行うように構成され、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。少なくとも1つのプロセッサはまた、第2のセルによって、UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタすることを行うように構成される。少なくとも1つのプロセッサはさらに、モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することを行うように構成される。少なくとも1つのプロセッサはさらに、第1のセルから、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信することを行うように構成され、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。少なくとも1つのプロセッサはまた、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることを行うように構成される。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法が、第1のセルによって第2のセルに対し、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信することを備え、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。本方法はまた、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することを備える。本方法はさらに、第1のセルによって、第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールすることを備える。本方法はまた、第1のセルから第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEのスケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信することを備え、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。本方法はさらに、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に第1のUEグループのUEにアップリンクトラフィックリソース割当てを許可することを備える。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信用に構成された装置が、第1のセルによって第2のセルに対し、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信するための手段を備え、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。本装置はまた、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定するための手段を備える。本装置はさらに、第1のセルによって、第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールするための手段を備える。本装置はさらに、第1のセルから第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEのスケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信するための手段を備え、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。本方法はまた、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に第1のUEグループのUEにアップリンクトラフィックリソース割当てを許可するための手段を備える。
本開示の追加の態様では、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が、プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備える。本プログラムコードは、第1のセルによって第2のセルに対し、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信するためのプログラムコードを含み、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。本プログラムコードはまた、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定するためのプログラムコードを含む。本プログラムコードはさらに、第1のセルによって、第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールするためのプログラムコードを含む。本プログラムコードはさらに、第1のセルから第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEのスケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信するためのプログラムコードを含み、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。本プログラムコードはまた、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に第1のUEグループのUEにアップリンクトラフィックリソース割当てを許可するためのプログラムコードを含む。
本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信用に構成された装置が、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える。少なくとも1つのプロセッサは、第1のセルによって第2のセルに対し、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信することを行うように構成され、UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、第1のセルと通信状態にある。少なくとも1つのプロセッサはまた、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することを行うように構成される。少なくとも1つのプロセッサはさらに、第1のセルによって、第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールすることを行うように構成される。少なくとも1つのプロセッサはさらに、第1のセルから第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEのスケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信することを行うように構成され、アップリンク事前スケジューリング情報は、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。少なくとも1つのプロセッサはまた、第2のセルによって、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に第1のUEグループのUEにアップリンクトラフィックリソース割当てを許可することを行うように構成される。
モバイル通信システムの一例を示すブロック図。 モバイル通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を示すブロック図。 マクロeNBおよびピコeNBがいくつかのUEと通信状態にあるシナリオを示すブロック図。 本開示の態様によるアップリンク多地点協調(CoMP)通信を実現するセルの動作を示すフロー図。 本開示の態様によるアップリンク多地点協調(CoMP)通信を実現するセルの動作を示すフロー図。 本開示の態様によるアップリンクCoMPをサポートするためにピコセルおよびマクロセルによって実行される処理を示す図。 ハイブリッド自動再送信(HARQ)を用いたアップリンクデータ送信を示す図。 本開示の態様によるアップリンクCoMPをサポートするためのプロセスの設計を示す図。 本開示の態様によるアップリンクCoMPをサポートするためのプロセスの設計を示す図。 本開示の態様によるアップリンクCoMPによるデータ送信のためのプロセスの設計を示す図。 本開示の一態様に従って構成された基地局/eNBおよびUEの設計を示すブロック図。
本明細書では、パフォーマンスを改善するために干渉緩和を伴うアップリンク上でのデータ送信をサポートするための技法が開示される。これらの技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のワイヤレスネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))と、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)と、CDMAの他の変形態とを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、たとえば、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標)およびWi−Fi Direct)、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方における3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用し、アップリンク上ではSC−FDMAを利用するE−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
図1は、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る、ワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、複数の発展型ノードB(eNB)110、112および114と、他のネットワークエンティティとを含むことができる。eNBは、UEと通信するエンティティであり得、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに対して通信カバレージを提供し得、カバレージエリア内に位置するUEのための通信をサポートし得る。ネットワーク容量を改善するために、eNBの全体的なカバレージエリアは複数(たとえば、3つ)のより小さいエリアに区分され得る。より小さい各エリアは、それぞれのeNBサブシステムによってサービスされ得る。3GPPでは、「セル」という用語は、このカバレージエリアにサービスするeNBおよび/またはeNBサブシステムのカバレージエリアを指し得る。概して、eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110はマクロセル130のためのマクロeNBであり、eNB112はピコセル132のためのピコeNBであり、eNB114はフェムトセル134のためのホームeNBである。「eNB」、「セル」、および「基地局」という用語は互換的に使用され得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継器を含み得る。中継器は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、そのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティであり得る。中継器はまた、他のUEに対して送信を中継することができるUEであり得る。図1に示す例では、中継器116は、マクロeNB112およびUE126との通信を、eNB110とUE126との間の通信を促進するために行う。中継器はまた、中継局、中継eNB、中継基地局などと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、ホームeNB、中継器などを含む異種ネットワーク(HetNet)であり得る。これらの異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベルと、異なるカバレージエリアと、ワイヤレスネットワーク100内の干渉に対する異なる影響とを有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40ワット)を有し得るが、ピコeNB、HeNB、および中継器は、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2ワット)を有し得る。
ネットワークコントローラ140は、eNBのセットに結合することができ、これらのeNBの協調および制御を行うことができる。ネットワークコントローラ140は、バックホールを介してeNBと通信することができる。eNBも、たとえば直接的または間接的にワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して、互いに通信することができる。たとえば、マクロeNB110は、3GPPによって規定されるX2インターフェースを介してピコeNB112および/またはホームeNB114と通信することができる。
UE120〜126はワイヤレスネットワーク100中に拡散されていてもよく、各UEは固定であってもモバイルであってもよい。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などとも呼ばれることがある。UEは、セルラーフォン、スマートフォン、タブレット、ワイヤレス通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、ネットブック、スマートブックなどであり得る。UEは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信に関してUEにサービスするために指定されたeNBであり得るサービングeNBと通信し得る。マクロeNBと通信するUEは、マクロUE(MUE)と呼ばれることがある。ピコeNBと通信するUEは、ピコUE(PUE)と呼ばれることがある。ホームeNBと通信するUEは、ホームeNB(HUE)と呼ばれることがある。図1に示す例では、UE120は、マクロeNB110と通信するMUEであり、UE122は、ピコeNB112と通信するPUEであり、UE124は、ホームeNB114と通信するHUEである。
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、周波数レンジを、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(NFFT個)の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は一定であってよく、サブキャリアの総数(NFFT)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリア間隔は15キロヘルツ(kHz)であり得、NFFTは、1.4、3、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。
図2は、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造200を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々の送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有することができ、図示の実施形態の0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームなどのサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2個のスロットを含むことができる。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7個シンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。ダウンリンクおよびアップリンクの各々のための利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロットで12個のサブキャリアをカバーすることができ、複数のリソース要素を含むことができる。各リソース要素は、たとえば、1つのシンボル期間で1つのサブキャリアをカバーすることができ、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
ダウンリンクのためのサブフレームは、図2に示すように時分割多重(TDM)であり得る、制御領域とデータ領域とを含み得る。eNBは、制御領域中の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上でダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)をUEに送り得る。eNBは、データ領域中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でデータおよび/または他の情報をUEに送り得る。
アップリンクのためのサブフレームは、図2に示すように周波数分割多重(FDM)であり得る、制御領域とデータ領域とを含み得る。UEは、制御領域中の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上でアップリンク制御情報(UCI:uplink control information)をeNBに送り得る。UEは、データ領域中の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上でデータのみまたはデータとUCIの両方をeNBに送り得る。
ダウンリンクおよびアップリンク用のサブフレームフォーマットおよびチャネルは、公的に入手可能な「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS36.211に記載されている。
一態様では、干渉緩和を伴うアップリンク上でのデータ送信は、サポートされることがあり、アップリンク多地点協調(CoMP)、アップリンク空間協調(uplink spatial coordination)などと呼ばれることがある。アップリンクCoMPの場合、所与のセルは、近隣セルと通信する一方で当該所与のセルに対して高干渉をもたらす干渉UEを識別することができる。セルは、干渉UEが近隣セルによってアップリンクデータ送信のためにスケジュールされているリソース(たとえば、リソースブロック)上の干渉UEに起因する干渉を推定することができる。セルはそのUEを、干渉UEからの干渉が緩和され得るようにスケジュールすることができる。干渉緩和は、影響されるすべてのUEのデータ送信パフォーマンスを改善することができる。
アップリンクCoMPは、様々なタイプのセルに使用され得る。明快のために、アップリンクCoMPについては、単一のマクロセルおよび単一のピコセルによる動作シナリオに関して以下で説明する。一般に、アップリンクCoMPは、任意のタイプのセルに、また各タイプの任意の数のセルに使用され得る。
図3は、マクロeNB110およびピコeNB112がいくつかのUEと通信するシナリオを示す。マクロeNB110はマクロセルとも呼ばれ、ピコeNB112はピコセルとも呼ばれる。図3に示す例では、マクロセルは、それぞれMUE1、MUE2およびMUE3とも呼ばれる3つのMUE120a、120bおよび120cと通信する。ピコセルは、それぞれPUE1、PUE2およびPUE3とも呼ばれる3つのPUE122a、122bおよび122cと通信する。
MUEは、マクロセルによってアップリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたときに、マクロセルにデータを送信することができる。MUEによってマクロセルに送られたデータ送信は、ピコセルに対して干渉をもたらすことがある。同様に、PUEは、ピコセルによってアップリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたときに、ピコセルにデータを送信することができる。PUEによってピコセルに送られたデータ送信は、マクロセルに対して干渉をもたらすことがある。概して、UEによってそのサービングセルに送られたデータ送信は、近隣セルに対して干渉をもたらすことがある。UEによって所与の近隣セルにもたらされる干渉の量は、UEから近隣セルへのパスロス(PL)に左右される。
図3では、ライン150は、等しいパスロス境界を表しており、この境界は、マクロセルへのパスロスがピコセルへのパスロスに等しくなる境界である。等しいパスロス境界の近くに位置するUEは、サービングセルのより近くに位置する他のUEと比較して、近隣セルに対して相当な干渉をもたらすことがある。たとえば、MUE2およびMUE3は、MUE1と比較して、等しいパスロス境界のより近くに位置し、概して、ピコセルに対してはるかに高い干渉をもたらす。同様に、PUE1およびPUE2は、PUE3と比較して、等しいパスロス境界のより近くに位置し、概して、マクロセルに対して高い干渉をもたらす。ピコセルは、MUE2およびMUE3によってもたらされる干渉を正確に推定することができる場合、下記のようにパフォーマンスが改善され得るように、推定干渉に基づいてそのPUEをスケジュールすることができる。
図3に示すように、様々なタイプのセルを有するワイヤレスネットワークにおいて、アップリンクCoMPは特に望ましいことがある。たとえば、マクロセルは、ピコセルよりもはるかに高い送信電力レベルを有し得る。ライン152は、ハンドオーバ境界を表しており、この境界は、マクロセルの受信信号品質(または受信信号電力)がピコセルの受信信号品質に等しくなる境界である。受信信号品質は、(下記の大部分で仮定される)信号対雑音干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)または何らかの他の測定基準によって与えられ得る。ダウンリンク上でマクロセルのSINRがより優れていることから、ライン150とライン152との間に位置するUE(たとえば、PUE1)にサービスするために、マクロセルが選択されることがある。このUEは、ピコセルへのパスロスがより小さいことから、ピコセルに対して高干渉をもたらすことがある。高干渉は、しきい値を超える干渉と定義され得る。このUEによってもたらされる高干渉は、アップリンクCoMPを介して緩和され得る。
図4Aおよび図4Bは、アップリンクCoMPをサポートするためのプロセスの設計を示す。図4Aおよび図4Bのプロセス400および420は、アップリンクCoMPをサポートするために1つまたは複数の近隣セルと協調し得るセルまたは何らかの他のエンティティによって実行され得る。明快のために、以下の説明では、図4Aのプロセス400が図3のピコセルによって実行され、図4Bのプロセス420が図3のマクロセルによって実行され、これらのセルがアップリンクCoMPをサポートするために互いに協調すると仮定している。
ピコセルは、1つまたは複数の干渉MUEを、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす可能性があるものとして識別することができる(ブロック412)。これは様々な方法で達成され得る。1つの設計では、ピコセルは最初に、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEを発見し得る。たとえば、各MUEは、マクロセルがそのMUEに関するチャネル推定と信号品質測定とを実行できるように、サウンディング基準信号(SRS)などのパイロット信号または基準信号を周期的に送信し得る。ピコセルは、ピコセルによって受信されたマクロセルに対してMUEパイロット信号送信に基づいて、各MUEに起因するアップリンク干渉を推定することができる。したがって、ピコセルは、これらのMUEからのパイロット信号に起因する推定干渉に基づいて、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEを発見し得る。発見されたMUEは、ピコセルのためのCoMPセットに置かれ得る。
実施形態による動作では、MUEパイロット信号構成に関する情報が、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEを発見する際にピコセルによって使用されるように、ピコセルによってマクロセルから、たとえばセル間のバックホール通信リンクを使用して受信される(ブロック412a)。たとえば、マクロセルは、各MUEまたはMUEの何らかのサブセット(たとえば、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす可能性が高いエリアに配置されたMUE、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらすことと整合する属性を示すMUE、ピコセルにおけるアップリンク送信に干渉する可能性があるものとしてマクロセルによって識別されたMUEなど)に関するSRS構成情報を、MUE SRS送信をモニタする際にピコセルによって使用されるように、ピコセルに提供することができる。パイロット信号構成情報は、ピコセルによってアップリンク干渉のソースとして個々のMUEを識別するための情報(たとえば、MUEに割り当てられたパイロットパターン、サブフレーム送信速度、MUE識別情報、送信電力レベルなど)を備えることができる。
上述のCoMPセット中のMUE(すなわち、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす可能性があるものとして識別されたMUE)は、アップリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたときのみ、ピコセルに対して高干渉をもたらすことがある。1つの設計では、マクロセルは、CoMPセット中の任意のMUEがアップリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたときはいつでも、ピコセルに知らせるためにアップリンクスケジューリング情報を送ることができる。その場合にピコセルは、マクロセルからのアップリンクスケジューリング情報に基づいて(1つまたは複数の)干渉MUEを識別することができる。たとえば、マクロセルは、CoMPセット中のMUEの事前スケジューリングを実行することができ、事前スケジュールされたMUEに関する事前スケジュールされたアップリンクスケジューリング情報(本明細書では事前スケジューリング情報と呼ぶ)を、たとえばセル間のバックホール通信リンクを使用してピコセルに送ることができる。その場合にピコセルは、そのPUEをスケジュールする前に、干渉MUEを知ることができる。実施形態による動作では、ピコセルがMUEによるデータ送信に起因するアップリンク干渉を推定し、推定MUE干渉に基づいてPUEアップリンク送信をスケジュールすることができるように、ピコセルは、これらのスケジュールされたMUEによる実際のデータ送信よりも十分に前にMUE事前スケジューリング情報を受信する(ブロック414a)。事前スケジューリング情報は、ピコセルによってPUEをスケジュールする際に有用な情報(たとえば、特定のMUEに割り当てられる時間周波数リソースなどのリソース、特定のMUEによって使用される送信電力レベル、MUE識別情報など)を備えることができる。
ピコセルは、(1つまたは複数の)干渉MUEからのアップリンクデータ送信に起因するアップリンク干渉を推定することができる(ブロック414)。1つの設計では、ピコセルは、マクロセルに対してMUEのパイロット信号送信に起因するピコセルにおける干渉に関する情報を使用して、MUEアップリンクデータ送信に関連するアップリンク干渉を推定することができる。したがって、実施形態のピコセルは、パイロット信号を送信するのに使用されるリソース(またはパイロットリソース)上における、潜在的干渉MUEからのパイロット信号に起因する干渉を決定する。MUEによるパイロット信号送信に起因する干渉は、CoMPセットのMUEを識別する実施形態に従って決定される。さらに、実施形態のピコセルは、正確な最新のMUE情報を維持するために(たとえば、MUEは、マクロセルとの通信を中止することがある、MUEは、ピコセルに対して位置を変えることがある、信号パス条件は、MUEとは無関係に変化することがある、など)そのようなMUEパイロット信号送信を(たとえば、周期的に、継続的に、など)モニタし続ける。
ピコセルは、干渉MUEからのデータ送信に起因する、データ送信のためにそれぞれのMUEに割り当てられたリソース(データリソース)上の干渉を、(i)MUEからのパイロット信号に起因する、パイロット信号リソース上の決定された干渉、および(ii)場合によっては追加情報に基づいて推定することができる。追加情報は、たとえば、干渉MUEからのパイロット信号の送信電力レベルとMUEからのデータ送信の送信電力レベルとの間の電力オフセットを備えることができる。
ピコセルは、(1つまたは複数の)干渉MUEからのデータ送信に起因する推定干渉に基づいて、少なくとも1つのPUEをスケジュールすることができる(ブロック416)。ピコセルは、推定MUE干渉に基づいてPUEをスケジュールする際に、UE選択、リンク適応、アップリンク多入力多出力(MIMO)、またはそれらの組合せを実行することができる。UE選択の場合、ピコセルは、干渉MUEからの推定干渉が高いデータリソース上にスケジュールするのに適したPUEを選択することができる。選択されるPUEは、ピコセルへのパスロスが小さいPUEであってよく、結果的に、干渉MUEからの干渉が高くても、ピコセルにおけるPUEにとって許容可能なSINRが生じ得る。リンク適応の場合、ピコセルは、干渉MUEからの推定干渉が高いデータリソース上にスケジュールされるPUEのために適切な変調およびコーディングスキーム(MCS)を選択することができる。選択されるMCSは、干渉MUEからの干渉が高くても、スケジュールされたPUEからのデータ送信をピコセルが確実に受信し復号することを可能にするものである。アップリンクMIMOの場合、UEは、ビームフォーミングを介して干渉の大部分が回避されるように、プリコーディングベクトルまたは行列を用いてアップリンクデータ送信のためのプリコーディングを実行することができる。アップリンクMIMOは事実上、空間領域における干渉回避である。
ここで図4Bを参照すると、マクロセルによって実行されるプロセス420が示されており、マクロセルは(たとえば、バックホール通信リンクを介して)ピコセルに対し、UEパイロットまたは他の基準信号情報を送信することができる(ブロック422)。UEパイロットまたは他の基準信号情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号または他の基準信号送信に関する情報を含むことができ、この場合に第1のUEグループの1つまたは複数のUEは、マクロセルと通信状態にある。第1のUEグループの1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEは、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有すると決定される(424)。たとえば、マクロセルは、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEに関する情報をピコセルから受信することがあり、MUEによるパイロットまたは他の基準信号送信をモニタしているピコセルによって決定され得る。そのような情報はマクロセルによって、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するUEを決定するために使用され得る。マクロセルは、マクロセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールする(ブロック426)。マクロセルは(たとえば、バックホール通信リンクを介して)ピコセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有するUEのスケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信する(ブロック428)。実施形態のアップリンク事前スケジューリング情報は、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える。マクロセルは、ピコセルによって、(たとえば、受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて)ピコセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に第1のUEグループのUEにアップリンクトラフィックリソース割当てを許可する(ブロック430)。
上記から諒解され得るように、図4Aおよび図4Bは、セルによるアップリンクCoMPをサポートするためのプロセスの例示的な設計を示している。図4Aのブロック412、414、および416、ならびに図4Bのブロック422、424、426、428、および430の各々は、様々な方法で実行され得る。アップリンクCoMPは、他の方法で、たとえば、図4Aおよび図4Bに示されていない異なる処理ステップおよび/または追加の処理ステップによりサポートされてもよい。
近隣セルは、アップリンクCoMPをサポートするために協力し、それらの動作を協調させる。上記のプロセスの例示的な実装形態について以下で説明する。明快のために、以下の説明は、図3に示すような1つのピコセルおよび1つのマクロセルによる動作シナリオに関するものである。
1つの設計では、マクロセルは、アップリンクCoMPをサポートするためにUEを事前スケジュールするのに使用され得るいくつかのアップリンクリソースを予約することができる。1つの設計では、周波数分割多重(FDM)が利用されることがあり、予約済みリソースは、システム帯域幅の一部分におけるリソースブロックを含み得る。予約済みリソースはまた、他の方法で選択されたリソースブロックおよび/または他のリソースを含み得る。マクロセルは、ピコセルのためのCoMPセットを維持することができる。ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらすことがあり、ピコセルに対してアップリンク干渉を緩和するように事前スケジュールされ得るMUEを、CoMPセットは含むことができる。CoMPセットは、下記のように形成され得る。1つの設計では、マクロセルがCoMPセット中のMUEを事前スケジュールすることができるのは、予約済みリソース上であり、他のアップリンクリソース上ではない。マクロセルは予約済みリソース上に、たとえば、これらのリソースがCoMPセット中のUEに使用されないときに、リソースをより十分に利用するために、CoMPセット中にないMUEをスケジュールすることもできる。マクロセルは、予約済みリソースをピコセルに知らせることができる。ピコセルは、予約済みリソースにおけるバックグラウンド干渉を推定することができ、推定バックグラウンド干渉をリンク適応に使用することができる。具体的には、ピコセルは、干渉の推定が必要になるSINRの推定に基づいて適切なMCSを選択することができる。別の設計では、マクロセルは、任意のアップリンクリソース上にCoMPセット中のMUEを事前スケジュールすることができる。
1つの設計では、マクロセルと通信するMUEは、SRSを周期的に送信するように構成され得る。SRSはマクロセルによって、チャネル推定、信号品質測定、および/または他の目的に使用されることがある。本明細書における概念によれば、SRSまたは他の適切な信号がピコセルによって、干渉推定および/または他の目的に使用されることもある。各MUEは、特定のSRS構成に関連付けられることがあり、このSRS構成は、MUEがSRSを送信する頻度、SRSを送信する特定のサブフレーム、SRSを送信するために使用する特定のリソース(たとえば、リソース要素)、SRSの送信電力レベルなどを含み得る。MUEごとに、異なるSRS構成に関連付けられることがあり、異なるリソース上でSRSを送信することがある。マクロセルは、たとえばバックホールリンクを介してピコセルにSRS構成情報を通信することによって、マクロセルと通信するすべてのMUE、またはそれらの何らかのサブセットのSRS構成をピコセルに知らせることができる。
1つの設計では、ピコセルは、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するUEを発見し得る。ピコセルは、各MUEからのSRSを、そのMUEに関するSRS構成に基づいて受信することができる。ピコセルは、各MUEからのSRSの受信電力を決定することができる。ピコセルは、各MUEからのSRSの受信電力をしきい値と比較することができる。ピコセルは、SRSの受信電力がしきい値を超えるMUEを、アップリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたときに、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらし得るMUEとして識別することができる。ピコセルは、これらのMUEをマクロセルに報告することができる。マクロセルは、ピコセルによって報告されたMUEをCoMPセットに含めることができる。マクロセルおよび/またはピコセルは、識別されたMUEを備えるCoMPセットを維持することができる。
別の設計では、マクロセルは、ピコセルに対して高干渉をもたらす能力を有するUEを発見し得る。たとえば、MUEはセルを、これらのセルによって送信された同期信号および/またはセル固有基準信号(CRS)に基づいて検出することができる。MUEは、検出された各セルの受信電力を測定することができ、受信電力がしきい値を超えるセルを識別することができる。MUEは、識別されたセルのほか、場合によってはこれらのセルの受信電力もマクロセルに報告することができる。マクロセルは、ピコセルのために高受信電力を有するMUEを識別することができる。これらのMUEは、ピコセルへのダウンリンク上での低パスロスを有することがあり、ピコセルへのアップリンク上での低パスロスを有することもある。これらのMUEは、ピコセルに対して高干渉をもたらす能力を有することがあり、ピコセルのためのCoMPセットに含められ得る。
ピコセルに対して高干渉をもたらす能力を有するMUEは、他の方法で決定されてもよい。マクロセルがこれらのMUEの事前スケジューリングを実行するのを促進するために、これらのMUEはマクロセルに知られてよい。
1つの設計では、マクロセルは、ピコセルに対して高干渉をもたらし得るCoMPセット中のMUEを事前スケジュールすることができる。事前スケジューリングは、アップリンクデータ送信のためのUEに対するリソースの割当て/付与を指すことがあり、一方でスケジューリングは、UEに対する割当て/付与の送信を指すことがある。事前スケジューリングおよびスケジューリングは、異なる時間に生じ得るが、UEからの同じアップリンクデータ送信に関係し得る。たとえば、マクロセルはMUEに対するリソースの割当て/付与を、サブフレームn+4におけるデータ送信のためにサブフレームnにおいて、以下の図6に示すように(tは、前述の例のnを表す)送ることができる。マクロセルは、サブフレームn−6などの先行サブフレームにおいて、MUEのスケジューリング決定を行うことができる(すなわち、データ送信のためにMUEを事前スケジュールすることができる)。この例では、MUEは、6サブフレーム前または6ms前に事前スケジュールされる。そのような事前スケジューリングの理由は、ピコセルがマクロセルからの事前スケジューリング情報に基づいて、そのPUEアップリンク送信スケジューリング決定を調整するいくらかの時間を与えることにある。
マクロセルはピコセルに対し、CoMPセット中の事前スケジュールされたMUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を送ることができる。アップリンク事前スケジューリング情報は、事前スケジュールされたMUEに割り当てられたリソース、事前スケジュールされたMUEの電力制御更新、事前スケジュールされたMUEのSRSとPUSCHとの間の電力オフセット、および/または他の情報を含むことができる。電力オフセットは、SRSの送信電力レベルとPUSCH上のデータ送信の送信電力レベルとの間の差異を伝えることができる。
ピコセルは、マクロセルからアップリンク事前スケジューリング情報を受信することがあり、CoMPセット中の事前スケジュールされたMUEからのデータ送信に起因する干渉を推定し得る。ピコセルは次のように、事前スケジュールされた各MUEのパスロスを、そのMUEから受信されたSRSに基づいて決定することができる。
Figure 2015502699
上式で、PTX,SRSは、MUEからのSRSの送信電力レベルであり、
RX,SRSは、UEからのSRSの受信電力レベルであり、
PLは、MUEからピコセルへのパスロスである。
各MUEによって送られるSRSの送信電力レベルは、マクロセルにおいて所定の範囲内にSRSのSINRを維持するために、マクロセルによって制御され得る。ピコセルは、各MUEのSRSの送信電力レベルを、そのMUEのSRSの電力制御更新に基づいて決定することができる。
ピコセルは次のように、事前スケジュールされた各MUEからのPUSCH上のデータ送信に起因する干渉を推定することができる。
Figure 2015502699
上式で、PTX,PUSCHは、MUEのPUSCHの送信電力レベルであり、POSは、MUEのSRSとPUSCHとの間の電力オフセットであり、
INTは、ピコセルにおけるMUEからのデータ送信に起因する干渉である。
式(3)に示すように、事前スケジュールされた各MUEのPUSCHの送信電力レベルは、SRSの送信電力レベルおよびMUEのSRSとPUSCHとの間の電力オフセットに基づいて決定される。式(2)に示すように、事前スケジュールされた各MUEからのアップリンクデータ送信に起因する干渉は、データ送信を搬送しているPUSCHの送信電力レベルおよびMUEのパスロスに基づいて推定され得る。ピコセルは、事前スケジュールされたMUEごとに決定された干渉PINTが、アップリンク上でのデータ送信のためにMUEに割り当てられたリソース上に存在することになると仮定し得る。これらのリソースは、アップリンク事前スケジューリング情報によって伝えられ、それによりピコセルに知られ得る。
ピコセルは、アップリンク送信のためにそのPUEを、事前スケジュールされたMUEからのアップリンクデータ送信に起因する干渉を緩和するようにスケジュールすることができる。1つの設計では、ピコセルは、UE選択を実行し、事前スケジュールされたMUEからの干渉が高いリソース上に適切なPUEをスケジュールすることができる。たとえば、ピコセルは、干渉が高いリソース上に、ピコセルのより近くに位置するPUE(たとえば、図3のPUE3)をスケジュールすることができる。このようにPUEが近いほど、ピコセルへのパスロスは小さくなり、ピコセルにおける受信電力は高くなる。したがって、このPUEは、事前スケジュールされたMUEからの干渉が高くなっても、許容可能なSINRを達成することが可能であり得る。ピコセルは、事前スケジュールされたMUEからの干渉がそれほどまたはまったく存在しないリソース上に、同等パスロス境界の近くに位置するPUE(たとえば、図3のPUE1)をスケジュールすることができる。
追加または代替として、ピコセルは、事前スケジュールされたMUEからの干渉が高いリソース上にスケジュールされたPUEのリンク適応を実施するPUEスケジューリングを実施することができる。たとえば、ピコセルは各PUEのSINRを、PUEからの予想受信電力および事前スケジュールされたMUEからの予想干渉に基づいて推定することができる。ピコセルは、1つまたは複数のPUEのために、PUEの推定SINRに基づいてMCSを選択することができる。ピコセルは、事前スケジュールされたMUEからの高干渉を観測するPUEのためには、より低いMCSを選択して、これらのPUEからのアップリンクデータ送信がピコセルによって確実に受信され得るようにすることができる。ピコセルは、事前スケジュールされたMUEからの干渉をそれほどまたはまったく観測しないPUEのためには、より高いMCSを選択して、スループットを改善することができる。ピコセルはそのPUEを、MUEからの高干渉を考慮する他の方法でスケジュールしてもよい。
図5は、本明細書における実施形態によるアップリンクCoMPをサポートするためにピコセルおよびマクロセルによって実行される処理を示す。マクロセルは、アップリンクCoMPをサポートするためにいくつかのアップリンクリソースを予約することができる(ステップ1)。マクロセルは、予約済みリソースを伝える情報をピコセルに送ることができる(ステップ2)。マクロセルはそのMUEを、アップリンク上でのSRSの送信用に構成することができる(ステップ3)。マクロセルは、MUEのSRS構成を伝える情報をピコセルに送ることができる(ステップ4)。MUEは、それらのSRS構成に基づいてSRSを送信することができる(ステップ5)。
ピコセルは、MUEからSRSを受信することがあり、MUEからのSRSに起因するピコセルにおける干渉を決定することができる(ステップ6)。ピコセルは、MUEからのSRSに起因する干渉に基づいて、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEを発見し得る(同じくステップ6)。たとえば、SRSに起因する干渉がしきい値を超えるMUEは、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEと見なされ得る。ピコセルは、発見されたMUEをマクロセルに報告することができる(ステップ7)。高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEを備えるCoMPセットが、ピコセルのために形成され得る(ステップ8)。
マクロセルは、アップリンクデータ送信のためにCoMPセット中の1つまたは複数のMUEを事前スケジュールすることができる(ステップ9)。マクロセルは、(1つまたは複数の)事前スケジュールされたMUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報をピコセルに送ることができる(ステップ10)。アップリンク事前スケジューリング情報は、上記のように、(1つまたは複数の)事前スケジュールされたMUEによるアップリンクデータ送信に関する様々なパラメータを伝えることができる。ピコセルは、上記のように、(1つまたは複数の)事前スケジュールされたMUEからのアップリンクデータ送信に起因する干渉を、アップリンク事前スケジューリング情報および(1つまたは複数の)MUEからのSRSに起因する干渉に基づいて推定することができる(ステップ11)。ピコセルは、たとえばUE選択、リンク適応などにより、(1つまたは複数の)事前スケジュールされたMUEからの干渉を緩和するように、1つまたは複数のPUEをスケジュールすることができる(ステップ12)。ピコセルは、スケジュールされた各PUEにアップリンク許可を送ることができる(ステップ13A)。スケジュールされた各PUEは、ピコセルから受信されたアップリンク許可に従ってアップリンク上でデータ送信を送ることができる(同じくステップ13A)。同様にマクロセルは、スケジュールされた各PUEに、事前スケジューリング情報に従ったアップリンク許可を送ることができる。事前/スケジュールされた各MUEは、マクロセルから受信されたアップリンク許可に従ってアップリンク上でデータ送信を送ることができる(同じくステップ13B)。(1つまたは複数の)スケジュールされたMUEおよび(1つまたは複数の)スケジュールされたPUEは、それらのデータ送信を、同じサブフレームで、また同じリソースブロックまたは異なるリソースブロック上で送ることができる。(1つまたは複数の)PUEからのアップリンクデータ送信は、(1つまたは複数の)MUEからの干渉がピコセルによって考慮されているので、良好なパフォーマンスを達成するはずである。
図5に示すように、マクロセルおよびピコセルは、アップリンクCoMPをサポートするためにバックホール(たとえば、X2インターフェース)を介してメッセージを交換することができる。実施形態に従って実施される事前スケジューリングは、ピコセルによる干渉推定およびPUEスケジューリングに対応するために、スケジューリング許可よりも十分に前に行われる必要があるだけではなく、バックホールを介したメッセージ交換の遅延を考慮する必要もある。特に、マクロセルは、マクロセルとピコセルとの間の通信遅延(たとえば、X2遅延)を考慮して十分に早く事前スケジューリングを実行し、アップリンクスケジューリング情報を送る必要がある。
ワイヤレスネットワーク100は、信頼性を改善するために、ハイブリッド自動再送信(HARQ)を用いたデータ送信をサポートし得る。HARQに関して、送信機は、データのパケットの最初の送信を送ることができ、パケットが受信機によって正しく復号されるか、またはパケットの最大回数の再送信が行われるか、または何らかのその他の終了条件が満たされるまで必要に応じてパケットの1回もしくは複数回の再送信を送ることができる。パケットは、トランスポートブロック、コードワード、データブロックなどと呼ばれることもある。パケットの各送信または再送信後に、受信機は、パケットを回復しようと試みるために、パケットのすべての受信された再/送信を復号し得、パケットが正しく復号された場合に確認応答(ACK)を送り得るか、またはパケットが間違って復号された場合に否定応答(NACK)を送り得る。送信機は、NACKが受信された場合にパケットの別の再送信を送り得、ACKが受信された場合にパケットの送信を終了し得る。送信機は、ターゲット終了(target termination)と呼ばれ得るターゲット回数(target number)のパケット送信の後、パケットが高い確率で正しく復号され得るように選択されたMCSに基づいてパケットを処理(たとえば、符号化または変調)することができる。
図6は、HARQを用いたアップリンクデータ送信を示す。UEは、サービングセルに送るべきデータを有することができ、PUCCH上でスケジューリング要求(図6に図示せず)を送ることができる。セルは、UEからスケジューリング要求を受信することができ、アップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールすることができる。セルは、アップリンクデータ送信に関する様々なパラメータを備えるアップリンク許可を生成することができ、サブフレームtにおいてUEにアップリンク許可を送ることができる。
UEは、セルからアップリンク許可を受信し、アップリンク許可に基づいてデータを処理し、サブフレームt+4において、割り当てられたリソース上でデータ送信を送ることができる。セルは、UEからのデータ送信を受信して復号することができ、サブフレームt+8において、データ送信が正しく復号された場合にはACK、データ送信が間違って復号された場合にはNACKを送ることができる。セルはまた、サブフレームt+8において、セルによってデータが間違って復号された場合には、UEによる再送信のアップリンク許可を送ることができる。UEは、セルからアップリンク許可を受信することができ、サブフレームt+12において、割り当てられたリソース上でデータの再送信を送ることができる。セルは、UEから最初の送信と再送信とを受信して復号することができ、サブフレームt+16においてACKまたはNACKを送ることができる。再送信およびACK/NACKフィードバックは、セルによってデータが正しく復号されるまで同様に継続し得る。
図6は、アップリンク上でのデータ送信に関する8msのHARQタイムラインを示す。具体的には、UEは、8サブフレームまたは8msだけ離間したサブフレームにおいて、送信と再送信とを送ることができる。HARQを用いたデータ送信は、より長いHARQタイムラインまたはより短いHARQタイムラインによりサポートされてもよい。
アップリンクCoMPは、HARQを用いたアップリンクデータ送信に影響され得る。図6のセルは図3および図5のマクロセルであってよく、UEはMUEであってよい。マクロセルは、サブフレームt+4における最初のデータ送信のためにMUEを事前スケジュールすることができ、MUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報をピコセルに送ることができる。一方でマクロセルは、サブフレームt+12における再送信のためにMUEをスケジュールすべきかどうかを、マクロセルがサブフレームt+4において受信されたデータ送信を復号するまでわからないことがある。サブフレームt+12における再送信のためにマクロセルを事前スケジュールするには不十分な時間があり得る。
MUEの再送信は、アップリンクCoMPをサポートする様々な方法で処理され得る。1つの設計では、MUEの再送信は、アップリンクCoMPに使用されていないアップリンクリソース上にスケジュールされ得る。この場合、MUEの再送信は、ピコセルに対して高アップリンク干渉をもたらすことはなく、MUEの事前スケジューリングは省略され得る。別の設計では、各再送信のためのMUEの事前スケジューリングを可能にするために、より長いHARQタイムラインがMUEに使用され得る。たとえば、16msのHARQタイムラインがMUEに使用されてよく、奇数番号の再送信1、3、5などが中止されてよく、偶数番号の再送信がMUEのために事前スケジュールされてよい。各再送信に関するアップリンクスケジューリング情報がピコセルに送られ得る。たとえば、図6では、サブフレームt+4におけるデータ送信が間違って復号された場合、マクロセルは、サブフレームt+20におけるデータ送信のためにMUEを事前スケジュールしてよく、MUEに関するアップリンクスケジューリング情報をピコセルに送ることができる。HARQタイムラインを拡張することで、アップリンクCoMPをサポートするために事前スケジュールするのに十分な時間があるようにすることができる。
MUEはSRSを送信することができ、このSRSは上述したように、マクロセルによってチャネル推定および信号品質測定に、またピコセルによって干渉推定に使用され得る。各MUEは、たとえば、マクロセルにおいて所望の範囲内にSINRまたはSRSの受信電力を維持するために、マクロセルによって制御され得る送信電力レベルでSRSを送信することができる。マクロセルによるSRSの送信電力レベルの変更は、ピコセルによるSRSに基づく干渉推定に影響を与え得る。マクロセルは、各MUEのSRSの送信電力レベルを伝える情報および/またはピコセルがSRSをモニタし、ピコセルにおける関連する干渉を決定するのに有用な他の情報をピコセルに送ることができる。
別の設計では、アップリンクCoMPのために近隣セルによる干渉推定をサポートするのに基準信号が使用されることがあり、この基準信号はCoMP SRSと呼ばれることがある。UEは、近隣セルによるチャネル推定および/または干渉推定を支援するために、CoMP SRSを周期的または非周期的に送信するように構成され得る。UEは、UEに固有のCoMP SRS構成を割り当てられ得る。CoMP SRS構成は、SRS構成と同様に、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRC)を介してUEに伝えられ得る。UEは、サービングセルによってチャネル推定および信号品質測定に使用されるSRSに加えてCoMP SRSを送信することができる。ただし、CoMP SRSおよびSRSが同じリソース上で送信されないように、UEのCoMP SRS構成およびSRS構成は競合すべきではない。1つの設計では、CoMP SRSの送信電力レベルは、1つまたは複数の近隣セルにおけるCoMP SRSの受信電力またはSINRに基づいて変化し得る。近隣セルは、UEからのCoMP SRSの受信電力またはSINRを測定することができ、受信電力またはSINRをサービングセルに報告することができる。サービングセルは、近隣セルにおける報告された受信電力またはSINRに基づいて、CoMP SRSの送信電力レベルを調整することができる。
図7は、アップリンクCoMPをサポートするためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、アップリンクCoMPのために第1のセル(たとえば、マクロセル)と協調する第2のセル(たとえば、ピコセル)によって実行され得る。
第1のセルと通信し、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つの第1のUE(たとえば、MUE)を、第2のセルは識別することができる(ブロック712)。第2のセルは、第2のセルにおける少なくとも1つの第1のUEからのアップリンク干渉を推定することができる(ブロック714)。第2のセルは、特定のリソース上のアップリンク干渉を推定することができる。たとえば、第2のセルは、(i)(たとえば、第1のセルによって提供された事前スケジューリング情報を使用して)第1のセルに対するデータ送信のために少なくとも1つの第1のUEに割り当てられたリソースを決定し、(ii)少なくとも1つの第1のUEに割り当てられたリソース上における少なくとも1つの第1のUEからのアップリンク干渉を推定することができる。第2のセルは、少なくとも1つの第1のUEからの推定アップリンク干渉に基づいて、第2のセルに対するアップリンクデータ送信のために少なくとも1つの第2のUE(たとえば、PUE)をスケジュールすることができる(ブロック716)。
1つの設計では、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高干渉をもたらす能力を有する第1のUEを、第2のセルは発見し得る。第2のセルは最初に、第1のセルと通信する複数の第1のUEを決定することができる。たとえば、第2のセルは、複数の第1のUEに関する基準信号構成を受信し得る。第2のセルは、複数の第1のUEの各々からの基準信号に起因する干渉を、各第1のUEに関する基準信号構成に基づいて推定することができる。第2のセルは、推定干渉がしきい値を超える、複数の第1のUEにおける1つまたは複数の第1のUEを決定することができる。第2のセルは、1つまたは複数の第1のUEを第1のセルに報告することができる。第1のセルは、1つまたは複数のUEのうちのいずれか1つがアップリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたときはいつでも、第2のセルに知らせることができる。少なくとも1つの第1のUEは、1つまたは複数の第1のUEの中にあり得る。
ブロック712の1つの設計では、第2のセルは、第1のセルに対するデータ送信のために少なくとも1つの第1のUEがスケジュールされていることを示すアップリンク事前スケジューリング情報を受信し得る。アップリンク事前スケジューリング情報は、少なくとも1つの第1のUEの各々の識別情報、少なくとも1つの第1のUEの各々に割り当てられたリソース、少なくとも1つの第1のUEの各々の送信電力に関係する情報など、および/またはそれらの組合せを備えることができる。第2のセルは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、少なくとも1つの第1のUEを識別することができる。
ブロック714の1つの設計では、第2のセルは、少なくとも1つの第1のUEの各々からの基準信号に起因する干渉を決定することができる。次いで第2のセルは、少なくとも1つの第1のUEの各々からのアップリンクデータ送信に起因する干渉を、(i)各第1のUEからの基準信号に起因する干渉、ならびに(ii)たとえば式(2)および(3)に示すような、各第1のUEの送信電力に関係する情報に基づいて推定することができる。
ブロック716の1つの設計では、第2のセルは、UE選択を実行することができ、少なくとも1つの第1のUEからの推定干渉に基づいて、複数の第2のUEの間から少なくとも1つの第2のUEを選択することができる。第2のセルは、各第2のUEと第2のセルとの間のパスロスにさらに基づいて、少なくとも1つの第2のUEを選択することができる。追加または代替として、第2のセルは、リンク適応を実行することができ、少なくとも1つの第1のUEからの推定干渉に基づいて、少なくとも1つの第2のUEのために少なくとも1つの変調およびコーディングスキームを選択することができる。第2のセルは、少なくとも1つの第1のUEからの高干渉を考慮する他の方法により、少なくとも1つの第2のUEをスケジュールしてもよい。
1つの設計では、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高干渉をもたらす能力を有する第1のUEのセットのために予約されたリソースを示す情報を、第2のセルは受信し得る。1つの設計では、HARQに関して、少なくとも1つの第1のUEからのデータの最初の送信が予約済みリソース上にスケジュールされることがあり、少なくとも1つの第1のUEからのデータの再送信が予約済みリソース上にスケジュールされないことがある。この設計では、少なくとも1つの第1のUEからのデータの再送信の事前スケジューリングは省略され得る。別の設計では、少なくとも1つの第1のUEからのデータの送信および再送信は、第1のHARQタイムラインに基づいてスケジュールされてよく、少なくとも1つの第2のUEからのデータの送信および再送信は、第1のHARQタイムラインよりも短いことがある第2のHARQタイムラインに基づいてスケジュールされてよい。この設計は、少なくとも1つの第1のUEからのデータの送信と再送信の両方を事前スケジュールするための十分な時間を確保することができる。
1つの設計では、各第1のUEからの基準信号は、第1のセルによってチャネル推定または信号品質測定などに使用されるSRSを備え得る。基準信号はまた、他のタイプの基準信号を備え得る。1つの設計では、各第1のUEからの基準信号は、第1のセルによる基準信号の測定に基づいて調整され得る送信電力レベルに関連付けられ得る。別の設計では、基準信号(たとえば、CoMP SRS)の送信電力レベルは、第2のセルによる基準信号の測定に基づいて調整され得る。
図8は、アップリンクCoMPをサポートするためのプロセス800の設計を示す。プロセス800は、アップリンクCoMPのために第2のセル(たとえば、ピコセル)と協調する第1のセル(たとえば、マクロセル)によって実行され得る。
第1のセルと通信し、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する少なくとも1つの第1のUE(たとえば、MUE)を、第1のセルは識別することができる(ブロック812)。第1のセルは、第1のセルに対するデータ送信のために少なくとも1つの第1のUEを事前スケジュールすることができる(ブロック814)。第1のセルは、第2のセルが少なくとも1つの第1のUEからの高アップリンク干渉を緩和するのを促進するために、少なくとも1つの第1のUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を第2のセルに送ることができる(ブロック816)。
1つの設計では、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する第1のUEを、第2のセルは発見し得る。第1のセルは第2のセルに対し、第1のセルと通信する複数の第1のUEに関する基準信号構成を送ることができる。第2のセルは基準信号構成を使用して、第2のセルにおける複数の第1のUEからの干渉を決定することができる。第1のセルと通信し、第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する1つまたは複数の第1のUEを示す情報を、第1のセルは第2のセルから受信し得る。第1のセルは、1つまたは複数の第1のUEを、第2のセルのために維持される第1のUEのセットに含めることができる。第1のセルは、このセットにある第1のUEの事前スケジューリングを実行することができ、事前スケジュールされた第1のUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を第2のセルに送ることができる。
1つの設計では、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高干渉をもたらす能力を有する第1のUEのセットのために予約されたリソースを示す情報を、第1のセルは第2のセルに送り得る。1つの設計では、HARQに関して、第1のセルは、少なくとも1つの第1のUEからのデータの最初の送信を、予約済みリソース上にスケジュールすることがあり、少なくとも1つの第1のUEからのデータの再送信を、予約済みリソース以外のリソース上にスケジュールすることがある。別の設計では、第1のセルは、少なくとも1つの第1のUEからのデータの送信および再送信を、第1のHARQタイムラインに基づいてスケジュールすることができる。第2のセルは、少なくとも1つの第2のUEからのデータの送信および再送信を、第1のHARQタイムラインよりも短いことがある第2のHARQタイムラインに基づいてスケジュールすることができる。
図9は、アップリンクCoMPによるデータ送信のためのプロセス900の設計を示す。プロセス900は、アップリンクCoMPにより第1のセル(たとえば、ピコセル)と通信する第1のUE(たとえば、PUE)によって実行され得る。第1のUEは、スケジューリング割当てを第1のセルから受信し得る(ブロック912)。スケジューリング割当ては第1のセルによって、第1のセルにおける少なくとも1つの第2のUE(たとえば、MUE)からの推定干渉に基づいて決定され得る。少なくとも1つの第2のUEは、第2のセル(たとえば、マクロセル)と通信することがあり、第1のセルに対して高アップリンク干渉をもたらすことがある。第1のセルは、第2のセルに対するデータ送信のために少なくとも1つの第2のUEに割り当てられたリソース上における、少なくとも1つの第2のUEからの干渉を推定することができる。第1のセルは、少なくとも1つの第2のUEに割り当てられたリソース上における、少なくとも1つの第2のUEからの推定干渉に基づいて、第1のUEをスケジュールすることができる。第1のUEは、スケジューリング割当てに基づいて第1のセルにデータ送信を送り得る(ブロック914)。
上記では、MUEによるSRS送信の使用に関して例を提示したが、本明細書における概念はそのような信号の使用に限定されないことを諒解されたい。本明細書における実施形態は、高アップリンク干渉をもたらす能力を有するMUEを識別するための任意の適切なMUE送信、たとえば、チャネル品質情報(CQI)送信、復調基準信号(DMRS)送信、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信、または(たとえば、ピコセルが識別しマッチさせることができる一定のパターンを有する形で生じるように構成された)他の予測可能な信号を利用することができる。
図10は、図1の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB110xおよび図1のUEのうちの1つであり得るUE120xの設計のブロック図を示す。基地局110xは、1つまたは複数のセルにサービスし得、T個のアンテナ1034a〜1034tを装備し得、一般にT≧1である。UE120xは、R個のアンテナ1052a〜1052rを装備し得、一般にR≧1である。
基地局110xにおいて、送信プロセッサ1020は、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされた1つまたは複数のUEに関するデータをデータソース1012から受信し、そのUEのために選択された1つまたは複数の変調およびコーディングスキームに基づいて、スケジュールされた各UEに関するデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、すべてのUEのデータシンボルを提供することができる。送信プロセッサ1020は、(たとえば、スケジューリング許可、構成メッセージなどに関する)制御情報を処理し、制御シンボルを提供することもできる。プロセッサ1020はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)MIMOプロセッサ1030は、(適用可能な場合は)データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルをプリコードし得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)1032a〜1032tに提供し得る。各変調器1032は、(たとえば、OFDMなどのために)その出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器1032はさらに、その出力サンプルストリームを調整(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)してダウンリンク信号を取得し得る。変調器1032a〜1032tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ1034a〜1034tを介して送信され得る。
UE120xにおいて、アンテナ1052a〜1052rは、基地局110xおよび/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)1054a〜1054rに提供し得る。各復調器1054は、その受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器1054はさらに、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器1056は、すべてのR個の復調器1054a〜1054rから受信シンボルを取得し、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを提供し得る。受信プロセッサ1058は、検出シンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120xに関する復号されたデータをデータシンク1060に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1080に提供することができる。
アップリンクでは、UE120xにおいて、送信プロセッサ1064は、データソース1062からデータを、コントローラ/プロセッサ1080から制御情報を受信し処理することができる。プロセッサ1064はまた、SRS、CoMP SRSなどのような1つまたは複数の基準信号などのための基準シンボルを生成することもできる。送信プロセッサ1064からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ1066によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDM、OFDMなどのために)変調器1054a〜1054rによって処理され、基地局110xおよび他の基地局に送信され得る。基地局110xにおいて、UE120xおよび他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ1034によって受信され、復調器1032によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器1036によって検出され、さらに、UE120xおよび他のUEによって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得するために、受信プロセッサ1038によって処理され得る。プロセッサ1038は、復号されたデータをデータシンク1039に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ1040に提供し得る。チャネルプロセッサ1044は、基地局110xによってサービスされていないUEからの干渉を推定することができ、基地局110xによってサービスされているUEの受信信号品質を、たとえば、これらのUEから受信されたSRSおよび/またはCoMP SRSに基づいて測定することができる。
コントローラ/プロセッサ1040および1080は、それぞれ基地局110xおよびUE120xにおける動作を指示し得る。基地局110xにおけるプロセッサ1040および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図7のプロセス700、図8のプロセス800、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。UE120xにおけるプロセッサ1080および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図9のプロセス900、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。メモリ1042および1082は、それぞれ基地局110xおよびUE120xのためのデータとプログラムコードとを記憶し得る。スケジューラ1040は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置110xは、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高干渉をもたらす少なくとも1つの第1のUEを識別するための手段と、第2のセルにおける少なくとも1つの第1のUEからの干渉を推定するための手段と、第2のセルにおける少なくとも1つの第1のUEからの推定干渉に基づいて、第2のセルに対するデータ送信のために少なくとも1つの第2のUEをスケジュールするための手段とを含むことができる。
別の構成では、ワイヤレス通信のための装置110xは、第1のセルと通信し、第2のセルに対して高干渉をもたらす少なくとも1つの第1のUEを識別するための手段と、第1のセルに対するデータ送信のために少なくとも1つの第1のUEを事前スケジュールするための手段と、少なくとも1つの第1のUEに関するアップリンクスケジューリング情報を第2のセルに送るための手段とを含むことができる。
さらに別の構成では、ワイヤレス通信のための装置120xは、第1のUEへのスケジューリング割当てを第1のセルから受信するための手段と、ここで、スケジューリング割当ては、第1のセルによって、第1のセルにおける少なくとも1つの第2のUEからの推定干渉に基づいて決定され、少なくとも1つの第2のUEは、第2のセルと通信し、第1のセルに対して高干渉をもたらす、スケジューリング割当てに基づいて、第1のUEから第1のセルにデータ送信を送るための手段とを含むことができる。
一態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成され得る、基地局110xにおける(1つもしくは複数の)プロセッサ1020、1038および/もしくは1040、ならびに/またはUE120xにおける(1つもしくは複数の)プロセッサ1058、1064および/もしくは1080であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された1つまたは複数のモジュールまたは任意の装置であり得る。
本明細書で説明する技法のさらなる詳細は、本開示の一部である添付の付録A(Appendix A)で与えられる。
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、決定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
本明細書の開示に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として存在し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、通常はディスク(disk)が磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)がレーザによって光学的にデータを再生する場合に、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (38)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信することと、ここで、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    第2のセルが、前記UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタすることと、
    前記モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することと、
    前記第1のセルから、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信することと、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることと
    を備える方法。
  2. 前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEによって前記モニタされたパイロット信号送信を使用して、前記第2のセルのアップリンクトラフィックリソース上の干渉を推定することをさらに備え、アップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEを前記スケジュールすることは、前記推定アップリンクトラフィックリソース干渉に少なくとも部分的に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のセルにおけるアップリンクトラフィックリソース干渉を前記推定することは、
    前記モニタされたパイロット信号送信から推定される前記アップリンクトラフィックリソース上の干渉に基づいて、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEの各UEからのデータ送信に起因する干渉を推定することを備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2のセルにおけるアップリンクトラフィックリソース干渉を前記推定することは、
    データ送信に起因する前記干渉を推定するために、前記モニタされたパイロット信号送信の送信電力レベルと前記少なくとも1つのUEによる前記アップリンクトラフィックリソースにおけるデータ送信の送信電力レベルとの間の電力オフセットを使用することをさらに備える、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のセルから、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEに関する送信電力レベル情報を受信することと、
    前記送信電力レベル情報を使用して前記電力オフセットを決定することと
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2のセルとのアップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEを前記スケジュールすることは、
    前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEのうちのUEが前記高干渉をもたらすと予想されるリソースにおけるアップリンク通信のために、前記第2のUEグループの特定のUEを選択することを備え、前記第2のUEグループの前記特定のUEは、前記推定干渉に少なくとも部分的に基づいて選択される、
    請求項2に記載の方法。
  7. 前記第2のセルとのアップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEを前記スケジュールすることは、
    前記第2のセルと前記第2のUEグループの特定のUEとの間のアップリンクに関して変調およびコーディングスキームを選択することを備え、前記変調およびコーディングスキームは、前記推定干渉に少なくとも部分的に基づいて選択される、
    請求項2に記載の方法。
  8. 前記第2のセルとのアップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEを前記スケジュールすることは、
    前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEのうちのUEが前記高干渉をもたらすと予想されるリソースにおけるアップリンク通信のために、前記第2のUEグループの少なくとも1つのUEをスケジュールすることを回避することを備える、
    請求項2に記載の方法。
  9. 前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEの各UEの識別情報を備え、前記識別情報は前記第2のセルによって、前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEを識別するために使用される、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEの送信電力に関係する情報を備える、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEによる再送要求送信のためにアップリンクトラフィックリソースを予約することをさらに備え、前記予約済みアップリンクトラフィックリソースは前記第2のセルによって、前記第2のUEグループのUEに使用されることはない、
    請求項1に記載の方法。
  12. 再送信のために前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEを事前スケジュールするために、拡張再送要求送信タイムラインを実装することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信用に構成された装置であって、
    第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信するための手段と、ここで、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    第2のセルが、前記UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタするための手段と、
    前記モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定するための手段と、
    前記第1のセルから、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信するための手段と、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールするための手段と
    を備える装置。
  14. ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
    プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードは、
    第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信するためのプログラムコードと、ここで、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    第2のセルが、前記UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタするためのプログラムコードと、
    前記モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定するためのプログラムコードと、
    前記第1のセルから、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信するためのプログラムコードと、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルによって、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールするためのプログラムコードと
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  15. ワイヤレス通信用に構成された装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のセルから、ユーザ機器(UE)パイロット情報を受信することと、ここで、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    第2のセルが、前記UEパイロット情報に含まれる情報を使用して、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信をモニタすることと、
    前記モニタされたパイロット信号送信に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することと、
    前記第1のセルから、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに関するアップリンク事前スケジューリング情報を受信することと、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることと
    を行うように構成される、
    装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEによる前記モニタされたパイロット信号送信を使用して、前記第2のセルのアップリンクトラフィックリソース上の干渉を推定することを行うようにさらに構成され、前記第2のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記推定アップリンクトラフィックリソース干渉に少なくとも部分的に基づいて、アップリンク通信のためにスケジュールされる、
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記モニタされたパイロット信号送信から推定される前記アップリンクトラフィックリソース上の干渉に基づいて、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEの各UEからのデータ送信に起因する干渉を推定すること
    を行うように構成されることによって、アップリンクトラフィックリソース上の干渉を推定することを行うように構成される、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    データ送信に起因する前記干渉を推定するために、前記モニタされたパイロット信号送信の送信電力レベルと前記少なくとも1つのUEによる前記アップリンクトラフィックリソースにおけるデータ送信の送信電力レベルとの間の電力オフセットを使用すること
    を行うように構成されることによって、アップリンクトラフィックリソース上の干渉を推定することを行うようにさらに構成される、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のセルが、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEに関する送信電力レベル情報を受信することと、
    前記送信電力レベル情報を使用して前記電力オフセットを決定することと
    を行うようにさらに構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEのうちのUEが前記高干渉をもたらすと予想されるリソースにおけるアップリンク通信のために、前記第2のUEグループの特定のUEを選択することと、ここで、前記第2のUEグループの前記特定のUEは、前記推定干渉に少なくとも部分的に基づいて選択される、
    を行うように構成されることによって、前記第2のセルとのアップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることを行うように構成される、
    請求項16に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2のセルと前記第2のUEグループの特定のUEとの間のアップリンクに関して変調およびコーディングスキームを選択すること
    を行うように構成されることによって、前記第2のセルとのアップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることを行うように構成され、
    前記変調およびコーディングスキームは、前記推定干渉に少なくとも部分的に基づいて選択される、
    請求項16に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEのうちのUEが前記高干渉をもたらすと予想されるリソースにおけるアップリンク通信のために、前記第2のUEグループの少なくとも1つのUEをスケジュールすることを回避すること
    を行うように構成されることによって、前記第2のセルとのアップリンク通信のために前記第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることを行うように構成される、
    請求項16に記載の装置。
  23. 前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEの各UEの識別情報を備え、前記識別情報は前記第2のセルによって、前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEを識別するために使用される、
    請求項15に記載の装置。
  24. 前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEの送信電力に関係する情報を備える、
    請求項15に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEによる再送要求送信のためにアップリンクトラフィックリソースを予約することを行うようにさらに構成され、前記予約済みアップリンクトラフィックリソースは前記第2のセルによって、前記第2のUEグループのUEに使用されることはない、
    請求項15に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    再送信のために前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEを事前スケジュールするために、拡張再送要求送信タイムラインを実装することを行うようにさらに構成される、
    請求項15に記載の装置。
  27. ワイヤレス通信のための方法であって、
    バックホール通信リンクを使用して第2のセルに対して第1のセルが、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信することと、ここで、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することと、
    前記第1のセルが、前記第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールすることと、
    前記第1のセルから前記バックホール通信リンクを使用して前記第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEの前記スケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信することと、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、前記アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に前記第1のUEグループの前記UEに前記アップリンクトラフィックリソース割当てを許可することと
    を備える方法。
  28. 前記第1のセルから前記バックホール通信リンクを使用して前記第2のセルに対し、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのパイロット信号送信およびアップリンクデータ送信に関する送信電力レベルオフセット情報を送信することをさらに備える、
    請求項27に記載の方法。
  29. 前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEの送信電力に関係する情報を備える、
    請求項27に記載の方法。
  30. 前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEによる再送要求送信のためにアップリンクトラフィックリソースを予約することをさらに備え、前記予約済みアップリンクトラフィックリソースは前記第2のセルによって、前記第2のUEグループのUEに使用されることはない、
    請求項27に記載の方法。
  31. 再送信のために前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEを事前スケジュールするために、拡張再送要求送信タイムラインを実装することをさらに備える、
    請求項27に記載の方法。
  32. ワイヤレス通信用に構成された装置であって、
    バックホール通信リンクを使用して第2のセルに対して第1のセルが、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信するための手段と、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定するための手段と、
    前記第1のセルが、前記第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールするための手段と、
    前記第1のセルから前記バックホール通信リンクを使用して前記第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEの前記スケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信するための手段と、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、前記アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に前記第1のUEグループの前記UEに前記アップリンクトラフィックリソース割当てを許可するための手段と
    を備える装置。
  33. ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
    プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードは、
    バックホール通信リンクを使用して第2のセルに対して第1のセルが、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信するためのプログラムコードと、ここで、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定するためのプログラムコードと、
    前記第1のセルが、前記第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールするためのプログラムコードと、
    前記第1のセルから前記バックホール通信リンクを使用して前記第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEの前記スケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信するためのプログラムコードと、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、前記アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に前記第1のUEグループの前記UEに前記アップリンクトラフィックリソース割当てを許可するためのプログラムコードと
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  34. ワイヤレス通信用に構成された装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    バックホール通信リンクを使用して第2のセルに対して第1のセルが、ユーザ機器(UE)パイロット情報を送信することと、前記UEパイロット情報は、第1のUEグループの1つまたは複数のUEによるパイロット信号送信に関する情報を含み、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEは、前記第1のセルと通信状態にある、
    前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのうちの少なくとも1つのUEを決定することと、
    前記第1のセルによって、前記第1のセルとのアップリンク通信のために第1のUEグループのUEをスケジュールすることと、
    前記第1のセルから前記バックホール通信リンクを使用して前記第2のセルに対し、高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEの前記スケジューリングに関する情報をアップリンク事前スケジューリング情報として送信することと、ここで、前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEに実際のアップリンクトラフィックリソース割当て許可が付与される前の、前記第2のセルに対して高アップリンク干渉をもたらす能力を有する前記少なくとも1つのUEへのアップリンクトラフィックリソース割当てに関する情報を備える、
    前記第2のセルが、前記受信されたアップリンク事前スケジューリング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のセルとのアップリンク通信のために第2のUEグループの1つまたは複数のUEをスケジュールすることに対応するために、前記アップリンク事前スケジューリング情報を送信した後の期間に前記第1のUEグループの前記UEに前記アップリンクトラフィックリソース割当てを許可することと
    を行うように構成される、
    装置。
  35. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のセルから前記バックホール通信リンクを使用して前記第2のセルに対し、前記第1のUEグループの前記1つまたは複数のUEのパイロット信号送信およびアップリンクデータ送信に関する送信電力レベルオフセット情報を送信することを行うようにさらに構成される、
    請求項34に記載の装置。
  36. 前記アップリンク事前スケジューリング情報は、前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEの送信電力に関係する情報を備える、
    請求項34に記載の装置。
  37. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEによる再送要求送信のためにアップリンクトラフィックリソースを予約することを行うようにさらに構成され、前記予約済みアップリンクトラフィックリソースは、前記第2のセルによって、前記第2のUEグループのUEに使用されることはない、
    請求項34に記載の装置。
  38. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    再送信のために前記第2のセルに対して高干渉をもたらすと推定される前記少なくとも1つのUEを事前スケジュールするために、拡張再送要求送信タイムラインを実装することを行うようにさらに構成される、
    請求項34に記載の装置。
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